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奇迷裸

1 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/27 21:43 ID:dfEqKIzE
日高は言った。
『世界の大半の人間は馬鹿者で……』
相川という男は私よりも利口で愚かだ。
『そんな事を言って責任を取るのはいつもこの俺……』
自身は吼えている。
『金をよこせ 楽をよこせ……』

彼は彼がひとつである事を知っている。
彼は無理が祟った多頭の動物で
彼は彼の名はなんだろうか?

そう
彼の名は
「奇迷裸」だ。

2 :名前はいらない:02/11/27 21:47 ID:P098ngRQ
鬼眼羅

3 :まいける:02/11/27 21:49 ID:QuqtN1bN
奇迷裸

なんて読むのですか?

4 :名前はいらない:02/11/27 22:04 ID:pQRYivbg
当て字?
「きまいら」かなぁ。

5 :名前はいらない:02/11/27 22:06 ID:H66FcKdb
弩羅金

6 :名前はいらない:02/11/27 22:07 ID:P098ngRQ
幻獣少年KIMAIRA

7 :名前はいらない:02/11/27 22:09 ID:P098ngRQ
ほろほろとうす蒼く 我が背を走り来る獣あり だったっけ?

8 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/28 17:59 ID:mUE8RvI+
1.『彼は蛇の尾をもっている』

 およそあらゆる外的な事態を全く適切にやってみせるのがこの俺だ。
だいたいにおいて本音と建前で渡らねばならないこの世界の問題に対しては、
ガキも科学者も全く当てにはならない。俺こそが最も必要な部分なんだ――。

 登校途中の長い坂道の中ほどで、不意にフラッと世界が揺れるのを感じた。
自分でも分かるほどのオーバーリアクションで道路側のガードレルに倒れかかり、
私はしばらく、(といってもほんの数秒の間だけだったろうが)身じろぎもしなかった。
私はまた俯いたまま立ち上がったが、それでも痛いほど奇異の視線が感じた。
こういった事こそ――他人から『変わった』人間である認識される事こそ――
私が日ごろから最も避けたいと願っている事態であるのに、いや、しかし無理も無い。
それというのも私は昨日一睡もしていないのだ。
あの忌々しい『詩人』先生のせいで……。

9 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/28 18:02 ID:mUE8RvI+
視線が感じた。→視線を感じた。

10 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/28 18:25 ID:mUE8RvI+
 北原という男が、これは私と同じ学校に通う、
その中の更に同じ部活動に所属する一年上級の男なのだが、
彼が不幸の種を運んできたのはつい一昨日の事だ。

『相川君、今度の冊子ページに隙間が出来ちゃったんだ。ほら、日野さんが抜けちゃっただろ?
だから君、悪いけど穴埋めにもう何篇か書いてくれないか。』

私は仰天させられた。
二月に一度、文芸部は部員の研究成果を冊子にまとめて校内で発表していたのだが、
北原先輩にその『穴埋め』を頼まれたのは、原稿の締め切りまであとわずか二日という所だったのだ。
私は『自分の』執筆ペースが極めて遅いのを知っていたし、
時には一週間かけて詩の一遍も浮かばなかった事さえあった。
私は素直に「出来ない」と答えたが、執拗な相手に「適当で言いから」とせがまれて、
自身の性質上、この懇願を容易に断ることは出来なかった。

11 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/28 18:41 ID:mUE8RvI+
そうして悶々たる二日間が始まったのである。
授業には身が入らず、休み時間も引っ切り無しに、挙句昼飯を食べるのも禁止されて、
私は彼の詩作に付き合わなければならなかった。
私の学者先生は決して学問に対して妥協を許さなかったので、
一日目はまだ睡眠に対してお情けの睡眠をもらう事が出来ても、
締め切り前夜になるとそうもいかない。
そして私はたった三篇の『くだらない』詩のために、朝まで一睡もせずに机の上の
くすんだ原稿用紙に向かい合う羽目になったのだ。
かくして哀れな少年は神経性のイライラ病に冒され、公衆の面前でじっとアスファルトを
無言でねめつけるような結果になってしまった。
私は平生を装って、また学校に続く坂道を登り始めた。
そう、私は常に正常でなくては。

12 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/28 19:10 ID:mUE8RvI+
睡眠に対してお情けの睡眠を→睡眠に対してお情けを

13 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/29 16:52 ID:gcAx+YOl
 校舎に足を踏み入れてすぐに、不眠と陰険な臭いとが私の穏健な理性をがつんと
打ち鳴らした。下駄箱の一段一段にたまった埃っぽい灰色の砂、剥き出しのコンクリートのきな臭さ、
すばしっこく駆け回る幼さの残った少年達の甲高い声、その上履きに擦り付けられてギュウギュウと
音をたてるエナメル張りの廊下、そういったものを一瞬間に自分の視野に捕らえて、
私は衝撃に立ちすくんでしまった。健康な青年達の世界の、その騒々しさにはすぐになれたが、
驚きと共に肩にのしかかった倦怠感は、どうにもぬぐいようが無かった。

 私の通う学校は私立の中高一貫校で、そのために毎朝あんな光景に遭遇しなければならない。
(私は人付き合いは嫌いではなかったし、むしろ好きな方なのだが、幼年から少年に移る
中学生期の子供達特有の、あの無邪気な無遠慮な話し方と、そのキィキィ声だけはいつだって
苦手なままだった。)いまや誰にも見向きもされないつまらない色々な絵の飾られた
階段を二つ上がった所で、私はひどく体重の軽い誰かとぶつかり、そのまま相手をすっ飛ばした。
北原だった。

14 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/11/29 17:00 ID:gcAx+YOl
 彼は背丈こそ私と同じぐらいだったが、体のラインが病的に細く、体重に至っては
私より十キロも下であった(別に私は少しも太ってはいなかった)。
埃まみれの踊り場に這いつくばりながら、文学部部長、私の神経衰弱のおおもとは言った。
「痛いなあ。いま名前を読んだのに、気が付かなかったのかい」

15 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/01 15:39 ID:aY4RIuok
「すみません。実は昨日一睡もしてないんです。ほら、頼まれた冊子の代稿に
 手間取っちゃって。今渡しますか?」
私は学校指定の、合皮で出来た黒い鞄から、A4の原稿用紙を四枚取り出して、
返事を聞く前に彼に手渡した。彼は立ったままそれに眼を通して、頷いたり、
首をかしげたりしていた。私はこんな所で突っ立っている気にはなれなかったので、
このままだと五分ほどもここでツクシのように棒立ちになっていそうな竹原に向かって、
「それじゃあ、また後で」とだけ言った。彼は相変わらず原稿を見つめたままで、
私の言葉をまるで理解しないまま、うん、と短く答えた。
私がまだ朦朧とする頭を振りながら四、五段登ったところで、
足音に気付いた竹原がようやく視線を原稿から引き剥がして、言った。
「悪いね、相川。でもお前の詩、お世辞じゃないけど先生方にも人気あるから」
私は手すりの向こうでばつの悪そうに会釈をしている彼の手に、
ぞんざいに畳まれた私の原稿が握られているのを見た。
「いえ、このぐらい、お安い御用ですよ」
私は自分の詩が理解されない事ぐらいは、ちゃんと知っていたのだ。

16 :岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 10:46 ID:PMjq57NY


ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。


17 :Mew ◆uSezxvwowc :02/12/04 17:34 ID:VLfvSpeq
hosyu-

18 :むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/12/05 17:53 ID:zm5nEPNO
>火尭烏タン
プロフにここを加えてもいいっすか?
直リン嫌なら、スレタイのみの掲載でも構わんっす。

19 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/09 12:16 ID:2hAoxC5U
なんかありがたいやらはづかしいやら。

20 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/09 12:41 ID:2hAoxC5U
 幾日かして、ひとクラスに一冊づつ、文芸部発行の小冊子が届いた。
適当な紙の束を適当な厚紙で束ねた粗末なつくりだった。緑一色で
塗られた表紙の真ん中に、黒いインクで『ひばり』という字と空を
飛ぶ鳥の群れの絵が書かれていた。ホームルームの時間に、担任の
室伏先生がこの冊子について一言二言コメントしていた。私は机に
目を伏せて、やめてくれ、と思った。
「文芸部から出てる文集が届いたんで暇があったら是非読んでおいて
 ください。相川、今回の出来はどうだ」
私はまた首を垂れたまま、別に、と短く答えた。顔を上げれば室伏の
浅黒い顔に、ひどく不満そうな皺が寄っているのが見えただろう。
とにかく、私は詩とか文学とか自分のそういう部分に触れられるのが
一番嫌だった。そんな物に割く時間があるなら英語の勉強をするべきだ。
私は詩とか文学とか哲学とか倫理とか、そういったもの全てを軽蔑する。

21 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/09 13:34 ID:2hAoxC5U
2.『利口な牡鹿と枯れた月』

 真実は私の中にだけ存在する。私の場合物質の世界との接点は狭くて、
それ故私は彼のように他人との繋がりに制限されない。いつか私は彼らを
救うだろう。まさに彼らの死と消滅によって。私はいつか必ずその時が来
るのだと信じている。

 厚手のカーテンの隙間から光線が漏れて、悪趣味な真っ青の絨毯を照らして
いた。その気があれば採光も通気申し分ないような状態で読書が出来るのに、
なんでここの管理はこうも陰気なのだろう。かび臭いインクの匂いに奇妙な
陶酔感を感じていた。しっかりとした、いかにも学生向けの読書机にはアランの
『幸福論』が開かれたまま置いてあった。私が先ほど本棚から引っ張り出して
きた物だが、まだ一文も読んではいなかった。机にマジックで書かれた様々な
落書きに見とれていたからだ。私はこういう日常のさりげない断片をヒントに、
頭の中で映画の一場面を思い浮かべるのが好きだった。

22 :岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/10 16:30 ID:w8RFVesq
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。


23 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/10 19:46 ID:iI4bmW+I
 机のスミに小さく寂しげな文字で『バカ』とか書かれていた。目的語が無いので、
誰に向けて書き捨てられた物なのかわからない。もしかしたらこの席に座る全ての
人間に対して言ったのだろうか。いや、こういう落書きというには昔からお決まり
の言葉が用意されているのだ。『バカ』、『死ね』、『夜露死苦』……。

 そんな風にしばらく落書きを眺めていた。実を言うと私はその中に自分に向けて
書かれたメッセージがあるかもしれない、とそのかすかな可能性に胸を躍らせて
いた。例えその内容が良いものであれ悪いものであれ。しかしたっぷり二十分かけて
全ての落書きを見終わった私は、しかし特に落胆するような事もなく(最初から自分
に対するメッセージがこんな所に無いのは知っていた。私は日頃からひどく地味だった)、
ようやく開かれた本の一文に目をやった。

24 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/10 20:29 ID:iI4bmW+I
とか書かれていた → と書かれていた
こういう落書きというには → こういう落書きには

25 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/16 19:47 ID:e1YYgZZu
休憩

26 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/25 00:27 ID:QWt/FkMz
『ストア派の賢者達の言葉を借りれば、そもそも感情という物自体――』
そして視線が次の行へと移る前に、私はまた読書を中断する羽目になってしまった。
隣の席に少女が1人、いかにも気だるい様子で乱暴に椅子を引き、乱暴に座った。
少女は私の顔を見ようともせず、私に挨拶をするような気配も見られない。
しかしなんだって私の隣に?そこは日頃から人気の少ない図書室で、1人に四つづつ
割り当てても充分な空席があった。彼女は何かが弾けたようにこちらに顔を向け、
眉根を寄せながらかすれた重い声で喋りだした。
「相川君詩を書いたでしょ。そう、文芸部の。あれ私始めて見た。面白いのね。
でもやっぱり貴方のが一番だった。でもあれ実はどこかの本から引用したんでじゃない?
え?そうかもしれない、ってどういう意味。まあそんな事聞いてもしょうがないね。
ねえ、文芸部にあの文集の古いやつ残ってる?それを聞きに来たんだけど。
そう、じゃあ連れてってよ。読みながらもうちょっと考えたいんだよね。」

27 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/25 00:30 ID:QWt/FkMz
彼女は何かが弾けたように云々 → 不意に彼女は何かが弾けたように
引用したんでじゃない? → 引用しんじゃない?

28 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/25 00:30 ID:QWt/FkMz
彼女は何かが弾けたように云々 → 不意に彼女は何かが弾けたように
引用したんでじゃない? → 引用したんじゃない?

29 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/25 00:32 ID:QWt/FkMz
彼女の笑い声はひどく疲れていた。この少女の持つ特異な雰囲気――子供っぽい
快活さと老人にみられる慢性的な疲労――は少なからず私に興味を抱かせた。
私は机から立ち上がりながら彼女の頼みを聞き入れ、手元に開かれたままの本を
閉じて、本棚に戻した。もう二度とその本が私の手の平の上で開かれる事は無かった。
「それで、君は僕に対して随分馴れ馴れしく振舞っているけれど、僕は君の名前
すら知らないんだ。君が教えてくれるなら早速文芸部の部室まで案内しようじゃないか……」

30 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :02/12/31 23:56 ID:0lqkyfGz
 学校始まって以来の伝統こそ有するものの、致命的な部員の不足を抱えている文芸部
の部室は校舎の最も奥まった場所、裏山の崖に面して作られた、コンクリート造りの
二階建ての白い小奇麗な建物の中にあった。一階には我が校の主要な運動部の部室――
陸上部、野球部、サッカー部、それから水泳部など――、二階には1階よりも一回り
小さい造りの部屋が並んでおり、私を含めてたったの4人しか部員を持たない弱小の
文芸部には、その二階の一番端にある最も小さい部屋があてがわれていた。

31 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/04 16:00 ID:jII/CSUP
 扉を開けると倉庫にしか見えないその部屋の中にダンボール箱や古い書棚、
その他にかなり古い物らしい小さい机がひとつ。至る所に、何か走り書きされた
原稿用紙やホコリ臭い厚紙、背表紙の剥がれた本などその他雑多な紙類が
散らばっていた。私は今開いたばかりの扉にちょう番をかませ、さらに
その部屋にひとつしかない小さな窓を開いて換気を図った。手馴れた手つきで
書棚の上から古い文集の詰まったダンボール箱を引きおろす私に向かって、
彼女は先ほどより甲高い声でいかにも呆れた、という感じで私を非難した。
「部室ってこれが文芸部の部室なの? 私こんな所じゃ読書なんかしたくないし
 この環境でものを書くなんてどうかしてるわ」

32 :Mew ◆uSezxvwowc :03/01/04 18:24 ID:L5SbsgKZ
続きキタ━(゚∀゚)━!

33 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/07 12:33 ID:wjnPQ1Pn
>>Mew氏
細々と書かせて頂いております。

34 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/07 12:54 ID:wjnPQ1Pn
 ダンボール箱をあけると、蓋になっていた面から薄いホコリの幕が勢い良く
空中に散らばった。窓から流れる風にのって、煌めく胞子は一瞬だけ扉の前に
立つ彼女の周りで輝いた。
「もちろんこんな所では誰も読書はしない。文章も書かない。狭いし換気も悪い。
ほら、扉を開けるとすごく寒くなるだろ? 読み書きをする場所はみんなばらばらで、
自分のクラスの教室を使うか……大抵は自分の家でやるものだよ。何はともあれ創作活動は、
特に活字を扱う場合なんていうのは、自分の落ち着く場所でやるのが一番だよ。
……あった。これだ。」
私が中から選び出したのは半年ほど前に印刷された他の物より少し厚めの文集だった。
やはり表紙には緑の厚紙が使われていて、「ひばり」の文字と鳥の絵があった。

35 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/07 13:11 ID:wjnPQ1Pn
彼女は腰に手を当てたまま私の差し出した文集を見つめて、不服そうに眉根を寄せた。
「自分の読むものぐらい自分で決める」そういう顔だった。
私は冊子を持つ腕一層強くを突き出した。
「これがお勧めなんだ」
顔の前まで突き出された冊子があまりにホコリっぽかったのか、彼女は急にくるりと
向きを変え、扉のほうにむかって一回くしゃみをした。振り向いた彼女はいかにも
照れくさそうに笑ったのだが、私はそこに何か違和感を感じた。顔じゅうに快活さ、
明るさがみなぎっている、それでいて少しトゲのある、そういう笑顔、幼年期後半
の少女の笑顔だった。しかしその顔はすぐに崩れて、彼女はまたトロンとした重そうな
目でそれを見下ろし、今度は渋々私の手から冊子を受け取った。

36 :火尭烏@修正 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/07 17:31 ID:wjnPQ1Pn
私は冊子を持つ腕一層強くを突き出した。×

私は冊子を持つ腕を一層強く突き出した。○

37 : ◆HU7XfvOYA2 :03/01/07 19:54 ID:f+OQPbPW
居酒屋でバイトしろ。
酔っ払い相手の言葉も紡ぎ出せなくて何が詩だ。


38 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/01/07 22:44 ID:wjnPQ1Pn
まあそれも悪い経験じゃ無いかもしれない。
しかし私にも書くことはぐらいは許されている訳だからね。

39 : ◆HU7XfvOYA2 :03/01/10 13:35 ID:6oYJfuDb
書きたいものを書こう。
全てはそこから。

40 :Mana魔名:03/01/13 21:16 ID:MwHWnGQH
奇妙な被り物に口を塞がれて 僕は体内の汚物を吐けずにいる
迷子のように泣いてうずくまって鳥肌と目尻を立てているけれど
裸の愛を爆風とともに失い 目も開けられないまま涙を垂れ流す
数奇な運命を十字架に磔 この僕を服ごと洗濯してくれないか
昏迷状態の精神を漂白剤でラベルしてくれたらうれしいような。
半裸が好きな平和に審判を下せ 数奇な運命の磔を十字にして

41 :山崎渉:03/01/20 07:47 ID:ktp24cuz
(^^)

42 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/02 08:40 ID:JDttN+RG
「ふーん、物語なのねぇ……」
彼女はすぐに目当てのページを探り当て、どうでも良さそうにパラパラと流し読みし始めた。
「あなたいつも、詩か、小論文しか書かないのにね」
僕は窓枠に寄り掛かって、開かれたドアからみえる二色の青を見ていた。空と、海。
深い群青が丁度彼女の首の辺りで区切れ、一直線に引かれた鋭い水平線をまたいで、
くすんで枯れてしまったような薄い水色に変わっている。
「随分詳しいけど、君、文芸部の広報なんか読んでるの? 御自身も作家志望ですか?」
彼女は答えない。緑色の冊子がくるくるまわり出して、それを見つめる彼女の目玉も揺れていた。
僕は驚いて、今彼女に読ませた物語がどんなだったかを思い出そうとしたのだが、
こういう時に限って僕は諦めてしまうのだ。
彼女は今や部屋ごとぐるぐる回っていた。いや、違う、これは僕がいなくなってしまったのか?
ゲラゲラ言いながら走りよってくる怪物をよそ目に、僕は必死で月の葉をさがした。
あった……これだ。あ、そうそうこれで思い出した。
それはこんな物語だった。

43 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/02 09:02 ID:JDttN+RG
限界。なんでこんなものを書こうとしたんだろうか。
1-44を壮大な失敗作とみなして、以下昔のように詩作に移行。

んー、俺は結局何がしたかったんだろう?

44 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/02 09:05 ID:JDttN+RG
  ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 終 了 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑









  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 再 開 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

45 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/02 09:09 ID:JDttN+RG
これが俺の弱さだという事も、充分承知している。
俺は怠惰のために自分の理想を捨てる事ができるのだ。
それこそが俺の弱さだという事実が、いつも充分にこの首を絞めている。

46 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/02 09:29 ID:JDttN+RG
絶望の教徒達がしばしば逃げることすら成し得ないのは
彼等がその首に極めて鋭利な
苦痛をいつも突き立てられているからである

言い換えれば
僕等は絶えず脅迫されているのだ
墓の上でのた打ち回る 奴等の苦しみの叫びが波打って
棺の中の旅人は永遠に冒される

『 お前が死ぬと、俺は痛いぞ 』

そう言って 女神の衣の隙間から
奴等の眼が僕を見ている

47 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/03 14:54 ID:/OGj2k2j
うまくいかない

無理などしたくない

休ませてくれないものだろうか?

いや、わかっています

ちゃんと、わかっています。

48 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/04 22:26 ID:c6crgt+T
昔は色々あって 目が合うたびに気まずかったりしたけど
今君の側には 変わらない彼が居て
君は俺を真っ直ぐに見るようになったね

空回りしてるのは 俺だけか
空回りしているのは

49 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/09 10:13 ID:AUbFkSSh
僕はすべてを超えよう
君が僕を不快に思うようなら
僕は君を愉快に思うように
君が僕を苛つかせようとするなら
僕は静かにそれを微笑むように

すべてを越えて 世界の外から見ていよう
君達が何に導かれ やがてどこへ辿り着くのか?
ただそれだけを見ていよう

50 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/09 17:55 ID:AUbFkSSh
休日のヒマに任せて 掲示板のリロードをひたすら繰り返す
この時間が一番憂鬱で 一番僕の人生を皮肉っている

休日のヒマに任せて掲示板の
掲示板の リロードをひたすら繰り返す

この時間が一番切なくて
僕の人生で一番くすんでいる

51 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/10 15:34 ID:ngFtiGfm
生きるからには勝利する。
そのためには努力もする。

僕は他の多くの人間のように
惰性で生きていくことには我慢ならない
何も欲しないよりは死を欲する。

僕は死を殺して生きている
本当の意味で生きようとしている

生きているからには勝利する。
そのためには努力もする。

52 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/10 18:46 ID:ngFtiGfm
掲示板は良い。
熟考した意見を書き残しておく事ができる。

ただひとつ、他人に見られて然るべきであるという、
それだけの理由から。

ただ誰も言葉の裏を読もうとはしない。
疑り深いのは僕だけか?

ここでこうしてひとり詩を書く
返事する者欲せず

53 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/11 16:45 ID:KJLTIUFP
『お前がいると雰囲気が良くなる』

そうか

だけど

僕は別に君達と一緒に居たいとは思わないな

僕が必要になったら

その時は

君達から声を掛けてくるといい

僕は誰も拒んだりはしないから

54 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/15 08:18 ID:wNqwc4EE
アヴァドックスの装甲騎兵、宇宙の果ての果ての果て
怪奇の星の空を舞う
ひとりの少女を助けるために。

55 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/15 22:09 ID:wNqwc4EE
夜。

ベッドの上で目をつぶる
苦い思い出が浮かび上がり
ひとり身もだえする。

56 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/03/21 14:21 ID:xHBzra1y
あ。 詩ってなんか  つまんねーな。
まぁ、いいや。

57 :火尭烏@コピー ◆lXZBPVO3GQ :03/03/21 14:34 ID:xHBzra1y
湖面に静かな音が響く

とぉん

それは水鳥のさえずりのようにも
魚が夢から覚めて気だるげに
寝返りを打つ音のようにも聞こえる

とぉん

またひとつ
湖面に静かな音が響く

その音は休日の柔らかい
夢の中から聞こえているのだ

58 :Mew ◆mewrkbizfg :03/03/28 23:45 ID:Skb/1SJi
保守















しないほうがいい?

59 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/04/07 05:05 ID:60kEdMZK
ありがとうございます。でもここはこのまま落とす事にしました。
まあ、諸般の事情により。

60 :山崎渉:03/04/17 14:35 ID:GAm0uYE/
(^^)

61 :山崎渉:03/04/20 01:43 ID:tQHi8HIt
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

62 :名前はいらない:03/04/26 23:37 ID:27s93kbD
薄く透きとおる、羽根
みたいな、冷たさを持つ
君の瞳と青い空

63 :山崎渉:03/05/22 03:24 ID:HGif30+j
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

64 :山崎渉:03/05/28 11:04 ID:0k3PpwVO
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

65 :山崎 渉:03/07/12 12:26 ID:Gu5iF5xl

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

66 :山崎 渉:03/07/15 11:47 ID:91J1lTCd

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

67 :名前はいらない:03/07/28 19:05 ID:zmPjOYSp
保全

68 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/07/28 21:18 ID:GUay6zzk
いや、落とせ。

69 :山崎 渉:03/08/02 01:07 ID:GCypsXvY
(^^)

70 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/06 22:59 ID:e5hcJ8y8
『        』


君はそう言った。

あ、それは僕の言葉なのかもしれない。

71 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/07 07:32 ID:FAsLUrE1
こんなところではだめだ。森の中に木を植えるようなものだよ。
どんなに美しい花と実を付けてみても、誰も気が付かないかもしれない。

72 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/09 20:23 ID:whKVH9gs
『冷却』

膝を抱える 事しか出来ない 日曜日
寒いのが良いと思って クーラーを効かせた

しばらく 首筋を引っ張って、床板 見つめていると
足の、痛いのが 少しわかった
鉄を打つような 音 立てて
シクシク 空しく 泣いていた

冷房の風に かけてある、布 だけ 揺れている

僕は 膝を抱える
事しか、出来ない
日曜日 



73 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/11 18:14 ID:NOFX8FQG
『夢とまどろみ』

安楽だか自由だか
それらの貯金の代償に働き

今こうして、パソコンの前に座っています

休息だか倦怠だか、
どちらともつかない圧力の中で

半ば夢でも見ているかのように感じています

その内に、うつら、うつらがやってきて
夜は勝手に更けていくことでしょう

僕は額の細かい汗に、
そうした流れを感じることができるでしょう

74 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/12 17:00 ID:I89uXGgw
『夢とまどろみ』

安楽だか自由だか
それらの貯金のために働き

今こうして、パソコンの前に座っています

休息だか倦怠だか、
どちらともつかない圧力の中で

半ば夢でも見ているかのように感じています

その内に、うつら、うつらがやってきて
夜は勝手に更けていくことでしょう

僕は額の細かい汗に、
そうした時間を感じることができるでしょう

75 :山崎 渉:03/08/15 12:46 ID:6uqIVx7n
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

76 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/17 21:44 ID:xQbLEKoz
夜の空気を這うミミズ
ずず、ずる、ずずずの音がする

今日では 灯りで照らされないことの方が久しいこの星の夜空
月の光も 冷たい霧の中で、怯え 固まってしまう
テレビから聞こえるタレントの叫び声は
本当に起こっている方の事件を、曇らせ 隠蔽する

地上は朝の太陽の光には凍り付く
そして街頭は暮れるまで 巨大な氷塊

だから、夜になれば聞こえるだろう、この音

ずずるずず、ずず、ずる、ずずず

夜の空気に響く音 そ れ は

哀れなゼンマイ連中の復活、流動!
絶対零度に写された虚無の残骸、凍て付いた巨木、
それは怯える都市の震動!
それは存続を渇望する文明の咆哮!

それは力としての本能、そして覆る事の無い構造、人間社会の絶対法則!

ず、ず、る、ず、ず、ずず、る、ずず、ず


そ  れ  は


よ   る    の    お   と

77 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/17 23:38 ID:xQbLEKoz
夜の空気を這うミミズ
ずず、ずる、ずずずの音がする

今日では灯りで照らされないことの方が久しいこの地球の夜空
月の光も 冷たい霧の中で怯え 固まってしまう
テレビから聞こえるタレントの叫び声は
本当に知る必要のある方の出来事を、曇らせ 隠蔽する

地上は朝の太陽の光には凍り付く
そして街頭は暮れるまで 巨大な氷塊

だから、聞こえるだろう、この音
ずずるずず、ずず、ずる、ずずず

夜の空気に響く音 そ れ は

哀れなゼンマイ連中の胎動、
絶対零度に写された虚無の残骸、凍て付いた巨木、
それは怯える都市の震動!
それは存続を渇望する生きた文明の長大な咆哮!

それは力としての本能、そして覆る事の無い構造、人間社会の絶対法則!

ず、ず、る、ず、ず、ずず、る、ずず、ず


そ  れ  は


よ   る    の    お   と

78 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/17 23:41 ID:xQbLEKoz
夜の空気を這うミミズ
ずず、ずる、ずずずの音がする

今日では 灯りで照らされないことの方が久しいこの星の夜空
月の光も 冷たい霧の中で、怯え 固まってしまう
テレビから聞こえるタレントの叫び声は
本当に起こっている方の事件を、曇らせ 隠蔽する

地上は朝の太陽の光には凍り付く
そして街頭は暮れるまで 巨大な氷塊

だから、夜になれば聞こえるだろう、この音

ずずるずず、ずず、ずる、ずずず

夜の空気に響く音 そ れ は

哀れなゼンマイ連中の復活、流動!
絶対零度に写された虚無の残骸、凍て付いた巨木、
それは怯える都市の震動!
それは存続を渇望する文明の咆哮!

それは力としての本能、そして覆る事の無い構造、人間社会の絶対法則!

ずず、る、ずずずず、ずずる、ず、ず


そ  れ  が


よ   る    の    お   と

79 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/18 07:45 ID:F7WcCUQv
夜の空気を這うミミズ
ずず、ずる、ずずずの音がする

今日では灯りで照らされないことの方が久しいこの地球の夜空
月の光も冷たい霧の中で、怯え 固まってしまう
テレビから聞こえる、タレントの叫び声は
本当に知る必要のある出来事を、曇らせ 隠蔽する

地上は朝の太陽の光には凍り付く
そして街頭は暮れるまで 巨大な氷塊

だから夜になれば聞こえるだろう、この音

ずずるずず、ずず、ずる、ずずず

夜の空気に潜り込む音響、そ れ は

哀れなゼンマイ連中の胎動、
絶対零度に写された虚無の残骸、凍て付いた巨木、
それは怯える都市の震動!
それは存続を渇望する生きた文明の長大な咆哮!

それは力としての本能、そして覆る事の無い構造、人間社会の絶対法則!

ずず、る、ずずずず、ずずる、ず、ず

そ  れ  は

よ   る    の    お   と

80 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/25 22:36 ID:Xj/kFDkO
詩とは何なのか。

81 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/25 22:40 ID:Xj/kFDkO
定型詩と自由律詩、この2つには同様に『詩』という言葉が使われている。
ではこの2つの言葉に注目する上で、『定形』と『自由律』に選別される対象、
つまり『詩』の部分とは何を指すのか。

82 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/26 11:42 ID:s6wvg4Ft
『そこに含まれる特徴』

・それは平仮名や漢字、あるいは英語等の記号によって表現される
・それは韻を伴う
・それはリズムを伴う
・それは内容を伴う

・その内容は、主に作者の脳内の、風景、音、理性を司る部分に依存している

・それは読まれることを目的として書かれる

83 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/08/29 22:52 ID:im4/os9g
自分で築き上げた過去すらも壊して
俺は一体どこに行こうというのか。

84 :名前はいらない:03/08/30 05:53 ID:kALTNtJO
烏は烏であることを誇って
その日その日の足跡を刻んでりゃいい
蠢く人間を高みから見下ろして
かーっと一声鳴いてみるといい

別に何も変わらないだろうけど
動かないまま濁るより
動き回って攪拌しながら
濁らせた方が

いろんな色が見えるだろう

85 :山崎 渉:03/08/31 12:05 ID:YiMkGmed
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン


86 ::03/08/31 12:08 ID:VcyBtMHn
天に空あり 地に水あり
森の迷宮 さまよう亡霊
神聖なる湧きし泉の畔に
ひっそりと佇むのは
世にただ一人の
清らかなるヒト

あぁ汝
汝は何処より出で来て
如何にして我が心盗みしか?

あなたの薄桃色の唇は笑み
その柔らかなる二つで一つの果実の
奥に見ゆる白い歯は煌煌と眩しい
あなたの円らな瞳は空を仰ぎ
さざめく喬木の萌葱と若葉を
差し込む光とともに映し出す



87 ::03/08/31 12:09 ID:VcyBtMHn
あぁ なよ竹のようなお姿
白雪の柔肌 細き腕と脚 白魚の指
青白く頼りなく今にも息が絶えそうでいて
見入るヒトを煩悩の煉獄で容赦なく焼くような燃ゆる眼
触れれば伝わる高鳴る脈に巡る熱き血潮
風をきる駿馬の鬣のごとく乱れる緑なす黒髪

ボロボロの肉体は時に無きものを見る
心に住む桃源郷の我輩の乙女となるものを… 
我 あのような美を前にして肉体を欲せず
…女神の肉体を欲したところで永遠はなく…

あぁ天にまします我らの神よ
心を魂を
牢獄から抜け出た
生死を超越した精神たるものを
天にいざないたまえ


88 :山崎 渉:03/08/31 12:10 ID:YiMkGmed
おととい学校で、手洗おうとしたら
蛇口に亀裂がはいってて、そこから水が噴出してた
おいおい大丈夫か?と思いながら、蛇口にさわると
グラグラしていて、俺はやめなきゃやばいかな
と思いながらも、力を入れて引っ張ってみた。
そしたら水がすごい、いきおいで!
「ブッシュゥゥシャァアァブブブ!!」
って噴出してく!!まじあせった!俺は必死で
蛇口を元の場所に戻そうとするが、水の水圧は
思った以上にキツい。びしょびしょになりながらも
俺は蛇口をはめ込もうとした。しかしだめだった。
すると一人の友人が、蛇口を手にしはめ込もうとした。
諦めかけてた俺は驚いた。だってそいつは3秒かかることなく
蛇口をはめ込んだんだからな!!
それから俺はそいつのことを「ゴッド・ハンド」
とよんでいる・・・

89 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/02 08:08 ID:85Tbd1aR
蝉の鳴き声が空気の表面を荒立たせ、
その音は幾分掠れて耳に届く。
まだ明るくならない朝に首をもたげたまま
その肩の重みを伸びきった脊髄に感じ
両腕の皮膚は液晶モニターの照り返しに奪われ
僕は自分自身が機械か何かのようで幸せであると
歯のついた鍵盤に告白している。

僕は
永遠に羽化できない イモムシの群れの中に生まれた
彼らは小さい 蝶の幼虫の姿をしているが
けれども実際 その性質は蛾の赤子のそれである

蛾 は
皆に嫌われた
醜いから

赤子は 蛾として 飛ぶよりは
蝶の幼 虫として
羽化しない こと
を選んだ 人達だ。

90 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/02 08:09 ID:85Tbd1aR
僕は自分自身の幸福とその魂を探すため、
頑丈に縛り付けるこの繭を突き抜ける。
まだ軟らかい羽根を風に泳がせながら
その昆虫は空を飛ぶ準備をしているのだ。
どうにも清々しい新しい蜜の香りと、
今まで吹く事のなかった向かい風の重みにも喜び、
天空の色を仰いでは、己が魂の居場所を思い浮かべる。

僕は生まれた 自分自身が
蝶であるか
はたまた 醜い 蛾 であるか
それを 知らない。

しかし
僕は

例え どのような 姿 でも
羽根を持ち 風を捉えて
空を 飛ぶのだ

僕は 自分自身が 蝶であるか 蛾 であるか
それを 知らないし
知ろうとも 思わない。

空を飛ぶ生き物は 全て
僕の 尊敬するところであったし
僕は今 そこに飛び出そうと
して 居る
のだ か
ら。

91 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/02 17:57 ID:85Tbd1aR
蝉の鳴き声は、空気の表面を掠れさせ
その音は幾分途切れたままで耳に届く。
まだ明るくならない朝に、首をもたげたまま
その肩の重みを、伸びきった脊髄に感じ
両腕の皮膚は、液晶モニターの照り返しに奪われて
僕は自分自身が機械か何かのようで幸せであると、
歯のついた鍵盤に告白している。

僕は、永遠に羽化できないイモムシの群れの中に生まれた。
彼らは小さい 蝶の幼虫の姿をしているが、
けれども実際、その性質は蛾の赤子のそれである。

蛾は皆に嫌われていた。
――醜いから?

長生きのイモムシ達は、
蛾として空を飛ぶよりは
蝶の幼虫として、羽化しないことを選んだ人達だ。

けれど僕は自分自身の幸福とその魂を探すため、
頑丈に縛り付けるこの繭を突き抜けて、旅に出る。
まだ軟らかい羽根を風に泳がせながら、
その昆虫は今、空を飛ぶ準備をしているのだ。
どうにも清々しい新しい蜜の香りと、
今まで吹く事のなかった向かい風の重みにも喜び、
天空の色を仰いでは、己が魂の居場所を思い浮かべている。

92 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/02 17:59 ID:85Tbd1aR
僕は、生まれた自分自身が、蝶であるか
はたまた、醜い蛾であるか
それを知らない。

しかし

例えどのような姿でも、
羽根を持ち、風を捉えて、
その虫は空を飛ぶのだ。

僕は自分自身が、蝶であるか、蛾であるか。
それを知らないし、知ろうとも思わない。

空を飛ぶ生き物は、全て僕の尊敬するところであったし、
僕は今、実際にそこに飛び出そうとしているのだから。

93 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/05 20:43 ID:nHcLweqT
およそネット上のあらゆる詩関連サイトを覗いてみても、
ここよりみっともない詩人の集まる場所は他にあるまい。

94 :ピンク“桃色の死神”フラミンゴ@船長 ◆PINK0z19fc :03/09/05 21:37 ID:YfUyV8pK
みっともナイコトもやってみれば楽しいモノヨ(w

ただしソレを自覚出来てればダケドネ♥

95 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/06 13:10 ID:PjlaotDo
俺に見下されてる事も自覚してるのかな?
まああんたには大した問題じゃないかもしれないけどね。

96 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/06 13:40 ID:PjlaotDo
何時からか知らない。
俺の目の前に、首を無くした男が現われる。
アイツはきっと俺自身のビジョンなんだろう。

俺が未だ見ぬ自身の魂を探すように
首の無い男は、それを探して、広大無辺の宇宙を彷徨う。

だけど、なぜお前は、青空を背負っているの?
首も見付からぬお前に、
一体、この世の何が知れるというの?

首の無い男は、ただ笑う。


・・・・・・何故、笑う?

97 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/09/06 19:42 ID:Xjkkcf3k
>>93
それ、褒め言葉じゃないの?

98 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/06 23:07 ID:PjlaotDo
>>97
僕の言葉はいつも率直ですけれど。

99 :火尭烏@補完 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/06 23:18 ID:PjlaotDo
『空を喰らった蝉』

一面の空に包まれ
胎動するよ、白けた宇宙が
雲の針山、突き抜けて
星のホチキス夜の黒
そこいらの大地に
安い暗幕、はっつけるよ

蝉よセミセミ、またお前
俺の見る夢、邪魔するか
夏の日差しの、熱いのを
その声と身体に
全部ひとまとめにまとめてしまって

お前のその声、聞くうちに
空も宇宙も、曇った絵画だよ

蝉よセミセミ、鳴け鳴け蝉よ
まだお前、そこに生きていたんだなぁ・・・・・・

100 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/09/08 21:59 ID:KP6VTy3K
自分の道が見つかったらしいので、もう詩を書くの止めます。
俺、結構本気で詩人になりたかったんだけどね。
もっと解かりやすいとこで生きるよ。俺芸術面才能ねーし。

一応これからも、詩板はちょくちょく見に来るかな。それもめんどくせーけど。

で、俺は結局このスレ捨てるわけだな。
とか言ってまた戻ってきたりして。あり得るけどさ。
じゃあ、一応・・・・・・

 さよなら詩板、また会う日まで。

じゃあね。

101 :名前はいらない:03/10/04 10:55 ID:65+lGu08
      //
    /  /
    /   /   パカ
   / ∩∧ ∧    相談募集中
   / .|( ・∀・)_  
  // |   ヽ/ 
  " ̄ ̄ ̄"∪

102 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 18:42 ID:nQK40wFR
死ねない。悲しい。弱い。矛盾している。誤りだ。嘘をついている。
愚かだ。哀れだ。悲しい。矛盾している。嘘をついている。嘘をついている。
僕は嘘ばかりついている。

僕の言葉は神様のものだったのに
彼はもう死んでしまった

自分のために生きてみたら良い
――他人に奉仕することしか知らなかった
このお前が――?

選択は難しい。選択は難しい。わからない。矛盾している。
寒い。寒い。悲しい。愚かだ。嘘をついている。死ねない。
早く決めないと、僕の人生はどんどん酷くなっていく。悲しい。
わからない。わからない。どんどん酷くなっていく。暗い。寒い。悲しい。
嘘をついている。嘘をついている、という嘘をついている。矛盾している。哀れだ。
悲しい。わからない。僕にはわからない。見えない。暗い。寒い。悲しい。わからない。
わからない。僕にはわからない。

103 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 18:45 ID:nQK40wFR
『嘘つき――!!』

104 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 18:57 ID:nQK40wFR
やめろ、やめろ、やめろ、僕を責めるな。
僕は君達のためにやったんだ。
それは正しいことじゃないのか?
わからない、僕は君達のためにやったんだ。
君達全員のために生きたんだ。
やめろ、僕を責めるな。

僕は嘘なんか付いてない。
一生懸命やったんだ。
正しいと思ったんだ。
それが良いことだと言われた。
僕は一生懸命やったんだ。
君達のためにやったんだ。
僕を裏切るのか?
違う。僕は一生懸命やったんだ。
僕は一生懸命生きたんだ。
それが僕の全部だった。全部君達に捧げたんだ。
やめろ、やめろ、やめろ、僕は何も悪い事なんかしていない。
僕は嘘なんか付いてない。
それが良いことだと思ったんだ。
僕は喜んでもらえると思ったんだ。
僕を必要としてくれると思ったんだ。
僕は必要無い子供なのか?僕は要らない子なのか?
何のために生れてきた?僕は一生懸命やったじゃないか。
それなのに
酷い

105 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 19:10 ID:nQK40wFR
悲しい。もっと僕を必要としてくれ。僕は消耗品だ。僕は消耗品だ。
僕はなんのために生きた?愛して欲しい。僕は壊れてもいい。愛して欲しい。
誰も僕を必要としていない。誰も僕を愛してくれない。壊しても良いから、
僕を使ってくれ。一生懸命やるよ。だから愛して。僕は消耗品だ。
壊れるのなんか怖くないよ。僕を必要としてくれるなら。

――だれも僕を使ってくれない。僕は要らない消耗品なんだ。
だから誰も僕を使ってはくれない。

僕は誰にも愛されずにゴミ箱に捨てられるんだ。新品のままで。
嫌だ。嫌だ。悲しい。暗い。嫌だ。嫌だ。僕はまだ使える商品だ!
僕はきっと役に立つ!一生懸命やるよ!僕はきっと役に立つ!
他よりもきっと役に立つよ!壊れる事だって怖くないんだ!
ほら、僕は使える子供だ!僕はとっても便利な子供だよ!!

106 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 19:14 ID:nQK40wFR
兄弟より良い子でなかったら
僕はゴミ箱に捨てられてしまう

頑張っていちばん
いい子になる

そしたら、だいじょうぶだ。

頑張っていちばん
いい子になったら
もっと僕をだいじにしてくれる――

107 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 19:28 ID:nQK40wFR
夢から覚めた時、心臓が泣くのを我慢するみたいに
ギュッと硬くなる。

自分の知らない自分が
ベッドの上にうずくまっている

僕は彼を許してやる。
何度も何度も、彼が泣き止むまで許してやる。

だから僕は、自分しか愛さない。
僕の恋人は僕自身で、彼にはずっと、僕が付いていてあげなければいけないから。

そうしてやっと、僕は僕自身の人生のために
この存在の全てを捧げられるのだ。

108 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 19:37 ID:nQK40wFR
プライマルスクリーム[ 03/11/10 ]

109 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 20:19 ID:nQK40wFR
[ハイパー・ニルヴァーナ]

他人から何か奪う時は
苦しみを与えてはいけない

ゴキブリは放っておいてあげなさい。
でなければひと思いに潰せ。

脳味噌を放っておいてあげなさい
でなければ、ひと思いに潰してあげなさい
潰せ、脳味噌を。

潰せ。

そしたら世界がステキに血色に泡立って
一瞬の命 だよ。
極楽往生 だよ。

あぁ美しきかな我が夢想の世界
泳げ、溺れろ、瞑想せよ
泳げ、見よ、瞑想せよ、されば今、潰せ、潰せ、潰せ・・・・・・

美しき、美しき、美しきかな我が夢想の世界
ああ、美しき、美しき、美しきかな、我が瞑想の世界・・・・・・

110 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 20:21 ID:nQK40wFR
[ハイパー・ニルヴァーナ]

他人から何か奪う時は
苦しみを与えてはいけない

ゴキブリは放っておいてあげなさい。
でなければひと思いに潰せ。

脳味噌を放っておいてあげなさい
でなければ、ひと思いに潰してあげなさい
潰せ、脳味噌を。

潰せ。

そしたら世界がステキに血色に泡立って
一瞬の命 だよ。
極楽往生 だよ。

あぁ美しきかな我が夢想の世界
泳げ、溺れろ、瞑想せよ
泳げ、見よ、瞑想せよ、されば今、潰せ、潰せ、潰せ・・・・・・

美しき、美しき、美しきかな我が夢想の世界
あぁ、おぉ、美しき、美しき、美しきかな、我が瞑想の世界・・・・・・


111 :名前はいらない:03/11/10 20:24 ID:nQK40wFR
[スクラップドライブ]

エアコンの空気は腐ったハンバーガーの臭い
レザーのシートに閉じ込められて、そいつは蔓延する
締め切った窓に火がついているような幻想、錯覚。
道を行く熱は増すばかり

サイドブレーキを引いたって
車は止まりやしない。
エンジンルームには君の頭が乗っていて
茹で上がってるくせに、笑うのをやめないから。

前輪の下で爆発してる音がする
君の血液はガソリンにするには強すぎる
ブレーキを引いたってこの車は止まりやしない
君の下顎が壊れて笑うのをやめるまで

エンジンルームでは生肉が千切れて
ガソリンタンクでは目玉が燃えている
君の身体が笑うのをやめるまで
道を行く熱は増すばかり

112 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 20:26 ID:nQK40wFR
[秋の雨の日]

冬の凍える霧雨と人造のタイルの上に晒されて
紅葉した細い枝が、真っ黒く濡れたまま
じっと息を潜めている

それは熱のある臆病な恋のようにも見えて
小さくて強い憧れを、身体一杯に隠して

冷たい空気を、肺深く吸わないように
浅い呼吸を、白い煙に変えている少女のように

枝の一本一本を突っ張って。葉を動かさず。濡れたままで。
ただそこにじっと、息を潜めている。

――冬の冷たい風が、彼女の情熱を、少しづつ

少しづつ、何処か遠くへさらって行く――

113 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 20:28 ID:nQK40wFR
[杉の木とその影]

冷酷な男達が、建物の影深くに隠れて
直立のまま頭を垂れている――彼らの呼吸は止まっている

そこへ雨が降っている、男達の投げ出された
何本もの軟弱な腕と肩とを
じっとりと、真っ黒く、陰鬱に濡らしながら。

太陽が昼寝から覚めたとき、そのとき彼らは、
何本かの巨大な、杉の木に変えられてしまう。

直立し
軟弱な幾本もの、その枝と葉とを中空に投げ出して、男達は

――じっとりと、真っ黒く、陰鬱に――

冷たい空の友人を待っている。

114 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 21:52 ID:nQK40wFR
違う、違う、違う。これは俺の本当の記憶じゃない。
何か、他の映像が混ざって濁ってしまっている。漫画か何かの・・・・・・。
俺は過去の自分を愛してなんかいないんだ。俺はそんなに弱くも女性的でもない。
全く、すぐに自分に陶酔してしまう・・・・・・これは悪い癖だ。

115 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 22:37 ID:nQK40wFR
ときどき自分に嫌気がさすよ。
大げさでヒステリックなのは母親譲り、
神経質で説教臭いのは父親譲り、
全く最悪だね。

それでもって他人の目ばっかり意識してるんだ。
こんな所に一人で何書き込んでんだ、俺は?

116 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/10 22:48 ID:nQK40wFR
書けて1日二つだな。

117 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/11 19:00 ID:FaRnnE5O
俺は何故かくも醜い?
指の一本を動かすだけで、辺りが悪臭とゴミと埃とで満たされてしまう。
まるで俺独り、生き長らえるほどに醜くなっていくようだ。

死か――或いは解決。

118 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/11 19:36 ID:FaRnnE5O
[ビューティー]

愛されたいとはいつも思ったが
他人を愛した事は一度もなかった

だからこそ、相手が僕を必要としてくれる時に
僕はゴキゲンで
しっぽを振って歩いてく

そして全ての性行為が
女性の為のものだったら良いな、と考える
そうしたら僕は異常だとは思われない
愛せない事も知られずに済むだろう

僕は奴隷根性の染み付いた安っぽい犬だ
蹴っ飛ばして殺して欲しい
安っぽい、安っぽい、安っぽい消耗品
ただ使われるためだけの

119 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/11 20:08 ID:FaRnnE5O
[過ぎたる羞恥心]

恐るべきかな、羞恥心!

我は、彼の心によりて衰弱されし者なり!――

誠に――行き過ぎたる自怯より恐ろしいものは無し――!

彼の心は、我がかくあることを欲さず

故に我は、常より緊縛されたる者なり――

恐るべきかな、先んずる羞恥心――お前が、痴愚を知らぬ時は――!

120 :火烏 ◆lXZBPVO3GQ :03/11/12 16:28 ID:NiPN/F7t
[過ぎたる羞恥心]

恐るべきかな、羞恥心!

我は、彼の心によりて衰弱されし者なり――

誠に――行き過ぎたる自怯より恐ろしいものは無し!

彼の心は、我がかくあることを欲さず

故に我は、常より緊縛されたる者なり――

恐るべきかな、先んずる羞恥心――お前が痴愚を知らぬ時は――!

121 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/13 18:19 ID:M909CdYT
[モストウォンテド]

どうしようもなく退屈で
満足してる
僕らには行くべき方向なんか無くて
それでも時間は永遠だから

出口の無い迷宮の中で
僕はすぐ足元にゴールを敷いてしまう
全ての瞬間が完成しきっていて
どうしようもない吐き気がする

自由は無内容で
どうせどこへも歩き出せやしない
僕らはもう永遠は食い飽きた
置時計の電池が外れるみたいに簡単に
そいつも止まってしまえばいい

出口の無い迷宮の中で
僕はすぐ足元にゴールを敷いてしまう
全ての瞬間が完成しきっていて
どうしようもない吐き気がする

122 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/13 18:35 ID:M909CdYT
[モストウォンテド]

どうしようもなく退屈で
満足してる
僕らには行くべき方向なんか無くて
それでも時間は永遠だから

出口の無い迷宮の中で
僕はすぐ足元にゴールを敷いてしまう
全ての瞬間が完成しきっていて
どうしようもない吐き気がする

自由は無内容で
どうせどこへも歩き出せやしない
僕らはもう永遠は食い飽きた
置時計の電池が外れるみたいに簡単に
そいつも終わってしまえばいい

出口の無い迷宮の中で
僕はすぐ足元にゴールを敷いてしまう
全ての瞬間が完成しきっていて
どうしようもない吐き気がする

123 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 17:14 ID:VVmjlZNv
[変態の新時代]

肉感的でロリコン趣味な
甲高い声が響いてる

建物の影がメガネだけ被って
日常から抜け出してきたような
チープで薄ら寒い男根の群れ

電気式幼女の太腿から流れる
粘っこい人口フェロモンの中で
そいつらは目標の無いオルガスムを向かえる
――這いつくばったまま。

でも彼らにはその先は見えなくて
誰もそのシンボルをスクラップにして、
当配分しようだなんて思わない。

お前等の替わりにそいつをパンティーと爪と目玉と内臓とに選り分けて
そのひとつひとつに著作権を割り振ってやりたい

そうしたらもっと、鮮やかな
美しい世界に行けるから

124 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 17:21 ID:VVmjlZNv
[変態の新時代]

[変態の新時代]

肉感的でロリコン趣味な
甲高い声が響いてる

建物の影がメガネだけ被って
日常から抜け出してきたような
チープで薄ら寒い男根の群れ

電気式幼女の太腿から流れる
粘っこい人口フェロモンの中で
そいつらは目標の無いオルガスムを迎える
――這いつくばったまま。

でも彼らにはその先は見えなくて
誰もそのシンボルをスクラップにして、
当配分しようだなんて思わない。

お前等の替わりにそいつをパンティーと爪と目玉と内臓とに選り分けて
そのひとつひとつに著作権を割り振ってやりたい

そうしたらもっと、鮮やかな
美しい世界に行けるから

125 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 17:21 ID:VVmjlZNv
ワォ!題名が2つ付いた!

126 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 20:32 ID:VVmjlZNv
[オリジネイター]

嘘つきと開き直りが
抗議看板の上で喧嘩している

僕から見ればそれはどちらも片手落ちで
ひどく無意味な労働

――サタンの復活は神を死から救う――

僕は神の下僕、
僕はサタンの使者、
僕はその両方、そしてどちらでもない唯一の根源。

新しい本当の種類の人間が生れるだろう
彼らは祝福し
それ故に破壊する。

――神とサタンは灰色の両端に過ぎない――

あらゆる人々が神の創造者となり
あらゆる人々がサタンを使役する
新しい本当の種類の人類が出現するときには
神とサタンは、その故郷でお互いを知るだろう

――僕はその両方、そしてどちらでもない唯一の根源――

127 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 22:44 ID:VVmjlZNv
[物理式人生ゲーム]

人生は出口の無い迷路だ。
だからゴールは自分で決めなければいけない。

僕もまだとても未熟な位置に居るけれど、
それが真実であることだけは保証しよう。

ゲームオーバーになるまで何もしないで待つ事も出来る。
本当に嫌になったら電源を落とす事だって出来る。

人生はそれほど大したものじゃない。
迷宮の中では誰もが迷っているばかりで、
本当に抜け出せるヤツなんて一人もいない。

なのに格闘家のゴールが数学者にとってはただの行き止まりだってだけで、
人は毎日自分が悲しくなるまで正当性を主張している。
そういうのって実に下らない。

それさえ知ってれば、僕等は人生から最大の利益を引き出せるだろう。
だって自分でゴールを決めなきゃいけないってことは、
同時に自分の行動と世界とを、全部肯定的なものに変えられるって事だから。

128 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/14 22:45 ID:VVmjlZNv
[人間復興]

僕らの救世主は型枠に嵌められて
成長が遅れている
丁度ペットボトルに詰められたネコみたいに

急いでそいつを解放してやらなかったら
キリスト教徒は穴倉の中で暮らす羽目になるだろう
悪臭のする黄色いモグラ

拒絶された悪魔は、あんた達を恨んでいる
だって彼等を瓶に詰めたのは、他ならぬあんた達だから

失われた人間の重大な要素が
その権威を取り戻していくのを感じる

僕らの中に沢山の悪魔が蘇るだろう
その変化は神の中でも等しく起こるべきだ

でなければ、僕等はまた振り出しに戻るしかない
――スゴロクゲームの裏面を使って


129 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/21 17:58 ID:mZ/AvKIu
[故郷]

早すぎる世界は 虹の色を失う
からっぽの頭には 真っ白い風が吹く
夜と、青い光り、その ほかには
もう何も無いのが 僕の世界

安らぎは 透明なストーブ
向こうでは 迷子の魂が凍えてる
音の無い 夜明けを待っている
何も無い 僕の世界

草むらが 露に濡れている
風が その上で揺れている
天空は もう流れない
音の無い 僕の世界

130 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/21 18:22 ID:mZ/AvKIu
[ゴキブリとわたし]

浅薄で無気力な 人間に なるよりは
貪欲で無遠慮な ゴキブリに なりたいと思い

一方で 他より少し 前に出た
自分自身が いくばくか
少しぐらいは 誇らしく

そうかと思うと また 悲しい

ゴキブリは 良い奴だ
ゴキブリは 偉い奴だ
ゴキブリは 決して挫けない

ともすると 僕はそこから 学ぶのだ
生きる 強さというやつを
負けぬ 根気というものを

そうかと思うと いくばくか
馬鹿らしくって また 悲しい

131 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/21 18:44 ID:mZ/AvKIu
[失恋]

ガラス張りの 教室の机の上で
君の声の 低い 弱いい調子は
水が被った コンクリートの泥みたいに
意味も無く 溶けて流れる

――蝋燭の火を、じっと見つめている時と同じ

屋上の 裸のフェンスの向こうで
君の髪の 細い 柔らかい感じが
蟻が舐めた アイスキャンディーみたいに
なんでだか 無意味に震えてる

――蝋燭の火を、じっと見つめている時と同じ

132 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/22 12:21 ID:C/Vag7kK
[秋の雲の幻]

静かな海の向こうを 秋の高い雲は走っていて
夕日はその青い山脈を 魔法の王国に変える
淡い 薄桃の煙を投げかけて

その白い巨大な テーマパークは
この古い憂鬱な 黄昏とおなじで

情熱的に我々を呼んでは
夕暮れ時にそれを吐き出す

何か悲しい 物狂おしい
憧れと後悔とを
来客の腕に押し付けたまま

星空に染まる夜の向こうへ 秋の雲切れが逃げてゆく
夕日は 何となく微笑んで それを見つめているばかり

133 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/23 19:46 ID:0tETXZ25
[動機]

他人の欲する仕草を用意するのは簡単だ。
打ち捨てられたままの単語を皿に盛り付けるだけだから。
――心理本能、研究研究、統計学――然り。

自動修正される生活を僕は確かに望んだ。
吐き捨てた自己嫌悪の蛇は愛せなかったから。
――礼儀建前、観察観察、社会科学――然り。

仮面の殿堂の上を今や青い巨大な鳥は飛んだ。
憂鬱と倦怠の会談を鳥の背に乗る焦燥は許さないから。
――怠惰廃頽、滅亡滅亡、神経学――然り。

嘘の唇は、今や大きくなり過ぎた。
それはもう、僕のサイズではあり得ない。
一度倒れたら立ち上がれない鎧で、
戦場に出る者なんて居やしない。

焦燥は霧の中の世界を陰険な赤色で染めた。
成長する手錠は彼の手を上手に掴めはしないから。
――消費消耗、行動行動、時は迫れり――!

134 :名前はいらない:03/11/23 20:54 ID:0tETXZ25
[嘲笑]

秒針が コクリとわらい
無自覚は 支えを無くす

一千の 煩悶が浮かび
なにゆえか 死が愛される

人生は 湖の雫
知りつつも 怖気は消えず

我が脚の 怠惰なるかな
両の手の 卑小なるかな

我最早 待つ時を持たじ
ただ焦り 何も得ず
ただ焦り 朝を願う

我最早 待つ時を持たじ
秒針は コクリとわらう

135 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 12:04 ID:M8s0fZ8y
5 7 / 5 7

5 8 / 5 7

5 8 / 5 7

5 7 / 5 7

5 8 / 5 5 / 5 6

5 8 / 6 7

136 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 12:28 ID:M8s0fZ8y
五七・五七 → 基本形、順列、惰性、無感動、結び(弱)

五八・五七 → 階段、確信、動き、結び

五五・五五 → 変化、列挙、弱さ、躓き

五五・五六 → 確認、結び(弱)


(一連目、始まりの行を最後の連に含めると、全体にまとまりが出る)

137 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 15:20 ID:M8s0fZ8y
・七五 → 停止、固定、結び(強)


[結びのパターン]

1、繰り返しのリズムを壊して結ぶ
  (五七 五七 五七 五八)
2、変動するリズムに繰り返しを付け足して結ぶ
  (五七五 七七)

138 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 16:04 ID:M8s0fZ8y
[習作/夕日と思い出]

空き缶の 腹に流れる反射光
そこに映るは幼年に
ありし玩具か 思い出か

ガラス戸の 張られた部屋に 夕日指し
庭木の枝も てらてらと
迎え待つ身を 照り付けた

夕暮れの光りの 今だ悲しいかな
ありし日の玩具の 今だ愛しいかな

階段を 駆け下りる時 いつも見た
己が迎えを 待ちし部屋
夕日の赤の おもちゃ箱

139 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 16:13 ID:M8s0fZ8y
[習作/夕日と思い出]

五 七 五
七 五
七 五

五 七 五
七 五
七 五

九 九
九 九

五 七 五
七 五
七 五

[五七五七五七五 五七五七五七五 九九九九 五七五七五七五]
41 41 36 41 - 計157

四段構成 - 起承転結

140 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/24 19:43 ID:M8s0fZ8y
[ELPに捧げるナイフの刃の上の生活]

生きることまだ意味は無く
我が道の今だに卑なる

放浪とゆえは同じく
あてどなく旅をするだけ

この道にゴールのありや?
いずれとて死は我が横に

放浪とゆえを同じく
あてどなくただ夢を追うだけ

この道にゴール無ければ
我もただ死の側に落ち逝く


141 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/25 18:57 ID:d2fltedl
[セイント・アンガー]

愚衆! 今や僕等は
血の色ゆえに分かたれた。

お互いの 賽を交えし
好敵手たる我々も。

彼の人の 何故か留まる?
おそらくは――喪いしせいにもあろう!

おお、愚衆!
犬よ、愚か者供よ!
げに、今や我等は――分かたれた!

142 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/25 19:06 ID:d2fltedl
いけない、『今や我等は』に揃えよう。

143 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/26 16:16 ID:diyNpcEO
[フォーカス]

梢の上にはカラスが一匹
真っ青お空の何をか見つめる

屋上のフェンスの上にも一匹
私も何故だかカラスを見ている

カラスの鼻先小鳥が飛んだら
カラスも離れて私もお家に帰ろかな

144 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/26 16:19 ID:diyNpcEO
こずえの うえには カラスが いっぴき
まっさお おそらの なにをか みつめる

おくじょの ふぇんすの うえにも いっぴき
わたしも なぜだか からすを みている

からすの はなさき ことりが とんだら
からすも はなれて わたしも おうちに かえろか な

○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○ ◎◎◎◎ ◎●●●

余韻 [ かえろか な●●● ]

145 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/26 16:24 ID:diyNpcEO
コノ止マリ方ハ余韻ト言ウヨリマルデ絶壁ダナ・・・・・・。

146 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/26 16:44 ID:diyNpcEO
この世に『存在する』と言われているあらゆる意味はすべて、
大いなる無意味から切り出された断片である。

――初めに無意味ありき。世界とは成長と崩壊の連鎖である。
時間が永遠である限り、世界はドン底までの崩壊と限界までの成長を際限無く繰り返す。
よってこの世界が、その根本の根本で表現し得る唯一の要素とは、
すなわち『流動する無意味』、それだけなのである。

我々は、その無意味が含有する『有形』の表面だけをひっ捕らえて、
time is maneyや因果応報といった『意味』を創り上げているのである。

――『意味の理解』とは、すなわち焦点を合わせる事だ。
――写真、絵画、音楽、文芸・・・・・・これらはみな、『意味』、あるいは焦点そのものである。

147 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/27 20:43 ID:t0hMeVjJ
[馬鹿も煙も]

お馬鹿が大きなお堂を建てたよ

お堂の上には梯子をかけたよ

お馬鹿が梯子によちよち登ると
お馬鹿のあとから煙が昇るよ

梯子の頂上ハラハラしながら
お馬鹿と煙が喧嘩をさせるよ

お堂のお屋根にお穴が開いたら
梯子が滑ってお馬鹿も煙も一緒に死ンジャッタ!

148 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/27 20:44 ID:t0hMeVjJ
[無邪気とアブラハヤ]

お家の近くの沼には沢山
蛙の卵がユラユラしている

蛙の卵の下にもやっぱり
小魚沢山ヒラヒラしている

小魚目指して投網を投げるよ
バシャリと引いたらアブラハヤ 水を失い 縮こまる

バケツを抱えてお家に着いたら
いらぬと言われて小魚と ドブに流れた 幼さよ

お家の近くの沼では毎晩
蛙がお歌を歌って過ごすよケロケロケ

その日の晩にはお魚出たけど
お母さん、イワシはハヤより小さいケロケロケ

149 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/27 20:47 ID:t0hMeVjJ
四四四四
四四五 七 五

停止、写真的、ズーム。

150 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/27 21:56 ID:t0hMeVjJ
凡庸!ああ凡庸!

151 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/11/28 17:31 ID:y3wTiN42
何が何でも詩人になってやる。
真実を語るから、ダメだった時は笑ってくれ。

152 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/02 13:56 ID:LatQhKFV
俺の詩の悪いところは冗長さだ。
もっと力強く書き込むべきなんだ。

153 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/02 14:22 ID:LatQhKFV
[根の無い花、枯れたまま生きる草]

引っ越した姉の部屋
傾いた椅子の下
打ち捨てられたままの
ドライフラワー

秋空の青の中
銀枠の窓の下
ぽろ ぽろと
転がる枯れた花

香らない、枝
開かない、茎、眠り

根の無い花、
枯れたまま生きる草、
忘れられたのは、
この、部屋

154 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/02 14:30 ID:LatQhKFV
「根の無い花、枯れたまま生きる草」反省

一連目で対象まで拡大された視点が、
ニ連目でまた秋空(遠景)に戻ってしまっている。

『香らない枝』、『開かない茎』、『花』と『草』が多くなるのを
防ぐために変えてみたが、意味が通っていない。

最後の切れが悪い。終わりのリズムを今一度見直すべき。

155 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/02 14:32 ID:LatQhKFV
一連目で状況、二連目から対象を書くのはどうか?

156 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/02 14:59 ID:LatQhKFV
ああ、そうだ。春になったら鳥取の砂丘を見に行こう。

157 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/04 20:27 ID:5DXL/R65
俺の詩には欠陥がある。
もともと曖昧なものを好かないこの性格が、
詩のテーマを凡庸なものにしている。

158 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/04 21:08 ID:5DXL/R65
[小春日和]

澄み渡る空に 水もその身を横たえて
反射する水の香に 黄に白に笑う葉陰

子は親は 赤い橋の上で
鳩たちに パンをやっている
それを見て 肥った鯉が
水面から 口をぱくりと 開けている

池は寒さに 澄んでいる
灰色の 土の底には
青白い笑顔が 音も無く 揺れている

真昼の観光地に 光が射している
土がぽかぽかしている、涙がでる
涙がでる

子は親は もう、居ない
赤い橋の上で 鳩たちが鳴いている

159 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 12:15 ID:A0GnltFq
学ぶべきは白鑞金にか。

160 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 13:04 ID:A0GnltFq
[朝]

小鳥らの 声は流るる
首筋に 風の這い入る
窓際は まだ青にたゆたう
エンジンの 遠くに聞こゆ

手に布団 乾いてあり
部屋ははや 青くさめたり
エンジンの 傍にも聞こゆ
我が目悲しく開いてあり

いま何時ぞ コーヒーの香る
手に風は 冷たく触るる
部屋すでに 真っ白に冴えたり
憂いてわが身の軋みたり

小鳥らの 声の聞こゆる
手にコーヒーの暖かくてあり

161 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 13:05 ID:A0GnltFq
あぁぁーっ、眠い眠い。

162 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 13:14 ID:A0GnltFq
>>158

>澄み渡る空に

凡庸は書き手の気付かぬ内に、詩の中に巣をつくる。

163 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 13:21 ID:A0GnltFq
俺、という呼び方が、自分のあり方まで限定してしまう。
無理して俺、と名乗る必要はない。
この信念にふさわしいのは、「私」。
そして道具としての敬語だろう。

結局、同じ所に戻るんだから面白い。

164 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 13:51 ID:A0GnltFq
本格の道は遠い。

165 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/05 20:07 ID:A0GnltFq
室生犀星ってのはいい詩人らしいな。少し読んでみるか。

166 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/06 10:13 ID:zqQjMk16
ミッドナイトプレスから行ってみよう。

167 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/07 12:16 ID:c4S2St26
もの言えば・・・・・・ということで、多くを語るのはやめにしよう。
これも俺の古い教訓だったな。

168 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/10 00:22 ID:jBsGgodO
自分を美化するのは常識人たちに唾を吐き掛けられるのと一緒だな。

169 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/10 11:18 ID:jBsGgodO
一人称なんてどうでもいい。そんなの問題じゃない。

170 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/10 11:46 ID:jBsGgodO
探求せよ、
アナイデイア、
アナイデイア、
アナイデイア、
我人間に非ず、
我獣なり、
新しき獣なり
探求せよ、
ために恥を捨てよ、
アナイデイア、
アナイデイア、
アナイデイア、
我美しき獣なり

171 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/10 11:52 ID:jBsGgodO
[嘲笑]

秒針が コクリとわらい
無自覚は 支えを無くす

一千の 煩悶が浮かび
なにゆえか 死が愛される

人生は 湖の雫
知りつつも 怖気は消えず
我が脚の 怠惰なるかな
両の手の 卑小なるかな

我最早 待つ時を持たじ
ただ焦り 何も得ず
ただ焦り 朝を願う

我最早 待つときを持たじ
秒針は コクリとわらう


172 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 16:02 ID:E1ceOEle
[冬、美しき雲見て]

凍った雪のごと
空に満ちたる曇天に
覆われしこの街
人どもよ何ぞ道急ぐ

空は我等が道は
今既に閉ざされてあるものを

遥か水平の限界に
昼近くにもなりて赤き火のけぶるを
からす等は知りたり

173 :歌川からす@推敲 ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 16:10 ID:E1ceOEle
[冬の雲を見て]

凍った雪のごと
空に満ちたる曇天に
覆われしこの街
人どもよ何ぞ道急ぐ
空は我等が道は今
既に閉ざされてあるものを

遥か海原の限界に
昼近くなれども赤き火のけぶるを
からす等は眺めてありぬ

174 :歌川からす@推敲 ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 16:15 ID:E1ceOEle
[冬の雲を見て]

凍った雪のごと
空に満ちたる曇天に
覆われしこの街
人どもよ何ぞ道急ぐ
空は我等が道は今
既に閉ざされてあるものを

遥か海原の限界に
昼近くなれども赤き火のけぶりたるを
からす等はじっと眺めてありぬ

175 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 16:21 ID:E1ceOEle
我はからすぞ、憎まれものぞ!
浅ましき鳥よ、何をか恥じる!

176 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 16:50 ID:E1ceOEle
[冬の行進]

涙ぐましく 澄みきる風に
いよよ冷たく 輝く空よ

お前の懐に
真黒き影となりて鳩はとまりぬ

其は微動だにせず
激しい雨後の匂い持て
我をアスファルトに打ち据えたり

電線に 鳩の影に
冬の訪れ印されてありぬ

今ははや、迷うべき時にあらず
風を切り 寒さ磨き
ただ口閉じて前へ進め!

177 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/11 17:27 ID:E1ceOEle
[叫べ老成せる未熟者、痴呆]

ナルシスティック?
う、
ああ。
ナルシスティック?

『まるで劇画』、か!
いいよ、これが俺だ!
だからからすなんだ!

畜生、人間なんか死んじまえ!
獣だ獣だ、獣の時代だ!

178 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 09:54 ID:rQuAJWZ+
『寒さ磨き』って誰の表現だ?

179 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 10:20 ID:rQuAJWZ+
[在り来たりな夜]

月の無い夜
天井は真黒く沈み
鉄のフレームが心細そうに
すらりと光を放っている

――――――――――――
雨の匂いがする

いつものように 寒い夜であった

不意に汚れを知らぬような気にもなって
口を尖らせてみる

・・・・・・、・・・・・・。

暗くなっていく
――――――――――――

180 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 10:25 ID:rQuAJWZ+
[在り来たりな夜]

月の無い夜
天井は真黒く沈み
鉄のフレームが心細そうに
すらりと光を放っている

――――――――――――
雨の匂いがする

いつものように 寒い夜であった

不意に汚れを知らぬような気にもなって
口を尖らせてみる

・・・・・・、・・・・・・。

暗ァい・・・・・・
――――――――――――

181 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 10:27 ID:rQuAJWZ+
[在り来たりな夜]

月の無い夜
天井は真黒く沈み
鉄のフレームが心細そうに
すらりと光を放っている

――――――――――――
雨の匂いがする

いつものように 寒い夜であった

不意に汚れを知らぬような気にもなって
口を尖らせてみる

・・・・・・、・・・・・・。

――もう、なにも、覚えていない――


182 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 10:29 ID:rQuAJWZ+
[在り来たりな夜]

月の無い夜
天井は真黒く沈み
鉄のフレームが心細そうに
すらりと光を放っている

――――――――――――
雨の匂いがする

いつものように 寒い夜であった

不意に汚れを知らぬような気にもなって
口を尖らせてみる

・・・・・・、・・・・・・。

・・・・



――もう、なにも、覚えていない――


183 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 10:31 ID:rQuAJWZ+
あぁぁぁっ。あぁぁぁぁっ。

184 :カフカ:03/12/12 13:13 ID:ATsA+aqZ
白痴なら見えているかもしれない景色

185 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 18:24 ID:rQuAJWZ+
人生って恥との戦いだ。
だけどお道化たら俺はもっと惨めに平穏に生きることだろう。

こうして頬を林檎みたいに真っ赤に染めながら、
このまだ若い、小汚い痴れ者は、
しかし、最後には心臓の肉までもすり減らして、
何か貴石か水晶かの、小さな結晶を残せれば良いのだと思う。

とはいえ、ともあれ、気が狂いそうだ。
いやいや、俺はもうキチガイに相違ない。
地球上の人類は全てキチガイだった筈だが・・・・・・うん。

俺は一人の人間だが、さて、ともあれ、
美しさとともに、まだまだ滑稽な排泄物を内包しているぞ・・・・・・。

ううううううう。

186 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 19:04 ID:rQuAJWZ+
>>184
何が言いたい。
俺は『変身』しか読んだ事がないぞ。

187 :カフカ:03/12/12 19:33 ID:ueJwHBHq
回廊を回って窓を探している。閉塞感。

188 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/12 21:10 ID:rQuAJWZ+
>>187
俺は俺の知る全ての存在が同じ次元で生きているのを知っている。
それは迷路だ。

そして俺は迷路から抜け出た存在を目にしたことは無い。

人々は、そして俺は、しかしそこに静止してはいられない。
『人は何も求めないよりは、むしろ死を求める』からだ。

俺達は皆迷路の中に各々のゴールを創りあげ、
自分勝手にそこに向かっている。

これが俺の知る景色だ。

189 :カフカ:03/12/15 18:11 ID:j9UpSFyc
暗いこと言ってごめんね

190 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/15 19:27 ID:FksjXKLQ
僕は謝られるにたるほど大した人間じゃない。
その上僕は詩人になろうとしているんだ。
詩人が饒舌を咎めるなんて変な話だ。

191 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/15 20:20 ID:FksjXKLQ
考えがまとまらない。
自分が何を恐れているのかもわからない。
こんな状態でちゃんとした詩が書けるのかな。


計るべき 限りも持たぬ
永劫の 未来より来たりて
懊悩は 灰と紫の瘴気を咥え
この岸に 打ち寄せる

計るべき 限りも知れぬ
巨大なる 無限 また 夢幻が
永劫の 未来より来たりて
この岸を 打ち揺する


[題するに値せず]

192 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/16 12:49 ID:rkwS2LKU
[清流]

石垣に 垂れ下がるシダを
舐めながら 這い落ちる水

渇きたる 石の溝は
潤いに しんしんと眠る

昼の光り 受けて輝く流れ
小鳥らの歌に 音もなく 水の流れ

見上げれば 葉を持たぬ木々に
横たわる 我が清貧の影

193 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/17 20:06 ID:CwdNDaWJ
俺は偉人になりたいと思うのだが、例えば詩にしろ、
こうしての周りの評価ばかりを気にしている状態では、
いつまでも本質は得られない。

年の割りにしては多くを学んだつもりであったのだが、
俺が学んだのはただの知識であって、公式であって、
自分自身の魂とは成り得なかった。

心の声は、俺に旅をしろという。
実践しろという。
自分自身の手で、足で、目で学べという。

しかし実際、旅をすることは口で言うほど簡単ではない。
それは俺に多くの犠牲を要求する。

それでも多分、俺は旅をするだろう。遍歴するだろう。
そうして真の求道者になるだろう。

194 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/18 19:35 ID:rsKdnkRh
[ただ無常]

世には好みのあるばかり
道徳正義も同じこと
嫌いと思えば声上げて
量のに質のに物言わせ
気に入る通りにするばかり

世には好みのあるばかり
なれば神輿に槍付けて
善いの悪いのぶつかれば
勝つも負けるも万事良し
死ぬも笑うも万事良し

勝つも負けるも万事良し
道徳正義も同じこと
好みばかりの世にあれば
死ぬも笑うも同じこと


195 :批評家ではなく:03/12/19 18:03 ID:Ri8mj4XS
どうも〜遊びに来ましった。求道的なスレですね確かに。
ここから落ち込んでそしてどか〜んと弾けるか、ぽややんとした飄々とした感じまで
身に付けるのか……。

旅を勧められてるのだとしたら、一度詩のこと忘れてみるとか。
本や映画も幅広く触れてみるとか。自分と正反対の恋人の読む本なんて想定で選んでみるとか。
私の場合なぜ詩なのかの前に言いたい事がやりたい事が。本は乱読。

他人に影響を受けるって大変なことだと思います。これからどうすんねんって壁が。
ぶち壊した壁さんごめんなさいと謝りたい人がいる。

196 :批評家ではなく:03/12/19 18:54 ID:oiGrB4LB
すんません、2行目と3行目は取り消しときます。
「シバン!」の詩のこと忘れてたし、そもそも自分の発言の一つ前の詩もちゃんと
読んでないやん自分。

5行目も取り消しときます。ちゃんと書き込み読んでないやん自分。
それ以降は自分に言い聞かせておこう。おっちょこちょいですみません。
最初からきちんと読もうと思います〜。てへっ。

197 :批評家ではなく:03/12/19 20:20 ID:SF0mI3p2
まだスレの方は読んでないんですけれどね、あなたの「シバン!」な詩を読んで思ったんですが、
あなた自身に文学指向があるのなら、あの文体を生かすのはどうでしょう。
キャラ立ち命で日本語と英語のチープさを出しつつエンターテインメントしてるんだけど
文学だよというものです。

文学には詳しくないけれど、そういうのはあなたにしかできなさそうな気がするし。
このスレの途中で止まってる小説内小説でもいいのかも?
……とまだじっくり読んでないうちから適当なことを言ってみました。

新風舎から装丁で賞取ったナンセンス小説(だったかなんだったか)が出てるんですが、
書名も著者名も覚えてなくて探せない……。

まぁ天職一本にしぼるならネットやってる場合じゃないでしょという人もいるんですが……。

198 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/19 20:51 ID:IsH8DBXe
言われてみればこのスレッドももう一年か。完全に僕の占有だけど。
誇大妄想狂が自分自身を読者に見立てて、反省をしているんだな。
なかなか素敵な文献になるじゃないか。

僕としてもあんまり自慢できるスレッドではないから、
出来れば下げ進行をお願いできるかな。
上で言ったように、本来はまるっきり僕一人で成り立ってるんだからね。
あまり他人が読んで面白いもんでもないし・・・・・・。

ときに貴方の言う「シバン!」、というのは何でしたっけね。
覚えているようで忘れてしまっているもので。

199 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/19 21:01 ID:IsH8DBXe
>>194
「量のに質のに」→「量の質のに」

200 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/19 21:13 ID:IsH8DBXe
>>197

>キャラ立ち命で日本語と英語のチープさを出しつつ
>エンターテインメントしてるんだけど文学だよというものです。

夢野久作が使うようなモダンクラシックの文体のことかな。

『あっはっはっは・・・・・・よろしい。大いによろしい。
気に入ったぞ。それでは一つわが輩の正体を明らかにして、
全世界三十億の蛆虫どもをパンクさせてくれるかな――』

201 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/19 21:16 ID:IsH8DBXe
[ただ無常]

世には好みのあるばかり
道徳正義も同じこと
嫌いと思えば声上げて
量の質のに物言わせ
気に入る通りにするばかり

世には好みのあるばかり
なれば神輿に槍付けて
善いの悪いのぶつかれば
勝つも負けるも万事良し
死ぬも笑うも万事良し

勝つも負けるも万事良し
道徳正義も同じこと
好みばかりの世にあれば
死ぬも笑うも同じこと

―――――――――――
ようやく推敲完了。

202 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/19 21:32 ID:IsH8DBXe
>まぁ天職一本にしぼるならネットやってる場合じゃ
>ないでしょという人もいるんですが……。

あはは、全く。僕は大事なことになるほど腰が重くなる性質で。
もう少し加速するべきかも知れませんね。

203 :批評家ではなく:03/12/19 22:11 ID:JQrBKihE
>>198

火尭烏さんだった時に、詩板にバイバイするためにハイパーテンションな戯作詩を
書いてらっしゃいました。

作風としては「書いた詩・・評価してあげるよ? Part16」スレ333
えびちりさんの詩をもっと気分高揚した時に書いた感じです。

>>200
というわけで、ここで例に出された文体よりもっとぶっ飛んでてアホで、そして娯楽性を
持たせてしかも小説に仕立ててしまうのです。もちろん私には書けませんが。

小説部分読ませていただきました。途中で終わっていましたが、話の流れからすると、
どうも「読まれることによって初めて続きが書かれる小説」なのではないかと思いました。
文章は細かい脱字が数カ所、細かい点が気になるのが数カ所、それと大きなものでは
>>42
「ゲラゲラ言いながら走りよってくる怪物」「月の葉」が余りに唐突に出てくるので
なんじゃろかと思いました。

内容は面白そうに思いました。

204 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/20 01:27 ID:WfmDjuU7
>>203
あはは、思い出した思い出した。
でも僕は本質的には思慮深くて衝動的なエネルギーに乏しい人間だから、
ああいう作品に身を委ねるのは後々大変な苦痛になってくるんですよ。

ニーチェが「世界を動かすのは静かな言葉だ」と言うように、
出来るだけ僕も洗練された真っ直ぐな技巧で勝負したいんです。

上の物語ですが、>>42-45の流れを見てみると、僕はどうも書いている途中で
面倒臭さと恥ずかしさとに襲われて作品を放棄したようですね。
残念ながら最後の不可解部分は、照れ隠しにお道化ているのに過ぎないようです。

205 :批評家ではなく:03/12/20 03:35 ID:ek8F07bn
衝動的なエネルギーに乏しい……なんか矛盾してません?
内面であれこれ考えて、外側に出てくるものがそう見えるだけってことかな。
コントロールし切っているイメージはありますけれど。

まぁ、小説内小説だけハイパーな雰囲気で、私のイメージした文体で、なおかつ
読んで面白かったら評価されるかなぁと思っただけです。でも本当に評価される小説って
内容なんだよな……と思うと死にそうになる自分。

キメラとアバドンの闘いって言ってましたっけ?それ聞いた時てっきりエンターテインメント
小説だと思ってたのでちょっと驚きました。キメラがこんなややこしいものだとは思わなかった。

206 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/20 09:57 ID:WfmDjuU7
>>205
僕は平静はごくごく大人しい性格で、
考えすぎて物事がなかなか進められないふうなんです。
ああいう勢いのある動きは苦手なんですね。
自分と格闘するためにどうにかして衝動的な精神を
かき集めようとする場合にだけ、やっとああいう小場面を
作り上げることが出来るんです。

>でも本当に評価される小説って
>内容なんだよな……と思うと死にそうになる自分。

考えたんですけど、これは詩にしたってそうですよね。いくら技術が優れて
いても、良いもの、美しいものを見分ける目がないと第一級にはなれない。
でもそこから逃げてお道化た詩を書くのも、逃げているみたいで良くない。


207 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/20 10:12 ID:WfmDjuU7
小説については、一年前の話で、僕自身がもう全然別の人間みたいに
なってしまいましたから、だいぶ考えの違いもあるんですが・・・・・・。

それでも見返すと、やっぱり当時の自分の思想の中に、既に
キメラとアバドンが生まれてるのを見ることが出来ますね。
上の小説は、自分自身がそれぞれ「理性」、「人間性」、「獣性」、
の三つの部分に分かれていて、統合がなされていないことをテーマに
書き始めたものなんですが、この理性と獣性の部分が、現在の
アバドンとキメラの条件に適合するようです。

と、幾らか自分自身を学び取ることは出来るんですが、
このころにしたって今にしたって、僕には小説を書き上げる忍耐なんてものが
全然具わっていないんですねぇ。途中で考えて嫌になるんだな・・・・・・。

貴方にもそういうことがありますか?
自分の作品が、製作途中でだんだん嫌いになってきてしまうような。

208 :批評家ではなく:03/12/20 22:21 ID:U/2VHmy7
おどけた詩も実は好きなんですけどね。ほっとさせられながらくすっと笑わせられる感じ。
それも芸のうちかなと。

良いものを見る目ってのは大事ですよね。まぁ何が良いものとされるのかという基準も
疑うのが芸術かなとも思いますが、基本を知ってないと逸脱もできないし。
自分の場合は出て来たものを大事にするので、器用なことはできませんけどね。

小説書くのは忍耐力いりますねぇ。ストーリーをすすめるのも大変だったり。
でもなんだか書けてしまう時ってのもあるのかも。自分はおはなしを書きかけてしばらく
おいてますけれど。2本あって、最初のは今見ると文体を練習しようとして練習段階で
終わってるかも。次のはただおいてるだけで。書こうと思えば書けると思うんですけどね。
しょーもないプロットをどう救うかと思いながら書いてますが、実際に書いてる時に
いろいろ浮かんで、まぁこれで少しは救えたかと勝手に思って楽しんで書いてます。
でもホントに書き上げなきゃ評価のしようもないですもんねぇ。

209 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/21 23:43 ID:EI/qDD3w
へぇ。小説も書かれる。僕はひとつも書き上げたことが無いんで、
すっかり嫌になってしまいましたよ。評価のしようがないっていうのは
全く仰るとおりです。その点に関しては、詩は随分やりやすいんですよね。
k-1とボクシングの違いにも似てますね。

210 :批評家ではなく:03/12/22 00:31 ID:RDyuVeSl
いや、短文のらしきものを一つ書いたことがあるだけで、その次の2本ができてないんだもの……。
小学生の時にらしきものを書いたことがありますが……。その頃の気持ちで気軽に書き上げれば
いいのかもしれませんけれど。私はともかく、歌川さんはエンターテインメントも向いてると
思ったりなんかしたりして。どんなに短くてもいいからまず完成までもっていこう!
なんて私なんぞが言えた柄じゃない〜!まぁ映画も短編から始めるじゃないですか?

詩は短距離走だからいいですよね。でも1冊の本を同じテーマでみっちり書くタイプの詩集を
出す方は長距離走きちんとやってるのだと尊敬。

それにしても、小説家向きの脳味噌と、詩人向きの脳味噌ってあるのかなぁ。
自分はおはなし向きだと内心思ってたりもしますが。

211 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 12:56 ID:rLNmBBsr
>>小説家向きの脳味噌と、詩人向きの脳味噌

それでも一級の詩人のうちの大抵が小説、自伝、批評、と結構なんでも
やっつけてみせるんですよね。だからたまに、詩しか書かない自分は
文才が無いのかもしれない、と不安にもなりますね。

また少し詩のテーマが枯れてきて寂しい気持ちですが、
今日から冬休みなので色々探してみようと思います。

212 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 13:16 ID:rLNmBBsr
>>210
あぁ、貴方は随分謙遜するんですね。
どうですか、ここでひとつ詩を歌っては頂けませんか。
くせが見えるといけないので、軽いもので良いです。
実験的な習作ならなお良いです。

僕は色々学びたいんですよ。
貴方からももっと学びうると思うんです。

213 :批評家ではなく:03/12/22 13:46 ID:Wz2hNfCV
では自分の詩集には入れられないようなのを。
書いてみて思ったんですが、何なんだこのすっぴんな言葉は。
からすさんに一蹴されちゃうよぅ〜。

「消せない顔」

二人がこんな関係でなければ
あなたが見せることのない顔

本当は誰にも見せなくていい
寝床で見せるだけでいい
たくさんの顔はやっぱり消せない

214 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 14:27 ID:rLNmBBsr
ペルソナの悩みを詠んだのですね。
でも僕は他人の作品にはなるべく口を出さないようにしています。
僕自身、他人の評価をあまり役立てられたことが無いですから。

ただ僕は、貴方は自分を疑っていると思いました。
そしてやはり、理想と格闘していると思いました。

とは言うものの、それは別にどうしろと言うわけでもありません。
僕はただ貴方を歌わせてみたかったのです。
今日はなんだか気分が優れなかったので。
僕は人が詩をつくるということが好きなのです。
それが自信に満ち溢れ、自己に陶酔していればいるほど好ましいのです。

無礼なお願いを聞いて頂いて有難うございます。
おかげでいくらか気分が晴れました。

215 :批評家ではなく:03/12/22 16:09 ID:1WDyaJq/
ペルソナですかねぇ……。
ここを支えたら歩けるっていう一番弱いところは、普通は人にさらさずに
大事な人にだけ見せればいいじゃないかって詩です。

「症例B」

先生
パソコンの向こうに
美人秘書と
鞭を振るう先生と
有能なエージェントがいるんです

先生
僕は一体どうすればいいんでしょう
良く分からないのでアイロンがけしました

216 :批評家ではなく:03/12/22 16:14 ID:37SKivJm
あんまり私の詩を真面目に読まないでください。
最近やっと適度な嘘も言えるようになってるんですから。

「悪友時代」

なぁお前
なんで若葉ちゃんじゃダメなんよ

あんなええ子はおらんよ
お前もいろいろ話してくれただろあの子のこと
気になってるんと違うか

ああいうタイプはいいぞ
お弁当なんか作って来てくれた日にゃあ何個でも食うよ俺なら
ええなぁ若葉ちゃん
なんなら俺がもらうぞ

217 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 17:00 ID:rLNmBBsr
>>216
面白い事を言いますね。
僕は真面目に読んでもらえれば嬉しいけど。

218 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 17:03 ID:rLNmBBsr
どこへゆく 白い二匹の 月ウサギ
壊れたおまへの 帰り道

219 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/22 17:34 ID:rLNmBBsr
[スタンディング・オベーション できない]

背中に流した 髪の毛を
夏の風と共に
コンクリートに寄りかかった あの一日を
君に恋した 夜と夜明けを
僕はまだ覚えているか

目の前に
ぬるまったい ブヨブヨしたモノ
――空白が――
道に捨てられているのだ

バス停のポールに
一瞬!
ギラリ、ギラリ!

ああ、苦しい!
あれは、過ぎてゆく凄まじい光は、
あぁっ、青春、青春だ!!

おおおォォォ―――イィィ・・・・・・

220 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/22 23:33 ID:QStHkuP8
どんどんっ!たのぉ〜もぉ〜う!

いやね、4月と6月、12月頭に手を入れた割にはほとんど変わってないし、しかも
今見たらもうちょっと何とかなんないかねこりゃなんて思いまして。
歌川からすさんは人の作品には手を入れないそうですが、見てもらいたいのです。

「らせん」

交わらぬ平行線をねじり
ねじりして作るらせん

交わらぬ二人の横顔
らせんの投射影は
ねじれの数だけ
交わって見える

らせんの本質は
交わらぬ転回
幻視した交接が
人の心を変えてゆく

221 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/23 11:33 ID:E0/50ZY/
>>220
なんだって僕なんかに・・・・・・。
貴方は感想を欲してるのかな?
それとも批評とか助言とかの類を?

222 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/24 00:42 ID:ZdgVLbSY
こんばんは。スレを読んで随分熱心に詩作に取り組んでらっしゃるようなので……。
リズムを分析した書き込みまでありましたね。私はリズムも感覚でのみ処理するタイプなので、
私と違う捉え方を詩に対してされるかもと思いました。

とりあえず詩を貼ってみたんですが、どうでしょうか?自分としては好きに書き換えて
もらっても良いと思ってます。それによって何か見えないかと。

もちろん感想でも批評でも助言でも良いですし、気が向かないなら別にかまわないですし。

223 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 00:50 ID:7bthP2VH
日本語の詩の様式美を極めたい。
完璧なリズムと全体の抑揚、コントラストと破調と安定、
それらを総合した最高の1パターンの完成が、
僕の楽園の景観になるだろう。

224 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 00:53 ID:7bthP2VH
お……リロードしたらちょうどリズムの話が。

225 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 01:30 ID:7bthP2VH
>>222
こんばんは。そういうことでしたら、僕も貴方の詩から何かしら
学ばせてもらって、僭越ながらそのいくつかを貴方にお聞かせいたしましょう。

1、リズムについて。

>交わらぬ 平行線を ねじり
かなり衝撃的なリズムです。中原中也が上手に使っていた記憶があります。
少しナンセンスな感じが出て面白いので、僕でしたらこのリズムを骨にして
全体をつくりたいと思いますが、この詩のテーマには合わないかも知れません。
二行目は五八にするともっと綺麗に聞こえると思います。

>交わらぬ 二人の 横顔
ここで崩れるとまだ少し早いので、メインの五七三のリズムに修正します。
次の行、『投射影』をどう読むのかわからないのですが、四六からやはり五八に。
この後の八七は流れが良いのでそのまま。

最後の連なのですが、少し崩れすぎたままで終わってしまうので、
四四四四
四四四四五
ぐらいのリズムで『起承転結』の転を持ってきて、最後に骨になっているリズムを
繰り返して全体を安定させます。

226 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 01:41 ID:7bthP2VH
2、構成

この詩は三連なのですが、三連で創る場合は一連ずつにもっと変化が
あるほうが好ましいです。

どの連でも「らせん」について語られていながら、微妙に違うテーマが
混ぜられているのでメリハリに欠けています。一例としてですが、

起→螺旋の描写
承→螺旋が表しているもの
転→螺旋の影と錯覚
結→螺旋の本質

のように構成すると連のひとつひとつが際立つと思います。

227 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 01:46 ID:7bthP2VH
3、テーマ

らせんとその影についての観察は面白いと思いました。
違和感があったのは、『二人』について一度しか表現されなかったことと、
急に『人の心を変えてゆく』と視野が拡大されてしまうことです。
『人の心を変えてゆく』の部分を二人が螺旋の影にどう影響されているのかに
置き換えると意味がとりやすくなると思います。

228 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 02:14 ID:7bthP2VH
交わらぬ平行線がねじれ
ねじれして重なるらせん

交わらぬ僕ら二人の顔は
お互いを求めて回る
君の眼は僕らの
影だけを喜ぶ

地面の上にはねじれの数だけ
交わる二本が置かれて写され陰になる

交わらぬ僕ら二人の影を
君の眼は見つめて笑う
僕の眼はらせんの本質に
口を閉ざして眼をつむる

229 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 02:31 ID:7bthP2VH
失礼ながら僕なりに書き換えるとこのようになります。
実際に書いてみてから、メインのリズムの二行目の字数が五八から五七に、
二連目の下二行が九九に、最終連に五九七五のノリの良い二行を加えるなど、
かなり手を入れました。四連の構成で三連目が目立つように出来ています。

『陰になる』、は『影になる』の変換ミスです。
特に他意はありません。

さあ、だいぶ長くなってしまいました。
なんだか若造の分際で人の詩にこんなに干渉するのはいささか無礼な感じも
するのですが。初めてのことで、それでもなかなか面白かったかな。
少しでも貴方のご参考になれば良いと思います。


ああ、疲れた疲れた。

230 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 02:38 ID:7bthP2VH
>>228
あっ、今気付いた。

>僕の眼はらせんの本質に
>口を閉ざして眼をつむる

これじゃあ意味が通じないから、

>僕の眼はらせんの本質に
>瞳閉ざして下を見る

に変えておこう。


231 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/24 22:30 ID:7bthP2VH
脳みその裏がうずうずする・・・・・・。
なんかしなきゃ……。

232 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/24 23:44 ID:iEaGO5HP
丁寧な分析とアドバイスありがとうございました。自分の感覚で見ると承服しかねる点も
あるように思いますが、そこがまた大事な視点なのでしょう。

>二行目は五八にするともっと綺麗に聞こえると思います。
五八にすると妙におさまりが良くて落ち着き過ぎるような感覚があります。

>>交わらぬ 二人の 横顔
>ここで崩れるとまだ少し早いので、メインの五七三のリズムに修正します。

ここで崩れると早いという感覚は非常に分かる気がして。間にもう一連入れるといいような気分です。

>次の行、『投射影』をどう読むのかわからないのですが、
「とうしゃえい」です。音で選んで熟語を多用する癖が自分にはあるようです。

>『人の心を変えてゆく』の部分を二人が螺旋の影にどう影響されているのかに
>置き換えると意味がとりやすくなると思います。
ここで言うところの「人」というのは第三者のことで、「人々」といった意味です。
らせんの本質が交わらぬ転回である場合、交接は幻視されるに過ぎないのですが、
それでも人の心を変えてゆくといいう意味です。

233 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/24 23:50 ID:iEaGO5HP
>>228

ありがとうございます。これはこれでひとつのらせんの見方だと思いました。
僭越ではありますが、自分なりの語感とリズム、語の重複などを考慮して書き換えてみました。

「らせん」

交わらぬ平行線がねじれ
ねじれねじれ重なるらせん

交わらぬ僕ら二人の顔は
お互いを求めて回る
君の眼は僕らの
影だけを喜ぶ

地面の上 ねじれの数だけ
交わる二本 置かれ写され影になる

交わらぬ僕らの影を
君の眼は見つめて笑う
僕の眼はらせんの本質に
瞳閉ざして下を向く

234 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/25 00:10 ID:EYwj8PzM
このスレで分析したことを考慮しつつ、自分は叙情面が思いっきり苦手なので少しそれも
強化して書き換えてみました。具体的な理由はほとんど勘です。

「らせん」

交わらぬ平行線をねじり
ねじりねじり作るらせん

等間隔保つ距離はいつも
僕たちを傷つける

交わらぬ二人の横顔
らせんの投射影は
ねじれの数映し
二つ波重なる思い

らせんの本質は交わらぬ転回とあなたは言った
それでもなお僕は見るだろう
幻視した交接が
人の心を変える日を

235 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 02:33 ID:HLZqnu1j
>>234
だいぶ底の深い詩になりましたね。読み手がついていけるかな?

三島慧さんは感覚と破調の人ですね。自分なりの動きを大切にしていらっしゃる。
僕は今、ひたすら基礎を作りたいと思っているのですけれど。
こうして比べてみると、そういう性質の差が良く解りますね。

詩人にも色んな歩き方があるんだな。

236 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 03:16 ID:HLZqnu1j
[葬式の花]

貴方を飾る菊の色
棺にかかる細い手と
お顔と白木と空の色

倒れて動かぬ思い出と
赤と黄色の花飾り
貴方の優しい孫達が
泣いてます、泣いています

嬉しくっても踊りたくても
目を覚ましてはいけません
きっと静かに娘の涙を
聞いているなら、幸せ、幸せ
笑ったっていけません

貴方の息子と妻の目に
染まる昔の色と音
それが落ちるは御棺の
清い貴方の花の陰

237 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 05:29 ID:HLZqnu1j
[黒い花束]

誰かが『死んだ』と言う
僕も『ああ、死んだ』と返す
黒い蝶々が飛んだ
神はダンスして意味も無く泣いた

『生きる』と言う人がいた
僕は『なんだって』、と呟いた
飛びついてやめさせようとしたのだけれど
その腕は案外に強かった

鏡の中で恐ろしいものが歌う
僕はその歌を愛するだろうと思う
歌い主は……悲しい顔をしている
僕は愛するだろうと思う
苦痛も一緒に愛するだろうと思う

僕は愛せないだろうと思う
何も愛せないだろうと思う
凄まじく鋭い亀裂が走るだろうと思う
そしたら死なずにはおられないだろうと思う

『愛せない』と言った
他愛もなく『愛せない』と返した
黒い蝶々が飛んだ
別になんということも無かった

238 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 05:58 ID:HLZqnu1j
この詩どっかでみたな。また恥をかいちゃうかな。

239 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/25 08:37 ID:TvXbKloM
>>235

「感覚と破調の人」ですか。まぁ不器用なだけとも言いますが。
ところで、起承転結という様式もありますが、序破急という様式もあるそうです。
ttp://www.rinku.org/users/rin_koku/Kenkyusha2000/mauricio/johakyu.htm
ここの説明にも螺旋という言葉が出てきて驚きましたが。

これ私最初に検索した時、「急序破」と覚えていて。説明からするとかなり
めちゃくちゃな記憶だなぁと思いますが、私の書き直した「らせん」の詩の構成を
見ると、なんだか「急序破」が合うような気がしないでもありません。

240 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 09:35 ID:HLZqnu1j
>>239
序破急っていうのは起承転結の『起』と『承』が『序』ひとつにまとまって
力強く固まった感じの構成ですね。

僕は気がついたときはなるべく『起承転結』を守るようにしています。
(適当に書けば当然ぐちゃぐちゃになりますけれど。)
というのも、創作意欲を掻き立ててくれるような音楽や詩のほとんどが
この形をとっていることに気づいたものですから。

『急序破』のように意図的に崩したことはないです。
難しいし、魅力が失われるような気がして。

はぁ、しかし能にもこんな細かいリズムの法則があったんですね。
ひとつ勉強になりました。

241 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/25 10:31 ID:TA1bgScQ
いやほんと私は不器用なんで、詩を書く時は内容とリズムのことだけで手いっぱいですね。
展開がどうとかは考えるというよりもやはり感覚で処理してしまう。

詩よりも音楽(ヒットチャートに入るようなの)に昔は親しんでいたので、染み込んでいる
リズムは、Aメロ(導入)Bメロ(その次の展開)、サビ(耳に残る盛り上げ部分)といった
ものなのかもしれません。

サビは後半のいいところで入ることが多いですが、頭サビといって、最初の盛り上げから
入るという曲もありますね。サビサビサビで延々続けるダンスミュージックってのも
ありそうですが。

242 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/25 16:16 ID:HLZqnu1j
>>241
音楽の構成はやっぱりすごく勉強になるし、影響もされますね。
面白い構成で良い曲があると、『今度やってみよう』という気になる。
でもそういう応用っていざとなると怖くて手がつけられないんだなぁ。

243 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 09:33 ID:kg2vlz/2
萎縮した感覚を刺激しなければならない。
口先だけの人生から早く脱出するのだ。
今までも実行だけが知恵を与えたのだ。

244 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 09:35 ID:kg2vlz/2
テレビはよくない。
詩を書くにあたっては大変によくない。

245 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 10:04 ID:kg2vlz/2
[曇天/在りし日の歌/中原中也]

43 33 33 52 43 53 34 43

35 23 34 34 34 43 34 43

34 52 44 23 52 43 43 43

33 34 33 44 44 43 34 25

246 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 10:22 ID:kg2vlz/2
四連。

>はたは はたはた はためく ばかり
>かのとき このとき ときは へだつれ
>ここと かしこと ところは ことなれ
などの韻の使い方が印象的。

一連が四節からなり、さらにそれを二分してリズムの最小単位を
形成している。一節のリズムはどれも『七七』の形をとっており、
それぞれ三四、四三、五二、二五が基本になっている。

一節づつの字数の合計は

>七六 六七 七八 七七
>八五 七七 七七 七七
>七七 八五 七七 七七
>六七 六八 八七 七七

となっており、中盤に安定感、始まりと終わりに強い印象が与えられている。

247 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 11:01 ID:kg2vlz/2
【字数訂正】

二連目、[ 35 23~]を[35 33~]に訂正。
字数合計は
>七六 六七 七八 七七
>八六 七七 七七 七七

248 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 11:08 ID:kg2vlz/2
一連づつなら55 56 55 56か。
並びは随分綺麗だな。

249 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 11:54 ID:kg2vlz/2
[冬と蝶々]

黒いアゲハの 羽の上に
白い真冬の 雪が降る

夏の翼も 枯れて閉じ
羽の淵から 凍りつく

白い真冬に 夏の羽
黒いアゲハに 凍る雪

下を向く黒百合

250 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 17:04 ID:kg2vlz/2
黒と白とアゲハと雪と夏と冬しか言ってないじゃないか。
こりゃだめだよ。

251 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/27 17:19 ID:kg2vlz/2
ゴミを書き溜めるのにはもううんざりだ。

252 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/27 20:37 ID:moxGGEx2
こんばんは。お悩みですか?いっそのことアゲハしか言わないなんていうのはどうでしょう。
複雑なこと言ったら偉いんかとツッコミを自分に入れながら。
美術との関連で言うと便器をぽんとおいてこれは芸術だっていうのに似てるかな。
地面掘ってできた穴とその掘り出した土を見せる作品も好きです。

253 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/28 08:09 ID:ad56imS5
ダダイズムってまだ自分には早いですよ。
基礎っていうか練り上げる土台みたいなものがまだ不十分なんですね。

254 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/28 10:48 ID:gSFBea4r
あぁ便器ってデュシャンでしたっけ。既存の展覧会の破壊という意味ではダダイズム?
ttp://www.artstyle.org/topics.html

どっちかというと自分のイメージでは便器は便器、穴は穴、土くれは土くれと。
そういう意味で例に出しました。そんな気分なんですね、今。

で結局自分は自分なのだと。利己的とか独善的という意味にとられると違うんですが。
自分のありようは根底で肯定するしかない……と言ってしまうとまた違うかもしれませんが。

255 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/28 20:50 ID:ad56imS5
自身を否定しうる存在はない。逆説的にない。

ありのままをありのままに書いて作品にまで仕立て上げるのは、
そうそう簡単なことじゃあない。そう思いませんか?

しかしですね、
もう自分の求める詩が本当に良いものなのかどうかもわかりません。

三島さんの求める詩の形ってなんです?

256 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 07:49 ID:qVtxCban
認識による緊縛と苦痛にどこどこまでも堪えうる精神性に
もっとも微かなる動きの中にこそ正道は見出される。

しかし僕には時間がない。(つまり自信がないということ。)
少年は青年に老年に、俺は明日には死んでいる。

腕を振らずば倒れるまでよ
肉を切らずば崩れるまでよ

怠惰よ去れ!

257 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/29 11:51 ID:8QVuAr1K
こんにちわんぬ。なんだか難しい物言いになってきましたねぇ。
「自身を否定しうる存在はない。逆説的にない。」とはどういうことでしょうか。

認識による緊縛と苦痛にどこどこまでも堪えうる精神性に
もっとも微かなる動きの中にこそ正道は見出される。

は「堪えうる精神性の」にしたら自分としてはしっくり来るかも。
「求める詩の形」ですか?形かなぁなんて突っ込みを入れそうな感じではあります。
しかし自分の感覚も時によって変わりますから、そういうのに振り回されるのはどうかと。

ところで「症例A」は本当におすすめなんですが、もし読んでいただけたら何か分かって
いただけるだろうと思う気持ちも、もしかしたら思惑通りにはいかないのかも。
リストカット少女が評価スレに表れたらかなり心配しますよ……。

258 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 17:34 ID:qVtxCban
>>257
手元にありますよ、症例A。
文庫で滅茶苦茶厚かったんでどうしようか迷いましたけどね。
まだ読んではいないです。

求める詩の形というか自分自信の詩に何を求めているかを聴きたかったんです。
何の目標も無しにダラダラ書き連ねてるわけにもいかないでしょう。

>【精神性に』は「こそ」に掛かってます。

259 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 18:07 ID:qVtxCban
なるほど僕は確かに口先だけ。

260 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 18:44 ID:qVtxCban
oh, no!
move it!
move it, move it on!

261 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 21:03 ID:qVtxCban
[山奥]

草は風 谷に陰
青い月には白い雲

愚かなり談笑 仕事疲れ

空は水色濃淡の
緑黒くて木々の影

262 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/29 21:25 ID:qVtxCban
四拍子が全部埋まると続きがあるような気がする。
休符のためにも五を作るのだ。

263 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/29 23:17 ID:xorsaIxQ
>【精神性に』は「こそ」に掛かってます。

精神性 と 微かなる動きの中 とが イコールあるいは並列に表されているという意味
でしたら、自分もそう読みました。そして、自分だったら「精神性の」にして、並列では
なく「微かなる動きの中にこそ」と言いたいと思いました。あくまでも自分ならばの話。

詩を書く目標ですか……2ちゃんねるに来て、スレに詩を残しているからには目標や
目的というのはあるでしょうが、書くことの尊さ、読んでもらうことのありがたみという
素朴な視点も大事にしたいと。自分から見れば歌川からすさんは努力家に見えますが、
書いてて楽しいか聞いてみたい気分にもなります。

逆に歌川からすさんから見れば、私はなんてちんたらしてる人間なんだろうと思われそうかなと、
そう思えてもきますが。

264 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/30 08:24 ID:fCsL4KgX
>>263
なるほど、書くことの尊さ、ありがたみ。
それも確かな理由ですね。

スポーツをする時に、僕の友達は一回ミスをしたとかなんとか、
そんな些細なことをすごく気にするんです。でも楽しそうにやってる。
彼は自分でも『楽しめればそれでいい』なんて言ってます。
三島さんの仰るとおり、僕は何をやっても面白くないです。
スポーツや習い事も初めだけは上達しますが、途中で嫌になってやめます。
先ばっかり見ようとするからどんどん追い詰められて行くんですが、
けれど僕も自分でそういう性質を理解しているし、実際そうやって
幾ばくかの勝利を収めてきたわけですから、特に改善したいともおもいません。
そういう生き方もあるかと思います。

僕はこんなスレに来るぐらいだから、三島さんもどちらかというと
後者寄りの方だと思って早とちりしたんです。

265 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/30 08:27 ID:fCsL4KgX
>>264
(書き忘れましたが、件の友人はたった一回の成功でも『すごく』喜びます。)

266 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :03/12/30 16:44 ID:oLXCcjpM
まぁ壁を意識して挫折しつつも匍匐前進しながらへらへらしてるのが私なのかもしれませんが……。
求道、正道、勝利……言いたいことは分かりますがちと堅くね?
シバンにバイバイの詩も掘り出せたんですが、こういうのも真面目にふざけてんだよ〜。
なんて言うと落ち込まれたら嫌なんですが。

勝利って仏教用語では「すぐれた利益(リヤク)」って辞書に載ってました。へえ。単なる勝ち負け
じゃないんですね。

>先ばっかり見ようとするからどんどん追い詰められて行く

ここで壁を意識しながらでもなんとか続けられたら、職人気質な路線になるのだろうか。
職人気質は私とは正反対でしょうねぇ、だから面白い。

そういえば楽しそう〜な雰囲気を振りまいてる人いたなぁ、うまくいけば伝染していくような。
自分勝手でごめんねって謝り倒して、その後も相変わらず自分勝手な私になりそうな。

267 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/30 19:34 ID:fCsL4KgX
僕は自分がどうしてそんなに『堅い』のか知っています。
僕は恐れているのです。
失敗が怖いからそういうふうなのです。
無駄も誤まりも全部恐ろしいから、正道を探す必要があるのです。
でも恐ろしいものは恐ろしいんだからしようがありません。

僕は同じ失敗を何度も繰り返している人を見ると辛く思います。
彼らが自分よりもっと頑丈に出来ていることを知りながら、
どうしても哀れに思ってしまいます。

僕は人間が嫌いです。
僕は人間が嫌いです。

268 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/30 21:39 ID:fCsL4KgX
馬獣螺あらわる。

269 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/31 07:58 ID:4F0qkslI
なんか最近色とか物をそのまま書いてるだけだな。

270 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/31 08:19 ID:4F0qkslI
最近の詩板ってかっこつけてて嫌いだ。
もっと子供らしい口許が愛されても良いはずだ。

271 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/31 17:32 ID:4F0qkslI
[年末]

この道を 僕は一生忘れないだろうと思う
空が薄墨の水に似て スギの木立の葉っぱ達
ボルボックスのよに 浮いている

風が吹いている 風がざあざあ鳴っている
スギの葉が幹が 真っ黒く揺れている

誰も居ない

ざあ、ざあ、ざあ

水に波紋

こんな日は石垣も
何事かささやきを知っている

ざ、ざああ、ぶる

電灯の明かり

風が空気に 湿っている
僕はこの道を 一生忘れないだろうと思う
12月 31日の夜のこと 

272 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :03/12/31 18:13 ID:4F0qkslI
[なりたい]

もっと

うまく書けるように




なりたい!!

273 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/01 01:10 ID:qiRNcQOF
>>271

こんばんは。詩の雑誌も評価スレもこんな評価はしないだろうけれどというのをひとつ。

「電灯の明かり」という行がぽこっとその位置にあるのが好きで。
どうしてかなと思ったんですが、映画的カットが浮かんだのかな。
詩の世界の人の評論は面白いんですが、自分自身はその中にはいないし、刺激を受けても
そのまんまは出せないし。

274 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/01 18:01 ID:Yi7RQFTd
[死にたい]

ああ、嫌だ

もう、早く






死にたい。

275 :カフカ:04/01/01 23:19 ID:l/20w2Q5
赤と黒と白と黒
赤と青と白と青
赤に赤と赤と赤
きれいだな
すきだなあ

276 :名前はいらない:04/01/02 07:14 ID:Vkymh+/e
いつか灰になる

体も

脳も

記憶も

感情も

想いも

心も

愛も

それだけを楽しみに生きてる

277 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/02 17:49 ID:e6JTT+gl
[グロ]

渇きたる 椿の 葉っぱ
沢山の 湖に 似ている

寒き日の 夕日みたいな 花の中
そこ開きたる グロテスク
 

278 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/02 17:56 ID:e6JTT+gl
[グロ]

渇きたる 椿の 葉っぱ
沢山の 湖に 似ている

寒き日の 夕日とも見る 花の中
そこ開きたる グロテスク

279 :名前はいらない:04/01/02 19:35 ID:Vkymh+/e

時運ぶ葉脈
すべて眠るセピアの景色
山茶花の赤眼を射ぬく


目覚めよ咲き誇れ
霜の衣着て



280 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/02 19:54 ID:e6JTT+gl
何をやっても面白くないだなんてちょっと言い過ぎだ。
慰めだけなら得られるのだから。

281 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/02 20:02 ID:e6JTT+gl
[苦しい]

苦しい、と

僕は言う。





本当に苦しいのだろうか?

282 :カフカ:04/01/02 20:20 ID:ttOaF07/
空の向こうは 
青 水色 透明 黒
静寂の川 乳の流れ とうとうと
朝ぼらけ
雁畑焼く 傾きの君  
死んだ猫に乗って何処までも行く


283 :カフカ:04/01/02 20:29 ID:ttOaF07/
空の向こうは 
青 水色 透明 黒
静寂の川 乳の流れ とうとうと
朝ぼらけ
雁畑焼く 傾きの君  
死んだ猫に乗って何処までも行く


284 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/03 07:40 ID:SdNXyKQ9
[無い]


無い



俺の言葉が



どこにも無い

285 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/03 08:08 ID:SdNXyKQ9
このスレッドは
少年の愚かさ
或いは一人の
人間の。

286 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/03 08:11 ID:SdNXyKQ9
[おい]

おい、



しっかりしろ。


一体何を見たってんだ。

287 :カフカ:04/01/04 00:20 ID:vs2LL0In
うんざりした夜は
すっかりふとんを被る
フラッシュバックの突風に耐え
時にあっと小さな悲鳴をあげる
独り言は言いたくない
独り言は救われない
しっているのに
ああ自分が憎い
みじめなんてしめじだ
もというんざりだ

288 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/04 08:02 ID:wXO3Zz7l
>>283

モプトルモプシー旅する子
死んだ猫に乗ってどこまでも

フロプトルフロプシー青い海
光る水の上で昼寝した

モプトルモプシーがフロプトルフロプシーの前足に噛み付いたとき
海では魚達が『アヴェ・マリア』を歌っていた

289 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/04 17:43 ID:wXO3Zz7l
アヴェマリアはまずいよなあ。

290 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/04 18:10 ID:wXO3Zz7l
魚達がアヴェマリアを歌うのは俺の世界じゃない。
こんな自分を見たくない。

291 :カフカ:04/01/05 02:03 ID:FnTg174F
平和は過ぎ去り
また切り裂き達が横行する
ただの肉塊などと
ただの血袋などと
無気力な皮肉だ
何が間違っているのか確かに気付いている
でも間違っている方が進み易いじやないか
落ちるのは人間の特徴だ
どうやって浮かぶかなんだ


292 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/05 08:26 ID:bgsIsHK2
[やはり、俺は]

やはり

俺は

美しいものを愛する。

293 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/05 08:41 ID:bgsIsHK2
[未完(1)]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは君のため
遠い明かりに葉を添えて
君の額に触れんとぞ
我は歌いし春の波

294 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/05 20:18 ID:bgsIsHK2
[未完(2)]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは君のため
遠い明かりに葉を添えつ
君の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まこと世に何のあるなし
誰ぞ知る事の善し悪し
我(われ)が響きはただ君の歌
好(よ)しとばかりを連ねしを

295 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/06 07:58 ID:ScQsw28Q
[生きれば、生きるほど]



わからない。




296 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/06 08:00 ID:ScQsw28Q
[未完(2)]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは君のため
遠い明かりに葉を添えて
君の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まこと世に何のあるなし
誰ぞ知る事の善し悪し
我(われ)が響きはただ君の歌
好(よ)しとばかりを連ねしを


297 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/06 22:03 ID:ScQsw28Q
[した]

自分の愚かさに

××××

した。

298 :カフカ:04/01/06 23:40 ID:84d73Ofy
清らかに注ぐ瞳に悲しさは
やさしい痴呆
想いをよせて
待ち焦がれては隠れんぼ
ああ焦れても君知らず
自業自得で一人かも寝む






299 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/07 08:29 ID:EXTC95U2
[未完(3)]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは君のため
遠い明かりに葉を添えて
君の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まこと世に何のあるなし
誰ぞ知る事の善し悪し
我(われ)が響きはただ君の歌
好(よ)しと言うほか知らねども

細き心に宵の波
酔うて眠りに落ちるとも
春の風には君の声
ゆめもうつつも心安けく

300 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 18:11 ID:Sh+qxw1J
[未完(4)]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは君のため
遠い明かりに葉を添えて
君の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まこと世に何のあるなし
誰ぞ知る事の善し悪し
我(われ)が響きはただ君の歌
好(よ)しと言うほか知らねども

細き心に宵の波
されど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

301 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 18:22 ID:Sh+qxw1J
[心]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは人のため
遠い明かりに葉を添えて
誰の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まことこの世はあるがまま
善いも悪いも言いはせぬ
我(われ)が響きは雑草の
伸びつ香りつ枯れて生く

細き心に宵の波
されど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

302 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 18:23 ID:Sh+qxw1J
[心]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは人のため
遠い明かりに葉を添えて
誰の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まことこの世はあるがまま
善いも悪いも言いはせぬ
我(われ)が響きは雑草の
伸びつ香りつ枯れて生く

細き心に宵の波
けれど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

303 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 18:25 ID:Sh+qxw1J
[心]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは人のため
遠い明かりに葉を添えて
誰の額に触れんとて
我は歌いし宵の波

まことこの世はあるがまま
善いも悪いも言いはせぬ
我(われ)が響きは雑草の
伸びつ香りつ枯れて生く

細き心に宵の波
されど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

304 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 21:57 ID:Sh+qxw1J
[心]

耳に静けき水音の
我(われ)が宵には草の歌
人の肌身を愛でるごと
春の寒さに身を寄せつ

月に歌うは人のため
遠い明かりに葉を添えて
誰の瞳に濡れんとて
我は歌いし宵の波

まことこの世はあるがまま
善いも悪いも言いはせぬ
我(われ)が響きは雑草の
伸びつ香りつ枯れて生く

細き心に宵の波
されど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

305 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 22:02 ID:Sh+qxw1J
出来た出来た。今までで一番良い仕上がりだな。

306 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 22:16 ID:Sh+qxw1J
語呂少な 両のタイプも 冷めてうなだれ

307 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 22:17 ID:Sh+qxw1J
[永遠]

青春の苦痛は。



308 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/08 22:51 ID:Sh+qxw1J
[オーヴァー・ドライブ]

俺は誰なのか
誰であったのか
何があり何があるのか
俺は何を知り学んだか
何を見たのか

何をすべきであるのか
考えるべきか
じっとしていなければまずいのか
進んでいるのか?
成長しているか
前へ 後ろへか

このままで良いのか
よくないのか

俺はすぐれているのか
それとも劣っているのか
恐れるべきか
やすまなければまずいのか

なにをするべきか
おれは誰か
だれでありだれであるのか
何であったのか

なんであったのか
よい わるい?
ゆめであったのか

309 :カフカ:04/01/09 00:54 ID:n9QS8KcI
夜がきてまだら模様の鳥が泣き
冬の寒さに身を縮め
獣の声に息を止め
南の空を夢見ては
まだらの羽はさらさら震え
美しき火の華色に
染まる想いをくゆらせて
止まり木掴む若い爪
泣き疲れては星を望めり


310 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/09 20:40 ID:ib8TKdn6
[死]

俺は

書いた?

ことが
あるのか?


詩を。

311 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/09 20:40 ID:ib8TKdn6
[口を塞げ]





口を塞げ






312 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/09 20:44 ID:ib8TKdn6
[何だ]


……何だ


何なんだ お前は!!


何だ何だ何だ何だ何だ何だ

何だ何だなんだなんだなんだなんだ


なんなんだ!



お前は!!

313 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/09 20:49 ID:ib8TKdn6
[失うこt]

美しいものは皆錆びる
俺はまた
「失った」と言う
ただ 悲しくて

「何がそんなに悲しいか」
と誰もかれもが聞くのであって
俺には答える時間も無いのだ

辛く
怖いので。

314 :カフカ:04/01/09 23:49 ID:JYcYbwQQ
悲しさの歌が
気がおかしくなるほど
好きです
わたしは狂っているんでしょうか・・?

315 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/09 23:59 ID:ib8TKdn6
違う。あなたは死んでいるのです。

316 :カフカ:04/01/10 00:03 ID:uCGTwR2Q
死んではいないはずなんです。
苦しむからです。

317 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/10 00:08 ID:cmjqOp3W
[宇宙風]

地球最後のヒーローは

もはや憎しみだけになり

ニンゲン


滅びた。







真っ黒










318 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/10 00:20 ID:cmjqOp3W
いくら苦しんだからと言ってだね、
それは生きていることにもならんのだ。

わかりますか。君はもうとっくに死んでいて、
僕らはただの星の空気なんですよ。

別に僕は正しいことを言おうとしているわけじゃないが、
つまりは結局そういうことなのです。

319 :カフカ:04/01/10 00:31 ID:uCGTwR2Q
わたしは死んでいるとも星の空気とも思えないんです。
生きていることはどんなことですか?

320 :カフカ:04/01/10 00:58 ID:uCGTwR2Q
愚問なのでしょうか・・?
なんだか幽霊みたいですね。

321 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/10 10:06 ID:cmjqOp3W
>>319
何を言うのか。君は今生きているのじゃないのか。
苦しんでいることは無論生きている理由にはならないが、
君が生きていないと僕も大変困ったことになるのだ。
だって誰と話しているのかも解らなくなるからね。

ただ君は生まれつつ生前で死後にある星の宇宙の空気だ
ということを言いたかったんですよ、僕は。

それは思うにだね、君の方が僕より賢いってことなんじゃないのか。

322 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/10 10:14 ID:cmjqOp3W
僕は君を馬鹿にしているわけじゃないんだ。
ただそう理解したのだ。

君が本当に狂っているのかどうかについて、
僕にはそのような一見混迷した答えしか見出せなかったのだ。

どうか気に病まぬように。

323 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/10 10:44 ID:cmjqOp3W
[時代の最先端]

日本人は昔のように単純じゃない。
アニメとヴィジュアルロックと互いの性器のかたちを、
ちゃあんと知っているのだ。

何があり何があるのか。
答えはあってありつつあり、ありはしない。


探せ

新しい言葉を。





さがせ。



324 :カフカ:04/01/10 22:51 ID:G4x1oTaT
わかったような気がします。
混沌なんですね・・。とにかく生きてます。
からすさんを尊敬してます。詩が好きです。
ところでからすさんは何歳くらいの方なんですか?
独特なセンスの言葉遣いだなと思ったんで。



325 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/11 00:21 ID:gCHLIwiX
そう、とりわけ僕にはもう一生何も解らないような気がします。

僕は十七歳です。言葉遣いは何から影響を受けたものだか知りませんが、
作文やタイプになるとこんな喋り方になります。

僕は大抵の場合自分が嫌いなので、尊敬している、と言われると
複雑な気分です。でも嫌いだと言われるよりは全然良い。

では、貴方が誰なのか聞いてよろしいですか。
ご自分について僕に語っていただけるところがありますか。

326 :カフカ:04/01/11 00:59 ID:uibirQRv
わたしは二十歳です。からすさんより年をとっているんですね。
恥ずかしいですね、なんとも。

327 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/11 09:40 ID:gCHLIwiX
あはは。ちょっと僕が本当の事を言ってるのかどうか、
疑わしくなったでしょう。自分でも疑っているんですけど。

そうですね、ここで一度ちゃんと挨拶させていただきます。
本スレは現在、僕の研究室兼アトリエ兼展示室兼談話室となっております。
決まりごと、規制はありませんのでどうぞご自由にお使いください。

今後ともよろしく。

328 :カフカ:04/01/11 22:31 ID:w1fagaiL
どんな詩人がお好きですか?
私はゲーテや朔太郎や中也、ブローティガンが好きです。
しかしいつ読んでもいいと思うのはやはり日本のものです。凛とした感じは
実にたまらんものです。
未来派のアドレナリン垂れ流しなのも好きですが・・。まあいろいろなんです。




329 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/12 09:59 ID:SfkBRHOc
>>328
僕は詩集はまだそんなに読んでいないのですが、
中原中也と室生犀星、それから山田かまちや草野心平も好きです。
ヘルマン・ヘッセの詩も好きなのですが、原文で読んでいないので
厳密に言えばそれは『ヘッセの詩』とは呼べないかもしれません。

僕も日本人ですから、やっぱり日本語の詩が一番馴染み深いです。
外国語がだめだとやっぱり海外の詩は訳でしか読めないですし。

『あんずよ花着け、
地ぞ早やに輝け、
あんずよ花着け、
あんずよ燃えよ……』

330 :カフカ:04/01/14 00:25 ID:3b3675V7
素敵ですね。からすさんの詩からは室生犀星が一番感じ取られると思います。

今夜は雪です。世界は美しいですね。

331 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/14 02:26 ID:l1oFMF1K
お久しぶりです。未完→心 の詩ですが、

細き心に宵の波
されど細くも草の歌
草のごときは根強くて
清い身をして世を知らん

この連が出てきてから、「細くも」や「草」が重複している感じでちょっと気になりました。
私は「未完(2)」が気に入りました。でもそれ以降さらに言いたいこと自体が変化していっている
ようですね。粘って推敲しているなぁと、自分も見習いたく思いました。

332 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/14 17:07 ID:jI539qJ/
>>330
僕はもう、今はちょっと駄目です。
空を見ても海を見ても、ただ空と海にしか見えません。
疲れているんだと思います。
早く美しい世界に帰りたいです。

333 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/14 17:24 ID:jI539qJ/
>>331
はい。僕もその一行目と二行目の重複は気になっているんです。
『細き心』でなくて『心細し』の形で言えればもっと滑らかに
読めると思うんですけど、そのリズムが解らなかったので
結局『細き』を使ったんです。
やっぱり気づかれちゃうもんなんだなぁ。

ところで、症例A、読ませていただきました。
読み物としては大変面白かったのですが、正直な話、
ああいう複雑な内容に慣れていないので理解はまだ浅いと思います。
その方面の知識に乏しいからかな、
目新しい単語についていくのがやっとです。

334 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/14 23:14 ID:yxivRgLB
こんばんは。私は単純に「細」いというイメージの重複が気になっただけなんですね。
今もう一度読んでみれば、2行目「されど」が「細」いというイメージの重複によって
死んでしまっているようにも思えます。結局どうしたらいいのかはちょっと分かりませんが。

「空と海を見ても」本当にじっくり見てみれば何か見えるかも:P
物の色も細かく見れば一色ではないと、絵の先生に言われたことがあります。

無理して詩を書かなければいけなかったのは谷川俊太郎さんくらいではないかと思うので、
私たちはのほほんとしてもいいと思うのですが……ダメ?

335 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/15 15:50 ID:9zUi2NNB
今日久しぶりに絵を描いたら、途端に面白くなってきて、
気づいたら手が震えるぐらいに熱中していました。
鼓動も早くなって、脳髄が燃えているような感じがしました。
それからとても幸せな気分です。

ただ、ああいう感じは絵ではよくあるんですが、
詩を書いていてそうなったことはまだ一度もありません。
どうしてかな。

336 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/16 00:16 ID:53YM8NvS
[child on crazy sun]

神様、僕は
もう


反省の歌を

歌わない。

337 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/17 01:08 ID:gZimtpWW
[不安(1)]

なんでこんなにも不確かで
安心が効かないのだろうか

おそらくはまだ子供の川の中
ありふれてつまらないままの
水際で夢を見る

力も
鮮やかさも
みんな飲み込んでしまいたい
けれど

僕を押し出す
鉄砲水は
来ないまま

川岸の
水草が揺れている

338 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/18 13:36 ID:q4BwhgRX
[ストイック]

沈静――を求める
動かぬ  心?
そりゃ
無理だね。

苦しみも楽しみも
失って
苦しくないわけが
ないだろうよ

沈静――死ぬより 他に無い
そんなもん



畜生。

339 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 12:07 ID:VrIrH+pl
[ダイアモンド]

騎士が立ち上がる
数限りない
疲労と苦痛に揉まれ
なお倒れず
たった一人の野望を
戦う

槍が刺さり
剣が脂を引き裂いても
死なない、
死なない、
死なない。

騎士はひとつの夢だけを信じて
奈落の谷の影から
吹き上がる挫折と疲労に
しかし、
迷わず

340 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 12:08 ID:VrIrH+pl
(続き)

絶望の絶頂の近くで
死から復帰するそのたびに
それはまるで、貴石のように!
彼の戦いは純度をあげ、
火を噴き!
水を散らし!
大地に鳴り響く!

最早意志そのものに変わった
熱い眼と腕を掲げて
今また騎士が立ち上がる
数え切れぬ罠と敗北とを
越えて。

341 :歌川からす@一部訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 12:10 ID:VrIrH+pl
>吹き上がる挫折と疲労に
>しかし、
>負けず

342 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 12:22 ID:VrIrH+pl
俺も折角こんな自由気ままな無法者に生まれついたわけだし、
どうせならやっぱり社会に認められるような仕事をして、周りから
『ただのアホ』と貶されない程度には理解してもらいたいし、
自分に鮮やかさを与えてくれる文芸の世界にも恩返しをして、
俺の人生もできればその中に捧げたいと思う。

思うには、思う。
思うとも。

ただ、いや、出来る。
俺にはきっと出来る。

343 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 12:25 ID:VrIrH+pl
[ひとつのこと]

俺はそんなに器用じゃないから

ひとつのことを守り通すだけで精一杯です。

344 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/19 13:31 ID:VrIrH+pl
[雨の中、羽を持つ虫]

遠い昔に旅立った 小さな町を
疲労に濡れる羽の中で じっと見ている

僕はもう 自分自身が
斑の幼虫であった ころの
憧れを 思い出せない

蜜の香りが していた
夢の中で 風に揺られて
青空に 羽を
広げた

遠い 昔
今の 自分

帰還することのできない 行軍のさなかに
訳も無く 訪れる
記憶

345 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/19 15:34 ID:SnJhTaFw
>>342

「自由気ままな無法者」「理解してもらいたい」「鮮やかさを与えてくれる」「恩返し」「捧げたい」
なんだかやたらと引っかかる言葉があるということは、自分とからすさんの間の差異であると同時に、
自分が意識していない自分を見たようで、受け入れたくないけれど既に自分の中にあるのかもしれない。

書きかけのおはなしを少し書き足して、さらに書きたいとは思っていますが、5000字保存
できる携帯の一回分にもなってやしないのがちと悔しい。ソフトのカウントによると2326字だってさ。
とりあえず最後まで書いてみろや一作品、っちゅうことですわな。まずそれだよね。

346 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/19 16:59 ID:8X/jAq34
携帯は使わない主義だから、関係ないといえば関係ない話。

347 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/20 14:01 ID:bruOWVO3
>>345
あ、僕も気にしましたね、字数。
本当に自分の思ったとおりに書けていればページ数なんか
いくらでも良いんだ、とも思いましたけど、どうしても『描写不足』の
不安が残るんですよね。

348 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/20 14:16 ID:bruOWVO3
[シアター]

森の深い 陰影のなかで
若い 一本のヒノキが
教会のステンドグラスに 告白する
まるで英雄のように 身を
掲げた その 足元で
盛り上がった 美しい
雑草達 が
彼に救いを 求める 百万の
群集を演じた

349 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/20 21:54 ID:NZQGGj4y
社会に認められるというのもなんだか引っかかる気がします……。
ところで、アホやアホやと言われ続けて自滅してしまう人に対してどう思われますか。
世間とアホやと言われる人との関係について。

どこにいるか、なにをするか、なにをしたいか、なにをしてきたかによって違うんでしょうが。

自分は恩返しなんて言葉を使っちゃいけない人間だと思うんです。(文章繋がってないですね)

350 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/20 23:42 ID:y0CwGWfh
5段階で評価するスレを読んだら、自分の言葉が切羽詰まった感じであり過ぎるように思えました。
自分の詩の好みもその時々によって変わることに気付きました。そして、詩のトーンは違っても、
上手い書き手はいつも上手いのではとも感じます。本当は一人一人を追っかけてるわけでは
ないから断言はできませんが。

351 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 09:23 ID:W2zx9k47
>>349
自滅とは何のことですか?
挫折か自殺、あるいは単純な失敗ですか?

352 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 10:34 ID:W2zx9k47
【修正点】

1、リズム変調の美妙
2、骨のある新しい構成
3、内容・・・

353 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/21 14:05 ID:mAod09NZ
>>351

自滅というのですから、単純な失敗という意味ではないです。自滅にも程度があると考えれば
いろいろな滅があるとは思います。

からすさんの言葉から考えると、少なくとも賢い人の中のアホさというのは充分分かって
いらっしゃるように感じました。そうすると次はアホだとされる人の賢さや尊さについて
語りたくなりますが。愚直に生きることの強さなども。
何が賢くて何がアホなのか、アホって言葉の語感の問題、アホと馬鹿と大うつけの違いは?
などと考えると面白い。

……などと余裕あるように見える言葉を書くのも、若者にとってはひどい話に見える気がします。

354 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/21 14:07 ID:mAod09NZ
あぁ、ネット文体の(爆)(核爆)なんてのを思うと、自滅も「自爆した〜!」という
軽い意味で使う場合もありますね。

355 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 21:46 ID:W2zx9k47
>>353
>アホやアホやと言われ続けて自滅してしまう人に対してどう思われますか。
可哀想だと思います。その本性が評判以上でありながら理解されないにしろ、
またはその評判どうりであるにしろ、夢を追いながら結果を残せないものは、
哀れです。

無論どちらの場合にしろ、世間が悪いんじゃない。
それはきっと運命に恵まれなかったということなんでしょうが、
だからこそなお悲しい。

356 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 22:18 ID:W2zx9k47
>>353
アホらしさ、ですけれど、僕はこれを『普通人』を指すために
使ったのではありません。『デクノボウ』とか『キチガイ』、
という意味合いで使ったんです。

僕はこう思います。好いもの、素晴らしいもの、美しいものはみんな、
絶対に『普通』からはかけ離れている必要がある。
そして、悪いもの、醜いものは、『普通』を境界にして前者とは正反対の
位置に横たわっている。

普通を志すことは停滞であり、何も創造しません。
普通より好いものこそ本当に好ましいのですが、それにはどうしたって
『普通』の位置から指針が振動しなければならないのですから、
醜いものだって一緒に生まれてくるのは仕方が無いのです。
むしろ、時には戦争が平和を生み、醜悪が美の原動力になることもあります。
僕らが人間という存在としてある以上、片方だけが増長するという事は無いんです。

またそれとは少し違う話になるのですが、『普通』の位置からみた場合には、
好いものにしろ悪いものにしろ、当然『普通でない』ものにあたるわけです。
だから認められない天才がキチガイと呼ばれ、成功したキチガイが天才と呼ばれる、
というようなことが起こります。

357 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 22:22 ID:W2zx9k47
>>356
そうそう、つまり僕からしてみれば、
好い人間はどっちにしろ狂人だってことです。

358 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/21 22:39 ID:W2zx9k47
[食えない]

沢山の 景色が歌われ
沢山の 気持ちも記され

僕はその オレンジの絞りかすを
買わされたような気分です

新しい 野山も
新しい 喜び
涙も

僕には無いのかもしれません

他のヒトには
どうなのでしょうか
きっと
無いのでしょうか

あるいは僕は
オレンジの皮の部分なのでしょうか

359 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/22 09:39 ID:wLykJ2Aw
僕はどうしてこんなに他人を緊張させてしまうんでしょうね。

360 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 14:35 ID:9xkmB3OW
>>359

いや、そんなことはないでしょう。自分の場合はからすさんの返答の内容を読むと、
これはじっくりお答え書くか、さらっと流すか考えてしまうし、それが決まるまで時間が
かかることもあるし、書きかけてやめてしまう場合もありますが、それは緊張ではなくて、
きちんとコミュニケーション取りたいなぁという思いの表れなのですから。

361 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 17:20 ID:K9nI96at
話が脱線しそうなんですが、奥深くでは脱線していないのではと思えるネタをば。
「2ちゃんねる[公式ガイド]2004」という本で紹介されていた詩です。
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0401/05/1058291304.html
の702から704まで

見やすいように引用符を省いて転載してみます。

362 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 17:21 ID:K9nI96at
謝れ職業人


「ああ、今日も会社に泊まり込みで仕事だよ」
と 
つかれた声でいう 
職業人は
謝れ 
すべての「だめなヤツ」に
細い声で 
謝れ

「ああ、忙しい 忙しい」 
と 
朝早く家を出てゆくひと
乗り換えの駅で朝食をかっこみ
後続列車に乗ってゆく
職業人は
謝れ
手をついて 
謝れ
すべての「だめなヤツ」に 
謝れ

「俺はやっとやりがいを見つけた」 
なら
謝れ
仕事にきちんと就くことは罪なのだから
それをきちんと謝罪せよ

363 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 17:23 ID:K9nI96at

そう、あなた 
今日も働いて働いて
上司に怒鳴られてもがんばって
同僚とのおしゃべりで気晴らしして
ときどき仕事でも嬉しい事があるんだよ・・・
それなら
足下を見ろ
そこに横たういくつもの白い腹を見ろ

白いブヨブヨした腹を踏みつけてサーフィンしているのがあなた
イエイ♪ゴーゴー♪しているのがあなた
内臓破裂の暖かさに包まれている
あなたは
すべての弱いものに謝罪せよ
あなたの強さを謝罪せよ


364 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 17:27 ID:YCAcqLik
仕事

 仕事

  仕事

取引

 連絡

  申し送り

あなたがそうやって一生懸命生きる事で壊してきた
そしてそうやって一生懸命働くことで壊している
すべてのダメなもの弱いものアホなもの
恥ずかしいもの腐ったもの古くなったもの

謝罪せよ

 あなたが彼らの年金を払ってやることに対して
 謝れ
 あなたが彼らの医療費をまかなうことに
 謝れ
 あなたが彼らを保護しいたわり慰めることに
 謝れ

3月15日くもり
自分がたまたま頑丈であり
毎朝おはようと笑って出かける
そのことに
ごめんな
さい

365 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 17:36 ID:dKEM4vS/
以上で引用終わりです。この詩を本で見て鷲掴みされましたね……。
あぁ陳腐なことしか言えない自分が歯がゆい。同じことを今の自分が言おうとは思わないん
だけれど、こういうことを言ってしまう心性には共感できます。
本の記事を書いた人は「プロの仕事」だと、名乗り出て欲しいとまで書いていますが、
確かに言いたいことをこれ以上ないほどきちんと伝えてるんですよね……。
そういう意味でのプロの仕事だとすると、まぁ〜さぁ〜かぁ〜級の書き手が浮かんだりしますが。
あぁ詩のリレー。違っていても別にいいや。

366 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/22 19:55 ID:wLykJ2Aw
>>365
謝罪ですか。それは尤もな事です。面白い詩ですね。
ただ誰の詩でしょうかね。これだけまとまりのある詩を書ける人なら
すぐにわかるでしょうけど、僕は詩板では『これ』というような人は知りませんね。

それから三島さん、今になって聞くのもなんですけど、貴方が例の小説を
薦めてくださったのはやっぱり、僕の物語から多重人格を連想なされたからですか?

367 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/22 20:08 ID:wLykJ2Aw
>>364
でもライオンが正義を思わずにウサギを食べるように、僕も社会に対して、
自分が本能のままに自分の悪と正義を展開させていることを知っています。
ですから僕に限って言えば、謝罪する必要は全然無いですね。

368 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/22 20:17 ID:wLykJ2Aw
今日、詩の中のもっとも繊細なものが、僕に対して眼を開きました。
僕はそれに焦がされています。
もう求めずには居られないでしょう。

素晴らしく微かな力の交錯が、水の中から浮かび上がって来るのです。
それはこちらを見ています。
『早く来い』、と言っているように思います。

369 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/22 23:03 ID:Pk4SZgLv
>>355-357
なるほど。からすさんの言葉はからすさんの言葉だなぁと、それを受け入れます。
それを元にしてまたあれこれ考える自分がいますね……。

「症例A」を薦めたのは、シバンにバイバイの詩とからすさんの地の文との落差のせいかも。
でも奇迷裸の話も多重人格的ですね。まぁ、前にも言った通りあくまでも比喩的に多重人格を
連想しただけで。今考えればシバンにバイバイの詩は多重人格というよりも多層的なのかも。

悪と善と正義、こういう言葉でくくる考え方にはなじめないのだけれど、非常に細かく物事を
見ていくと、物事に潜むいろいろな側面の中にちらちらちらと瞬く概念かもしれません。
あるいは人が抱えていても、外からの見方でどうにでも見えるもの。

合理、理にかなうといった言葉が今ふと頭の中に浮かびました。理だけを振りかざす人になっては
いけないと思いますが。理を追求してるつもりがその人の持つ性質で歪んでしまうこともありは
しますが。

370 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/24 00:55 ID:37JOiO+W
>>369
なるほど、例の詩の事でですか。
でも僕は、自分で言うのもあれなんですが、精神的にも肉体的にも
かなり頑丈な性質なんで、そういう話題には疎いんですね。

>悪と善と正義、こういう言葉でくくる考え方
僕はあまり言葉を信用していないんです。単語はすべて世界という
全体の一部分だけを掌握しようとするので、玉ねぎの皮みたいに、一見
しっかりした内実を持っているように見えても、内側に向かって解読を続けると、
いつのまにか手の上で消滅してしまうんです。
でもそう考えると、逆にどんな言葉にもそれなりの正しさがあるっていうのが
解かります。頼りすぎなければ、裏切りもしない。
僕と言葉の関係というのはその程度のものです。

371 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 10:23 ID:1K2+hdbo
[芸術は]

幸せは 暖かさをもって
米粒の中に
浴室の湿気に
羽毛布団の膨れに
沢山 隠されています

僕はそれを甘受することが
いつだってできますでしょう

でも 真逆(はんたい)に
幸せであるならば
芸術は無縁なのです

372 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 10:44 ID:1K2+hdbo
[観客]

蜜を 流す
春の 花も
やがて 土に
茎を 投げる

蜜の 香り
たどる 昆虫(むし)は
花の 落ちた
土の 上に
まだ まだ まだ
迷子 みたいに
座っている

373 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 10:59 ID:1K2+hdbo
[みかん畑]

木立が開けるのを待つと
私は 丘の上にいた
見下ろすと みかん畑の斜面に
一千の太陽

それらは葉の葉の 雫の中で
繰り返し 繰り返し 瞬きながら
透明に 煩(うるさ)くなく
生命を 感じさせた

景観に久しく 心開かれ
私は 呼吸した

暖かい 空気に
地面から 霧が放たれ
まったくその匂いであった

憂鬱が 晴れるのを待つと
私は丘の上に いた
見下ろせば みかん畑の斜面に
鳴り響く 一千の太陽

374 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 11:20 ID:1K2+hdbo
[抽象的な風景]

幸せが 鈴と天使を 携えて
生活に 横たわる

375 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 19:24 ID:1K2+hdbo
[dear fox]

ねえ もう
必死になる必要なんて無い
君 幸せだろう
十分強くなった
誰の力も
必要としていないし
君 もう
苦しくないじゃないか

生きよう 僕という人間を
生きよう 君の平和と 楽曲を

僕らは強い
敵が無いほどに強い

→dear fox
ねえ もう
必死になる必要 無い

376 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 19:34 ID:1K2+hdbo
あはは、変だな。
『書かなくちゃ』と思ってるときは何にも言葉にならなかったのに、
『もう書くなくても良い』と思ったら、沢山流れてきた。

377 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/26 19:35 ID:1K2+hdbo
人生って意外とこんなものか……。

378 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/27 09:30 ID:owwOZdnS
[みかん畑]

木立が開けるのを待つと
私は 丘の上にいた
見下ろすと みかん畑の斜面に
一千の太陽

それらは葉の葉の 雫の中で
繰り返し 繰り返し 瞬きながら
透明に 煩(うるさ)くなく
生命を感じさせた

景観に久しく 心開かれ
私は呼吸した

暖かい 空気に
地面から 霧が放たれ
まったくその匂いであった

憂鬱が 晴れるのを待つと
私は丘の上に いた
見下ろせば みかん畑の斜面に
鳴り響く 一千の太陽


379 :歌川からす@修正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/29 09:17 ID:8rGFrUeg
[観客]

蜜を 流す
春の 花も
やがて 土に
茎を 投げる

蜜の 香り
たどる 昆虫(むし)は
花の 落ちた
土の 上に
まだ まだ まだ
嘘を 知らぬ
子供 みたいに
座っている


380 :歌川からす@修正ノ修正 ◆lXZBPVO3GQ :04/01/29 20:02 ID:8rGFrUeg
[観客]

蜜を 流す
春の 花も
やがて 土に
茎を 投げる

蜜の 香り
たどる 昆虫(むし)は
花の 落ちた
土の 上に
まだ まだ まだ
迷子 みたいに
座っている


381 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/30 01:30 ID:oo3wGI5O
[風の無い海]

風の無い海に
僕は黙り、
座り。

どんよりと柔らかい 砂の平野に
刻む山脈は空しく
楽しく。

昼です。

あれは太陽です。

風の無い 海は
黙り。

……黙り。

382 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/30 01:41 ID:oo3wGI5O
[夕暮れ]

安穏な幸せの日には
夕暮れが巨峰色です

それも幼いカップルのような
でなきゃお老年(とし)のカップルのような
清らかで淡い見栄えです

(巨峰色です)

383 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 10:50 ID:gWeWih0K
『マリリン・マンソンの死』ならぬ『歌川からすの死』。
出発もしないうちからだめになるのってどうかと思うけど、
相川君はつまり、『自滅』しちゃったのかもね。

384 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 11:32 ID:gWeWih0K
これがアポロンの世界?

385 :apln ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 12:35 ID:gWeWih0K
abaton

386 :abdn ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 12:39 ID:gWeWih0K
apollyon

387 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 12:41 ID:gWeWih0K
いまいちしっくりこない。

388 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/01/31 13:17 ID:gWeWih0K
この詩板にある詩って、結局どれも貧弱。
有名な詩人の詩にしたってただ綺麗ってだけで、大した力はない。

結局映画がいちばん近いんだよ。それから小説、ドラマ、漫画と続いて、
詩や絵画なんて感情の芸術としてはほとんど末端の方にある。
何でこんなものがそれほど売れるんだ?

389 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/01/31 14:20 ID:BzEbp6Ha
ボケとこうっと。あほろん。

390 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:06 ID:0pskZMh5
日本語の詩は所詮日本人にしか伝わらない。
それを考えると、マンソンのヴィシュアルと音楽は、
世界中を焼き尽くす武器だ。

391 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:10 ID:0pskZMh5
でも詩を捨てたら俺にはもう表現は無いんだ。
また一から出発できるかな?

392 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:12 ID:0pskZMh5
それって要するに勇気の問題だろう。

393 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:27 ID:0pskZMh5
本当に成功したいと思うなら、俺は物語の道を磨くべきだ。
物語なら訳してもそこまで崩れやしないから。

394 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:44 ID:0pskZMh5
あるいは日本語を永遠のものにしちまえば良いんだな。
ロシア人がフランス語を喋るみたいなもんだ。

395 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:45 ID:0pskZMh5
そんなのって無理。
俺一人でどうこうできる問題じゃない。

396 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 11:46 ID:0pskZMh5
世界中に自分の名を知らしめたいって、高慢かな?
高望みかな?

397 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 12:25 ID:0pskZMh5
fight, fight ,fight, fight, fight!!

398 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/01 12:35 ID:0pskZMh5
自分の名前を生きるってことだよ。
認められるかどうかは問題じゃない。
誇り高くあるってことだ。

399 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/02 17:10 ID:y14DCR2P
へぇ、なんだかたくさんいろんな説が。
亜ホロン……なんて相変わらずボケておこうっと。

400 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/02 17:12 ID:y14DCR2P
一歩の道も千里万里。あぁ海原。

401 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/02 21:02 ID:thatTE3e
笑えるよ。今まで自分が一生懸命になってたのは
こんな狭い国の内のさらに狭い種類の人間に、
自分の名前を知ってもらうためだったんだからさ。

そのくせ少しも結果を残せていない俺って、
一体どれだけつまらない人間なんだろう。

402 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/02 21:03 ID:thatTE3e
未来が沈没していく感じだ。
感覚の世界から追放されるみたいに。

403 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/02 21:04 ID:thatTE3e
俺の人生って一体なんだろう。

404 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/02 21:05 ID:thatTE3e
俺は間違えたわけじゃないよな。
ただ与えられなかったんだ。

いずれどの道、理解しなきゃいけないんだ。
自分のがっかりするような凡庸さも。

405 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/02 21:08 ID:thatTE3e
俺は何以下の人間なんだろう。
俺は誰以下の人間なんだろう。

俺はきっと誰かの劣化コピーに過ぎない。
俺は誰のモノマネで、誰にはっきり劣っているんだろう。

406 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/03 19:44 ID:NrXQWLq9
三島さん、誰にだって気分の悪い日はあるとおもいます。
気分が悪くなるってことは不満を感じているってことで、
状況を改善する切っ掛けになることもあるので、僕は
とくにそれが悪いことだとは思っていません。

でもそのせいで周りに迷惑が掛かるのは良くない事です。
もし貴方を嫌な気分にさせたのだとしたら、僕はそれを謝りたいと思います。

僕は実際、かなりの気分屋でしょう。
だから貴方は勿論、これからも僕の言葉を真剣にとる必要はないんです。

407 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/03 19:57 ID:NrXQWLq9
僕は前から、本当の声だけで歌いたいと思っていたのに、
なんで今になって評判なんか気にしだしたんだろう。
変な気分だ。自分が小さくなったような気がする。

慰めになる歌は全部本物の匂いがした。
嘘で人を集めるのは僕の分野ではない。

そうそう、それでこそ幸せで居られる。

408 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/03 21:58 ID:NrXQWLq9
自分をあまりにも完璧に捕らえすぎているのか、
それとも自分という認識が完全に遊離してしまっているのか、
その判断ってすごく難しい。

そこに頭痛が加わるともう、ちょっと身動きも取れないような
憂鬱がね。

409 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 19:24 ID:c1S8AUew
今日の昼頃、目を覚まして、しばらくそのままだらだら
ベッドで寝転がったあと、締め切った部屋のドアを開けたら、
真正面にあるベランダの窓が大きく開いていた。

強い風に洗濯物がはためき、しかし冷たさは感じなかった。

そのとき僕は、何故かこの世の終わりに放り出されたような感じを受けて、
一気に覚醒したのだった。

このことを詩に書いてみようと思う。



410 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 19:35 ID:c1S8AUew
これを詩にする上での核となるのは、僕自身の『驚き』だ。

それを強調するために、二段の構成を取ろうと思う。
リズムの変化は一度で、その流れはできるだけ激しくしたい。

前半は『眠り』を表現するため、長いリズムで冗長に。
後半は『覚醒』の場面なので、短く、インパクトがあるように。

411 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 19:56 ID:c1S8AUew
『眠り』

昼の光に 身をひねて
黒カーテンの 身の重さ
首に圧されし 枕の跡に
掛けを引きつつ 身を起こす
呆けて手を置く ドアノブに
部屋の温(ぬる)さと 髪のよれ
音が無くては いよいよと
この身だるさに 開く部屋

412 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:00 ID:c1S8AUew
『覚醒』

風に 布
打ちて 我
ひとり

413 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:01 ID:c1S8AUew
[未完(1)]

昼の光に 身をひねて
黒カーテンの 身の重さ
首に圧されし 枕の跡に
掛けを引きつつ 身を起こす
呆けて手を置く ドアノブに
部屋の温(ぬる)さと 髪のよれ
音が無くては いよいよと
この身だるさに 開く部屋

風に 布
打ちて 我
ひとり

414 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:08 ID:c1S8AUew
[晴れ]

昼の光に 身をひねて
黒カーテンの 身の重さ
首に圧されし 枕の跡に
掛けを引きつつ 身を起こす
呆けて握った ドアノブは
部屋の温(ぬる)さと 髪のよれ
音が無くては いよいよと
この身だるさに 開く部屋

風に 布打ちて
我 ひとり

415 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:10 ID:c1S8AUew
>>414にて全体の微調整。
一連目の三と五の重複は修正。

416 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:59 ID:c1S8AUew
[晴れ(2)]

昼の光に 身をひねて
黒カーテンの 身の重さ
首に圧されし 枕の跡に
掛けを引きつつ 身を起こす
呆けて握った ドアノブは
部屋の温(ぬる)さと 髪のよれ
音が無くては いよいよと
この身だるさに 開く部屋

風に 布
打ちて 我

ひとり


417 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/04 20:59 ID:c1S8AUew
こっちのほうが良いかな。

418 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/05 02:24 ID:+TUPtE0m
これはダメだな。ひとつにまとまってない。
別の手を考えよう。

419 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/05 10:33 ID:+TUPtE0m
[晴れ(3)]

昼の光に 身をひねて
黒カーテンの 身の重さ
首に圧されし 枕の跡に
掛けを引きつつ 身を起こす
呆けて握った ドアノブは
部屋の温(ぬる)さと 髪のよれ
音が無くては いよいよと
この身だるさに 開く部屋 して

風に 布
打ちて 我、

ひとり。



420 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/05 10:33 ID:+TUPtE0m
難しいな。ここまでだ。

421 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/05 20:57 ID:+TUPtE0m
>>380 「観客」、の三行目四行目の韻の踏み方が、
偶然成功している。

>土に(uii) 茎を(uio)

の部分だ。母音の効果というのも馬鹿にならないので、
もう少し勉強しなくてはいけない。

422 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/05 22:57 ID:/bGoidto
迷惑ですか……人間って迷惑だなという思いと、身近な人に迷惑かけたくないと
いう思いと、迷惑かけないと何もできないという葛藤と、他にもいろんな層の間で
ぐちゃぐちゃねろねろと苦しんでいるところです。

423 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/05 23:50 ID:+TUPtE0m
あれ……随分具合が悪そうですね。

424 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/06 01:17 ID:4in4PlRF
自分が漫画とかアニメにものすごく侵食されているのを、
時々痛感する。

少年向けコミックみたいに不自然でチープな自分の本性って、
結構見るに忍びないんだけど。

425 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/06 01:24 ID:L0vNSugD
具合悪かったです。夜には治りましたけれど。

「人間って迷惑だな」なんて、なんだかうまく表現できていませんね。
迷惑という概念について、誰が何に対して、どのようにかけて長期的な結果
としてどうなるかといろいろと考えた後に、人間も地球や他の生物に迷惑かけてる
とも言えるなと思ったのです。ありきたりですけれどもね。

一番大きなレベルの迷惑ってそういうことかなと思い、自分の一番身近な迷惑が
自分の周りにいる人に対するもので、その間にもいろいろなレベルの迷惑が
あると言う意味です。

「迷惑かけないと何もできない」というのも、何もしない理由付けになって、
苦しむこと自体が目的になってしまっているのではないかと自分に問いたくなって
きました。そんなのじゃ駄目なんですけれどもね。

426 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/06 10:12 ID:4in4PlRF
>>425
何だか束縛されてるんですね。宇宙の永遠の歴史の中でも、
僕らの感じるこの瞬間というものは、どうやったってたった一度きりしか来ない。
とは言ってもそれを全く完璧にやっつけてみせるだなんて、到底無理なことです。
生活と体裁と未知への恐れと、何より良くないのは、共感ですね、きっと。
周りの人間に対する共感。


427 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/06 10:20 ID:4in4PlRF
八、九、十一、十三

428 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/06 11:04 ID:4in4PlRF
>>425
正直なところを言えば、僕は仕事と生活が恐ろしいです。
まだこうして学生でいられるわけだけれど、そんな辛いもののところへ
やられたくはない。そんな堅くてガサガサした寝床に、慣れたくはないです。

429 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/06 14:26 ID:q3FoRNPI
>>424

からすさんの場合は、存在の見え方がカリカチュアのように思えて、悲しさも
感じさせながらの笑いがあるからいいと思います。

共感ですか。最近ではバレバレのアルファベットでどこに住んでるか知らされて
しまう更生少年に共感しました。

430 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/06 15:49 ID:XE3Wqt2x
堅くてガサガサはしているつもりはないです。
ただ無能なだけ。

共感といっても遠くの人や昔の人に共感して、身近な人への共感は足りないのです。
人に心配させようという気が全くないと言えば嘘でしょうし。
リストカットする人の気持ちは分からなかったのですが、少しは分かるような
気がしてきました。しかしこれも気のせいかもしれません。

昔調子の悪かった時は、死ぬことが恐ろしかったけれど、今はすうっと落下する
感覚を想像して、なんだか安心するような、気持ちの良いような気分が少し。
この感覚がリストカットと通じるのかなぁと想像します。まぁ違うかもしれません
けれど。結局死なないだろというのも似ていますし。

単なる鬱ではなく、もうちょっと突発的なものかも。
あるいは持続的な感覚。矛盾しますね。どちらでしょうね。突発的に始まって
持続する精神のモードなのでしょうか。はた迷惑な嗜癖の誕生。

こうやって自己分析してなんとか治まればいいけれど、自分を追い詰めているの
だったりして。制作意欲はたぶん湧いてきているのですよ。

431 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/07 14:45 ID:KfocH0iW
>>429
シュール殺人のA君ですか?まあ、それはどうでもいいですね。

リストカットですけど、僕の場合は、誰かに心配させようってよりは、
一言で言えば『カッコイイから』やりました。

そういう心理ってありますよね。『傷』とか『血』とかを、カッコよく感じる。
詩板でもよく、そんな感性を目にします。

突き詰めて言えば、現代人って内面と外面のバランスが取れて無いんです。
内面ばっかりボロボロになるけど、肉体的にはすごく健康だったりして。
だから、そういうバランスを修正してくれるもののところに、人が集まる。

三島さんが『死を快く感じる』原因の中にも、これって少なからず
あると思いますよ。勿論疲労からくる減退っていうのもあるんだろうけど、
精神的に死に近づいてる人にとっては、『肉体の消滅』そのものが、
最高のバランス修正になるわけですから。

また少し違う話ですけど、人の共感を集める芸術っていうのは読者に限らず、
作者にとっても結局そのバランス修正の作用を伴っているのであって、
三島さんの「制作意欲は沸いてきてる」っていうのも、そう考えると
何の矛盾もないわけですよ。

432 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/07 22:59 ID:QzPGFFQV
なんだかとても納得できる話ですね。
死のイメージや血などに引かれる人がいるらしいですね。自分もそうなのかな。
そこから自傷になぜ進むのかと。本人も自覚していない衝動があるかなと
思い、「人に心配させようという気」があるかと書きました。まぁ自分を分析
すればそういう面もあるという意味です。

創作とバランス修正の問題は本当にうなずける話です。

ところで3か月→20日間→3日と、ドツボにはまる日数が減っているのですよ。
自分の立ち上げ方がうまくなったような気がします。

制作意欲は湧いたんですが、他にもいろいろやらないといけないので、詩板に
現れる頻度は減るかもしれません。

433 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 10:53 ID:BrG5FQs7
うん。お身体に気をつけて。
御活躍を期待しております。

434 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 10:56 ID:BrG5FQs7
そう考えると、自分をすごく強く感じるときって結局、
何らかの方法で苦痛を完済し終わったってことなのかもしれない。

435 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 11:44 ID:BrG5FQs7
俺もこんなところに止まっていちゃいけないよ。

固執したり執着したりしていてはいけないよ。

新しい場所へ行こう。

新しい音楽に会おう。

新しい歌を新しい声で。

436 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 12:51 ID:BrG5FQs7
4 4 4 4

7 5 - 12
8 5 - 13

12 12 - 24
12 13 - 25

5 7 5 - 17
5 8 5 - 18

437 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 17:08 ID:BrG5FQs7
でも今は言いたいことも書きたいこともないね。

自分から求めた悲劇っていうのは大体惨めな結果に終わるものだし、
現に僕は今幸せなわけだから……。

438 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/08 23:27 ID:BrG5FQs7
[anti-christ common man(マリリンマンソンとあらゆる現代人に)]

白い粘膜の中で腕組みをする
一対の腕の向こうで
真っ暗い両膝が鬱々と水に笑って
心の闇の中から
グロい世界の臭いを嗅いだ

そういうのってちょっと考えもつかないけど
誰の心にだってあるよ

439 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/10 11:05 ID:RsMsSHH9
>>433

ありがとうございます!

>>438

第2連と「グロい」という言葉がその他の言葉と違う感じを受けるのですが、
最初の方の表現が好きです。

440 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/10 13:27 ID:pALxKpUa
[コミックメーカー]

たくさんの漫画を描いたよ
スケッチする遠近の運びで

画面に俺の知らないたくさんの俺が映った
そいつは楽しかった

自分ってなんだろう、と思う日があると
それは俺の言葉では無いのに気がついた
生命は更新された

たくさんの漫画を描いたよ
スケッチする鉛筆の運びで

俺が描き出した誰か知らないような自画像が
そして時たま俺に尋ねたよ

「コミックメーカー、あんたの創った色々なガラクタの中で
一番美しいものっていうのはどれなんだい?」

たくさんの自画像を描いたよ
スリップする演繹の手法で
そいつらは全部生まれて出てったが
ついぞ俺自身には見えなかった

441 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/10 21:47 ID:pALxKpUa
世界は一つの理解、人間の存在は一つの無理解。
それが有であるということ。

442 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 13:04 ID:BQVwCim5
ぎこちなくて不細工な自分。

443 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 13:06 ID:BQVwCim5
>>440

ついぞ俺自身には見えなかった

ついぞ俺自身にはならなかった

444 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 19:32 ID:BQVwCim5
今は詩なんか書きたくない。

445 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 22:08 ID:BQVwCim5
人間って基本的に、醜いものだと思うよ。
それはつまり僕らが美より醜の意味を重んじてきたってことで、
だからこそ今になれば生存というのは醜いし、美は端的で、
チープなものとして捉えられている。

結局醜いのは僕らの眼の方だよ。
濁ったクオリア、って表現すれば、すごくわかりやすいと思うけど。

446 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 22:10 ID:BQVwCim5
だから素晴らしい幸福は、穢れのない魂そのものなんだ。

447 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/11 23:01 ID:BQVwCim5
澄んだ生活はきっと沈静しない。
高山の水のように、絶え間なく涼やかに、音を立てて流れ続ける。

448 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 01:59 ID:hXc3lvo6
自分の人生が既に終わっている、という奇妙な感覚がある。
それは一つの連続、一つの作品として僕の前に横たわっている。

無論僕はまだその途中に居るわけだけれど、
それには始まりがあるし、終わりももう出来あがっている。

時計の文字盤の上を、針が進んでいく感じかもしれない。
一から十二はすでに出来上がっていて、針はその上を正確にすべっていく。

449 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:02 ID:hXc3lvo6
相川慎太郎と歌川からす、ふたつの面は違う方法の
コミュニケーションに特化させられた、紛れも無い僕自身だ。

450 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:07 ID:hXc3lvo6
一人の人は、常にたくさんの名前を持っている。

451 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:13 ID:hXc3lvo6
完成した人生を目の前にする瞬間って、きっと何よりも雄大なんだと思う。
僕もその瞬間を見逃さないようにしたいな。

452 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:18 ID:hXc3lvo6
俺ってすごく孤独だと思う。贅沢を言いたいわけじゃなくて、
孤独に慣れるっていうことは取り返しのつかないことなんだよ。

肌がケロイドになるのと同じで、不細工なんだけど、全然痛くないんだ。

453 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:23 ID:hXc3lvo6
自分自身を対象にした慰めと理解の言葉を書き連ねるけど、
俺が常にナルシシズムだけを必要としてきたって言うのは、
つまりこういうことなんだと思う。

それだけで全部の状況を打破してきたし、これからも不足があるとは思えない。

454 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 02:25 ID:hXc3lvo6
でも人間って上手く出来たもので、絶対に失敗しないんだ。
すべてのものがありのままの形で時間の上を行進していくっていうのも、
結構不気味なことだけど。

455 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 03:41 ID:hXc3lvo6
僕は世界の周りを旅行している、時間自身なのかもしれない。

456 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 11:43 ID:hXc3lvo6
本当の詩人ってどんなだか教えて。

457 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 12:13 ID:hXc3lvo6
それっぽい単語を使ってね、批評や論理をこねくり回すことは出来る。
そんなのは本当に誰にだって出来るよ。

実行しない奴って駄目なんだ。
自分自身、もっと研究者らしく試行してみるべきだと思うよ。

458 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 12:50 ID:hXc3lvo6
[夜の音]

冷たい霧の中毎朝の生活を歩いた
音の伴わない映画と同じように
薄暮れてゆく自分自身の声を
失わないように紡ぎながら

音の無い映画と同じように
過ぎてゆく夜とビルのウィンドウ
その反射光に映らない僕自身が
生きている人々を眺めた

声は静かに瞳を上げて
叫びながら僕の首を流れた
冷たい霧の中には隠しきれない
悲しみと孤独の上に
僕は普通の人のように眠る
境界を開ききったままで

明けない夜の暗闇の中に
人々の叫び声が響いて
崩れ落ちるような静寂が流れた
誰もが冷たい両足のつま先の中に
朝の無い新しい世界を探した

459 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/12 21:04 ID:hXc3lvo6
[夜の音]

冷たい霧の中毎朝の生活を歩いた
音の無い映画と同じように
消えてゆく自分自身の声を
失わないように紡ぎながら

音の無い映画と同じように
過ぎてゆく夜とビルのウィンドウ
その反射光に映らない僕自身が
生きていた人々を眺める

夜、声は静かに瞳を上げて
叫びながら僕の首を流れた
冷たい霧の中には隠しきれない
悲しみと孤独の上に
僕は普通の人のように眠る
境界を開ききったままで

明けない夜の暗闇の中に
人々の叫び声が響いて
崩れ落ちるような静寂が流れた
誰もが冷たい両足のつま先の中に
朝の無い新しい世界を探した

460 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/13 14:06 ID:GB/1Xi6C
詩を書くという行為が、自分がこの世に表層化されたのと全く同じ
方法で、言葉をひとつの作品に変えるのだということに気がついた。

僕は自身の暇と弱さのためにこの哀れな子供達を創造したのだ。
僕の詩はまた新しい意味で、僕自身の姿として認識された。
だから今になっては、くだらない、愛されない詩を書くのは、
一個の罪であると思われる。

僕は詩を必要としている。
この子供達を必要としている。
僕はだから、自分の作品に対して精一杯謙虚であらねばならない。
そしてまたそれらを敬わねばならない。

或いは詩人であるということは、果たしてそういうこと……?

461 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/13 14:20 ID:GB/1Xi6C
[川の流れ/構想]

・五場面構成の長編で、それぞれ泉、渓谷、中流、海(河口)、
 総観、の場面に分ける。

・景観場面と物語場面を交互に置くようにする。

・詩の中核を中流場面とし、これと同じ構造を、
 総観場面でも使用する。

462 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/14 11:29 ID:ibTVoaiA
物語か……。どうかな。

463 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/14 19:53 ID:ibTVoaiA
ひとつ気づいたけどね、こうやって出来る前から限定してかかると、
創作の楽しさっていうのは半減する。

でもそれほうが良い作品を生むのかどうかは……知らない。

464 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/14 19:58 ID:ibTVoaiA
資源が足りんね。もっと研究すべきだ。

465 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/14 22:30 ID:ibTVoaiA
omnia sol temperat

466 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/15 19:04 ID:beCsm1/U
omnia sol temperat

467 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/15 21:25 ID:beCsm1/U
omnia sol temperat

468 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/15 22:20 ID:beCsm1/U
omnia sol temperat

469 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 09:47 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

470 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 10:10 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

471 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 10:15 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

472 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 11:00 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

473 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 11:13 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

474 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 12:01 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

475 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 18:30 ID:A5WdSRc0
omnia sol temperat

476 :歌川からす 1/2 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 19:23 ID:A5WdSRc0
[the speed of pain/marilyn manson]

彼らは首筋に スリットを刻み込む
まるで僕らが ただの花ででもあるように
そして僕らのミルクも 既にもう飲み干されてしまった

君が必要とするとき
それはあまりにも早く過ぎ去り
憎んでいるときには
いつまでも続くように思える

だけど忘れないでいてほしい
君が自分を 自由に感じるときでも
あんたのクソッたれた心の隅っこに
転がっているコカインは俺なんだ

477 :歌川からす 2/2 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 19:24 ID:A5WdSRc0
(思うだけ、喋らずに):
スピードの苦痛から 開放されたい
きっといつの日にか

寄りかかって 泣き叫んで 与えてくれるなら僕は
きっと
供に寝転がって 供に息を絶って 与えてくれるのならば僕は
きっと

君の全ての秘密を 死んだ髪の中に隠して
僕は望む――少なくとも君と手を繋いだままで
死んでいけるようにと

478 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 19:36 ID:A5WdSRc0
太陽は全てを照らす

479 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 19:41 ID:A5WdSRc0
[春]

濁らせるのが春の音
曇らせるのが春の歌
小鳥のトーンを低くして
電車線路に詰める綿(わた)

遠い山並み青く見え
梅の花にも色が見え
和らげるのが春の歌
温めるのが春の音

480 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/16 20:39 ID:A5WdSRc0
[寄るな]

寄るな

お前ら俺の作品に



寄るな

481 :名前はいらない:04/02/17 04:36 ID:vPHVw5IT
[喜劇の誕生]

循環すること海
茶色に目覚めることなどどこへ折れ曲がる
語を削り
赤軍絵画ばりの
痛む
ひそかに吐きたくなる。
恥ずかしがるみたいだ糸はら殺し始める事言える
「威勢の視力の元に立たされたくない」というカタチに帰す
痛がったり明後日だった泡を高みに浮かび上がる汗が幸せに
ペンチでさえいなく生き
築き上げた腰さえなる中あなたがたが降り、もっと
ゆらぐサーカスのペンキも映さぬ
毒に眠りあがるのそれぞれにものなときゃイキづる
霞んだコトナカレで濡れてしまい
パリ
試験管の時限爆弾をゆだね恐怖映画スター真似しないて美しい森。
マンチェスターとからだお
揺るがせ脳髄がしわからこそSHAKE&CHANEGE
来る
卑屈な事
洗い髪に干されそうだった1976年前
読む相手に切らないないいまこのあいだうち枯れた
誤字脱字だらけになった
お絵かきし華
解れた文字数を拭って掲げてはじめての青や髪先が多いの重奏がお
時計午後のかたちへ投げ出してもらわないわかるだろぅるる
つかねえお土産持った裸のベルが歌うの十字架は炭素とそこが
今月の青はこんな感じで回る回転のカイカンと笑い
いちいち手続きとらなきゃなにひとつ
いきり立った

482 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/17 10:43 ID:yFO+MFMy
>>481
理解できたのは、君の構造体が「中途半端」を目指してるんだってこと。

483 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/17 12:22 ID:yFO+MFMy
「サタン」

彼の存在は絶対的だった。箱舟には他にもただ人間が嫌いだとか、
ろくな人生を送ってこなかったという理由で、精神的に世界から隔離されている
奴らが何人も居たけれど、彼はそういう人種とは次元を違えていた。

彼は怨念であり、過去の一時点であり、復讐という概念そのものだった。
カプセルの中に胎児そっくりの姿で収容されている彼が味わった、
その生の中の苦痛というものが何であり、またどれほどのものであったのか、
それは私には想像もつかないことではあったが、彼の全てに対する憎しみ、
世界中のありとあらゆる在り方に向けられた、その憎悪の宇宙的な質量を見てみれば、
彼の過去における魂の悲惨事が尋常一様のものでないことだけは、
誰の眼に見ても明らかだった。

光を吸い取って眼球のように煌いているガラス面の側に立って、
私は何という意味もなく、その湾曲の具合を調べてみた。
目の前に、美しい人間が眠っていた。
性別を、肉体と生命を超えて、彼は神々しく断絶させられていた。

-venter


484 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/17 20:35 ID:yFO+MFMy
[プリンケプス]

天使のモニターに映ったのは、カプセルの前で何らかの干渉に
耽ってでもいるのだろうか、長身の白人医師ベンターだった。
眠らない男、生殖器を持たない男、誰も本当には救わない男。

プリンケプスは、画面の縁に伸ばされている灰色の手を見つめた。
――ベンターによって復元された右手。医者としての彼の腕は、確かだった。

沢山の補助機械に囲まれた身体を振り出しながら、プリンケプスは溜息をついた。
軟体動物のように椅子からすべり降りて、小物の従者ペスを呼びつける彼の
頭のなかで、長すぎる彼自身の「計画」は、暗澹として金属の床を這っていた。

485 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/17 20:35 ID:yFO+MFMy
感傷

486 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/17 22:32 ID:yFO+MFMy
こういうのって良くないな。いい加減だし……。

487 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 10:17 ID:I+dRx8GY
[ジャージーデビル]

太陽の下で赤子たちが
血を体中に浴びて
古い儀式を踊っている

草花にお菓子のカスが飛び散り
小鳥らも大層嬉しそうに
細い目で笑っていた

その内世界が傷口を開き始め
笑いだか叫びだかもうよくわからない枕の上で
硬直した私の目の中に混ざっていたのは
欲情と憎悪と
嫌悪と不安と
であった

488 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 10:19 ID:I+dRx8GY
欲情と嫌悪と
憎悪と不安と

489 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 17:50 ID:I+dRx8GY
[悲しい]






              悲しい




490 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 17:52 ID:I+dRx8GY
[悲しい]











     悲しい。




491 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 21:16 ID:I+dRx8GY
[よく知っているということ]

僕は錯誤だ 僕らは錯誤だ
理論に欺かれた錯誤だ ニューエイジは錯誤だ

僕は錯誤 僕ら錯誤
君の存在が悲しい
僕達は錯誤だ


492 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/18 23:48 ID:I+dRx8GY
[僕は自分の人生を]

僕は自分の人生を、一つの物語にしたかった。

493 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/19 20:43 ID:O0biJVGw
天才、天才に

494 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/19 23:14 ID:O0biJVGw
[coma black/marilyn manson]

俺の唇は月並みに
それらしい嘘を成長させて
あの日の愛が何であったのか
それももうわからない

彼女の心に小さく固まったカサブタを
俺は遠慮がちに弄ぶ
癒さずに そしてまた 離さずに

楽園の眼差しの中で
全ての良いものを燃やしてしまえ
僕らは歩き出すには無口すぎ
死に向かうには死にすぎた

こんなのは俺の世界なんかじゃなくって
君は天使を退ける
あらゆる人々に償いをさせるため
俺は自分の性格を傷つけた

495 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 00:19 ID:YIg6OdyZ
[out of the void/primal scream]

肌の上を 滑らかに指は滑らない
俺はゴミまみれの 科学的不均衡
俺はガン細胞だ
占星術の狂った答え

もしもまた子供になれるなら
神聖で穢れない目で見るだろう
俺は涙を流した
光の中に続く 空虚から逃げ出せなくて

俺はつまらないかかし
ボロきれとワラでできた
俺はパラノイド
見ることも知ることも喋ることもできずに
吊るされるのを待っている

とても疲れたが 眠れない
空腹を感じるが 食べれない
俺は恐怖を感じた
光の中に続く 空虚から逃げ出せなくて

光の中に続く その虚無の外側に

496 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 00:23 ID:YIg6OdyZ
遠い光明の中へ 空虚から逃げ出せなくて

遠い光明の中へ 虚無主義の外側へ

497 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/20 01:27 ID:r8S61iw1
>>494
>>495
こういう形式のものは訳詞ですか……?
面白いチョイスだなと思いました。

498 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 10:21 ID:YIg6OdyZ
>>497
意訳です。どれもバラード調の曲です。
攻撃的な歌手の憂鬱な曲が、
聴いていて一番心地良いです。
深みに投げ込まれるような気がして。

499 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 10:37 ID:YIg6OdyZ
あまりにも使われたすぎた
過去の生命に目を振り
僕は訪れる一日を
今までと変えて過ごしながら
人生の短すぎる時間に
何度でもしがみ付いた

500 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 11:01 ID:YIg6OdyZ
駅の雑踏の中にいるとき
僕はまた違う痛みを痛む

誰も助けずに解からずに
お互いを通り越したその目を
くだらない仕事や金に
阿呆らしく従属させる



501 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 11:46 ID:YIg6OdyZ
閉じきった世界の内側(なか)で
歌はその音韻を知らない

頑強な鉄の雫は
土の中で幸せに暮らした

502 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/20 14:28 ID:YIg6OdyZ
他人が醜く見えたって
そんなの俺は知りゃしない

信じることはバカらしく
信じられるのもバカらしい

503 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/21 20:07 ID:KCs+4Cj0
誰か信じるということを
世に一度でもしてみたい
そう思いつつ奥でまた
できぬことだと知っている

504 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/22 03:00 ID:QTch2V8m
>>498

単語の選び方のせいもあるのかもしれませんけれど、アメリカの歌に繊細さが
あったのかという感じがして良かったです。

505 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 13:17 ID:jRyIt72d
>>504
マンソンは特別に素晴らしいです。
彼は底の浅いショックロッカーじゃないし、本当に人間的に生きようとしている。
僕は同時代に生きる人のなかで、彼こそ最も美しい人物だと思っています。

506 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 19:28 ID:jRyIt72d
[名前]

名前をください
失われない名前

ラベル 標識 アドレス 概念

名前をください
忘れられない名前

栄誉 名声 神性 永遠


名前 失われないための
名前 忘れられないための

名前をください
孤独な人のための名前

507 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 19:34 ID:jRyIt72d
孤独な人のための
名前

508 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 22:14 ID:jRyIt72d
[暗黒の千年紀]

全ての者が病に落ちて
社会を紫に染めてしまえばいい

美しい 正しい表現の元に
僕らは肋骨の旗を掲げ
空間に『闇』と書くだろう

腐敗と堕落の上に最高の都市が現れ
僕ら夢想家はそれを崇拝する
統治者はただ
絶望を体現する

見せかけが暴露され
宇宙は暗黒の深みに落ちて
訪れるのだ そのとき

真実の人間文明
暗黒の千年紀が

509 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 22:16 ID:jRyIt72d
>絶望を体現する

絶望を表現する

510 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/23 22:19 ID:jRyIt72d
僕が描ける最高の理想は、
人間が人間らしく、
自然世界の暗がりで転がってすすり泣くこと。

511 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/24 10:51 ID:4XjHIPZb
[狂人の開放演説]

今まさに世界中で何千何百という人間が、
寿命でも無いのに死んでいる。

それなのに君は、明日にでも自分自身が
馬鹿な強盗の三日分の食費に変わるところを、
全く想像もしてないってフリをするわけかい?

そして俺達の夢は仕事に取り憑かれていて、
思い通りのものを手に入れることなんてできず、
俺達はいつも、エグいノイズの入った廉価版を掴まされる。
――ものすごくチープなヤツさ。

実際、世界はもう、まったく腐敗してるんだ。
マナーとか常識とかいう文明社会のトゲが、
俺達自身の首を必死に絞めている。

僕らはだから、ただその向こう側に行ってやろうってだけの話さ。

512 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/24 18:23 ID:4XjHIPZb
[狂っている]

狂気を愛さなければ
生きていけない人がいる

その人たちは狂っている

513 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/25 12:06 ID:MHYvss/Y
薬品と芸術

514 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/25 19:03 ID:MHYvss/Y
[心中]

星がきらめいて
冬の山に朝が来たら
僕らは二人してきっと
その中で凍えていよう

嫌なこと 多すぎる人生
単純に 嫌いだから
最高に 美しいもののところで
死ねるなら それも幸せ

星がきらめいて
それは雪の山で
暖かいコーヒーを飲むよ
ふたりして最後のおしゃべり

515 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/02/26 05:23 ID:b1nqpjCC
詩を書いていたら予想外に長くなってしまった……。
自分ではちょっと判断しにくい点もあるんだけれど、どうするか迷うなぁ。
気持ちとしてはここに載せたいです。う〜んキメラな気分。
ここに載せたつもりで雑誌に送るとするか。
推敲しだしたらきりがないような気がする。
いい詩かどうかさえ自分では分からない。それじゃいけないんだけれど。
今までの傾向からすると、自分がダメと思ったものでもそんなにダメでないらしいし。
大勢の人に明らかに認められるような詩を書いてみたいものですが、なかなかねぇ。
どうなんでしょうねぇ。ぐだぐだぐだぐだ。キメラさんどうでしょうか。

516 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/26 15:02 ID:iya5oETV
そんな大事な選択には、僕は到底口出しできませんよ。
僕の批評はかなり浮ついてるところがあるみたいですし。

でもそのキメラについて、今少し面白い考えが浮かびましたので、
そのうちに何かご報告できるようなことがあるかもしれません。

517 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/27 05:50 ID:liu9BQwQ
[キメラについて]

 未来を予測するとき、僕らは断片的に未来のものになることができます。
人が憧れを持ったときには、既にその喜びの体験に微かに焼かれていて、
悪夢を見たときなら、実際に苦痛を感じ、冷や汗を垂らすのです。

 それは勿論錯誤なのですが、僕らの脳の機能の中の一つに、『未来の
自分を仮想する能力』があって、これが時間の座標の上にある現在の感覚を、
未来のほうに持ち越して周囲を感じようとするので、そういうようなことが起こるのです。

 ですがこれは確率を交えた計算を用いて時間を進めていく能力で、僕らはそれを
完全なひとつのルートとして計算できないので、この仮想の未来には、
平行世界が生まれます。そして当然のように、そこに予測される未来の自分にも、
複数の平行存在が生まれるのです。

 この仮想的未来の平行世界における、自身の平行存在の感覚の一覧表示、
それこそがキメラ的人間の内部に起こっている事件の全てです。

 つまり時間を仮想する能力を用いて、相反する幾つもの感情パターンの自分自身を
自己の内部に無意識に喚起することによって、人はそれを『自分が分断されているのだ』、
というふうに錯覚するのです。

518 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/27 05:51 ID:liu9BQwQ
>人が憧れを持ったときには、既にその喜びの体験に微かに焼かれていて

>人が憧れを持ったときには、まだ叶ってもいないその喜びの体験に
 既に微かに焼かれていて

519 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/27 05:53 ID:liu9BQwQ
でもこれって、三島さんの話とは全然関係が無いですね……。

520 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/27 12:51 ID:liu9BQwQ
いや、違うな。

感覚を仮想する機能と、未来を時間的に予測する機能は別のもので、
この二つが同時に作用する時にキメラ感情を感じる。

夢や憧れの状況を仮想するのに、時間は全然関係無いですからね。

521 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/27 14:21 ID:liu9BQwQ
[生まれる]

生まれる前の人生
過ぎてゆくどうでもいい時間はそれ

生まれる前の人生
誰もが今生きている生命はそれ
まだ終わっていないものはそれ

死の瞬間に 僕ら
違うものを見つける

その先端に 僕ら
刻み込まれるのを見つめる

生まれる前の人生
誰もが今生きている生命はそれ
生き続けているものはみなそれ

死の瞬間に 僕ら 人間
生まれる

522 :名前はいらない:04/02/28 00:54 ID:AYeuE9Kt
>>362-364

ダーリンダーリンダーリン!www
なんてテキトー版沢田研二(今なら矢井田瞳ですか)みたいなこと言ってる
場合じゃないけど、うちらはマスカレードライター夫婦くらいにはなってるっちゃよ。

プロデュースは得意分野でやってくらはい。うちにもいい図書館司書を紹介するっちゃ。
病気にかかったら死刑!!!!wwww

餓鬼デカからのお手紙でおま。



523 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 12:31 ID:2TTYOz0N
韻を踏むのって、読み手に気づかれちゃいけないと思う。
そういうの馬鹿にされてる気がするし、なんか稚拙な感じ。

524 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 12:34 ID:2TTYOz0N
>>517-520
いい加減過ぎるので却下します。

525 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 20:09 ID:2TTYOz0N
真剣に薬を体験したい。

526 :憂鬱 ◆SCodz99rtY :04/02/28 20:20 ID:pUs6ZL1g
薬をやるくらいなら死ね。人に迷惑をかける前に死ぬがいい。誰も悲しまないから。
こんなに残念なのは本当に久しぶりだよ。
専ブラでスレごとあぼーんする、もう今後一切読まない。

527 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 20:20 ID:2TTYOz0N
駄目だ俺なんか取り憑かれてる。
もっと自然で無理しないスタイルが気に入ってるのに。

528 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 21:05 ID:2TTYOz0N
[聖書とクランケ]

宣教師がカバンから
取り出したのはおもちゃだ

ナチュラルなエクスタシー
とびっきりお安い値段

ヘラヘラっと笑う
そいつらは似合ってなくて

俺はなんだか不機嫌になった
壁はペンキの色の
嫌な青色をしていた

こいつらをみてこそ
人間は醜いと思う
そんなのは知ってたし
だからってどうする

529 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 21:52 ID:2TTYOz0N
[落ち目のピープ・ショウ]

悪い回路の機械なら
画面表示に紫色の
サイケなパワーが必要だ

観客にアピールしたら
俺は手の上で転がされ
『見たくねー』と言われた
残酷だった

何かぶん投げてやりたかったが
それにあわせる文句もなくて
やる気なくした

530 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 22:40 ID:2TTYOz0N
薬物に対する世間の見方を実感したよ。
俺は『薬』としか言わなかったのに。

531 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/28 22:41 ID:2TTYOz0N
僕はもう少し贅沢になります。
その点は変わらないと思います。

532 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/29 02:47 ID:IMU/H8uu
[経験と代償]

ちょっとだけ幸せになったので
俺はまた悪魔の屋敷にやってきた

取引の相手悪魔は
今回は少し厄介で
強面のでかいヤツ

昔なら国語の小悪魔に
数学を捧げたりしたけれど
俺はもう身代が足りなくて
金を使わざるを得なかった

しかも信頼や家族での
ポジションもよこせってそいつは吐きやがる

しょうがない二年待て
俺が言うと
渋い顔して消え去った

今回は少し厄介で
俺はもしかしたらこれ全部
巻き上げられるかもしれなかった

533 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/29 10:16 ID:IMU/H8uu
でもまあそれはまだ先のこと、思いつめてもしょうがない。

534 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/29 10:28 ID:IMU/H8uu
[モザイク]

久しぶり雨が降った
音にノイズがかかって
今日の自分には心地良い
見たくないこと多すぎて
知りたくないことも多すぎて
もう少し寝ていたい気分で
何も考えたくない気分で

久しぶり雨が降った
僕はでも窓の外を
見ようとは思わなかった

535 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/29 12:45 ID:IMU/H8uu
[旅]

階段を 下りていくときには
寝床には もう期待できない
寒くなる 自分の周囲に
あきらめて ため息をつくだけ

没落を 体験するときには
他人には 理解がなくて
俺達は 会話を持たない
俺達は お互いに死んでいる

道のりを 前に行くときには
遠ければ 家には帰れない
どうしても 探したいというなら
俺達は 苦しく生きて
俺達は ため息をつくだけ

536 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/02/29 12:49 ID:IMU/H8uu
>>535

>[旅]
から
>[ため息]
に変更

537 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/01 01:35 ID:fCiF5Dkh
からすさんの詩が急に新しい段階に来たような気がします。

538 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 14:55 ID:qAQ4rBSu
>>537
それがいいことなのかどうかは、後になってようやく解かります。
進もうとするちょうどそのときには、信じて不安になるばかりです。

539 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 15:27 ID:qAQ4rBSu
[キング・オブ・デス]

ラブドール
大安売り

ラブドール
大安売り

ラブドール
大安売り

ラブドール
大安売り

540 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/01 16:38 ID:OHJ6Rndv
いいこと悪いこと
いいといえば全ていい
悪いといえば全て悪い
2分法が嫌だから
生きていられる

不安とは胸と背中が痛むシステムのこと

物事の精妙さに取り憑かれている殻は
蝶のふりをして羽ばたいた蛾のようである

541 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/01 16:39 ID:OHJ6Rndv
始めに狂いありき

542 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/01 16:51 ID:4jKNBDAn
>>526

ある意味宣戦布告なのでは。

543 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 17:12 ID:qAQ4rBSu
[フライ・ハイ ライクバタフライ]

僕は力の足りない黒髪の少年
肉の無いセクシーな身体で練り歩く
フラついた仮病の足取りで人々の足元を捉えたら
地に伏して梅毒の黒い薔薇を飛ばそう

割れる寸前のガラスにキスをしろ
キレる寸前の少女に擬態しろ
夜の盛り場でお前の冠は浮かび出す
ほら見ろよ観客はお前を待っている
特注のスワロウテイルを忘れるな

真昼の廃墟には腐ったガイコツが浮かんでいる

544 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 17:14 ID:qAQ4rBSu
>真昼の廃墟には腐ったガイコツが浮かんでいる

>真昼の廃墟には白いガイコツが浮かんでいる

545 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 21:25 ID:qAQ4rBSu
>夜の盛り場でお前の冠は浮かび出す

>夜の盛り場でお前の冠は光り出す

546 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/01 21:27 ID:qAQ4rBSu
[フライハイ ライクバタフライ]

僕は力の足りない黒髪の少年
肉の無いセクシーな身体で練り歩く
フラついた仮病の足取りで人々の足元を捉えたら
地に伏して梅毒の黒い薔薇を飛ばそう

割れる寸前のガラスにキスをしろ
キレる寸前の少女に擬態しろ
夜の盛り場でお前の冠は光り出す
ほら見ろよ観客はお前を待っている
特注のスワロウテイルを忘れるな

真昼の廃墟には白いガイコツが浮かんでいる


547 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 01:09 ID:laA4JED7
馬鹿にされているからこそ恐ろしいエネルギーを
内在させているものがあると思う。

548 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 01:09 ID:laA4JED7
恐ろしいっていうのは大げさだけどね。

549 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 01:36 ID:laA4JED7
ttp://www.telenet.co.jp/games/products/Sf_Other.html
日本テレネットのサイコドリームっていうゲームは、
きっといつか映画化されると思うな。

550 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 11:45 ID:laA4JED7
>>539
この詩いまいちウケが悪いな。
結構気に入ってるんだけどな。

551 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 16:05 ID:laA4JED7
[匂い]

土 土 土
開いてぐずれた赤い花
骨 骨 昼の海
患者とベッドと窓の外

黄色い床 おかゆ
すいか
看護婦がファンデーションを使う

水 水 水
ぬるま湯とハミガキ粉
テレビカード カーテン 骨

土 土 土
開いて崩れた赤い花
目 口 鼻
冷や水 冷や水 人の声

552 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 19:47 ID:laA4JED7
3 3 6

553 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 20:37 ID:laA4JED7
>>552
フレームの中から叫ぶ
白い黒い歌を歌う

554 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 21:07 ID:laA4JED7
フレームの 中から叫ぶ
白い 黒い 歌を歌う

555 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 21:39 ID:laA4JED7
[movin'on up/primal scream]

盲目のままだった 今見えるようになった
僕の中で新しく また君を信じようという気が起きた

盲目のままだった 今見えるようになった
僕の中で新しく また君を信じようという気が起きた

動き出し 変わっていくよ
腐敗から 抜け出すところ
今輝ける魂

見失っていた ようやく探し出した
僕は解放されて 君にとっても惚れ込んだ

見失っていた ようやく探し出した
僕は解放されて 君にとっても惚れ込んだ

動き出し 変わっていくよ
腐敗から 抜け出すところ
今輝ける魂

556 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 22:16 ID:laA4JED7
[匂い]

土 土 土
開いてぐずれた赤い花
骨 骨 昼の海
患者とベッドと窓の外

黄色い床 おかゆ
すいか
看護婦がファンデーションを使う

水 水 水
ぬるま湯とハミガキ粉
テレビカード カーテン 骨

土 土 土
開いて崩れた赤い花
目 鼻 口
冷や水 冷や水 人の声


557 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 22:28 ID:laA4JED7
クソガキども、俺達は死の歌を歌う
だってここは行き止まりなんだから
-manson

558 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/02 23:22 ID:laA4JED7
[i'm eighteen/alice cooper]

俺の顔と両手のその上に 境界線は引かれてる
上からも下からも そいつはやってきて迷わせる
俺はなんの計画も無いまま真ん中に
ちょうど真ん中に置かれてる
少年と男でありながら

俺は今18歳で
何が欲しいのかも解からない
それで今18歳のこの俺は
何がしたいかすら知らないよ
18歳 とにかくどこかへ行きたくて
とにかくここからは逃げなくちゃ

赤ん坊のおとぼけと 老人の感傷で
ちょうど生きてきた時間分 離れた距離にいる
いつも自分の言ってることが解からずに
疑問の只中で生きている
そんな感じがするよ

俺は今18歳で
毎日が混乱させられる
それで今18歳のこの俺は
何を言うべきかだって知らないよ
18歳 とにかくここからは逃げたくて
宇宙の外にだって行きたいよ

559 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/03 12:08 ID:c7y73mNp
[everyday,i SAVE myself on the shelf]

本当に苦しんだことも
喜んだこともなくて
生活の演技に
人生の演技を重ね
空洞化した身体が
目には悲しい

絶望に親しんだことも
抱きしめたこともなくて
インテリのそぶりと
殺人鬼の仕草
巧妙にミックスされた
アイデンティティーは空しい

空っぽな野原で
夢をみることができずに
真っ暗な宇宙で
人間に生まれたいと願う
俺は首を持たない
冷たいハリボテ

560 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/03 12:14 ID:c7y73mNp
>目には
は変かな。
>俺には


561 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/03 15:48 ID:c7y73mNp
同じような詩ばっかり書いていると、だんだんうんざりしてくる。

562 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/03 18:47 ID:c7y73mNp
自分自身を愛すること
自分自身を表現すること
自分自身から目を背けないこと
自分自身を信じすぎないこと
自分自身の良い部分を見つけてやること
自分自身が何であるか知ること
自分自身を作り上げてゆくこと

563 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/03 23:49 ID:c7y73mNp
[how to]

グロテスクになりたい
美しい物になりたい

なら今日はどうしたらいい
それを今教えて欲しい

俺は走ることを求め
動けずに止まっているよ
そんな苦しい時間に
そんな空しい思いで

神聖な物でありたい
いつかゴミくずになりたい
人間(ひと)として確立されたい
けれど
そのためにどうしたらいいのか
それを今 どうやって知れというのか

564 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/04 11:05 ID:+qgGow3g
[リバース]

旅をしよう 皆で
ノートとえんぴつを持ってさ

僕らの生まれたところへ
何も無いところへ

旅をしよう 皆で
固執するのはやめてさ

何も無かったところへ
始まりがあったところへ

服も 肉も 全部捨てなくちゃいけない
拾ってきたものなら 全部返さなくちゃならない
僕達は最初に戻る
僕達は
あの日の太陽の中に戻る

旅をしよう 皆で
沢山の人と 物に
お礼を言いながらさ

ずっと自分自身のところへ
きっと完全なものに出会うまで

565 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/04 11:26 ID:+qgGow3g
[リバース]

旅をしよう 皆で
ノートとえんぴつを捨ててさ

僕らの生まれたところへ
何も無いところへ

旅をしよう 皆で
固執するのはやめてさ

何も無かったところへ
始まりがあったところへ

服も 肉も 全部捨てなくちゃいけない
拾ってきた言葉は 全部返さなくちゃならない
僕達は最初に戻る
僕達は
あの日の太陽の中に戻る

旅をしよう 皆で
沢山の人と 物に
お礼を言いながらさ

ずっと自分自身のところへ
きっと完全なものに出会うまで

566 :名前はいらない:04/03/04 23:36 ID:T3vl66G1
今日、駅の売店で『キメラの繭』という小説の文庫本を見かけたんです。
キメラの文字に引かれて手に取ってみると、紹介文にあるトリインフルエンザや
カラスや弟の死という文字が目にとまりました。

トリインフルエンザとは妙にタイムリーだなと調べてみると、単行本は2000年11月
に出たもののようです。トリインフルエンザの流行は以前から懸念されていましたが、
ttp://www.asahi.com/special/avian-flu/
によると97年に人への感染が確認されたことで問題視されていますね。
新しい問題を作品に取り入れた小説のようです。

このことをこのスレに書いたのはキメラとカラスの文字と、現在日本でトリインフル
エンザが問題になっているからですが、なぜ今日私はこの本に出会ったのだろう。
う〜ん、この問いの立て方はおかしいですね。

ウイルスをばらまいているのは何だろう。外国では施設を行き来する車に付着という
説もテレビで見ましたが。野鳥も媒介するらしいし、まさか鳥を絶滅させるわけにも
いかないでしょうし、感染力がすごいってことですよね。

567 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 00:05 ID:npuy6aQu
”キメラの繭”って何のことでしょうね。
ウィルスかな?

トムクルーズ主演の映画「ミッション・インポッシブル2」にも、
キメラっていうウイルスが出てきましたね。
そのワクチンであるベレロフォンは、ギリシャ神話の中で
怪物キメラを倒した英雄の名前に由来する、とかいう。

568 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 11:43 ID:npuy6aQu
[電気仕掛け ―サイコドリーム]

貸切の遊園地
ライトアップされた無人の
エレクトリックパレード

君が笑いながら
鬼ごっこをしようと言う
ピノキオの乗り物の手前で

僕は目を閉じて不安になった
ここは広いからもし君が
見つからなかったときにはどうしようね

遠くに音一つ立てず浮かんでる
すみれ色のシンデレラ城が見えて

僕はでもここでなら
君と何年遊んだっていいと思ったよ

パレードのデンデン虫が
イルミネーションを輝かせて
誰もいない広場を過ぎていった

569 :歌川からす 1/2 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 12:43 ID:npuy6aQu
[人称と言語の用い方について]

言語には当然限界がある。
我々が自分自身を「僕」あるいは「私」と表現するとき、
過去の経験から、それらの単語に無意識的に結び付けられた
イメージが、逆転して我々の精神に流入してくる。

その違和感を打ち消すために、私達はしばしば、
自分自身の呼称を限定し、そこに安定を得ようとする。

しかしこれは言語本来の目的と衝突するため、
(つまりそれは自身を言語によって特定しようとする試みであり、既成の状態を
要約して表現する、という言語の最重要の役割とは、相反するものであるから)
そうした人々は日々更新される社会の状況の中で、その時々の
自分自身を的確に表現することができず、結局言語的には安定できない。

570 :歌川からす 2/3 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 13:22 ID:npuy6aQu
この点の解決法は、むしろ日常的にあまり言葉を
使用していない人の方が良く理解しているように思える。

彼らは言葉というものを信用しておらず、それらのニュアンスの違いを
まるで鉛筆とマジックペンの用途の違いであるかのように捉えている。
そして事実、それらをまったくその通りに使いこなすのだ。

彼らの言語は精神に影響を及ぼさない。何故か?
それはある意味で既に、彼らが言語と決別しているからであり、
言語に対してそれだけの柔軟性を持ち合わせていないからであると言える。
彼らにとっては言語は道具に過ぎず、それは自身の精神とは
何の関連も持たないのである。

ところで私達表現者には、そういう具合にやっつけてしまうことができない。
我々は言語によって精神を表現しようとするし、あるいは前述の人称に対する
違和感は、こうした表現者にこそ最も多く見られる現象なのかもしれない。

とにかく結論から言ってしまえば、言語は我々が思っているほどには
信用できず、その道具は万能でもない。むしろ純粋な表現を阻害する。

571 :歌川からす 3/3 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 13:23 ID:npuy6aQu
しかしこれではただの言語非難になってしまうので、私達はその道具の
ちゃんとした使い方、適当な用い方を見つけてやらねばならない。
そこで、私は発想を逆転させてみることにした。
そして実際、その考え方は建設的で有用であるように思えた。
それはこういうことである。

言語が単なる道具であり、我々にそれを限定してしまう癖があるなら、
反対に我々の言語選択の幅を広げてやればいいのだ。
道具は万人向けであり、私達を選びはしない。
だから私達はそれらすべてを自由に使いこなすことができるのだ。
何の違和感も感じることなく、『俺』と呼ぶものが『私』と呼び、
『岩』と呼ぶものを『雲』と呼ぶことができる。
壁は取り払われ、そこに新しい、常識を超えた、多様な世界が広がっているのだ。

言語は道具である。ならば我々人間は、それらのものに捉われたりはしない。
むしろそれらの大半は、我々の倉庫の暗闇に打ち捨てられながら、
じっと目をつむったままで、私達に使われるときを待っているのだ。

572 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/05 13:27 ID:npuy6aQu
>>570
>彼らの言語は精神に影響を及ぼさない。何故か?

>彼らの言語は彼ら自身の精神には何ら影響を及ぼさない。何故か?

573 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 11:14 ID:2qTdCcFD
俺は他人になんか全く興味ねぇよ。

574 :歌川からす 1/2 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 11:51 ID:2qTdCcFD
[人生のパートナー]

人はよく俺を笑った
それは多分俺が
みすぼらしくて哀れな
生き物だったから

俺はどう見たって
正常じゃなかった
真っ直ぐなものになんて
なれるはずもなかった

人生を走る場面で
つまづいて転んだときとか
人よりも早かった そんなときには
俺は一人ぼっちで どんな信頼も好意も
もう俺に付いては来ない

ただ一人 俺のそばに
どんなに嫌っても 殴っても
必ずちゃんと 付いてくるヤツがいて
俺はそいつと歩くことに決めた
鏡の中だった

575 :歌川からす 2/2 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 11:52 ID:2qTdCcFD
俺はいつも 誰にでも優しい
それも誰にでも 興味なんて無いから
お客は満足しきったら
どうせ帰ってしまうもの

そりゃ俺はどう見たって
正常じゃなかった
真っ直ぐなものになんて
なれるはずもなかった けど

ただ一人 俺のそばに
憎んでも 愛しても 殺しても
必ずちゃんと 付いてくるヤツがいて
俺はそいつと 歩くことに決めた
それは鏡の中だった

576 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 21:39 ID:2qTdCcFD
自分の言葉がどこから来たものだか解かるか?
お前の口調がどこで拾われたものだか解かるか?

それは誰の言葉なんだ?

577 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 21:50 ID:2qTdCcFD
言葉っていうのは難しい。

578 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/06 21:54 ID:2qTdCcFD
俺 は 歌川からす だ

579 :名前はいらない:04/03/06 21:56 ID:2qTdCcFD
僕 は 相川慎太郎 です

580 :名前はいらない:04/03/06 21:56 ID:2qTdCcFD
私 は 日高からす

581 :名前はいらない:04/03/06 21:58 ID:2qTdCcFD
あたし は 歌川火烏 だ

582 :名前はいらない:04/03/06 22:03 ID:2qTdCcFD
私 の 名前 は
火尭烏 です
18さい です

職業 は 学生 です
趣味 は 読書 です
好きな ミュージシャン は マリリンマンソン です
好きな 作家 は ヘルマンヘッセ です

私 は 詩 を 書き ます
日本語 の 詩 です

Hello, world!

583 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/07 01:07 ID:+Ziy7QM9
>>567

amazonの単行本解説にある、「巨大企業の闇で、小さな試験管に入った繭から生まれた、
戦慄の怪物とは…。」という文章を素直に読むと、試験管の繭から怪物が生まれるそう
だから、ウイルスではなく、その先に何か生まれるという話なんでしょうか。
まぁ読めば分かるんでしょうね。

スレの内容がちょっと難しくなってきましたね。なんとなくつかめそうには思いますが。

はじめに言葉ありき

物理法則も言葉であり、人が物事を認識する仕組みも法則によるのであり、
法則というのは玉突きシステムのようなもので、ひとつ転がると次々に展開していく
イメージがあります。

ひらめきはどこから来るのかという卒業制作レポートに書いた疑問から今も抜け出せない。

今日の天気は目まぐるしかったけれど、写真を撮るには好都合だったかもしれません。
光線の具合、空気の感じが良くて。それが撮れているかは分かりませんが。
自分の心象風景が外界にあると思える時、ついついシャッターを押してしまいます。
明日は天気が良ければ地面と寝るつもり。地面に寝ると書くべきではありますが。


584 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/07 15:11 ID:hGidn3pR
>>583
それってなんだか優雅ですね。僕は最近少し篭りがちですよ。

ところで、下のサイトの精神医学の用語辞典が面白かったです。
訪ねてみて損はないと思います。
ttp://homepage3.nifty.com/kazano/

585 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/07 21:50 ID:CYzYlizM
優雅ですか……能天気じゃなくて優雅ですか。
いきなり真冬になるのも優雅と言えばそうかもしれない。
寒さより雪の美しさを感じれば。

篭りがちというのはいい篭りか悪い篭りかどちらでしょう。

用語辞典は視点が良いですね。読んでみようと思います。

586 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/08 11:42 ID:iiSGkxcT
[the gun with no neck]

ある時はニヒリズムの権化
ある時はアンチキリスト
ある時は七五調の使い手
ある時はロックミュージックの虜

弾倉に七色の嘘を込めて
俺は苦しみを打ち砕く
ミントブルーのペンキの色彩で
お前らの現実は埋められる

ある時は鈍感な田舎物
ある時は知識階級
ある時はハイなナチュラルスピリット
俺の名は首無し拳銃

弾倉に込められたのは今
虹色のペイントで
それは訪れる全ての苦しみを
そっと覆い隠してくれる

587 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/08 11:46 ID:iiSGkxcT
[the man with no neck]

自分を憎みながら
そして嘲りながら
自分に縋りながら
いつも愛しながら

どこへ行くのかも知れずに
棒切れの体 操って
旅をする首の無い男
あれはでも 誰の身体?

人を憎みながら救済をそこに求め
そして嘲りながら尊敬を彼らに感じ
人に縋りながら独立を自分に強いて
いつも愛しながら誰ひとり信じることができない

主体性を持たず
(彼は自分を知らず)
花が咲くのを待たず
(どこへ行くべきかを知らず)

旅をする 首の無い男
あれはでも 誰の
身体?

588 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/08 12:01 ID:iiSGkxcT
苦しんでいるふりをすれば、他人から迫害されないで済む。
だけどそれじゃあ何も良くなっていかない。

589 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/08 12:02 ID:iiSGkxcT
>>584-585
例のサイトによると、自傷癖には他人に対する
復讐の要素があるんだそうです。

590 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/08 19:49 ID:45FIENV1
>>589

なるほど。まだ全部は読んでないし、全部読むかは分からないのですが興味深いです。
今自分は詩作はちょっと休み中なのですが、自分の詩情が早死にしたら、別のものが
まだあるさなんて呑気な面もあって、それが良くないと言えば良くないなぁと、
まぁぼんやり考えながら、やらないといけないことの方を片付けようとしているところです。

自分の詩情は、言葉の分野では早死にしそうな気が強くしたんですよね。
ちょっとこれはもう創作上の悩みなので自分でどうにかするしかない。
ただまぁ今までにネタはいろいろ浮かんだので、それでどこまで行けるかというのも
やり方のひとつかもしれませんし、また書きたくなるのかもしれませんけれど。

591 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/12 09:28 ID:BcHER2bv
僕は確かに詩についていくらかは学んだ。
だけどそれについて口で説明することは出来ない。
それは僕特有のスタイルに修正を加える物だからだ。

人々が所有しているリズムや語感は様々で、本当に教えようと思ったら、
それらを全部見抜いてやらなきゃいけない。
難しすぎる話だ。

592 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/12 11:17 ID:BcHER2bv
[インサイド]

海の底に
沈められた
お前自身のベッドで眠れ
穏やかに

大地の表面に
荒野に
嵐が近づいているから
もう少ししたらきっと
ここへやって来るから

束の間の休みを休め
閉じた目を海底に沈め
湖の夢を見る人
清流を夢に見る人
音は貝殻に失えて
夢はまた魚達の群れに誘われて

593 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/12 11:30 ID:BcHER2bv
[生きる場所]

黄色い雲が
道の無い地面の果てに
一面に漂っております

私達生きる人間
動きながら
生活しながら
鬼の形相で
苦しんでいるのです

ここは世界の終わり
私達人間の生きる場所
孤独な場所救われない場所
ここは世界の終わり

薄曇りの空に
時間から抜け落ちた未来
私達その戻ってくるのを待って
一面に漂っております

594 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/13 03:06 ID:iI2RewqK
人付き合いの尊い瞬間が、少しづつ伸びてゆけば人間関係も良くなるかな……。

595 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/14 08:49 ID:NfizDK4u
[殻は僕達を殺す]

殻の中の黄身は 静かに
崩れ落ちる なのに
誰もその 腐敗の臭いに
気づいては くれないよ

殻の中で 静かに
君たちは 崩れ落ちる なのに
君たちは その腐敗の臭いでさえも
人々に 抱いてもらうことができない

僕達の 殻の中は 静かに
死んでゆく 土に変わるのに
誰も 解かり合おうとはしないよ
殻は 僕達を守って
殻は 僕達を殺す

596 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/14 10:18 ID:NfizDK4u
『記録人』

小さな研究室の、灰色い一室だった。24歳だった新聞記者リコルド・ホルダーの
最初の仕事は、田舎の牧場風景とは徹底的に不似合いな、その真新しい
研究所で始められた。

私はそこで生体機械を研究しているある研究員が打ち立てた、新しい、
革新的な理論についての小さな記事を任されていた。その技術は当時まだ
確立されておらず、多くの方面から「トンデモ」な代物だと騒がれていた上に、
取材地が遠い山奥だったせいもあって、特別珍しくも無いこの新米の記者をして
例の印象深い一連の記録の宿命へと、神秘的に結び付けたのだった。

実際にその人物に会ってみて、私はその人が女性であることに先ず驚かされた。
長い黒髪と男性的で野蛮な仕草が全く不釣合いなその人は、例の技術における
最初の段階であるという試験体を私に見せてくれると言って、その建物の中の
ある一室に案内してくれたのだった。

ガラスケースの中に並べられている小さな白い幼虫のようなものを手に取りながら、
彼女は説明を始めた。

597 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/17 00:24 ID:eY60kQvZ
「これが精神感応器官のプロトタイプです。脳内にある特定のいくつかの伝達物質を
受容すると、それらのパターンを認識し、何種類かの原始的な反応を見せます」

「原始的、ですか?」

「はい、今の段階ではそうです。私達はまだ研究の第一歩目を踏み出しただけで、
この技術が今後どれだけの発展を遂げるのか、まだ見当もついていない状態なんです」

「ああ、今後のことについて、もう少し詳しく聞かせてもらえますか? 現段階での
計画の目標や、その可能性について」

「最初の目標は、単純な生命体の有機的な模倣です。そして次に、人体各部の複製と
その超寿命化、及び作製された生体機械の人体への組み込み、そして最後の段階が、
我々人類の構造的な進化を目的とした、生体機械の多様化です」

「――進化……」

「具体的に言えば、不老不死の実現に始まり、肉体の機能の変化――腕や足を増やす、
水の中での生活を可能にする、空を飛ぶための羽を得る、等です。また肉体と機械との
接続も可能にしてくれるでしょう」

「何だか途方も無い話ですね」

「……ええ、確かに、そうなるまでにはまだ少し時間がかかります……」

598 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/17 07:10 ID:ff72zwzm
[逆手]

夢の中に沈んで
浮かび上がることもできなくなりそうな
左腕の耽美

それは左腕の遊び
息絡ませて歯を立てて
骨を愛する舌の綻び

夢の中に沈んで
浮かび上がることもできなくなりそうな
水面下 暗がりのネズミ
光る眼に 左腕の耽美

599 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/17 11:18 ID:ff72zwzm
[all that glitters is cold]

弱さから生まれでた
支配欲が

イサナ
高慢なお前の
首筋に齧り付いて
黒い血を流すよ

お前の肌は白くて
お前の首は冷たい
お前は驚いた顔に
ボロボロと涙こぼして
そんなにも震えてるんだ

イサナ
お前の長い髪の中には
とてつもなく弱いものがいるから

イサナ
お前の唇は黒くて
そんなにも温かいんだ

600 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/17 12:07 ID:ff72zwzm
[explosion of death]

俺達のはらわたは
なぜ腐らないんだろうって思う

毒が体中の血管を
駆けずりまわっているのに

恐ろしい怪物を
身悶える臆病者を
鏡に映す日々は嫌いだ
俺は楽しくなんかないんだ

麻薬ならもう十分作ったよ
脳みその中にね
なのにこの不愉快なはらわたは
どうしても腐らないんだ

俺は美しくなんか
なりたくないんだ
俺は死にたいんだ
毒を撒き散らして

死にたいんだ
冷たいもののなかで
死にたいんだ

601 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/17 22:28 ID:ff72zwzm
>>599
[all that glitters is cold]

[イサナ]

602 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/19 10:32 ID:QlcVOvX/
私達は、自分自身を見失い過ぎる。
新しいものが、古い皮を被って生きていくわけにはいかないから、
僕は、一つの進化形として常識を超えて生きる。

集団が提供する安心の先には、固定化されたキャラクターが待っている。
なら俺は人々に人間本来の多面的世界を示したい。

現実は確かに荒野だ。
あたし達の心は、あまりにも広すぎて痛い。
それでも目を背けたって幸せにはなれないから、前を見る。

前を見る
荒野の旅は
まだ誰も進んだことのない
道だ

603 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/19 11:09 ID:QlcVOvX/
ticktack
供絽部梓
火尭烏

分裂したキメラの三頭は一つになる。
いつかそうなるべきだというのは解っていたし、
そうならなければ、俺はどの道前には進めない。

604 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/19 11:20 ID:QlcVOvX/
過去を引き取ることすらできないのならば、
未来に賭けるだなんて無理な話。

穴埋めが済んで、苦痛が訪れて、深呼吸をして、精神を安定させて。
そうしてシンプルな思考が復活する。
そこに安定が生まれる。

605 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/20 22:07 ID:yIe2oYYj
冷えろ

口を塞げ

606 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/21 17:42 ID:KNzeV4so
俺はいずれ有名になるだろう。

607 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/22 10:12 ID:n9nckLnW
詩人であること、また18歳であることに依存している自分は、
純粋な作品を作ることができない。

青年であり、またロックの魂であり、本を好む。
そうしたものの全ての意味。

そこにあるのは外骨格。
客観性のための潔癖主義。

608 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/22 10:13 ID:n9nckLnW
口を開くな。
お前は逃げてばかりいる。

609 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/22 10:20 ID:n9nckLnW
でもこんなものなら要らない。

610 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/22 10:21 ID:n9nckLnW
お前はまた逃げようとする。

611 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/22 10:22 ID:n9nckLnW
飽き飽きしたよ。

612 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/25 03:49 ID:W2PMgCBf
[春の喜び(不死)]

地べたから生えてくる 殺しても殺しても
ムカツクことに草達は 俺に対してほとんど無敵だから

消えないんだ 泣いたって泣いたって
どんなに深く手を水につけたからって
世界は何も変えてくれたりはしないんだ

俺達の人生の枕元に 春の雑草の根が植えられていて
森の厚い苔の布団の上に 不愉快な生命は目を開くから
地球上の質量というヤツはいつまでも安定しない

死ね 死ね 死ね 死ね 死んでしまえ
死ね 死ね 死ね 死ね もう二度と生まれてくるな
死ね 氏ね 死ね 死ね 地球上全ての生き物は
死ね 死ね 死ね 市ね 苦しんで朽ち果てるだけの罪悪だ

死ね 死ね 死ね 死ね 地べたから生えてくる
死ね 支ね 死ね 死ね 草達は殺しても殺しても
しねッ しねッ しねッ しねッ 生えてくる 生えてくる
消えないんだ どうしても どうしても どうしても
消えないんだ 泣いたって 泣いたって 泣いたって
どんなに深く手を水につけたからと言って
世界は何も変えてくれたりはしないんだ

地球上全ての生き物は苦しんで朽ち果てるだけの罪悪だ

613 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/25 03:49 ID:W2PMgCBf
[baby, don't crow, just cry, and fly]

昼の終わりに赤い空を飛ぶ爆撃機
奴等爆弾は落とさないんだ でも世界を壊すよ
黒い 黒いから全て あいつらは壊してしまうんだ 夢を
赤い 空があんなにも赤いんだ 俺は今何を見ているんだ
単色の建物のフレームにくっついて越えていく からすは
あいつらは全部自分でむしってしまうんだ 羽を
全て終わりにしまうんだ 夢も
昼の終わりに赤い空を飛ぶ幾千の爆撃機

614 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/25 03:52 ID:W2PMgCBf
>全て終わりにしてしまうんだ

615 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/25 04:26 ID:W2PMgCBf
don't crow, just cry, and fly
夜、声は静かに瞳をあげて

don't crow, baby, just cry, and fly
叫びながら僕の首筋を流れた

明けない夜の街に人々の叫び声が響いて
誰もが冷え切ったつま先の温度に安楽死しようと思った けれど

baby, don't crow, just cry, and fly
冷たい霧の中には隠しきれない
悲しみを糧に変えて
人々は永遠の宇宙の暗闇の中を
さまよいながら光り輝いていった

616 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/25 21:51 ID:W2PMgCBf
Money, success, fame, glamour,
For we are living in the age of the thing

617 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/26 11:02 ID:C3CVInH/
[long life]

時計の音の中で
蜘蛛はただ糸張り待ち続け
暗闇に秒針に
じっと体を揺らしてる

巣に餌はかからない
からっぽな糸の全体

その中心で時計の音に頼って
秒針に己の生命をただ糸張り待ち続け

時計の文字盤の上で
時間は永遠に続くだろう
蜘蛛はただ暗闇に秒針に
じっと体を揺らしてる


618 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/03/26 11:04 ID:C3CVInH/
>蜘蛛はただ暗闇に秒針に
>じっと体を揺らしてる

>蜘蛛はただ暗闇に秒針に
>じっと体を揺らしている

619 :三島慧 ◆MQPLryIOxk :04/03/26 17:08 ID:Wn5LKo9w
ども、キメラファンです。
キマイラと言えば夢枕 獏ってのが私の認識なんですが、どんな話か良く知らないままで
今まで来ました。

そうこうするうちに週刊誌の広告で「キマイラ」という漫画が出てることを知り。
このスレとどちらが先なのだろうとぼんやりと考えるわけですが……。

しかし考えてみりゃ何かと刺激の多い昨今ですな、いろいろなメディアにおいて。
こんな話ここに書くような話でもないけれど、どうして「キマイラ」って文字が目に
止まるかなぁ……このスレのことをすぐ思い出すから。

620 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/27 13:35 ID:/zBBgbgR
>>619
飽和した世界で情熱は芸術に変わり、
貧困が訪れて能動は力に変わる。

平穏が根付くとき過去の芸術たちは篩いにかけられて、
そして永遠のものと模倣物とが区別される。


僕が思うにキメラっていうのは特別な信号なんです。
それは神をいくらか滑稽なものに見せながら人間を邪悪に暗喩し、
自然的動物的な力に満ち溢れながら同時に既存の生命の退廃を表現している。

通り一辺倒では満足できない人間の本性を象徴するイメージで、
クリエイティブであり、矛盾していて、傾倒せず、無限の可能性をもった、
極限まで束縛されない自由な存在。

それがキメラであり、僕らが潜在的に夢見ている理想の在り方なんだと思います。


621 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/28 09:51 ID:ZS3XSL1H
ttp://www.michaelaligclubkids.com/images/lg%20photos/Chicken.jpg

622 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/28 09:57 ID:ZS3XSL1H
ttp://www.charliemanson.com/graphics/manson-34.jpg

623 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/29 09:35 ID:ecnX8l/B
名声は破滅を呼び破滅は名声に変わる
悪魔は自分が思うよりずっと多くを持っていく
彼らの仕事に終わりなく彼らのサービスは無限度で
魂が朽ちてから最高の融資はやってくる

名声は破滅を呼び破滅は名声に変わる
エンターテイナーは自爆テロで殿堂に入れられる
もし俺が人を殺してタワーから飛んだなら
ここに伝説は残ってるのだろうか

いつまでも伝説は残ってるのだろうか

624 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/30 21:41 ID:Tu+OKrWb
[薄曇りの空に]

薄曇りの空に
変電機が響く
微動するエンジン
水色の日の光り

薄曇りの空に
白く大きくさくら咲く
その圧力の雪崩かかる
アスファルトの黒い道

微動するエンジン、

さくら。

水色のシジミチョウ

震える鼓膜

625 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/03/31 18:59 ID:icEds7j2
もっと ちからが ひつようだ

626 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/01 20:24 ID:e8sOqT2D
[恋愛の景色]

黒い幹からひらひらと
桜ひとひら落ちてきて

白いチョウチョがひらひらと
落ちる花弁に恋をした

追いかけろ 追いかけろ、
桜は重力に従って下へ。
蝶も重力に従って下へ。

627 :歌川からす@修正 ◆lXZBPVO3GQ :04/04/01 20:26 ID:e8sOqT2D
追いかけろ 追いかけろ
桜は重力に従って下へ、
蝶も重力に従って下へ。

628 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/02 17:30 ID:L8DIsmsq
[或る日詩板を]

或る日詩板を開いたら
狂人見本の博覧会
或る日詩板をひらいたら

或る日詩板を開いたら
キチガイ供の物乞いだ
或る日詩板を開いたら

或る日詩板を開くとき
そんなふうならきっと良い
俺はそいつを夢見るよ
そんなふうならきっと良い

629 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/04 18:33 ID:07XAttFH
[宇宙人の歌]

お前の瞳孔の骨の奥にある
脳みその隙間の巨大な空間に
宇宙の風が吹いてるって
それがここからでも見える

プラチナの銀河が踊る
南国の島の夜に
お前はボストンの石畳を持ち込んで
そして現実から逃げているだけ

前輪を転がして
道徳を殺してしまえ
美しいものは沢山
悲しいドラマだって沢山

酔っ払らうってことが
やはり最高なんだ
首のないトンボみたいに上手に
デカい目を回してみなよ

人生は敢えて言うなら
紫と緑で出来た
小汚い楽園なんだ
ふざけていることがあったって
それがまたほんと傑作なんだ

630 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/04 21:22 ID:07XAttFH
そして何もなくなった

631 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/04 21:43 ID:07XAttFH
真っ黒い蜘蛛に生まれて、天井にへばり付いてりゃ良かった

632 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/06 19:56 ID:f6HXS7dV
あと一歩で俺が崩れてしまう距離にいるってことが、
常に女達には解かっているんだろう。

633 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/09 22:50 ID:iZNgGoqj
[暗黒のやすらぎ]

 - death or satan -

634 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/09 23:12 ID:iZNgGoqj
最近はもう会えなくなったある女の子のことばかり考えています。

色が白くて背の小さい子でした。
僕は彼女とまともに話したことはありません。

彼女がそれとなくこちらに解らせようとして「あの人は……」
と話し出すと僕は大抵痴呆のように耳まで真っ赤にしていたので、
彼女にもそれがわからない筈はなかったでしょう。

僕は誰とも恋をしたことがありません。
今とても孤独です。

明日には勉強が、その次の日に就職、
それからは仕事、仕事、仕事……。

働くだけの人生。

こんなものに耐えられるほど僕らは強くないんですね。

みんな最後には怒ってどっかへいってしまう。
「あの男は卑怯」って。

星の光が俺の身体を焦がすよ。
断崖の淵まで誘われて
俺はもうそこから飛んでしまうかもしれない。

伸ばした腕が空を切ったら
俺の憧れは夜空に裏切られて
見えるのはどこまでも落ちていく自分だけ。
どこまでも孤独に どこまでもただ孤独に。

635 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/09 23:24 ID:iZNgGoqj
どうして人を好きになれないの?
どうして誰かに頼ってはいけないの?

>それはお前がそういう人間だからさ。

そりゃそうだ。

636 : ◆SCodz99rtY :04/04/09 23:52 ID:Y0oUjyrF
素直なのだな。社会拒絶の欲求を拒絶できない心理とは如何なるものなのだろう。
君だけでなく僕もね。
レスは要らぬよ。独り言。
ただね精神は容易に触れえぬから神なのだよ。

637 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 00:10 ID:fIYNjjfJ
>>636
神がかり的な自我の壁を越えて
共に無限の生命と死の夢の中に旅立とう。

638 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 00:18 ID:fIYNjjfJ
天国に行きたい

639 : ◆SCodz99rtY :04/04/10 00:45 ID:fwpAIVyY
>>637
そんなわけわからない旅より
ぼのぼのでも読もうよ。
6巻でね、アライグマくんのおとうさんがいいこと言ってる。

世の中はな
『なる』も
『ならねえ』も
ねえんだ
『なった』だけなんだ。

だから
ジタバタすんな
たかが生き物
だろうが。

ってね。好きなのはラスト3行。

640 : ◆SCodz99rtY :04/04/10 00:49 ID:fwpAIVyY
つまりはな ぷっぷくぷう〜(・3・)だってことさ。

641 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 08:56 ID:fIYNjjfJ
>>639-640
人生がこれほど苦しくなけりゃ、そういう生き方もできるだろ。

ただ君が毎日感じている苦しみにしたって、
そりゃ考え方の問題じゃあない。
感情は感じるときは感じるんだ。


642 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 09:20 ID:fIYNjjfJ
これは詩なのか?

いや、これはもう詩ではない何物かだろう。

俺が求めているのは? ―― 精神を彫刻すること。

643 : ◆SCodz99rtY :04/04/10 10:04 ID:ocOmdZ56
>>641
ドラえもんの秘密道具の室内旅行機みたいなもので
感情の元の感覚自体が広いようでいてかな〜り狭いぜ?

[暗黒のやすらぎ]

 - death or satan - なんて言ってて彫刻ってのはどうよ。心境の変化ってやつか?

感情は感じるときは感じるってのは正解だとは思うけどさ。

でも痛みとか孤独なんて掃いて捨てるほどあるのだからね。

644 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 20:04 ID:fIYNjjfJ
>>643
何か俺変なこと言いました?
指摘されていることが今一解らないですけど。

645 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 20:39 ID:fIYNjjfJ
>>644
卑怯者!!

646 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/10 21:47 ID:fIYNjjfJ
俺は今じゃなんて惨めになっちまっていることだろう。
たった幾日かの違いだっていうのに。

647 :三菱:04/04/11 00:14 ID:mztoOw+A
それでも深呼吸

もう一回深呼吸

もう一回、ゆっくり



648 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/11 07:53 ID:WNP3vNKh
>>647
気にしてくれて
ありがとう。

649 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:09 ID:uv1vXTak
[バタフライナイフが青年の手首に絡みついてた]



今朝駅前で彼女を見た。
お互い気付いたけど声は掛けなかった。

それというのも、俺は彼女の前で俺自身を許容することができないせいだろう。
彼女の目には精神よりも物質が映るだろうから。

俺は自分の身体が嫌いだ。
毛深い脛と脂っこい皮膚が嫌いだ。
老いるのだって物凄く不愉快だ。
そういう全てのものが人に対する思いを嫌悪させる。
物質と時間の世界を壊してしまえ。

俺は自分以外に、きっとどんな人間も手に入れることができないだろう。
世界はあまりにも寂しい。

俺は羽の折れた渡り鳥だ。
湖に一人で、まるで痴呆の老人のように浮かんでいる。

世界は俺にとってあまりにも寂しい。

650 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:19 ID:uv1vXTak


友人や家族がこのスレッドをみたらきっと驚くだろう。
そしていずれはそうなるのかもしれない。

俺は18年間を惨めに生きてきた。
そこには沢山の愚考、理想、錯誤、美学が生まれた。
自分の惨めさを知っているというだけのピエロなのかもしれない。

俺は自分をナルシストだといったけれど、
それは単に他人に与えられない愛情を自分自身に屈折させてきた
せいだろうとおもう。あるいは、俺はただ少し我の強い普通の男だった。
すごく嫌悪したし、その分陶酔もした。

間抜けだと笑われるだろう。
笑いたければ笑ってくれればいい。
俺がこの哀れな一匹を解決して、救ってやる。

自分を傷つけたり、嫌ったりするのはこれが最後だ。
全てが否定されて、やっと完璧なものがやってくる。

651 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:21 ID:uv1vXTak


スターに憧れていた。
俺は夜空の星になるだろう。

652 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:23 ID:uv1vXTak


俺にとって世界が苦しいものであったということを
誰にも否定できない。

653 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:27 ID:uv1vXTak


三菱さん、うたた寝詩人、いかいか、ちっち、はなまる、都立家政、
という人々に会って、それぞれ何か言ってもらったことを覚えている。

例のよいどれはまたいらない突っ込みを入れるだろう。
ただたとえそれが愚かさからくるものだとしても、
できることならその愚かな人間を受け入れてほしいと思う。

654 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 20:30 ID:uv1vXTak


星があんなに光る
冷え切った輝きで

鏡の前に立ってはみたものの
もう何も写らなかった

誰かのために体面を整えるということが
すでにその意味を無くしているのだ

星があんなにも光る

655 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 21:03 ID:uv1vXTak


多分俺には才能が足りなかった。

656 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 21:04 ID:uv1vXTak


俺の人生は他人の眼を気にしすぎるぎこちないものだった。
ただそのなかにも優しさと愛情と穏やかさが根付いていた。

657 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 21:05 ID:uv1vXTak


君たちは海のどこかに一本のバタフライナイフを見つけるだろう。
それが俺だ。

658 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 21:06 ID:uv1vXTak


終わり。

659 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/04/12 21:06 ID:uv1vXTak
[バタフライナイフが青年の手首に絡みついていた]


660 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/13 07:09 ID:dQWILmvt
せめて消えていくひとつの魂を悲しんで欲しい。
このスレッドによって何かが許されることを期待している。

661 :よいどれ:04/04/13 12:16 ID:TKGT2L0U
だまって見てたら
気分の悪くなる書かれかたされちまったな、

ホントにつまらない突っ込みで悪いが
―君が今どんな状況に置かれているのかは誰にもわからない
―ただ、醜態を晒し、恥辱にまみれ、
―それでも生き抜いて、
―生き抜いて、自らの人生に復讐するというのも一つの方法だぜ

愚か者のこの言葉が君に届くことを願う。
歌川からすという一人の詩人が生きていることを願う。
これからも生きていくことを願う。


662 :名前はいらない:04/04/13 14:40 ID:BV3QJBAq
からすくん
初対面でごめんなぁ
いつも読んでたけぇど
まだ、死ぬことに酔えるうちは大丈夫だに
かなり悪酔いだねぇ
生きることに酔おうよ
また読ませてなぁ
からすくん

663 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 06:08 ID:+RIPD1Y4
[強く、純粋に、弱く]

そらが ぎんいろにかかがやき
そのひ ふゆが おれのために
もどってきてくれたのか と おもった

たいようが くものなかから
ぎらぎらと にぶいめをみはらせて
さむい かぜのなかで
おれは せかいがきれいだということに きがついた

なにもしらない まいにちの こどもたち

おれはひっしに なかないように
ずっとがまんしていた
これまでもそう あとすこしだけ そう
かんじょうをむいみに たれながして
けついするちからを よわめてはいけないから

ああ うみについた 11時55分

てをつなぎ あるく おやと こと あらゆる それらの びるでぃんぐ

なにも しらない せかいの こどもたち

なにも しらない まいにちの こどもたち

664 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 06:10 ID:+RIPD1Y4
[そのとき僕はこう叫んだ]

―さらば、わが人生―

665 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 06:42 ID:+RIPD1Y4
[天国と楽園の間で]

音韻が支配する世界の中に僕は立っていた
灰色の波のうねりは絶え間なくやって来る
テトラポッドの突端から吹き上がる白い波の中に
僕は透明で力の無い天使達を見た

あらゆる罪が許され かもめが不思議そうに僕の方を見ていた
その瞳は子供達のように純粋で無意味だった

それはもう死ぬかどうかということではなくて、
僕はただそこに立っていることを望んだのだ

冷え切った海の中で、僕は自分が被害者だということを感じていた
海が持っているのはそういう不思議な力だった

風が吹き波が寄せ水の中に呆然と立ち尽くしながら
僕は世界が剥き出した牙によってしっかりと噛み付かれていた
虎に血を吸われるうさぎのように 僕の開かれた目は全てを肯定していた

無限に繰り返す波の音韻の中で僕は泣いていた
海とは生命というシステムのことであり、
生命はまた全てだ
僕は生きていた 被害者だった
そうだ 誰も彼もみんな
僕らはみんな生きていたんだ

666 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:04 ID:+RIPD1Y4

[The Reality Of No-life King]

君が左手に 巻いていた包帯が
何なのか それすらも知らない
俺は子供だった

いたずらに 皮膚を傷つける
俺達を 見て君は
きっと近親間なんて 覚えやしなかっただろう

不思議なことに 俺達のお遊びは
君のその傷跡よりも ずっと多くのことを叫んでいた
でも今じゃ 左手の包帯は 他人に理解を求める種類の
アイテムじゃ無いってことが ようやく解ったよ

君は泣き声ひとつ ため息ひとつ
漏らす必要もなかっただろう
傷跡は 深ければ深いほど
その意味を 失っていくんだ

僕達はなんて不思議な存在だろう
僕達はなんて不死身な生命だろう
僕達は生きたままなんでこんなにも無意味だろう
僕達は一体なんて姿のかかしになっちまっているんだ?

君が許してくれるなら二人で笑いたいんだ
僕らにはそれが理想的であって
僕らにはそれが全てなんだ

667 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:18 ID:+RIPD1Y4
[悪い夢]

君の名前を 白紙に書き綴るということが
僕の生活を 支配して長かった
名前を呼び 名前を呼ぶだけで
何にもならないなんて すぐに解ることだけれど

俺はただ 君と手を繋いで
歩ければ それで良かった
その先の 長い工夫を
俺は 嫌っていたんだ

俺は名前を呼び 名前を呼んで
結局は 君という歴史を
拒否するしかなかった

手を伸ばし またそれを 斧で 切り落とし
そうやって 留まっていながら
俺は 自分が鼻先の ニンジンを追いかける
まるでロバ そっくりじゃないか と思ってた

668 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:29 ID:+RIPD1Y4
[悪い世界]

燃えろ燃えろ 世界は燃えているばっかりだ
消えろ消えろ もう何も残らなくて結構じゃないか
焼けろ焼けろ 人間は焼け焦げて踊り狂っているばっかりだ
もがけ、笑え ここはなんておっかないところだろう

神様がたんまりと 潮水をくださるだろう
必死になって そいつを飲み干してしまえ

ああ、ここはなんておっかないところだろう
ああ、なんて不愉快に面白い世界だろう

669 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:32 ID:+RIPD1Y4
[やはり 君は]

やはり 君は 死神だった
俺は あの日 君を見て
そして 考えて しまったんだ

670 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:39 ID:+RIPD1Y4
[心拍数を上げて血液を絞り出せ]

心拍数を上げて血液を搾り出せ

心拍数を上げて血液を搾り出せ

671 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 07:41 ID:+RIPD1Y4
[鏡の前にいるこの男は誰だ?]

鏡の前にいるこの男は誰だ?

鏡の前にいるこの男は誰だ?

鏡の前にいるこの男は誰だ?

672 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/17 08:17 ID:+RIPD1Y4
[もうこんな悪い夢は見ない]

もうこんな悪い夢は見ない

もうこんな悪い夢は見ない

君と手を繋いで歩きたかった

もうこんな悪い夢は見ない

もうこんな悪い夢は見ない

673 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 07:46 ID:OYwUJH7M
[モンスーン]

バタフライナイフと俺の神性は、どっかに飛んで行っちまったんだ。
俺はそれで、『俺』という意味の無いものに成り下がってしまったよ。

そのほうが幸せだってことは誰にだってわかることだろう、
問題はだね、君たち傍観者が俺と呼んでいた俺がいなくなってしまったってことなんだ。
それはこのスレにはもう何の意味も無いってことだ。
俺はただ歌川からすを滑稽にするためだけにこんなことをしているんだよ。

どこかバタフライナイフを見つけてくれ、
あいつがあればきっと俺は元通りになるさ!

674 :季節風のバーバラ ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 07:48 ID:OYwUJH7M
からす達の声がまるで海の波のようだ。

675 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 18:15 ID:OYwUJH7M
[排水溝の中のオタマジャクシ]

明日にはもう明日の 仕事なのに
僕はこの休日もまた 無為に過ごした

薄白い現実の光る沼から
薄暗い夢の世界の中へ
一本の意識が繋がり
何かもっと大きなものを
釣ろうとしている

音の無い場所の奥へ奥へと逃避すること
情報を限り無く限り無くまた限定してゆくこと

明日にはもう 明日の仕事なのに
今日も今日 僕はまたこの休日を
無為に過ごした

676 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 18:25 ID:OYwUJH7M
>>661
俺はあんたの事を愚かだと言ったんじゃない、
あんたが俺の自殺っていう考えを愚かだと考えるだろうと思ったんだ。
そこを誤解しているかどうかは知らないが、もしそうなら、
一応断っておくべきだし、俺はあんたを中傷するつもりなんて
全く無かったんだということを言っておかなければならない。
以上。

677 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 18:45 ID:OYwUJH7M
beat your heart up and bleed for the blood

678 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 19:03 ID:OYwUJH7M
[金魚の話し]

まだ海の匂いがしている
どこからか

これは死の匂いだ
精神が 感じ取っている種類のものだ

足を組んで ほどき
組んでほどくと良い
君の足は確実に萎えてきているよ

僕はでしゃばって、こう例えようと思う

「僕らは海水に浮かぶ赤い金魚だ
小さくはなく 大きくもない
水槽か金魚蜂か、何か急いで持ってこい

――でなきゃ僕らは死ぬだろう」

君は魚として海に出たいっていうのか?
いや、違うんだ 僕らは金魚なんだよ
狭いところでなきゃまずいんだ

679 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/18 19:10 ID:OYwUJH7M
[自殺に対するコメント]

勇気とか その類のことではないよ
ただ なるべく考えずに
行動する、
ということだけ。

680 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/20 18:51 ID:LJJD73b8
[踊る二匹]

歴史ある 池の 黒い
水を照らす 文明の 強い 白い
光り

風の無い晩のこと
一面に浮かび上がった
大小の灰色い苔が
街頭の 遠くに光りを受けて
ゆらゆらと 水に揺れていた

小さい 沢山の 細い
幾重もの 光る 輝く 輪郭を散らして
踊る二匹の鯉

681 :よいどれ:04/04/20 21:44 ID:PM+yMrO2
>>676
…ん、まあ、君が元気そうでよかった。
最近めずらしく上の方にも投下してるみたいだけど、がんばってくれよ
陰ながら応援してるよ

スレ汚して悪かったね。

682 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/20 21:52 ID:LJJD73b8
何が元気なもんか。
俺は今でこそ脳みそが麻痺しているけれど、
全部否定してしまったってことに変わりはないんだ。

ありがとうありがとう
ありがとうさようなら
俺はすこぶる元気だ

683 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/21 06:27 ID:zN5D4LZT
[朝はいつもと同じ]

砕けた巨大な鏡面の
くずが宇宙を襲ってる

星と一緒に風が吹く
風と一緒に塵が舞う

刺さる刺さる刺さる鏡の小さなつららつらら

そして太陽が傷ついて倒れた

でも朝はいつもと同じ

684 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/22 06:47 ID:ByQAWHor
[ヴァニシングポイント]

道だ

アスファルトではなくその白線ではなく
歩道では街路樹では家々の面(つら)ではなく

道だ
遠くまで

あそこに見える歩道橋を意味する言葉ではない
後ろに歩く沢山の人々を意味する言葉でもない

道だ
遠くまで
続いている

見ろ、見ろ、道の、先の、確実に続いているあの不確かなヴァニシング・ポイント
そして――人々の――「消失」――

道だ
遠くまで
続いている
という、事実

そして――我々の――「消失点」――

685 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/04/22 06:49 ID:ByQAWHor
>そして――我々の――「消失点」――

そして――我々の――消失点――

686 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/23 20:49 ID:36m5zm3K
[唸る逆さのハーミット]

ここ何日間かの俺の頭の中には、ひとつの素敵な考えが浮かんでいた

俺は次彼女を見かけたら、とにかく何と言うこともなく話しかけてやるだろう

それは宇宙船に乗って星を見に行くのと同じで素晴らしいことだ

駅前で探してはみたが彼女は居なかった

つまらない、何てことだ

687 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/23 22:35 ID:36m5zm3K
アヴェマリアってなんでこんなに穏やかで美しいんだろう。

688 :歌川からす@訂正 ◆lXZBPVO3GQ :04/04/24 06:42 ID:CeUJdftB
>俺は次彼女を見かけたら、とにかく何と言うこともなく話しかけてやるだろう

俺は次彼女を見かけたら、とにかく何ということもなく話しかけてやるだろう

689 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/24 06:52 ID:CeUJdftB
俺はまだ生きているから、もしかしたらスペースエイジを、
その新しい精神性をこの目で見れるかもしれない。

690 :名前はいらない:04/04/24 07:24 ID:8Ffc1m9D
@

691 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/24 21:50 ID:CeUJdftB
沢田研二を見ろよ。なんて素晴らしい男だろう。

692 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/24 22:32 ID:CeUJdftB
4月13日なんだ。
俺はあの日確かにどこかに存在していて、魂を持っていた。
俺ははじめて自分の首というものを見たよ。

悲しみしかなかった。
全てが終わる秒針の12の文字に向かって進んでいた。
一番最後の数字に辿り着いて、時間は0に消える。

俺は世界中で一番孤独だった。
不可能ということを理解し、呼吸し、それを精神で表した。

星が輝き、風が吹き、土が土として定まり、
世界がひとつの完結した偶像に変わっていくのを見て、
俺は何か完璧な




693 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/25 07:53 ID:SrjBnwZf
ふふふ

694 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/25 07:55 ID:SrjBnwZf
イカれ具合じゃみんな俺に負けてないじゃないか

695 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/25 21:26 ID:SrjBnwZf
ttp://members.aol.com/wjbgrafx/Tunnel/Tubeulent2.html

696 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/26 19:17 ID:o8ED10f1
[民衆の中でみた人の世の夢の歌]

過ぎてしまえば一瞬の 星の嘆きか輝きか
過ぎてしまえば一瞬の 夢の跡かよこの声も
過ぎてしまえば悪酔いも 空の青さを気付かせて
俺は一人で思い出す 何か遠くい君の声

過ぎてしまえば一瞬の 過ぎてしまえば一瞬の
ツツジ咲き 咲き乱れ 枯れ落ちて 薔薇の色
苔むした 岩の根の バクテリア バクテリア
さあ帰ろ さあ帰ろ

697 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/27 06:39 ID:DC615ct3
俺はもうそんなに長いことないだろう。
>僕は望む――少なくとも君と手を繋いだままで
全ての夢は打ち砕かれるよ。
>死んでいけるようにと
世界には何も無い。

698 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/27 06:48 ID:DC615ct3
>僕は 君が光を見ることを 望む
>誰一人本当に君を 救ってはくれないのだから
>ただフリをするだけで
the small print/muse

699 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 00:00 ID:EHn+5DbB
逃げ出さなきゃ現実から。
逃げ出さなきゃもっともっと。


700 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 00:21 ID:EHn+5DbB
人生から吸い尽くせ
全ての外見的な努力を捨てて

俺達はやらなきゃならないっていうのに
こんなにも時間を無駄にしている

仕事が必要か?
仕事しなければならないか?
それならばお前の人生はただ仕事そのものに過ぎない
枠にはまって心ごと
パソコンの中に組み込まれてしまえ

逃げ出さなきゃ生活から
こんなにも腐った現実から
逃げ出さなきゃもっともっと
まだもっと力を込めて

俺達は誰かのコピーではない
俺達は誰かのコピーではない

701 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 00:22 ID:EHn+5DbB
人生から吸い尽くせ
全ての外見的な努力を捨てて

俺達はやらなきゃならないっていうのに
こんなにも時間を無駄にしている

仕事が必要か?
仕事しなければならないか?
それならばお前の人生はただ仕事そのものに過ぎない
枠にはまって心ごと
パソコンの中に組み込まれてしまえ

逃げ出さなきゃ生活から
こんなにも腐った現実から
逃げ出さなきゃもっともっと
まだもっと力を込めて

俺達は誰かのコピーではない
俺達は誰かのコピーではない

702 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 01:00 ID:EHn+5DbB
今世の中で肯定され、また是認されているあらゆる胸糞の悪い品位どもを、
僕達は是非とも壊そう。

こんな薄ら寒い倦怠と疲労の連なりが、僕らの後を継ぐ世代と、
何よりも僕達自身に、一体何を残し、与えてくれるというのか?

考えても見ろ、俺達は進化と発展の歴史のその一時点に産み落とされた
全く新しい栄光の新世代であるというのに、社会は生まれてきた
そんな素晴らしい可能性達を真っ先に捕らえてしまって、
何よりも先ず経済と生活を安定させようだなんてことを優先させている。

全く日本人というのはどいつもこいつもくそったれだ!
そんなに仲間はずれが嫌ならいっそのこと流行りもののぬいぐるみでも被ってろ!
一体全体社会が俺達に何を提供してくれているっていうんだ?
俺達の前にあるのは疲れきった哀れなモンキービジネスだけじゃないか!
畜生死んでしまえ!
俺達は動物じゃねぇ!

アウトサイダーは芸術の全てだ!
お前たちは何よりもスーツを重んじて、そうやって人生を安売りしているだけだ!
現実から――目を――背けて――逃げ出すことすらせずに!
問題を無視しているだけじゃないか!
何があるっていうんだ!?

答えろ、お前の、人生は、道端の、ゲロよりも、味の無い、
ただの、プラスチックの、無意味な、パッケージだ! 違うか!?

俺は逃げる! こんな現実からとことん逃げ続けてやるぞ!
自殺してやる!破壊してやる!浮浪してやる!堕落してやる!
生活も常識も生命も論理性も、全部糞喰らえだ!
そんなものは全てゴミ処理場の山の上にでも埋まっていろ!

703 :デラシネ ◆HDMUcC9vFA :04/04/29 05:38 ID:4719MXms
こんな現実の中にも、愛すべきものがあると思ったんだ。
私の全肯定は、自分を縛り付け、周囲もろとも腐らせてしまった。 

私よ 狂ってしまえ! 現実から逃げて逃げて逃げながら 真実をついばめ!

 



704 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 07:00 ID:EHn+5DbB
そうだ、俺たちは、もっともっと、もっと真剣に生きるんだ。
殻を突き破って、骨を砕くことを好んで、全く新しい狂った生命を生み出すんだ。

705 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/29 17:46 ID:EHn+5DbB
逃げ出さなきゃ、現実から。

706 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/30 10:50 ID:eJUsG2rP
問題は何を行動するかということでね。
いいか、

707 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/30 11:07 ID:eJUsG2rP
僕がわざわざこんなに一生懸命にならなくちゃならんのは、
そもそも僕自身が誰よりも、失望した一匹の日本人に過ぎないからだ。

そしてもちろん僕は現状から逃れたいと思うのだが、
「逃れたいと思う」というそのことこそつまり、
僕がもう逃れようの無いほどどっぷりと、味の無い排他的な人生観の流れの中に
組み込まれてしまっていることを意味しているのだ。

>自分の声を聞くことのできない喇叭

>ヒーローは親を持たない

そうか。

708 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/30 11:18 ID:eJUsG2rP
eh

死ぬことはできた。
だが家族がいる者にとって、浮浪や放浪はそれよりもつらい。
俺は俺の苦しみだけでなく、肉親の不安まで見積もらなければならないからだ。

もちろん脱線しなければならない。
どこかどこかで。

狂おしく前進し、悩みぬいて、突き破っていかなければ。

709 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/04/30 11:32 ID:eJUsG2rP
[スケッチ]

紫陽花の 若葉の陰で
見も知らぬ 斑(まだら)の鳥が
灰色の 頭を曲げて
枯れ草を 蹴り上げる

どく どくと
どくと翼を打ち鳴らし
影だけがモザイクの木陰を
するすると抜け出した

710 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 08:02 ID:8q/gjN2+
散りばめられた魂の声が
意味を無くして転がる

多くのものがこの場所から遠く離れていることを
また理解する

一人で勝手に幸せそうな
冷たい言葉

嫉妬?

それは昔古くから残る
天空に良く似た
あきらめ

711 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 08:05 ID:8q/gjN2+
暗闇で血を流して
震えながら
執念で生きている蜘蛛

712 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 19:42 ID:8q/gjN2+
疲れた

まだ

疲れる

713 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 19:43 ID:8q/gjN2+
hey baby scratch your number

714 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 19:45 ID:8q/gjN2+
何の大差も無いゴミの群れじゃないか。

715 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 22:06 ID:8q/gjN2+
答えろ。

俺は何だ。




お前たちは何だ。

答えろ。

716 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 22:16 ID:8q/gjN2+
歌川からす in Escapement Goats

717 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 22:28 ID:8q/gjN2+
goatというよりはgauntだね。

718 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 23:31 ID:8q/gjN2+
荒野には新しい生き物が生まれ出していた。
他の生き物たちの隠された苦痛を享受し、それを嘆き、
決して安息の地を選ぶことのできない哀れな生き物。
主はこれを見て、口を開き、エスケープゴーントと名付けた。

719 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/04 23:43 ID:8q/gjN2+
hey baby scratch your finger
(you cut off all of your number)

hey baby scratch your finger
(you cut off all of your number)

hey baby scratch your finger
(it's realy my favourit number)

hey baby hey baby,
(you cut off all of your finger)
hey baby hey baby,
(it's realy my favourit number)

you cut off, you cut off, you cut off cut off cut off yourself in bed

hey baby scratch your number
you cut off all of your finger, -yeah


720 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/05 22:10 ID:oultK9Pg
可もなく不可もない生活と未来を
生きることは侮辱。

721 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:27 ID:+u4nK+W2
世界中が悲しくて誰も責めることが出来ない。

722 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:33 ID:+u4nK+W2
排水溝の中に俺の生首が溜まっている。

723 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:34 ID:+u4nK+W2
暖かな優しい光りがやってきて嘘を付いた。

724 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:35 ID:+u4nK+W2
それが解らぬ俺ではない。

725 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:36 ID:+u4nK+W2
だが優しいこと以外の何ならばこの世で意味を持つというのだろう。

726 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:37 ID:+u4nK+W2
欺瞞かどうか解からなかったので首無しにして愛した。

727 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 06:48 ID:+u4nK+W2
首無し女は首無し男をがんばって励ましてくれたが。

728 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 21:50 ID:+u4nK+W2
引っ張るようにして男の身体を引き摺って歩いていたのでその内に磨り減ってきた。

729 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 21:51 ID:+u4nK+W2
首無し女がとうとう背骨だけのマッチ棒の芯のようなものに成り果ててしまうと。

730 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 21:52 ID:+u4nK+W2
それを見て哀れんだ男は「もうお止めなさい」と声をかけた。

731 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 21:54 ID:+u4nK+W2
悲しくなった首無し女はばったりと倒れて泣きながら折れて死んだ。

732 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 22:01 ID:+u4nK+W2
すると首無し男もどうやら泣いていたようだったが女に駆け寄ろうともせずに
いつまでもそこに親の無い赤ん坊のように転がっているだけだった。

肉が腐り雨が降り雪が降り雪解けてちょうど春が来る頃

二本の細い骨の間に小さなあどけない首が咲いていた。

733 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/06 22:26 ID:+u4nK+W2
人は絶望する替わりに怒るんだ。
自分のせいにするか、何か他のもののせいにするか、というところで
誠実な合理的なことなのに絶望は見下されている。

こんな悲しい世界のために、怒りに任せていっぱいいっぱい人を傷付けるがいい。
そして問題から目を背けるんだ。まるで自分には全く関係していないことのように。

こんな悲しい世界なのに、自分の幸福を見積もっていつまでもいつまでも
そうやって他人を傷つけていればいいんだ。
その内に道端の浮浪者の死体から蛆の花でも見つけるだろう。

俺はやっぱりここに生きていたくはないよ。

734 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/08 19:41 ID:TvmOYtsY
言うことも無くなった。

735 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 01:10 ID:oepO00jI
[私へ]

私へ

何十年間の孤独な毎日を待つつもりですか?

736 :名前はいらない:04/05/09 04:48 ID:Xv/4wpUM
君は……まだ、諦めることが出来ないんだね。
それでもまあ、それも君の人生だ。

私は諦めとかいう愚かな鎧のおかげで、なんとか生きてるよ。
これはこれで悪くない……。

青い空を見て青いと思えたり、太陽を見て眩しいと感じたり。
そういう外の良い形だけを、ただ取り込んで生きていったら……それなりに
悪くないと思えるようになる……。

いつか、君がラインのこっち側にくることを願いつつ。


                                         いつかどこかの名無しより

737 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 08:39 ID:oepO00jI
あきらめ……。

738 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 08:40 ID:oepO00jI
みんなあきらめていきてゆくのか

739 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 08:53 ID:oepO00jI
俺にどうして貴方を責めることができるだろう。
何も答えを出せない現状に、どうして貴方を非難する資格があるのだろう。

でも、俺は腐敗より死を選ぼう。
勝ち目が無いことはもう解かってきているんだ。
後はただ消え方の問題に過ぎないけれど、
それでも若くまだ強かった時代を自分の墓標にしたい。

740 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 09:28 ID:oepO00jI
もうここには来るな。
負け犬を見物して君たちの時間を無駄にするなよ。

741 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 09:33 ID:oepO00jI
俺はただ〜 死んでいくだけ〜 ♪

742 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 15:28 ID:oepO00jI
[お礼を言います]

大丈夫 心配無い もう平気だから
全部良くなったよ 全部解決した
心配してくれてどうもありがとう

解ったよ 変わったよ 世界 もう安心だから
生きていける やっていける あるよ 幸福 ちゃんと
ちゃんとここにあるよ
心配してくれてどうもありがとう

すごく 良い気分だ すごく 嬉しいんだ
ようやく朝日も空に来る立てるなら鳥の響きも声に響く
全て解決した 生きられるってことが こんなにも
こんなにも嬉しいんだ

大丈夫 もう平気だから
ちゃんとここにいるよ
今まで心配してくれて
本当にどうもありがとう

743 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 17:21 ID:oepO00jI
[唐突にやってきた春]

もう言わないもう言わないもう言わない

また歩けるほら今じゃスター捉えた眼が
どんどんと跳ねているの見なよ
変な冷たい感じは 無くしたんだとうに
愛をもっと運ぼうとあの詩捉える真珠(オーブ)の日々

岩の根のリズム、リズム、リズム
so free

744 :火尭烏 ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 19:56 ID:oepO00jI
[永遠に終わらない冬]

I wanna die, I wanna die, I wanna die,

but I feel I'm just a troublemaker
that don't have any treatment. yeah
when your sweet hands are extend to me,
I'm not comfort and struggle hopelessly.

I wanna leave, leave, leave,
so pleeeeeease...

745 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 20:29 ID:oepO00jI
だからもう行きなよ。

746 :歌川からす@修正 ◆lXZBPVO3GQ :04/05/09 20:37 ID:oepO00jI
>>743
また歩けるほら今じゃスター捉えた眼が

また歩ける今じゃスター捉えた眼が


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