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三島由紀夫

1 :無名草子さん:2001/05/07(月) 23:10
が最近気になってるのですが
最初にどれを読めばよいかわかりません
よかったらおすすめを教えて下さい。

2 :無名草子さん:2001/05/20(日) 20:47
s

3 :無名草子さん :2001/05/20(日) 20:56
オーソドックスに「仮面の告白」(新潮文庫)

4 :無名草子さん:2001/05/21(月) 01:07
小説じゃないけど「不道徳教育講座」 (角川文庫)

5 :無名草子さん :2001/05/21(月) 01:18
何でも絶対おもしろけど、「レター教室」なんか読みやすい。
何年か前にちょっとはやりました。

6 :無名草子さん:2001/05/21(月) 05:39
「潮騒」は?

7 :ブッシュ:2001/05/21(月) 05:49
「宴のあと」
それほど代表的でないから入っていきやすい

8 :無名草子さん:2001/05/23(水) 15:21
小説じゃないけど映画「黒蜥蜴」
原作は江戸川乱歩だけど脚本が三島由紀夫で、出演もしているらしい。ヌードで。
主題歌まで作っている。
この人の本のスペイン語版を大学図書館で見たんだけど、
三島本人がふんどし姿で縄で縛られている写真が表紙でびっくりした。
英語版を出してるペンギンブックスのカタログでは「ゲイ小説」の分類のところにあった。

9 :無名草子さん:2001/05/23(水) 18:44
>>8
海外じゃイロモノ扱いなのか。ちょっとビックリ。

10 :無名草子さん:2001/05/23(水) 19:04
恋愛小説好きなら春の雪

11 :名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/23(水) 20:02
少年犯罪に関心を持ってるなら『午後の曳航』

12 :無名草子さん:2001/05/24(木) 11:56
俺が最初に呼んではまったのは「金閣寺」だな。
これは中学校の時の彼女に進められて読んだ本。
かなり思い出深い一冊です。ぜひ読んで見てください。

13 :無名草子さん:2001/05/25(金) 05:11
行動学入門。

14 :名無しさん:2001/05/25(金) 05:15
age

15 :ととろ:2001/05/30(水) 17:09
おれは、「潮騒」ではまって「金閣寺」で
逃げた。

16 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/06/01(金) 00:31
2月26日

17 :無名草子さん:2001/06/01(金) 18:40
「金閣寺」はよんでて気持ち悪くなった。
特に柏木と女の出てくるところ

18 :質問者:2001/06/01(金) 18:46
--------------------------------------------------------------------------------
人生はお茶ではないでしょうか?さん 2001年6月1日 18時39分27秒
   ∧_∧ なぁーーーーー
  ( ´∀`)
  (  つつ
   )  ) ヽ
  (__)(_)

   ∧_∧ んんんーーー
  ( ´∀`)
  (つ*⊂ )
   >  ) ヽ
 (__)(_)

  ∧_∧ だぁぁーーーー
 ( ´∀`)
 ((○⊂ )
  〉 ) ヽ
 (_) (_)

  \ ∧,,,  ∧美∧ とぉぉぉーー
   ゞ ⌒ヽ/ ´∀)
  <(     >> ⊂ )
   //,, ノ\/> >
 / ,/ | |_)\__)

 
     アチョオォーーー!!
    ∧_∧   \ | / /   ヒデブゥゥーーー
   (,_´∀)  ゞ ⌒ヾ∠_
   ( _ ̄つ⊃(     =- 三ニ=−
  / /,>" 〉  //_  く ̄
 (_ノ (__),/ / ∨.N \

19 :質問者:2001/06/01(金) 18:47
オーキンクロス氏の著書を教えてください。
ウォール街を舞台に書かれた小説のようなものだと思います。
どなたか本の題名と出版社をご存知の方が居られましたら
教えてください。

20 :無名草子さん:2001/06/04(月) 06:05
persona

21 :無名草子さん:2001/06/16(土) 02:00
今日、「女神」読みました。
これはかなり面白かったですよ

22 :無名草子さん:2001/06/16(土) 02:47
うーーむ21になって読み始めた。中学生からってすごいな。
中世などは表現方法が多彩で興味深いけど、おれにとっては面白さより難解さが・・・・。
こんな俺は煎ってよし?

23 :無名草子さん:2001/06/16(土) 02:52
んなこたぁーない、初期の三島はあんな感じ

24 :無名草子さん:2001/06/16(土) 06:41
「音楽」を読め。

25 :無名草子さん:2001/06/16(土) 08:53
>>22
同意。面白いけどちょっと難しいんだよね、、、

26 :無名草子さん:2001/06/16(土) 10:32
うーん、、、
読みにくいって点では「金閣寺」が一番かなぁ?面白いけど。

27 :徒然草:2001/06/17(日) 00:16
プライバシー裁判でも有名な「宴のあと」。
それと、やっぱり「豊饒の海」はいいね。
特に最終巻の「天人五衰」は最高。
なんかこう、人間の人生、運命をかなり上からの視点(うまく表現できなくて
ごめん)から書いてるようで、「三島は人間を人間以上の位置から見る
眼を持っている!」と思ったよ。
これは彼の小説全部に共通する感想だけど。

28 :無名草子さん:2001/06/17(日) 00:21
後期の三島ってなんか疲れるよ。

29 :無名草子さん:2001/06/17(日) 01:48
不道徳教育講座→仮面の告白→熱帯樹→音楽→
永すぎた春→午後の曳航→金閣寺…

大まかにこんな感じで読みました、確か。
でも金閣寺が三島との出会いだったら
たぶん三島好きにはならなかったと思います。
やっぱり仮面の告白がいいですね。

30 :23:2001/06/17(日) 07:03
良かった、やはりそれなりに皆さん読みにくいと思ってるんですね。ちなみに読みにくさでは森鴎外のほうが読みにくかった。
今は女型を読んでます。
>>24
これは私にたいしてでしょうか?
仮に私に対してとするならば
1)さらに難解であるから
2)表現方法が多彩
どちらの理由でで薦めたのですか

31 :無名草子さん:2001/06/17(日) 11:00
確かに「読みにくい」
んだけど、読みにくいっていうよりは「濃い」って言った方がいいのかな?

32 :無名草子さん:2001/06/17(日) 16:31
大学キャンパスで、日本文学の先生がでーっかい声をはりあげつつ
他の先生と三島論を交わしていた。
「憂国ぅ?あのあたりからもう三島はおかしくなっちゃったんだよね」
っていってましたけど、私は『憂国』にめちゃコーフンしました。

33 :無名草子さん:2001/06/17(日) 18:00
えー、絶対「金閣寺」だよ。
これは一般向けでいい作品だと思う。

34 :無名草子さん:2001/06/17(日) 18:01
悪くはないけど、潮騒からファンになった人には
ウケ良くないね、、<金閣寺

35 :再び23:2001/06/17(日) 20:26
>>31
確かにその通りです。
的確な表現だと思ふ。

36 :無名草子さん:2001/06/18(月) 07:57
age

37 :無名草子さん:2001/06/18(月) 22:55
金閣寺ってどもりの放火魔の話でしょ?

38 :無名草子さん:2001/06/19(火) 00:19
「剣と寒椿」を3,000円ほどで見つけましたが買いでしょうか。

39 :無名草子さん:2001/06/19(火) 18:06
私も欲しい

40 :無名草子さん:2001/06/21(木) 19:22
月<あんまり面白くなかったぞ。ま、これは面白さを求むベきものじゃないかもしれないが。
金閣寺を読み始めた。

41 :無名草子さん:2001/06/22(金) 00:12
おじゃまします。
読みやすい作品  永すぎた春 夏子の冒険 肉体の学校
お奨め作品    獅子 女神

あとは、禁色 鏡子の家なんかも好きです。

42 ::2001/06/22(金) 02:55
破滅の美学?

43 :無名草子さん:2001/06/22(金) 04:01
>>41
おお、わたしも「夏子の冒険」好きよ。映画化するなら誰だろう、とか
しょっちゅう考えています。
「豊饒の海」も好き。

44 :無名草子さん:2001/06/22(金) 16:17
[美徳のよろめき」好きですねえ

45 :無名草子さん:2001/06/22(金) 17:04
「葉隠入門」が素敵です。

46 :無名草子さん:2001/06/22(金) 19:25
とりあえず「金閣寺」読んだ私は外道ですか?
一番三島らしい作品を教えてください

47 :無名草子さん:2001/06/23(土) 17:39
「仮面の告白」 違う意味で三島らしい?

48 :無名草子さん:2001/06/27(水) 19:44
age

49 :色男no,1:2001/06/28(木) 01:00
姫野カオルコの「ガラスの仮面の告白」(角川文庫)作中において、ヒロインの愛した男たちの名前が羅列してあります。アレックス・マンディ、岡田真澄、津川雅彦、アラン・ドロン、セルジュ・ゲンズブール、岸田森、石橋蓮司、桑原和夫(吉本新喜劇)、ミッシェル・ポルナレフ、柴田錬三郎、野坂昭如と続きますが、結局究極の男性、それまでの男性は彼のダミーに過ぎない男性として、仮名を用いて、告白しています。三島由紀夫は、少女漫画的感性にさえ、フィットします。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

50 :無名草子さん:2001/06/29(金) 14:21
age

51 :色男no,1:2001/07/04(水) 01:37
みなさん、こんばんは、私が色男です。次に三島と美智子皇后とのお見合い伝説についてですが、「五衰の人」の以下の引用文をお読み下さい。「ぼくは××子さんと見合いをしたことがあるんです。(略)と言ってもね、正式な見合いではなかった。まとまらなくても、どちらにも疵がつかないよう、歌舞伎座で双方とも家族(それとも介添役だったか?)同伴で芝居を見て、食堂で一緒に食事をした。それだけでした。(略)しかし、この見合いの話は、私(徳岡)以外にも知る人がいたらしい。三島さんの没後まもなく、ある批評家が「豊饒の海」四部作は実は「さるやんごとなき方」に嫁いだ「さる佳人」への三島さんの思慕の情から書かれたのだ、という説を発表したことがある。四部作の第一巻「春の雪」に、その「さる佳人」は綾倉伯爵の娘聡子として、また三島さん自身は松枝清顕として登場する、というのである。」
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

52 :無名草子さん:2001/07/04(水) 17:07
あげ

53 :無名草子さん:2001/07/04(水) 17:41
海外の三島信者というのは、基本的にゲイです。
気をつけましょう。

54 :無名草子さん:2001/07/04(水) 21:52
むかしスタジオ・ボイスで三島由紀夫特集ってあったね。
ふんどしはちまき姿の三島の特大ピンナップにはさすがに萎えた

55 :ふぁ:2001/07/04(水) 21:54
芥なんとかって劇作家知ってる?

56 :匿名希望:2001/07/04(水) 22:03
>>55
芥川比呂志のことかな(?)
芥川龍之介の息子で
三島と共に文学座に籍を
置いていた俳優兼劇作家で・・・。

57 :みみ:2001/07/06(金) 15:06
三島由紀夫と大江健三郎は日本の恥よ。これを読んで喜ぶのは自分はインテリと思っているけどまわりには馬鹿だと思われている偽インテリよね。

58 :みみ:2001/07/06(金) 15:08
三島由紀夫は虚弱児童の肉体コンプレックス。大江健三郎はいなかっぺのおフランスよ。

59 :みみ:2001/07/06(金) 15:12
明治時代の文学者はエリートだったけど、いまはボンクラよね。だいたい文学なんかをいまごろ読んでいるのは低脳の連中よね。

60 :みみ:2001/07/06(金) 15:14
文学界なんて雑誌を電車の中に持っていける?考えるだけで恥ずかしいわ。

61 :みみ:2001/07/06(金) 15:19
時々朝日新聞に大江健三郎と外国の哲学者の往復文書なんて掲載されるけど抱腹絶倒よね。朝日新聞の文化部のメンバーはいったいどんな連中よ。多分法学部に入れなくて官僚になれなかった東大の中途半端な秀才よね。

62 :みみ:2001/07/06(金) 15:20
女から見て,三島由紀夫は立派な変質者です。

63 :みみ:2001/07/06(金) 15:21
あの胸毛が気持ちわりい。

64 :色男no,1:2001/07/07(土) 02:13
こんばんは、みなさん、私が色男です。
tyuinb321さんの同時代レポートを面白く読ませていただきました。東大での討論はゲバ行動も辞さない真剣勝負であったとの事ですが、当時の週刊新潮の記事を見る限りでは印象はいささか異なるようです。主催者代表の企画責任者木村修は、参加した学生約千人を色分けすると全共闘シンパと単純な三島ファンが半々。駒場、本郷の東大生他、他大学の学生、民青、右翼分子、全共闘の活動家もいたが彼らは発言せず、主な発言者は書斎派の学生だったと語っています。決死の覚悟で楯の会学生が同行しようとするのも振りきり、単身乗り込んだ三島でしたが、会場入り口には三島を漫画にした近代ゴリラなる胸毛の立て看があり、鑑賞料百円などと書いてあり、場内は三島の話に大笑いが起こる場面もしばしば。また、三島に先生と口走ってから、教授に比べれば先生と呼ぶに値するとか妙な弁明までする学生が現れる始末。
三島のいわゆる奇行もマスコミを通して玩具の兵隊、宝塚の少女の軍隊などと文士のお遊びと見るむきもあったので、ノンポリの女学生の中には純粋に三島の恋愛小説を愛読するものもあったでしょう。ゲイを追っかける「おこげ」なんてのもいますから、当時のもてる男性像がドロンに独占されていたと考えるほうが難しいように思うのですが。
嫌いな男性ベスト10、出川哲郎、江頭2時50分みたいなランキングに三島が入っていたのなら是非その雑誌を見てみたいですね。大宅壮一文庫あたりで調べれば見つかる事でしょう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
以上の書きこみはヤフー掲示板耽美のスター三島由紀夫からの転載になります。

65 :sage:2001/07/08(日) 18:50
まだこれしか読んだことないから下げるけど、
『潮騒』はめっちゃいいよ。
何回も何回も読んだ。

66 :65:2001/07/08(日) 18:52
ごめんなさい。。。
逝ってきます。

67 :無名草子さん:2001/07/08(日) 19:46
ミシマ氏といったらやっぱり「盗賊」です。
理由は、本自体は薄いが内容は非常に濃いからです。

68 :無名草子さん:2001/07/08(日) 20:31
三島の著作じゃないけれど、「剣と寒紅」はよかったなあ。
三島との思い出が、叙情的に語られててさ。才能あるよ、この人。
ところで>>38だけど、この本に 3,000円は高すぎると思うよ。
絶版入手難にはなってるけど、10万部近くは出てる本だからね。
ブクオフなどをこまめに探せば転がってるから、
そういうところで買うことを勧める。

69 :無名草子さん:2001/07/08(日) 20:36
青の時代。

70 :無名草子さん:2001/07/09(月) 21:26
午後の曳航がおもしろかったです。
ネコがでてくる場面とか....
表現の仕方が三島はすごいですね

71 :無名草子さん:2001/07/11(水) 00:11
>>70
ネコ解体しちゃうんだっけ?
よく考えると、あのガキどもって、
酒鬼薔薇的DQNのはしりだな。

72 :無名草子さん:2001/07/12(木) 07:27
仮面の告白って後半まったくフィクションっぽいけど、
園子のモデルってのもいるの?

73 :大佐:2001/07/12(木) 10:26
昨日「我が友ヒットラー」を読んだが、なかなか凝ってたな。

74 :無名草子さん:2001/07/12(木) 23:21
仮面の告白、読み終えました。
今から金閣寺も読みます。

75 :無名草子さん:2001/07/13(金) 07:07
>>74
根詰めんな。眼血走ってるぞ。

76 :無名草子さん:2001/07/15(日) 09:10
三島についてもっと教えてください。
海外ではホモ小説家としてだけ評価されてたんですか?

77 :無名草子さん:2001/07/15(日) 20:12
肉体の学校。 私には妙子の気持ちが痛いようにわかる。
きっと妙子は三島の生き写しに違いない。 となると千吉は三島の
コールボーイ?

78 :無名草子さん:2001/07/15(日) 20:16
確かに海外の三島専門家は圧倒的にホモが多い。 でもそれだから
どうなの?

79 :無名草子さん:2001/07/15(日) 22:29
私も女神が好きです。
朝子さんあげ

80 :色男no,1:2001/07/17(火) 01:59
これはまずsune_tyamaさんの設問の建て方に問題があります。つまり、三島と似たような身体条件を持つ者全てが時代のトレンドとして何らかの形でもてた、という事ではないからです。三島という存在にネームバリューがあり、その身体条件以上の付加価値があります。片岡鶴太郎はかつて人も知るもてない男no,1でした。ところが画伯という評価を得るや、スターとはいかないまでも抱かれたくないランキングからは消えた。出川哲郎や江頭2時50分は付加価値において、超一流と呼べるステイタスも時代に物申す影響力もありませんし、もてないキャラそのものを売りにしているようなところがある。ヒトラーだって、小男で体にも少し調子の悪いところがあったようですが、同時代の女性にはカリスマとして、もてまくりました。(三島をヒトラーと同一視しようというのじゃありませんよ、念のために)私が429で引用したように、左翼女性ははじめから色眼鏡で見るから、また違うでしょうが、そうでない女性はまず当代一の著名人という事で認識したでしょうし、身体条件はあばたもえくぼ、気に入ってしまえば美化修正されるのは人間心理として当然の事です。小泉人気もムード優先で彼の改憲論や靖国参拝など、訳も分からずミーハーな女性は支持していたりします。結局、大衆論みたいな話になりますが、全共闘はインテリでない普通の人々の価値観を理解出来なかった、そこに敗因があるのです。三島はメディアを利用して、自らの伝説化に成功した。赤穂浪士が本当に義士であったかどうかなんて、どうだっていい、形にこそ熱中している訳で、三島が全共闘から死者が出るか気にしていたのは、そのためで、判官びいきの対象になりうるような自殺者が続出していたら、三島も手をやいて次なる作戦にでなければならなくなった事でしょう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
以上はヤフー掲示板耽美のスター三島由紀夫からの転載です。

81 :色男no,1:2001/07/25(水) 00:30
まずスターなる存在の様態について考える時、人は生れ落ちてすぐにスターとなる訳ではありません。ボーボワールの有名な言葉にならって言えば、人はスターに生まれない。スターになるのだ、という事でありまして、ある種特権的なごく少数の人が生まれて後、スターとしての第2の誕生を遂げる事になるのです。ですから誕生前の過程において、胎児よ、お前はまだ社会的なコミニュケーションというものを持たないのだから人間とは呼べないではないかといっても仕方ないように、何も三島に限らず他のスターにしても、第2の誕生前にお前は無名でその上もてなかったではないか、と言ったところで、あまり意味はありません。
次に三島のスターとなって後の内面の問題ですが、存在論的な不安は当然あるでしょう。スターと言っても、一度その地位についたからにはもう安泰という公務員的なものでないのは当たり前で、多の競合相手との熾烈な戦いが継続しています。三島は自分が過去形で語られる事はなんとしても耐えがたかったでしょうし、自らと他者との差別化を計りたかった事でしょう。この辺の事情は慎太郎との関係を念頭においてくださればいいか、と思います。未来永劫スターであるには、どうすればよいのか。三島は過去の膨大なデータをコンピューターのような迅速さで検索して、武士道や陽明学を探し当てます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

82 ::2001/07/25(水) 00:31
なぜ誰も『海と夕焼』(新潮文庫『花ざかりの森・憂国』所収)挙げないのだ。
俺的には、三島は長編より短編が好きだし優れていると思うぞ。
ラストシーンに於ける鐘の音の描写は秀逸だと思わないのか。
三島初心者(延いては文学初心者)には、この作品が最適だ。

83 :無名草子さん:2001/07/25(水) 01:27
「海と夕焼」と「英霊の声」って同じ主題だね

84 :保坂和志:2001/07/29(日) 09:54
私は「複雑な彼」のモデルが安部譲二なのが解せない。
解せない。解せない。

85 :色男no,1:2001/08/11(土) 10:34
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島文学とは全く異なるところで三島そのものの伝説があります。この事が三島問題を他の作家論から逸脱させる要素なのですが、あくまで例外を認めずにテクスト論による文学研究に一貫させようという立場もあります。しかし、言うまでもなく三島の存在それ自体が一つの作品ですから、これを言及する事なく三島作品だけに当たる事が可能であるかと言えば、やはり不完全に思われます。三島を解読するために三島文学を読むのか、三島文学を読むために三島を解読するのかは、そのアプローチする個人の内的問題によるものです。
ところで三島には確かに他者を吸収合併して凡庸化=非個性化するところがあります。三島がフォルムこそが永遠である、という時、個性は時間の持続に耐え得るものではないという認識があります。100年も経てば、個々人の差異はふるいにかけられ、様式化したもののみが固有名として定着します。アンフォルメルの思想を否定し、人間の形それ自体を志向するのは彼が代表的人間、ある性格の雛型となり、類似する他者を全て代表しようとする意思があるからです。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

86 :大江健三郎:2001/08/11(土) 15:26
朝日新聞のおかげでギュンターグラスさんと度々お話できて光栄です。
日本軍はナチスほどの犯罪を犯していないという私の内心の劣等感は朝日新聞の手に
かかると紛らわされるので本当に心が休まります。
「我々はこの罪を永遠に償っていかねばならない」というセリフをドイツ人が言うと
本当にサマになります。私はそんなドイツ人に憧れ、同じような感傷を味わいたいと
思っていましたが日本軍のお粗末な犯罪では永遠の懺悔なんて必要無いので劣等感を
味わっていました。朝日様はそういう左翼の劣等感を消しとばす為、日々日本軍の
犯罪を捏造してくれます。ありがたいことです。

87 :無名草子さん:2001/08/11(土) 15:38
初めて読んだのは中学2年のときに「仮面の告白」。あれの冒頭一ページは
今読んでも名文だと思う。

好きなのは「午後の曳航」
わりと面白くて読みやすいのは「音楽」

エッセイもなかなか面白い。

88 :色男no,1:2001/08/24(金) 02:09
ポストモダンのキーワードをごく単純に要約すると、形而上学、西欧中心主義についての批判という事になります。日本だと歴史以後の様式化された終りなき日常は近世に実現している、と見る人も少なからずいます。
三島文学としては、その最後の小説で究極の相対主義によって、物語の最果ての風景が提示されています。三島は予め自らの死をも客観的に認識していた事でしょう。
あるところで三島は滅びを前提としたもの、滅びそれ自体は永遠である、と語っていました。
が、三島の肉体とは常に三島文学の外部に存在すべきものとしてありました。三島の肉体は価値相対主義の異物として、絶対者によって存在せしめられるものとしてありました。
最終的に豊饒の海は三島の不在によって完成するものなのです。日本のなくなる日、横尾忠則のポスターによって日本的なるものが記念されるようになる日とは、三島がいなくなる日の事なのです。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

89 :無名草子さん:01/08/30 16:30 ID:O3EXueps
通ってた小学校のあたりに、毎年、三島由紀夫がこぶしをふりあげている写真のポスターが貼ってあって、顔だけ知ってた。
だから、作家としての三島由紀夫を知ったときの第一印象は、「あー、憂国忌のおじさんだ」。
靖国神社のまわりの学校の人には、私と同じパターンの子供がかなりいたはずだ。

90 :無名草子さん:01/08/30 16:43 ID://9vj03s
鳥肌実の御師匠さん、ってことね。

91 :色男no,1:01/09/05 19:28 ID:Dz7XC3ug
講談社+α文庫「大宰相」の中で三島由紀夫は漫画キャラで登場しています。漫画はコルゴ13のさいとうたかをです。そういえばゴルゴ13の顔って三島に似ていますね。
http://www.geocities.co.jp/MIlkyway-Orion/3183/

92 :無名草子さん:01/09/07 04:03
わたしが知るところでは三島由紀夫さんは普通のひとです。

93 :炎上:01/09/08 14:52
「金閣寺」の映画化「炎上」ってよかったですか?
「午後の曳航」の映画化がイマイチだったので、
レンタルしようか迷ってます。

94 :色男no,1:01/09/09 00:33
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島は一日にピース三箱。だから、モーニング娘。も、ザ☆ピ〜ス!を江田島海兵学校の学生みたいな宝塚の兵隊みたいなコスチュームで歌っています。http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

95 :色男no,1:01/09/17 13:05
こんばんは、みなさん、私が色男です。
奥野にとっては三島は週一で長電話をする親友であり、最も尊敬する文学者であった、という事ですね。それがあの事件で裏切られたという強い悲しみを覚え、三島が分からなくなった、と書いています。あの憂国の志士と自分が交際してきた三島は本当に同じ人物であったのか。
昭和19年には、花ざかりの森を買い求めて、当時の日本浪漫派的青年にその才能を瞠目させていた神童の周辺に奥野もいた訳です。昭和26年に、太宰治論をたずさえ、荒正人の紹介状を持って初めて三島の緑ヶ丘の家を訪問し、その翌年から交際が始まりました。
三島はまことに社交的な人物で、様々なジャンルの人々と交際を持ち、それぞれ連絡のないグループの中にあって華やかなメディア的人間として振るまいました。
また交際する人々に自分こそが理解者だ、と思わせる技術は巧みで、恐るべき博識によってそれは可能となった訳です。
およそ全貌を現す事のない三島は異常なまでの用心深さで他人にしっぽを掴ませないのでした。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

96 :色男no,1:01/09/17 13:13
奥野問題は一時中断して、私も太陽と鉄について、少しだけ書いてみようと思います。
この作品は、三島文学の中でも、告白と批評の中間形態、秘められた批評、比類のない教養史というように難解なものであると思われます。
言語表現の外部を言葉によって成立せしめるという企ては矛盾であり、表現者が生きている限りは不可能である事がまず前提として、確認されています。
何の言葉も要らない幸福について語る事の危険。文学が言葉に対する信頼を自明とするものであるならば、この作品はあきらかに非文学を志向するものという事になります。
三島自身の告白と三島に対する批評、それが同時に他ならぬ三島自身によって追求されるところから、この作品は始まります。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

97 :色男no,1:01/09/17 13:20
奥野と同様、三島の親友の一人であった澁澤龍彦は太陽と鉄について、次のように書いています。
肉体は即時的に肉体なのではなく、肉体を傷つけ否定することによって肉体になるのである。
自己証明が必ず自己破壊にゆきつくところの筋肉の特質と三島氏は太陽と鉄のなかで、この肉体の外部と内部の弁証法を簡潔に要約している。

澁澤は、三島由紀夫おぼえがき、の中で続けて、三島の肉体に対する信仰告白の書であって、将来の自分の死を合理化するための理論書に他ならず、作者が死んだ今となって狭雑物が取り払われ、その説得力は増したといえようか、と書いています。
太陽崇拝についても、ぼくは自分の小説はソラリスムというか、太陽崇拝というのが主人公の行動を決定する。太陽崇拝は母であり天照大神である。
そこへ向かっていつも最後に飛んでいくのですが、したがって、それを唆すのはいつも母的なものなんです、と三島は語っています。
集団という肉体の原理に同一化するのに、自意識及び言葉は邪魔である。
言葉の天才が自己犠牲に価値を置き、集団の同苦を志向する時、言語表現の作者の死は必定であり。
作者の存在は歴史内存在としての固有名と入れ替わる訳です。
三島の血と死の個人的嗜好を離れて、それはヤマトタケルの西郷の226青年将校の存在と同一化するのです。
そこで初めて、奥野が澁澤が慎太郎が交際した同時代人としての三島は消え去り、つまり彼らのイリュージョンと化学変化を起こし、その非同時代人によって物語としての三島が共有されていくようになるのです。
裏切られた!全ての親友達はやがてあの豊饒の海の本多のように清顕を他者と共有しようとして拒絶されるようになるでしょう。
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98 :無名草子さん:01/09/17 14:48
暁の寺に出てくる変態作家は渋澤がモデル。
美智子皇后は「私、作家は嫌いでございます」
ってきっぱり振ったと聞いている。

三嶋作品は癖が強いからどれから入るのが無難
なんていい難い。

99 :無名草子さん:01/09/25 19:52
金閣寺は最高です。

100 :無名草子さん:01/09/25 21:59
ナルシスト男爵(男色)・・・

101 :無名草子さん:01/09/26 16:12
なぜだれも『禁忌の信仰』に言及せぬのだ
これこそミシマの最高ケッサクであろう

102 :色男no,1:01/09/27 02:42
こんばんは、みなさん、私が色男です。
親友あるいは心の友もさることながら、三島の至近距離にあって、
この類いまれなる怪物の日常を詳細にレポートした文献に
「倅、三島由紀夫」(平岡梓著、文春文庫)があります。
梓はまさに誰も知らない人間平岡公威について様々な新事実を提出
している訳ですが、その文学に関しては全くの素人であり、この
著作の冒頭で自ら語る資格のない事を認め、いわゆる伝記とは違う事を
断っています。自分なりの探求の執念を持ち続けてゆく決意とも語っています。
梓は仏教を理解しようと勉強したらしいのですが完全に降参。
「いろいろと想いあぐんでいる中に、天の啓示でフッと僕は回教のこと
を思い浮かべ、早速その本を開いてみましたが、これには驚きました。
回教は右手に剣、左手にコーランでアラブ民族の統一をなし遂げたのです。
こんな勇壮な宗教はめったにない。功利的な十字軍、あんなものはインチキ
ものです。「剣」これなら倅も文句はあるまいと思いました。またアラブ族は
カニを食べないそうですから、カニ嫌いの倅はその体質もアラブ族とまったく
そっくりではありませんか。理想的です。それで剣のほうは、倅に委せること
としてコーランのほうは僕がお引き受けいたしましょう。」
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103 :色男no,1:01/09/27 02:49
次に同書より一つのエピソードを紹介しておきます。
昭和40年9月、三島はパリから梓にあてて一通の手紙を送っています。
再刊される事が決まった「宴のあと」についてガリマール社と出版打ち合わせする事になり、
ロスチャイルド家からの歓待があった事を露骨に喜んでいるというものです。
「父上様母上様お元気の由安心しています。パリは心配を裏切って大成功、
ロスチャイルドの後援ぶりは大へんで、全然ひいき角力扱いです。到着怱怱にホテルへ
大きな花篭が届けられる、着いた晩は夫婦でトゥール、ダルジャンへ連れて行ってくれ、
あくる日は批評家などを招いて僕が主賓で午餐会、次の日はまた別のジャーナリストを
招いて晩餐会、これにマルロオ夫人も出席、ガリマールもこれに負けずに社長の招待があり、
インタビューもいろいろあり、丁度正月にガリマールで「宴のあと」が出るためもあって
タイミングも満点、明土曜はロスチャイルドの田舎の本邸へ連れてゆかれる。
パリの邸はまるで御殿で、はじめてパリの上流社交界という今まで映画や小説でしか知らなかった
世界の人物になりました。それも見物人としてではなく主役として。、、、、、」
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104 :色男no,1:01/10/05 03:01
こんばんは、みなさん、私が色男です。
「人魚の嘆き魔術師」(中公文庫)の解説において、中井英夫は谷崎を三島、ワイルドと比較して、
次のように書いています。
「ワイルドや三島において著しい男色問題は、ついに最後まで谷崎には無縁だった。
その晩年に”一度ゲイバアというところへ行ってみたい”と洩らした由ながら、その初期作品に
しばしば登場する美少年は、あくまでも”女に見まほしい”ばかりであって、女人だけを至上至高と
する感性は生涯を通じて揺らぐことはなかった。ただひとつ「饒太郎」の中で主人公が、客である
若い学生の靴下をずるずると剥ぐようにぬがせて素足を見たいと考えるところだけが、単なる悪趣味
とは違った官能の妖しさを示している。」
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105 :無名草子さん:01/10/05 10:50
谷崎は小男だったけど、顔は美男系で女にもてたからねえ。
で、内面は女性的でも、内面男性的な松子夫人に惹かれた、と。
マッチョ嫌いなのよ彼。

三嶋はロココ〜成金趣味だった。
楡家のモデルの家の写真見て「こういうの好き」って言ってた。
張りぼてロココ〜ギリシャ〜で充分っていう意気込みで。
しかし晩年剣道少年の蛮声にうっとり。渋沢も「我ながらげせねえが」
同じ性癖の変化を認めていた。

106 :色男no,1:01/10/10 22:05
こんばんは、みなさん、私が色男です。
あの伝記映画ミシマが今年の9月5日にDVDになっているようで、しかも米国版DVDオンラインショップから注文も可能という事です。
米国国内上映とビデオ化に際して使用されたロイ、シュナイダーのナレーション部分が英語の他、日本語、仏語で収録されており、
日本語部分は緒形拳によって今回新たに収録されたという事です。特典収録として、全編を通じてのシュレイダー監督による
コメンタリー、キャストスタッフリスト、10分ほどのメーキング、カットシーン、プロダクションノート、予告編を収録しています。
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107 :色男no,1:01/10/22 01:37
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島文学の愛読者にとって、ある意味、三島という存在自体が大きな問題に
なっているという点については、これまでにも指摘されてきたきた事と思います。
行動者三島による作者三島の殺害がなければ、作者の断筆宣言がなされぬ限り、
愛読者は三島文学の次回作を待つという楽しみを奪われずに済んだ訳ですから。
三島は作家の老年の形として、次の2つのタイプを挙げています。
根本理念がお金の商人型の谷崎。
根本理念がお金ではない侍型の荷風。
この相反する2つのタイプのうち傾向としては荷風よりになりそうに思われるが、
それに徹する心根もないので、精神は荷風、生活の外見は谷崎の折衷型になるだろうと三島は、
自らを分析しています。
また三島の作家論中でも白眉といいたいほどの谷崎論において、
三島は谷崎が放棄した「金色の死」の方向に自らの告白を仮託しています。
谷崎にとって文学的に老年に達する事が必要とされたように、
三島には自己犠牲で完成する芸術というプランがあった事が、この批評から了解されます。
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108 ::01/10/29 06:02
中学の頃、手に汗かいて「憂国」を読んだ。
好きなのは「禁色」「潮騒」かなぁ。
豊饒の海で好きなのは「奔馬」

109 :色男no,1:01/11/02 02:39
大田出版から復刻版が出た宮谷一彦の「肉弾時代」を一度チェックしてみて下さい。
三島と思しき世界的大作家Mが魔界からの誘惑者となって、複数の女性達を愛の奴隷にしています。

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110 :匿名希望さん:01/11/04 00:05
「禁色」が最高です。
「黒蜥蜴」は読んでないですが、三輪明弘主演の映画版は良かったです。
「エイリアン」のシガーニー・ウィーバーがリメイク権を持ってるそうです。
「鏡子の家」はコッポラ。

111 :色男no,1:01/11/04 02:09
三島曼荼羅の細部には予兆としての全体が既に既知感的に宿っているような印象があります。
存在自体が帝都物語の加藤やターミネーターのようにSF的であり、未知との遭遇により人間存在の意味は更新され、
言い換えれば認識により世界は一変され、70年以前を地球幼年期とするような怪物でありえます。
三島は世界解釈の意志によって全てを語り尽くしましたが、ただ一つ彼の存在自体について何も語らなかった事が、
この怪物を増殖させる要因となっています。
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112 :無名草子さん:01/11/04 13:27
三島は、性交時、やはりクリームを使っていたのでしょうか?

113 :無名草子さん:01/11/08 22:22
あげときましょう

114 :文責:名無しさん:01/11/08 22:29
金閣寺の
「乳房が金閣」のフレーズが忘れられない。

115 :色男no,1:01/11/14 01:24
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島、寺山修司、よど号ハイジャック犯、あしたのジョーには面白い因果関係があります。力石が死んで、寺山が70年の春頃に葬式をやりましたね。
あれが、デパートの三島展と並んで、三島の2大生前葬だったように思います。赤軍派や寺山にとって三島は力石だったのです。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

116 :色男no,1:01/11/17 22:46
あなたが好き、きっと言える
ユーミンの最初で最後の恋人は避暑地で出会ったYOU ARE MY sunshine、あるいはいつでも強がる姿が好きな三島由紀夫その人だ。
写真でしか知らないから面識はないけど、六本木のキャンティで一番の遊び人、二度と戻ることのない素敵なグループのパトロン的存在。
ある日目覚めるとテレビジョンでは宇宙飛行士が月を歩いていて、初恋なくして恋はみな同じ、もう恋は始まらない、輝きは戻らない、
今、私が死んでもと思い直して、彼の存在自体をマスコミ等のセンセーショナリズムから守ってあげたいと一念発起、
前を行くあなたが素敵なシルエットになるまで、あなたにはぐれずについていけるわと、結婚して、
幸せはあなたへの復讐と思ったりもしたが、永すぎた春が終わろうとしているみたいだから、薔薇の封印は解かれるかも知れない。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

117 :無名草子さん:01/11/26 00:51
百万円煎餅が今でもよくわからない・・・。内容をどうも把握できない自分
厨房ですかね??
あの二人は何を生業としてるのか。

118 :無名草子さん:01/11/26 01:00
セクース見せて金取ってるんだろ

119 :色男no,1:01/11/26 01:38
あなたが好き、きっと言えるU
ユーミンは度々、活字メディアでさりげなく告白している。例えば、「ダ・ヴィンチ」2000年一月号(リクルート社刊)の松任谷由実が選んだ10冊、という記事のP94あたりをしっかりと読まれよ。
リ・インカネーションと何度もリフレインしながら、生まれ変わってもあなたを見つけると語っているではないか。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

120 :無名草子さん:01/11/27 00:04
>118
やっぱりそうでしたか。
そうなのかなと思いつつも人には聞けなかったもので・・・。
長年の疑問がスキーリしました。ありがとう

121 :無名草子さん:01/11/27 01:39
三島由紀夫って超アタマわるいよねっ!

122 :無名草子さん:01/11/27 02:55
そういえばおとといは憂国忌だった

123 :無名草子さん:01/11/28 00:25
自分の子供に三島の本名つけちゃった。
しかも誕生日が11月26日。
あと一日早かったら三島の生まれ変わりになれたのに、と思うと
残念でたまらないです

124 :無名草子さん:01/11/28 18:56
三島は死んでから本が売れなくなった。
所詮その程度の物書きってことよ

125 :色男no,1:01/11/29 23:43
A HAPPY NEW YEAR
 60年代末期、早熟な音楽少女はG.S.の追っかけで、六本木族が夜な夜な徘徊する飯倉片町は「キャンティ」の最年少の常連客となり、
そこにはあの三島由紀夫の存在のあることを知り、顔を合わせる事はなかったものの、同じ空気を吸える事の感動を覚え、キャンティは彼女の夜間学校となった。
15歳にして、愛は突然に訪れた。この当時は「神様」がいて毎日夢を届けてくれたのだった。
 しかし「愛」は死んだ。キャンティ、オーナーの長男が「アルファー・レコード」の製作部長となったこともあり、ユーミンはY.M.O.、山下達郎、吉田美奈子、
ハイファイセットとともに売り出された。返事をもらえるはずもない三島へのファンレターは、ユーミンの時代とマッチしてセンチメンタルなデビュー曲となり、
'73年にはファーストアルバム「ひこうき雲」を出した。19歳というのは、三島由紀夫が処女創作集「花ざかりの森」を出版したのと同年齢だ。
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126 :無名草子さん:01/11/30 00:00
「金閣寺」ってマジだと思ってた・・・
三島由紀夫ってすげー体験してるな!と思ってた。アフォ?

127 :色男no,1:01/12/02 01:13
A HAPPY NEW YEAR(続)
反戦フォークはプロレタリア文学みたいだし、四畳半フォークは大逆事件後の私小説みたいだ、私は耽美派でいたいからGパンは履かない、
三島は永遠の少年だったから、私は永遠の少女でいこう、音楽の新感覚派はニューミュージックだ。結婚と少女性は両立するかしら、
年をとっていく現実は残酷に思えたが、 ダンナさんの苗字は幸いにして松任谷、芸名そのものから私は生まれ変わらねばならない、
少女である自分を私小説風に歌うだけでは限界がある、イニシャルだって三島と同じ、Y.M.になったんだから、存在自体ゴージャスにならなくっちゃ。
結婚後最初のアルバム「紅雀」はそんな女心を隠せず、記念碑的にローテンションの作品となったが、♪もっとつらく悲しくさせてね、
私だけにくれる痛みなら〜、と自らの宿命を自覚するのだった。三島由紀夫が死んだのは11月25日だったが、ユーミンも11月末に結婚している。
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128 :色男no,1:01/12/04 01:15
80年代のユーミン
'76年に結婚するものの、夫のおかげで最強イニシャル「Y.M.」をゲットしたユーミンは村上春樹ばりに1970年を世界の終わりの始まりと規定し、
サザエさんやゴルゴ13よろしく反復の時代に寄り添って年を取らない永遠の少女という名の宇宙人となった。時代のナビゲーターとして風俗の表層を
キャッチーなトレンドに転換しながら追尾しつつも、音楽する主体はあくまで時のないホテルの住人、少女としてのユーミンである。ブランド名が頻出する
歌詞世界はやがて来る80年代を先取りするものであったし、文壇にさえキャンティ族の田中康夫なる派生商品を生み出すユーミンはもはや時代の寵児であり、
かつての三島由紀夫と戦後という黄金時代のパロディとして、「80年代」は空前のバブルへと突き進んでいく事となるのは周知の事実に属する。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

129 :色男no,1:01/12/07 00:37
80年代のユーミンU
'78年の「流線形'80」はそのタイトルからも満鉄が世界に誇った最速の蒸気機関、特急あじあ号をイメージさせるが、そのレトロティック且つスピード感あふれる言語表現は早くも'80を冠して、
歌謡曲を旧時代へと置き去りにしていくかのようだ。クルマはあくまで助手席専門のユーミンは'79年「OLIVE」というファッション誌かアメリカンコミックのキャラクターの名前を
想起させるタイトルを前面に押し出す事で、不在の男性、ポパイを強烈にあぶり出してもいる。'80年の「SURF&SNOW」はユーミンシーズンを設定する事で、
若者層をクリスマスイブやバレンタインデー等の各種イベントに動員する機動力となり、華麗なる第二次ブームを見事に演出している。限りなくアクティブな「雪国」の世界へと踊り出して、
素敵な彼氏をゲットしたい・・・・・。それまで冬と言うとコタツの中で猫と一緒に丸くなり、餅やらミカンを食っていた人々にさえ、個人消費を大幅にアップさせ、日本国中に恋愛の福音をもたらしたユーミン。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

130 :名無し:01/12/08 05:13
禁色が最高傑作だな。三島夫人は中でも最悪だって言ってたけど。

131 :無名草子さん:01/12/09 02:27
「橋づくし」って、ホントに巧いよねえ。

132 :無名草子さん:01/12/09 02:32
http://www.geocities.com/crazydizzy2001/

133 :色男no,1:01/12/12 23:25
80年代のユーミンV
その独走はとどまる事を知らない、かつての三島由紀夫がそうであったように。
 一年に一枚のコンセプトアルバムは必ず11月25日前後1ヶ月の間にリリースされ、
今は亡き彼へのレクイエムを常に新しいものへと更新するための聖なる儀式である。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

134 :色男no,1:01/12/20 02:11
ユーミンの分身たち
皆さん、私がユーミン教宣教師色男NO.1です。ユーミン教とは信仰にまで高められた恋愛至上主義なり。
一度でも恋愛したことのある人なら誰もが信者になってしまう恐るべき増殖力を秘めた宗教なのです。
それでも人はまぶしすぎる真実に信じがたい気持ちがしたり混乱してしまったりする事は多々あります。
布教活動にあって、時には「奇跡」を示す必要性を痛感した私は、以下のユーミン自身による「告白」を記します。
 月刊カドカワ1993年1月号総力特集「ルージュの伝言・第二章」
質問「既に他界している人で、一人会えるとしたら誰に会いたいですか?」
答「三島由紀夫」

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

135 :色男no,1:01/12/26 00:45
ユーミンの分身たちU
ダ・ヴィンチ2000年1月号 松任谷由実「スピリチュアルな10冊」
「なんかもう、質感が好きっていうのがありますね。中でもこの『仮面の告白』にしたのは、三島のヰタ・セクスアリス的なコワ面白さもあるから。
でも本当に三島がホモセクシャルだったかどうかはどうでもいいの。私、福島次郎の『三島由紀夫剣と寒紅』も読んだけど、巻き込んじゃうのはどうかなと思った。
作家の個人的な生活はどうでもいい。(略)」
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

136 :無名草子さん:02/01/05 02:56
「葡萄パン」「仲間」「サーカス」・・好きなものは短編ばかり。

137 :色男no,1:02/01/07 23:34
ユーミンの分身たちV
2000年は菅野美穂主演の映画「守ってあげたい」も封切られますが、これはそのものズバリ女性自衛官のストーリー。
ユーミンの「ひこうき雲」に収録された「恋のスーパーパラシューター」は三島の自衛隊体験入隊とパラシュート降下を連想させ、
♪たった一つの恋の真上に〜落ちて〜いけた〜ら〜死んで〜も〜いいわぁ〜、とデミ・ムーアの「GIジェーン」さながらのジャンヌダルク風の力強い女性像を描いています。
「ひこうき雲」だって死のイメージが鮮烈にあり、神風特攻隊がピンときます。三島は学徒出陣世代ですから。
もう一つおまけ、椎名林檎のニューシングル「罪と罰」は、ユーミンの「紅雀」収録の「罪と罰」と同名タイトル、
内容はぜんぜん違いますが、林檎はビデオクリップの中で眉毛を剃り落とし目の周りを真っ黒にメイクして、日本刀を鞘から抜き、
自らの愛車メルセデス・ベンツを真二つにしています。彼女がユーミンの「翳りゆく部屋」をカバーしているのをご存知の方は多いと思います。
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138 :無名草子さん:02/01/08 17:33
奔馬の別冊「神風連史話」

139 :無名草子さん:02/01/08 17:38
本を読んだ後で彼の出演した映画をみると笑える。

彼の作品の中で一番読みやすいのは
「午後の曳航」かな。
「禁色」は長すぎる。ズルズルひっぱらなくてもいいのに。

140 :色男no,1:02/01/11 01:09
こんばんは、みなさん、私が色男です。
この耽美のスタートピックスでも何度か三島と川端の関係、ノーベル賞については取り上げられていますので、過去ログと併せてお読み下さい。
以下、いくつか雑誌や書籍からの引用を挙げておきましょう。
「消息通の言によると、谷崎のノーベル文学賞は数年前(1967年より、色男註)から、決定的事実であったという。
(略)文学賞は、当然政治的、主観的配慮が入る。文学賞の場合は、その背後に国際的な大手出版社の意向が反映されている。
そしてこの出版社は東洋、特に日本に市場をのばしたい。そのためにはノーベル賞を日本人に与えたい。その時、日本の文豪であり、
国際的にも知られている谷崎潤一郎が最有力の候補であった。谷崎の受賞は数年前から半ば公認の事実として決定されていたと言ってよい。
(略)晩年の谷崎は日本にノーベル文学賞をもたらすため生き続けたといってよかった。」(「宝石」1967、1、三島由紀夫のノーベル賞は確実か、奥野健男)
「外電の伝えるところによると、日本の三島由紀夫氏が、一九六五年度ノーベル文学賞の有力候補に擬せられているらしい。
その後の現地情報によれば残った十九名の一人だという。三年前、谷崎潤一郎氏が下馬評にあがり、話題を呼んで以来である。」
(週刊新潮、1965、10、9、ノーベル賞候補三島由紀夫、若過ぎる作家への若過ぎない国際評価)
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

141 :色男no,1:02/01/13 02:05
三島は自らの存在を豊饒の海の中に埋没させる事をしなかったのですが、もし昭和45年=1970年に死ななかったとしたら、
ラストは当初の予定通りの大団円を向かえ、藤原定家を書いて神=認識者の問題をライフワークとしたであろう、と考えられます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

142 : :02/01/13 02:20
辞書が手放せなくて面倒くさい

143 :無名草子さん:02/01/13 12:37
>>142

わかる。
はじめて三嶋を読んだのが中学2年。
好きだったお兄さんと同じ本を背伸びして読んでみたが、
正直全然わからなかった。
ちなみにそんとき読んだのは金閣寺。

144 :色男no,1:02/01/14 01:38
「豊饒の海」3,4巻をめぐる評価の変遷とその創作ノートについて、少し詳しく取り上げてみる事にします。
まず、創作ノートですが既に「新潮」(1971年1月臨時増刊号)に一部が掲載され、後の未公開部分を含むノートは山中湖村の文学館に収められたという事です。
このノートは豊饒の海読解の上で重要な資料となる事は言うまでもありません。「天人五衰」の最後の場面について、ノートでは以下のような構想になっていました。
「本多はすでに老境。(中略)ついに七十八歳で死せんとするとき、十八歳の少年現れ、婉然、天使の如く、永遠の青春に輝けり。
(中略)思えば、この少年、この第一巻よりの少年は、アラヤ識の権化、アラヤ識そのもの、本多の種子なるアラヤ識なるし也。
本多死なんとして解脱に入る時、光明の空へ船出せんとする少年の姿、窓ごしに見ゆ。(バルタザールの死)」
この構想が実際に完成された「天人五衰」とは結末が大きく異なっていると解釈されて来た三島文学の研究史というものを前提として、
考察をすすめてゆく事としましょう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

145 :色男no,1:02/01/16 01:19
それからというもの、3、4巻は文壇の無理解にさらされ、失敗作の評価さえなされていたと言ってもいいでしょう。澁澤龍彦の1986年の対談での発言を引用しておきます。
「しかし、不思議だねえ、あの四部作。「豊饒の海」の結末が、変わったんだよ。」
「うん。それも一つあるね。(色男註:対談相手出口裕弘の輪廻転生が成立しなくなった、という発言を受けて)それから、<透>というのが変な天使みたいになって飛び立つっていうんだね。そういうふうに創作ノートに書いてあるわけだ。」
「おれがそれを、「三島がある時点で計画を改めた」と書いたら、野口武彦がそれを引用して、いい文章を書いているけど。
三島は何でもとにかく、最後から出発するみたいな人だったのに、それが途中で変わった。」
「あれで初めて、三島文学の中に<現実>が入ってきたんじゃないか。」
澁澤は文学のみならず三島の全生涯において、巨大な寓話的観念世界の住人であった三島に初めて現実が訪れたのだといい、
ほとんど取材ノートそのままのやせ細った「天人五衰」は現実との遭遇によって破綻し、
現実に出会った事によって本多が最後に京都から奈良までを車で移動する描写が変に鮮明で写実的即物的によく書けている、逆説的に言えば幸福な破綻であると言っています。
これはそれまでの三島美学を評価してきた者の非常に典型的な側面を表した発言になっていると思います。つまり、ある種の三島シンパというのは文学的に文体至上主義であり、
形式主義を重んじた伝統を最優先する系列に属する作家として三島を愛好しているのです。それは明治以降の自然主義などの素人のまごころ主義(?)に対立するものとしてあり、
澁澤が指摘するところの観念の肥大のない天人五衰の車移動の描写というのは、他ならぬ自然主義的描写だったのです。川端の評価もこのような文体論的なものであり、
三島が最後の小説をして彼の愛読者を裏切るような傾向を如実に示したという事が、一つの事件としてありました。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

146 :無名草子さん:02/01/21 09:19
からっかぜ野郎

147 :かくも永き片恋の物語:02/01/22 14:01
この本↓読んだら、三島由紀夫観が変わった。遺作『豊饒の海』の全てが解明されている。
他の評論家が能無しに見えて来る!

http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-021-7.html

148 :kekkinuma:02/01/23 00:03
>>145
>「あれで初めて、三島文学の中に<現実>が入ってきたんじゃないか。」

これは頓珍漢としか言いようがありません。
<現実>なら、三島文学にふんだんに取り入れられていますし、現に三島自身が現実と物語世界とのバランスのことに言及しています。

>京都から奈良までを車で移動する描写が変に鮮明で写実的即物的によく書けている、逆説的に言えば幸福な破綻であると言っています。

京都から奈良までの車での移動は、実は『暁の寺』で本多がホテルからアジャンタに車で移動する描写のリフレインであって、ちっとも破綻などしていないんです。
アジャンタへ行ったのは片思いの聡子を懐かしむためです。本多は4巻を通して絶えず聡子への思いを繰り返しているのです。
「<現実>に出会うという」のが正しいとするなら、正に『天人五衰』の最後に実物の聡子=<現実>に会いに行くということであって、物語が破綻したからではありません。

149 :>>129:02/01/23 10:07
>限りなくアクティブな「雪国」の世界へと踊り出して、素敵な彼氏をゲットしたい・・・・・。
それまで冬と言うとコタツの中で猫と一緒に丸くなり、餅やらミカンを食っていた人々にさえ、個人消費を大幅にアップさせ、日本国中に恋愛の福音をもたらしたユーミン。

あのなあ、スキー場でナンパするなんてこと、60年代からあったで。アホクサ。

150 :色男no,1:02/01/25 02:26
この澁澤の対談の翌年には研究史の転換を象徴する、四方田犬彦の「貴種と転生」が発表される事になります。以下、少し長くなりますが引用文をお読み下さい。
「三島の他の長編と比較して、小説作品としての「天人五衰」の評価は、これまでけっして高いものではなかった。主人公の本多繁邦と安永透の関係が実生活における三島の
同性愛の苦悶を表しているといった幼稚な感想から、作者が政治的行動に執心するあまりに文学的創作欲の減退が露呈しているという素朴にして穏健な風評まで、
実にさまざまな評言が寄せられてはきたものの、物語論的な観点から作品の内的構造そのものが論じられる機会は、最近になるまでまことに少なかったといえる。
三島が後の世にまで語り継がれる事になるであろう自決を急がなかったとすれば、「天人五衰」は「それの書かれるべき時点の事象をふんだんに取込んだ追跡小説」として、
一九七一年末に完結予定であったという作者本人の弁が存在している。さらに加えるなら、それは当初は阿頼耶識の権化たる天使的少年の出現による本多の幸福な死によって
ハッピーエンドとして完結する予定であったこの作品が、途中から大きく構想が変えられたため、唐突にしてきわめて晦渋な終わりを見せている事実は否定できない。」
小説は執筆しながらも、まさに作中人物が自立性を以って動き回り作者の意図を裏切って着地点を見つけるべきだという考えがある訳ですが、三島はよく知られているように
最後の1行が決まるまで書き出す事は出来ないという事を公言して、通説に対立する創作技術を遂行していたといいます。
最初に創作ノートで終わりを確定しながらも、その構想を裏切って異なる作品に着地点を見出した「天人五衰」を三島唯一の小説と評するものまでいます。
物語論的内的必然性から実際の天人五衰に着地したという解釈の可能性は疑えませんが、創作ノートそれ自体が実際の天人五衰を現しているというのは、
やや牽強付会の感が否めません。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



151 :色男no,1:02/01/25 02:31
149さん、60年代のアルプスの若大将は生かしていますね!ただ、ブルジョアの子弟のみならず
誰でも中流意識でもって、スキーにつれていって、などというのは80年代バブル黎明期の現象
という事になります。

152 :149:02/01/25 21:19
>>151
 あなたねえ、本と映画と音楽でしか現実知らんの。60年代、既に日本はGNPで自由世界ではアメリカに次いで2番目になっていた。中流意識も芽生えていました。
 スキー場のロマンでいえばフランス映画「愛のレッスン」、グルノーブル五輪の記録映画「白い恋人たち」がその映画音楽とともにヒットしていました。
 両曲ともユーミンの「私をスキーに連れてって」なんてチャチなものとは違い、甘美な切なさに満たされていました。
 当時は今ほど豪華なホテルは少なかったけれど、民宿で今よりもはるかに濃厚で甘美な恋愛の花が咲いていたのでした。
 80年以降のスキー場なんて、ただのツレコミホテル、ロマンも何もあったもんじゃない。
 ユーミンの音楽なんて安っぽいラブホテルがお似合いや。

153 :fushianasan:02/01/25 23:18
「肉体の学校」「美徳のよろめき」がよかったです。

154 :無名草子さん:02/01/27 10:47
>60年代、既に日本はGNPで自由世界ではアメリカに次いで2番目になっていた。中流意識も芽生えていました。

三島も檄文で「経済的繁栄に現を抜かし」なんて言っていたよな。既に時代は昭和元禄でありやした。

155 :色男no,1:02/01/28 01:22
みなさん、こんばんは、私が色男です。
「豊饒の海」創作ノート及び昭和四十五年八月十日ー取材ノートが、決定版三島由紀夫全集の第14巻に収録され、今年の一月配本予定となっています。
三島のドナルド.キーン宛書簡(1970年9月3日)に次のような記述があります。
「四巻の分け方は、第一巻「たわやめぶり」第二巻「ますらをぶり」第三巻「とつくにぶり」と来て、第四巻に該当する「ふり」がないのに困惑。
第一巻和魂、第二巻荒魂、第三巻寄魂、第四巻幸魂、と分けたほうがよいかもしれません。殊に第四巻は、甚だアイロニカルな幸魂で、
悪(自意識の悪)が主題ですが、最後の最後の本多の心境は、あるひは幸魂に近づいているかもしれません。
(略)「天人五衰」は今ものすごい勢ひで書き進んでいます。この全巻を外国の読者に読んでもらふとき、はじめて僕は一人の小説家とみとめられるであらうと、
それだけがたのしみです。」
年譜によると1970年8月11日、キーンを下田に招き、天人五衰の最終回原稿を示し、この事は新潮社の人には言わないでと口止めしたので、
キーンは遠慮してしまい、そのまま原稿を読まずに返してしまったという事です。その前日には清水港で海の場面の取材をしていますから、原稿は前後して、
夏頃には完成してあったというのです。
ここで注意すべき点は、三島自身が天人五衰によってはじめて小説家として認められると書いているところですね。澁澤解釈はおそらく
このあたりの事情を彼なりの表現で語っているのだと思われます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



156 :色男no,1:02/02/01 02:14
こんばんは、みなさん、私が色男です。
今回は西部邁の「ニヒリズムを超えて」(角川春樹事務所)について紹介しておきます。
この本には1988年の三島論「明晰さの欠如」が収められていて、そこを出発点とする著者の思考の遍歴を辿る事が
できるような編集になっています。この三島論に対して著者自らが9年後の追記として文庫版に注釈を付けています。
そして、巻末には文庫化に際して福田和也との対談「歴史を感受する力」(1997年)が収められています。
この対談の中で西部は次のように語っています。
「彼(三島)がいったことは至る所で穴ぼこだらけだと僕は思っていた。三島由紀夫は明晰な人だと、
根も葉もないことをいわれていたものですから、小説のほうじゃなくて、彼の一種の社会科学なり人生哲学のほうを中心に、
(略)やってみたんだけれど、最近いろいろ考えてみて、不明晰だったのは僕のほうかもしれないと思った。
というのは、論理というのは文芸的な論理であろうが社会科学的な論理であろうが、絶対完結しない。完結しないで放置できないとしたら、
それをあえて繋ぐ最後の営みとして、もはや解釈学には留まりえない、言葉以上のものへともう一つ自分を追い込んでいかないと、
という思いが僕にはあります。」
ポストモダンから保守思想へという、ある意味80年代から90年代への日本の思想的潮流を象徴するような進展が、ここに現れているように思われます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

157 :色男no,1:02/02/06 23:51
澁澤は三島文学の特徴として日本では珍しい観念小説の書き手である、という点を指摘しています。
通常、三島が現実にコミットして社会的な主題を扱ったとされる作品も、澁澤によれば新聞の三面記事的日常が寓話になっているものとして見られている訳です。
暁の寺最終回の脱稿が1970年2月20日であり、この作品の完成によって作品外の現実が紙屑になったと「小説とは何か」に書いています。
1月頃には、まだ定家で書きたいと言っていたようですが、その資料を収集していたような形跡は見つかっていません。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



158 :無名草子さん:02/02/11 00:00
http://love.2ch.net/test/read.cgi/gay/1012529368/l50

YM●ユーミンスレ●YM

159 :無名草子さん:02/02/11 00:07
色男〜、ここでも相手されてないねぇ・・・
ユーミンの名出すのやめてくれる?ファンとしてすッげー迷惑だから。


160 :たすけてええ:02/02/12 10:20
お願いがあります。
三島の「英霊の声」が読みたいのです。
昔河出書房で買った記憶があるのですが、引越しの時に紛失してしまいました。
復刻版とかあるんでしょうか? 教えてください。

「などて皇(すめろぎ)は人となりたまいし」



161 :色男no,1:02/02/14 00:51
澁澤の小説の「小説性」の問題は1991年には、青海健の次のような整理へと到達しています。
「「物語」的な完成度という点では第一、二巻に譲るとしても、この作の「小説」的な問題性はむしろ本多が
主人公となる第三、四巻にある。この認識者の自意識の記録が物語るのは、本多とその自意識すなわち言葉との格闘であり、
言葉を最終的に征服しようとたくらみついに言葉からの逃走を企てるに至る悲劇的な道程である。」
「「戯曲の法則を強引に小説の法則へ導入」することで出来あがった転生の物語が第一、二巻であるなら、
第三、四巻は、戯曲的な「本能的」な形式を放棄してはじめて成立可能となる小説である。
前者を”成功作”と見なすのは、三島文学の本領をあくまで「自然で自明な形式感」にあると
する一種の形式主義に拠る。」(「三島由紀夫の帰還」 青海健 小沢書店2000年より引用)
このような小説観は浅田彰の次のような言葉に通じます。
「物語の精緻な偽物を書き続けた人ではあるけれども、
いわゆる小説は一回も書かなかったのではないかという気がするわけです。
(略)「豊饒の海」は、もしかするとその唯一の例外ではないか。」
(「天使が通る」浅田彰 島田雅彦 新潮社1988年より引用)
小林秀雄が金閣寺を小説ではなく詩であるといい、
小説であるならば放火後の主人公を描かねばならないとして三島の魔的な才能を絶賛した事を受けたかのように、
水上勉は金閣炎上を書いています。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
160さん、全集の短篇の配本が始まりますので、いずれ読めるものと思います。高価な本なので、近くの図書館
などを利用するといいでしょう。

162 :無名草子さん:02/02/17 00:06
>>160

古本屋のHPをサーチしたら見つかるかもよ。
たとえば高原書店とか。

http://www.takahara.co.jp/

163 :色男no,1:02/02/22 03:20
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島が日本文学史上はじめて海外読者を意識して創作活動を行った作家であった,と言う点については今日、ほとんどの研究者の間で異論がないところであろうと思われます。
戦中、占領期とアメリカでは優秀な日本文化研究者を派遣して、この国についてその本質を見極めようと図る訳ですが、ここで伝統と近代の絶妙なバランスの上に
高度に知的な作風を示すミシマが、彼らの視野にクローズアップされてきたという前提がまず最初にあったようです。昭和29年には中央公論社の紹介で三島とキーンは出会い、
ここから三島という稀有な広告塔を所有した日本近代文学の世界市場進出が始まります。
三島は「豊饒の海」に着手する以前の昭和30年代にはアメリカとヨーロッパの同時代作家という位置付けが既に確立されていたようです。昭和39年にはフォルメントール賞の、
翌年にはノーベル文学賞の有力候補になっています。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



164 :無名草子さん:02/02/23 14:28
橋本治の新刊『三島由紀夫とは何者だったのか』はどうスか?

165 :色男NO、1:02/02/27 23:14
こんばんは、みなさん、私が色男です。
164さん、あれは橋本にとって三島とは、という意味になるんではないでしょうか。
あれはせつない片思いのラブレターなんです。あの本の出版記念としてリリースされたのが、
松浦亜弥の桃色片思いになるのでは、と思います。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

166 :無名草子さん:02/02/27 23:45
色男no,1さんてゲイなんですか?

167 :無名草子さん:02/02/28 01:32
>>164
昨日読み終わったけど、面白かったな。勉強にもなったよ。


168 :色男NO、1:02/03/08 00:56
三島の文武両道は「太陽と鉄」をはじめ、度々問題となっており、川端との間にノーベル賞をめぐる文壇政治力学の見えざる問題もまた存在したのでしょうが、
川端受賞によって日本に受賞チャンスが再び訪れるのは十数年後の事になる、しかし自分はそこまで生きてはいないだろうという自覚から、次の受賞は大江だよ、と語り、
自衛隊の情報将校山本にはもうノーベル賞は捨てましたとはっきり明言していたのです。ノーベル賞を本気で取ろうと思えば、三島としてはただ延命するだけで
ほとんど転がり込んでくるような地位にいた訳で、その死に際しての川端の、もったいない死に方をしたというコメントは、そういったいきさつから容易に理解されます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



169 :無名草子さん:02/03/13 13:42
age

170 :無名草子さん:02/03/13 13:43
>>164
橋本治の至言「三島作品は、意地悪の宝庫」

171 :色男NO、1:02/03/17 00:58
山本にノーベル賞への決別を宣言した昭和42年には「年頭の迷ひ」と題するエッセイを読売新聞に書いているのですが、その一節を引用しておきましょう。
「私も四十になったら、せめて地球に爪跡をのこすだけの仕事に着手したいと思って、一昨年から四巻物の大長編にとりかかったが(略)この大長編の完成は
早くとも五年後のはずであるが、そのときは私も四十七歳になってをり、これを完成したあとでは、もはや花々しい英雄的末路は永遠に断念しなければならぬといふことだ。
迷いというべきか、未練というべきか(略)英雄たることをあきらめるか、それともライフワークの完成をあきらめるか、その非常にむずかしい決断が、
今年こそは来るのではないかという不安な予感である。(略)私にとって魅惑的な栄光は、英雄の栄光であって、文豪の栄光ではない。」
ちなみに三島はもし生き延びて自分が文豪になったら、精神は荷風で生活は谷崎の折衷型になるだろうと書いています。最後の最後まで豊饒の海全四巻の翻訳にこだわった
三島はキーン宛の最後の書簡でもその事を強く依頼し、これは単純にマーケット拡大の問題ではなく、文学的な問題を含んでの事で、最後の小説をまさに「小説」的に
しめくくる事において自決との相関関係を解読してほしいというメッセージを残したというふうにも考えられるでしょう。
永遠に生きたい、というのは文字通り滅びの美学との関係で理解できる存在論的言説であって存在は滅びそれ自体を本質とする事で永遠となると、
三島はあるインタビューに答えていましたが、三島の存在が英雄=永遠となる事が作者の不在とまさに一致して、将来ノーベル賞をもらうべき三島を神隠ししてしまうような事件だったという事でしょう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



172 :色男NO、1:02/03/19 02:31
オナニーするだけなら自宅で出来たし、軍服も市ヶ谷事件の舞台装置も必要なかったんじゃ。
精神分析に精通し、晩年そのフロイト主義をマルクスと並ぶ似非科学主義と批判した三島は当然
半知半解の連中がらっきょうの皮むきはじめるのを見越して、悪ふざけした。一億総のぞき部屋のゲスト
になるような事件とは、のぞくものがもはや無知の美でいられないような悪意にもとずくものである事をしらぬものは、
さも新発見のようにオナニー説を開陳しながら、のぞき部屋にたむろする事になろう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/

173 :無名草子さん:02/03/19 09:24
手紙教室が面白い。
コーネリアスもすすめていたぞ。

174 :無名草子さん:02/03/21 20:13
青の時代がお勧め


175 :GoodですGood!:02/03/21 22:13
何と言っても「葉隠入門」でしょう。
また石原慎太郎が推薦文を書いているが
これがまたかっちょいい。シビレます。

176 :色男NO、1:02/03/24 00:08
こんばんは、みなさん、私が色男です。「豊饒の海」と「花ざかりの森」のエンディングが似ている事は度々指摘されますが、
このラディゲを競争相手として執筆された最初の長編「盗賊」には実にさまざまな三島自身の終焉に関する先取りとも思われるような
文章が頻出して、読む者をして戦慄させるものに満ちています。
特に「盗賊」の第六章 実行─短き大団円と、「天人五衰」の透自殺未遂以後の最終部分において、ほとんど重ね合わせる事が可能で
あるような細部に我々は瞠目すべきでしょう。
私はそれをみなさんにも御理解していただくためにも、試みに「盗賊」から主語だけを変更して引用する以下の文章をお目にかけようと思います。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



177 :色男NO、1:02/03/24 00:19
「天人五衰」より
「世間を黄塵のように包んでいるあの人間たちのお喋りの声を本多はきいた。かまびすしく常住言い立てるあの条件附の会話。
(その後、生き残り続ける者たちのいかにも日常的な凡庸な会話の断片が意味もなく羅列されている:色男註)」
「盗賊」より
「片時もお喋りがかれらの唇を奪わない時はなかった。これは業に庶幾かった。地球全体がこうしてわやわやと喋りつづけているのだった。「今日は」とか(略)だとか。
─地球という天体は喋りながらまわっている月だった。喋りつづけているおかげで、人類は地球がもうすっかり冷却して月とかわりのなくなっていることに気附かない。(略)
「三島(主語変更)」はたえず苦痛に、(この生の明確な証拠に)目ざめていた。それが彼を殺したのだ、と子爵は忖度してみるのだった。だから「三島」は、饒舌の代りに、
この世に一つの沈黙を遺して行った。即ち決して解き明かされぬ一つの秘密を。」
「世の人たちは、死が生の空白を埋めるためにのみ呼び寄せられるものではなく、生の充実をより確実なものとするためにも呼び寄せられうる、という新しい教義を学んだ。」
「二人(生き残り続ける者:色男註)は同時に声をあげてこの恐ろしい発見を人々の前に語りたい衝動にさえ駆られていた。今こそ二人は、真に美なるもの、永遠に若きものが、
二人の中から誰か巧みな盗賊によって根こそぎ盗み去られているのを知った。」
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



178 :無名草子さん:02/03/24 17:55
微妙な切なさがある『沈める滝』もいいよ。

179 :色男NO、1:02/03/26 23:24
そして「天人五衰」において、永遠に若きものが盗み取られた透は21歳を過ぎても生き残り続ける者となり、真に美なるものを盗み取られた絹江は、透と結婚して、
まさに「盗賊」の生き残り、恐ろしい荒廃、醜悪な予感に饒舌な月の住人たちと化した二人と寸分違いなく重なるのでした。この二人、光明の天使より光を盗み取った者は
作中にはその姿もなく、世界中はこの類い稀な盗賊の死の真相をめぐって、作品の外部で喋り続けているのでした。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/



180 :ロッキーはお腹いっぱい:02/04/04 22:13
最近、三島を読み始めました。
「沈める滝」おもしろかったです。
あと「音楽」も。


181 :色男NO、1:02/04/20 19:42
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島という物語に抗って吸収される事なく、あなたは自分の個を確立できるでしょうか。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1018611163/l50
http://laspara.tripod.co.jp/



182 :色男NO、1:02/04/23 00:58
講談社+α文庫「大宰相」の中で三島由紀夫は漫画キャラで登場しています。漫画はコルゴ13のさいとうたかをです。そういえばゴルゴ13の顔って三島に似ていますね。
http://laspara.tripod.co.jp/



183 :無名草子:02/04/23 05:46
「青の時代」と阿部譲二がモデルの「複雑な彼」がいい。

184 :まずこれを読め:02/04/23 10:11
「かくも永き片恋の物語〜三島由紀夫のフラクタル宇宙〜『豊饒の海』解読」↓

http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-021-7.html

185 :色男NO、1:02/04/27 00:28
私たちのHP「THE LAST PARADISE」の映画の国で、スタッフAこと色男NO.1の書き下ろし「昭和史の語り部 黒澤明」を
読む事ができます。文学は三島、映画は黒澤、野球は長嶋、昭和を語る上で欠かすことは出来ません。
http://laspara.tripod.co.jp/




186 :ai:02/04/27 12:23
「君の95%は素晴らしい。
 だけど君にとってどうしても不利なところが5%だけある。
 それはね、
 俺に惚れてしまったことだよ」

確かこんなこと言ってなかったっけか。
なんかドキっと…。

演劇たまに観ます。

187 :色男NO、1:02/05/01 02:41
いわゆる親日家といわれる一群の外国人がいますよね。
彼らはジャポネスクなる日本趣味の様式美を愛でる観察者であって、自ら日本精神を体現するところの存在ではありません。
黒澤明という人物はむしろ彼らのポジションに近いところで万博における日本パビリオンを建設しているかのごとく文化使節として海外マーケットを開拓する尖兵の一人としての側面もあったと思います。
では、日本精神それ自体であるところの三島が海外輸出向けの商品つまりメイドインジャパンをどのように思ったかという事についてですが、三島は大のディズニーランドのファンでありました。
海外向け模造文化を面白いと思える完成の持ち主だった三島にしてみれば「日本的」なるものを否定する理由も見つからないと思われます。
http://laspara.tripod.co.jp/





188 :質問者X:02/05/02 23:59
アポロ11号は69年で三島事件は70年じゃ。しかし二つの事件は大江のみずから我涙をぬぐいたまう日と、
ユーミンの未来は霧の中に、とによって融合され、天皇=父(あの人)=三島という図式が確立されたのじゃ。
「♪ある日〜めざめると〜テレビジョンには〜、月を歩いてる〜、飛行士がい〜た〜。
初恋な〜くして〜、も〜う、恋はみな同じ〜、そのうち誰かが〜、火星にお〜りても〜、もう驚かないでしょー。」
byユーミン





189 :色男no、1:02/05/12 03:36
こんばんは、みなさん、私が色男です。
昨年、大東亜戦争肯定論が再刊されましたが、今年の3月には同じく夏目書房から「対話.日本人論」(三島、林房雄)が再刊されています。
同書には他に林房雄論(抄)<三島由紀夫>と悲しみの琴(抄)<林房雄>が併録され、そして富岡幸一郎の解説があります。富岡によると、対話.日本人論は以前の全集には収録されず、決定版と銘打たれた現在配本中の新全集にも収録は未定である、という事です。
http://laspara.tripod.co.jp/



190 :色男no、1:02/05/21 00:52
乱歩の「パノラマ島奇談」にしても谷崎の「金色の死」にしても、一種のユートピア小説なのであるが、そこに描かれた人工楽園、──地上の楽園としての美の国、夢の国としての理想郷──それは渋沢龍彦によると浅草の花屋敷を思わせるような俗悪ぶりであると言います。
また、三島は「金色の死」の理想郷の描写から、世界最高の俗悪美の展示場というべき、香港のあのタイガー・バーム・ガーデンを想起したと言っています。
 ところで、三島ファッションは世紀末デカダンスの実践であったのでしょうか。あの独特の長揉み上げはいただけないと三島の父君、梓までもが「伜 三島由紀夫」の中に書いています。
人々をびっくりさせる事が好きな三島は自分には無意識はないというように、全てが意味ありげなメッセージに満ちていて、様々な暗号解読はジグソーパズルめいていて面白いですね。最終的に完成された三島パズルには下でも出したお茶目な三島涅槃像でも現れるのでしょうか。
http://laspara.tripod.co.jp/

191 :色男no、1:02/05/27 00:30
「ゴジラとは何か」という外国人の日米文化比較論のような著作の中で「ゴジラ対キングコング」は怪獣映画による三島論であると面白い考察がありました。
ゴジラは日本であり、キングコングはアメリカ、ギリシャ体験以降の三島は徹頭徹尾みずからをアメリカンナイズされたスーパーマンに化身せしめたのですが、
昭和35年以降はまたしてもゴジラへと回帰するという三島の肉体の履歴を紹介しています。ゴジラとキングコングは対立項ではなくゴジラにしてキングコングというスタンスを三島は取っていたのではないかという意見です。
書店で立ち読みしただけなので著作者名や出版社名は残念ながら記憶していません。
ちなみに「ゴジラ」が初めて映画化された昭和29年には、「潮騒」や「七人の侍」も劇場公開されてます。
http://laspara.tripod.co.jp/




192 :色男no、1:02/06/01 00:24
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、
女性には見られないものであるとしているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられないパーソナリティーを露見させているという意味において、
学術論文というよりは三島という天才の謎を解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと規定するならば、
溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に「他者」を必要としたのであり、
ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、その為であります。
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193 :無名草子さん:02/06/20 01:57
age

194 :無名草子さん:02/06/24 09:00
「豊饒の海」は皇国思想の理解のためにはいいですか?
せいけん塾って、あさみけいさいの「せいけんいげん」からでしょ。

195 :無名草子さん:02/06/24 17:56
静かなるアフガン・・・最高や!

196 :色男no、1:02/06/25 20:05
こんばんは、みなさん、私が色男です。
新聞のコラムに、太宰は呼び捨ててそう違和感を覚えないが、松本清張に「氏」あるいは「さん」が着かないと落ち着かないとありました。何故この2人が比較されているかというと問題は単純で、2人とも1909年生まれの同年だからという事で、
時間的経過とその生の形の違いが、違和感を生じるか生じないかの基準になってくる、というものです。他にも往年の名勝負を演じた2人、力道山は呼び捨てで違和感がないのに対して、ルー.テーズは「氏」が着かないと落ち着かない。
ところが三島と同年の劇評家戸板康二(1993年没)が著作の中で三島を呼び捨てにしたところ、三島に「氏」が着かない基準はどこにあるのかと読者からの問い合わせがあった事が紹介されています。
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197 :無名草子さん:02/06/27 00:40
>>179
>そして「天人五衰」において、永遠に若きものが盗み取られた透は
>21歳を過ぎても生き残り続ける者となり、真に美なるものを盗み
>取られた絹江は、透と結婚して、まさに「盗賊」の生き残り、
>恐ろしい荒廃、醜悪な予感に饒舌な月の住人たちと化した二人と
>寸分違いなく重なるのでした。

この本読んだけど、透と絹江は戦後日本の象徴のように思えたね。
死に損ないが延々と生き続ける。日本への限りない失望が感じられた。


198 :無名草子さん:02/06/27 00:43
色男no、1 さんの書き込みはどう読めば良いの?

199 :無名草子さん:02/06/27 00:48
無視すればよい

200 :無名草子さん:02/06/27 00:49
200げっとぉだぁ

201 :無名草子さん:02/06/30 00:56
三島って事件直後に報道から既に「さん」「氏」が消えただろ。
普通歴史になったら消えるものが没後何年かたって名誉復活したら再び現れるものという事で、色男no、1
さんはネタふりしていると思われ。

202 :無名草子さん:02/06/30 01:25
>>194
よくない

203 :無名草子さん:02/06/30 01:31
「天人五衰」最後の方の、
どこもかしこもコーラの看板ばっか・・みたいな件が好きだ。
>>197じゃないが、戦後日本の象徴のように思えたね。
日本への限りない失望が感じられた。

204 :無名草子さん:02/07/02 10:31
>>195
向井さんですか?

205 :色男no、1:02/07/04 23:59
最近刊行された野坂昭如の新刊「文壇」では昭和45年頃までの文壇、とりわけ銀座の文壇バーなどの中で彩られたエピソードがいかにも華やかに描きこまれ、間違い無く実質的に文壇が存在した当時の備忘録として資料的側面を備えた魅力ある書物になっているんですが、
この中に代表的というか中心的に登場するのが三島と吉行淳之介、丸谷才一という事らしいのです。この3人は年齢的にほぼ同年であり、お互いをどう呼んでいたかという事に触れて、吉行は「三島さん、丸谷さん」、丸谷は「三島、吉行さん」だったと野坂が書いています。
銀座の文壇バーを文壇、あるいはサロンとみなすならば吉行こそが中心人物であって、三島などは同時代的にむしろその圏外の人物であった、とも書いています。
なるほど三島は高校の国語便覧など見ても分かるように昭和20年代の戦後派作家の一人という位置付けが一般的であり、「金閣寺」より後は文壇作家という枠組を逸脱してしまった「スター」三島がいた訳です。昭和30年代以降は小説より戯曲、批評が本業であり、
小説に関する限り部数も低迷、質的にも低下していると見る批評家が少なくないのも事実です。吉行などは三島没後、「スーパースター」という短篇の中でそもそもスターの作品などを研究したりする必要があるのか、スターなるものその存在こそが主要な作品ではあるまいか、
という屈折した心情をにじませ、肯定的であるにしろ否定的であるにしろ、昭和40年代の三島は「小説家」以外の何者かに変身してしまっており、その作品は重要ではないという態度を取る者がいて、「豊饒の海」などは同時代的には見るべき書評はほとんど皆無に等しかったと
さえ言われているようです。
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206 :無名草子さん:02/07/05 00:05
>>205のオマエ、文学板で全く関係ないスレにテメーのくだらん三島論書いてオナニーすんな。それだけ。
さ、続けて。

207 :色男no、1:02/07/13 01:52
大江健三郎の万延元年のフットボールに見る兄弟対決はそのまま認識と行為の問題へとスライドし、
行為の表象たる鷹四は構造主義的反復の装置であり同時に中心を活性化する周縁であるという山口
昌男的70年代的思想課題をもらさず描破してある点において、三島事件の預言的衝撃の物語であると考えられる。
ダースベイダーは中上健次的父を投影された存在であり、解放されようとする息子から目的を剥奪するように自殺してしまう。
禁断の恋がフォースの暗黒面への引きがねとなっているというエピソード2は、ルーカスの「春の雪」解釈である。
清顕の悲恋がなければ、勲の自刃はなかった。
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208 :色男no、1:02/08/03 01:16
ユーミンの分身たち
皆さん、私がユーミン教宣教師色男NO.1です。ユーミン教とは信仰にまで高められた恋愛至上主義なり。
一度でも恋愛したことのある人なら誰もが信者になってしまう恐るべき増殖力を秘めた宗教なのです。それでも人はまぶしすぎる真実に信じがたい気持ちがしたり混乱してしまったりする事は多々あります。
布教活動にあって、時には「奇跡」を示す必要性を痛感した私は、以下のユーミン自身による「告白」を記します。
 月刊カドカワ1993年1月号総力特集「ルージュの伝言・第二章」
質問「既に他界している人で、一人会えるとしたら誰に会いたいですか?」
答「三島由紀夫」
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209 :色男no、1:02/08/05 23:28
ユーミンの分身たちU
ダ・ヴィンチ2000年1月号 松任谷由実「スピリチュアルな10冊」
「なんかもう、質感が好きっていうのがありますね。中でもこの『仮面の告白』にしたのは、三島のヰタ・セクスアリス的なコワ面白さもあるから。でも本当に三島がホモセクシャルだったかどうかはどうでもいいの。私、福島次郎の『三島由紀夫剣と寒紅』も読んだけど、
巻き込んじゃうのはどうかなと思った。作家の個人的な生活はどうでもいい。(略)」
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210 :無名草子さん:02/08/10 19:51
どーでもいいけど、三島って政治家に
なりたかったらしいですね。
この間、石原慎太郎がテレビで言ってた。
慎太郎が先に出ちゃったんで、ヤメたとか……。


211 :無名草子さん:02/08/11 01:51
夏休みだよ!ホモ祭りの為、age

212 :色男no、1:02/08/13 00:17
こんばんは、みなさん、私が色男です。
「日経エンタテイメント!」(2002、9)の特集記事2つを紹介しておきます。
まず一つは映画「命」のできるまで、という記事で、原作者の柳美里と主演の江角マキコのインタビューがあります。
二人のお気に入り本として、柳は村上春樹の「世界の終りとハードボイルド.ワンダーランド」、江角は三島の「葉隠入門」をそれぞれ挙げています。
もう一つは全国文学記念館めぐりガイドで、全国約500ヶ所ある記念館から作家9ヶ所と漫画家2ヶ所を紹介しています。三島をはじめとして他には太宰治、
司馬遼太郎、寺山修司、武者小路実篤、谷崎潤一郎、松本清張、遠藤周作、手塚治虫、吉川英治、長谷川町子について簡単にガイドされています。
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213 :色男no、1:02/08/17 01:45
ユーミンの分身たちV
今年は菅野美穂主演の映画「守ってあげたい」も封切られますが、これはそのものズバリ女性自衛官のストーリー。ユーミンの「ひこうき雲」に収録された「恋のスーパーパラシューター」は三島の自衛隊体験入隊とパラシュート降下を連想させ、
♪たった一つの恋の真上に〜落ちて〜いけた〜ら〜死んで〜も〜いいわぁ〜、とデミ・ムーアの「GIジェーン」さながらのジャンヌダルク風の力強い女性像を描いています。「ひこうき雲」だって死のイメージが鮮烈にあり、神風特攻隊がピンときます。
三島は学徒出陣世代ですから。もう一つおまけ、椎名林檎のニューシングル「罪と罰」は、ユーミンの「紅雀」収録の「罪と罰」と同名タイトル、内容はぜんぜん違いますが、林檎はビデオクリップの中で眉毛を剃り落とし目の周りを真っ黒にメイクして、
日本刀を鞘から抜き、自らの愛車メルセデス・ベンツを真二つにしています。彼女がユーミンの「翳りゆく部屋」をカバーしているのをご存知の方は多いと思います。
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214 :無名草子さん:02/08/17 19:04
三島由紀夫が好きな人は、他に誰の本を読んでますか???

215 :無名草子さん:02/08/17 21:14
美輪明宏と渋沢龍彦のエッセイとか養老孟司の精神分析的評価で三島が読めるようになった。天才は善悪両方に及ぶから崇拝者が三島を殺したも同然。

216 :無名草子さん:02/09/02 16:16
>214
稲垣足穂,種村季弘,渋沢龍彦,中野美代子,種田山頭火,島崎藤村を始めとして、
多種多彩に及ぶよ。
女性と同じで、惚れたら夢中さ。

217 :色男no、1:02/09/02 23:48
みなさん、こんにちは。私が色男です。
 「中世 剣」(講談社文芸文庫)収録の安藤武が作成した年譜によると、三島は12歳で太宰の「虚構の彷徨 ダス・ゲマイネ」を同じ痛みを感得して読んだとあります。
そして、「国文学 解釈と鑑賞」11月号に掲載された「対談『十代書簡集』をめぐって 安藤武──富岡幸一郎」中の安藤発言によると、あの出会いの事前に作家の三島由紀夫だと言う事を教えてくれていれば、
もっと話の仕方があったと大変残念がって太宰が言っていたという事を、太宰と交流のあった林富士馬から聞いたと言うエピソードが紹介されています。「含羞の人 私の太宰治」の著者矢代静一は、太宰が、
三島由紀夫なんて小説家知らねぇと上機嫌で言ったと書いていますが、今回、太宰の中で三島の顔と名前が一致していなかったと言う話が出てきて、
私はそれまで知りませんでした。
ただ、これも松本徹の年譜によると、太宰が山崎富栄と行方不明になって捜索されていた6月16日の午後、
三島は「古今集の古典性」と題して、国学院大で講演していましたが、そのとき、亀井勝一郎も一緒だったということです。太宰と三島の出会いに同席していた亀井が、太宰の遺体が引き上げられる3日前に、
三島と共に講演していたと言うのです。私も根拠はないのですが、なんだか、太宰は三島のことを知っていたような気がしています。
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218 :無名草子さん:02/09/17 00:59
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c23438396
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b26913378

219 :無名草子さん:02/09/19 01:37
英霊の声は俺も読みたい
豊饒の海は仏教理解からすると1・2巻は前振りみたいなもの
3巻が読み応えがある
で、4巻の落ちは何も謎はない
ありのまま理解すると良い


220 :色男no、1:02/09/28 07:14
みなさん、こんばんは、私が色男です。
大江の書き下ろし新刊「憂い顔の童子」は一種のドン、キホーテ物語であるようですが、三島作品については佐伯彰一が「評伝三島由紀夫」(中公文庫)の中で、「わが駒沢善次郎は、純日本型のドン、キホーテではあるまいか。
ドン、キホーテが、今はロマンスの中にしか存在しなくなった騎士道的理想にとりつかれていたように、途方もなく現代離れのした家父長的倫理を遮二無二実行してのける。
彼は当然、終始場違いな愚行を演じつづけるのだが、人々から怪訝がられ、笑われるうちに、彼は、次第に手ごたえのある実在性を帯びてくる。」というように「絹と明察」についてもドン、キホーテとの類縁関係を指摘しています。
この作品は三島がノーベル賞を目指す上で信頼した翻訳家ジョン、ネイサンから拒絶され、しかもこれからは作家ではなく作品本位で仕事を選びたいとまで言われ、
大江の「個人的な体験」に
逃げられてしまったという経緯があります。三島は「個人的な体験」について、そのハッピーエンドのしめくくり方を批判し、ネイサンは三島没後、最近になるまで三島家によって発行が見合わされていた、いわくつきの三島評伝を書いています。
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221 :無名草子さん:02/10/04 00:58
学生の頃、往復3時間通学だったから主に三島の本を読んでました。
1番好きなのは 女神 だなあ。引越しの際にほとんど処分しちゃたけど
女神と音楽だけは手元に残したよ。今は女神だけ。
ベルボーイ(?)に部屋番号が逢瀬の日付になってるキーが郵送されて来るのは
何て話でしたっけ?

222 :無名草子さん:02/10/04 01:16
>>221
クロスワード・パズル

223 :無名草子さん:02/10/04 01:44
幸福号出帆と夜会服と命売りますが好きです。
金持ち話が夢があつて好き。
最後の言葉のテープもう、筆置いたんだと思う話ぶりだね。

224 :221:02/10/04 23:52
>>222
ありがと!

225 :無名草子さん:02/10/04 23:54
三島のエンタメ結構好きな人いるんだね

226 :無名草子さん:02/10/05 00:13
12月歌舞伎座、弓張月上演!

227 :無名草子さん:02/10/08 11:20
女神 かな

228 :無名草子さん:02/10/08 11:30
兵庫県立近代美術館の常設で横尾忠則作品を展示してます。
その中に三島由紀夫の舞台関連のものが数点含まれていた。
関西の方、よろしかったらどうぞ。

229 :リア厨:02/10/15 18:00
三島が自殺した理由がようわからん

230 :真夏の死おもろかった!:02/10/18 17:25
あした三島の小説買いに行くけど何がいいのだろ?
潮騒とか言うのが人気かな?

231 :無名草子さん:02/10/18 17:27
金閣寺か潮騒にしとけ。

232 :無名草子さん:02/10/18 17:38
劇は『近代能楽集』と『サド公爵夫人・わが友ヒットラー』はすごく
面白かったけど、『鹿鳴館』と『熱帯樹』はいまいちでした。

233 :無名草子さん:02/10/18 21:26
俺は「F104」が好きだな。
ジェット戦闘機に乗った作家って珍しいよな。

234 :色男no、1:02/10/20 23:41
こんばんは、みなさん、私が色男です。
森田必勝わが思想と行動遺稿集の新装版が日新報道から定価1800円で刊行されているようです。
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235 :無名草子さん:02/10/22 11:21
短編で、お勧めありますか?学校(アメリカ)でみしまについて、エッセイを書くので。
憂国と、真夏の死は決まりました。この系統であといっこ。
三島の作品を全然読んだことないので。

236 :無名草子さん:02/10/22 12:52
潮騒 
お嬢さんとか

237 :235:02/10/23 14:46
潮騒って短編ですか?
探してみますありがとう

238 :無名草子さん:02/10/28 00:39
4年前に購入して、あまりの難解さに投げ出していた
金閣寺を、3日前に久々に本棚から手にとり先ほど読み終えた。
4年経ち22歳になったわたしはようやくこの内容を理解した。
胸をうつ表現もたくさんあり深く考えさせられた。
ただし、登場人物の中に共感できるものはひとりとして居なかった。
気もちわるさを覚えた。
だけどこういう小説はすきだ。
今度、ここで薦められている潮騒を読んでみようと思う。

239 :色男no、1:02/10/29 23:55
みなさん、こんにちは。私が色男です。
 事件で不快感を表明した人の中には確かに、三島の「性的人間」としての側面にとらわれたようで、
オナニーやホモ、卑俗な意味合いで「精神的なもの」が相対化され不在に逢着した、(何もない月面の海にアポロが着陸したように)と感じ取った人もあったようです。
 吉本隆明などは、生き残った自分たちが「コケにされる」ほどの不毛の存在としての生首というコメントをしていました。しかし、これらの見解は一部であり、あの事件に政治的意味付けを与えようとする人々の間では、
性的な事柄は一切、語られていないと思います。あれはリトマス試験紙のような事件で、あれについてコメントする事は、その人のイデオロギーや性癖を自ら暴露してしまうリスクを負ってしまうという点に特徴があって、
ノーコメント組も複数見られましたが、保身の嗅覚の利く人と思われます。
 努力のウソ臭さというよりは、「死」がそのまま生存の批判になるような、生きることの虚偽を告発する装置であった事が、延命策をとる者に三島への悪意を口にさせたと見るべきでしょう。まさに生者の意味を剥奪する死者として三島の存在は今も
語られざる謎としてあります。
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240 :無名草子さん:02/11/01 02:30
>>235
「女神」オススメ

241 :名無草子さん:02/11/01 13:31
「音楽」から逝ってみましょう

242 : :02/11/12 21:17
今夜の実況は こちらで

≪ プロジェクト X 金閣 ≫ 02年11月12日
http://live.2ch.net/test/read.cgi/endless/1037046579/

243 :色男no、1:02/11/20 01:00
こんばんは、私が色男です。
三島にとって天皇はロイヤリティの対象であり、それが別に殿様であってもかまわないという意味の発言があります。それに比してレームにとってのヒトラーは、あくまで「わが友」であり、無垢の信頼心が裏切られる物語でもあります。
結局ヒトラーは一人の友達も持たない非人間性によって独裁を達成する訳ですが、認識者としての三島の内面にはむしろ、この独裁者に近いものがあったと思われます。ボードレールのいわゆる死刑囚にして死刑執行人を自負する三島は、
自らの肉体をしてレームと突撃隊を作り、それを粛清する事でイデオロギーの終焉を自作自演してみせた節があります。三島以後、日本では現代のファシズムともいうべき高度大衆消費社会が爛熟し、主体性論は地に落ち、
プレモダンの再来のようなポストモダンが全て文化現象を様式なる同一性の円環に回収するような自体が起こります。
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244 :色男no、1:02/11/22 01:27
価値相対主義と不即不離のサブカルチャーこそが、三島の存在を忘却する事で成立し得る流行=風俗思想である、と言った批評家もいましたし、浅田彰などもかつて島田雅彦との対談で、
「そういう豊かな情報の束としての三島を「善用」するというか、世界中の小説や劇や映画の中に三島的なものが現われ、三島が至るところで偽の物語として反復されるという状況があるわけれども、
それをそのまま肯定すべきこととは到底思えないんですよ。」というように理解していました。つまり三島を傍らに置くことで、そのパロディに見えてしまうような流行現象があふれているという認識があって、
三島という記号が戦後体制の全否定であり戦後再軍備徴兵制のシンボルとみなすような進歩的文化人の間でも、三島の名前をやたらと語らず、というような態度がある程度の勢力に幅広く浸透していたようです。
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245 :色男no、1:02/11/25 01:19
話を「わが友ヒットラー」にもどしますと、三島は自作解題の中で「私が書きたかったのは、一九三四年のレーム事件であって、ヒットラーへの興味というよりも、レーム事件への興味となっている。
政治的法則として、全体主義体制確立のためには、ある時点で、国民の目をいったん「中道政治」の幻で瞞着せねばならない。それがヒットラーにとっての一九三四年夏だったのであるが、このためには、
極右と極左を強引に切り捨てなければならない。(略)レーム大尉は、歴史上の彼自身よりも、さらに愚直、さらに純粋な、永久革命論者に仕立ててある。この悲劇に、西郷隆盛と大久保利通の関係を類推して読んでもらってもよい。」
大久保は西郷を切って捨てた後、その心酔者に暗殺され、ヒトラーもレームの後を追うように首相官邸で自殺していますが、昭和天皇は戦後も人間天皇宣言のよって延命したのは周知の事実ですが、
三島は今日では戦後最大の昭和天皇批判の作品「英霊の声」の作者として知られるところです。
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246 :無名草子さん:02/11/25 02:13
はじめまして、色男no、1さん。貴方はまるで三島の小説にでてくる人のようですね。
これからも楽しみにしています。
ごきげんよう。

247 :無名草子さん:02/11/25 03:40
>>235
イエローキャブハッケーソ!

248 :無名草子さん:02/11/29 02:32
>>8
>>110

映画「黒蜥蜴」(深作版)見てみたいです。DVD・ビデオにはなっていないようですね。
気長に待てばケーブルテレビあたりで見ることができるでしょうか?クスン

249 :質問者x:02/11/30 17:59
246さんは鋭い!!色男師匠は鏡子の家では収、豊饒の海では清顕として作中に登場してるぞよ。

250 :色男no、1:02/12/10 02:12
こんばんは、みなさん、私が色男です。
美と行動の二元論的問題はまさに金閣寺のテーマですね。澁澤龍彦は三島はニヒリストで何も信じていない、イデオロギーは死ぬためのアリバイだと言っています。
三島は芸術至上主義者として美を客体として信じているように、当初は振舞っていた訳です。
ところが金閣寺において告白するんですね。美は自分にとって怨敵なんだと。柏木は、まさか貴様の口からそれを聞こうとは、と驚く訳で、
これは後に三島パフォーマンスは兵隊ごっこでふざけているんだと思っていた、と驚く知識人を先取りしているところがあります。
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251 :おしんちゃん:02/12/11 18:42
おらの実母にして日本最高の政治家の田中真紀子の復活を
全国民でサポートしようぜ!
仮におらのカーちゃんが逮捕されても、
■真紀子クローン■ がとある場所に冷凍保存されているぜよ!
だから田中真紀子クローンがおらのかーちゃんに代わって
総理大臣になるから大丈夫だぜよ! 詳しくはこの↓のサイトに掲載されてるぜよ。
http://www12.brinkster.com/uhikaru/a&w.htm

石原の隠し子 関連スレ
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1032166274/l50

YOSHIKI グローブ脱退 関連スレ
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1038739531/l50

おらのスレもヨロシクな。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1037874647/l50

真紀子の隠し子 おしん二代目
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

252 :無名草子さん:02/12/17 01:48
三島の文章は美しすぎます!
って中学ん時の国語の先生が言ってた。



253 :無名草子さん:02/12/17 11:35
彼の文章が美しいとか良く聞く話だけど、
ダヌンツィオを、まったくパクッタ文章を
それほど持ち上げることもないと思うが。

254 :無名草子さん:02/12/17 11:40
ゆき お

255 :無名草子さん:02/12/19 10:49
NHKの第49回「名作をポケットに」は「仮面の告白」。今晩やぞ。

http://www.nhk.or.jp/sendai/top/meisaku/PocketM059.html

旅人:女優 緒川たまき




256 :無名草子さん:02/12/21 02:48
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1040310728/l50耽美のスター三島由紀夫

257 :無名草子さん:02/12/26 05:45
美しい星読みました。

258 :無名草子さん:02/12/29 18:27
正直長編は読むの疲れる。
戯曲もちょっと古くさいし・・・

一番好きなのは詩を書く少年。

259 :オタンチンパレオロゴス:03/01/05 00:22
もうすぐ『金閣寺』読み終わります。
今日、『仮面の告白』と『潮騒』買ってきた。
『金閣寺』は柏木が言ってる意味が分かりません。言語明瞭意味不明・・・
老師の肉の描写が大好きw

260 :オタンチンパレオロゴス:03/01/05 01:09
俺はHNが示す通り、『我輩は猫である』が好きなんで
『金閣寺』は陰気臭くて正直最後まで好きになれなかった・・・

261 :無名草子さん:03/01/06 22:02
最近若い頃読んだ「豊饒の海」を読み直そうと書店を漁ったところ
文庫本は去年改版されて文字が大きくなり多少読みやすくなったようなので
「春の雪」から「暁の寺」まで改版でそろえました
しかし「天人五衰」だけが改版を見つけることができず
三冊の発行日を調べたところ十月から十二月に月一冊ずつの発行だった形跡です
何しろ単なる改版なので(ちゃんと謳っていいと思うんですが)情報もなく
「天人五衰」の改版については存在してるのかどうかも不明
どなたか書店で見かけた方いらしたら情報ください
もしかしたら今月あたりの発行かとも思いますが

262 :山崎渉:03/01/12 18:37
(^^)

263 :無名草子さん:03/01/14 23:46
昨日から三島読み始めた。本は「金閣寺」。ここじゃ評判よくないね。
おれは結構好きだな。読み終わったら評判のいい「潮騒」買ってきます。

264 :無名草子さん:03/01/15 00:58
最近三島霊が・・・

265 :無名草子さん:03/01/19 09:30
金閣寺、凄い作品であることには変わりないんだが、
好きになれるかどうか難しい作品なんだろうな。


266 :山崎渉:03/01/23 04:14
(^^)

267 :色男no、1:03/01/24 01:11
みなさん、こんばんは、私が色男です。
年譜を紐解くと三島は昭和26年の暮れから翌年の5月にかけて最初の世界一週旅行に出かけているんですが、そのクライマックス、太陽と握手したとも後に語って、
「禁色」「潮騒」等の作品をもたらしたギリシャ体験というものがあります。この旅行については「アポロの杯」に詳しく、いわゆる太宰嫌いの理由としても興味深い一節がありますので、
以下の引用を参考までにお読み下さい。
「ボオドレエルは不感不動を以ってダンディーの定義をした。感じやすさ、感じすぎること、これはすべてダンディーの反対である。私は久しく自分の内部の感受性に悩んでいた。
私は何度かこの感受性という病気を治そうと試みた。(略)感じやすさというものには、或る卑しさがある。(略)私はまず自分の文体から感じやすい部分を駆逐しようと試みた。
感受性に腐食された部分を剪除した。(略)私の理想とした徳は剛毅であった。それ以外の徳は私には価値のないものに思われた。」
古林尚との対談(昭和45年、最後の言葉)で、晩年の三島が10代の思想に回帰した、自分がロマンティケルであると認めざるを得ないと語り、また、村松剛には「僕は太宰治と同じなんだよ。」
と語ったと言います。浪漫派である事と、作品の形式的不備は一つの問題の両面であるようです。
http://laspara.tripod.co.jp/



268 :無名草子さん:03/01/29 02:26
若きサムライたちへ

269 ::03/02/01 03:01
俺、文学との出会いは遅い方で、高二の時、友人に勧められて星新一を読んだ事だった。
星の本って凄くいっぱいあるんで、20冊くらい読んだ時点で飽きてしまった。
それから高校三年の受験期に三島由紀夫の本との衝撃的な出会いがあって、ホント、不道徳教育講座や
第一の性、私の遍歴時代などの評論を手に汗にぎりながら夢中になってむさぼり読んだ。
これで、私の文学好きが決定的になった。

余談で、1浪時代に「フランス書院」なるシリーズにも手に汗握り読んだが。
36歳の今まで本は3千冊くらい読んだはずだが、興奮したのは「三島由紀夫」と「フランス書院」
だけ。 青春のほろ苦い思い出なのだ。

270 :無名草子さん:03/02/06 01:02
最近禁色よんで、めちゃくちゃよかったです!!
読みながら、笑っちゃうくらい(うれしくて)。
悠ちゃんを愛する人たちの気持ちが痛いほどわかるよ、俺も絶対惚れてたな。
このほかには仮面の告白しか読んでないんですが、ホモが読んでおもしろそうな
やつありますか?

271 :無名草子さん:03/02/09 22:21
今、”豊饒の海”読み始めたところ。
本当にこの人の作品は表現が美しい。
活字に酔わされるって・・この人の本で私はそうなります。

金閣寺、仮面の告白良かったな。春の雪も、今のところ良い!
女神はちょいと陳腐に思えた。





272 :色男no、1:03/02/10 00:03
こんばんは、みなさん、私が色男です。
講談社+α文庫「大宰相」の中で三島由紀夫は漫画キャラで登場しています。漫画はコルゴ13のさいとうたかをです。そういえばゴルゴ13の顔って三島に似ていますね。
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273 ::03/02/10 00:12
三島とゴルゴ・・似てると言えば似てる。

「若きサムライたちへ」の表紙の絵って最高にイイなぁ。
オレはまだ三島歴浅い、21歳の男だけど、単純にもう三島って素敵な男だと思う。
生前はいろいろと言われてたんだろうが、今の新しいファン(つまり俺)からしてみれば、
ぐだぐだ言ってる外野の話なんか耳にまるで入らないね。 三島は断然輝いてる。格好いい。
俺の中では、そういう存在で通ってる。 これからもそうしたい。

274 :色男no、1:03/02/11 20:36
追いかけても手の届かない不世出の人。
どんな名探偵にも解けない永遠の謎を残した人。
真にスターと呼ぶに相応しい唯一の人。
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275 :無名草子さん:03/02/12 02:26
花ざかりの森、よくわかりません。

276 :色男no、1:03/02/14 00:08
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島は「仮面の告白」によって、そのフィクショナルな生涯の起点とした、というのは松本健一の「三島由紀夫亡命伝説」に見られる解釈でありますが、この作品が「人間失格」を意識して創作されたとする批評家に奥野健男と猪瀬直樹がいます。
奥野は太宰の全作品が滅んでも「人間失格」は永遠に読まれるだろうとし、文壇はおろか社会から抹殺される事も厭わない真実の告白、書いてしまった以上もう生きてはいられないような魂のバイブルとして、この作品を絶賛して止まない訳ですが、
三島が「人間失格」を読んで同類相憐れむとも言うべき共感を得て、「仮面の告白」創作の動機としたのではないかという仮説のもとに、「三島由紀夫伝説」の論理を展開しています。いわば奥野の脱文学的な内的必然性の書物と言えるでしょう。
ですから、命と引き換えに初めて書けるような「仮面の告白」を書いてしまった三島がいかに生きたかという関心が、この作家との18年間に及ぶ交流を支えた、と回顧しているんですね。
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277 :色男no、1:03/02/15 07:09
奥野は三島が太宰の文学的問題を継承しているという認識から、戦後派とは対立的立場にある作家と位置付けています。「仮面の告白」以前の三島は異端的なマイナー,ポエットであり、
もし大蔵省での官僚生活を持たずに学生からそのまま有名作家になっていたら、堀辰雄の亜流ハイカラ抒情作家で終っていただろう、
近代官僚制=日常性の中で自分が普通ではない怪物であるという違和感を抱いて、「仮面の告白」を書く決意を固めたからこそ大蔵省を辞めるに至ったのだ、
まさにその時にライバルともいうべき太宰の自殺と「人間失格」を知って、嫉妬し、それを超える事を目標とした、
というように、そこまで奥野の筆は滑りに滑って、ほとんど断定的に仮説を伝説として語りつづけています。
このように理科系人間の信仰告白というのは、どこかチャーミングなものがあります。
一方で、三島の自殺によって文学の終焉を実感、作家志望を断念した猪瀬直樹は「仮面の告白」をマーケティングリサーチによる成功例として、彼独特の文学論を展開しています。
太宰の命と引き換えにベストセラーとなった「人間失格」が懺悔録であった事から、自分にもまた懺悔に値する内面的問題があるはずだと三島は倒錯的性愛の世界を捏造した、
と言う事が、三島の独身時代の異性遍歴(?)や同性愛文献の研究、某心理学者を訪問しての自己分析,等の経緯を取材して、
自らの仮説にリアリティを与えようとノンフィクション的手法を駆使して、追及しています。また終戦後の焼け跡では進駐軍の解放ムードから性的通俗本が氾濫していたという時代背景もあって、私小説を逆手に取った
性的倒錯者のスキャンダラスな手記と言う事であれば、ベストセラー間違いなし、と三島は睨んだというものです。
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278 :色男no、1:03/02/16 02:20
ここで整理しておきますと、奥野、猪瀬両氏は三島が太宰を仮想的として「仮面の告白」を執筆したという認識を共通項とするものの、
その性的倒錯を真実の告白とする奥野説を採用すれば、それを書く内的必然性を認める事になりマーケティングリサーチ説は説得力を欠く事になりますが、
猪瀬説を採用すれば同性愛そのものが営業戦略である事から村松剛の同性愛仮面説を擁護する可能性を開き、
晩年における一連の政治行動についても森田必勝との心中説などが説得力を欠く事となってきます。そして、
もう一つ、「仮面の告白」成立の背景において、
太宰の存在が全く関与しない村松の園子モデルとの失恋説があります。
現実の三島は自身の逡巡から園子を失う事になるのですが、主人公に同性愛の仮面をつける事で二人の立場を逆転させ、
主人公が同性愛であるために彼女をふったのだ、という事にしたかったというものです。
猪瀬によると、当時の三島は鎌倉文庫の編集者に「彼女の事を書かないでいたら、生きてはいられなかったと思います。」
と手紙に書いているようです。
奥野、猪瀬の三島理解は「金閣寺」において対立する事となるのですが、面白い事に「鏡子の家」
を評価する少数意見を二人で支えると言う事になるのです。二人にはそれぞれ、戦後派文学批判と日本の官僚制批判という問題が背景にあって、そこから三島という記号が再構成され、
一つのシンボルとして結実しているのでしょう。
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279 :無名草子さん:03/02/16 23:42
憂国映画版どっかで観れないかな?

280 :ニヒリスト:03/02/17 00:44
三島の小説は、難解でよくわからない。
それより評論物が好き。
今、三島全集が出てるけど、遂に評論編に突入したけど欲しくて欲しくて。
今までのは全部図書館で借りてたけど、評論編だけは「買おう」かなーって考慮中。
値段が高過ぎだよ。

おっ、ところで先日遂に2500円出して「対談、日本人論」なる林房雄との対談本を
買ってしまいました。 グッドだよ!

281 :無名草子さん:03/02/17 14:43
橋本治の「三島由紀夫とはなにものだったのか」ってどうなの?

282 :無名草子さん:03/02/18 11:19
「お嬢さん」が気になってるんですけど
1000円の古本買う価値ありますか?


283 :無名草子さん:03/02/20 00:51
「三島は32歳まで童貞だった」とあるが本当か?

284 :無名草子さん:03/02/20 20:53
>>283
29歳でしょう

285 :283:03/02/21 01:16
29歳ですか。 俺は17歳の時でした。

286 :無名草子さん:03/02/21 01:53
時間がある方で、都市圏にお住まいの方は、大きい図書館に行って、
三島由紀夫全集を手にとってはいかがでしょうか。
巻の最後の方になると、三島の対談集があると思うのですが、
三島と石原慎太郎の対談はいいですよ。
石原にむきになって問い詰めようとする三島がわかります。
三島は自分にないものを石原にみていて、
ときどき悔しがったんじゃないかな、とふと思ったりします。
さわやか青年などからはまったく遠い青春時代を送り、
そのさわやか青年を再現する人生をどこかで送ってみたいという
後悔と憧れを三島は心のどこかで背負っていたのかもしれない。

287 :無名草子さん:03/02/24 09:06
薔薇刑

288 :無名草子さん:03/02/24 14:17
>>286
その対談、「三島由紀夫の日蝕」という慎太郎が書いた本の巻末に載ってた。
この本では慎太郎が三島を散々扱き下ろして書いていて腹が立つ。 むろん対談についても
バカにした感想を書き連ねてる。 

全集って新潮社の奴っすか?  これは今随時出版中で、まだ対談編は出てないはずだけど。
ただ、1冊5800円相当する本を、10冊まで借りれちゃうんだから図書館ていいよね。

289 :無名草子さん:03/02/24 14:21
三島と森田必勝って、結局のところ肉体関係はあったのか?


290 :無名草子さん:03/02/24 21:57
三島も生きてれば80歳ぐらいか。
生きてれば年老いた自分をどう思ったものか。

291 :無名草子さん:03/02/25 12:09
禁色って異性愛者からみてどうなの?

292 :無名草子さん:03/02/25 13:38
で、森田とは肉体関係あったの?

293 :無名草子さん:03/02/28 00:26
age

294 :無名草子さん:03/02/28 05:48
>>292
タモリはホモだから。

295 :無名草子さん:03/02/28 13:18
色男no,1答えてよ。 三島と森田の真相。

296 :無名草子さん:03/02/28 13:21
「データー調査」の信用情報機関
電話番号から住所 年収 財産 結婚暦
暗証番号 旧住所〜新住所 ブラックリスト
生存 行方 本名 などなど
初恋の人 思い出の人に逢えるかも・・・・?
http://www.tyousa.com


297 :無名草子さん:03/02/28 13:40
ベンチプレス180kg伝説はマジですか?

298 :無名草子さん:03/03/01 23:38
20代の作品だと「煙草」がいいと思う。

299 :無名草子さん:03/03/02 00:51
爆笑問題の本で、「三島にとって太宰は目の上のたんこぶだったんだろう。 太宰
が自殺してなければ、三島はあんな派手な自殺の仕方しなかったろう。 ある意味
太宰を超える為に死に様を壮絶に演出したろう。」ってあるんだけど、面白い論理だと思った。
ずいぶん客観的ではあるが。

300 :無名草子さん:03/03/02 23:50
まあ、やっぱりあの死は説明がつかない。
けれども時代の転換期としての刻印となった、
そういうことには異論がなかろう。

301 :無名草子さん:03/03/06 01:53
三島について考える事は喜びである

302 :無名草子さん:03/03/10 00:32
三島の評論読んでると「ラディゲがこれこれで・・・」というのが毎回出てくる。

303 :無名草子さん:03/03/10 05:20
仮面の告白

15ページぐらいで挫折しましたが、これじゃあもうあかんでしょう?
もかい挑戦してみよ( ゚ω゚)ノ

304 :無名草子さん:03/03/11 13:28
豊饒の海〜暁の寺

「バンコクとかインドとかって出てくる」って聞いてたから、少し寝かせて(楽しみに
取っておいて)から、さあ読むぞ!って読んだんだよね。 最初の出だしはゾクゾクって
させられたけど、でもやはり10ページくらいで訳わかんなくなった。 三島小説って
どれもそう。  (303さんもそうだったんですね。)

ただ、文中でバンコクの首都は「クルンテープ・・・・・・・・・・・」と異常に長いの知ってる?
とか、旅の話を「さも珍しげ、さも神秘的」チックに語られてるけど、平成の今、誰でも海外行く時代
になって、旅の本がバンバンでるようになると、「暁の寺」ってセコク感じられるんだよね。
これって、図らずも「旅・外国」をテーマに扱ってしまった三島小説の判断ミス?だと思うね。
「後生の名作を残す」って三島が考えてたとしたら。
俺的にはそう思う。

305 :無名草子さん:03/03/12 08:35
文体の抵抗感ってのが有って、
すっと世界に入っていきづらい人もいるのかもしれない。
俺の場合もそうで、でも突然、たまたま『新聞紙』って言う短編を読んでいたら、
「アッ分かった」と言う感じがあって、あとは何の抵抗もなくなりました。

306 :無名草子さん:03/03/12 08:51
どれが好き?
http://homepage3.nifty.com/digikei/

307 ::03/03/12 09:11
は?

308 :bloom:03/03/12 09:21
http://www.agemasukudasai.com/bloom/

309 :無名草子さん:03/03/13 13:05
「文体の抵抗感」というなら、むしろ逆のイメージを三島には抱いてる。「文体の不思議な魅力」に
引きつけられてるかもしれない。
仮面の告白なんて、ホモの告白であり、「生まれた時の記憶」やらをマジに書いてて、アホじゃないか
とさえ思う。 内容はつまらんのだ。 だけど、なぜかあの不思議な文体と、妙に難しい言葉、初めて
目にするような単語や表現の不思議さが、「もう一回読んでみよう」という気にさせてしまうんだよな。
「禁色」とか「豊饒の海」とか力作ってどれもそういう印象。

310 :色男no、2:03/03/14 13:03
「私はニヒリストですが、ラディゲもありカザノバでもあるのです。
しかしながらスタンダールだったりもします。」 

三島的な文章を書くとこうなったりして。

311 :無名草子さん:03/03/14 19:15
クソ島田によると、ミシマは文豪じゃないそうだ。
サブカルの帝王みたいなことを身のほど知らずもいいことに
のたまってました。

まあ自分が文豪になるとか言ってる時点で、相変わらずの
上滑り&大風呂敷ヤロウを露呈しているわけだが。

312 :無名草子さん:03/03/15 13:30
三島って、学習院高校を主席で卒業して、天皇に時計もらったんだろ。
それから東大法学部入って、大蔵省に就職だろ。

それも趣味の小説書きや、日々の大量の読書の合間にこなして、大蔵省まで
行けちゃうんだから、どういう頭してんだか。 超天才・エリートじゃん。
最近じゃ、ビートたけしや尾崎豊に対して「天才なんだな」ってイメージ
持ってたけど、三島の存在知ってから吹っ飛んだ。

いったい、三島ってIQいくつなんだろ? 単純に興味あるな。

313 :無名草子さん:03/03/15 13:32
>>312
タケシや尾崎ごときを天才呼ばわりしちゃ、本人たちが可哀相だよ(w

ミシマは別格だがね。

314 :無名草子さん:03/03/15 16:21
やっぱり、鼻のピアスが一番似合う作家だと写真でおもいますた。
怒られた、ひ に怒られた。

315 :無名草子さん :03/03/15 22:58
この人の書く日本語は美しすぎる。

でも、「潮騒」以外の作品、俺はうけつけない。

他の作品は気持ち悪い。金閣寺読んで吐き気した。

316 :無名草子さん:03/03/15 23:28
読んでて疲れるんだよ。
この人は小説より批評のほうが面白い。

317 :無名草子さん:03/03/16 02:24
疲れるから、読み飛ばしで読むと疲れない。
昔の漢字が多くって。。。

318 :無名草子さん:03/03/16 03:00

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319 :無名草子さん:03/03/16 05:58
>>315
金閣寺のどこらへんでそんなに嫌悪感を覚えたのでござるか?

320 :無名草子さん :03/03/16 13:05
>>319
足が悪い男の心理描写のところですかね。あと、陰に陰に入っていく物語せいとか。

三島のよさは日本人の奥ゆかしい心理を嫌らしさがなく表現できたり、自然と溶け合
うかのような情景描写力にあると思ってるんで、それがない作品だと、自分の才能を
使い他人は自分より下であることを証明してやろう、心理的に支配してやろうという目的
の為に書いてるように感じるんで、その陰の力が文字に溢れ出てるように感じがして、
気分が悪くなります。

まあ、そう思うのは僕だけなのかも知れないので、他人にそういうことが真実かどうか
証明することはできません。


321 :無名草子さん:03/03/16 13:13

http://homepage3.nifty.com/digikei/sample/sample.html

322 :無名草子さん:03/03/16 13:27
>>312
東大、大蔵省云々は、
超天才じゃなくて超秀才って感じじゃねー?

323 :無名草子さん:03/03/16 20:15
「獅子」とか「鹿鳴館」とか好きだけど。
仮面の告白と金閣寺は小6の時に読んだ……
なんで読んじゃったんだろ…

324 :無名草子さん :03/03/16 20:41
俺は生まれてすぐに仮面の告白を読んだことを覚えている

325 :無名草子さん:03/03/17 07:29
吉本隆明は三島の事を「この人には文学的才能はちっともないですね
でも努力はすごくしてきた人です。僕は才能というものを信じないです。
三島はものすごい努力をしてきたから天才的な小説をかけたのです。
才能は時として小説を書くのに邪魔になるときがあります」
と語っている。


326 :無名草子さん:03/03/18 13:28
今、全集が新たに出てるけど、評論編に入った。 評論編と対談編だけ全部欲しいけど、
それでも10数冊になるんだよね。
金額にすると7〜8萬円か・・・・・。  高い。

327 :無名草子さん:03/03/18 18:44
私は古本屋で全集を一気に買った。まだ読んでないけど。

328 :326:03/03/20 13:21
>>327
全集って前のバージョンのっすよねぇ。
いくらで?

329 :色男no、1:03/03/24 01:39
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島文学の愛読者にとって、ある意味、三島という存在自体が大きな問題になっているという点については、これまでにも指摘されてきたきた事と思います。
行動者三島による作者三島の殺害がなければ、作者の断筆宣言がなされぬ限り、愛読者は三島文学の次回作を待つという楽しみを奪われずに済んだ訳ですから。
三島は作家の老年の形として、次の2つのタイプを挙げています。
根本理念がお金の商人型の谷崎。
根本理念がお金ではない侍型の荷風。
この相反する2つのタイプのうち傾向としては荷風よりになりそうに思われるが、それに徹する心根もないので、精神は荷風、生活の外見は谷崎の折衷型になるだろうと三島は、自らを分析しています。
また三島の作家論中でも白眉といいたいほどの谷崎論において、三島は谷崎が放棄した「金色の死」の方向に自らの告白を仮託しています。谷崎にとって文学的に老年に達する事が必要とされたように、
三島には自己犠牲で完成する芸術というプランがあった事が、この批評から了解されます。
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330 :三島平八:03/03/24 02:36
こりゃぁッ!
「葉隠入門」読まずして三島のバックボーンを理解できるかぁ!


331 :無名草子さん:03/03/26 16:35
金閣寺→潮騒→仮面の告白ときました
次は何がオススメでしょうか?

332 :無名草子さん:03/03/26 16:43
三島が園子にはしてしまった事がすごくショックです

333 :無名草子さん:03/03/26 19:49
>>331
「女神」あるいは「岬にての物語」(共に新潮文庫)がいいと思う。
三島を読み始めた方と思うので、代表作のあとは、中篇、短編に
なじんでみるとよいと思います。

334 :331:03/03/27 21:57
>>333
アドバイスありがとうございました。
「女神」挑んでみます。

335 :無名草子さん:03/04/01 04:54
>>331
禁色

336 :無名草子さん:03/04/01 05:44
>>331
「レター教室」なんか読みやすいいし面白いよ


337 :色男no、1:03/04/04 01:38
いわゆる親日家といわれる一群の外国人がいますよね。彼らはジャポネスクなる日本趣味の様式美を愛でる観察者であって、自ら日本精神を体現するところの存在ではありません。
黒澤明という人物はむしろ彼らのポジションに近いところで万博における日本パビリオンを建設しているかのごとく文化使節として海外マーケットを開拓する尖兵の一人としての側面もあったと思います。
では、日本精神それ自体であるところの三島が海外輸出向けの商品つまりメイドインジャパンをどのように思ったかという事についてですが、三島は大のディズニーランドのファンでありました。
海外向け模造文化を面白いと思える完成の持ち主だった三島にしてみれば「日本的」なるものを否定する理由も見つからないと思われます。
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338 :色男no、1:03/04/08 00:02
こんばんは、みなさん、私が色男です。
長い間一部の好事家にだけ知られていたマイナーな哲学小説の書き手足穂は60年代末期になって、にわかにマスコミの注目するところの存在となったのですが、その発掘と再評価の演出は実に三島自身が手がけたものでした。
サブカルチャーと全共闘全盛のこの時代、三島は一群のサブカル表現者のパトロン的存在だったのですが、文学全集の編集や文学賞の選考など最高の文壇政治力を誇った三島は「少年愛の美学」を日本文学大賞に推して、
最終選考に残った井上靖の「おろしや国酔夢譚」と争って、同時受賞で妥協したというエピソードがあります。非文壇的仙人の足穂は三島演出に利用されては敵わないと思うところがあったのか、
生前、三島の悪口を吐きつつけ、三島も澁澤龍彦との対談でその事に触れ、あの人はテレ性でこちらが持ち上げるほど悪口を言う、実に愉快だ、しかしながら、最終的には僕はあの人しか信じようがない、と語っています。
そして、自分が人生でなにか愚行を犯し、日本中が笑った場合に、あの人だけが自分を分かってくれるという確信がある、としています。つまり、この自意識家は間接的に足穂の思想が自らの行動の形而上学的側面を
保証するものである事を鋭く洞察し、決起に先だって後世にミシマ思想の手引きを残しておこう、という意図が含まれていたように思われます。
ナルシストはやがて、文壇を俗世間と同一視し、自らを弥勒とする事で、最終的完成を目指したのでしょう。
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339 :色男no、1:03/04/08 00:18
三島は時折、作中に偽者と本物の二元論的対立の構図を持ちこむのですが、これは明かにプラトンのイデア論を敷衍したもので、同時代のサブカルや学生運動あるいは言語表現を一律に葉隠における芸道のうちに包摂して、自殺によって差別化を図り、
相対主義的世界からの飛翔によって、永遠なるものとの同一化を果たしたものと考えられます。
自意識家は常に自らが不在と化した世界を想定して、全てを演出していた訳です。
美エロティシズム死とどこかで言っていたように、彼自身がゾルレンとしての天皇であり、やがて世界単一国家のような状況が到来して、「日本」がなくなってしまったとしても、そこで固有名として想起されるのは自分である、という訳です。
埴谷雄高との対談で、未来の預言者は死なずとも啓示を体現すればよいとしたのに対し、三島は預言者は死ななければならないと語っており、そこでも三島思想をあらかじめ解説していました。
汎神論的自然調和の日本風土において、あるいは三島は武田泰淳も言うように宇宙人だったのかもしれません。生前から、なにかと私小説的文壇から観念過剰だ人工的だ造花だと評されて来たのですが、これが一神教的普遍性の世界文学の文脈に
置き換えた時、価値観の転倒が起こり、何らの違和感なく世界の同時代文学として受容されたのです。弥勒には、日常的な写生一辺倒の私小説的サロンが俗世間に見えたのでしょう。
トーマス,マンがゲーテとトルストイを自然の人、シラーとドストエフスキーを精神の人と分類しましたが、当然、それを三島が知らなかった訳もなく、詩を書く少年などで自己規定もしています。
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340 :無名草子さん:03/04/08 00:19
三島由紀夫は神道家の友清歓真の影響を多大に受け「英霊の声」執筆時には
山口県の神道天行居に鎮魂帰神に取材に行っている。


341 :色男no、1:03/04/08 00:39
日本の文芸では古来より万葉調と古今調の形式的美学的対立があり、王朝文学が様式美の洗練へと発達した経緯があったためか、
近代以降は自然主義のヘタウマ的リアルが幅を利かせるようになる訳です。王朝文学の継承を自認する三島にしてみれば文章はうまくなければいけませんし、
そこで文体重視の観点から鴎外と鏡花を双璧として評価しています。風景描写も観念的に再構成しているので、奥野健男などは「潮騒」を読んでも潮の香りがしないし、
銭湯の富士のペンキ画みたいだと評しています。海外マーケット開拓を意識した戦略的オリエンタリズムという評価も根強くささあやかれていますが、世界一週旅行を3度もして、
欧米の文化人と交流しては自邸のパーティーに招いたというエピソードも、この国際人の営業能力の高さを今日に伝えるものです。
文学作品においては同時代的普遍性を持つ三島も、行動者三島の演出においては「日本及び日本人」という限界を意図的に与えていきました。
映画「ターミネーター2」におけるシュワルツネッガー演じるところの旧式が、いわば三島であり、筋肉という形の中に閉じ込められた存在は、液体記憶合金の新型より、
「進歩」していません。変身可能な新型は安倍公房的匿名性でxとでも賞するものです。「日本」のなくなってしまった未来社会で「日本人」の形の中に留まり続ける事、
変身を拒んだ仮面ライダーというのが、三島のサブカル的解釈になるでしょう。
したがって全てが匿名性のxの裡に溶解してしまった世界において、郷愁をもって最後には復活し、ナルシスの願望充足に君臨する事になるであろう事
までも念頭に思い描いて、日本的に切腹におよんだのかもしれません。
http://laspara.tripod.co.jp/

342 :無名草子さん:03/04/11 01:14
電波なスレだな

343 :無名草子さん:03/04/12 17:17
巨人の清原と三島ってなんか似てるよな。




344 :無名草子さん:03/04/12 17:51
>>343
似てるよね!!!
私もずーーっとそう思ってたんだよ!
やっぱ似てるよね!うんうん。

345 :無名草子さん:03/04/13 02:09
>>344
おお!同意してくれる人がいたか!!!
ずーーーっと前から俺、そう思ってたものでさ。
だれもいってくれないからちょっと不安だった。

346 :山崎渉:03/04/17 11:51
(^^)

347 :無名草子さん:03/04/20 05:39
あげちゃうわ。

348 :山崎渉:03/04/20 06:07
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

349 :教えて下さい。:03/04/25 21:49
今質問スレにも書き込んだのですが、三島スレを発見したのでこちらでもお願いします。
作品名もわからないし小説かエッセイかもわからないのですが
三島由紀夫の著書の中で「青年期特有の、自分は選ばれた者である、という思い」
みたいな言葉(はっきりとは覚えてない)があったのですが、どの作品なのか
分かる方いらっしゃいますか?


350 :無名草子さん:03/04/28 13:32
「春の雪」かな...いや「永すぎた春」か?

351 :無名草子さん:03/04/28 17:34
「永すぎた春」というと
「人間はどうしても戦わなければいけないという本能があるものだ」
とか、そんな言葉があったような。
うーん、いかん、忘れた。

352 :349:03/04/30 01:19
>>350
レスありがとうございます!!
「永すぎた春」は読んでないので「春の雪」をもう一度読み返してみます。

353 :無名草子さん:03/05/02 04:04
三島がはじめて太宰に会ったとき、新潮社の編集者も一緒だった。
太宰に対して三島が取った言動は
三島側の証言と新潮社の編集者側の証言はあきらかにちがっている。
何の本に書いてあったのか忘れたけど。

354 :無名草子さん:03/05/02 10:30
三島由紀夫は単純につまらんと思う。
だが、自殺の前年に書いたらしい「文化防衛論」だけは意外と面白かった。
単なる文化としての天皇って良い。

355 :無名草子さん:03/05/05 15:17
「文化防衛論」は悪文だと思ったがなあ。

356 :無名草子さん:03/05/05 21:03
「文化防衛論」は正直ウンコ

357 :色男NO,1:03/05/12 01:20
悪趣味について

色男NO.1かく語りき
皆様、書き込みありがとうございます。
 乱歩の「パノラマ島奇談」にしても谷崎の「金色の死」にしても、一種のユートピア小説なのであるが、そこに描かれた人工楽園、──地上の楽園としての美の国、夢の国としての理想郷──それは
渋沢龍彦によると浅草の花屋敷を思わせるような俗悪ぶりであると言います。また、三島は「金色の死」の理想郷の描写から、世界最高の俗悪美の展示場というべき、香港のあのタイガー・バーム・ガーデンを想起したと言っています。
 ところで、三島ファッションは世紀末デカダンスの実践であったのでしょうか。あの独特の長揉み上げはいただけないと三島の父君、梓までもが「伜 三島由紀夫」の中に書いています。人々をびっくりさせる事が
好きな三島は自分には無意識はないというように、全てが意味ありげなメッセージに満ちていて、様々な暗号解読はジグソーパズルめいていて面白いですね。最終的に完成された三島パズルには下でも出したお茶目な三島涅槃像でも現れるのでしょうか。
http://laspara.tripod.co.jp/




358 :無名草子さん:03/05/17 03:25
三島の『美しい星』が好き。少年時代に頭がしびれるような衝撃を味わった。
現実から置き去りにされた人々が目覚める善意。
それはとても正論だけどとても滑稽だった。
自分は宇宙人であると信じ込んじゃった人たちの対話が最高。
「地球のことは太陽系のものにまかせていただきたい。」
というようなセリフの逝ってしまいっぷりにほれた。
もろデムパ系小説。

359 :無名草子さん:03/05/17 11:36
瀬戸内寂聴と美輪明宏が
三島由紀夫について結構なページを裂いて
新刊で語っています 目新しくはないですけど
「ぴんぽんぱんふたり話」

360 :無名草子さん:03/05/18 13:15
「憂国」最強

361 :無名草子さん:03/05/18 20:19
ああ、残念なことに三島は、ツラガマエが
あまり良くないよね

362 :無名草子さん:03/05/18 22:02
・「夏子の冒険」→三島らしからぬ爽やかさ。
・「夜会服」  →色彩の表現がイイ。

363 :無名草子さん:03/05/18 22:51
左右の人差し指をカギ型にして、
唇の両端にひっかけて、
ぐいっと左右にひっぱった状態で、
「文化防衛論」と言ってみる。


ウンコお〜え〜おん!

364 :無名草子さん:03/05/20 20:44
短編だけど「果実」「朝の純愛」が好き。
特に朝の純愛。すごい話だった。

365 :無名草子さん:03/05/20 20:52
私は「煙草」がいいな。
若き日の三島が慎重になってこの作品を仕上げた初々しい緊張を感じる。

366 :無名草子さん:03/05/20 22:42
短編の「哲学」が好き。
小谷野敦が好みそうな話である。

367 : :03/05/21 00:23
「源泉の感情」ゲット!

368 :無名草子さん:03/05/21 00:46
「仮面の告白」「宴のあと」「金閣寺」が好きです。
「豊饒の海」は読まないではいられないでしょう。
私は中でも「春の雪」が好きです。


ヘンリー・スコット=ストークスの
「三島由紀夫   生と死と」をお薦めします。
意味ある一冊であると思います。
その上で改めて「仮面の告白」を読むと
生き続けようとすると文学的な美意識を
捨てるよりほかなかったとあります。

369 :無名草子さん:03/05/21 09:51
>>349
青の時代では。

370 :無名草子さん:03/05/21 17:00
>>367
次は「尚武のこころ」をゲットしてください。

371 :無名草子さん:03/05/21 17:04
「美徳のよろめき」

372 :無名草子さん:03/05/21 22:02
三島は純文学系統の作品だけでは食えないので
女性週刊誌の連載小説をやっていたらしい。

373 :山崎渉:03/05/22 01:32
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

374 :無名草子さん:03/05/27 06:19
三島由紀夫最近読みはじめたけど、作品多いな。
とりあえず「潮騒」読み終わったけど結構面白かった。
でも、どこが面白いのか自分でもわからない。
誰か語ってくれ。

375 :無名草子さん:03/05/28 15:27
age

376 :無名草子さん:03/05/28 16:02
三国志の小説です宜しく
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1046700921/

※荒らし禁止

377 :山崎渉:03/05/28 16:13
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

378 :無名草子さん:03/05/29 21:31
色男(゚听)イラネ

379 :無名草子さん:03/05/29 23:19
>>374
写真のおかげではなく、自分の力で危機を脱したところ。

380 :無名草子さん:03/05/30 02:00
色男がいなければ、この世は退屈地獄だぜ。

381 :374:03/05/31 08:07
金閣寺、憂国、女神、読んでみた。
鬱になってきた。

382 :無名草子さん:03/06/13 23:47
仮面の告白読んだけど、なんだかよくわからなかった
誰かに「どういう内容だった?」と聞かれても説明できない

383 :無名草子さん:03/06/13 23:54
三島由紀夫と石原慎太郎って似てますね。
運動神経と生命観は違うみたいだけど。
二人とも
左翼=偽善者
美濃部大嫌い
共産党大嫌い
差別主義者
改憲論者
ナルシス
以下略



384 :無名草子さん:03/06/19 17:09
三島はそこまで政治に染まってないぞ

385 :無名草子さん:03/06/22 06:06
左翼?

386 :無名草子さん:03/06/26 21:50
美しい星 ってどうなんですか?

387 :無名草子さん:03/06/26 21:55
>>382
禿同。
初期の三島は変に小難しく文章を書くから、わかりづらい。
仮面の告白なんて男色で自慰ばかりしてるくらいしか印象にないよ。

388 :無名草子さん:03/06/26 21:58
海外では一番読まれてる日本作家ということでいいのかな?

389 :無名草子さん:03/06/26 22:03
>>388
まぁいいんじゃない。
安部公房とかはどんくらい読まれてるんだろ。

390 :無名草子さん:03/06/26 23:01
「葉隠入門」を推薦致します。
三島の書いた部分は約半分ですが、なかなか考えさせられます。
なによりカッチョイイ。

391 :無名草子さん:03/06/27 23:10
>388
川端康成は?
在米だけど、日本人作家で並んでたのは、コレと村上春樹が多かったな。
自分の知り合いのアメリカ人も"The Snow Country"は読んでた。
まぁ、この人は親日家だけど。

スレ違いなので、sage


392 :無名草子さん:03/06/28 02:28
なんで割腹したのか、もちっと働いてほすかった。

393 :色男no、1:03/06/28 02:50
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島作品と三島の存在とは複雑な入れ子構造の裡に成立し、それはなお拡散して三島的物語が世界的現象として氾濫するような事態として、
ポストモダンが言及されるという事もありました。三島存在は殊に誰にも分かりやすい紋切り型の物語パターンの合金ですから、
様々な物語との構造的類似性が指摘されては物語批判の名のもとに、それを相対化、解体するというのが、専らわが国の文芸批評家の仕事に
なっているところがありました。
三島の事件は同時代を巻き込んだところの象徴性を帯びたものでしたから、フロイト主義者は個人的内的要因に還元するという方法を執拗に
反復して来た訳ですが、時間の経過が歴史の地層のように降り積もり、もはや忠臣蔵を精神分析しても仕様のないように、三島も同様の地点に
まで到達してしまうのは、時間の問題でしょう。
http://laspara.tripod.co.jp/
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394 :色男no、1:03/07/01 02:10
こんばんは、みなさん、私が色男です。
村上春樹の新約による「ライ麦畑でつかまえて」が話題になっているようですが、70年代には日本のサリンジャーとして、庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」にはじまる薫君四部作シリーズが話題となりました。
私はこのシリーズについては未読でなんともコメントできないのですが、丹生谷貴志によると、
庄司は福田章二という本名で三島にまず発見され、その影響著しく、「豊饒の海」最終巻でそれが書かれる時点の事象をふんだんに描き込んだ追跡小説であろうとした
「天人五衰」を別の形で実現しようとしたもの、と言う事になるらしいです。
庄司は書き止める事というヴァレリー的な(?)テーマを持っていて、
その四部作の完結と同時に完全に作家活動を意図的に放棄した作家で、その後のピアニスト中村紘子さんの夫としての自適の生活は、ある意味、「天人五衰」の透の絹江との入籍後の生活を彷彿させるものである、
という印象があって、隠遁のサリンジャーとともに70年代型の自意識のある典型があると考えられます。
私なども表現者としては隠遁しているようなものかもしれません。
http://laspara.tripod.co.jp/

395 :無名草子さん:03/07/01 02:30
この上スレで、色男no.1のコテハン使っている人って、社会学者の宮台真司なの?
文体も似ているし、三島に対する強い思入れや、2ちゃんのスレに関わらずの衒学
趣味、上スレ殆ど読んでないから分からないけど、あ、東浩之とか言う文芸評論家も
宮台のコピーみたいな文章書くから何とも言えないけど、でも自分を色男だと勘違い
しそうなのは、やっぱオヤジの方かな?でも、もしパンピーでこの文章だったら、
才能ないなぁ〜・・

396 :無名草子さん:03/07/01 04:28
やっぱり、色男、No1のコテハン使っている人の文章と内容って、
かなり宮台真司っぽいんだけど、誰か本当のことを知っている人いますか?
もし、本人じゃなかったら、奴のエピゴーネンで電波マル出しの最悪の書き手だし、
(ある意味、これは思想と文体の剽窃行為に近くて読み手には結構まぎらわしいし・・)
また、当人であるのなら、何でこんなスレに執拗にカキコしてるのかな?って感じ。
何で、この人にとって三島がそんなに甚大な問題になるのか、私にはたぶん世代的な意味も
あって、知的にも生理的にも全然理解できません。
とゆうか、10代〜30代の人で、三島由紀夫が問題になっているような奴が
いたら、ちょっと笑えると思うのですが・・


397 :無名草子さん:03/07/01 22:25
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



398 :無名草子さん:03/07/04 00:07
ニーチェvs三島由紀夫

399 :無名草子さん:03/07/05 02:59
>>386
>美しい星 ってどうなんですか?

大槻ケンヂのUFO話が面白いと思える人なら、面白いと思うだろう。


400 :無名草子さん:03/07/09 08:04
三島の潮騒がテレビの宣伝にでてたな。
お茶の宣伝だった。

401 :山崎 渉:03/07/12 08:34
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
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    ∧_∧  (  ^^ ) / ..    ┃..     (∨ヘ      |....|: .)   .:::::┃
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|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
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\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛

402 :無名草子さん:03/07/12 15:30
金閣寺読み終わりました。

行動よりも意思が重要だと言ってるのに、
なぜ、溝口は金閣寺を燃やしたのかが分かりません。
解説してください。

403 :無名草子さん:03/07/12 15:39
>>394
こいつ、きはめつけの厨房だね。

庄司薫なんて、あっという間に読めるじゃん。
読まなくちゃ何も始まらんだろう??


404 :無名草子さん:03/07/13 04:36
「金閣寺」「仮面の告白」などで知られる作家、三島由紀夫が(1925-70年)が
やくざの若親分役で主演した映画「からっ風野郎」(昭和35年、大映)で、
三島がカメラの前でポーズを取った20数枚の写真が発見された。
(中略)
今回、入札に出された未公開写真は26枚で、
白い背広姿が6枚、革ジャン姿が11枚、ランニング姿が3枚、上半身裸の姿が4枚など。
たばこをくゆらすものもあり、いずれも30代半ばだった三島の精悍(せいかん)な表情がうかがえる。

全文
http://www.sankei.co.jp/edit/bunka/2003/july/kiji/0710mishimafilm.html

405 :山崎 渉:03/07/15 11:29

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

406 :無名草子さん:03/07/18 01:45
真・三島 由紀夫
http://book.2ch.net/book/kako/974/974688667.html
耽美のスター三島由紀夫
http://book.2ch.net/book/kako/1018/10186/1018611163.html
三島由紀夫パート2
http://book.2ch.net/book/kako/1021/10213/1021390397.html
三島由紀夫Part3
http://book.2ch.net/book/kako/1041/10414/1041422686.html
三島由紀夫Part4
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1051388612/l50
三島由紀夫Part5
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1056230866/l50




407 :無名草子さん:03/07/18 02:36
「からっ風野郎」のとき監督の増村保造に異様におこられたそうだ。
若尾文子が見ていていやんなったって。

408 :無名草子さん:03/07/18 02:52
だって若尾文子の方が身長高いんだからな。
監督とカメラマンの苦労がしのばれる・・・

409 :無名草子さん:03/07/18 03:08
三島出演の映画では人斬りが一番良い作品なのでは。
あの田中新兵衛が濡れ衣着せられて切腹するまでの顛末はどう見ても三島が直接シナリオ書いたと思われるが。

410 :無名草子さん:03/07/18 03:16
田中新兵衛が最初に出てくるところはちょっと笑っちゃうんだが。
たしかにしつこい腹きりシーンは三島の意見が入ってるだろうな。
しかしどうせ腹きりなら憂国のほうがよいでしょ。

411 :無名草子さん:03/07/18 03:29
憂国を観たいのですが、ビデオが出てますか?

412 :無名草子さん:03/07/18 04:33
憂国のビデオは出てないですね。
アメリカからの逆輸入品てのがあるようですが、
ビデオにするには短すぎるのではないでしょうか。


413 :_:03/07/18 04:47
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

414 :無名草子さん:03/07/21 04:20
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835159&tid=cbfhfea4na59a5bfa1bcbb0egm35aaiw&sid=1835159&mid=1&type=date&first=1
耽美のスター三島由紀夫





415 :無名草子さん:03/07/22 06:29
仮面の告白買った。今から読むぜ。

416 :無名草子さん:03/07/22 22:18
このあいだの12歳が起こした殺人事件で「午後の曳航」を思い出したが、
あの事件には欲望はあっても美学がないなあ。

417 :無名草子さん:03/07/23 01:04
憂國観たい!
わが友ヒットラー公演観たい。
自衛隊でのアジ演説の一部始終見たい。
神秘のヴェールに包まれていますなぁ、三島由紀夫は。


418 :無名草子さん:03/07/25 01:21
☆★☆三島由紀夫etc関連スレ☆★☆ http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1059056046/l50
●●三島由紀夫「午後の曳航」●(())● http://etc.2ch.net/test/read.cgi/employee/1057900828/l50
三島由紀夫って馬鹿みたいに死んだねw http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058931089/l50
三島由紀夫「美しい星」はオールタイムベストSFだ! http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/1056469173/l50
三島由紀夫の首 http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1058856149/l50
●読書の部屋●三島由紀夫「午後の曳航」● http://etc.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1057899170/l50
【芸能】うほっ!いい写真・・・三島由紀夫の未公開写真が26枚発見、一般公開へ http://news2.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1057852794/l50
【三島】三島由紀夫について語りませんか【由紀夫】 http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1058356865/l50

419 :無名草子さん:03/07/25 01:27
今『禁色』読んでるよ。
う〜ん、なんとも魅惑的…。

420 :無名草子さん:03/07/29 22:21
檄文
http://www.aliceinwonderland.com/library/japanese_files/mishima_peptalk.html

因みに「檄を飛ばす」というのは激励することだと思っている人が多い。
スポーツ記者が好んで使う。「星野監督は選手にゲキを飛ばした」など。
しかし高島俊男によると、もともとは「遠くの見方に呼応を呼びかける書信を発すること」
なのだそうです。そこから「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求める」という
意味になっていった。目の前にいるやつを叱りつける意味で使うのは誤り。

421 :無名草子さん:03/07/31 05:34
         ∧_∧
         (´Д` ) <この挙に出たのである・・・
         /  y/  ヽ
    Σ(m)二フ ⊂[_ノ
        (ノノノ | | | l )


422 :無名草子さん:03/07/31 14:28
三島由紀夫って、結婚はしてたんですか?
考えてみたら、プロフィールに関して全然知らない…

本名が平岡公…なんとかっていうんですよね?

423 :無名草子さん:03/07/31 22:51
>>422
してましたよ。
映画「MISHIMA」が日本で公開できなかったのは奥さんが反対したからです。
何年か前に奥さん亡くなりました。
本名は平岡公威(きみたけ)です。

424 :ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:25
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ

425 :無名草子さん:03/08/05 03:47
仮面の告白、金閣寺をよんでますが、難しくてスーっと頭に入ってきません。

426 :無名草子さん:03/08/06 01:37
あげ

427 :無名草子さん:03/08/06 01:42
今日はこれ!
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

428 :無名草子さん:03/08/06 04:17
俺は文体が受けつけなかったな
自分酔いしてるやつ見てるようで

429 :無名草子さん:03/08/06 14:15
この人、海に関する記述がかなりあるけど
生前はどこに住んでたの?
横浜とか神戸とかの港町かな?

あと、結婚とかはされてたんですか?

430 :無名草子さん:03/08/06 14:38
三島ってただのキチガイ野郎だろ。
神格化する奴の気がしれん。

431 :無名草子さん:03/08/08 17:49
一般人より、基地外の方が貴重。

432 :無名草子さん:03/08/09 01:11
>>425,428
今わかんなくても、そのうち頭が付いてくるようになるよ。
中一のとき「仮面の告白」読んだ時は、何言ってんだか分からなかった。
ちなみに、三島由紀夫の中一時代の愛読書は「悲劇の誕生」(ニーチェ)だったそうな。
>>429
筋金入りの「山の手」っ子です。
信濃町、四谷、松涛、と住んで、自分は大田区南馬込に家を建てた。


433 :色男no、1:03/08/16 10:46
漱石においてさえ、近代人の分裂、両義性の問題はあったんだよねえ。明治20年代から近代文学の内面が現われ出てきた訳で、柄谷行人も同時代において乃木将軍の殉死さえアナクロニズムと見られた、とどこかで言ってたよ。
物語批判は性格なんか近代の問題じゃない、内面は基本的に分裂を孕むもので、一貫した性格を描写し得ないところにジャンルとしての小説の近代性があるんだ、というこの30年来耳にたこが出きるほどに繰り返された言説があるね。
それでね、三島は小林恭二なんかの見るところによると、骨がらみの二十世紀最大の近代人と言う事で、三島作品は内面と性格の対話劇なる批評空間で、二項対立が統一されようとする物語批判なんだね。認識と行為とかいうやつね。
文学の次元でこんな事やってる人が生活の次元で「性格」足らんとするんだよね。江藤淳とか慎太郎とか同時代の付き合いあった人たちは、偽者だよと楽屋裏を暴露しようとするけど、福田和也みたいな切腹以後の世代は、
内面の不在証明に成功した一個の「性格」を見る訳。この「性格」が厄介なシンボリズムで、政治的リサイクルを失効化させようとする人は、三島の性的人間の側面をフォーカス、フライデー(覗いて)して、切腹以前の分裂を
呼び戻そうとする。漱石には脱活字世代にアピールするような「性格」もなく、胃潰瘍に吐血するようなモダニストの内面しかない訳。大衆にアピールできなければ革命は成功しないよ。ナチスでもそうだけど、
メディア操作するようなシンボリズムがないとね。
三島の革新性とは、もはや文学が自明のものではない領域において、大衆動員する演劇的空間を創出した点につきる。
http://laspara.tripod.co.jp/


434 :無名草子さん:03/08/31 01:02
うーん、今の世の中、基地外が普通に、
普通が基地外になってるからなあ。
勿論、基地外な基地外もいるんだけど。
三島の言ってる事はマトモだよ。

あのコンプレックスの固まりみたいな性格はチョトヤだけど。
完璧主義から来るんだろうけどね。


435 :無名草子さん:03/08/31 01:04
下がってるし、あげとく。

436 :無名草子さん:03/08/31 02:51
あげ

437 :あふりか:03/09/06 01:01
20年前のこと。
アフリカの某国を旅行中、こんな所から??という名も無い田舎駅からむちゃくちゃ汚れた白人青年バッグパッカーが乗車して来ました。
おそらくその電車の中での唯一のアフリカ以外の人種の私を見かけると、横のおじさんと交渉して私の横に座りました。
2、3時間あれこれと話をした後、ザックから1冊の本を取り出して読み始めました。
それは英語で書かれた日本文学に関する研究書でした。「そのうちの約4分の1が三島に関するものだ」と教えられ、改めて三島由紀夫の偉大さを知ったのでした。

438 :色男no、1:03/09/06 10:24
こんにちは、みなさん、私が色男です。
日本文学における耽美という問題について考察するならば表現者たる主体は、美をあくまでスタティックな他者として認識するようなところがあって、谷崎や川端は特に美しい日本なるものに主眼があって、
海外市場を意識したオリエンタリズムという批評が、今日的にももっともらしく議論の的になったりしています。
ところで三島の場合、いわゆるギリシア体験以後、死刑囚にして死刑執行人を以って任じ、美を創造するものが同時に美それ自体である、という矛盾を自己の存在論的課題として背負い込むようになります。
祖母、この深情けの恋人との長い蜜月関係が幼い三島に現実にも勝る美的世界の中に自閉する事、
それを耽溺する事の頽廃的な悦楽を教えて、三島にとっての外部=現実に関わる事を困難なものにしたのでしょう。蒼白い貧血気味の子供は祖母の選んだ女の子の友達とだけ遊んで、
絵本などからいつしか同一化の対象として、美しく殺される王子という主題を自らの観念の裡に育んでいきました。祖父を官僚故に
嫌悪したというよりは、兵庫県の成り上がり者であるという出自を忌避したのではないかという説の方が、三島の耽美趣味からは理解しやすいでしょう。60年安保以降の文学外の領域への進出、
肉体改造から政治表現まで、現実にコミットする上でもなお、美は三島自身の問題であり、
「ニヒリストが絶対主義の政治に陥らぬために、「美」がいつも相対主義的救済の象徴として存在する、(略)美は、ともすると無を絶対化しようとするニヒリストの目を
相対性の深淵を凝視することに、連れ戻してくれるはたらきをするのである。」(新ファッシズム論)三島の行動哲学の
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
http://laspara.tripod.co.jp/




439 :無名草子さん:03/09/06 10:51
三島に関する古本を集めようとすると、奥が深すぎて手に負えない。
それに欲しい本は軒並み値段が一桁違う。なぜにこんなに人気が
あるのか。

440 :吾輩は名無しである:03/09/07 12:23
初版本を全部集めると、家一軒建つと昔から言われてる。

441 :無名草子さん:03/09/07 19:24
短篇の最高傑作は「剣」でしょう。
中学生のとき初めて読んで、しびれた。
以降、何度読み返したことか!
短篇では他には「憂國」「サーカス」「橋づくし」などが好き。

442 :無名草子さん:03/09/07 20:02
講談社の短篇全集、買ってしまったYO!
大事に読んでいこうっと。

443 :無名草子さん:03/09/08 21:52
猪瀬直樹のペルソナ読んだよ。
急に三島が狂い出した原因がよくわからなかった。

444 :無名草子さん:03/09/11 19:14
>>443
あれは数ある三島本の中でも最低の本です。捨てましょう。
村松剛の三島本は感情的にホモセクシャルを否定する傾向はあるものの安定した評価のある一冊です。

445 :無名草子さん:03/09/13 02:26
>>442
あの、銀色の箱入りの?
オレも以前、全巻揃いで、横浜そごうの古本祭り(?)で購入。
大事にしすぎて、読んでないです(笑)。
読むのは専ら文庫で。

446 :無名草子さん:03/09/13 02:39
週刊現代の三島由紀夫緊急特集号持ってます。

447 :無名草子さん:03/09/13 03:14
>446
まあ!うらやましいです

448 :色男no、1:03/09/15 07:52
終りなき日常における覇者としての官僚性、現実に自足して正確に対処する能率優先主義が政治家に求められる資質であり、
いわゆるニヒリストは現実に価値を見出せない虚無論者として、ロマン主義者とはまた別の意味で反政治的存在と言えるでしょう。
ですから、ここで問題設定する場合、ロマン主義とニヒリズムは反政治的資質において共通項の見出せるものと位置付け、
官僚型秀才はリアリストである故に現世の競争原理の中で支配者階層を形成し得る、と考えればよいでしょう。
「政治的人間とはどうあるべきかといふ考察が、つぎつぎと私の心の中に生まれた。私は何かといふと、私はニヒリストである。
しかし幸ひにして、私は小説家であって、政治家ではない。」これは「美の襲撃」というエッセイの中にある三島自身の言葉ですが、
三島が極端な反政治主義者であると自己規定して慎太郎のように国政選挙に出馬するなどの政治参加をしないのは、
もし自分が政治家となれば岸信介のような、あるいは大きなニヒリストであるヒトラーのようなタイプになるであろう事を
あらかじめ分析し、それを自らに禁じたのでしょう。三島にとって栄光とは破滅の美学以外のなにものでもない訳ですからね。
ところで、慎太郎は三島の死後になって、三島は選挙に出るつもりで、その準備もしていたが、自分が三島より先に空前の得票数
で参院選に当選したので、政治家になる道を断念したという事をいろいろなところに書いていますが、私の知っている限りでは
三島自身のエッセイなど公式の発言としては、そのような事実はないようなのです。もっとも慎太郎は同時代に三島と
交際できた特権で、非公式に三島の本意を聞いたのだと強弁するのでしょうから、私には反論の材料はありません。
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449 :色男no、1:03/09/23 22:21
三島は中村光夫との対談で次のようにも語っています。──荷風の日記は美しい、よい文章であるが、あの現実蔑視というのはモーパッサン以上のものだ。その現実蔑視から荷風は痩せているんだが、自分もそれに共感を感じるから困る。
自分の筋肉は人工的なもので嘘だ。──私が少し編集しましたが、三島はこのような事を語り、自分がニヒリストである事を自白しています。
次に自意識過剰は自己評価の低さからくるか、という話に移りますが、これは完全に三島と太宰を同族として一括する論旨になっていると思います。絶えず他者の視線の中に自らを露出し続けた三島としては、どんなにハードな管理社会が
到来したところで、24時間完璧にスタイリッシュな立居振舞いで応戦した事でしょう。昔から三島嫌いという人の中には、こういったキザな部分が許せないという人が多いんですね。腹が出てくるのは末代までの恥だといい、プール
サイドから中年太りした奥野健男の肉体を見て、豪傑笑いするような人だったようです。自分と同様の資質を持つ太宰に対する嫌悪というのは、太宰が自らを道化にしているところですね。道化というのは、だいたいヒーローの引立て役
で太鼓持ちですよね、太宰は悲壮美の人、イエス、キリストの太鼓持ちです。三島の美意識というのは、自らの肉体から不随意筋及び脂肪を駆逐するかのように、同情を引くような自己憐憫や笑いを駆逐する事にあり、文字通り、
自らの存在にヒーローを体現する事にあるんですね。誰か他者の太鼓持ちなんて死んでもやらないという、強いこだわりがあって、政界なんかに身を置いた日には金に体を縛られて、美意識なんて言ってられなくなってしまう。
江藤淳に無意識過剰と呼ばれた慎太郎は、三島のポートレートに辟易する訳ですが、最後に三島の絶対に美しい写真を見たといいます。それは大自意識家である三島が誰の視線も感じる事なく、その無意識を露見させて、
市ヶ谷の総監室で学生達を指揮しているところを隠し撮りした写真で、慎太郎はそれをさる警察官僚から見せられたといいます。
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450 :無名草子さん:03/09/23 23:06
三島が気障というならば、彼自身はまことに見かけが映えない
人物ですよね。ちびで貧弱で、典型的な勉強だけの人間。
眼鏡をかけたひ弱な男を軽蔑するようなことを「仮面の告白」で
述べてるけど、あれは彼自身ですよね。
クーデターもどきもねえ。意味がわからない。
そもそも、彼は親のこねを使いまくって、徴兵逃れに奔走したわけ
ですよ。これは文学板や日本史板でも何度となく討議され、
学友の証言では、これへの懺悔が晩年の狂い方につながったように
いわれてますけどねえ。
自分がふにゃふにゃのインテリで兵役逃げときながら、
「経済的繁栄にうつつを抜かし、精神的にからっぽになってる」
もないもんだ、というのが普通の考え方でしょう。
しかも、あの「楯の会」だって、要するに実態は男色集団・稚児集団
では?
文学者としては知らないが、というよりは、このように矛盾に満ちて
反面非常に卑怯な人間であったからこそ文学ができたのかもしれない
が、人間としては最低と思いますね。

451 :無名草子さん:03/09/24 00:28
>>450
> 文学者としては知らないが、というよりは、このように矛盾に満ちて
> 反面非常に卑怯な人間であったからこそ文学ができたのかもしれない
> が、人間としては最低と思いますね。

もう一度、「仮面の告白」を読み直してみる事を強くお勧めしますよ。
今度は「読んで」みるといいと思います。

452 :無名草子さん:03/09/24 08:35
「読んで」ねえ。
内容のないことにこういう言い方をするのは、いかにも文学少年であって、
「仮面の告白」なんてのも、文学少年の作文にすぎない。
大人になってから読むのは馬鹿馬鹿しい代物だよ。
「花盛りの森」なんかもっとひどい。

そんな風に話題をすりかえてレトイックでごまかそうとしないで、
三島のやったことを冷静にとらえようとはしないのかねえ。
まさか、ああいう自決が「自分の美意識に殉じた」などと思っているのでは?

アングロサクソンの作家はホモが多いのは暗黙の了解だから、
英国なんかで三島が紹介されると、もう男色にばかり焦点が当たってね。

三島さん自体は、文章もうまいし、物の見方も醒めてたよ。
すぐれた知性の反面、なんであんなに馬鹿なことをしでかし、
人間としてはまことに卑怯だったのかなあ。
猪瀬氏などが、少しずつ暴いてますけどね。
たとえば、知られてるように、処女出版だって、祖父筋に頼んで
物資不足の当時、紙を回してもらうことによってできたことだからね。

君は「仮面の告白」読めば解決すると思ってるの?
幼稚だね。十代か?二十代後半以降なら、こんな馬鹿馬鹿しいこと言わないよね。

453 :無名草子さん:03/09/24 22:24
何が解決するんだろ?
解決?

ああ、推理小説でも読んでるのね、ミステリーとか。

454 :451:03/09/24 23:04
>>452

ああ、仰る通りアホ丸出しですね、自分。仕方ない。
もっと親切に書くと、450で書いてある事には全て賛成ですよ。
451では、遠回しに「お前ほとんど読まないで書いてるだろ?」って言いたかったんですよ。
で、一つ疑問がありますす。
例えばここ、

> 眼鏡をかけたひ弱な男を軽蔑するようなことを「仮面の告白」で
述べてるけど、あれは彼自身ですよね。

これって、読めばすぐ分かる当然の事ですよね、
どうしてわざわざこんな誰でも分かっている事を
大仰にお書きになったのか知りたいです。

あ、それと、
> まさか、ああいう自決が「自分の美意識に殉じた」などと思っているのでは?
そんな事思っている奴、今どきいないと思いますよー。
だからどうぞ、ご心配なさらずに。

455 :452:03/09/25 10:32
まあね。だれが馬鹿かなんてどうでもいいけど、
たしかに読んだのは、もう20年以上前ですよ。
大仰に引用たって、なぜ私小説のような告白体の小説で、
自身を槍玉にあげるのか、まったくもって不可解だったもので。
だって、いくら気障でかっこつけたって、彼の本質はその
(仮面の告白で馬鹿にしている)「眼鏡をかけたひ弱な男」でしょう?
それもいいけど、>>450は直前の色男氏の発言を受けたものですよ。
要するに、三島が気障でスタイリストってったって、
あんなんじゃかっこつけられないでしょ。
おなじひ弱な人でも、石原慎太郎みたく、体格がよくてそこそこハンサムなら
それもできるけど。
三島は全盛期には映画なんかに出てたけど、ちびだから映えないこと
このうえなかったね。
まあ、それくらいにしててくれればよかったんだけどね。

456 :無名草子さん:03/09/25 14:43
「美しい星」読んだ。
正直かなり苦労した。なんか、登場人物が気持ち悪いんだもん。

457 :無名草子さん:03/09/28 17:27
仮面の告白の最初の最初のほうで、
汚穢屋というものを私は誤解していたのかもしれぬ。
ってとこの意味が分からないんですけど、
どーゆーことなんでしょう。
ストーリーとは別に何の関係もないんだけど、
意味のない細かいところを気にする性質なもんで、教えてください。

458 :無名草子さん:03/10/03 03:12
「花ざかりの森」を16歳で書いたって知って
この人には誰もかなわないとオモタ10代の春

459 :無名草子さん:03/10/03 09:25
でもあれ、どれだけ恩師の筆が入ってるんだろう。
10代はだまされるよな。
作者もだましたかったんだろうし。

460 :無名草子さん:03/10/03 11:06
>>459
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工 そうなの?
花ざかりの森16歳で書いた凄い人って印象が強くて
未だに騙されっぱなしで日本人作家は三島1番オモテた
まぁ、他の作品も好きだからいいけどさ(´・ω・`)

461 :無名草子さん:03/10/03 16:08
小説は読む気がしないので、三島の小説以外の本を紹介してください。

462 :無名草子さん:03/10/03 17:06
「不道徳教育講座」ですかね。
騙すっていえば、あの処女出版も天下ってた祖父に紙を都合してもらえたから、出版できたんでね。
そりゃ、本のない時代に10代の作品が出版できりゃ目立つでしょ。

463 :無名草子さん:03/10/03 19:47
http://product.esbooks.yahoo.co.jp/product/product/detail/author?accd=31166929

464 :無名草子さん:03/10/07 14:00
三島ってあれだけ凄い人物なのに、現在社会では「げてもの扱い」なのか、抹殺されてる
印象を受けるんだけど思い過ごし?
漱石なんか、よく書店で「漱石特集」とかいう形で店頭にズラリ並べられたり、安心して
売り出せる要素があるように感じる。 その点、三島は損してる感じがする。
やはり抹殺されてるのかね? ちょっと特殊なモノという感じで。
漱石なんか今じゃお札の顔にまで登場してる。そういう一般性を殺してしまったのが三島の
もったいない所だと思う。俺的には漱石等と共に、日本人作家の間違いなく3本指に入り、
その中でも上位2番には絶対食い込んでる評価があって当然の作家だとは思うんだが。
俺としては45歳で自決なんかせずに、一旦、突然の断筆宣言でもして沈黙してた方がよかったように思う。
それで10年ぐらいたって、55歳三島が、突然復帰するんだよ。そえからは円熟期の物語を
見せてくれる。 この方が面白かった。 評論だって、一気にいろんな事、溜めてあったの語るんだよ。
そんな三島が見たかった。

465 :無名草子さん:03/10/07 14:02
大騒ぎで自殺したホモを抹殺するのは当然

466 :無名草子さん:03/10/07 16:06
断筆宣言後、芝居や脚本に色気を出して、
あげくのはてに駄作映画を作るはめになっていたかもしれないぞ。

467 :無名草子さん:03/10/07 18:28
>>464
だから、>>465みたいなのばっかりなんだよ。
気持ちはよくわかるけど、仕方ないよ。

468 :464:03/10/08 14:19
>>465-467
そうですか、私はまだ三島歴浅いものなんで。でも、今の時代に「三島のような人物が
いたのか」って、遡って知っていくのは、なかなか面白い。

河内書房から平成2年に出たムック本「三島由紀夫」を古本屋で買って最近読んだんだけど、
その中で、当時20代だった山田詠美へのインタビューが面白かった。
三島の「性」に関する事を凄い視点で語ってる。「彼は絶対バイセクッシャルだった。女性の
持つ心理はを見事に書いてるのは彼がホモだからゆえ・・」とか、「三島の性癖とかそういう点
での真実は、友達は知ってるんだろうけど、まだ言えないんじゃないかな。バラされるのに死後
50年はかかりそう」とか。
う〜ん、今まで真面目な三島論ばかり見てきたが、山田詠美のは一味違う。こういう方が本質を
ついてそうだ。他にも石原慎太郎と野坂昭如の三島に関する対談もザックバランで面白い。
三島について語るのを読むのは面白い!


469 :無名草子さん:03/10/08 15:18
まあさあ、言ってることはわかるし、
三島は優秀な作家だったとも思う。
(「花盛りの森」「仮面の告白」みたいな文学少年の作文は全然だめだが)
だけれども、人間としては最低だよ。
戦時中は、親のこねまで使って、徴兵逃げまくって、
平和になって、絶対に戦争起きないのわかったら、
クーデーターで自衛隊に決起を促すもねえもんだ。
意気地なしだよ。ひ弱なガリ勉お坊っちゃん。
自衛隊が決起して、軍国主義国家になって、戦争にでもなったら、
真っ先に逃げるホモ、ってとこだろうね。

470 :無名草子さん:03/10/08 17:14
>>469
何回同じこと書いてるんだ?
否定するなら、もっとましなやり方知らないのか?
もしかして、まっとうな教育受けられなかったのか?
そうならば、同情するよ。がんばれ。

>>468
三島について語るのを読むのは、確かに面白い。
あ、それと、三島の対談集で、慎太郎や野坂との
対談が入ってるやつがあったんだけど、それかなりいいよ。

471 :無名草子さん:03/10/08 22:29
>>470
お前、反論できてない。
教育受けてないのはお前だ。
もっとも、教育受けてても、三島みたいな馬鹿がいる。
お前は教育受けてないから、教育受けてる馬鹿に憧れてるんだろう。

472 :無名草子さん:03/10/08 22:31
>>470みてえのこそ、自衛隊にぶちこんで、
根性根っから叩き直せ。


473 :無名草子さん:03/10/08 22:34
>>470
ましもなにも、兵隊逃げてた奴が
自衛隊にクーデター決起ってだけで異常だろうが。
お前、どう言い訳する?してみろよ。

まあ、兵役逃げ回ったクリントンが大統領になれた
ってこともあったけどさ。

おまえ、そんなこともわかってねえだろう。
正論言われると、むっとする小学生みたいだな。

474 :無名草子さん:03/10/08 22:42
それにしても、「不道徳教育講座」みたいに良識的でまともなこと書いてた人が、なぜあんな馬鹿なことするんですかね。
あの中でも、「できるだけ迷惑な自殺しなさい。そうすれば結局自殺しなくて済むから」みたいなこと書いてたのにねえ。
人間の複雑なところか。作家としては優秀だったと思いますよ。石原慎太郎は優秀だと思えない。一発屋のポルノ作家だと思うけど、三島さんは優秀ですよ。
石原さんも、ずいぶんと虚弱な人間と思うけど、それでもしぶとく生き残っている。三島と石原って同タイプと思うが、何が生死を分けるのかなあ。

475 :無名草子さん:03/10/09 11:52
>>469>>471-473
物事を一つの側面からしか見ることのできない可哀想な人のようですね。
言動からそのように感じました。
三島に対する攻撃の仕方や>>470に対する攻撃の仕方などなど。
物事を多方面から見ることができたら、もっと文学を楽しめますよ。
まぁ、高等教育を受けたからとか教育を余り受けられなかったからとかは関係なく、
持って生れた感覚的なものなので難しいとは思いますが、
これからでも遅くはないと思いますので頑張って感性を磨いてください。


476 :無名草子さん:03/10/09 13:38
だから、同じ事書いてるんだから、同じ奴なんだよ。
475は優しすぎるよ。
ニヤニヤ笑いながら書き込んでるような奴に。

477 :無名草子さん:03/10/10 14:25
>>474
その、三島と石原は似たタイプとして同一でくくる意見よくあるけど、それはそうかもしれ
ないけど。断っておきたいのは、スケールの面では違いすぎるという事。
明らかに三島の方が4倍は上。文学面でなら三島の方が20倍上。
別に石原を嫌いではないが、彼はホントたまたま芥川賞取って時流に乗っただけで、
作家としての力量は実際無いから。

478 :無名草子さん:03/10/10 15:26
色々三島が自決した理由が言われてるけど、
ここのスレの人はどう思ってるの?

あんなに頭のいい人が革命なんて本気で信じてたとは思えないのですが。


479 :無名草子さん:03/10/10 19:44
馬鹿がひとりいるな。もちろん>>470=>>475=>>476のことだが。
三島と三島事件の実情知らせれてよほどショックな中学生だな。
日本史板では、この問題はかなり詳細に議論されたよ。
あそこは大人だからね
まあ、こういうのは放置としても、
三島と三島事件の詳細については、あちこちにいいHPあるよ。
>>470=>>475=>>476もまずその辺から勉強してみることだな。
例えば、http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/misima.html
三島の男色は偽装だったとする新説。なるほどと思わされるものがある。
それから、>>477さんには大賛成だ。
でも、その石原は田中康夫と比べられるの嫌がって、
「スケールが違いすぎる」ってんだぜ。
笑えるだろ?

480 :無名草子さん:03/10/10 19:58
過去ログ見ると、どうやら女性が徹底的に三島叩いて、
男性は中立で、
おかまさんが擁護してますね。どうして?

三島の男色は偽装?
でも、彼が亡くなって少しした頃、ワイドショーに三島行きつけのラブホテルの元従業員だかが出て、「先生はよく(男性と)ふたり連れできてました」と証言してたよ。
普通、ああいうところは男性ふたりでは入れてくれない。やっぱり特別待遇だったんだろうなあ、きっと森田必勝あたりとも、ああいうところで熱い関係を持ってたんだろうな、と思いました。

481 :無名草子さん:03/10/10 21:36
日本史板にも書いたけれども、松本清張が、「三島は実社会の体験がなかったから、観念的にしか書けなかった」旨の、露骨ではないけど、かなり否定的なコメントしてましたね。
清張のバックグラウンド考えれば、彼がこう考えるのは当然でしょう。対照的なふたりですね。

あと、ドナルド・キーン氏と、どこか田舎の旅館に泊まって、虫の声が聞こえてくると、「あれはなんだ?」と聞かれたキーン氏がおったまげたってエピソードもある。
なんと虫の声も知らなかったと。いくら過保護だって、あの自分、官舎でも虫の声くらい聞こえたと思うけどなあ。
どういう教育されてたんだろう。

いずれにしろ、彼は自分のことが大嫌いだったんですね。
ナルシシズムも、それをカバーするためだし。目立とうとするのも劣等感をかくすため。よくある行動ですな。反動形成でしたっけ?
あまりに俗人になりすぎて、それで嫌われていったことも自決の原因なのかな。あの頃になると、かなり孤独だったはず。
それもこれも、彼自身が招いたことではあったのですが。

482 :無名草子さん:03/10/10 23:22
>>479
>>475ですが人物像についてではなく
文学についていったつもりなのですがご理解いただけないようで残念です。
お気の毒です。
馬鹿は1人ではありません。
あなたが言っていることは既に知っています。
ここ見てる人はみんな知っていると思いますよ。
あなたを見ているとこちらが恥ずかしくなります。

483 :無名草子さん:03/10/11 08:44
>>482
人物像と文学について分けて考えろには賛成だよ。
でも、君はそういう風にはいってなかったね。
それなら、その時点でそういえばいいんだよ。
指摘されて、あとからとってつけた意見をいってる君が恥ずかしいよ。
まあ、無知は許されるべきだろうし、だからこそ三島なぞに耽溺できるのだろう。
お前に才能があれば、三島みたくなって、最後には自滅するだろうが、
その程度のどたまじゃ、三島に洗脳されてるくらいで人生終わりだな。
まあ、そのほうが他人に迷惑かけなくていいけどね。
せいぜい頑張ってくれ。


484 :482:03/10/11 13:25
>>483
ここは一般書籍板です。また>>475では「文学」と書いていますし、「感性」などに触れている点から、
文学について述べたものとご理解できると思っていました。
日本史板と勘違いされていたのでしょうか。
それとも、読解力・理解力が不足していらっしゃるのでしょうか。
読解力については沢山本を読めばおのずと身に付くものですので、がんばってください。
沢山本を読めば「行間を読む」という言葉も理解できると思います。
三島作品を1冊も読んでいないようですが1冊ぐらい読んでみるのもいいかもしれませんし、
他にも世の中にはたくさん面白い本がありますよ。
理解力についてはなんといったらいいのか・・・
理解できなかったり、不愉快に思うならかかわらなければいいのではないでしょうか。
ただ、>>483さんが早起きだという点においてはすばらしいと思います。

485 :無名草子さん:03/10/11 14:05
作家について、小市民の道徳を当てはめるのはどうかな。
ロックスターだって、大麻吸ってつかまると干されるけど
覚醒剤で死ねば英雄だからね。

まあ、482さんは、実像を知らされたばかりで、
かなりパニックになってるけど、
年が行けば、「ああ、あの時は若かったなあ」と思うようになるってものさ。
若いうちは、出版者だとか、提灯評論家を盲信してて、
あとで大人になって振り返ればはずかしいってことはよくある。

作家がうそつきなのも当たり前でね。
ヘミングウェイだって、あの自己のマッチョイメージ、全部フィクションで
戦争で勇敢な行為をしたような記述も、全部うそだったじゃないか。


486 :無名草子さん:03/10/11 14:10
いずれにしろ、若い奴に三島の実像を教えてやるのは大切だけど、
そんなことして世の中少しもよくならないさ。
いつの世も、まがいものがはびこるもんでね。
そんなの気にしてもしかたないよ。

三島は文章は達者で頭もよくて、作家としても一流だったけど、
(だから、なのかも)人間としては、まったくもって破廉恥で
どうにもならない与太者だったってことでね。

まあ、482さんは、今はショックだろうけど、あと5年したら
483さんの立場に回ってるだろうね。賭けてもいいよ。
このスレッドの過去の書き込み見ても、何も知らなかったようなのに、
「そんなことは知ってた。知ってていってるんだ」と強がって、
知ったかぶりしたり、理解力だなんだと話を逸らすのは感心しないな。
まあ、それだけ今回、三島の実像を知ったのがショックだったんだろうね。

487 :無名草子さん:03/10/11 15:01
>>482君は文学板逝ったら?
ここは一般書籍板だから、何書いてもいいはず。
それが不満なら、文学板に逝けばいいでしょ。
君の趣旨は文学板にふさわしい。

488 :無名草子さん:03/10/11 16:08
>>485-487
幼稚でおごり高ぶった人ですね。
あなたに言われずとも人物像については知っている人は知っていますよ。
本当に見ていて恥ずかしいです。
なぜそんなに三島の人物像に固執するのか理解に苦しみます。
何を書いていいといいながら文学板に行けと言っている矛盾点についても
理解しがたいですね。

489 :木乃美いちご:03/10/11 16:23
三島由紀夫って自己愛製人格障害らしいよー。
ま、わかりやすく言えば自分大好き人間の極ということだね♪

「自分が主人公癖」が人一倍強いのがよんでて伝わってくる。
だいたい、刀で切腹自殺したのも劇的な最後を迎えたい自分が主人公癖が強い証拠でしょ。

490 :木乃美いちご:03/10/11 16:28
特別な存在になりたい気持ちが強くて、
そういう作品が評価されて(社会的価値観の見方では)特別な存在になったのだ。

491 :木乃美いちご:03/10/11 16:29
三島好きも、だいたい三島と似たような人なんじゃないの?
どこか「自分が主人公癖」とか「特別な存在になりたい願望」があって…
だから自分と感性の似た人を崇拝し、正しいことを言っていると肯定するんじゃない。

492 :無名草子さん:03/10/11 16:51
ところで皆、好きな短編は?
俺は「百万円煎餅」。

493 :無名草子さん:03/10/11 17:37
なんか分別くさい中年が青い文学青年に説教するといういやな展開だね。

494 :無名草子さん:03/10/11 17:42
>>491
大いに賛成だね。彼らのあいだでは英雄なのかな。
だからヒステリーな反応(>>488みたいな)するのかな。
言われるばかりで、一回もまともに反論できてないもんね。
すごく幼稚な反論、いや反論になってないでしょう。
今、必死になって三島像を勉強している最中で、おそらく勉強し終わる頃には、かつての自分のような文学少年を罵倒するようになってるんでしょうね。
学生運動で暴れた活動家が、年取ると若い奴を馬鹿にするようにね。
三島の現実の姿を特集してるサイトの主催者もそろって年齢層高いですし。

495 :無名草子さん:03/10/11 17:47
三島だからこの程度ですんでるが、太宰でやったら大荒れするぞ。
三島と太宰の逸話の真実知ってる人いるかい?
直接会った時に、三島が、「あんたは嫌いだ」と言ったら、太宰が、「でも、ぼくらはまったく同じタイプの人間じゃないか」って言ったってんだが、これちょっとできすぎてるよね。
うそくさい。その辺の詳細を知ってる人。

496 :無名草子さん:03/10/11 18:39
冷静な議論を望むよ。
人格障害はいいけど、それがどのように作品に反映されているかといったようなね。

497 :無名草子さん:03/10/11 18:49
>>494
>>491については人それぞれといったところでしょう。
三島だけを読んでいるわけではありませんしね。
三島の人物像については何度も言っているように知っています。
>>494さんが覚えたてで誰かに言いたいことは分かりました。
でも知っていることをあれこれ言われても・・・といった感じなのですが。
反論についてはどの点に求めていますか?
こちらも一切反論して頂いてないので残念です。

498 :無名草子さん:03/10/11 20:14
金閣寺を昨日読み終わった。あんまり面白いとは思えなかった。

499 :無名草子さん:03/10/11 20:27
>>480さん
そういう話、面白いですね。今現在から遡って「三島」を知ろうとしてもすでに神格化
されたムキがあって、そのような生々しいエピソードとか、当時の人が抱いてた皮膚感覚的
なものまでは、知る事が出来ないんで。

あと、三島は太宰よりもむしろ松本清張を毛嫌いというか排斥してたらしいっすね。興味深い。

500 :無名草子さん:03/10/11 21:16
なんかこのスレって「俺の方が三島に詳しいよ!」ってムキになってる人ばっかですね。

501 :無名草子さん:03/10/12 01:00
>>500
そーねー。まあ、2ちゃんだからねえ。
もうちょっとマターリ話もしたいね。

502 :無名草子さん:03/10/12 08:41
>>499
生前からねえ、三島は色物・際物扱いはあったよ。
だから、あの市ヶ谷に行った時も、「またか」と思ったくらいだ。
今で言えば、バラエティ番組の行き過ぎたパフォーマンスが顰蹙買うことあるけど、あの類かと思った。
もっとも、あれは最初は「右翼数名が自衛隊に乱入し」と報道されていて、三島率いる楯の会だとわかるまでには時間があったね。
「何やってんだろう」と笑って見てた人が大半だったと思う。
それがあの自決だからね。驚いたね。
おまけに、週刊誌には窓から映したはちまきまいた三島の首が床に転がってる写真もあったしね。

503 :無名草子さん:03/10/12 08:47
神格化というか、今までのここの書き込み見ると、>>499さんと同年代なのかなあ。ずいぶんと観念的ですね。
皮膚感覚というか、実際の生前を知ってたものからすれば、違和感ありますよ。
どういったらいいのかな。
ぼくらが三島に抱いてたイメージは「ビートたけし」で、神格化されたイメージは「北野武監督」みたいなのかな。
ほんとうに、今でいえば、どうかすると、あの叶姉妹くらい、ゲテもの扱いされることもあったし、本人はそれを歓迎してる面もあった。
でもねえ、さすがに男色の件とか、徴兵逃げた件とか、デビュー作出版でのいろいろな工作とかは報道されてなかったように思う。
当時の週刊誌はそういうことは書かないものだったのか、三島が抑えてたのかはわからない。

504 :無名草子さん:03/10/12 08:53
亡くなってから少ししたころかなあ。
「楯の会」は男色集団で、体でつながってたとか、それを裏付けるホテルの従業員の証言もあってねえ。
でも、何でもパフォーマンスをやる先生だったから、どこまで本気なのかねえ。
いつだったかなあ。彼はテレビにもよく出てたが、まあ今考えれば、出たがりだったんだろうね。
で、テレビのインタビューで、どういう文脈かは忘れたが、死を語るところがあって、
「まあ、ぼくも畳の上で死ぬことになるでしょうねえ」
なんて語ってたよ。
すっかり忘れてたけど、死んでから少しして、これを思い出して、不思議な感じがした。

505 :無名草子さん:03/10/12 09:04
ぼくは仕事でイギリスに数年駐在したけど、あちらで三島が取り上げられる時は、必ずホモという側面が強調されてたね。
アングロサクソンの作家にはホモが多いという暗黙の了解があるからだろうねえ。
最後に、作品について言えば、ぼくは「花ざかりの森」なんて文学少年の作文で、まったく評価しない。
ああいうのって、ちょっとした文学少年なら書けるんじゃないかな。
学習院の恩師の保護も得られる環境だったしね。
「仮面の告白」も、若い頃はそれなりに読めたけど、あるていど年がいくと、私小説、しかも自分の心情だけをしつこく綿々と書き綴るのなんて、馬鹿馬鹿しくて読めないよね。
「金閣寺」は、読んだ当時は、醜悪なものに対する耽美がうまく書かれてて感心したね。読み返す気にはならないけど。
でもね、それより面白いと思ったのは、当時「中間小説」と呼ばれてた、「沈める滝」とか「永すぎた春」だね。
面白いし、さすがにうまいよね。「中間小説」は変な言葉だけど、「純文学」の作家がエンターテインメント性の高いものを書くときに、こういう呼び名を使ったんだね。
エッセイの類では、「不道徳教育講座」や「作家の日記」は面白かったね。
あんな怜悧なこと書いてる人がああいう死に方するのかねえ。
彼自身、「自分は文弱で軍国主義の時代はまことに軍事教練では教官のおぼえ悪かったが、平和になって兵隊にとられることがないとわかってから、今度はもりもりとからだを鍛え始めた」なんて、冗談半分に書いている。
わかっててやってたんだよねえ。それなのに、とは思うけど、精神科医も自分の精神病はどうにもならないっていうから、彼も結局自分を持て余したのかなあ。

506 :無名草子さん:03/10/12 17:15
改めて読み返してみても、やはり三島さんは文章がうまい。どれをとっても達意の文章だ。
松本清張が亡くなる数年前に、テレビで、「三島は実社会の経験がなく、観念でしか書けなかった」と述べていたが、それは然りと思う反面、個人としては、松本氏の文章の下手さ・雑さが嫌いなので、読むとしたら三島のほうを読むなあ、と思った。
松本氏は最初から文章はうまくなかったが、売れっ子になって口述になると、ますます文章が荒れていたし、その点、三島という人は、何を書いても、よく神経の行き届いた文章だった。
しかし、これ以上、松本清張と三島由紀夫のいきさつは知らない。三島が清張を毛嫌いしていたのはほんとうなのかな?
生前に松本清張についてコメントしたのを聞いた記憶はない。

507 :無名草子さん:03/10/12 17:21
今風に言えば「コラボレーション」ということになろうが、江戸川乱歩・三島由紀夫・丸山明宏(当時)の「黒蜥蜴」はすごかった。
美輪さんは、今でも時々三島さんとの交遊を語っておられます。
美輪さんの持論に、「私は弱い女と強い男は見たことがない」というのがありますが、三島さんはある時、呆れたように、美輪さんに、「君は強いなあ」と嘆きの言葉を吐いたとか。
それに対して美輪さんは、「私は半分女だから……」と答えたそうです。
面白いエピソードですね。

よく語られる太宰治とのいきさつはわかりません。
いくらなんでも、太宰が玉川上水で情死した時の記憶はありませんし。
この時に、三島の反応、まことに冷淡だったというのはよく語られますがね。
ただ、生前から、太宰のことは嫌いだと公言していたのは事実ですが、それも現在文章にして残されている以上のことはわかりません。

508 :無名草子さん:03/10/12 17:31
三島の人間像について忌憚のない意見を書いてる方は、ほとんど五十代以上ですね。
でも、その心情はよくわかります。
生前からいろいろ人騒がせなことをして、亡くなってから出てくる人物像は、目を覆いたくなるようなものばかり。
「そんな奴だったのか!」という幻滅が大きいんでしょうね。
当時はまだ、死んだ人は叩かないという美徳があったのに、さすがに三島さんはスターでありたがった人だし、
「好きな芸能人」で上位にランクされる人は、「嫌いな芸能人」でも上位にランクされるごとく、おそらく彼を骨の髄から嫌ってた人が多かった人がリークしたのでしょう。

不思議なのは、神格化ということですが、彼の時代、取り巻きだった人たちが彼を神格化するのはわかりますが、現在、彼は神格化されにくいと思います。
死後直後からかなりバッシングされている上に、1980年代以降、「偉人」もリアリズムで語られるようになり、テレビの情報番組も「これでもか」とばかりに、偉人の陰の面を暴露するようになりましたからね。
三島についても、近年でも猪瀬さんが、かなり露骨に人間像を書いてますね。
ああいうのを最初に知ってしまったら、もう神格化できないと思うのですが。
しかも、そのような情報量のほうが、当時の取り巻きが神格化したものよりはるかに多いし、目につきやすい。
若い人で神格化してる方は、どういう過程を経てるのか、非常に不思議ですね。
最初に神格化してる文書をかなり読み込まないととてもじゃないが洗脳されないと思うので。
ぼくら五十代以上の人間は、なんというか、人間としての彼にはうんざりですね。
そのいっぽう、今読み返しても、文章はまったくもって端正だと思う。
そのギャップが人間というものかもしれませんが。

509 :無名草子さん:03/10/12 19:51
正直言うと、面白いと思えないんだけど・・。
何歳くらいから感情移入できると思いますか?
もとい、何歳くらいが感情移入しやすいと思いますか?
僕は、32歳だと思います。

510 :無名草子さん:03/10/12 21:25
>>509
年齢は関係無えだろ。俺も三島の小説面白いと思わないし、
三島が嫌ってたっていう太宰の小説は大好きだし。

あっ、俺20歳

511 :無名草子さん:03/10/12 21:40
仮面の告白はおもしろかった。

512 :無名草子さん:03/10/12 21:46
感情移入しなくていいから、楽で良い、
と思ってる俺はどうなんですか?

513 :無名草子さん:03/10/12 22:06
三島の小説は贋物である。模造品なのである。
金糸・銀糸を織り込んだ絢爛豪華な日本語があるとしても、
それはやはり人工的な織物に違いない。
三島の存在そのものがフェイクであり、その小説自体もフェイクなのだ。
三島はそれを敢えて意識的にやっていたのだ。
確信犯的なフェイク、それこそが三島の正体。

514 :無名草子さん:03/10/12 22:08
>>510
あの、失礼ですがそれは理解していないからじゃないですか?
僕も太宰の方が好きだけど、僕の場合は三島をちゃんと読めてない
だけなんだと思います。

515 :無名草子さん:03/10/12 22:24
若い人で、三島より太宰が好きって人が数名いるのは面白いね。
一般的傾向なのかな?
もう少しくわしく説明してもらえないかな。
ちょっと思ったのは、三島はかなり詳細に時代を書き込んでるけど、
太宰はルーズなところがある。
つまり、三島を読むと、時代の違いで読みづらいけど、
太宰だと、時代の差を感じずに、すらっと読めるってことはあるかな?

516 :無名草子さん:03/10/12 23:51
三島を2CHで語るな!とか思ってここを見てたけど、とてもいい解釈を頂きました。26歳の私には50代の方の言葉が指針になって。って過剰反応かもしれないけど

517 :無名草子さん:03/10/13 18:03
>>514
アンタ本当に失礼だね。
三島つまらないって言ってる人は頭悪いって言いたいんだね。

>>515
単純に読みやすさの違いです。俺の場合は。あと乱歩とか好きです。

518 :無名草子さん:03/10/13 18:58
三島はどう考えても若者向けだよ。太宰もだけど。
ていうか感情移入して読む本は文学ではないよ……
太宰も感情移入して読む本ではないがね。してしまうんだろうな。
ごめんね。気を悪くしたら許してくれ。

519 :無名草子さん:03/10/13 20:10
三島も太宰も若者向けだけど、
三島は現代の若者には理解しずらいかもしれないね。
太宰は簡単に感情移入できるだろうし、
簡単に理解できるだろうけど。
現代の若者が三島を理解するには色々他の人の本を読んで
年を重ねる必要があるかもしれない。
まぁ、どうしてもダメな人はずっと嫌いなままだろうけどね。

520 :無名草子さん:03/10/13 20:32
>ていうか感情移入して読む本は文学ではないよ……
それなら文学などなくてよろしい。
いや、ほんと。

521 :無名草子さん:03/10/13 20:36
>>515
太宰は残ったけど、三島は残らなかったということか……

522 :無名草子さん:03/10/13 21:27
>>520
そうだよね。それでも文学が必要なんだから人間は不幸だ。

>>521
こういう言い方は気持ち悪いけど、世界的に今でも三島は売れてる。
太宰みたいに英雄化されないし、徹底して通俗的な理解を拒む作家だから
好きじゃない人も多いだろうけど、間違いなく残る作家。
例えば漏れは太宰はあんまり好きじゃない。
非常に優れた作家だとは思うし、これからも読まれていくだろうが、
やっぱり好きじゃない。それだけの問題だろう。太宰も三島も似てるしね。

523 :無名草子さん:03/10/13 22:03
三島・太宰比較論、興味深く拝見しております。
私が>>515で示唆しましたのは、例えば、「金閣寺」などは、
一種の「事件小説」であり、実際の事件の六年後、
まだまだ一般の人があの事件をありありとおぼえている時に出版されたものなのです。
最近で言えば、「レディー・ジョーカー」みたいなものですかね。
読んでませんが、あの「グリコ森永事件」を題材にしたということなので。
だから、「金閣寺」を今読んでも、面白くないという感想は至極当然とも思います。
>>522さんの、
>太宰みたいに英雄化されないし、徹底して通俗的な理解を拒む作家だから
は面白いですね。たしかに、文学の上ではそのとおりですが、
人間としては、三島は「英雄になりたかった。徹底して通俗に理解されたかった」
人ですからね。というと、お若い人には違和感あると思いますが、
五十代以上の、生前の彼の姿を見ているかたには理解がいくと思います。
さらに、
>太宰も三島も似てるしね。
よく指摘される点ではありますが、まさにそのとおり。

524 :無名草子さん:03/10/13 22:10
No.221 太宰治は「芥川賞をください」と必死に頼み込んだことがある(58へぇ)
昭和10年(1935年)太宰治が26歳の時のことです。当時太宰治は先輩や友人に多額の借金をして
いました。そこでこの年に創設された芥川賞をとって名声と富をつかもうと、芥川賞に執拗に
こだわります。そしてこの年の8月、デビュー作「逆行」が第1回芥川賞の候補となりましたが
落選してしまいます。そこで第2回を目指して太宰は選考委員である佐藤春夫に一通の手紙を書き、
すぐに佐藤春夫の家を訪ね、芥川賞をくださいと必死に頼み込みました。

手紙の内容(一部)
(途中から)私は恩を知って居ります。私はすぐれたる作品を書きました。これから
もっと もっと すぐれたる小説を書くことができます。
(途中略)私はよい人間です。しっかりして居りますが、いままで運がわるくて死ぬ
一歩手前まで来てしまひました。芥川賞をもらへば、私は人の情に泣くでせう。さうして、
どんな苦しみとも戦って、生きて行けます。元気が出ます。お笑ひにならずに私を助けて下さい。
(再び、途中略)お伺ひしたはうがよいでせうか。何日何時に来いとおっしゃれば、
大雪でも大雨でも飛んでまゐります。
(略)家のない雀 治      佐藤さま

525 :無名草子さん:03/10/13 22:12
>>517さんもなかなか鋭い。
「黒蜥蜴」を三島さんが脚色すると聞いた時には、意外と思う反面、
なぜか頭の中で、谷崎潤一郎――江戸川乱歩――三島由紀夫という耽美路線が結びついてしまいました。
必ずしも、これが正しいとは思えないけど、なぜかこういうつながりを連想しまいましたね。
乱歩氏と三島氏が一緒の写真は見た覚えがあるけど、丸山明宏(美輪明宏)氏が「黒蜥蜴」をやったのは、乱歩氏の没後なので、三人の顔合わせはなかったと思います。

526 :無名草子さん:03/10/13 22:14
太宰の年譜などを見ると三島が嫌うのもよく分かる。

527 :無名草子さん:03/10/13 22:15
>>524
これが明らかになったのは、たしか1978年あたりだったかな。
でもまた、「それがどうした?あんたに言われなくても知ってるよ。みんな知ってるよ。そんなこというあなたをみんなが恥ずかしいと思ってます」君が知ったかぶるよ。
きっと。

528 :無名草子さん:03/10/13 22:21
>>527
恥ずかしい文章だな。

529 :無名草子さん:03/10/13 22:50
>>528
ほらね。

530 :無名草子さん:03/10/13 23:48
>>528
しょうがないよ
子供なんだから

531 :無名草子さん:03/10/13 23:49
>>529
おまいも言われるのいやなら書かなきゃいいのに

532 :無名草子さん:03/10/14 07:52
>>528
おまいも言われるのいやなら書かなきゃいいのに

533 :無名草子さん:03/10/14 07:55
知ったか君はけちつけるだけではないしに、
反論したり、自分の意見つけくわえたらどうよ?
自分より詳しい人に嫉妬してるとしか思えない。

534 :無名草子さん:03/10/14 11:24
>>524
それで選考委員の川端康成の怒りを買ったんだよね。

535 :499:03/10/14 14:23
みなさん貴重なエピソードありがとうです。 私は最近になってから「三島」を遡るように知る
途中なんですが、きっかけは50代の人との雑談からでした。それまでの会話の流れからは違う、
こんなセリフを突然言われたので印象に残ったんです。「昔、三島由紀夫ってのが完璧な文書い
ててね。まだ学生の頃から、もう出来上がった文書いてたたんだよね」
その時は「えっ、三島とはあの切腹した作家か」くらいしか知らなかったのですが、その後気に
なって図書館で全集を次々と借り、貪り読んだらハマってしまったという訳です。

生前彼の存在は「今で言うビートたけしに近い」とはピンときました。今、世に出る三島の意見や、
実際「三島って凄い奴がいた」とかの話を聞く時は、当然三島フリークの人が発してるのが圧倒的
に多いんで、それで神格化されてるイメージを帯びたんです。
松本清張に関しては、三島も編集に携わってた日本の有名作家の文集シリーズから、(三島の意見で)
松本清張の名を除外した、と書いてあったのを見た事がありました。

536 :ゾーっとしました:03/10/14 15:44
おれも似たようなもんで「葉隠入門」読んだときに、
そういえば三島ってこの本に書いてあるように死んだんじゃなかったっけ
と思い当たりゾーっとして興味を持つようになったクチ。

537 :無名草子さん:03/10/14 18:56
ここはスルーすべきなのかもしれないが・・・
知ったか厨タンは何が言いたいの?
三島は変態、変態の本なんか読むなヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン
ってことか?
その辺わかってて読んでる人が大半だってことにそろそろ気づかね?
他で相手にしてもらえないのか?それとも知(ry
わけわかんね。

538 :無名草子さん:03/10/14 22:19
僕は三島が入り口でした、文学の。
三島を読まなかったら、太宰も読まなかった。

うーん。

やはりある年代以上の方々は(良かれ悪かれ)特別な思いがあるみたいですねー、三島に。
そういうのも含めて、面白いなあ。

539 :無名草子さん:03/10/15 02:35
三島の本ごときに中身あるわけねーだろ。
あるとすれば肉体コンプレックスに基づく
ゆがんだ英雄願望でしょうか。
どのみちあんな純粋培養の経歴じゃ
実のある思想は築けない。
三島の文学は修辞の技巧だけ。
だれにも感謝されない
だれの人生の救いにもならない文学。

540 :無名草子さん:03/10/15 05:18
晒しageとくか。

541 :無名草子さん:03/10/15 05:21
http://esenden.com/rank/network/ranklink.cgi?id=mercury

542 :無名草子さん:03/10/15 05:22
>>539
まだ気づかないバカ

543 :無名草子さん:03/10/15 18:24
>>539
本当に三島を読んだのか?
読んでそう言うのならちょっと読解力が……
>だれの人生の救いにもならない文学
「人生の救い」って何?
むしろ文学は人を救うものかなあ。
そんなに簡単に救われるなら文学なんて出現しなかったろうに。

544 :今東光:03/10/16 23:56
(私は三島由紀夫の大ファンです。彼の作品はほとんど読みましたし、
彼の生きざま、死にざまにも共鳴できます。
先生は文壇で顔が広いので、きっと生前の彼にもお会いになったことと思いますが、
彼はどんな人柄の人だったのですか?)

 オレは以前『稚児』という小説を書いたことがある。
 その中に珍本がでてくるんだが、これが実際に叡山にある門外不出の珍本で、足利時代の写本なんだ。
 オレは坊主をやっていた関係上、それでもかろうじて見ることができたくらいのもんだが、そいつを三島由紀夫がそっくり引用しやがって、
「見た」といいうようなことを書きやがる。

545 :今東光:03/10/16 23:57
 オレと会った時「いや、今さんのあれから引用したと書くのを、原稿を急がされたもんだから書かずに渡した」
なんてごまかしやがってな、あの野郎。
 オレはそれ以来、彼を作家としても、人間としても信用しないね。
 しかし、オレには非常に謝ってね、
「本にする時にはちゃんとただし書きを入れます」なんていいながら死んじゃったんで、
それもどこまで本心でいったかわからんな。
 だからオレは、自分の本の中で、そのことを書いといたよ。

546 :今東光:03/10/16 23:57
 三島由紀夫がこの珍本のことを見たように書いているが、あれは絶対にそんなことはあり得ない、
あれはそっくりオレのを引用したんだってことを、もう、エゲツなく書いてあるんだ。
 後世を誤るからね。
 ま、世間じゃなんていうかもしらないけど、オレはヤツを信用しとらんよ。

(極道辻説法より)

547 :柴田錬三郎:03/10/16 23:58
(……転生輪廻をあなたは信じるか。)

……三島由紀夫が転生輪廻をテーマにしたあれ書いただろう、何とかいう小説。
あんなやつが、また生まれ変わったって、いやらしいったらねえ。また秀才面かなんかしやがってさ。

(円月説法より)

548 :無名草子さん:03/10/17 13:30
午後の曳航、マジでエロい。
エロ小説よりもエロく、でも物語に引き込まれていく…

この小説、この人のベスト作品でしょ。

549 :色男no、1:03/10/19 07:52
みなさん、こんばんは、私が色男です。スポーツ芸能等の他ジャンルへの越境行為についての三島回答は、
「似合っても似合わなくても、流行には従うべきなのであります。それはあなたの最上の隠れ蓑であって、思想よく隠すのは流行の衣装だけだと言ってよろしい。」
(不道徳教育講座より)
同時代人に知識人の道楽と思わせノーマークを得るのに有効性があるみたいです。社会人として生きるうえで「文学」はよけいもの、とはごく常識的な考えで近代的知性は
時代遅れになったとか大学解体とかは、つまり当時のスローガンでした。大学生、院生(ことに文学部)は極言すれば思想犯予備軍、という認識。これについては澁澤龍彦が
「私のなかの文学者は、私のなかの市民とつねに敵対している。」というふうに簡潔に言っています。若い頭の柔らかいうちに抽象的事柄について徹底的に思考しておくのは、
長い人生行路の貴重な宝で役に立つ時がくるよ、という岩波教養主義ですね。70年代以降、若い世代がこれと決別しました。80年代の最初頃、現代思想がファッションに
なりましたけどね。同時代人として三島に出会ってたら嫌いになっていたろう、あるいは世代によって三島像は大きく異なる、という問題。三島とは遠くにありて思うもの
、です。同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
http://www.laspara.net/

550 :無名草子さん:03/10/19 07:59
色男 金と力は 無かりけり
三島も言ってるように「不道徳教育講座」は半分冗談なんだよ。

551 :無名草子さん:03/10/19 19:38
色男さんがかなり明快な結論出してくれたね。
ぼくたち生前に見たものは、彼にとっては自分を目立たせるための脇役にすぎないとは、自己中心的な三島らしいね。
でも、有名人てそういう人多い。強烈なエゴがあるしね。

552 :色男no、1:03/10/27 00:17
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島の文学は母子密着のたおやめぶりの文学であります。元来が官僚制に相容れぬ美意識の持ち主なんですね。
「絹と明察」における父の問題は天皇の問題であります。
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、
「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、女性には見られないものであると
しているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられない
パーソナリティーを露見させているという意味において、学術論文というよりは三島という天才の謎を
解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと
規定するならば、溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、
ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に
「他者」を必要としたのであり、ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、
その為であります。
http://www.laspara.net/

553 :無名草子さん:03/10/27 00:56
文化防衛論を収録している文庫本はないのですか?

554 :無名草子さん:03/10/27 21:18
「葉隠入門」なら新潮文庫になってます。

現代は、生き延びることに全ての前提がかかっている時代である。平均寿命は史上かつて
ないほどに延び、我々の前には単調な人生のプランが描かれている。青年がいわゆる
マイホーム主義によって自分の小さな巣を見つけることに努力しているうちはまだしも、
いったん巣が見つかると、その先には何もない。あるのはそろばんではじかれた
退職金の金額と、労働ができなくなったときの、静かな退職後の、老後の生活だけである。
このようなイメージは福祉国家の背後には、常に横たわって人々の心を脅かしている。
スカンジナビア諸国において、もはや働く必要が無くなり、老後の心配が無くなって、
社会からただ「休め」と命ぜられている退屈と絶望のあまり、自殺する老人は異常に多く、
また福祉国家として戦後一定の理想的水準に達したイギリスでは、労働意欲が失われ、
それがさらに産業の荒廃にまで結びついている。
                  (「葉隠入門」三島由紀夫:昭和42年9月1日初版)

555 :無名草子さん:03/10/28 02:26
東大で講演している三島のテープ聞きましたが、話し方がどことなく
大勲位に似てるw 大勲位が真似したのかね?

556 :無名草子さん:03/10/28 02:40
『裸体と衣裳』
(新潮文庫)収録「文化防衛論」

557 :無名草子さん:03/10/28 15:24
三島は、この現在という、フワフワした飽食の時代の中では、きわもの扱いになるのは
避けられないだろうな。 それが実力以上に彼を過小評価せしめる原因だよ。
太宰の方が受けるのもわかるよ。 事実、三島は抹殺されてるムキもある。
未だに大声で名を出せない所もあるよな。
日本が戦争状態になって、右翼化されれば三島文学はたちまちトップに躍り出て、お札の
肖像画にもなったりするよ。 「世」とか「評」とか作ってるのは所詮マスコミや大衆の気分
だから、この後の日本の流れでも、三島等作家の評価は浮き沈みあるんではないか。
逆にこれだけ、三島色とは対局の現在で彼がしぶとく生き残ってるんだから、大したものだよ。
長い目でみれば、三島が日本一の作家と言われる日は来ると断言できるよ。

558 :無名草子さん:03/10/28 20:55
逆にふわふわした飽食の時代になったから三島がでかい面できたという面もあるが。
戦争状態になったら、あんた、平岡君はまっさきに逃げるでしょうが。

559 :557:03/10/28 21:19
>>558
それは三島が生きていたらの話でしょ・・。

話を元に戻すと、なよなよっとして携帯電話いじって、女の尻追っかけてる若者
は三島読まないよなあ。 それより悩める気分時に、尾崎豊聴いて太宰読むのは
ファッションとして解る。太宰、芥川の方がまだ現在社会では馴染みやすいって事。
ただ・・・徴兵制復活でもしてくれたら、三島の文学や思想は息を大きく吹き返す
んじゃないのかな。 硬派な社会には三島文学が絶対生きる。 そんな時代になったら
もっと英雄視されるだろうし、トップ作家扱いにもなるって事。
次の1万円札の肖像画は三島由紀夫です、とか。

560 :無名草子さん:03/10/28 22:18
三島は小説に関して言えば硬派だとはあまり思いませんね。
人間のドロドロした部分をあれだけ上品に描いているのは流石だと思います。

因みにミック・ジャガーもデビューする前によく読んだらしく、
好きで読んでいたというよりも流行っていたんだそうです。


561 :無名草子さん:03/10/29 01:20
小説が硬派と言うわけじゃない罠
晩年のエッセイだけでしょ、硬派なのは。

562 :無名草子さん:03/10/29 05:46
>>559
社会主義リアリズムの人民作家になってる三島を想像。


……むちゃくちゃはまってる。

563 :無名草子さん:03/10/29 14:29
 われわれ楯の会は、自衛隊によつて育てられ、いわば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。
その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行為に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、
学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け又われわれも心から
自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後つひに
知らなかつた男の涙を知つた。ここで流した我々の汗は純一であり、憂国の精神を相共にする同志として
共に富士の原野を疾駆した。このことには一点の疑ひもない。

564 :無名草子さん:03/10/29 17:31
生前の三島を知る世代からみれば、茶番そのものだったな。
あの自衛隊で最後の演説かました時も、
「バカ」「チビ」「ホモ」「グズ」さんざ野次られ、「静聴せい!」と声を荒げてた。
もやしっ子そのものが、ちょっと鍛えただけでちんけなヌードさらしたり。
マスコミにあおられただけなのかもしれないが。
憂国だってどれだけ本気だったのかなあ。
あんな西洋趣味、いや悪趣味な家建てて、憂国もあったもんじゃねえだろう、なんて思ったけどね。
たしかにね、現実の行動としてはいちばん武士道にほど遠いやつで、それに強いコンプレックス抱えてたからこそ、それが頭の中だけでぶよぶよと膨張して、その妄想が後世の人々にアピールするって面はあるのかな。
田舎者が都会に憧れたり、西洋人がやたらに日本の武士道を持ち上げたりとかね。
ないものねだりと、それに基づく行き過ぎた自己の理想像の投影。

565 :無名草子さん:03/10/29 18:06
平岡公威=浦見魔太郎

566 :無名草子さん:03/10/29 20:14
三島を読んだことのない人がイメージだけで語ってるね。
批判派も擁護派も。
これだけイメージと人物・作品の内実がかけ離れている人物も珍しい。
例えば>>564がシッタカなのはすぐ分かる。

567 :無名草子さん:03/10/29 20:53
>>566
しったかはお前だろう。
ってか、実際に生前の人物に接してた人は圧倒的に>>564というイメージだよ。
それも(本人も協力した)虚像だがね。

568 :無名草子さん:03/10/29 20:54
まあ、あの自衛隊官舎でも当の自衛官にバカにされまくってたな。
みじめだったよ。
まさか腹まで切るとはな。
あれには驚いた。

569 :無名草子さん:03/10/29 20:55
三島がけなさると(特に>>566の生れていない生前の三島の実像が暴露されると)
必ず>>566はしゃしゃり出てしったかするな。
馬鹿な野郎。てめえが一番ちんけだよ。
おれは今東光や柴錬に賛成だな。

570 :無名草子さん:03/10/29 20:58
>>566もだな、くやしかったら、三島のあの最後の
バカ演説のビデオかテープ鑑賞してみろや。
てめえじゃねえか、三島を読んでねえ野郎は。
上見ても、てめえがまともな三島評したのなんか
一切ないぞ。
三島しんぱってこんなバカなのか?なあ、色男さんよ。

571 :566:03/10/29 22:13
そんな必死になられても……何か君は政治の色が濃い人なのか?
まあここを見た人は皆分かると思うからもう突っ込んでも可哀想だけど
漏れもちょっと困った痛い系の人の相手をしてしまったんだなあ。
本当に生前の三島を見たならそれなりの年なんだろ?
きっと嘘だとは思うけれども本当だと余計に痛い。
だいたい君は自分の文章を見て恥ずかしいとも思わないのか?
ああ、ちなみに漏れは色男じゃないよ。
三島は好きだが別になんか信者みたいなもんではない。
ただ、彼の著作をちょびっとでもかじっておけば
彼の見た目の感想だけみたいなことは言えないと思うんだ。
っていうか多分おかしい人だし
もう荒らしと話している漏れも荒らしなんだろうか?
どこから否定したらいいか分からないし相手にしない方がいいんだろうか?

572 :566:03/10/29 22:18
もう言葉の意味不明さを取り上げて行っても
揚げ足取りみたいで嫌だしね。
まあ普通の人がはたから見たなら分かると思うし。

ここを見た人に言いたいのは、これを教訓にして
ほら、あなたもあの痛い人と同じにならないように
せめて否定する時はきちっと読んでからがんばろうねってこと。
読んでないなら読んでないと素直に認めればいいんだよ。

573 :無名草子さん:03/10/30 02:11
まあ確かに、2ちゃん見てるようなおっさん相手にしてもな。

574 :無名草子さん:03/10/30 02:37
三島由紀夫って名前、よく聞くけど
なにするひとなの?
ゲイなの?

575 :無名草子さん:03/10/30 03:14
おれは事件直後の週刊現代の「三島由紀夫緊急特集号」ってのを持ってるが
>実際に生前の人物に接してた人は圧倒的に>>564というイメージだよ
っていうのはウソだな。確かに賛否両論はあるが北杜夫や浅利慶太などは
たいそう悲しんでるね。北杜夫「慚愧の念に耐えません」浅利慶太「なぜ死んだんだ。死んで
欲しく無かった」。一方で佐藤愛子は「いい気なもんだ」。左翼的な人は当然けなしている。
大内兵衛は「キチガイはどこにでもおるもんだよ。坊ちゃんだ」なんて言ってる。
勝新太郎は半ベソかいてその日の座頭市の撮影やめちゃったそうだよ。
あの事件だけで三島を語るのは無理がある。

576 :無名草子さん:03/10/31 11:29
ガハッハハ。喧嘩してる。面白い。
2チャンの傾向は、個人のスレで、その人物をたたく奴がいると、そいつを「何言ってんだ」と
叩き出そうとする。
かといって、今度は逆に、過剰にその人物を知ってるのが出てきても、「御前のは嘘だ」とか
蹴落とそうとする。
つまり、どんな展開になってもイチャモンが出てくる。
でも、やっぱり、後者の方が醜いな。嫉妬も混じってる分。

577 :無名草子さん:03/10/31 12:05
後者って誰だ?
おまえのことか?

578 :無名草子さん:03/10/31 16:12
なんだかここの知ったか君ってのは、生前を知ってる人に実像ばらされる度に発狂するね。
「たのむから止めてくれ」って叫びが聞こえるようだ。
未だにオウムの連中が松本智津夫のことを尊師だとか言ってるのと同じことだね。
三島タイプのひ弱な若者にとっては、彼は英雄なのかな。
その偶像が壊されるのに耐えられないんだね。
当時の防衛庁長官の中曽根さんも公安のトップの佐々さんも、あの犯行直後から、三島は犯罪者だと公言してたね。
自分のエゴとナルシズムのための犯罪を擁護するわけにはいかないよな。
まあ、おれたち五十代以上に人間にとっては、若い奴がどう偶像を崇拝したとこで、あいつはろくでもない奴だよ。
兵役逃げといて何がクーデターだ。もやしっ子の馬鹿野郎。
てめえが親父に頼み込んで兵役逃れてるあいだに、どれだけ戦地で死んだと思ってるんだ。
てめえの安全を確保してから憂国なんていってやがる。
ふざけるんじゃねえよ。
同じ年代だって、海兵や陸士に行ったような身体強健な本物のエリートはそんな寝ぼけたことは言わねえよな。

579 :無名草子さん:03/10/31 16:16
>>575さん、おれもそれ読んだ。
北さんや浅利さんはでも、友人だからねえ。
差し引いて考えないとさあ。
まあ、うちは父が海兵なんですよ。軍人なの。
だからなのかもしれないけど、三島みたいに口ばかりのやつは信用しないな。

580 :無名草子さん:03/10/31 16:32
>>566はてめえの都合がいいことは「みんながそう思ってる」
都合が悪くなると「嘘だ」と典型的な三島型の卑怯な人間だな。
なぜ、自分ひとりで行動できない?ひ弱だな。
自分の意見を主張できないのかい?三島の文学に私淑してるなら、
それは認めよう。なら、それを発表してくれよ。
尊師として崇めてるだけじゃ、あまりに抽象的だよ。

お前の親戚とかで、戦争でひでえ目にあったとか、戦死したとかいうのはいないのかい?
うちは軍人の一家で、毎年靖国参拝してるよ。
そういう立場の人間からすれば、三島みてえな、ひ弱で武士道なんてなにもねえやつが、
てめえの妄想で勝手に武士道だなんだいって、自衛隊に迷惑かけるのは許せねえんだ。
まあ、そういうことさ。

581 :無名草子さん:03/10/31 16:59
軍人家族で毎年靖国に参拝して三島憎し。
窮屈な設定ですな。

582 :無名草子さん:03/10/31 17:41
おれは左翼は大嫌いだが、それでも戦時中に戦争に反対して獄死した共産党員とか、
甘粕大尉に殺された小林多喜二なんてのには、それなりに敬意を持ってる。
自分をつらぬいたわけだからね。
だが、三島みてえのは許せねえ。
死ぬ時も、自衛隊員にあんなに野次られてたのは、この野郎が実際は何もできねえと
なめられ、ばかにされてたからよ。根性見透かされてたんんだな。

583 :無名草子さん:03/10/31 17:42
今で言えばだなあ、湾岸戦争勃発して、日本も派兵することになったとしよう。
それを逃げ回ってたやつがいた。
そいつがだな、十年くらいたって、絶対に戦争が起きなくなったのがわかってから、
武士道だとか憂国だとかほざいて、あげくに、
「経済的繁栄にうつつを抜かし、精神的に空っぽになってる」
なんて、自衛隊に立ち上がれとクーデータ呼びかけたって、だれがまともに相手にするかい?


584 :無名草子さん:03/10/31 17:43
それからね、文学者としては別だというのはわかる。
おれが読んでないだと?ふざけるのもいいかげんにしろよ。
文学者としてのやつはまた別だと思うくらいの度量はあるよな。
母方の実家には、「金閣寺」その他の初版もあるよ。
あの馬鹿な事件のおかげで、直後に「金閣寺」初版は30万だったか、35万だったかに跳ね上がったな。
経済的にはうちに利益を与えてくれるのだがね。
仲間の文学者だとか、美輪さんだとか、ここで色男氏がいうことも、それなりには理解できる。
だけど、人間としてのやつは、とてもじゃないが、許せねえ。
若いやつらで、彼の崇拝者が書いたものを真に受けてる人だっているだろうから、
三島崇拝の書き込みには、あられもない実像を書いてやるよ。
気にくわねえやつは、「嘘だ」とか知ったかぶらねえで、読まなければいいじゃねえか。

585 :無名草子さん:03/10/31 17:44
>>581
まあな。しょうがねえけどな。
じいさんが亡くなってからは熱意なくなったがね。
でも、一家そろって三島は大嫌いだね。

586 :無名草子さん:03/10/31 18:03
ということで、要するにおれの意見も私怨と扱われなくもないな。
戦後はね、軍人ってのは、社会的にも干されてるわけでしょ?
左翼は許せても、三島のような似非右翼は、気分悪いんだよ。

587 :無名草子さん:03/10/31 18:07
海兵・陸士つぶされて帝大法科が威張ってるのが気にくわねえのもあるかもな。

588 :無名草子さん:03/10/31 18:40
何だこの同じ文体の連続カキコは。

589 : :03/10/31 19:19
右翼のふりした左翼さんのカキコでした。

590 :無名草子さん:03/10/31 20:11
あ、そうなのか。
左翼の振りした右翼だと勘違いしてた。

591 :566:03/10/31 20:16
うわわわ……
こいつは漏れが相手するレベルじゃないな。
頼むからカウンセラー行くとか勉強して大学行くとかしてくれ……
『みんな分かってる』ってのは誇張じゃないよ。
君みたいな人を世間では『痛い奴』って言うんだ。


全部否定できるけどいちいちしないよ。
>文学者としてのやつはまた別だと思うくらいの度量はあるよな。
いや、同一人物だから。
彼の本を完全に理解できたら、彼の行動自体に憤るのが
いかに馬鹿げたことかわかるでしょう? 実際に何読んだ?
>なんだかここの知ったか君ってのは、生前を知ってる人に実像ばらされる度に発狂するね。
発狂してるのは君じゃないかな。漏れたちはそんなん言ってるんじゃないよ?
つまりここは書籍を扱う板なのに読んでもないあんたが自分の思想をぶちまけるために
「三島ってこんなイメージなんだよ!!!
 信じてよ!!! 俺の中でこんなんなんだよ!!!」
って言うのがうざいって言ってんの。荒らしだって言ってるの。
あんたの個人的な恨みを連ねても他人の心には響かないよ。
もうちょっと人と話す練習とかしてくれ。
あっ関係ないけど俺んとこは特攻隊だったな。だから?
それと三島の文学と何か関係あって??
って子供の相手する漏れも子供だと痛感してきたのでここらへんで止めときます。
ただ、分かったら君みたいな人はもう二度と書き込まないでくれ!

592 :566:03/10/31 20:29
そう、こうやって相手をしたら漏れまで嵐の仲間入りなんだよね……
自粛しようかな……
誰か分からないけど不安定な方、空気読めたらもう書き込まないでね。
漏れもあんたみたいなの相手しているんだから戦犯だろうし
書き込まないようにしようかと思う。以上。

593 :無名草子さん:03/11/01 02:01
>てめえが親父に頼み込んで兵役逃れてる
へええ。これ本当なんですか?w ちょっと、本当のところが知りたいねw

三島の作品の中では「英霊の声」が最高だな。あれは、文学を超えてるw
2・26の将校のお兄さんの河野氏だったかが、自分たちの気持ちを
代弁してくれた、みたいな事を書いていたのを覚えている。

あと、小林秀雄は、事件の悲報を聞いて、涙を流した、とかどこかで
書いていましたね。

566さんも578さんもどちらのレスも興味深いですね。アラシだとは誰も
思っていないんじゃないですか。



594 :無名草子さん:03/11/01 07:03
アラシでしょう。
三島がホントにクーデター起こそうとしたと思ってるのはイタイ。初心者丸出し。

595 :無名草子さん:03/11/02 09:08
初心者ですが、三島さんてお子さんはいらしたんですか?


596 :無名草子さん:03/11/02 20:25
あぁ。

597 :無名草子さん:03/11/03 13:56
三島初心者は何から読めばいいんだい?

598 :無名草子さん:03/11/03 15:08
>597
とりあえずこのスレの1からだな。

599 :無名草子さん:03/11/03 18:09
お子さんはショックでしたでしょうねえ。
伊丹十三のときもそう思ったけど。
子供をのこしてしんじゃいかんですよね。

600 :無名草子さん:03/11/03 18:16
案外、せいせいしてたりして

601 :無名草子さん:03/11/08 00:37
三島の中の人も大変だな

602 :色男no、1:03/11/08 07:19
中上とたけしは、不在の三島をめぐる共犯関係にある、とするのが正しいでしょう。中上は三島の死の年齢と仕事を異常に気にしていた、
というのは柄谷行人など親交あった人々の証言に明らかです。三島の天皇に対するかのように路地を文化起源として小説を書きましたが、
彼自ら自分もある意味、天皇小説を書き続けてきたと、発言しています。パロディー化、矮小化というのは屈折した愛情表現なのかもしれません。
コロッケや清水あきらが美川憲一や村田英雄に対するかのように。神話化された姿には父殺しにも似た脅迫観念を持ち、
彼を笑いに転換する事で限りない慰みが得られる。アンチ巨人もファンのうち、あるいは全共闘は三島ファンを多く含んでいました。
三島のパロディーおよび再来について、三島が果たして文学的に師を必要としたか、あるいは文壇政治的に川端を攻略しておく事に意味があったのか、
などの問題になると思われますが、三島は唯一無二で二つとありえないし、また、必要もないと考える三島絶対主義が一方にあれば、
ナポレオンがヒトラーに反復するようにヘーゲル歴史哲学的に考察するならば重要な事件や人物であるほどに反復するという見方もあります。
再来がありえないから歴史偽造主義的要請からパロディーが捏造されると考えるか、弥勒菩薩よろしく再来がありえるとして、
その真贋論争が問題になってくるという見方もあります。
http://www.laspara.net/



603 :色男no、1:03/11/08 07:20
楯の会=たけし軍団、三島事件=フライデー事件。大蔵官僚から文学、コメディアンから映画。たけし自身が説明するように既成権威が
あればあるほど奇行や笑いの起爆力が向上するという振り子現象があります。また、吉本隆明、蓮実重彦らは両者の関係性について言及しています。
たけしは本質的には三島と類似点はないと思います。ただ、表層において、それがある訳です。貴種流離というのは三島のキーワードの一つですが、
たけしはその逆ですね。たけし一人ではとうてい三島の不在を埋める事はできませんが、分業化されるマスイメージとしての三島集団の一人であると思われます。
平野にしてもそうですが、マスコミが三島のパロディーや再来を必要としている要素はあるでしょうね。
新潮2000年11月臨時増刊の座談会三島由紀夫不在の三十年で、三島空位の時代に後の人は彼の役割の分業を意識してきたのではないか、と島田雅彦が発言しています。
主体は分身自身にある場合と、マスコミのイメージ操作の意志にある場合とがあります。文学に関しては様々な研究が今もさかんになされつつありますが、
三島の存在論的な意味の読解と他ジャンルへの影響の様相を浮き彫りにする作業を私は問題としており、サブカルチャーにまで及ぶ言及を積極的にしています。
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604 :無名草子さん:03/11/08 21:29
もうちっとおもしろいこと書け

605 :今西光 ◆tW/7wvC2J2 :03/11/09 15:24
自衛官もこいつに説教食らってはいい面の皮だよな。
それはわかるけど、そして戦没者の家族がこいつに腹立てるのもわかるけど、そんなこと言ったって仕方ないさ。
クレージーなのはいつの世にもいるし、しかもこいつの場合、やっぱ戦争中の自身の卑怯な振る舞いを悔いてた、ってことだろう?
今なら別に意気地なしだろうが、作家として成功すればだれもそんなことは問題にしないよな。
あの時代だって、もう誰も問題にしないのに、本人は気にしてたんだな。
それがボディビルであり、最後の割腹だよ。
「ボクだって一人前の男なんだ!」って、彼は彼自身に対して落とし前つけたかったんだな。
傍迷惑は無論だが、これはこれでいいと思うけどね。
こいつ自身、戦前の軍国主義と皇民思想の犠牲者ってことさ。

606 :無名草子さん:03/11/09 20:43
新潮社から出た「文化防衛論」を刊行当時のまま復刊させよう!!
興味ある人はここに投票してください。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16815

ちなみにぼくは古本屋でゲットしますたが。


607 :無名草子さん:03/11/11 12:04
そういえばここでは2ちゃんねる的話題が一切触れられないが、
何か意図が?
人権板とか日本史板では盛んに彼の出自が語られ、
それが後年のあの異常な行動に結びついたとされてたし、
なるほどたしかにそれらしい面はあるものの、
こういうもっともらしい話はたいていうそだし。
どうなんだろうね。

608 :無名草子さん:03/11/11 16:33
>>607
それはここが一般書籍板だからだろう。

609 :無名草子さん:03/11/12 19:47
三島初心者ですが、豊饒の海から入るのってアリですか?
タイトルがカッコいいので気になってるんですが。

610 :無名草子さん:03/11/12 20:15
好きなの読んでいいと思いますよー。
自分は、仮面の告白から入りました。

611 :無名草子さん:03/11/12 23:56
>>610
そうですね。それじゃあ豊饒の海から入ろうと思います。
どうもです。

612 :無名草子さん:03/11/13 07:37
小説好きならOKだけど、並みの読書好きなら最初に小説はお勧めしない。
エッセイ、戯曲から入ってみては?

613 :無名草子さん:03/11/13 20:46
葉隠入門をおすすめします。
三島にしては分かりやすい。

614 :無名草子さん:03/11/13 21:54
不道徳教育講座age
面白いっつーか、ためになる…
「教師を内心バカにすべし」は学生時代に読みたかった、現在社会人。


615 :無名草子さん:03/11/14 01:55
うつくしい星
音楽
がお勧めですね

616 :無名草子さん:03/11/21 01:01
複雑な彼とレター教室読んだ。読みやすいうえにユーモアタプーリですた。

617 :無名草子さん:03/11/27 20:24
俺は、奔馬が最高だと思う、まだ豊饒の海しか読んでないのだが、、、

 ここで三島叩いてる連中は三島作品をまともに読んだ事あるのか?

618 :無名草子さん:03/11/27 21:06
あって言ってるんでしょ。
自分だけが三島を理解できるような、そういう変な自負があるから、文学青年は気持ち悪がられるのよ。
むしろ、リアルタイムでまともに読んでいた世代がこぞって三島嫌いでしょう。

619 :無名草子さん:03/11/28 01:11
三島を叩いてる連中はほとんど読んだことないね。
何故なら「三島嫌い」だから。
三島を思想的に嫌ってるやつが忌々しい文章を読むこともあるまい。

620 :無名草子さん:03/11/28 01:33
三島の作品は好きでも三島本人は気持ち悪い

621 : ◆9ySIznTsmg :03/11/28 01:44
そういうやつもマレにいるだろうが「文は人なり」で
作品は好きだが作者は大嫌いってことはまずありえない。

622 :無名草子さん:03/11/28 08:26
いや、全然ありえるんですが・・・

623 :無名草子さん:03/11/28 16:00
同感。
ありえます。
私は彼の作品は好きだけど三島自身は嫌いです。
彼は自らの思想に殉じたのではなく、自らの嗜好に殉じたと思ってます。
本人はそれで良いし、それはそれで見事だけれど、巻きこまれた人たち
はどうなんでしょうね。



624 :無名草子さん:03/11/28 19:17
俺、太宰の作品は好きだけど、太宰は嫌いです、三島のせいでねw

625 :無名草子さん:03/11/28 19:23
読書が進むほど、作者の人物像と作品を区別して考えるようになる。
それを同一視するのは、読書量(歴)が少ない(浅い)がゆえでしょう。
本来芸だけで話題にするべき芸能人だって、ワイドショーは彼らの私生活で成り立ってるところあるしね。
一般の人にとっては、芸より私生活の話題のほうがわかりやすいから。
作家の場合でも、作品よりその人の人生のほうが話題になってしまう人がいる。
そういう人に限って、数年後には、「あの人は今」になってしまう。
だから、「人間は嫌いだが作品は好き」のほうが、「いい人だが、作品は嫌い(または下手)」というより、作家にとっては光栄と思うが。

626 :無名草子さん:03/11/28 19:31
激しく同感ですね。

太宰の名が出たけど、北杜夫は太宰が死んだとき、日記に太宰が死んで愉快だと書いたとか。
太宰が「好き」だったんだろうなー。

627 :無名草子さん:03/11/28 21:36
その北さんは三島の自決前に心のこもった手紙もらってるんだよね。
北さん自身が折にふれてそういってるけど、さすがに内容はいわないね。
ぼくは北さんの大ファンで、縁起でもないが、彼が亡くなっても
やっぱりこの手紙は公開されないだろうね。

北さんの文章のうまさは素晴らしいと思う。
個人的には三島さんよりひかれるね。
それはともかく、北さんが三島さんほど狂ったパフォーマンスしないのは、
やはり有名人の子弟で、親の名前と結び付けられるのを嫌ったからだね。
鬱病もふざけてるのかと思ってたけど、テレビで見ると、あれは重症だね。
株で破産しそうになったとか、あれもパフォーマンスではないみたいだし。
ともかく、あまり良識ある人には面白い文章書けないと思うよ。
だから、どうしても作家については、「文章はいいけど、実際の人間としては好かない」
ってことになる。それがむしろ自然かもしれない。

628 :無名草子さん:03/11/29 01:36
>>625
読むほどにその作者の書いたものを読みたいと思うのが人情じゃないの?
だからこそこの板にもいろんな作家のスレが乱立してるんだし。
作家と作品を区別して考えるなんてできましぇーん。コンピュータじゃあるまいに。

629 :無名草子さん:03/11/29 01:44
>>628
君の頭がコンピューター。



630 :無名草子さん:03/11/29 03:06
>>627
>北さんが三島さんほど狂ったパフォーマンスしない

往年の対談ではしばしば、天然かギャグか、対談相手が戸惑う場面がありますし、
「マブゼ共和国建国由来記」などは相当に狂ってますよ。
北さんは、天然の躁うつと、ウケ狙いのネタを混ぜて自分を演出していますね。

正直、マジメでもギャグでも、北さんの文才はケタ外れだと思う。あれだけ
創り込んだ文体では、さぞ神経も磨り減ったことだろうと思います。

631 :おい、おまいら!:03/11/30 20:47
今夜のNHKアーカイブズ見れ。
三島由紀夫が出るぞ!(川端も)


632 :無名草子さん:03/11/30 20:56
それ何時から?

633 :無名草子さん:03/11/30 21:10
11:30〜12:30の番組だが、前半は壇一雄ネタ。
12:00くらいから見ればいんじゃね?

634 :無名草子さん:03/11/30 21:12
ありがと!

635 :633:03/11/30 21:18
やべぇ、嘘書いちまった。
11:30からじゃなく11:10からだ。
ただ壇ネタのほうが長くやるらしい(45分位)から
12:00くらいでいいと思う。

636 :634:03/11/30 21:33
>633=635
わざわざ訂正しに来てくれるなんて…いい人ですね
重ね重ねありがd(*´∀`)ノシ

637 :無名草子さん:03/12/01 01:05
見逃しますた ・゚・(ノД`)・゚・。
みんな見た?

638 :おい、おまいら!:03/12/01 01:15
ビデオ録りましたぜ (^_^)

639 :無名草子さん:03/12/01 12:46
動く三島を見たのは最後の演説以来だ。

640 :無名草子さん:03/12/03 15:19
再放送いつかありますか?

641 :無名草子さん:03/12/03 16:32
小杉英了『三島由紀夫論』はとてもよかった
やっぱシュタイナーを理解している人はレベルが高いね

642 :無名草子さん:03/12/04 21:23
>>640
収録から35年経ってますんでね。
再放送はまた35年ほどあとになるでしょう。

643 :無名草子さん:03/12/08 02:17
キャプもっていたらうpしてあげるんだけど…神の光臨を待つしかあるまい。
アーカイブスに三島のリク入れてみれば?来年の11月(笑
には他の映像が拝めるかもしれん。

(漏れも夏ごろに三島リクいれたのね、今回の放送がリク効果によるかは定かではないが)

644 :無名草子さん:03/12/12 10:09
三島が自決した日にちょうど市ヶ谷におりました。
あとで知ったことですがヘリが飛び交って凄かったとか。
全然きがつきませんでしたわ。

645 :無名草子さん:03/12/13 19:58
初三島で豊饒の海を知人に薦められ読んでます・
普段本を読まない人間だったのですが、面白いです

このスレを見ると、三島って人は変態?だったのでしょうか

646 :無名草子さん:03/12/13 20:00
変態を装った天才です。

647 :無名草子さん:03/12/14 01:15
どなたか檄の原文が載っている本を教えて下さい

648 :647:03/12/14 01:18
決定版三島由紀夫全集にのってました
すみません

649 :名無し物書き@推敲中?:03/12/15 18:09
《告 知》
【あの名場面が9月10日(工藤の日)に引き続き12月24日に降臨する】
 吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2月22日(2chの日)に全国の『吉野家』
で繰り広げられたあの奇跡が、今回は、2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一
バージョンで降臨する。(2ちゃんねる版・ホシヅルの日)
【ルール】
 @ 馴れ合い禁止。(一人で来る事)
 A 「大盛りねぎだくギョク」を頼むこと。
 B 工藤伸一氏が敬愛する、星新一氏 or 阿刀田高氏の著作を持参すること。
   (氏の愛読誌、「小説現代」 or 「群像」(いずれも講談社)でも可)
 C 会場に指定時間厳守で現地集合。
【日 時】
 平成15年(2003年)12月24日(水) 09:10 or 19:10 or 21:10
【会 場】
 「吉野家 相模大野店」 神奈川県相模原市豊16−6
  2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一氏ゆかりの吉野家。
  駐車場がないので交通機関を利用すること。
 (てめえの近くの吉野家でも可だよ、ばかやろう)
【交 通】
 小田急線相模大野駅下車。北口商店街に出、伊勢丹百貨店前の県道を西に。
 BOOK・OFF前、消防署前を経て、「南文化センター前」バス停近く。
【関連レポート(2chの日)】
 http://ime.nu/www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/


650 :無名草子さん:03/12/17 00:31
三島のどの作品より、『薔薇刑』が一番楽しめた。いい身体だし。

651 :色男no、1:03/12/19 00:48
ユーミンについては宗教にまで高められた恋愛至上主義を信条とし、その全楽曲はつまるところ三島へのレクイエムである、という見解を私は持っています。
三島はエロティシズムと単なるフリーセックスを区別し、価値相対主義の社会にはエロティシズムはない、と極限しているんですね。
ですから反体制運動に見られるような、人間性を管理社会から解放するところのセックス、という認識を批判して、絶対者がなければ人間性の救済というのは
あり得ない、と三島は説明している訳です。
ユーミンの場合、バブリーな時代背景の投影としての表層的な恋愛模様のディテールを通して、相対主義的なフリーセックスを賛美しているように
誤解されているのですが、三島の不在を絶対者の喪失と捕らえることで逆説的に価値相対主義社会における恋愛を描写するんですが、
生まれ変わる事で絶対者との再会を果たし、現世的なものを超越していかねばならないというメッセージを30年間変る事なく唄い続けている、
というのがユーミンの本質なんです。したがって、ユーミンに単なる風俗現象を見ようとするところに、
三島を隠蔽しようとする時代の気分が現われているという事ですね。
http://www.laspara.net/

652 :色男no、1:03/12/21 05:49
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
慎太郎は三島によって、そのファリック ナルシズムを指摘されていますが、慎太郎によると、二人の間にはどちらが一番乗りで二番煎じかという子供じみた闘争があったらしく、
一番乗り(オリジナル)と二番煎じ(コピー)のシーソーゲームにおいて、エロティシズム(死にいたる生の昂揚)を一番乗りされた慎太郎にはもはや、
「老いてこそ人生」という凡庸な大団円しか選び得ず、死んだ三島が仕掛けた罠にはまった慎太郎は、あのようなキャラを生きることを余儀なくされた、
と見るべきでしょう。
http://laspara.tripod.co.jp/







653 :色男no、1:03/12/21 06:37
そして、さらに恐るべき事に、三島は自らの死後に残された全てのナルシストに、慎太郎同様の二番煎じの意味付けを与えようとしたのであり,
それこそが三島によって仕掛けられた罠=呪縛なのです。三島以後、もう我々は凡庸さを生きる事しか許されない。
http://www.laspara.net/



654 :色男no、1:03/12/29 15:14
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島は45年という短い生涯の中で個人全集として42巻もの膨大な著作を残したという点において、日本近代の他の大作家と比べての差異が顕著であるように思われます。
といいますのも日本においては純文学を私小説と呼ばれる身辺雑記風の心境小説が代表したという特殊な事情があって、その結果、資質的に短篇作家の最も技術的に洗練された一群が文豪とされているようなところがあります。
つまり、ストーリーテリングは大衆文学でこそ問題にされますが、芥川のいわゆる話のない小説というものに、東洋的詩精神のようなものが読解されて、それが文壇的にも半ば制度化されてしまったところに、
日本文学のお家事情があったという事です。ですから長編小説が純文学のメインジャンルのような待遇を得られるのは、戦後派の全体小説の理念によるのであり、三島といえども、昭和20年代には「近代文学」の同人として、
文壇に自らの地位を得たのであって、資質以前の問題として長編小説に手を染める事で、時代潮流におもねるところがあったように思います。日本において、もっと戯曲書きの待遇がよければ、自分は小説家という職業を
選ばなかったであろう、というような事もどこかで言っていました。現在のところ、研究者の間でも「鏡子の家」は失敗作であったとされていますし、好みの問題もあるとは思いますが、三島の短篇のいくつかは、
その文体や技術的洗練において、文豪の列に加えてもいいような完成度を持つものであったのは間違いないことだと、私なども考えています。
http://www.laspara.net/

655 :色男no、1:03/12/29 15:40
占領時代が終ると、文壇も消費社会の大きな渦に飲み込まれるように週刊誌ジャーナリズムが成熟し、その当時、既に時代の旗手と目され流行作家となっていた三島は当然ながら、
多くの雑多な書き飛ばしの仕事を引き受け、それが今日では全集にも収められて、一見したところ古色蒼然とした風俗資料に落ちたと思われるようなものも少なくはありません。
しかしながら三島の文章は凡百の雑文書きとは異なり、不易流行とでも言うのでしょうか、皮相な風俗ウォッチングの中にさえ、三島的「批評」が見え隠れしているようなものが、
いくつもあります。三島的「批評」というのは、アンチというのに最大の特徴があり、天皇でさえ、三島の手にかかると近代化=西欧化に対するアンチエゴイズム最後の砦というように規定して、
三島自身の行動原理に再構築してしまう有様です。三島は驚くほど多岐に渡って、様々な現象について言及した作家でしたが、「三島」それ自体の批評的本質については、
ついに最後まで沈黙を守ったように思います。その自決は謎とされ、多様な読解を包摂する巨大な存在として現代に屹立するのを見る時、三島は批評的存在であり続ける事によって、
歴史の永遠の呪い手足らんとしたのでしょう。
http://www.laspara.net/




656 :色男no、1:04/01/04 01:32
佐伯彰一は「新潮」の三島没後三十年臨時増刊に寄せて、「「批評家」三島を批評する」という一文を書いています。
そこで、三島がさるパーティーの席上、俺は第一に劇作家、第二に批評家、第三に小説家だと開高健に言ってのけて、
唖々大笑したというエピソードが紹介されているのですが、
以下、佐伯は三島の資質の問題として、「座談会などでの三島の発言が、いかに冴えて颯爽たるものであったかは、
改めて諸家の証言を徴するまでもない話であるばかりか、文学賞の選者としての三島は、大方の場合、結果が決まるや否や、その場で忽ち、
「選評」原稿をさっさと書き上げてしまうのが通例だったと語り伝えられている。(略)わが身の体験に徴しても、これは相当な離れ業である。
選考プロセスの疲労もあり、やれやれという解放気分が先行して、到底その場で一気呵成になどとゆくものではあるまい。
やはり三島一流の集中力と、速筆そして批評能力の天分と舌をまく他はない。」と、書いています。
http://www.laspara.net/

657 :無名草子さん:04/01/09 23:44
三島初心者な漏れですが、
仮面の告白と金閣寺が手元にあるんです。
どっちから読んだらいいですかね?

658 :無名草子さん:04/01/10 19:39
なんか長文ウザくて、このスレ読み返す気にもならないんですが。

>>657
「仮面の告白」がいいと思います。俺個人的には。
これを読んだ後に「金閣寺」「禁色」「憂国」あたりを読むと、
三島ワールドが楽しめるようになるかな、と。

659 :無名草子さん:04/01/17 06:06
>>657
658は偏っています。
「潮騒」「レター教室」「複雑な彼」「不道徳講座」が王道。

わき道として「仮面」「サド」「春の雪」など。



660 :無名草子さん:04/01/18 23:43
>>659
全部読みやすいね。レt-教室、不道徳教育講座は笑えますね。

661 :659:04/01/21 00:55
>>660
予定調和のツッコミでかえしてくれないのね。
さすが、三島読者というべきか。

662 :無名草子さん:04/01/21 01:05
「不道徳講座」を単なるエッセーと思っている人がいる。
解説にも、たんなるアイロニーじゃないと書いているのに。
政治的保守志向が明確となった最初期の作品だよ。オーバーかなw


663 :無名草子さん:04/01/21 02:30
三島は読んだことあるよ。
何かむかついてくるんだよね、奴の文って。
表現が大げさでヒク。
絶対自分のこと天才だとか思ってたね。気持ち悪い。


664 :無名草子さん:04/01/21 05:15
>>663
あー、俺は逆だな、たぶん才能ない、って自分でわかってたと思う。
でも、読んでてむかつくのは一緒だな。

665 :無名草子さん:04/01/21 14:04
全集のなかの一冊を借りてきた
黒地に蒔絵みたいな表紙でさすが三島と思った

666 :658:04/01/22 00:54
はい偏っていますw
俺は三島作品に見られる「異常な耽美っぽさ」が好きな読者でして。
そして谷崎潤一郎も好きだったりします。
読んだことない三島作品も沢山ありますので、これから徐々に読みます。

667 :無名草子さん:04/01/23 13:00
金閣寺と永すぎた春を読んだ

金閣寺でハマった
永すぎた春もなかなか良かった

次は、潮騒を読む予定

668 :無名草子さん:04/01/23 18:19
つーか、三島の自決を「奇行」とか「パフォーマンス」扱いしている連中は、
分からないものを「分かった気」になっているだけ。

669 :667:04/01/23 18:22
潮騒 読み終わった

すげー良かった 面白かった

次は何を読もうかな 仮面の告白とか面白そうだな


670 :無名草子さん:04/01/25 01:41
俺も潮騒借りてきたので読もう。

671 :無名草子さん:04/01/25 02:30
「金閣寺」でハマる奴も珍しいな。

672 :無名草子さん:04/01/25 15:00
>分からないものを「分かった気」になっているだけ

自分でもよく分かっていないことについて、さも分っているかのような
フリをしたいときには実に便利なセリフですね☆


673 :吾輩は名無しである:04/01/25 15:05
>>671
そうか?なんで?



674 :無名草子さん:04/01/26 00:41
今時切腹するような非常識な奴の本など読みたくないわい。

675 :無名草子さん:04/01/26 02:06
常識的な奴の本なんかもっと読みたくないなあ。

676 :無名草子さん:04/01/26 11:59
潮騒ってあの焚き火飛び越えるやつだったんだね

677 :無名草子さん:04/01/26 12:02
>>676
俺も読んでみて初めて知ったよ
おぼっちゃま君でパロディあったからその話自体は知ってたけど

678 :無名草子さん:04/01/26 16:47
潮騒読み終わった。
すげー普通だった。
水汲み場で襲われちゃうのかと思ったら助かってるし。台風でも活躍しただけだし。
潮騒は三島由紀夫らしさがまったく無い作品なのかな?
次は仮面の告白を読みます。

679 :無名草子さん:04/01/26 17:02
仮面の告白、河出書房のやつだけど
完全復刻だかなんだか知らないけど印刷がしょぼくてすげー読みにくい・・・

680 :無名草子さん:04/01/26 18:39
>>664
三島を「才能無い」とか言える君は凄いなw
まさか「ノーベル文学賞」もらう様な奴が才能あるとか思っていないよね?

681 :無名草子さん:04/01/27 00:50
>>678
まあ、ストーリー的には普通なんだろうけど
登場人物の心理の表現の仕方とかに三島由紀夫らしさが出てて
良かったと思うけどなあ

682 :664:04/01/27 03:15
>>680
あれ?うまく伝わらなかったですか?

683 :無名草子さん:04/01/27 19:22
>>671
金閣寺ではまったよ
金閣寺ではまるのが珍しいってなんでだか全然分からない

684 :無名草子さん:04/01/27 22:55
金閣寺の主人公は毒男的で共感が持てた ハマった

685 :無名草子さん:04/01/28 05:45
金閣寺と仮面の告白はボクには難しすぎた。読めなくて意味の分からない漢字ばかり出てきて。

686 :無名草子さん:04/01/28 19:03
私はこの人の作品を面白いと感じたことがありません。
主人公等の論理的思考に感心することはあっても
共感することはありません。どこまで行っても平行線の
親しくない友人とのうそ寒い会話に似ています。
空虚な感情しか沸いてこないのです。

…音楽は好きです。

687 :無名草子さん:04/01/29 02:06
「金閣寺」ね。柏木のキャラが良かったね。
主人公は色々な事考えたり実行してる割に影響力ねぇな、とオモタ。
主人公のクセに名前も作品中になかなか出てこないようなところが
それを如実に物語ってる気がしますが、どうか。

>>686
まぁそれならそういう読み方でも別にいいんでねえの?
三島に限らず、本なんてものは読む人によっていくらでも受け取り方が違うわけだし。

とか色々偉そうなことを言ってみるテス(ry

688 :無名草子さん:04/02/01 22:08
なんか金閣寺おいてあるとこすくないんだけど
マイナー作品?

689 :無名草子さん:04/02/02 01:54
>>688
読売文学賞受賞作品だから
メジャーだと思うよ

大きな本屋さんなら大概あると思うけどなあ

690 :無名草子さん:04/02/02 11:35

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/

691 :無名草子さん:04/02/02 18:42
黒蜥蜴つっても、三島脚本じゃないでしょ。

692 :無名草子さん:04/02/02 20:32

今夜の実況は こちらで

乱歩R 第四話 ◆ 黒蜥蜴
http://live6.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1075676645/

693 :無名草子さん:04/02/04 23:43
金閣寺の主人公のどもりであるとか
柏木の内翻足なんかを見ていても強烈な肉体的コンプレックスが
じわじわとにじみ出てますよね
自分の意思ではどうにもならないものが精神的なある種のゆがみを引き起こす
といったような
それに比して鶴川の輝かんばかりの善い精神・健康な肉体
全く対比の上手い作家であると思います

694 :無名草子さん:04/02/06 19:49
花ざかりの森を読んでみましたが
何が言いたいのかわかりませんでした。
ひらがなと漢字の使い分けの意図も
わかりませんでした。

695 :無名草子さん:04/02/10 01:04
>>694
俺も「花ざかりの森」だけは何が言いたいのかよくわかりませんでした。
ひらがなと漢字って、「花」と「ざかり」ですか?よくわかりません。
俺は、この短編集に収録されている「中世における常習的殺人者の手記」
だったかは、耽美っぽくてすごく好きです。
あと、「百万円煎餅」は、最終的に何がいいたいのかよくわかんなかったけど、
肩透かしを食わされた感じでなんか好きです。
「新聞紙」と「遠乗会」も、ひとくくりで好きです。
「月」はいいなあ。三島作品でいちばん好きかもなあ。
キー子とピータアとハイミナーラ。
「みんなうるさい、薯ばっかりだ。」
好きだなあ。

696 :無名草子さん:04/02/13 23:20
「月」、よかったですね。

「花ざかりの森」はある言葉が
ここではひらがな、2行後には漢字、みたいなの
多くなかったですか? それをどう捉えてよいか
わからなかったのです。

697 :無名草子さん:04/02/14 00:08
・・・清顕は聡子の裾をひらき、友禅の長襦袢の裾は、紗綾形と亀甲の雲の上をとびめぐる鳳凰の、
五色の尾の乱れを左右へはねのけて、幾重に包まれた聡子の腿を遠く窺わせた・・・
--------------------------------------------------------------------------------------
豊饒の海、日本文学史上最大の作家が最後に綴った日本文学史上最高の傑作





でもないか・゚・(ノД`)・゚・


てかこういう作品を引用したりするのって著作権法に違反してないよな?

698 :無名草子さん:04/02/14 00:56
三島が自衛隊に体験入隊したとき、他の隊員から三島は
「レインジャー平岡」と呼ばれていた。

劇団NLTが「サド侯爵夫人」を上演したとき、楽の日の幕が下り
客が帰ったあと、作者の三島本人をはじめ出演俳優やスタッフから
裏方一同が舞台で輪になって「佐渡おけさ」を踊った。

「五衰の人」徳岡孝夫 文芸春秋

699 :無名草子さん:04/02/14 06:45
三島には珍しいユーモア小説「卵」を高く評価していたのは
かんべむさし。澁澤は「無残な失敗作」と評していたが…

700 :無名草子さん:04/02/14 21:43
おお!なんかかっこいいな「レインジャー平岡」。

701 :無名草子さん:04/02/15 19:25
三島はホモでウヨで筋肉フェチ、って言う解釈でいいかな?

702 :無名草子さん:04/02/15 20:33
>>701
ナルシストでマゾな点も重要です。

703 :無名草子さん:04/02/15 20:40
三島由紀夫の「潮騒」についての質問なんですが、
戦後の混乱の中で、「潮騒」の世界はどんな影響が
あったんでしょうか?誰か教えてください。


704 :無名草子さん:04/02/15 20:47
age

705 :無名草子さん:04/02/16 00:51
>>703
何言ってるのかわからない

706 :無名草子さん:04/02/16 02:19

ときたま私は夢精をする事があった。それも確たる色欲の影像はなく、
たとえば暗い町を一匹の黒い犬が駆けていて、その炎のような口の喘ぎが見え、
犬の首に付けられた鈴がしきりに鳴るにつれて興奮が募り、鈴の鳴り方が極度に
達すると、射精していたりした。 ---金閣寺より

707 :無名草子さん:04/02/16 22:54
>>701>>702
三島作品には確かにホモっぽい描写(とかホモそのものの描写)多いけど、
三島自身はホモだったんかい?
「武士道」→まぁそれを近代的にすると「軍国主義」になると勝手に思ってるんだけど、
そういう思想の人はどこかで男色系になっちゃうのかい?

いや、これはマヂ質問です。

708 :無名草子さん:04/02/16 23:23
「・・・・私の方から三島さんの体を強く抱きしめ、その首筋に、激しいキスを
しゃぶりつくようにしたのだった。三島さんは、身悶えし、小さな声で、わたしの
耳元にささやいた。
「ぼく、、、幸せ、、」
歓びに濡れそぼった、甘え切った優しい声だった。・・・」

「、、私は、頭に灰かぐらをかぶったまま、キスを続けた。私の体よりもずっと小さく細い、
三島さんの体は腰が抜けそうに、私の両腕の中で、柔らかくぐにゃぐにゃになっていた。、」

三島との性生活の暴露本、福島次郎『三島由紀夫、剣と寒紅』より
ttp://esashib.hp.infoseek.co.jp/mishima03.htm

709 :無名草子さん:04/02/16 23:29
>>708
読むたび三島が可哀想になる。
真実か否かはどうでもいい。
なんだってそんなに貶められなければならないのかな。

710 :無名草子さん:04/02/17 11:42
ウホッ! いい男…

ちなみに三島は掘られる側だったらしい。よがり声があまりに
演技めいているので、掘る側はしらけたとか。


711 :無名草子さん:04/02/17 17:47
作品はともかく三島由紀夫その人のキャラクターが好きだ。

712 :無名草子さん:04/02/19 13:20
事実を捏造し伝聞を誇張
奔走する姿いとあわれ

713 :無名草子さん:04/02/23 14:09
このオカマ自殺したんだよね。
死ぬんなら一人で死ねばいいのに、
他人まで道連れにしやがって、情けねえやつw

714 :無名草子さん:04/02/23 18:45
>708
三島って屈強なイメージあるんだが小さいの?

715 :無名草子さん:04/02/23 19:02
>>714
三島は身長163センチ。
30歳でボディビルを始めてからは筋肉隆々になったが、
それ以前はやせっぽちの虚弱体質だった。

716 :無名草子さん:04/02/23 19:08
>>564

717 :無名草子さん:04/02/24 22:43
音楽を読みました。
かなり読みやすく、掛け値なしに面白いと思えました。

718 :無名草子さん:04/02/25 18:05
三島はただのコント作家。
「豊穣の海」も長いショートショートに過ぎない。

719 :無名草子さん:04/02/25 19:09
>>717
そうだね。「音楽」は三島の作品の中でも読みやすい部類だと思う。

720 :無名草子さん:04/02/26 23:01
>>719
音楽くらい読みやすい作品を教えていただけませんか?


721 :無名草子さん:04/02/27 04:01
>>720
読みやすさで言えば、「潮騒」「女神」等がいいと思います。

722 :無名草子さん:04/02/27 16:36
黒柳徹子と仲良かったんですか?

723 :無名草子さん:04/02/28 01:08
それは初耳。徹子がそんなこと言ってたか?

724 :無名草子さん:04/02/28 06:34
徹子は処女なの?

725 :無名草子さん:04/02/28 08:15
近代能楽集が面白い。なんか「戦後」に対する本音が出てるってかんじで。

726 :無名草子さん:04/02/28 11:58
三島さんはギャグ作家だと私は思っています。
私なんかはみなさんほど詳しくなく、
何冊かの作品及び彼の人生のだいたいの経緯を知ってるだけですが、
真面目にギャグやってるなぁと。
ここ何年もよんでないなー  なんだか懐かしい・・・

727 :無名草子さん:04/02/28 14:01
まじれすしときます。
徹子さんは自分の番組で巫女の扮装するときに、
「あら。巫女さんは生娘じゃないといけないんじゃありません?」
とこたえたとか。
この話を自分の番組でして、その時のゲスト(だれかコメディアンだったが忘れた)は、
「うわ〜〜!今日はなんでもありなんですね」
と、この思わぬ告白にあきれてまつた。

728 :無名草子さん:04/02/28 14:34
ジェームス三木が私的な女性遍歴日記を暴露されたとき、
その中に黒柳徹子の名前があったとかなかったとか

729 :無名草子さん:04/02/28 17:56
そうかぁ 安心した。

730 :無名草子さん:04/02/29 22:56
>>721
潮騒を読んでみました( ´ー`)

731 :無名草子さん:04/03/01 23:01
>>730
で、どうでした?

732 :無名草子さん:04/03/02 01:37
雛の宿は、ナカナカ良かった。少しロリータ趣味だよ。

733 :無名草子さん:04/03/05 00:18
>>731
こんなさわやかなのも書けるんだ!と
思いました。よかったです。

734 :無名草子さん:04/03/06 00:09
「潮騒」は、一見爽やかな中にも、三島っぽい肉体賛美が紛れ込んでいる。
もっかい読んでみよっと。

735 :とことめ:04/03/25 19:20
初めて映画化された時,東宝映画で青山京子(小林旭夫人)
 若い男女が船小屋で,裸になったのに,何も
 起らなかった,その辺が新鮮だったというのでは

736 :無名草子さん:04/04/20 00:56
三島由紀夫の内面については宮台が一番的をついていると思う。
ttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=83


737 :無名草子さん:04/04/20 02:00
>>736
へえ、どのへんが的をついてるんですか?

738 :無名草子さん:04/04/20 14:43
なんだかんだ言われるけど 本質的に心が広くて少々ずれてて憎めない天才バカ作家だった。

739 :無名草子さん:04/04/21 19:59
三島だったと思うんですが
短編か何かでイスカリオテのユダが出てくる話のタイトル教えてください。

740 :無名草子さん:04/04/21 20:20
>>739
「駈込み訴え」 太宰治

しっかしこのスレもうすぐ丸三年のロングランだのう。


741 :無名草子さん:04/04/29 02:07
きっと滝の下でまた会おうぜ。



742 :無名草子さん:04/04/29 13:32
教科書に「美神」ってのが載ってて、勝手に読んだらすごく面白くて授業でやるのを
期待してたのに、時間無くて授業ではやらなかった…orz

あれは、結局のところどういう意味だったんですか?


743 :無名草子さん:04/05/02 01:18
>>741
つぎはタイ国で逢いましょう

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