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2ちゃんミステリ板・読書会 <古典編>

1 :名無しのオプ:02/09/29 17:50
読まなきゃなあと思ってるけど、いまいち気が乗らずに放置している古典作品。
そんな作品を挙げていき、期限を決めてみんなで読んでいこうというスレッドです。
文庫で手に入りやすいものから読んでいこうと思います。
みんなで読めばこわくない!

2 :名無しのオプ:02/09/29 17:51
2ゲット。

3 :名無しのオプ:02/09/29 17:52
で、ナニ読むの?

4 :名無しのオプ:02/09/29 17:54
クビキリサイクル

5 :名無しのオプ:02/09/29 17:55
>>3
これもそれから決めていきたい!

>>4
古典キボンヌ( ´д`;)

6 :名無しのオプ:02/09/29 17:58
と、いいますと、例えば「木曜の男」や
「毒入りチョコレート事件」のような『オチがわけわかんない』
作品ですか? それとも、「月長石」のように、ぶ厚すぎて
読むのに勇気のいる作品とか?

7 :名無しのオプ:02/09/29 17:59
古典ということでポーはどうでしょう!

8 :名無しのオプ:02/09/29 18:02
じゃあ、ポーの一族で

9 :名無しのオプ:02/09/29 18:06
>>6
いや、もっと基本的なやつでもいいのです。

>>7
そんな感じでよろしく!

>>8
( ;´Д`) 古典キボンヌ

10 :名無しのオプ:02/09/29 18:14
うへえなり

11 :名無しのオプ:02/09/29 18:16
ではでは、創元推理文庫の短編傑作選(全五巻)
なんていかがでしょう。個人的には、
皆様にぜひ『二瓶のソース』を読んでいただきたい。

12 :名無しのオプ:02/09/29 18:16
「毒入りチョコレート事件」「木曜の男」は基本中の基本じゃ。
「ポーの一族」はすでに古典じゃ。

13 :名無しのオプ:02/09/29 18:18
自分でスレ立てたわりには随分と人任せだな。
スレの1を気取るならスレを引っ張る気概を見せろ。
具体的な書名をあげるとか。
それすらできず、人の意見に無難な茶々を
入れるぐらいしかできないなら頻繁に顔を出すなよ。

14 :牛丼特盛。ギョクだくで:02/09/29 18:18
古典といえば、やはりカーなり。
「連続殺人事件」これは最後の謎解きで
大失敗しているところがあり、本格派のカー
のおちちゃめな一面が見られるなり。

15 :名無しのオプ:02/09/29 18:21
ヴァン・ダインなどどうだろう。

「ベンスン殺人事件」「カナリヤ事件」「グリーン家殺人事件」「僧正殺人事件」

の中から一冊。図書館や古本屋でないと手に入りにくいかな?

16 :名無しのオプ:02/09/29 18:22
クイーンの悲劇シリーズなんて
結構読んでない人多いんじゃないか?
これを機に読んでみそ。

17 :名無しのオプ:02/09/29 18:24

>>1が思い切って独断で課題図書を決めれ。

18 :名無しのオプ:02/09/29 18:24
うわ、>>14の意見に大賛成。
プリーズ「連続殺人事件」。

19 :名無しのオプ:02/09/29 18:24
ロスマクとかチャンドラーとか逝ってみるのも一興かと。

20 :名無しのオプ:02/09/29 18:28
時流に則して
鮎川哲也「黒いトランク」とか。

21 :名無しのオプ:02/09/29 20:21
では、 >>14 で大決定していきたい!

手に入りにくい人はオンライン書店で購入もできるんだよ!

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/489986/249-1968692-7708368
本やタウン
http://www.honya-town.co.jp/index.html
esbooks
http://www.esbooks.co.jp/bks/01/01_01_01_00.html

22 :名無しのオプ:02/09/29 20:25
「アクロイド〜」の犯人が本当に○かどうか確認しる!

23 :名無しのオプ:02/09/29 20:29
>>21
ドライアイスも購入できますか?

24 :名無しのオプ:02/09/29 20:30
『連続殺人事件』 (著:ディクスン・カー、訳:井上 一夫) 創元推理文庫 118-10

>>21
本やタウンは全国の加盟店で受け取れるし、
https://www.honya-town.co.jp/sb/html/HOsbStateList.html

esbooksはセブンイレブンで受け取れるから、送料を気にするキミも大安心で注文していきたいネ!

25 :名無しのオプ:02/09/29 20:33
>>15-20
ありがとネ! 次のお題にするんだよネ!

>>23
ドライアイスはちょっと難しいんだよネ! 運んでる間に気化しちゃうんだよネ!


参加キボンヌという人は名乗り出て欲しいんだよネ。

26 :このスレの18:02/09/29 21:11
既読の人間ですが、参加してよろしいでしょうか?
大好きなんです「連続殺人事件」。

27 :名無しのオプ:02/09/29 21:22
「連続殺人事件」のあれってさ
アシモフはだめだといい
由良三郎はできるといった
私が見たとカーはいった…
誰を信じてよいのやら

28 :ゴブリン田中 ◆QED/.lL2 :02/09/29 21:42
むむ、微妙に楽しそうな企画ですね。よーし、パパ参加しちゃうぞー。
っていうかカーの作品、未読なんですけど「連続殺人事件」から入って無問題でつか?

29 ::02/09/29 21:50
ゴブリン様。
「連続殺人事件」って、登場人物のほとんどが酔っぱらいで、
密室トリックは>>27にある通りものすごく無理のある代物で、
それなのに執筆したカー本人はお気に入り、という作品です。
軽々しくはオススメできないのですが・・・。私は大好きです。

30 :基地外 ◆OZZYSoz2 :02/09/29 21:56
>「連続殺人事件」
カーの作品では一番好きです。

#その次に好きな「読者よ欺かるるなかれ」が
#最近文庫化されたのでタイムリーとも思うが。

31 :羊バンター:02/09/29 22:58
Σ(゚Д゚;)・・・(明日買って来て仲間に入れてもらおう・・・いや、今から買いに行くかいっそ・・・・)

32 :名無しのオプ:02/09/29 23:16
自分も「連続殺人事件」未読ですんで、
いい機会だし探しに逝ってみます。

33 :名無しのオプ:02/09/30 00:15
カーなら黙って火刑法廷をお勧めします。
連続殺人事件は好き嫌い分かれる気がしますしね。

34 :名無しのオプ:02/09/30 00:25
「連続殺人事件」僕が一番最初に読んだカー作品。そういう意味でも思い入れがある。
ラストでタイトルの意味が分かって、ホロリとする、そんな作品。
(ホロリとするかどうかは、微妙かな、人によりけり)

35 :ゴブリン田中 ◆QED/.lL2 :02/09/30 08:29
>>29
わざわざ丁寧に説明していただき、サンクスです。
登場人物のほとんどが酔っぱらい、ってなんか(・∀・)イイ!!
とりあえず発見次第購入します。

36 ::02/09/30 12:18
連続書き込み御無礼。

実をいえば、>>33のご意見が正しいかな、と思うんですよ。好き嫌いの分かれる作品だし、
カーは「三つの棺」や「ユダの窓」や「火刑法廷」といった(真面目な)傑作がありますから、
最初に「連続殺人事件」を読むと、カーのことを誤解してしまうんではないかな、と。
たとえて言えば、こんな感じです↓


カーの作品群での裏ベストはやっぱり、
「連続殺人事件」、これだね。
バカミス。これがカーの裏の顔。
バカミスってのはギャグが多めに入ってる。そん代わりトリックがちゃち。これ。
で、それに笑う後家(魔女が笑う夜)。これ最強。
しかしこれを読むと次からカーを誤解してしまうという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。




37 :名無しのオプ:02/09/30 13:19
「初めてのカー」なら、
やはり「火刑法廷」「三つの棺」「ユダの窓」辺りがいいだろうな。

自分としては「連続殺人事件」も好きだが、
まず上記三作を読んでから手に取ることを薦める。

38 :2チャンネルで超有名:02/09/30 13:25
http://wqll.jpn.ch

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39 :名無しのオプ:02/09/30 14:21
「夜歩く」も捨てがたいですね。
トリックはちゃちなものですけど、オカルティズム
パリの頽廃的雰囲気、ストーリーテリングなど
これでカー好きになったもので思い入れが深いです。
ミステリとしては小味でも初期バンコランものを推薦します。

40 :名無しのオプ:02/09/30 14:58
このスレは

【密室】初心者が最初に読むのにベストなカーの作品教えれ!【荒技】

になりました。


41 :名無しのオプ:02/09/30 16:06
このスレは、頃合いを見計らって

【アリバイ】初心者が最初に読むのにベストな鮎川哲也の作品教えれ!【時刻表】

になります。

42 :名無しのオプ:02/09/30 17:15
まあ、四の五の言っててもしゃあないから「連続殺人事件」でええんちゃう?
カーの中でも異色作(代表作じゃない)ということが分かってればいいと思うなり。

43 :名無しのオプ:02/09/30 19:28
で、>1さん、
どんな風に語るんですか?

44 :名無しのオプ:02/09/30 19:29
要するに、各々「連続殺人事件」を読んで感想をここに書くということか?

45 :羊バンター:02/09/30 20:21
買ってきました、これから読みます。

46 :名無しのオプ:02/09/30 20:35
>>43-44
そういうことです。
一週間ごとくらいに課題図書を決めて読むのです。

47 ::02/09/30 22:08
羊バンター様は、「連続殺人事件」は初めてですよね。
笑うか怒るか、ドキドキします。
ふつう、ミステリは解決編で感心するか
驚くかのどちらかのはずなんですが。

48 :名無しのオプ:02/09/30 23:52
>>47
まぁ「笑う後家」ほどではない(w

49 :名無しのオプ:02/10/01 12:46
「連続殺人事件」の感想(っても読んだの何年前だろう…)
藤原宰太郎の馬鹿

>>48
「笑う後家」、僕はかなり好きです(笑

50 :牛丼特盛。武部さん更迭されちゃったね・・・:02/10/01 13:13
俺は>>14ですが、どうやらおれの意見が採用されちゃったみたいね・・・
カーは結構、前フリがぐだぐだと長いので
たしかに初読の人にはおすすめ出来ないかもね。
フェル博士ものか、HM卿ものしか俺も呼んでません。ごめーんちゃい。

51 ::02/10/01 14:09
>50を書かれた方へ。
>カーは結構、前フリがぐだぐだと長いので
とのことですが、「連続殺人事件」に関しては、
前フリがラブコメだったりして、それはそれで
楽しめるのでは、と思うのですが。


52 :名無しのオプ:02/10/01 19:27
カーのはほとんど揃ってたのに『連続殺人事件』だけ置いてなかった……。
明日は都心の大書店に出てみようかな。

53 :羊バンター:02/10/01 20:43
今、半分くらいです。博士が注意点を数えあげているところです。

54 ::02/10/01 23:07
たびたびの書き込みすみません。これで最後にしますので。

評論家やファンに「ディクスン・カーの傑作は?」と
尋ねると、『三つの棺』や『ユダの窓』、『火刑法廷』、『爬虫類館の殺人』
などの作品があがります。
『連続殺人事件』を傑作という人は滅多にいません。トリックに勘違いがあるのは
有名な話で、ひょっとしたら、この作品のせいでカーの評価が
下がってしまっているのでは、と思えるほどです。
だけど、ご本人はこの作品がお気に入りだったようです。

この作品には、密室の謎や歴史に関するうんちく、男女の駆け引き、
酔っぱらいのドタバタ騒ぎなどなど沢山のものがつまっています。

私は、この作品が大好きです。
今読まれている、あるいはこれから読まれる方々が
この作品を楽しんで下さればいいなと思います。

55 :名無しのオプ:02/10/02 00:04
遅レスだが、
>>45
「連続殺人事件」って異色作かな?
ある意味非常にカーらしい作品に思えるのだけど。

>>33ほか
「火刑法廷」は逆に初めてのカー作品としてはおすすめしたくない。
こちらこそ異色作だと思う。他のを何冊か読んでおくことで、
あのラストがさらに効果的になると思う。

>>54ほか
トリックの一つに問題がある(かもしれない)というのは確かにその通りだし、
有名だと思う。おれも読む前に知っていた。ただ、そのトリックを知った上で
読んでみて思ったのだけど、この作品の最大のポイントはそこではない。
長いこと読まずに損をしたと思った。

要は、初めてのカー作品として十分ありだと思うし、また比較的読みやすいので
いい題材なんじゃないかな、ということが書きたかったのだけれど。

カーのファンとして、楽しみにしてます。

56 :名無しのオプ:02/10/02 00:18
なんか、カーの話になると熱く盛り上がる方が多くて、ワクワクします。
しかし、いきなり『連続殺人事件』はどうかなぁ。
密室トリックだったら、『三つの棺』、『プレーグコートの殺人』、『赤後家の殺人』。
怪奇趣味を味わうのなら、『火刑法廷』、『囁く影』、『魔女の隠れ家』。
謎解きを楽しむのであれば、『緑のカプセルの謎』、『弓弦城殺人事件』、『白い僧院の殺人』。
歴史ものであれば、『ニューゲイトの花嫁』、『火よ燃えろ!』。
いかがですか?

57 :名無しのオプ:02/10/02 00:31
そういえば、『プレーグコートの殺人』って入手難じゃなかった?

58 :名無しのオプ:02/10/02 03:03
>>55

33です。
確かにそれ(ラストの衝撃が落ちる)は否定できませんね〜
ですがそれを差し置いても一作限りなら完成度から「火刑法廷」が一番かなと。
「連続殺人事件」はある意味カーらしい作品(バカミス寄り)ですが初めてのカーにはどうかと思いまして…

ちなみに僕の好みは「死人を起こす」や「笑う後家」のようなバカミスです。(笑



59 :名無しのオプ:02/10/02 08:14
月長石とコリン・ウィルソンの賢者の石の感想希望

60 :名無しのオプ:02/10/02 18:00
やっとあった……。
これから読みます。

61 :ゴブリン田中 ◆QED/.lL2 :02/10/02 20:56
漏れもようやくゲットしたなり。これから読みはじめます。

62 :名無しのオプ:02/10/03 12:20
何人かゲットしたみたいですね。(たぶん連続殺人事件ですよね)
果たしてどんな感想でしょう…

63 :名無しのオプ:02/10/03 12:25
「連続殺人事件」か。読むのは今回が初めて、という人達の感想が楽しみ。

64 :名無しのオプ:02/10/03 15:26
カーはまだ一作も読んだことなくて、いつかは取り組まなければならない壁だと
思っていました。
この機会に読ませていただきます。「連続殺人事件」

では、2・3日後ぐらいに「2chミステリー夜話」みたいにして語りますか(w

65 :名無しのオプ:02/10/04 22:32
明日、次のお題を決めたいと思いまーす。
そうすれば日曜日に探せると思うので。

『連続殺人事件』の感想は明後日、語り合いましょう。

66 :名無しのオプ:02/10/04 22:33
>>59
 面白いですよ。ただ、トリックや論理を求める人には、?かも。
 私は、カッフ部長刑事やガブリエル・ベタリッジの人物造型に魅せられました。
 カッフ部長刑事は、これ1作で忘れられない名探偵の地位を獲得しているのでは
ないでしょうか。

67 :名無しのオプ:02/10/04 23:08
>>65
>明日、次のお題を決めたいと思いまーす。
海外ものと日本ものを交互にやってほしい。

68 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/05 07:40
「連続殺人事件」読了しました。感想書くのは明日?
とりあえず感想書く前に頭整理しておこう。

次のお題の件ですが、ミステリ初心者としては、
これぞこの作家の代表作!
といった感じの作品だと嬉しいです。

69 :名無しのオプ:02/10/05 13:16
やはりカーの次はクイーンですかね。
僕は「エジプト十字架の秘密」が初めてのクイーンでした。
ちなみにクリスティは「ABC殺人事件」です。

好みの作家はバークリーですね。
こちらは初読は「トライアル&エラー(試行錯誤)」です。

とりあえずこの辺が無難かと思いますが。




70 :名無しのオプ:02/10/05 13:39
>やはりカーの次はクイーンですかね。
>>67は黙殺? スレッドの主旨からいったら
もっともな提案だと思うけど。

71 :名無しのオプ:02/10/05 14:16
タイムリーという事で鮎川御大の「黒いトランク」なんて如何でしょう?
あとこの企画は本格に限らないですよね?

72 :名無しのオプ:02/10/05 16:10
69です。
67見落としてました。失礼しました。

というわけで国内物なら…
鮎川哲也の「黒いトランク」はいいですね〜。
もしくは「りら荘事件」でしょうか。

正直あまり鮎川は好みでは無いのですが時期的にはいいと思います。


73 :名無しのオプ:02/10/05 18:30
鮎川哲也作品に一票。鬼貫ものなら、
光文社文庫版が手に入れ易いし。
やっぱり「黒いトランク」かな?

初めての鮎川作品が「黒いトランク」だったので思い入れがあるなあ。

74 :名無しのオプ:02/10/05 20:24
◎光文社文庫
人それを情死と呼ぶ/ペトロフ事件/準急ながら/戌神はなにを見たか/
黒いトランク/死びとの座/鍵孔のない扉/王を探せ

◎創元推理文庫
五つの時計/下り“はつかり”/黒いトランク/憎悪の化石/黒い白鳥/
死のある風景/風の証言(近刊)

◎講談社文庫(絶版か?)
りら荘事件/死者を笞打て/朱の絶筆

◎河出文庫
本格ミステリコレクション4 鮎川哲也名作選 冷凍人間

◎扶桑社文庫
昭和ミステリ秘宝 翳ある墓標(近刊)

◎出版芸術社
名探偵・星影龍三全集1赤い密室/2青い密室
鬼貫警部全事件1碑文谷事件/2不完全犯罪/3夜の訪問者

それ以外の長篇
白の恐怖/砂の城/偽りの墳墓/宛先不明/沈黙の函

75 :74:02/10/05 20:27
鮎川作品の候補作一覧を追悼スレッドからコピペしました。

まあ、光文社か創元だろうな。カーが「連続殺人事件」だったから
別に「黒いトランク」にこだわらなくてもいいと思われ。

俺はトランク以前に読んでほしい処女長篇「ペトロフ事件」を推したい。
300ページもないから、すぐ読めるし。

76 :名無しのオプ:02/10/05 20:36
鮎川作品でいいと思うよ。
でも確かに、「黒いトランク」はとっつき難いという人もいるかも。

という訳で、俺がお勧めするのが
「ペトロフ事件」と「準急ながら」。
両作品とも、光文社文庫で238頁と比較的短めでいいと思う。
このどちらかからと言われれば「準急ながら」かな。
巻末の時刻表、「ペトロフ」は使われている漢字など、読みにくい点があると思うので。

77 :名無しのオプ:02/10/05 21:15
鮎川センセなら「鍵孔ない扉」を推したい。これも傑作。

78 :77:02/10/05 21:17
間違えた。「鍵孔のない扉」だった。

79 :名無しのオプ:02/10/05 21:46
鮎川作品、推したいのは「りら荘」だが、絶版っぽい?
しからば、>>76に同意。

80 :名無しのオプ:02/10/05 22:14
『りら荘』の講談社文庫版は品切れなり。
『ながら』は(メール欄)のところをうっとうしく感じるかもしれないので、『ペトロフ』を推したい。
処女作だし。

81 :名無しのオプ:02/10/05 22:44
とっつき易さならやっぱ草原の短編集じゃないか?

82 :名無しのオプ:02/10/05 23:03
>>81
ただ、厚いんだよね。

83 :名無しのオプ:02/10/05 23:08
表題作だけでも読んだ時点で感想をうpしてくれれば、良いでしょう。
未読だが、「五つの時計」が気になる。

84 :名無しのオプ:02/10/05 23:37
>>83
どうせ他の作品の話もするだろうから、それはちょっとまずいのでは。
もちろん傑作ぞろいだし、多くの人に読んでもらいたいとは思うけど、
時間の限定された状況での課題図書にするのは躊躇われる。

85 :名無しのオプ:02/10/06 02:20
では、『準急ながら』で行きます!
『ペトロフ事件』よりもお話自体が面白いと思うので。

下の光文社文庫版が手に入りやすいです。
駅前の小さい本屋さんにも置いてあると思いまーす。
http://www.kobunsha.com/book/HTML/bnk_73193_7.html

86 :名無しのオプ:02/10/06 07:42
ええ〜!? ペトロフのほうが満州ロマンに溢れてていいと思うけどなあ・・・
まあいいか。
「準急」は私読んだので「黒いトランク」でも読むかな。

・・・って、カーがまだだった(w

87 :名無しのオプ:02/10/06 09:54
俺もペトロフの方が面白いと思うけど……。
誰かが裁定しないと、いつまでも決まらないしなぁ。

カーは今夜から? いま読み始めたよ。早くしなくちゃ。

88 :書斎魔神:02/10/06 11:50
参考までにアプしておきます。

350 :書斎魔神 :02/09/27 05:24
追悼記念として、私が鮎のスレに書き下ろした読書ガイド(決定版)を
このスレにもアップしておくこととする。

鮎川哲也長篇ランキング

(A) 「黒いトランク」
   鮎川アリバイ破り小説の総決算として最後に読むべき
   作品。かなり緻密で複雑なプロットであり、初心者向き
   ではない。
   「りら荘事件」「朱の絶筆」
   パズル好きにはたまらない2作品だが、星影もの等の
   短編集でウオーミングアップ後に仕上げとして読むの
   が無難。

89 :書斎魔神:02/10/06 11:51
B  「黒い白鳥」「憎悪の化石」「砂の城」「偽りの墳墓」
   「死のある風景」「鍵孔のない扉」「風の証言」
   「戌神は何を見たか」「沈黙の函」「王を探せ」「死びとの座」
   この辺はどれもいいが、私的には「風の証言」が印象に
   残る。最後の4作は鬼貫ファンは少しガクッかな。
   「ペトロフ事件」「宛先不明」「準急ながら」「積木の箱」
   分量的には軽量級だが水準以上の出来映え。
   「死者をむち打て」
   ワラタ。超異色作。本格ではないので注意。

C  「白の恐怖」
   失敗作、以上。だがその心意気良し。

E  「人それを情死と呼ぶ」
   清張の通俗長篇の線を狙ったのだろうか?駄作。
   つらいが逝って良し!

90 :書斎魔神:02/10/06 11:53
689 :書斎魔神 :02/10/05 11:45
この数日、鮎作品を常に携帯し、読みふける日々が続いている。
追悼の意もあり、徒然なるまま、筆者なりの感想を記してみたい。

「黒いトランク」(創元推理文庫)
創元のオリジナルバージョンであり、角川文庫で初読のときと少し異なる感じを
受けた。
気付いたことを2,3。
1 人物・風景を鮮やかに浮かび上がらせる鮎の的確で丁寧な描写力は、
  あくまで、純文学>ミステリという一般的な通説・多数説という観念に従えばだが、
  純文学の執筆も可能だったのではと思わせるものがある。
  第3章目覚めぬ人のラストの一行など、登場人物の心象風景にまで達しており、
  見事としか言い様がない。
  「走るようにしてかどの薬種屋をまがりながら、白秋をつうじてあこがれつづけていた
  柳河(*筆者注 今は柳川ではないのか?)の印象が、
  いまはうす汚れた白茶けたものになってしまったことを、つよく意識したのであった。」
  この最後のくだりを生かす意味では、今回、創元バージョンで梅田警部補が、
  筑後柳河に出向き白秋に思いを馳せるシーンが復活されたのは、きわめて妥当である。

2 第5章のタイトルが、「古き愛の唄」というベタなものから、
  「疑惑」というあっさりした鮎作品らしいものに変更されたのには、好感が持てる。
  巻末の鼎談で、北村薫が、鬼貫ファンとしては「古き愛の唄」というのも捨て難い、
  などと鬼貫ファンを代表するかのような発言をしているが、
  不遜な態度と言わざるをえない。
  ちなみに、本書巻末の鼎談の参加者である北村薫、有栖川有栖は、
  私は新本格の中でも嫌いな作家である。
  本格作品の幼児化を招いた彼らの罪は、きわめて大きいものがあると言える。
  東京創元社は、鼎談の参加者のセレクションを誤ったと言わざるをえない。


91 :書斎魔神:02/10/06 11:54
690 :書斎魔神 :02/10/05 11:49
3 本書の鬼貫は、笠置衆を思わす渋さである。
  そう言えば由美子さんの話し方も原節子風である。
  まあ、当時は普通の話し方だったんだろうが。
  例 由美子さん上京シーン
    「トランクを手荷物にして、一緒にまいりましたの、今朝ついたとこですわ」
  
  ・由美子さんとの逢瀬のシーン
  「やあ」
   と鬼貫はつとめて無感動な調子で言った。
  「やって来ましたよ」
  
・ ラストの鬼貫と丹那の会話
「ねえ丹那君」
 と、鬼貫は声をかけた。
「ふるさとは遠きにありて思うもの、というじゃないか。ぼくが由美子さんを
想う気持ちもそれなんだ。わかるかい?」
   「解りませんな」
   相手の返事には硬いひびきがこもっていた。
  
  いずれのシーンも他のバージョンでは、もっと長めで情緒的である。
特にラストシーンに至る2人の会話は、鬼貫(というよりは作者の鮎)の女性観が
  良く出ており、肝胆相照らす仕事仲間であっても、独身者と妻帯者の埋められぬ溝が
  良く表現された名シーンである。

4 トリックの解明等は、ナレーションをまじえた処理をする等により、
  巧くシナリオ化すれば、スリリングに映像化することが可能だと思う。
  黒トラ限定で理想のキャストは、
  鬼貫  笠置衆
  由美子 原節子
  丹那  千秋実


92 :名無しのオプ:02/10/06 11:55
当然ですが、荒らしのレスは完全放置でお願いします。

93 :書斎魔神:02/10/06 11:56
692 :書斎魔神 :02/10/05 12:20
「人それを情死と呼ぶ」
このスレでは評価する人が多いようなので、再読してみた。
1 ラストの心中を暗示するシーンが情緒に走り過ぎ、あまりにメロドラマ的である。
  鮎作品は、もっとあっさりした終り方がいい。
「真珠夫人」がヒットする御時世ゆえ、一般受けする可能性があるとは言えるが、
こういう点も含めて、物語全体の展開を見ても、
清張先生の通俗長編(黄色い風土、黒い樹海等)の鮎風処理という感は変わらなかった。

2  ミステリとして見た場合も、読み慣れた人なら犯人はすぐわかる。
  謎の解明に偶然性が絡む(由美が喫茶店に忘れ物をするのがきっかけ)のも、
  気にかかるところだ。
  こういうキズは、名作黒トラ(この作品の場合はまさにキズそのものだが・・)等
  にもあるので、一概に本作だけを責められないが。
最後のアリバイトリックは面白いが、新宿の雰囲気がわからない痴呆人にこの面白さ
とリアリティが実感出来るか否かは、疑問が残るところではある。

3 女性が活躍するが、その分鬼貫・丹那コンビの影が薄くなった怨みがある。
  今風に言えば、女性キャラ萌え狙いのようで、きわめて鮎らしくない作品という
  気がする。




94 :書斎魔神:02/10/06 11:57

693 :書斎魔神 :02/10/05 12:39
「りら荘事件」「朱の絶筆」(共に講談社文庫)
この2冊を読み比べると面白い。
共にいわゆる「館もの」だが、創作年代差があるので、
鮎のストーリーテリングの上達ぶりが良くわかる。
女性観の変化はないようだが(w *これが作品のポイントでもある。
ペトロフや黒トラ、りらの頃の鮎は、後の余裕ある巨匠ぶりから見ると、
やはり作品自体も青い感じだ。
両作品の共に、クローズドサークルでないため、サスペンスが減退している気
がするのが残念。
りら荘など最寄駅から徒歩20分である。
共に、警察がすぐに介入して来て、出たり入ったりする。
そのわりに事件を防止できないのは、無能過ぎて不自然きわまりない。

思うに、こういう「館もの」は、下界と隔絶した舞台設定にし、因習やオカルティズム
をトッピングするのに適したテーマなのではないかと思う。
この点においては、島爺やアーヤの方向性は間違っていない。

95 :書斎魔神:02/10/06 11:58
695 :書斎魔神 :02/10/05 18:07
「りら荘(殺人)事件」に比べて、
同じ星影もの「朱の絶筆」があまり読まれていないようなのは残念。
この作品のメーントリックの発想は、黒トラと同じなんだよな。
トランクは出て来ないけどね。


96 :名無しのオプ:02/10/06 19:29
55だけど、カー「連続殺人事件」は結局再読しちゃった。とりあえず面白かった。
細かいところは後にして、次は鮎川哲也「準急ながら」でいいのかな?
明日買ってこなくちゃ。

97 :名無しのオプ:02/10/06 23:05
厨房の時、「三つの棺」のハヤカワ版を読んだんだけど、なんだかよく分からなくて、
それ以来カーは敬遠しておりました。

でも、「連続殺人事件」は、なかなかどうしておもしろかった。
一流のユーモアミステリ。
はじめの女公をめぐる論争は2ちゃんの水掛け論を見てるみたいだったなあ(笑)。
密室状況とかがそんなガチガチじゃないから、カーマニアからすると物足りないのかな?

98 :名無しのオプ:02/10/06 23:35
「三つの棺」は珍訳誤訳で有名な本なので、敬遠せずに他のカー作品を
とってみてくれえ。

99 :名無しのオプ:02/10/07 00:39
>>98
レスありがと!
他のも読んでみるYO!

100 :名無しのオプ:02/10/07 00:52
「連続」だけど、トリックがやっぱり問題なのかな。(メール欄)とか書いてあるし、
カーが勘違いしてたのは間違いないと思う。しかし、それでも成立しそうな気がするし、
それ以外の部分も十分に面白いと思うけどね。

>>56がカーの色々な魅力を挙げてくれているけど、もう一つ「ドタバタ」という要素が
あって、これは人によって好みが分かれると思う。
で、この「連続」では「ドタバタ」とストーリーのバランスが割といいので、
ユーモアミステリとしてはなかなかいいんじゃないかな。

101 :名無しのオプ:02/10/07 01:34
ただカーの場合人物造型が殆ど同じだからね。
連続殺人事件みたいなラブコメ、恋愛要素が入ってると
殆どの作品でヒーローとヒロインが激しく慨視観なのが辛いかも。
けどストーリーの運びは上手いから気にならないけど。

102 :名無しのオプ:02/10/07 01:44
既視感


103 :名無しのオプ:02/10/07 01:49
>>102
失礼、厨な誤字やらかしました、逝ってきまつ…

104 :名無しのオプ:02/10/07 03:15
クリスティーとかの方が入手し易いし、読みやすいから良い鴨

105 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/07 07:25
>>100
あ、やっぱりそれがトリックの致命的なところなんですね。
(メール欄1(ネタバレでふ))だとカー自身思ってたんでしょうかねぇ?
それならわかるんですが。

トリックはともかく、読んでて楽しかったです。
特に酒がからんだネタ。
(メル欄2)ヒロインにはかなり笑わせていただきました。

現在、上の方で薦められてた「火刑法廷」読んでます。
全然雰囲気が違うけど、これも(・∀・)イイ!

106 :87:02/10/07 11:31
「連続殺人事件」読了。カーは久しぶりだったけど、実に楽しく
読めました。この作品の場合、トリックのミスは特に致命的とは
思えませんでした。

このスレッドを見返していて、>>23で爆笑。それはないだろ〜。

107 :名無しのオプ:02/10/07 16:20
カーは「帽子」を途中で投げ出してしまい、それ以来敬遠していましたが、
この機会に「連続殺人事件」読んでみました。

かなり読みやすかったです。ラブコメ風味のドタバタミステリ。フェル博士もいい
キャラしていますな。脳天がぶっ飛ぶウィスキー、飲んでみたいようなみたくない
ような・・・(w
最初は「カー+古城+幽霊伝説+連続殺人」なら凄いゴシックな感じだろうと思っ
てたんですが、これは見事に雰囲気が軽かったですね。爆笑しながら読んでしまっ
たよ。

>>105
俺的にはその被害者の方が・・・
>スワン「僕がここに来て、どんな目にあったと思います?」
想像して爆笑。ほとんどドリフの世界(w

108 :ヴァン・ダイン:02/10/07 17:40
みなさん、『黄色い部屋の謎』とかはどうですか?

109 :名無しのオプ:02/10/07 19:27
次の課題は鮎川哲也です。『準急ながら』(光文社文庫)
『黄色い部屋』もそのうち課題になるでしょう。意外と読んでない人いそうだし。

ところで『連続殺人事件』の次にカーを読むとしたら、何がいいですか?
ユーモアじゃなくても、読みやすければいいです。
あとフェル博士に愛着わいたんで、フェル博士ものがいいかも。

110 :名無しのオプ:02/10/07 19:48
おお、次は鮎川哲也作品か。
追悼の思いを込めて読み返しているところだったよ。
「準急ながら」か。これも久々だなあ。

111 :名無しのオプ:02/10/07 20:03
>>109
カーで読みやすいものですか。
割とお勧めは「魔女の隠れ家」ですね。
フェル博士も出てるしいいと思いますよ。
ストーリー、トリックともにカー得意のパターンですしね。

「準急ながら」ですか…
鮎川であえて選ぶ作品かなあ…
ま、決まったようなのでいいですけどね。


112 :名無しのオプ:02/10/07 20:08
正直、「ペトロフ」の方が「ながら」よりも面白いと思うのだが……

113 :名無しのオプ:02/10/07 20:15
>>112

ですよね…

114 :名無しのオプ:02/10/07 20:22
鮎川氏追悼の意味もこめて、
やはり良い作品を選びたい。読みやすい長さという点で、
『準急ながら』と『ペトロフ事件』が候補に上がったんだろうが、
面白さという点では『ペトロフ』の方が上だし、今からでも変更してみないか?

115 :名無しのオプ:02/10/07 20:41
いや、そうやって意見を戦わしてるとほんと決まりませんよ。
それだったら何で「連続殺人事件」にしたの?てなことになるし。
どっかでおりあいつけないと。
確かに「ペトロフ事件」のほうが作者の意気込みが強いし好きですけどね。
いいんでないすか「準急ながら」で、私は読みますけど。

116 :87:02/10/07 20:53
今のところ
「ながら」推薦が>>76>>79>>85
「ペトロフ」推薦が>>75>>80>>86>>87>>111-114

挙がっている理由は、順に
>俺はトランク以前に読んでほしい処女長篇「ペトロフ事件」を推したい。
>「ペトロフ事件」と「準急ながら」。このどちらかからと言われれば「準急
>ながら」かな。「ペトロフ」は使われている漢字など、読みにくい点がある
>と思うので。
>『ながら』は(メール欄)のところをうっとうしく感じるかもしれない
>ので、『ペトロフ』を推したい。処女作だし。
>『ペトロフ事件』よりもお話自体が面白いと思うので。
>ええ〜!? ペトロフのほうが満州ロマンに溢れてていいと思うけどなあ・・・
>俺もペトロフの方が面白いと思うけど……。
>正直、「ペトロフ」の方が「ながら」よりも面白いと思うのだが……
>面白さという点では『ペトロフ』の方が上だし、今からでも変更してみないか?

うーん、ながらの方が面白いという人とペトロフの方が面白いという人と
割れてますなぁ。

117 :名無しのオプ:02/10/07 20:54
ほかのスレで無意味な罵倒を続けてるヴァン・ダインの意見無視すると荒らされるよ

118 :Enigma:02/10/07 21:30
『ペトロフ』を読むのなら、クロフツの『ポンスン』と読み比べるのも面白いかも。
『ポンスン』は今品切れかな……。

119 :基地外 ◆u6OZZYSoz2 :02/10/07 21:37
>109
HMも「パンチとジュディー」なんかジェットコースター的に楽しく読めるかと。

120 :名無しのオプ:02/10/07 22:01
>>1はトリップつけてちゃんと仕切ること


121 :名無しのオプ:02/10/07 23:42
「連続」が比較的好評なようで、カーファンとしては一安心。

>>109
フェル博士ものなら、>>111が挙げてる「魔女の隠れ家」はいいと思うし、
すっきりしているようで凝っている「緑のカプセルの謎」あたりもおすすめかな。
ユーモア・ドタバタ系なら、本来は>>119と同じく「パンチとジュディ」を
おすすめしたいところだが、残念ながら品切れ(今ではかなり入手難)。
ドタバタの代表作ともいわれる「盲目の理髪師」はかなりくせが強く、
読みづらく感じてしまうかもしれない。

ところで、次のお題は「ながら」なのか「ペトロフ」なのか?

122 :名無しのオプ:02/10/07 23:46
僕は「ペトロフ」既読なので、この機に「準急ながら」行ってみようと思います。

カーは、実は「絞首台の謎」を読んでたり…(だって「連続」既読だし)
読み終えたら「カーを語れ」のスレに書き込みます。
「連続」について、読んだのは本当に消防時代、若い男女が一つのコンパートメントで
一夜を過ごして、何が問題なのか全然分からず、ゴシップ誌に書かれて何が困るのか
見当もつかない、そんなうぶな頃でした。でも、主人公2人の恋愛はうれしかったし、
フェル博士の、主人公ではないが全てを見通し最後に解決する名探偵という存在を、
格好良いと思い、憧れを感じました。
入門用としてこの作品から、というのは良い選択だと思います。

123 :名無しのオプ:02/10/07 23:50
「緑のカプセルの謎」はいいですね!
同系列で世評の高い「皇帝の嗅ぎ煙草入れ」より個人的には好きですよ。
ただこうやってカーをいくつも読むと基本のプロットがかなり近い事がわかりますよね(笑
実はカーは「夜歩く」の頃からこのプロットを書いているという事が…(笑

124 :名無しのオプ:02/10/07 23:52
おいおい「僕は」って単独で先行しちゃあだめだよ

125 :122:02/10/08 00:03
>>124駄目か?スンマソ、ちょっと待ちますか。

126 :87:02/10/08 00:10
「緑のカプセル」は面白かったなあ。俺のカー初体験。
次に読んだのが「五つの箱の死」で、なんじゃこれと思って、
以後、五年ほど手にとらなかった。巡り合わせが悪かったよ。

127 :名無しのオプ:02/10/08 00:20
>>126
それはきつい(笑
「五つの箱の死」はカー好きの僕でも評価しづらいし(笑
出来れば「火刑法廷」、「プレーグコートの殺人」、「ユダの窓」、「貴婦人として死す」辺りの良作を読んで欲しかった…
今からでも遅くありません!
是非カーの魅力を知ってくださいませ。

…って五年経ってから読んでたらすみません。

128 :109:02/10/08 00:22
>>111>>121
レスありがとうございます。「魔女の隠れ家」と「緑のカプセルの謎」を次のカーに
します!

鮎川作品では入手の容易さととっつきやすさ、適度な分量ということで、「ペトロフ」
「ながら」どちらか好きなほう(もしくは両方)読んでみるというのはどうですか?


129 :111:02/10/08 00:30
>>128
ぜひ読んでみてください。
どちらも良作です。
カーらしさなら「魔女」、めくるめくような論理なら「緑のカプセル」
いずれにしても隠れた傑作(一般認知度が低い)ですよ。

130 :87:02/10/08 06:08
>>127
五年後に「火刑法廷」を読んでひれ伏しました。その後はポツポツと。
「笑う後家」とか変なところから読んでるっぽいので、今回の選択は
ありがたかったですよ。

>>128
どっちもうすい本だから、両方とも課題図書ということにしますか?
もちろん片方だけ読んでも可。両方読んだ人は、どっちが面白かったか
についても激論を交わすということで(w

131 :名無しのオプ:02/10/08 10:14
カーには出遅れましたが私も参加させてもらいます。
早速「ペトロフ」と「ながら」買いにイッテキマス。

132 :名無しのオプ:02/10/08 12:21
「連続殺人事件」 みんな、満足したの?
   批判する人は居ないの? 

133 :名無しのオプ:02/10/08 15:37
>>132
読んでがっかり(激怒)した人は書き込みしてないだけかも。


134 :名無しのオプ:02/10/08 23:22
バークリーやブランドは古典に入れていいのかな?
だったら是非読むべきかと。

135 :名無しのオプ:02/10/08 23:56
何だか口調が偉そうに見えるので、「ですます調」にします。

>>107
「帽子」はカーを何冊か読んでからの方がいいように思います。
江戸川乱歩がほめたせいで代表作のように思われてるところがありますが、
最初の1冊としてはつらいかも。

>>122
「絞首台」はトリックに期待せず、雰囲気重視で読めばいいのですが……。

>>126-127
「五つの箱の死」は確かに変な作品ですね。

「連続」を読んでがっかりした人にも、ぜひ書き込んでもらいたいところです。
今日は本屋に行きそびれて、いまだ鮎川を入手できず。何とか週末までには……。

136 :名無しのオプ:02/10/09 00:21
>>135

「五つの箱」は訳が悪くて最後まで意味不明になっている気がします。
あれって(メール欄)ですよね?僕はそう解釈したのですが…
だとしたらアンフェアかと。一応伏線はありますけどね。

137 :87:02/10/09 00:25
正確にいうと(メール欄)だったと思います。

まあ、フェアとアンフェアの隙間を狙おうとして
球がすっぽ抜けてしまったというか……。

138 :名無しのオプ:02/10/09 00:41
カーの最高傑作は「妖魔の森の家」だと思います。
ていうかこのスレ、カー紹介スレに変わっているような(笑

139 :名無しのオプ:02/10/09 01:30
どうもスレ違いなので、「連続」以外のカー話は一旦終了しますか。
といいつつ最後に一言、これからカーを読んでみようと思っている方へ。
カーは作品によって雰囲気に(出来も?)かなり差があるので、できれば
手当たり次第ではなく、このスレでおすすめとして挙げられてるようなものから
読んでいった方がいいかと思います。

>>134
バークリーやブランドも立派に古典なんじゃないですか?
一応、入手しやすそうな文庫本ということで考えてみると、
バークリーでは「毒チョコ」か「試行錯誤」かな?
ブランドは何が現役なんでしたっけ?


140 :名無しのオプ:02/10/09 01:53
バークリーは『毒チョコ』読む前にシェリンガムものをなんか読んでた方がいいかもね。

141 :名無しのオプ:02/10/09 02:24
バークリーは「試行錯誤」が一押しですけど>>140の言うようにシェリンガムものから読んでいく方がいいでしょう。
ブランドは…「ジェゼベルの死」か「緑は危険」でしょうか。


142 :名無しのオプ:02/10/09 02:39
つーか講談社ノベルスつかメフィスト賞と関係ないじゃん、このスレ。
板違いじゃないの?

143 :名無しのオプ:02/10/09 02:43
>>142誤爆でつか?

144 :名無しのオプ:02/10/09 03:02
古い話してんじゃねーよ、おっさん。削除依頼出せよ、(゚Д゚)ゴルァ!

145 :名無しのオプ:02/10/09 08:04
課題図書、今後も出来れば文庫で手に入るものがいいですね。そうするとバークリーは
「毒入り」だけだが。

>>139
このスレは「古典を一冊読んで、その作品と作家について一週間語る」スレだから、
「連続殺人事件」以外の内容でもいいのでは?
次回の鮎川は「ペトロフ事件」「準急ながら」が課題図書でいいですね? 土日あた
りに語りましょう。

146 :名無しのHM:02/10/09 09:26
「連続殺人事件」
せっかく読んだんじゃろうから、もっと語って貰いたいもんじゃ。
初めて読んだ者にとっては、とても読みやすかったろう?
そして、あっという間に読み終わったと・・・
むしろカーを好む者には、そこが物足りないとおもっとるんじゃないか?
カーは雰囲気作りがとても巧い作家なんじゃ。
しかし、この作品では読みやすさ・スピーディを重視したのか、
スコットランドの風景を利用した恐怖心の煽り方も物足りない。
確かに戦時中の作品には、こういう作品が多いのも事実じゃ。
もしこの作品が、カーの名前で出てなかったら、
今まで残ってた作品だったじゃろうか? 考えてもらいたい。
ケースの中身の化学的間違いを置いておいたとしてもじゃ。
真四角な家での密室トリック。 こんなんでいいのか?
この作品が書かれたのは1941年じゃよ。
まるで1920年代に使い古されたようなトリックだとは思わんか?
それにじゃ、これだけ容疑者が少なければ、
どんなに意外な動機を用意していても、簡単に犯人はわかってしまう。
幽霊の話も塔の上の顔の無い男も取ってつけたようだし、
普段なら、アランとキャスリンのどちらかも容疑者になるはずなのに
今回は何のために出てきたのか分からん有様じゃ。
皆の忌憚の無い意見を聞きたいもんじゃがな・・・

147 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/09 09:34
「準急ながら」げっと。週末までになんとか読まねば。

>>107
遅レスですが。
スワンはたしかに悲惨な目にあうのが似合ってるいいキャラでしたね(w
漏れの中では、スワンは昔ショムニに出てた伊藤俊人のようなイメージでつ。
困ったときの顔がいい味だしてる、みたいな。

148 :名無しのオプ:02/10/09 10:57
>146のHM様。
「カーの名前で出てなかったら、
今まで残ってた作品だったじゃろうか?」とのことですが、
あの作品は「カーでなければ書けない」あるいは
「カーしかあんなもの書かない」が正しいかと。それから、
「アランとキャスリンのどちらかも容疑者になるはずなのに
今回は何のために出てきたのか分からん」とのことですが、
何のためにって、カーは多分、ラブコメをやりたかったのでは。


149 :名無しのオプ:02/10/09 11:31
次刷りから、「10月は霧舎のラブラブ連続殺人事件」と改題されるそうです。

150 :名無しのオプ:02/10/09 17:43
>141
自分もバークリーで推すのは「試行錯誤」
まあこれは、最低「毒入り」とアイルズ名義の「殺意」くらいに
目を通して、著者の両特性を知った上で読めば、一段と魅力が分かる作品だろうし、
初読に供するには勿体無い気もするなあ。
ついでに、ブランド「ジェゼベルの死」は現行から死んでます、、
ブランドは「はなれわざ」も挙げたいところだが、文庫化してないし、
しかも絶版久しいからねえ・・・・

151 :名無しのオプ:02/10/09 18:23
いきなりブランドとか言わずに、クイーン、クリスティ、ヴァン・ダイン、
チェスタトン、クロフツなんかを地道にやってほしい。日本ものだって
あるんだから、当分の間はもつものと思われ。

152 :名無しのHM:02/10/09 19:03
なんじゃ、なんじゃ?
あっちよりこっちが良いとか、面白いとか。
読んだ事のあるものを選んでどうするんじゃ?
有名な作品と言われてるけど、まだ読んだ事無かったな、あれ。
そういう作品を読んでみて、感想を言い合うんじゃないのか?
チェスタートンの短編集は全部読破したか?
横溝正史の人形佐七あたりは読んだかね?
なめくじ長屋でも良いじゃないか?
クイーンでも読んだ事の無いものもあるんじゃないか?
犯罪カレンダーが復刊したが、読んでみたことあるかね?

153 :名無しのオプ:02/10/09 20:21
まぁまぁ、お気持ちはわかりますが、ヘンリー卿。
その話題は、今のお題である鮎川先生の作品についてみんなが
語り尽くしたあたりでとりあげましょう。

154 :名無しのオプ:02/10/09 20:29
古典はほとんど読んでない。少し読んだのはクイーン、クリスティ、ヴァン・ダイン、
鮎哲くらい。ルブランとかポーは昔読んだことがあるが忘れた。

課題図書にして欲しい未読有名作品は、ここで書くのはちょっと恥ずかしいが、
チェスタトン「ブラウン神父の童心」、ミルン「赤い館の秘密」、クイーン「十日間の不思議」
クロフツ「樽」、カサック「殺人交叉点」、バークリー「試行錯誤」
江戸川乱歩「二銭銅貨」、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」、夢野久作「ドグラ・マグラ」
坂口安吾「不連続殺人事件」、横溝正史「蝶々殺人事件」など。

まあこんなに有名な作品ではなく、確かにみんながうっかり読み逃していた作品を
読むのがいいでしょうね。

155 :名無しのオプ:02/10/09 21:28
とりあえず「準急ながら」を買ってきました。
恥ずかしながら鮎哲はほとんど読んだことがないので、楽しみです。

>>146のヘンリー卿
ご指摘の密室トリックは、トリック自体よりも手がかり(メール欄)が
よくできていると思います。犯人は結構意外だと思いますけどねえ。

>>151
確かに、ブランドよりは先にその辺ですかね。

>>152のヘンリー卿
おっしゃることはもっともですが、読んだことがある人が未読の人に推薦する
というのもありがたいことだし、意味があると思いますよ。

>>154が挙げてくれている中では、「赤い館」、「黒死館」、「ドグマグ」、
「不連続」、「蝶々」が未読です。「十日間」とか「樽」とかは読んだけど
すっかり忘れてます。「何でも来い」状態ですな。

156 :名無しのオプ:02/10/09 21:39
ドグラマグラ、何度も断念しますた・・・。
いつになったら読み終えるのか・・・。

157 :名無しのオプ:02/10/09 22:20
「準急ながら」買ってきました。「ペトロフ」は持ってますんで。

>>146小屋の密室は、確かに三角関数がどう関係しとるのかよく分かりませんが
フェル博士の「学校を卒業して幾何に頭を悩まされずにほっとしてたが、
一生に一度は何かの役に立つこともあるもんじゃ」という述懐や、
××××を犯人の胸に突きつけて啖呵を切るのを、楽しむものかと。

158 :名無しのオプ:02/10/09 23:12
>>152
既読の方が未読の方に良作古典を紹介する事で古典への理解が深まるのではないでしょうか?
またそれからその作家の他の作品への興味が湧くなら良いと思いますが。
ここで提示された2作とも私は既読の作品ですが未読の方は意外と多いみたいです。
無作為に作品を抽出すれば本当にどうしようも無い駄作に当る確立は高くなりますしそれこそ古典はつまらないという結果に陥る事になりませんか?
古典好きとしてはそういう結果を招いて欲しくないからこそ良作を提示しようとしているのではないでしょうか。

…スレの趣旨と異なるかもしれませんが…

159 :名無しのオプ:02/10/09 23:15
「ドグマグ」「黒死館」で読書会・・・想像できない(w

160 :名無しのオプ:02/10/09 23:23
>>154
古典に一時期はまっていたせいか全て既読・・・



161 :名無しのオプ:02/10/09 23:45
>>160
そんなあなたはスレ案内人ケテーイ!!
我々初心者に古典良作を紹介してくらさい。

>>157
「連続殺人事件」、例の密室トリックは見せ方によっては凄く面白くなったと思うが、
どっちかっていうとこの小説の主眼はドタバタ劇ですからねえ。
俺的にはもう一つの密室の方が(できるできないはともかく)その発想にしびれました。

>>160
「ドグマグ」「黒死館」ならそれぞれ1週間ずつはかかりそうですな(w

162 :161:02/10/09 23:46
間違えた。
>1ヶ月ずつはかかりそう
でした(w

163 :名無しのオプ:02/10/10 10:14
>>159
>>161
そこに「虚無への供物」も加えて「三大奇書読書会」……
ますます時間がかかるなw

164 :名無しのHM:02/10/10 15:52
うむうむ、
既読者が未読者に対して薦めている事に文句を付け取るんじゃ無いんじゃ。
過去レスを読んどると、あまりにも
「準急ながら」にしても「ペトロフ」にしても、
すでに読んどる者が多いのうと思ってのう。
未読の者が少ないのでは、このスレの面白さも半減しやしまいかと
老婆心ながらに思っただけなんじゃよ。
しかし、かく申すワシも「準急ながら」は未読なんでな。
本屋で探しとるが、まだ見付からんのじゃ。 ふぉふぉふぉ・・・
いま読んどる「家蝿とカナリア」を読み終わるまでに手に入れて、
早く読みたいもんじゃよ。

そんなワシが先走って言うのもなんじゃが、
バークリーの「毒入りチョコ」に行くなら、
短編の「偶然の審判」の方が良くわないかのう?
創元から出とった「世界短編傑作集B」「毒薬ミステリ傑作選」
に入っておったんじゃが、ワシは「毒入りチョコ」も評価しとるが、
この元ネタとなった「偶然の審判」も気にいッとる。
一考してもらえると嬉しいぞ。

165 :名無しのオプ:02/10/10 22:36
「準急ながら」読み中。まだ序盤ですが。

>>164のヘンリー卿
未読の人たちは、お題が決まるまではなかなか書き込みにくいんじゃないですかね。
「連続」の時にも、決まってからわらわらと(失礼)名乗りが上がりましたから。
バークリーの件ですが、短編で深くツッコミ倒す(違うか)というのもいいかも
しれませんね。一緒に収録されている他の作家の作品もついでに読めそうですし。

166 :名無しのオプ:02/10/10 23:40
>>164
「偶然の審判」をわざわざ先に読む必要は無い気がします。
「毒チョコ」の序盤を面白く読めない人が増える気がします。

167 :名無しのオプ:02/10/10 23:46
もう次の話?
だったら今から「毒チョコ」でいいじゃん
鮎川ものもなんだかフラフラした状態なんだし

168 :名無しのオプ:02/10/11 13:23
鮎川哲也「ペトロフ事件」「準急ながら」の感想は明日と明後日にしましょう。
それから次の課題図書を決めると。

169 :名無しのオプ:02/10/12 08:35
「連続殺人事件」遅ればせながら今読み始めたところです。
冒頭の「九時十五分発グラスゴー行きの列車が、ユーストン駅を出たのは、その晩は三十分遅れていた。」
という訳文にちょっとのけぞりますた。

170 :名無しのオプ:02/10/12 13:29
>169
ヤバイのは、はじめのほうの情景描写だけだよ(笑)。
あとはちゃんと読めるYO!

171 :名無しのオプ:02/10/12 20:27
「準急ながら」読了しました。警察の地道な捜査というのはいまいち苦手ですが、
この作品はまずまずだったと思います。
アリバイものって、何となく倒叙ものと似たようなところがありますね。
だいたい犯人は明らかで、「どう崩していくか」が重要なところとか。
この作品では、鬼貫警部が真相に気づく一番最初の手がかり(メール欄)が
なかなか面白かったです。

172 :名無しのオプ:02/10/12 22:11
やはり鮎川氏はなじまないです。(汗
よくも悪くもものすごくよく出来た推理クイズなんですよね、鮎川さんは。
ちなみに読んだのはテキスト入手出来なかったので「黒いトランク」です。


173 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/13 08:50
「準急ながら」読了。
読んだ感想は>>171氏とほぼ同じなんですが。
犯人を追い詰めていく過程が実に楽しかったです。
可能性のあるものを一つずつ地道に検討していくところに
実際の捜査もこういったものなんだろうなぁ、と思わせられたり。
あと、トリック解明してからの描写があまりにあっさりしていて吃驚しました。

174 :名無しのオプ:02/10/13 17:16
俺は両方とも既読だったんだけど、「準急ながら」は(メール欄)のロジックがたまらなくいい。
クイーンの国名シリーズを髣髴とさせるようじゃないか?

それに対して「ペトロフ」のほうはミステリとしてよりも小説として出来がいいと思う。
「ペトロフ」の時刻表トリックは割と単純だし。

175 :名無しのオプ:02/10/13 17:23
>>174
新手のメール欄の使い方だな


176 :174:02/10/13 19:09
メール欄入れ忘れた・・・(w

177 :名無しのオプ:02/10/13 22:34
次はバークリーの毒チョコ?

178 :169:02/10/14 13:41
先ほど「連続殺人事件」読み終わりました。
トリックのくだらなさはさておき、結構楽しめました。面白かったです。
それにしても、大戦前とはいえ、当時の法医学知識ってこんなもんだったとはちょっと信じがたい。(「メール欄」の判別がきわめて困難とされている)
あと、170さんがおっしゃったように訳文自体は特段読みにくいことはありませんでしたが、時々妙な表記があって笑えました。
たとえば「マククィーン」なんていうのには、思わずスティーヴとかメジロとかツッこんでしまいました(w
それと、邦題のやる気のなさはどんなもんでしょう。
The Case of the Constant Suicides をどうしたらこんな紋切り型の糞訳(ちうか誤訳?)ができるんでしょうか?
以上、感想でした。




179 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/15 19:03
言われて気付いたのですが、たしかに誤訳っぽいですね。
”Suicide”の意味って”自殺”だし。

180 :名無しのオプ:02/10/15 23:01
物語ラストの展開を生かすには、「連続殺人事件」でないと意味が無いように思う。
ただ、そうすると逆に、何故カーの原題が「Suicide」なのか分からんけど。

181 :178:02/10/16 00:27
>>180
いや、それにしてももうちょっと工夫したタイトルでもいいと思うが・・・

182 :名無しのHM:02/10/16 08:28
それに関しては、ワシはこう思うんじゃよ。
ホームズのタイトルを意識したのではないか?とな。
つまりじゃ、頭にCASEの文字を持ってきて、
(他にもカー作品には、このパターンのものがあるが・・・)
その後に読み手がそそられるようなタイトルを持ってくるというあれじゃよ。
え?自殺が連続するの?殺人でなくて?なんだろ?なんだろ?
まあ、こんな感じにさせるのが目的ではないかな?
一応は、話の中では不可思議な自殺としか思えない事件が連続するわけだしな。
邦題の方に違和感があるのう。

ワシもようやく今日から「準急ながら」を読み始めるぞ。
やっと「家蝿とカナリヤ」を読み終えたからのう。

183 :名無しのオプ:02/10/16 22:56
「準急ながら」読了しました。
前半と後半で登場人物が違うこと、また、前半が海里昭子と巴屋の二つの事件と
その関連を探る展開で、後半がアリバイ崩しメインの展開なのだから、
第1部第2部ともっと大きな括りで分けてくれたら、メリハリが効いたと思うのだが。
細かいことですけど。
前半の方が面白かったかな。多数の人物の証言などから、事件の全体像を形作っていく
捜査過程が良かった。アリバイ崩しの方もトリックは良いんですが、
鬼貫一人で考え込んで煮詰まっていく辺りがどうも…。もっと他の刑事と
ディスカッションしてくれぇ、と思った(笑)。

184 :183:02/10/16 23:13
「毒入りチョコレート事件」について。僕は既読ですが、最近、恩田陸の作品や、
角川スニーカー・ミステリ倶楽部の米澤穂信の作品(「氷菓」「愚者のエンドロール」)
などで、「この作品は『毒チョコ』です」などと、一つのジャンルとして
扱われることが良くあると思うので、未読の人は読んどいて欲しいとは思います。

ところでふと思ったのですが、「毒チョコ」タイプと言えば、
「虚無への供物」も同タイプですよね(だよな)
思い切って、いきなり「虚無」でもいいかも。

185 :名無しのオプ:02/10/17 01:35
「虚無」って三大奇書に入ってたっけ?

186 :名無しのオプ:02/10/17 01:49
虚無と黒死館と度倉真倉じゃなかったっけか?

187 :名無しのオプ:02/10/17 02:02
>「毒チョコ」タイプ
「黒後家蜘蛛の会」見たいな、完全な安楽椅子探偵モノ
かつ複数の探偵から推理が提示されるものとは、
また違うものと考えていいのかな?


188 :名無しのオプ:02/10/17 02:30
毒チョコは捜査アリだから。
推理が披露されるたびに条件が追加される、そこがいいんじゃねーか。

189 :名無しのオプ:02/10/17 12:38
毒チョコはたいがいの人が既読なんじゃないの?

俺は未読の中では、「虚無への供物」は読んでみたい。でも昔挫折したので手が
出しにくい。どうですか? みなさん、乗ってみませんか?

190 :名無しのオプ:02/10/17 14:00
フィルボッツはどうですか?と言っても2冊しか読んでないけど…
(赤毛のレドメインと闇からの声)どっちも最初から犯人はバレバレ
だけど面白かったよ
翻訳者がよかったのかしらん

191 :名無しのオプ:02/10/17 14:10
>毒チョコはたいがいの人が既読なんじゃないの?
そんなことはありません……。

192 :名無しのオプ:02/10/17 14:10
「赤毛のレドメイン家」は面白かったなあ。
ただ、江戸川乱歩だっけ?「この小説は、読後、三段階に印象が変わる」
と言ってたのが、よくわからなかった。
2度目に読んだ時に、冒頭部分の意味合いが変わるというのはわかるんだけど。


193 :名無しのオプ:02/10/17 14:51
セイヤーズが全く触れられていないみたいだけど
「ナイン・テイラーズ」はトリックは感銘で、描写は豊かで いいと思うなぁ
確かに 長編を支えるには弱いトリックかもしれないけど
というよりトリックをエピソードなどで有機的に膨らませられていない感じだ

194 :名無しのHM:02/10/17 15:19
なるべく、長いものは避けて欲しいのう。
それでなくても、読むのが普通の御仁より遅いのでな。
そういう意味では「準急ながら」は短めで読みやすくてよいぞ。
よってフィルポッツ(短めのもあるが、入手難じゃろう)、
セイヤーズなどよりフェラーズの方が良くはないかのう。
まあ、ワシが買ってはあるがまだ読んどらんから薦めてるんじゃがな
ふぉふぉふぉ、ましてや「虚無への供物」は長すぎるんではないかのう?

195 :名無しのオプ:02/10/17 19:00
「赤毛のレドメイン家」か。久々に読み返してみようかな。

196 :名無しのオプ:02/10/17 19:18
で、どーすんのよ


197 :名無しのオプ:02/10/17 19:19
「レドメイン」は今や図書館か古本屋でないとお目にかかれないだろう。

198 :名無しのオプ:02/10/17 19:24
>>197
絶版なの?


199 :名無しのオプ:02/10/17 19:34
「赤毛のレドメイン家」って重要かな?
乱歩が紹介がなければ、今国書刊行会で出てるような作品と同じくらい
マニアックの部類に入るのでは?

200 :名無しのオプ:02/10/17 19:42
そんなに面白くはない


201 :名無しのオプ:02/10/17 20:17
>>197
創元推理文庫でまだまだ現役です。私も最近本屋で買いました。
「レドメイン」、いいと思いますよ。風景描写とか、人物描写が優れていて、「いい読書
をしたな」って感じになる。
再読のときに印象が変わるというから、俺ももう一度読んでみてもいい。

202 :197:02/10/17 20:50
>>201
そうか、現役なのか。ここ何年も書店で見かけたことがないので、
てっきり絶版だとばかり思っていた。
俺も「レドメイン」は風景や人物の描写が良いと思う。「小説」としても好きだ。

203 :183:02/10/17 21:21
「虚無」は単なる思い付きですので、スルーでOK。
「毒チョコ」も「レドメイン」も2〜3年前の創元の夏フェアで再版してるはず。
「レドメイン」の方は、集英社文庫の新訳もあるし。
長さで言えば「毒チョコ」の方が読みやすそうかな、と。

204 :名無しのオプ:02/10/18 03:29
毒チョコでいいのでは
なんなら、そのあとレドメインやれば?



205 :名無しのオプ:02/10/18 06:58
「毒チョコ」→「虚無」→「レドメイン」という順序はどうだ。
海外モノと国内モノを交互にということで。

「虚無」は三大奇書の中では一番読み易いと思うので、
「三大奇書はじめ」としていいんじゃないかな、と感じる。

206 :名無しのHM:02/10/18 08:29
では「毒チョコ」にケテーイ!じゃな。


207 :名無しのオプ:02/10/18 09:37
先に「偶然の審判」を読んどいた方がいい?

208 :名無しのオプ:02/10/18 09:48
>207
いやそれよりも「マリー・ロジェの謎」を先に(嘘)

209 :名無しのHM:02/10/18 09:54
>>207
元ネタではあるが、
決して先に読んでおいた方が良いということは無いぞ。
ワシも過去レスで指摘されたが、事件としては同じでも、展開は違う。
むしろ別物と言っても良いくらいじゃ。
しかし、「偶然の審判」も傑作であることに変わりはないからのう、
それに他の短編も傑作揃いじゃし、
機会が有ったら是非読んでもらいたいものじゃよ。
さて、ワシも「準急ながら」を早く読み終えて、
「毒チョコ」を再読するかのう。きっと新しい発見があるじゃろう。


210 :名無しのオプ:02/10/18 12:54
レドメインは雰囲気を味わう作品ですよね 探偵と犯人の心理戦が好きだった
(闇からの声も探偵対犯人のかけひきが凄いよバチバチ火花が散ってる)
登場人物も印象的に書かれてますよね、一人だけバカじゃねーのかお前って
のが出てくるけど…
このフィルボッツの2作品しかりクロフツの樽もしかり、この3作品の
犯人像が個人的にすごく好きですね(やっぱり犯人はこうでなくっちゃ)
ネタバレはさけたいので詳しくは書けないけどオリエント急行の犯人なんて
か〜っやめてくれよ!って感じに描かれててヤだった



211 :名無しのオプ:02/10/18 14:24
だれも「陸橋殺人事件」をださぬが、どうよ
ノックスの十戒がどうとかまではいわないけど

212 :名無しのオプ:02/10/18 15:53
ああ、ノックスか。読んだことないなあ。クロフツもメイスンも読んだことない。

しかしまあ、次回は「毒チョコ」で行きましょう。来週前半ぐらいまでに読むという
方向で。

213 :名無しのHM:02/10/21 15:49
週末に「準急ながら」を読了したぞ。
遅ればせながら、感想を書かせてもらうとしよう。
過去にも書かれておったが、やはり第一印象は推理クイズじゃな。
それが読みやすさに通じておるのじゃろうが、やはり物足りないのう。
前半の隕石直撃女性、海里、巴屋、彼らの存在がむなしく思えたのう。
読んでる途中は彼らの繋がりの謎にわくわくしたんじゃから、
前半部分が悪いわけではないじゃろう。
前半部と後半部のとの繋がりが悪いんじゃろうな。
犯人を決定してしまうのがあっさりし過ぎてるのかもな。
結局それでアリバイトリック解明の所だけが浮き立ってしまい、
良くも悪くも推理クイズという印象を強くしてしまったのじゃろう。
藤原某のトリックばかりを集めた本に
載っていてもおかしくない様なトリックじゃったからのう。
それにしても隕石落下とはのう。北海道ではよくある事なのかのう?
それでも伊豆の松崎・雲見温泉のあたりは最近行ったばかりじゃったから、
少しその時の事を思い出せてよかったのう。
35年前ではまだ西伊豆の方は電車は通ってなかったのかのう。

「毒チョコ」は半分ほど進んだが、
メンバーがこんなに嫌な奴の集まりだったか・・・




214 :名無しのオプ:02/10/21 16:06
 「木枯し紋次郎」シリーズで知られる作家の笹沢左保さん(ささざわ・さほ、本名勝=まさる)が
21日午前2時5分、肝細胞がんのため東京都狛江市の病院で死去した。71歳。横浜市出身。


215 :名無しのオプ:02/10/21 16:42
>>213

>「毒チョコ」は半分ほど進んだが、
>メンバーがこんなに嫌な奴の集まりだったか・・・
その通りです(笑
ちなみに一番嫌な奴はある意味チタウィック氏ですね(笑
一番端正な推理を披露しているのはやはりシェリンガムだと思います。
一番好きなのはブラッドリーなのですが。

216 :名無しのオプ:02/10/21 22:29
ブラッドリーの推理ってモース警部の先駆だよな

217 :215:02/10/21 23:54
ブラッドレーでした…(汗
>>216
ですね。
「ウッドストック行き最終バス」の例の場所は明らかに
ブラッドレーの第一の推理(帰納法)のパロディと思われます。
あの帰納推理自体が従来のミステリへの痛烈な風刺になっていますね。
そういった意味でバークリーは現在の新本格にある種通じると思います。
僕は入手出来るバークリーの作品は全て持っていますがどれも新しいと思いますね。

218 :名無しのオプ:02/10/22 12:18
追悼の意味をこめて緊急提言

笹沢スレに貼ってありました。

ttp://www.inac.co.jp/staff/maki/meikyu/art97/nit9707.html

この板では、読んでない人の方が多数派かも知れないので、笹沢作品はいかがでしょう?

219 :名無しのオプ:02/10/22 12:40
>>218
いいかもしんないね。
でも今普通に書店で手にはいるの?
ブクオで確実に売ってるとかなら大賛成ッス。

220 :名無しのオプ:02/10/22 12:47
>>218
笹沢左歩が古典かと言うとどうかという気もしますが…
前回の鮎川哲也といい追悼スレになるのはあまり好ましくない気がします。
このスレはあくまで古典を読もうという方向で行って欲しいです。
とは言え笹沢さんに敬意を表して強いてあげるなら…「人喰い」でしょうか。


221 :名無しのオプ:02/10/22 13:18
>>220
おいおい、笹沢左保のデビューは四十年以上前だぞ。最近まで書きつづけて
いたから感覚がマヒしているのかもしれないが、初期作品は充分に古典だ。

それに追悼でつまらない作品を読もうというわけじゃない。それはあくまで
きっかけで、こんな面白い作家がいるからみんな読もうぜ、というのが主旨
だろう。

えー、ちょっと動機が理解しづらい「人喰い」よりも本格バリバリの「招か
れざる客」を推薦。まあ、初期作品なら何でもいいと思うけど。ちょうど、
ミステリ文学賞受賞記念で光文社文庫からまとまって復刊されたばかりだし。

222 :220:02/10/22 14:42
>>221
デビュー早いのは知ってるんですけどね。
追悼なら他スレでもやってるしここがそういう流れになるのを危惧しているのです。
国内なら横溝、乱歩、高木等まずあげるべき作家がいると思うのですけどね。

あと変換ミス申し訳ない…(謝
笹沢先生心よりお詫びします。

223 :220:02/10/22 14:50
ついでに…

古典の定義とは?
書かれた時期が古いかどうか、なのでしょうか?
私は古典はそれだけで決まるとは思っていなかったりするもので。
後世に影響を与えたか、プロットやトリックの基本例である、等が大事なのでは無いかと思うのです。
あくまで主観ですが笹沢さんの作品にそこまでの物を感じないので。

しかしその意味で新たな発見を求めて読むのも悪くないかもしれませんね。

…自作自演ではありません、念のため(笑

224 :名無しのオプ:02/10/22 15:28
>>220
綾辻・法月・有栖川あたりがリスペクトしたエッセイを書いているし、
新本格への影響は意外とあったりするよ。
法月なんて「カニバリズム小論」のオリジナルタイトルが「人喰い」だったりするしね。
(自ら笹沢の名を上げて、そう書いていた)

さしずめ、知る人ぞ知る古典というところかな。
うーん、微妙だね。
まあ境界線上かも知れないが、これをきっかけに手にとる人が増えて欲しい作家だとは思うよ。
双葉文庫の「人喰い」は・・もうあまりみかけないような気もするなぁ。

225 :名無しのオプ:02/10/22 16:36
>>223
>古典の定義とは?
>書かれた時期が古いかどうか、なのでしょうか?
「書かれた時期が古い作品」以外の何が古典だというのだろう?
意味不明だよ。影響度とか完成度なんてのは、その作品が古典か
どうかとはまったく別の問題だろ。

まあ気持ちは判らないでもないが、問題を混同してはいかんよ。

226 :名無しのオプ:02/10/22 17:29
>>225
( ´,_ゝ`) プッ


227 :名無しのHM:02/10/22 17:32
そうじゃのう。古典の定義なんてものは
それぞれが曖昧に持っておれば良いのじゃないかのう?
だいたいの所は一致しておるはずじゃからな。
そんな事で言い争いはしたくないのう。
まあ、確かに>220が危惧する所も分かるんじゃが、
そうそう有名作家が都合よく死んでしまうわけじゃないし、
「この機会に」と言うこのスレの主旨には合ってる様な気もするぞ。
もっと読んでおくべき古典作家はおるじゃろうが、
>220さんよ、どうじゃろう?ここは大目に見ては?
恥ずかしながら、笹沢さんの作品はミステリは読んだことがなかったので、
正しく「この機会に」読んでみたい気がするのも本音なんじゃよ。
ふぉふぉふぉ。

じゃが、その前に「毒チョコ」の感想は書かんのか?
既読の者も流す感じで読んでみて、新たな感想を書いて貰いたいものじゃがな。

228 :名無しのオプ:02/10/22 17:34
224です。

>>225さん

>>223さんが言わんとしているのは、古典とは
「書かれた時期が古い作品」で、かつ「後世に影響を与えたか、プロットやトリックの基本例である」もの
ということではないの?

それを踏また上で、実は古典と呼べなくはないという、微妙なポジションかと。

229 :221=225:02/10/22 18:37
>>228
>>223さんが言わんとしているのは、古典とは
>「書かれた時期が古い作品」で、かつ「後世に影響を与えたか、プロットや
>トリックの基本例である」もの
>ということではないの?
いや、それは判るんだけど、それは単なる「古典」ではなくて「古典名作」
だろうと。「古典名作」だけを「古典」と呼ぶんだ、と言い張るなら、もう
何もいわんけど。

つか、220氏が笹沢左保の代表的な傑作をひととおり読んだうえで、
>あくまで主観ですが笹沢さんの作品にそこまでの物を感じないので。
というなら、俺とはミステリに対する尺度がちがうので永遠に話は
合いそうにない。読まずに「感じ」だけでいってるなら、そういう
人にこそ笹沢作品を読んでほしい。そんで、出来れば作家に対する
くだらない先入観を捨ててほしい。

230 :名無しのオプ:02/10/22 18:47
>229
勝手に言葉を作らないように。古典名作なんていう言葉は無いよ。
広辞苑を引きたまえ。「古典」とは――、

1.昔、書かれた書物。昔、書かれ、今も読み継がれている書物。
2.転じて、いつの世にも読まれるべき、価値・評価の高い書物。

――となっている。223の書き込みは妥当であり、225は単なるもの知らず。

231 :名無しのオプ:02/10/22 19:12
>>230
「古典」の意味を2の方だけに限定するのはおかしいだろってこと
なんだけど、それはまあいいよ。

一歩ゆずって2の意味で使うとして、笹沢左保の初期作品がそれに
あたらないってのはマジでいってんのかってこと。俺にはぜんぜん
妥当とは思えないんだけど。

232 :名無しのオプ:02/10/22 19:39
>231
お、必死で言い訳してるねぇ。

「書かれた時期が古いかどうか、なのでしょうか? 」のどこが限定なんだ?
限定というのは、
「「書かれた時期が古い作品」以外の何が古典だというのだろう?」という書き込みのほうだろう。
単に知らなかっただけなのに、知っていて言ってるような顔をしないように。
そして、220氏は「あくまでも主観」と断っているのだから、反論する意味なんか無いよ。
そう思う人がいるというデータを、君がどう受け止めるかという問題なんだ。

礼儀もないし、知識も無く、考えも足らんよ。



233 :名無しのオプ:02/10/22 20:06
>>232
>そして、220氏は「あくまでも主観」と断っているのだから、反論する意味なんか無いよ。
誰がどこでその「主観」に反論しているんだ? 読んだうえでの「主観」
なら意見がちがうだけだといってるだろ。(>>229
読んでいるのにその意見は(俺には)信じられないから、「主観」では
なくて「先入観」ではないのか? といってる。

お前みたいに言葉尻だけをあげつらってくるやつとでは話していても
面白くないねぇ。礼儀がないのは、どっちなんだか。

234 :名無しのオプ:02/10/22 20:34
見苦しい…

235 :名無しのオプ:02/10/22 20:37
232は揚げ足厨だと思うが、233もそう思うならageで反論するなよ…

236 :名無しのオプ:02/10/22 20:45
ひょっとして新たに「毒チョコ」を手に取られたのって、名無しのHM卿ぐらいですか?
かく言う僕も既読ですが。ただ、>>188さんの書き込み的な所をどうも忘れてるっぽいので
ちょと読み直してみましょう。また書き込みます。

笹沢氏は僕もノータッチの作家さんですので、この機に挙げるのは賛成です。帰りに本屋へ
寄って来ましたが、光文社文庫「招かれざる客」(60年、乱歩賞次席)はありました。
まだ買ってはないけど。99年発売だから大きな本屋ならあるのでは?
「人喰い」(61年、探偵作家クラブ賞)は、見かけませんでした。双葉文庫・徳間文庫の
他の本の既刊紹介には載ってるけど、手に入れにくそう。
挙げるなら「招かれざる客」の方かな?

237 :220:02/10/22 20:55
荒れてしまいましたね…

ちなみに笹沢さんの著作そこそこ読んでいるつもりですが。
誤解されているようですが私は笹沢さん嫌いではありません。
「古典」という言葉を当てはめるのに違和感を感じるだけです。
ただこれは確かに個人のミステリ感に左右される事なので個人の意見を押し通すように見えたなら申し訳無いです。
笹沢さんのファンからすれば不快に思われて仕方無いと思います。
本当にすみませんでした。



238 :名無しのオプ:02/10/23 04:08
「毒チョコ」久々に再読しました。
もう何度も読んだ作品ですがやはり面白いですね。

単純な、しかしだからこそ犯人特定が難しい事件に複数の探偵が挑戦する。

このパターンの先駆ですがここまで完成度が高く意外性があるのはなかなか無いですね。
フレミング夫人とブラッドレーの推理が最後の真相の意外性を更に高めていると思います。
しかし一番の売りはやはり「偶然の審判」との関連性ですね。
あの綺麗な推理がまさか・・・

とりあえず読んで気に入った方はぜひ「試行錯誤」、「第二の銃声」、「殺意」という代表作を読むことをお勧めします。

239 :名無しのオプ:02/10/24 08:08
はいはいもう追悼読書会ってことでいいじゃないの
罵りあうよりばかげてても追悼読書会やった方がましよ
221が満足すればこれ以上荒れないんだし
今後も全部221に決めてもらえばもめなくてすむさ

240 :名無しのオプ:02/10/26 19:49
スルーできないのはお仲間だからだねっ

241 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/27 16:38
遅ればせながらようやく「毒入りチョコレート事件」を発見。
これから読みまふ。で、次のお題は笹沢佐保「人喰い」でOKなのですか?

242 :名無しのオプ:02/10/28 17:59
>>241「人食い」手に入ります? なんか難しそう…、僕は見つけられてない。

それにしても、人減っちゃいましたね…

243 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/10/29 19:04
>>242
「人喰い」は噂どおり手に入れるのが難しいみたいですね。
では、>236氏が挙げてる「招かれざる客」などはどうでしょうか。
漏れは週末まで本屋に行けないので、それも手に入れやすいか
どうか判断できないのですが(;´Д`)

244 :名無しのオプ:02/10/29 19:17
>>243
「招かれざる客」も無かったです
時期的には本屋並んでておかしくないんだけどね

245 :名無しのオプ:02/11/01 13:37
笹沢作品で読書会挫折のようね

246 :名無しのオプ:02/11/01 19:33
てわけでテーマ決めなおしません?
このまま終わらせるのももったいないじゃん

247 :名無しのオプ:02/11/01 20:21
たまたま、パトリック・クェンティンの「二人の妻をもつ男」を読んだのですが、
(・∀・)イイ!
全然古さを感じさせない、良い作品と思いますたが、こんなのどう?

248 :名無しのオプ:02/11/01 21:52
「二人の妻をもつ男」ええのう。
ダメ男の話は身につまされるのお

249 :名無しのオプ:02/11/01 23:05
>>247創元でしたっけ? これも今あるのかな?

250 :247:02/11/02 09:05
>>249
アマゾンで調べましたが、手に入ります。(私はブクオフで100円でしたが)
ただし、六年前の時点ですが、他で手に入るのは「追跡者」(創元)「わたしの愛した悪女」(ポケミス)の二冊だけだそうです。
忘れられた作家になりつつある、という点でも取り上げる価値はあると思いますが・・・

251 :名無しのオプ:02/11/02 11:13
>>250
そんなに切れていたのか!とビックリして追調査してみた。
なんと「追跡者」もお取り扱い不可になっていた。
代わりにポケミスで短篇集の「金庫と老婆」が復活。
あと新樹社の「死を招く航海」がさすがに現役。
ガチガチの本格から、サスペンスまで書き分けた作家
という意味では「日本でいえば笹沢左保」みたいな存在
なのかもね。
漏れも「二人の妻を持つ男」は確かに新・古典だと思う。

252 :名無しのオプ:02/11/02 14:17
じゃあ「HOG連続殺人」はどう?
確かに完璧な一発屋だけどね
あれ一作に限っては読む価値あると思う

253 :名無しのオプ:02/11/02 21:46
アマゾンで、ブクオフで・・・笹沢と同じパターンで「手にはいらないよう」で空中分解・・・手に入りやすいもののがよいとおもうぞ

254 :名無しのオプ:02/11/02 22:23
>>253
招かれざる客や人喰いと違って、まだカタログ落ちしてないから大丈夫だと思われ。

255 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/11/03 08:05
「毒入りチョコレート」読み終わりました。
稚拙な感想しか言えませんが、あえて一言言わせてもらいますと、

ブ ラ ッ ド レ ー 最 高

(メール欄)の推理に激しくワラタ。もうアホかと、バカかと(w

256 :名無しのオプ:02/11/03 13:27
>>255
でしょ?w
しかしあれが最後への伏線にもなってるし従来の作品への風刺にもなっている辺りバークリーはすごいですね
あれを面白いと思うなら「試行錯誤」も面白く読めますよ

257 :ゴブリン田中 ◆30QED/.lL2 :02/11/04 19:18
>256
さんくす。10冊以上たまった積読本を処理したら挑戦します。

258 :名無しのオプ:02/11/07 08:33
age

259 :名無しのオプ:02/11/18 17:04
「四人の申し分なき重罪人」(G・K・チェスタトン)
「トレント乗り出す」(E・C・ベントリー)
が国書からでてるよ!!
・・・ってみんな知ってるか(笑

260 :名無しのオプ:02/12/12 11:39


261 : ◆iq8llSWq9g :02/12/16 02:23
tesu

262 :名無しのオプ:03/01/02 22:56
今更だが、コミケで東京行った時、三省堂へ寄ったら、
笹沢佐保「人喰い」(双葉文庫・日本推理作家協会賞全集)があった。
本格という話なので、一応買っといた。読むのはもうちょい先になるが、
感想などは「笹沢スレ」(あるよな)の方へ書き込みやす。

263 :山崎渉:03/01/23 18:37
(^^)

264 :名無しのオプ:03/02/14 01:01
age

265 :山崎渉:03/04/17 15:59
(^^)

266 :山崎渉:03/04/20 02:46
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

267 :山崎渉:03/04/20 06:57
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

268 :山崎渉:03/05/22 05:02
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

269 :山崎渉:03/05/28 12:21
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

270 :山崎 渉:03/07/15 11:01

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

271 :山崎 渉:03/07/15 13:20

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

272 :名無しのオプ:03/07/20 11:59
山崎くんな!!

273 :山崎 渉:03/08/02 02:07
(^^)

274 :山崎 渉:03/08/15 16:06
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

275 :山崎 渉:03/08/29 19:57
(

V

)
   │ ^ │<ひでぶ!!!!
  ⊂

   |

   (

_
)                      山崎パン

276 :名無しのオプ:03/09/02 04:01
あげてみる

277 :名無しのオプ:04/03/05 18:57
良スレだと思うけど、何で静かなんだろ・・・

クリスティでも読もうよ!

278 :名無しのオプ:04/03/06 01:07
> 277
そう思うなら作品名をあげなさいな。
クリスティの代表作となると『アクロイド』『オリエント』辺りは
皆 未読でもオチ知ってそうだが。

279 :名無しのオプ:04/03/06 02:20
なら…「杉の棺」とかどう?
本スレでロマンスについての論争があったから興味ある。

280 :名無しのオプ:04/03/06 18:59
ポワロ・シリーズの既読者なんだが、代表作以外で
個人的にお勧めなものを挙げときます。
私の選考基準は、

1:結末の意外性。
クリスティーの特徴なので。
2:心理テストに類した解決方法を取らない。
『ひらいたトランプ』みたいな作品は苦手です。
3:ヒントが十分に与えられている。

で、紹介する作品は、

『ゴルフ場殺人事件』
『エンドハウスの怪事件(邪悪の家)』
『三幕の殺人』

すべて前期作品です。

281 :280:04/03/06 19:12
どれか一冊なら『三幕の殺人』をば推薦。

282 :名無しのオプ:04/03/06 21:10
出来ればクリスティ文庫で既刊の作をお願いしたい。

283 :名無しのオプ:04/03/09 17:33
>>282
もうほとんど出てると思われ。

284 :名無しのオプ:04/03/10 18:41
> 283
279氏の挙げた[杉の棺]なんかはマダ出てないべ。
(俺の思い違いならゴメソ)

285 :279:04/03/10 19:59
そんなら「リスタデール卿の秘密」なんかどうよ?


286 :名無しのオプ:04/03/11 23:20
いいんじゃない?それで。
期限は何時までにするよ。
(しばらく山崎来てたスレだしage推奨にしときますか)

287 :279:04/03/12 00:36
この週末に読んで日曜の夜か月曜に感想書くことにしようよ。

みんなどの話がお気に召すか楽しみ!

288 :286:04/03/12 20:40
買ってキマスタ。遅読家なんで今晩から読み始めます。

しかし長い間閑散としてたスレなだけに
279氏と自分しか参加者いなかったらどーしよう…
…ぃゃ、まさか、ねェ…

289 :名無しのオプ:04/03/12 21:39
漏れも参加するよー。

290 :名無しのオプ:04/03/13 19:11
買ってきた。参加します。
クリスティ文庫を買うきっかけが欲しかったので。
明日までに読めるかなー。

291 :279:04/03/13 22:45
遅れてもいいので楽しんで読んでくださいね、皆さん。

292 :名無しのオプ:04/03/13 22:49
ハヤカワの邦題は「リスタデール卿の謎」だよ

293 :名無しのオプ:04/03/14 12:03
ミステリー板にここのURL貼ってあったけど、読んで感想を書けば
いいの?クリスティーの短編ではかなり好きな方なんだよね。

294 :名無しのオプ:04/03/14 12:19
ここもミス板ですが……w
感想書きつつみんなで話し合おうという場かと思います。
よろしくー。

295 :名無しのオプ:04/03/14 13:52
>>294
ごめん、「アガサスレ」だった。
諒解〜。読み直しやってみまっする。
表題作が大好きだよ。

296 :名無しのオプ:04/03/14 21:46
いいんじゃない?それで。
期限は何時までにするよ。
(しばらく山崎来てたスレだしage推奨にしときますか)

297 :296:04/03/14 21:48
ゴメン、間違えた。

298 :290:04/03/14 21:54
あと1つで読み終わります。おもしろい。

299 :290:04/03/14 23:04
というわけで読了。
クリスティは有名作をぽつぽつ読んだ程度であまり詳しくありません。
内外問わず短編好きなので、とても楽しめました。ありがd

一番気に入ったのは「ナイチンゲール荘」。
終わってからいろいろ想像させられるところが好きです。
似たテイストの「事故」も。

ラストの「白鳥の歌」も余韻が残っていい話だったけど
マンガ「動物のお医者さん」トスカネタの回とイメージが重なって
途中笑えてしまった。スマソ

……初参加なんですがこんな感じでいいですか?

300 :初参加です、駄長文スマソ:04/03/14 23:59
私も取り敢えず読了。
クリスティ作品は殆ど読んだ事無く、短編集は初めてでしたが…

全編楽しめました。
[ミステリィ]としてなら面白さに波があったけど
特に男女のロマンスに話が移ると
お金の話になると妙に生き生きしてくる女性やら、
冒険を求める男性が良い味出して
一気に興が乗ってきました。

一番のお気に入りは車中の娘。
日曜日には果物をと黄金の玉のカップルも好きですね。
バナナの皮とか…w

処で[ナイチンゲール荘]って微妙にオチが分からなかったんですが、
頭の悪い自分に誰か説明please...

301 :279:04/03/15 00:07
自分は、
「ラジャーのエメラルド」
「エドワード・ロビンソンは男なのだ」
「六ペンスの唄」
がベスト3でした。

「車中の娘」も好きですが。


結構参加者がいるようなのでよかった(^O^)

302 :299:04/03/15 00:21
>>300
ナイチンゲール荘は「メール欄」なところがいいのでは、と思ったり。

303 :名無しのオプ:04/03/15 11:11
これって「パーカーパイン」みたいに一本のテイストで繋がっていないで、
色々な趣向で楽しませてくれる所が好きだな。
「リスタデール卿の謎」を挙げてる人が少ないのはミステリー板ならでは
って感じがするけど、この作品は筋は最初から判っちゃいるけど、ほんわか
心温まる好きな作品だな。
「ナイチンゲール荘」は暗く重い雰囲気もあって、でも一応ハッピーエンド。
>>302
そうなのかな?

304 :300:04/03/15 14:40
>>303
ハッピーエンド…てのとは ちと違う気が。

彼女がmail欄の話をしたのは
本当の事を告白しただけなのか
ソレとも 男を止まらせる為のブラフなのでしょうか。
前者だと前後の繋りがオカシイし
後者だと 何故男はあんな最後を迎えたのか判らなくなるし。

305 :303:04/03/15 17:39
>>304
え・・・。
ブラフでしょう。明らかに。
何故ああいう最後に陥ったのかはメール欄じゃないでしょうか。
ある意味ハッピーエンドじゃないのかな。
彼女のは一時的錯乱だと思うし。結局元鞘だと思うので。



306 :名無しのオプ:04/03/15 18:47
>>304
メール欄が無いよ。

307 :名無しのオプ:04/03/15 20:52
というか、他に読んだ人は「ナイチンゲール荘」を
どのように解釈したのであろうか?

308 :299:04/03/15 21:19
私が阿刀田高を読み過ぎなのかもしれませんが、
もしかして……と思わせるラストがブラックで気に入りました。
>305のメール欄という解釈も成り立ちますし、
本当に「メール欄」だったのでは、という疑惑もぬぐいきれないと思います。

309 :名無しのオプ:04/03/15 22:07
>>304-305をみて、どんなオチだったっけ?と気になり
「ナイチンゲール荘」再読した。そうそう、この話ね。
自分も初読のときは>305ってオモタ。
でも今回は主人公が(メール欄1)変わってて、実は(メール欄2)だった・・って
解釈をしてみたくなった。
ま、いかにもアンフェアだしwこのセンは無いだろうな。残念・・

310 :名無しのオプ:04/03/15 22:25
>>308-309
アンフェアでもあるし、それでは最初の主人公の夢の
伏線の意味が無くなるよ・・・。
あとクリスティではその線は有り得ないかな。

311 :名無しのオプ:04/03/16 02:13
ブラウンならありうる

312 :304:04/03/16 22:11
何かmail欄抜けてたみたいだから補足。微妙に遅レスになってスマソ

> 299
よろしければ一冊も読んだ事無い私に
阿刀田高のお勧め作品教えて下さいな。

313 :299:04/03/16 22:19
>>312
阿刀田高に興味持ってもらえてうれしいです。
直木賞の短編集「ナポレオン狂」や前年候補の「冷蔵庫より愛をこめて」
はどちらもハズレがなくておすすめです。両方講談社文庫。

っと、スレちがいっぽいので話を戻すと。
表題作もよかったです。リスタデール卿の謎自体はわりと予想できても
あのラストは予想外で、いい気分に読み終われました。

314 :名無しのオプ:04/03/16 23:04
そろそろ次のお題を決めよう。このスレの主旨は…
1.古典的名作との評価が高い。
2.が、案外多くの人が読んでなさ気。
3.文庫で簡単に手に入る。
…以上の事から フィリップ・マーロウ物とかどうだろう。

…スンマセン、自分が読んでないだけです。
何故か気が乗らなくて…

315 :名無しのオプ:04/03/16 23:17
何でもいいよ。
マーロウは「長いお別れ」とあといくつか読んだはずなんだけど
……思い出せない。決まったら再読してみます。

乱歩全集の刊行分からでもいいなあと思ってました。

316 :名無しのオプ:04/03/17 18:56
四大奇書とかどうか、とか言ってみる

317 :名無しのオプ:04/03/18 16:13
虚無への供物の新装版が4月15日にでるからどう?

318 :名無しのオプ:04/03/18 21:05
じゃあ一ヶ月後のお題を【虚無への供物】にするという方向で。

それまでカーでも読みませんか。
最近 早川で復刊したみたいだし、記念に。

319 :名無しのオプ:04/03/18 23:11
なら復刊した奴がいいですか?
「死者のノック」とかいいかなと思ったんだが…

320 :名無しのオプ:04/03/20 19:48
ぃぇ、別に復刊作を読もうと提案したのでなく
カー作品なら何でもよいです。

【死者のノック】てのは読んだ事無いですが
文庫等で簡単に手に入りますか?

321 :名無しのオプ:04/03/20 19:51
カー、「かぎ煙草」しか読んだことがないので
読んでみようかな。どれでもいいです。

322 :名無しのオプ:04/03/20 21:12
>>320
あ〜現役じゃないかも…
ならば、「曲った蝶番」はどう?

323 :鉄人M:04/03/22 00:12
クロフツのジュブナイル訳は『英仏海峡の謎』しか出版されていないんですか?。
まだ『樽』、『フレンチ警部最大の事件』を未読です。
クロフツでオススメの作品を教えて下さい。

324 :名無しのオプ:04/04/02 23:44
agetemitarisite

325 :312:04/04/03 19:52
>>.313
遅レスながらお勧めして頂いた【ナポレオン狂】を読みました。
スレ違いになるので感想は阿刀田スレに書き込みますが、
ナイチンゲール荘を何故そう解釈したかが解った気がします。

そこで提案なのですが、
この様に自分の好きな作家、普段読んでる作家を
予め伝えた上で感想を書き込むのもまた一興ではないかと。

(まぁこのスレ自体、最近書き込みが無いみたいだけど。
 良スレだと思うから伸びて欲しいんだがなぁ…)

326 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/11 21:52
これ良企画だと思うので、復活させませんか。
今仕切る人がおらず、スレッドが停止状態なので
賛同者が一定数(最低2〜3人)以上いれば、僭越ながら
自分がとりあえず主導で進めていきたいと思います。

327 :名無しのオプ:04/04/12 14:54
まあ、やって見るといいよ。

328 :名無しのオプ:04/04/12 19:00
じゃあ僕も賛同します。

329 :名無しのオプ:04/04/12 19:23
んじゃ、私も賛同します。 お題が決まったら専用スレや古典スレや初心者スレにも一声掛ければ 未&既読者も集まるのではないかと。

330 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/12 23:59
では、案を出します。
基本的に以下の条件を満たすものをセレクトしていこうと思います。

・できるだけ手に入りやすいもの
・こういう機会でもなければ読みそうにないもの
・あまりにも定番すぎてかえって読まないだろうというようなもの


331 :名無しのオプ:04/04/13 00:12
ぶっちぎりでYの悲劇じゃね?

332 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/13 00:12
課題図書は、各自候補を挙げて貰って
そこから選定するというようなかたちにしたいと思います。
原則的には一回につき一人一冊を推薦(提案)。

テンプレを考えてみました。

【読者名】
【好きなジャンル】
【既読・未読】
【感想】
【次回希望作】

【読者名】便宜上のもの。匿名希望はそのときの番号を
【好きなジャンル】参考のため。作家名も可。ただし簡潔に
【既読・未読】「この際だから読み返したい人」も参加可能
【感想】簡単な感想
【次回希望作】次回希望作を挙げる

333 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/13 00:28
課題作が投票で決まると
(投票方式も煮詰めないといかんのですが)
一定期間の間に入手・読了し、感想をアップ。
早い人もいれば遅い人もいるので、期間をどれくらい取るか難しい。
私は7〜14日くらいと踏んでいますが
細かい日数はおいおい調整できるでしょう。

334 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/13 00:53
<おおまかな流れ>
1)課題図書候補の中から、一人一票で投票する。
2)得票数が最も高い作品をみんなで読む。
 (開始から終了までの目安は1〜2週間)
3)読み終わったら順次テンプレを使って感想をアップ。
  同時に、次回作候補を一作品挙げる。
4)課題図書期間終了。1へ戻る。

「課題作投票は累積にするのか」
「最多得票数同数の場合はどうするか」
など、細かい部分はまだいっぱいあるのですが…

とりあえず最初の候補作を募集します。
収集がつかなくなるので、原則として一人一作。
「入手しやすい」という条件を考慮して下さい。

私からは
岡本綺堂『半七捕物帳(一)』(光文社時代小説文庫)を挙げます。
捕物帳ってなかなか読まないと思うんですが
本格ミステリの評価も高い半七はどんなものかと。

335 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/13 00:54
あ、施行方法に関して
何かいいアイデアなどあったら是非お願いします。

336 :名無しのオプ:04/04/13 21:24
前回参加して、またやりたいなと思った者です。
新しい方式もいいですね。とりあえずやってみましょう。

半七、1巻だけ読んじゃった。ほとんど忘れてるから再読でもいいな。

前が海外だったから今度は国内がいいなと思ったり。
これ読んでないのがアホですが一応候補に。
「江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼」光文社文庫

337 :名無しのオプ:04/04/13 23:24
候補一つだけってお題を決めてからでよくない? 暫くは書き込む人少ないだろうし。 取り敢えず私は【虚無への供物】あげておきます。 恥ずかしながら積読本になって久しいので。

338 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/15 07:46
現在挙がっている候補作

岡本綺堂『半七捕物帳』
江戸川乱歩『孤島の鬼』
中井英夫『虚無への供物』

海外希望作とかありませんか?

339 :名無しのオプ:04/04/15 12:59
ジェームズ・アンダースン「血のついたエッグ・コージィ」

なんかどう?
ジェシカおばさんのノベライズ書いた人の本格ミステリー。

340 :名無しのオプ:04/04/15 13:38
>>338 1-331は無視かよ。

341 :名無しのオプ:04/04/15 14:06
>>339
今、版元品切れじゃなかったっけ?
俺も昔借りて読んだだけだから、手元にないんだよなあ。

342 :ミギー・ポップ ◆TCU7Ox4Uqw :04/04/15 19:06
以前、バランスを考えて海外と国内を交互に、という提案があったと思うんですが、
それを基本方針にしてはどうでしょうか?
一気に海外希望作まで挙げちゃうと、収拾がつかなくなると思うので。

今のところ国内作品が多いので、今回は国内でいきませんか?
で、私の希望作は…土屋隆夫さんの「針の誘い」(光文社文庫・創元推理文庫)。
300ページ弱にトリック満載、書き出しもかっこいい!
なのに、きれいに忘れちゃって(w

…この辺は古典に入らないんでしょうかね?

343 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/15 21:53
いくつか寄せられた疑問にお答えします。

>>340
無視というと言い方が厳しいですが、参考に留めます。
あまりにも多くの作品が挙げられており、今投票しても収集がつかないだろうというのが一番の理由です。

>>337
一つだけと絞ったのは便宜上のことです。
スレの主旨からして
「お勉強感覚で読書しよう」という傾向が強くなると思います。
一種の義務感覚で読むものに対しては、あまり対象を広げるよりも
ピンポイントで行った方がモチベーションも上がりやすいのでは。
「一作だと厳選が期待出来るし、提案者も既に持っている可能性も高い」
と私は踏みました。

>>342
古典の線引きは非常に面倒ですね。220〜230辺りで論争になってますし。
私自身は、古典に縛られることはないと思っています。
板全体の傾向としてあまり読まれていないジャンル、
例えば現代海外ミステリや社会派が対象でもいいと思うんですよ。
ただし現時点では収集がつかなくなる恐れがあるので
スレのタイトルが「古典編」でもあることですし
定番の古典を消化しながら、フォーマットを固めていけたらと。

『針の誘い』は微妙ですが、独断でセーフにします。
選択肢として挙げた上で、投票結果に従いましょう。

344 :名無しのオプ:04/04/15 22:05
古典の定義は難しそうですが、個人的には
清張「点と線」以前の名作ならいいかな、という気がします。
(1957年・昭和32年)

345 :名無しのオプ:04/04/15 22:08
『半七捕物帳』に一票。
でも膨大すぎるかな?

346 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/15 22:22
現時点で5点挙がってますので、これまでを第一回の候補作とします。

◆岡本綺堂『半七捕物帳(一)』(光文社時代小説文庫)
 本格ミステリの評価も高い捕物帳の元祖。

◆江戸川乱歩『孤島の鬼』(春陽文庫ほか)
 横溢する猟奇趣味とトリック。乱歩最高傑作とも評される。 

◆中井英夫『虚無への供物』(講談社ほか)
 あまりにも有名なミステリ三大奇書の一冊。

◆土屋隆夫『針の誘い』(光文社文庫)
 幻影城ベスト99にも選ばれた本格推理小説。

◆ジェームズ・アンダースン『血のついたエッグ・コージイ』(文春文庫)
 黄金時代への憧憬。75年発表の本格ミステリ。やや入手難?
(※amazon.jpでは購入できます)

国内もの限定という意見が出ましたが
既に挙げられていたアンダーソンの作品は、選択肢に加えさせて頂きました。

347 :名無しのオプ:04/04/15 22:35
日本のミステリは乱歩から、って事で、孤島の鬼に一票。

348 :名無しのオプ:04/04/15 22:50
とりあえず仕切り直しの第一回目ということだから
長い作品は避けたほうがよいんではなかろうか。
そういうわけで虚無はパス。
流しても、次回以降絶対票が入る作品だよ。

試しにやってみるということで、提案者が挙げてる半七でいいと思う。
針も面白そうだけどな…

349 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/18 09:29
票数が止まっていますので(少ないですけれど)
岡本綺堂『半七捕物帳(一)』(光文社時代文庫)を
とりあえずの仕切りなおし第一回とします。ありがとう。
金曜の夜に決めれればよかったんですけれど。

その代わりといっては何ですが
『半七捕物帳』は青空文庫で読めます。
該当作は『お文の魂』から『山祝いの夜』まで。
ttp://www.aozora.gr.jp/index_pages/person82.html#sakuhin_list_1
何編か拾い読みでもよいので、感想を入れてみて下さい。
どんな感じになるか見てみたいので。

【読者名】
【好きなジャンル】
【既読・未読】
【本のデータ】
【感想】
【次回希望作】
(テンプレ項目追加)

28日から2回目の課題本を検討します。
ちなみに、希望作票数は累積を予定しています。

350 :名無しのオプ:04/04/18 16:06
>>349
本のデータって何?

351 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/18 20:21
>>349
「新潮」「創元」「早川」など、主に出版社について書きます。
海外古典などは複数の出版社から出ていることがありますし
新訳と旧訳でも印象が違ってくるでしょう。

ところで、ナンバー1スレを見ていて思ったのですが…
次回は海外作と決まっているので、今のうちから候補作を募って
投票までしてもらった方が、スムーズに行くかも?
そういうわけで、やり方を修正します。

1)レスひとつにつき、以下のどちらかを実行できます。
 ・一作を選択肢として追加する
 ・既にある選択肢に追加投票する
2)次回の期限が来た時点で、最も票が多い作品が自動的に課題図書に。
  票数が同じ場合はプレーオフ。
  該当候補のうち、真っ先に票が入れられたものに決定。

※感想を書いてなくても投票できます。
※候補作追加、あるいは投票する場合は、
 集計しやすいように、作品名を<<>>(半角<を2回ずつ)で括って下さい。
 このやり方はナンバー1スレと同じです。
【例】
・<<カー『三つの棺』>>キボン
・<<Yの悲劇>>に一票。
・クリスティー<<「アクロイド殺し」>>に一票。  

※《》≪≫(←かっこ変換)は無効。
※一回のレスで複数作を挙げているものは無効。
※投票するのは次回の候補作対象(奇数回は国内、偶数回は海外)です。
※テンプレから【次回希望作】の項目は除去されます。

↓↓↓それでは以下、第2回海外希望作をどうぞ。↓↓↓

352 :名無しのオプ:04/04/18 20:36
新テンプレ

【好きなジャンル】
【既読・未読】
【本のデータ】
【感想】

(読者名はレスの名前欄で代えます)

次回作家集計 海外編
1 ジェームズ・アンダースン『血のついたエッグ・コージイ』

353 :名無しのオプ:04/04/18 21:02
>>351
雑談スレへの告知はいいのですが、このスレへのリンクを貼ってないのは不親切ではないでしょうか?

354 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/18 21:37
>>353
すいませんでした。

355 :名無しのオプ:04/04/19 18:05
<<Yの悲劇>>に一票。

356 :名無しのオプ:04/04/19 20:22
カー<<喉切り隊長>>
買ってるけど読まないので

357 :名無しのオプ:04/04/19 21:27
ジョセフィン・ティ<<時の娘>>に一票。 乱歩がBEST 10に選んだ本だから。 歴史背景が解り難くて途中頓挫してる本なのでこの機に読破したいな、と。 で、半七は何時迄に読むの?

358 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/19 23:46
>>357
28日の終わり、29日の午前零時としましょう。
読んだ、という事実が大事なので感想は遅れてもいいです。

29日が来た段階で一番票が入っている作品を次の課題図書とします。
1位複数の場合は、1位作品のみでプレーオフ。
12時過ぎて真っ先に票が入った作品が候補作です。
この場合のみ、投票済みの人でも参加できます。
要するに、誰でもいいから早い者勝ちで一票入れて貰ったら
それに決定するというシステムです。

359 :名無しのオプ:04/04/20 11:35
<<まやかしの風景画>>に一票。

解説で「シャドー81」「100万ドルをとり返せ」に並ぶ傑作だと言っていたので。

360 :名無しのオプ:04/04/20 19:27
今日、半七買って来ました。

バークリー<<毒入りチョコレート事件>>を希望。

361 :名無しのオプ:04/04/24 22:37
いま読書途中。文章ウマイ。
怪奇ものでも描写がもっさりしてなくてトントン読める。

362 :名無しのオプ:04/04/25 01:14
<<時の娘>>希望
海外物はどうも読みづらいんだよね。だからこの機会に。

半七今読んでます。

363 :名無しのオプ:04/04/25 09:57
次回作家集計 海外編
2 ジョセフィン・ティ『時の娘』
1 ジェームズ・アンダースン『血のついたエッグ・コージイ』
 ディクスン・カー『喉切り隊長』
 エラリイ・クイーン『Yの悲劇』
 アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』
 ピーター・ワトスン『まやかしの風景画』

364 :名無しのオプ:04/04/25 11:32
次回、<<九マイルは遠すぎる>>を希望。
『九マイルのもの道を歩くのは容易じゃない、ましてや雨の中となるとなおさらだ。』
たったこれだけの言葉から事件の真相を導き出す、純粋推理の極北的な作品。

多分、あらゆる面で半七の対極にある短編集だと思うので、是非。
正反対の両者を繋ぐキーマンが、都筑センセーだというのも興味深い。

365 :名無しのオプ:04/04/25 20:41
読書期間中は書き込みが少ないので
「もしかして読んでるの俺だけ?」と不安になってしまうから
>361氏のように、途中の感想なり、覚書なり入れてみたらどうでしょうか?

私は「帯取りの池」まで読みました。

366 :名無しのオプ:04/04/28 23:39
age

367 :名無しのオプ:04/04/29 01:14
期限来たけど書き込み無いな。
取り敢えず読んだので感想をば。

捕物帳てジャンルは何となくの読まず嫌いだったんで
偏見を捨てなきゃならんなと思た。要するに、楽しめました。
文章上手いねェ。スラスラ読めた。
半鐘の怪が一番私好み。こういう人情話ってグッとくるんだよなァ。
広重と河獺の冒頭の謎は良いんだけどオチはちと、ねェ。
こういう事言うのは的ハズレなんだろけど、mail欄てやっぱり苦手。

解説も良かった。多分二巻以降も買う。

368 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/29 01:34
申し訳ありません。
アク禁くらってて暫く書き込めませんでした。

【好きなジャンル】現代海外(この項目いらんかなぁ・・・)
【既読・未読】未読
【本のデータ】光文社時代小説文庫
【感想】
 半七はシャーロック・ホームズに例えられてますが
 天才肌ではなく、熟練捜査官のタイプですね。
 ページ数の都合か、魅力的な謎でも
 自白であっさり解決するパターンが多いように思います。
 そういうところは「本格ミステリ」としてはもの足りないのですが
 作者の文章は無駄を省いた「引き」の文章で、上手いんですね。
 語り口がいいからとんとんと読めてしまう。
 
 一番興味深いと思ったのは『奥女中』です。
 何度も誘拐されて謎の屋敷へ運ばれる娘・・・
 謎の真相もどこかドイルの短編を思わせます。

369 :ミギー・ポップ ◆TCU7Ox4Uqw :04/04/29 03:05
【既読・未読】半既読
【本のデータ】光文社文庫(新装版)
【感想】
みなさん同様、文章が本当に上手いと感じました。
ただ私は聞き書きという構成もあるのか、「引き」というか非常に抑制されたその語り口に興味を感じています。
そのため、事件の中核に人情が絡むエピソードには、どうも違和感が残りました。
骨組みしかないのに、ポンと「人情」だけ投げ出されているような感じで…
むしろこの語り口には、ロスマク風のハードボイルドの方が良く似合うような気がするのですが。

ですから、「人情」ではなく「人間の欲」を扱った「弁天娘」のような作品に痺れました。
ここに登場する主要人物たちの内面は、本当に窺い知れない。
矛盾の塊でありながら、そのくせ首尾一貫している。
それを依頼を受けた半七が、職業意識でたんたんと追っていく。

ラストにおける人間の行動の割り切れなさ怖さと、割り切れないまま怪異譚が残るその構成に、
逆説的にも、怪異を合理で解き明かす前半の諸エピソード以上の「近代性」を感じるのです。

【次回希望作】既出作品の中では<<九マイルは遠すぎる>>を。
これは半七と比べたら、多分「小説未満」ですが、非常に「純度の高い本格」なので。



370 :370:04/04/29 14:00
【既読・未読】未読
【本のデータ】光文社文庫
【感想】
捕物帳は初めて読んだのですが、面白かったです。
当然といえば当然ですが、当時の捜査の仕組みを、
読者を置いてけぼりにせずに記してあったのが特に良かったように思います。
また、毎回最初と最後に出てくる半七老人の存在が、
物語に味わいを出していたように感じました。

一番好きなのが「湯屋の二階」です。
どこと無く落語の三題噺めいた展開に、読んでいる間中ニヤニヤしっぱなしでした。

次回希望作は投票済みですので割愛します。

371 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/29 19:33
半七捕物帳、良かったですね。
それでは第二回集計結果の発表です。

2 ジョセフィン・ティ『時の娘』
1 ジェームズ・アンダースン『血のついたエッグ・コージイ』
 ディクスン・カー『喉切り隊長』
 エラリイ・クイーン『Yの悲劇』
 ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』
 アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』
 ピーター・ワトスン『まやかしの風景画』

第二回課題図書は、ジョセフィン・テイ『時の娘』に決定しました。

『九マイルは遠すぎる』にミギー・ポップさんの票を入れたいのですが
>>358
>29日が来た段階で一番票が入っている作品を次の課題図書とします
と言ってしまったので、第4回にカウントさせていただきます。
ごめんなさい。

372 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/29 19:36
2ちゃんミステリ読書会【第2回課題図書】

◆ジョセフィン・テイ『時の娘』(ハヤカワ文庫)

 極悪非道で名高いリチャード三世は、本当に悪人だったのか?
 入院中のグラント警部が導き出した結論とは・・・。
 「どんなに褒めても褒めすぎではない。全探偵小説史上のベストのひとつ」
 (アントニー・バウチャー)

読書期間は5月7日(金)までとします。
8日の午前零時から第3回が始まります。

次回課題図書希望作を、ひとり一票で期限内にご投票下さい。
(国内作品が対象となります)

373 :MJ ◆o0a4kZpct. :04/04/29 19:41
「課題図書を、期限を過ぎてから読み終わった」という方の感想も
ひき続きお待ちしております。

次回作家集計 国内編
1 江戸川乱歩『孤島の鬼』
中井英夫『虚無への供物』
 土屋隆夫『針の誘い』

374 :名無しのオプ:04/04/29 22:50
>>367
『広重と河獺』は無理やり一本話つくりやがったな、って感じでしたね。

375 :名無しのオプ:04/04/29 23:21
二つの別々な話を一話の中で紹介したって感じだからね。
しかしリアルで老人が若い人に話をするのなら
思い出した事を思い出す侭に話すのが普通だから
ある意味ではこちらの方が正しいんだよなァ。

376 :名無しのオプ:04/04/29 23:34
時代小説なのに、下手な探偵小説よりもモダンな印象がありました。
作者がホームズ譚を念頭に置いていたせいもあるでしょうが
作中の設定が「老人が失われてしまった江戸時代を振り返っている」
というのもあるかもしれません。
各話の形式は全部、半七に会って会話するところから始まるわけで
「大正・昭和→江戸」「平成→江戸」という構図が似てますよね。
いまいちうまく表現できないですが・・・

377 :名無しのオプ:04/04/30 10:07
時の娘、昔読んだことある
自分的にいまいちな作品なんでパス

378 :名無しのオプ:04/05/01 17:16
「時の娘」今日買ってきました。
松本清張<<ゼロの焦点>>を希望します。

379 :名無しのオプ:04/05/01 23:31
戦前に書かれた数少ない長編って事で<<殺人鬼>>(アーヤじゃないよ)を。
但し、コレ読む前に彼の有名作を読まねばならない罠。
というか、そっちの方読んで私的に凄く面白かったんで一票。

380 :名無しのオプ:04/05/01 23:40
殺人鬼の作者って二人とも禿なんだな

381 :名無しのオプ:04/05/03 17:29
すいません、週末に出張が入ってしまいました。
勝手ながら期限を12日(水)いっぱいにまで延長させて下さい。
出張先で私も必ず読んできます。

382 :名無しのオプ:04/05/03 18:08
次回<<成吉思汗の秘密>>なんかどうでしょうか。
手にはいりにくいかな?

383 :名無しのオプ:04/05/05 03:00
<<能面殺人事件>>が良いです。高木さん、完全に未読だし(恥)
買ったままずいぶん放置しているので。

384 :名無しのオプ:04/05/05 03:02
能面は駄作だよ

385 :名無しのオプ:04/05/05 18:23
前知識がいると思って
シェークスピアの「リチャード三世」も借りてきたけど
本書冒頭の説明だけで十分だった。

386 :名無しのオプ:04/05/05 23:40
「人形はなぜ殺される」が高木さんでは読みやすく入手しやすいし面白いと思うが

387 :ミギー・ポップ ◆TCU7Ox4Uqw :04/05/08 04:25
【既読・未読】既読 【本のデータ】HM文庫

【感想】今回十数年ぶりに読み直してみて、ずいぶん印象が変わりました。
初読時には英国の政治史に疎いこともあり、生意気にも同趣向なら、
「成吉思汗の秘密」の方が圧倒的に面白いと感じていたものです。
今回は推理の内容そのものより、小説としての巧さをに目をみはりました。

<ちびすけ><アマゾン><むくむく子羊ちゃん>といったキャラの描写が
非常に活き活きと書き込まれていて、グラントとのやりとりがまた、各々の
個性を反映していて、本当に読ませるじゃないかと感じたのです。
これは小説家でもある小泉さんの、訳に負う所も大きいのかも知れませんが。

逆に終盤近くなって推理の内容ばかりが続くと、やや退屈してしまいます。
こ辺は「成吉思汗の秘密」のエンディングと比べてみると、面白いですね。
純粋推理の鋭い切れ味で鮮やかな印象を与える「成吉思汗」と違い本作は、
映画のような余韻を残す幕切れとなっていて、頁を閉じるのが本当に惜しかった。

読書というものは時と所を得ることで、全く別の体験になりうるものなのでしょうね。
初読時の感想は、自分の中の「小さなトニイパンディ」だったのかも知れません。

388 :370:04/05/08 19:36
【既読・未読】未読
【本のデータ】HM文庫
【感想】
上手い小説だと、読了した後感じました。
メインの登場人物は勿論のこと、アトランタのような本編に全く登場しない人物ですら身近に感じられ、
また病室や窓の外の描写一つ一つに細やかな気配りがなされており、すぐに引き込まれました。
思い込み(リチャードV世は悪人だった)を捨てる事で全く違う真相が見えてくる、という
ミステリーの醍醐味が活かされていて、面白かったです。

ただ一つ難点を上げるとすれば、海外の作品特有の登場人物の名前の覚えづらさに加え、
世界史を高校時代に選択していなかったこともあって、
冒頭の薔薇戦争の経緯や序盤のグラントが読んでいた資料に出てくる人物で頭が混乱していました。
(なんで同じ名前が3人も4人も出てくるんだ!)

389 :名無しのオプ:04/05/08 19:40
何の本について語られているのか少し遡らないと分からないので
書名を頭に加えてくださいませませ、

390 :名無しのオプ:04/05/08 21:21
> 389
せめて10レスくらいは遡れよ!!

391 :名無しのオプ:04/05/08 23:47
次回作家集計 国内編
1 江戸川乱歩『孤島の鬼』
 高木彬光『能面殺人事件』
     『成吉思汗の秘密』
 中井英夫『虚無への供物』
 土屋隆夫『針の誘い』
 浜尾四郎『殺人鬼』
 松本清張『ゼロの焦点』

ばらばらですな・・・

392 :名無しのオプ:04/05/09 14:45
ミステリ読んでばかりいると実際に事件を起こしやすくなるって本当ですか?

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