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大藪春彦の本について語るスレッド

1 :無名草子さん:02/04/26 21:12
大藪春彦の本についてここで語ろう。

大藪春彦代表作・・・「野獣死すべし」「蘇える金狼 野望編」
「蘇える金狼 完結編」など

2 :無名草子さん:02/04/26 21:17
「野獣死すべし」って大藪春彦の作品なんですね。


3 :無名草子さん:02/04/26 21:22
すでにスレがあるよ。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/990543921/

4 :1:02/04/26 21:28
申し訳ございません。

5 :無名草子さん:02/05/04 20:19
ココで語ろう
http://app2.avion.co.jp/friend/chat.php3?room=1001&name=たまご(超初心者)&image=c_begin&brd=0

6 :無名草子さん:02/05/08 16:52
前スレ落ちちゃったのであげ。

7 :蘇える邦彦さん:02/05/10 13:19
前スレ見ました。落ちやすいのはファンの年代層がどちらかというと
上が多いのでは。
全般的に好意的なスレで安心しました。
初期作から好きです。批評をする気はなく、全て好き。
突然終わる短編集系も好きだし、シリーズものも好き。
影響されてどうか、は分からないけれど、古の分かり易い男らしさ
だと思います。
今の時代のハードボイルド作者で影響されていない人はいない・・・
かもしれませんね。確かに。
ファンだし、せっかく立ったすれですのでageです。

8 :無名草子さん:02/05/11 22:20
>>3がDAT落ちしたのでここを使う。

CS707日本映画チャンネルで大藪春彦原作「野獣の青春」(原作は「人狩り」)放映中。
主演はエースのジョー。

http://www.nihon-eiga.com/prog/101444_000.html

9 :かおりん祭り ◆KAORinK6 :02/05/11 23:25
〜oノハヽo〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ^▽^) < 新スレおめでとうございまーす♪ 
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ...

                      

10 :無名草子さん:02/05/12 00:44
マジ面白い。こういうのが欲しかった。

11 :蘇える邦彦さん:02/05/12 17:19
う〜、ウチってCSみれない!!
自宅にある「野獣死すべし」VTRで我慢するかな。(w

12 :蘇える邦彦さん:02/05/14 16:33
このまま、埋もれるのか・・・時代ってこと?(w


13 :無名草子さん:02/05/14 23:35
どこかの巻で西城の行動の動機について
「自由のため」
みたいのがあったが少し萎えた。
個人的には善悪の彼岸みたいな動機が良かった。

14 :無名草子さん:02/05/14 23:38
「野獣死すべし」といえば「復讐のメカニック」のビデオは今手に入らないよね。
仲代達矢のはキネマ倶楽部の通販で購入できるのがありがたい。

15 :蘇える邦彦さん:02/05/15 11:27
あ、ちゃんとsage進行してる。
復讐のメカニック、そういえば確かに。仲代達矢の時代だったか〜
ボンドシリーズみたいに俳優が変わっても大丈夫であればな〜
大藪シリーズ、とか。
今手元に「絶望の挑戦者」があるけど、昔見た内容とどこか微妙に
変えられている様な気がする。気のせいか。
野獣の日銀ダイヤの内容が、優雅に載っているノベルのプロトから長編にされ、
各所(ブロンクス訛り、ボストン訛り、キングスイングリッシュ等)洗練されて
きたのも時代の流れで面白い。

16 :無名草子さん:02/05/18 01:04
>>13
多分「狼は復讐を誓う 第二部 アムステルダム編」では?
いや実は、さっき読んだんだ。
確かに一生過ごせるほどの金を得て自由になる為、というような
文があった。
西城、敵を殺しまくり。そのくせ寝た女と別れる時、別の男見つけてるのを
見て心が痛まなくて済むとか書かれてる。
ちょっと女に弱いとこがあるけどそこがイイ!

17 :無名草子さん:02/05/19 23:26
さ、下がりすぎ…
今執筆中の自作小説、西城に多大な影響を受けている。
というか、大藪ヒーローはみんな好きだけど、西城は作品が多いし
伊達邦彦ほど完璧じゃないあたりが好きで。
ドスケベで人のいい西城って感じになってきてしまったような…

18 :無名草子さん:02/05/22 10:16
 俺の父親、2月27日に死んでしまったが、所謂生命維持装置のせいで一日
ズレた(うるう年だったのもスゴイ偶然だ)だけ、零時ちょっと過ぎが「ご臨
終」。
 いうまでもなく大藪氏の命日は2月26日。「絶望する人よ、俺を見よ」等
の言葉、赤裸々な暴力を描き迫害された境遇。そして「こんな不謹慎な事考え
たって良いんだ」と、不器用なくせにしょーもない事にマジメだった私にとっ
て、大藪氏は「第二の父」です。
 誰がなんといおうとこの話は本当です。
 大体、父親の死をネタにするような奴、いくら2chでもそうはいまい。

19 :無名草子さん:02/05/22 15:33
やっぱ「野獣死すべし」に尽きるなぁ、ここに大藪の全てがあるよ。

20 :無名草子さん:02/05/22 17:42
個人的大藪春彦BEST3

 「汚れた英雄」 すばらしく良くできた青春小説
 「狼は復讐を誓う」 エアウエイハンターシリーズの傑作
 「戦士の挽歌」 サラリーマンシリーズの集大成

 次点

 「野獣死すべし」 大藪春彦の原点
 「蘇る金狼」 禁断のピカレスクロマン
 「アスファルトの虎」 スーパー長編

 続きを書いてほしい作品

 「狼の黙示録」 西城秀夫、旧ソに潜入したまま行方不明



21 :無名草子さん:02/05/22 17:57
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/990543921/

22 :無名草子さん:02/05/22 21:39
>>20
狼の黙示録の続きについては大藪氏が現地取材をして西城の生還は無理
なことを判断したのがそもそもの中断と聞いたことがあるよ


23 :無名草子さん:02/05/22 22:39
大藪作品を演じる俳優は誰か?
って前すれで盛り上がってたけど
肉しか食わない大藪作品主人公にぴったりなのは中田ヒデだな。
凶悪な目つきも、くれバーな頭も
スリムに見えてマッチョなのもぴたーり。

24 :無名草子さん:02/05/22 23:08
俺は大藪作品を古本屋で5円でうってたので、一時買いあさってた時があったよ。

やっぱ、凶銃ワルサーP38だったか?? それが一番印象にのこっとるよ。



25 :無名草子さん:02/05/22 23:10
>>23

>肉しか食わない大藪作品主人公にぴったりなのは中田ヒデだな。

↑ こいつだけは勘弁してくれ。


26 :無名草子さん:02/05/22 23:14
ロス・マク「青いジャングル」をパクった「火制地帯」読みたい。


27 :無名草子さん:02/05/22 23:25
ヒッチコックマガジン

28 :無名草子さん:02/06/02 02:52
あげとく

29 :無名草子さん:02/06/20 10:25
おいお前等!!今夜TV大阪で真木版「蘇る金狼」やるぞ!!
間違いなく関西ローカルネタでスマソ。

30 :無名草子さん:02/06/20 18:44
例の銀行強盗犯て大藪マニアだったんだよね?

31 :無名草子さん:02/06/20 23:00
噛むと果汁がサイダーのように口の中で飛ぶage

32 :無名草子さん:02/06/20 23:15
梅川だっけ? サラ金に追い詰められるってのはプロット、動機づけにはナシだよねー
猟銃持って立てこもれるのなら借金取りなんて追い返せ!!

33 :無名草子さん:02/06/21 23:08
銀行の金で借金返済って意外と律儀
ttp://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/mitubisi.htm

34 :無名草子さん:02/06/22 13:41
暴力租界は同じことの繰り返しだなあ。
組織のボスを襲撃・ドラッグ等を略奪・女を犯す の繰り返し。

漏れが初めて読んだのは「絶望の挑戦者」
これはおもしろい。読んだときは「こんなおもしろい小説があったのか!」って
思ったよ。
大藪作品の男たちは漏れの憧れだ。
ああ〜、あんなリーマンになりてえ。

35 :無名草子さん:02/06/23 11:03
「絶望の挑戦者」は当時の自動車業界の状況がわかり面白かった。

36 :無名草子さん:02/07/06 20:15
大藪は短編でも結構読ませてくれるよな。
ところが、起承転結になっていなくて、起承転くらいで終わっちゃうようなのも、
意外と面白かったりする。
http://members.goo.ne.jp/home/higuchit1102

37 :無名草子さん:02/07/07 16:32
>>36
お薦め作品を教えてくだされ

38 :無名草子さん:02/07/07 16:36
野獣死すべしを読んで閉口。あんな大学生(大学院生だっけ?)いるか。っていうかああいう行動を起こす主人公を普通にバカだと思った。ぜんぜんおもろなかった。

39 :無名草子さん:02/07/07 17:03
「野獣死すべし」は自伝と妄想の混じった作品だからねえ。

伝説的な名作ということになってて賞賛する人は多いんだけど、
伊達邦彦の高校時代なんかは世代を超えて痛くて恥ずかしい。

「野獣死すべしの旋律」とか「犯罪、特に殺人には生命の昇華がある」
とかいうフレーズもハードボイルドというよりは文学厨の感性だし。

漏れとしてはそういうところが好きで、「野獣死すべし」と
「汚れた英雄」のはじめのほうはよく読み返すよ。

40 :無名草子さん:02/07/09 20:55
耳の上を鋭く蹴って気絶から醒めないようにするage


41 :無名草子さん:02/07/09 22:49
トカゲのような回復力age


42 :無名草子さん:02/07/13 15:22
肉を3キロ。
サラダをボウルに大盛り。
ソーセージを10本。
フランスパン3本。
以上を貪り食う。オェ

43 :無名草子さん:02/07/13 19:03

すごい うんこ になるだろうな。


44 :無名草子さん:02/07/13 19:15
昔、バイク乗りだった頃には大藪の汚れた英雄の最初の方は憧れだった。
少年がバイクを引いて登場するシーンはいまでも思い出す。
でもあの作品は結局諸行無常の処があるんだよね。もっとも彼の場合大抵
そんなかんじだけどね。

45 :無名草子さん:02/07/14 09:58
ナイフの刃を縮こまったペニスにあてる。
「ワカター、話すからやめてくれー」


46 :無名草子さん:02/07/21 09:41
「蘇る女豹」に萌え

47 :無名草子さん:02/07/26 10:57
あげ

48 :無名草子さん:02/07/27 03:32
世田谷文学館に常設展もできるし、角川から文庫も新たに出るし、
ひそかに読みつがれてほしいね。

49 :無名草子さん:02/07/27 16:13
今時のヒキコモリ君たちにこそ、読まれるべき作品だと思う。

50 :無名草子さん:02/07/27 17:07
ヒッキーが読んだら、手製爆弾作ったりしてかえってアブナイんじゃないかい?

51 :無名草子さん:02/08/13 15:21
ここで大藪春彦必読作品リストを紹介する。
順不同
1 「野獣死すべし」
  暗い情念に彩られた青春ハードボイルド。第1作のみが
  持ち得る新鮮な感性が魅力を放つ。
  映画化作品はすべて逝って良し!
2 「蘇える金狼」
  ボリュームがあり読み応え充分なリーマンアクション。
  松田優作主演の映画もまあまあ良かった。
3 「戦士の挽歌」
  これもリーマンアクションだが2より娯楽性が強い。
  読み応えは充分。
4 ウインチェスターM70
  問答無用のピカレスクロマン。凄すぎ。
5 「長く熱い復讐」
6 「黒豹の鎮魂歌」
7 「傭兵たちの挽歌」
  いずれもA・クイネルも失禁するリベンジャーものだが
  特にスケールの大きい7がいい。
8 「凶銃ルガー08」
  拳銃放浪談の傑作。ある意味異色作。阿部寛主演の
  ビデオは逝って良し!
9 「みな殺しの唄」「凶銃ワルサ―P38」
  マカロニウエスタンを凌駕する殺しのバラードが炸裂

10 「獣たちの墓標」
   西条もの最高傑作。
   「ちゅらさん」もぶっ飛ぶ沖縄アクション

番外「赤い手裏剣」
   異色時代ハードボイルド。結構いい。
   市川雷蔵主演の映画は逝って良し!

個人的御薦め
「死はわが友」「奴に手錠を」
暗い情念が苦手な人向き。気軽に読める娯楽アクション。

女豹シリーズは逝って良し!大藪春彦は女性読者に媚びる
必要は無かったのに残念。
あの間抜けな主人公には引いた。

中期の処刑シリーズ以降の集団アクションものもいただけない。
大藪春彦の主人公は悪霊を守護神にひとりで戦い続けるのが
いいのだ。

52 :無名草子さん:02/08/13 22:17
>>51
すばらしい解説サンクス
いいところ見てるよ。

53 :無名草子さん:02/08/14 01:32
野獣都市の大学院生・黒沢年男と実業家・三国連太郎のコンビは最高だぜい。
脚本はクソだけど。

54 :無名草子さん:02/08/14 18:33
>>51
汚れた英雄が入っていないのは、なにかこだわりとかがあるのですか?

55 :無名草子さん:02/08/19 20:32
サラリーマンが主人公の作品なら、蘇る金狼より、戦士の挽歌が面白いと思う。
主人公の勤める業界の裏側なんかが生なましくてよかった。

56 :無名草子さん:02/08/25 21:25
ボクは蘇る金狼のほうが好きだな。この作品で大藪にはまって何十冊って読みまくった。
大藪作品はハードボイルドというよりは一種のファンタジーなんだよ。

57 :無名草子さん:02/08/25 21:59
えろが痛いのは少し引くと思う漏れは候?

58 :51:02/08/25 22:13
「汚れた英雄」はカーマニア好みです。
一般の大藪ファン、まして大部でもあり、
これから大藪先生の本に親しもうとする方には薦めかねます。

ヒッキ―やリストラマンにも是非大薮先生の本を読んで欲しい。
ヘタレた人権感覚など糞食らえな戦いの世界です。
1冊読み終えれば、外の世界に向けての戦いの血がうずくことでしょう。

59 :無名草子さん:02/09/19 03:06
「骨肉の掟」だったかな?
中学の頃オナニーのネタにした覚えがある。
以外に燃えた。

60 :無名草子さん:02/09/20 11:26
個人的には香取慎吾の金狼はカナリOKだったのだが。
上原多香子がウザかった以外は脇のキャスティングも曲者をそろえてたし、
大藪的なツボは押さえてたと思う。


61 :無名草子さん:02/09/25 17:40
今「蘇る金狼」と、漱石の「三四郎」ハーディの「日陰者ジュード」をチャンポンで読んでるけど
三者三様の立身のあり方に、めまいがしてきた・・・
大藪春彦って初めて読んだけど、朝倉は疲れると言うことを知らんのか?

62 :無名草子さん:02/09/28 02:22
10年ぶり位に大藪作品を読みました。
「処刑戦士」って言うやつ。
ゴーストライター云々言われるのが解るような気がする。
こんなの大藪春彦の小説と認める訳には・・・。

63 :無名草子さん:02/09/28 02:24
この中に絶対いるはずだ!

失禁マニア!(笑)

64 :無名草子さん:02/09/29 00:22
>>62
すまん、それ結構すきなんだ。
一匹狼が大藪ヒーローの原点なのはわかってるが・・・

65 :無名草子さん:02/09/29 12:49
好き嫌いは、それぞれって事で・・・ゴメンネ。
動機が薄いと、強奪した金の使い道がわからない。
滅茶苦茶な動機でも何でもいいんだけど・・・。
それと、主人公が一回は敵対する相手に捕まって、
拷問を受けてくれないと消化不良なのです。

66 :無名草子さん:02/09/29 13:53
『戦いの肖像』
スケールは大薮作品中最強。
漏れもユートピア共和国に移民してえ……。

67 :無名草子さん:02/09/29 14:18
>>66

同じ道具を持っているのに「沈黙の艦隊」の独立国家「やまと」とはえらい志が違ったな。
漏れも心はユートピア共和国の国民だけど(笑)。

68 :無名草子さん:02/09/29 14:49
『ヘッドハンター』
野牛の頭蓋骨のために○○○○をあぼーんしちゃう
主人公に萌えまくり。

69 :無名草子さん:02/09/30 10:42
野獣死すべしage

70 :無名草子さん:02/10/01 20:41
マンハッタン核作戦age

71 :無名草子さん:02/10/03 23:44
日銀ダイヤ作戦age

72 :無名草子さん:02/10/11 23:56
厨房の時に野獣死すべし読んではまりました。
好きなのは「戦死の挽歌」「黒豹の鎮魂歌」「長く熱い復讐」あたりの中期作品。
好きな主人公は西城秀夫です。
大藪作品で好きなのはヘッドハンターあたりまでかな。
最近お気に入りの作家はスティーブン・ハンター。
銃器の描写は大藪作品に通ずるものがある。


73 :無名草子さん:02/10/12 23:07
戦死→戦士です。面目ない。

74 :無名草子さん:02/10/17 21:23
蘇る金狼は、略して「ヨミキン」でとおってた

75 :無名草子さん:02/10/20 19:30
女豹シリーズでオナニーした奴この指止まれ!
俺もやけどね。

76 :無名草子さん:02/10/21 22:37
はい!

77 :無名草子さん:02/10/26 01:27

       ,.;'‐、____,:-;';:、.
      /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ.
     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ.
     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ.
     i;:;:;:;:;:/ノ-'-''"ヽ;:;:;ヽ'''-ヽ、;:;:;:;:;|
     {;:;:;:;:ノ■■■   ■■■ヽ;:;:;}
     ヽ;:;{    _   _    |;:;:{
      };:;|三/ ●),. 、(● ヽ三 |〈
      ヽ| " ゙='"/:::ヾ='"゙  | }
      { |∫ ∴ (,.、::,. )  ∵ |/
       ゝ::●. ...:人:人:::.....  ...!
       {;;ヽ:.:.:.:.:.:.:.<Ξ>:.::.:.:.:.:.:.:/;}
      / ヽ:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ \
    /    |ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|    \
          ヽ ̄ ̄ ̄  /
           ヽ___/

へんなおじさんがこのスレに興味を示しています


78 :無名草子さん:02/11/01 18:13
「輪殺(まわし)の掟」のなかで銀行員のおねーさんがやくざに
レイプされまくるところでリアル厨房のときにぬきますた。

で、こないだ懐かしさもあって読み直したんだけど、主人公たち
の登場シーン、みんなウェスタンスタイルで雄琴に登場するんだよ。
漏れも大の大藪ファンだけどやはり笑ってしまった。
70年代はこれでOKだったんだろう・・・・

やはりキャラ的には西城のむちゃくちゃさが好きです。
漫画「刃牙」範馬勇次郎のモデルは西城ではないかと考えている。

79 :無名草子さん:02/11/11 18:09
怪鳥のような叫び声age

80 :無名草子さん:02/11/14 02:30
>78
市街戦の最中にやられちゃうお姉さんね。
ウエスタンスタイルでいま歌舞伎町を歩いたら、どうなるだろう?
以外にOKかも。


81 :無名草子さん:02/11/14 15:07
映像になった大藪作品は、
どれも受け付けなかったぁ〜。
金狼の松田優作ぐらいかな。
香取にいたっては、なぜあんなむちゃくちゃな脚本になるのかが不思議だった。
金狼が復讐物語になってるし。
だったら、違う話をやればいいのに、って思ってた。
朝倉、兄弟なんかいないし。
あそこまで変えちゃっていいのかな。

82 :無名草子さん:02/11/14 15:45
松田と香取の脚本家はどっちも同じ人だよね。確か。

83 :無名草子さん:02/11/15 17:52
漏れはヘッドハンターを厨房の頃読んではまって以来ほぼ全てを読破したなー
工房のころは授業中にに主人公戦闘力ランキングを勝手に決めてたよ・・・・・漏れ的には
1 伊達邦彦(言うまでも無く「野獣」シリーズ
2 西城秀雄(言うまでも無く「エアウェイハンターシリーズ」)
3 高見沢優(アスファルトの虎)
ってな具合に。
 ところで大藪再弱は星島(ウェポンハンターシリーズ)だと思うけどどうかな?

84 :無名草子さん:02/11/16 08:39
>>81
「野獣都市」は有間(黒沢年男)と石浜(三國連太郎)が
岩野(小松方正)を海に沈めるところまでは原作に忠実で、
なおかつゴージャスだったよ。


85 :無名草子さん:02/11/18 10:18
たぶん大藪作品にはまった人は、一番最初に読んだ作品が
一番印象深いと思う。

俺の場合、「処刑の掟」を読んだのが高一のときで、文字通り
頭をぶん殴られたような衝撃を感じたな。

俺もいつかは、自衛隊から重火器を奪って銀行強盗してやる。
なんて馬鹿なことを考えていた。

今の時代、大藪氏なみのパワーを持った作家って誰かいるかな。
っていうか次に読むべき作家を誰か推薦してくれ。

86 :無名草子さん:02/11/18 23:29
大藪キャラの習った武術
「孤狼は挫けず」は主人公が空手の本で独習して、
虐待する親戚をやっつけるという話があった。

「黒豹の鎮魂歌」はフランスに渡った主人公が
中国人に拳法、アラブ人にナイフ術をならってた。

「蘇る金狼」ボクシング

「汚れた英雄」少林寺拳法

「アスファルトの虎」米軍の格闘術とボディビル

「赤い手裏剣」刀術と拳法

あとなんかある?

87 :無名草子さん:02/11/19 00:47
「狼の追跡」は相撲。

>空手の本で独習して、
その文のみ読むと、通信空手みたい。
あと、邦彦がよく、自然体で構えるのはなにか術名あるんでしょうか。

88 :無名草子さん:02/11/19 03:35
87
「孤狼は挫けず」の大陸引き上げ後の主人公は、親戚に虐待されて
いろいろこきつかわれてる時、すきをみて空手の教本で
独習して、最後には石炭を手刀で割れるまでになった
っていう設定だった。それである程度自信がついてから
血祭りにあげたんだったと記憶してる。

89 :無名草子さん:02/11/20 22:56
大藪hiroって柔道やらないね。やっぱり絵的に空手のほうが映えるからだからかな。

90 :無名草子さん:02/11/23 07:48
>>81
藤岡弘の野獣死すべしの、人質の女のテニスウェアをハサミでジョキジョキ切ってく
場面を消防の頃テレビで偶然見て、激しくボッキしましただ。


91 :無名草子さん:02/11/28 09:56
>>90
あの映画、テレビでやったの?
30歳で見たけど、同じく激しくボッキしましただ(w
ちなみにハサミで切る役は藤岡さんじゃなくて共犯者(町田?)役の
大学生の方だね。

92 :無名草子さん:02/11/30 17:16
ぼくは松田優作の「甦る金狼」で悪者(?)の和服をきた愛人を
金網におしつけて後ろから犯すシーンがボッキしますた。

ところでもしエアウェイハンターを映像化するなら誰が
西城やったらいいですか・・・ぼくは、誰も該当者いないから
アニメでいいです。

93 :無名草子さん:02/12/01 03:51
秀雄=西条秀樹では?

94 :無名草子さん:02/12/03 01:15
金網越しに挿入する話があったよね。少年院かなにかの話で。

95 :無名草子さん:02/12/03 14:16
>>94
若き獅子の最期

96 :無名草子さん:02/12/03 22:39
最近「孤剣」が再版されたね。でも表紙の伊吹勘之介のイメージが
全然ちがう。もっとかっこいいはずである。

この小説はすきなのだけど、じっくり読めばオイオイっていう
描写もないことはない。例えば敵からうばったコルトの
掃除をしながら「うい奴」っていって頬擦りするのだから。

でもやはり道具をつかいこなすのはそのくらい道具に対する
愛情がないと駄目なのかな?漏れもPCに頬擦りするかな・・・

97 :無名草子さん:02/12/05 01:44
仲代達矢版の「野獣死すべし」に大藪春彦氏が出演されていたそうです。

98 :無名草子さん:02/12/05 04:00
>>97
某サイトに載ってたね(w
漏れはビデオ持っているけどわからん。

99 :無名草子さん:02/12/05 23:08
>>98
教えて下さってありがとうございました。

100 :無名草子さん:02/12/08 00:21
>>64
貴方は、もしかして関根勤氏ですか?
ごきげんように出演された時に話されていたエピソードをおもい出しました。

101 :無名草子さん:02/12/11 22:56
>>96
拙者が持っている「赤い手裏剣」には頬ずりのシーンなぞ書かれておらぬが・・・。

102 :無名草子さん:02/12/12 00:20
実写よりアニメのほうが味が出そう、、、
賛否両論ウエポンハンタが好きでふ。

103 :無名草子さん:02/12/12 01:30
>>101
私も「赤い手裏剣」、「孤剣」両方読みなおしましたが、>96さんが
おっしゃっておられるところ、ありませんでした。

104 :無名草子さん:02/12/13 03:12
当方、20代前半の大学生ですが、野獣死すべしを読んで閉口(^^;
やはりジェネレーションギャップというか、時代が違いすぎる気が…
そういえば「太陽の季節」を読んだときもこんな感じを受けた。
だが、共感を覚える部分もある。

「愚にもつかぬ講義を必死でノートに写し、試験の成績に一喜一憂するあわれっぽい飼い鼠ども。
就職と、男は女、女は男をこしらえる事だけを目標とし、試験の頃には出来る奴のまわりに
街娼のように群がる女学生。馬鹿おどりを踊り続ける仮面の下からのぞく、ひやりとする冷酷な
エゴイズム、小ずるさ。みじめな頭には、けち臭い夢がふさわしい。邦彦は授業には何の興味も
無い。頭脳はまだ把握力を失っていない。

この一節は今も昔も同じですね。非常に共感を覚えました。やはりこの文章に共感できるかどうかで、野獣死すべしの評価が決まると思いますね。

105 :無名草子さん:02/12/13 04:04
当方、20代後半のオサーンですが、初めて大藪を読んだときに
直接「来た」かといえば、まあ私もそうではなかったですね。

しかし、そこらへんを頭の中で変換して読めば、
作品が根ざしている構造は今も同じなのではないかナと。

というより、こういうものの雛形を作った人ですから。
当時から「劇画」や映画に与えた影響は大きいし、
今でも多くのものが(大藪を意識してないにしろ)その路線の上に
あるんじゃないかなと。それはスゴヒ。

106 :無名草子さん:02/12/15 21:07
今更ながら、酒を飲みながら
ボローニャソーセージ食べつつ書き込んでまつ。

107 :無名草子さん:02/12/30 01:56
俺は誰がなんと言おうとも大藪命。

北方読む奴逝ってよし。

108 :無名草子さん:03/01/02 22:03
ファニングであげ

109 :無名草子さん:03/01/02 22:59
>ファニング
「野獣死すべし」ですね。

110 :無名草子さん:03/01/06 02:06
まだ大藪作品を読んだ事がないんですが、ちょっと興味がありまつ。
最初の1冊になるか、最後の1冊になってしまうかはわかりませんが、
お勧めを教えて下さい。
どんな雰囲気の作品かも教えてくれると選びやすいです。
当方30歳女でし。

111 :無名草子さん:03/01/10 07:18
>>110
「野獣都市」
推す理由…あんまりメカの話とか銃撃戦とかないし、
心理描写も多いのでわかりやすい。


112 : :03/01/11 00:00
『野獣の弾丸』だったか『餓狼の弾丸』だったか。
あれはすごい小説だった・・・。

113 :無名草子さん:03/01/11 00:28
サバゲ版に大藪氏のスレがたってるよ。

114 :無名草子さん:03/01/11 00:54
正直ブレヒトには取ってもらいたかったなあ。

115 :無名草子さん:03/01/11 00:55
誤爆です。スマソ。

116 :無名草子さん:03/01/12 03:06
女性なら・・・・当然「非情の雌豹」。

117 :無名草子さん:03/01/12 03:21
110さん
デビュー作「野獣死すべし」がいいです。角川文庫。
内容は勧善懲悪ならぬ、勧「悪」懲悪。
主人公の凶悪ぶりが痛快。

118 :山崎渉:03/01/12 18:23
(^^)

119 :無名草子さん:03/01/12 20:24
>>112
大藪春彦「餓狼の弾痕」
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/965731888/


120 :山崎渉:03/01/23 04:16
(^^)

121 :無名草子さん:03/03/01 08:43
age

122 :無名草子さん:03/03/03 05:37
「蘇"え"る金狼」

123 :無名草子さん:03/03/06 22:58
「非情の女豹」

124 :無名草子さん:03/03/06 23:32
刃こぼれしたノミで彫ったような、荒削りだが彫りが深く男臭い顔

125 :無名草子さん:03/03/07 00:36
鷹見徹夫の事か?

126 :山崎渉:03/03/13 16:48
(^^)

127 :(´ー`)y─┛~~ ◆xzyTpkN9jY :03/03/23 21:07
「血の来訪者」(光文社文庫)ゲット。
伊達邦彦シリーズで、これだけ入手できないでいた。取り合えずホッ。

中2のときに「野獣死すべし」を読んで、文字通り銃把で後頭部をブン殴られる
ようなショックを受けた。あれからもう20年。おれも年を取って「大人」になって
しまった。
大藪作品からは、「餓える」ことの大切さを教わった。
あの頃のような「餓え」をもう一度感じることが出来るか。勝負。

128 :無名草子さん:03/03/29 02:11
延髄を抉って即死させるage

129 :山崎渉:03/04/17 12:13
(^^)

130 :山崎渉:03/04/20 05:58
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

131 :無名草子さん:03/04/28 20:21
今「破壊指令NO.1」読んでいる。
「女は膝のあたりまでバターのようになっていた」

132 :無名草子さん:03/04/28 20:42
本スレはこちらに移動しますた

文学論板
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1043460681/

133 :無名草子さん:03/04/28 20:43
ここでアダルトDVD買ったんですがすごく安くてすぐ届きました

http://www.net-de-dvd.com/


134 :無名草子さん:03/04/28 20:46
>>132
キモイやしがいるのでここを本スレとしてマターリやりやしょう

135 :無名草子さん:03/04/29 01:11
いい名前でしょう? リップバン・ウィンクル



136 :無名草子さん:03/04/29 10:17
「復讐のシナリオ」は面白い

137 :無名草子さん:03/04/29 15:31
>>136
殺される大物俳優が「俺様」というのに萎えた

138 :無名草子さん:03/04/29 22:20
サクっ、ゴーストライターが書いたからつまんねぇぞ!

139 :無名草子さん:03/04/30 01:15
その夢はね どんな狩りでも許されるという 素晴らしい夢だったんです

140 :無名草子さん:03/05/01 19:16
もうひとつの穴がお留守だぜーーーー


141 :無名草子さん:03/05/03 16:47
スウィス銀行に預金

142 :無名草子さん:03/05/05 17:37
ステーキ5人前を平気で平らげる。

143 :かおりん祭り:03/05/05 17:40
〜oノハヽo〜                
  ( ^▽^) < こんなのございまーす♪ 
http://www.japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz03.html
http://japan.pinkserver.com/kensuke/mona/index.html
http://www.japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz02.html
http://japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz08.html
http://www.japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz09.html
http://japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz05.html
http://www.japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz06.html
http://japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz01.html
http://www.japan.pinkserver.com/kaorin/moe/jaz10.html
http://japan.pinkserver.com/kaorin/moe/jaz07.html
http://www.japan.pinkserver.com/kensuke/moe/jaz04.html

144 :無名草子さん:03/05/06 00:36
>>135
そのシーンの後半で、あまりの松田優作のイっちゃってる演技のせいで
シリアスな筈が、映画館中大爆笑になったセリフがあったんだが。
ああー、覚えてねえー。

145 :無名草子さん:03/05/06 23:30
>>144
あ、あんたついてる〜

146 :無名草子さん:03/05/07 01:43
あ!ああ、えっと、それだったっけ。そこもそれはそうだという気も。違うような。
あ、何か相手役の、死んだ目、いや、なんでそんな目をしてるんだ、みたいなセリフで。
映画館中の人間が、何なのこの目が泳いでいるキャラは、と同じことを思っていたトコに、
図らずもメタ的に指摘されて、大爆笑、だった気が。

147 :無名草子さん:03/05/07 21:05
>>146
ひと休みしますか

だったかな・・・。

148 :無名草子さん:03/05/07 21:11
>>146
寝ますか

これかな、連レス陳謝

149 :無名草子さん:03/05/08 21:05
>>146さん、思い出されましたか?

150 :無名草子さん:03/05/08 22:38
>>149
忘れたよ。村川透監督。音楽も良かったべ。ラストも良かったべ。
ハードボイルドなのに、異世界を感知するようなリリシズムがあった。
あそこまで換骨奪胎しても、名作だべ。ええわあ。

151 :無名草子さん:03/05/09 20:54
それに駅弁という発想も良かったべなあ。

152 :無名草子さん:03/05/09 21:54
>リップバン・ウィンクル
って何?

153 :無名草子さん:03/05/09 22:05
>>151
あんたなあ…。俺は真面目に言ってるだべ。しくしく。
あれは売れてない頃の鹿賀丈二だったべ。エロだべ。
>>152
「野獣死すべし」の映画の話だべ。板違いすまんのう。
ただ書籍板としてはリップバン・ウィンクルは知っててもいいべ?
知らんば、検索でもするべし。ふにゃ。

154 :無名草子さん:03/05/09 22:11
大藪は中学生のころ読んだなあ。
映画は野獣が一番。音楽もいいしね。
一時撤退だ。

155 :無名草子さん:03/05/09 22:12
鹿賀「もう、やめよ」

松田「よしよし、わかった、落ち着け、落ち着け!」

156 :無名草子さん:03/05/09 22:15
「おまえ、死ね。」

157 :無名草子さん:03/05/09 22:19
今思ったんだが、ホントの駅弁がシーンに出てたってことだべか?
おらあ、すっかり駅弁ふぁっくだと思ってしまったんだべ。
あれ正常位だったべ。んー、レンタルビデオ屋逝くべ。さいなら。

158 :無名草子さん:03/05/10 10:04
大藪の後期の作品はつまらないのだが、なぜだ?

159 :無名草子さん:03/05/11 09:36
五木寛之が何かの作品の解説で「何年たっても小説がうまくならない」と書いていたなあ

160 :無名草子さん:03/05/11 21:27
>>159
対談集「男たちよ闘いの荒野に死ね」

161 :無名草子さん:03/05/14 01:38
漏れは角川文庫の短編集「青春は屍を超えて」に収録されているような
やけっぱちの若者のドラマが好き。
20代前半の頃は自分に重ね合わせて読んでいたなぁ。

162 :無名草子さん:03/05/14 01:52
>>161
たしか野崎六助の解説だったべ。おら知らね世代だども、
「亡命者帰らず」とか全共闘バリバリ文を最も純化したグッドな批評だべ。
実に適任やないかい。
あちしは「戦いの肖像」でげすな。あれええわあ。
初期作品なのに、珍しくチーム組んで異質。後期の雛形だぞな、もし。
破天荒なユートピア小説。最高だっぺ。

…やめようオレ、この言葉遣い。

163 :無名草子さん:03/05/14 02:14
>>162
「戦いの肖像」と「唇に微笑み心に拳銃」の後編ってほとんど同じだなぁ(w

164 :無名草子さん:03/05/16 02:26
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

165 :無名草子さん:03/05/16 22:39
>>163
大丈夫だ。
男のハーレクインロマンスだ。
大藪の作品はほとんど同じだ。ええ、同じですとも!
いやん。

166 :名無しの掟:03/05/17 08:01
>>165
最初はほとんど同じに見えるかも知れないけど、読んでいるうちにそれぞれの
作品の違いが見えてくる。それがまた楽しい。

でも“男のハーレクインロマンス”っていうのは、鋭い表現だと思う。

167 :無名草子さん:03/05/17 16:03
>“男のハーレクインロマンス”

これ使わせてもらいます

168 :30-06:03/05/18 00:03
映画「野獣死すべし」
大藪春彦本人が出演してるのは酒場のシ−ンの冒頭
主人公の仲代達矢が老婆に「金をやるから踊れ」という
ところだよ。カウンタ−でガブ飲みしてるよ。当時24歳!若い!

>男のハ−レクインロマンス  最高の表現だ!

169 :無名草子さん:03/05/18 01:07
>男のハ−レクインロマンス  
同じ内容だとか、マンネリとか言われても
読者第一主義で書き続けてくれた
大藪先生と峰隆一郎先生のこの称号を
捧げたい。

尚、旅行にもっていくわたしの定番本には
かならず「ヘッドハンター」入ってますよ。
何度よんでも飽きない。

170 :無名草子さん:03/05/18 01:15
165だべ。すまんかったべ。
男のハーレクインロマンスちゅうのはオリジナルじゃなかったべ。
確か北方謙三ブームの時だったべなあ。業界では言われてたべ。
大藪でもいいべ。
>168
古い方の映画は見てないべ。レンタルビデオや逝ってくるべ。あるんかいな。
つかこの口調やめるべよ、オレ。

171 :名無しの掟:03/05/18 07:01
>>169
私の仕事用バッグと休日に外出する時のバックパックにも、それぞれ「ヘッドハンター」が
入っています。家にあるのを含めて3冊!v(・∀・)v

「餓狼の弾痕」みたいな作品は勘弁してほしいけど、「ヘッドハンター」なら
まだまだ延々と書いてもらいたかった。途中で断念した北極圏とか、高見沢優
だけが達成したモンゴル猟とか。あ、でも杉田は単独猟を好む男だから、ガイド
なしでは不可能なモンゴルでの猟はトラブル続きかも。

172 :無名草子さん:03/05/18 14:16
「アスファルトの虎」って本屋逝っても全然見つからない…
ブックオフにでも逝くか

173 :名無しの掟:03/05/18 20:21
>>172
書店の大藪春彦コーナーって、本当に小さくなっちゃいましたね。以前は棚ひとつ
全部が大藪だったりしたのに。

逆に、古本屋では大藪作品はだぶつき気味。悲しいことだけど、これから読んでみようと
いう人にはちょうど良いかも知れません。

174 :名無しの掟:03/05/18 20:47
書き忘れていましたが、「アスファルトの虎」には「凶獣の罠」という
番外編もあります。高見沢が田口のボディガード軍団とのつながりを
完全に絶ちきることになる話です。

でも、高見沢は確かヤクザたちにも裏の顔を知られているはず。
ボディガード軍団たちの残党もいるし、はたして最後の最後まで
秘密を守りきることが出来るんでしょうか。

∀・)v 大藪作品の主人公だから、大丈夫なんでしょうけど。

175 :無名草子さん:03/05/21 00:50
なぜ「画廊の男根」や「帽緑粗害」が面白くないのか?

@どちらにもあの溢れるような薀蓄がない。三合会、竹聯幇、
むかしの大藪先生なら説明してくれたのに。
Aひとりで闘わない。ワンマンアーミーなキャラが彼の魅力だった
のに、どれもチームに頼り過ぎている
Bキャラのネーミングが安直。

ほかにもいろいろ面白くない理由があるとおもうけど、
以上の理由で晩年の一連の作品は贋作だと認識しています。
「ロボの追跡」にしても、あんなうざったい女性キャラを
つくる大藪先生じゃなかったのに。しかも憂木瞳・・・ふざけるな!
どーせ小峯(宅八郎に負けた奴)
あたりがゴーストで書いたんだろうとおもっている。

176 :名無しの掟:03/05/21 18:38
>>175
大藪関連のスレを読むようになるまで、晩年の作品の幾つかを贋作と
考える人がいることを知りませんでした。個人的には、「ウェポン・
ハンター・シリーズ」あたりから意識的に文体を変えようと作者が
試行錯誤していたのではないかと思っています。さらに晩年は体調不良
などによる集中力の低下から、ああいうことになってしまったのではないかと。

「暴力租界」に関しては、断筆となった原稿用紙の写真とかも公開されて
いますし、ファンとしては大藪春彦がゴースト・ライターに頼ったとは
信じたくないです。

過去スレなどを読むと、「全盛期の頃に引退するか死んだ方が良かったの
ではないか」という意見もあるようですが、心身共にボロボロになりながらも
最後の最後まで書き続けた大藪春彦という作家の生き方は素晴らしいと
思います。

177 :無名草子さん:03/05/22 00:44
>>168
CS日本映画チャンネルで4年前のGW、大藪特集があったときに
ビデオに録画しており、大藪本人が出演していることは某サイトで
聞いていたけどどこの場面かはわからなかった。
ありがとう!
リーのママが客と戯れているときに画面の奥で談笑している切れ目の
若者がそうだね。

178 :山崎渉:03/05/22 01:28
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

179 :無名草子さん:03/05/24 00:51
アスファルトの虎は最高傑作と思います。野生時代で
リアルに呼んでました。それ以降はかなりいただけない。
戦士の挽歌もイイ!!プロパーの石川はカコイイ。
最近、30歳を過ぎてあの苛立ちというか、心理がより
深く近く感じられます。


180 :名無しの掟:03/05/24 07:04
>>179
「アスファルトの虎」は雑誌連載時の中途半端な“最終回”を
読んだ時にはヒヤヒヤしましたが、書き下ろしを加えて何とか
無事に終わったのを単行本で確認してホッとしたのを憶えて
います。“昼間にアルコールを飲まない禁”を何度も破ったり、
終わり近くではやたらとベンツの試乗をしてみたり、最初は
肉のまったくない和食を食べたりして健康に留意していたはず
なのに後半は他の作品の主人公たちと同じで2キロの肉をたいらげて
みせるのも御愛嬌。あれだけの大長編を晩年近くに書きあげたのは
凄いことだと思います。

「戦士の挽歌」は、大藪小説の中でもトップクラスの長身である
石川の鍛え抜かれた肉体の描写、豪快な食事シーン、惨めな日常と
束の間の開放感に酔う休日との対比、そして何より限界近くまで
我慢していた怒りがついに爆発した後の壮絶な戦いなど、まさに
「蘇る金狼」と肩を並べる“サラリーマンのバイブル”だと
思います。

患者の命を虫けらのように扱う悪徳医師や腐敗した医療の実体など、
常に世の巨悪を時代に先がけて暴く作者の眼力にも脱帽です。

181 :無名草子さん:03/05/24 22:05
「暴力租界」執筆時に編集担当者は「先生〜、同じことの繰り返しじゃないですか。
もっと工夫して下さいよ」とか注文しなかったのかな?

182 :無名草子さん:03/05/24 22:37
>>181
餓狼の頃で、既に持病が悪化して反寝たきり+定期的な意識混濁状態だったと聞くが、

183 :名無しの掟:03/05/24 22:40
>>181
晩年近くで心身共に限界の状態であることは周囲の人間にもわかっていたで
しょうから、好きなように書かせようという感じだったのかも。

184 :無名草子さん:03/05/25 11:54
大藪作品でお薦めの映像化作品(Vシネマ、映画)を教えてくれ

185 :無名草子さん:03/05/25 18:30
>>184
そりゃもう鈴木清順の「野獣の青春」(原作・人狩り)に尽きるだろう。
http://www.so-net.ne.jp/seijun/dvd/yajuu.html
原作自体は地味であまり有名でないし、脚本もかなり原作とかけはなれているが、
映画そのものの評価はダントツで高い。
あと同じく鈴木清順の「探偵事務所23」。
どちらもエースのジョーが主役。

186 :名無しの掟:03/05/25 21:22
仲代達矢主演の「野獣死すべし」って、どうなんでしょう? 残念ながらまだ
観たことがないのですが、邦彦がゲイボーイを囮にするシーンをテレビで観て、
けっこう原作に忠実で面白そうだと思ったのですが。

187 :無名草子さん:03/05/25 22:17
>>186
まぁまぁだね。一応、大藪ヲタとしては見て置く価値はあるけど、
映画としては大したことはない。
原作に忠実か、といわれたら、それなりに、かな?
デカを殺し、香港マフィアの持つ違法カジノの経営者を襲ったり、
彼らに逆襲されてゲイボーイを囮にしたりするシーンは
木村一八版でもあったな。


188 :30-06:03/05/27 15:59
>>177 そうかガイシュツネタだったのか まあでも
喜んでもらえたようでよかった。

いま思うと本当にすごいよな。3億円事件はともかく
サリンやVXガスまで「予告」してるんだから。彼の
小説は、決して荒唐無稽ではないんだよな。

189 :無名草子さん:03/05/27 16:58
「餓狼の弾痕」
これはかなりキてます。

190 :名無しの掟:03/05/27 20:44
>>188
あと、「黒豹の鎮魂歌」とロッキード事件というのも有名な話ですね。

191 :無名草子さん:03/05/27 22:37
アスファルトの虎の映像化に
当たっては、羽賀健二を高見沢役へ!!!


192 :名無しの掟:03/05/27 23:13
どうやって95kgのマッチョな身体にするの?(w

193 : :03/05/28 15:55
大藪春彦の小説って、ファンタジー小説のように現実逃避として読むのは
間違ってるのかなあ?


194 :山崎渉:03/05/28 16:23
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

195 :名無しの掟:03/05/28 19:37
>>193
大人の童話やファンタジーとして読むのが正解じゃないですか?

私は逃避と言うよりも、いわゆる“一般庶民”たちの清涼剤だと
思ってます。高倉健のヤクザ映画を観た後に観客たちが肩を怒らせて
出てくるというのと似ているのではないでしょうか。別に彼らが
そのままヤクザになるわけじゃないように、日頃のストレスを発散
したり、自分の平凡でささやかな生活も捨てたもんじゃないと考えたり、
そういう読み方が正解ではないかと。

少なくとも、犯罪の手引き書として読むヤシは単なるヴァカ。

196 :無名草子さん:03/05/31 15:40
読んだ後、憎いヤシを殺したくなるよ

197 :_:03/05/31 15:46
http://homepage.mac.com/hiroyuki43/jaz10.html

198 :山崎死すべし:03/06/01 23:01
              ∧_∧
( ゚д゚)  ;y=ー     (  ^^ )・∵. ターン
(| y |\/     =〔~∪ ̄ ̄〕
           = ◎――◎  

199 :無名草子さん:03/06/04 13:04
保守

200 :無名草子さん:03/06/05 08:28
敬愛する大薮春彦様
(猟友と)猪肉を食い過ぎて、鼻から「鯨の様に血を吹いて」
血が止まらなくなった大薮さん。
猥褻文書で逮捕された大薮さん。
拳銃不法所持で逮捕された大薮さん。
スカイラインGTRを乗り回して痔を悪化させた大薮さん。合い
言葉は「ところで兄貴、痔の具合はどうだい?」。
納車されたばかりの息子の単車を「ちょっと乗ってくる」と言
って走り出し、帰ってこないと思ったら事故っていた大薮さん。
大薮語録『金で買えない物は信用するな』と言いながら、金で
決して買えない愛妻に最期を看取られたこと。
もっと、もっと、どんなに作品が批判されようとも新作が読みた
かった。
でも、ウィンチェスター30/06発射音の残響は、いつまでも耳に
残っております。



201 :30-06:03/06/06 00:43
↑拳銃の件は知ってるが、猥褻って?

202 :名無しの掟:03/06/06 21:09
逮捕されたのは拳銃不法所持の1度だけです

203 :30-06:03/06/07 00:53
ちなみにベレッタです

204 :無名草子さん:03/06/07 10:41
>>201
亀でスマソ。
『血の来訪者』だったと思う。
ケーサツ官を愚弄したような描写が多かった氏に対しての
仕返しという説もあり。
昔の角川文庫等の解説参考にされたし。

205 :無名草子さん:03/06/09 04:05
大藪春彦は生肉の食いすぎで晩年ボケたんじゃないか?
 
青森で核を爆発させたり
野獣王国ってアンタ…

 
ギャグですか?

206 :無名草子さん:03/06/11 17:02
ウルフ

207 :無名草子さん:03/06/18 16:00
リンスキンLあげ

208 :無名草子さん:03/06/18 16:07
>205
>大藪春彦は生肉の食いすぎで晩年ボケたんじゃないか?

アフリカにて、ハンティングで仕留めた動物の生肉を食べた際、
生肉に入ったいた寄生虫に頭をやられていたのではという説もあります。

大藪作品では他に「餓狼の弾痕」というこれまたぶっとんだ作品があります。



209 :無名草子さん:03/06/18 18:45
昭和30,40年代のクルマ、当時の東京の道路などの描写が楽しみで読んでる。

210 :無名草子さん:03/06/18 21:10
社畜、学生みたいな一般人の這い上がりストーリー物が好きです。

「野獣死すべし」「蘇える金狼」「唇に微笑み、心に拳銃?」
「戦士の挽歌」「絶望の挑戦者」

を読みました。これ以外に、この類のおすすめありますか?

211 :名無しの掟:03/06/18 21:57
>>210
でしたら「汚れた英雄」は外せないと思いますよ。あとは「戦いの肖像」や
「野獣都市」とか。

212 :無名草子さん:03/06/19 00:12
406 名前:名無しさん@引く手あまた 投稿日:03/05/21 21:09 ID:EUb1RjBE
>>403
(浮気相手は)トラックの運ちゃんでした。。。
そいつを呼び出したときに、女房が俺が空手やってたの言ってなかったのか、
居丈高な態度に出てきたので、顔の形が分からなくなるほどやってやりました。
「訴えてやる〜〜〜!!」
と叫んでたので、
「お前の治療費の数100倍の慰謝料払わしちゃるっけんのぉ」
と、言い捨てて、涙を流しながらその場を立ち去りました。。。

408 名前:名無しさん@引く手あまた 投稿日:03/05/22 00:15 ID:90iI1SzA
>>406
大藪春彦「唇に微笑み心に拳銃」後編を読むべし(ブックオフで100円)

http://school2.2ch.net/test/read.cgi/job/1042861105/

この方にも勧めておきました。

213 :名無しの掟:03/06/19 07:35
>>212
グッジョブ!(w

それにしてもどうして皆さん「唇に微笑み〜」って“み”を入れちゃうんでしょうね

214 :210:03/06/20 00:15
>>211
ほーう、おすすめが三冊も。アリガトン

情報員、ヤクザが主人公のも楽しいけど、やはり自分と同じ平民モノ
が魅力。俺も早くマッチ箱のような文化住宅から抜け出したいもんだ。


215 :無名草子さん:03/06/20 14:01
寄生虫に頭をやられていた時期のもぶっ飛んでいていいですよ。

216 :無名草子さん:03/06/20 14:50
>>214
『長く熱い復讐(コロシ)』も是非読んでくだされ。

217 :無名草子さん:03/06/20 15:04
餓狼の弾痕ってあの同じ場面を延々と繰り返すやつ?
あれの狂いっぷりはすごかった。
なんであれを未だに販売してるのか・・

218 :215:03/06/20 17:14
>217

いいんじゃないですか。販売してても。
私、「餓狼の弾痕」大事に持ってます。
寄生虫が大藪氏の身体を操って書かせた貴重な作品だと考えております。

219 :30-06:03/06/21 01:00
寄生虫か・・・
俺も晩年の作品には「目が点」になったよ あれなら
そのへんの三流作家の作品と違わない(違うけど)。
俺が大藪を読みたいのは、彼にしか書け得ない
独特の世界、「毒」がある(あった)からだ。
牙のぬけた獣は、そっと去っていくべきだったのだ。
「若いうちに死んで、綺麗な死体を残す」べきだった
のに(野獣死すべし)、ダラダラ書いた結果、
晩年の作品は全く主義主張のない低俗なものになってしまった。

残念でならない。


220 :無名草子さん:03/06/21 05:53
>>214
>>211氏ではないが、軽く説明。
「戦いの肖像」は「唇に微笑 心に拳銃」後編とクリッソ。
「汚れた英雄」は代表作でしょう。モータースポーツもの。
角川春樹が逮捕されたとき、産経新聞は彼が映画版の監督をしたことにちなんで
「汚れた英雄」との大見出しを打ちました。
「野獣都市」は「野獣死すべし」系統の成り上がりたい秀才学生もの。
私は一押しします。映画(東宝)も脚本は酷いが、役者がよかった。
(黒沢年男・三國連太郎・高橋紀子)

221 :名無しの掟:03/06/21 08:18
>>219
確かに、すべての牙を失った時点でジャングルの奥へ消えていった方が、
野獣にふさわしい引き際だったのかも知れません。しかし私は大藪春彦が
死ぬまで書き続けたのは、作家としての本能だったのだと考えています。

作家としての大藪は、2度の膵炎発作に襲われた時に死んでいたとも言える
でしょう。そして、その直後から連載が始まった「アスファルトの虎」は、
人生に挫折して1度は死んだ主人公が再び甦るという、「野獣死すべし」
から一貫していたテーマを元に書かれており、おそらくは大藪小説の
すべてのエッセンスが盛り込まれた、ファンに対する遺書のようなもの
だったのではないでしょうか。その“遺書”ですら、後半は文字が乱れ
同じことを何度も書いたりして混乱がみられますが……。

「若いうちに死んで、綺麗な死体を残せ」という考えは、実はその言葉が
書かれたデビュー作「野獣死すべし」で否定されています。「狼は復讐を誓う」
において同じようなことを言っていたゲイボーイのマリアンヌは、逃げようと
したために、太々しさでは大藪小説の中でもトップクラスの西城から射殺
されてしまいます。大藪は最後まで“しぶとく生きる”ことを選んだのです。

ライフルの弾が尽きたら拳銃で、拳銃の弾がなくなったらナイフを振りかざし、
最後の最後まで戦い続けた大藪春彦という作家の“無様な姿”を、私は最高に
“カッコイイ”と思っています。

222 :無名草子さん:03/06/21 10:44
シャーロック ホームズの全作品は「キヤノン」と呼ばれてるそうですが、
わたしにとっては大薮さんの全作品がそれにあたります。
自分自身がどうにもならない時、キヤノンを読み返し何度救われたことか。
もちろん通俗小説ではある。しかし、その小説の主人公が、傷つきながら
野獣のような生命力でもって、たった一つの目的の為に回復してくる―わた
しは大薮作品の中ではダメなサブキャラではある。すぐ泣き言を言う、戒め
られながら、女の元に走ったりする。
その間、主人公はせっせと落ちている弾薬を集めている。その重さのあまり、
よろめいてしまうほど。
晩年の大薮さんは、ペンでしぶとさを見せてくれました。
何が何でも生きる!未完の大作の中に踏み込んでみる。ひたすら金庫の中から、
麻薬や、銃器をディパックの中に詰め込んでいく。「もういいよ」そんな声が聞
こえてくるかも知れません。でもそれは壮大な結末に向かっての、お約束のセン
スオブワンダーなのです。
気がつけば、南大平洋の豪華クルーザー上で、スコッチをがぶ飲みしてるかも。
もちろん本物のサラミにかぶりつきながら!

223 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/06/21 13:34
>>222
私も大藪小説の中ではイキがった挙げ句に主人公から股間を蹴られて昏倒するか、
耳をライターで炙られてペラペラ秘密をしゃべるチンピラにしかなれないでしょう。
もしくは、凄まじい銃撃戦に家の電気を消して震えている“善良な市民”か……。

「きょうの健康」の書籍版で、膵炎発作を起こした後は「家族への感謝の気持ちを持ち、
以前より謙虚な気持ちで生きている」という意味のことを書いています。この心境の
変化によって、作家としての大藪春彦はつまらなくなっていったかも知れませんが、
人間としては大きく成長したのではないでしょうか。

224 :無名草子さん:03/06/21 18:51
優作の「野獣死すべし」は、反社会、反体制的演出が抜かれてたのは
何故だろう。「金で買えない物にろくな物は無い」とか「街娼のように群がる女学生」
とか、そんな大事な台詞を取っちゃあ駄目だよ。

225 :無名草子さん:03/06/21 20:40
>>224
木村一八版では心のつぶやきで
「金で買えない物にろくな物は無い」
という語りがあったな。

226 :無名草子さん:03/06/22 01:53
>>224
優作の「野獣死すべし」は高度成長後の裕福な社会での”野獣”
大藪の「野獣死すべし」は戦後復興期の貧乏な社会での”野獣”
 
前者が精神的な餓え
後者は物質的な餓え
 
を表わしていると、(個人的に)解釈してます。
まあ、映画の方は「餓え」というより「狂気」かもしれませんが…

両者ともに”野獣”を見事に表現していると思いますよ。
(大藪さん本人は優作の「野獣死すべし」を認めなかったらいですが、まあ、戦前生まれで太平洋戦争を経験してきた人には理解できないでしょうね…)

227 :無名草子さん:03/06/22 01:57
酔って書いたから文章滅茶苦茶だ…
 
まあ、それよりも、大藪さんが生きていて
仮に香取慎吾の「甦る金狼」を見てたら卒倒してたでしょうね…

228 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/06/22 07:00
>>227
香取慎吾という素材そのものは、悪くないと思うんですけどね。「蘇る金狼」に
限らず、現代において大藪作品を映像化するのなら、時代の違いをどう消化するかが
制作側の腕の見せ所でしょうね。

229 :無名草子さん:03/06/22 15:26
>>222
貴方、その文中に貴方のHN入ってません?
いや…もしかしてそうかなと思っただけです。違っていたらごめん。

230 :無名草子さん:03/06/27 09:23
香取慎吾が演るなんて10年どころか10万年はえぇんだよ!
これだからジャニ−ズ事務所は嫌いなんだよ。

おっと230ゲット!

231 :無名草子さん:03/06/28 00:53
>>230
マジレスすると
すでにテレビドラマの「蘇える金狼」の
朝倉哲也を香取慎吾が演じてるよ。
 
ただ、根本的な問題は香取慎吾の演技の方
じゃなくて、脚本がクソだったこと。

朝倉哲也が小説のような悪人じゃなくて
薄っぺらい復讐きどりのヒーローだったから
原作ファンとしては「糞ツマンネー!」の一言でした。 
 

232 :無名草子さん:03/06/28 03:12
真木蔵人の低予算朝倉はどうよ?

233 :無名草子さん:03/07/01 16:10
朝倉つながりで萩野崇とかどうよ。

234 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/07/01 18:41
いや、字が違うし(w

それよりは高木将大でしょうか。違いますか、そうですか。


235 :無名草子さん:03/07/05 20:21
そういえばアスファルトの虎って、カー雑誌で漫画化されてたなぁ。
2話くらいしか見なかったけど、激しくつまんなかった・・・。

236 :無名草子さん:03/07/07 20:21
そういえば酒見賢一は大の大藪ファンだそうだが、追悼本で
大藪作品をいわゆる「ストレス解消小説」として読んだことは一度もない、と断言してたな。
大藪は彼が大好きな「異端を行く王道」作家だそうな。



237 :無名草子さん:03/07/08 23:53
今の、腐った時代こそオオヤブだろ!
梅川さんよ、やるんなら今やってくれひょ。

238 :無名草子さん:03/07/10 22:27
金で買えないものに
     ろくなものは無い。

239 :無名草子さん:03/07/10 23:39
木村一八とか、羽賀健二とか、香取慎吾とか、真木蔵人とか、とりあえず

頭 の 悪 そ う な 俳優を挙げるのはやめろw

大藪にふさわしいのは、二枚目といっても、知性を感じさせる顔だろっ!!

240 :無名草子さん:03/07/11 00:21
木村一八はよかったぞぉ。
漏れは彼とはタメ年でデビュー当初はチャラチャラしたヤツってイメージで
好きになれなかったが、暴行事件での少年院出所後の何本かの出演作を見て
コロリと変わり、逆にファンになった。
ぜひとも大藪ヒーローをやって欲しかったので、決まったときは
「キターーーーーーーーーー」という感じだった。
大藪未亡人も大藪のスケッチした伊達邦彦の絵とそっくり、と
持ち上げていたし。

241 :無名草子さん:03/07/11 01:16
>>240
目や口元が緩く、知性を感じない。顔がヤンキー坊主。
「野獣死すべし」の伊達邦彦は、もっと憂いをふくむ、学生でも年長に見えて、品がある。

私も見たが、これは「野獣死すべし」ではない、とオモタ。

松田優作も違うが、あれは全く別作品と化しているので松田映画でよし。

242 :無名草子さん:03/07/12 00:06
>>241
阿部寛はどうよ?彼は自分の出世作、といっているが。
>凶銃ルガーP08

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244 :無名草子さん:03/07/12 19:01
阿部寛…ほほう、凶銃ルガーP08とな。Vシネマか?知らなかったな。
顔が優しいが、知性の面ではまだ許せるな。
売れないころ、反省して苦労したらしいし(笑)。
も、ちょっと厳しい感じにすれば、なかなかいけるかもしらん。長身だし。

245 :無名草子さん:03/07/12 21:35
>>244
Vシネだったが、出来がよかったので劇場公開もしてもらえたらしい。
漏れはビデオでしか見たこと無いが。

246 :無名草子さん:03/07/12 23:11
阿部ちゃん in P08 はけっこうよかったね。
あのバタ臭い顔でタッパあるしな。

最後の方で、タイーホしに来た二人組の刑事のうち雑魚の方を、
ガム噛みながら歩いてきた阿部ちゃんが無造作に抜き打ちするシーン、
カッコよくなかった?
異常な速さでさ。すげー練習してるなと思った。




247 :無名草子さん:03/07/13 00:37
>ガム噛みながら

な、なんだと。そうなのか。それはイカン。それは遺憾ぞ、阿部ちゃん!
大藪はそうではないだろう!

248 :山崎 渉:03/07/15 11:28

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

249 :無名草子さん:03/07/16 00:22
これまでの人生で、一人ぼっちのクリスマスは
大藪本でのりきってきますた。

250 :無名草子さん:03/07/16 00:24
サンプルムービー
http://www.k-514.com/sample/sample.html
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ 見たらどうだ・・・

251 :無名草子さん:03/07/16 20:52

同志>>249よ、世界は我々を見捨てない!革命の新たなる沃野へと飛躍せよ!


252 :無名草子さん:03/07/16 21:29
いいねこのスレ。オレは「汚れた英雄」が好きだな。
野望篇と雌伏篇がとくに好き。


253 :30-06:03/07/18 00:04
マイ・フェイヴァリット・オオヤブ・フレーズその1

「恐怖の極に達した山本は勢いよく小便をほとばしらせた。
 小便が無くなると精液さえも漏らす。」

「溜まりきっていたので、早く終った。
 そのまま抜かずに、2ラウンド目に移る。今度はゆっくりだ。」

                      「絶望の挑戦者」

254 :無名草子さん:03/07/18 01:33

精液さえも漏らす!


                       どっひゃー(笑)

255 :無名草子さん:03/07/18 11:49
>>249
泣ける!

シチュエーションに厚みをもたせる為に、初期の大薮さんのノリで、

「次のイブにはお宅を訪れよう。
トリスの大瓶と魚肉ソーセージを持って。
煙草は新生だ。
多少ニトロソルベントの臭いが移ってるかもしれんが...」

256 :無名草子さん:03/07/19 22:38
>255
カコ(・∀・)イイ!!

自分は「復讐の弾道」が好きです。
前に買った本がボロボロになったんでまた買って来た。

257 :無名草子さん:03/07/26 10:04
ヤフオクにて50冊3000円でgets!!!

258 :無名草子さん:03/07/26 17:13
>>257
それ、マジでおいしいね。
いまブックオフとかでも減ってきてるからな〜。
P08がなかなかみつからん。


259 :無名草子さん:03/07/30 14:58
バドワイザーについて。

「冷えていないバドはバドではない」

260 :_:03/07/30 14:59
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/kaz04.html

261 :ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:34
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ

262 :無名草子さん:03/08/10 19:27
初心者が読んでいく順番はどうするのがいいんだろ?

263 :_:03/08/10 19:28
http://homepage.mac.com/hiroyuki45/

264 :__:03/08/10 19:33
http://homepage.mac.com/hiroyuki45/hankaku01.html

265 :無名草子さん:03/08/10 20:33
本屋で見かけた順に読んで問題ないです

266 :無名草子さん:03/08/13 00:08
>>262
「蘇る金狼」「俺に墓はいらない」あたりがスタンダードな作品で読みやすい。



267 :無名草子さん:03/08/14 10:11
>>262
どれから読まれてもおもしろいです!
ただ、初期の頃のから読まれると、時々の時代背景がわかって、よりおもしろいかも。


268 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/14 19:03
>>262
せっかくだから、最初は「野獣死すべし」というのも良いかも知れません。
ちなみに私は十代後半の頃に何気なく読んだ「トラブルバスター」で
たちまちハマってしまい、後は古本屋の棚にある文庫を手当たり次第という
感じでした。

269 :山崎 渉:03/08/15 22:04
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

270 :山崎 渉:03/08/15 22:47
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

271 :262:03/08/16 00:23
とりあえず「野獣死すべし」「唇に微笑 心に拳銃」を買ってきますた

272 :無名草子さん:03/08/16 00:28
トラブルバスター?なんだそりゃ?

273 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/16 07:47
>272
景山民夫の傑作です……って「トラブルシューター」と書きたかったんです。
申し訳ない。短編集ですが銃や車の描写はもちろん、食事シーンもちゃんと
楽しめるし、負傷した主人公の驚異的な回復力や知力と体力の限りをつくして
危機を乗り越えるシーンなど、小気味よいテンポの作品ばかりでたちまち
大藪春彦という作家に魅了されてしまいました。

274 :無名草子さん:03/08/19 04:02
>>273
トラブルシューターか、なつかしいな・・・
たしか拳銃がパイソンで車はローレル、主人公は元国家機関の工作員だったよな。
料亭の女将と一発決める前にアジの刺身と味噌汁をどんぶりで飲み干すシーンを
なぜか憶えてる。

実家の納戸にダンボールに詰めてある文庫本、お盆休みで帰ったとき、何冊か
持ってくればよかったよ。手元にあると何度も読み返しちゃうんだよね。

275 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/19 07:07
分厚いシマアジの刺身を20切れ、ローガンのスコッチで舌を洗いながら
たいらげてからアワビを5個と生ウニを丼1杯、仕上げに鮎の味噌汁も
丼で胃に流し込むという食事シーンに度肝を抜かれました。

さらに、次に読んだ「処刑の掟」で食用に確保した犬の骨付き肉を焼いて
貪り食うシーンでもう完全に大藪世界の虜です(w

276 :無名草子さん:03/08/19 08:48
処刑の掟、追跡してきた犬を逆襲して殺し、解体してサバイバルの食料にするってやつですね。

しかし、なぜか大藪作品では食事のシーンが楽しめる。アスファルトの虎では自然、健康食品、
戦士の挽歌では韓国料理。あの安富おやじと行った韓国料理、食ってみたいと思ったのは
俺だけじゃ無いはずだ。

277 :無名草子さん:03/08/19 10:15
大藪作品の食事はなんとなスタミナのあるものを羅列して、
片っ端から平らげるところがくロールプレイングゲームに
通じるものがあるような・・・。

分厚いシマアジの刺身を20切れを喰った。
HP+10
ローガンのスコッチを飲んだ。
HP+10
アワビを5個と生ウニを丼1杯を喰った。
HP+10
鮎の味噌汁を流し込んだ。
HP+10
伊達邦彦は完全に回復した。

278 :無名草子さん:03/08/19 12:18
>>276
安富おやじ→ゲップをすると、ニンニクと酒が混じって、ドブのような臭いがする。ワロタ。

今の嫌韓厨かと思えるような描写があちこちの作品の中にあって、大笑いさせてもらった記憶がある。
妹さんを背負って、朝鮮から命懸けの引き上げの記憶がそうさせるのか、敗戦と同時に、朝鮮人から受けた仕打ちが染み付いているのか、表現に体験したものでないと、とても書けないようなリアルさがあった。

北朝鮮の特殊部隊についても、大薮さんは適確だった。

279 :無名草子さん:03/08/19 13:55
食事シーンで印象的なのは高見沢がネギと豆腐で味噌汁をつくるところ。
体調管理に気を使う大藪ヒーローらしからぬ几帳面なところがいい。

280 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/19 20:10
>>276
格闘、銃撃戦、カーアクション、そして濃厚なセックスシーンなどと
共に大藪小説に書かせないのが食事シーンですよね。高級な料理を
たらふく食べるシーンと、生き延びるために猟犬や野ウサギ、野生馬、
果ては野鹿などを生で貪り食うシーン。この対比が素晴らしいと思います。

>>277
回復したのは北原功です(w
でも、確かにロールプレイングゲーム風でもありますね。傷ついた
主人公が血の滴るレバーや生肉を貪り食い、ぶっ続けで何十時間も
眠り続けて快復する過程を読んでいると、こちらまで活力が湧いて
くるような気がします。


281 :無名草子さん:03/08/20 00:48
やはり本当の「飢え」を経験したから、食うこと、それも量に対して執着があるんだろうね

282 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/20 07:01
>281
主人公たちが戦時中に孤児となり、終戦後は親戚の家で邪魔者扱いされて
家族が闇米を食っているのに配給の豆や芋や食い残しの魚の頭、あるいは
バケツに入った残飯などを食わされるという描写も、作者の飢餓体験が
あればこそなのでしょうね。

エッセイでも「とにかく量を食う。それも同じ物を続けて何日も食べないと
気が済まない」とか「金よりも物に執着する。いざという時は物の方が
頼りになる」といった意味のことを書いていますが、こうした考え方が
主人公たちの性格描写の基本になっていたのは間違いないですね。

283 :ウインチェスターM774:03/08/21 00:20
>>名無しの掟さん
大藪のエッセイって見たことないんだけど、
タイトル教えて下さい。

グルメ系の食事では、「諜報局破壊班員」でモナコのレストラン
「銀の月」でのシーンがよかった。
ウミガメの卵食べたい。




284 :無名草子さん:03/08/21 03:35
>>279
鉄観音茶のシーンか?
実にその食事が良質でおいしそうで、男は自分で料理せねばならんと思ったよ。
で、実際そのとおりやってみると満足感がある。
…三日坊主だが。

285 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/21 07:50
>>283
「荒野からの銃火」や「男たちよ闘いの荒野に死ね」といった文庫が
角川から出ていましたが、今は古本屋でも見つけるのは難しいかも
知れません。

私も「諜報局破壊班員」ではあのシーンが好きです。あの作品における
伊達邦彦の喫煙本数、飲んだ酒の本数、そして食べた食事の量は特に
物凄いですね。

>>284
元々、大藪小説の主人公たちはローンウルフなので食事も自分で
作らないといけないわけですが、昔なら分厚いステーキ(焼き方には
こだわっている)とバケツ一杯分の生野菜サラダとかで済ませていた
ところです。それが高見沢優の場合は和食メニューを手際よく作って
食べている。これは作者の闘病体験の影響でしょうね。

そのくせ、ハンティングなどに出かけると野性の血が騒ぐためか
カナダ雁のローストを2キロとか平気で食べてしまうところが
また大藪小説の主人公らしくていい。

286 :274:03/08/21 12:13
>>285
エッセイもいいよなー。
引揚者の話で、川を渡るために現地の人に万年筆をみせて「これをやるから
向こう岸に渡してくれ」と頼んで、渡り終わったらその人を殺す。万年筆を渡し
てしまうと次の川が渡れないから。
国家の庇護の無い引揚者はそこまでしないと生き残れなかった。殺すか殺さ
れるか、本当の意味のサバイバルだ。
大藪ノベルズは荒唐無稽とご都合主義の雨霰だが、襟首つかまれて力技で
読まされてしまうのは、作者の実体験に裏づけされた筆力の賜物ですな。

287 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/21 18:14
>286
万年筆の話の直前には、日本人だとばれたから泊めてくれた家族を皆殺しに
したとも書かれていますよね。「殺すか、殺されるか」という状況になった時、
ある人は人間の尊厳を選び殺される方を選び、ある人は殺して生き延びる方を選ぶ。
おそらくは後者の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。それが良い悪いとか
いう話は別として。

「ギリギリの状況では善も悪もない。その怖ろしさを知っている僕たちアプレゲールの
生き残りには、心のどこかにポッカリと空洞が出来て、容易に群の中にとけこむ
ことができない」という大藪の言葉は作品を読む上での重要なキーワードのひとつ
だと思います。

ところで、この「荒野からの銃火」における食べ物の話を読むと、大藪作品の
中でも食事シーンなども作者の実体験を元にしているということが良く分かって
食欲倍増ですね(w

288 :無名草子さん:03/08/23 13:07
若い頃はまさに鯨飲馬食。
薬屋のプロパーの話の頃から、あちことに身体を気づかう場面が目立つ。
とにかく薬の知識が膨大に増えた。
昔はキャッチバーとかで、さんざん女をからかった後で、指を水割りのグラスで洗い、念のためにクロマイを飲んでおく、といった具合だったが、後には抗生物質の種類も豊富になった。

しかし、銃器以外でも嗜好のネタになると話が尽きない。
初対面のやつが大薮ファンだと分ると、飲み屋で、まるで10年来の知己のように夜更けまで大薮談義。

私の経験。大薮ファンは皆、いい奴だ。

289 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/23 15:23
>>288
>昔はキャッチバーとかで、さんざん女をからかった後で、指を水割りのグラスで洗い、念のために
>クロマイを飲んでおく、といった具合だったが、後には抗生物質の種類も豊富になった。

先っぽをつまんでおいて放尿し、提灯のように膨らんでからはなす(w

石川克也はプロバーだけあって、酒を飲んでは肝臓保護薬、エッチを
したら抗生物質、ウエイトトレーニングをしたら抗痙攣薬といった
具合でしたね。眠くなったらアンフェタミンだし(w

それにしても石川の食事シーンは大藪作品の中でも屈指の豪快さだと
思います。朝は1/3ポンドのバターを消費してのパンケーキやトマトや
ベーコンエッグ、昼はワインと共にスモークド・サーモンを前菜に、
バター替わりに添えられた脂身と共に700グラム近いステーキ。
そして夜は韓国料理屋で鯨飲馬食。

さらにその翌日の朝と昼に、それぞれ700グラムくらいの茹でた
羊の背肉を食べ、夜にはジン・トニックやワインやウォッカを
飲みながら、獲ってきたばかりのヤマドリの丸焼きや仔イノシシの
胃腸や肉を使ったシシ鍋を延々と食い続ける。たまげました。

>私の経験。大薮ファンは皆、いい奴だ。

同感です。

290 :無名草子さん:03/08/23 17:45
>>289
悲しいかな、大薮さんの作品は全て実家にあるので、
ホントは書こうと思った「袋しょんべん(w」の逸話が、どの作品だったか、はっきり思い出せないのですよ。
多分、西城シリーズだったか...?


291 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/23 19:15
>289
>多分、西城シリーズだったか...?

正解です。「獣たちの黙示録」で、西城がホワイト・ハンターのフランクにこの
テクニックを伝授するシーンと、その後に自分がやっているシーンがあります。
「ホームドクターから教えてもらった」と言っていますから、たぶん作者も
医者から聞いたんでしょうね(w

西城秀夫といえば、英国紳士風の優雅さがある伊達邦彦とはまた違った
タイプのキャラではありますが、大藪春彦の理想が強く反映されている
主人公の一人には違いないでしょう。かつてはヒッピーとしてヨーロッパを
放浪し、金に困ってゲイバーで身を売ったり(もちろん男役)、チェコで
若者たちにまじってロック・ギターでビートルズやジョン・レノンの曲を
弾きまくったりと、実にユニークな人物です。

「狼は復讐を誓う」で、バーの客たちがそれぞれ自分の殻に閉じ籠もって
いる寂しい雰囲気に耐えられず、全員に酒を奢って「オレは数日前に
レコードブレーカーのゲームを倒したんだ」と言った途端に店の雰囲気が
一変し、西城を含めた客たちが騒々しくおしゃべりをはじめるシーンが
特に印象に残っています。



292 :無名草子さん:03/08/23 20:38
今大藪春彦が生きてたら、自民党の抵抗勢力のやつらや
道路公団の天下り役員なんかをリンチにしてなぶり殺す小説を
書いてたかもなあ。

293 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/23 21:25
>292
非加熱製剤を放置してHIV感染を拡大させた馬鹿共は、医療機関側の連中も
厚生省の連中もまとめてあぼーん。某カルト教団教祖はタイーホ前になぶり殺し(w

同時多発テロ後の伊達邦彦や星島弘の活躍も読んでみたかったです。

294 :無名草子さん:03/08/24 04:43
いやいや、伊達邦彦が北朝鮮から拉致家族を奪還してくれるでしょう。

書かれなかったこと―生きていらっしゃれば、書かれたに違いないこと―の可能性について、あれこれ想像を巡らせるのも、また醍醐味ですな。それだけ大薮さんが、決して一時代だけの作家ではないことの証左と言えるのではないでしょうか。

295 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/24 07:12
>294
伊達邦彦ならやってくれたかも知れませんね。何しろ北朝鮮に潜入して
平壌にある総書記の執務室へ忍び込み連隊旗を奪還してきた男ですから。

296 :30-06:03/08/26 02:01
ひさびさのカキコ。
袋ションベンの話はアス虎にも出てた。
正確には余っている皮を引き伸ばして包茎状態にする(w
 「これは性病予防に少しでも効果がある方法だ
  と、ある女医から聞いたことがある。」

    ・・・どんな女医だよと小一時間(w

俺は厨房のころから読んでるが、当時はピルなんて知らなかったので
「わ〜、また中田氏しちゃったよ〜」とコーフンしてた。

297 :無名草子さん:03/08/26 02:04
今2chを荒らしまわっている山崎渉やぼるじょわは
全てAAによるものです。そして今心無いAA住人は
2chキャラであるしぃ
  ハニャーン  ハニャーン  ハニャーン
  ∧∧    ∧∧   ∧∧
 (゚- ゚*) ― (*゚ 0゚) ―(゚0 ゚*) ― 〜
  し-J―‐Jし-J―‐し-J―‐J
を虐殺するAAを各板の荒らしに使おうとしています。
あなたはこの異常性をどう思いますか?あなたの意見を
お聞かせください。
【虐殺厨】AA板・住人を2chから追放せよ【最悪】
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1061569212/l50
(*゚−゚) しぃ関連スレ救済救援総本部 (゚- ゚*)
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1061636121/

298 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/26 06:55
>>296
たぶん抗生物質と使い捨て注射器をくれた女医と同一人物ではないかと
思います。
そして彼女は西城秀夫にその方法を教えた“ホームドクター”の娘です(w

299 :無名草子さん:03/08/26 18:09
実は主人公たちは結構マメ

300 :30-06:03/08/27 12:14
>>298レスサンクス。
なるほど、そういう設定だったのか!(w
あなたひょっとして全作品読破してます?

301 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/27 18:49
>>300
>なるほど、そういう設定だったのか!(w
良い子は本気にしないように(w

>あなたひょっとして全作品読破してます?
18歳の時に大藪春彦と出会った後は、文庫化された作品はすべて
読みました。文庫がメインですから、まだ読んでいない作品があるはずです。
今も手元に残っているのは段ボール一箱分くらいです。


302 :30-06:03/08/28 01:17
文庫化された諸作品は、さんざんガイシュツなので
隠れた名作(珍品?)をご紹介。

 「ザ・ビッグ・ゲーム」(上・下)
 アラスカ、オーストラリア・カナダ・モンゴルなど世界各地のハンティング・ドキュメント。
 ただし アフリカは初回のみ収録。2回目のアフリカ行は
 「灼熱のサファリ」に書かれているが、これは文庫化されていない。
 (ライオンのステーキを食ってる!)

 「4WDワイルド・ドライビング」
 オフロードでのテクニックをあれこれ収録。しかし実用性は?
 著者自身、4WD車は所有していなかったはずで、どうも嘘くさい。おそらく
 オフロード誌とのタイアップと思われる。

 「荒野からの銃火」
 ガイシュツだが、これを読まずに大藪は語れない。
 彼の思想、つまり
 「盗んででも、殺してでも生き延びてやる」という本物のサバイバル・スピリットは
 どのように培われたのか。なぜ今にいたるまで大藪の後継者が
 現れないのか。男として生きる我々に希望はあるのか。

 チンポぶらさげてるやつで大藪を知らないやつが
 もしいたとすれば、そのチンポは飾り物にすぎない。
             と漏れは思う。

303 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/28 07:07
>>302
「ザ・ビッグ・ゲーム」(上・下)は徳間文庫になっているの
ですが、これを読むことで大藪作品のハンティングや食事シーン
などがさらに面白くなります。また、偽善に満ちた環境保護論者たち
なんかより、大藪春彦の方が何万倍も動物や自然を愛していると
いうことも理解できるはずです。
「灼熱のサファリ」は文庫化されていないだけでなく、オリジナルも
古本屋で見かけたことがありません。今も探しています。

「4WDワイルド・ドライビング」は光文社文庫になった「大藪春彦の
ワイルド・ドライビング」のことでしょうか?
持っていたのですが引っ越しの時に紛失してしまい、こちらも
探しているところです。

「荒野からの銃火」に関しては、「これを読まずに大藪は語れない」
という御意見を全面支持します。一見、差別的と思えるようなセリフや
描写などの裏にある、作者の(本当の意味での)優しさや悲しみが
見えてくることでしょう。

304 :無名草子さん:03/08/30 22:44
名無しの掟 ◆bgnLnnAiNwさんはスゴイわ。
ほとんど生き字引状態!
散発的に思い出すあれこれのシーン、全てに解説してもらえそう。
いっそのこと新たな「掟」シリーズ書き下ろしてほしいくらい。

何人かプロが集まって、闇金の帝王から現金を強奪!
もし私にも役回りがあるとすれば、仕事の後、最初に毒を盛られそうw)
ラブクラフトとか、色んな作家が新作にチャレンジしてるのに、ホント、誰か黄金時代の大薮ルールで書いてくれないかな。
とマジに思うこの頃。



305 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/30 23:05
>>304
どうもありがとうございます。でも、私ごときが「生き字引」などと調子に
のったら、本物の大藪マニアの方々から千ヤードの超遠距離狙撃で蜂の巣に
されてしまうでしょう。もしくはガーバーの切っ先を尻の(以下、自粛

>もし私にも役回りがあるとすれば、仕事の後、最初に毒を盛られそうw)

私は、犯人グループが逃走の際に威嚇射撃したマグナム・ライフルの轟音に、
腰を抜かして路上に座り込む通行人Aを希望します(w

さて話は唐突に変わりますが、最近になって文庫化される大藪作品の中には、
いわゆる“差別用語”を書きかえられたものが多いですね。題名を忘れて
しまいましたが古い怪獣映画をビデオ化した時に、「この作品には不適切な
セリフが含まれていますが、当時の時代背景などを考慮してあえてそのままに
してあります」と注釈を入れたケースがありました。大藪小説でも、ぜひそうして
もらいたいものです。

306 :無名草子さん:03/08/31 13:17
このスレをみつけた後、無性に大藪本が読みたくなって、
B▼▼K ▼FFにて「名のない男」を100円でGET。
一気に読み終えたが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・禿鬱。
最後の最後まで、只管に上司に仕えるだけの主人公。
こんなんが大藪作品にあるなんて・・・・・・・・・・・・・・。

これの続編があって、上司・組織に反抗する作品ってありますか?

307 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/31 18:44
>306
「名のない男」そのものの続編はなかったと記憶していますが
組織の一員として働いていたが、最終的には歯車のひとつに
過ぎない自分に嫌気がさして飛び出すというパターンはたくさん
あります。伊達邦彦、西城秀夫、矢吹貴といった主人公たちの
作品はすでにお読みになりましたか?

308 :306:03/08/31 20:40
>>307
私の最初の大藪キャラは伊達さんですた。
以来、幾つか貪り読んだ高校時代。
今の本棚には全て残ってません・・・。
「名のない男」のような短編集は未読が多いし、
この歳になると長編はきついので
もしあるのなら「名のない男」の続編を希望しました。
ないようですので、あのキャラは忘れます。
西城秀夫・・・ハイウェイハンターでしたっけ。
B▼▼K ▼FFには途切れ途切れの数冊しかありませんでした。
矢吹貴・・・う〜ん、記憶にございません(爆
名無しの掟さまご推薦の短編集はございますか?

309 :無名草子さん:03/08/31 20:53
いま入手可能なのは何冊あるんだろ。


310 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/31 21:01
>>308
徳間の「トラブル・シューター」なんかどうでしょう。国家保安省の特殊工作員
だったが「組織の歯車の一つであることに耐えられなくなり、はみだした人間」
である北原功が活躍する連作です。私が最初に読んだ大藪作品ですが、テンポが
良くて途中でダレることはないはずです。

矢吹貴は「破壊指令No.1」「擬装諜報員」の主人公ですが、この2作において
それぞれラストで所属する組織から抜け出します。その矢吹の後日談である
「狂った報復者」も「トラブル・シューター」に収録されていますから、
できれば前述の2長編を読んだ後の方が良いかも知れません。

311 :無名草子さん:03/08/31 22:27
>>305
>いわゆる“差別用語”を書きかえられたものが多いですね。

これは驚き!貴重な情報。
ご存知でしたら具体的に教えて頂けないでしょうか?
想像するに「カタワにしやがって!」→「身体障害者にしやがって!」まさかね(w

そうすると過去の文庫本、カッパ、徳間ノヴェル等は貴重品になりますな。鬱。

312 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/31 23:13
>311
私も少しずつ調べている段階なのですが、わかっている作品から
いくつか例を挙げてみますね。

◯「孤剣」
この作品は角川文庫になった時に「赤い手裏剣」と改題されたの
ですが、これが再び「孤剣」に戻って徳間文庫から出た時に
「穢人(ひにん)」や「非人」、「気違い」といった言葉がカット
されたり書きかえられたりしています。無理にカットしたために、
その場面に登場する人間が1人いなくなり、その消えてしまった
人間の役目を他の登場人物がやったりしているという、もしも
大藪春彦が生きていたら激怒するような有り様になってしまって
いる部分もあります。

◯「東名高速に死す」
「“屠場”という物騒な名の店」がまるごとカット。
「屠殺場と特別契約〜」が「業者と特別契約〜」に変更。
「ドン百姓」→「豚野郎」に変更。

313 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/08/31 23:13
◯「マンハッタン核作戦」
「〜できねえような不具者(“かたわもの”とルビ)にしてやる」が
「できねえような体にしてやる」に変更。
「黒んぼ」→「黒ちゃん」に変更(意味ないじゃん)。
「あんたは気が狂ってるんじゃないのか?」「気違いだと?」
というやりとりが、
「あんたは気がふれてるんじゃないのか?」「何だと」に変更。
その他、人種差別を題材にした作品なので「ニグロ」という
表現がたくさん出てくるが、すべてカットか表現が変更などなど。

これでは作品が書かれた時代そのものが見えなくなってしまい、
つまらないだけでなく危険ですらあると思うのです。かつて様々な
差別が存在し、中には今も継続中のものがあるいう事実を塗りつぶして
それが差別撤廃につながるのでしょうか。

314 :無名草子さん:03/09/01 00:26
野獣死すべし 渡米編って読んでみたいんだけど、
収録してる文庫本ってあるのかな?

315 :無名草子さん:03/09/01 01:31
>>312
ゲッ!
最低ですな。
山田風太郎の小説でも、ちゃんとことわり入れて、当時の身分制度等について普通に記述してますよ。時代物では当然と思えますが。というか、なかったらかえって変でしょう?

『弧剣』惨すぎる。それって改竄と言うのでは。御家族の了解取ってるんしょうかね。

教えてもらって余計鬱。あの極端な表現、セリフ回しがキモなのに。
薄く笑ってる場合じゃないようで。

316 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/01 07:36
>>314
光文社文庫の「伊達邦彦全集1」である「野獣死すべし」に
収録されています。これが発表当時のままの状態であるか
どうかは不明です。

>>315
小説の場合、雑誌に連載されたものが単行本になる際に
加筆修正されることは少なくありませんが、ここ数年の間に
文庫化される初期から中期にかけての大藪作品にくわえられる
変更というのは、それとはまったく別のものだと思います。
書き忘れていましたが、「孤剣」の場合は、他にも
「アバタ面や、癩で顔や指の崩れた者も多い」
という部分がまるごとカットされています。
江戸時代が舞台である「孤剣」は、こうした様々な差別的な
表現が出てきますが、そうした部分すべてに注釈をつけて
オリジナルのまま残した方が、身分や病気などによる差別と
いうものを考える上でプラスになると、私は信じています。

できるだけ発表時に近い形で作品を読みたいという方は、
「孤剣」ではなく角川文庫版の「赤い手裏剣」を読むことを
お勧めします。「孤剣」に限らず、古本屋に眠っている
角川文庫版の初期や中期作品は、今のうちに手に入れておいた
方がよいでしょう。

317 :無名草子さん:03/09/01 10:21
>>310
早々のRESありがとうございます。
(仕事中に2ch見る漏れは一体・・・)

>徳間の「トラブル・シューター」
ですか、早速探して見ます。

>矢吹貴は「破壊指令No.1」「擬装諜報員」
「擬装諜報員」は読んでないような・・・。
これも見付るといいな、古本屋。

急ぎRES、失礼

318 :周防灘:03/09/01 21:08
「破壊指令No.1」好きですね。
一時期、ミニに乗ろうと思っていたこともあります。

高校受験の勉強ため図書館に行って、傭兵の挽歌を手にしたのが
大藪作品との出会いでした。
それから、古本屋で文庫本を集め、最近のもの以外は大体持っています。
近頃は忙しいので、なかなか読む暇がないのが残念・・・
>312〜
そんなことがあるとは知りませんでした。
角川文庫を大事に持っておきます。
最近の文庫本より、昔の方が表紙の絵なんか好きですし

319 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/01 22:33
>318
私も大藪春彦を知る前からミニが好きだったんですけど、
「破壊指令No.1」を読んでますます欲しくなりました。
結局、手に入れることはできませんでしたし、今となっては
事故った時のダメージが怖くてお金があっても買わないでしょう。
かと言って、新型ミニは「ちょっと違う」気がします。

筋骨たくましい矢吹貴がミニ・クーパーSを時速200キロ近い
猛スピードで吹っ飛ばす、「破壊指令No.1」の最初のシーンは
たまりませんね。

角川文庫の表紙は、同じ作品でも変わることがあります。
「汚れた英雄」のように映画化された作品だけでなく「孤剣」を
改題した「赤い手裏剣」も私が知る限りで2種類の表紙絵があります。

320 :314:03/09/02 01:08
>>316
どうも有り難うございます。「伊達邦彦全集1」なんてのが
出てたとは知りませんでした。早速探してみます。

321 :無名草子さん:03/09/18 19:05
大藪作品で一番エロい作品を教えてください

322 :無名草子さん:03/09/19 09:46
なんだろうな〜
好みもあるだろうけど、女豹シリーズかな?
まぁ大藪作品の長編だったら、ほぼ全てに素敵なエッチー場面があります。
個人的に最も興奮した一場面なら暴力列島だったかな?で高速回転する歯ブラシで
女が攻められる場面かな。
こんな場面で興奮する俺ってと落ち込んだ中学2年の若き日を思い出すな〜

323 :無名草子さん:03/09/19 15:36
 汚れた英雄が欲しいのですが、どこに言ってもU〜しかありません。
 Uから読んでも十分楽しめますか?

 

324 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/19 18:26
>>321
>322氏が書かれている通り、どれもエロエロですから後は
個人的な嗜好の問題ですね(w
「汚れた英雄」や「傭兵たちの挽歌」や「マンハッタン核作戦」
などもなかなかですが、やはり女豹シリーズや西城秀夫シリーズ
あたりがお薦めですね。

>>323
どの巻から読んでもそれなりに楽しめますが、やはり最初から
読むのが一番だと思います。
ちなみに今、ヤフオクで文芸書サイズの「汚れた英雄」全4卷が
出品中でした。「大藪春彦」で検索してみてください。

325 :無名草子さん:03/09/22 18:09
地味に「銃は知っている」という作品が好き。
血の罠のプロトタイプらしい。
当時の挿絵かな?雰囲気バッチリ。

326 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/22 20:35
>>325
デビュー直後の作品ですね。角川文庫版の「銃は知っている」で初めて
「拳銃天使」を読んで大喜びしたことを思い出しました。少年向け(!)の
ハードボイルド小説なので、主人公の父親が麻薬の怖ろしさについて語ったり
するシーンがあったと思います。

初期短編では「若き獅子の最期」や「自爆」、「暗い春」などが強く印象に
残っています。

327 :無名草子さん:03/09/22 20:40
>>326 レスありがとう!

328 :無名草子さん:03/09/23 16:15
俺の人生いまだに暗い春

329 :無名草子さん:03/09/23 20:33
>>326
「暗い春」名作ですね。
読んでいると、ピープサイトを覗く眼に汗が入るような錯覚さえ憶えます。
名作なんですが 、やればできたこと、できなかったことの焦燥感が募るので、余り読み返すことはありません。

ところで、少し涼しくなってきたので、大薮さんの長編が読みたいですな。
名無しの掟 さんは、西城が旧ソ連へ行っていたらどうなっていたと思われますか?教えて頂いたらコブ茶御馳走しますよ。


330 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/23 21:02
>>329
初期の短編では、“伊達邦彦になれなかった若者たち”が若い命を散らす
話が多いですね。しぶとく生き残った長編の主人公たちの陰には、こうした
多くの若者たちが存在した……つまり、大藪小説の主人公たちは決して不死身の
スーパーマンなどではなく、知力と体力と運と、そして何より生き抜くという
鉄の意志によって生き残った男たちなのでしょう。

果たして「獣たちの黙示録」の(一応の)ラストでの検問は、通常のものだったのか、
それとも西城を捕らえるためのものだったのか。私は前者だと思っているので、
とりあえずソ連への潜入は成功したと思います。
しかし、あれだけ困難な任務をてんこ盛りで押し付けられた西城が無事に生還
できる可能性は限りなくゼロに近いですし、文庫版のあとがきなどでも「作者は
生還が絶望的であることに気づいて、あえて中断という形にしたのではないか」
と書かれていますが、私も同意見です。

もしも西城が生きているとすれば、途中で捕らえられてKGBから二重スパイを強要され、
その状況をチャンスにして生き延びるとか……。

あと、もしも強引に西城が“任務に成功して生還”しても、その時点でもう
彼には戦う気力も動機も残っていないような気がします。そんな西城は見たく
ありませんよね。

331 :無名草子さん:03/09/28 00:20
>>330
前にも書いたが名無しの掟さんはホント、スゴイわ。
何尋ねても適確に答え返ってくるもん。

あまりレスつかないので、これはというマイナーなエピソード、小出しに教えてくだされ。

私はホルモン店で「ティムポの刺身」と「豚の小袋」注文のくだりが気に入ってます。←確か西城シリーズだったと...。
また「輪殺の掟」のけったいな関西弁を使う風俗嬢とか。いや松下幸之助もどきが出てくる(タイトル失念)での女子大生の方か。

332 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/09/28 07:53
>>331
>前にも書いたが名無しの掟さんはホント、スゴイわ。
いえ、私の場合は銃や車などの専門知識はほとんどありませんが、
そういった視点から実に詳細な作品分析をするファンの方々が
たくさんいます。

>私はホルモン店で「ティムポの刺身」と「豚の小袋」注文のくだりが気に入ってます。←確か西城シリーズだったと...。
はい、「東名高速に死す」の中の「腐肉獣の狩人」にですね。
>>312での“差別的な表現の変更”でも書きましたが、
徳間文庫版ではカットされている「“屠場”という物騒な名の店」
ですね。「子袋とチンポの刺身をくれ」というセリフは実にイイ!

口臭で敵に気づかれることを警戒して、「ニンニクとニラの薬味」
ではなくて「ワサビとネギにしてくれ」という部分もファンには
たまりませんね。でも、その割には臓物料理を次々に追加注文して
最後は馬刺1キロで仕上げちゃう西城が大好きです。

>また「輪殺の掟」のけったいな関西弁を使う風俗嬢とか。いや松下幸之助もどきが出てくる(タイトル失念)での女子大生の方か。

「処刑戦士」の「杉山徳一郎」ですね。その他、某右翼の大物とか
色々と登場する作品です。

333 :無名草子さん:03/10/01 06:26
ああ
角川文庫「蘇る金狼」表紙
香取シンゴになってた。
「野獣死すべし」のように
松田優作に戻して欲しい。


334 :無名草子さん:03/10/01 15:12
伊達邦彦全集が9まで揃っていた店を見つけたので買おうと思ったけど、一冊ずつ揃えようと思って買わなかった。
今日、やっぱり先に全部揃えようと元気よく書店に向かうと、全て買われてますた。
ああ、無念。

しょうがないので、他の書店三店舗に足を運び、4と5以外を揃えました・・・

見つけたら即買え、ということを確信しました。

335 :無名草子さん:03/10/02 04:02
「黒い死の影」、でしたっけ?
傭兵が小説家になっている話と聞きましたが、
読みたいのに古本屋にもありません。
名無しの掟様、ご存知でしたら教えて下さい。

336 :無名草子さん:03/10/02 04:49
新評社が昭和51年に発行した「別冊新評 大藪春彦の世界」という雑誌に
黒い死の影は載っています。入手するには神田神保町で探すとか。
国会図書館でコピーして読むという方法もあるかもしれない。

337 :無名草子さん:03/10/02 15:18
”血まみれの野獣”が好きで何度も読み返した。
挫折から何度も立ちあがる姿が男の鏡。

338 :30-06:03/10/03 23:19
スレ違いを承知で書くが、大藪が好きな人にお勧めの漫画を紹介。
「ライブマシーン」(狩撫麻礼+松森正、双葉社、全2巻)
主人公、有山礼二はジャズピアニスト。だが若い頃、本場アメリカに
修行に行ったために、黒人たちの本物のプレイに圧倒され、幻滅する。
ピアノをぶち壊した彼は、音楽から最も遠い場所、つまり、傭兵の
訓練所行きを志願する・・・。殺人機械になって帰国した彼は、ピアノバーで
演奏していたが、人をあやめることによる自らの精神の高揚を忘れる事が出来ず、
やがて・・・

大藪とか、あとギャビン・ライアルの「もっとも危険なゲーム」とかを読んだ後では
まるでモロパクリのように感じるが、一回読んでみて損はない。古本屋に普通に置いてある
と思う。




339 :町田:03/10/05 10:15
 ハンティングってやってみたい・・・。

340 :無名草子さん:03/10/07 08:00
銃器マニアで、語学堪能、東大中退で警官殺しに銀行強盗未遂。
↓この犯人は大藪小説を地で行く人生だな(藁)

【社会】八王子スーパー強盗殺人事件、別件で収監中の男を逮捕
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1065477983/


341 :無名草子さん:03/10/07 08:47
スーパー強盗なんて程度が低いよ

342 :無名草子さん:03/10/07 13:19
>>341
昔、銀行強盗もやってるみたいだよ。
言わば、失敗したプチ伊達邦彦かと・・・

343 :無名草子さん:03/10/08 00:16
というか、失敗は今回が二回目で成功例は数知れない様子。

344 :無名草子さん:03/10/08 00:53
146 名前:名無しさん@4周年 投稿日:03/10/07 07:54 ID:yKy7UMMH
>>52
こいつの生き様は、大藪春彦の小説の主人公そっくりだな。

こいつは自分が「伊達邦彦」とでも勘違いしてたんだろうな、きっと…

345 :無名草子さん:03/10/08 03:04
縦横無尽に飛び跳ねる弾丸の中で息絶えたら認めるけどな。

346 :無名草子さん:03/10/15 14:08
大藪っぽい事件といえば永山則夫と梅川昭美だな後者はモロに影響受けてるし。


347 :無名草子さん:03/10/17 10:09
「人狩り」光文社文庫
どなたかご感想を教えてください

買ったけど、時間が無くて読んでませんので

348 :無名草子さん:03/10/19 01:39
>>347
>>185


349 :無名草子さん:03/10/23 15:08
>>347
読んだのすごく昔なのであまり覚えてませんが、
私立探偵が対立する二つの暴力団を仲間割れさせて自滅に追い込む話
・・・だったような。
また読み返してみます(昔は新潮文庫にあった)。
個人的には結構好きですね。
これと、「傭われ探偵」「探偵事務所23」は、内容は大人しめですが
描写が丁寧で好きです。
(始めて読んだのが「みな殺しの歌」で中学当時激しくショックだった)

350 :無名草子さん:03/10/25 23:41
「どういうわけか弘子とか雪子とかいう名の女は
薄幸の運命にある者が多い」

351 :無名草子さん:03/10/25 23:44
>>350
復讐の弾道だっけ?

352 :無名草子さん:03/10/26 12:43
>>351
ひぇ〜、即レスまいりました

復讐の弾道は札束をまき散らしながら浮浪者に惨殺されてしまう場面とか、
けっこう好きなんでよ。



353 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/10/27 22:03
久し振りに来てみたら、真の生き字引と言える方がいらっしゃいますね。
「復讐の弾道」がちょっと手に届く場所にないんですけど、
腕がかなり離れた場所で発見されたりするアレでしたっけ?

354 :無名草子さん:03/10/29 19:56
「復讐の弾道」については語れませんが、息子のアラン、娘のリズとかいうネーミングには参った。

というわけで、愛犬チリーに花束を。

355 :名無しスペッシャル:03/10/29 21:27
「復讐の弾道」人気ありますね。私は読んだのは20年前ですから内容思い出せません。
KAPPA NOVELSだと表紙がブローニングM1910のアレですね。
中・高校生のとき大藪作品読み漁りましてバッチリ影響受けました。

「荒野からの銃火」必読論にハゲシク同意!
また同様に「死んでしまった野獣たちへ」(「新潮45」1993/3月号掲載)も必読!!
バブル崩壊後の女に飼い馴らされ自ら牙を抜いた男たちへの痛烈メッセージ。
当時遊びほうけていた私にとってはブラックジャックの一撃相当の衝撃を受けました。


356 :無名草子さん:03/10/29 21:37
みなさん的には昔テレビでやってた香取慎吾の金狼はありなしどちらですか?

357 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/10/29 22:41
>>354
亜蘭というのは、片山健一の長男の名前であると同時に高見沢優の次男の
名前でもありますね。こちらの亜蘭君には幸せになってもらいたいです。

>>356
きっと熱心なファンの皆さんはブーイングなんでしょうけど、私は
けっこう楽しく観ることができました。私はSMAPのメンバーは、全員が
大藪小説の主人公をやれるんじゃないか考えているんです。特にキムタクの
伊達邦彦を観たいと思っているのは私だけでしょうか。私だけですか、そうですか(w

358 :無名草子さん:03/10/29 22:46
何度目にしたことだろう。
357マグナムには38スペッシャルの実包は使えるが、逆は使えない。
スペッシャルという書き方は、リヴォルバー描写のリアリティーさを高めてくれる。
30-06(サーティー オー シックス)、眼の前が真っ白になる衝撃波、無人のビル街に轟々と響き渡る発砲音。狙撃兵の澄んだ灰色の眼。

359 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/10/30 07:48
テレビや映画に登場するような小型のサイレンサーでは、劇的な消音効果は
期待できない。

遠距離狙撃を成功させるためには入念な試射が必要。そして試射が
済んだ銃でもスコープを外したりすればすべて水泡に帰す。ましてや
似たような体格であっても別の人間が撃つ場合は、再び試射が必要になる。
狙撃現場で組み立てた銃で遠距離狙撃に成功するという映画やマンガが
いかに荒唐無稽であるか理解できよう。

某マンガに対する痛烈な皮肉。そして主人公の愛用する銃の設定を変更
せずに遠距離狙撃のリアリティを獲得しようと努力する某マンガ。
私はどちらも大好きです。


360 :無名草子さん:03/10/30 13:02
蘇える金狼で目撃者を消すところで、
スコップで顔を叩き潰すシーンはあるが、
殺害の方法については全く書かれていない。
じゃあ・・・((((゚д゚)))))

361 :無名草子さん:03/10/30 15:26
>>359
M16の長距離狙撃について。
曰く
「痒いね」。

362 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/10/30 18:26
>>360
その通り。「シャベルで〜」が殺害方法です。((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル

>>361
「傭兵たちの挽歌」で片山が500メートル先の敵をM16で倒した時は、
フルオートにして5〜6発ずつの点射でしたね。

363 :無名草子さん:03/10/30 20:26
名無しの掟さんが降臨されたところで。
大薮さんの作品を量で語る試みが様々なされておりますが、
作品のエンディングで「闇に包まれていく」、「意識が遠のいていく」というようなスタイルは全作品の何割を占めると思われます?


364 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/10/30 21:58
>>363
うーむ、そういう丹念な調査とかはしたことがないんですよ。たぶん、
熱心なファンの中にはそういうことまで調べている方もいらっしゃるので
しょうが……。

主人公が死ぬシーンで私がもっとも感動したのは「傭兵たちの挽歌」です。
愛する者たちの幻影を見ながら雪に埋もれていく片山の姿は、大藪春彦が
下手な恋愛小説家などよりもずっとロマンティストだったことを証明しています。

ところで「非情の掟」のラストで、警官隊に応射しながら血の色の海に
消えていった島津は、果たして生き延びることができたんでしょうか?

365 :無名草子さん:03/10/31 01:22
>>363
作品のエンディングで思い出したが、野獣都市の終盤の端折り方は何だったのだろう


366 :274:03/10/31 20:33
大藪ノベルズで学んだ事

1.撃合いの前に水気のあるものを食べると腹を撃たれた時腹膜炎で地獄の苦しみを味わう。
2.357マグナム拳銃で38スペシャル弾が撃てる。
3.銃身でぶん殴られると気絶する。
4.髪は金髪なのに陰毛がそうではないのは、髪を染めているからではない。
5.薬室に実包を装填したまま拳銃を安全に携行する為には撃鉄をハーフコック
 にしておく。
6..音の逃げ場のない室内では44マグナムの銃声は落雷のようであった。
7.男の首から上が消失した。
8.西城は水平に伸ばした腕に大人二人をぶら下げる事ができる。
9.西城は痔持ち。



367 :名無しスペッシャル:03/11/01 00:03
「非情の掟」のラスト・・・。死を予感させるラストは多いですからねェ。
「黒豹の鎮魂歌」のような逃げ切って終わりもいいですけど。
好みは前者。

30-06(サーティーオーシックス)スプリングフィールド弾が頻繁に出てくる作品は
「ウィンチェスターM70」。
やはり死を予感させるエンディング。
  蜂の巣のように鉛の弾をブチこまれて、自分がこの樹から転げ落ちる運命にあることはわかっている。
  ただ、問題は、それまでに、さらに幾人の命をこの愛銃に吸わせてやれるかだ。
高校生の頃、授業中に読んでいてあまりのカッコよさに頭がクラクラしたのを覚えています。

368 :名のない男:03/11/01 12:55
ホルモン刺し好きに為ったのは、一五の時に読んだ「東名高速に死す」の影響だ(笑)

369 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/02 18:15
>>366
10.高見沢の「昼間はアルコールを飲まない禁」はしょっちゅう破られる

>>367
未読の方に対してネタバレになるといけないから(って今さらかな?)
作品名は伏せますけど、戦車に乗ったまま押し潰されたり、復讐を果たした
途端に力尽きたりするエンディングも良いですが、見事に逃げ切って後は
「長い長い休暇」を楽しむというのも痛快ですよね。

>>368
私はレバ刺しや馬刺しを食いまくった時期がありました(w


370 :無名草子さん:03/11/05 04:36
 大藪ヒーローって、みんな背が高くて美男子で・・・とか生まれつきというか、
 恵まれた才能を持ってる人間が多いですが
 逆に、そういうのがなくてごく普通で、努力のみで勝利するヒーローっているんですか?
 
 あ、それじゃ大藪ヒーローじゃないのかなあ?

371 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/05 08:47
>>370
確かに大藪小説の主人公たちは常人離れした肉体の持ち主が多いですが、
決して生まれつきのスーパーマンではなく、戦後の食糧難の時代に
孤児となり、引き取られた親戚に冷遇されて残飯を食わされながらも
魚の頭や骨とか豚や牛の内臓などでたくましい筋骨の基礎を築き、
さらに自分で肉体を鍛えるなどの努力を積み重ねるというシーンが
良く出てきます。
誇張はされていますが、やはり才能だけでなく人の何倍も努力を
しているということです。それに身長165cmの主人公もいますし(w

あと、大怪我の後遺症で両手両足がそれぞれ左右アンバランスだったり、
事故による脳内出血や脳の損傷、それに原因不明の奇病などを克服した
主人公たちもたくさんいます。もちろん、快復能力は常人離れして
いるわけですけど。

これは私見ですが、大藪小説というのは「ごく普通の心優しき人々」が
日常的なストレスを発散するためのものだから、精神と肉体の持ち主で
ある主人公たちがある時点まで耐えに耐えてから大爆発し、凄まじい
破壊力を見せるところが魅力なのではないでしょうか。

372 :370:03/11/06 03:42
レスありがとうございます
 最近大藪作品にハマったものであまり作品を読んでいないのですが、
 伊達邦彦とか、美男子で背が高くてという感じで、女のほうから寄ってくるという感じだったので・・。
 
 165センチの主人公の話も読んでみたいのですが、覚えていたらタイトルを教えていただけませんか?


373 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/06 07:35
>372
「処刑戦士」という作品では、相馬英夫、中条幸夫、久保弘、松尾利夫の
4人の男たちが全員主人公なのですが、そのうちの松尾が身長165cmで
体重は実に56kgと軽量級です。他の3人と同じく陸上自衛隊の教官から
傭兵に転身したという経歴の持ち主で、アルコール・アレルギーのため
酒は飲めないし、肉もあまり好きではないという珍しいキャラ設定です。

序列的には4人の中でいちばん下ですが、「松尾君」と呼ばれていて、
いわゆる下っ端ではありません。吹き矢の名手で、20メートル先の敵に
猛毒を塗ったダーツを正確に命中させることができます。


374 :無名草子さん:03/11/06 22:34
戦いに臨む前の儀式

撃たれた時のことを考えて、腹八分目にしておく。
(八分目って、結構食べてたような...)
食べたものをわざわざ戻す。
下着を新しいものに替える。
トイレに行って腹を軽くしておく。

375 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/06 23:51
>>374
ニンニクとニラの薬味で食べると美味しい臓物料理だが、それだと
口臭が強くなって敵に勘付かれるので、ワサビとネギの薬味にしてもらう。

376 :370:03/11/08 00:50
>>373
ありがとうございます、見つけ次第捕獲します

そんな私は、今「諜報局破壊班員 伊達邦彦全集3」を読んでおります。
噂には聞いていたけど、伊達が晴れてYZ−九になりました・・・。




377 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/08 06:58
>>376
「処刑戦士」は光文社文庫から出ています。古本屋とかにいけば
けっこう高い確率で手に入ると思います。

>そんな私は、今「諜報局破壊班員 伊達邦彦全集3」を読んでおります。
英国情報部の一員となった邦彦が、007以上の大活躍をする話ですね。
以前にも書きましたが、この話における邦彦の喫煙、飲酒、食事の量は
半端じゃないです。どの食事シーンも食欲をそそりますし。
この後の邦彦は、様々な組織に(半ば強制的に)所属していくことに
なります。彼の後半生は、本当の意味での自由を勝ち取るための戦いの
連続です。

378 :30-06:03/11/08 08:53
>>「諜報局破壊班員」
高級レストランでの食事の描写は実に素晴らしい。
以前、開高健だったとおもうが
「女と食い物を書くのがいちばん難しい。それができれば
一人前だ」というのを読んだことがあるが、銃や車にかぎらず
読者に感情移入させる迫真のディテールを描き出す大藪は
やはり超一流だと思う。

379 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/08 19:18
>>378
「イギリスにいる間は食事にあまり期待しない」ということで英国風の
朝食を機械的にたいらげた邦彦が、その日の夕食にはニースのレストランで
美食家の太っちょスパイが選んだ海ガメの卵や鴨の蒸し焼きといった料理に
舌鼓を打ち、夜食にはメキシコ湾のアワビの蒸し煮を味わい、その後も
羊の腿の炙り肉とウズラの丸煮を2羽といった昼食、2合の密造バーボンを
飲んで昼寝、腸詰めと茹でたカエルといった夕食、3ポンドのビフテキの
ブランチ、キャビアと伊勢エビの蒸し焼きといった夕食、馬肉のステーキと
舌ビラメといった昼食といった調子で、美味い酒と料理を胃に送り込みながら
大活躍しますね。

ところで以前にも書いたかも知れませんが、この物語に登場するミレーヌは、
北野晶夫ともベッドを共にしていますね。




380 :無名草子さん:03/11/08 22:47
すごい食欲だ・・・

ところで、ネイビーカットってタバコの名前なんでしょうか?
それならもう売ってないなあ〜吸ってみたかった・・。
個人的にタバコの話も好きなんで・・。

381 :無名草子さん:03/11/08 22:58
ググッたら、どうやらタバコみたいでした。。。
調べる前に質問してしまいました、スイマセン

食欲がわくのと同じで、タバコも吸ってみたくなるタチなので吸ってみたかった・・・

382 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/09 00:04
>>381
私は15年ほど前に禁煙したんですけど、やはり今でも主人公が危機から
脱出した後で一服するシーンとか読むと無性に吸いたくなることが
ありますね。

酒や食事の内容と同じで、タバコや葉巻の銘柄も大藪春彦自身が実体験と
シンクロしていますよね。「朝から60本目の煙草に火をつけた」とかも
凄いと思うし、刑務所暮らしが長かった主人公が1度に2本のタバコに
火をつけて貪るように吸うシーンも良いです。


383 :ぶっ放せ!!:03/11/09 16:29
松田優作のファンで、「ああ、これが原作かあ」となにげなく手にとった
「甦る金狼」を3ページ読んで、私の人生は決まりました。
「金で買えないものにロクなものはない」にしびれた16歳のガキは、
いま出版社に勤務する37歳のガキになりました。
それなりに大藪マニアを自認する私ですが、みなさん(多分同年代だと思いますが・・・)
よく読んでいますね。大藪ファンはそんなにマイナーじゃなかったのね。
「男たちよ 闘いの荒野に死ね」「荒野からの銃火」「追悼特集 大藪春彦の世界」
は、ホント何回読んだかわかりません。
そういう人、たくさんいるんでしょうね。

384 :無名草子さん:03/11/09 17:42
私は4年前の金狼ドラマをみてから原作ファンになりました。
絶版になった文庫を探して読んでいます。

385 :274:03/11/10 03:50
そういえば大藪ノベルズで一時ゲルベゾルデ吸ってたんだけど10年くらい前に
輸入されなくなっちまったんだよな。
トルコタバコの濃厚な風味で好きだったのに。



386 :無名草子さん:03/11/10 17:03
ゲルベゾルテ。へしゃげた煙草ですね。なつかすぃ。ミルベゾルテっていうのもあったような。

古くは新生。
ソブラーニ ブラックラシアン。
トルコ葉の煙草名は失念しました。「トプ..?」。

パイプに凝ってる時は、ダンヒル マイ ミクスチャーとかロイヤル ヨットとか出てきた気がします。
ブライヤーのパイプの柄をポキッと折ってしまうシーン。
「もったいない。慣らしが済んだばかりなのに」のようなセリフ。
屋根裏だったかに隠れている時、ニコチンの飢えに耐える為、噛み煙草もでてきましたね。

ライターについての名言「遊びはロンソン、仕事中はダンヒル」だったかな。


387 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/10 18:44
>>386
>「もったいない。慣らしが済んだばかりなのに」のようなセリフ。
「日銀ダイヤ作戦」のパーキンス所長がダンのパイプを灰皿に
叩きつけるシーンもありますね。それが癖らしくてパイプが
傷だらけらしいです。

>屋根裏だったかに隠れている時、ニコチンの飢えに耐える為、噛み煙草もでてきましたね。
「アスファルトの虎」とかですね。「傭兵たちの挽歌」の片山が
山歩きをしながら噛み煙草をやって褐色の唾を吐くシーンが良いです。

388 :無名草子さん:03/11/10 23:09
>>386
>トルコ葉の煙草名は失念しました。「トプ..?」。 
 
 キャプスタン・ネーヴィ・カットですか?
 「プ」しかあってないから違うかも・・・
 ちょうど今読んでる伊達が吸っているタバコだったんで、思わずレスしてしまいました。

389 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/11 00:11
>>388
「諜報局破壊班員」ですか?
私も「トプ..?」でピンとこなくてずっと考えています。

390 :無名草子さん:03/11/11 23:17
>>389
手許に一冊もないので、自分に苛ついてます。
大薮Googleの名無しの掟さんが検索不能ならお手上げですわ。

ライターの格言も何か逆だったような。(;´Д`)

大薮さんの作品は、ほぼ全部読破。お気に入りは祈祷書のごとく何度も読んだもんです。
ところが最近、主人公の名前が出てこなかったり、タイトルと一致しなかったり、インパクトを受けたところがフラッシュのように蘇るだけで。
煙草については、今だ悪癖断ち切れず、バットの両切り手放せません。寒い時に、両手で囲うように貪り吸うのが好きです。気分は、ずぶ濡れで、鴨撃ちのトヤの中 にいる主人公?タイトルが出てこん!


391 :274:03/11/11 23:30
デューク東郷の吸ってるトルコシガリロがトレンドだけどこれと混同してるとか・・・

大藪さん、フランスのタバコに対してはクソみそですな。うろ覚えだが「ジタンやゴロ
ワーズなぞ古靴下をくわえているようなものだ」なんてセリフを読んだ憶えがある。
ご本人は晩年はセブンスターで落ちついたのかな。
おれのような煙草のみには暮らしにくい世の中になってしまった。
まあ、今まで煙草を吸わず、その害だけ受けてた人から見れば「ざまみろ」かもしれんが。

392 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/11 23:54
>>390
>大薮Googleの名無しの掟さんが検索不能ならお手上げですわ。
文庫の半分が押し入れの奥なので、休日に引っ張り出して調べてみます。

>好きです。気分は、ずぶ濡れで、鴨撃ちのトヤの中 にいる主人公?タイトルが出てこん!
うーん、私も出てこないです。鴨撃ちの後にヒグマに襲われ、反撃して
仕留めた獲物の皮で作った即席テントで雨をしのいでヒグマの肝臓や鴨を
飽食した矢吹貴くらいしか浮かんできません。私も復習が必要です。

393 :無名草子さん:03/11/12 00:19
>>389
そうです。諜報局破壊班員です。
 タバコの名前だけで作品名が分かるとは、名無しの掟さんはやっぱりすごいですね・・・。

 それにしても、食事しているだけで、女を発情させるとはさすが伊達・・。

 最近、女性の見方が変わってきてしまったような気がします。

 あ、書き忘れましたが私376です。

394 :無名草子さん:03/11/12 04:11
西城がニュージーランドで猟をしてる時に愛煙していたのが
「ピーター・スターヴザント」、だったはず。
10年以上前だったけど、日本でも売られていたことがある。
パッケージには「ピータースタイブザン」と書いてあったと
記憶している。
いつの間にか消えちゃったけどね。

395 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:03/11/12 18:38
>>390
えーと>>386の件ですが、実は昨夜息子を風呂に入れている最中に
思い出したのですが、自信がなかったのでさっき確認しました。

>ブライヤーのパイプの柄をポキッと折ってしまうシーン。
>「もったいない。慣らしが済んだばかりなのに」のようなセリフ。
これは「暴力列島」でした。パイプを乱暴に扱うのは諜報機関に属する
主人公の上司であることが多いので見当はついていたのですが、確信が
持てませんでした。

>ライターの格言も何か逆だったような。(;´Д`)
逆だと気づいたこと自体が凄いです。
「仕事中のライタはーはロンソン、遊びに出るときはダンヒル」というのは、
「復讐の掟」の酒井淳です。「掟シリーズ」は特に夢中になって読んだし、
この部分はオープニングなのにド忘れしていたとは。(;´Д`)

この作品には「稚い(おさない)男の子のもろく細い首筋には、突然早死に
しそうな不安を与えるものがある」など、表面的なイメージとは裏腹に
感傷的な表現もけっこう多い大藪作品の中でも、特にファンをハッとさせる
描写がでてきます。直後の「帝王切開で取り出した時には手遅れだった次男」
という一文から、この作品が世に出る3年前の、2人目の息子が死産であった
という大藪春彦自身の悲しい体験が影響していることがわかります。

4歳の息子を風呂に入れるシーン、奪われた息子を取り戻すために、2度と
使わぬと決めていた拳銃を掘り出す時の鬼気迫る描写、そして息子を取り戻した
のも束の間、永遠の別れを覚悟して抱きしめるシーン。父親になった今、
あらためて読み返すと、若い頃の何倍も主人公に感情移入してしまいます。

396 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/12 18:39
>395
すいません、これは私の書き込みです。長文失礼いたしました。

397 :無名草子さん:03/11/13 08:21
>>396
Σ(゚∀゚;) 何と!
またすごい人が現れたもんだと、思ってしまいました。

感情の捉え方、さすがですね。大薮さんの 男の子に対する父性愛、なるほどと思わせる点、多かったです。

鬼気迫る描写、「二度と拳銃を手にしないと誓った俺だったが...」OHNかカッパかの前書きで読んだような記憶が。

「獣を見る眼で俺を見るな」(←タイトル間違ってたらスマソ)。「ぎゃーという叫び声をあげて、髪の毛がバリバリと音を立てて逆立って...」
「おまえはそれでも人間か!」(←主人公が言われる)
臨界に達した主人公の怒りの爆発、惹かれます。

398 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/11/13 18:21
>397
>臨界に達した主人公の怒りの爆発、惹かれます。
耐え続けてきた怒りが臨界点を突破して爆発した時の、目の前の相手が
恐怖で思わず失禁する程の凄まじさが読者の欲求不満を一気に解消して
くれますね。これが文壇から無視され続けてきた大藪作品が、根強い人気を
誇っている秘密のひとつでしょうね。

何しろ、ちょっと怒りを表面に出しただけで、筋肉の怒張によって
「ドブネズミ色の背広が危うく裂けそうになる」というパワーの持ち主
たちなんですから、その怒りが爆発した時の破壊力は今時のガキの
“キレる”などという、単なるヒステリーの変型みたいなものとは
比較になりません。

399 :age:03/12/13 00:28
あげときます。

400 :無名草子さん:03/12/13 15:02
大藪ヒーローに睾丸ツブされたひとって何人いるんだろう?
裏世界とはいえ、痛かったろうに。

401 :無名草子さん:03/12/15 19:41
>>400
金玉潰された奴より、竿をちょん切られた奴のほうが多いかもしれん

402 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/12/17 07:51
麻酔なしで腹を切り開かれ、飲み込んだ宝石を胃袋から奪い返されて
縫い合わされた女もいましたね(痛っ

403 :無名草子さん:03/12/22 20:38
「野獣死すべし」
「蘇える金狼」
「唇に微笑 心に拳銃」
「戦士の挽歌」
「絶望の挑戦者」
「汚れた英雄」
「野獣都市」
「長く熱い復讐(コロシ)」
「戦いの肖像」

上記の大藪の醍醐味である成り上がり物の中で抜けてる作品ありますか?
勿論、長編で。

404 :無名草子さん:03/12/22 22:18
>>403
復讐の弾道が思いっきりないな

405 :無名草子さん:03/12/23 02:46
「長く熱い復讐(コロシ)」は成り上がりモノか?

406 :無名草子さん:03/12/23 05:59
>>402
娼婦を装って伊達邦彦に接近した刺客の女が、暗殺に失敗して拷問される場面。
歯が折れる程ぶん殴られ、腹を浅く切られ、両手の指を切断されて思いきり放
尿。「殺して・・・失敗の責任を取る」「甘えるな。楽には死なせてやらない」
蜜壷にナイフを突き立てる。女は絶叫。抉る。そこで銃撃。味方の銃弾で女は
絶命。
そこまでやるかって感じですな。

407 :無名草子さん:03/12/25 15:33
テレビ塔から100円札をバラまいた奴は、大混乱になるからと
いう理由で、1万円札にしなかったらしい。
復讐の弾道の愛読者か?(w

408 :無名草子さん:03/12/26 02:36
>363
「凶銃ルーガーP08」の「暗い星の下に」
の土井のラストはそういったラストの典型例ですね。
生まれて初めて読んだ大藪小説がソレだったんですが、痺れましたね。

あと、「凶銃ワルサーP38」の弾倉が尽きたとともに衣川の命も尽きた
というくだりも好きです。

409 :無名草子さん:03/12/26 14:38
>>408
( ・∀・)イイ!

分かってらっしゃる!

410 :無名草子さん:03/12/28 00:09
>>409
ありがとうございます。

ラストで気に入っているのといえば、「非常の標的」のように
新たなる闘いを決意するというのもありますね。


411 :無名草子さん:03/12/28 00:49
井上の短機関銃が毒々しい炎を吐き散らした。

震えている南原のほうを振り向いた井上の顔は木彫りの面のように無表情であった。

「では銃を隠してあるところに案内してもらおうか?
 女の慰謝料として俺がいただく。
 もっとも、その前にあんた達が用意してあった墓穴に
 こいつら(井上が倒した南原の仲間達の死体)を埋めてやるがな」

と、乾いた声でいう。

南原は井上がどのような男かを知って失神した。

(短編「死のドライブ」のラストシーン)


412 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/12/28 07:17
未読の方もいらっしゃるでしょうから、丸ごと引用ではなく作品名も
抜きで気に入ったものをいくつか。

「今日が18歳の誕生日だということをぼんやりと考えながら、車の
アクセルを踏み込んでタンクローリーに突っ込んでいく」

「復讐を果たしたものの心身共に力尽き倒れた主人公の背中に雪が
降り積もっていく」

「戦いを終えて傷ついて横たわる主人公の横を、水牛に乗った少年が
ゆっくりと通り過ぎていく」

「完全犯罪を終えて国外逃亡し、用意してあった家のベッドに
倒れこむ主人公」

「自分に重傷を負わせ獲物を横取りした連中を皆殺しにして
その仕上げにとんでもない方法で証拠隠滅した主人公が
砂漠の中の道を車で走り抜けていく」

413 : ◆xAG4.Wd6wQ :03/12/28 13:46
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

414 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :03/12/28 18:35
>413
柘植久慶の「クーデター」は面白かったです。

415 :無名草子さん:04/01/13 02:13
こんなスレあったんですね記念age。

学生時分、貪り読みました。
現在、本棚に文庫本99冊、カッパノベルのサイズ6冊、あと「大藪春彦の世界」と
「野獣の青春 大藪春彦の世界2」があります。
「モータースポーツ」よりは、「ハンティング(人も含む)」や「食事」の描写が好き。
あとは「トレーニング」の描写もいい。
その点で、一番読み返したのは「戦士の挽歌」。

416 :無名草子さん:04/01/13 03:05
>>415
大薮春彦
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/990543921/
大藪春彦「餓狼の弾痕」
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/965731888/

が現存する大藪スレです

417 :無名草子さん:04/01/17 18:47
>>416
> が現存する大藪スレです

ここも現存スレでは?

418 :無名草子さん:04/01/24 18:35
sage

419 :無名草子さん:04/01/29 03:25
江戸川乱歩に酷評された第2作「血の罠」読んでない。

420 :無名草子さん:04/01/31 23:11
大藪の小説で、最も出てくる銃と車ってなんでしょう?モーゼルHscとブルsssかな?あと、ベレッタピューマの実物って写真ですら見たこと無い・・・

421 :無名草子さん:04/01/31 23:19
過去に何作か読んだなあー
野獣死すべしは最初に読んだかも
古本でも 買いに行くかな(明日ね)
食事のシーンはたしかに印象ぶかいね〜

422 :無名草子さん:04/02/01 00:12
食事のシーンでは、蘇る金狼の
ホルモンを同僚の前で食べるところが好き。


423 :30-06:04/02/01 01:32
出張でフィリピンへ逝ってました。
マニラでベレッタとコルトガバメント撃ってきました。
ベレッタの9ミリパラブラムなんて
「ええーっつ!!」っていうくらい小さい、まるで
ハナクソみたいな弾でした。しかし、撃ってみると
「ばんんっ!!」モノスゴイ衝撃でした。こんな弾が
頭部に命中すると・・・それこそ植木鉢を落っことした
ような状態になる事でしょう。

424 :無名草子さん:04/02/07 01:39
上げときます

425 :無名草子さん:04/02/07 12:51
私は大藪作品のアニメ化を強〜く希望する者です。
日本映画ではあのパワーを受け止めるのは無理だ!
(銃もモデルガンだし。)
でも日本が世界に誇るジャパニメーションなら、
かなりイイ作品が出来るのでは?
優作亡き今、大藪ヒーローを演じられる俳優はいないけど、
声優さんならイメージぴったりの人が多いと思います。
伊達邦彦は池田”シャア・アズナブル”秀一氏ではどうでしょうか。

426 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/07 18:30
なかなか良いと思いますが、個人的には山寺宏一も捨てがたいです。

427 :無名草子さん:04/02/07 20:29
大薮作品との出会いは、親父の本棚だった。
手に取った本は「戦士の挽歌」。

読後、親父に「医者ってこんなに酷い奴らばっかりなの!?」
と本を指しながら聞いたら、薬剤師の親父は暗い顔で「ああ、そうだよ」と一言。

親父は俺が小学生の時に製薬会社を辞め調剤薬局を開いた。
そうなるまで毎晩毎晩、親父とお袋は言い争ってたっけ。

「なんでよ?自分で店もっても今の給料以上の収入は保証されないでしょう!?」
「我慢できないんだよ」

なぜ親父が、俺が小さい頃から「営業だけはするんじゃない」と言い続けてきたのか
今良く分かる。

つい感傷入っちまった・・・スマソ

428 :無名草子さん:04/02/07 21:42
>>427
いいお父さんだなー
家計の安定より大事なもんがあるんだってわかってても
実行できる人少ないから・・・

カクイイ!!

429 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/07 22:09
同感。大藪小説の主人公と同じくらいの強さと優しさを持った父上ですね。

430 :無名草子さん:04/02/08 20:12
読み漏れが分んなくなってきた。
表紙でも確信できない。読み始めて失敗に気付く。

みんなはどうしてる?

431 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/08 21:20
現在、文庫化されている中では読み漏れがありません。。・゚・(ノД`)・゚・。

432 :無名草子さん:04/02/12 00:33
>>431
素晴らしい
>>426
若本規夫氏もいいです

433 :無名草子さん:04/02/15 02:49
個人的には、「狼は復習を誓う」だったかな?
たしか、アムス編で護衛してたホモのオサーンに
寝てるときにチンポを舐められてたのに気づいたのに、
そのまま目を閉じて発射するところが笑えて好き。

さらに起きたときに、二度とあんなマネはするなよって。。。w
アンタ、そりゃ無いだろw

個人的には悪のサクセスモノでは朝倉。
復習モノでは「長く〜」の鷲尾と傭兵の片山が一番好き。

>413
「復讐を果たしたものの心身共に力尽き倒れた主人公の背中に雪が
降り積もっていく」

自分はその後の台詞が好きです。
確か、今はこのままそっとしてくれ、、、
みたいな台詞だったと思うけど、マジで痺れた覚えがあり。

このスレを初めて発見して、興奮して長文になってしまいスマソ

434 :433:04/02/15 02:49
>412
だった、、、、

435 :無名草子さん:04/02/15 12:26
私の好きな文は「処刑の掟」で速水が
復讐の決意を固める所です。
「俺はこれまで、キリングマシーンに過ぎなかった。
しかしこれからは、やつらが悪どく荒稼ぎしている世界を、
間断なき戦場に変えてやる・・・。」
サイコーです、このフレーズ。

436 :無名草子さん:04/02/15 20:04
黒豹レクイエム?読んでるけどビディ・パン・スケーノって
デビ婦人のことだよね?

437 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/15 21:51
>>433
これは「第一部・パリ編」の方ですね。この時に西城は捕虜収容所で
ナチスの親衛隊将校がユダヤ人の女を犯している夢を見ているという、
どっちもどっちな展開でした。「傭兵たちの挽歌」の片山といい、
寝ている間にそんなことをされてしまうなんて油断しすぎです(w

薄れていく片山の夢の中に、最初は妻と子供たちが、続いて現在の
恋人が出てくる中で、「眠らせてくれ」と呟いて雪に埋もれていく
ラストシーンは本当に感涙モノですよね。

>>435
しかも野ウサギの脳味噌を食いながらの誓いですから、迫力満点です。
最初に自分を追跡してきた犬を解体して、後で食べてしまうシーンにも
頭を殴られたような衝撃を受けました。

>>436
本当にすごいネーミングですよね(w

438 :無名草子さん:04/02/15 22:33
>437
アンタ、ホントにすゲーよw ほんとによく覚えてるね。

「傭兵達の挽歌」は、自分が初めて読んだ長編大藪小説という事も
あってか、思い入れは格別です。
文庫本の表紙がボロボロになるまで繰り返し読んだものですわ。
思い入れという部分を割り引いても、自分の中ではベスト3に入る
作品ですね。

フォーサイスも主人公が脱糞したり、オナニーをしたりする描写は
書かないもんね。
大藪先生独特の人間の野生の部分を描く手法が好きです。

どうでもいいけど、漏れのIME、確認しないと「復讐」が全部「復習」
になってんじゃん_| ̄|○




439 :無名草子さん:04/02/15 23:48
つまりデビ=パン助ってことかあ。

440 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/17 20:42
>438
>アンタ、ホントにすゲーよw ほんとによく覚えてるね。
勉強もこれくらい頭に入れば今頃は(ry

>「傭兵達の挽歌」は、自分が初めて読んだ長編大藪小説という事も
>あってか、思い入れは格別です。
>文庫本の表紙がボロボロになるまで繰り返し読んだものですわ。
私も「傭兵たちの挽歌」は3冊目です。いちばん好きな「ヘッドハンター」は
保存用を含めて今まで4冊買いました。あの作品は煩わしい日常生活の
合間に読んでも瞬時に大自然の中で独りになれる感じで本当に凄いです。

>フォーサイスも主人公が脱糞したり、オナニーをしたりする描写は
>書かないもんね。
夢枕獏の「餓狼伝」の丹波文七の脱糞シーンも、大藪小説があったからこそ
だということにしてみる(w

>どうでもいいけど、漏れのIME、確認しないと「復讐」が全部「復習」
>になってんじゃん_| ̄|○
2ちゃんねる特有の言い回しとして、わざとやっていると思っていました(w

>439
「処刑の掟」でもそうでしたが、生い立ちが不幸であっても、権力者の女になって
“国民の血税”を吸い上げる者に対しては容赦がないですよね。


441 :無名草子さん:04/02/22 08:37
最近のアクション漫画は、香港ノワールの影響か、
無限に弾数がある銃で撃ちまくりの作品が多すぎて食傷気味です。
本をパラパラめくったとき派手なインパクトを与えるためかな?
熱い銃身を水で冷やしたり、遠くから狙撃する大藪作品を見習って欲しい。

442 :無名草子さん:04/02/22 09:02
425です。
>>なかなか良いと思いますが、個人的にはも捨てがたいです。
 返レスありがとうございます。
 山寺宏一氏は、何故か私の場合、蘇る金狼の朝倉のイメージがあったりします。
 西城秀雄は山根和弘氏。実写ならヒュー・ジャックマンがいいかなって・・・
 日本人じゃないか。(謝罪。)

443 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/02/22 21:11
>>441
その昔、日本の“アクション映画”で“ブローバックも排莢もしないピストル”を
無限に撃ちまくるシーンに対して、大藪小説の主人公たちは敵から奪った銃は
念入りに試射をして照準を合わせてから戦っていました。銃に対する正しい知識が
読者に伝わると、映画やテレビやマンガで出鱈目ができなくなった。それが再び
いい加減な描写がまかり通るようになってきたとすれば残念なことです。

>442
西城秀夫の実写版は、減量させたDonDokoDonの山口智充というのはどうでしょう。
あ、何だお前らは何をするはなs

444 :無名草子さん:04/02/26 01:46
444ゲット。
命日上げ。

445 :無名草子さん:04/02/26 15:20
・・・晩年、何が大藪氏をしてあのような作品を書かせたのでしょうか・・・

446 :無名草子さん:04/02/27 17:18
飢狼のことかな?
自身の肉体の衰えとか、老いかなと思う。
租界は、昔なら筆が走って前に進んだところが、進まなくなってロンドか。

447 :無名草子さん:04/02/28 19:55
こんな事書いたら怒られそうだけど、
昼メロ「牡丹と薔薇」に出演していた(昨日の放送で出演終了)俳優・神保悟志に、
大薮作品の主人公を演じて欲しいと思った。
このドラマの初期の役柄を観ていて、
少し年齢はいっているけど、「蘇る金狼」の朝倉や、
「復讐の弾道」の羽山のような役柄が似合うと思った。

448 :447:04/02/28 19:58
あっ、ごめんなさい。基本的な間違いを。
×大薮 ○大藪 でしたね。

449 :無名草子さん:04/02/29 10:55
北野武が監督したら「復讐の弾道」とかすごい映画になりそう。
ところで、「汚れた英雄」の晶夫の少年時代をタッキーが演じるのは
どうでしょう?ちょっと前にアイスの爽のCMでライダースーツ
を着てるのを見て、イイ感じと思ったんだけど・・・


450 :無名草子さん:04/03/06 18:35
大藪作品では主人公はみんな想像を絶する強さだが、逆に
一番弱いのは誰だろう?自分は「裁くのは俺だ」の毒島が
それに該当すると思う。敵に捕まったりして少しドジで
人間味があると思う。それでも現実世界に置き換えれば
毒島も十分強いわけだが・・・

451 :無名草子さん:04/03/06 22:25
古臭いしかっこわるい。読んでるだけで恥

452 :無名草子さん:04/03/07 00:12
>>450
短編だが女猫の主人公。確か若林。

女子大生にはまって金をつぎ込む情けないオヤジ。
最後はその女子大生の真の男にボコボコにされる。

この短編、大藪小説にして一度も銃がでてこない。

453 :無名草子さん:04/03/07 04:58
>>451
その「かっこわるい」所に中毒性があるのよ。
生身のドンくささと言うか、そんな感じ。

454 :無名草子さん:04/03/09 07:00
今度映像化するときは時代を昭和30年代にきちんと設定してほしい。

455 :無名草子さん:04/03/18 11:09
失禁age

456 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/03/18 11:41
ズボンの裾から転がり落ちる脱糞age

457 :無名草子さん:04/03/20 20:35
>>456
そういえば小さい頃、近所の集まりでひとりのオヤジが酔っ払って
ズボンはいたまま下痢便をした。

当然、ズボンの裾から下痢便が垂れてきたが
その中に未消化のニンジンがあるのを皆から見られ
それからそのオヤジは、しばらくの間「ニンジン」と呼ばれてたっけw

458 :無名草子さん:04/03/21 10:48
短編の話が出てきましたが、おすすめの
短編ベスト10を教えてください。

459 :無名草子さん:04/03/21 11:06
>>458
死のドライヴ

460 :無名草子さん:04/03/25 21:11
ナショナルのミズトピア

461 :無名草子さん:04/03/29 14:38
漏れは中一のとき、モデルガンマニアだった高校生の兄貴が持ってた「俺に墓はいらない」読んだのが最初だった。
当時はエロ本とか画像とか今ほど手に入らない時代だったから、会う女を全員犯してしまう鷹見にブッ飛んだ。





462 :無名草子さん:04/03/30 02:39
↑ブッこいた?

463 :無名草子さん:04/03/30 06:25
このスレにいらっしゃる皆様、主人公のように「シブとく」生きて下さい。

464 :無名草子さん:04/03/30 07:33
いきなり自由に生きろと言われたら、なにしていいのかわからんよ

465 :無名草子さん:04/03/30 19:45
だれか後期大藪ヒーローが良くやる「女の太腿を自分の太腿で挟み込んでプッシーを狭くする」セックステクニック上手くできる方いますか?
漏れはやり方良く分かんないっす。
女が足上げる正上位で、男が膝を使って女の腰を挟み込むのかなって思ったんですけど、これだと折り曲げた膝が女の腰に届かないし。
やっぱり文字通り、女が直立きおつけの姿勢で寝てるのを、自分の太腿で挟み込んでやるのでしょうか?
これだとティムポがほとんど入らないんすけど。


466 :無名草子さん:04/03/30 20:08
正常位でつながったまま、足を移動させて女性の太腿を自分の太腿で
挟み込むんです。それなりの長さがないとできません。。・゚・(ノД`)・゚・。

467 :無名草子さん:04/03/30 20:49
ということは、やっぱり女が足を上げてる状態ですね?
漏れは「同時に栗に良く当たるよう」という表現から後者だと思つてた。
これだとティムポが下に折れ曲がって確かに栗に当たりそうだから。

468 :466:04/03/30 21:29
いや、たぶん女性は閉じた両足を伸ばしたままですよ。だから余計に
狭くなる上に、女性も「栗に良く当たる」からさらに気持ち良いんです。

469 :無名草子さん:04/03/30 22:25
レスありがとござんす。
ということは女は「きをつけ」で直立仰臥の体制ですね。
とりあえず今度セクスする時、それでまた試してみます。

470 :無名草子さん:04/03/30 22:32
ああああマサルちゃぁぁぁん、早く、早く上になってぇぇぇ!

471 :無名草子さん:04/03/30 23:39
>>460
クラフトの切れてるチーズ

472 :無名草子さん:04/03/31 00:56
ショーユ、タバコ等、大藪は画数の多い漢字を書くのがめんどくさくて、カタカナ表記のものが多い。
餓狼、租界では大藪ついにワープロ導入、明らかにコピペの乱用。


473 :無名草子さん:04/03/31 01:01
北野晶夫は大藪長編主人公で唯一殺人を犯していない。
金玉蹴り潰したのは、数知れないが。
逆に一番殺してるのは西城で決まり。

474 :無名草子さん:04/03/31 01:06
延髄を抉る。

475 :無名草子さん:04/03/31 01:10
>>465
いまだに「子宮が独立した生き物のように蠕動する」とか「降りてきた子宮が亀頭を包み込む」を体験したこと無い。
漏れの彼女絶叫しながら「いった〜、有難う」と言ってはくれるんだけど。

476 :無名草子さん:04/03/31 01:44
「アイゴー」と絶叫する。

477 :無名草子さん:04/03/31 11:57
大昔ハングル語専攻している女子大生に「ねえ、大藪春彦の小説に出てくる朝鮮系の女はみんなセックスでイクときアイゴーって叫ぶけど、ホントなの?」
と聞いたら「...まあね...朝鮮じゃ嬉しいときも、悲しいときも両方アイゴーだね。」と教えてもらった。



478 :無名草子さん:04/03/31 12:41
×ハングル語
○朝鮮語

ハングルって文字のことだから。
ひらがな語とかアルファベット語なんて言わないのと同じ。

479 :460:04/04/01 00:42
>>471屋台村のチケット

480 :30-06:04/04/02 02:10
OFF会を開催いたします。

 場 所:ホルモン料理の店「屠場」またはフランス料理「銀の月」(ルネ・ダルジャン)

参加資格:だれよりも大藪春彦を愛している者。
      炙った熊肉3キロを平らげることができる者。
缶ビールの5本や10本では酔いはしないが、小便がたまるのが困る者。
      鹿の皮から靴をつくることができる者。
      20日間の禁欲にもかかわらず、耐えに耐え、女が泣きわめきながら
      最後の痙攣を行ったとき、おびただしく注ぎこむことができる者。
 参加費用:かなり高額と思われる(W

481 :無名草子さん:04/04/03 01:31
>>480
どこかの無人島で開催して下さい。
名無しの掟さんがナチの軍装をした金髪、碧眼のドイツ娘にいぢめられてるのが見たいw。
↑無論、冗談ですよw。

482 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/04/03 21:22
>481
ナチの軍装を【して】金髪、碧眼のドイツ娘にいぢめられるのならそれもまた(以下、略)

>480
>場 所:ホルモン料理の店「屠場」またはフランス料理「銀の月」(ルネ・ダルジャン)
ワロタです。他の開催店候補としては「酒幕」か「ロメオ」を予定しております。
ただし「ロメオ」の場合、脂ぎったマネージャーに二千リラのチップを渡す
必要があります(ファンの皆様ならわかりますよね)

飲み物は何でもありますが、お薦めは渓流の水で割ったバランタインです。
肉料理でも英国人の作ったルールにこだわらず、白ワインで飲む方歓迎。
獲ったばかりの鹿の首を切って、噴出する血を腹一杯飲める方は神扱い(w

483 :無名草子さん:04/04/05 02:37
>>482
図面取りに行かされて、最後にドイツ娘(ヘルガちゃん?)にいぢめ殺された登場人物いましたよね。
タイトル忘れましたが、風呂場での乱痴気シーン、結構多いですよね。
麻薬でおかしくなった女達に一斉に襲いかかられて、風呂に沈められ、苦しさの余り脱糞。糞塊がぷかーと浮いてくる。解放されて、鯨のように大量の湯を吐き出す。

484 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/04/05 18:11
>483
たぶん「唇に微笑 心に拳銃」のエルザですね。大藪小説には、マゾヒストが
本当に責め殺されてしまうシーンがけっこうたくさんあります。

485 :無名草子さん:04/04/06 14:08
作者がSだったのか

486 :無名草子さん:04/04/06 20:54
登場人物は多くが長身ですが、大藪さんはどうだったんでしょうかねぇ?

487 :無名草子さん:04/04/06 23:58
カッパブックスとかの写真見てると165cmぐらいじゃないか?
体重は伊達邦彦ぐらいありそうだが。

488 :無名草子さん:04/04/07 12:48
大藪さんの世代は成長期が食糧難の頃と重なっているので、大きい人はあまりいないですね。

489 :無名草子さん:04/04/07 23:06
 なんか、主人公の腕を掴んだ警察官が、食糧難で育った自分を思うシーンが
ありますね。あれは、大藪さん自身の気持ちだったのかなぁ

490 :無名草子さん:04/04/08 18:07
主人公達が結構それなりに商才を持ってるのがおもしろい。
中古自動車やプレハブのセールスマン。地味にやったらそれなりの小金持になってるところだが、全てを獲るかゼロか。一切の小市民的愉悦から決別し、大きなヤマを踏む決意をする。
黄金期の作品には、その心の移ろいが実に良く書けてる。
もちろん、山で猪を追い、世捨て人の生活を送る主人公も大好きであるが。

491 :無名草子さん:04/04/10 17:59
トリビアの泉@大藪版

  ・イノシシの肉を食いすぎると鼻血がとまらなくなることがある
   が、内臓肉は大丈夫である。
  ・ポンプアクションの散弾銃は引き金を引きっぱなしでスライドを
   前後させると、次々と連続で発射できる。
  ・ウミガメの卵の白身は、どんなに長いあいだ茹でても固まらない。
  ・口径308ウィンチェスターと、7.62ミリNATO弾は同じものである。
  ・箸で切れる肉は肉ではない。

492 :無名草子さん:04/04/10 23:49
>>491
猪は殺した後、すぐに内臓を抜かなければならない。

ライフル実包の火薬は遅燃性、散弾銃、拳銃のそれは速燃性。
うっかり逆に手詰めすると、とんでもないことになる。

493 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/04/11 20:57
>>491
冷えてないバドワイザーは、バドワイザーではない。

黒人トラッカーたちは食いだめができる体質なので、肉を平均で7kgは
たいらげることができる。

357マグナム拳銃は38口径拳銃の実包を使用することができる。
その反対のことをやると危険なので、マグナム実包は胴が長くて
38口径拳銃に装填できないようになっている。

厳寒状態では、1回に肉を2kgは食べないとスタミナが衰える。

マオタイ酒は絶対に二日酔いになることはない。

494 :無名草子さん:04/04/13 22:13
大藪春彦の本を読んで知ったこと

すべての黒人は白人を憎みきっている
すべての黒人男性は巨根である
黒人男性は、女性に挿入したまま寝ていても勃起したままである

495 :無名草子さん:04/04/13 22:42
イノシシの肉はどんなに熱くても火傷しない。
すべての白人はフニャマラ。
すべてのヨーロッパ娘はふぇら上手。
伊達邦彦はエジプトで「ムルヒーヤスープ」を飲んで6人の踊り子と交わった。
今ではモロヘイヤと呼ばれている野菜か。
漏れは3日連続で食ったが鼻血は出なかった。

496 :処刑戦士:04/04/13 22:51
松下幸之助はマニラの女医から受けた秘薬の注射で、80歳を過ぎても絶倫だった。
田中角栄は短小だった。
中川一郎は田中角栄のボディガードに自殺を見せかけて暗殺された。
二階堂進は早朝に木刀の素振りをするのが日課だった。
笹川良一は多摩丘陵に核ミサイル基地を持っていた。

497 :ポッキー:04/04/13 23:08
大藪さんの作品は、映像よりも文章のほうが面白いとおもいます。
主人公の飯の食い方がダイナミックでうまそうで良くまねして
胃おかしくなってました。

498 :無名草子さん:04/04/13 23:13
珈琲にバターでも入れて飲むか・・・。

499 :無名草子さん:04/04/14 00:47
>>497
みんな同じことやって失敗してると思う。
夜中に作品読んでいて急に腹が減ってくる。おもむろに冷蔵庫から(何でもいい)を大量に取り出し、塩、コショウで味付けし、貪り食う。
小一時間後、後悔することになる。
スコッチを大きめのタンブラーにたっぷりと注ぎ、一気に飲み干す。
作品中ではアルコールが胃に吸収され、猛烈に食欲がわいてくる、ことになっているが、実体験でこれをすきっ腹にやると...。

500 :無名草子さん:04/04/14 23:07
古本屋で文庫を二束三文で大量購入。
どれも面白い。

誰がモデルか、すぐに分かる登場人物にゃ笑える。
佐藤、岸、田中、福田といった首相や、笹川、小佐野
といった右翼とか、統一協会。
オナシス、グレース王妃。

創価学会をモデルにしたのはないのか?

今度、東南アジアに出張だから、何冊か
持っていって、暇な日にはホテルで読もうかな。
熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に
浴びたりして。

501 :処刑戦士:04/04/15 01:59
大藪は江藤と沖の兄弟を特に憎んでたね。
一応公式には長州藩の末裔の由緒ある家柄とされてるけど。
大藪はいつもこの二人を帰化朝鮮人と決めてかかっていた。
80年代後半になっても執念深く高見沢を使って沖をなぶらせていた。
拳銃不法所持で逮捕されたときの首相が佐藤で、
そのときの銃マニアを装って親しげに近づいた覆面捜査官に
ついピストルを見せてしまったというあまりにも卑怯な
やり口に爆発したようだ。

502 :野獣食うべし:04/04/15 02:12
さすがにマッシーと石川克也は料理上手だ。
しかし相変わらず豆腐は「トーフ」だし醤油は「ショーユ」
メシの後の煙草もタバコだし。
よっぽど画数の多い漢字を書くのが面倒くさかったと見える。

503 :無名草子さん:04/04/15 03:32
日本の高度成長と共に、メニューも進化してる。
初期には魚肉ソーセージ、鯨のステーキとか出てくる。

504 :30-06:04/04/15 20:21
>>502たしかに後期の作品はひどい。
でも初期は「煙草」だったし(復讐の弾道)
「蜜柑」ジュースを飲んだりしてる。
ビール「壜」とか、硬質な感じが好きだった。

505 :無名草子さん:04/04/15 22:23
新 掟シリーズ書き下ろし

名無しの掟氏:グループのボス。稼いだ金を一人占めする。

30-06氏:狙撃兵。愛銃サコーヘヴィバレル。

38スペッシャル氏:トリガーハッピー。愛銃コルト パイソン4in。

※あくまでフィクションである。


506 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/04/15 22:53
私は“トーフ”とか“ショーユ”といった表現は、面倒臭いというよりも
そう書いた方が良いという判断だと思っています。私自身、そちらの方が
好きだったりします。

>>503
「野獣死すべし」でも“ポークステーキ”が出てきますね。ビーフでは
ないところが時代を感じさせます。北野晶夫を初めとする若者たちは、
疲れると“クジラのテキ”を何枚も食って精力をつけていました。

>505
“トリガーハッピー”ワロタです。3人揃って、さらに頭脳も肉体も優れた男に
ボコボコにされ、無駄な殺人はやらないと誓わされて、チームで莫大な金を
手に入れて彼らだけの楽園を(以下、ry

507 :無名草子さん:04/04/16 04:12
還流現金はどうですか?
絶対足のつかないクールマネー。
用意するもの 武装ヘリ。

508 :無名草子さん:04/04/25 13:55
さらってきたハーレムの女が病死云々なんてのは、読んでて嫌だ。
拉致被害者じゃん。楽園を作るなら病院ぐらい作れば?

ハーレムの女に魅力がなくなったら雑役とかも、なんだかあぁ。

ハーレムの女が生んだ、仲間の誰のタネか分からない
娘もハーレムに入れると、近親相姦になるんちゃう?

509 :無名草子さん:04/04/27 00:25
快楽同盟を思い出した。
「そういうハレハレ天国なら俺も仲間に入れてもらいたいもんだ。」

510 :無名草子さん:04/04/29 01:05
戦バラで石川が忠治と一緒に食うピンジャット、
読んでから20年間焼肉屋で見たこと無かったので、
ついに自分で作ったのだが、そんなにうまくも無かった。

511 :無名草子さん:04/04/30 07:47
>>510
読んでから20年間も、大脳皮質の片隅にイメージを残すほどの、大藪氏のインプリントに脱帽だ。

512 :無名草子さん:04/05/08 17:51
最近のレイバンは軟弱だなぁ。先生が草葉の陰で
嘆いているぞ。

513 :無名草子さん:04/05/08 18:26
噛むと果汁がサイダーのように口の中で飛ぶage


514 :無名草子さん:04/05/08 19:40
カマンベールのようなフニャage

515 :無名草子さん:04/05/08 20:07
ウェポンハンターシリーズは未完なのでしょうか?
北アフリカでネオナチの金塊トラックを沼に沈めた所まで読んでます

516 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/05/08 23:22
>>514
この牝犬(ビッチ)、殺してやる!(w

>515
ストーリー的には完結していますが、作者が元気ならまだまだ続編が
期待できたと思います。でも星島弘の過去って、全シリーズを付き合わせると
ちょっと矛盾が出てくるんですよね。

517 :無名草子さん:04/05/09 13:43
よくベトナム戦争経験者を主人公にしてたから
徐々に主人公の高年齢化が進んでましたね

518 :無名草子さん:04/05/09 14:23
伊達邦彦も最後2作の年齢がおかしい

519 :VON・トーマス・マン:04/05/09 15:26
大藪ってやっぱり時代の要請だったのかもしれない。
高度成長のもと、ストレスと希望を失った層を対象にしてかなり
の反響があっただけに、現実を忘れさせる冒険要素を取り入れて
それが脚光を浴びてきたのだと感ずる。
この作品群は、どうしてもストレスに惑わされた層でないとその
捌け口として機能を果たしていなかったから、それだけの存在
意義が大きかった。
ただし今になってみると、あまり大藪文学にはあまり興味は
ない。

520 :名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :04/05/09 20:41
>>518
ラスト2作は「血の来訪者」からつながる形になるので、他の作品と
一緒に考えるとかなり矛盾がありますよね。

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