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小説の匠(たくみ) 吉村昭スレッド

1 :無名草子さん:01/11/28 15:51
ベストセラー作家にあらず、ロングセラー作家。
小説の匠、吉村昭先生について語ろう。

2 :無名草子さん:01/11/28 16:15
戦記ものを書く作家ではいちばん好き。

3 :無名草子さん:01/11/28 16:18
>2
好きな本は何?
俺は、「殉国」「逃亡」(文春文庫)、短編集だけど「脱出」(新潮文庫)
もち、「戦艦武蔵」(新潮文庫)もいいけど。

4 :無名草子さん:01/11/28 16:49
「陸奥爆沈」「零式戦闘機」「帰還セズ」あたりかな。
吉村ファンって少ないみたいね。ヤフでもあんまりレスついてないよ。

5 :無名草子さん:01/11/28 17:27
私の中でのベスト・スリーは今のところ、
「破船」「熊撃ち」「高熱隧道」かな。
自然描写が素晴らしい。

6 :無名草子さん:01/11/28 17:34
変わった生き物をテーマにした短編集
「羆(ひぐま)」(新潮文庫)が好きだ。
今村監督の「うなぎ」もこの中の一編が原作。

7 :無名草子さん:01/11/28 17:37
「漂流」も良かった。映画化されてるけどこっちはあんまり良くなかった。

8 :無名草子さん:01/11/28 18:04
>6
>「羆(ひぐま)」(新潮文庫)が好きだ。
>今村監督の「うなぎ」もこの中の一編が原作。

違うよ、「うなぎ」の原作「闇にひらめく」は、
同じ新潮文庫の短編集「海馬(トド)」に収録されてるよ。
ただし、映画はオリジナルの部分ばかりで別物と考えた方がいい。
あれは、吉村昭の世界じゃないよ。

9 :6:01/11/29 08:24
>8
ご指摘の通りですスマソ

10 :無名草子さん:01/12/09 05:14
あげ

11 :無名草子さん:01/12/09 05:47
小村寿太郎を描いたのって何でしたっけ?

12 :無名草子さん:01/12/09 07:57
>>11
ポーツマスの旗

13 :無名草子さん:01/12/09 08:20
それも面白いらしいですねえ

14 :無名草子さん:01/12/09 09:24
文春新書の『史実を歩く』は、吉村作品の舞台裏を垣間見られる好著。
ヘタなノンフィクション作家が裸足で逃げ出す綿密な取材ぶりなんだよね。

15 :無名草子さん:01/12/09 10:59
吉村ファンも多いとおもうがなぁ。
ただネットにいるような人間に吉村ファンが少ないだけじゃないか。

16 :無名草子さん:01/12/09 11:09
>>15
同意。活字好きの年輩者(50代、60代)の支持が多いようだ。
この点で2ちゃんねるでは分が悪い。
今の日本で本当の意味で大人の鑑賞に耐えうる数少ない作家だよ。

17 :無名草子さん:01/12/09 11:15
真面目だよな。
わからないことは書けない、ってんだろ?
ま、そこがファンにはたまらないんだろうけどな。

だけど、吉村昭が忠臣蔵を書くとどうなるか、なんて興味ないか。

18 :無名草子さん:01/12/09 12:03
落日燃ゆはいいよね

19 :無名草子さん:01/12/09 12:28
>>17
前に吉村先生が書くか話すかしていたが、忠臣蔵執筆のオファーはあるそうだが、
書かないそうだ。
世評名高い事件のわりには、私怨による闘争に過ぎず歴史自体に与えた影響は無いので
興味を惹かれないとか話していたよ。

だから、桜田門外ノ変や生麦事件は書いてる。

20 :無名草子さん:01/12/09 12:30
>>18
煽り?
それ城山三郎だよ。読者層は被ると思うけど。

21 :無名草子さん:01/12/09 13:24
関東大震災(文春文庫)は秀逸です。
カタストロフの前後の描写もすごいが、
その後の鮮人&反政府主義者大量虐殺への過程は
他には見られない迫力がある。
ニュー速、極東、ハン板、自然災害、オカ板などに常駐する
2ちゃんねらーなら充分楽しめる内容だヽ(´ー`)ノ 。

22 :17:01/12/09 13:33
>>19
なーるほどね。
「よってたかって年寄りいじめてなんになる」ってとこかいな。
史料を読み込んで、実地踏査までして書く人だから、想像をふくらまして
っていうのはやらないのかな。
古代ものなんかもやらないか。

23 :無名草子さん:01/12/09 14:14
>>17
古代ものどころではないよ。
エッセイで戦記ものも、もう書かないと言ってる。
証言者がいなくなってきてるからだそうだ。
古代は黒岩重吾先生にお任せだろう。

24 :無名草子さん:01/12/14 19:11
サルベージ

25 :無名草子さん:01/12/14 19:27
>>23
それ初耳だ。すごい残念だ。

26 :好きな作品:01/12/15 19:29
私は『冷い夏、熱い夏』『仮釈放』あたりの長編と、
現代ものの短編集が好きです。丁寧かつ緻密な取材に
裏付けられた歴史もの、軍記ものもちろん好きですが。

高松凌雲とのからみで榎本武揚あたりを書いてくれる
と面白そうなんですが。

27 :無名草子さん:01/12/17 01:44
短編が実はうまい、というのを知らなかった。
東京生まれの東京育ちだからか。

「高熱髄道」は会社員時代、何がなんでもやり抜けという
テキストとして読まされたので嫌いになった。ラストで
追い立てられてしまう小説的結末がどうも嫌だった。
「海の史劇」「戦艦武蔵」が好きだったけど、今は
それより時代遡った歴史小説の方が好き。
「破獄」「仮釈放」はどうも苦手。理由は学生の頃、
父が刑務官の人に「罪つくりなことをするな」と言われた
から。

28 :無名草子さん:01/12/17 16:41
>>27
「高熱ずい道」をいやな使い方する会社ですね。
これだとせっかくの名作の印象点がガタ落ちになるのも理解できる。

ところで「羆嵐」「長英逃亡」「桜田門外ノ変」なんかは読みましたか?
短編集は、動物小説集なら「熊撃ち」(文春文庫)「鯨の絵巻」(新潮文庫)がお薦めです。
私小説中心なら、「水の葬列」「星への旅」「法師蝉」(すべて新潮文庫)は、
いかがでしょう。

29 :私は:01/12/17 21:09
中公文庫の短編集が好きですね。
『蛍』『遅れた時計』など。
あとは文春文庫の『帽子』表題作「帽子」は泣けました。

30 :ごめんなさい:01/12/17 21:45
「亭主の家出」しか読んでません

31 :無名草子さん:01/12/18 11:45
「帽子」はイイね。過剰に泣かせる筆致ではなく、
吉村昭らしい淡々とした透明感のある文体が逆に心を打つものがあるよ。
「亭主の家出」もイイ、吉村先生には珍しいユーモア小説だけど、
よく読むとテーマには重いものがある。
家出した亭主の隠れ家、東京郊外にありそう、なんかリアルだ。

32 :無名草子さん:01/12/18 12:17
天狗争乱ってどーですか?

33 :無名草子さん:01/12/18 14:29
>>32
水戸天狗党の逃亡記だね。
読み応え充分だけど、読みにくい感じもする。
吉村昭初心者には、あまりお薦めしない。
歴史ものなら、和製逃亡者と言っても過言でない「長英逃亡」
テロルをテーマにしたアクション「桜田門外ノ変」を推す。

34 :無名草子さん:01/12/18 14:42
>>27
>「高熱髄道」は会社員時代、何がなんでもやり抜けという
>テキストとして読まされたので嫌いになった。
三百人以上の犠牲者を出してでもやり抜けって?怖い会社だね。
私は自然の驚異よりも、人間の方が恐ろしい…という話だと思ってたよ。

35 :無名草子さん:01/12/18 14:53
隧道だろ

いくら犠牲者が多いったって

36 :無名草子さん:01/12/18 16:34
「高熱・・・」が好きな人は、時代がぐーっと下るが、
丹那トンネル工事を描いた一大クロニクル「闇を裂く道」(文春文庫)も
お薦めだ!
関東地方の人にはこの作品、中部地方の人には「高熱・・・」が臨場感がるあるかもしれない。

37 :無名草子さん:01/12/20 14:05
「殉国」(文春文庫)

薄い文庫本だが、少年兵の戦場での彷徨を通して、
沖縄戦の実態を描いた凄い戦記小説だ。
まさに地獄巡りとはこれだよ。絶対読むべし。

38 :『冷い夏、熱い夏』:01/12/20 16:20
終盤、「私」の息子と病床の弟との対面。
弟がスケッチブックに「ありがとう」と書く場面。

何度読んでも涙が出る。

39 :短編の名手:01/12/23 00:03
『メロンと鳩』なんかはどうかな?

40 :無名草子さん:01/12/23 13:02
ミステリー好きには「逃亡」(文春文庫)、短編集「密会」(講談社文庫)が
お薦めかも。

41 :マグロ漁船:01/12/28 22:28
『冬の鷹』前野良沢と杉田玄白のキャラが明確に
書き分けられていて興味深い。一気に読んだ。

42 :無名草子さん:01/12/29 15:36
「光る壁」、「白い航跡」はどうでしょう。

43 :無名草子さん:01/12/29 16:30
「空白の戦記」の中の「敵前逃亡」。小学生の時に読んで軽いトラウマになり
ました。

44 :無名草子さん:01/12/29 17:47
吉村さんが実際に治療を受けている(いた)のは宇治先生。
小説の中では醍醐先生、というのがちょっと面白い。
京都の地名を使ってうまい具合に作ったな、と思う。

45 :無名草子さん:01/12/30 22:15
私はまだ一冊も読んだことがないのですが、小谷野敦が

半生記『私の文学漂流』を読みながらぼろぼろと涙を零したし、

などと書いているのを見て、読んでみたくなりました

46 :無名草子さん:02/01/03 16:46
>>42
『光る壁画』じゃないの?
これに限らず、結果が分っている話を読ませるのがうまいと思った。

今まで読んだなかで、はずれだと思ったのは『雪の花』くらいかな。

47 :無名草子さん:02/01/04 17:46
『蚤と爆弾』
いわゆる731部隊を扱った小説。
淡々とした描写が、凄惨な内容を引き立てる。
『悪魔の飽食』ほど有名でないが、作者の主張が露骨に出ている
『悪魔の飽食』よりも、静かに告発している感じが好き。

48 :無名草子さん:02/01/04 17:55
『脱出』を160円で購入

49 :無名草子さん:02/01/04 20:02
>>47
>作者の主張が露骨に出ている

この表現だと批判的・否定的なニュアンスに受け取ってしまうのですが・・・

>>48
イイ買い物をしたことは、保証します。
同書所収の「他人の城」は、凄まじい戦争冒険小説です。

50 :無名草子さん:02/01/04 20:33
『生麦事件』が良かった。文庫化されたらまた買おう。

51 : :02/01/04 22:02
>>49
>作者の主張が露骨に出ている『悪魔の飽食』よりも、

でしょ?僕は47じゃないけれど。

52 :47:02/01/05 17:01
『蚤と爆弾』
いわゆる731部隊を扱った小説。
淡々とした描写が、凄惨な内容を引き立てる。
『悪魔の飽食』ほど有名でないが、
作者の主張が露骨に出ている『悪魔の飽食』よりも、
静かに告発している感じが好き。

53 :無名草子さん:02/01/05 17:04
http://uk.geocities.com/httpuk

54 :無名草子さん:02/01/06 17:12
『海の祭礼』
読んでいるうちに、頭の中で
マクドナルド=スティーブン・セガール
という配役ができてしまったが、どうだろう。

55 :無名草子さん:02/01/06 21:45
「羆嵐(くまあらし)」「高熱ずい道」の2作は、必ず読んで欲しい。
いずれも凄まじいの一言である。
軟弱なエンタメは、この2作を前にしては束になってぶっ飛ぶ。

56 :無名草子さん:02/01/07 18:56
「洋船建造」(文春文庫『磔』に収録)
『ニコライ遭難』
『海の史劇』『ポーツマスの旗』
小説としての虚構があるにしても、
今日あまり知られていない形で
日露間に人間的な交流があったことを伝えてくれる。

57 :無名草子さん:02/01/10 21:18
医療、戦争、技術、逃亡、動物、囚人、幕末、明治、外交など、
得意分野が幅広いのがいい。
それぞれの要素がうまくからみ合って、リアリティが増す。例えば、
『遠い日の戦争』=戦争+技術+逃亡+囚人
『漂流』=技術+動物+幕末

58 :無名草子さん:02/01/11 13:43
文芸春秋80周年記念号の中吊りで
かなりいい場所に名前が出ていたのがうれしかった。

59 :無名草子さん:02/01/11 15:40
時代小説は苦手という人にも、
吉村昭の近作「島抜け」「敵討」(共に新潮社刊)は、
ぜひ読んで欲しい。
TVの初期必殺シリーズの如き凄みのある作品ばかりだ。

60 :無名草子さん:02/01/11 16:35
「光る壁画」「雪の花」「高熱隧道」「戦艦武蔵」「闇を裂く道」
「間宮林蔵」「零式戦闘機」・・・
小説版プロジェクトXって感じかな。

「破獄」「漂流」等映像化されたけど原作の方が百倍面白い。
実話だけど大変良質のエンターテイメントで、冒険小説の範疇に入れても良いのでは。

短編では「海の鼠」「総員起シ」が印象に残ってます。
読ミ出シタラ止マリマセンデシタ。

うちの本棚の数列は真っ黒けです(新潮文庫の背表紙でね)

61 :46:02/01/11 19:28
>>60
『雪の花』
吹雪の中の峠越えとか、種痘が成功した瞬間とか、
吉村昭らしい見せ場は多いです。
ただ、主人公の努力と種痘の成功とがうまくかみ合っていない印象があります。

62 :無名草子さん:02/01/11 20:34
>>60
うーん、素材の取り方は、プロジェクトXと共通するものはあると思うんだけど、
あの番組は、無理やり泣かせようとするような過剰な演出が嫌だな。
吉村氏の小説の方が、もっとクールな感じでいい。
自分的には、そこがまた感動を静かな誘うんだな。
あなたは、クボジュンのファンなのかな?そうなら仕方ないけど。

63 :無名草子さん:02/01/12 17:05
>>44
宇治先生は、『光る壁画』に出てくる胃カメラの開発者(実在)で、
吉村昭とは、取材以外の関係はないはず。醍醐先生というのは、どの作品に出てくるの?

64 :60:02/01/12 18:23
>>62
クボジュンのファンではあります。(w)
がプロジェクトXの無理矢理劇的な展開に持っていく手法は、僕も抵抗あります。
例えば上記の作品群を元に番組作っても、おそらく原作の臨場感と客観性には到底及ばないのでは。

ありえないとは思いますが、吉村昭を役者が演じる場合は佐藤慶にお願いしたいな。

65 :無名草子さん:02/01/12 19:12
>>64
胃カメラの回、深夜の再放送を楽しみにしてたんですが、
途中で寝てしまいました。

私小説以外では、「帰艦セズ」に自身をモデルにした人物が出てきますが、
映像化などはなさそうですね。

66 :無名草子さん:02/01/12 20:09
「羆嵐」の猟師(宗谷の銀)に夏八木勲、羆に食われる村の女房に高島礼子
というカキコをしたら、非常にウケタこともあった。

67 :無名草子さん:02/01/12 20:38
『破獄』の主人公佐久間=ケインコスギはどうか?

68 :無名草子さん:02/01/13 00:07
>>67
破獄は、緒形拳で映画化されてるよ。

69 :無名草子さん:02/01/13 00:33
>>68
NHK?のドラマのようだ

魚影の群の撮影では漁師と化してしまっていたらしいが

70 :無名草子さん:02/01/13 13:29
『お医者さん、患者さん』(中公文庫)を買った。
『蚤と爆弾』に関連した随筆があったが、
『蚤と爆弾』は、いわゆる731部隊所属者への取材を
ほとんどしていないそうだ。
それでも、部隊関係者への直接取材を重ねたはずの、
森村誠一『悪魔の飽食』と読み比べても、遜色ないレベル。

71 :60:02/01/13 15:09
>>69
NHKドラマの「破獄」観ました。
緒方拳の佐久間は良かったけど、ただ脱獄しましたってだけで具体的な脱獄方法が描かれておらず、その点小説の方がはるかにビジュアルな印象があります。
何処の監獄か忘れたけど、看守が見回りにくると天井をちらちらと盗み見している。
これは、てんで天井を強化すると地面から逃げたって話、手品でいうところのミスディレクション(誤誘導)で面白いと思ったんですが
映像化されてなかったなあ。

網走刑務所の見学コースには今まさに脱獄直後の佐久間人形がありますが中々リアルな造形でしたね(笑)

72 :67:02/01/13 16:13
>>71
特撮を使わずに、脱獄できそうなのは、ケインぐらいではないでしょうか。

73 :無名草子さん:02/01/14 19:38
長篇歴史小説で文句無く面白い3冊
「長英逃亡」「桜田門外ノ変」「間宮林蔵」
まさに、寝食忘れて読みふけってしまうぞ。

「間宮林蔵」はあまり話題にならないが、
巻き込まれ型や大義のためではない、冒険のための冒険という意味では、
真の冒険小説である。
地味な伝記ものだと思っていたりすると、迫力にぶっ飛ぶぞ。
後半は、スパイ小説風で、これもスリリリングに楽しめる。
吉村昭は、アリステア・マクリーン、ジョン・ル・カレも凌駕した作家である。

74 :67:02/01/17 22:24
随筆もおもしろい。
文学に対するまじめさと、
日常生活での庶民感覚がいい。

75 :無名草子さん:02/01/18 00:38
2チャンでこんな良スレあったんだ...

個人的に「冷たい夏、熱い夏」には本当に参った。自分の弟のガンの発病から
死までの1年間を徹底して「私」の視点で描き、途中から完全に感情移入して
ぼろぼろ涙を流しつつも小説家としての執念というか凄まじさを感じた。

短編から長編、歴史小説から現在までと幅広いけれど、どれも安心して読める。
変な表現だけど、日本で今生きている小説家の中で一番リライアブルな小説家
かも知れない。



76 :無名草子さん:02/01/18 00:39
初期作品もイイよ!
「星への旅」とか
骨フェチおやぢの「透明標本」とか。


77 :無名草子さん:02/01/18 02:46
直接取材していないことは書けない、と言っていますよね。
「お医者さん、患者さん」の後ろのほうで、
私の知る限り、古今東西女性作家の自殺者はいない。
女性の作曲家、哲学者もいない…〜というような文があったと思うのですが
なんとなく調べないで書いちゃったような感じがしてみたり。

古い本なので当時はいなかったのかなぁ。

78 :無名草子さん:02/01/18 02:54
「羆嵐」ってたしかドラマ化されましたよね?キャストとか覚えている人いますか?

79 :74:02/01/18 11:10
>>77
直接取材していないことは書けない
というのは、主に、史実に基づく小説の場合で、
随筆はそこまで厳しくないように思います。
小説で自制している分、好きなことを書いているような印象もあります

80 :無名草子さん:02/01/18 23:22
初期短編の「星への旅」「透明標本」などの虚無感もたまらない。
感性も充分に現代的過ぎる作家だと思う。再読しても少しも古びた感じがしないよ。

しかし、ユーモア長篇小説「亭主の家出」(ちくま文庫)なども捨て難い魅力にあふれる。
ぜひ一読あれ。


81 :77:02/01/19 05:48
>79
なるほど、反動…あるかもしれないな。
でも長編の感動がちょっとそがれた…。
「殴る白衣の天使」は、ほんとにその後殴るのやめててほしいよ。

82 :無名草子さん:02/01/26 19:06
>>78

こういうのがあるようです。

1980.03.23 TBSラジオ ラジオドラマスペシャル 羆嵐
脚本:倉本總 音楽:山本直純
出演:高倉健、笠智衆、宮口精二(区長)、倍賞千恵子、寺田農、中谷一郎、草野大悟、金井大、北林谷栄、矢崎滋、浜村純、
山本麟一、なべおさみ、斉藤晴彦、村松克巳、樋浦勉、林泰文、ほか。

映画:
羆嵐(くまあらし)
[監督:降旗康男 主演:三國連太郎 公開年:1980年]


83 :無名草子さん:02/01/30 18:49
>>36
「闇を裂く道」読んだよ。
「高熱隧道」に比べると読後感が爽やかだね。

84 :無名草子さん :02/02/08 00:25
短編集『羆』(新潮文庫)を読んだ。
「蘭鋳」「軍鶏」「鳩」は
「透明標本」「墓地の賑い」「石の微笑」あたりと似た雰囲気でよかった。

85 :阿佐ヶ谷:02/02/08 00:32
たまには、まじめにかたりたいよね。

86 :無名草子さん:02/02/09 01:04
蚤と爆弾って絶版?
見当たらないんだけど。
あと光る壁画ってかなり実話をアレンジしているって?

87 :無名草子さん:02/02/09 21:31
>>86
ほとんどブックオフで買っているからよく分らないけど、
文庫は意外と商品サイクルが短いので、絶版になっているかも。
Googleで検索したら、講談社文庫版の初版には、結構な値がついてるらしい。
『光る壁画』は、主人公の私生活、心理描写は完全に虚構、
と作者が書いている。

88 :無名草子さん:02/02/11 16:56
吉村昭好き!!
何が良いって、猛烈に引き込んどいて、後味の悪い結末。
読後感をひと言であらわすと、「たはあ〜」って感じ。
北天の星というロシアに拉致された江戸時代の庶民の帰還物語には感動したけど、
帰ったところで終わりにして欲しかった。がっかり。でも好き!
>>86
しらみと爆弾は文春文庫(緑の背表紙ね)であるよ。





89 :QQQ:02/02/11 21:43
>>73
天狗党騒乱 だったかな? 新潮文庫ででてるはず。
これも追加しといてよ。

90 :QQQ:02/02/11 21:50
すまぬ、今、全部読んだスレ。既出だったようだ。天狗。

あと、武蔵の取材ノートの文春文庫「取材ノート」だったか
記憶で書いてるので、もうタイトルもうろ覚えで・・・・。
 これもいいよ。

 破獄以外は、みんな好きだ。

91 :QQQ:02/02/11 22:01
何度もすまぬ。検索してみた「戦艦武蔵ノート」だった。
アメリカ彦蔵 新潮文庫で先月だったか出てたんで買ったがまだ読んでいない。 
出しちょっと硬いような、母親の死のところで止まっている。

92 :無名草子さん:02/02/11 22:26
「破船」好きです。
 小学校の時に父親の本棚からそっと出して読んだ。
 (すこーしエロシーンがあるので、娘の目に触れさせたく
  なかった模様)

93 :無名草子さん:02/02/12 04:22
いま吉村さんは毎日新聞夕刊(夕刊のない地区は朝刊)で、
「大黒屋光太夫」を連載中。
難破し極東ロシアに流れ着いた廻船問屋・光太夫と、
その一行の苦難の旅が続きます。興味のある方はどうぞ。
最近図書館で借りた回想エッセイ「東京の戦争」も、
終戦まで東京のど真ん中で過ごした貴重な記録ともいえ、
面白かったです。


94 :無名草子さん:02/02/12 04:37
長英逃亡の上巻をブックオフにて100円で発見!!!


95 :無名草子さん:02/02/12 04:39
>>93
これって井上靖が書いて映画化もされた人物だよね?
「漂流」も面白かったな。

96 :無名草子さん:02/02/12 06:36
>>95
だね。「おろしあ国酔夢潭」だっけか。


97 :無名草子さん:02/02/12 10:10
破獄好き。あと軍用機を爆破して終戦まで逃げ延びる「逃亡」という話。
「長英逃亡」も長編嫌いの俺としては珍しく一気に読んだ。
逃げる話を書かせたら吉村昭の右に出るものない。


98 :無名草子さん:02/02/12 12:34
大黒屋光太夫と言えば、五木寛之も書いていて、
漫画化もされてた。「ソフィアの歌」だったかな。
実は漫画しか読んでないけど。
よほど創作意欲をそそる人物なんだね。

99 :無名草子さん:02/02/13 13:15
破 船           吉村 昭    新潮文庫     
前に持っていたんだが、なぜか読破せず処分してしまった一篇。スレッドでの
評判に刺激されレンタル。なんと言ってもキャラが立ってるのはは主人公の
少年伊作の母親、ほとんどハードボイルドしている。
難破船のクルーを村人が皆殺しにしたことについて
「情などかけてはならぬのだ。かれらを一人でも生かしておけば、災いが村に
 ふりかかる。打ち殺すことは御先祖様がおきめになったことで、それが今でも
 つづけられている。村のしきたりは、守らねばならぬ」母の眼に、険しい光が
 浮かんだ。

難破船から奪った米で他の家々で米飯を炊いて食べたことを耳にして
「物というものは、いつかはなくなる。恵まれている時にこそ気持ちをひきし
 めなければ、必ず泣かねばならぬようになる。」
 
伝染病にかかり山に追われるにあたり
「村おさ様と共に山に入るのだから、心強い。てるが死に、かねも死んだ。
  このまま父ちゃんを迎えるのは辛かったが、山に入れば父ちゃんに申訳も立つ。
磯吉は、まだ若く哀れだが、毒をうけた身であるのだから諦めてもらわねばならぬ。」
母は、火に薪をを加えながらつぶやくように言った。
 
このハードボイルドな母ちゃんが出稼ぎ(身売り?)の父ちゃんに岡惚れなのがいい。


100 :無名草子さん:02/02/13 14:55
>99
何かそれ、読んだことがある気がする。
前の吉村昭スレのカキコ?

101 :無名草子さん:02/02/15 14:19
「ふぉん しいほるとの娘」

もう、切なくて切なくて………

102 :無名草子さん:02/02/18 23:34
>>101
読みごたえあるね。現在のところ最長の吉村作品でしょう。
最近、復刊された講談社文庫「日本医家伝」に出てくる医者の生涯は全員
吉村先生に長篇小説化して欲しい気がする。

ただ、「ふぉん・しいほると・・・」でも少し触れられている
医師国家試験合格による第1号の女医荻野ぎんは、その生涯がドラマチック
なのにもかかわらず、吉村先生が書いてないのは、
既に渡辺淳一に「花埋み」というぎんを主人公にした小説があるからだと思われだ。


103 :無名草子さん:02/02/23 00:39
先日日暮里図書館に行って、吉村昭コーナーを拝見しました。
自筆の手紙の律儀そうな文字を見て、エッセイにあるような律儀そうな人柄が伺えた。
次回作の一つに正岡子規があるとの事で非常に楽しみ。床に臥せながらも俳句短歌の革新や
多くの後継者を生む大仕事をやってのけた子規のと彼を支え続けた母親と妹の律。
介護とは何かを問うような話を個人的に期待します。

104 :無名草子さん:02/02/27 03:41
「海も暮れきる」もいいよ。
天才俳人尾崎放哉の壮絶な生涯だ。

105 :無名草子さん:02/02/28 00:29
>>104
情報ありがとうございます。早速読んでみます。

106 :無名草子さん:02/02/28 04:10
つい先日「漂流」を読了したばかりです。
仕事の合間に、風呂場と便所で「漂流」を読み継いでいる時だけ、
自分もこの島に12年間暮らしました。来る日も来る日もアホウドリを打ち殺し、
その生肉を食らい、卵の殻から雨水を飲み、険しい海岸をさまよい、
島を脱出し、たどり着いた八丈島の浜で、小役人の「ご苦労であった」
という労いの言葉に涙しました。
風呂場でただただ泣きました。



107 :無名草子さん:02/02/28 04:17
>>106
北大路欣也主演で映画化されてるね。

108 :無名草子さん:02/02/28 17:04
>107
はるか昔にTV放映されたものを見たことあるのだが、もう一遍やってくれないかなぁ。
セルビデオやDVDでは発売されてないみたいやね。

109 :無名草子さん:02/03/01 04:46
吉村昭の過去ログ発見、なんじゃあこりゃ(w
http://mentai.2ch.net/mystery/kako/988/988601948.html


110 :無名草子さん:02/03/01 16:26
それ、ミステリー板で困ったコテハンが暴れてた頃のスレじゃないですか。
折角発見しても、そんなんじゃ脱力ですよね。
取り柄といえば、一般書籍板の旧スレのリンクが張ってあることぐらい?
http://natto.2ch.net/books/kako/984/984935464.html


111 :無名草子さん:02/03/01 21:22
一般書籍とミステリー板の旧スレは同じ人物が立てたとか、
しかしミステリー板の方だけど吉村昭の話題であそこまでスレが荒れるかね。
不思議でならん。

112 :無名草子さん:02/03/01 22:15
ミス板には映画板などでも暴れまわる有名なコテハンがいるらしいが。

113 :無名草子さん:02/03/02 00:29
深海の使者最高


114 :無名草子さん:02/03/02 03:50
>102
 「日本医家伝」にある、高木兼寛のことは「白い航跡」というタイトルで、産経新聞に連載後、講談社から単行本化されました。今は講談社文庫で上下巻で入手できるはずです。

115 :無名草子さん:02/03/03 04:25
age

116 :無名草子さん:02/03/12 01:41
新刊希望age

117 :無名草子さん:02/03/20 02:58
落日の宴( 講談社文庫) age


118 :「間宮林蔵」を読んで:02/03/21 12:04
林蔵が、山丹人(♂)の集団に輪姦されそうになる場面には
何とも表現しがたい異様な迫力があるのだが…書きたかったのか?
(「ふぉん・しいほるとの娘」の例のシーンにも通じるモノがある。)

119 :無名草子さん:02/03/30 18:34
あげ   

120 :無名草子さん:02/04/03 22:46
>>118
あれは史実。間宮林蔵のカラフト探検手記には、
「山丹人の男たちに抱き付かれ、体をいじり回されたり
頬ずりされたり、挙句には口まで吸われそうになった」
という箇所が出てくる。
旅中の恥ずかしい体験まで堂々と幕府に報告するのも、豪胆なる偉業。

121 :無名草子さん:02/04/05 21:31
今『長英逃亡』読んでます。結構面白いっすね


122 :無名草子さん:02/04/07 19:51
ところで奥さんの津村節子は
最近新作をまったく出していませんが
生きているのかしらん。
「智恵子飛ぶ」ですべて出し尽くしてしまったのでしょうか。
津村節子のスレッドってありますか。

123 :無名草子さん:02/04/09 20:00
尾崎放哉のことを書いた「海も暮れきる」はどうですか?
NHKでドラマにもなりましたね。
山頭火より放哉の方が人間臭くて好きです。

124 :無名草子さん:02/04/10 02:18
>123
臥せた病人特有の『拗ねた』感覚や思考の描写が見事ですね。
死出の旅であるお遍路さんの鐘の音に対し、逆に自分の淡い”生”への希望を託す
ところも悲しいリアリティを感じさせました。



125 :無名草子さん:02/04/10 02:23
>>122
俺も不幸にも(?)2ちゃん暮らしが長いけど、
津村節子のスレどころか、レスも見た記憶がないよ。
旦那さんが取れなかった芥川賞は受賞したけど、
やはり作家としての才能は旦那の方が遥かに上だった感じだね。



126 :無名草子さん:02/04/12 14:02
>125
そっすね。
なんか私小説すぎて感情を揺さぶる要素が少ない

127 :122:02/04/18 11:05
この場を借りて…

誰かまじで津村節子の最新情報を
教えてください!
大すきになったとたん新作なし…
再会が死亡記事なんてやだよ。

128 :無名草子さん:02/04/23 02:58
津村節子、去年の秋、叙勲されてたような気がするが…

129 :無名草子さん:02/04/29 13:09
「高熱隧道」読みました。よかったYo
なんか、「お話」として盛り上げようと思えばできるんだけど、あえてやってないって感じ。
作者自身が、勝手に「お話」にしないよう自制してるのかね。

130 :無名草子さん:02/04/30 23:55
小説も良いけどエッセイが秀逸だね。
人や物事を見る目が優しいよね。
三浦綾子も共通するけど肺結核で長く病床に
就いていた事が影響しているのかね?
少しでも長生きして多く小説やエッセイ残してもらいたいね。


131 :書斎魔神:02/05/01 07:10
>>129
「高熱・・・」は、まだ小説らしい感じがあるよ。
同じトンネル工事の物語でも「闇を裂く道」は、
ノンフィクションと言い切っても良いほど「話」を作ってないようだ。



132 :無名草子さん:02/05/05 01:15
保守

133 :無名草子さん:02/05/16 08:25
良スレ保守あげ。

134 :無名草子さん:02/05/19 00:04
 幕府軍艦「回天」始末 何度も読みました。

135 :無名草子さん:02/05/19 00:09
>>78
亀レスでアレだが、「リメインズ」(千葉真一主演)という映画の元ネタも吉村のだと思う。

136 :無名草子さん:02/05/30 17:38
保守あげ

137 :無名草子さん:02/06/11 04:52
>>135
保守ageだけでは何なので、レスなど。

「リメインズ」(千葉真一監督作品)に関しては、「原作」の項目がないようです。
ttp://homepage3.nifty.com/mayatakeshi/remains.htm

吉村昭氏の「熊嵐」に関しては、三国連太郎主演で映画になっているようですが、
検索してもヒットしない……

個人的に記憶があるのは、高倉建主演で作られたラジオドラマ(TBS)の方。
倉本聰脚本で当時電車の中吊り広告も出されていた豪華なラジオドラマ。(1981年S56)
録音したカセットを今でも持っている。

元々実話なので、リメインズに関しては同じ事件を下敷きにした別の作品だと思います。
三毛別羆事件(1915年T4)というやつです。
「熊嵐」以外の吉村氏の羆小説としては、「熊撃ち」「羆」とありますね。

余談だけど、吉村昭氏の作品では、「漂流」もラジオドラマになっています。
おそらくNHK-FM。寺田農主演で、とてもよくできておりました。
後に森谷司郎監督、主演北大路欣也で映画化されるのですが、これは見ていない。

138 :無名草子さん:02/06/13 00:35
お酒が好きだそうで、よくエッセイにも書かれますね。

以前に故吉行淳之介氏と対談で、「毎晩時間をかけて晩酌をするけど、悪酔いはしたことない」
というような話しをしてました。

ちなみに吉行氏、「へえ、イヤなやつだね...」(W

吉村さんには長生きして欲しい。

139 :無名草子さん:02/06/13 17:43
『生麦事件』文庫化記念age


140 :無名草子さん:02/06/24 03:43
「羆嵐」の表紙、3歳の息子に見せたら大泣き。(w
「高熱随道」の表紙、大人のオレも夜見たらちょっと怖い。

小ネタスマソ。良スレ保守あげ。

141 :無名草子さん:02/06/24 18:58
津村節子は、今『世界』で「絹扇」という小説を連載中です。活躍していますよ。

142 :無名草子さん:02/06/24 19:06
沢木耕太郎の『勉強はそれからだ』を読んで、
吉村昭を読んでみようかなという気になりました。
そこで紹介されていた『蜜蜂乱舞』を探しています。
どこの出版社から、どういう書名で出されているのか、教えてください。

143 :無名草子さん:02/06/25 06:54
『蜜蜂乱舞』
たしか新潮文庫で出てたと思う。
ブックOFFマメに探せばすぐみつかるよ。

144 :無名草子さん:02/06/29 10:05
三谷幸喜が朝日の連載コラムで、
妻に吉村昭の歴史小説を勧めてる、って書いてたよ。
たしか「アメリカ彦蔵」だったかなあ?

145 :総員起キタヨ:02/07/06 01:50
『海も暮れきる』と『漂流』読みました。
生に対する執着のミニマムとマックスを見た思いです。
次はなに読もっかな?
吉村ワールドに2ー3歩足踏み入れた所です。

146 :無名草子さん:02/07/06 02:12
この人が司馬遼太郎を大嫌いなのはおもしろい

147 :無名草子さん:02/07/06 13:00
>>145
>次はなに読もっかな?

個人的には「戦艦武蔵」「零式艦上戦闘機」あたりを推薦しておきます。

148 :無名草子さん:02/07/14 04:19
サルベージあげ

149 :無名草子さん:02/07/28 22:34
age


150 :無名草子さん:02/07/30 01:30
>146
でもそれ、何か分かる気がするよ。

151 :無名草子さん:02/07/30 02:21
『破獄』
読む前はタイトルから脱獄王的な内容に思えたからか
脱獄劇の連続が面白くて読み進んだけど、
むしろ終盤の府中刑務所に移管されて以降が心に残った。
佐久間の心を閉ざす内面の“獄”がピリッと破れて
光が差しこんでいくような、そんな感覚に打ちのめされた。

152 :無名草子さん:02/07/30 02:26
「冬の鷹」が好きだ。解体新書翻訳の話。前野良沢が渋くてカッコいい。

153 :無名草子さん:02/07/30 02:33
「夜明けの雷鳴」が出た時に、八重洲でサイン会があった。
偶然通りかかって、狂喜して列に並んだ。(これが大勢いた)
あまり愛想はなかったけど、一冊ずつ丁寧にサインなさっていた。
なんか、作品の雰囲気にぴったりの人だと思って嬉しくなってしまった。

154 :無名草子さん:02/07/30 20:06
>>146
漏れも司馬遼はキライだからなんかうれしい。
でも吉村はなんでキラってるのかな?

155 :124:02/07/31 00:12
『アメリカ彦蔵』『生麦事件』どちらも新潮文庫

つづけて読んで、堪能しますた。
事件の大きさから、生麦のほうがどきどきします。

156 :無名草子さん:02/08/03 23:05
見えない橋はどうでした?

157 :無名草子さん:02/08/10 22:31

小説の匠、というよりも、シンキくさいじじい作家。

158 :無名草子さん:02/08/11 16:19
夏だなぁ・・・

ところで、「冷い夏、熱い夏」を読んで衝撃を受けたよ。
インフォームドコンセントなんて言葉はまだ使われてない時代だから、仕方ないけど、
もし自分が癌の末期だったとして、家族にこんなことされたら、たまったもんじゃない。
癌の告知に対する考え方って、ここ最近で大きく変わったんだね。

159 :無名草子さん:02/08/11 17:53
もっと歴史物書いて欲しいなあ

160 :無名草子さん:02/08/19 22:54
新刊の作品集「見えない橋」を読んだ。
・ 見えない橋
含蓄のあるタイトルが印象深い。淡々とした幕切れも吉村作品らしい。
・ 都会
良い題材だと思うが、吉村作品にしては、いまひとつ踏み込み不足の感
を否めない。主人公の心理も不自然な感じである。
・ 漁火
吉村作品らしい作品だが、可も無く不可も無い作品。
・ 消えた町
小品だが、静かな筆使いの中に、
今は故人となった2人の男の苛烈な人生が覗われる佳作。
無常感漂うラストがいかにも吉村昭の世界で印象。
消えた町とは、作者の故郷、日暮里である。
・ 夜光虫
タイトルの意味を考えてみると面白い。
余韻を残すあっさりした幕切れがいい。
・ 時間
「大本営が震えた日」(新潮文庫)の取材秘話。
月並みだが、こういう声高に戦争の悲惨さをアピールしない作品、
(しかも短編)の方が、かえって胸を打つものがあるように思う。
・ 夜の道
作者25歳の時に書かれた私小説で、語り口にぎこちなさを感じさせ
なくもない。しかし、自己を徹底して客観視したクールなタッチは
現在と同様。今回が作品集への初収録とのこと。


161 :無名草子さん:02/08/30 00:14
「破船」今日、読み終わった。
感情を抑えた淡々とした文体なのに凄く引き込まれる。
まさに匠(たくみ)の芸でしょうか?

あと、「漂流」「破獄」もお勧めです。 


162 :無名草子さん:02/09/19 17:16
この人の本を初めて読んでみようかという者ですが。
新潮から出ている『私の文学漂流』(?)は紙の本では手に入らないようで。
古本屋にあればいいけど。

163 :無名草子さん:02/09/19 23:16
>162
図書館に行くという手もあります。

164 :無名草子さん:02/10/01 22:12
黒部と聞くと、真っ先に高熱随道が思い浮かんでしまう。
良いんだか悪いんだか…

165 :無名草子さん:02/10/13 22:48
生麦事件すげー興奮した。
生麦事件資料館見に行ったよ。

映画化とかないかな。


166 :無名草子さん:02/10/18 00:07
蚤と爆弾って絶版なのかなあんまり見かけない。


167 :無名草子さん:02/10/30 22:21
あげ

168 :無名草子さん:02/11/04 01:51
age

169 :無名草子さん:02/11/04 18:55
『高熱隧道』は講義のレポートのネタでした。災害特論だったか。

170 :番組の途中ですが名無しです:02/11/04 19:03
【不幸のレス】
   このレスを見た人間は七日以内に死にます。

       ※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
     それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です。

171 :無名草子さん:02/11/26 21:46
中島みゆきスレから来ました。今年の紅白は注目です。「高熱随道」のダムからです。

今年は年明け早々から中島サイドと交渉を続けてきた。大物の初出演に局としては超VIP待遇で迎える。
関係者によると、中島が登場するのは、富山の黒四ダムからの中継となる。
同所はダム工事越冬隊の活躍を描き、視聴者に大きな感動を呼んだ「厳冬 黒四ダムに挑む」(2000年6月放送)の舞台。
中島は死と向かい合わせになりながらも、工事に命をかけた名もなき男たちのために厳寒の地で「地上の星」を熱唱する。

 中島は前回の交渉の際には「出たい気持ちもあるが、歌の間の出し物に参加するほど吹っ切れていない」と断っており、同局側は最大限に配慮した形だ。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/nov/o20021125_30.htm



172 :見せかけ社会:02/12/04 01:00
おまえらのせいで吉村さんの作品が読みたくなりました
早速本屋駆け巡って作品集めるよ

173 :無名草子さん:02/12/04 20:12
「朱の丸御用船」で、
波切村沖に流れ着いた御用船って
定助船とは全然関係ない遭難記録の無い御用船だったってこと?

174 :無名草子さん:02/12/05 03:07
 TBSラジオで「熊嵐」を再放送したのを聞いた人、録音した人いませんか。
 

175 :無名草子さん:02/12/11 01:07
 実は短編の名手だったことが判明した。

176 :無名草子さん:02/12/14 16:47
吉村スレがあるなんて!スレタイ、いいっすね。
読んだのは「破獄」「漂流」「高熱隧道」「闇を裂く道」「熊を討つ?」「蜜蜂乱舞?」
女だけど、リアルな描写にはまったよ。(戦争関係は苦手)
奥さんの吉村節子の「流星雨」も面白かったけどな。あと、死に化粧師の話。
久々に読んでみっか。

177 :無名草子さん:02/12/26 22:44
虹の翼age

178 :無名草子さん:02/12/28 03:51
「アメリカ彦蔵」
2回目読了。
やはりこの人の歴史小説はいい。
膨大な量の資料をベースに物語を紡ぎ出す。
書きとばしたであろうと思われるところなんて、見あたらない。
正月休みに「落日の宴」を再読しようかと思う。

179 :無名草子さん:03/01/11 10:33
「文学界」エッセイage

180 :無名草子さん:03/01/12 03:39
毎日新聞、早く「大黒屋光太夫」出せage

181 :山崎渉:03/01/12 18:21
(^^)

182 :無名草子さん:03/01/12 19:09
洞爺丸沈没を題材に書いてくれないかな〜。
吉村先生の好きそうなネタだと思うんだけど。
(難破船・異常台風・津軽海峡・死者1000人以上)
最近は歴史モノ書いてるからな〜。

183 :無名草子さん:03/01/12 22:19
文春文庫から「夜明けの雷鳴 医師高松凌雲」が出ました。

184 :無名草子さん:03/01/13 01:21
>>182
直接のものではないけど「飢餓海峡」があるからなぁ。
それに「難破船」ではなくて「沈没船」になってしまったし。

185 :無名草子さん:03/01/18 12:11
文春文庫「夜明けの雷鳴 医師高松凌雲」読了。
最初は史実を淡々と書いているだけのように思えて、正直なところ退屈しかけた。
しかし函館戦争にさしかかるあたりから夢中で読んでしまった。
勝者と敗者の逆転のコントラストが鮮やか。

この人の小説は取材に裏付けられたがっしりとした骨組みがある。
決して華やかではないが几帳面な文章によって構成された小説は
まことに読み応えがある。

186 :山崎渉:03/01/23 04:12
(^^)

187 :無名草子さん:03/01/23 05:25
保守

188 :無名草子さん:03/02/01 00:18
本日大量に購入。

189 :無名草子さん:03/02/01 02:13
文章の下手な作家が多い中、私の中では合格ラインの上の方。
平明だし、何よりリズムがしっかりしているので、
文章に躓いて白けることが少ない。

それに比べりゃ、今時の、粘着文を削りもせず、説教癖で、てにをは、も不確か、
説明だけで描写力もない、ろくに読み手の体感速度も考えないリズム下手の、若手ときたら!

190 :無名草子さん:03/02/08 03:08
「大黒屋光太夫」2月15日発売予定age
ttp://mainichi-shuppan.com/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-620-10665-8
ttp://mainichi-shuppan.com/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-620-10666-6

191 :無名草子さん:03/02/08 09:03
>>190
知らなかった。教えてくれてありがとう。
井上靖の「おろしや国酔夢譚」と、どう違うのか少々楽しみだ。

192 :無名草子さん:03/02/16 04:10
「大黒屋光太夫」購入記念age

193 :無名草子さん:03/02/19 23:04
八重洲ブックセンター本店でサイン会age
ttp://www.yaesu-book.co.jp/floormap/right.html

194 :無名草子さん:03/02/21 23:01
サイン会行ってきました。
思ってたよりずっと「おじいさん」でした…。

195 :無名草子さん:03/03/08 00:17
『長英逃亡』おもしろいです。
とりあえず、あげときます。

196 :無名草子さん:03/03/14 05:49
「大黒屋光太夫」を買おうかと思っているのですが
すでに読んだ人、感想はいかがですか?

197 :無名草子さん:03/03/29 09:03
ポーツマスの旗もいいぞ。日露戦争の終戦の交渉のスリリングな話だ。
しかし、読むのに時間かかった・・

198 :無名草子さん:03/03/29 09:18
大黒屋、ようやく上巻読み終えた。

>78&皆様。
「羆嵐」のラジオドラマ、倉本&高倉コンビの最高傑作だとおもいます。
放送部に在籍していた当時、ラジオドラマの何たるかを教えてくれたかけがえの無い一作。
テープがワカメになってきれるまで繰り返し聞きました

TBSネタといえば
関■ヒロシの「知▲てるつもり」で吉村作品無断引用されて
激怒してましたね(おらんだおいね&高野長英の放送だったかな?)

199 :無名草子さん:03/04/07 01:22
>173
定助船の筈ですが?「天神丸定助」の銘のある碇も瀬取って沈めているし。

余談ですが、この話は結構いろんな人が作品の種にしているんですね。
沿岸の村人(鬼村と仏村だったか)がわざと岩礁の方に誘導して難破させる
という話(白石一郎氏だったと思う)とか、他にもいくつか読んだような記
憶があります。

#<さらに余談
最後の方で「藩領である…裁量権は鳥羽藩にあった」というのは、どうなん
でしょうね。船主や荷主として藩外の者が関わっている(特に荷主は幕府自
身)以上、鳥羽藩で自分仕置にはできないんじゃないかと思うけれど。

200 :無名草子さん:03/04/07 07:15
>>199の白石氏の著作名、わかる方いませか?


201 :無名草子さん:03/04/07 17:31
この人のエッセイだったか?週間新潮の「黒の手帳」(無署名でライターが書いてる)
の記事を修行時代に依頼された話は感動したなあ。
理由は忘れたが吉村氏はどうしても書かなければいけなくて(お金が必要だった?)
編集部に持っていくんだけど、結果は不採用、理由は内容的に未熟とかそういう理由だった
んだけど、その時に担当から(担当は同人誌で素晴らしい文章を書いてた吉村氏に注目して
記事を依頼したが、黒の手帳の仕事をするという事はそれで稼げてしまい。無署名ライターのまま
に終ってしまうんじゃないか?という危惧があった)言われた言葉(「やはり、あなたはこのような仕事
をやるような人じゃありません」)に一念発起してデビュー作を書き上げたそうです。
そのエッセイの中で確か不採用になった原稿を橋から川へ投げ捨てるエピソードがあったような?
「修行の頃」とかそういうタイトルだったかな?

なにぶん読んだのが数年前で書籍名が思い出せませんので(出版社のPR誌だった?)
事実誤記があったら御容赦を



202 :文庫しか買えませんが。:03/04/08 22:12
久しく読んでないけど、 吉村昭、大好き。一番最初に読んだのは北天の星。一気に読んでしまった。たんたんとしているけどものすごく迫力のある描写。とても引き込まれました。文庫は殆ど集めて読破したなあ。入手できていないものもあるけど。歴史物も短編もとても好き。

203 :無名草子さん:03/04/09 05:26
新潮社新書(新創刊)で、何か出すらしいね。
文春のアレみたいな内容かなあ。

204 :無名草子さん:03/04/09 22:09
>203
確か明日発売で、漂流に関する内容だったと思います。

あと、来週の「その時歴史が動いた」で大黒屋光太夫やるって。

205 :無名草子さん:03/04/14 01:59
ttp://www.yurindo.co.jp/yurin/yurin5.html
『漂流記の魅力』で漂流ものは終わりだって。
書けることは書ききった!ってことなんだろうね。

『漂流』で無人島に流れ着いた主人公が、次々と仲間たちが死んでいくなか、
ただ一人生き残り、とうとう故郷への帰還をはたすその精神力に感動しました。

漂流ものといえば吉村昭というお名前がすぐに結びつきます。
それくらい、こだわりがありましたよね。先生、お疲れ様でした。

206 :無名草子さん:03/04/15 00:26
正岡子規のことは書いてくれるんだろうか。司馬遼太郎のノモンハンみたいに
辛過ぎて書けないみたいな事も聞いたし。


207 :無名草子さん:03/04/15 21:22
破獄 は泣けますか?未読なもんで。

208 :無名草子さん:03/04/15 22:29
>>207
間違いなく感動する。
俺は読み終わった後、しばらく立ち上がれなかった。
実話なんだよね、これ。

209 :山崎渉:03/04/17 11:37
(^^)

210 :無名草子さん:03/04/17 14:53
山崎渉のせいでdat落ちするとつまらないので保守カキコ。

211 :無名草子さん:03/04/19 01:38
520より浮上age
「闇を裂く道」読中でつ。

212 :山崎渉:03/04/20 05:46
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

213 :無名草子さん:03/04/24 00:11
吉村昭を読んでるとその作品の土地に無性に行きたくなる。
実際「ふぉん・しーほるとの娘」を読んで長崎に行ったし。
「逃亡」を読めば軌跡をたどって見たくなるし。「間宮林蔵」を読んで樺太に行きたくなるし。
歴史物の舞台背景には行ってみたくなる。描写がすばらしいんだな。
一番行ってみたいところはロシアのオホーツク。おそらく行くことは出来ないとは思うけど。
会社をリタイアしたら吉村昭作品の土地を出来る限りたずねたいなあ、といってもリタイアまではまだまだ先だけど。

214 :bloom:03/04/24 00:14
http://homepage.mac.com/ayaya16/

215 :213:03/04/24 23:51
213
X「逃亡」
M〇「長英逃亡」

216 :無名草子さん:03/04/25 05:42
「仮釈放」暗さがいい。
 あと、難破した船から、死人の衣装を奪ったら、実はすんごい伝染病で
集落に大打撃が・・・ってなんていう題名だっけ。
 ごめん、もうひとつ気になってることあるんだ。
短編とかに多いんだけど、なんか登場人物の名前に「鯉」がつく人多くない?
鯉沼・・とか。

217 :無名草子さん:03/04/26 00:48
破船

218 :無名草子さん:03/04/26 04:53
そのまんまでした。すみません。>217

219 :無名草子さん:03/04/30 01:16
「天に遊ぶ」買いますた。
“超”短編集らすぃ。



220 :無名草子さん:03/04/30 01:39
>>219
文庫出た?いや、読んでみたいんだけど
単行本しか見かけないので....

221 :219:03/04/30 16:16
>>220
先週出たようです。
新潮文庫から¥400でつ。

222 :220:03/05/01 01:15
>>221
ありがとうございます。
早速見に行ってきます。

223 :無名草子さん:03/05/01 01:18
うますぎるのもなあ どうかと思うが

224 :無名草子さん:03/05/01 02:33
高校の時、 「破獄」読んで衝撃受けたなあ。 佐久間の超人ぶりに、 当時ある種ヒーロー扱いされたというエピソードにも納得した。 看守に対して精神的揺さぶりをかけ、 さらには意表をつく手段で まんまと脱出を図る佐久間に興奮。 ラストは心の触れ合いに胸を打たれました。

225 :無名草子さん:03/05/04 22:28
age

226 :無名草子さん:03/05/10 16:59
保守

227 :無名草子さん:03/05/14 09:28
天狗争乱 age

228 :無名草子さん:03/05/19 21:56
なんだか中公文庫から色々出てるね。
あれって昔出たやつの復刻かなんかなの?


229 :無名草子さん:03/05/20 23:52
「海の史劇」読み終えました。
日本海海戦や、その後の講和会議の様子など読み応えあります。
つぎは「ポーツマスの旗」を読みたいと思います。

230 :無名草子さん:03/05/20 23:56
http://life.fam.cx/



231 :無名草子さん:03/05/21 00:59
>>229
ポーツマスの旗、名作です。感動しました

232 :山崎渉:03/05/22 01:37
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

233 :無名草子さん:03/05/22 09:23
>>228
文庫で読んだことがあるのもあったが。
情報ありがとう。早速探してみようっと。

234 :無名草子さん:03/05/22 17:17
保守age

235 :山崎渉:03/05/28 16:45
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

236 :無名草子さん:03/05/29 16:32
<大黒屋光太夫>漂流前の書簡、ごみ捨て場から発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030529-00001080-mai-soci

237 :無名草子さん:03/05/29 18:30
「大黒屋光太夫」はもちろん、「おろしや国酔夢譚」も読んだけど、
確かに漂流前の光太夫のことはあまり書いてなかったなぁ。
もう一度読み直してみようっと。

関係ないけど史料の発見者、「和田勉さん(70)」に笑ってしまった。

238 :無名草子さん:03/05/29 18:35
いいよ、これ。
http://zoetakami.fc2web.com/

239 :無名草子さん:03/05/29 22:20
>>236
へーえ
こういうこともあるんだね。
うちにも古い屏風があって、破れ目から下地の紙がみえる。
古い手紙のようだけど、まあ歴史的に重要なものではないだろうな

240 :無名草子さん:03/05/29 22:22
>>239
「四畳半襖の下張り」を思い出した。

スレ違いすまん。
ついガマンできなくてね。

241 :無名草子さん:03/05/29 22:27
>>240
なにそれ?

242 :無名草子さん:03/05/29 22:38
>>241
重ね重ねスレ違いなのだが、
野坂昭如が編集長をしていた「話の特集」に掲載された
「四畳半襖の下張り」が猥褻文書だとして裁判に取り上げられたのが
約30年前のこと。ちなみに有罪になった。
永井荷風作という説もあるんだけどね。

ふと見つけた襖の下張りに書いてあった文を読むと・・・という体裁の小説。

243 :無名草子さん:03/05/29 22:39
http://jbbs.shitaraba.com/computer/2364/
“ヘ( ̄- ̄ )カモォーン♪
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

244 :無名草子さん:03/05/29 22:47
>>242
へーしらなかったthx

245 :無名草子さん:03/05/31 12:42
≫231
「ポーツマスの旗」読み終えました。よかったです。

246 :無名草子さん:03/06/07 19:57
高校の模試の長文問題に「冷い夏、熱い夏」が出た。
とても興味を持って帰りに買って一気に読んだ。
長文問題っていっつも楽しみにしてたけど
特にこの作品に出会えたのは幸せだと思ったなあ。
でもこんなに書いてる人だとは思ってなかった
(田舎の本屋で他の作品が棚になかったため)。
次は「破獄」読んでみようかな。


247 :無名草子さん:03/06/09 00:03
昔、病院前の古本屋で『冷たい夏、熱い夏』の単行本を発見。
患者の人が読んだら、マズイんじゃねーのと思い、文庫で呼んでたけど買っちった。

248 :無名草子さん:03/06/09 22:27
高熱ズイ道読みました。
あまり興味がない分野だったものでなんとなく敬遠してきたんですが、
読み始めたら一気読みしてしまいました。名作です。
プロジェクトXなんて目じゃないですな。
終わり方も自分好みで大満足でした

249 :無名草子さん:03/06/10 15:02
>>248
「高熱隧道」は吉村昭の代表作のひとつだと思う。
トンネル続きで、次は「闇を裂く道」はいかが?
これもいい作品だよ。

250 :無名草子さん:03/06/10 15:13
いつでも激安

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251 :無名草子さん:03/06/10 23:59
「高熱〜」は冬の夜中に読んでて、すげーハマッたなあ。
雪崩のシーンとかマジ怖かった…。
「闇を〜」は高熱よりかは少し明るいイメージだよね。

どっちも「人間って凄いよなあ」ってのが感想でつ。
こうゆうの読むと、文系の俺としては
「技術屋」って呼ばれる人たちにヒドく憧れてしまう…。

252 :無名草子さん:03/06/12 00:33
 よく身内のことを題材にしますよね。無免許運転で亡くなった甥の
話とか。究極はやはり、冷たい夏、熱い夏でしょうか。初めて読んだ
吉村作品です。遠い日の戦争が好きですが、あまり人気ないのかな?

253 :無名草子さん:03/06/12 09:22
朝倉幸治郎の練馬一家5人殺し事件を、吉村さんの手で小説化して欲しいな。
絶対吉村さん好みの事件だと思うんだけど、どうだろう。
ttp://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/nerima.htm

254 :無名草子さん:03/06/13 22:49
生麦事件好きな人いないの?

255 :無名草子さん:03/06/15 02:53
Hなシーンの描写は下手だよね。

256 :無名草子さん:03/06/15 11:38
今度は彰義隊について書くらしい。今調査中だって。

257 :無名草子さん:03/06/19 22:28
いや〜・・「漂流」読み終わりました〜。一気に行っちゃいましたね。
仕事してる時も、先が気になっちゃって。。昼休みも読んでました。
明日から「落日の宴」を読み始めます。

258 :無名草子さん:03/06/19 23:23
>>257
奇遇だね。
「落日の宴」、今日2回目読了。
吉村昭の本は読み直すと、より味わいが出てくるのが凄い。
また明日から「高熱隧道」を読むことにした。

259 :無名草子さん:03/06/20 01:29
アイドルのコラージュを発見したでつ。
あと、つるつるオマ○コも見れました。いいの?(*´Д`*)ハァハァ
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/turuturu/

260 :257:03/06/20 21:45
>>258
 おーー‥それは嬉しいですね。私、読むの遅いほうですが、「落日‥」
も一気に読み終わりそうです。

会社帰りの電車の中で、露使のプチャーチンが長崎を離れて行きました。。
明日はどんな展開を見せてくれるか。。

261 :無名草子さん:03/06/20 22:11
川路聖謨の写真を見てみたら、俳優の佐藤慶にそっくりだね。

262 :無名草子さん:03/06/26 00:08
保守age

いま「冬の鷹」を読んどりまつ。

263 :無名草子さん:03/06/26 00:52
文学板文体模写スレ2過去ログより、カフカ「変身」の吉村昭ヴァージョン

 その日、夜明けをいくらかすぎた頃、グレゴール・ザムザは悪夢から逃れようとして眼
をさました。すでに朝の陽光は窓のカーテンの隙間から流れこんでいた。
 かれは夢の余韻に怯えを感じて、ベッドの上で仰向けのまま体をかたくし、部屋のなか
をうかがったが、いつもと変わったところには気づかず、目覚めはじめた街の音がきこえ
るだけであった。
 かれはベッドから起きだそうとしたが、背中がどうにも重くはたせなかった。丸く硬質
の甲殻を背負ったようにシーツの上で揺れるばかりだった。体の不自由を疑問に思ったか
れは、頭をもたげて自身の体を見た。
 かれはその巨大さに目をみはった。光沢を持つ茶色い板を多数弓なりに曲げ、瓦のよう
に並べたと見えたもの、膨れた虫の腹が見えたのだった。それは普段の生活のなかに出没
するすばやく身を隠す害虫たちよりはるかに大きく逞しいものだった。
 もちろんそれを目にしたグレゴールははじめ、精神の疲れがもたらした些細な幻覚の一
つだと解釈した。白昼夢の類か、いまだ悪夢から目醒めておらず夢を見ているにちがいな
いと思った。しかし、その体の異常は、かれとその家族の規則正しい営為のリズムを根底
からかき乱すものであった。
 そのうち、自身の息に合わせてその巨大な腹が呼吸することに気づいたかれは、その目
にする異常の内容が事実であることに気づき、狼狽した。無力感がかれを襲った。その現
実を逸脱した巨体に比して、自分がいままで抱いていた常識が余りにも貧弱であることを
強く意識した。
http://mentai.2ch.net/book/kako/965/965366018.html

文体模写スレ1過去ログ
http://mentai.2ch.net/book/kako/963/963421916.html

264 :age:03/06/30 22:54
aage

265 :無名草子さん:03/07/04 14:54
吉村さんは絶対グロ好きだと思う。

266 :無名草子さん:03/07/09 05:18
膨大な作品のほとんどを愛読しています。ことごとく素晴らしいと思いまつが、
「三陸海岸大津波」だけは、どうかと。なんか、内容が薄く感じます。

267 :山崎 渉:03/07/12 08:34
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
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応援して下さいね(^^).           ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
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 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ∨         ┃::::::...         ヽヘ;;. 人丿ス    ::┃
 | ぬるぽ(^^)                 ┃;;;;;;;;.   从    θ斤:エh u    .:┃
 \                        ┃:::.  __ 《Y》_   ∪レ..... 弋|   :::┃
    ̄ ̄∨ ̄ ̄∧_∧   。..    ┃...  .uヘ人iイ  .  (. .」_ ノ   ....:┃
    ∧_∧  (  ^^ ) / ..    ┃..     (∨ヘ      |....|: .)   .:::::┃
 ̄\(  ^^ ) (つ  つ / ̄ ̄  ┃....    .|;|レ'      .(_;);;.| -〜、 .┃
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|    ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_  ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛

268 :無名草子さん:03/07/12 22:56
アメリカ彦蔵に続き、冬の鷹を読み終えました。冬の鷹、最高に面白いっす。
その前に、大本営が震えた日を読みましたが、これは読むのが苦痛でした。


269 :無名草子さん:03/07/12 23:26
>>78>>82>>135>>137>>174>>198
えらく遅いレスなんですが。
三国連太郎の「羆嵐」ってビデオになってないんでしょうか。
見たい。
TBSラジオドラマ再々放送希望。

270 :山崎 渉:03/07/15 11:28

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

271 :無名草子さん:03/07/18 07:47
age

272 :無名草子さん:03/07/26 00:44
アメリカ彦蔵、黒船続きで夜明けの雷鳴読みました。
夜明けの雷鳴つながりで、回天始末読んだ方おられますか?

273 :無名草子さん:03/07/26 01:00
吉村先生はやっぱり「身じろぎもせず・・・」でしょう!

274 :無名草子さん:03/07/26 17:16
「水の葬列」大好きです。読後、魂が浄化されたような気がして、しばらくの間
立つ事ができませんでした。

275 :無名草子さん:03/07/30 02:16
「一家の主」ってノリがっぽくないな

276 :無名草子さん:03/07/31 20:27
2ちゃんに吉村先生のスレがあるとは!
良スレだし、同士がたくさんいて嬉しいっす!
高熱隧道、破獄、アメリカ彦蔵読みました。
レス見てると、もっといろんな作品が読みたくなってきました。
本屋行ってきます!


277 :ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:27
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ

278 :無名草子さん:03/08/02 20:19
>>273
僕は、「回天始末」のあと「夜明けの雷鳴」読みました。
「回天始末」もおもしろかったですよ。

あと「長英逃亡」「桜田門外の変」「天狗争乱」の順に読んで
燃え尽きました。 僕の中ではベスト3です。
ノンフィクション、歴史物、どれ読んでもハズレないです。


279 :276:03/08/03 00:38
落日の宴 読んでます! 
対「おろしあ」緊迫の折衝。ペリー来航。そして、まさかの・・・!
この後どうなちゃうんでしょう!?

まだ200ページ。あと300ページ! 期待大です。


280 :無名草子さん:03/08/03 11:37
大黒屋光太夫のラジオドラマが8/23にNHK-FMで放送されるそうです。

ttp://www.nhk.or.jp/audio/prog_to_future.html

281 :無名草子さん:03/08/04 00:37
>>280 貴重な情報感謝します!
大黒屋光太夫。初めて聞きました。 あらすじでを見ても、正に吉村先生ですね。
23日は禁酒決定です。w

282 :無名草子さん:03/08/06 17:18
落日の宴。読み終えました。とても感慨深い良い作品でした。
流れの途中で「桜田門外の変」が出てきたんです。読んでみたいな〜。
「夜明けの雷鳴」にも通じるところがあって、各作品の流れに繋がりがある
ところも楽しいですね。

283 :無名草子さん:03/08/08 06:04
>>282
「桜田門外〜」、はじめ書店で単行本を見たときは、
厚さに少々ビビッたんですが、読み出したらおもしろくて。
ぜひ、お試しくださいな。水戸藩について、漏れはあまり
知らなかったんですが、少しは勉強になったように思います。

284 :無名草子さん:03/08/08 23:21
レスありがとうございます!
桜田門探しに本屋&古本屋行ってきました。
古本屋で下巻しか売ってなくて・・・悲。
明日、注文してこよっかな〜。

285 :無名草子さん:03/08/08 23:25
>>284
古書店に行って、上巻欠けとか第一巻欠けとか、あれはないよね〜。
ばら売りはして欲しくないな。1巻目だけをバラで売ってるのは、
まあ、わかるんだけど(新刊屋で1巻目だけ買う人が多いから)。

286 :無名草子さん:03/08/10 13:23
「虹の翼」読了。(二回目)
一字一句をないがしろにせず刻み込むような吉村昭の文章と、
二宮忠八の篤実な性格がぴったりとマッチしていて、
あらためてこの小説の良さを感じた。
さて、今度はどの本を読み返そうかと思案中。

287 :_:03/08/10 13:25
http://homepage.mac.com/hiroyuki45/hankaku09.html

288 :無名草子さん:03/08/10 14:22
>>286
大阪の道修町がでてきたり、びっくりするようなストーリーでした。
航空神社におもわずお参りにいきましたよ w。
次は「深海の使者」あたり、いかがですか?

289 :無名草子さん:03/08/12 01:17
今「空白の戦記」読書中
友鶴転覆事件は壮絶だった・・・
友鶴設計責任者の造船士官が職を追われ、
巷間で不遇の死を遂げた、とあるが、これって殺されたってこと?
それにしても第四艦隊事件にしろ、友鶴転覆事件にしろ、海軍の役人どもの
人命軽視は度し難いな。

290 :無名草子さん:03/08/12 23:05
ヤフオクで「赤い人」みつけました。 
北海道開拓史の裏側の物語に興味を持ちました。
本屋さんで聞いたら取り寄せ可能ということで、お願いしちゃいました。
(出品者様、ごめんなさい。)

読み終えましたら、報告いたします。  
でも、読んだ方おられれば、チョットだけインプレ聞きたいな・・・。




291 :無名草子さん:03/08/13 04:11
>>290さん
 長い作品ではありませんので、あなたが読了されるまで感想を言うのは
やめておいたほうがいいかな....。

292 :無名草子さん:03/08/14 00:51
短編の「総員起シ」が印象的。
これ、怖いよ・・・潜水艦事故って嫌だな〜。

293 :山田:03/08/14 12:07
司馬遼太郎との違いについてですが、司馬の論調は一貫して、
明治の指導者は偉かったけど昭和初期の指導者はあかんかった
というものです。
それに対して、吉村昭は以前、城山三郎との対談で、太平洋戦争
は当時の日本国民総意によるものとしています。
大衆に着眼する点で司馬よりも優れた作品に仕上がっています。

294 :無名草子さん:03/08/14 14:34
そうだよね。
「海の史劇」と「坂の上の雲」を読み比べて、それを如実に感じたよ。
ところで、俺は司馬嫌い。
みんなはどう?

295 :無名草子さん:03/08/14 14:38
>>294
同じく。
吉村好きは司馬嫌いが多そう。

296 :無名草子さん:03/08/14 18:45
いや実はね、昨日、司馬遼太郎買ってきて読んでたんです。
初めての司馬なんですが、どうも淡々としすぎて感情移入がイマイチ
かな・・・みたいな感じで。 でも最後まで読まねば。

その分、吉村先生の作品は何を読んでも楽しいですね。 なんか素直に
物語の中に入っていける感じで。   流石、小説の匠!w

297 :無名草子さん:03/08/14 19:07
>>296
 淡々とですか...どの作品を手にされたかがわからないのですが、
たとえば「坂の上の雲」なんかだと、司馬氏の押さえ切れない怒りが
感じられるのですが。むしろ、吉村先生のほうが、僕には淡々として
いるように感じます。感情を排してまるでドキュメンタリーのように
描いていて、だから余計に引き込まれるし感動するような。事実を
して語らしめるってところでしょうか。いかがですか?

298 :無名草子さん:03/08/14 20:15
「坂の上の雲」は、司馬さんの怒りが紙面から滲み出ていたな。
あれ、好きな人には堪らないんだろうけど、俺には雑音だった。
乃木将軍とか露西亜軍の上層部を、あそこまでこき下ろす必要が分からないし。

299 :無名草子さん:03/08/14 20:16
http://www.linkstaff.com/linkstaff/dana777/cgi/click.cgi?id=12328

300 :無名草子さん:03/08/14 22:22
司馬のは淡々というか主観入りまくって感情的・作為的で好きになれない


301 :297:03/08/14 22:23
>>298
よくわかります。小説なのか論説なのかわからなくなってる。
司馬氏、感情の抑制が効いていないため、ストーリーの流れ
が滞ってる。吉村さんならああいう風にはならないでしょうね。

302 :無名草子さん:03/08/14 23:58
司馬遼太郎と吉村昭と言えば、正岡子規のことを書けたか書けなかったかという対照的な一面がある。

司馬遼太郎は『坂の上の雲』で書き、又講演等で脊椎カリエスに苛まれて寝たきりながらも、リアリズムを
失わず、俳句短歌の復興・革新をした子規のことを盛んに称揚している。

吉村昭は数年前から子規のことを書く準備をしていたが、その闘病の凄まじさを改めて知り、自らの肺結核
の辛さを思い起こし、書くことを断念(停止かも)している。

かくいう司馬遼太郎も、自ら戦車部隊に配属された経験故、ノモンハン事件の事を「軍部の実情を知れば
知るほど、頭が狂いそう」になった為、書くのを放棄している。(後、半藤一利がそれを受け継ぐかのように
『ノモンハンの夏』という力作を書いた)



303 :無名草子さん:03/08/15 04:14
>>302
面白い視点だね。
なるほどと思った。

それはともかく、俺は司馬遼太郎も吉村昭も好きだ。
司馬遼太郎は史実から想像を膨らませて自分の思う人物像を作って歩かせる
(だから「史実と違う」と叩かれることが多い)
吉村昭はとことん史実にこだわり、可能な範囲で人物を描く。
司馬遼太郎の小説に出てくる人物が「元気」なのに対して、
吉村昭の小説が地味な主人公ばかりになるのは、そんなところもあるのでは。

304 :297:03/08/15 09:26
>>302さま
 そういうエピソードがあったんですか..。私自身も、大学時代に
肺結核で長期入院した経験が(といっても1年間です)わかる気持ちが
します。半藤さんの作品、熱いですね。この方、亡き司馬氏の代弁者に
なっておられますね。NHKの人間講座? でもそうだった。

>>302さま
 貴兄の視点もお見事だと思います。司馬氏と吉村さんとの対比、まさに
おっしゃるとおりではないでしょうか。吉村先生の場合、埋もれた人物を
題材に事実をもって(勿論、小説ですから、膨らんではいましょうが)、
語らせる。司馬氏は、既知の人物像に新たな息吹を吹き込んで奔馬せし
めるような...。えらそうに、お許しください。

305 :無名草子さん:03/08/15 10:29
司馬さんは、○○県人は××だだとか、安直な文化論やステロタイプ化された人物像を平気で描き切る。
それはそれで読み物として面白いのだが、「菜の花の沖」の中の女性描写には流石に辟易させられた。
吉村さんの小説はまだ少ししか読んでいないが、
人間というものを単純化して物語の駒とするような姿勢は、この人の最も嫌うところだろうと思う。

306 :284:03/08/15 21:19
先日注文していた「桜田門外ノ変 上巻」入手しました。
まだ100ページをちょい越えたくらいですが、いよいよ井伊直弼が
実権を握る場面となりました。 これまでの徳川斉昭より、ちょっとだけ
深い思想表現が、分かったような気がします。 まだ先は長いけど楽しみです。

あ、今の空気読めてなかったかも・・・。 スマソです。

307 :山崎 渉:03/08/15 21:27
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

308 :山崎 渉:03/08/15 23:30
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

309 :283・297:03/08/16 02:35
>>284さん
 なにを言われますか、長編、がむばってくだされ!

310 :無名草子さん:03/08/16 02:52
空いている時間がもったいない!
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311 :無名草子さん:03/08/18 17:05
今日から一週間ほど、日経の夕刊で吉村昭のエッセイ掲載。

312 :無名草子さん:03/08/19 20:00
吉村昭全集って出ないのかな

313 :無名草子さん:03/08/19 20:09
>>312
もし出るとしたら、どの出版社になると思いますか?

314 :無名草子さん:03/08/19 23:40
「桜田門外ノ変」先程、読み終えました。
まさに読破後、前レスの様に「しばらく動けなかった」と言うのは本当でしたね。
「〜の変」と言うよりは大事件で、かなり緊張ものでした。疲れた〜。(勿論いい意味でね。w)   
考えさせられる場面も多々ありますが、流石大作ですね!


 
 


315 :無名草子さん:03/08/21 18:30
>>314
長編おつかれさまでした。僕なんか、ほんとに面白い長編を読了したら、
頭が冴えてしまって眠れなくなります。一風呂あびて、ビールでも飲ら
ないと...w。でも、そういう時って充実感あるんですよね〜。

316 :無名草子さん:03/08/21 20:32
吉村==描写の細かい戦史モノ書いてた人ね、のイメージを抱いている友人に
「漂流」「破獄」「長英逃亡」を勧めたら程なく吉村派になった。
ノンフィクションの中の人物描写がうますぎると。
つぎは「ポーツマスの旗」か「白い航跡」を勧めるつもり。


317 :302:03/08/22 00:34
>304
 遅レスすみません。
 '94『天狗争乱』で第二十一回の大仏次郎賞受賞の際、インタビューで「川路聖謨や高山彦九郎を発表予定
其の後で正岡子規にとりかかる」という記事がありました。正岡子規のファンの私は楽しみに待っていたので
すが確か去年の文芸雑誌『新潮』で正岡子規の特集をした回で、先の理由で書くのを断念した、とありました。

 病に臥せた経験、つまり今はそれを克服した吉村氏にとって、日記等から推察できる子規の行状は観念で
はなく、物理的に思い出したくない恐怖と痛みを感じさせたのでしょう。私もそれ以来、子規を単純に偶像視
するのを辞めました。

 吉村氏は長編モノが人気があるようですが、私は「少女架刑」等の短編にある、短い鋭いセンテンスを重ねた
純文学的作品も好きですね。短いセンテンスといえば小説じゃないけど、随筆『東京の戦争』の中の「歪んだ
生活」の最後2行には、ぞっとしました。
 

318 :無名草子さん:03/08/23 09:17
「大黒屋光太夫」のラジオドラマ、今夜9時からNHK-FMでありますね。

319 :無名草子さん:03/08/23 20:04
録音準備完了!

320 :無名草子さん:03/08/23 21:05
「大黒屋光太夫」始まりましたね。
 なんかスゴクいい感じじゃないですか!

321 :無名草子さん:03/08/24 16:50
え、全集出てるじゃん、と思ったら、あれは吉村昭自選作品集でしたね。
図書館で1巻以外借りて読みました(1巻は誰かに持ち逃げされたらしい)

322 :無名草子さん:03/08/29 20:18
菊池寛賞受賞作「関東大震災」(文春文庫)
まさしく地獄絵図。震災直後の人々の異常行動も網羅的に描写されている。
あれから80年。日本は、あの頃とはまったく別の国になった・・・と信じたい。
最近ちくま文庫から出た「写真で見る関東大震災」を手元において読むとことをお薦めする。

323 :無名草子さん:03/08/29 21:16

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324 :無名草子さん:03/09/01 22:59
「北天の星」読みました。シチュエーションは全く違うながらも「アメリカ彦蔵」と
比べながら。 物語の結末は(そっちの方向に行っちゃうんだ)とは思いながらも
かなり楽しく読めました。ただ、主人公の最後の性格を考えると(物語上仕方がないけど)
ちょっとだけ後味が・・・。 でも、その結果うまい具合に「雪の花」に繋がる訳なんですね。

延び延びになっている「大黒屋光太夫」。物語に登場してしまったけど、早く聞かねば・・・。



325 :無名草子さん:03/09/03 02:58
吉村昭が藤村新一を題材に小説を書いたら、どうなるんだろう?
ちょっと興味を持った。

326 :無名草子さん:03/09/03 03:06
>>325
ふじむらしんいち→ちんじふむらしい→椿事(珍事)踏むらしい

洒落はともかく、吉村を探すついでに新潮文庫の「発掘捏造」も読んでみよう!

327 :無名草子さん:03/09/06 22:44
漫画コーナーで「熊風」なるタイトルの本を発見。
矢口高雄と戸川幸夫の漫画だけど、吉村「熊嵐」とは関係あるのかな?
同じ題材らしいが。
しかし、紛らわしいタイトルだ。

328 :無名草子さん:03/09/06 22:48
ちなみに、これが表紙。
新潮文庫を持ってる人は、比べてみよう。

ttp://shopping.yahoo.co.jp/images/books/74/32/31158932.JPG

329 :無名草子さん:03/09/07 04:21
今日の夜、NHKラジオ第一で、吉村昭原作「海猫」をやるそうです。

ラジオ文芸館
7日(日)後10:15〜10:55
「海猫」作:吉村昭 朗読:富本修志
アナウンサー働き続けて三十数年、男は定年を迎え開放感にひたる。しかし、その後に味わった孤独。
夫婦の心はすれ違うばかりで、家庭には安らぎなどなかった。妻のささいな言動に男は1人暮らしを決意。
家庭を捨て、旅に出るのだが…。

330 :無名草子さん:03/09/07 04:31
>>327
細かいことで恐縮だが、「熊嵐」ではなく、「羆嵐」。
「羆」は、「ひぐま」と読む。

331 :無名草子さん:03/09/07 09:05
「白い航跡」に20へぇ〜

332 :無名草子さん:03/09/07 18:47
>>330

実を言うと変換できなくて困ってたのだ。
サンクス!

333 :無名草子さん:03/09/08 15:51
「闇を裂く道」2回目読了。
ノンフィクションではなく、史実に基づいた小説、しかも史実に忠実たらんとしている
ということをあらためて実感した。
緻密な構成と細部まで行き届いた描写に、目眩を感じることすらある。
完成なった丹那トンネルを一番列車が通過する箇所では読みながら涙してしまった。
前回読んだときもそうだったのだが。
トンネルつながりで、また「高熱隧道」を読んでみようかと思う。
高圧・高温の水がほとばしり出る描写は恐怖を覚えたのだが。

>>332
どうも恐縮です。
マンガの方はどうだったか、戸川幸夫の本で読んだような気もします。
かなり面白かったと思うのですが。
なにぶん年を食っているので記憶力が怪しくなっております。

334 :無名草子さん:03/09/08 19:08
あの、これから吉村さんの本を読みたいのですが、
どの本から読んだらいいでしょうか。

335 :無名草子さん:03/09/09 12:13
>>334
吉村昭の著作を全部読んでいるわけではないので、自分が読んだ中でお薦めするなら
歴史物:「間宮林蔵」・「長英逃亡」
船・漂流:「漂流」
戦史物:「戦艦武蔵」
その他:「破獄」
あたりが読みやすいかもしれません。
しかし、ハズレがないからこれ以外でも大丈夫です。

336 :無名草子さん:03/09/09 16:53
網走刑務所のお土産屋さんに、「破獄」が山積みになってた。
主人公の等身大人形もあったけど、かなり背が低いね。
160ないよ。

337 :無名草子さん:03/09/09 16:58
ふーん。

338 :334:03/09/10 09:21
>>335
早速買って読んでみます。

339 :無名草子さん:03/09/15 02:09
極東板の人たちって・・・

>172 :日出づる処の名無し :03/09/14 23:00 ID:yfqVIRC/
>>167
>妄想馬鹿の脳内白日夢を読めだと?

>時間の無駄をひとさまに押しつけるなよ・・・オマエみたいな暇人ばかりじゃないんだから。

http://tmp.2ch.net/asia/172

吉村昭が妄想馬鹿・・・。 本を読まない人間は怖い。

340 :339:03/09/15 02:16
リンク失敗してた。どうでもいいでしょうけど。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1059817385/172


341 :無名草子さん:03/09/15 16:30
>>339
論破できないからってここまで来て愚痴るなよw

342 :無名草子さん:03/09/15 16:50
妄想を論破するのはむつかしい。

343 :無名草子さん:03/09/16 18:18
吉村作品にリアリズムがないとは言わない。
つーか、むしろリアリズムに溢れてる作品だと思う。
でも、あくまでも小説なので、議論などのソースには不向きじゃないか?

344 :無名草子さん:03/09/16 22:12
>>343
読んでもらえれば分かるけど、
「関東大震災」は小説的手法を用いた部分もあるが、
「高熱隧道」の様にはフィクション性を交えていない、
純然たるノンフィクションと言っても良いような作品です。

345 :無名草子さん:03/09/17 19:34
>>344
秦郁彦くらいは読んだことはありますよね?

346 :無名草子さん:03/09/18 07:25
>>345
読んだことありませんよ。

347 :無名草子さん:03/09/18 09:33
秦郁彦は実証主義の歴史家、吉村昭は小説家兼史伝家。
両方読めばいいんじゃないの。

348 :無名草子さん:03/09/18 09:49
小説とドキュメンタリーは、一線を画してると思う。
大体の概要を掴むには、小説も役に立つ。
けど、自分と異なる意見の人間に対して小説を根拠に議論を展開するのは、
ちょっと無理があるんじゃ?


349 :無名草子さん:03/09/18 09:53
>けど、自分と異なる意見の人間に対して小説を根拠に議論を展開するのは、

それはそうだ。

350 :無名草子さん:03/09/18 11:30
このスレの秦郁彦率も高そう。

351 :無名草子さん:03/09/18 19:33
関東大震災はあまり読まれていないの

352 :無名草子さん:03/09/18 20:55
一昨日、「冷たい夏、熱い夏」読んだ。弟のガン死を軸にした自己史。
昨日は「神々の沈黙」。心臓移植黎明期の医師・患者をめぐるノンフィクション。
いま、「大本営が震えた日」半分まで。
吉村昭はいいね。


353 :302:03/09/19 00:34
沢木耕太郎の新作、父親の死を見取った『無名』が出たけど、『冷たい夏、熱い夏』に似てるのかな。
誰か既に読んでたら書評キボン。

354 :無名草子さん:03/09/25 14:35
「高熱隧道」再読。
隧道の中の高熱地獄と、豪雪に覆われる極寒の外界と、その対照が鮮やか。
泡雪崩のすさまじさ、人を寄せ付けない断崖と、黒部の自然の厳しさを描く一方で
ある意味ではそれ以上に過酷な人間達のドラマが浮かび上がってくる。
そして戦争にのめりこんで行く時代の中で、人夫の命が消耗品のように失われる。
この人の構成力・筆力には、まさに感心するばかり。

今日から15年前に読んだ「海の史劇」を再読開始。

355 :無名草子さん:03/09/25 17:39
刑事に間違えられるというのが笑えるね。


356 :無名草子さん:03/09/27 13:30
「海の史劇」2回目読了。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」と印象がダブってしまう。
ただし、「坂の上の雲」が秋山兄弟という主人公を軸にしているのに対して
「海の史劇」はロジェストヴェンスキーを初めとした複数の人間の動きを
全体的に眺めている(だからこそ「史劇」であるのだが)という視点の違いが
あるだけ、俯瞰的に見ているように感じられる。
吉村昭の小説には主人公にべったりと張り付いているのではなく、
第三者的な、突き放したような視点からのものが多いように思う。

私は小説を読み返すということをほとんどしないのだが、
この人の小説だけは別だ。
何度読んでも飽きない。むしろ、以前読んだときには気づかなかった味わいを感じ
それに喜びを見いだすことができる。
綿密な取材が精緻な文章によって、さりげなく提示されているのに気づかされる。
さて、次は何の再読にかかろうか。

357 :無名草子さん:03/10/01 02:00
私も「海の史劇」朗読中ですが、ここ最近とても忙しくて。まだ100P過ぎ。
ガキの頃、ズル休みで見た朝ドラの「203高地。 〜だったかな?」。あの無残さが蘇りますね。

358 :無名草子さん:03/10/08 00:44
朗読って、ホントかよ。声出して疲れないか?
おれは、「大本営が震えた日」のあと、「虹の翼」読了。


359 :無名草子さん:03/10/11 14:32
「坂の上の雲」だと、バ艦隊や露軍の指導部を、とにかく過小に評価しすぎてる。
小説なんだから、悪役を悪役として描いても、別に問題はない。
でも、ちょっとやりすぎな感も否めないよな。
だから、「海の史劇」は、かなり新鮮だった。

360 :無名草子さん:03/10/11 16:30
「海の史劇」、まだ16章までですが読ました。 
確かに新鮮ですね。つか、凄い!
日本側ロシア側をそれぞれの立場から描き、両者の戦闘シーンは
かなり緊張しながら楽しめました。 ロシア降伏兵や捕虜の日本側の
対応には、ウルウルしてしまいました。
まだ残り100P強ありますが、がんばりまつ。


361 :無名草子さん:03/10/11 16:31
あ、そそ。 読破したら「坂の上の雲」探しに行ってみます。

362 :360:03/10/13 16:23
読み終えました。 いや、よかった! 
「新鮮」という意味は、読破後に改めて分かった気がします。


363 :無名草子さん:03/10/14 13:32
「破獄」「仮釈放」が好きだな。
「見えない橋」などの短編集は滋味があるといえばそうだが、
やっぱり長編がいい。

364 :無名草子さん:03/10/17 22:44
歴史ものを津本陽と比較してどう思う。

津本のスレがないので比較された方、感想などお願いします。

365 :無名草子さん:03/10/23 12:36
吉村昭
http://www.bunshun.co.jp/jicho/tanpen/tanpen01.htm

366 :無名草子さん:03/10/23 13:47
>>365
プロモーション入ってるせいかつまらんインタビューだな。
他の記事もつまらん話ばっかり。

367 :無名草子さん:03/10/25 13:34
「軍鶏」と「船長泣く」は後味悪すぎ

368 :無名草子さん:03/10/29 15:42
吉村さんは「異様に」をよく使うよね。切れたときの表現は「炭酸ガスのはじける音が云々〜」だったっけ?w

369 :無名草子さん:03/10/30 00:49
「身じろぎもせず・・・」も結構出るね。 これが出ると改めて吉村先生の作品だな
って思ってしまう。 いや、良い意味で。w

370 :無名草子さん:03/10/30 19:06
>368
>369

あと、「星」がやたらと出るんだよ。
登場人物がしょっちゅう「星を見上げる」。
星ふぇちだな。

371 :ゆうじん:03/11/11 18:24
うちの本棚にある吉村昭の著書を数えたら150册以上あった。
最初に読んだのが「戦艦武蔵」、その次が「海の史劇」。
どっちも小学校のときで、それ以来すでに30年に渡って愛読してきたわしもなかなかすごいかもと、ちょっと感心した誕生日だった。

372 :無名草子さん:03/11/11 22:37
良スレ発見。今ざっと全部読んだけど、やはり吉村昭を好きな人のスレだけ
あって荒れてませんね。
俺が一番好きなのは、「長英逃亡」。人間の悲しさを思った。あんな優秀な
人が隠れて暮らさねばならぬのかと。そしてもっとも悲しかったのは、娘が
苦界へ身を投じなければならなかったこと。不条理なものを感じた。





373 :無名草子さん:03/11/14 03:58
小学生でアキラを読むなんて早熟でつね

374 :無名草子さん:03/11/14 20:29
吉村先生の作品を初めて読みました。
「ふぉん・しいほるとの娘」です。
本屋でちょっとみて、自分に合いそうなので読んだらとてもよかったです。
江戸後期の社会の雰囲気が伝わって来そうです。

375 :無名草子さん:03/11/15 06:47
シーボルトの晩年少し残念でしたね。お稲さんの失望が伝わってくるような
作品でした。

376 :ゆうじん:03/11/15 18:23
学校では教えてもらえなかった社会の一面をいっぱい見せてくれますよね。
「プリズンの月」なんか、歴史の副読本にしたいくらいです。

377 :無名草子さん:03/11/16 06:06
『長英逃亡』って品切れなのかな。
今日三軒本屋回ったけど見当たらない・・・

378 :無名草子さん:03/11/16 07:13
「少女架刑」「透明標本」「星への旅」
この三作が自分にとって吉村作品のベスト。
冷たいリリシズムが胸に滲みる。
絶版になったことが惜しまれる。

歴史物は司馬遼太郎と比べると人間の捉え方が平板で見劣りする。
「戦艦武蔵」の中途半端に脚色された人物描写には辟易した。
彼に限らず小国民世代の書いた戦記物は何故講談本的色合いになってしまうのか。

379 :無名草子さん:03/11/16 16:39
>>377
長英逃亡は図書館に行って借りてでも読むべし。
すごい人間ドラマが待っている。
ただ、読後少し切なさ、不条理さは感じるが。

380 :ゆうじん:03/11/16 22:27
幕末ものはけっこう古本屋にあったりするよね。

381 :無名草子さん:03/11/17 00:17
「長英逃亡」毎日の夕刊だったなあ。
牢獄描写が陰惨で、挿し絵までが暗くて重くて。

>>378
あの作品の場合、主役は武蔵をつくりあげた技術だから、平板な描写もありじゃないの?

382 :無名草子さん:03/11/17 01:29
377>>379・381

そういわれると読みたくなりますね。
探してみます。

383 :無名草子さん:03/11/17 01:59
初期の純文学系はヘタだ、




と言ってみる。

384 :無名草子さん:03/11/17 02:15
ああ、へただよ。
でもその後の戦記・歴史物に比べたらまし。








などと踊ってあげる。

385 :無名草子さん:03/11/17 05:51
吉村さんはエロシーンの描写がいまいち

386 :無名草子さん:03/11/17 10:00
じゃあ何が残ってるんだよ!

387 :無名草子さん:03/11/17 12:40
どう考えたって長編の歴史ものとか、記録文学でしょ。

388 :無名草子さん:03/11/17 20:46
この人の文章に慣れると
他の作家の書いたもんが読みにくくなるね。

389 :無名草子さん:03/11/19 03:56
文体がパターン化されているからね。

390 :無名草子さん:03/11/20 23:09
講談社文庫「私の好きな悪い癖」買いました。

391 :無名草子さん:03/12/04 01:25
仇討文庫化あげ

392 :無名草子さん:03/12/04 01:26
http://homepage3.nifty.com//hot-hot//7254.html


393 :無名草子さん:03/12/04 02:03
「海も暮れきる」が一番好きかな。
ああいう破滅型の人生にあこがれますよ。できませんけど。
吉村さん自身も結核で死にかけたせいか、病状の描写がリアルだと思う。
そのうち小豆島も尋ねてみるつもり。

394 :無名草子さん:03/12/07 00:23
本屋で「彦九郎山河」を見たけど評判はどうですか?
ここでは書かれていないので。。

395 :無名草子さん:03/12/07 05:50
>>394
評判はどうだか知らないが、高山彦九郎に対する感覚が少々変わった。
「奇人」を「変人」と同類に思っていたせいかもしれないが。
あまり面白いとは思わなかったが、最後まで読むのを苦痛とも思わなかった。

396 :無名草子さん:03/12/07 21:17
>>394 395
彦九郎山河おもしろかったよ。
でも、江戸時代というのは、変に才能があるのも身を滅ぼすもととおもったね。
『長英逃亡』の時も同じようなことを思ったが。


397 :無名草子さん:03/12/12 12:52
戦国ものは書かないのだろうか。
資料が揃ってないと書かないだろうから辛いか

398 :無名草子さん:03/12/12 12:55
だからっ、戦国ものなど私は書きませんよ。
絶対に書きません。書きたくないのです。(アキラ談)

399 :無名草子さん:03/12/12 13:00
>>398
本人が言ってたの?
まあ確かに向いてないかもしれんけど

400 : ◆xAG4.Wd6wQ :03/12/13 00:50
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

401 :無名草子さん:03/12/13 08:26
吉村さん、筆名を「アキラ」に変えたらしい。


402 :無名草子さん:03/12/22 00:47
敵討、文庫版読みましたがよかった。
実話だというのに驚いた。

403 :無名草子さん:03/12/22 00:51
あげとこう

404 :無名草子さん:03/12/24 13:36
私も敵討を読んだ。
実話であるということを最初に読んでいたので、冗長になるのではと危惧したが
やはり吉村昭の巧さが発揮され、飽きることのない中編小説になっている。

過去に読んだものを再読しようと思ったが、引っ越しを繰り返して本が見つからない。
やむを得ず、「羆嵐」(くまあらし)、「戦艦武蔵」を買いなおしたが、
それほど惜しいとも思わない。
おそらく数年後にまた読み直すから。

405 :無名草子さん:03/12/24 18:07
吉村昭のベスト1は、
やっぱり「漂流」で決まりですよね。

406 :無名草子さん:03/12/25 22:17
『長英逃亡』がいいと思うけど。

407 :無名草子さん:04/01/05 00:37
天狗争乱 あげ

408 :無名草子さん:04/01/06 23:58
仮釈放読破しました。
いやーいままで体験したことが無いような客観的な文章だけど
なぜか引き込まれるって感じで、すごい良かったです。


409 :無名草子さん:04/01/09 03:26
「北天の星」あげ

410 :無名草子さん:04/01/10 23:13
敵討。いいですね。
特に火事が起きなかったら遠島にされて
敵討ちが不可能になるところだった、
というところが劇的です。


411 :無名草子さん:04/01/15 21:00
熊さんシリーズが好きだ。ほかには、

私の好きな作品

「破獄」・・・これは絶対にお勧め。脱獄の天才人間を描いた作品。
「赤い人」・・・北海道開拓残酷史。
「ポーツマスの旗」・・・外交交渉の戦いを描く

412 :無名草子さん:04/01/23 20:32
ジョン・トーランド氏亡くなったけど、なんとなく吉村昭と
手法が似ていると感じる

413 :無名草子さん:04/02/05 09:32
とりあえず、あげときます

この前、新撰組で桜田門外の変やってて思い出した
久しぶりにまた読もう

414 :無名草子さん:04/02/06 00:56
「深海の使者」って面白いですか?
昔読み始めて、途中でなぜかくじけてそれっきりなんですが・・・


415 :無名草子さん:04/02/06 14:12
>>414
第二次大戦中に日本とドイツを往復した潜水艦の話だね。
軍事モノに興味があるんなら、絶対おもしろいと思う。
映画「Uボート」とか見ると、さらに気分が出るw

416 :無名草子さん:04/02/07 05:18
>>414-415

マジで面白かった。
巻末にある航海地図を何度も見ながら一気に読んだよ。

「旧フランス領ブレスト軍港」なんて記述も出て来て、
あ〜、当時フランスはドイツ領だったんだなぁ、なんて感慨に耽った。
現代史が好きでないと興味が出ないかも知れないけどね・・・・

417 :無名草子さん:04/02/14 18:39
大黒屋光太夫は毎日新聞社から出てるのか
文庫になるとしたら中公なのかな

418 :無名草子さん:04/02/15 23:05
エッセイ集はちょっとイタゲな所も発見してしまい、
読むんじゃなかったと後悔

419 :無名草子さん:04/02/16 02:04
>>418
どのへんがイタゲでしたか?

420 :無名草子さん:04/02/23 13:39
「大黒屋光太夫」読みました。「おろしや国酔夢譚」もおもしろいんだけど、
荒筋だけ読まされたような印象でちと物足りなかったんで、満足しました。
吉村さんの文章は陰翳があっていいですね。「身じろぎ」も5回ほど出てきて
安心しましたw
光太夫が通ったルートをそのまま追った、椎名誠の「シベリア追跡」も
合わせて読むと、おもしろさ倍増です。

421 :無名草子さん:04/02/23 19:45
小学生の時に父親の書棚にあった「破船」を読んで、この人すごいな、
と思いました。社会人になってからもいろいろと本を読んだけど、
あの「破船」を読んだとき以上の衝撃を味わったことがないな。
先生の小説でおススメあったら教えてくださいー。

422 :無名草子さん:04/02/24 02:16
「海の祭礼」が一番好きだけど、
どこの書店にも、もう売ってないようだ。
僕は図書館で借りて呼んだ。

423 :無名草子さん:04/02/26 22:23
>>419
禁煙の喫茶店の話とか寿司屋の掛け声の話とか、
変に邪知してて引いた。

424 :無名草子さん:04/02/26 23:47
邪知なんて小説家の職業病みたいなもんだからな

425 :無名草子さん:04/02/28 03:04
「少女架刑」を読みましたが
「ヒーメン」というのは処女膜のことでいいんですか?

426 :無名草子さん:04/02/28 04:00
>>425
その通り。ドイツ語だね。

427 :無名草子さん:04/02/28 10:35
>>421
「赤い人」講談社

428 :無名草子さん:04/02/28 21:55
渋いところで「冬の鷹」がいいっす。解体新書なんて教科書に昔載ってたけど、それが
作られていく過程と、それを純粋に研究のためと考えて歴史に残る偉業の主役を譲って
しまった前野良沢の潔さに感動しました。他に読んだ人いませんか?

429 :無名草子さん:04/02/29 08:43
>>428
読んだよ。
「日本医家伝」で前野良沢を採り上げることになり、それから興味を持って「冬の鷹」を書くことになったとか。

430 :無名草子さん:04/02/29 23:23
>>429
それはそれは。「日本医科伝」って何ですか?どこかの出版社から出るんですか?

431 :無名草子さん:04/03/01 02:45
>>430
まだ絶版になってないはずだと思うが、講談社文庫で3年前に出た。

432 :無名草子さん:04/03/02 09:06
NHK BS2

■03月06日(土) - 午後 10時30分 〜 翌 0時00分 - BS2
ポーツマスの旗(1)<4回シリーズ>
 −BS思い出館−
 
「戦争と平和」

  【原作】吉村  昭
  【脚本】大野 靖子

                         石坂 浩二
                         原田 芳雄
                         大原 麗子
                            ほか

433 :無名草子さん:04/03/02 13:09
仮釈放とそっくりな事件がおきたんだけど 触れられてないね

434 :無名草子さん:04/03/02 15:34
女子高生の尻触ってタイーホされた脱北北朝鮮兵士のことかい?

435 :無名草子さん:04/03/03 02:50
>>426
どうもありがとうございます。
今でもお医者さんはこう言うんですかね

436 :無名草子さん:04/03/04 05:35
昨日はじめてこの作者の本買ったよ。
『桜田門外の変』だけど、偶然にも事件は3月3日に起きたんだよね。
なんか運命的なものを感じてしまった(旧暦の3月3日だけど)。
なんというか、ずいぶん素っ気ない文体ですね。


437 :無名草子さん:04/03/04 05:54
>>436さん
かなりの長編ですが、ゆっくりと楽しんでください。
たくさん作品があり、題材も多彩な作家ですから、
お気に入りが見つかることかと思いますよ。

438 :無名草子さん:04/03/04 22:33
>>436
その素っ気ない文体が、あとから利いてきます。
そのときは、もう手遅れですよ(笑)。

439 :無名草子さん:04/03/05 12:12
「破船」読みました。
いいですねぇ、この後味の悪さ。
これぞ吉村文学の醍醐味。

440 :無名草子さん:04/03/05 17:36
短編の「鰭紙」って
さりげなく、ノンフィクションだったりするわけですか

441 :無名草子さん:04/03/06 02:37
>>439
そう。後味悪い作品も結構多いのがまた吉村作品の面白いところ。
高熱遂道とか。

442 :無名草子さん:04/03/06 13:30
>>441
仮釈放とか星への旅とか敵前逃亡とか鵜とか
特に初期の作品は、後味悪いのが多いね


443 :無名草子さん:04/03/08 04:19
『桜田門外の変』読了。
淡々とした描写が、浪士たちの運命をつとめて客観的に見ているようで
ぞくぞくしました。突き放しているとも言えるような怜悧な筆致ですな。

この人の幕末歴史ものをしばらく読んで見ます。
時間軸に沿うと、次は『生麦事件』ですかね?


444 :無名草子さん:04/03/08 10:53
昔の漁村や農村を描かれると、
話の趣旨に限らず、鬱になる。

445 :無名草子さん:04/03/08 14:18
かつて自費出版で出してたとかいう短編集て いまは読めるんでしょか? 新潮あたりで出てるんでしょうかね

446 :無名草子さん:04/03/09 08:23
やっぱ、一般的には知名度低いのか、検索してもほとんど引っかからん。

講演会の情報とか欲しいんだけど

447 :無名草子さん:04/03/09 08:52
>>445
短編集「青い骨」は角川から出ていたと思うが、多分絶版
古本屋で気合入れて探すしか


448 :445:04/03/09 10:35
>>447 う〜ん、根気よく探すしかないようですね。 ありがd

449 :無名草子さん:04/03/12 11:18
「破船」に出てくる"もがさ"って天然痘のこと?

「朱の丸御用船」はノンフィクションだけど、
この話は小説だよねえ

450 :無名草子さん:04/03/12 14:27
>>449
天然痘のことですね。
天然痘は非常に恐ろしい病気で、南米のインカやアステカ文明も、
白人が持ち込んだ天然痘のため人口の95%が死んでいます。
また、白人はアメリカ先住民に天然痘の患者が使っていた毛布をプレゼントし、
これを殺すということもやってます。

天然痘患者写真(★グロ画像につき注意してください★)
ttp://www-personal.engin.umich.edu/~kraghava/smallpox.jpg
ttp://www.alpharubicon.com/basicnbc/images/smallpox.jpg
ttp://www-personal.engin.umich.edu/~kraghava/smallpox2.jpg
ttp://www-personal.engin.umich.edu/~kraghava/smallpox3.jpg
ttp://www-personal.engin.umich.edu/~kraghava/smallpoxleg.jpg

451 :無名草子さん:04/03/13 01:12
今度読売夕刊で連載あるらしいね。元気で何より。

452 :無名草子さん:04/03/16 10:55
熱の花はヘルペスだよなあ。

天然痘のブツブツと形状はかなり違うけど、
無知な村民ゆえのことで有りかな。
http://www2.tokai.or.jp/hiramatu/hifuk/image/tanherp1.jpg

453 :無名草子さん:04/03/17 23:00
「破船」の舞台は恐らく佐渡島北岸だね。あの辺には、秋刀魚を手掴みで獲る漁がある。

「熱の花」は梅毒じゃないのか?
しかし梅毒より疱瘡が日本においては「歴史ある」病なのに、村民が知らないのはおかしい!

454 :無名草子さん:04/03/18 19:08
佐渡なら三日も歩けば、一周しちゃいそうだけど、
気候や話の中での記述から察するに、あの辺りだろうね。

455 :無名草子さん:04/03/24 22:15
保守ageついでに

戊申戦争時の戦艦回天の話を書かれたと思うのですが
本屋にありません。絶版かなあ。
読まれた方、タイトルと主人公を教えてくだされ。



456 :無名草子さん:04/03/24 22:48
北海道苫前町では大正時代、古丹別川の支流三毛別川の支流六線沢沿いの
開拓村が熊に襲われた「三毛別熊事件」が発生しております。言うまでもなく、「羆嵐」のモデルです。
詳細書くのは苦痛なのでこのリンクで許して下さい。
http://alecaoyama.hp.infoseek.co.jp/higuma.html

私はこの事件のドキュメントを中学生時代床屋の待合室で読み、被害者の一人の妊婦
斉藤タケの最期の絶叫
「腹やぶらんでくれ!喉喰って殺してくれ!」が耳に残り、十年以上経った今現在でも
町で妊婦を見かけると吐き気がしてしまうのです。


457 :無名草子さん:04/03/25 02:19
>>455さん
 手元に単行本がありましたので:

「幕府軍艦『回天』始末」(文藝春秋社1990.12.15第1刷 195頁)

 読んでからかなりの時間が経過しているので、ざっと読み返したんですが
特に一人の人物だけを追っているないようではないですね。あえて主たる
登場人物をあげますと、無論、榎本武揚、そして艦隊司令官荒井郁之助かと
思います。なお、この単行本には、牛を求めにきたイギリス船と薩摩藩との
遭遇を描いた「牛」という短編を収めています。

 現在、どのような発行の具合かは私にはわかりませんが、入手されることを
お祈りしてますよ〜。

458 :457:04/03/25 02:23
× いるない
○ いない     スマソ。

459 :457:04/03/25 02:27
重ねてすみません、飲みながら書いてたら日本語がおかしくなりました:

○「追っているようではないですね」  ・・逝ってきます。

460 :無名草子さん:04/03/25 03:48
>>457-459
律儀にして几帳面な人だなぁ。
行頭の1マス空白もあり、改行位置もきっちり揃えていて。
吉村昭ファンらしくて、なんだか嬉しくなった。

461 :無名草子さん:04/03/27 02:58
初めて羆を読みました
21歳♂です
きっかけは古本屋の100円均一で見つけたのです
かなり面白い。何で今までこの人の作品を知らなかったんだろう
ほかのも探して読んでみます

462 :無名草子さん:04/03/27 15:05
>>457
ありがとうございます!
文春文庫のラインナップにはあるようですが
在庫切れのようで
本屋さんにはありませんでした。
こまめに古本屋を回ってみます。

咸臨丸じゃなくて回天の方に注目するあたり
吉村氏のこだわりを感じます。ああ読みたい。

463 :無名草子さん:04/03/27 15:06
462=455です。
亀レスですみません。

464 :無名草子さん:04/03/27 22:39
「見えない橋」に収録されてる「時間」に出てくる太平洋戦争を扱った小説って、
実際に書いておられるの?




465 :無名草子さん:04/03/27 23:16
>>461
 ああ、うらやましいな。「羆」って、既に絶版ですよ。
 読みたくて古本屋さん廻っているんですが、いまだに
入手できておりませぬ。

 次に読むのでしたら、羆繋がりで「羆嵐」。動物繋がり
で「海馬(トド)」あたりでしょうか?
 トドの方は絶版なんですが、あるいは入手できるかも。

466 :461:04/03/28 03:37
>>465
うおーまじっすか?羆絶版だったんだ・・・俺って運がよかったんですかね
そして次に買ったのは海馬
今読んでます。
なんか運がいいなあ。ふたつともブックオフの100円コーナーで買いました

467 :461:04/03/28 03:40
明日古本屋めぐりしてきます
ターゲットは高熱ズイ道。あったらいいな、わくわく

468 :461:04/03/28 13:08
古本屋要ったら大量でした
高熱ズイ道もあったし、戦艦武蔵とか熊嵐とかかってきました
それと

>>465
羆いきなりありましたよ
もしよければ送りましょうか?

469 :465:04/03/28 15:04
>>461
 お気持ちはありがたいのですが、仮にも2Chで、
住所なりメアドなりを晒すのはちょっと(苦w

 趣味の古本屋通いを続けているうちに、いつかは
めぐり合えると信じております。>羆

 とりあえず、表紙だけでなく中身も“恐ろしい”の
一言に尽きる、羆嵐など、ゆっくりお楽しまれたく。

470 :無名草子さん:04/03/30 00:40
戦艦武蔵読み中
軍ってひでえ

471 :無名草子さん:04/03/30 00:50
この人の本ってあまり売れてないの?
どれもハズレなく面白いと思うんだけどなー。
ふとした折に読み返したくなる。

472 :無名草子さん:04/03/30 04:37
羆嵐のカバーの熊、なんか可愛い

473 :無名草子さん:04/03/30 11:16
ブックオフの本はひもが切られているのが悲しい。
吉村本も切られていた


474 :無名草子さん:04/03/30 14:18
>>473
古くなるとかってに切れるよ

475 :無名草子さん:04/03/30 17:27
「仮釈放」は評判いいですね

476 :無名草子さん:04/04/01 23:46
>>475
読みやすい本が多い吉村作品のなかでも、特に読みやすい本だしね、
ストーリーもわかりやすいわな。タレントの山田邦子も仮釈放をおすすめの
一冊みたいなのに挙げてたな。

477 :無名草子さん:04/04/02 00:17
文春文庫の新刊「三陸海岸大津波」読んだ。
ちょっと物足りないが、さっと読めてお手ごろ。
山岸涼子の短編漫画に天にも昇るデカイ津波がくるシーンがあって、
ンなバカな、と思ったことがあるが、
世界最大級の津波が襲う日本でありえて、かつあったことだと知った。

478 :無名草子さん:04/04/02 00:30
>>476 確かにそれもあるかもしれませんが、 あの独特の暗さ、地味さがたまりません。 貴重面にたたまれた布団やゴミ一つない 畳の殺風景な部屋が目に浮かぶ。

479 :無名草子さん:04/04/02 00:34
今村昌平監督作品「うなぎ」=仮釈放?

480 :無名草子さん:04/04/02 06:34
うなぎをレンタルしてきて観ましたが闇にひらめくとだいぶ違いましたね
なんで床屋なんだ・・・

481 :無名草子さん:04/04/03 09:25
今日の読売新聞に載ってますね

482 :無名草子さん:04/04/07 22:16
吉村さんの嫁さんの小説って趣向は違う感じ?

483 :無名草子さん:04/04/25 04:35
「歴史の影絵」読了。
「漂流」「彦九郎山河」「零式戦闘機」など、11の小説の取材ノート。
昨年文春文庫で出版されたのは知っていたが、あまり面白くないだろうと勝手に思いこみ
今まで読んでいなかった。
氏の興味の持ちどころや、取材のスタンスが理解できて、予想を裏切り(?)面白かった。
ノンフィクションと小説の境目をかいま見たようにも思う。

484 :無名草子さん:04/04/30 06:28
このスレもうすぐ2年半か。長寿スレだな・・・
吉村先生も長寿であってもらいたい。
マジで。

485 :無名草子さん:04/04/30 06:37
884日間に484レス。
ってことは、平均すると1.8日に1レスか。
思ったより活発でちょっと安心。

・・・こんな計算して俺も朝からヒマだな。逝ってきます。(w

486 :無名草子さん:04/05/06 01:20

「大黒屋光太夫」の後、なにか書いておられるのでしょうか?

487 :無名草子さん:04/05/07 20:36
このおっさん刑務所好きだよねー。

488 :無名草子さん:04/05/07 22:09
ファンになったばかりの私なら「おっさん」呼ばわりに
腹も立ったろうが、今ではそんなナイーブさは消えた。

489 :無名草子さん:04/05/08 13:39
「遠い日の戦争」
これこそが一転した人間の逃避行を描いていて素晴らしかった。
この逃避行には、ビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」の
ジャン・バルジャンを思いだし、ついつい泪してしまった。

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