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★■■■☆向田邦子2☆■■■★

162 :無名草子さん:03/11/15 20:43
資料係です。
>>157
「ぼくの伯母さん」という題です。あまりよく覚えてないという印象の書き方です。
エピソードっぽいところを抜くと、だいたいこんな観じです。
・一台のオープンリールのテープレコーダーがあり、そこに昭和36年1月の録音がある。
・みんながおどけた録音をしていて、祖父(あの頑固親父)は、死後の自分の葬式の
挨拶をしている。
 「自分の葬式に来てくださった方へのご挨拶」
 「故・向田敏男氏は頭脳明晰、男っ振りも良く、もし保険屋になっていなかったら、
 必ず長谷川一夫氏と舞台の上で●を競っていたでありましょう」(漢字出ない)
・両親のアパートを訪問した伯母さんの声
 「お台所なんか、よく出来てるわねえ」
 「ゴミはどこに捨てるの?」
 「この絨毯、いいじゃない」(これ成功よ)
 「いくらだったの?」(4500円なのよ)
・『人格らしきものを形成した後、「邦子おばさん」と話を交したのは』、三年前に鎌倉の
花火大会を一緒に見に行ったときの一度のみ。二人で話したのは3〜4分ほど。
・文学・音楽・絵画の好きな作家、作品について尋ねられ、答えたうち、辛うじて
ボッシュの絵だけが一致した。
・作文を好むので、作家は大変だから創作は趣味にした方が良い、と。

全体に、記憶もぼんやりなら文面もぼんやりという観じです。身内だからでしょうが、
賛辞に埋められがちなこうした書にあって稀有ともいうべき曖昧さが、最も印象的です。


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