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「新しい太陽の書」について語りたい

1 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/13 22:31
ジーン・ウルフの「新しい太陽の書」シリーズ。
言わずと知れたSFファンタジーの大傑作なのに、もう十年以上(?)
版元品切れで手に入りにくいため、年寄りのファン以外は読んだ人も
少ないと思う。
この作品を愛してやまない人、読んでみたいと思う人、熱く語ってくだ
さい。
ずいぶん前にスレが立ってたけど、忘却の彼方だと思うんで重複スレ
にはならないと思います。

2 :1:02/04/13 22:32
「新しい太陽の書」シリーズ
1. 「拷問者の影」早川書房、岡部宏行訳 "The Shadow of the Torturer"
世界幻想文学大賞受賞、イギリスSF協会賞受賞
2. 「調停者の鉤爪」早川書房、岡部宏行訳 "The Claw of the Conciliator"
ネビュラ賞受賞、ローカス賞ファンタジー部門受賞
3. 「警士の剣」 早川書房、岡部宏行訳 "The Sword of the Lictor"
ローカス賞ファンタジー部門受賞
4. 「独裁者の城塞」早川書房、岡部宏行訳 "The Citadel of the Autarch"
ジョン・W・キャンベル記念賞受賞
5. "The Urth of the New Sun" 未訳

3 :1:02/04/13 22:32
関連作品

"The Book of the Long Sun" シリーズ
1. "Nightside the Long Sun"
2. "Lake of the Long Sun"
3. "Calde of the Long Sun"
4. "Exodus from the Long Sun"

"The Book of the Short Sun" シリーズ
1. "On Blue's Waters"
2. "In Green's Jungles"
3. "Return to the Whorl"

エッセイ集
"Castle of Days"
「新しい太陽の書」に関するエッセイ集 "The Castle of the Otter" を含む。

4 :(ノ ~m~)ノ アゲ仙人:02/04/13 22:51
新しい太陽の書
http://mentai.2ch.net/sf/kako/964/964832898.html

5 :1:02/04/13 23:28
>>4
どうもありがとうございます。
懐かしいですねえ。過去ログ倉庫の近くに「魔王子シリーズ」とかあったりして
そういやあ、あのスレ見て「魔王子シリーズ」をヤフオクで入手しなおしたり
しました。
「新しい太陽の書」とは関係ないですけど。

6 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 00:16
うーむ
魔王子も品切れなのか
復刊ドットコムにいってみるかなあ。

7 :1:02/04/14 08:40
早川の場合、10年以上前に出た本で、ちょっと読み返したいなあ、と思う本は
まず間違いなく品切れという印象ですね。

スレ立てた手前ネタ振りします。

主人公のセヴェリアンは大変女性にもてる男で、本の中でいろんな女性と「交流」
するんですが、あちこちの述懐で「もっとも美しく愛しいのはヴァレリアだ」と
あるんですね。ところが実際にはヴァレリアが出てくるのは第一作の最初の方、
ほんの3ページだけです。あと第四作のラストでセヴェリアンはヴァレリアに会い
に行きますが、彼女があらわれる直前で話は終わります。

セクラやドルカス、それにアギアやジョレンタといった女性の濃密な描写と比べて
このヴァレリアのあっさりした書き方はなんだろう?ウルフは意味なく人物を登場
させたり、台詞をはかせたりするような作家じゃあないんで、これは確実に意図的
なものなんだと思うんですが?

8 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/14 09:43
漏れ評価の中では、FTとしては1、2位を争うくらいの
名作だと思うんだが、絶版である以上このスレもすぐに
倉庫逝きとなるんだろうな。追悼age

しかも、あの本を入手するのも難しいけど、それを真っ当に
評価できる人を見つけるのはもっと難しいと思う。
最近の若者にはちと辛いかも。

ところで「ヴァレリア」って誰?(w

9 :1:02/04/14 10:09
まだ追悼はせんでください。
取りあえず「復刊ドットコム」で投票してみては?

ヴァレリアというのは「拷問者の影」第4章で、犬のトリスキールを探しに剣舞の
塔の地下道に迷い込んだセヴェリアンが、たまたま辿り着いた<時の広間>という
場所に住む美少女です。
ヴァレリアのご先祖は、はるか昔の独裁者とともにウールスを去るはずだったのが
呼び出しがかからず、それ以来ずっと<時の広間>で待ち続けているのです。

10 :8:02/04/14 15:05
>>9
あぁ、思い出してきた。ありがとう。
でもヴァレリアにそれほどの意味付けがされているかは疑わしいな。
そう深読みさせようとする、ウルフの老獪なテクニックの一つじゃないの。

ところで女性といえば、なぜアギアがセヴェリアンに対して、あれだけの憎しみを
抱くのかがサパーリ分からん(まあ、「子宮で考えた(世の女性方、スイマセン)」
って感じは理解できるけど)。
それに対するセヴェリアンの対応は、いかにも「男性的」だと思うんだが。

漏れもまた読み返したいんだけど、いつものズボラな性格が災いして、
本棚の何処に埋もれてしまったのかが分からん。
・・・ちと探索の旅に出てみるか。

11 :1:02/04/14 17:31
>>10
ウルフのエッセイ "The Castle of the Otter" によると、ウルフは一冊目の
「拷問者の影」を出版社に売る前に、既に四冊目の「独裁者の城塞」の第二稿を
ほぼ仕上げていたようなので、意味のない描写とかはほとんど無いと思うんです。
わざと曖昧に分かり難くしているような部分はたくさんありますけど。
(というか、私は「ウルフの全ての単語には意味がある」という前提で読んでる
ので)

で、ヴァレリアについては実は第五作の "The Urth of the New Sun" にも短い
けど重要な役回りで出てきて、ここでもかなり象徴的な色合いが強いんですが、
ちょっと紗がかかったような感じで、やはり分かり難い。

12 :でへ:02/04/15 01:22
>1さん 「新しい太陽の書」が大傑作というのは禿同です。
ジーン・ウルフの作品で現在も入手可能なものってありますか?
どなたか教えてください。

13 :1:02/04/15 21:28
>>12
残念ながら翻訳された長編は「新しい太陽の書」の最初の四冊だけなので。
短編はいくつかのアンソロジーに収録されているものがあるので、探せばなんとか。
一番見つけやすいのは河出文庫の「20世紀SF4」の「デス博士の島その他の物語」
だと思います。ただしこれだけ読んでも「新しい太陽の書の続きが読みたい!」
という欲求は満たせないし。
結局はがんばって原書に挑戦するしかないかも。

14 :_:02/04/15 22:12
短編の情報をひとつ提供。

創元からでたホラーアンソロジイ999の2冊目に
ジーン・ウルフ「木は我が帽子」が収録されてる。

15 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 11:39
翻訳リストはここに詳しいよ。
ttp://www.ameqland.com/sfw/wolfe_g.htm

16 :1:02/04/16 21:55
AMEQさんのところは時々参考にさせていただいています。
久しぶりに行ってみたら背景画像にちょっとびっくり。

ところでウルフの著作目録のところはちょっと間違ってますね。
「1987 The Urth of the Mist (新・新しい太陽の書) 」とあるのは
"The Urth of the New Sun"つまりシリーズ第五作のことと思われます。
「1986 Solder of the Mist」と「1988 Solder of Arete (新・新しい太陽の書) 」
とあるのは、古代ギリシアを舞台にしたシリーズで、基本的には新しい太陽の書とは
関係ない話。
もっとも、"The Urth of the New Sun"の出版の際に契約関係のごたごたがあって
代わりに出版社に渡したのが "Soldier of the Mist" なので多少は関係あり。
(読んでないけど)これは最近映画が上映された「メメント」(これも見てない
けど)と同じく、どんどん記憶を失っていく兵士の話なので、裏セヴェリアンかも
しれない。

あと1988年までしか載っていないのがさみしい。メールしようかな。


17 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 21:59
語りたいのはやまやまなんだけど、古本が高すぎるので・・・
手が出ない。
原書買うのが一番安上がりか。英語読むのかったるいけど。
ブックオフで稀に見かけるけどバラバラなので
つい買いそびれて後悔する。
誰か安価で譲ってくれ


18 :1:02/04/16 23:02
私ももともと持っていた本が引越しやなにかで手元からなくなって、二年くらい前に
古本屋で買い直しました。一冊1,000円くらいだったか。
原書のペーパーバックだと2巻一冊で2,000円前後だから、似たようなものですね。


19 :17:02/04/17 01:02
>>18

私の見かけた店は4冊揃いだと1冊2000円でセット8000円
とかでした。
ブクオフは300〜400円だけど実家に1冊だけ持ってるやつが
どれだったか覚えてないので、同じだったらどうしようと思い
つい買いそびれてしまう。
最後に見かけたのが一昨年の八王子ブクオフだったが、
次に行ったらなくなっていた(涙
このシリーズとはつくづく相性悪いらしいです。
今度根気強く探してみます。


20 :1:02/04/17 22:02
>>19
8,000円はやはり躊躇しますね。でもヤフーオークションだと時々揃いで4,000円
くらいで出品されてるような気がするんですが。今見たら第1巻だけ1,000円で
ありました。あと高原書店でもやはり第1巻が1,000円でありましたよ。

でも原書で読めるならそれが一番かもしれませんね。ウルフの英語は確かに難しい
と思いますが、翻訳を読んだことがある方なら、まあなんとかなるんじゃないかと
思います。それとも1冊だけ読んだ、ということでしょうか?

で、4冊分読み終わるころにはウルフの英語にも慣れてきて、そのまま未訳の第5巻
に突入する、と。

21 :19:02/04/17 22:48
>>20

そっか第5巻があるんですね。
4巻までが絶版になってる現状からして翻訳の出る
望みはゼロに近そうだし、やっぱ、1巻から原書チャレンジ
しちゃおかな。

22 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/17 23:09
英語で読め。
俺は100ページで挫折したけどね。
読み続けると面白くなるのか?

23 :TO-TO-:02/04/17 23:45
天野さんの絵に引かれてソッコーかって読んだ…でも覚えてない。
(多いなあこういうの。)

24 :1:02/04/18 00:05
ヴァレリアについてここ二、三日考えたことのメモ。

1. ヴァレリアが最初と最後にちょこっとしか出てこないのにはきっと意味がある。
2. たぶんそれは「新しい太陽の書」がタイムトラベルSFでもあることと関連する。
3. ヴァレリアとの出会いによってセヴェリアンの時間軸が変化して独裁者となる
道を歩むこととなったかもしれない。
4. ヴァレリアはたぶんセヴェリアンの行為によって滅ぼされるウールスの象徴。
5. ヴァレリアはたぶんタロス博士の劇に出てくる伯爵夫人と同一人物。

25 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/20 02:45
すいません、昔買ったまま未読です(書庫に眠ってる)。
このスレ読んで気になったのですが、
この本、未完、なんでしょうか?
全4冊、と謳ってた記憶がぼんやりあるのですが、
スレを読むと未訳があるみたいで。
中途で終わってしまっているのでしょうか?

26 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/20 03:14
エルリックの7巻以降みたいなもんだろう>>25

27 :1:02/04/20 07:30
もともと四部作として構想されたものですが、最終巻のエンディングについて、
編集者のデイヴィッド・ハートウェルと議論になって、やはり5巻目でもろもろの
決着をつけることになりました。「独裁者の城塞」が出版されたのは1982年ですが
"The Urth of the New Sun" はハートウェルの移籍があったりして1987年に出版
されました。

28 :1:02/04/22 22:32
やっぱり話題が続かないかなあ。

29 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/29 23:31
>>28
いや〜、どちらかと言えば「話題があり過ぎ」なんだね。
で、何を何処から語って良いんだか・・・とっかかりが見つからない。。。
第1章13ページの内容だけでも
ライトノベル一冊分ほどの、濃密な展開だもん 

とにかく好き!面白い。

ただし、自分が本当にこの本を理解出来ているのか「?」な不安はある。

30 :永遠の教会の出現:02/04/29 23:55
>"The Book of the Long Sun" シリーズ

って「新しい太陽の書」とどんな関連があるのですか?
世代交代宇宙船の話らしいというのは知ってるけど。。。


31 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 00:07
早川の「SFが読みたい!」で知って探したんだけど無くて、未だに読んでないよ。
図書館にも無いしさ。
復刊の予定はまったく無いんですかねェ?


32 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 00:15
原書1と2、3と4の各合本買いました。
今読んでいる本を読み終わったら、チャレンジしてみます。

33 :_:02/04/30 00:15
復刊して欲しいね。

この本の読者はとにかくこれを何度も何度も
読み返さずには居られないし
あまつさえ読んでる途中にも別の章や別の巻のどこかを
たびたび参照せずにはいられなくなっているため
本の損傷が激しくて困っている。

復刊されたら喜んでもう1セット購入するよ。

34 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/30 13:13
これってSF?ファンタジー?
ネタばれにならない程度に、内容教えて下さい。

35 :ざんて:02/04/30 16:06
多少ネタばれ入るけど、The Urth of the New Sunを含めてここに詳しいよ。
ttp://ultan.net/index.html

36 :永遠の教会の出現:02/04/30 19:05
>35

謝謝にぃー。

37 :1:02/04/30 23:02
>>34
最初読んだ時には、SFとしてもファンタジーとしてもどっちでも解釈できるよね、
と思ってましたが、何度も読むうちに、作者は明らかにSFとして書いているらしい
と思うようになりました。第5作はほとんど完璧にSFとして書かれています。
それによって「ファンタジー」としての魅力が少しだけ失われたような気もします
が、物語世界の見方が、より多層的になったと思います。

ちょっと例えると「指輪物語」を楽しむのに「シルマリル」を読む必要はないけど
も、「シルマリル」を読むことで「指輪物語」の別な読み方が楽しめる、といった
感じです。(最近映画化にあわせて読み返したので)

ところで誰かに自作自演と言われる前に白状すると、上記 >>35 のサイトの管理人
だったりします。

38 :35:02/05/01 02:49
35である。これが掲示板といったものに対する初書きこみだったのだ
が、いきなりこちらが一方的に知っている人からの反応でビックリし
ている。あの優秀サイトの作成者に敬意を表して、いくつか話題を提
供したい。

・「拷問者の影」p.15,ll.5-8 における還元主義に対する言及に関し
て。ある秘教として念頭に置いている宗教もしくは思想は何か?キリ
スト教系のセクトもしくはユダヤ教、イスラム教か?あるいはゾロア
スター教やヒンズーなど非聖書系宗教か?それとも自然科学者?ちな
みに私は新約聖書ヨハネによる福音書第一章1-5節(「初めに言があっ
た。云々。」)が、キリスト教圏の知識人の書く文章の背景にあると信
じている。Wolfeも例外でなく、これに関わる言及がその後も再三現れ
る。(「警士の剣」 p.195,ll.4-5、p.235,l.11-p.236,l.3など。特
に、the Increateに関して語られる部分と連関することが多いように
思う。)

・「拷問者の影」p.377,l.2-p.378,l.6における「あらゆるものは、三
つの意味を持つ」という命題について。これは摂理主義と考えていいの
だろうか?(この部分はoriginalの方が理解しやすい。特に、最後の
ドルカスのセリフ―and the first is impossible―は、to findにか
かるはずである。なお、ここでは神のことをthe Pancreatorと呼んで
いる。)

・「独裁者の城塞」p.58,ll.3-12におけるセヴェリアンの問いに対す
るアスキア人の回答が二重であることの意味は?どう二重なの?

以上、10年以上前から気になっていたことを徒然に。私は、この物語
の世界の構造よりも思想的背景といったことの方に興味があるようで
ある。なにぶん、書きこみ2回目なので、何か粗相をしてないか心配だ
が、悪しからずお取りいただきたい。


39 :1:02/05/01 22:54
>>35さん、
めっそうもない、造りかけでほとんど放ったらかしにしているいい加減なサイトな
ので、お恥ずかしい限りです。

掲示板あるいは2ちゃんねるへの書込みということだと、暗黙のルールのような
ものは存在するようですが、SF板のようなマイナー板の、さらにマイナーな
このようなスレであれば、常識的な書込みを心がければ良いのではないでしょうか。
人口が増えてくるとそうも言っていられないようですが。

もっとも、このスレへの書込みを見ても「新しい太陽の書」という作品を読んで
みたいが入手できない、という方が多いようで、あまりマニアックに走り過ぎない
方が良いかな、とは個人的に思います。マニアックでもいいけれど、未読の方が
読んでもひいてしまわない程度に、ということで。


40 :1:02/05/01 23:16
さて、当方宗教学も神秘主義も知識がないので、せっかく振っていただいた話題に
ついていけるかどうか心もとないですが、取りあえず思いついたことを書きます。

「警士の剣」で例として挙げていらっしゃる部分は確かにキリスト教(あるいはストア
学派?)的なロゴスの影響が強いように思います。一方最初の部分はどうか、という
とちょっと別の宗教なんじゃないか、という気がします。

(私の場合は物語世界の構造という側面により惹かれるせいかもしれませんが)
「警士の剣」の例では、万物主の存在はセヴェリアンにとって常識であるのに対し
て、「拷問者の影」の最初の部分では「秘教の高僧が」とされており、この世界の
中心的思想である、キリスト―ユダヤ―ゾロアスター的な思想とはやや異なった
体系なんじゃないかな、という気がします。もっとも手元の辞書に "mystes" と
いう単語がのっていなかったので「秘教の高僧」という訳の妥当性はよくわかり
ませんが。

で、全く根拠はないのですが、仏教の唯心論とかかなあ、と思いました。

ウルフ自身がまあまあ熱心なカトリック教徒のようですし「新しい太陽の書」特に
第5巻では、キリストの復活、最後の審判、大洪水、原罪、といったキーワードが
頻出します。しかしキリスト教のシンボリズムだけでは被いきれない部分がたくさん
あって、原始キリスト教、ユダヤ、それにゾロアスター教まで渾然一体となり、
それにスーフィーズムとインカ神話をふりかけたもののように思います。

作中に時々出てくるカバラやゾロアスター教の用語が、単なる雰囲気作りに利用
されているだけのか、それともそれぞれの世界観と物語とがもっと密接に結びつい
ているのかは浅学にして読めていないのですが。

41 :34:02/05/02 00:48
めちゃくちゃ読みたくなってきた。
でも原書は読めないから、翻訳本を古本屋で探し回るしかないのか・・・

42 :29:02/05/02 09:06
な〜んだ! 1さん=あのサイトの管理人さん
だったんですねー
第5巻の内容を知る事が出来て感激してました。
ご苦労様&ありがと〜

43 :1:02/05/02 23:26
>>42
第5巻の紹介についてはちょっと書きすぎかなとも思うんですが、ついつい細部が
気になってしまいまして。要約が下手くそなもので。

>>38 の二番目の問いについて。
これは三つの意味(実用的な意味、周囲の世界の反射、変質した意味)の三番目が
「摂理主義」であるか、ということですよね。これがキリスト教の一派としての
「摂理主義」か否かということなら、それは私にはわかりません。
あるいは新プラトン主義と言ってもよいのかもしれませんが。

ところで「警士の剣」の377ページにも同様の独白があって、庶民の信仰、吟遊詩人
の洞察、形而上学者の理論、が対比されていますよね。この三人の上帝、という
説はギリシア哲学かなにかであったような気もするのですが、記憶が定かでありま
せん。

前者(「拷問者の影」でのセヴェリアンとドルカスの会話)は<鉤爪>を失った
ペルリーヌ尼僧団の大聖堂が炎上する場面であり、後者(「警士の剣」でのセヴェ
リアンの独白)がセヴェリアン自身が<鉤爪>を失った場面です。
この二つの場面は明らかに相似形をなしているので、そこにヒントがあると思う
のですが。
例えば<鉤爪>は庶民の信仰の対象であり、高次の宇宙の流出であると同時に、
海岸に生えた植物の棘でもある、といった具合に。


44 :1:02/05/02 23:45
>>38
三番目の、アスキア人の答えの二重の意味というのは全然わかりません。
原文読み返してみたけど、やっぱりわからない。誰か教えてください。

45 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 02:53
菜っ切り包丁カコイイage

46 :Vodalarii:02/05/03 04:15
35です。番号というのも味気ないのでコテハンとしてVodalariiを名乗
らせていただきたいと思います。ついでに文体も変えときます。

>>39 確かにマニアックに過ぎたと思います。未読の方が、というよ
り、既読の方でここに集っている人が少ないという前提で話すべきな
のでしょう。また、私のこの作品に対する評価は現代文学の最高峰と
いう位置付けであり、単なるエンターテインメントとしてのSFとは考
えておらず、楽しみ方としての切り口はたくさんあると思っています。
ということで、この場では、私の好きなシーン、またはセリフを挙げ
たいと思います。(もしも、著作権にからむ可能性があるなら指摘し
て下さい。)以前の思想的背景についての議論は1さんの掲示板かメ
ールにて行うということにしたいのですが…。(返答というか反応は
また後ほどということで。)


47 :Vodalarii:02/05/03 04:16
さて、第一弾としてはこのコテハンに選んだ単語に関するものです。
別にキャストとしてのヴォダルスが魅力的な人物とは思えませんが、
革命家集団としての彼らに共感する性格なのです。(ちなみに、私自
身は学生運動華やかなりし世代よりだいぶ後の世代に属しますが。)
セヴェリアンは、その心情を「独裁者の城塞」p.325で死を目前にした
独裁者に吐露します。「子供の頃からあなたを憎んでいました。」と。
私はこのシーンが好きです。フレイザーの金枝篇(実は未読です)に
あるように権力の委譲を行うにあたって「共和国」では王殺しを行うわ
けですが、その責任を負うにあたっての決意と畏れが伝わってくる緊
迫感にあふれる場景です。


48 :Vodalarii :02/05/03 04:47
>>43 The Urth of the New Sunの要約、読ませていただきました。私
がoriginalを読んだのはもう5〜6年前で、しかもあまり良い出来とは
思えず、1度しか読んでなかったのでほとんど印象に残っていませんで
した。特に前半の記憶がまったくなく、そういえばそうだったなと思
い出すことができました。イマールやテュポーンが出てきたところは
印象的だったんですが。あまり語るべきものを持たないのでこれに関
してはいずれ読み返したなら…という感じです。


49 :1改めabaia ◆URTH.f.. :02/05/03 08:22
>>47
私にはセヴェリアンが何故に独裁者を憎み、ヴォダルスに共感するのかがよくわか
らない部分があります。もちろんセヴェリアンは自分の属する組合も含めて停滞
しきった「現状維持派」としての独裁者を憎み、ウールスに「進歩」をもたらすで
あろうヴォダルスに心酔する、ということなのでしょうが、それにしては「子供の
ころから憎み」「できたら(危害を)加えていたでしょう」という表現はずいぶん
強い表現なのではと思います。しかもこの独裁者対ヴォダルスの対立の構図は、
実は独裁者自身によって演出されているわけですし。



50 :29:02/05/03 18:13
>「子供のころから憎み」「できたら(危害を)加えていたでしょう」
その台詞は
ひょっとすると「セクラの方(かた)」が言ったのかもしれませんね。
独裁者の近くに「子供のころから」いたのは、彼女の方だったから・・・

セヴェリアンのヴォダルスに対する忠誠心みたいなものだけど
その辺のウンチクと言うか、考え方と言うか、、、面白く読みました。

調停者の鉤爪P109
>いったん他人を救えば、われわれは一生涯その人のものとなる。
(中略)
>他人に真の利益を与える人は、一瞬間、万物主と同じレベルに上がる。
>そして、その昇格への感謝の気持ちで、その他人に生涯仕えることになるのだ。

51 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

52 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/03 21:52
>>50
>ひょっとすると「セクラの方(かた)」が言ったのかもしれませんね。
>独裁者の近くに「子供のころから」いたのは、彼女の方だったから・・・

あっ、それいいな、と思って原文確認したら、
"I've hated you since I was a boy, Sieur." となってました。
でもセヴェリアンが話していると思える部分をセクラに置き換えて読むと面白い
かもしれませんね。

53 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 23:06
ところでここで「カワウソの城」読んだ人どのくらいいる?


54 :29:02/05/03 23:12
な〜るほど>I was a boyでしたか!
では、セヴェリアンが独裁者を憎んだのは
最初のはじめ
「拷問者の影」第1章ですね。うん、確かにあの時はboyだね。

ヴォダルスの命を救い、その報酬として手に入れた1個のコイン。
そのコインをポケットに入れた。
その時から、セヴェリアンは独裁者を憎んだ。
・・・と、いう事ですね。

55 :Vodalarii:02/05/03 23:29
>>49
これは階級社会における非エスタブリッシュメントの共通の感情では
ないでしょうか。三権分立もこの感情を納得させるために考えだされ
たようなものですし。「権力は腐敗する」という命題が真であるのが前
提の社会にいるかどうかの違いのような気がします。乱暴なアナロジ
ーを使うと、拷問者組合の立場は江戸時代における穢多・非人のよう
なものです。生産者のすべてが憎む階級に属する人々は、権力者を憎
む以外ないのではないかと思います。
「拷問者の影」p.55
>(前略)それでも常にわれわれの組合のパターンが、あらゆる職業の
>社会において、(<絶対の家>のイナイア老の鏡の反復のように)無
>意識に反復されているのを知っている。だから、彼らもすべてわれわ
>れと同じ拷問者なのだと知っている。獲物が狩人に抵抗するのは、わ
>れわれの客人がわれわれに対抗するのと同じである。買い手と売り手,
>共和国の敵と兵士、被支配者と支配者、男と女。みんな自分の亡ぼす
>ものを愛している。

56 :Vodalarii:02/05/03 23:32
>>50
セクラが言ったとする考え方、面白いと思いました。そうかもしれま
せん。セヴェリアンにしろ、セクラにしろ、この作品の人物は大抵矛
盾を抱えた人物として描かれているように思います。ある意味でドル
カスくらいかもしれません。あまりにもステレオタイプなのは。あん
な哲学的会話を好む女性は小説の中くらいでしか見たことない気がし
ます。時間を超えて旅した人だからというつもりなのかもしれません
が。
いずれにしろ、割り切れない思いを言語化するのが上手い人です。

57 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/03 23:41
>>53
はい。

>>54
夏:ヴォダルスを助ける。
冬:トリスキール、ヴァレリアと出会う。セヴェリアン徒弟頭になる。
  セクラの方、客人になる。
翌冬:セヴェリアン職人になる。
初春:セヴェリアン組合から追放される。
秋頃:セヴェリアン城塞に戻る。

こうしてみるとヴォダルスと出会ってから二年しかたっていないんですけどね。
もっともドルカスを探しに行く道連れの徒弟仲間たちはまだ幼さを残している
ので、二年前のセヴェリアンは自分自身の認識として「子供」だったのでしょう。

ところでセヴェリアンのヴォダルスに対する感情ということだと、「拷問者の影」
47ページの「自分がある意味で正気を失っていることに初めて気づいたのは、この
混乱の時期だった」というあたりも気になりますね。



58 :29:02/05/03 23:45
>>53
>「カワウソの城」
読んでないです〜。。。読んでみたいけど

59 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/04 00:20
>>55
確かに被差別集団である拷問者組合の徒弟が権威を憎むのはある意味自然なのかも
しれませんが、一方で拷問者組合は王権と密接に結びついてもいるんですよね。
独裁者は主として社会の下層階級から選ばれていますし、セヴェリアンは拷問者
であったからこそ独裁制の真の目的を達成することができたわけで。
それに憎むなら高貴人を憎んだ方が自然なんじゃないでしょうか。

結局、>>54 さんの言うように、コインを受け取ったからこそ独裁者を憎んだという
のが正しいような気がします。

60 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/04 07:38
サーバー移転でスレが沈んでたようなんでage。

61 :29:02/05/04 19:47
>>57
I was a boy
この意味だけど・・・
「子供=幼い頃」って意味じゃなく
(独裁者の役割ついて)自分は無知だったので、憎んでいた
と、読めませんかね〜    どうでしょ?

62 :29:02/05/04 20:21
そうそう
>>38
>セヴェリアンの問いに対するアスキア人の回答が二重であることの意味は?
>どう二重なの?
の私なりの考えを書きましょう。

>わたしはひとり言同然にいった。
>「きっとトリックか、嘘か、間違いにちがいない。
>そんな国民が存在するはずはない」

☆ブッブッー(不正解)
アスキア人は実際に(セヴェリアンの目の前に)存在する。

☆ピンポ〜ン(正解)
アスキア「人」は存在しない。
・・・人間性を失っているのでもはや「人」とは言えない。

アスキア人兵士の回答って、両方の意味を持っているような
そんな気がする・・・

63 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/04 23:16
>>61
「調停者の鉤爪」111ページにも「彼の命を救った時、わたしは少なくとも精神的
には少年だった」とありますね。
あと「拷問者の影」47ページには「自分がある意味で正気を失っている」の部分に
あるようにちょっと特殊な精神状態で、自分が見たいと思ったものをヴォダルスの
中に見た、ということかもしれませんね。



64 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/05 00:03
>>62
"I had been answered, and doubly." の "doubly" なんで、ひょっとすると
「二重に」ではなくて「予想していたより以上に/予想に倍加して」くらいの意味
かもしれないですね。
でもなんだか我ながら枝葉末節に拘りすぎてるようでちょっと反省してsage

65 :名無し三等兵:02/05/05 02:01
 こういう検討ができるのも、岡部さんのエレガントな翻訳あってのも
賜物ですなぁ。

66 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/05 17:15
>>40 で「"mystes" の原義がよくわからないので」と書きましたが、ウルフ自身の
いわゆる「カワウソの城」"The Castle of the Otter" の中に難解な単語の語源を
解説したエッセイ "Words Weird and Wonderful" というものがあります。
それによると "mystes" は "mystery" のもとになった言葉で、神秘主義カルトの
創始者を意味する、というようなことが書いてあります。
("Castle of Days", p.235)

ここで面白いのは、ウルフはこういった "mystes" に対してかなり否定的で
「オズの魔法つかいならペテン師と呼ぶような連中」といった書き方をしています。

これが神秘主義一般に対するウルフの見方なら、「新しい太陽の書」の中で一見して
神秘主義に見える部分についての解釈も変わってくるんでしょうね。

67 :名無し三等兵:02/05/05 19:25
>66
 そのあたりは、やはりあれですね「警士の剣」での魔法対決(笑)が参考に
なりますよね。

 セヴェリアンははじめミステリーの秘儀(新しい太陽を妨害するまじない)など
を機械的に類推できる程度の知識として理解していて、そのおりには「いかさま」
と断言し、さらに、その種のいかさま・・・信じやすい人に、みたいと信じている
ものをみさせる・・・ことができると思い、自信を持って自分も「マグスである」
と名乗ることすらしますが、実際のデクマンとの対決の後では、それらの
秘儀や秘術に力のあるものも存在するという認識を得ていますね。


68 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/06 00:02
>>29
「カワウソの城」の簡単な内容紹介をアップロードしておきましたので、もし
ご興味があればどうぞ。

>>67
純然たる「魔術」と思われるシーンはあそこだけだったと思うんですが、どうでしたっけ?
また「警士の剣」235ページでセヴェリアンは「闇と呼ばれる力は、自在神が話さなかった
言葉のように、わたしには思われる」と言っていますが、これは何でしょう?

69 : :02/05/06 00:21
>>1よ。
私を置いてSF版へ逝ってくれ。

70 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/06 00:39
>>69
すみません、意味がわからないのですが、何かの引用でしょうか?
それともうざいからあんまりageるな、というようなことでしょうか?

71 :29:02/05/06 11:34
abaiaさん
「カワウソの城」のUPありがとうございます。

ところで、「独裁者の城塞」の中のエピソードで
サムル号の船長が、自分の剣クラルマルテをセヴェリアンに手渡す場面ですが

>(略)彼は腰のクラルマルテを外してわたしに手渡し、おごそかな口調でいった。
>「この剣は幾多の厳しい戦いで、わたしの役に立ってくれました。
>やつらの首を取りにいらっしゃい。しかし、相手のベルトのバックルに当てて、
> 刃こぼれをつくらないように用心してくださいよ」
>わたしは感謝して彼の剣を受け取り、首なら昔から大好きだといった。

こういう、その場で聞いている人々が凍りつくような台詞が
私は、スゴイと思ってしまうんです。
「ジョーク」「話術」で人が笑ったり、ゾッとしたりするのも 
ある種の魔法?かな・・・な〜んて思ったりします。

72 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/06 23:15
>>71
>わたしは感謝して彼の剣を受け取り、首なら昔から大好きだといった。

セヴェリアンという人は時々何気なく凄いことを言ったりやったりしますね。
ヴォダルスの隠れ家に向かう途中でさほど意味もなく自分を捕らえた連中の首を
刎ねたり、さすが拷問者というか。

首を刎ねるといえば「調停者の鉤爪」でモーウェンナの首を刎ねるシーンも実に
淡々と処理していますね。ここではセヴェリアンがモーウェンナが有罪だと思って
いるのか無罪と思っているのか、はっきりしません。ただ、有罪かどうかは
問題ではなく「拷問者はただ服従するのみ」というちょっとわかりにくいけど、
どうやら重要なテーマがあらわれてますが。

73 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/08 17:19
3巻でちらっと言及されてた「田舎を放浪している刺客(culteralii)」
ってのはどういう連中なのか気になるんですが、誰かご存知ですか?

74 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/08 17:31
3巻でちらっと言及されてた「田舎を放浪している刺客(culteralii)」
ってのはどういう連中なのか気になるんですが、誰かご存知ですか?

75 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/08 18:53
二重・・・すいません。

76 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/08 22:11
>>73
「調停者の鉤爪」の26ページに「(バルノックは)反逆者ヴォダルスの刺客(カル
テラリアイ)と結託し、彼らの餌食になりそうな人の到着や出発を通報したのだ!」
とありますから、普通に考えるとヴォダルス配下のならず者といったところではない
でしょうか?


77 :___:02/05/10 13:02
なんか濃いなぁ・・・厨房のときに読んだけど正直わからなかったよ。
もう1回読んでみよっかな

78 :73:02/05/10 19:35
>>76
あいがとうございます。
「新しい太陽の書」は近所の図書館で見つけたんですが、2巻だけ無くなってたんで、
読んでないです。
タロス博士にスカウトされたウェイトレスの女の子って、一体どこへ消えたんだろう(w
あの二人組の実験台にでもされたんだろうか・・・


79 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/10 20:50
>>77
例えば読んでいない方からすると「なんて細かいことに拘って」という風に見える
かなあ、とかも思うんですが、読み返すほどに発見があって正直楽しいんですよ。

>>78
2巻だけ読んでいないというのはさぞや悔しいでしょうね。でもそうするとセヴェ
リアンの頭の中にセクラの方がいる理由とかもわからないわけですよね?

>あの二人組の実験台にでもされたんだろうか・・・

正解です。でも1巻の後半にもちゃんと登場してますよ。


80 :名無し三等兵:02/05/11 08:03
>79
 あ、abaiaさんいぢわるだし(笑)


81 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/11 09:47
>>80
はは、でもまあ正解は正解じゃないですか。

ところで復刊ドットコム http://www.fukkan.com/vote.php3?no=3378
コメントとか見ても、3巻だけ読んでないとか、4巻だけ読んでないとかいう方が
結構いらっしゃるようで、そういう方たちが集まって語り合うと全然別の物語に
なっていたりすると面白いかなあ、と妄想したり。

例の「庶民の信仰、吟遊詩人の洞察、形而上学者の理論」みたいな感じで。

82 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/11 10:06
で、このスレは妙に堅い話題にばかりになっちゃってますが(そのかなりの部分は
私に責任があると思うのですが)もっと「ドルカス萌え」みたいなレスがあっても
いいと思うんですよね。その手のネタには不自由しない話だし。

ネタ振りに順番をつけると私の中では
ヴァレリア>ドルカス>セクラの方>サイリアカ>アバイアの女奴隷>ジョレンタ
>キャスドー>ピア>セア>アギア>アヴァ>フォイラ>その他 の順。

あと「警士の剣」230ページで「ドルカスとジョレンタが手をつないでやってきて、
たがいに微笑みかわしたが、わたしを見なかった」という部分が結構気になって
います。この二人はできてたのか?それともメシアンヌとジャハイだからか?

83 :オッシパゴと名無しとファミリムス:02/05/11 15:51
お初です。
オールドファンなので、ハヤカワの刊行時に追ってまして
なんとなく何度も読み返して今日まで。

3巻目のクライシスな展開で次巻待ち、て時に
早く完結を、てのと、でも終わってはしくない、てのが
同じくらい強い、面白い作品でした^^

女の子萌えはあんまないのだけど、決戦燃え(w)では
3巻のテュポーン戦>塔での対決>1巻のアヴァーン決闘てとこかな

あと物語中物語や、命助けたから、とか、寺院が浮いたのは、とか
なんてぇか屁理屈系(w)をまとめてみたいとこですね。
また読み返してみます。


84 :名無し三等兵:02/05/11 16:02
 萌かどうかわかんないんですが、1巻p.292の「わたしは・・・」からp.293の
「彼女の顔からすべての知恵が流れ去り、それが目の隅に凝結して、
水晶のような雫になった」というくだりは、たまらなくエロティックで耽美
だよなぁ、と思います。
 SFでは、どっちかというとステロタイプな女性描写が多く、またそれに慣れて
いたので「生身の女性」の不可思議さを感じさせる記述が多くて勉強になり
ました(何のだ?(笑))

 過去からやってきたドルカス、彼女が生きている時代に自分が存在
し損ねたことから失ってしまうという話の流れもあって、この話の中で
もっとも印象深いです。


85 :29:02/05/11 17:13
abaiaさん
>>82の>順番を見て
なぜ「セヴェリアン」を萌えリストに入れない!
・・・と、怒ったんだけど、、、へへ、勘違いしてました。
abaiaさん自身の女性の趣味でしたか!  ち、違いますぅ〜?

86 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/11 22:57
>>83
物語内物語と屁理屈系、いいですねえ。私もそのうち時間があればまとめたいと
思ってるんですが、いつになることやら。

>84
おばあちゃんなのにね。あとセヴェリアンが突然サディスティックになる場面も
多いですね。ダリアに対する仕打ちとか、鎖に繋がれたままのピアとセックスする
ところとか。

さらに「なぜなら、飢えた口としなやかな体のピアは、ドルカスを思い出させた
からである」(警士の剣、314ページ)なんてのもありますし。

>85
はいそうです。というかセヴェリアンを萌えリストに入れるなんて思いつきもしな
かったのです。セヴェリアンというのは、真面目そうにして、見ようによってはとん
でもない女たらし、ある意味ウールス中のすべての女性を愛そうとしているような
ところがありますよね。同時に拷問者であり「女にとって死」でもあるわけですが。
これも<新しい太陽>となる宿命か?

87 :29:02/05/11 23:44
>ウールス中のすべての女性を愛そうとしているような
そーね、それも分け隔て無く公平にね。
死も同様に訪れる。(って自分で書いてて字面が、こ、怖い)

私の目から見ると
ヴァレリアは待ってるだけの女性だから×
アギア♥だけどね〜

88 :29:02/05/11 23:48
あれ?
アギア♥ はーと
うまく表示されないな

89 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/12 00:00
>>87
ちょっとマジレスすると、ヴァレリアは他の生身の女性とはちょっと違う、概念と
しての女性、セヴェリアン自身が滅ぼすウールスの象徴だと思うんで、同列にする
のは我ながらちょっと変かも。

>>88
機種依存文字だからでしょう。ハートは普通Macでは表示できてもWindowsでは表示
できないそうです。でもなぜかうちのWindows2000ではちゃんと見えてるんですが。



90 :29:02/05/12 00:15
「はーと」は機種依存文字とは違うよ
Windowsでも「♥」←これを小文字で打つと出るはず。
abaia さんに見えてるんなら、私のPCの不具合ですね。

91 :29:02/05/12 00:36
ちっ、もうーっぼけぼけだ!
「♥」←これを半角で打つ
これがホント

逝ってきます。

92 :名無し三等兵:02/05/12 04:08
 ハートマーク見えてまっせ、かちゅ〜しゃですけど:-p

>おばあちゃんなのにね。

 そうそう、岡部さんが苦笑するのも判る気がしますよ(笑)
 他社に対してのまなざしにも、どこか突き放したところがありますよね。
 後に<城塞>(しろ)に帰還したおりのマクセリンデスとイータをみる目線とか
あるいはキャスドーの一家を語る態度とか。
 ダリアに向かって言うせりふである、わたしはわたし以外の何者も支配
しようとは思わない、というせりふが端的に言い表しているのでしょうね。

93 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/12 08:36
>>90
文字実体参照の&hearts;はNetscape 4.xでは表示できないようですが、
そのせいでしょうか?うちでもIE, Mozilla, OperaではOK、Netscape4.78では
不可でした。


94 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/12 08:52
>>92
ダリアへの台詞は唐突でわかりにくいですね。肉欲を利用して支配しようとする
ダリアに対して警告しているようにも、自分は絶対的存在に*のみ*「服従」する
拷問者である、という表明にも読めるし。でも偉そうに言ってる割には結局するん
ですよね。それとも違うのかな?

ところで最後の一文は "There is only one living woman I desire, and no
man but myself." なんで「自分以外のだれも支配したいとは思わないんだ」よりは
「わたしが欲しいと思う生きた女は一人だけ、欲しいと思う男は自分だけだ」になる
ような気がします。そうすると文の後半はセクラの方が話しているのかもしれません。
実はサディスティックな部分はセクラの方が為さしめているのかもしれませんね。

95 :名無し三等兵:02/05/12 09:40
>94
 表面上だけ見ると、ダリアとセヴェリアンの間での「どちらがシチュエーション
の主となり従となるか」についての駆け引きに見えちゃいますよね。

 でも深く読み始めると、やがてセヴェリアンが支配し統治する世界の最初の
一歩がダリアなわけで、こういう遅発信管のようなネタが随所にちりばめられて
いて油断も隙もあったもんではないですよね(笑)


96 :29:02/05/12 14:08
セヴェリアンが、人とかかわる時は
相手にとって「鏡」のように振舞いますね・・・私はそう思います。

相手が、力押しだったり高圧的なら
セヴェリアンも、自分の技を惜しまず発揮(ちょいちょいっと圧倒)
保護を求める者へは、惜しみ無く与え
供物は、ありがたく頂く。

セヴェリアンの言動が、ダリアに対して残酷に見えても
公平さからいうと「適当である」と言えるかなって思う。
罪に対する同等の罰って意味で・・・
ダリアも結構楽しんでるみたいだけどね。

97 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/12 22:42
>>96
>相手にとって「鏡」のように振舞いますね

確かにそのように見えますね。早くも「神」化しているというか、なんというか
「抽象的な存在」のようになる時がありますね。たぶん一人であると同時に多数
でもある独裁者である/となることも関係していそうですね。

それと関連して、絶対記憶を持つセヴェリアンに、果たして通常の意味での人格が
存在するのか、という疑問も湧くのですが。作中ではふれられていませんが、
セヴェリアンのこの異常な能力は(たぶん時を超えて働く<新しい太陽>の力に
よって)ウールスのあらゆる物事を記憶する一種の装置として与えられたのかな、
と思います。

>供物は、ありがたく頂く。

なるほど、そういうわけだったか!

98 :29:02/05/13 21:59
セヴェリアンに完全な記憶があって
>鎖の響き、風のささやきの一つ一つ、あらゆる光景、匂い、そして味が、
>わたしの心の中に残っている。

そして、「その時」を思い出す事で追体験ができるなら
「時の回廊」と同じ機能じゃん・・・と思ってました、私。

99 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/13 23:21
>>98
>そして、「その時」を思い出す事で追体験ができるなら
>「時の回廊」と同じ機能じゃん・・・と思ってました、私。

セヴェリアンの記憶と「時の回廊」=タイムトラベルがある意味において類似の
ものだとすると、時間線を移動する際に微妙に異なるパラレルワールドが存在しう
るように、セヴェリアンの記憶も異なる時間線に属する矛盾する要素が混在すると
いうことはないでしょうか。

例えば「拷問者の影」の終わりから「調停者の鉤爪」の最初の部分のなんだかよく
わからない断絶とか。ひょっとしてここで世界がシフトしている?
異なる時間線ということでいうと「拷問者の影」の最初、溺れた場面で、ある世界
のセヴェリアンは死んでいるわけですし。なんだかわれながら混乱してるなあ。

100 :29:02/05/15 22:32
私は、人の名前も覚えられないし
物事を忘れる早さといったら・・・自分であきれるほど
もちろん「絶対記憶」なんて持ってない

しか〜し!
集中力と想像力&暴走的思いこみの力で
脳内時間旅行を疑似体験してます。。。
「読書」です。
文字(この不可思議でくねくねした記号めっ)を読む度
あっという間に異世界&タイムトラベル〜(同じ時間を体験)する!

おーい29がドンドン暴走するぞ・・・誰か止めれーー

101 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/15 23:14
>>100
まあまあ落ち着いて :-)

ところで今 "The Book of the Long Sun" の第1巻を読んでるんですけど「新しい
太陽の書」と違って実にペースがゆっくりしてて、話が全然前に進まない。
110ページくらい読んでもまだ始まって数時間くらいしか経過してないし。あんまり
派手な事件も起きない。「拷問者の影」なら(活字のサイズの違いを無視すると)
もうとっくにアギアと出会ってるくらいなのに。
でもきっといろんな細部を読み落としてるんだろうなあ。

102 :名無し三等兵:02/05/16 01:54
>101
 ぢつはオセローみたいに、主要な事件は24時間以内に始まって終わりました
とか(笑)


103 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/16 22:01
>>102
ええ、最初の3冊は数日間のできごとのようです。ただ書評を見るとhelter-skelter
のようなプロットで、"The climax of a centuries-long process, these events
build like a crescendo, escalating steadily from level to level and from
scale to scale, implications mounting exponentially, an outward explosion
of pressure contained for too long." とあるので、この後どんどん面白くなる
ものと期待してます。

"Five Steps towards Briah: Gene Wolfe's The Book of the Long Sun"
By Nick Gevers より
http://artsweb.bham.ac.uk/jlaidlow/ultan/briah.htm

104 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/16 22:33
書き忘れましたが、上記はUKの硬派ウルフ評論サイト Ultan's Library
http://www.ultan.co.uk/ の一部でした。
どこかで聞いたような名前のサイトですが、どっかの適当なサイトよりも
百万倍中身が濃いです。

105 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/16 22:46
一巻を30円で入手しました。

106 :名無し三等兵:02/05/16 23:38
>104
 デザインは、こっちが百万倍イイからおあいこですね:-p


107 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/18 21:57
>>106
ひええお許しを。

>>87
以前に >10 の人も書いてたけど、どうも私もアギアってよくわからない。
なんであんなにセヴェリアンを憎むのか?そんでなんだってあんなに強いのか?
どうやってヘトールを手なずけてるのか?

108 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/18 23:45
遂に第1巻(翻訳版)を読み始めました。
このスレを参考にさせていただきますので、よろしく。

109 :29:02/05/19 13:51
>>107
えーーっ アギアってそんなにわからないかな〜
可愛さ余って、憎さ百倍・・・とか言うじゃないですか!

110 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/19 14:23
皆さん、細かく覚えてますね。
私はもう、うろ覚えなのに。
でも4冊全部読み終わった後に
本のイメージが頭の中で鮮やかに展開して
幸せを感じた作品です。大好き。




111 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/19 15:59
>>108
このスレではいろいろと小難しげなことを書いていますが、最初は細かいことは
あまり気にせずに楽しんでお読みになるのが良いかと。もしもこれが108さんに
とって「黄金の書」であるならば、きっと何度も読み返したくなるかと思います。
ところでこのスレでは色々ネタバレが書いてありますのでお気をつけて、というか
ネタバレしたから困る、という本でもないとは思いますが。

>>109
「可愛さ余って」たって、最初から殺そうとしてたじゃないですか。まあそれは
良いとしても、なんであんなに強いスーパーウーマンなのか?もっともイナイア老
とかのお目こぼしがあればこそかもしれませんが。

>>110
さすがに五、六回読んでるもので。そのせいで最近他のSFを読む量がめっきり減り
ました。

112 :真理と悔悟:02/05/19 19:35
Castle of the Otterがamazonに3冊出てますね。
19$と20$、それにお値打ち品?が250$
前者2冊はちょっと考えちゃいますね。

113 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/19 19:55
>>112
確か前スレにいらっしゃった方ですよね?どうもお久しぶりです。
前スレのテルミヌス・エストです。

Amazonというのは、.comの方の古書コーナーだと思いますが稀覯本も集めて
いらっしゃるんですか?

114 :29:02/05/19 20:36
>>110
私は、覚えてるわけじゃないよ
PCの近くに本を持ってきてる。で、見ながら書き込み

>>111
>なんであんなに強いスーパーウーマンなのか?
アギアの力の源は、セヴェリアンだと思う。
彼女には生来の力強さ、プラス素敵な生き甲斐があるからねー
「セヴェリアンを追いかけていぢめる〜うっ」パワー

>最初から殺そうとしてた
ってのは、ちょっとかわいそう
セヴェリアンの方が一目ぼれしてアギアに近付いたんだからさ〜

115 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/19 22:41
>>114
「彼女に対する自分の欲望が説明できないと、わたしは言った。それは事実である。
わたしは渇くような死にもの狂いの愛情をもって彼女を愛した。われわれ二人は、
世間の人々が見たら我慢できないと思うような極悪非道の行為をやってのけるかも
しれないと感じた」(拷問者の影、217ページ)

セヴェリアン(および作者自身)がはっきり「説明不能」と書いてるものねえ。
あれかな、セヴェリアンにとってのアギアは、サイリアカの物語に出てくる「野性的
なもの」なのかもしれない。セヴェリアン自身は、歴代の独裁者やイナイア老、それ
にアバイアたち、さらにはより高次の存在の将棋の駒にすぎないわけで、だからこそ
アギアの象徴する「野生」「逸脱」に惹かれたのかも。


116 :真理と悔悟:02/05/20 22:17
>>113
いえ、特に希少価値を求めているわけではないです(^_^;
久しぶりに古ものが売りに出てきたのでなんとなく書き込んでみました。

>>114
アギア、強いというよりもいつも追い詰められているのかもしれませんね。
なんと言うか周りの情況なんかにですが。
きっと彼女は他人が横に考えるところを縦に歩くために、一見強く見えるのでしょう。
なんちゃって

117 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/20 23:40
>>116
試しに "Empires of Foliage and Flower" (「調停者の鉤爪」第31章にある
緑色と黄色の帝国の話の完全版)を検索してみたら、一番安くて$250!!
とても手の出せる値段じゃあないですね。

118 :名無し三等兵:02/05/20 23:52
>117
 実は「元」だったり・・・しないか:-p
 $250とはまた、すごいことになってますなぁ。
 でもきっと、シアトルとかボストンあたりの古本屋街にいったら、二束三文で
売ってるんだろうなぁ。


119 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/21 22:25
>>118
あれこれ検索してみたら、実は "The Best of Crank!" というアンソロジーの
中に "Empires of Foliage and Flower" が入っていることに気がついて、
衝動的に Amazon.co.jp で注文しちゃいました。

120 :名無し三等兵:02/05/22 07:26
>119
 あ、ほんとだ、どもありがとです、わしもさっそく注文しますた(~ー~)ニタ


121 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/22 22:13
ちょいとネタ振りを。
「拷問者の影」34ページ、溺れかけたセヴェリアンが助かった場面から引用。

タールで汚れた服装から船頭とわかる老人が、ロッシュの肩を掴んだ。「だれのことだ?」
「もと徒弟の師匠をしていた人です。もう死んだけれど」
「女じゃないのか?」老人の手はロッシュを掴んでいたが、その目はわたしを見ていた。

この老人はいったい誰でしょう?
1. 鳥の湖の老人
2. マクセリンディスの叔父
3. 未来のイータ
4. 通りすがりの人

122 :名無し三等兵:02/05/23 17:09
>121
 4番・・・とか答えると身もふたもないので(笑)

 この御仁、「タールで汚れた服装から船頭と判る老人」ということと、この前に
持ってこられた飲み物が「何となく塩からく、煙のにおいがした」ということから、
どうやらセヴェリアン達が水遊びをしていたのは船大工の工場の近くだった
ようですね。
 木造船の水漏れを防ぐためにタールを使うのですが、タールを軟らかくして
使いやすくするためにたき火を焚いていたのでわないかと。

 ただ、マクセリンディスの叔父は、かなり悪党風らしいので(笑)1か2かも
ということになりますが、3だとするとマルルビウス師のことを知らないはずは
ないので、1ということにしておきましょう(「しておきましょう」ってなんだよ、と
いう突っ込みはなしで:-p)

 かわうそのしろ・・・もとい独裁者の城塞で、帰還したセヴェリアンが赴く
ネッソス南方の廃墟が、実は前の年にセヴェリアン達が水遊びした岸壁
であったようですしね:-)


123 :29:02/05/23 19:12
>>121
2. マクセリンディスの叔父

ある日、私がまだ小さい頃だけど
ふと昼寝から覚めて、かあさんを探したの
かあさんは、知らない男の人と一緒に居たわ、でね
「あなたの叔父さんよ、挨拶しなさい」って言われたわ
私の叔父さんは、みんな同じ職業なの。
どの人もタールの匂いと日光に焼かれた皮膚をしてるのよ。

・・・

124 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/23 22:33
基本的には 1. じゃないかと思うのですが、だったらなぜ鳥の湖の老人が植物園から
遠い城塞のそばにいるのか、という疑問がありますね。でも、植物園というのは、
図書館とかと同様に、外側よりも内部の方が大きいので、別に不思議ではないかも
しれない。

あとセヴェリアンは実は溺れたときに死んでいて、マルルビウス師のアクアストルに
よって復活させられたとも読めるので、アプ・プンチャウがセヴェリアンに引き寄せ
られるように、老人は復活したセヴェリアンの気配に引き寄せられたのかも。

セヴェリアンが書いた手記の形をとった一人称小説であるにもかかわらず、第2章の
タイトルがわざわざ「セヴェリアン」となってるのが前からちょっと気になってたん
ですが、この部分で現在のセヴェリアンが初めて存在しだした、とか。

>>123
これ、もとは何ですか?


125 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/24 22:04
えー、ほんとうはabaiaさんのサイトを以前から覗かせていただいていて、
書き込もう書き込もうと思っていたんですが
今日ここを見つけて、何となく書きやすいので取りあえず。

セヴェリアンの「消えることのない記憶」なんですが
私は、彼が<鉤爪>を使う時に発現する能力によるものだと思っていました。

ドルカスの語るところ「時間をねじ曲げることによって」癒しの力を発する
この力は、最終巻で実は<鉤爪>に起因する力ではないことが明かされます。
時間をねじ曲げる能力が自分自身の力なら、彼の絶対記憶力は
昔の記憶(またはその時の"精神"か"魂")を再生しているのではないか、
と考えたんです。
私としては結構、当然というか自然な解釈のつもりだったんですけど、
同じ意見をあんまり見かけないので変わった解釈なんでしょうか?

…でも「新しい太陽」をもたらす手段は、太陽が若い時代に時間をねじ曲げる
んじゃないんですよね。<鉤爪>の力に関するドルカスの考察そのものが
間違ってる可能性もあるのかな…

126 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/24 23:11
>>125
はじめまして。

>私としては結構、当然というか自然な解釈のつもりだったんですけど、
>同じ意見をあんまり見かけないので変わった解釈なんでしょうか?

十分素直な解釈なんじゃないかと思います。私自身の解釈としては、セヴェリアン
自身の力(=新しい太陽の力)が時を遡って作用して、セヴェリアンはある意味
時間の流れを超越した存在になっているのではないかと思います。
このあたり、29さんの「絶対記憶」=「時の回廊」説にも近いですね。

で、その特殊な能力、つまりウールスの記憶装置としての能力は「新しい太陽」を
もたらすのに不可欠なものだったと。さらに歴代の独裁者とイナイア老は別の手段
で同じことを達成しようとしたんじゃないかと思います。

>…でも「新しい太陽」をもたらす手段は、太陽が若い時代に時間をねじ曲げる
>んじゃないんですよね。

これが、ウールスそのものを過去の時代に戻す、という意味なら違いますよね。
「絶対記憶」の理由については、ネタバレ満載の第5巻でも特に説明されていない
と思うので、ある意味気が楽です。

127 :テュポーンの相方:02/05/26 23:59
125です。ここはあんまり2ちゃんを意識しなくて良さそうなのでコテハンで。
(良くわからないんですがsage進行の方が良いんでしょうか? )

絶対記憶についてですが、多少の解釈の違いはあってもやはり
「作品の中に理由がある」という考え自体は普通ですよね。
最終巻の解説の方がどうやら「非理性的」で「理由がない」と
お考えだったのがどうにも気になっていたもので…(15年近くも)
「新しい太陽」をもたらす手段についてですが
>これが、ウールスそのものを過去の時代に戻す、という意味なら違いますよね。

いえそうではなく「太陽」の時間をねじ曲げて若返らせる、という意味です。
二度目に読んだとき、途中(最終巻半ば)までてっきりそうだと思ったんですが…
この件について、結局自分なりにどう納得していたのか思い出しました。
(残念ながら鶏並みの記憶力の私は、同じ発見を何度も繰り返します)

彼の能力は「太陽」を再生するための能力ではなく、「新しい太陽」
をもたらした結果として(時間軸というか因果律が逆転してますが)
副次的に身に付いた能力なのだろう。と考えたんでした。
(その場合、彼の能力は試験に必ず成功するという確証にもなりますが)

太陽の再生の方法については、続刊では明確に語られているのでしょうか?
>で、その特殊な能力、つまりウールスの記憶装置としての能力は「新しい太陽」
>をもたらすのに不可欠なものだったと。

この辺りが語られているのなら、私の推測は全くの的はずれですよねえ(汗


ところで、さすがにネタバレが過ぎるでしょうか、ちょっと心配

128 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/27 21:17
>>127
特にsage進行ということはないと思いますが、なにしろ人がいないので。

>最終巻の解説の方がどうやら「非理性的」で「理由がない」と
>お考えだったのがどうにも気になっていたもので…(15年近くも)

鏡明氏のあの解説は大好きなんですが、確かに当該部分についてちょっと決め付けて
いるきらいがありますね。確かに私も少しだけ引っかかったような記憶があります。

>太陽の再生の方法については、続刊では明確に語られているのでしょうか?

はい。

>この辺りが語られているのなら、私の推測は全くの的はずれですよねえ(汗

拙作サイトのネタバレ紹介文は読まれていないようなので詳しくは書きませんが
的外れではないと思います。「能力」の由来については第5作でもはっきり書か
れていませんが、私は原因と結果がウロボロスのようにからみ合ったものかな
と思っています。


129 :29:02/05/27 22:31
わーい!♥はーとが表示出来るようになった!
ボタンも文字化けしたので「Safe モードで起動」したら
直ったよ、ほっ。

>>124
>これ、もとは何ですか?
へへ〜どっかから電波が・・・い、いやインスピレイションが
ひょえーーー

130 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/27 22:37
>>129
あなた最高。いやマジで。

>へへ〜どっかから電波が・・・い、いやインスピレイションが

どっかで読んだような気がしたんだよね。なんだろ?


131 :真理と悔悟:02/05/27 22:45
>>129 >>130
よくあるシチュエーションだとは思うのですが、
私もどこかで読んだことがあるような気がして眠れません。

132 :abaia ◆URTH.f.. :02/05/29 22:18
Amazonで注文した "The Best of Crank!" が届いたので、"Empires of Foliage
and Flower" の冒頭ちょっとだけ紹介。

「太陽がまだ若く、人々が戦を崇拝するほと愚かだった頃、ウールスの賢者たちは
人々に知恵を教えるため、つましい植物の名前を自ら名乗っていた。(中略)
もっとも偉大なものはタイム(Thyme)だった。タイムはしばしば世界の果て西の方に
歩いて旅した。西に行けば行くほど彼は年老い、髭は白くなり、知る者は誰もいなく
なるのだった。一方タイムが東に方向を転じると、日々と年月は剥がれ落ちた。
他の者たちはいつしかいなくなったが、タイムだけは太陽が冷たくなるまで歩きつづ
けるだろうと言われている」

時の回廊ですな。

133 :名無し三等兵:02/06/01 17:49
>132
 わしのほうも届きました、amazonはや〜。
 それにしても、相も変わらずこの表紙は・・・・(苦笑)

134 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/02 00:15
そろそろageときますか。

>>133
まあこの表紙はウルフとは関係ないし、雑誌のタイトルが "Crank!" というくらい
なんでいいんじゃないかと。あっ、今気がついたけどこれって日本語にすると
「奇想天外」ですね。
念のため補足しておくと、このアンソロジーは今は無き "Crank!" というマイナー
なSF雑誌のべスト集です。

135 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/06 16:42
名古屋市の鶴舞中央図書館に三巻(書庫)まである。
しかし、「独裁者の城塞」だけがなぜか抜けてる。誰かが無くしたのか?

ク、クソー!

136 :29:02/06/06 20:36
第3巻 警士の剣の表紙が好きです。

137 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/06 23:10
>>135
とりあえず3巻まで読んで、あとは運を天にまかせるか、なんとか原書を読みましょう。
「ここで休む。たとえ、わたしと並んで闘争に飛び込む意志がなくても、読者よ、
きみを責めるつもりはない。それは決して容易なことではないのだから」
(「警士の剣」381ページ)

>>136
ドルカスの儚げなところが良いですね。ただ私は天野氏のイラストは嫌いじゃない
のですが、全体的にちょっと違う気がします。特に「拷問者の影」の表紙はとても
セヴェリアンに見えない。

某原書一冊本の表紙のジェイソンが良いとは口が裂けても言えませんが、描写として
はあちらの方が近いかも。(イラストそのものは下手くそかつ悪趣味ですが)


138 :真理と悔悟:02/06/06 23:17
ええっ!?私、あの拷問者の影の表紙大好きなんです。
あらゆる本の中でもかなり上位にきてます(泣
天野絵はたいして好きではありませんが…。

139 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/06 23:25
>>138
あらら、すみません。
言い訳すると、好きとか嫌いとかじゃなくて、服装とか仮面とか、テルミヌス・
エストの長さとかが文中の描写を無視してると思うんですよ。
やっぱり拷問者はマントの下は裸の胸で、かつ会った人がおぞましいと思うような
風体じゃないといけないんじゃないかと。

140 :真理と悔悟:02/06/06 23:31
こちらこそ勢いで…。どうもすみません。
確かに…。あの短さは長らく見なかったことにして自分をごまかしていました。
でもセヴェリアンはやはり色男でいて欲しかったりするせいで、その他の点は喜んでしまっています。

仮面は…、やっぱりORB合本版みたいなのが正解なんですかね。
あのかっこ悪さは犯罪かと…。ってあれが街中歩いてたら確かにつかまりますね…。

141 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/06 23:43
>>140
たしかにORBの表紙の仮面は・・・なんだか極悪パンダ兄弟の黒パンダみたいだ。
Science Fiction Book Clubのジェイソンといい、なんだか・・・

142 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/07 23:29
"The Book of the Long Sun" の第1巻 "Nightside the Long Sun" をやっと
読了しました。前にもちょっと書いたけれど、「新しい太陽の書」とは全く違う
スタイルで、最初は非常にゆっくりと始まって、だんだんテンポが早くなって
いくような話です。
正直第1巻は長い物語のイントロダクションといった感じです。



143 :29:02/06/08 08:59
かっこ悪い仮面って↓これですか?
http://images-eu.amazon.com/images/P/0312890176.01.LZZZZZZZ.jpg

144 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/08 09:40
>>143
そうです。
悪役レスラーみたいでもありますね。口の周りの五つの縁飾り(牙?)がなんだか
変ですね。表紙そのものはなかなかかっこいいんですが。

145 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/13 23:08
"GURPS NEW SUN" というのを見つけてAmazonで注文してしまいました。
http://www.sjgames.com/gurps/books/newsun/

作者があの "Lexicon Urthus" の Michael Andre-Driussi 氏なので、かなり
期待できそう。とは言っても、テーブルトークRPGなんて十ウン年もやったこと
ないし、近くにやる相手もいないのですが。

ところでこれって角川スニーカー文庫で翻訳されてるなんてことはないですよね?

146 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/14 05:41
>>145
最近はリプレイと小説以外はA4かA4変形版あるよ。

しかしGURPSだと遊ぶためには別にBasic Setも買わなきゃあかんのでは?

147 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/15 00:04
>>146
>しかしGURPSだと遊ぶためには別にBasic Setも買わなきゃあかんのでは?

確かにそうなのですが、じゃあ実際にプレイするかというと、きっとしないと思う
ので。

148 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/15 23:18
"GURPS NEW SUN" が届きました。
ざっとながめたところ、"Lexicon Urthus" の内容から書誌学的な部分を除外
して再構成し、肉付けおよび多少の二次創作(?)を加えたといった具合で、
なかなか良いようです。

もちろんゲームブックなので「屁理屈系」や文学的な部分はすっぱり割愛して、
異世界サイエンスファンタジーとしての部分を思いっきりクローズアップしては
いますが、作者が超のつくウルフマニアなので「そりゃないだろう」といったこと
はないでしょう。

ただしイラストだけは別で、下手くそなアメコミ調、特にセクラの方のイラスト
などは目を被いたくなるばかりです。

ところで日本で実際にこれをプレイしている人っているんでしょうか?

149 :名無し三等兵:02/06/16 21:20
>148
 GURPSというか、スティーヴ・ジャクソンのところが出すゲームは、みんな
そうですね(笑)
 むかし、まだ出版社が丁寧な仕事をしていた頃は、日本で翻訳出版される際に
全部日本人のイラストレータが書き直したりしていたみたいです。

 プレイヤーキャラクターはどんな役回りになるんでしょね?
 街道(Yellow Brick Road?:-p)を歩いてディマルキに丸焼きにされちゃうとか(笑)

 とりあえずガープスシリーズは日本ではどうでしょね〜RPGサークルでプレイ
する人がいるかも、という程度ではないでしょか。


150 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/16 23:27
>>149
キャラクターのテンプレートを見ると、ディマルキもあります。他にも折衷人とか
南の島の住人みたいな渋いのから、拷問者や魔女みたいなメジャーなのまであれこれ
用意されてます。

キャンペーンの例として、ネッソスでの冒険、高貴人の生活、アスキア人との戦い、
ヴォダルスの反乱、Xanthic Seaでの航海、時間旅行、とかが挙げられてます。

見てるとやっぱりやりたくなりますが、相手見つけるのは至難の業でしょうね。

151 :真理と悔悟:02/06/16 23:30
いっそここで、とか(笑
いや勿論冗談ですが。

152 :名無し三等兵:02/06/17 00:10
 きゃはは、でも新しい太陽の書の場合、プレイヤーは決めの場面で必ず
哲学的に深い意味を含んだ台詞を述べるか、隠喩に満ちた昔話をしなくては
いけないので、結構大変かも。
 むかしむかし・・・。


153 :29:02/06/17 21:08
掲示板でゲームですか!
お、面白そう〜  

むかしむかし、、、
鉛筆とサイコロ持って「ゲームブック」で遊んだのを思い出した
10冊くらいは買いこんだ記憶がある、へへ

154 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/17 21:17
2chでやるのはさすがに無理だと思いますが、メッセンジャーでならなんとかなるの
かもしれませんね。でもマップとかダイスとかどうするのかな?

そもそも自分はTRPGは、はるか昔の大学SF研時代に二、三回やっただけなので、
GURPSも含めて最近のゲームの知識はゼロなのです。そもそもそんなことが可能なの
かもよくわからないのですが。

でもあの頃、一回だけ自分でGMやったことがあって、あれは面白かったなあ。
ちなみにファーマーの階層宇宙とリバーワールドをアレンジした世界を舞台に
したんですが。


155 :名無し三等兵:02/06/17 21:53
 NIFなんかだと、昔(今もかな?)リアルタイムチャット上でTRPG遊んで
いましたね。
 表面上に見えるチャットの他に、直接person-to-personで文章を投げる
sendとかpageというコマンドがあって、その人だけが気づいた情報を、それで
投げたりとか結構なもんでしたよ:-)

 通常の銘柄ものだと全員がルールブック持ってないといけないのですが
それとは別に、どちらかというと「お話の進行役」みたいなレフリーをおいて
「おれはこうする」「わたしはこうする」式に進めていく形式のRPGも行われて
ましたです。
 新しい太陽の書の場合は、細かい表やダイスは必要なさそうなので
そういう形式の方がむいてるかもしれないですね。


156 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/17 22:53
WEBページにマップや設定表とか置いといて、それを参照しながらメッセンジャーで
進行、とかなら可能でしょうかね?
この際だからGURPSのベーシック・セットでも買って眺めてみようかな。

ところでGURPSでGoogle検索すると、日本語のページだけで11,300件もあるんです
ね。やはりゲーム人口は多いというか、SFが少ないだけだというか。

157 :名無し三等兵:02/06/19 11:58
>156
 メッセンジャーかIRCでしょか。
 サーバが用意できればHTMLチャットだと参入の敷居が低いかも知れないですね。


158 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/19 22:51
>>157
なるほど、と思って1分で設置できる簡易チャットをアップロードしてみたのですが、
しかしメッセンジャーならともかく、そもそも人のいないサイトのチャットなんて
のは、二人以上が同時に在室する可能性は限りなくゼロに近いですな。
まあゲームの進行のためならどうでもいいんですが。

あと別フレームでマップとかダイスとかの情報を表示させてリロードさせると面白い
かもしれませんね。

159 :名無し三等兵:02/06/20 07:22
>158
 まぁHTMLチャットの場合、時間が合わなくてもぽちぽちコメントつけていくことができますしね:-)
 どちらかというとリニアな板一枚の掲示板みたいなかんじでしょか。


160 :abaia ◆URTH.f.. :02/06/23 13:43
自宅近くのゲーム専門店にGURPS関連の書籍が何冊かあったんですが、ベーシック
セットだけ見つかりませんでした。
わざわざ注文して買ってみる意味があるか思案中。


161 :名無し三等兵:02/07/01 17:55
 GURPSどですか?(笑)
 <蛙>の説明が追加されててウマー

 オカルト板で、こんなスレをみつけますた

クゥトルーなサウンドノベルを作るスレ
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1016541361/


162 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/01 22:26
>>161
<蛙>がロムルスだけでなくモーグリらしいというのは、"Lexicon"で読んで
知っていたのですが、実は私「ジャングル・ブック」は未読だったのです。
で、土曜にちょこっと書いてUploadして、いや待てと思って本屋の児童書
コーナーで立ち読みしてみたら、まるっきり同じ話だったんで、慌てて書き
足しました。
やっぱりきちんと参考文献(?)には当たらないといけないですね。

>オカルト板で、こんなスレをみつけますた
いやあ、実に濃くて楽しそうですね。時間がなくて全部読んでないのですが、
名無し三等兵さんはこういうの作ったことあるんですか?

久しぶりにageさせてください。

163 :名無し三等兵:02/07/04 22:18
 kaba鯖方面で、クラックされて板が陥落(スレッド全滅)という事態になって
スレ復旧など、ひどい目にあってました

 しかし、古典のみならずジャングルブックとは・・・あなどりがたし、英語本だと
文脈追うだけで精一杯なんですが、やっぱり、そこいらの知識があると、また
全然違った読みもできるんでしょうねぇ。
 あ〜う、英語力がほしい(切実

 ところで>161のスレなんですが、ちょうどあんなかんじですよね:-)
 ダイス振ったりと言うことはほとんどなくて、シチュエーションの合理性から
次のストーリーを考え出すという感じで、レフリーもかなり想像力(妄想力?)を
刺激されましたです:-)

164 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/05 23:51
>>163
ひょっとして復旧作業とかなさってたんですか?
この板もこの先どうなるかわからんなあ、と急に思い立ってSF板のdatとバナーを
落としときましたよ。
ところでSF板って板ガイドが無いんですね。いつもj2ch-cacheで見てるんで全然
気がつきませんでした。
(SF板の転送量ってどのくらいなんだろう?)

165 :名無し三等兵:02/07/06 09:41
>164
 主として自治活動なので、直接復旧作業していたわけではないんですけどね:-)
 今回のはクラックだそうなので、相当特殊ではありますよね。
 ちなみにはわたしはかちゅ〜しゃで見てます:-p

166 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/06 19:10
質問です。
いま「拷問者の影」を読んでるところなのですが(半分くらい)、
このスレのネタバレ度合いってどのくらいでしょう?
容赦なし?
それとも、わかる人にはわかるといった雰囲気でしょうか。
前者だろうな、とは思うのですが、おたずねまで。

167 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/06 19:59
>>166
ほとんど容赦なしです。

個人的にはこの作品はネタバレの有無で面白くなくなるような性質のものではなく、
また未読段階でスレを読んでもピンと来ない部分が多いとは思うのですが、感じ方
は人それぞれですので、心配ならば読み終わった段階で見ていただいた方がよろしい
かと思います。

ということで楽しみにお待ちしております。


168 :名も無きゲーマー:02/07/06 20:53
遅レスマソ
おい!TRPGの話出した者達よ!
TRPGの話がしたいならすぐにでも卓上板に来てくれ!

http://game.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1015779304/l50

もう逝ってたらマジスマソ。

169 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/06 22:11
>>168
GURPSの話を出した時に、そことか、他のGURPS系サイトとか覗いてはみたのですが、
とりあえず自分が立ち入れるレベルではないと思ったので。
例えて言うと、もともとイライジャ・ウッドのファンだった人間が映画のヒットで
嬉しくてSF板の指輪スレを覗いてみたんだけど、とても自分が書き込める場所では
ないかな、と。
"New Sun" のゲームの話がききたければあちらですれば良いのはわかっているの
ですが、こういう初心者以前の部外者の質問を受け付けてくれるのでしょうか?


170 :166:02/07/06 23:18
>>167
レスに感謝を。

>個人的にはこの作品はネタバレの有無で面白くなくなるような性質のものではなく、
>また未読段階でスレを読んでもピンと来ない部分が多いとは思うのですが、

おそらくそういうタイプの作品だと思います。
でも語りの面白さもあるような気もするので、スレは読まずにおくことにしますね。
(冒頭の章「復活と死」の最後のセンテンスには思わず大笑しました)

アドバイスありがとうございました!
いつかこのスレを読める日のくるよう精進いたします。(w

171 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/06 23:39
>>170
これが166さんの「黄金の書」になればいいですね。
そうなったら、またそうでなくても、もう一度お会いできると嬉しいです。

172 :じょなす:02/07/07 02:51
はじめまして!新しい太陽大ファンです。
随分前から悩んでいる質問があるので、どなたか教えてください。
第4巻、「復活」の章でセヴェリアンが明らかであると確信した第1のことについて、
(1)何を言っているのか?
(2)なぜ明らかなのか?
わからないんですが、詳しく教えていただけないでしょうか?
一応5巻も読みました。でもまだ全然消化できていません。

173 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/07 08:34
>>172
はじめまして、以下は私の一解釈です。

まず一つ目の段落ですが、これは「神殿奴隷・(独裁者・)水の精が既に別の
時間線の中でセヴェリアンに出会っていたから、セヴェリアンが独裁者となる
ことを知っていた」という意味だと思います。従って「最初のセヴェリアン」
という表現は、「別の時間線のセヴェリアン」と同義だと思います。

それであれば、まあこの部分は「明らか」と言ってよいかと思います。

174 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/07 08:40
一方、二番目の段落は、セヴェリアン自身が「推測」と書いているように、別の
時間線のセヴェリアン――水の精に助けられず、別の人生を送ったセヴェリアン
――の物語を想像してみた、ということではないでしょうか?

第5巻での時間解釈と比べると多少不整合があるような気もしますが、これが書か
れた時点ではまだ第5巻の構想はなかったでしょうから、多少の不整合はしょうが
ないかもしれません。

175 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/07 08:44
それよりも私の疑問は、子供の頃セヴェリアンがいりびたっていた霊廟が誰のもの
なのか、ということです。第5巻までの物語にこの霊廟は登場しないようなので、
おそらく「別のセヴェリアン」のものなのでしょうが、それが物語内でうまく説明
されていないように感じます。

ところでジョナスというキャラクターも謎が多いですね。

長文かつネタバレすみません。

176 :じょなす:02/07/09 00:09
>>173
もしかすると大事なところを読み落としているのかもしれませんが、
「別の時間線のセヴェリアン」の存在を示唆する文がこれまでのど
こかにあったのでしょうか?
「今のセヴェリアン」の未来の姿を知っていれば、「別の時間線の
セヴェリアン」は存在する必要は無いように思うのですが…
何か根本的な解釈が間違っているのかも。

177 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/09 22:13
>>176
もう少し補足を考えたのですが、長文かつ第5巻まで含めてネタバレになる内容
なので、自分のサイトの掲示板にポストしました。
差しつかえなければ、
http://ultan.net/
の掲示板を覗いてみていただけますか?

178 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/18 22:46
先日会社の後輩がアメリカに行った際、デビッド・リンチの「ブルー・ベルベット」
と「マルホランド・ドライブ」のDVD(Region 1)を買ってきてもらって、あらためて
思ったのですが、リンチの映画と「新しい太陽の書」ってちょっと似てませんか?
どちらも小難しい理屈と娯楽性、時に唐突な暴力性とセックスが迸り出るあたり。
もっともリンチの方は「理屈のように見せているだけ」という気もしますが。

こびとや巨人、巨大な水の精、死肉喰い、拷問者、記憶の混乱、取って付けたような
説明、など、どれもリンチが好んで描きそうなモチーフではないかと思います。
間違えて映画化されないかな。そうすりゃあいやでも復刊するだろうに。

ちなみにリンチ版「新しい太陽の書」キャスト

セヴェリアン(カイル・マクラクラン)
ドルカス(ナオミ・ワッツ)
セクラ(メッチェン・アミック)
サイリアカ(イザベラ・ロッセリーニ)
タロス博士(ツイン・ピークスに出てきたこびと)


179 :名無し三等兵:02/07/19 08:53
>178
 映画化は当たりはずれが大きいですからねぇ〜
 主人公が、例の表紙みたくマッドマックス敵役風か、はたまたハンニバル・レクター博士風に
なって、しかもそれが再刊本の表紙になっちゃったら泣きますよ(笑)

 でもドルカスをナオミ・ワッツっつーのは激しく同意。


180 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/19 22:05
「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツは前半の初々しい田舎娘の演技と
後半の妄執に悶え苦しむ演技のギャップがドルカスに似つかわしいのではないか
と思います。それに少女っぽく見えて実は1968年生まれの33歳というのも良い
です。


181 :名無し三等兵:02/07/20 09:08
>180
 68'年生まれだと34ですね。
 なにしろ、わし69'年生まれの33ですので:-p

 結構年くってて少女っぽいというと、クリント・イーストウッドと組んでた時代の
ソンドラ・ロックなんかも良かったですね〜。
 考えてみれば、適した女優が得られるかどうかと言うのも大きいところではありますね。

182 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/20 20:16
1968/9/28が誕生日のようなのでまだ33ですね。
ソンドラ・ロックというとダーティーハリー4くらいしか記憶にないのですが、細くて
ちょっとこわいという印象でした。こちらは1947年生まれの55歳。まあクリント・
イーストウッドももう頑固爺の役柄が中心ですからしょうがないですね。

ちなみにイザベラ・ロッセリーニは1952年生まれの50歳。こちらは今でもお美しく、
http://ingridandisabella.tripod.com/ir54.html
とか
http://ingridandisabella.tripod.com/ir_ffatale2.html
とか、とても50前には見えないです。

デビッド・リンチと一緒の写真もかっこいい。
http://ingridandisabella.tripod.com/ir_candid8.html


183 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/21 19:05
あまり関係ない俳優の話ばかりでもなんなので、ちょっと本の話題。

「新しい太陽の書」の古書ですが、あるオンライン古書店では安価で各巻在庫が
あるようです。欲しい方はチェックしてみてはいかがでしょう?

「新しい太陽の書」シリーズの詳細な用語事典であるMichael Andre-Driussi著の
"Lexicon Urthus" ですが、版元完売してしまったようです。
http://www.siriusfiction.com/index.html
最低増刷ロットは1,000部のようですが、出版社のSirius Fictionという会社は
ジーン・ウルフ、ジャック・ヴァンス、ジョン・クロウリー専門のファン出版の
ようなので、増刷は難しいかも。


184 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 17:34
一巻は何とかブクオフで手に入れたのですが、それからさっぱり
見つかりません。
ネットの古本屋も何件か回ったのですが、無し。

>183さん
あの、そのオンライン古書店、ヒントだけでも頂け
ないでしょうか?
セヴェリアンのお話の続きが読みたい!

185 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/28 18:04
>>184
メール欄をご覧下さい。

186 :184:02/07/28 23:12
まだ一巻の後半部分なのですが、この雰囲気を作り出した
だけでも、この作者は偉い!
私のような凡人には例を上げる事すら出来ませんが、この
形容し難い、雰囲気好きです。
ところで、ヴァレリアは作品のキーキャラなのですか?
前レスではあまり出てこないような事が書かれていたので。


>185さん
有難う御座いました!
早速注文したのですが、早く届くといいなぁ。
こちらのネット本屋さんとても気に入りました。






187 :abaia ◆URTH.f.. :02/07/29 22:12
>>186
物語のストーリーを追う上でヴァレリアが重要な登場人物かというと、そうでは
ないと思います。というかほとんど出て来ません。
ただシンボリックなレベルではかなり大事なキャラクターとして描かれているよう
に思います。

例の本屋の在庫を確認してみたら、まだ更新されていないようだったのですが、
ちゃんと注文受付はされたんですよね?早く届くといいですね。

ところで今本屋に並んでいる「文藝」秋季号には、ウルフマニアの特殊翻訳家
柳下毅一郎氏による、ウルフの初期作品「ケルベロス第五の首」の紹介が掲載
されています。ひょっとすると「新しい太陽の書」復刊よりも「ケルベロス」訳出
の方が早かったりして。それはそれで喜ばしいですが。


188 :184:02/07/30 19:12
>187
その節はお世話になりました。(一礼)
一応確認メールが届いたので、注文は出来たと思います。
多分、直には在庫更新されないのでは。

それにしても、新しい太陽の書復刊の折には是非というか
絶対に、第5巻も翻訳してもらえないと悲しい…。
こういう時、基礎的な学が無いというのは悲しいものです。

セヴェリアンっていやに丁寧だったりするのですが、時々
言う言葉や、行動が唐突かつ直裁的で不思議な感じです。

189 :abaia ◆URTH.f.. :02/08/18 23:10
アスキア兵士って何かに似てると思ってたんですが、ジャック・ヴァンスの
「竜を駆る種族」だと気がつきました。
「十七人の乙女」も読まないと。

ヴァンスのスレもあるといいけど、このスレと同じくらい寂れそうですね。
前に「魔王子」のスレがありましたが。

190 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/19 05:05
ウールスあげ

191 :徒弟age:02/08/19 06:00
既出ながら
-------------- Terminus est ----------------

192 :テュポーンの相方:02/08/22 15:11
>>191
お別れですか?(T_T)

193 :166:02/08/28 23:42
「調停者の鉤爪」読了。
あと2冊。今のところ期待は裏切られてません。続きがたのしみ。
ではまた。

あ、とりあえずp.373に「牛飼いが瓢箪にに」と誤植。
他にもあったかな?

194 :abaia ◆URTH.f.. :02/08/29 22:29
>>193
第3巻の「警士の剣」は、ウールスの世界の仕組みが徐々に見えてくるとともに、
セヴェリアンがいろいろなものを失っていく悲しい物語で、私は一番好きです。


195 :abaia ◆URTH.f.. :02/08/31 18:25
ヴァンスの「十七人の乙女」はあんまりアスキア人とは関係なさそうでした。
というか、よく考えたら遠い昔SFマガジンに訳載された時に読んでました。

セヴェリアンが妙に女性に手が早いのは、ひょっとすると「終末期の赤い地球」や
「十七人の乙女」の主人公キューゲルへのオマージュかな、とか思ったり。
他にもたぶん引用と思われるディテールはいろいろありそうです。

ヴァンスと言えば、海外では凄い全集がファンによって企画されてるようで。
http://www.vanceintegral.com/
全44巻で普及版が$1,250、豪華皮装版が$3,000の一括払込。きっと多くのマニアは
両方買うのでしょうね。
自分もウルフの全集が将来出たらおそらく買ってしまいそうですが。


196 :166:02/09/10 00:02
「警士の剣」読了。
セヴェリアンは「逃亡」以外の目的を喪失してしまったような。
どうなるのだろう。
とりあえず最終巻に突入。


197 :166:02/09/10 00:03
誤植?メモ。p.204
> 彼は〈蛙〉の家畜の群れのところにいき、一頭の白い雌牛と〜

この部分、〈蛙〉ではなく〈魚〉か。
ところで、この2つ。「かわず」と「うお」と読むのだろうか、

198 :abaia ◆URTH.f.. :02/09/10 22:47
>>197
原文では "He went to the herds of Fish and took a white cow and ..."
なので、おっしゃる通りですね。

私は単純に「かえる」「さかな」と読んでました。<蛙>はローマ神話のロムルス
であると同時にジャングル・ブックの "<蛙>のモウグリ" でもあるので「かえる」
の方がイメージが合うような気がします。


199 :abaia ◆URTH.f.. :02/09/19 22:28
保守age、かつ小さな疑問。

第3巻第17章の章題は「警士の剣」ですが、なぜこの章がこのタイトルなのか
よくわかりません。この時はもはや警士ではないし、多少テルミヌス・エストを
振り回すシーンはあるにせよ、さほど象徴的な意味もないと思います。
他の巻の、本の題名と同じ題の章はそれぞれ意味があるので、ちょっと違和感が
あります。

たとえば第37章を「警士の剣」にして、ちょっと内容を変えてもよかったような。


200 :テュポーンの相方:02/09/20 13:01
>>197
私も<かえる>と<さかな>と読んでいます。
そこの<蛙>と<魚>の誤植も気になりましたが、ついでにいうと
P192冒頭の「そして、彼の子供はすべて成人に達する前に死ぬだろうと。」
という部分も「成人に達するまで死ぬことはないだろう」の間違いではないでしょうか。

>>199
読み返してみました。
リクトルという職業が良く分からないのですが(警士とも刑士とも、また他の訳も見られますよね)
刑士ではなく警士という語感からすると、処刑人というより官憲の色が濃く見えます。
そういう意味合いがあるとすれば、この章では
セヴェリアンが他人を助けるために剣を振るう
という数少ない場面があったからかな?なんて考えます。
ちょっと苦しいところですが。

ところでこの章のラストシーンは、
私にとってどこをとっても好きな所だらけのこの物語の中でも
特に好きな場面の一つです。

201 :abaia ◆URTH.f.. :02/09/22 16:46
>>200
確かに "... and that no child of his would die before it had reached
full growth." ですね。

リクトルについては、確かにそういうことなんでしょうか。ただ古代ローマのリクトル
の役目は、棍棒(ファスケス)を振り回して執政官の露払いをする=権力の象徴として
力を行使すること、のようなので、ちょっと違和感を感じるんですよね。


202 :abaia ◆URTH.f.. :02/09/22 16:57
>>200
第17章ラストシーン
「水が笑い声を立てている川のほとりで、われわれがいかに真剣だったか、少年の
濡れた顔がどれほど真剣で清潔だったか、その大きな目の睫にたまった水の雫が
いかに輝いていたか、それを描写できればよいのだが」

"I wish I could describe how serious we were there by the laughing
stream, how solemn and clean he looked with his wet face and the
droplets sparkling in the lashes of his wide eyes."

これはとにかく泣けますね。


203 :abaia ◆URTH.f.. :02/10/02 22:33
保守

204 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/07 22:01
わ〜〜い、一巻を古本屋で発見即購入!250円だった!
2〜4巻は何処にあるのかなぁ〜?
気長に捜そ

205 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/07 22:26
>>204
一巻は古本屋で結構見つかるんですがその後がなかなか……。
頑張ってそろえて下さい、それだけの値打ちのある本だと思います。
ちなみに、私は全4冊で2000円かかりました。

206 :名無し三等兵:02/10/08 08:03
 わしは、そのころフネにのってたんですが、1巻を神田の書泉で購入後、2,3巻を沖縄
那覇で、数年後に4巻を稚内の本屋で見つけました。
 その後立ち寄ったら、那覇の本屋は国際通りの再開発でなくなり、稚内の本屋は
先日の火事で焼けてしまいました。

 〜さぁ、教えてくれ。これが夢でなかったと、私はどうやって知ればいい?

 :-p

207 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/08 21:49
>>206
わたしにわかるわけがない。もしかしたら、あなたのいうように、それは夢だった
のかもしれない。

>>204
あるオンライン書店で「警士の剣」が10,000円というのを見かけました。
いくらなんでもそこまで高値は不合理だと思いますが、わたしの記憶が誤りで
なければ、たしか表紙は黒いバックラムで、背の部分はかなり色があせ、背丁の
いくつかが露出して、挿絵のあるものは取られているものの、それは驚くほど
美しい本だったはずです。(失礼)


208 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/09 12:27
復刊希望50件到達!
ttp://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=3378

209 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/10 22:56
はじめまして。
それなりの年を取ったファンなので、当時から持ってました。
何度も何度も読み返して、読めば読むほど面白くなりました。
5巻出てたんですね…知らなかった。
サイト拝見しましたが、やはり読みたいですね。
英語が…(涙)。

210 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/12 00:04
>>209
はじめまして。
わたしの場合、最近は最初から通して読むことはあまりなくて、気のむいた頁を
少しずつ拾い読みすることが多いのですが、それだけでなぜか心が落ち着きます。
ほとんど中毒になりかけてますね。

>>208
約1年半で50件ですね。ということは交渉開始まであと1年半ですか。
ただ復刊ドットコムで復刊してもらうと、おそらく価格が通常の倍くらいになって
しまうので、そうすると新しい読者が入ってくる可能性は低くなるでしょうし、
ちょっと複雑ですね。
早川書房に嘆願書でも送った方がいいんでしょうか。

(トリップが変わったけど、面倒なのでこのまま)

211 :209:02/10/13 00:31
レスありがとうございます。
最近は読んでなかったので、また読もうかと思っています。
本当に映画化されたらいいですね…
そしたら再版、5巻の翻訳も!
個人的にはカイル・マクラクランのセヴェリアン見てみたいです。

やはり早川に直訴…あああでも早川最近元気がないからなあ。

212 : ◆gacHaPIROo :02/10/13 00:49
カワウソの城は翻訳されんのか!?

213 : ◆gacHaPIROo :02/10/13 00:57
てゆーか、
古本とかでよく見るけどなー太陽の書。
自分も今もってんのは2部目だし。まえのは終わっちゃった。

214 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/13 22:48
そういえば今ヤフオクで出品されてますね。


215 : ◆gacHaPIROo :02/10/13 23:21
どーでもいいけど、
読んだ人に聞いてみたかったことがある。


実際、登場人物って4〜5人でいいよな。劇中劇みたいに。

216 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/13 23:34
>>215
ちなみにどの4-5人ですか?

217 : ◆gacHaPIROo :02/10/13 23:37
セバリアン・タイプの背が高いのと、
バルタンダーズ・タイプの筋肉質、
タロス博士タイプの背が小さい多芸な役者に、

ジョレンタのような過剰な美女タイプと
ドルカスタイプの美少女タイプ。


こんだけでなんか役の回しができそうに読めた。

218 :名無し三等兵:02/10/14 07:06
 背が高いセヴェリアンと、筋肉質のバルダンダーズ・タイプが演じるジョナス・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


219 : ◆gacHaPIROo :02/10/14 09:08
>>218
ジョナスはなにげに
タロス博士と年恰好が似てない?

あ、犬忘れてた。

220 :名無し三等兵:02/10/14 16:06
 いっそのこと、東ヨーロッパの水彩アニメでやってもらうのがベストのような。


221 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/14 19:11
>>217
確かに主要登場人物が4-5人以上登場する場面というのは、四部作にはほとんど
ないですね。(ちなみに "The Urth of the New Sun" にはモブシーンあり)
セヴェリアンの「記憶にもとづく手記」という構造からして、物語の語られ方に
私的な匂いがするのは当然かもしれません。

ただそれが「登場人物を4-5人に類型化できる」と意味だとすると、どうなんで
しょうか。例えば女性で言うとセクラの中の相反する個性や、アギアの中にある
「野性的なもの」、サイリアカの衰えいく美、などなど。またドルカスを単に
「美少女」と形容すると、彼女の複雑な個性がうまく言いあらわせないような気が
します。もっともわたし自身、あの劇中劇がある意味物語全体の要約であるいう
のには半ば賛成なのですが。

ところでセクラは「背の高い」セヴェリアンが(最初から)演じたりして。


222 : ◆gacHaPIROo :02/10/14 19:42
>>221
セクラをセヴェリアン・タイプでみるのは、
初めて気付いた。なるへそ。
なら、魔女の塔の女城主もそんな感じなんかも。

どうにも、
マトリョーシカっぽい劇中劇中劇の展開が多い
シナリオとかにも見えるけど、
自分からわざわざ規制と限界を引いてんのに、
ありあまる空想と想像で
あっさり軽々越えて見せてるような小説は
なかなかあるようで、ない。
読むほうは楽しいんだけど、
書く人にしてみりゃ、恐るべきこっちゃね、きっと。

映画とか漫画とかアニメとかいってるけど、
これ、劇団でスケッチしたほうがいいぞ、先に。

223 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/15 00:07
>>210
復刊ドットコムが絡んでも、早川書房からの再版(増刷)ということになれば、
値段はほとんど変わらない筈。
ブッキングからの再版というかたちになると跳ね上がるんだと思う。

つーか、三原が三原が・・・ でも12000円〜〜

224 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/15 00:15
>>223
ああなるほど。それならいいですね。
それにしても三原順が12000円ですか。まあマニアは買わざるを得ないんじゃない
ですか。自分は別にマニアじゃありませんが、「ビリーの森〜」の1巻だけ持って
るんで2巻買おうかなと。
でもこれ確か遺作で完結する前に自殺したんですよね?


225 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/23 22:59
来年はじめにウルフの新しい本 "Latro in the Mist" が出版される模様。
詳細は不明ですが、タイトルとページ数からして、このところ絶版になっていた
古代ギリシアを舞台にしたファンタジー作品 "Soldier in the Mist",
"Soldier of Arete" の合本と思われます。
再来年くらいにはシリーズ第三作が出るという噂もあるようです。



226 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/23 23:37
5巻出すついでに1-4も出ないかなぁ、と夢を見る。


227 :名無し三等兵:02/10/24 08:46
>225
 うを、どうもありがとです〜:-)


228 : ◆gacHaPIROo :02/10/24 23:29
>>225
うわー、大期待っす!!
でさ、
なんか思いついたんすが、みんなはどー思ってるんかな?ってことを。

ウルフが「太陽の書」で示した世界観のうち、
他のSF作家と一線を画してると思える点があるんす。
ハインラインや、アシモフとかの巨匠も含めて
それまでのSF世界ってのは科学の進展ともに
人間の蛮性とか技術的な低レベルのものは
駆逐されるような書き方されてたんで
自分も当たり前のようにそれを『物語』として楽しんでた訳っす。
でも、この作品読んでからは、もっとリアルなSF世界観てのは
超高度な科学や思想と、原始的な技術や宗教が混在する、
つまり、人間の平均の幅が広がる世界を意識したものが示されるようになった、
ってことに気付かせてくれたってところにエポックがある、つまり、
科学がどんなに進んでも、底辺の文化はきっとそこにありつづけるだろう、って
事実を物語ってくれたのが感動したとこなわけでした。って長いなおい。



229 :名無し三等兵:02/10/25 08:40
>228
 あぁ、あなたも黄金の書にであってしまいましたね(笑)
 そういうあなたに、このサイト:-p

ttp://ultan.net/


230 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/25 23:39
>>227
そう言えば以前Soldierシリーズを読みたいと書いてらっしゃいましたよね。
過去ログ読み返して思い出しましたが、この前ジョン・クロウリーの "Otherwise"
というのを買いました。初期作品 "The Deep", "Beasts", "Engine Summer" の
合本です。

読みもしない本を買い集めるのはやめようと随分前に決めたはずなのに、最近読め
そうにない洋書が増えていく・・・


231 :ユカリ:02/10/25 23:47

プランテック製の「 RX-2000V 」を改造済み
にした、アイティーエス製の「 RX-2000V 」↓
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/neo_uuronntya#.2ch.net/

現在、本当に人気がある様です。
≪宣伝ではありません≫

関連ホームページ↓
http://www.h5.dion.ne.jp/~gekitoku/
http://www.h4.dion.ne.jp/~gekiyasu/
http://www.h5.dion.ne.jp/~gekirea/
http://www.h4.dion.ne.jp/~shinsetu/
http://www.planning-instigator.com/silentpeople/best/index2.html

232 : ◆gacHaPIROo :02/10/26 00:07
>>230
いっそのこと、
プロジェクト杉田玄白に依頼するとか。
http://www.genpaku.org/

233 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/26 00:48
>>232
いや、著作権者の許可を取らずに公開する訳にはいかないでしょう。ストールマン
とかじゃないんだから、職業作家がむやみに無償翻訳公開を許可するわけはないと
思います。しかし山形氏はNRIに勤務しながらよく時間がありますね。感心します。

ウルフのエッセイ「カワウソの城」には出版状況の話があって、ウルフのような
米国の作家にとっては、北米市場が50%、他の英語圏が25%、その他言語への
翻訳による売上が25%の割合で、フランス、ドイツ、日本の順に需要が見込める、
というようなことが書かれています。あっという間に絶版になってしまう日本市場
も潜在的市場として意識されていたかと思うと涙が出てきます。

まあでも訳すだけなら勝手だから第5作を訳してみようかな、と思ったり。きっと
三年くらいかかるでしょうけど。


234 :名無し三等兵:02/10/26 04:01
>233
 一日千秋の思いでお待ち申し上げております(_人_)

235 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/26 21:56
最近ファンタジーブームだし、復刊すべきと思う。
個人的にはハードカバーで再刊されても買う。
早川はこの作品に関しては普及に尽力する義務があるとさえ思う。
文庫でSFにカテゴライズしときながら天野喜孝のカバーイラストだったのが、
仇になってるのだろうか?
私は天野イラストに惹かれて購入したくちだが、
ハードSFとかサイバーパンク好きの人の購買欲は刺激しなかったかも。
「拷問者の影」発売4ヶ月前に「ニューロマンサー」が出ちゃってる。

236 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/27 22:21
いろいろ集計してみました。
ハヤカワ文庫SF1200番までで現在も入手可能と思われるものは18.2%のみとか、
ちょっと古めのシリーズもので入手可能なのはファウンデーションとパーンの
竜騎士とスタートレックのみとか。

疲れた。

237 : ◆gacHaPIROo :02/10/27 22:58
>>236
おつかれー。
ペリーローダンとかの一巻から
読みたいなんて思っても無理って話聞いたことありんす。

やっぱ、無理?
でも、ファウンデーションとかパーンとかは復刻してませんでした?

238 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/27 23:13
>>237
ペリーローダンはSF1400番までの280冊のうち入手可能なのは34冊のみだと思われ
ます。


239 : ◆gacHaPIROo :02/10/27 23:18
>>238
少なっ!!

240 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/27 23:23
また、過去にハヤカワ文庫SFから5冊以上出版されたにもかかわらず現在1冊も入手
できない不幸な作家には、A・バートラム・チャンドラー、マイクル・ムアコック、
フィリップ・ホセ・ファーマー、キース・ローマー、ドナルド・モフィット、
リン・カーター、アンドレ・ノートン、ウォルター・ジョン・ウィリアムズ、
ジャック・ヴァンス、ロバート・E・ハワード、グレゴリイ・カーン、ロバート・シェクリイ
などがいます。



241 : ◆gacHaPIROo :02/10/27 23:28
>>240
あのさ、
そーゆーマルクスの資本論並に
著名度の低い著作ってのこそ、
WEBで万民に広める意義があるって
ハッカー理論的には思うんすが、どー思います?

242 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/28 00:07
フィリップ・ホセ・ファーマーは広めなくていいよ。

243 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/28 08:57
何でもイイから5巻を出せ。(涙

244 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/29 22:51
実はこの中でファーマーが一番好き。

245 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/30 01:20
>>244
あたしも。当然だと思う。

246 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/30 06:04
>>240
ビッグネームも少なくないな


247 : ◆gacHaPIROo :02/10/30 22:15
>>246
ムアコックとか。
なんで絶版なんだか激しく矛盾を感じる。
富士見書房との違いは宣伝だけなんに。

248 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/31 15:59
つか、アンドレ・ノートンが読めないのは
ジュブナイル業界(?)にとって致命的だと思うがどうよ。


ってスレ違いスマソ。

249 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/10/31 23:23
現実逃避願望充足異世界冒険SFの最高峰「階層宇宙」シリーズが読めないのも
まずいと思います。

しかしあのシリーズこそ、4巻の最後でキカハとアナーナが窮地に陥って、さて
5巻でどうなる、というところで邦訳が止まってしまったんですよね。5巻だけは
その後原書で読みましたが。

250 : ◆gacHaPIROo :02/11/01 21:51
ところで、
新しい太陽の書って原書を入手しようと思ったら、
アマゾンしかないんでしょうか?
本屋で頼むとしたら、
注文方法とかあったら教えてください。

251 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/11/01 22:25
本屋の店頭で見たことはないですね。もっとも最近洋書はオンライン書店でしか
買っていないのでよく知りませんが。

もしクレジットカードが使えないというようなことなら、Amazon.co.jpでは
代金引換も扱ってますよ。


252 : ◆gacHaPIROo :02/11/01 23:25
>>251
ありがとうございます。

・・・原書どころか英語力もないんすが、
そこんところはともかく。

ほし-よなー・・・・。

253 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/11/03 23:50
ジーン・ウルフの英語は正直難しいと思いますが、邦訳を何度か読んだことがある
のなら、書いてあることはだいたい見当がつくのでなんとかなるように思います。


254 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 00:42
new sun



乳酸?

255 : ◆gacHaPIROo :02/11/23 00:54
>>253
amazon.coで購入すますた。
さて、どーなることやら・・・。
(何度も言いますが英語苦手っす。)

256 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/11/23 20:20
>>255
最初から最後まで読み通すのもなかなかきついでしょうが、例えば邦訳で気に
入った部分を拾い読みしてみるとかはどうですか。英文だとどうしても読む
スピードが遅くなるので、邦訳では何気なく読み飛ばした細部が見えてくると
いうこともありますし、邦訳で良い箇所は原文だともっと良いものなので。


257 : ◆gacHaPIROo :02/11/25 22:39
>>256
・・・・今日届きました。

      が、

なんか違う。
どう違うかってタイトルが違う感じ。

『 The Urth of the New Sun 』

・・・・、もしかして激しく間違えた?
これって続編でまだ未翻訳の5巻目?
いきなし最初っから
『足萎えのセヴェリアン』って自己紹介があるし。
うわ。どないしょ(汗

258 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/11/26 22:56
>>257
お気の毒です、が思わず笑ってしまいました。まあ、待望の続編ということで。
そう言えば、自分もはじめて "The Urth of the New Sun" にチャレンジした
時は20ページくらいで挫折しました。
(しかしカスタマーレビューを読んでもらっていればこんなことには…)


259 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/17 01:13
これの外国語訳って、何種類くらいあるんだろう?
賞たくさん獲ってるし、訳されてそうなものだけれど・・・



260 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/12/17 23:08
>>259
各国語訳のビブリオグラフィは見つからなかったのでGoogleで検索してみました。

ドイツ語(Das Buch der Neuen Sonne)
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/345331008X/qid=1040131861/sr=1-7/ref=sr_1_1_7/302-2596003-0233601
フランス語(Livre du nouveau soleil de Teur)
http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2207303756/qid=1040131499/sr=1-3/ref=sr_1_1_3/402-8447709-4836142
イタリア語(Il Ciclo del Nuovo Sole)
http://www.terra-di-mezzo.it/Autori/wolfe_01.html
スペイン語(El Libro del Sol Nuevo)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/8445070967/qid=1040131716/sr=1-3/ref=sr_1_0_3/250-5803117-6927443
オランダ語(HET BOEK VAN DE NIEUWE ZON)
http://www.deboekenplank.nl/naslag/aut/w/wolfe_g.htm
スウェーデン語(Den nya solens bok)
http://home.swipnet.se/~w-92087/wolfe.htm

さがせばもっとあるでしょう。

261 : ◆gacHaPIROo :02/12/18 09:50
>>260
すっげー・・・
EU圏内は大体カバーしてんすね。
あとは中国、台湾あたりくらいか・・・やりそーなのは。

あ、まだ読めてません、英文。ツラスギっす(汗
KUMA’s Discover Fire and Other
も買ったんすが、こっちのほうがなんか読みやすいもんで。
どっかのHPで理解の足しになるような予備知識とかなんかありますか?ラテン語とか。

262 :abaia ◆qaURTH.f.. :02/12/20 23:00
>>261
用語集ということであれば、>>183 にある "Lexicon Urthus" という本が大変
詳細で便利なのですが、上にも書いたように絶版となっています。
この本があまりにも丁寧なせいか、ウェブ上で「用語集」的なものは見かけない
ような気がします。

あと "Castle of Days/The Castle of the Otter" に収録されているエッセイ
"Words Weird and Wonderful" にはウルフ自身による用語解説がありますが、
これは「拷問者の影」の分だけです。

"The Urth of the New Sun" に関して言うとあまり特殊な単語は出てこなかった
ような気がしますが、どちらかと言えばカバラの「生命の木」とか予備知識として
見ておくといいかもしれません(必須ではなく、まあガジェットだと思いますが)。

263 :名無し三等兵:03/01/06 15:35
ほしゅ〜

264 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/01/06 22:51
>>263
明けましておめでとうございます。
最近ネタがないんですが、なんかありませんか?

265 : ◆gacHaPIROo :03/01/10 07:41
>>264
あけ(以下略
おめ(以下略
本(以下略
よ(以下略

ないっすねー。
ジーンウルフの最近の動向とかご存知でしたら、
教えてください。
編集活動がメインってイメージなんすが。



266 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/01/10 23:36
いえいえ、しっかり執筆活動なさっていますよ。それではウルフの近況など。

1. 2003年2月: Soldierシリーズの合本 "Latro in the Mist" 出版。
2. 2003年9月: ファンタジー新作 "Wizard Knight" の第1巻 "The Wizard" 出版予定。
3. 2004年春: 短編集 "WRAITHS, WAIFS, AND WOLVES" 出版予定。
4. 2004年秋?: "Wizard Knight" の第2巻 "The Knight" 出版予定。
5. その後は Soldierシリーズの第3作を執筆するとの噂あり。

"The Knight" の抜粋はここで読むことができます。
http://www.conjunctions.com/archives/c39-gw2.htm


267 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/01/10 23:41
すいません、第1巻は "The Knight" で第2巻が "The Wizard" の間違いです。

268 : ◆gacHaPIROo :03/01/11 06:52
>>266
ゼラズニィっぽくなってきましたなー。
ディルヴィシュとか好きだったんすが。

269 :山崎渉:03/01/12 03:54
(^^)

270 : ◆gacHaPIROo :03/01/12 06:55
山崎対策age

271 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/01/12 22:57
各国語版追加。

ポルトガル語(O Livro do novo sol)
http://www.geocities.com/carlosdeportugal/fcc_wolfe.htm
デンマーク語(BOGEN OM DEN NYE SOL)
http://www.klim.dk/forfatter.asp?ForfatterId=23491
ロシア語(Книга Нового Солнца)
http://sfbg.narod.ru/books/bard/isf/index-pg08.html
ポーランド語(Księga Nowego Słońca)
http://www.merlin.com.pl/sklep/sklep/strona.szukajctx
チェコ語(Mučitelův stín)
http://www.scifik.cz/akt_w.htm
セルビア語(Knjiga novog sunca)
http://alef.netfirms.com/authors/wolfe.htm



272 : ◆gacHaPIROo :03/01/13 07:14
>>271
あくまでもヨーロッパ圏なんすね。
やっぱローマ文化の規範にしてるからかな?

273 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/01/13 22:09
>>272
というか、
1. 自分はGoogleの言語ツールを使って検索したので、そこにある言語に限られる。
非ヨーロッパ言語は中国語、韓国語、アラビア語、インドネシア語くらいしかない。
2. 作品が翻訳されていてもWEB上で簡単に検索できるとは限らない。
自分も各言語20-30分くらい探して見つかったものをリストアップしただけ。
3. 韓国語、ヘブライ語とかは翻訳されてそうな気がするけども、残念ながら何を
書いてあるのかさっぱりわからない。その点、上記各ヨーロッパ言語はロシア語
以外は基本的に同じ文字だし、言語的にも近いのでなんとなく書かれている内容に
見当はつく。

というわけでここから「ヨーロッパ圏中心に翻訳」という結論は出ませんね。


274 : ◆gacHaPIROo :03/01/14 08:01
>>273
ありゃま。

275 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/20 19:49
中国語版があるならどう訳してるのか気になる・・・

276 :山崎渉:03/01/23 03:44
(^^)

277 : ◆qaURTH.f.. :03/02/08 10:10
ウルフの新作ショート・フィクション "Castaway" がオンラインで読めます。
http://www.scifi.com/scifiction/originals/originals_archive/wolfe2/wolfe21.html


278 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/13 14:41
>>277
「新しい太陽の書」という題名だけはよく耳にするのでこのスレを覗いてみました。
実はこの人の本の実物を見たことすらありません。このオンライン短編がまさに初
体験でした。が、よくわかりませんですた。何か別の作品世界の一エピソードっぽ
いですね

279 : ◆qaURTH.f.. :03/02/16 21:29
>>278
まあ、あの短編はファンサービスというか手すさびのようなものでしょう。

ウルフの作品で比較的入手しやすいものというと、河出文庫の20世紀SF第4巻に入っている
「デス博士の島その他の物語」でしょうが、これも「新しい太陽の書」とは全然違いますし、
何かいい例はないかな。

個人的にはシルヴァーバーグの「夜の翼」とか、ゼラズニイ、ディレーニイあたりに雰囲気が
近いと思うのですが。

280 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/02/16 21:30
2ちゃんブラウザ乗り換えたら、トリップの前の部分つけるの忘れてました。

281 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/17 11:23
親が『拷問者の影』を見咎めて説教された。

282 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/26 07:07
保守を気取ってみる。

283 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 00:36
>>281
親が『拷問者の影』を見咎めて説教された。

父母いずれか興味あり。


284 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/01 18:38
>>281
へ?
と思ったけど序盤の拷問シーンやらを選んで読んだらそうなるかもね
グルロウズ師の危ないくだりもあるし

285 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/03/01 22:22
単に背表紙の題名を見咎めたんだと思うが。内容は読んでないだろ。
もう15年ぐらい、3巻4巻を探してるのだが・・・・

286 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/02 00:27
確かにエロチック/きわどい描写が多いですね。ジョレンタとの関係なども、ほとんど
レイプだし、セヴェリアンを主人公にした大河ポルノ小説が書けるかもしれない。

とは言ってもこの作品の読者は真面目な人が多いようで、そういうFANFIC/二次創作は
なさそうです。ひょっとして一時期のファーマーとかなら書いてくれたかもしれませんが。


287 : ◆gacHaPIROo :03/03/02 05:45
>>286
てーかジーンウルフ御大がやってるんぢゃ出る幕なしお君。

288 :海の人●海の砒素:03/03/02 10:34
>285
 剣さんも、ここの住人だったのでつか(笑)

>286
 表紙はアレですけどね(笑)
 日本国内で、あの表紙だと間違いなくホラー作品と思われたかも:-p


289 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/03/02 10:44
>>288 海の人●海の砒素氏
おや、こんなところでw
自分の作ったナイフにHgを入れたいなぁと思う今日この頃。


290 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/04 00:49
Science Fiction Book Clubの "The Most Significant SF & Fantasy Books of the
Last 50 Years" というやつで11位でした。ちょっと惜しい。
http://www.sfbc.com/doc/content/sitelets/FSE_Sitelet_Theme_2.jhtml?SID=nmsfctop50&_requestid=1436

291 :海の人●海の砒素:03/03/04 03:42
>290
 「異星の客」が何故か(笑)4位なのはともかくとして、上位のほとんどが今では
翻訳が入手不可能とは、これまた悲しい話ですなぁ。
 そういやジョレンタおつでした〜:-)

>289
 そういえば斬首用の先がとがってない剣というもの自体を探し回ったですよ。
 なんかヨーロッパではイギリスでは斧でクビ切るみたいで、斬首に剣を使うのは
大陸系なのですな。



292 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/04 22:56
>>291
ちょっと特色のあるベストですね。ファンタジー系が多いし、ダルグレンが20位というのも
すごい。SFBCで出た本が上位に来てるのかもしれません。
「新しい太陽の書」も1998年にSFBCから最初の4冊が1巻で出てます。うちのサイトの
「13日の金曜日」セヴェリアンはそいつの表紙。

293 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/13 22:50
保守。

294 :ニキータ・タルコフ:03/03/18 21:07
おい、皆の衆。
ヤフオクにて全4巻1500円から出てますぞ。
わたくしめも欲しいのはやまやまなれど泥縄で登録しようとしたら
なんかめんどかったんで今回は譲ります。

295 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/18 23:28
手元の本がそのうち分解しそうなんで、ちょっと欲しい気がしますが、まあ我慢します。

ところで本日 amazon.co.jp より、"Latro in the Mist" が届きました。
負傷により毎朝目が覚めると前日までの記憶を失ってしまうローマ兵士が主人公の
Soldierシリーズ二部作の合本です。主人公のラトロは記憶を補うために毎日翌日の
自分にあてて手紙を書きます。まあ裏セヴェリアンですね。

296 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/19 03:24
>291
>上位のほとんどが今では翻訳が入手不可能とは、これまた悲しい話ですなぁ。
十位くらいまではブラッドリー以外入手可能


297 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/03/30 23:36
柳下氏が翻訳中の「星雲賞も狙える幻の傑作SF」は "The Fifth Head of Cerberus" なん
でしょうか? 状況証拠はそうなんですが。誰か知っていたら教えてください。

298 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/30 23:43
>>295
「タイタンの妖女」みたい・・・・・・

299 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/14 09:59
<新しい太陽の書>シリーズ、翻訳は1〜3持ってるんですが、
4巻見つからぬ……

ヤフオクとかオークションはなぁ……面倒だし、高値になるの
で却下……地道に探そうっと。

で、気まぐれに……1〜4(合本2冊)と、未訳5巻の原書を
注文しました。

で、まったりネットを散策してると、続編が(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
<長い太陽の書>と<短い太陽の書>で三部作になるとは……

こちらの原書は様子見。続編が出ているのは嬉しいが、未訳は勘弁
して欲しいぽ。読むの死ぬ……

300 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/16 00:42
アタイこそが 300げとー   

301 :山崎渉:03/04/17 11:25
(^^)

302 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/04/17 23:25
とりあえず山崎age。

>>299
三部作といっても直接話が続いているわけではないです。


303 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/18 13:06
>>302
>三部作といっても直接話が続いているわけではないです。

そのようですね。"The Book of the Long Sun"はパテラ・シルク
(Patera Silk)という僧侶を主人公にウール(Whorl)という
巨大な世代航行宇宙船を舞台にした物語で、その更にあとに続く、
"The Book of the Short Sun"はホーン(Horn)という主人公に
してますが、前作と密接な関係にあるようでふ。

304 :山崎渉:03/04/20 05:43
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

305 :299:03/04/21 19:17

洋書三冊(゚Д゚)キター 分厚い……重い……やっぱり、外国語……(´・ω・`)ショボーン

なんか、この厚さ……シュプリンガー辺りの数学の本みたいに凶悪だ。

306 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/04/21 22:12
>>305
いやいや、Long Sunの後半二作の合本 "Epiphany of the Long Sun" なんかは720ページ
あります。ウルフじゃないけど、今読んでるG.R.R. マーティンの "A Clash of Kings" は
1000ページを超えてて、こいつを通勤電車の中で読むのはマジつらいっす。

307 : ◆GacHaPR1Us :03/04/22 19:49
>>306
ワラタ

なんかブリタニカ大百科を立ち読みしてる姿思い浮かべました


308 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/22 21:08
>>306
>いやいや、Long Sunの後半二作の合本 "Epiphany of the Long Sun" なんかは720ページ
>あります。ウルフじゃないけど、今読んでるG.R.R. マーティンの "A Clash of Kings" は
>1000ページを超えてて、こいつを通勤電車の中で読むのはマジつらいっす

うーむ。720ページに1000ページですか。萎え……三冊まとめて1200ページ
でふけどね。ディレイニーのダルグレンは800ページ越えで、そのマルチプ
レックス具合でからも、最初の数ページで挫折中でふ(泣)。


309 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/29 11:26
ヤフオクで4巻セット出てるけど買い手つかんね。
やっぱちょっと値段が高めかな。

310 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/02 22:36
>>309
十分安いと思うのですが。
流すくらいなら入札してしまおうか。

311 :テュポーンの相方:03/05/03 22:19
>>309-310
いくらかと思ったら…やっすいじゃないですか〜
でもまあ、私は古本屋で予備を2セット揃えているから遠慮しておこうかなw




312 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/04 07:27
>>311
どうしようかと迷って最低価格で入札して、自動価格更新はセットしないで寝ちゃいました。
そうしたら終了直前にプラス100円で他の方が落札したみたいです。
ちなみに、全4巻セット(全て初版)で2,100円。
こんな値段で出ることもあるんですね。


313 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/04 11:08
>>312
自分も2年前にヤフオクで2000円で競争者もなく買えたから
意外とその値段で買える時があると思う。ハヤカワ文庫は
相場よりも安い値段で競争者もなく買える時が多いみたい
(一部の効き目は除いて)サンリオは絶望的に競争者がいるけど。

314 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/05/04 13:58
 サンリオSFはコレクターの投機対象になっちゃってるからねぇ

315 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/04 22:00
>>309
しまった。見逃した。1,2巻はもってるのだが。


316 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/05 05:27
easyseekで揃い帯付きで3,000円ででてました
(表記が“ジーンウルフ”と中黒がはいってない)。
http://www.easyseek.net/i_detail.php3?i_no=11118205&c_no=479

俺は1冊ずつ苦労して集めたけど、今回のヤフオクといい
あっさり揃えられる人が羨ましい…。

スーパー源氏登録で異様な高値つけてるとこあるけど、う〜む。

317 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/05/05 07:48
>315
 貸し出しましょか?
 sitrep@zaf.att.ne.jpまで送り先をおくってくだせ〜


318 :名無しさん:03/05/05 16:22
古本屋さん本屋さんで頼んでおいたので、大丈夫かなと思っていたら
メールが届いて、稀少本扱いになったとの事でした…。
1巻2巻と読み進み、さて3巻と4巻だなと思っていた矢先に…。
もう、手に入れることは出来なさそう…しょぼーんでした…。
オークションをこまめにチェックするしか、手は無いかも。

319 : ◆GacHaPR1Us :03/05/05 17:05
???
地方の古本屋にはまだあるんでけどなー。
温度差なんかな?

320 :テュポーンの相方:03/05/05 21:52
>>316
苦労して、というか自分で古本屋に通って見つけるのも楽しいものです
…というのはすでにひとそろい揃えてからの話ですね

ところで先日のヤフオクの4冊セットですが、
その、スーパー源氏で異様な高値をつけている店の在庫が1冊ずつ増えてたりしてw

321 :_:03/05/05 22:00
  ∋8ノノハ.∩
   川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました!
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku03.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/zenkaku/index.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku02.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku05.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku09.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku08.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku06.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku07.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku10.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku01.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/hankaku/hankaku04.html

322 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/05 22:32
>>317
本当に運良く何セットかそろえたら貸し出し用にしてもいいかもしれませんねえ。

323 :316:03/05/05 22:46
>>316
俺も3巻をおなじとこに頼んだけどダメでした。
あそこは総じて安値なのはいいけど、稀少本は大体在庫ないね。

>>320
確かに集めるのは楽しいですね。でもすぐ読みたい作家の場合ツライ。
ちなみに俺は、1-2,4巻ブクオフ、3巻ヤフオクでした。
安値で揃えられたのはいいけど、時間かかりすぎでした…。

異様な高値のお店のウルフはもう半年くらい売れてないですね。
在庫いっぱいもってるのかな?


324 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/12 20:38
近所の大型古本屋で先月、全巻発見。
値段がついてなかったので、レジに持ってって尋ねたら、
1冊200円でいいやーとの店長の適当な返答が。
税入れて840円で全巻購入できましたが、これは奇跡のようなもん
だったんでしょうか。
持ってなかったので嬉しくて帰り道はニヤケっぱなしでした。

今は再読中です。楽しいですねえ、これ。

325 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/15 22:34
やはりウルフの「ケルベロス」は柳下氏の翻訳で近い将来出るそうです。
出版社は国書刊行会! 新しいシリーズの第一段(?)でラファティとかも出るようです。
国書刊行会偉い!

326 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/15 23:44
>>325
おぉ!!えらい、期待して待つ


327 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/16 03:32
>>325
まじすか!!すっげえ嬉しい!
しかもラファティもでるとは!
さらにSF(かどうかわかりませんが)のシリーズが刊行されるとは!
レムコレクションといい夢のようです。国書に足向けて寝れない…。
ただレムコレクションも延期につぐ延期だから、それだけが心配。

ともかく貴重な情報ありがとうでした>abaiaさん

328 : ◆GacHaPR1Us :03/05/16 03:43
国書刊行会のHPで確認したが、なかった…

329 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/05/16 08:15
>325
>柳下は特殊翻訳家を名乗っており、普通の翻訳家が手を出さない妙ちきりんな本を
>好んで翻訳しています。
(by柳下毅一郎さんのサイトより)

 どわっはっは

>326
 送り出し遅れてます〜すんません〜(^_^;


330 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/16 11:30
>325
柳下氏の日記にある「年末スタート予定の企画」ってやつでしょうか。
年末……、でもうれしい!

331 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/16 23:07
上の情報はうちのサイトにいただいたタレコミによるものですが、翻訳家の古沢嘉通氏の
サイトの掲示板に柳下氏本人の書き込みがあったものです(5/13付)。
tp://www002.upp.so-net.ne.jp/furusu/

>(ラファティは)国書刊行会のシリーズで出ます。タイトルはまだ内緒、にしておきましょう。
>どんなに早くても来年後半だと思いますが。でも第二期(!)もあるかもしれないので乞ご期待。
>ちなみに第一弾がウルフというのは当たりですが、選集ではなくて連作短編集です。そう、アレ。
>いやあ、本当にできるんでしょうか。正直不安だったり(笑)

早川とかで出るよりも国書刊行会の方が長く出版目録にのっていていいかもしれませんが、
勢いで「新しい太陽の書」が再版される可能性はあんまり高くなさそう。
それこそ星雲賞でもとって盛り上がってくれればいいんですが。

332 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 11:19
Richard Bober のカバー絵をそのまま採用してほしいっす。

333 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/05/18 20:23
>>332
小さく描かれているMr. Million (?) がちょっとかわいい。

334 :山崎渉:03/05/22 01:41
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

335 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/22 02:55
>>317海の人氏に借りて読み直してるが面白い。


336 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/05/22 16:46
 その4冊のうち、1,2巻は横須賀で簡単に入手できたのですが、3,4巻が見あたらず
半分諦めていたところ、93年の北方監視で立ち寄った稚内で4巻を、94年の遠洋航海で
立ち寄った、沖縄那覇の書店で3巻を相次いで見つけるという数奇な運命をたどった
本達なのでありました:-)


337 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/26 03:56
>>336
95年に転地訓練に逝った時那覇で探したが無かったのは海の人にせいだったのかw

読み終わった。けどもう一度読ましてください。


338 :山崎渉:03/05/28 16:38
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

339 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/29 02:34
テルミヌス・エストって、原文ではどう綴るのですか?

340 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/05/29 11:25
Terminus Est

341 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/05/29 19:59
>>340
ありがとうございます。


342 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/06/15 21:39
国書刊行会のシリーズが正式に発表になったようなので。

国書刊行会SF『未来の文学』(全5巻)
未来は今!――幻の傑作・奇作SFのみをあつめたBest & Weird Science Fiction
コレクション。12月刊行開始予定

ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』柳下毅一郎訳(第1回配本)
イアン・ワトソン『エンベディング』山形浩生訳
シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』大久保譲訳
トマス・ディッシュ『ベスト・オブ・ディッシュ』若島正編
R・A・ラファティ『宇宙舟歌』柳下毅一郎訳

tp://www.kokusho.co.jp/news/index.html

343 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/16 00:51
サンクスコ

344 :山崎 渉:03/07/15 11:44

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

345 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/07/20 12:09
ほしゅ〜

346 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/24 01:25
ネタバレになるかもしれないのでぼかして書きますが、
3人があっちに向かってる理由はなんでだっけ?

347 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/24 01:40
主人公は組合の命令で
あとの2人は、ついて行くほかあてがないから。
うち1人は半死人だし

って、このシーンのことじゃなかったらスマン

348 :346:03/07/25 02:06
ちゃいます。
カコジェン3人組が逆向きに進んでる理由です。

349 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/07/25 10:55
>346
 つうか、この話「トリスキール」もそうだけど「3」とか「3人」のモチーフがたくさんでてくるので
それだけじゃ何のことだか判らないと思われ(笑)


350 :347:03/07/26 01:09
たしかに、その点について書いたら大きなネタバレだな。

351 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/07/26 18:27
 ジョレンタは、半死人というか改造人間つうかんじだよなぁ。
 ディウトルナの城で分解されて生きていた女のミラーリングというか。

352 :剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU :03/07/28 03:19
げ、3と言う物について全然気づいてなかった。読み直そ。

353 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/07/28 23:09
あの三人衆はやっぱり「東方の三人の博士」ですか。

354 : ◆GacHaPR1Us :03/07/30 12:36
一度に三人しか出さないのは
芝居にするとき便利がいいように
などという嘘をついてみる

355 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/07/31 12:25
 復刊ドットコムの方は順調なようで、嬉しいですね〜
 バナー募集中だそうなんですが、abaiaさんいかがですか?:-)

 以下メールより抜粋
[START]
この度、皆さまにご投票いただきました書籍に関して、以下の特集ページを設
けさせて頂きましたので、ご連絡いたします。

特集名:ジーン・ウルフ
http://www.fukkan.com/group/?no=2265

(snip)

また、現在の復刊特集におきまして、
 140x30のGIF画像バナー(静止画)
 簡単なご紹介文(著者プロフィール等)
をメール<info@fukkan.com>にてお送りください。(どなたでも結構です)

お送りくだされば、サイトのトップ等に掲載するほか、内容の充実しているも
のにつきましては、全ユーザーへのメールにてご紹介いたしますので、投票数
アップのお役にたてるかと思います。ぜひご協力ください。
[STOP]


356 :ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:31
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ

357 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 06:17
新しい太陽の書、スレがあったとは…嬉しい。
さっき、早速投票してきました>復刊ドットコム

アギアが強すぎる事への疑問は何度かガイシュツだけど、
私は『キャッチ-22』の、「主人公を妹の仇と思い込み
どこまでもつけ狙うイタリア女」みたいな感じで読んでたなあ。
コメディ・リリーフというか唐突に物陰からナイフ投げてきたりするの。



358 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/08/02 09:03
>>355
バナーはちょっと。絵心ないですし。著者略歴は送っておきました。

>>357
自分はフランソワ・トリュフォー監督の映画「私のように美しい娘」の主人公とか思い浮かび
ました。

359 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 10:42
>>357
その文章を読んで・・・
>アギア
「ブルースブラザーズ」のキャリー・フィッシャーが
唐突に思い浮かびましたです。

360 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 22:02
>359 漏れも…
爆発を伴うストーカー行為のあげくに、
キスでぬっ殺される(wアギア…

361 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/15 00:09
最新50だとヤフオクの話題がトップにあるので
思いついて検索してみたらまた出てますね、業者さんのようですが。
他に欲しそうな人がいなさそうだったら入札してみようかな…

362 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/15 12:14
取りあえず最新の入札者のコメントが
「以前より探していました」となっているので遠慮しようかなぁ

363 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/08/15 22:13
自分もコメント見て遠慮しました。
全4巻1,500円ですから落札できてよかったですね。

364 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/16 01:43

功雄版タロット

┏━━━━━━━┓
┃ ]XTTTT ┃
┃───────┃
┃コ   \ │サン .┃
┃ウ   / ̄\サン┃
┃ラ ─( ゚ ∀ ゚ )  ┃
┃ボ   \_/  ┃
┃シ   / │ \ ┃
┃ v    v.ザザァ┃
┃≡〔´∀`〕≡    ┃
┃~~~~~~~~~~~~~~~~.┃
┃───────┃
┃19   太陽   .┃
┃     THE  .  ┃
┃     SUN    ┃
┗━━━━━━━┛

365 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/20 08:16
高尚なレスが多いので言いづらいが自分がこの話で
一番萌えたのは、テルミヌス・エスト
某人との戦いの場面には泣けたなあ

366 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/08/20 11:01
 悪魔的な武器と闘ったときですな。
 <真理と悔悟の探求者の結社>のパリーモンの手からセヴェリアンに手渡され、その後長大な距離を
セヴェリアンの背中で揺られたのは、ディウトルナ湖のほとりで運命に出会うための、その運命自体に
呼ばれていたのかも、それは宿命なのか、という気がしてみたり。
 涙のようにしたたるヒドラジウムが目に浮かびますな。

367 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/10 01:00
1と2を持ってた。全巻揃うまで読まずに我慢してたんだけど無理っぽいし
なんかSF自体に疲れてプレミアついてることも知らずに捨ててもうたYO

368 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/09/18 22:41
復刊ドットコムただいま99票。

369 :テュポーンの相方:03/09/19 20:38
>>368
いきましたね

>>366
その章のタイトル「テルミヌス・エスト」は
剣の名前ではなくて、その言葉そのものだと理解してるんですがどうでしょうね?
最初に「ここが、分割線」という意味だと書かれていたので
「別れの、場所」なんて意味にもなるんじゃないかなあ、と当時から思ってました。

最近ぐぐったら「終着駅」という意味はあるけど「別れの場所」は有りませんでしたけど

370 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/09/20 11:10
>368-369
 今朝復刊ドットコムからメールがあって知りました。
 すんなり復刊してくれればいいですね〜:-)

>369
 たぶん、英文の意(終着駅)だと「たーみなす」ですが、「てるみぬす」だとラテン語読みの
ようですので、この場合「えすと」もラテン語の「EST」(〜した、〜た)と考えるべきなのでわ
ないかと思いますです。
 TERMINUS自体はラテン語から来ている言葉で、英語のboundary(境界線、土地と土地
との分割線)という意味なので、「ここが分割線」というのはラテン語読みでの意味のよう
ですね。
 「EST」というのは、英語のbe動詞にあたるらしくてラテン語の文章だと必ず入ってる
ようですから、おそらく旧訳か新訳の聖書のどこかにありそうな予感がしてみたり。
 それにしても、ジーン・ウルフという人は勉強家ですなぁ。


371 :秘孔突かれた小盾兵:03/09/21 21:06
工房のときに初めて読んだが、凄いインパクト受けたなぁ・・・
エルリックサーガと並んで。両者は別物ですが。

アギアが強いということは裏家業、つまり兄弟で価値のあるもの
を非合法に手に入れていた・・・・・それなりの強さも持ってないと
やっていけないと思う。あくどい手を使うのなら。おっさんを手練手管
で篭絡したり、手癖の悪さを発揮したりとか・・・・

セヴェリアンをやたら憎むのは、双子の兄とのささやかな生活を
壊したということで・・・・もしかしたら、ただならぬ関係があったかも
しれない。他に身寄りおらんみたいだし。
それに、あの店しかないとかなんとか・・・そこまで到達するまで苦労してたのかもしれない。

と勝手に考察してみてスマソ。

372 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/22 18:57
>371
ただならぬ関係は周知のことと思っていたが。

373 :秘孔突かれた小盾兵:03/09/22 19:43
>>372
まぁ、細部に関する記憶が怪しいんで
再読してみようかと思い松。4冊ともボロボロだ。

374 :イナイイナイ老:03/09/22 20:48
"Terminus Est"でググったら、パリのホテルが出てきてしまった。
この場合、文字通り「終着駅」にあるってことらしいが。
気を取り直して"Terminus Est Wolfe"を入れたら、こんな文章に当たった。
http://www.urth.net/urth/archives/v0021/0094.shtml

Terminus Est - the carnificial sword that Master Palaemon
gives to Severian. Its name is translated by Severian as
"This Is the Line of Division," but it could also be read
"This Is the End" (either a message to the condemned
or a name denoting the final work of the weaponsmith),
or perhaps most intriguingly, "This Is Terminus, God
of Boundaries."

Anyway, that would seem to the most obvious if not the only possible
translation of "Terminus Est" - "It is finished."

それぞれ稚拙に訳すと「ここが分割線」「ここが終点」「我はテルミヌス、境界の神なり」「終わった」ってとこか。
ところで、これはもうとっくに言われていることだろうが、主人公Severianの名にも
ずいぶんと多くの含意があると思う。
Sever:切断する
Severe:厳格な、冷酷な
あたりは読んでいて思い当たったが(どちらも刑吏としての主人公を示唆する)、
彼が最終的に独裁者となり多くの人格を宿すことを思うと、
Several:多重の
の意味も含ませているのかもしれないとの気がして来た。


375 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/22 22:10
2巻まで古本屋で購入し読みましたが、もう見つけられません…。
ヤフオクでも時々だし、何より高くて…。
早く読みたいなぁ。
復刻は何時頃になりますかね?

376 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/09/22 22:19
>>374
その部分(の前半)は >>183 >>262 であげたMichael Andre-Driussiの "Lexicon Urthus"
からの引用ですね。
同書ではエクカリバーとの類似点とかも考察しています。

で、なぜパリーモン師がテルミヌス・エストを入手するにいたったのか、またなぜ彼が
スラックスの位置関係を間違えたのか、というのも興味深いですね。

377 :テュポーンの相方:03/09/23 00:22
>>370
おお、どっちかが「分割」を意味し、他方が「この場所」を示すのかな〜
なんて勝手に考えてましたが、随分違うようですねw
しかし下手な考えでも書いてみたおかげで勉強になりました
ラテン語なんて調べ方さえわかりませぬ
ちなみに以前ググったら>>374さん同様パリのホテルがでてきましたが
脳内イメージではバルダンダースの城が思い浮かんじゃいました

ところで「ここが分割線」という名はこの剣が頭と胴体の間に入って「分割線」になる。
というブラックユーモア(?)でもあるんですよね。
なんか今回、書き込んだりレスを読んだりしてるうちにようやく気付きましたw

>>375さんは最近復活ドットコムに投票してらした方でしょうか?
先日ネット仲間にお勧めしたら、さっそく図書館で4巻借りて読んだという方が居ました。
東京あたりだと4巻揃ってる図書館もたくさんあるようなので探してみてはいかがでしょう?
最後まで読んだら、あらためて入手したくなるのではないかと思いますが

378 :375:03/09/24 21:17
>>377
復活ドットコムには投票していないんですよ…。
だからあまり大きな事は言えませんね。
しかも、僻地に住んでいるもので、図書館には望むべくも
ありません…。
再販か自力しか道は無いようで。(苦笑)

379 :テュポーンの相方:03/09/25 00:10
>>377
自らツッコミ入れておきます
>ところで「ここが分割線」という名はこの剣が頭と胴体の間に入って「分割線」になる。
>というブラックユーモア(?)でもあるんですよね。
でもある、というか改めて考えるとまさにその意味しかないですよね。
私はずっと「水銀の通る溝」の事を指している言葉かと思ってました
雄刃と雌刃の分割線であるその溝が、この剣の特徴であり名前にもなっていると。

>>378
無駄かもしれませんが是非清き一票をw

380 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/25 00:30
再版されて読者が増えれば
続編も翻訳してくれるかもしれん。
頼むよハヤカワ文庫よ・・・。

381 :秘孔突かれた小盾兵:03/09/25 20:09
俺も早速投票しようかとおもったが・・・
登録はやっぱり本名入れるべきなのか。

382 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/12 00:57
某新興宗教の本かと思ったw

383 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/18 01:35
この作品、ユーモラスな部分も多いと思うのですが
ひっっじょーにわかりづらいというか
一度読んだだけじゃ判らないギャグが殆どですよね。
テュポーンの相方さんの指摘されてる>>377の件、
私も全然気づいてませんでした…感謝感激雨嵐。

今手許にないんですが一読して笑ったのは
やっぱりタロス博士の辺りかな。台詞とか。
トリックスターとしてもなんて魅力的なキャラ!と感動したけど
その種明かしもまたこれが良かったですね。



384 : ◆GacHaPR1Us :03/10/18 21:09
>>383
炉縁を銃撃するシーンは笑わせようとしたんだと思う。

385 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/20 15:59
早川文庫のカバーはよわよわだ
交換したいので再刊を希望する

386 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/10/26 07:47
米Amazonの新サービス「テキスト全文検索」がすごいです。

これはAmazonで取り扱っている書籍のうち、120,000冊、33,000,000ページ(出版社にして
190社)の全文検索ができるサービスで、試しに "Terminus Est" で検索すると該当が8冊、
そのうちの "Shadow & Claw"からは、計59箇所(ページ)が検索されて、しかもその全ての
ページと前後2ページずつをページ単位で表示できます。検索スピードも極めて高速です。

ただし有効なクレジット・カード番号こみで米Amazonに登録している人しか利用できません。
当然検索結果も顧客の行動パターンとしてDB化されてるんでしょうが、それにしても便利。

同書でもっと頻出するであろうSeverianとかで検索すると、計102ページ該当がありますから、
前後2ページを含めると、ほとんどのページが読めてしまいますね。たぶんなんらかの制限
はあるのでしょうが。

387 :名無しさん:03/11/02 18:57
拷問者の影が出たときリアル工房だったワタスはとりあえず買い、残りはまとめて買って読もうと思っていた。
結局受験生になり、気がついたら絶版・・・・・。
あーあの時2巻以降を買っとけばよかった。



388 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/02 19:45
俺はリアル消防だったので1巻で挫折、その後読み直そうとして気が付いたらやはり絶版。

389 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 22:03
10年以上前、大学時代の卒業旅行で、オーストラリアに3巻を持っていった。
向こうで知り合った日本人ワーホリさん(日本語に飢えていた)にあげてしまった。
しばらくして、再読したくなったが、すでに絶版になっていて手に入らなかった。
以来、ずーと探していたが、先日、ついにヤフーオークションで見つけた。

届いたその日に読んだ。

やっぱり、いい。



390 :海の人 ◆STEELmK8LQ :03/11/03 23:26
 ハヤカワよ、この叫びに耳を傾けよ

391 :早川書房:03/11/03 23:45
今日、耳、日曜

392 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/04 00:33
俺は初刊当時すでに成人していたが、なぜか知らずにいた。
SFから遠ざかっていたのだろうか?
ここで評判を聞いて読みたくなり、古本屋でこつこつ探し中。
現在、1、3巻しかゲットできず。全巻揃ってから読むべきか?

393 :秘孔突かれた小盾兵:03/11/07 23:13
工房のとき初めて読んだんだが、禿しく感激した覚えあるよ。
それにしてもボロボロ過ぎる・・・大切にすりゃ良かった。
>>392
全巻揃えてから一気に逝きませう。SFとハイ・ファンタジー
マインド兼ね備えてるなら魅力的な世界観に悶絶必死・・・・

394 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/13 21:35
再版するとデカ活字になっちゃったりするのだろうか。
やっぱあのままで読みたいんだけどな。

395 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/19 18:18
森下一仁さんが「現代SF最前線」の〈新しい太陽の書〉の
項256pでこんなふうにおっしゃっていました。

「凄い話を読んでしまった、という気がすると同時に、
それほどでもなかったかな、という気持もある」

未読なので意味をとらえきれませんでした。
特に結論めいたことも書かれていたわけでもなく、
宙に放り出されたままという感じです。
未読でこれから読もうとしていただけに、
気になる一文でした。
皆さんのご意見を聞かせてください。

396 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/28 16:53
>395
自分で読んで判断するのが一番だと思いますが、
私の勝手な推測ではこの作品のSF的アイディア(結末のね)が
それほどひねりが効いてないって事なんじゃないかと。

これは個人的感想ですが、アイディア1発!
より細部の小ネタや描写、宗教的テーマなんかが魅力という作品だと
思うので。



397 :395:03/11/29 01:48
>>396
レスありがとうございます。
396さんのレスを頂き、興味が湧いてきました。
まだ全部手に入れてませんので、全巻読了はいつの日になるのか、
わかりませんが、1巻をまず読んでみようと思います。

398 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/12/19 23:19
ウルフの新作長編 "The Knight: Book One of the Wizard Knight" が1/1発売予定となり
ました。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0765309890/qid=1071843243/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-2651744-4940248

実際には本国の一部の書店では既に店頭にならんでいるようです。

399 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/23 15:33
"The Knight: Book One of the Wizard Knight"ですが
AMAZON.CO.JPで予約しといたら、本日届きました。
サイトの表示でも発売日は1月なんですが…
こんなに早くとどくとは思ってなくて少々びっくり。
430pとそんなに厚くもないので、正月休みに読み終わりそうです。
楽しみ…!

400 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/12/23 21:56
>>399
私の注文は、まだ日Amazonで「近日発売」のままです。ひょっとして初回入荷分(何冊だ?)は
出荷済で以降は年明けかもしれません。

ところで国書刊行会の「ケルベロス」発売予定も2004年春になっちゃいましたね。「ソラリス」
ですら2004年4月に延期になったようですから、実際にはいつになることやら。

401 :名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/24 10:44
>>400
Amazon日本の発売表示は間違っていることが、しばしばあるので
それで早く届いたのかも…と思ってました。
abaiaさんのところにも早く届くと良いですね。

「Knight」、ちょっと読んでみました。
巻頭から6pにもわたる人名リストが載ってたりして
期待させてくれてますが、帯の紹介によると魔法世界に飛ばされたティーンエイジ主人公の
成長ヒロイックファンタジーということで、なんだかジュブナイルな感触です。

「ケルベロス」、待ち遠しいです。
太陽の書の復刊の方はどうなったのかなあ。
着実に投票は増えているようですけれど。

402 :abaia ◆qaURTH.f.. :03/12/29 22:36
本日私のところにも"The Night"が届きました。
最初の章だけ目を通して見ましたが、ウルフにしては大変読みやすい文章ですね。
ぱっと見は典型的な異世界ファンタジーのようですが、これがどのようにウルフ的に変貌
していくのか楽しみです。
各章の冒頭に挿絵があるのにはちょっと驚きましたが、それよりも同じイラストを何回も
使い回しているのは如何なものかと。手をかけているのかいないのかわからない。


403 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/01/13 22:10
Jan 13, 2004 9PM EST(東京時間1/14の午前11時)より、SCIFI.COMにてウルフの公開
チャットがおこなわれます。
http://www.scifi.com/chat/

時間があれば会社のPCからROMる予定。

404 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/01/17 00:42
結局会社のPCからはチャットにアクセスできませんでしたが、トランスクリプトがアップ
されています。
ttp://www.scifi.com/transcripts/2004/asimovs.1.13.html

ホスト役のガードナー・ドゾワからの「もしもピーター・ジャクソンに映画化されるとしたらどの
作品が良いか?」との質問にウルフは「拷問者の影」と答えています。
理由は映画化が困難であろうことと、ホラーの要素が強いことだそうです。


405 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/01/17 00:42
"The Knight" の続きの "The Wizard" はもう完成していて今年の11月に出版予定。
6月には短編集 "Innocents Aboard: New Fantasy Stories" も出版されます。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0765307901/qid=1074267374/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-2651744-4940248

従って今年はウルフの新刊が3冊出ることになります。

また関連書籍としてピーター・ライトによる「新しい太陽の書」に関する評論
"Attending Daedalus: Gene Wolfe, Artifice and the Reader"
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0853238286/qid=1074267553/sr=1-4/ref=sr_1_8_4/250-2651744-4940248
も出版されています。

406 :海の人 ◆STEELmK8LQ :04/01/17 13:44
 ども、おひさです。
 欧米は息が長いですね〜、それに引き替え復刊どっとこむへのハヤカワからの反応は・・・=□○_

407 :名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/28 10:31
新しい太陽の書の洋書を買いました。
(SHADOW & CLAW, SWORD & CITADEL, THE URTH OF THE NEW SUN)
gooの英和辞典で発音と意味の確認をしながら読んでます。まだ、mystesのとこだけど…
1ページに1時間かかっても懐かしさとあいまって楽しいね。

408 :海の人 ◆STEELmK8LQ :04/01/29 13:52
>407
 をを、それはたのしそうですね〜(笑)
 原書では、abaiaさんおすすめ(?)の「ヒールプロレスラー・セヴェリアン」が表紙のを探して
入手しました:-p
 英語のしゃべるのは二の次として、読めるようになりたいですなぁ。

409 :名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/29 15:16
>408
私が買ったのもその「悪役レスラー」の表紙のやつです。
あまりに嬉しそうに読んでる私を見て
「その本、ファンタジー?どんな内容?」と質問する家人に、
「墓場から死体を掘り返して、その肉を食べることによって…」と説明する破目に。
「主人公は拷問者で…」と説明すればするほど怪しげな紹介になってしまい、
この作品の魅力を語るのが実感できました。
絶対、ハンニバルのような作品だと誤解されちゃったよ…

410 :名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/29 15:18
訂正
>この作品の魅力を語るのが実感できました。
→この作品の魅力を語るのがいかに難しいか実感できました。

411 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/01/29 23:23
>>407
おめでとうございます。
ウルフの英語って難しくって読むのに時間がかかるんだけど、それをゆっくり味わって
読むのがまた楽しいです。

悪役レスラーのORB版は第5巻まで合わせて並べておくと黒い背表紙がかっこいいですね。

>>404 の「ピーター・ジャクソン」発言などからも、ウルフは悪趣味なのを好きで書いて
いるのかもしれません。その一方、別のインタビューではキリスト教的な倫理観を真面目に
語っていたりもします。
このような多面性が"Helioscope"の「イエスを処刑した『拷問者であることの苦痛』を描こうと
思った」という言葉にもあらわれていますね。


412 :407:04/01/31 13:08
セイコーの電子辞書買ってしまった。
ウルフの英語が面白難しいせいだ。

413 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/02/01 00:28
そう言えば以前、電車の中で辞書引くのに便利かも、とペン・スキャナー型の電子辞書を
衝動買いしたんですが、いまいち認識率が良くなかったのと、よく考えたら(考えるまでも
ないか)かっこ悪いんで、全然使いませんでした。普通の電子辞書にしとけば良かった。

414 :海の人 ◆STEELmK8LQ :04/02/01 05:19
 普通の電子辞書も入力をいちいちキーインしなくてはいけないのがネックですね〜

 やはり携帯電話とか電子辞書とかデジタルキャッシュとかの機能をもったインプラントを
頭蓋骨に埋め込んで神経末端で制御したい・・・つうかジョナスと同じ機械の体がホスィ。

415 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/02/01 09:01
そこまでいかずとも、例えばウェアラブル・コンピュータで視線の合っている単語をフォーカス
して、訳語をゴーグル型ディスプレイに出力する、くらいなら割と簡単にできそうですね。

電子ブックの方が簡単か。

416 :海の人 ◆STEELmK8LQ :04/02/01 14:28
>415
 そ、それでわ違う話になってしまうのでわ(笑)
 トレッキーの血が騒ぐ:-p

 30も半ばを過ぎると体力のみならず、視力、記憶力聴力なども軒並み低下してきて
機械によるアシストがほしくなりますでつ。

417 :名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/02 13:04
>124
>セヴェリアンが書いた手記の形をとった一人称小説であるにもかかわらず、第2章の
>タイトルがわざわざ「セヴェリアン」となってるのが前からちょっと気になってたん
>ですが、この部分で現在のセヴェリアンが初めて存在しだした、とか。

この章だけが本来の(溺れ死ななかった)セヴェリアンのことを書いているからと思いました。
タイトルはこの章以外のセヴェリアンは括弧つきの〈セヴェリアン〉であるという暗示かな。
1章と2章のタイトルをあわせて「セヴェリアンの復活と死」(Resurrection and Death of Severian)
というのもありかな。
激しく遅レスですみません。

418 :417:04/02/02 13:12
訂正です。
溺れ死ななかった → 溺れ死んだ


419 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/02/02 23:57
>>417
"Death and Resurrection" でなく "Resurrection and Death" と逆転しているのもずっと気に
なってます。Googleでは前者が168,000件なのに対して後者はたった298件で、やはり特殊な
言いまわしのようですから、明らかに意図的なものですね。

「拷問者の影」の最初の文が "It is possible I already had some presentiment of my future"、
「独裁者の城塞」の最後の文が "It is possible that from the beginning Severian had some
presentiment of his future" となっていることからもわかるように、時間の流れが円環構造に
なっていることを暗示しているのかもしれません。



420 :417:04/02/05 21:08
>419
本編の最後でなく、「翻訳者の手記」(邦訳忘れ)の最後なところがウルフの遊び心を感じさせますね。

abaiaさんのサイト拝見しました。私の考えの数段上を行ってらっしゃって穴があったら入りたい気分です。
アッピアン(独裁者)にセヴェリアンが次の独裁者だと告げた人(パエオン)は退化人だと思ってました。
パリーモン師が神殿奴隷という説まであるとは読めば読むほど不思議が広がりますね。


421 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/02/07 09:36
パエモン=パリーモンというのは半ば語呂合わせなので、話半分に呼んでください。
それでも、パリーモンがにおわせる過去や、唐突に登場するパエモンという名前は
なんらかの伏線をはっているようですね。

422 :名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/13 14:32
こんなスレがあったんですね。
「新しい太陽の書」は高校の時に初版でそろえて
廻りのSF読み(その頃から少なかった)に強力にPushしてましたが
あまり理解してもらえなかったのを覚えてます。
その後Paperbackで"The Urth of the New Sun"を買ったものの挫折した
のですが社会人になって買うだけは原書の4巻2冊組みと5巻それに
"Lexicon Urthus"は揃えました。
本の方は実家に置いてきてしまったので皆さんの深い話にはついていけて
ないのが残念です。
そのうち実家で掘り起こして読み返そうかな。

423 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/02/15 22:32
Lexiconはいいですね。若干マユツバの記述(例えばキム・リー・スンのところとか)も
ありますが、ながめてるだけでも楽しい。

ところで先ほどLexiconのPalaemonの項を読み返していたら、ギリシア・ローマ神話中の
海の神の名であることが示されています(これまでうっかり気がつきませんでした)。
Palaemonは、もとはメリケルテスと言う名であったものが、発狂した母イノによって釜ゆで
にされ、サロニコス湾の岩山から突き落とされて殺され(別の神話では、母イノに抱かれて
海へ飛び込んだ)、死後にパライモンという海の神になったとのことです。

この名前の由来からすると、パリーモン師はアバイアやらエレボスやらとの同類なのかも
しれませんね。


424 :海の人 ◆STEELmK8LQ :04/02/17 19:50

ttp://ascii24.com/news/i/tech/article/2004/02/12/648186-000.html

「遊女の耳にぶらさげられるほどの大きさでありながら、片方の耳に世界中の書籍を
ぶらさげたとしても釣り合いが・・・」

 実世界がSFに追いつきつつある瞬間というのは、いつでもわくわくしますね:-)

425 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/03/02 00:29
やっと "The Knight" 読み終わりました。

純粋なファンタジーですが、「ジュブナイル」ではないと思います。SciFi.comのレビューで
ポール・ディ・フィリポが「トールキン以前のファンタジーというジャンルが持っていた力」を
復活させようとする試みとし、ロード・ダンセイニ、ウィリアム・モリス、ジョージ・マクドナルド
などの後継者と評しているのがうなずけます。ファンタジーというよりも日本語でなら
幻想文学とした方がしっくりくるかもしれません。

にもかかわらず、ウルフらしい部分が随所にあり、「新しい太陽の書」、特に第5巻にあらわ
れる様々なモチーフがあちこちに登場してきたりもします。


426 :abaia ◆qaURTH.f.. :04/04/24 22:47
保守。

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