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受験生の暇つぶしスレ

1 :1:03/08/08 04:56 ID:j2a3dGUw
大学受験者専門のスレです。
日々思っている事や日頃の勉強で溜まったストレスを詩に変えて書き込んで下さい。
ジャンルは問いません。

2 :名前はいらない:03/08/08 05:03 ID:j2a3dGUw
いい加減疲れた。毎日疲れる。
胃が痛い。頭が痛い。
少しずつ、ふさぎ込んでいくのがわかる。
もう、何もしたくない。休みたい。
だけど、このままだと、死ねない。
死にきれない。

もうすこしだけ、もうすこしだけ。

さぁ、行こうか。

先は見えないけど、もうちょっとだけ、
もうすこしだけ、

歩こう。

3 :名前はいらない:03/08/08 08:57 ID:qGOCn7qg
来月はセッテンバだな、、、
そろそろ、アル′`ぺットでも憶えるか…(wara

4 :名前はいらない:03/08/08 10:28 ID:EZ9Kptlj
俺としては疾風のごとく立った瞬間に2ゲットすることも容易い。
だがしかし、俺も大人だ。
貴様らにも「もしかしたら、俺でも2ゲットできちゃうかも〜?!」って期待をさせないと可哀相だしな。
2ゲッターは1日にしてならず。
厳しいナローバンド時代は、そりゃ苦労も多かったさ。
>>4あたりに( ´,_ゝ`)プッ とも笑われたこともある。悔しかったなぁ
だがそれを乗り越え、心の傷を背負ってみんなが尊敬する「2ゲット」のレスができるわけだ。
しかし、俺はそんな素人には「2」は譲れない。なんせ2ちゃんねるの2ゲッター暦は13日になる。
ここまでの長文を書いても余裕でみんなの憧れ「2」はゲットできる。
2ゲット!

5 :名前はいらない:03/08/08 12:58 ID:vUBUyZyM
>>4 プッ

6 :名前はいらない:03/08/10 01:44 ID:vbX7XDEb
悪いんだけど、今ちょっと、誰かイッテヨシ!って行ってみて…。

7 :山崎 渉:03/08/15 12:19 ID:6uqIVx7n
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

8 :名前はいらない:03/08/17 00:58 ID:LKdATfZZ
私は賢くない
本当に賢くない
the very 賢くない



でも


    でも


私は      強い

本当に
  強い

だから負けない

だから勝つ


to s

9 :名前はいらない:03/08/17 16:07 ID:yGIjZwax
お前らO型だろう

10 :名前はいらない:03/08/17 16:20 ID:oKwN2yzA
形容動詞にthe付けか…何に勝つのやら

11 :名前はいらない:03/08/17 23:55 ID:LKdATfZZ
the very =まさに

じゃなかったか?

12 :名前はいらない:03/08/18 01:30 ID:jxbqksJT
ちがう。名詞にveryが付いて初めて「まさに」
発想が受験英語的杉

13 :名前はいらない:03/08/18 01:49 ID:5PgGnr/c
うわ イってきまつ…

14 :名前はいらない:03/08/18 01:50 ID:5PgGnr/c
↑8でつ

15 :12:03/08/18 18:07 ID:jxbqksJT
まあ俺も何度目かの受験生なんだけども


16 :名前はいらない:03/08/18 19:30 ID:hK3xWjUJ
受験生の頃は幸せだったのかもしれない

大学に合格した
理想に燃えていた
新しい生活に胸が高鳴った

現実は無常だった
俗物で溢れていた
これからの生活におもいやられた





17 :名前はいらない:03/08/18 21:34 ID:YPe4bmGl
無情だよ、全く
俺は机のかじりつきお月様とランデヴー
毒づいても合格通知がドアをノックはしてこない
わかってる わかってるンだけど
俺にはむかない 幸運のルーレット
わっ、と太陽がでてくりゃいいのに朝焼けは不在
暗鬱なるレイニーデイ
無情だよ、全く

18 :名前はいらない:03/08/18 22:10 ID:xBnY3x5N
何も無かった夏休み

何か有って欲しかった夏休み

勉強はこれから 宿題もこれから

思い出に残らない15の夏

19 :名前はいらない:03/08/18 23:40 ID:v/6+pyVl
>18
3年前は俺もそうだった。
思い出といえば塾の夏期講習で何人かと知り合ったことくらい。
そして、3年後の今。
行ったのは学校の補講と図書館の自習室。それに本屋の参考書コーナー位。
祭りに行こうとしても友人は皆塾の合宿。彼女は家で勉強。
こんなはずじゃなかったのにな・・・・。

20 :名前はいらない:03/08/18 23:41 ID:v/6+pyVl
割れるような頭痛にも
胃を切りとりたくなるような吐き気にも
フィルターを通してみるようなモノクロの世界にも
死にたくなるような孤独にも
毎晩感じる期待にも
毎朝感じる絶望感にも

慣れた

覚えたのは、諦観。
忘れたのは、希望。
理解したのは、現実。

21 ::03/08/18 23:41 ID:qWLq4A1C
携帯サイトのよう!

http://www.leap-yuki.com/

22 :ニイヅカ ハル:03/08/19 02:16 ID:mJDBlAjX
わざわざ机に向かうような「勉強」などせず
「必死で頑張る」は気概だけ
3ページで立ち止まる半年のスケジュールが
手書きのカレンダーに書かれた言葉たちが
机上の数字達が
特に何も言わない
この回帰的アンバランスさが
自分の性格 行動 評価 結果と 位相接続する
そういうとき
少しだけ
ないた

23 :ホワイトナイト:03/08/19 02:55 ID:T33v3fZI
僕は 何も知らなかった
現状も 理想も ハードルも
何も知らず 手の届かないものを願っていた
その為の努力もせず
僕は 子供だった


頭痛がひどかった 身体が鉛のようだった
夕食を終えてベッドに倒れこむと すぐに意識が飛んた
起きたら すでに日付が変わっていた

冷め始めた湯船 物音一つしない家の中
僕は 孤独を味わっていた

いつからだろう 家族が干渉しなくなったのは
僕が誰にも心を開かなくなったからだろうか?

24 :ホワイトナイト:03/08/19 02:55 ID:T33v3fZI
部屋に吹き込む 生暖かい風
ベランダで一服 馴染みの味が舌に広がる
最後の一本だというのに気づいたのは すっかり吸い終わった後
ボックス型には 慣れてない

雨が降ってきた
動くのもだるくて そのまま雨に打たれた
火照った身体を やさしく冷やしてくれる
思考が クリアになってきた

その日 僕は現実を知った
なぜ 皆そんなに必死になっているのだと
心の隅で笑っていた
人生なんてなんとかなる
今を楽しめたらそれでいい

僕は 現実を知らなかった

知りたくなかったのかも知れない

25 :ホワイトナイト:03/08/19 02:57 ID:T33v3fZI
壊れていく自分を見てた

醒めた目で 


狂った身体を見てた

26 :ニイヅカ ハル:03/08/19 03:17 ID:mJDBlAjX
実際何が起こったのかを俯瞰しきることは未だにできない
どこを歩き回ってもいつも草むらの中のようで
気づけばその中にいたようで

いつのまにか ふっと出会い
気づけば傍にいるような

そう 桜が綺麗だった 優しい色をしていた
気づけばそこに 桜が咲いていた 何度目かの

27 :しろうさぎ:03/08/19 03:51 ID:cW1Iu44P
ここは詩のスレ?
平井堅ってカッコいいですよね〜激しく萌えます
や〜ん堅様ぁ〜〜〜〜

28 :名前はいらない:03/08/21 06:47 ID:YXz9zTzL
受験生って何?
勉強頑張って、いい学校入っても楽しいわけじゃないし、
高卒で就職しようとしてる周りの友達の方が充実した生活送って
いい思いしてるやん?
人生って不条理じゃないの?
小学校の時親の言う事をはいはい聞いてるんじゃなかったよ全く・・・・
あー損した気分だ。損した損した。

29 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/21 09:45 ID:EXyDr2/5
>>28
それはお前、確かに損だよ。だからこれからは自分で決めることだな。
自分で決めた事なら、例え失敗しても反省も改善もできるからな。

『周りが許してくれない』とか言うなよな。周りを気にして自分の望む道を
選択できないのは、お前自身の弱さのせいなんだから。

ドラマかなんかのモノマネしか出来ない常識人達なんか、拳骨で黙らせちまえ。

と、クジラ並みに壮大に釣られてみる。

30 :名前はいらない:03/08/21 11:30 ID:tmQSb0TP
>>28
ちなみにいい学校ってどこだ?

31 :名前はいらない:03/08/21 13:15 ID:j4v/BwTT
偏差値という人生に酔う

32 :名前はいらない:03/08/21 13:42 ID:qftHW4q2
自分も書き込みたいけど何度書いてもバンプの焼き直しにしかならなくい。
鬱だ。sageて勉強しよう。

33 :名前はいらない:03/08/22 00:47 ID:qQ5r/sEy
>>28

俺は、
いい学校行けば、いい奴と巡り合える確率があがるとか、環境が良い所にとか
考えてる。
そんなもん、バッジじゃないかとか。
胸に着けるバッジのために勉強したり。してる。

34 :スレ違:03/08/22 01:01 ID:/wGbo5GU
ノンキャリが雁首揃えて
こっち睨み付ける
俺等より仕事できねぇくせにと
俺にも奴等にもどうにも出来ない事で僻みよる

たかが大学4年出ただけで
キャリアって何だと。
2ヶ月前まで先輩だった部下より誰よりこの俺が
釈然としねぇ承服できねぇさっぱり全く納得できねぇ

多過ぎんだよ俺の初任給
3歳上の先輩よか上
早過ぎんだよ俺の昇進
同僚先輩踏み越えて

大卒は大卒らしくある義務
高卒は高卒らしい待遇

俺のせいでもあんたのせいでも誰のせいでもなく決まってんから

俺はエリートでなければならない
高給とるから大学出たから
あんたは薄給に耐えにゃならない
どう頑張っても学歴ないから


35 :スレ違:03/08/22 01:02 ID:/wGbo5GU

俺の4年と死にそうな月日は案外高値で売れるらしかった

あんた馬鹿だよあんた等馬鹿だよ
知らずに見下ろし哀れむノンキャリ
図形の斜面に根を下ろし伸びる
やっぱり俺はキャリアらしい

                行けるもんなら行っといた方が良いだろうな、大学。
                自分に余程の自信があるのならまた話は別だろうが。

36 :名前はいらない:03/08/22 12:17 ID:Xzpwj2Oz
>>33
確かに偏差値がある程度あるとまともな奴の割合は上がるね。
高すぎると「つまんない」奴てのも多くなるが。
どちらにしても「最低な」奴は劇的に減る。
俺も現役んときそれくらい客観視できてたらなあ…


37 :名前はいらない:03/08/22 19:45 ID:9W5I69wK
夏が終わる・・・
このままでいいのか

38 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:14 ID:fFLe7A4k
「女の子について」

 女の子たちとのデートと
 あの、つつましいアルコールがある現場での
 論争や、つつきあいや、嬌声や、足うかがいやと
 何が違うっていうのか
 「沈黙がじゃまにならないこと」だって?
 そんなことは――
 そんなことは、校長先生の前だって同じこと


39 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:14 ID:fFLe7A4k

 俺は一万円のために頭を下げるが
 だからといって君が大金になったわけではない
 勘違いするなよ、一万


40 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:16 ID:fFLe7A4k
「こころ」

 物足りないと言うのなら
 足のつけ根を見ればいい
 鋭いカーブの腱を弾け
 それならついに音楽が
 心臓の奥まで届くから


41 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:17 ID:fFLe7A4k
「受験の詩」じゃなくても良いのかな?

42 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:19 ID:fFLe7A4k
「午前」

 上大岡で地下鉄から京浜急行に乗り換える
 同じ制服で込み合った車内で手すりを抱え
 しゃがみこまないようにからだを支えていた

 途中駅で降りて次発の電車にまた乗り込み
 三回繰り返して、四本目は空いていた
 これに乗ると五分の遅刻
 ベンチに座ったまま、その車両を見送った

 口から熱が抜けてゆき、重い荷物と体重を、すべてベンチにあずけているとき
 左右から押し縮められた、縦に細長い視界は
 上下をフェンスと空で区切られて、底辺の編み目の向こうには、水たまりに一匹の鳩が居た

 しかし胴体は、心持ちをどこへも逃がさずに
 しっかりとそのたもとを握っている
 のどは頭とからだを繋ぐつなになり
 つな引きに勝つのはいつも胴体の方で
 床を見れば吐こうとし
 このままでいれば呼吸をする
 頭は胴体にあいづちをうっては振り返り
 胃を冷やすために缶ジュースを飲むのだ、と天井を向いて宣言する、僕に


43 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:20 ID:fFLe7A4k
(つづき)

 しかし鳩は居なくなった
 向かいのホームのベンチには、制服の小学生がひとりで座っていた
 目はそれを見ようとしている
 けれどすぐに、朝の斜めの陽射しが眩しくなり
 登り電車が視界を遮った

 さっきまでは鱗雲があった
 けれど、もう光に隠れていた
 いつの間にか隣に座っていた女の子が、今日の行き先を尋ねていた
 向こうに座った母親がそれに答えて
 その声が一切を敗北させて
 僕はようやく、小さく息を吸い込んで
 あと少し、何もせずにいることができると
 言うことができる


44 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:51 ID:6fdmBZaX
「ベルギー」

 ベルギーには
 冷たい土と国立図書館ら
 優しいものたち
 僕はその中で詩を読んでいた
 日本語の
 フランス人が書いたオード、ソネット、それからまたオード
 フランス人は
 それだけ書いていたから詩人になれたのかと
 僕は日本にいたなら思っただろう
 ロンサールという名前は読めたが
 僕には日本人の名前が読めなかった



45 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:54 ID:6fdmBZaX
「傘」

 遠く遠くにあるオレンジ色した
 高速道路の連なったあの灯りは
 近眼の僕のぼやけた世界
 夜の暗さや黒い空と
 丘の家々とおなじに
 一枚の風景の中で小さく光る

 それほど遠大にも感じさせない
 画像の親しさへ
 僕の冷静な隣人へ
 伸ばそうとした腕の関節のきしみを聴いて
 わらいながら身を引いていってしまう
 その憎らしい清々しい姿

 冷たい灯り、灯り
 どこにも散っていかない、風を馬鹿にした態度の花
 夜に集合した光の中で
 まったく呼吸をとめてしまう
 バネ人形には何の手出しもできはしない

 ここで僕は、一度あの暖かな部屋へ引き返さなければ
 眼鏡を取ってくることもできないので
 ひっそりと湿った大鯰にくれてやる
 ――意趣返し
 名づけてやろう
 値段のついた模造紙に
 ぶちまけられた銀の油
 しかし冷徹に、何もいぬきもしない丸い色


46 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:55 ID:6fdmBZaX
「傘 Part2」

 翅が濡れて、屋根の下
 つるりと滑って傘の中
 どういうわけかも忘れてしまって
 ただ雨、ただ雨ばかり漏れてくる
 あとは草木、砂、遠い雲
 僕の身は携帯電話のバッテリー
 いや、あれはフェンスの側に落ちているもの
 自分のからだは、自分では、目には見えないのだ
 と、思い出した
 ならばあれは風景だ
 それでもしぶきは煙って一切をつかませず
 はなから身近なものもない
 ならば何もない、雨ばかり
 雨は温水、雨は胃液
 あとは露、路地、露、露、露
 つつつと伝って蟻の巣が溺れているのを見た
 溢れ出しているのを見た
 ああ、黒い奴らこっちへくるな
 こっちはもう満席だから


47 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:56 ID:6fdmBZaX
「戦争」

 風が吹いたら一回おやすみなさい



48 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/25 12:57 ID:6fdmBZaX
「晩年」

 君に言ったとおり
 僕は何も言わない

 もちろん嘘はつかない
 嘘つきは人間じゃない

 君が人間なのか僕にはわからない
 僕が人間であることを誰も気にしない

 優しさはたぶんそこにあるはず
 誰も本当は、気づいていない

 もしも気づいたら
 僕は風刺作家になって

 一日中、家で暮らして
 ついに出版社まではたどりつけないだろう

 だから、のたれ死ぬだろう
 それは嘘だ
 皿洗いでもしてるさ



49 :ホワイトナイト:03/08/26 04:17 ID:dLQssOdF
「犯罪」

法を犯した者が犯罪者ではない

法を犯したことのない者など この世にいるだろうか


法を犯し なおかつ発覚したものだけが犯罪者となる

人生の落伍者 社会不適応 人格を疑われる・・・・

そう 見つからなければいいのだ

見つからなければ・・・・

50 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :03/08/26 08:14 ID:xOP9kZyP
クロラ君、暇つぶし照る時間あったら勉強しようよw

51 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :03/08/26 08:28 ID:xOP9kZyP
想像してごらんよ
今からアレだよ
黒インクが刷られただけの張り紙によ
揚げ足取られんじゃないんだ
下げ足払われるんだよ
まず生活ありき
だよ
でもまぁ大丈夫
人生は大抵、暇なもんだよ

52 :名前はいらない:03/08/27 03:52 ID:Wi/VCETC
偏差値70ある奴とない奴の違いってのは
偏差値70あるかないかの違いしかなくて

偏差値70ある集団とない集団だっても
偏差値70の名目かそれ以外の名目のところに属すだけとは思ってたが

偏差値70になった自分と なる前の自分でも
偏差値70としての亡失と そうでない苦悩が別にあるとは思わなかった

結局自信ってのは数字でも名目でも得られないし
与えられた 自分の道ってのをいったん馬鹿らしいと思えば
自然に満ちた藪道の 歩きにくさが心地よくもある

何叉にも分かれた道の前で 選ぶ基準も無くしたとき
それまでの甘い甘い苦悩の上に 独特の 重々しい 闇がのしかかる

戻るだけ戻って 寧ろ 増えすぎた 全ての選択肢を振り返るのも いいかもしれない

しゃがみこんで 土だらけの足元を撫で
地面の上に立てた煙草の 倒れた方へ進むのも いいかもしれない

53 :名前はいらない:03/08/28 23:42 ID:WKdu4jqF
>49
俺の言葉を…
てか まだ少し腹がたつよ

54 :名前はいらない:03/08/29 04:11 ID:ZikstH4t
>53
心は大きく持ちましょう(事情知らんけど)

55 :KADEN ZENKO-:03/08/29 16:59 ID:KYkkQqsf
受験ってあーまずそう

56 :wing ◆IzbMcnjBBo :03/08/29 17:05 ID:8AcHgyw4
受験は会議室で起きてるんじゃない!
教室で起きているんだ!


57 :名前はいらない:03/08/29 17:23 ID:IDpPPe+J
 「複雑」

過去 未来 昨日 今日 明日 夢 幻
こんな複雑な世の中はいやだった

だからといってどうするの?
いつまでもじっとしているの?

みんなとはしゃいだあの日
その時の思いが余計に苦しくて
現実から逃げようとしたんだ

社会へ飛び立つときに
何かを忘れていた
何かを残していた

だから
後悔したから
これからはがんばろうってきめたんだ

明日を作るのは自分
今日を作っているのは自分

なにもしないでどうするの?

未来を作るのは自分
未来は自分次第

だからがんばろうってきめたんだ
きっとがんばれば楽しい未来が待っているから

58 :名前はいらない:03/08/29 17:27 ID:IDpPPe+J
 「夢」

いつだったか
苦しかったあの日
夢だけが僕を支えた
現実だけでは苦しかった

もちろん現実逃避かもしれない
ただ逃げているだけかもしれない

けれど僕はやがて立ち直ったんだ
このままじゃいけない

いやな思いをするほど後悔する
後悔するほど立ち直った

立ち直った時 僕は見たよ
将来の輝かしい自分がいる夢

59 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 07:44 ID:HrRwfY3w

 つぶす暇はある
 やる暇はない

60 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 07:59 ID:xHGhwxGi
自分の部屋で徹夜すると
夜が過ぎ去っていったことがよくわかる

あれはもう戻ってこない
僕はこの夜に何をしたのか
何を引き止めたのか

「ゲームしt」
って言おうとしたら

気弱な背骨を押し退けて
カメラの前に駆け寄ってきた炭酸少年が
「ラブだよ!!!」

って…言って
い・ま・し・た!


61 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 08:53 ID:xHGhwxGi
「両替所が…」

 日々を切り身にして売るものたちがやってくるだろう
 それを買う金を得るために私は自分の垢を売るだろう
 でもあいつらはイタリア人だ
 この街には両替所がない


62 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 08:58 ID:HrRwfY3w
「地上」

 たとえば“それ”が戦争を示していると気づいたとき
 浮ついた足を地に降ろされた気分になるのだ
 それから胃を覗き込みたくなる
 なんてつまらないものを飼っているのだろうと
 そして地面は水平


63 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 11:18 ID:HrRwfY3w
 生きているときは いつも楽しいから
 何も思いはしない いつも無表情のまま
 映画館に入って 友達を見つけたら
 少し嫌な気分が 芽生えて離さない

 小さな道の上で 曇り空が光ったり
 車の灯りを見た ずっと楽しいまま
 そしてひとりきりだと 楽しさが溢れてくる
 シャワーで目を閉じたら そこには全ての物が

 ねえ、君とふたりどこかでキスしたね
 七歳の頃 だってそこにはすべてのものが
 トイレに駆け込んで 鍵をいじっていた時
 戦場の子どもたち それから投資家たち

 爆発音がしていた ドアの外はサバンナ
 象の親子が倒れる音 見ていたのは二十歳の君
 楽しい物語なんて僕はひとつも書けないよ
 だってその中には全ての物が溢れている

 死んだ振りをして 暗闇に包まれよう
 キスして殴られても そのあと、ちゃんと寝よう
 キスしてみたりして それから眠るんだ
 許可なく話しかけるなよ 今は眠るときだ

 夢の中でお話を書いたら 嬉しくもなく悲しくもない
 だって話しかけてくる象の子ども あいつには感情もない


64 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 12:40 ID:xHGhwxGi
「夏休み」

 君の書いた「死ね」や
 君の言った「暑い」たちが
 まだ道路に転がっている
 誰にも片づけられず
 君の手首も転がっているから
 君はもう「死ね」と書けない
 だから「死ね」って言ったんだね


65 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/08/30 12:44 ID:HrRwfY3w

えっと、乗っ取るつもりはないので

66 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:30 ID:m+IVHSMU

若いうちはやり直せるらしい

人生のピークは14歳くらいらしい

やり直したら何をしようか

14歳の女の子でも誘いにいこう

67 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:35 ID:5Kweov7d

 僕はたぶん、すぐに、好きと言ってしまう症例だ
 この感冒症は多くの患者を抱えているが
 街中で彼らに出逢うことは少ない
 彼らはマスクをする代わりにズボンを履いている
 そしてトイレの中でだけ
 膿んだ肌を見せつける

 僕は天国が好きだ
 華という字が好きだ
 糸切り歯という言葉が好きだ
 そう言ったとき
 僕の首の後ろをつかまえ
 後部座席へ押し込んで
 僕を連れ去ったのが君であったのは幸いだ
 僕は病人相手ならば自分の症状を話せるのだ
 自殺中毒の君は車を走らせ
 森の入り口でようやく顔のマスクを取った



68 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:36 ID:5Kweov7d

 天国へ逝きたいのか
 いや、僕はただ好きなだけ
 ふたつのかたまりがぶつかるとき
 周囲に小さく発生する熱風の、幻覚はしかしすぐに冷める
 そこは地下街の外れ、ロッカーの前あたりだったかもしれない

 他人の顔を見てはいけない
 自分の顔を見ることはできない
 前者は倫理、後者は論理
 僕は理が好きだ
 理は人間を嫌っているかもしれない

 彼は何度も天国へ行ったことがあると言う
 しかしそれは嘘だ、残念ながら、いや
 僕は嘘が好きだ
 例えば、深夜、閉まった電気販売店の前にすわりこみ
 ひとり長い物語を語り続ける男
 覚せい剤、鉄の鞄、聞いたことのある地名、女、男、聞いたことのある労働者
 ああ、そんな話は退屈だ、もっと楽しい話をしてくれ、君には安物のスーツが似合い過ぎている
 だけど空気を揺らす彼の言葉、昼の光の中でよりもずっと魅力的ではないか
 僕は、嘘をつこうとする男が好きだ



69 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:37 ID:5Kweov7d

 僕は女の子が好きだ
 かわいい女の子が好きだ
 かわいければ、女の子じゃなくたって好きだ
 彼がどちらだったのかなどどうでもいい

 蛍光灯がじいじいと白く早く点滅し
 それに照らされたタイルは、とても良く見える
 あれはまるで昼間のようだ
 彼は自殺志願者の嘘をつく
 白昼の嘘はいかに、タイルの隙間に落ちた、黒いコンクリートのでこぼこを忘れさせたか

 ホテルへ行こうと彼は言った
 なるほど、ホテルは白熱灯でできている
 しかし僕は彼の性器を直視できない
 僕は、他人の顔を見てはいけない
 彼の性器は彼の顔だ
 そしてそこは黒いかさぶたの継ぎ接ぎでできている


70 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:37 ID:5Kweov7d
 僕はそれを口に含む
 それを噛み切って飲み込んでやる
 僕は、自分の顔を見ることはできない
 僕たちは互いに少し安心する
 僕は糸切り歯を思い出す

 彼は言う
 僕は限られたものしか好きになれないのだ
 黒いシャツ以外は着たくない
 好きな映画監督はひとりしかいない
 どこへ行っても好きな人間に出逢えない
 彼は言う
 僕はやはり君が好きになれない
 僕は言う
 僕も君のことは好きになれない
 僕と彼はもう一度、安心する


71 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/04 16:39 ID:5Kweov7d
 天国で
 美しい太陽はつつましく
 星も鳥もおとなしく
 しかし土も水もみな自由
 彼を縛るものは理性だけ
 理性が産んだ野生だけ
 野生が育てた品性で
 通じる電話の向こうがわ
 かわいい恋人と話すだけ

 男が女になる瞬間に
 女は男になっている
 混線しているみたいだ
 君と君と僕と彼女のあいだで

 君を好きだと言うのは飽きてしまった
 趣向をかえてみよう


72 :名前はいらない:03/09/04 17:38 ID:vYy7vQSN
すごいね
うわ言みたいに すごい 
けど
それは それほど 
そのままでなくても
いつも 気圧されているような
悟られないよう
しなければ いけないし
すごいね つぶやく

ホント言うと それには理由があり
僕は知っている

73 :タイムリミット:03/09/04 17:53 ID:9+7gtjEz
昨日は過去すぎて
明日は未来すぎる

・・・一ヵ月後死のう

そう思うとやっと今日を感じる

74 :名前はいらない:03/09/05 00:50 ID:51vx7S4N
まだ何ヶ月も続けなくてはいけない「現実」に疲れ 映画と小説の世界に逃げ込む
学校をサボり 夜中にコンビニの前にタムロする
新たな友人関係が出来 古いものは瓦解する
他人は僕のことを 落伍者と呼ぶのだろうか

75 :名前はいらない:03/09/07 03:41 ID:sbQkt0X3
ヤカマシイ 全部 変わってしまえ と言う
一つも 変わらない 僕がいる

現実の 開けた選択肢を前に
閉じこもった僕の 意識は狭く

千里の一歩は 地中へ潜り
空を見上げ 遠くを見据えては ぼそぼそと なにかを 口ごもって

見飽きた足元を
今日も撫でる

76 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:03 ID:RLDQagTB
 限りなく不純に

77 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:04 ID:RLDQagTB

 っていうか、鈍感

 あるいは誠実に
 IQを駆使して
 ○○に身をまかせてみたり
 まかせられてみたり
 まぜっかえされたり
 しゃがまされてみたり



78 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:07 ID:RLDQagTB

 罠について何をおもう
 空を巡る人間たち
 邪な考えに陥らせるものたち
 デッキにて三度の剥離が起こり
 ついに大陽は真皮を貫いたそのとき
 一度目の痛みがレールを滑って訪れたとき

 聖堂の階段から跳びたった
 夢に落ち込むわたしの命は
 さだめをいかようにも受け取った
 百度くりかえしても数え足りない
 昼と夜とをたしなめて
 腹の中へと手を差しいれて
 君の祈りをつかみ取った

 二度目にはフォークランドへ
 潮流が交わる島の影
 大陽が凹んだ頂から横顔を見せ
 やはり左半身を持ち去った

 浮かびあがり
 かがり火の前で
 手にすることを禁じては
 バターのように溶けていった
 これら情景こそがラスト2ページ
 詩のあざとさの思う壷
 見事、切り取って逃げていった
 詩が僕の見上げる空の上
 新月に焼かれてひらひらと
 となりの国まで渡っていった


79 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:09 ID:RLDQagTB

 上辺だけの言葉で詩がかけたら天才です


80 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:17 ID:fHgmHvGo


   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)  ・・・・すいません、ちょっとまったりさせてください・・・・
  |    /
  と__)__) 旦 


81 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:21 ID:fHgmHvGo
8 名前:内容量 774ml メェル:  投稿日:03/07/11 05:46 ID:???
乳首から何もしないのに母乳を漏らす嫁が愛しくて

9 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/11 08:10 ID:voyZsPwl
母乳って元々血液だからねぇ。

10 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/11 08:13 ID:NVbexqbm
ここってなかなかいいと思いません?安いし

http://www.dvd-yuis.com/

11 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/11 14:59 ID:f30g6Q0G
変態と幸福感が綯い交ぜになってて笑えました。
末永くお幸せに。

12 名前:内容量 774ml メェル:  投稿日:03/07/11 19:18 ID:???
バックでシーツに母乳を搾り、飛び散らせながら、えぐりこんだ。


82 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:24 ID:fHgmHvGo
14 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/12 11:09 ID:cIyHrNRh
交尾の後は妊娠でした

近藤牛乳

15 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/12 11:12 ID:AzWW02jH
ここって、なんのコーナーでやんすか??????

16 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/12 18:46 ID:cIyHrNRh
そのまま嫁を押し倒して乳を搾りながらガンガン突いた。

17 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/12 21:53 ID:cIyHrNRh
対面座位で突き上げながら母乳を啜った。

18 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/12 22:42 ID:ZKwVdIuD
乳首から何もしないのに母乳を漏らす嫁が愛しくて

19 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/13 12:51 ID:i4vexfd2
バックでシーツに母乳を搾り、飛び散らせながら、えぐりこんだ。

20 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/13 21:27 ID:i4vexfd2
母乳って元々血液だからねぇ。

ないのに母乳を漏らす嫁が愛しくて

26 名前:内容量 774ml メェル:sage 投稿日:03/07/14 14:58 ID:???


勃起を押さえることが出来なくなった。



83 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:25 ID:fHgmHvGo
21 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/13 23:38 ID:0CUYGhqg
今は疲れて寝てる嫁に明日は朝食を作ってやるか。

22 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/14 00:07 ID:ICunKvvD
俺は変態だな。

23 名前:内容量 774ml メェル:sage 投稿日:03/07/14 00:21 ID:???
俺の子供がほしいと言って、産んでくれた嫁が愛しくて、

24 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/14 07:24 ID:zq58sLpg
乳首から何もしないのに母乳を漏らす嫁が愛しくて、

25 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/14 09:32 ID:ICunKvvD
乳首から何もしないのに母乳を漏らす嫁が愛しくて

27 名前:内容量 774ml 投稿日:03/07/14 22:06 ID:NoGDo3ap
<音楽>パク・ジンヨン「おれ三回の射精では収まらなかったんだけど」1位ランクイン
http://www.koreanavi.com/entertainment/news/20010629-9.html

◇歌謡ベスト10
1.パク・ジンヨン「おれ三回の射精では収まらなかったんだけど」
2.キム・ゴンモ「俺の子供がほしいと言って」
3.ペク・ジヨン「産んでくれた嫁が愛しくて」
4.トイ(Toy)「勃起を押さえることが出来なくなった」
5.ブラウンアイズ「対面座位で突き上げながら」
6.ターボ「飛び散らせながら」
7.ベイビーボックス「倒錯的な欲情」
8.ソン・シギョン「朝食」
9.フラワー 「作ってやるか」
10.NRG「俺は変態だな」


84 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:31 ID:fHgmHvGo
『中学生の手書きノートからの抜粋、一部推敲あり』

 感情のなかで、懐かしさがもっとも強大だった
 あれは様々にかたちを変えて私にまとわりついた

 十歳のときには四歳のころの映像をともなって私を絡めとった
 一度、私はそれに飲み込まれそうになった

 少し成長すると、それは精神の一部に同化し、寄生植物のようにその部分を麻痺させ、その部分を憂鬱という長い停滞に変え、また痙攣的な感情の振幅を起こさせた


85 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:31 ID:fHgmHvGo

 七歳か八歳のころ、父と言い合ったことで未熟な私はひどい感情の沸騰と噴出を起こした。もっとも、熱をもっていたのは皮膚とそれに近い外側の肉だけだったが。
そのとき、私は父に、生きていく上で大切なものはなにか、お前はどう思っているのかと問われた。私はそれに、思い出だと応えた。
もちろんそれを口にしたのは私の中の極めて冷静な部分だった。しかしこのとき、私はやはりいくつかの、それより過去の映像とともに、あの懐かしさに捕らえられていた。
こうして書き出してみるといかにも劇画的な調子のよい台詞だが、それは、その麻痺部分の虚飾ない無防備な解答であったはずだ。あるいは、作為的であったのかもしれないし、そう考えないことはリスクのあることだが(私の麻痺部分でない精神にとって)
 しかしこのときの情景でさえ、今では懐かしい映像となって焼き付いているのだ。


86 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:32 ID:fHgmHvGo
 古いことなのですでに熱は冷えきって、単なる模様のように変化もないが、それが特徴的で劇画的であるからこそ、私はそれを枷のように捕らえられずにはいられない。
 ただし、この枷は同時に道の途中の碑のように、いつでも迷わずにそこに戻り、固定された周辺の景色を検証することに役立っている。
 とはいえ、その作業もとっくにやり尽くし、今ではやはりそれは、旧蹟のように、さしたる興味も熱意もない観光客が何となく足をとめるだけの場所に成り果てた。


87 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/07 15:34 ID:fHgmHvGo

* 劇画的
* 私

原文のまま

88 :名前はいらない:03/09/08 00:37 ID:ggNAZska
いけるとこはたくさんあるが 行きたいところはどこにもない
志望校を書かずに受ける模試
上がる偏差値 沈む心 喜ぶ人々


89 :名前はいらない:03/09/08 01:44 ID:fpsgr3hI
>>88
いっぺん大学を本気で調べてみれ
それか住みたい町を決めれ
無意味に旧帝大とか行くな
早慶も尚更

大学入ってから
付け焼刃の趣味にのまれて
ありがちな未来を歩むことになる
勿体無いからな

90 :名前はいらない:03/09/08 16:15 ID:zEMNRsKx
「うじ虫の詩 -総理編-」

小泉かなぁ
亀井かなぁ

・・・僕かなぁ

91 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/08 17:00 ID:M9TDAXuy

 スレの主旨に合いそうなので置いておきます

 http://www.sansaibooks.co.jp/temps/moetan.html



92 :名前はいらない:03/09/08 21:29 ID:hKPCmYaM
暇なときは
http://human.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1056201411/l50

93 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/09 22:38 ID:QLr+kPcf

 砂糖ミルクを飲み干したカターシャは
 目の前の男の思惑に気づいてはいたが
 巧い対処法や、気の効いた台詞までは思いつかなかった

 だから望まれるままにそれを唇から垂らしてやった
 男にはカターシャの諦めが透けて見えていたが
 目の前の光景は望み通りのものだったので
 やはり嬉しかったし、嬉しいかおをしてみせた

 カターシャは男の引きつった笑顔を見て
 彼が傷付いていることが分かったので
 自分がいま、どんな顔をしてみせてやっても、男がそれを望まなかったとしても
 彼のプライドは、少女に対する優しさを演じずにはいられないだろう、そして少女の意思に反応せずにはいられないだろうと思った
 そう思うと楽しくなったので、次々に表情を変えてみせた

 男は少女の顔を見続けることに息苦しさを感じはじめていたが
 やはり嬉しかったので笑った
 それから砂糖ミルクを一口飲んで、それが美味しかったので少し驚いた

 まだ誰も訪れない幸せな日曜日だった



94 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/09 22:41 ID:QLr+kPcf
 もしも気づいたら

 アイスを舐めて、ベロベロ舐めて、それでもって深海探索機F40/24号への通信を終え、誰かに会いに行かなくてはならない。
知ったかぶった女の子の腹巻きは視界を留まらせる反復の暗記力に頼っているから。そして嘆願の礼になおざりなまま、刈ってくるぶしに置き土産された坊や、お前はいったい何の
目的を持ってあれら、生命体の本意を無下にし得るのか? 大好きなカレー。とっても反乱分子的確。と、このように駅を巻く我ら三重の罪によって咎められた音沙汰な
しの寄り代見習いのコック長であったライトセイバーのみなしごであった。駄作の論理は適当な藩士に落ちぶれたろう、そうだったはずだ。だが、鉄砲の腹痛にはもう生きることもままならず、それでも夕闇にごまかされようとした住人たちは北洛に
それでも低くうなる地平線のすれすれの、あの屋根々々のままにうらぶれた大きな直線で、赤く焼ける空の淵で、落ちてゆく彗星の軌道を確かにその目で見た、
それはまぶたに焼き付いてもう駄目だあ、と声にしようともしようともに、反旗が燃える。燃える。
だがどこにいったんだろう。水に落ち、沈んだ。光は、そこから萌え夢に出てくる。男の子の夢には天才のジョウロがあった。孕んだのだから、そのくらいは息をすることのやましい喜びようといったら何たることよ
えーい笑ったその身、そのウロ、美しくだって、ってなことにしよう。バラバラのこと。様子を観察していたら、何だかおかしいような気がしてきたんだ。
私は、ライフル。だった。程度の低さをおとしめ、我は行く。
だった。ライターに、灯油が注がれて、いつのまにか頭の中は酔いまわる花瓶。花を添えてあげれば活けてあげられるからということにしておいてくれた。なんていったらいい? 分からないけれど、それでも、いい。
台帳の本を拾った。場所では回転することができない。組織のことなんて殴っておけよ。ポイントは落下で失うまま、ははっ、と笑った嘲笑ったってことになります。だから、
階段から落ちてもそのまま浮き上がって行ける。大丈夫。どれが当たりであったとしても、外れはもうありません。大したことじゃない。どれも無駄になりたがる。


95 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/09 22:42 ID:QLr+kPcf
甲子園ではラッパ。ただじゃないということをお前に、君の光線に転ばした天井からの帚がすすいだままになっているあの蛇口。ビンのそこにつめられた四角いサイコロ。
デッサンの歓びが歓喜の渦にとびこむ、僕の額にまぎれこんだ航海士のゆらぎの音。空のシーツに打ち込みしてプログラムを書いた第一主義パッセ。だし。
操縦桿をにぎって、じゃんけんのままに書いた本を出版した。用事ができたらどこまでさぼれるか。インチキを見破りしお前の父親は酔う姿をモニターに映して移勤した列車のなか、
栞には花があった、薔薇にはアオザイが烙印のように消えかかっていた。このまま死を覚悟して自殺しようか、こうしてカバーをはずして蹴り飛ばす所存をどうしてくれよう、
相見えたのは同時ではなかった、三人でもなかった、こうしてすべての目論見は無駄だったが、僕だけが得をしたラッキー。倉には陽樹がある。ララ、パッタと移ろうは見よう見まねの将軍職についたと知らせてくれて本当にありがとう、と、
言われてどうしたものかさっぱり、このままどうしようもないままに漂い歩くと発表させてやる。
バイクで蹴れどもどこにも参加しない。携帯に落ち込んだ光のままにように俯いたことある? と聞くバカ。三百回の駅にさえずる言葉がままならない範囲を届かせて、
浮き輪に頼った言葉、志士を思う菊花の挿し絵に恨まれようとしてがんばっていたあの子ホウセンカ。バッジをつけていればどこにでも!


96 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/09 22:46 ID:QLr+kPcf

小学校受験生期待age

97 :アビ:03/09/10 12:15 ID:P6nYAm3J
クロラ氏ハケーン!

98 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/10 17:17 ID:Yd/2HpiY
ア、アビさん…こんなところを…



99 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/10 17:41 ID:Yd/2HpiY
>>92 面白いです。感謝。

100 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/10 17:54 ID:Yd/2HpiY

教育ママ期待age&100get!

101 :名前はいらない:03/09/10 18:13 ID:Bjp+a2Nz
モスヴァーガー投票でつ
http://www2n.biglobe.ne.jp/~gaku/cgi-bin/tvote/tvote7/tvote.cgi?event=vote1

田代サンドを1位にして販売してもらいます。
皆様御協力を!!




102 :アビ:03/09/11 12:46 ID:LbcJ/1hp
アビは文学の素養が全くない猫なので、まぁ、変な批評になりますけど。

クロラさんの詩には、どこか近代詩的なものを感じてたんですね。
西脇や瀧口や北園あたりの。シュル的な。
平易、簡素な言葉を縦横に操って、
そこに我々が抱いていたイメージを巧みにずらしていく、
高貴な野蛮と云うべきか、大変面白いです。
平素、簡易な言葉を平素、簡易に用いて、
自身の思想なり持論なりを落とし込む ちりばめる、
そのようなスノッブ(?)的なものよりも冒険的で挑戦的で好感が持てます。

そう云う訳で、『詩○』だけに投稿するのは勿体ない、と老婆心に思う、
今月で三十路の猫でございます。

103 :アビ:03/09/11 12:55 ID:LbcJ/1hp
誤解されないように云いますと、このアビと云うHNは、
ウチによく遊びにくる近所の猫から拝借してるんですね。

104 :クロラin漫喫 ◆oNwpnhIJYU :03/09/11 14:35 ID:MSAM8f4d
アビ猫さん、コメントありがとうございます
三十なら化け猫ですね
自分の書いているそのものについて言葉をもらうと、嬉しいけれど思わず緊張します。

いまのところ「詩○」にしか投稿していないのは、単に僕の面倒臭がりの所為なのですが(他は郵便で送らなくては)
来年度、受験が終わった頃になったら色々と手を伸ばしてみようかと思っています。

文学の教養という点では僕は本当にゼロに近いので、自分の書いているものもよく解かっていません。
先人の書いた詩や、音楽や、周りの人間の言葉、それに2ちゃんなど、入ってくるセンスの中から好みの物を選んで自分好みに加工しているだけのようにも思います。
詩や文学それ自体については、興味はあるものの何に手をつけて良いのか判らないってのが正直なところです。

あ、ところで例のあの詩集なんですが
家に帰って検索してみてもどうしても見つからなかったので、もし良ければタイトルを教えてもらえますか?
すいません、聞き違えたみたいで。

105 :アビ:03/09/11 17:29 ID:LbcJ/1hp
らっしゃいらっしゃい。詩学社の「街道」、今なら千円ぽっきりだぁ!

ありゃりゃ。前は検索で出てきたのですけど、今は出てこない。
詩○社で、不良在庫として処分してしまったのかも知れません。
とりあえず、宜しければ家に大量(百冊以上)にありますので、
贈呈致します。
こちらにメールを戴ければ幸いです。
abineko4@msn.com

まぁ、教養や知識があれば面白いものが出来るかと云うとそうでもないのが、
詩(や絵画や音楽、芸術)の難しいところですし、
よく解らない状態でもいいのだと思います。
アビもそんなままで雑誌に投稿を始めましたし。

106 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/12 16:48 ID:BT3ij3Sf

>アビさん
メールを送りました。
百冊ってのは確かに大量ですね。
普通、そんなに貰えるものなんでしょうか。

107 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/12 16:50 ID:BT3ij3Sf

スレを私的につかってすいません。
>皆さん

108 :アビ:03/09/14 11:53 ID:otG1X6wg
>>all
上に同じく


109 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 00:27 ID:DpbulDI7

 彼は駆け抜けていった
 あんまり早く走るので、ほとんど彼は歳をとらないくらいだった



110 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 00:36 ID:DpbulDI7

 足をまげて 足を置いて からだを上げて 階段を降りて
 ロビーを抜けて 道の上で 空を見上げて 地面の隙間で
 目を開けて 升目をなぞって どこかで誰かが笑っている


 まあ、思いつくままにぶちぶち潰していこう

111 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 00:38 ID:DpbulDI7

 三日でマスターできる古文てないかな



112 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 00:40 ID:DpbulDI7

「夏の終わり special thanks:TVK 」

 前のめりのままで駆けていったあのひとの
 靴裏から吐き出された言葉たちが
 冷たいアスファルトに落ちているわ
 ひどい怪我をして散らばっているわ
 すすきをなぜる風がキックすると
 音符記号が飛び散るわ
 黒い帯の上に飛び散るわ
 なんて悲しい音楽なんだ♪



113 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 00:41 ID:DpbulDI7

 理屈をこえられるものは痛みしかないんだよ
 感情も芸術も理屈に飲み込まれているぜ
 神様も遊びも理屈に飲み込まれているぜ



114 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 09:30 ID:DpbulDI7

 だから、楽しいときと悲しいときと、両方の機会に肌を切れ
 君にはまだそのチャンスがある



115 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 09:48 ID:DpbulDI7

  ほこりの積もった二階の床を僕は駆けていった
  気持ちばかり逸って まといつく両足を引っぱって
  頭を低くして ほこりのにおいを吸い込んだ

  鉄のパイプを一気にたぐり寄せ からだを螺旋階段の上に着地させる
  かん高い音を追いこして 僕はまっすぐに上昇する
  小さな踊場の重い鉄扉に 全身をぶつけて開け放つ

  薄暗い内側に真っ白い光が流れ込む
  目を伏せて僕は外に出る

  灰色に敷き詰められた曇空は明るく
  緑色の敷地の上を僕は走っていく

  高く 低く 高い 空
  頭を低くして 地面の黒い影を見る


116 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 09:48 ID:DpbulDI7

  低い手すりを見上げる もうすぐに迫ってくる
  からだが冷たくなる 指先の熱がわかる

  動き回る雲の一コマが切り取られ
  向かい側の屋根
  逆転する空の色
  吹きつける風の音が切り取られて首の後ろで弾ける

 屋上には踊り場が小屋のようにひとつだけ迫り出していて 
 その屋根の上には男の子がひとりすわっている
 彼はこちらを見上げている
 やがて姿が遠のいてゆき
 小さな点に変わるよりはやく
 彼は立ち上がってシャツを脱ぐ
 彼の背中には小さな羽根が生えている

 (Kinki Kids「ボクの背中には羽がある」のアレンジ)


117 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:16 ID:DpbulDI7
  1 浪奈美緒のテーマ

 ちゃからちゃらっちゃ♪
 このおー戦地にてはまりぃにししからみてえー
 みしおみしてくれたままよおおきしヴぁなれないいしー
 さくみはなよけしかけしなめいーよおーおろおおーしいー
 こおーおきぶれえなあずむみをてぃにしきいいってぇ
 そおなほうれいしおてみしいたんだあああぁーーー



118 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:26 ID:DpbulDI7

ageてやる。

ははっ。

119 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:40 ID:DpbulDI7
「水辺」

 野原にある石のひとつかみの軽さ、あれは
 遠い海の記憶を触られるたびに塵ひとつ落とし
 思いのままに打ち捨てられた
 湿った軽さだよ
 ある一匹の虫は信じないが
 彼の十対の足が
 磨かれた油で光るのが
 もはや疎ましくても
 切り捨ててしまえば
 わずかな生臭い血が覗くだけなのだから
 信じないのではなく、信じられないのだ
 この草の根が伸びる先より
 遠い海のことなどは

 そして男の子は見る
 自分の血を、母親の血を、年上の男の血を
 そして、びくびくと跳ねる針から誠実にまっすぐに流れる血の色を
 写真は語る、彼の目の奥へ
 かつて流された彼の血より深く、川を染める少女の血を


120 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:41 ID:DpbulDI7
(つづき)

 どれほど美しい
 人間の死体が
 どれほど羨ましい
 一匹の虫が流せなかった、
 当たり前の人体ひとつ分の血液が
 しゅうしゅうと世界へ吐き出されることが
 ちょうど事件ひとつ分と、幼い(ロリ心と、天使のようなコ!のセピア色の笑顔→http://ok3.by.ru/foto/ok3/image8.htmが掻き立てる)可哀さを吟味した分だけかなしいといわれる光景を、事情を
 しかし彼はただ、見た
 少女の血が飾った、人間のからだ
 シールを張られた風景の
 アリトアラユルモノとが
 彼にしてもことばひとつなく
 もはや、萎れた爪の、どのひとつ、不平を漏らすこともなく
 やがて晒されたものは激安の値札と乾いた尾ひれ


121 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:48 ID:DpbulDI7

 あなたがぶちきれているように見えるのは僕の気のせいですか?
 気のせいですか?
 気が暗いせいですか?
 気の調子が悪いのですか?
 ぶちきれていますか?
 どうなんですか?
 ぶちきれていますよね?
 気分が悪いせいですか?
 気が付かないせいですか?
 はっきりしてくれませんか?
 僕が気づかないだけですか?
 はやくぶちきれてくれませんか?
 ぶちきれてますよね?
 えっ?
 ぶちきれられるだろ?
 どうなんだよ?
 ぶちきれろや!



122 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 10:53 ID:DpbulDI7

 何んでも無いという手紙をもらうサバを詠んだ午後の思い出を



123 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:04 ID:31/0Gfte
流血趣味のハングラントは毎晩酒屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。ハングラントの内臓を狙って街の低所得者たちが酒屋へたどり着こうとする。彼らの財布はもう空だ。
けれどこの街では現金に価値を見い出すものは少ない。彼らはただ足し算をつづける。足される数はいつもマイナス。
流血趣味のハングラントは毎日床屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。ハングラントの内臓を狙って街の低所得者たちが床屋へ向かって走り出す。
彼の情報を信用する者はいない。床屋の親爺は浮気をつづけている。三人の顔を分別できるものはまだ訪れない。親爺は椅子の上で眠っている。
流血趣味のハングラントの言うことには妊娠の定義とは男女の差異を両者で同時に混合することである。ハングラントの内臓を狙って街の動物たちが酒屋へ向かう。
酩酊は混合のための手段ではなくそれ自体の一形態であるとハングラントは言う。彼の寝言はいつも親爺に録音される。
流血趣味のハングラントは毎晩床屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。ハングラントと女史の内臓を分別するために街のゴミたちが駆けつける。
彼らの財布は混合している。けれどこの街では現金に価値を見い出すものは少ない。彼らは分別作業をつづける。親爺は椅子の上で眠っている。
流血趣味のハングラントは毎晩酒屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。彼女の内臓を狙って街の流血愛好家たちが酒屋を目指している。
酩酊は混合のための手段ではなくそれ自体の一形態であるとハングラントは言う。彼の情報を信用するものはいない。女史は眠りつづけている。


124 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:06 ID:31/0Gfte
流血趣味のハングラントは毎晩酒屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。彼らの混合の差異は両者に分別された内臓の置き場所だ。街のゴミたちは夢の島を夢見ている。
彼らの寝言はいつも録音される。計画は頓挫したままだ。けれどこの街では現金に価値を見い出すものは少ない。
流血趣味のハングラントは毎日床屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。ハングラントの内臓を狙って街の動物たちが訪れる。
彼らの財布は混合している。だから彼らは流血愛好家たちに狙われる。けれどこの街では現金に価値を見い出すものは少ない。足される数はいつもマイナス。
流血趣味のハングラントの言うことには彼らの財布は混合している。ハングラントの内臓を狙って街の低所得者たちが床屋へ向かいだす。
三人の顔を分別するものはまだ訪れない。だから彼はひどい劣等感を感じている。彼らの財布はもう空だ。彼らの寝言はいつも親爺に録音される。
流血趣味のハングラントは毎日酒屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。女史の内臓を狙って街のゴミたちが駆けつける。
彼らは分別をつづけている。ハングラントの言うことには酩酊は妊娠のための手段でなくそれの一形態である。床屋の親爺は浮気をつづけている。
流血趣味のハングラントは毎晩酒屋に通う。お目当ては助手の岸本愛女史だ。ハングラントの内臓を分別するために街のゴミたちが駆けつける。
三人の顔を分別できるものはまだ訪れない。だから彼はひどい劣等感を感じている。彼らの財布は混合している。女史は眠りつづけている。


125 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:10 ID:31/0Gfte
1-1 流血趣味のハングラントとその仲間たちの劇

 (誕生)

 十四色に塗り分けられたコートを着込んで
 左手を引き連れ、今、舞台へまっ逆さまに落ちていく
 僕は――
 拝啓、この場所で
 この辺りで今日は寝ることにしました
 それは生きてゆくということ
 僕は舞台の上で生きるよ
 一日の半分はライトがあたる場所
 観客席に居るのは死体ばかり
 眠くなることは諦めているから
 諦めることは自然な動物の本能
 食事よりは品があるから
 紳士淑女のみなさん、僕はここで生きるよ
 拍手も唾も要りません

 (二幕 前の続き)

 十四という数字の意味が解るかい
 それは神聖な数(鍵を開けるための数字だ)
 神とはつまり両親のこと
 誰だって十四歳になって生まれたんだ


126 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:12 ID:31/0Gfte
 (三幕 ヒロインの登場)

 ナツメヤシの生い茂る庭のすみ
 ルリコマドリたちが休む水たまりに
 そっと水銀を捨てたのは
 酒屋の裏に住んでいた黒い髪の少年です

 湧き水を汚した罪で
 彼は住民たちの手で処刑されましたが
 いまだあたりの井戸水は毒なので
 毎日二時に政府の給水車が訪れます

 誰が気づいたでしょう
 その車を運転していた金髪の青年が
 あの少年の兄だったなどと
 かくして復讐は果たされました

 住民たちが少しずつ死んでいくのを眺めながら
 彼は自分もその水を飲み腹を突きました
 そして五十年が経ち
 いまだ土に溶けることのない彼の髪の毛を
 拾い上げたのは彼女でした


127 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:16 ID:31/0Gfte
 (――隣人へ)

 ――敬具氏へ
 以上が冗長な貴男です。子どもを産みましょう。今日十三時に。眠い目をこすり。不能の物語と。貴男の時代に通じた言葉とをかけ合わせ。着床さしめるは。どうか美しい貴男の右足で。

                      かしこ


128 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:20 ID:31/0Gfte
 (鶏氏への手紙)

 ケッケッケエケケケッケケケケッケッケッケッケッケ
 ケケケッケッケケケーーケッケケケケケケッケエエ
 ケケケケケケケケケケッケッケッケッケッケッケッケ
 ッケケケエケケケッケケケッケ


129 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:26 ID:DpbulDI7
 (人工衛星の手紙―愛を入れて)

 すでに軌道は消しクズに溶け、太陽は命を強欲に長らえ、彼の熱射の両腕が薄い金属膜を奪ってゆきます。
 それは幾日でもくりかえされ、本当に飽きもせず、しかしわたしは疲れました。
 疲れにさえわたしは慣れました。明日が昨日と変わらないのなら、わたしはすでに明日を遣り終えました。わたしは漂流しているようです。
 漂流--その甘い言葉のちからに、わたしは首ごと連れ去られたのです。しかし魔法は醒めました。今のわたしは漂うこともなく、ただ続きを続けているだけの金属です。
 わたしは壊れつづけています。しかし終わりが訪れることはないでしょう。太陽はわたしから遠ざかってゆきます。
日射は一日ごとに弱くなり、しかしその速度は緩やかになり、昨日と明日の堺目は消えることなく、限り無く透明への距離を詰めゆきます。辺りはいよいよ寒くなり、わたしは少しずつ冷え、安定し、収束へ向けて…
 わたしはここで百年を経ましたが、無限大の分母に解体され、わたしの苦しみはゼロのままです。
 闇は少しも粘度をもたず、この透明な暗黒のなかで、わたしの心は錆ついて、やはり少しも減りもせず、抱きつづけているのは、けして消費されることのない貴方への想いだけです。
 愛を抱いて。


130 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 11:35 ID:DpbulDI7

 落ちなどない!

131 :阿麻 ◆IDrsNZ7pRg :03/09/15 12:03 ID:3BYKMv3l
クロラさん久し振り。なんか書きまくりって感じで、ノッテマスネ。
( ´ー`)フゥー...

132 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 12:13 ID:DpbulDI7

あっ、阿麻さんだ。こんにちは。今日は休みですか。

133 :阿麻 ◆IDrsNZ7pRg :03/09/15 12:23 ID:3BYKMv3l
ええ^^ゆっくり休んでますぅ。クロラさんもたまには休むといーです。

134 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 12:33 ID:DpbulDI7
はい。なにせ此処は暇つぶしスレなので、思い切り暇をつぶしているところです。


135 :阿麻:03/09/15 12:56 ID:3BYKMv3l
>>134 ギャフン。だけどでも、すごく執念?とか怨念?とゆーか・みたいなのがこもってて(・∀・)チゴイネ!。
ヽ(´ー`)ノマンセー暇つぶしがんがってください。


136 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/15 13:06 ID:31/0Gfte
 
ヽ(´ー`)ノ 応援ありがとー。

というか、まるで僕の自スレのようになっているので(誰のせいだ)
また気が向いたらここで潰していってくださいや。

2ちゃんで初めてAAをつかってみたクロラでした。


137 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :03/09/15 13:22 ID:vGFuuX9n
AA、楽しいよね。一回使うと憑かれたように使いまくってしまう。魔力だ。
話しは急に変わるけど俺ってば劣等感の塊みたいなやつでさ、
そのくせ負けず嫌いのタチ悪いやつってなもんだから、最近は大学名とかこだわるようになってきちゃった。
あまり自由奔放に人生活かせるタイプじゃないなってこのごろわかってきたよ。
この前クロラ君に会ったときは論理だの論理だの論理だのって好意的じゃなかったけど
そんな時も自分がとことん論理的な人間だと解ってて言ってんだからもーどうしたもんだか。
まぁ、よく言えば向上心の鬼だからそこらへん褒めちぎっておいて後は放置プレイでよろしく。

138 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/19 23:22 ID:S/+Y05Nj


      くのをやめて途中、桜木町で降りる
 ランドマークタワーの動く歩道沿いに
 病院と海がある
 階段を降りると外国人観光客が、リンカン丸(漢字わすれた)をバックに写真を取っている
 船は錆びているし、観光客は古臭いサングラスをしているから、まるで二時間サスペンスみたいに見える

 五分ほど歩いて市立美術館の広場に出ると
 おっさんが木陰のベンチで雑誌を顔に乗せて寝転がっている
 美術館の植え込みには人工の霧が吹き出している
 おっさんから離れてすわり、台本通りに目薬をさす
 


139 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/19 23:23 ID:S/+Y05Nj

 吐き気のするような詩を書きたい
 吐き気のするような詩を読みたい
 そのまま吐瀉液まみれの本を目元にたぐりよせ
 顔を突っ伏すための詩集が欲しい



140 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 00:03 ID:fALx6hVZ

 たぶん、隣人は
 毎晩深夜十二時前に猫を連れて散歩に出かけるあの奥さんは、世界中で一番不幸なのだ
 飢餓の女の子や虐待を受ける男の子なんて目じゃないだろう
 それなのに奥さんはそのことをまったく自覚していない
 ように僕に見せる
 だから僕にはまるで奥さんが幸せなように見える
 だから奥さんの不幸はつづくのだ、いつまででも

 僕の中の薬指や白血球のように、だいたい当たり前な組織(でたらめな統計)、あの優しさが機能を80パーセントの腹加減で実行するだろう
 たぶん隣人は不幸なので、たぶん僕は優しくするのだ
 重い扉を抑えていたりするだろう
 何しろ奥さんは両手に猫を抱えているのだ
 今日も奥さんは不幸だろう
 猫はどうだっただろう


141 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 00:05 ID:fALx6hVZ
「受験」

いまんとこ3勝2負

死ぬまでには五分になれ

142 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 00:07 ID:fALx6hVZ
「朝の空港」

 午前七時すぎに空港におりたつと、この国ではまだ、陽はのぼりきっていない
 一面のガラスの向こう、ずっと奥まで続く空港の敷地には、灰色の霧が沈澱し、フェンスで途切れた林の木々にもまとわりつき、それでも空はみるみると光を増してゆく
 かくばったテーブルには陶器のカップ、口をつけると暗闇に隠れた赤さが髭の奥からあらわれ、見つめていると、鼻の穴の細かい毛もめくれた唇のしわもあらわれだす

 「6、5、4、3」

 目を上げると、両手の上に置いた、肩の上の顔が何かを言っている

 「名産の酒と、卵と、米と、バターと、」



143 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 00:08 ID:fALx6hVZ

 「名産の酒と、卵と、米と、バターと、」

 店員が早足で近づいてくるので、僕は道を譲る
 椅子をからだにめり込ませた男が何か話しかける

 「名産の酒と…   あとフライドポテトと、 …焼そばと…」

 彼はだんだんと機嫌を悪くしている、僕にはそれがわかる、それでも彼は男の言葉を聞き取ろうとして椅子から身をのりだしている、男は店中の注目を浴びながらビールを追加している

 午後になると、空港には三色の小さな虹がかかる、プロペラ飛行機がごりごりと音をたててその下を走り回る、七割がた葉の落ちた広葉樹が大きく揺れる、
 ロビーではさっきまでずっと文庫本を読んでいた男の子が、退屈そうに腕を伸ばしている
 彼はもうしばらく僕とは口をきかないだろう、しかしこんなことは毎日のことだ、なのに僕は彼の逆立った髪の毛を見たり両手をテーブルにこすりつけたりしている

 「段々畑、ヘリコプター、死海、約数」

 夜になると、彼は立ち上がり、どこかで眠り、僕は座席で眠り、店員は帰宅し、男の子はソファで眠っている


144 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:30 ID:fALx6hVZ

 クリストフ。クリストフ。「俺が」。この俺が呼んでいるのだ。出ろ。
 クリストフ。クリストフ。だんだん便所のドアを叩く。「便所は日本語。ドアは英語。可笑しくありませんこと?」クリストフ。クリストフ。だんだんトイレットの扉を叩く「略」。そんな程度の単純足し算式な黙考ひとつで俺が出ていくとでも思うのかい? この俺がだ。
 クリストフ、しかしクリストフはペーパーをめくる。三面記事。その音音たちがカターシャを殺す。

 クリストフ、五面、冷汗。クリストフ、抜歯を憶いだす。「俺は」。
 クリストフ、愛情、軟骨串揚。クリストフ。クリストフ。紫煙。「出せっ、出せって」。クリストフの死亡。


145 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:31 ID:fALx6hVZ

 今日の献立はキューピーマヨネーズ(c)の提供でお送り…ぽ…道頓堀で初の死者テリーさん!久米さんに…できるだけニュースです…こんなに深い、いや、不快…そんな…には軟膏…ぴが
 メアリとバリーのコーンフレーク…いやあ…先手大石さん大石さん…そんなあなたと腐乱、したい、わあ、した…あい…ぴぃぁあぃい…休日も半額…ぴいやあ…ぴ…ぴ…
 …ぴが…戦没者を記念して…ぴ…いわゆる喜び組…の提供でお送りしました…ひきつづきニュースです…横浜三連…ドミンゴ…できるだけニュースです…うふふふふふ…東芝(c)…ぴーぴーぴー…ってもう!(怒)
 愛なんていらねえよ…な…つ…のゲストはなああーーーち…光を、超える…ぴかぴ…とっても不思議な…きになる…ぽ…ぴい…エラー…東出今日二つ目のエラー…なるでしょう…明日は…なっちです…また今夜…ぴ…
 俺は…ぴ


146 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:33 ID:fALx6hVZ

 今日。「俺は」。
 クリストファ。抱いたら。「俺が」。
 ああっと東出またエラー。「俺は、今夜」
 素直な物にゃんていらにゃい。「俺が死ぬ前に強姦してくれませんか」
 歯が折れてうまくひゃべれにゃい。「俺の」
 うまく立てにゃいよ、ねえ、クリストファ、ねえ、出て、出て、出ろよ、で で こ い!


 ねえ、
 海 こう
 十二月に?
 さってくるあ、しー、そろそろやしー、うん、あやしいよね、クリストフ、クリストフ、ねえ、うん、しいーって、うん、何もしゃべらんと、クリスト…。


147 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:35 ID:fALx6hVZ
 クリストフ。クリストフ。だんだんトイレのドアをたたく。紫煙。満面。気色を問う。神様はいるわ。
 クリストフ。クリストフ。ドアに落書きすれば外へメッセージを送れるなんて幻想だね。もういいよ。もう。
 クリストフ。クリストフ。紫煙。亡がらはどこ。横から腹を触るな。痛いんだよ。恐い。見えないと恐い。
 クリストフ。クリストフ。チェーンをはずしたから入りな。ママ。幻想は何故白い。クリストフ、どこ。

 名前にAのつくクリストフが呼ぶ。これは遊びだろうか、遊びだと確認しているのか、残酷な遊びだろうか、とカターシャは考える。
 考えるのは彼女の外皮、一パーセント未満のかわいそうな親指の精霊。彼女はそんなものに気をとられない。
 純粋な思考と勘違いしていた頃、十四歳で人は完璧に成熟すると云う、後は崩れていくだけ、恥を晒しながら生きることはすばらしい
 恥を厭うて死ぬにはタイミングが難しすぎる、避難している家の中に、もう十四匹もいる、十四の物語を完成させる事には一生が短すぎる
 何故、他人に構うのだろう、親指姫、これは残酷な遊びだろうか、それとも退屈な遊びだろうか、遊びにいく前に考えなくては
 クリストフの友達、小さな姫、犯罪、馬鹿ばかり、小さな子どもは守られる、ずっとつづく遊び、その途中で貨車から落とされた爪の切れ端を誰が愛する、人間は を嫌うようにできているのです、嘘ばかり、男は思う、もっと遊びを、どうして懐かしい


148 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:39 ID:fALx6hVZ
半分は格好悪い方の自演↓

 きっと、


 いらん




 寒いわー、うー、みー、みずー、うん


 嘘をつくな、嘘をつけ、嘘をつくな、絶対に嘘をつけ


 楽しいものはみんな君のあたまの中にある
 僕たちは(ああ、そうさ僕たちときたら)
 引き出しを開けるだけの恋人役


149 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:40 ID:fALx6hVZ
 こんな程度の黙考ひとつで退屈が埋まるとでも?
 いや、退屈は内側にあるもの。容積のあるもの。そいつを三枚に卸してごらん。はぜるグリルの中では赤らむ。膨らむ、…
 そうだもう一度やってくるもの儀式のように、年に一度の四季のよう、何故、お話は綴られたのだろう、容器から水が溢れ出し、溢れた水は蒸発し、風に吹かれて窓の外、広がりつづけて星の中、誰が炭素を壊したの、こんなに涼しいこの世界、懐かしい気がしているのは誰の所為
 さあもういいだろう退屈は、他の誰にもわたすものか、この世に他人が居るものか、(あ、レトリックの袋詰め、め、括弧に括って首を出せ黙れ)さあもういいだろう、はい、その声を黙れ、黙れと言うなうるさい、黙れ

 こんなに涼しい君の世界
 楽しいものは角の店(何番地?)
 小遣いをやるのが僕の存在理由です
 あのころなんて存在しないあのころな
 んて存在しないあのころなんて存在しな
 いあのころなんて存在しないあのころなん
 て存在しないあのころなんて存在しないあの
 ころなんて存在しないあのころなんて存在しな
 いあのころなんて存在しないあのころなんて存在
 しない


150 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 11:48 ID:GgKbFeQh



 (♪僕たちはstaranger
   ただ毎日、窓から空を見ている♪)
 (♪僕たちはstaranger
   ただ毎日、窓から空を見ている♪)



 自分の爪を噛むのはもうやめろ。その爪に哀れを感じたお前ではないか。お前の両親は死んだのだ。見知らぬ隣人よ。クリストファー。
 ごめんね。何も言い訳はできないけれど、 は確かにお前を殺そうと思った。棺の蓋には文字が。三面記事。私は生きている。
 クライストには何の興味もない、けれど彼の書いた三編の詩はどれも良かった、だからもう軽蔑しないことにするよ。

 母は僕を殺したかった。僕は母を殺したかった。でも愛していた。



 あ、雨、あら、雨、あ、チカク、地殻だね、知覚だよ
 地核じゃないよ、近くだよ
 あら雨、伏せて雨、あ、近い

 出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ

 でてきなよ
  人 で気持ち よいなんて ずるい 思い してんじゃねえよ



151 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:02 ID:GgKbFeQh

 僕は君を語るとき、出来るだけ時間をかけよう
 陶酔こそが必要だ 目が慣らすには根気が必要だ
 幽霊の君、どんな場所が好みなのだ
 リンクのたどりかたはもう忘れてしまった

*上のレスでスペルミスがありますが故意ではありません

152 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:05 ID:GgKbFeQh
 階段を降りていった僕の詩人
 沢に足をおろしたとき 指の先で泥が沸き上がり
 顔をだした蟹を見て 君はそれを汚いと思って震えていた
 肌の水は伸ばしてもしばらくは乾かないままだろう
 上流から赤ん坊のおむつがながれてきて
 下流の橋下の暗闇に引っかかって停まっていた
 正面には反響するボールの音
 あれはドーム型の岸に跳ね返っていた

  高速道路の避難帯に置き去られていた僕の詩人
 血の痕は熱い排気に塗れて どこにあるものか見つからない
 それで君は見えない目を砂でぐじぐじにしながら アスファルトの上を這っていた
 それを見て運転手は気が暗くなり 咄嗟に見上げた上空があまりに眩しかったので
 もはや正面に戻した目は役にたたなかった
 それがあの事故の真相だよ

 リンクを繰り返してたどりついたあなたは489番目のお客さまですと書かれたページに晒された少年の散切りの腕の跡
 正気に戻った途端に 狂気に戻ってしまった
 そして食べ物をくれと叫んでいた 当たり前の品性などかなぐり捨てて
 懐中電灯の光に晒されて 君の両目が骨の隙間に潜り込み
 背後から地面に転がったとき 君の目はふたつの穴になり
 僕の正気が服の襟をつかまれて 街の北はずれにまで戻されたとき
 君の詩人のたましいは 後ずさり南の森にまで狂気をひとつ抱えていった

 森の奥で芽吹かせるだろう 死肉を最後の一切れまで幼い虫に食べさせて
 いま、交番の汚い便器のわきを 一匹の蚊が回っていた
 俺の盲腸のところの皮膚には 産まれたときから芽が生えていた
 詩人よ、俺の詩人
 僕たちの別離の片岸で 君の肌なら乾かない




153 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:13 ID:GgKbFeQh
 クリストフ。五面。テレビ欄。「逆だし」ああ、 な ん か
 クリス…歳を取るたんびに、餓鬼になるなあ
 犯罪だし
 自演だし
 痴漢だし
 みー、誰か帰った? 土産話ばっか 

 クリストフ。クリストフ。だんだん。握りこぶし血まみれに似た感覚。猫の死亡。「あっ」
 お前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がお前がトイレで バカ 死ね

 大丈夫ですか石田さん。ちがう。小倉さん。うん。


154 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:27 ID:fALx6hVZ

 これはどんな遊びだろう。もくもく真っ白。くさい。
 地球の(たぶん、共通項になれるはず)ひと(これは…)何してますか
 もくもくもくもくもくもくげげげげええげげげげげげえ
 たぶん、べったりで、どっちかが男で、どっちかが女で、メスで、どっちか一匹いてオスで
 そんでどっちかが悪いんだけどどっちだかわからない

 これは残酷な遊びだろうか血まみれなのは愛嬌としてこれはどんな遊びなら良かったみんながやっているこれが第一幕の(誰もが迎える)ばかばかしい演舞一部です

 きみが鳴いてみろ。クリストフ!


155 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:43 ID:GgKbFeQh

つまらないよ。

156 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/20 12:50 ID:fALx6hVZ

気にせずどうぞ↓

157 : ◆dead.vzZho :03/09/20 22:14 ID:oUL5HIKp
>>144
クロラ様の詩は大概好きなんですが、
144は飛び抜けて良いなぁと。
1行目から、、というか構えた全体の口調が良い。"単純足し算式"もそそる。
"カターシャ"と"クリストフ"の選択もツボ、
何でそこに来るかなの軟骨串揚げ、、、

乱暴に放り出された「死亡」、その断頭の刃速度のステキをご馳走様になりました。

158 :アビ:03/09/21 12:04 ID:fhz2yHVt
こんだけの異才でこんだけの多作
(;゚Д゚)スゲェ

159 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 00:24 ID:lZaw8tnt
>>157 デッドさん
 ありがとうございます。たしか、以前にも批評を貰ったことがあったかと思います。
 好きとか言われると、それがとても嬉しいです。変な意味ではありません。軟骨とロシアが好きです。お粗末様です。

>>158 アビさん
 僕は普段、一日に多くて五篇、詩を書くのは週三日、平均すると月に三十篇くらいのペースで書いています。
 ただ、ここで書いたものはほとんどが即興、半即興なのでその数には含まれません。たぶん、飛び抜けて多作ではないと思います。

160 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:00 ID:lZaw8tnt

俺は覇王になる
と言った若者が三人居た
彼らはみんな覇王になった

161 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:02 ID:lZaw8tnt
あげちまった…

そんな彼らはみんな女性だった

猫だった

162 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:03 ID:lZaw8tnt
クライストの書いた三遍より抜粋

 地下街のトイレに並んだ個室で
 素敵な詩なんて見たことがない
 黒いインクが紫に薄まった
 オレユウキイツデモカケテは
 七月七日づけのコイズミシネに
 いつのまにか踏みつけられている

 バス停に停まっている四角い箱は
 デフォルメされた貴方の心臓で
 僕の心は錆ついて
 真っ赤に燃えて君と
スクラップになる夢を見ている
 七時十四分にスタジアムの裏の公園で
 そう呟く男の姿を見つけることは絶対にできない
 燃え尽きた蒸気がカクテルライトより高く
 上昇していったのもずいぶん前のことで、今では
 冷えきった雨が土を踏みつけている

 土の奥へ滲みつづけている
 ローム層へ挑む水の切っ先は
 寒くもなく熱くもなく
 泥にまみれた
 お前の額に覆いかぶさる
 鉄のにおいを掘り起こしている途中


163 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:05 ID:lZaw8tnt

 何てつまらない!
 こんなにくだらない!
 つまらなくてどうしようもなくて
 そしていつか誰かがどこかで言ったのとまったくおなじ台詞をくり返している
 それが最高の気分
 これがポップソング
 おれはマイルス・デイヴィスの百万等親
 きっと誰かが高く買ってくれるだろう
 誰かがおれを最高だと言うだろう
 それが最低のポップポエム
 便所の落書き
 蛾の性衝動
 賢人の垢

 文字盤に垢が刻まれていくのをずっと見ているのは
 地下街のトイレの個室で
 いつも僕は夢に引きずりこまれ
 なんだか得をしている気分
 貴方は熱くもならず冷たく笑うこともなく
 ただ黙って壁に文字を書きつけてゆく
 ねえ、ここにひとりの生まれたばかりの男がいるんだ
 そいつは便所のドアに家から持参したサインペンでバカみたいな楽しいラブソングの続きを書き続けているんだ(以下引用↓)

 前略バス停に停まっているランボルギーニの窓から泣きそうな顔をして外を窺っている髭面の
 ここにあるのが最も上品なクラミジア
 酒飲みの人種差別
 変態の知行
 僕の心臓は錆ついて
 それでもまだ君と一緒に死んでゆく夢を見ている
 ナショナリズムのアマチュアスピリッツ。偏見。しきたり。日本人のX。高額な娯楽。


164 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:09 ID:lZaw8tnt

 気分が悪くなることは生きているうちで最低のことだ
 僕たちは気分をよくするためにあらゆる手段と権利を引き出しから漁っている

 「トリコロールは満月に照らされて何色の光を返したか」

 こんな風に



165 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/22 02:27 ID:lZaw8tnt

苦手なことにはがんばって
得意なことは控えめに
生きてゆきなさいと言葉に出して言われたことなんて一度もないのだから
まだ大丈夫だ

二十歳になったら大丈夫ではないかもしれない
受験には失敗するかもしれない
しかしアフガニスタンの美少年はそんなこと気にしない
僕たちはあまりに動じすぎた
日本経済や株価や阪神タイガースやICUなどどうでも良いのだ
僕たちは眠ろう
僕たちは夢についてあまりに考えが浅すぎた
僕たちは死のう
僕たちは死についてあまりに肯定的すぎた

僕たちは今さら僕たちと名乗ることをやめ
君と名乗りお前と名乗り
さあ、今から二百メートルダッシュして目の前の仮想敵に性的に笑いかけてあげよう

新宿駅ではいつも地下百メートルの流氷へ向けて心から笑うことができる人がいる
君はそうならなくては かつて 行けなかった と 誰 か 言った 言葉に した のに



166 :字幕スーハー:03/09/22 15:04 ID:cKiGehUP
でも実際、受験生って暇なしだよな。

合格して暇つぶしだよな。

バカみたいだよな。

167 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 07:32 ID:3rRBoVr2
 水夫のスニフ
  昨日のわたしは汚くて
  明日のこころを想い描く

 水車はまわる
 今日の言葉は汚くて
 明日のわたしは台本通り

  川を渡りたいのならば
  わたしを強姦してから行きなさい
  わたしに嫌な想いをさせるほど
  わたしの両腕はきびきび働くから

 水夫よ水夫、見習い水夫
 馬洗橋から台風の夜への想いを駆けさせて
 ああ、人々みな図書館帰り
 手にした物語の魔力を呼び起こす
 人が渦に喰われていく

 水夫のスニフ
  今日のわたしはあざとくて
  明日のわたしを貶める
  人々はみな一人称
  ――リナは今日、休みです、と

 水車はまわる
 秋の見事な並木道よ
 ああ、人々はみな図書館帰り
 明日のミナモは波打たず
 スニフのこころは何を映す

168 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 07:48 ID:s5rRvU66

 わたしたちはこころというものを大切に扱った
 ある部落、不当に穢されたという過去が相応しい
 何を思うも君は自由
 自由の果実を切り分けて
 八人の勇者に取り分けて
 君らみんなイギリス人

 それで日本は平和です
 アメリカもどうでもいいです
 わたしたちはとっくに死に絶えた
 ある部族
 地球人
 の幽霊



169 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:07 ID:s5rRvU66
「懐かしい友人について」

 美少年
 きみは天使だ
 僕の部屋の白熱灯に照らされると
 陰がようやくできるので
 窓の外の並木道
 模造煉瓦の白描の糞
 どれだけ家々を壊し為さった
 胎内巡り
 美少年よ
 きみのこころは
 時計台
 タクシー会社から滑り落ちる
 スケートボードのご婦人と
 一緒に手を繋ぎ、去っていったのが八年前
 何故、君は美少年?
 太陽よ
 何を狙ってあのときにお前は光をくれた



170 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:38 ID:3rRBoVr2

 詩の酸素を吐くことができるだろうか
 詩の二酸化炭素を吐き出しているばかりではないか

 あ、きみが吸う其の空気
 フランス製ペットボトル入り、248円、ちょっと高い

 あ、また雨、に
 うたれていた現代詩手帖、帖という字はなぜ古臭くてカッコイイのか

 詩の酸素を拾った金曜日
 宛て名がないので食べちゃった

 学生時代の思い出よ
 懐かしい親族たちの皆おなじ顔で話しかける其の吐息
 さあそろそろ潮時だ
 僕はきみを吸い込むまい

 遊ぶことにはなんとか慣れた
 次にはこいつらを捨てること


171 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:39 ID:3rRBoVr2
(つづき)

 あ、八月だったら、またあの驟雨
 長い道、迫出す小さな硬い緑の葉

 僕はここで遊ばずに
 翻っては何人の役にたつ瀬もなくて

 甘い泥の残り香よ
 君たちはとっくに乾いて剥がれ落ちたことに気づくべきだ
 残されるものは主人の痛覚に訴える汚れた水にかぶれた肌
 ああ、それは君でない

 夏の終わりに
 詩の酸素を食べたなら


172 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:45 ID:3rRBoVr2
「詩人との出逢い」

 言葉を吐き出せって言われて
 素直な気持ちを見せてみろって言われて
 喉の奥に指を二本つっこんで
 少しあたりをうかがいながら
 三本目の中指をベロの奥にひっかけて
 それで日本酒や食べ物や
 よくわからないラーメンや
 それら
 熱くてどうしようもない胃液の
 雑ざったものたち
 を吐き出して
 少し恥ずかしそうな目を見ずに
 舞台の上で
 誇り高いまっすぐな姿勢で何か挨拶を呟いて
 舞台を降りてから
 その店の主人に
 床を汚しちゃってごめんなさいと言うような
 そんな女の子
 結局、君が好きなのは
 そんな人間ばかり
 礼儀を知らない女の子は
 好みじゃないんだって
 それから僕は君と、その子のおっぱいの話をしている
 中学生のカップルみたいに
 もうひとりの君は小学校の先生みたいな姿勢で
 拍手をしていた


173 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:58 ID:s5rRvU66

「暴力」スレがちょっと羨ましいとかいってみるtest



174 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/23 08:59 ID:s5rRvU66

 葬列にて
 太陽の行列がつづく、車道をはさみ向こうの歩道、野球チームのキャプテンが人生を投げ打とうとする

 キャンプの放列
 一列縦隊の真夏の太陽
 台風は二日も関東地方に留まりつづけ、ついに、宇と宙とのバランスが、それをつなぐ鋲をひとつ、ガソリンスタンドの屋根から吹き飛ばした
 木に引っかかっていた

 それで秋になった
 今年はじめて
 皆々様、奇跡です
 六時間の性行を終え
 同時に祝祭も取り止めだ
 風紀を乱すというので、あのPTAらしき化粧面が、高らかに言い放ちたいくせに、文書なんかでよこしやがった
 それで僕らは上品に
 隊列を組んで歩いてやった
 「前へ倣え、ちいさくまえーならえ、前へ倣え、気をつけ!」

 何もかもを吸い込んだシーツよ、記念しよう
 この世の喜び、痛み、残り、すべて

 葬列にて
 太陽の行進がつづく、美の女神と芸術の神、カンパネラ、その他、野球チームのキャプテンが人生を投げ打とうとする
 諸君、奇跡は起きなかった


175 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:29 ID:nj2l/nvt

 自虐的なヘルペス
 主にペス
 人間なので肩とかがあってそれがすごく奇麗
 絵にしたいくらい
 おっきなソファで
 背もたれの下んとこがきゅううって暗くなってあったかくなって
 見えないくらいに感じたいくらいに
 何もしたくない
 お金持ちになったら、な、夢みがちでも自嘲、腕がだるくなるまで続けて
 その後どうしたら良いのか愛君だけはこたえてくれない
 借金はないので働かない
 貯金がないので生きられない
 嘘はつける、そのこと、ははって感じ、貴重なものでは全然ないのだけれど、でも見慣れたものでもないし、昔のテレビドラマを見たときの嫌な感じもしない、そんな愛してる
 ペスの繰り返す言葉
 あと三十倍くらい美形だったら誰かが涙流してくれたかも
 肩が奇麗なヘルペス
 鏡の前で肩を見ている



176 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:32 ID:nj2l/nvt

 夜中にパンを食べたいと思ったとき
 大抵、パンはないのだけれど
 もっと高価なものが冷蔵庫にあるのでそれで空腹を満たす
 犬など食べたくもないが
 いつか食べるということにしておかなくてはいけない
 犬が地球にいるうちは
 犬がおにぎりの具になってコンビニの棚に並ばないうちは

 これがペスの人生のある二分間の断章



177 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:32 ID:nj2l/nvt

 我が家の柴犬は愛という名前で
 いまのところは私のペットということになっている
 家族ですなんて言わない
 愛君も私も
 愛君は柴犬であるせいか鼻筋が通っていて凛々しい女
 最近、私の年齢を追いこした、と、テレビの誰かから聞かされた
 鼻筋の通った愛は
 庭の数カ所を寝床にして
 庭を勝手に散歩している
 ストレスで眉間に禿げができた
 それが遠くから見ていると考え込んでいる顔に見える
 近くで見るとぶつぶつした肌の表面から血管が浮き出て見える
 黒ずんだ筋には一か所だけほくろがあって
 それを私が覗き込むことに愛君は苛立っているかもしれない
 何故、そう思うかというと
 そうしていると考え込んでいるように見えるからで
 じっと動かないでいる姿が無気味に不安になる
 この構図は
 目線が合わないからそんなことを思うのかもしれない

 これがペスの人生の最近の場面のペス自身による再現



178 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:33 ID:nj2l/nvt

 いつか犬を食べないと人生の落伍者になってしまう
 骨と肉と脂肪のかたまりになってしまう
 犬を食べなくては
 いつか
 犬を食べたなら
 次は何か、何かを食べなくては
 あ、アイアイが良いかな、嫌だ
 生きているうちはずっと
 人間は最期まで残しておいたほうが良いと思う
 代打の切り札みたいなもんなので



179 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:34 ID:nj2l/nvt

 自己顕示欲が自虐を嘲笑って
 犬の愛君がそれをなぐさめる

 自虐が犬の愛君の眉間を三回転させ
 ペスがそれを巻き戻す

 犬の愛君の自己顕示欲が
 三日に一度、ヘルペスの自嘲を優しく包む



180 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:35 ID:nj2l/nvt

 とうとう犬を食べちゃった
 犬肉
 肉
 ロース
 肉の切り身
 どうだっていいだろう方法なんざ
 焼いて食べたんだよ
 スイートコーンと一緒にあんかけでお酢をかけて
 さあ
 予定通り
 夢を叶えたら
 次の夢を見なくちゃ



181 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:44 ID:oduidWet

 たとえば童貞の画家がセックスの場面を描き
 誰かがそれを見て涙を流す

 たとえば人間が月を描き
 誰かがそれを笑い飛ばす

 私には才能がなかったってことだ



182 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:54 ID:oduidWet

 犬犬犬犬犬犬犬ってあと五百個くらいコピーしようとしてやめた



183 : ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 17:54 ID:oduidWet

 自虐的なヘルペスに三人の客がつく
 彼らはそれぞれの人生をヘルペスに語る
 ヘルペスはうなずきながら彼らの人生を一生懸命に考える
 それから、できるだけみんなに通じる言葉で紙に書く
 彼らはそれを買っていく
 ひとりは三十円から九円を出し惜しみ
 ひとりは犬をさらっていく
 ひとりは涙を流したまま動こうとしない
 ヘルペスは誠意を持ってその頭を覗き込み
 彼のつむじを指先でかきまわす
 それが自分の仕事だと思いこむことに決めて
 つむじのらせんを内から外へ
 一周がだんだん大きくなって
 彼の額の汗をなぞり
 やがて右足の
 小指の先で閉じる
 ヘルペスが顔をあげると男の歯は真っ白



184 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 18:03 ID:nj2l/nvt
 「ペス自伝」より
 四章 (カラオケによるペスの犬への鎮魂、あるいはニ次会)

 メTell me how hungry are you? How weak you must feel
As you are living here alone, and you are never revealed
But I wonユt march again on your battlefield.モ

メI want to live as an honest man
To get all I deserve and to give all I can
And to love a young woman who I donユt understand.
Your highness, your ways are very strange.モ

「あなたはどれだけ空腹なのです? どれだけ心細いことでしょう
ここにひとり暮らしていて 姿を見せることもなく。
しかし私はもはやあなたの戦場を行進することはありません」

「私は正直者として生きたいのです。
私に見合うだけのものを得て 私にできるすべて与え
そして私には理解することのできない若い女性を愛したい。
気高い人よ、あなたの生き方はとても奇妙です」



185 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/25 18:08 ID:nj2l/nvt

 食欲もないのに息をしたい
 流血趣味にもときめかない
 ランドクィストに逢いたい
 腹減った
 代打八木
 山羊さんのお肉はミルク味
 うん
 自伝が五万部売れて
 百人が涙を流して
 三人が跪いて
 残ったひとりはおばあさん
 なんで人は死ぬんだろう
 これはヘルペスの悩みではなく
 戦場で兵士が書かされた作文でもない
 見上げたら天井があったら、いやだな
 草原に居よう

 「ヘルペスは言う
  さあとっておきの言葉を信じよう
  若いヘルペスの夢を見よう
  自虐的なペスの第一章」



186 :アビ:03/09/26 11:03 ID:NzfY4MnL
クロラ氏は何時受験勉強してるのかな
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 人生負け組の兄者に心配される
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i    クロラ氏も大変だな
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/.|
__(__ニつ/  VAIO. /| |____
    \/____/ (u⊃

187 :アビ:03/09/26 11:06 ID:NzfY4MnL
     \\\
   (⌒\  ∧_∧   お前もだろ
    \ ヽヽ(#´_ゝ`)
     (mJ     ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧
  /\丿 | (    )  OK。わかった。兄者ストップ!
 (___へ_ノ ゝ__ノ

188 :アビ:03/09/27 12:00 ID:J4KYAPwb
 つか、クロラ氏がいないと
詩板の楽しみがなくなるから
    まったり書いてね
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
       ∧ ∧
      ミ,,゚Д゚彡
     _φ___⊂)_
   /旦/三/ /|
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │
   |らっかせい |/
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

189 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/27 12:44 ID:cqfmY96w

 きみが気が狂うという音楽で僕は気が狂えない

190 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/27 12:49 ID:cqfmY96w

 生きているうちは猶予されて
 叫び声をとぎらせることはできない

 だから
 もしかしたら見るに耐えない
 その絶叫をここにください



191 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/27 12:59 ID:YD4uhDDO
>>186
今日は休みなんで今のところマタリしてます。
勉強は…いや、してることはしてるんですけど…。



192 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/27 13:10 ID:YD4uhDDO

「白痴美人」

 白痴美人は
 外掘を埋めても
 逢いにいけません

 埋められた堀の奥深く
 地の底で陽気に踊っているから

 振りまくにおいは
 紙魚の痕
 白痴美人には
 逢えません




193 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/27 13:11 ID:YD4uhDDO

 携帯電話が止まれば借金だけが残る
 そして日々には安心が帰ってくる

 蛍光灯を消せば外の灯りがはいってくる
 そうすれば俺は外側にいられる
 もしもそこのコンビニに強盗が押し入っても
 俺が何をしたのか誰も分からないだろう

 そしてレル君なら今日は外出中
 その様子を想像する
 レル君はレジの前でつまずいて
 その床の隙間に吸い込まれた
 遂に踏み倒してやったと思って
 彼はどこまでも逃げていく

 レル君は自分が無事だったことに気づかないままずっと逃げ続けるだろう
 最後にこの部屋を訪れて
 彼はこう言う「なんで携帯、つながらねーんだよ」

 俺は彼に神の存在を信じさせることはできないが
 後ろを見ろと言ってやることはできる

 すると部屋には海が押し寄せ、僕たちは窒息する
 最後に金を払ったのはレル君の母親だった



194 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:47 ID:iPB1Z93C

 恥知らず! 知ってるよ! やめなくちゃ! 撃たれろ!
 十七歳のとき手に入れた武器で十六歳の女の命を止めるために
 僕たちは十八歳の廃人の手を借りた
 僕たちは十四歳のまま死に絶えた戦地で笑った

 恥を晒せ! 恥を失くせ! ゼロに戻せ!
 無修正を修正してから修正を取り戻して無修正に戻せ
 無修正を修正してから修正を取り返して無修正を無くせ

 恥じろ! すべてを! 喜ぶことは恥ずかしい! 撃て!

 こうして僕たちは「無垢」のシャツを手に入れて
 全身をすっかり隠してしまえば
 脱ぎ捨てることは恥ずかしい
 こうして恥を手に入れた
 次には恥を実行し再び「無垢」を手に入れるのだ

Shall we love the world?

――昨日、洗濯に出したTシャツの、後ろの首のところの水色のプリントから引用


195 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:51 ID:iPB1Z93C

 ぼんやりとしか姿が浮かばない
 太っているという言葉がいつも添えられている
 実際に会うと不自然な気はしない
 なのにこの人は誰だろうのYさん
 風呂場で転んで大きな手術をしたこと
 五百円のお年玉をくれたこと
 みんなが彼女を褒めようとしている
 みんなが彼女を取り繕おうとしている
 僕はYさんに何の意見も持っていない


196 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:52 ID:iPB1Z93C

 会うときにはいつも久しぶりで
 電話での最初の一言も同じ
 ゲームセンターのUFOキャッチャーで千円つかって取った二つのうちの一つを笑顔で押し付けてくるKくん
 口癖は眠い
 彼は大学をやめるかもしれないこと、歴史を勉強してみたいということ、一人暮らしがきついということを僕にいう
 猫の話をしてほしい
 いつも同じところに区分けされていたのは
 どっちが軌道修正していのか



197 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:53 ID:iPB1Z93C

 小動物みたいで可愛いですねのSくん
 彼は背が低くて気取った仕種で水を飲んで精一杯の冗談を言うのでみんなから可愛いがられている
 見ているとつい笑ってしまうようなことを平然とやってのける人物になりたんですとSくん
 きっと健康を気にしないタイプ
 Sくんが事故で死んだりすることはわざとらしすぎるので
 他の誰かにその役が回ってくるだろう
 きっとあと十年は可愛いがられる予定



198 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:54 ID:iPB1Z93C

 もっと気取らなくてはならないんだ
 若い人
 きみが隠居したなら眠ったままでも構わない
 でも、若いうちは
 目を醒まさなきゃ
 起き上がり顔を洗ったりすることのわざとらしさ
 飼いならした鳥を手に停める仕種のよう
 もっと気取らなくちゃ若い人
 呼吸する姿の皮肉なこと
 目が悪いせいなのか
 電線の隙を覗く白い目と黒い目



199 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/09/30 17:55 ID:iPB1Z93C

 日本では八人死にました
 ニューヨークでは三千人死にました
 ルワンダでは十万人が死にました

 ここで
 屈んでも
 背伸びをしても
 月までの距離は変わりません



200 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:23 ID:yR6fBQSi
0 この世界の外で

 艶やかな側壁の建築群が見下ろす渓谷、茨の茂る葬路、停滞した流脈が瘤になって留まる十字路の畔で出逢いは行われ
 星たちのねちねちと止まない瞬きの隙が奇跡として毎晩幾億と提出される永劫の絶頂期の中途に飛来した或る機会が唯一として選ばれた事を不思議だと嘆くならば
 嗚呼、我らが生かされている意味を問う様に本末は転倒し、そして坂道よ、天使の鳴子に示され冷汗を掻きながら
 我らは昏倒している、百年前から、百年後にも、ならば知り得た事は屑と溢れた奇跡の中の真実の奇跡だろう、事実は冷静だった
 茨に足を捕られることを厭うのならばとっくに足など無くしたろうに未だ飽き飽きと血を拭うのは、その色香にお前が満足しているからだ
 この路の外れに、この交差の円心から等距離に結ばれた範囲には我らの軌跡がすべて含まれ、残された痕跡と秩序、そして輸血は不要になり、嗚呼、葬列は
 夢想に溶け、夢想の至るところ、起源から焦点への血色の偏りが天使を欺くだろう、人間界の外で彼らはそれぞれの神を敬い
 いつか氾濫のときまで道理は紡がれ二重の縒糸と踊りを続ける
 永遠の日陰か或いは抜け出すことの出来ない北極点の点上で我らは我と我との精製を瞬きの内に行わせる
 坩堝に注がれる人間の血液を砂時計の逆転に合わせながら脈打つ道筋と電光掲示の魔法によって
 我の電飾は我らの言語に変換される、この路は使い古された議論か懇談の手法、天使の視線を受け、意味を持たない座標の上で
 我らは夢を見る、殉教の夢か、漸近線の陽炎を見ながら、何でもない湖畔のベンチで
 今もぶつかり合う、退行する水と、進行する水、仕合せな言葉の羅列よ、噴水のように奢り高く、縦に景色を染めあげて、ビル群の滑らかな煌めき、ここは心臓


201 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:25 ID:yR6fBQSi
1 僕を見下ろしている

 街から遠く、街に含まれ、街は永遠の砂漠を憶わせる、期待させているのか、眼下は遠く、空は無い
 落下していく途中の少年の姿が探しても見つからないのだ、動くものは死なない、通るものはない、空にも
 嗚呼、人間は居ない、植物は居ない、天上には獣臭い機械が死を探している、花の蕚の奥底へ落ちたいと願うに違いない
 勝利は既に為された、敗北は言葉に成ることができなかった、天使は堕ち、以来、敗北を表わす言葉は生まれることができなくなった
 この語り手は実体を持たず、人称は在り得ず、誰との交わりも嘲笑じみた空疎を二本の腕に切らせる、生産は空しく、死もそれを生さない
 これは過去の遺産か、或いは神の現の隙の夢か、何れ敬われることもなく、殉ずる先細りの矢は研澄ませるばかり、どれだけの威力にも満足することなく、遂には柄までを削り取ったのだ
 蹂躙される花弁の厚みが、伝える光と音の誤差を産み、その合間に行われた出来事は、それがどれだけ忌避を望まれても、嗚呼、強い匂いが幸せを舐める、液壷の中に言葉は僅か一種が在るのみ
 花弁の厚みが、やられる時間を与えた、五感を失ってなお得る感覚を、恣意的な反応を与えたのだ
 そして指の長さよ、柄を握るものよ、哀れな獲物と猟師との関係を築いたのはどちらだったのか、これは街で行われる、天使と名づけられたとき、獲物は天使となり、籠に捕われたのだ
 一室にて、街は遠く、嗚呼、声は届かない、四肢の何れにも限界の上蓋をされている、この自由、音が届くまで、光に溢れた街では無言劇が続く
 そして墜ちたいと願うに違いない、勝利は既に為された、敗北は誰の手に在るのか、空は無く、永遠の中空から天使は抜け出せない
 地もまた無く、眼下を往く川よ、選択枝を縒り紡ぎ、ここ裸の大樹は、淋しい住いは生きるものすべてを閉じ込めた、そして誰にも出逢えず、天使は一人だ、異邦の天使よ、名前を与えよう、君という名を
 そして街は縮む、残された言葉はただひとつ、君という言葉、嗚呼、川が近づく、距離を持たない異邦への路に含まれ投げ出されたのだ
 中空にて、墜ちていくものはひとつ、遡る、決する以前へと、吊り天秤を持つ手、目、両端を覗いている、転覆した樹の上で、向かいの窓から覗いていた君、さようなら、我は墜ちていく


202 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:26 ID:yR6fBQSi
2 いつも鳥たちが歌うところ

 審判の場面を眺める二つの目は二人の影と光を交差させた四者を過去にも先にも失わせ、現在を生きる二人の双子、聖と俗の間の子、これは泥と水を住わせた人間
 観客席にまで茶番劇の台詞は届かず眠り続ける躯の裏面と表面とを交互に撫でる風は高地の狼藉者か天上のスケールに慣された愚かな家畜の鼻息に似た人を知らぬ天使の動脈を跳ねる波動
 しかしこれの鳴き声は四和音のみで構成された懐かしい再生装置からのチャイム、一体何がこれを矮小な理知の国に貶めたというのか、憐れみの声は止まず、仔は、天上の深海魚を珍しげに覗きながら彼の声の聴く
 釣合ったシーソーの何所に居るのだとして、もはや自重を持たない躯の壷の内壁に踏まれ、凍った蒸気は昇華の路を失ったのだ
 面積を持たない無限の丘陵で、夢幻を手渡されること、また、不死の乞食にして憐れまれるこの苛立ちよ、しかし我は眠るだけだ、何を期待されようと
 嗚呼、天国にて夢幻の交錯はつづく、灼熱と停止の二重螺旋を昇りながら、嗚呼、見える、その面と背と、我の背と面とを真似たのか、嗚呼、自己愛の活劇、銀幕の端で、鳴く声がする、天使の囀りが部屋の空を運んでいく


203 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:27 ID:yR6fBQSi
3 きっと、いつか

 何れから来りて、何れへ往き、何れへ還り、何れに居る、この天使は階層を飛ぶ翅を奪われ、また与えられ、奪い、また与え、昇降機の天秤の片方を犠牲に選び夕凪を得る
 愛した者が罪人であったことは幸いだった、愛した者の罪の手と、愛した手とが同一であったとき、彼は者を捨て、愛のみを抽出することができたのだ
 その者の手に殺された者の悲しさを下層に置き去り、そして風化させることなく、反駁する期間の二つの丸い厚紙の箱に冷凍したのだ、そしてそれは彼の小腋にある、愛した手と供に
 彼の翅は夕日に染まり、夕日を得る、彼の翅は夕日の翅になり、夕日は翅を広げ、空を包む
 彼は翅を失い、翅に包まれ、翅は彼を照らし、彼は翅になる、翅は彼に染まり、彼を得る
 彼は翅を広げ、上昇する、彼の翅は片方だけで、彼は片方へしか行けない、彼は戻れない
 彼は下層に彼と愛を置き去り、二人は冷凍され、彼は小箱にそれを入れる、彼の手は箱には触れられず、彼の腋は膨らみ続ける
 いずれ天秤の片方が地に着き、天使の愛人が、深海で彼の名残を探すだろう、この天使はこの言葉を信じている


204 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:30 ID:yR6fBQSi

たぶん続く。




205 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/05 15:33 ID:3JsPV9AG

つづく…かな?

206 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/11 00:07 ID:4XEX2Jqv

 大抵のひと達は愛情が足りない
 そのくせ愛情を失えない
 かくてこの世はまだら模様
 人殺しでも愛おしい



207 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/11 00:07 ID:4XEX2Jqv

 汗を掻き過ぎた
 人の背にまたがって
 歩道の国道沿いを
 小学生の群れとともに
 日溜まりが売り出されている
 歩行器の練習はショウになる
 近い場所の空は
 短い湿度を切り付ける
 罪を犯すな
 人間に持たされた愛は少ない
 画用紙に純白を残してはいけない
 どんな人間でも愛おしい
 当たり前の言葉を聞いた君が
 当たり前の言葉を返したら俺は


208 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/11 00:10 ID:4XEX2Jqv
>>190のリライト

「私たちは選別する」

 もしもエスカレーターから振り落とされたくなければ
 絶叫を止めてはいけない
 自分の声が耳を塞ぎつづけているかぎり
 左斜め下に見えるうつむいた光が
 僕の複眼のひとつを駄目にした

 彼女はハンドルの上に乗って
 六十四階から地下の砂漠へ
 塩水プールまで滑り降りていった
 とても単純な解答だったが
 誘蛾灯は赤い光を示した

 野良犬の舌に巣くう一匹の回虫が
 孤独だと泣いている
 野良犬の妹は
 自分が最後の一匹になるまでは死ねないと泣いている

 この世の静寂を聴くためには
 二十歳までに百二十八階の美容院にたどりつき
 両耳に銅のピアスを刺しこんでもらわなくてはいけない
 しかしそれでも
 聴こえる静寂はラジオスタジオから届けられるまがい物だ


209 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/10/11 00:11 ID:4XEX2Jqv
 (つづき)

 若者たちはこぞってラジオ放送を聴きたがる
 僕のように悲鳴を聴きながら育った世代とは
 数十年後には決定的な倫理観の行き違いが生じるだろう
 取り敢えず僕は流行の六十年代音楽を上塗り続けていくしかない

 しかし若い人たち
 君たちは九十九階にたどりつけなかった不幸な世代だ
 あの年老いた病犬の心臓が喰われていくのを見られなかったのだから
 いや、もしも彼の鼻から鼓動にあわせて吹き出る互い違いの血液を見たとしても
 その左右の場面にあわせて奏でられた鳴き声が
 自分の悲鳴に重ねられる恍惚を知らなかったとしたら


210 :名前はいらない:03/10/22 15:44 ID:71Alchlq
http://human.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1056201411/
ここを見なさい

211 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/06 23:42 ID:rx24lAP5
>>210
新スレ立ってましたね。

212 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/06 23:44 ID:rx24lAP5
う、二週間以上前の書き込みにだ…

213 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/11 19:09 ID:fEoUTIGd
 月曜日の記念樹は燃える
  パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
 爆ぜる爆ぜる爆ぜる

 わたしたちのエターナルグリーン
 警官達がやってきて
 芯の奥から毟っていった

 火曜日の記念樹は燃える
  パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
 焼ける焼ける焼ける

 悪いこどもたちのリトルグリーン
 両親達がやってきて
 両腕達を二分した

 小さな真実の果実
 大きな偽悪の玩具
 真っ黒い歯の神様
 真っ赤な頬の悪魔


214 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/11 19:10 ID:fEoUTIGd

 水曜日の記念樹は燃える
  パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
 紅く紅く紅く

 正しい大人たちのエヴァーグリーン
 ついに週は半分だ
 南半球の人たちは泣く

 木曜日の記念樹は燃える
  バクバクバクバクバクバク…
 リトルブラック
 ヴィデオヴィデオヴィデオ

 正しい大人たちのドグマ
 我らの罪が生き延びる
 我らが死んだその後も

 金曜日の記念樹が燃える
  ドクドクドク…
 サニーブラック

 ヴィデオヴィデオヴィデオ
  ポルノポルノ
   ハワイハワイ



215 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/11 19:11 ID:fEoUTIGd

 やあチャンピォンボーイ
 これが土曜日の記念樹だ
 灯せ灯せ灯せ僕らの灯を

 狂った女たちのグリーンハウス
 チャンピョンボーイインザコロッセオ
 殺せ殺せ殺せ僕らの樹を
 これが日曜日の祝祭だ

 ドクドクドク…
   サニーブラック
 ヴィデオヴィデオヴィデオ
      キュルキュルキュル



216 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/11 19:25 ID:zmj0Qs7R
>>71のつづき

 理屈が夢想を愛するとき
 ふたなりのからだに羽が生える
 二艘の帆を立てる蒸気機械は
 CGで描かれた天使のように
 彼はのっぺりとした顔に笑みを浮かべる
 笑顔の理由はきちんと用意されているが
 本当のところ、それは何でもよかったのだ

 理屈から産まれた私の子ども
 君の腕はもう血を流さない
 誰がその姿を見て陰茎を勃起させたのか
 お前と両親は、その数を賭けていた

 夢想が理由を欲したとき
 幾人もの秀才たちの頭脳の寄せ集めが
 リトグラフの升目に整列し
 隙間を完全に埋め尽くし
 一枚の銅板は鈍く光を照り返し

 飛行船からシャンパンの泡が吹きこぼれ
 雲を突き破って下界に甘い雨を降らせ
 洪水が船を押しながし
 胸の突き出た天使がもういちど笑っていた


217 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/11 19:35 ID:fEoUTIGd

 満員電車に乗り続けられる人間を馬鹿にはしない
 満員電車に乗り続けることができない人間を馬鹿にはしない
 満員電車に乗り続けられる人間をバカにすることはできない

 こんな決着方法
 

218 :名前はいらない:03/11/12 00:02 ID:LvQAgd/P
マジな話、クロラ氏はもう進学先決まったのかな?

219 :名前はいらない:03/11/12 08:04 ID:m3rxbmyR
クロラさん結構、詩書き慣れてるね。
もうすこし余分な部分を削ったら、もっと良くなると思うよ。

220 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 18:35 ID:TY2TL+zy
>>218
まだ、決まっていません。進学するのかどうかも微妙なところです。でも、そのうちにしろ大学には行ってみたいと思っています。

>>219
余分なもの、玉葱みたいなもので削っていくと中心には何もない気もする。
ここにあるのは余分で切り捨てられてデコレーションされたものにも見える。
まあ、よく分からんです。コメントありがとう。


221 :名前はいらない:03/11/12 18:46 ID:TC6ZB4sl
>クロラさん
理屈をこねることは、詩とはちがうのでは?
詩って、もっと内面的なものだし・・。

222 :名前はいらない:03/11/12 18:50 ID:XnyvHJbT
クロラってスケベっぽいね(笑

223 :名前はいらない:03/11/12 18:52 ID:jOnIMJYa
スケベでない人間など、いや男など、この世にはいない。




                                        ムヘヘ

224 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 18:55 ID:TY2TL+zy
>>221
理屈と詩とは相成れないものではないと思います。
例えば数学と哲学、哲学と詩は、不可分なものですし(もちろん、切り離したって良いけれど)、
何より、僕は割と理屈やらが好きなのです。

>>222
っぽい、というか、そのものです。

225 :名前はいらない:03/11/12 18:55 ID:93R+MGXQ
いやいや諸君!!(w

226 :名前はいらない:03/11/12 18:55 ID:virL2h3E
うんこうんこうんこうんこうんこ♪
うんこぷりぷり おならはぶっ!!!
君のうんこと僕のうんこ うんこくんくん匂いもぐぅ!!!!
うんこうんこうんこうんこうんこ♪

227 :名前はいらない:03/11/12 18:58 ID:93R+MGXQ
>>226
わはははははははははははは。でたねぇ、あんたは(爆笑

228 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 18:59 ID:7zXUsMzQ
 (理由)

 自分の性器が常に冷たく湿ったままである事を時々思い出す
 どんな姿をしていても格好よく振る舞えることを知っている

 どんな寝姿ならば美しく見えるかを客観的には知ることができない
 追跡劇のあとにはページの終わりがあることが経験的に予測できる

 ∴ 人間は眠ることができない



229 :名前はいらない:03/11/12 19:01 ID:KH2TTQDY
>クロラって
やっぱり、あの無職青年。(笑

230 :つきあうよ♪:03/11/12 19:04 ID:Y4Zbukns
>>226

まんこ


231 :名前はいらない:03/11/12 19:08 ID:4EMppAwC
>>226 エライ!

オマンコ くっさ〜


232 :クロラr ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 19:12 ID:7zXUsMzQ
こんにちは。クロラと言うでごんす。最近は色んな事もやったりなんざしちまっているでごんすが特にお気に入りといったらやっぱり昆虫採集ざんしょ。あっ、残暑がおきつい…
ははっ、ご冗談を、奥様ベルベロッサイッツテ・キ・サ・ス!ヒャハハホッホォオイ!ベベ、ラブラバラブブブバーン。
金だよ金金金。金がなくっちゃおかずがない。おかずがなくっちゃ御飯が白い。白いことは良いことだ。今日からぽっくんの名前はメントスどす。
しゅんしゅんというものはどこにでも有るように見せかけて実はばっちこんスープ
っぽい感じぴいやんじゃんこするめった。しーさんのお口に合えばよろしおすなははああラズベリーシェークな貧乏よりの危険切手、嘘、まほろばってやがるな、よおし、パパ逝っちゃうぞ、アーノルッ
ド、さあん、あー、ノルッッド、さあん、はい、さん、はい、アー・ノ・ル…ノベルス!やーいノベルズ!
ばばっくらって癖もんなのが注目すべし、はい、べ・のおおるとさんにあげちゃおっと白い、白い、お帽子、あげちゃおっと、チャオぶらいと
お歳暮のバイトしよっからっとフライ旨い!まあ、まんまみーや、ですこい。しゃかっとねたら、うんと草原の立ち原の濃い濃い緑ってぺらぺら木材あらいっしょの匂いうさい。
らった。やだ。ぱぱらん。しょうだよ。五歳くさい、恨んだ盲いだ清潔なとーめーな黒い痩せた背中で骨が丸まったりしてない流涎のお庭、でも男じゃだめ、海じみのエノ言わすごんはない。
かせーきなほんどものきらい。でもでも、しにしに。ふううううう。の星の遠く。ややすぎにいらっていきしみっってったより孵化、ぷかぷかんせ。りゃんかんせ。せっとにみ。きり。




233 :名前はいらない:03/11/12 19:12 ID:eu1XB7k3
おきんたま←なんてのはどうかなぁ・・・。

234 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 19:13 ID:7zXUsMzQ




 しいだ、めしいぴいくらほどまる時うすべずいたよりこわがらけのほどうと。やめがうくばばうくうる、ばが、ばがせずうっとおみしじみせたは。

 すすき掃いてみなほみししゃるべ、こうじのすけ、らすたいに。じゃじゃまきのめしんばに、つうば、らせっとん、ほかにやりみ、なぜが、うしゅういんみにほほめして、
やら、割らそうジュのクサン。プルヴェイナキス、地味、所属になれさめられ。程は溶けなくなぜにも真気しみて、よろこ、よろころもの五乗パセッ。失いリシ察すた誉めの構成、
うん、うん、うん、アイ。アイをゴライ。アイシャツメルン。アイシャツ。ぺるう、刺すほろん。土建しゃくめるう進ですそーです。

235 :名前はいらない:03/11/12 19:16 ID:yyiwtyT2
どうせ暇つぶしのスレだっていうことだし
いいんじゃないの・・クンニ(はは

236 :名前はいらない:03/11/12 19:18 ID:yyiwtyT2
まんこ

237 :あの馬鹿はこれが得意!:03/11/12 19:23 ID:E9vDENXP

オナニー(w

238 :名前はいらない:03/11/12 19:28 ID:Vtw+8ips
あの無職のクロラは、これが得意。

うんこ

まんこ

オナニー

こんなのばっかりで不眠の日々を送っているらしい。
馬鹿につけるクスリは無いな!!

239 :パクっていいぞ:03/11/12 19:30 ID:virL2h3E
うんこチンチン うんこチンチン
チンチンチンチン うんこチンチン

あさをおきたら おはようあいさつ
かおあらったら うんちのじかん

うんちをしなくちゃ ぷりぷりのうんち
おといれにいったら おならもでたよ

うんこチンチン うんこチンチン
チンチンチンチン うんこチンチン

よるになったよ おーばけがでるよ
おふろのまえに うんちのじかん

あさごはんのかな ぷりぷりうんち
おといれにいったら たくさんでたよ

うんこうんこ うんこチンチン
みんなでうたおう うんこっこ

おー!!



240 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 19:35 ID:TY2TL+zy
受験生にとってオナニーは必須科目と言っても良いのではないか。
問題はそれを如何に満足できるよう、無駄を省き、迅速・的確に行うかということである。
なだらかな放物線を描くが如く、自らを律し、時に遊ばせ、一点へ向けて四肢と灰色の脳細胞を活動させるのである。
このとき、利き手を使用すべきか否かの議論については頁の都合で省かせてもらう。

K・クラーク・ボンジョルノ

241 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/12 19:36 ID:TY2TL+zy
風呂いってきます。


242 :名前はいらない:03/11/12 19:42 ID:eFvNxteE
>クロラ
こいつ将来は、たぶん犯罪者だろう。

243 :クロラのタイプは危険だ:03/11/12 20:01 ID:VyxddAVV
>>242 同感。完全に引きこもってるし、性に執着しているし・・。
こういうクロラのようなタイプはアブナイよ。
自己ケンジ欲も強そうだし。なにかやらかすタイプだと思う。


244 :クロラって:03/11/12 20:13 ID:f2SPBSFj
他スレでは「嘘つき」だとも書かれている。
駄目だ、この人って。(笑

245 :名前はいらない:03/11/12 20:16 ID:X+YXRJbj
おまいら楽しすぎw

246 :名前はいらない:03/11/12 20:17 ID:X+YXRJbj
いや。一人の自演だから、おまえ、だなw




お    ま    え    、    た    の    し    す    ぎ    w




247 :名前はいらない:03/11/12 21:15 ID:r7D12oKN
>>246 IDがちがうじゃん。自演じゃないだろ。よく見たら。

248 :典型的な・・(w:03/11/12 21:24 ID:3rNcuSYZ
>>246

自演、オマエモナー(w

249 :名前はいらない:03/11/12 21:25 ID:virL2h3E
ヽ( ・∀・)ノ ウンコー age

250 :名前はいらない:03/11/12 21:35 ID:JAm7M+5T
>ALL
>>246に悔しさがアリアリと見えてオモロイぞ!!
もっとやれぇ〜!!(ばっくしょう♪

251 :> クロラさんへ:03/11/12 21:58 ID:MplHzYe6

1、強度の引きこもり

2、性の倒錯が激しい

3、自己顕示欲が強烈

4、平気で嘘を述べる

5、不眠、情緒不安定

以上は犯罪者に、よく見うけられる要素です。
自覚して注意しましょうね。クロラさん!(微笑

252 :アビ:03/11/13 06:41 ID:M67wyU3K
色々云われるのも、まぁ、人気者の常か>クロラ氏

ゴハン食べて元気に生きててくださいね。たまに詩を書きながら。
アビ猫は、この板ではクロラ氏を最も高く評価してるのだな。

253 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/13 12:10 ID:xvH3SXdQ
>>アビさん
見苦しいところをお見せしてすいません。
見苦しいと言えばずっと見苦しいのですが、昨夜はちょっと調子に乗り過ぎました。
お気遣いありがとうございます。



254 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/13 12:27 ID:lTKS4pxq
>>251氏へ
他のことはともかくとして
>4、平気で嘘を述べる
これがちょっと気になるのですが、
嘘をついたことなどない、というつもりはないですが、
少なくとも2ちゃんでは嘘つき呼ばわりされるようなことはしていないつもりです。
もし、何か根拠を踏まえての書き込みであるのなら、僕のためにもそれを示して頂きたい。
勝手な言い分ではありますが、そちらも押し付けともとれる書き込みをしているのですから容認して頂きたいのです。
理由なく罵倒されるのは構わないですが、理由あって罵倒されるのならば、僕もそれに対し、弁解なり謝罪なりをしたいと思います。
メアドを晒しておきますので、このスレでもどちらでも返事をして頂けたらと思います。



255 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/13 12:31 ID:lTKS4pxq
>>1さん、そしてここを覗いた方へ

個人的な事情で見苦しい書き込みをして申し訳ありません。



256 :名前はいらない:03/11/13 12:32 ID:SIPzmzvC
同一HNの他人数使用
年齢詐称


257 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/13 13:00 ID:xvH3SXdQ
>>256
僕はクロラ以外のHNは、以前に一度、「いと」という名前で、評価スレに詩を書き込んだことがありますが、それ以外にはありません。
年齢は今、十九歳です。
勘違いではないかと思いますが、どのでそのように思われたのでしょうか?

258 :名前はいらない:03/11/13 13:16 ID:SIPzmzvC
学問じゃないだろうが!![1]吾輩は名無しである09/11 21:53
偉そうに『学』なんて字使うな!!!

価値: 映画評論家=文学者
--------------------------------------------------------------------------------
[96]吾輩は名無しである09/11 23:27
黒スレ=糞スレ。
--------------------------------------------------------------------------------
[97]吾輩は名無しである09/11 23:38
(¥105/1レス)×(総レス数−自演数)=手取り[除・消費税]
--------------------------------------------------------------------------------
[98]吾輩は名無しである09/11 23:42
板粘着時間でバイト料だせば1時間1円でも24円になるなw
--------------------------------------------------------------------------------
[99]吾輩は名無しである09/11 23:42
ぎゃっ、さげ! すま

[102]==終わり===09/12 19:46

   1=100=101 省10



259 :名前はいらない:03/11/13 13:18 ID:EbqMCfI/
>>251>>256
コテハン叩き 削除対象


260 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/13 13:23 ID:xvH3SXdQ
>>256
すいません、よく読みなおしたら
>同一HNの多人数使用
ということは、僕以外にクロラの名前で書き込んでいる人がいるということですね。
弁解させてもらうと、
まず、上に書いたように、僕は基本的にクロラ以外の名前をつかっていません。
また、クロラの名前を他に使用している人についての心当たりはないですし、書き込んだ覚えのないクロラのレスを見た事はありません。
なので、もしそれが実際にあるとすれば、僕の感知していない人物が、僕がチェックしていないところでそれをしているということになります。

>>258
それは、文学板ですよね。
そのスレに書き込んだことはないですが。




261 :名前はいらない:03/11/15 21:55 ID:OSQHAX20
そらどうもー。
げんどうにつじつまあってねー。

262 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:33 ID:OF6/j2Ie
>>251,256氏へ
こちらとしては、>>256,258への弁解は>>260で書いた通りです。
>>256に示されたことについては、考えましたがやはり心当たりはないので
>>260に納得されない場合には、メールにてお知らせくださるようお願いいたします。
これ以上はスレッド、板の主旨からあまりに外れると思いますので。
その際、こちらに非があった場合には、改めて謝罪させていただきます。それでは。



263 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:50 ID:OF6/j2Ie
 *
 *
 *

 秘密を解き明かそう
 美しい場所へ行こう
 劇をしよう
 何も無い草原に
 人の体温が宿(り)
 いくつかの生命の交換と
 悲と喜とがうち合う
 一生に一度の舞台
 そして二度とは帰らない
 お前が生まれる寸前から
 閉ざされた秘密を解き明かそう
 いつまででも
 語り合おう

 *


264 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:50 ID:OF6/j2Ie
 *

 ひとりの奴と
 ひとりの奴との
 恋か生活のある様は
 わずかな食べ物と
 わずかな幸福と

 それは、ずいぶん、大層な
 ああ、お前、来て、見てみなよ

 こいつはずいぶんと趣味の悪い
 飢える人には届かない
 充ちた人には気味悪い
 それにしては、俺たち
 わずかな食べ物と、幸福と、
 そして恋か、生活か、
 どうして腹が空きはすれども、痛みなく
 からだの股のあいだから
 零れるものは毒じゃない

 やあ、来て、見てみなよ
 これら、点々になっているだろう
 狭い部屋だが物も少ない
 ちりばめたこれらが神様だ

 *


265 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:51 ID:OF6/j2Ie
 *

 樹々は走る、夜のまだらの闇の中を、ぞっとするような胃を覗く、即興曲の鳴る波間を
 影が実に成る、ひとつの実にはひとつの音、地主さんの庭の竹林の、角のブロック塀に凭れた彼も、一本杉も、縞を手伝う
 夜は駆ける、電柱の間隙を、ピアノ奏者は楽器には取り込まれず、彼は旋律を一番内部で完結させる、練習のときには、だから聴衆は、外気の不自然な途切れを聴く、彼への憧れと一緒に
 分断、また、再開、合間にあるのは僕の口からはとても言えない、言うなら、それは全部、長い小説の全ページ、だから僕からは、とても言えない
 夜には走る、月から遠い林の闇を、樹々は駆ける、月を遠くに拘束している

 *


266 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:58 ID:0ImrKJpI
 *

 「あばら骨の上に投げ出された彼女の
  炭酸飲料、かぜ薬、エビのチリソース、真っ白な画用紙、そしてスペアリブ」

 ここはありふれた舞台
 ここは閉ざされた舞台

 左手だろうと、右手だろうと
 彼が両手を打ち鳴らすとき
 床に一度バウンドしてから
 部屋中を飛び回る言葉、言葉、そして音の子供たち
 砂山を崩す岩
 岩に埋もれる動物の鳴き声

 左翼だろうと、右翼だろうと
 彼の羽ばたきが世界をほんの一瞬、凍らせるとき
 停止した人々の口からは
 どんなかたちの吹き出しも、吹き出ていない
 岩山から落ちる滝
 滝つぼの底を歩く動物の鳴き声

 鳴き声、呻き声、嬌声、歓声、きみのリズム



267 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/16 23:59 ID:0ImrKJpI

 鶏だろうと、ライオンだろうと
 僕たちは友達になれるはず
 鶏だろうと、ライオンだろうと
 僕たちはもう一度、話せるといいな

 鉄でできた花火
 紐で綴じられたページたち
 もう、逢えない
 もう、逢えない
 もう、逢いにいくことはできない
 もういちど、出逢いをやりなおすことなんてできはしない

 鶏だろうと、ライオンだろうと
 僕たちはもう一度、話せたらいいな

 *

  「鳴き声、呻き声、嬌声、歓声、きみのリズム!…!…

  「あばら骨の上に投げ出された彼女の
   炭酸飲料、かぜ薬、エビのチリソース、真っ白な画用紙、そしてスペアリブ」

   …!…!…鳴き声、呻き声、嬌声、歓声、きみのリズム」

 *
 *
   



268 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/18 23:39 ID:nxOVeAAq

 なあ、俺は殺すって言えるんだ、君に向かって言えるんだ
 面と向かって、つまり君の両目と、鼻と、くちびると
 ぜんぶ見ながら、低い声だって、甲高いうるせー声でも
 言えるんだ、殺すって、そんなのって、当たり前
 ちっちゃっいコでも知っているし
 日本語の教科書の一ページ目には
 おはよう、と、こんにちは、と、愛してるんだあ、と、殺す、と
 ぶっ殺す、と、まじ殺す、と、死ね、と、ありがとう、と、
 あと色々、載ってて、僕は君に何でも言える
 本当にありがとう
 これからも死ね
 それじゃあ愛してる
 だからおはよう
 そんな顔しないで
 学校も、会社も、ネットも、道も、草も、何にも悪くは、ないよ
 何も間違っていない、何も汚くはない、何も言わせなくさせない、何も嬉しくない
 君の名前は鈴木さん
 だから、鈴木さん愛してる
 鈴木さん死ね、鈴木さん、鈴木さん、鈴木さん、もう、言わないよ
 それで、えっと、俺は君が愛しているものが知りたいんだ
 それか、君がそれを見たときに、鳩尾が引っ込むようなものを知りたいんだ
 別に僕には、見えなくたっていいし
 てゆうか、おはよう
 朝だから、もう、言わない

 ――夜に、駅前で、薄着で、電光掲示板に向かって、喉をからして、指をさしながら、死ねって言える?言える?それなら、取り敢えず、愛してる、死ね、今晩は。


269 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/18 23:42 ID:sf3XzHiQ

「会話」

 きみの言葉は、疲れる
 おれの言葉は、疲れる
 お互いの産毛をなでているような
 そんな、どこかの奥地の昔からの慣習のような
 きみとの会話
 おれたちは同時に、疲れる
   …楽しい…楽しい…楽しい…
 三人目の声を
 おれたちは同時に
 聴いた



270 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/18 23:57 ID:nxOVeAAq

 猫のマリはビデオデッキの上で眠っていて
 ビデオデッキは一人で仕事をしている
 録画している
 だから上を見ると小さな金色の毛が落ちてくる
 さっき全力疾走された
 廊下は
 面を盛りかえすのに時間をかけているので
 反動も体毛も
 分かり合うほど小さな空の真ん中なのです
 大きな街の中からの声が
 窓ガラスを通って
 こちらにも溢れて
 反動と則し
 猫は
 

271 :名前はいらない:03/11/19 00:03 ID:rXSZnjZP
ちんこまんこ言って喜んでるのは中学まで。
飽きた。

272 :名前はいらない:03/11/19 01:07 ID:CGHOkh+k
結構楽しみにしてる板なんで、荒らしは勘弁してください。
クロラ氏頑張れ。

273 :帰宅予定11時:03/11/19 16:29 ID:9wGwxYui
漏れもここで慰められて頑張ってるんで荒れないでほしいなあ。
荒らしはマジで勘弁してください。

274 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/19 23:06 ID:qb6zw0o1

268-270のつづき。

 汚れっちまった悲しみに
 まっさらな侭の悲しみに
 変わっちまった悲しみに
 置いていかれた悲しみに
 水平に雪は降り積もる

 俺たちは清廉潔白な一粒の灰
 コンクリ地面に降り積もる

 社会と言われるある動物
 街と呼ばれる一匹のネコ
 細い廊下を突っ走り
 主人の膝のうえ歩き
 ビデオデッキに寝転んで
 ときが来るまで逆らわん

 羽毛を小さく香らせて
 か弱い熱さえ解け得ずに
 ただ丸々と眠りこけ
 部屋に羽また降り積もる



275 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/19 23:16 ID:qb6zw0o1
>>272
応援ありがとう。色々と頑張ってみます。

>>273
また暇があれば、潰していって下さい。見てくれてありがとう。


276 :embryo ◆3Xu0//S666 :03/11/20 01:00 ID:ubcwNI3n
大学受験どころか高校受験ですが何か?

277 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:49 ID:yQk2hQPj

 海を臨む、愛という名前のマンションで、暮らすシクラメンには
 シクラメンという名前が油性マジックで全身に書き込まれ
 主人は海を臨むシクラメンの導管を
 イカンへ繋ぐことでシクラメンを枯らす
 カラス言葉への愛に循環する循環という言葉の精霊であって
 あるいはそれは愛である

 愛とは常に気高くまた気高さを知らず
 気高い愛は愛でなく気高い愛であって愛は気高さを知らぬ気高い一個のシクラメンの中にある


278 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:50 ID:yQk2hQPj

 例えば母という精霊に付属する、小さな羽毛の綻びに似た、空中の光を見せる埃に似た、精霊を構成する物質の破片
 またハヘンのスクラップ美術の傲慢な個展の出資者は長いあいだ匿名であったのだが
 その足長おじさんが彼の前に現れたとき、シクラメンの精霊は何故か、悲しんだのだ

 ナゼはナゼのまま長く放置され、枯れた
 躯が枯れたことはシクラメンの精霊に何の変化ももたらさなかった
 ナゼはやがてまた足長おじさんとして認知され
 個展が止むことはなかった
 また愛も止まなかった      海


               海



                  海


279 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:52 ID:yQk2hQPj

                      気高さとは、何ものにも依らず、すべての言葉を同じスタートラインに並べることである
 気高さとは、「兎」と「トイレットペーパー」と「新宿」を同様に好きになることである

 そして気高さとは、一切の感情を無感情で見つめ、一切の無感動な非生物に感動することだ
 だから気高さとは、あらゆる誇りを冷笑し、そして何ものにも、自分自身にも、神にも依らない誇りを手に入れること

 だから気高さとは、一種の高貴であって、けれども一種の好奇である
 だから気高さは、光輝を秘めているし、その実はわずかな香気である

 気高さは指の先にも、また指先の先にも充ちあふれ、常に溢れ、零れ、けれど指は未知を悲しむ侭、悲しみの内に充ち溢れ

 気高さは嘲けり、また慰め、集い、別れ、集いながら別れる、ある容積という意志のない箱にそそがれ続ける液体のように

 気高さは幽かで、幽かにどこにも有るエーテルのように、忘れられ、忘れられても有る一種の見知らぬ人々の言葉であって

 気高さは気高さであって、気高さは気高くあって、気高さはまるでここ以外の全てに有るように思わせる意志にもまた有る



280 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:53 ID:yQk2hQPj

 だから例えば気高さは傲慢なサングラスの視界から忘れられ
 サングラスに死ぬまで思い起こされなくて視界から無くなる

 そして気高さは普遍の狂気であって
 気高さはサングラスの狂気でもある
 気高さはサングラスを冷笑し
 またサングラスに依らない誇りである

 そして気高さは一種の傲慢なサングラスであり
 そして気高さはテーブルに置き去られた一個のサングラスでもある
 気高さは置き去られたままに幽かに有り
 有り続ける世界に依らない一個の名前のない誇りである

 母

    母



            母



281 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:57 ID:yQk2hQPj

                  海を臨む、マンションにはシクラメンを施した窓辺以外に
 想像を許すことができる、ものの姿がすべて描かれる、シクラメンはつなぎ目であって、瘤であって、何か
 愛であるとか、そういったものを閉込めることに適している
 判断は内で行われ、行使される
 光はしかし窓から部屋を射すのであって
 シクラメンは光が描く、大意での空中の、何かである

 そのシクラメンには長いあいだ名前がなかった
 彼は言った
 これは病気なのだと
 それはヘルペス(主に唇や性器周辺にできるぶつぶつとしたもの、またその病名、疱疹)であると
 しかし彼は名を捨て、愛のみを抽出した、それが彼の人生になり、またすでに人生であった
 彼は泣いて許しを乞い、跪いた、そして彼はいつの間にか老いて女になっていた


282 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/25 22:58 ID:yQk2hQPj
 オイテオンナを解きほぐすまで
カレタシクラメンに跪き
              兎

            兎


       兎

 追いしかの 山

            やま

              ヤマ


283 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/27 22:31 ID:nCGVIGu3
「太陽」

 あと十か月ではたちだね
 そうなったら君は自殺してしまうのだろうか
 山手線にのるとき
 窓を見ていた? それとも、窓の外をみていた?

 知ってい「る/ない」? エクスクラメンションその1

 オスロ大学の講堂
 左右の壁画に讃えられた正面の『太陽』
 あれは寂しい
 寂しい
 あんなに明るい
 すべての色が分離と混合のいききのあいだを彷徨ってる
 く・く・く
 すべての色が根号と文理のあいだのいききを彷徨ってる
 「さみ/しい」
 だって
 違う世界だから
 高円寺は寂しい
 いくのが寂しい

 あと十か月ではたちだね
 そうなったら君は自殺してしまうのだろうか
 山手線にのるとき
 窓を見ていた? それとも、窓の外の空をみていた?
 僕は遠い国を見ていた
 君のことが懐かしかった
 僕は寂しい
 これは本当だった「こと/こと」

284 :名前はいらない:03/11/27 22:36 ID:sx+93OXQ
懐かしいなあ

285 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/27 22:40 ID:nCGVIGu3

 自転車にのってくるおっとなさんが水に落ちる
 自転車にのってくるおっとなさんは田園風景のなかをはしっていく
 風の精霊と離婚した稲穂が後ろをみている
 おっとなさんは満ち足りて、途を駆け抜けていく

 見世にとまった女の人が
 お御酒を仰いで空に映る

 仲良くなあ、仲良くしようやあ
 奇麗着飾った神様たちと
 親睦の根陰を
 おっとなさんはひとりはしる

 ああみんなうつくしいなあ
 この世は晴れ渡り
 ひたはしれ
 いずれ収穫もやってきましょう
 こどもたちも輪に入れよう

 誰のお空もやましゅうて
 いずれこころも朽ちましょう

 ああ、きどね
 驕りたかい翅のびら
 誰れのこころもやましゅうて
 くろにもまれてぎらぎらぎらぎら

 自転車にのってくるおっとなさんが水に落ちる


286 :名前はいらない:03/11/28 03:46 ID:KHDx+zk2
クロラ氏はもう進路決定済みかな?

287 :白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/11/28 03:56 ID:urv+A9MK
年寄りを心配させないで下さい。

288 :受験:03/11/28 05:47 ID:NK00Wm0m
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=heartfur萌〜!!

289 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/29 23:42 ID:g8nVvlp9
>>284さん
小学校にあがる少し前の頃に、チック気味になったことがあるのですが、
僕はそのときに多分はじめて「懐かしい」という感情を抱きました。
母に連れられて買い物に行くと、家が懐かしい、懐かしくて悲しい
家に帰ると、もう二度と行かないかもしれないショッピングセンターが懐かしい
鼻をかんだティッシュを捨てるのも忍びない、といった感じです。
今は、センサーが鈍って、あるいは他の情報が多すぎて、その感覚を日常的に保つことはできませんが
懐かしいさは元々、普段の生活のなかのあらゆる場面の裏側に潜んでいるようです。
人によって、それをどれだけ、どんなところで感じるかは様々ですが
時には無理にでも壁紙を剥がして、それ(郷愁、メランコリー、と言った方が良いのか)
を表へ引っぱりださなくてはという妙な義務感に駆られます。
懐かしいと感じられることは、部屋を片付ける意思があるようなもので、まだ一線を越えていない安全な側だと思います。

>>286
最近、高島屋でバイトしています。

>>287
ごめんなさい。

>>288
(;´Д`) 




290 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 00:28 ID:yFb/Z5Xo

 ホライゾンの線上を
 はしる汽車に
 手を振る

 オレンジのハンカチ
 沸き上がる小石たち
 飛ばないかたち

 まるく
 あるく
 湧く草

 銃を手に
 立ちあがる
 楽団

 あやして
 あやして
 あやす

 遠いラインと
 ともに
 お供にして

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



291 :名前はいらない:03/11/30 00:30 ID:yFb/Z5Xo

 なんて大げさな、彼の体型
 肩を張って

 なんて大げさな、彼のかたち
 肩を張って

 ホライゾンの上を、はしる汽車
 手を振り、くるっと

 くるりと
 くるくるっと

 壁のトルコ帽が見ている
 壁のトルコ帽に見られた

 あやして
 あやして

 法事に席には肉をたべ
 祝祭日には、トルコ帽が見ている

 銃を手に
 鼓を叩く



292 :名前はいらない:03/11/30 00:32 ID:yFb/Z5Xo

 鼓のために、歩き
 そのために、服を新調しもする

 あるく
 とおく

 バレッタが
 揺れている

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 じゃ
 じゃ
 じゃ          ぱれーね
             ぱれーね
      じゃ     ぱれーね

   鼓をあわせ
    鼓を併せ



293 :名前はいらない:03/11/30 00:33 ID:yFb/Z5Xo

             (左へ)


 (右へ)


             (そちらへ)


 (そっちへ)

 じゃ
             ぱれーね


 じゃ          ぱれーね


            じゃ    ぱれーね


 じゃ          ぱれーね


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


294 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 07:23 ID:6z1laoNZ

 突然で本当に申し訳ないが、そういうことになってしまった
 そういう訳だから、俺は君のことを信じるしかなくなってしまった
 つまり、君が俺の声によって失神したり、そうでなくてもひどく傷付いたり、不安になったり、怒り狂って路を引き返したりしないだろうという希望にすがるしかなくなってしまったんだ
 だから、君、傲慢なバームクーヘンよ、君の顔かたちや、表情の変化や、仕種だとか、つまり君の本当の話をしよう
 君についての真実の話だ。世間のお話や、眠りの夢のお話じゃなく、それよりはずっと退屈で、
 けれどきっと肉体か精神のどこか萎びた僻地で、ずっと呼応するのを待っている年老いた木こりが居るはずだ
 君の目には見えないかもしれないが、彼のために我慢してほしい

 君の二十四時間を分割しよう
 君の二十四時間を叫びと沈黙の名に引き矧がそう
 君の叫びは、街灯の真下で月光を仰ぎ、偽悪的な呪文を唱え続ける青ざめた額の弾き語り、その心臓を鼓舞する血流のひとしずく
 君のよろこびと悲しみと、あの偉大な郷愁の冷たい気配は、自ら紡ぐ不格好な言葉という製品に加工される、その以前
 人工の前の、天然として有り難がられる、色彩と音色の二大色の間で身を小さくしている、やはり青ざめて、発熱に熱を奪われた、残された顔色



295 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 07:25 ID:6z1laoNZ

 バームクーヘンの王様よ
 君の皮膚に吹き出た大きな砂糖の結晶が
 僕の上下の歯のあいだで砕けるとき
 俺は君のしあわせを知覚しながら、君という権威をすっかり忘れている、ずいぶん傲慢だっただろう

 そして君の沈黙は生き残ったひまわり
 こどもたちの戦場の真ん中で、泥だらけの死骸に囲まれて、やっぱり泥だらけになりながら、生真面目に蒸散を続けている
 太陽がメランコリーに脅されて、小さな君に従属を求めても、君は昔の約束を持ち出して、軽やかに身を躱し、そして黙視するだろう

 かわいそうなバームクーヘン、貧血気味の王様、お前の悲しみは僕にはわからない
 芸術が幻惑の心地よさならば、君は即座にその幻灯の仕組みを見破って、理解し、組み入れ、そしてもう二度と触れないような箇所に左遷してしまうのだろう
 だから抱擁の瞬間も、君にとっては、電車での摩擦と同様、よろこびにも成れれば、悲しみにも成れる、君は台所の治安をまだ保つために、審査員の役ばかりしている
 俺はかつて何度も君の下へ自作の詩を送りつけた、省みれば粗末で目の荒い安物のマフラーのようだったが、それでも一度でも、君がそれを身につけてくれたなら、君は寒いと感じただろうか、それとも零れてしまう熱をせき止める、その何らかの具合を感じただろうか



296 : ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 07:26 ID:6z1laoNZ

 君が管理する君のトラウマについて、僕は箇条書きの文書としてそれを知ってはいるが、実際のところ君の悲しみは僕には分かり得ない
 君はエアコンの暖房をつけて欲しかったのか、それとも冷房をつけて欲しかったのか、たぶん何も望んではいなかっただろう、高価なバームクーヘン、消費者に罪悪感を抱かせないために
 君のよろこびは、君の左手の所作、君の悲しみは、君の右手の所作、君の両手は、俺が朗々と読み上げた君のパッケージ、そんなものは早々に捨ててしまえ

 俺は加害者として君を分割しよう、殺人者という役を請け負った男のように、俺は君をナイフでばらばらに切り刻む、そして青臭い興奮を一息に飲み干し、俺の一部として飼い馴らし、俺は生者としてこの役を全うする



297 : ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 07:27 ID:6z1laoNZ

 死者は叫ぶのか、それとも沈黙するのか、そんなことは実際に経験しなければ誰にも分かりはしない
 殺人鬼役の男だって考慮したはずだ、僕は君の叫びをフライパンで炒めて、同時に君の沈黙を鍋で煮る
 近視の霊媒者よ、細胞の編み目が見えているか、それとも黒点を覗いたツケを押し付けられているのか、いずれにしろ太陽は古来、そして未来にも、関係するものすべてに一方的な救心を迫るもの
 バームクーヘンの王様よ、君の沈黙は、コンロにかけられた大鍋のなかで、甘い濁った液体のなかで、沸き立ち、精製されている
 バームクーヘンの王様よ、あなたは、細胞のどのひとつにまでも、細胞の死骸を塗りこまれ、そしてまた解け、ウイルスのように浸入する、そしてあなたは黙視する
 バームクーヘンの死骸よ、あるいは死骸の王よ、君の沈黙はいまや叫びを帯びている、そして君の叫びは沈黙の厳かな誇りと、補食された噛み砕かれた叫びを持っている

 覚えていてくれ、僕は空腹だったのではなく、空腹という名目を持っていたのだ
 俺は億病な人間だったのではなく、億病な従者の役を担わされたわけではなく、ただ億病というそのものだったのだ
 かつてバームクーヘンが規制された歴史こそないが、それは人々が愚鈍だったのではなく、禁酒法という章題を授けたそのインスピレーションが、君の先祖の下には送られなかったというだけだ
 そして君はいったい何を、授けようとしているのか、俺は語ることならばできるが、救心する限り、舞台の光はひとつの方向へ向けて投げ下ろされる、その姿勢を止めはしない、例え客席からは一本の棒状に見えるとしても



298 : ◆oNwpnhIJYU :03/11/30 07:30 ID:6z1laoNZ

 バームクーヘンの王様よ、台所の光に晒されて、君は屋根裏から被害者の面を易々と盗み出し、零れる一切を遮断して、反射する光ばかりを台所の一点へ向けて投げ続ける

 残された、青ざめたものみな、整列し、ぞろぞろ歩く、それらは一ずつ数を足される数字のように、どこまでも整列し、そして置き去られる
 これは君についてのお話ではなく、まして俺の身の上話なんかでもなく、ここを訪れた三人目のための嘘のお話、あるいは四人目のたための世間話
 君の商品名に由来して、君の円柱形へ回帰して、そしてお菓子の栄養価を記載して、活字中毒患者を呼び出して、くるくる回る、台所のステップ、摂食のダンス、排泄の観客役をもう少しつづけよう






299 :エミナ ◆DJYon1rky. :03/11/30 09:22 ID:d+HclXgO
ぜんたい僕はここちよく弾むものたちのなか なにも考えず弾むのが
あながち嫌いじゃなく 僕はかならずせめぎあう地点へ行き着くことがあり
そこではみかけない原石が人の手で 往々にして
磨かれる から 知らない人にもぜひ って なんだか思う

被害者の未来には 僕のかかわる歴史上は たいてい 力強く立ち上がる
だからその間だけ 緊張や爛れを分かち合うことにもなったりと
どのみち 落ち窪むまでの二足走行は 僕もほかの人も知らずに知らずにただ知らずに
あるものは歩を固め あるものは同じはやさ あるものはおなじ深さへと
しかして結局のところ そこは何もあるばしょ でつまりなにも生まれない

少しく落ち窪んだだけでさえそこに なにもない 創造や開拓以外には
つまりそこをより多く舐めるにしたがい 勇気や 純粋を 逃避や不純との
二択というおなじ時間でなく ただそれそのもののみの筏にのるしかなく
そんな細道であれ 不足がみえたら 用意してあげたくなる あるいみの無垢
サポートの多くは たしかに僕の手にはあまりすぎるけれど
供給されるであろう信頼に あえて自分のためではないからおもねる


300 :エミナ ◆DJYon1rky. :03/11/30 09:24 ID:d+HclXgO
 
混乱の糸が一時 緊張の糸車が一時 絡み合いそうに 活発にはなって
仕掛けたものには つらくもなる やるべきことが一気に繊細に知的に難易度を加速する
いっそう信頼のみとなって 気がつけば 自分ひとりの決定で流れる流れは消え
おなじ磁場を共有 共鳴 輪転 流転 登攀とか いわゆる新境地を歩むリズム

それぞれがそれぞれだけの その人の固有振動で成されるわけで
こんなものの扉は 開くには必ずチャンスがともなう そんな過渡期を
ともにくぐってみたいと 僕は僕の ただ役割にのみ それでも一時の開花を画策する
さまざまな実現はささやかであれ有用なものを それまでなかったばしょへ ポンと
授けられる どこからだか知れないがともかくそんな摂理 きっかけは逃がしたくなかった

僕の持つしあわせは もとよりだれにもそぐわない 人にはただそこにあるだけに過ぎなく
むしろ人には不毛 悪くもそして良くも 人は人だと そこにこんなやらかしたくなる因子が
それをしてくれといわんばかりに 僕を捨てさせる そんな コンセプト のようなニュアンス
 
僕はだれにも授けやしないし 持ち合わせもない ぼくはただこの単純にみえてじつは
複雑に交錯しているさまざまの糸の 腕時計や慣習やカレンダーに終始するかのような時間に
すこしでも変革の磁場 新しさの歩行 未知の扉のありか 勇気の必須性
そんなもののなかに じつは無数にある ただ 気づき そのものの その ありか
そして 感触 手ごたえ それやこれやにともなう感情の起伏のダイナミズム…
そんなものが 誰ものすぐ隣で 一人に一個 どかんとあるから 気づいてほしくて それに
 
みんなが 寝ていたから
僕はただ 起こしたかった

 



301 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/03 21:00 ID:Nv+3Zxee

>>299-300 エミナさん。
 信頼という言葉に、とてもつよさを感じます。
 つよい言葉を書ける人は羨ましい。
 すでにある言葉を組み合わせて、新しいことばをつくり上げていくと、そのどこかの地点で、言葉に対する無条件の信頼を確認しなくなるのかもしれません。
 供給されるものが何なのかは、僕には分かりませんが、そこに信頼という言葉を置くことができるキーボードを叩く手のつよさを、僕は信頼したいということです。



302 :エミナ ◆DJYon1rky. :03/12/09 05:14 ID:eBWWZZPQ
>>301クロラさん
亀レスですみません。読んでいただいてありがとうございます。
なんとお答えしてよいものやら、貧弱な頭にはとても思い浮かびません。
ただひとつ言えますのは、私こそあなたの言われているバームクーヘンの王様に限りなく近い人間でありまして、
けれどもよくそう言われる端々のうちにも、なおいくらかは弁明の欲求もないわけでなく、
そして答えたいという欲求にも駆られ、為にあなたの詩をなぞりながら書いた詩ですので、
少なくみても半分以上はあなたによって紡ぎだされたようなものなのです。
ですから、ただただありがとうです。
あなたが軽く打ったものにわたしは一生懸命楽しみながらも返したにすぎなく、
つまりあなたのほうが最初からつよいのだと、よわい私はつくづくつよく思います。
そしてこんなふうに、貧弱頭で自己表現の不得手な私がひとりで話すとこのとおり、
ぼけた焦点しか結びません。そんな意味からも、
幾重にもありがとうなのです。
うまく表現できないばかりか、奇妙な文で、ほんとうにすみません。


303 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/12 00:21 ID:MqNukNLv
>エミナさん
丁寧なレスをありがとうございます。

つよいと弱いについて――
僕ら、ほとんどの人たちは、それぞれの世界で、少し言葉を弄ぶだけで簡単に価値を入れ替えるちからを持っています。
延々と続ければ価値は価値の原形をしだいになくして、単なる言葉の継ぎ接ぎになり果てます。
そのうち、その行為にも飽きたら、立ち上がって散歩でもするのも気持ちのよい一時です。
しかし彼が風の気持ち良さを感じているあいだにも、誰かの世界の中では、ひとつの逆転が起こっているという事実は違いありません。

他人の言葉を読むことが僕は好きです。
それはもう、巧いとか下手とかエンタメとか自慰とかプロとかアマとかに関係なく、別の世界だというだけで価値のあるものだと思います。

と、ここまで書いて、ここが閑つぶしスレであることを思いだしました。



304 :名前はいらない:03/12/12 00:39 ID:QFtuEo/j
バームクーヘンの王様っていう詩
かなり良くないか

305 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/14 23:37 ID:D2j8870x
>>304 ありがとん。

「花の全体」

 君はどうだった
 土道の草を見た
 その段差に腰掛ける、折れて落ちた花を見た
 そいつは茎にまだつながれて
 そして黄色い花弁は
 冷たいコンクリの枕でにやりとわらい、ほっとしていた

 だから君に聞きたい、と思う
 君はどこでそれを見た
 若い血液は零れ抜け
 まっすぐな骨は捻れても
 美しいという物は死にはしない
 どんなに卑劣に生きようと
 君の美しいのは変わらない




306 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/14 23:39 ID:D2j8870x

「公園」

 雨の中に沈んでいる公園と
 機械の腕をまさぐる演説家
 二人は歩みよることもせず
 土の上で結婚する。


307 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/14 23:41 ID:D2j8870x
「君のこと」

 煉瓦の道を押し上げる血管を見る
 君は誰にでも翻弄されて
 弾き飛ばされた町のほとりで
 足をくじいて膝を抱きしめている
 
 夜には蛍光灯だけが頭上に灯って
 ようやく血が見える
 なのに、それはただ二股に分かれた跡になって、もう動かない

 喉が渇いたままで
 君は骨盤をハンマーで砕いて、チューブを差し込んで、口から吸い込むと
 からだの下から上から何十回もぐるぐると回って、心臓はようやく、見真似で回転のしかたを思い出す
 (けれど、それはこの町で教わったやり方だから、君の心臓は住民たちとよく似た脈を撃ちだしてしまう)

 胸の中いっぱいにどきどきと鼓動を満たして
 高く掲げる右腕につたう陽射しの清潔さ
 砂埃を含んだ吸う息のよそよそしいしぐさ
 こんな奴らが君を笑わせてくれる古い友人たち



308 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/14 23:46 ID:1HtqMWE2
「彫像の習作」

 珍しい果物だといって、そのひとは
 やはり像のぼやけた女性から、赤い実を受け取り
 前歯で舐めるようにおそるおそる齧って
 すっぱいと言ったまま、指先にそれをぶらさげていた
 人の輪郭はすでに消え、小さな果物を指先でつまんだ少年という残像だけが留まり
 祖父の家の古い家具や、棚に飾られた外国の人形や、栓をぬかないままで置物のようになったウイスキーの瓶の気配に包まれて、しまいこまれていた

 祖父の家にいくと、未加工の嗅ぎなれた匂いが出迎える
 彼らが、少年の姿を、いちいち補修しようとするのがわかる
 古い籐椅子にからだを沈ませ、缶ジュースを飲んでいると、猫が腿のあいだに飛び乗り顔をうずめる
 頭をなでてやると、猫はよだれを垂らして布を汚す
 開け放した窓から繁華街のざわめきが弱くなつかしく届き、猫の鼻水をぬぐってやろうと目をこらすと、テレビからアナウンサーの声が響き

 「きょう、新宿区の路上で数人組の男に女性が誘拐されるという事件がありました。男は女性を乗っていた車に詰め込み逃走しました。
  現場を目撃した男性からの通報を受け警察はあたりに非常線をしきましたが犯人グループはまだつかまっておらず、警察は非常線の範囲を広げるとともに、ひきつづき…」

 祖母がみかんを運んできて、空き缶をゴミ箱に投げ込むと、次には、少年に裏切られたという匂いを嗅ぎとらされ、滲みた唾の気配は、籐椅子とみかんと、もっと小さな虫か鳥のようにこそこそと囁きあい、悲しめと宣告する


309 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/16 22:59 ID:KE1zGErk

 ほとんどの才能を信用する
 ほとんどの叫びを信用する
 叫ぶものは
 人間ならば



310 : ◆oNwpnhIJYU :03/12/16 23:00 ID:KE1zGErk

 つまり、勝ったのはマイケル・ジャクソンだけだった
 Billie Jeanやマイコオ・ジャクスンは負けてた



311 : ◆oNwpnhIJYU :03/12/16 23:00 ID:KE1zGErk

 たとえば、街を歩いていても
 見つけられないとしても
 エスカレーターのひとつ下の段に
 居るかもしれない
 美しいという天才を持っている人が
 その後ろ姿が
 ベルトの後ろ側や、うなじや、跳ねた髪などが
 つまり、美しいという故に
 何をしても、許される
 人を騙したり、殺したり、つまらない物を高値で売ったりする自由が、彼(彼女)にはある
 そうしたらどうしたら良いか
 跪くことができないのなら
 見てみぬ振りをするのだ
 隠れて息をするのだ
 いつものように
 いつものように
 死なないように



312 :名前はいらない:03/12/19 20:07 ID:psl7UWl9


313 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/23 12:12 ID:q9xNILPW

(どこかの続き)

 だからわたしはどれだけも狂わない
 となりでキーボードを叩いている
 彼女の方がずっと…
 たぶん、三十過ぎ
 もしかしたらもっと
 鼻のかたちが好きになったら偶に覗く
 覗くことの嫌らしさがあるばかり
 十二月だから、天井から金色のテープで
 人々は通話する
 後ろの奴と自販機の横の奴は2ちゃんしている
 育児板となんか
 その隣は、魔法で誰かと戦っている
 久し振り、そっちはどうですか
 覗いてはいけない
 となりでキーボードを叩いている
 覗いてはいけない

 ソファにすわって、恋人とテレビを見ている
 携帯を頬にあて、カップ焼そばを食べている
 「いらっしゃいませ」と、とても良い声で言う
 「うるさいな」
 どうして「いらっしゃいませ」と言うのだろう
 黙っていても良いのに

 となりでずっとキーボードを叩いている
 鼻のかたちが好きだから見る


314 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/23 12:13 ID:q9xNILPW

 何だって人のこころのあり方は
 いちばん嫌われることはなく
 色あざやかな色々の
 紙テープに絡め捕られて
 写真のように散らばった
 色とりどりの壁のすみ
 ふたつに色分けされた布袋の
 青い方の
 底でもなく、上でもない、左の方で
 じっとしている
 君の中で
 でも、僕は退屈しない
 友達がいなくても

 友達は、赤い袋でやさしく笑い
 素振りがどれも緩やかで、流線形なので
 僕はきれいなものを見ている気持ちになる
 話し声は、大抵、楽しそう

 捨てられた(――たとえば撲殺された)奴がいて
 殺されている人間がいて
 滲みた血の灰色が、レンガ壁を格好良くして
 その臭いが、人々を憂いさせている

 新しい方が良いのか
 僕は尋ねてみる、きみに
 きみのところは風がばあああああって吹いてて
 煩いけれど気持ちいい



315 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/23 12:14 ID:q9xNILPW

 (上の続き)

 「こんにちは」や「ひさしぶり」を、僕たちは交す
 ビルの屋上で、「こんにちは」や「ひさしぶり」は
 プラスチックのおもちゃで
 ビニールのにおいが隠っている
 風にみんな飛ばされて行く
 飛ばされても
 かたちは、変わらない

 新しい方が良いのか
 僕は尋ねる
 そうでもない、と
 きみは言う
 みんな飛ばされる
 (あ、――ゴム風船の面白さ)
 誰かがいつか、それを拾う

 もう戻ろう
 ミスター・サンタクロース
 来年、また逢おう
 僕はきみのことを嫌わない

 (佐野元春「クリスマスタイム・イン・ブルー」のアレンジ)



316 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/23 12:16 ID:q9xNILPW

 僕たちは人に嫌われることを考えていた
 二人で、横浜駅の花壇の前で考えていた

 東口から地上に出て郵便局まで歩いて行った
 街道沿いの歩道を歩き黒い水の上の橋を渡った

 ひとりは女の子でまだ若く、人に嫌われることを考えていた
 だから彼女はすれ違う人の顔を一瞬濁らせる技術を持っていた
 それだけ持って、駅に立っていた
 歌いもしなかったし、当たり前の服を着ていた



317 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/12/23 12:16 ID:q9xNILPW

 道を歩くひとたちは誰も、本当に人から嫌われたいとも
 疎まれたいとも、口に出しはしなかった
 僕たちは誰にも聞こえない小さな声で
 常夜灯に沸く草に向かって、話し続けた
 それともそんな素振りをした

 僕たちは、服に滲みたコカコーラや
 髪の毛のしつこい唾の様に、嫌われようと試みた
 二つ目の橋を並んで渡り、コーンスープをそれぞれ飲んだ
 豆腐会館の角を曲がり、桜木町まで歩いていった

 真剣な顔で歩き続けた
 とても小さな声で議論した
 笑うことで、ときどきすれ違う人や自転車を不快にさせた
 自転車は大抵、ライトを消したまま通り過ぎた
 ビルの窓には灯りが漏れていたけれど、道は光から逃れていた
 僕たちはうまくやる必要があった
 誰も僕たちを嫌わなかった



318 :アビ:04/01/02 15:08 ID:RFJ4Xsaq
良スレ保守sage

1さんもニイヅカさんもナイトさんもクロラさんもkanonさんもエミナさんも、
多くの名無しな受験生さんも、ご自愛くださいまし。

319 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/03 13:53 ID:9aIpzCq9

「まるで悠然と空を眺めるように切羽詰まった君へ」

 君へ、
 名も無く語りかけます。

 服を買う君へ、
 マフラーの巻き方が、人より下手だということを悩み
 笑い、また早足で歩き、
 坂の上から水平に空を見る君の気取ったタマシイへ

 どこそこに活気があるとして
 ざわめきの陰をうろついて
 どこへ行くのも良いですし
 野良猫は美しいままですし
 秋も冬も、
 また春夏のような、こそばゆい季節も
 良いものだったかもしれません。

 ひまわりも、
 枇杷、カズラ、竹林も、良いものだったとか
 もう知れないにしても、
 憶い出の変わらない優しさが
 やはり羽毛のようにくすぐったく、肌を突つくでしょう。

 今週、また服を買いに
 あなたは街へ行くでしょう
 コートを着てぱちぱちと手を叩くでしょう
 君へ、ひとつの乱反射するタマシイへ。



320 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:41 ID:p+nYIyYi

 街を歩く人のすがたが格好良いのさ


「街を歩く人のすがたが格好良いね」


 街を歩く人のすがたが格好良いのさ


「街を歩く人のすがたが格好良いね」


 街を歩く人のすがたが格好良いのさ


「街を歩く人のすがたが格好良いね」


 街を歩く人のすがたが格好良いのさ



「白ーい雲の下で!」



321 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:42 ID:p+nYIyYi

 白い空へ
 サラリーマンの
 購いが
 駆ける

 色は透明の青で
 音は鼓膜を通らずに
 ドライアイスを飲み込んだ
 胃が見ているし
 聴いているんだね

 心臓は何時も
 冷たいもの
 だから人を愛せるし
 人の汗を好きにもなるのさ

 ドライアイスを噛み砕くのにそんなに苦労しているようじゃお前はダメなんだろう
 きっともう間に合わないだろう
 きっともう、彼とお前は二度と出逢えないだろう


322 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:43 ID:p+nYIyYi

「ポルノグラフィー」

 顕示欲を持たなくてはいけないのです。
 ケ―ン―ジ―ヨ―ク。
 キモくなくてはいけないのです。

 何故、いけないなどと言えるのかと言うと、そういう固まった考え方でもっとキモくなるためです。
 あまり凄すぎないグロ趣味と
 適当な過去話と押し付けがましい性的な言葉の羅列と
 青臭い息の主張めいた半端な途中で途切れるみたいな叫び声と
 手の施しようのない無言電話と
 
 こんな感じの自分で自分のこと語っちゃってる
 解ってるような振りしている仕種と
 自分に酔って酔いに紛らわせて恥ずかしさを見てみぬ振りしているような恥知らずな真似をしている振りをしなくてはならないのです。理由は見知った他人の欲情のため。



323 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:46 ID:p+nYIyYi

 とある妹を
 とある日に
 見る目もなく
 言う口もなく
 とあることを
 告げようと戸を叩き
 無い手で、呼ぶ日。
 私には失ったものがあり
 すっかり奪われたので
 そこだけ骨が見えています
 骨が見えることが見えるでしょう
 けれど失ったものが
 何かは判らないでしょう。
 伝えられない言葉にしてしまったら
 失ってしまうから
 言えないし書けないという仕組みなので
 だからいまも失いつづけるけれど
 失うと何を失ったのかは言えないのです
 生きていると愛しいなにかの物や
 嫌いななにかの物があって
 それが愛しいというものや
 嫌いだというものを奪いあって
 失わせてまた取り繕ってくれて
 毎日総量は変わらないけれど
 毎日おなじ分だけ失っていく
 失われるとそこは空洞になって
 ほら、見えないものが
 見えるでしょう
 骨が見えるでしょうと言う人の肌しか
 見えない目には見えなかった
 だから言わなかったのです。

324 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:49 ID:p+nYIyYi

 もしも静かな地下鉄の
 向かいホームに突っ立って
 泣いている人がいたなら
 僕は反対にこそこそ笑い
 誰もやはり身を投げない

 地下通路の柱に寄っかって
 何の報せも誰も待たずに
 あんまり悲しそうな顔もせず
 身を投げる振りをする人ならば

 こんにちはと言って、握手するだろう

 地下街で
 火を貸して貰えますかと言われたら
 彼はこんにちはと言い放ち
(もう、二十四時を過ぎていたけれど)
 手を眺めているだろう
 横浜駅の地下街で
 行くひと皆を見つめながら


325 : ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:56 ID:p+nYIyYi

 君のことは大嫌いだが
 君の顕示欲が踏み付けた
 古いスケッチブックは
 今も大事にしまってある

 君の描いた絵は大嫌いだが
 君に虐げられたスケッチブックが
 とても愛しく思える
 この気持ちを
 今度は君のノートに書き付けたく思い
 こうしてはるばるやってきたという訳さ

 虐げられようと
 そうでなくても
 ここが戦場の跡地だとして
 ここの人らは叙情詩を書く
 叙情詩人は恋愛詩人に鬱屈した恋をする

 きみは統計上の数字に成りたい?
 それとも誰かの記憶に焼付きたい?

 きみはニュースの原稿に成りたい?
 それとも世界から忘れ去られたい?

 叙情詩人は恋愛詩人に鬱屈した恋する


326 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:56 ID:p+nYIyYi

 うまく伝えられないけれど
 ひとを嫌うって、こんな気持ち

 仕事をさぼって、お菓子を食べて、ぜい肉が腹を埋めていくのを見ている気持ちにも似て
 とても穏やかな、風呂場の窓から見た、青空

 この日々こそ腐りやすく
 眺める間もなく褪せる
 僕はそれを期待していた
 色あせたとき
 僕はそれに恋する

 見知らぬひとの胎内で
 いつか焼かれるまで、血に濡れ続ける心臓を
 ひとつも青空は知らない

 そして僕らの記号が「*」から
 「!」に変わった

 理解できない?
 けれど猫は、窓のそとで涙を流している
 それに、鼓動も変わらない


327 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:59 ID:p+nYIyYi

 狂気はいつも他人の中にある
 だからそこにもあるだろう
 できる限り冷たい食物に触れようよ

 人の体温は有るままでは、それだけだけれど
 罪を犯す手はいつも温かい
 痴漢でも万引きでも

 そして震えているものは
 街で売っている
 安い化学繊維を着て

 リミットを容易く目一杯にした笑顔で
 誰も彼も
 それともどこかの病院の白い服の人以外には

 楽しそうなローストチキンが吊るされている
 オレンジの光
 そこには楽しさがある


328 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 18:59 ID:p+nYIyYi

 狂気は
 彼女が今よりも若いころ
 道で話しかけたもっと若い子どもの瞳以外にはどこにも溢れている

 記憶の一点以外には
 今は休んでいるそれが
 何時でも声くらいならばたてられる

 はずだと伝えてくる
 狂気は
 人やコンクリートや

 生物や無生物や過去や今を言葉だけのシールにして
 臭いをたぎらせた籠の中にもあるし
 手の中にも

 そして狂気は
 震えている少年の目の指す太陽にも今はある


329 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 19:00 ID:p+nYIyYi

 狂気はときにはすばらしく
 まるで泣き崩れる後ろ姿を見送って
 這いずり回る鼠の主人公のよう

 ときにはデパートの白熱灯
 そしてときには通学路の太陽
 何にしろ大したこともない頭痛やらちりばめて

 どこにでも
 どこにでも

 狂気はときには気安くもして
 ときには会釈して緊張もする
 狂気はこう見えてどうしようもない

 友人にも死んだ従兄弟にも似ていない
 上司にも似て
 どの様にも


330 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/05 19:01 ID:p+nYIyYi

 一と三とは麗しく
 大層な君は貴方と君と

 麗しく
 うるわしく

 礼節を持ち
 正しい言葉を遣い
 傍目に触れる物もなく
 ああ、眠りましょう

 私は一晩中起きて居ましょう
 そしてお酒でも飲みましょう

 コップも三種並べましょう
 毛布も灯りも要りましょう

 水晶玉でも覗きましょう
 懸命に目を凝らしましょう

 温かい部屋にこもりましょう
 もう、一生を見据えましょう

 この時、この時をやり過ごし
 いっかな言葉に笑いかけ

 どうか温かくあたたかく
 なんにもなんにも嫌わない!

331 :名前はいらない:04/01/07 03:25 ID:vz8ZjISZ
寝たいもう限界だ過去問解いてる最中に寝ちまう位だ
もう10日しかないたったの240時間だ少なすぎる
やるしかないやるしかないやるしかない・・・・

332 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :04/01/07 21:50 ID:8PkWP8/3

会議をする
会議をする
今日も明日も会議をする
打ち負かしゃ論理的過ぎで冷酷者
情に訴えりゃ机上の空論の奇麗ごと君
沈黙を選ぶ奴は臆病者
今日も明日も答え出ず
なんだこれと
いつものように
しなきゃ滅ぶからと切り出して
この機会を持つことに意味があると
いつものように

意味が無い
意味をなくしていくなんて
意味不明
そりゃそうだと明確な賛同
さぁどうするどうする
どうする人類

沈黙君は
いつものように

333 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/01/08 08:36 ID:w0pViW2J

>>331
ああ、もうそんな時期ですね。
せめて本番前には充分な休養を摂って挑んで下さい。
健闘をお祈りします。

>>332
自スレ埋めなくて良いのですか?



334 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :04/01/08 10:35 ID:az/O69Hg
>>333
いやー、行くまで暇だと思ってたんだけど案外忙しくて。


335 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :04/01/08 10:37 ID:az/O69Hg
>>333
あ、よかったら手伝って。
てか勝手だけど行った後は任せた。埋めちゃってくれ。

336 :名前はいらない:04/01/16 21:24 ID:X1gDclbu
何人みてるか分からんけど、頑張れ。

337 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:29 ID:x4iMpT8W

最後まで決めかねていましたが、結局受験はしませんでした。
全日制の大学へ進学することはすっぱりあきらめまして、
四月からは別の手段で一応の大学生になるつもりです。

338 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:32 ID:17lkOg/c

さて、名実共に受験生でなくなった訳ですが、残り663レス。
不法侵入で埋めていきましょう。
まあ、ぼちぼちと。

339 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:34 ID:17lkOg/c
「キャラメル」

 舌の上のキャラメルは
 熱で甘さを溶かされて
 舌の上を角で刺し
 そのとき甘さを味わわれ

 舌の上でキャラメルは
 六(む)つ角をぴっと張り詰めて
 彼の孤独は主張する
 その同時に消えてしまう

 喉に落ちるものは砂糖水
 ミルクに溶けた甘い水
 固体の誇りを燃やしては
 だくだくだくと喉の奥

 また寒い冬がくりかえし
 服を着込んで窓の前
 髪を垂らした床の上
 彼の孤独は帰らない

 舌の上でキャラメルは
 舌(と)もろとも噛み潰されて
 舌と繋がるキャラメルと
 やがて冷たくなるまでなるまで…


340 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:36 ID:17lkOg/c
「家」

 伏せと言われて、
 たいじゅうを背一面に塗られたら、
 しあわせふこう入りこむ隙のない。
 これがこうふくだと言う。

 親兄弟らが何をしたかと言えば、
 彼らはまず柱をつくった、
 それから屋根になって。
 それからしあわせふこうを閉じ込めた。

 なにがこうふくと問われれば、
 空がこうふくと私はこたえて、
 空がきれいですなどとタレントが言うので、
 空はふこうだと私はこたえる。

 たべものの中にも、きれいなしょうじょの中にも、
 ふこうしあわせもありません、
 床に組み伏せられた地平さん、
 あなたがことばを吸ってしまったのです。

 真空にこころがありましょうか。
 お空はどうして気怠げでしょう。
 僕らはまず柱をこわして、
 屋根に穴あけて重いひざしで土をみたした。



341 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:40 ID:17lkOg/c

「並木道にて」


女の子たち 朗読口調で:

「 だいじょうぶ

  愛すると、いうことは

  征服することではないのだよ
  組み入れなくても良いのだよ
  解らなくても、
  それで良いのだよ
  だからだから大丈夫
  そんなに目を見張らなくても 」

男 女の子たちを真似て:

( ふ と 気づく )

 アスファルトのまばらな編み目の
 一つに、へばりついた潰れて滲みた桜の花弁の
 あなたが僕の細胞の
 編み目のどこかにシンクロして
 あなたはこうして長いこと
 長い一息をつくようにして
 どこかの皮膜の隙間から
 良い香りをさせている


342 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/08 08:41 ID:17lkOg/c

 人のひび割れた手の甲か
 乾燥し過ぎてささくれ立った
 凍り豆腐ようだったから
 今日あなたの赤い香気に
 みずのようにすんなりと
 触れることができたので
 私は何にお礼をすべきか等と思う

 あなたは、あなたとして始めから
 死んでおり、死んで香気を際立たせ
 死の中に在って死んでいる
 その死に気づくものならば
 誰しも君の本当の死を
 認めざるを得なかったろう

 不自然なくらいに並木道は
 白くあかるく陰を燃やして
 欠けた手紙の欠けた文字らが
 やさしく冷たく上昇していく

 桜の、道の、死人の死は
 はち切れて、疾うにやり過ぎた
 光速の残滓、蜉蝣の余生
 こうして今にも無くす今こそ
 感謝、感謝を、誰にも伝えず
 笑いもせずに、枝を見上げる


343 : ◆K.KIuccV3w :04/02/11 01:44 ID:bJmRKrYM

笑えない 笑えないよ 笑えないよ
つめたい果実 手のひらにのせていた日々がいとしい
それほど隔てていた 合いの手もうつのに堅過ぎるこのひん曲がったこの手が!

「んナ ばかな。」

廊下 歩いてた 老人が 若返る
一時の 道端にたなびいていた雲のかけら見つけて
みずを かぶりながらはしゃいでいた 隔てた風の声を見つけて

木の欠片が集う いい匂いがする
一つでも 精巧な記憶装置を無くした老人には その一つでも
心ひらく むね踊る

だからそのま逆、
笑えない 笑えないよ 笑えないよ

そらは 字の如く 空虚過ぎて 声がひびかない
踊らない どこからか歌声がきこえてくる

かすれたようにしか感じれないこの耳に
それでも歌い手がいたことを嬉しく思う

歌い手がいたよ

「んナ ばかな。」

現実は非情だ
だから親しみがわく
嘘だよ


344 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/15 21:35 ID:cohG9jbw
「波 -立志青春編-」

 浜の背後に立ち並ぶ松林
 疲弊した大陽は優しく
 波は足下まで押し寄せ
 からだを引きずり込む

 しかし僕は走った
 海の奥まで
 しかし波は押し寄せては引き返し
 僕は立ち止まる

 ここで、どれひとつ声をたてるものはなく
 浅瀬の中ごろで
 僕は全周囲を睨みつける
 空よ、霧よ、海よ、藻よ

 しかしひとつとして返す声はあがらず
 大海の手前で
 僕は不眠症の男のように寝返りをうつ
 この手を握るものは何だ

 砂場で全身を埋められた猫のように
 夢では丸いガラスの床に爪をたて
 やがてすべり落ちる
 砂時計の最後の一粒のように加速して

 僕は地上に落ちる
 詩人の思考のように
 海よ、誰を抱いている
 僕を受け入れてはくれないのか


345 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/15 21:58 ID:cohG9jbw

 関内〜桜木町間 午後一時五分前

 紺色のジャンパーを着た男性が縦長のシートと背もたれの隙間に折り畳んだ五千円札を押し込んでいる。
 車内アナウンスが流れると男性は立ち上がる。
 僕は五千円札を抜き取って男性に声をかける。
 「ああ、いいよ、あげるよ、それ、君に」男性の声は甲高いバリトン。
 「いや、あの、いいえ、その、非、否、不」を繰り返し、桜木町駅へ。
 ペンキのように赤いコートを着ていた女性A
 ワイシャツを外にはみ出させた男子高校生A
 その友人Bと、
 スーツのサラリーマン五十、四十、三十代のA,B,C
 刺繍が沢山付いたパーカーの母娘AとB
 それらが、
 僕ともう居ない男性を目撃していた。

 本日の収入、五千円マイナス二百円×二



346 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/15 22:00 ID:cohG9jbw

 地下鉄は一種の宝くじで、
 最低乗車賃二百円と引き換えに同じように金を払って乗り合わせた参加者たちとの巡り合わせを互いに期待し合う。

 例えば飲み残したカップ酒や半分に割った6Pチーズや選挙演説や探していた雑誌やガムの銀紙や転げ落ちたキャスケット。

 ◆キャスケットの相手をするのは腰を屈めた三人◆

 ◆そして、ジョニーは、一人で、エクスキューズ◆

 女性が男性に私の手を取ってと言う。
 男性は女性の手を取る。
 電車は揺れる。
 女性は男性に私の足を取ってと言う。
 男性は女性の足を取る。
 女性は網棚ごっこ。
 男性は笑っている。
 女性は「私の足をあと五本取ってという」
 男性は「残念だけど君の考えていることは俺には何もわからないんだよ」


347 :flash&こっぺ里亜:04/02/15 22:10 ID:poxZjAuX
loveと黄身について

348 :名前はいらない:04/02/16 01:20 ID:8fiWqriF
先なんて見えない
根拠もない自信を空振り でもそれだけで歩いています

頭が重い 頭が重い
ついでにお腹と目玉が重い

鉛で増えた体重の大半はきっと脳にあるのです
知識ばかりが自己主張して下垂体を圧迫します
呼吸がぜいぜい苦しいのは 恋のせいだけではありません

多分私はおかしいのです
鏡に映った私の頭が なんせスイカに見えてるんです
大きさ 重さも 丁度いい しましま模様に ヘタちょろり

そうです こいつのせいなんです
私の頭が重いのも 地球がくるくる丸いのも いつまでたっても世界平和が来ないのも
このスイカが悪いのです

直立二足歩行をして
器用な手には10本も指がついています
バットを両手でしっかり握れる数少ない霊長類
人間って なんて不便なんでしょう

全ての元凶 悪魔の権化 自分勝手な神様の具現体 知識の塊 重たい鉛 乳白色のタンパク質

私の握ったバットでは スイカをたたき割れません
ムヤミヤタラに虚空をたたいて 遠心力に吹き飛ばされます
そんなこんなをいつまでも繰り返している私です

勉強しよ…

349 :名前はいらない:04/02/19 00:57 ID:JLFVp7E7
語る言葉はありませんか

いっしょになってオドロオドロシイ様を
見上げた空にかさねました
愛くるしい顔しかみせない雲が
なにより僕は嫌いです

正直者は 馬鹿者で
大人になるという事は 一面には冷酷さをあわせもつということ

もいっかい言いましょうか

飛ばされるはずのない 意志の意思というものは
概念としてしか存在しない なんて不合理はないはずなのに
いつのまにか空を にくんでいません ね

ただ一度現れるという
星の名におのれをかさねあわせて

正直者で 冷酷ですね

語る言の葉 もらえませんか

350 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/23 21:49 ID:hFHWJLVM

 語るための言葉は始めからなく
 ただ言葉だけが生きており
 それを人間が良い気になって扱うのです
 つまり豚は始めから豚として生きている
 と、誰かが海に向かって叫んでいた。



351 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/23 21:53 ID:hFHWJLVM

 ――ちょうど黒ん坊どもが、《や、クリストフ・コロンブスだ! おれたちは発見された!》と叫んだように。――

 「ポトマック」より


 「メトロに乗って」

 ある時、僕の頭に一匹の羽が舞い降りる
 生きた羽の呼吸音
 風のように軽く、脳皮に小さな爪でちょこんと立つ、それから。ぺろりとめくれる感触、見えないけれどね
 羽は去っても、頭はすっきり、電車は走り、風がすーすー

 *

 車内の空気は人の鼻息でできている
 百人の鼻息が車両を満たしているので
 僕たち全員にきちんと空気が行きわたる

 *

 めくれた脳皮をくるくる丸めて
 豚にでも食べさせよう
 くちゃくちゃくちゃ
 幸せですかシャーロット?

 *

 再分配 還元 食物連鎖 地球 代えの効かない、この乗り物

 *


352 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/02/23 21:55 ID:hFHWJLVM

 人を尊敬するために必要なものは何だったのだろうか
 おれは人でないものをさえ尊敬しているのだ

 ――技術は要らない、感情も訓練も要らない、ただ感性だけが必要だ、感情などはむしろ邪魔なのだ、絵を描くためには

 どんな三流画家の言葉も息をすることの邪魔にはならない

 外国の明るい陽射を浴びる美術館の庭からカメラが引いてゆく

 ――彼女は晩年の寂しさを美術品の蒐集によって慰めたのです

 テレビの前にて

 *

 そのときジョンの霊が私に話しかけたことに気づいた。その声は内から聴こえていた。彼は私のこころを借りて言った。その言葉ははじめ理解できなかったが、やがてそれが言語ではなくひとつの音楽であることに気づいた。
 私のこころは音符と歌声によって塗り潰されていった。しばらくすると私がもはや嬉しくもなく感じることもなく、ただ自然に音楽と一体になったことに気づいた。気づいたときにはすでに私はひとつの楽器であった。
 私はギターの内側に居て、彼の指が私の弦を弾くために左右に行き過ぎるのさえ見た。それは幻覚であったかもしれないが、振動しているのは私自身でありその振動は私の血液を揺らして伝わってゆくことが解った。

 *



353 :名前はいらない:04/02/25 22:08 ID:N81Qfwkw

そりゃ語るために言葉はあるのでなく
言葉は言葉として生きるさまが美しい

だけれども。

悲哀を帯びせるその事実が
私の中に矛盾を生ぜしめ、明くる日を待たない

朝が焼けた良い匂いのするあの日の
何か
という誰しもが胸に秘めそして歌わない
何か

そう、歌わないのですよ

此れだけで言葉も死んでいるし
そのままで使っているこの次第でありますから

歌い手と名乗る手がうじゃうじゃと
来る方行く末覆っております

然れども。

語る言の葉 もらえませんか



354 :名前はいらない:04/02/25 22:11 ID:N81Qfwkw
ストーリ―性は大切だ
だが意味を持たない
断片が好きだ
(ボソだからスピッツとか好きだ

だが半端者とは区別してくれ
命燃やすから



355 :名前はいらない:04/02/25 22:12 ID:N81Qfwkw
単に推敲が嫌いなだけかもしれない。

受験、逝って参りまつた。
今日にて御終い。
(出会ってくれれば良い)

そして暇潰し。

356 :名前はいらない:04/02/25 22:20 ID:N81Qfwkw
あたまが、痛いぞ

どうしてくれとは言えませんから
どうしてそうなったかをだけ 考えておくれ

親へ      みつを


正直、肉親との関わりを詩人はどう思うのだろうか
そんなん、人それぞれだろうけれど
事情なんてものが ややこしく住みついて居るようだ
振り払おう
としたって

あたまが痛い

ここまでが過去の俺でした。

357 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:40 ID:CUBfpxkq

 シンナーの奥底に隠れた小さな匂いが脳髄をすこし蕩かして
 端にこぼれた緩い液体をぬぐう
 あの人は何故折り紙のような顔をくしゃくしゃにしているのだろう
 よく肥った豚の厚い皮膚の内で活動する肉たち
 私たち
 よく育ち、沢山のうんちをする、今日も
 その蟻塚のような
 ある大きさの山に一滴の丸い雫が落ちる
 皿の縁から彼女がぬぐい取った

 ある日の記憶の分

 何故粉の吹き出た肌で息を吹き飛ばして笑っているのだろうか
 テレビドラマの中の人間は人間
 傷口の役回りを押し付けて

 この文章に十個の?と一個の!をちりばめて



358 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:44 ID:+lNjxEMx

 人の肌に触れるので
 人の肌の気泡を埋める
 ヤスリのように人を擦り
 その舌と唾液とで肌理の隙間を埋めるように

 これら無数の節を現実の深皿へ落とすとき
 この人の肌は実体を持つ  人はまた夢想する
 アスファルト鋪装に寝転んで眉間をそれに当て
 二センチメートル先の凹凸と角張った砂と塵と石を見る
 十五面体の砂の上を這いつくばって
 体表の半分を押し付けてみる
 滲み出る汗にやがて身体の全体が浸る
 私の肌はその中に沈み 石は一点だけに汗を掻く
 石は気持ち悪く思う

 たとえば、と彼は語る
 傷口に貼付けた絆創膏の等間隔に並んだ空気穴から一様に丸く盛り上がる赤い水玉模様
 綿が滲みて黒く染まり
 綿は傷口の粘液に絡み
 細い縮れ毛が固まっている

 テープに固着する綿と
 傷のすき間に浮いている繊毛と
 傷口に入り込み綿に絡んだ縮れ毛と
 そして気まぐれな体毛
 固着しない血液と 分離した透明な粘液が その様相をアブストラクトして
 けれどやがてへばりついているいる気まぐれな体毛
 が真っ直ぐに目を突刺すという夢想 目は夢を視る


359 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:45 ID:+lNjxEMx

 左の目玉を突き破るとき
 右目は膝に押しあてた眉間を支点にひとつの角質の切片を見る 
 右目が覘き込もうとするとき
 左目は眉間を支点にせき止めた血を流す

 血が皮膚をつたうとき流れの先端に集まり 摩擦を疎んじ 暴徒のように丸くなる液体は水滴になって居なくなり残された跡
 傷口のない丸い肌に残る水の跡は皮膚の隙間に浸透し蒸発してゆく
 人の路面には跡が残り 水滴は砂に落ちて砂と砂の隙間を掻き分けて戻らない
 唾液も枯れ果て皮膚はかさつき寝返りを打てば高い空がぬれた瞳にのみ落ちる



360 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:46 ID:+lNjxEMx

 めくれた脳皮をくるくる丸めて
 豚にでも食べさせよう
 くちゃくちゃくちゃ


 少し休憩




361 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:47 ID:+lNjxEMx

 ありがとう、は
 言い過ぎだ
 五文字もあれば
 数百万の
 道筋になって
 僕はまったく追い付けない
 この詩は
 良いか?
 君の長ったらしいその台詞が
 夢や何かの籤引きなんだ


362 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 17:57 ID:CUBfpxkq

 地下鉄に乗って、俺はアフリカの、火山の麓をくぐり抜ける
 地上へ出て山道を昇り、その頂上では三人の男たちがひとりの少女をめぐって争っている
 やがて戦いが起こり、長い月日が流れ、勝ち残ったひとりはすでに老人になっている
 少女はその男に睨まれた次の瞬間に火山の中へ身を投げる
 そして男がひとりだけ残される

363 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 18:04 ID:y7UNNFDo

◆そして、彼は、一人で、火曜日の朝、ひとりで◆

 そうしたら男がガラリと裏のガラス窓をあけ入ってきて「お腹すいたよう、シャイなことがしたいよう、それよりお腹すいたよう、やだやだミサイル解体したいよう、足が気持ち悪いよう、うえーん、ちっ」な地獄。
 空は明るく、父犬はソファで隣で眠っています。もう高齢です。子犬と孫犬と曾孫犬たち五匹の雄と七匹の雌はベランダで、
「ねえあなた、もうそろそろ無理だと思うのよ。引っ越さない?」「うん。そう思うよ」
「僕は今、輪廻するfugaから出光する、ポチポチの牙の照り返しを見た。ねえ、こいつが僕の今日の課題だったんだ。僕は今、それを知った。
 ポチポチとポチポチポチの四つの瞳に宿るagapeが、今、五月五日の我が家の裏盆にグランドクロスと合致して、八彩の後光が六面と中央、王龍を射し、故に彼女は鳥である」
 ああ高い塀だ、と思う。こうして地に蹲って、土のギザギザとした輪郭を見つめたまま、その燐光を瞳の中に入れながら、ああ高い塀、空はあかるいのでしょうか。



364 : ◆oNwpnhIJYU :04/03/06 18:09 ID:4tGaDqbV

 素直に白状すれば、私にはあれが、何か灰色のような緑のような、ぼんやりとした、すり落ちていくテーブルクロスのようにしか見えないのです。
 光というものが私には言葉に依ってしか感じることできないのです。
 それは寒さ暑さのように、皮膚の先でなく肉の内で、じんわりと感じるものでしょうか。
 それとも殴られた痛みのように、少し間を置いてから、計測された体積をかたちに現し、そこにあるのを認める類のものなのでしょうか。

 いずれ私はその中間の、素早く油通しされてまだその暴力に気づかずに、不相応に照り輝く己の表皮を不思議に眺めている中華野菜の気持ちなのです。
 それとも小指の先を角にぶつけて、経験的に知った激痛がいまにも訪れるのを覚悟する、その瞬間の気持ちなのです。
 光は確かに庭一面にあって、私はその真ん中にいて、犬たちがいて、私は心地を持て余して、何となく見上げ、ああ高い塀だ、と思うばかりで、梢のざわめきも煩い鳴き声も、私をどうにかするより以前のままに、ただ麗らかな孤高なのです。

 *

 世界作家と呼ばれた三十代の童顔のおとこが、近所を深刻な目で四角く切り取りながら散歩する二十代の良い作家と出逢い、喧嘩して、泣いた。
 だって彼の大事にしていたジオラマは、おっきな唾で壊れちゃったよ。
 何にも欠けていないけれど、唾のかたまりが大きくて、池のブルーは錆びちゃったよ。

 誰か声をかけてあげれば良いのに。かわいそうだから。
 誰か抱きしめてあげれば良いのに。かわいそうならば。

 きっと何か貰えるよ。
 一生もののジーンズとか、プリクラ手帖とか、握手とか。

 故に彼女は鳥である

 私は蔦である

 お前の鉄塔を組みあげて、お前の電流を放ってやろう
 お前の枠組みを補強して、お前の蔦を焼き切ってやる



365 :名前はいらない:04/03/07 18:15 ID:QbWLg+T3
 暇つぶしに
http:///www.h6.dion.ne.jp/~street

366 :名前はいらない:04/03/07 18:16 ID:QbWLg+T3
ミスった

http://www.h6.dion.ne.jp/~street

367 :名前はいらない:04/03/08 15:37 ID:REQa7WKA
そいじゃ、漏れも貼り貼り。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3795/index.html


368 :名前はいらない:04/03/16 15:47 ID:L1jwz7ck
>>367
どういう意図で張ったか気になる…

369 :名前はいらない:04/03/16 19:04 ID:isSM3SNd
>>368

どうしてですか?

370 :名前はいらない:04/03/18 18:20 ID:ci0I2KpV
>>367
このリンク先の話、昔読んでうんざりした。
人に薦められるレベルの文章じゃ到底ないと思ってたから。

371 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/06 21:54 ID:/WqMqaWp

 道に沿ってまっすぐ歩いているはずなのに気づくといつも乱雑な下町に迷いこんでしまう
 暗い灯りと温い匂いが
 数えた数字を霧散させどんな心地も曖昧にしてしまう
 他人の夜



372 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/06 22:17 ID:kXCPEsv3

銃後の夜

373 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/08 16:56 ID:i2NLLe74

「大きな喫茶店の場面」

 すらりと伸びた若い人の足
 自信に充ちた肌や
 化粧をした笑顔や光を宿してにらむ瞳、こうしたものたちが
 手に入れ得るものだということに僕は全く気づかなかった
 あるいは金銭と引き換えに手に取れるということも、僕はすっかり忘れていた
 ただ、広い喫茶店の向かいあったソファの両端に居て、互いに注意してみたり、トレーをカウンターまで運ぶあいだに思いだす以外には消えてしまう
 観光地の風景のように僕は遠慮もせず眺めただけだった
 観光客と史跡のように僕と他人とは対等であった
 こうした無自覚な期間が百歳まで

 例えば性欲と恋愛とが結びつくということも、僕は実際には理解していなかったし、恋愛が人と人とのあいだに起こるものだということも理解していなかった
 それまで恋愛とは眺めるものであり、楽しむものであり、退けるものであったのだ
 さて、こうした状態に無理やり終わりをもたらすために、偶然は僕に、ある一人を宛てがって、そしてそのまま暫く放っておいた
 僕は瞬間的な恋愛ならば産まれて何度もしてきたが、世間並の恋愛が、長い時間をかけて生地の色が抜けてゆくように、その人の部屋の匂いを固着させ、出き上がるのだと知らされた
 つまり彼女は向かいのソファから通路を横切ってきて僕の隣にすわり、文庫本の章を一つ読み終えるよりずっと長く時間をかけてコーヒーを飲み、煙草を吸った
 人間の能力によって、どうしようもない防御壁の解除、腕力をつかわない強盗、二つの服が二人分の一着の服に成り、身にまとう空気の一部を共有しなくてはならない



374 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/08 16:57 ID:PyrJlHMa

 『青と碧の説明』

 ――モザイク画のひとつの破片、その石の、青から碧へ――右から左に流れる色彩のうつろい、瞳はそれを見てシャッターを切り、ブラウン管の青の一点を見つめる――という仕組み、固着した青――思いだせ! ビニール袋への恋――皺くちゃの一つの折れ目への恋

 『青の過程』

 僕はそこに三時間も居座った
 それはつまり、その期間、ずっと彼女と一緒だった
 文庫本は読み終えて、コーヒーカップの底には茶色の輪が出来ていた
 僕はそのかたちを三時間見つめ続けた
 瞬間的な恋愛対象の目の奥に見つける光はそこには無かったが、その不思議な円は始め、ただの円形であったのだが、顕微鏡で覗くようにして、僕はそのある部分の途切れ目や、そこから垂直に線を下ろした地点の節のような黒点や
 そこから四十度右回転したところにある、インクのような赤い滲みを発見したり、またそれが汚れではなくカップの滲みであることを三十分かけて結論付けたりした
 以前のように軽薄に頬笑むことはやめて、僕はそのコーヒーカップの底に、いたずらな心臓の高鳴りを差し向けることもしなかった

 やがて我慢の時間が過ぎて、女性が席を立ち上がり、僕はその後ろ姿から伸びる脚を一瞬だけ見て、恋愛をした
 目を離した隙にも、カップは相変わらず干涸びて、もうどんな香りも濃くは立ち昇らない、ただの小さな紙のカップ
 厚紙と厚紙とのあいだに恋愛があるものか、カップに見捨てられた彼は、海の底へ通話する



375 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/08 16:59 ID:PyrJlHMa

 (アップ()アップ)

 勘違いの恋愛ほど、眩しく輝くものはなく、その青さほど、人を飲み込むものもない――wahahkaawiqの言葉
 一度こころを許した友人の言葉ほど正しいものはどこにもない
 動脈の浮き出た僕の手の甲
 この友人は、
 祖母の家の焼き魚の臭いを愛した、
 クラスメイトの腕の傷跡を愛した、
 つまらないテレビドラマの挿入歌を愛した

1 祖母は彼よりもちょうど六十歳年上だった
2 そのクラスメイトは彼とおなじ名字だった
3 その曲はジョン・レノンの“Love“だった

 これらの事情の為、

 彼は彼女に手を伸ばし
 彼女の口から溢れる煙に触れている

 wahahkaawiqは扉の前に立ち「もうどこにも逃げ場はないのだぞ」と叫んだ
 彼女の袂から放たれた鉄槌がカップを叩き割る!

 (完)




376 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/11 18:45 ID:fA0j5eAp

 いままでに見たすべての景色を一枚のパネルの上に透過すると真っ黒に塗り潰される。けれどそのどこかに、砂よりも小さな白一点、向こう側が透けて見えるところがある。その部分に片目をあて、上下左右がせり上がる魚眼レンズの光景には見覚えがある。
 何年か前に日ノ出町のストリップバーとペットショップが一階にあるマンションと神社と図書館の丘を登りきった頂から辺りを見渡す歩道橋の上でベビーカーを押す若い母親について思う事。
 彼女の人生は、俺の人生を磨耗させる一点、借宿の低い窓から覗き見た通りを歩く彼らの速度が道のアスファルトに凹凸の格差を産み出すように。
 貧困と贅沢、一晩かぎりの贅沢が交代の時期を見計らいながらもう五年もつづき、気弱な管理官の目は涙に腫れて朽ち、床に落ちる。ホテルのロビーでは小学生と幼稚園児と胎児が列をつくって待ちつづけていた。けれど、いつまでもその店の暖簾は上がらないのだ。
 一秒前までの思い出はもはや八十分のビデオテープ一本に編集された彼の過去は未来へ投げられた白く細いサーチライトであり、彼の靴の輪郭を浮かび上がらせる。
 影は少しずつ位相をずらしながら合わせ鏡の君のように増殖し、気づいたときには増殖は完了している。すなわち一人の老人。





377 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/11 18:47 ID:fA0j5eAp

 瞬間的な恋愛がしりとりを繰り返しながら数珠をつくり俺の首の周りを飾る。玉はひとつずつ弾けて燃え上がり、後光をつくる。
 遅れて届く爆発音は波になり通りの並木を順々に枯らしながらの顔面に吹き付ける風が表情も剥ぎ取った滑走は、
 いつか遠い国に降り立ち人びとを変態する眠りから無理やり叩き起こすまで時刻表の行程を繰り返すのだ。
 車掌の手が挙がっているのは、偶然、彼がその姿勢で死んだからだというのに。
 数えられるものはいつか一になり、ゼロになる。そのとき、人の首は人の体から開放される。
 すなわち誕生日の魔力が、病院と彼の新築マンションの白い壁紙に染み込む。
 はじめての夜にはいよいよ待ち焦がれた彼の幽霊が、耳と両目と腕と…、それぞれのパーツごとに身支度をして彼を出迎える。
 彼は呪文を唱える「また逢ったな」そして百度目の夜が彼に淋しさの涙を流させるまでに彼の涙腺の内壁を壊すものは、やがて日本語に依って正体を得る数々の暴力。
 今日、イラクの旅行者が本物の銃を見たように、彼の“はじめての夜”は、彼を見せかけの選択肢、すなわち未来に酔わせる。砂時計の上下のバランスをますます崩しながら。


378 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/11 18:50 ID:fA0j5eAp
 
 たまにageます。。

379 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/22 16:14 ID:VgwOGa7K

 ある時、人の悲鳴を渇望する透き通った声が彼を訪れる。十年前からの約束を果たすアルコール中毒者の一瞬の面影、バーまで飛べなかった、落下する片目が見る白い到達点への発作的な欲情、
あるいは絶望へ手向ける握手の熱よ。慌ててハードディスクの中を漁るのだが、どこにも本物の悲鳴は記録されていない。
 自分自身の喉をこすらせてみても聴こえるものは、不断より少しだけ慌てて、けれどどこまでも規則的に並ぶ、あの親しい心臓の語り以外には何も無く、悲鳴を奏でる喉を求めて彼は街へ飛び出す。どのライブハウスにも、CDショップの試聴コーナーにも悲鳴はやはり無い。
 悲鳴と、人の体温が凝縮された、肌を突き刺す他人の嘔吐が、私の肺の声を優しく包むまで、私の心臓は再び回りだすことはない。
 彼の声の心臓はけれどもねっとりと錆ついて、全身の血が重く固まり、ちからを秘めた筋肉にのしかかる。
人の生きている悲鳴だけがこの呪いを打ち砕くことができるけれど、街を行く人は誰も何の音も立てない。期限が切れて声を持たない心臓は、もう青ざめた心臓の堅い肉を食べはじめる。友人をなくす日。


380 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:08 ID:pE3WPiDs

『序文 情景』

 朝日を浴びて
 逆光の輪郭と
 今日また会えた幸せ

 新しい肌と
 おき去られた誘蛾灯よ
 太陽に白く薄められ

 愛について思うと
 昨日、妹を殴ったきみと
 今日は友達になるべきだ
 手を差し伸べ、小さな熱をてのひらに抱いて



381 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:08 ID:pE3WPiDs

『序文の二 呼びかけ』

 路頭に迷え 睦みあう男女の蛸の足
 生きる痛みを掻き集め
  鍋の中に放り込め
 死した後の悲しみを 丸めて皿に載せてくれ

 おれを食卓に即かせてくれ
 路頭に迷え 絡み合い
  焼け爛れ 落ちた髭の先

 冷たい路地を吹き抜ける風に巻かれて消えてしまえ

 だから見知らぬ少年よ
 血に塗れ
 汗に塗れて、僕の持つ灯りの先で笑って見せて
 垢がこそげた青ざめた禿頭


382 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:09 ID:pE3WPiDs

『第1篇 ブランコ』

 かわいい脚
 三本が四本
 森の向こうに見える林と
 いっしょに揺れている、わたしの脚
 目眩などはしないのさ、木々も高く跳ねているから
 あれがひとつ、ここまで訪ねてこないかしら


『第2篇 狩り』

 ちいちゃんが結婚した
 ゆきちゃんは着飾って
 しんちゃんと御一緒に
 きいちゃんを呼止めた

 僕の四人姉妹が
 母親の見ている前で、こんな芝居をはじめた

 母親はまだ若くて
 ちいちゃんはゆきちゃんよりも、しんちゃんはきいちゃんよりも
 もっと若い子を恐れていた
 僕は朝食の支度をしながら、カップに空のカプセルを添える
 それぞれ好きなものを詰められるように


383 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:10 ID:pE3WPiDs

『挿入 食欲をそそらないコーラ』

 朝には、ひとりだけ
 湯気の向こうにはしゃぐ彼女たちを見ながら
 冷たいコーラを飲む
 欲望が、空っぽの胃の奥深く沈んでいく
 その上に香ばしいパンの匂いが覆い被さる



384 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:13 ID:pE3WPiDs

『第4篇 花嫁の目覚め』

 細いガラスで織り上げられた精巧な薔薇のように
 寝返りをうてば折れてしまう
 彼女がようやく目覚めるとき
 台所で皿が割れる音
 手を切ったのは誰?


『第5篇 目かくし鬼』

 鬼さん、こちら
 こちらはこっち パチパチ
 手を叩くと雫が落ちますよ
 でも君の姿は見えない



385 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:22 ID:mN6Swvsr

『第6篇 魚釣り』

 ニシン、ニシン、またニシン
 今日はこればかり、赤ニシン
 どうりで人だかり
 お嬢さん、君の黒い影に気づいて、飛び出してきた奴らから
 順々に家へ押し掛ける 匂いをたどって――匂いをたどって
 けれど水から上がると 彼らは迷子になる、僕も
 見上げると、目をつぶったときの赤い灯りと水のざわめき
 息苦しい――息苦しい みんな間違った呼吸をする


『第7篇 ヨット遊び』

 赤いスクリーンを
 黒いシルエットが突き破る
「もうこんな遊びは厭きた!」



386 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:35 ID:pE3WPiDs

『第8篇 海水浴』

 みんなずぶ濡れになったみたい
 あれじゃ見分けがつきやしない

 乾いたらもとのかたちに戻るだろうか、それとも
 見たこともないかたちに成っちまうだろうか


『第9篇 カーニバル』

 謝肉祭の夜に
 ひとりの少年が女装して街を歩く
 お伴をたくさん連れているような気分で
 陽気な歓声 狂った挨拶
 翌朝、木々はみんなもとの森



387 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:36 ID:pE3WPiDs

『第10篇 ゴルフ』

 ああ、短い草 同じ背丈 子どもたち
 ああ、春の風 戻らない風 心地よく

 ねえ、あの穂先らは絡む間もなく汗が乾く
 寒くはないわ 春だもの
 涼しいだけね 向こうが見えない

 ねえ、大佐
 わたしもそのクラブで打って
 粉々になって風と一緒に飛んでゆきたい


『第11篇 蛸』

 私の脚に穴が空く 鼻の頭に穴が空く
  そこを埋めて頂きたい お前の脚の穴と穴との出っぱりで

 お前の脚に穴がある 窪みの奥に気泡が揺れる
  その襞に穴がまた空く ああ、あぶくが見える?

 お前の目みたい お前のまぶたも小さいんだね
  目と目を絡めて そこにあぶくを詰めたい

 でもすっかり冷たい 冷たい? 海の水と同じだよ
  気圧も疾うに落ち着き
 この海と何も変わらない 僕らの血液
  水がはじける 冷たくはじける



388 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:37 ID:pE3WPiDs

『第12篇 競馬』

 走りだすのを待っている
 二十人と 二十頭
 誰かオッズを教えてくれないか


『第13篇 陣とり遊び』

 四匹の猫たち 四匹のネズミ
 西から東へ 北から南へ 壁にあたって
 追い詰めたならひっくり返して
 五匹の猫たち 三匹ネズミ
 さあ次は君たちの番
 この子は僕たちの物


389 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:39 ID:ZxYDXFLn

『第14篇 ピクニック』

 誰もが飢えに苦しみ コールドビーフを腹の裏に隠す
 草原で、
 あなたは一人白いドレスを素敵に纏い
 手向ける――手向ける手の先には、きっと素敵なものが
 あれは何だっただろう――あれは、誰かの合図…


『第15篇 ウォーター・シュート』

 いよいよ 心臓が跳ねて 他の臓器の具合を悪くする
 この灘らかな道を永遠に 永遠に
 永遠に 震えたまま
 ストロボが焚かれ 焚かれ
 この激しい日射しに撃ち抜かれ 部屋を短く幾度も撃ち
 終わりは 始まりの後に 始まりは 終わりの前に
 いよいよ 感極まって
 鼻水が零れ出る これが最後 それが永遠



390 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:41 ID:pE3WPiDs

『第16篇 タンゴ』

 タンゴは倦怠の踊り
 一ずつ数を足して
 ぴっちり両手を腰にあて
 整列する
 四万二千まで
 なのに余りが出るのさ
 誰のものでもないのさ


『第17篇 そり』

 どうしたっていうんだ――ひどい寒さだ
 お鼻が凍っちゃう――お鼻がまっ赤です――押えて!
 今から行くよ そりに身を収め
 こんな小さな板切れに身を隠し どこまでも白い世界に直線を引く


391 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:43 ID:bb57YhSu

『第18篇 いちゃつき』

 どうしたっていうのかな僕たち
 この部屋にこんなに立派な暖炉があったかしら
 溶けて零れるみたいに
 焼けて硬いあなたの肌
 あ、あなたってそんなに大きな目だったかしら
 かさかさの肌は火のせい?
 それとも、瞳が濡れているのが火のせい?


『第19篇 花火』

 まっ暗闇だ
 ロケット花火だ
  青い火花――閃光
 あれでまた老人がひとり気がふれるよ



392 : ◆oNwpnhIJYU :04/04/24 14:44 ID:pE3WPiDs

『第20篇 テニス』

 始めにサーブ
 そしてレシーブ
 ストローク――アタック

 簡単なゲーム
 それにしても彼は、なんて綺麗な脚をしているんだろう
 捻れて、曲がって、飛んで、ゲームセット!


『ヴェクサシオン』

 音律がグラフに成るように
 溶けたアイスクリームも
 そちらから見るとスカンジナビア半島のようで
 薄い皮膜が細かな糸で紡がれるように
 この庭も瓶に仕舞うことができる


(Erik Satie「スポーツと気晴らし(Sports et Divertissements)」のアレンジ)


393 :名前はいらない:04/04/24 14:58 ID:b0pj03NV
食欲をそそらないコーラ、タイトルにワロタ!!

394 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/25 13:23 ID:cp+3lNj+
>>393
どうも。まあ、駄洒落なんですけどね。

395 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :04/04/26 12:46 ID:2KY9vUwT
おひさし。上のほうの様子は大分変わったね。
クロラ君最近どんな感じだい?

396 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/04/26 19:05 ID:C5TUs5Jj
Kanon君、お久しぶり。
詩板はこの頃特に人が入れ代わっているみたいだね。
僕の方は、まあ相変わらず。
最近は人と会う機会が増えて、以前よりは健康的な生活をしてるよ。
そっちはどう? 生活を楽しんでいる?


397 :kanon ◆/.0ztbXCV6 :04/04/27 00:34 ID:vl/3xb4i
2ヶ月ぶりに覗いたからねぇ・・・。大分事情に疎くなるよね。
こっちはいい風と太陽と友人に包まれてるよ。
日本に居たときに比べれば病気にかかることが格段に少なくなったよ。
寮の周りに緑が多いおかげかな。
海風がゆるく爽やかで、最近大気は少し元気がいいけどね(笑
雨が少なくてあの静かで少し濁りけのある空気の浸透感はなかなか味わえないよ。
不安があるとすれば喋る機会が少ないからちょっと日本語下手になってるかもってことだね。
とりあえず仕事も見つけたし、生活環は安定したかな。
何かしらのイベントを除けば一週間同じことの繰り返しだけど毎日楽しくやってるよ。
これは外から見て初めてわかるんだけど、
なにより日本を出てみて日本に感動したことは敬語の存在かな。
いい言語だよね日本語って。表現も他の言語の最低2倍はあるからね。面白いよ。
その分物を書く人は苦労するんだろうけど(笑
まぁ、なにはなくとも元気でやってます。クロラ君も体に気をつけて。
夏休みに帰ったときにでも暇があれば会おう。

398 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/05/03 17:55 ID:2JGM/VxU

>Kanon君
気持ち良い空気が伝わってくる報告ありがとう。
深淵スレの書き込みを見て、少し心配だったんだけどね。


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