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【まえがき、あとがき、解説】

1 :無名草子さん:03/09/01 15:57
まえがき&あとがきだけ読んで積んでるひとも結構いるんじゃないでしょうか。
書籍におけるまえがき&あとがきってゆーのは結構、
本編より力入った文章が読める部分かも知れないですね。

とゆーわけで、まえがき&あとがきだけスレ。
あとついでに解説も。

2 :無名草子さん:03/09/01 15:58
2げt

3 :無名草子さん:03/09/01 15:59
僕はとりあえず、森達也さんと大塚英志のあとがきが毎回楽しみ。

4 :無名草子さん:03/09/01 18:49
これは消費される小説だ。
だから、十二人の女子高生に次々と告白されるビデオゲームのノベライズや、
たまたま主演したアニメがヒットしたことを勘違いした声優の詩集と称する物や、
そんな屑のような文章と同じレーベルで流通する。
これは消費される小説だ。
だから出版社は小説の中身よりもカバーのまんが家のイラストの方が売れゆきを
左右すると信じ、どうせ作家は日本語さえ書けないのだと言いたげに、校閲は
誤植も満足に拾っていないゲラを平気で出してくる。
けれども、これは消費される小説でなくてはならない。
小説がまるでキャラクター商品のように、眩暈がするような速度で屑も屑でないものも
等しく消費され、消えていく、そういう現場がこの小説には必要だ。
速度。
そう、重要なのは消費される小説だけが持ちうる速度だ。
屑さえも書物に仕立て上げる速度だ。
その速度に乗せなければ届かないことばというものがある。
その速度に乗せなければ届かない遠い場所に読者がいる。
十四歳の、それこそちょっと前ならポケットのバタフライ・ナイフを握りしめて、
世界中を呪詛しているようなそんな少年に最初に届かなかったら『サイコ』は止めるよ、
とぼくは連載を始める時に編集者たちにいった。
別に十三歳でも二十三歳でもいいのだけれど、例えば、『エヴァンゲリオン・完結編』を
最後までやっていた新宿の小さな映画館で、思いつめたように階段を降りてきた
高校生の女の子とか、十年前、糸井重里の若者番組の片隅に座って一言も話せなかった、
まだ幼女を殺していない時のぼくの今の文通相手とか、つまり、そういう連中にだ。
彼らにことばを届けるのは消費される小説の速度が必要だ。
かつてのぼくもそうだったから。
速度。
そして、それ故に届く、という確信。
たった今、サブ・カルチャーの作り手としてのぼくに必要なのはこの二つだ。
けれどもここにいる連中は、自分たちが手にしているメディアの唯一にして最大の武器を
誰も生かそうともしない。
知ったことではないが。

5 :無名草子さん:03/09/01 18:51
何の話だっけ?
そう、そういう「子供たち」(チルドレン)に届かなかったら止めてやるよ、
いつでも、と言ったという話。そのためには可愛い女の子を出して、謎解きを
メインにして『金田一くん』のようにやらなくてはだめだ、と一体、何人の人が言ったことか。
言った連中はそんなこと、すっかり忘れているけれど。
けれども、例えばあの時の……かつて少年であった時の自分は、本当にそんなものが
欲しかっただろうか。適当に口当たりが良くて、テレ東の深夜かなんかで雑誌の連載が始まる
前からアニメ化が決まっていて、キングレコードから主題歌がリリースされて。
そんなものを望んでいたか。
違うね。
ぼくは断言する。
だからこの物語がある。
それで、彼らに届いたかって?
届いたよ。
届いたから売れる。資本主義はその点はいたってシンプルだ。そんなことを言っていて、
何か事件が起きて、“透明な十四歳”の類の連中の本棚に『サイコ』があったらどうするんだ、
と奇妙な心配をしてくれる人がいる。
そうなったら、誇るよ。届いたことに胸を張る。
そのための速度だ。そのためのサブ・カルチャーだ。

6 :無名草子さん:03/09/01 18:55
>>3-4
角川スニーカー文庫版「サイコ」2巻のあとがき、これは冒頭2ページほどの抜粋だけど、
大塚お得意の「物語消費論」ではじまるこの僅か数ページの文章は
大塚ファンの間では彼の文章中ナンバー1の出来とまで言われているね。

7 :無名草子さん:03/09/01 18:57
ああ、>>4-5だった (´・ω・`)

8 :名無し募集中。。。:03/09/01 19:56
単に
大塚読者は短い文章しか読めない連中が多いということ
そして問題の文章は
そういう読者を肯定した文章だから絶賛されている

9 :無名草子さん:03/09/01 21:01
すべてのチルドレンに


お  め  で  と  う

10 :無名草子さん:03/09/01 21:03
つまり、バカはバカのままでいい、とw
努力とか向上とか、そういうもんは必要でない、とw

11 :無名草子さん:03/09/03 18:58
本編より先にあとがきを読むことを自慢する人間は最悪

12 :無名草子さん:03/09/03 20:23
内田康夫の「自作解説」が好きです。

13 :無名草子さん:03/09/03 20:57
>>11
古い作品とか、初めて触れるジャンルとかでコードがわからないものを読むときにはあとがき解説から読んじゃうわね。
無垢のままコンテクストに触れて味わうのもよさげだけど、壮絶な誤読するかもしれないし…
それを自慢する気はない(てか、自慢にならないわよ)けど、11の知り合いにはそんな人がいるのかしら?



14 :無名草子さん:03/09/03 21:11
おれは厨房の時、夏休みの自由研究で、
小林多喜二の「蟹工船」の感想文と当人の年表を”あとがき”と”解説”から
ごっそり抜き出し一冊にまとめました。
現国の教師から非常に褒められ、すごく後味の悪い思い出があります。
蟹工船は全然読んでなかったのです。先生ごめんね。

15 :無名草子さん:03/09/03 21:16
きっと先生はずるしたことはわかっていたけど「蟹工船」を選んだことを褒めたんだよ。
「太陽のない街」で同じことやってもオーケーだったんじゃないか?

16 :無名草子さん:03/09/03 23:53
岩波文庫のアナトール・フランス作「神々は渇く」の解説は最高。
--------------------------------------------
「神々は渇く」は決して反革命的な小説ではない。
この小説を反動的として持ち上げた者に禍いあれ!
-------------------------------------------
訳・解説はかの大塚幸男

17 :無名草子さん:03/09/06 01:32
まえがき、あとがきは一切いらない。
作家なら本分ですべてを勝負するべき

18 :無名草子さん:03/09/06 01:33
× 本分
○ 本文

19 :無名草子さん:03/09/06 01:34
× 本分
○ 本文

20 :無名草子さん:03/09/06 01:35
2重カキコ失礼

21 :名無し募集中。。。:03/09/06 01:58
蟹工船て一緒に収録されてる作品の方が面白かった
新潮文庫?だったかな

22 :無名草子さん:03/09/06 02:48
>>21
党生活者ですな。
宮沢賢治のオツベルと象のリアル版ってイメージで読みました。
僕も好きだけど、インパクトの強さはやっぱり蟹っす。
サヨとかいわれそうだけどロシア人に共産思想植え付けられるシーンで
僕も「うんうんそうだそうだ」って言ってました(w



23 :無名草子さん:03/09/06 05:27
>>22
>オツベルと象のリアル版
ちょっと…それは違わないか?

24 :無名草子さん:03/09/07 19:09
あとがきから先に読む人を想定して書いてるひとも結構いますしね。

25 :無名草子さん:03/09/07 19:13
解説が良すぎて本文食っちゃってる例もあるよね。
宮台なんて自身の解説文を編集した「援交から天皇へ」なんて
本も出してる。

26 :名無し募集中。。。:03/09/07 20:01
解説集めただけで本出した人は結構いる

27 :無名草子さん:03/10/17 13:47


28 :無名草子さん:03/11/12 03:53
オレは順番どおりだなぁ。

29 :無名草子さん:03/11/14 13:58
明治とか昔の本にもあとがきや解説ってあったのかなあ。

30 :無名草子さん:03/12/07 23:00
あとがき無いと、なんか物足りないよ。
いや、つけたしというか、読者サービスに過ぎないことはしッテテも。

コンサートのアンコールみたいなもんかな。

31 :無名草子さん:04/01/06 23:40
書きたい人が書けばいい。
問題は編集が言われていやいや書いている感じがする作家の後書き。
書きたくない書きたくないと文句言い続けているのを読まされると
せっかくの読後感が損なわれてしまう。

32 :無名草子さん:04/01/10 14:50
解説がうまい人って、その人の作品を読みたくなる。
逆に、ただ筋を追うだけのような、小学生の感想文みたいな書き方する香具師は
脳内あぼ〜んする

後書きは基本的に好きだな。
漏れが好きな作家の判断基準に、
「この人性格よさそ〜」
っていうのが含まれるから。
言い訳がましくても、微笑ましく読む。


33 :無名草子さん:04/01/20 01:09
キング本で新井素子のあとがきがついてて、萎えたことがある。

あと、本は読者の解釈しだいで雰囲気が違ってくるものだと俺は思ってるので、
自分で読んだ解釈と違うあとがきや解説が付いてると、
「俺の読み方間違ってたのかなぁ・・・」って気分になるので萎える。

ちょっと大人になった今では「あぁ、こういう解釈もアリか。」と思えるので
べつに「あとがき」は付いていてもいいが、
無理やりだったら要らない。


34 :無名草子さん:04/01/21 01:52
解説で「このシリーズは全然読んだことないんです」とか堂々というのはどうかと。

35 :無名草子さん:04/01/22 08:45
中学生の頃は文庫の解説を書いてる作家を次々に辿って読んで行った。
世界が広がったような気がした。今だとネット見てリンクを辿る感じかな。
ぐるりと回って元の作家に戻ってきた時はなんだか嬉しかった。
裏道を探検してたら見慣れた場所に出たような驚きがあった。

36 :無名草子さん:04/03/01 14:21
>>35
僕も好きな作家のリンクたどる読み方してますね。

37 :無名草子さん:04/03/01 14:32
上手い作家の作品を名評論家が解説…A
上手い作家の作品を上手い作家が解説…B

上手い作家の作品を下手な作家が解説…C
下手な作家の作品を上手い作家が解説…D

C、Dは金返せと言いたくなる。

38 :無名草子さん:04/05/05 08:42
日本一見事なあとがきと言えば星新一だろう。

あとがき書くのが嫌さに『あとがき』というタイトルのSSを書いたという強者だぞ。


39 :無名草子さん:04/05/06 07:59
半ダースの【まえがき】と半ダースの【あとがき】がついている『さびしい王様』『さびしい乞食』『さびしい姫君』を書いた北杜夫を忘れちゃいけない

40 :無名草子さん:04/05/09 19:12
島田雅彦と乙一がうまいと思うね

41 :無名草子さん:04/05/09 19:43
村上春樹の小説にあとがきがないのは何故?
教えてエロィ人

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