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横光利一

1 : :2001/07/18(水) 18:07
何故、横光は今そんなに読まれないんだ?

2 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 18:11
神に呪われているから

3 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 18:47
bungukuzenpanniierudaro

4 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:08
横光大好きだけど、前スレでほとんど話題出ちゃったからなあ。
そういや「復刊ドットコム」で横光全集への復刊リクエストの票が7票あつまり、入手可と
なったのだが、初版時よりグッと値上がりした17万(しかも分売不可)という値段にビビり、
だれ一人として(俺も含めて)買わなかったのは悲しい。

5 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:11
おもろさと深さを同居させる事ができなかった。
これどう思う?

6 :86:2001/07/19(木) 00:23
評論家は口をそろえて「深くない」とか「表面的なところしか見ない作家」とかいうけど、
それなりに深さはあると思うけど。
現代のほうがうんざりする程軽いのが多いから、こんな風に感じるのかも知れないけど。

7 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:27
横光が現役作家だったころの文芸誌を読むと、「こんなのが新しい文学のはずはない」
とえらく叩かれていることに驚く。
あくまでこれは、早すぎた天才ゆえの過小評価だとおもうけど。

8 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:30
真の天才は才能を時代に適合できるって、何かに書いてあった
んだけどどう?

9 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:31
「表面的なところの表現」に関してはめちゃくちゃうまかった。それだけでも文学史に
残る価値はある。

10 :テヘラン:2001/07/19(木) 00:32
横光利一すごく好きです。
で、前から気になっていたのですが、終戦直後のゴタゴタで国粋主義作家(?)扱いされて、
表舞台から葬り去られたとかいう話の詳細を知りたい。
川端が弔辞で謝ったという。

11 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:38
戦時中何カヤッタノデスカ?

12 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 00:39
「旅愁」が問題のタネなのだろうか?

13 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 01:22
国語の教科書で要求される「読み」の文法が通じないからじゃない?
そこが凄いところなんだけど。それはそうと『機械』はすごすぎる。

14 :テヘラン:2001/07/19(木) 02:02
なんかの本に横光の息子が文を書いてて、
「父は殺されたようなものだ」とまで言ってました。
なんだっけな、ちょっと確認したい。

15 :  :2001/07/19(木) 02:25
横光の天才が正当に評価されるまでには、あと50年はかかるだろう。

16 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 03:29
>>10
戦争中に書かれていた「旅愁」は読めば分るけど、後半になればなる程、当時の国粋主義的空気を帯びてきて、かなりまずいことになっていることも確か。
さらに、それまでの文壇での名声の高さもあり、その反動で、文学者の戦争責任の追及という敗戦直後の風潮のなか一斉に叩かれた。
こうした一種の特殊状況での批判は、時代が安定へと向うなか終息するわけだが、横光にとって不幸だったのは、昭和22年というまだ混乱の最中に死んだこと。
これで、彼はその批判を浴びたまま死んだ形になり、他の作家は、その後の文学活動によって、名誉を挽回することが出来たが、それも出来なかった。

川端は弔辞で謝ったというより、かばったという方が正確だと思う。非常に友情にあふれた名文です。

17 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 03:37
戦争に協力的なことを書いたり発言したりしたか否かで戦後の
評価がガラッと変わるからねえ。賢治とか中島敦なんて
典型的だよね。二人とも戦中・戦後を生きてたらどうなっていたことやら。

18 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 03:42
戦争中冷遇されていたとされる太宰や安吾も、本当はけっこう国粋主義的なことを書いていたんですけどね。戦後になると当時のことはみんな頬かむりだ。

19 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 03:48
頭がいいのは耽美派のブルジョア連中だね。谷崎荷風は沈黙を
守ってたおかげで戦後持ち上げられもしなかったけど糾弾される
こともなかった。『断腸停日乗』ですごいのは、終戦の日の日記
で、谷崎と肉を食った話が出てくる。

20 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 08:40
>>8
死後評価を受けた天才ならいくらでもいるだろ。宮沢賢治、カフカ、(作家ではないが)ゴッホ、
竹久夢二等々。

21 :テヘラン:2001/07/19(木) 10:47
>>16-18

なるほど。ひどい話。
現役時代は「小説の神様」だったんでしょ。

22 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 10:48
20であげられた人たちが天才かどうかは議論が分かれるかもしれんが、同時代に評価されない
人の中にも天才はいるだろう。

23 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 11:27
島崎藤村も戦争後まで生きてたらどうなったんだろう?

24 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 19:13
国粋主義の芽は初期からある、と思う。
早くから「欧米と亜細亜の差」を気にしていたし。

八木義徳によると、八木が徴用されて戦地に赴くとき、
見送りの横光が万歳三唱を唱えていたと言うし、
戦争が横光を「国粋主義」に固まらせた。

川端はいつも横光の尻拭いをしていたけど、
川端自身は横光文学碑の挨拶で「私は横光の後に続くものとして
歴史に認知されるはずだ」様なことを言っていた。

横光が後20年生きていれば・・・

前スレって何処?

25 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 20:05
俺は全集買ったけどね。
おかげでローン生活さ。
あれって復刊ドットコムの影響じゃなくて、
補巻が出たから復刊したんじゃないの?

26 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 02:02
こうやって自由な意見が出てくると、>>5は安易な受け売りをしてしまったことに後悔してるだろう。

27 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 14:08
>>5
復刊ドットコムが、河出に出向いて、倉庫にねむってた売れ残りを発掘したそうだ。

28 :JPB:2001/07/20(金) 15:53
横光の国粋化とその作品という問題は、現在のJ回帰と文学作品という問題系に
照らしてもアクチュアルだと思うので、『旅愁』はとても興味深い作品だとは
思うのです。
そうしたのを差し引いても、『蝿』『日輪』『上海』なんかは今読んでも、なか
なか面白いですが。

29 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 17:14
『機械』以外に興味なし

30 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 17:49
新感覚派の命名者って誰なんざんしょ?

31 :吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 00:46
『春は馬車に乗って』の、随所に出てくるメタファーは流石。

32 :吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 00:48
>>30
千葉亀雄。

33 :27:2001/07/21(土) 00:52
しまった。これは5ではなく25へのレス。

34 :吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 09:47
「鳥」が好き。
あの人間関係が螺旋階段を描いて最後は飛行機ってのが。
あれ、機械もそうだけど、結局何が何だか解らなくなって行くような迫力があって
面白い。

35 :吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 23:25
>27
平成十一年二版
になってるよ。
消費税だけで壱万近く・・・

36 :4:2001/07/23(月) 12:29
>>24
遅レスごめん。前スレです。
4で「前スレでほとんど話題出た」などと書いてしまったが、あらためて見直したら記憶違いだったようだ。

http://mentai.2ch.net/book/kako/968/968347936.html

37 :セクリタス:2001/07/24(火) 02:51
加藤周一の「縮図」(『羊の歌』(正編・岩波新書など)に語られるエピソードは痛々しい。
#そんな横光利一<も>大好きです。

38 :24:2001/07/24(火) 22:29
前スレ、サンキュー

39 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 19:26
はやくも失速か……

40 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 20:06
で、結局『機械』の”機械”って何の事よ?

41 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 21:44
メカニズム。ある種の自動運動。

42 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 22:54
毒虫に変わったはじめのうちは、こんな妙なこともあるのかと不思議に思った。しかしそんなことを気にして毒虫の姿を憎く思ってみたところで、元に戻るすべもわからず、そもそも毒虫になった原因がわからぬのだから仕様が無い。こうなればひとつ毒虫の気持ちも味わってやろうとまで思うのだが、毒虫らしく這ってみたところで自分が毒虫、毒虫が自分ともなれば自分の頃との違いも良くわからず、仕舞いにははじめから毒虫だったのではないかという考えも浮かんでくるのだ。

43 :吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 23:37

なにこれ。横光って『変身』のパロディでも書いたのかな。

44 :吾輩は名無しである :2001/08/01(水) 08:46
文学板に「文体模写スレッド」というのがあって、そこからコピペったものと思われる

45 :吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 21:28
こうやって自由な意見が出てくると、>>5は安易な受け売りをしてしまったことに後悔してるだろう。

46 :我が輩は名無しである:2001/08/08(水) 14:09
というか5の反論が聞きたい。
ついでに安易な受け売り仲間の8も。

47 :吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 15:56
当時の文学青年にとっては神のようなものだったそうですね。

48 :吾輩は名無しである:01/09/11 17:29
『機械』を映画化するなら
私…エレカシ宮本(なんとなく風貌が横光っぽい)
軽部…フジテレビ軽部アナウンサー
屋敷…元横浜の屋敷

49 :吾輩は名無しである:01/09/16 16:47
芥川が死んだから、当時の文学青年の注目を浴びれたのだ。

50 :吾輩は名無しである:01/10/01 17:16
あげ

51 :吾輩は名無しである:01/10/02 20:25
(ΞζдξΞ)
(∩Ψ∩)

52 :吾輩は名無しである:01/10/05 03:46
「頭ならびに腹」の小僧はどういう意図で使われてるの?

53 :吾輩は名無しである:01/10/09 21:48
全集ってあるの?

54 :吾輩は名無しである:01/10/09 21:49
上の方で復刊したようなこと言ってるよ

55 :吾輩は名無しである:01/10/10 00:52
>>52

主人公

56 :吾輩は名無しである:01/10/10 01:02
>>52
「小僧」じゃなくて「子僧」なんだけどね。

57 :どんな馬鹿も霞む男:01/10/10 09:33
買うものか! そんな高い全集。
クソ研究者ども、自腹切って新しい全集を出せーい!

58 :リアル厨房:01/10/10 16:00
上にもありますが、横光の提出した問題は現代においてもアクチュアルだと思います。
『純粋小説論』はまさに純粋小説だらけになってしまった80年代以降の日本文学の状況を
確実に照射していますし、『旅愁』のある種のオリエンタリズムはポスコロ全盛の現代
においてこそ読まれねばならないと思います。もちろん、J回帰の問題ともシンクロします。
もっと横光にスポットが当たってもいいと思うんですが。
戦時中のことなんかがあるから、やっぱり負のイメージで見られているんでしょうかね?

59 :吾輩は名無しである:01/10/14 13:35
って、80年代以降の文学がいわゆる「負のイメージ」。
それを「純粋小説論」で称賛していたことが、まるで予言したかのように
見えたとしても、横光のマイナスになるのでは?

60 :吾輩は名無しである:01/10/14 17:08
「上海」ってどう?

61 :吾輩は名無しである:01/10/14 17:56
読まれないわりには研究は盛り上がりつつありますね。
横光の研究学会ができるし。

62 :吾輩は名無しである:01/10/14 17:58
横光利一研究学会?
もともとあったんじゃないの?

63 :吾輩は名無しである:01/10/14 18:00
>>62
さぁ。
私が知ってるのは来年の3月あたりに立ち上がるとのことですが。

64 :名無し:01/10/14 18:24
蝿を読みたいんやけど文庫になってる?

65 :吾輩は名無しである:01/10/15 17:03
講談社文芸文庫は?

66 :吾輩は名無しである:01/10/15 20:25
『春は馬車に乗って』も好きだし、『機械』も好きだが。
『微笑』がかなり好き。
軍国的といえば、そりゃそうなのかもしれないが、ある意味で日本独特の「何か」を
感じさせるような、不可思議な掌編。
捨てるにはしのびない。

67 :吾輩は名無しである:01/10/18 07:22
>64
「蝿」は現行の岩波文庫『日輪・春は馬車に乗って』に収められて居ます。

>66
2重鉤カッコ-『』-は、本の題名に。個々の作品は-「」-で括りましょう。
基本ですよ、老婆心ながら。

68 :吾輩は名無しである:01/10/18 13:06
>>66

別に個々の作品の題名も『』でいいですよ。>>67は何か勘違いをしているようです。

69 :吾輩は名無しである:01/10/18 13:31
>>67
それは、派閥によって違うのだ。
どうでも良いことだし。

70 :菊恥寛:01/10/18 14:09
関東大震災の時、私が横光君の無事を確認するために駆け回
ったのは才能を評価していたからです。同性愛からではあり
ません。決して。

71 :吾輩は名無しである:01/10/28 23:28
横光も風呂に入らなさそうだよね。

72 :吾輩は名無しである:01/10/30 15:46
誰も横光読まないのかな?

73 :吾輩は名無しである:01/11/03 05:12
いや、最近横光よんでるよ。
『春は馬車に乗って』は素晴らしい。
読み終わった後に、思わずもう一回読み直したよ。

74 :吾輩は名無しである:01/11/03 05:15
ちくまのアンソロジーに入ってる『雪解』が好き

75 :吾輩は名無しである:01/11/03 12:42
利一、金はどうだったのかな?

76 :吾輩は名無しである:01/11/04 04:03
同じ新感覚派でも川端の数倍偉大だと思うのは俺だけか?

77 :吾輩は名無しである:01/11/04 04:40
その比較では川端が余りに卑小すぎる。
つーか、川端は、他人の功績の美味しいとこだけ摘んで
再提示してみせるのが上手いだけでしょ。

78 :吾輩は名無しである:01/11/04 05:14
横光、がんばった人
という印象である

79 :吾輩は名無しである:01/11/04 14:04
千代夫人キレイ。

80 :吾輩は名無しである:01/11/04 16:15
横光、あの風貌でスポーツマンだったとは想像し難い。

81 :吾輩は名無しである :01/11/04 18:03
>>77
そうそう、横光が切り拓いた原野を小奇麗にして売ったのが川端って感じだよね。

82 :吾輩は名無しである:01/11/05 08:36
>>81

まあ、それは川端本人が自覚してるでしょ?
谷崎ー川端ー三島という誰が作ったかわからん
系列のなかで、川端の作品にだけはうなったことがない。
ノーベル賞って一体。

まあ、川端の話はこのくらいにして・・・。
横光って「野心作」が多くあるね。
「国語との不逞極まる血戦」って言葉を本人も書いているしね。

83 :77:01/11/09 00:32
川端は逝ってよし!

84 :吾輩は名無しである:01/11/09 04:02
>>77

>>川端は、他人の功績の美味しいとこだけ摘んで
>>再提示してみせるのが上手いだけでしょ。

つまり、創造力はないが、模倣力はあるってことで、
典型的な日本人ってことじゃん。

つーか、何時の間にか、川端を煽るスレになっているような・・・。

85 :リアル厨房:01/11/10 12:34
横光と川端の対比が話題になっていますが、ボロボロに叩かれることを
覚悟して敢えて問題提起をさせていただきます。
私も川端よりも横光の方が数段上の作家だと思います。
誤解を恐れずにいえば川端は結局日本に、あるいは日本的な美に自閉した
作家であって、他者との交流を描いているようでいてその実全く他者を気
にかけていません。かつて安吾が永井荷風を「全く他者をわからん野郎だ」
と批判したことがありましたが、むしろ川端にこそ相応しい。川端が好ん
で使うメタファーとしての鏡なんて内省以外の何ものでもないでしょう。
それに比べて横光は日本回帰という側面もたしかにありますが、日本回帰
が云々された『旅愁』においても、他者の問題が出てきています。奇妙な
オリエンタリズムを孕みつつも他者の問題がそこには基調低音をなしてい
る。と思ったりするのですが、いかがでしょうか?

86 :吾輩は名無しである:01/11/10 12:41
こう見えても高校時代は野球部のエース。
B組の横光・上島は名バッテリーといわれたものさ。

87 :吾輩は名無しである:01/11/10 22:02
>利一、金はどうだったのかな?
最近発見された川端の横光宛書簡によると、
結構苦しかったらしい

88 :吾輩は名無しである:01/11/10 22:08
あ、あれ読んだの?
どんな内容?

89 :自称・川端派:01/11/10 22:27
>>リア厨
川端というと、すぐに「自閉した部屋で自足した文学を綴っていた…」
とかなんとかと非難がましい事を言われるが、川端は性の問題を
人間存在の深奥にまで探った垂直的に深い作家だと思う。
一方横光は舞台こそ壮大で裏返しのオリエンタリズムというか
日本をまるで外国のように描く作家だが、設定そのものは凄く
人工的。彼の文体の人工性も相俟って、多くの人を共感させる
ような普遍性は獲得できなかったような気がする。
彼の短編はやはり好きだけれども。『機械』や『春は馬車に乗って』
は単純に、イイ。

90 :84:01/11/12 05:16
>>85
>>奇妙な オリエンタリズムを孕みつつも他者の問題が
>>そこには基調低音をなしてい る。

禿同。単なるナショナリストというとらえかたではなく、
そうした側面から読みなおされるべきだとおれも思う。

>>89

>川端というと、すぐに「自閉した部屋で自足した文学を綴っていた…」
>とかなんとかと非難がましい事を言われるが、川端は性の問題を
>人間存在の深奥にまで探った垂直的に深い作家だと思う。

いや、それなら谷崎の方が数段上な訳で、
潤ちゃんに比べたら川端は垂直的にみても浅いよ。
同じ潤ちゃんでも、川端は吉行さんちの淳ちゃんに
毛が生えたようなもの。

91 :89:01/11/12 10:02
>>90
ええっ… 毛ですか、、、毛なら俺にも、川端にも
立派に生えていると思うけど…

谷崎の潤ちゃんの作品は、好きでも嫌いでもない。
文章は美しいけど、ちょっと俗っぽい感じ
俺はこどもなので、谷崎のその俗っぽさの良さがまだよく分からない…

92 :84:01/11/13 03:58
>>91

>俺はこどもなので、谷崎のその俗っぽさの良さがまだよく分からない…

そんな卑下せんでも・・・。おれも言いすぎたか。
反論が返ってくることを期待した煽りのつもりだったのだが。
まあ、マタ―リいきましょうや。

谷崎が俗っぽい? 具体的な作品名は?
『春琴抄』読んだ?

って、横光スレなのに、また谷崎に話題がシフトしてるし(w。

93 :リアル厨房:01/11/17 19:57
>>89
>川端派さん
たしかに
>川端は性の問題を人間存在の深奥にまで探った
と私も思いますし、問題提起を兼ねて敢えて85のようにいいましたが、
変態の大家であると認識しています。
しかし、川端は自閉していることには変わりない。性の問題といっても
結局「美しい日本の私」の性の問題でしかないし、そこには内省しかない。
そういう意味では横光は日本回帰といわれようが何だろうが、他者を提示
している。そして、それがあるために、横光の提出した問題というのは
アクチュアルであり続けるのではないかと、思っている次第です。
敢えて大まかに言うと、
川端は古典として現実から離れて読まれ続けるのに対して、横光は現実に
交差し続けることによって読まれつづけるのではないでしょうか?

94 :吾輩は名無しである:01/11/21 21:55
高校の教科書に『蝿』が載ってて横光好きになったアルよ。
『春馬車』もイイ!

95 :吾輩は名無しである:01/11/21 22:52
「蝿」は全文書き写しなんてことをしたことがある。

96 :吾輩は名無しである:01/11/24 21:41
で、何か良いことあった?
文章書いていて、フレーズが浮かんだりとか・・。

97 :1=95:01/11/24 23:25
いや、ただ単に衝動的に書き写しただけだから、
何もなかった。

全集で新発見の川端の書翰に対応する手紙を探したけど
見あたらなかった。

小島昂への有名なのを読んだけど、これって後の横光の作品の
ベースがほとんど入っているんじゃない?

98 :やれやれ:01/11/24 23:26
「日輪」が死ぬほどに好きなんだ。

横光は偉大だ。

99 :吾輩は名無しである:01/11/24 23:44
生田長江訳「サランボウ」が読みたーい

100 :やれやれ:01/11/24 23:47
良い理解者がいてよかった。
私も激しく読みたいです。

フロベールも偉大です。

101 :ブリジット・フォンダ:01/11/25 00:00
しかし、96で久しぶりにこのスレを上げたのは、私だったりする。

102 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:01
↑なかなかやり手だな。

103 :1:01/11/25 00:07
上げていただいてさんきゅうです。

104 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:09
48のおかげで「機械」を再読中に軽部の顔が頭から離れない。

105 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:28
横光って、早稲田出身だっけ?

106 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:29
それにしても初期ばかりで後期の横光は話題にならないな。
「純粋小説論」とかはどうよ?

107 :ブリジット・フォンダ:01/11/25 00:33
今読むと笑うよね。
でも実際、あれ書いた辺りから面白い変化が感じられたり
するんだから凄いよね。
川端もそうだけど、天然ボケっぽいところが感じられて
かわいい。

108 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:34
そんな変化したかなぁ・・・?
例えばどういう変化よ?

109 :吾輩は名無しである:01/11/25 00:35
なんでもかわいいという女は自分をかわいいと思っている。

さんま御殿より

110 :ブリジット・フォンダ:01/11/25 00:39
「突発的な事件」
「多くの登場人物」などだったよね。
「紋章」とか「機械」辺り、読んでみて。
「紋章」の方がわかりやすいかな。
講談社文藝文庫か何かで高いんだけどね。

111 :吾輩は名無しである:01/11/25 01:11
「四人称」をどう解釈してよいのか、途方にくれた記憶がある。
『紋章』はその実践だったと、横光が言っていたようだが。

112 :ブリジット・フォンダ:01/11/25 12:33
太宰研究者が太宰に指摘する潜在二人称とか、そういうのに近いんだよね。
実は横光に方がはるかに早い・・。
語りの視点を少しずつずらすつもりだったようだけど、
本人は、もっと長くないとダメだとか・・・。
ようは、「そんなところまで見えてないはずでしょ?この登場人物」
ってところまで書いても気づかれないくらいのさりげない超越的
視点ということさー。と思うけど。

113 :1:01/11/25 21:08
『紋章』はドストエフスキー『悪霊』の書き方を意識したと
横光は言ってるけど、書き方のレベルでは『悪霊』が「四人称」に
もっとも近いと横光は考えていたんじゃないかな?

『悪霊』を読んだことがないので、ドストエフスキーの
思想面とかを抜きにした方法的なお話を誰か聞かせて下さい。

114 :吾輩は名無しである:01/11/26 21:56
『紋章』のはじめのほうに語り手というか、書き手が登場しますよね。
これを読んだとき、横光は作品と作家の主従関係を逆転させたかったのかな、と身勝手に
思ったものです。それが「四人称」とどうつなげられるか、結局わからなかったわけですが。

115 :吾輩は名無しである:01/11/26 22:28
「純粋小説論」の中で書かれている「作家としての眼」をやりたかったんでしょう。
「他人を見る眼」「自分を見る自分の眼」「作者の眼」それらが
雁金と久内と書き手で表したかったんじゃないですか?

116 :吾輩は名無しである:01/11/27 00:09
『機械』における”機械”が一体何なのか、
そこに触れようとするのは愚かなことなんでしょうか。

117 :吾輩は名無しである:01/11/27 00:31
『機械』は横光の頭の中身

118 :吾輩は名無しである:01/11/27 21:27
横光、大学のゼミでかなり読まされたよ!(笑)
私としては「ナポレオンと田虫」が面白かったな。
違う角度からみたナポレオンの姿が印象的だった。
横光の面白さは、文章なのに映像を浮かばせるところだと思うよ。
緻密な文章には天晴れ利一!という感じです。

119 :吾輩は名無しである:01/11/28 01:01
筒井康隆は何で横光が好きなの?

120 :吾輩は名無しである:01/11/28 01:10
>>119
なぜ、一言レスしか、書けないの・・・

121 :吾輩は名無しである:01/11/28 20:25
横光利一イッパツ、ドラドラ!!

122 :吾輩は名無しである:01/12/01 01:03
>ナポレオンと田虫
あの頃の横光は文章を如何に映像化して書くかと言うことでしょう。
「新感覚派」の文体というのは、映画の「編集」のようにして書かれた
と私は考えているのですが、どうでしょう?

123 :吾輩は名無しである:01/12/02 22:04
誰か横光原作の映画を見たことある人っている?
「日輪」「家族会議」くらい?

何だか今揺れてるな

124 :吾輩は名無しである:01/12/02 22:36
「機械」でレポート書くことになっちゃいました。
にしてもこの作品、文学史の流れの中でしか評価されていない気が・・・
作品の内容それ自体についてだけでレポート15枚って難しそう。
第一、<機械>が何の象徴なんだか見当もつかないよ!助けてぇ、誰かヒントを。

125 :吾輩は名無しである:01/12/02 23:15
とんでもない。
「機械」はうまくいけば天皇制に関してまで論じていけますよ。
「機械」が何の象徴であるかよりも、どういった形で描かれているかを
考えていった方が良いと思いますよ。

126 :84:01/12/03 17:30
久し振りにここ来て、驚いた。
すごい伸びてるね、このスレ。
文学板も捨てたもんじゃないな。

>>125
>>「機械」はうまくいけば天皇制に関してまで論じていけますよ。

それ、是非聞きたい。

127 :吾輩は名無しである:01/12/03 19:50
「機械」の文学史的評価ってどういうの?
小林秀雄が何か言ってるみたいだけど、それ?

128 : :01/12/03 22:33
>>127
小林秀雄の同時代評はいくらなんでも誉め過ぎかな〜と思っちゃうけど、
伊藤整なんかは外国の心理主義小説やマルキシズムの影響について冷静に指摘してる。

129 :吾輩は名無しである:01/12/03 22:55
へえ。
そういえば「マルクスの審判」なんてのも書いてるね。
これも「機械」系に連なる作品として捉えられるかも。

130 :125:01/12/04 00:30
廻転している生活を「機械」として捉えて、
その生活が何の「機械」として組み入れられるかとして
考えていくと、主人の位置取りに天皇が来る。
で、構造が似ている「寝園」の仁羽を天皇として捉えると
横光は「天皇」を撃ったことになる。

大雑把で申し訳ないですが。

「機械」の文学的評価で考えると、そういった作品を
書こうとしていた伊藤整の評価が信頼置けるんじゃないですかね?
「マルクスの審判」は志賀の「犯の犯罪」を考えて書いているのでしょう。
これをちゃんと比較した論文ってありましたっけ?

131 :吾輩は名無しである:01/12/04 01:06
梶木剛「横光利一の軌跡」って読んだこと有る人居る?
読みたいんだけど、早稲田で12000円だったから買えなかった。

132 :84:01/12/04 11:04
>>125
なるほど。
で、『寝園』も同じように読めるわけか。

ちなみに、『紋章』、『家族会議』はどうだった?
天皇制うんぬんじゃなく率直な感想として。

それと、小林の横光論ってどの本で読める?
文庫じゃ読めないよね。今、新しい全集出てるから
それで読もうかな。

なんか、教えて君でスマソ。

133 :吾輩は名無しである:01/12/04 11:31
新潮文庫の『Xへの手紙・私小説論』所収の
「私小説論」でちょっと横光に触れてるが。

ってそんなこともう知ってるか。

134 :吾輩は名無しである:01/12/04 11:33
あと、ちくま文庫の吉本隆明『悲劇の解読』にも横光論有り。
吉本が触れてる作品を全然読んでないのでつまらなかったけど。

135 :125:01/12/04 20:14
小林の批評は岩波文庫の「小林秀雄初期文芸評論集」に載っていた気が。
新潮の「作家の顔」にはどうだったかなぁ・・・?
吉本は横光好きだったみたいだね。
「言語にとって美とは何か」でも触れているし。
131氏の梶木剛も横光と一緒の同人をやっていた人だね。
「紋章」はどうだろう。「寝園」(ああ、このタイトルが天皇を
象徴している!)に
対になるようにしたんじゃないかな。
「家紋」を大事にしている人間を仁羽の位置に持ってくることで。
「上海」→「機械」→「寝園」→「紋章」→「旅愁」は確実な一本の線。
「家族会議」は(上記に連なる作品以外としての)モチーフ的に「寝園」とさして変わらないような・・・

136 :84:01/12/05 01:11
>>125

>>小林の批評は岩波文庫の「小林秀雄初期文芸評論集」に載っていた気が。

情報サンクス。でも、品切れの予感が・・・。
大きい本屋に逝ってみるか。

>>「上海」→「機械」→「寝園」→「紋章」→「旅愁」は確実な一本の線。

なるほど、そういう風にみたことはなかったなあ。
確かに、漢字2字の題名が多いなあと思ったことはあったが。
呑気だな、おれ(藁。 それはそうと、思わぬ所に「機械」が入ってるね。
で、「日輪」を「上海」の前に入れるのはまずいのか?
と書きつつ、やっぱ同一線上では語れないような気がする。
「って、自己完結かよっ。」(←さま〜ず三村風に)

何はともあれ、名スレの予感・・・。

137 :125:01/12/05 22:49
私は「機械」は「上海」の”中断期間”中に書かれたことに注目しました。
横光自身は「新感覚派の総決算」としての「上海」ですが、
後半は明らかに趣が変わってきてますね。
もしそうなら「日輪」も入りますけども、あれはもしかしたら
生田長江訳「サランボオ」の「パクり」という説もありますが。
(まだ読んだことがありません)

長編で漢字二字ではないのは唯一「家族会議」だけですね。

小林秀雄の「作家の顔」を確認したら入ってませんでした。

138 :125:01/12/05 23:36
補足
最初の構想から離れつつあった「上海」・・・
上海での人間関係を書こうとしていたら、新感覚派としての
側面が失われてきてしまって、その失われて新たに得たモチーフが
「機械」に書かれて無いではないか? ということから出発しています。
それを育てたのが「寝園」。
横光という大樹は新感覚派=既存の文学からの反逆という土壌から
「上海」という根を持ったものだと私は考えています。

まぁ、中途半端なセイガクの戯言ですが

139 :吾輩は名無しである:01/12/08 01:03
俺は機械より時間の方が好きだ

140 :吾輩は名無しである:01/12/08 01:10
そういえば、筒井が国営放送で
「機械」の一部を朗読したことがあったな。
チョト、シュールというか、感動したよ。何故か知らんが・・・。

141 :吾輩は名無しである:01/12/08 23:23
筒井の朗読は新潮のカセットで出ていた。
数年前買おうと思っていたのが忘れてしまい、
最近になって買いに行ったら廃盤になってしまっていた。
本なら古本屋探すけど、カセットはないしなぁ・・・

142 :吾輩は名無しである:01/12/08 23:25
いや、テレビ放送もあったぜ。
NHKの放送ストック持ってるとこならあるんじゃないの?

143 :141:01/12/09 01:09
>142
本当か?
情報産休!!

144 :吾輩は名無しである:01/12/09 01:20
筒井が講座(文章作法だか近代文学紹介だかの)を
NHKで持ってたんだよ。昔。
だから勿論ごく一部だよ、朗読したのは。「機械」の。
その短い部分にも現在の放送コードには引っかかる語句(多分、基地外関係)
があったらしく、筒井の
「一行、飛ばします。」という朗読中の宣言が入る。
筒井読者なら分かると思うが
チョト、萌えるよね。
「一行、飛ばします。」(w)
ましてや「ファン」だったら
堪まんねェってとこじゃないの。

145 :吾輩は名無しである:01/12/09 01:27
をいをい、コラコラ
筒井ファンにはタマんなくっても、飛ばされた横光の立場はどうなるよ。
それに、だいたいココ横光スレだぞ。

146 :84:01/12/09 02:39
>>144

>「一行、飛ばします。」という朗読中の宣言が入る。
>筒井読者なら分かると思うが
>チョト、萌えるよね。

筒井ファンでもあるおれとすれば、すごい萌え萌えだ。
いいなぁ、それビデオでもってない?

147 :吾輩は名無しである:01/12/09 02:49
だからここ横蜜スレだって。
気持ちは凄く、痛いほどと言うより笑っちまうほど、よく分かるけど。

148 :84:01/12/09 02:57
>>147
スマソ。
しょぼりんこ。

149 :吾輩は名無しである:01/12/09 03:00
おもしろかったよ。本当は。(不謹慎ながら)

150 :1:01/12/09 22:02
主人が狂人だと思った

のところだな。
えと、このスレを建てたものですが
横光を読もうと思った要因が筒井が薦めていたからで
筒井の話でもかまわないかなぁ、なんて思ってます。
まぁ、横光に絡めた話ならファン層もかぶっていないこともない
ような気もしないことがないので、
個人的には歓迎します。

151 :84:01/12/09 22:30
筒井の『人間みな病気』というアンソロジーにも
横光の作品入ってたね。題名は忘れたけど・・・。
掌編という感じの短い作品、アナーキーで面白かったなあ。

それはそうと、映画化された横光の作品(『日輪』とか)
見たことあるひとがいたら感想きぼ〜ん。

152 :吾輩は名無しである:01/12/09 22:41
>84さん
ナポレオンと田虫じゃなかったっけ?
ん?それって集英社文庫の実験小説名作選の
アンソロジーだったかな?

153 :84:01/12/09 23:09
「ナポレオンと田虫」じゃないよ。
いくらおれでも、この作品の題名は忘れない。(ちなみに、大好き)

もっと、もっと、短い作品だよ。病気持ちの男が円タクに乗って、
都会の街をぐるぐる徘徊するという、
文字通り「筒井ワールド」を先取りしたような内容。

154 :>84:01/12/10 17:21
調べてみる

155 :84:01/12/10 19:38
分かったよ。
『盲腸』という短編でした。
全集だったら、第何巻くらいにはいってるのかな?
この種の実験的なやつ大好きだ。

156 :吾輩は名無しである:01/12/10 23:26
俺の今手元にある全集(1.2.3巻)には入っていない

157 :吾輩は名無しである:01/12/11 03:14
今日青空文庫に『頭ならびに腹』『一条の詭弁』『神馬』『父』『七階の運動』 が
追加されてた。

158 :吾輩は名無しである:01/12/11 21:09
『神馬』は必読だね

159 :吾輩は名無しである:01/12/11 22:53
話題になった途端に、「盲腸」が青空文庫に入ってるよー
http://www.aozora.gr.jp/cards/yokomitsu/mocho.html

160 :84:01/12/12 01:16
情報、ベリー・サンクス!!
「盲腸」の入った例のアンソロジーを買おうと思っていた
矢先だったので、とても嬉しい。
で、早速DLして読み返した。
いやー、おもろい、おもろい。

しかし、「青空文庫」に入った作品、ぐっと増えたねえ。
「日輪」とかも今、打ってるみたいよ。

161 :84:01/12/12 01:27
もう少し詳しく書こう。
信用できる筋からの情報によると、『青空文庫』で、他に掲載予定の
作品は以下の通りらしい。

「寝園」「上海」「微笑」「新感覚派とコンミニズム文学」「洋灯」
「純粋小説論」「夢もろもろ」「汚い家」「詩集『花電車』序」
「マルクスの審判」「冬の女」「黙示のページ」「夜の靴」「日輪」。

いやー、文庫本に収録されているやつはあるにしろ、すごいね。

162 :吾輩は名無しである:01/12/12 01:37
『筋』っていったい?

163 :84:01/12/12 02:05
スマソ。かっこつけすぎた。へへへ。
「横光利一倶楽部」というWEBの掲示板に書いてあったのだ。

164 :吾輩は名無しである:01/12/12 02:22
>>163
いや、なんか妙に期待できてよかったよ。
なんだか意味も無くマフィアかなんかがカラんでそうで・・・・。

また、思わせブリブリなカキコをやってくれ。
でも後でオチャメな種明かしもやって頂戴ね。
コチとら世間知らずなもんでね・・・・。

165 :吾輩は名無しである:01/12/12 23:13
横光利一倶楽部はいつしっかりと活動をするんだ?
第一期もすぐになくなっちゃったし。

166 :吾輩は名無しである:01/12/13 00:11
『夜の靴』読むと泣きそうな気がして、読むことが出来ない・・・

167 :吾輩は名無しである:01/12/14 01:47
最近の良い横光研究家は居ないのか?

168 :84:01/12/14 01:49
「国文学−解釈と研究」なんてものを久し振りに買ってしまいました。
「横光利一、疾走するモダン」(平成2年11月号)ってやつです。
後藤明生と菅野昭正の対談がのってるんだけど、
ありきたりのことばかり話していて、あまり面白くなかった。
特に、後藤が凡庸。横光のこと、尊敬してるらしいけどね。
そういえば、先日、亡くなっちゃったね、この人。

169 :吾輩は名無しである:01/12/15 00:12
そうかな。
後藤は良いこと言ってたぞ。
『純粋小説論』の再検討の件とか。
中村真一郎よりも一歩先に行くと思うけどな。
(本当に書かれていれば)

後藤は横光の後継者。

170 :吾輩は名無しである:01/12/15 23:49
菅野昭正の横光に関する講演を聞きに行ったけど、
『横光利一』で言っていること以上に何も言っていなかったので、
萎えた

171 :84:01/12/16 00:45
「後藤は横光の後継者」って言われてもねえ。
萎えるよ。

作家としての格が違いすぎ。
つーか、今、後藤みたいな4流作家の本
読んでるやついるの?

172 :吾輩は名無しである:01/12/16 00:48
ていうか横光自体既に忘れ去られ気味だと思う。

173 :吾輩は名無しである:01/12/17 21:42
様々な問題を含んで居るんだけどなぁ

174 :169:01/12/17 22:55
格が違うのは認めるが
何を持ってして4流という。
横光が捉えようとした問題の一端を確実に掴んでいたのは後藤明生。

175 :84:01/12/17 23:44
>>169

じゃあ、その問題の一端とやらを提示してよ。

ただ、その問題の一端を掴んでいたのが後藤だったにせよ、
それだけで彼を横光の「後継者」と呼んでいいのか?
その問題とやらを掴んでいたのは後藤だけだとはいえないんじゃない?

「純粋小説論」の中で横光の提示した問題は日本文学を貫く
問題であり、後藤はそうした「伝統」のただ中にいる一人に
過ぎないとおれはあの対談を読んで思った。
それなのに、さも自分の大発見のように得意げに話す、
後藤が鼻についた。

つーか、作家のくせに勉強不足じゃん、後藤。
だから、手厳しいかもしれんが4流と呼んだのだ。

まあ、おれの言葉不足はあやまるよ。

176 :169:01/12/17 23:51
>>84
『関係』は読まれたか?
少なくとも『機械』のモティーフを引き継ぎ、
その先に行こうとした作家は後藤しか居ない。
『機械』が横光の核をなすものだと私は考えているから。

あの対談での『純粋小説論・注』は実現できれば面白いと私は思ったが。
自意識が「関係性」により生じるものだとしたなら、
『関係』は『純粋小説論・注』により生まれた作品だと思う。

「後継者」は言い過ぎかも知れないけれど、
問題の一端は掴んだと思っている。
で、その問題は横光を最も捉えた問題だろう。

177 :吾輩は名無しである:01/12/18 00:00
横光の「四人称」って埴谷の「虚体」のことですか?

178 :84:01/12/18 00:54
>>169
いいたいことはよく分かった。

>『機械』が横光の核をなすものだと私は考えているから。

でも、ここがおれとは違うとこなんだよなあ。
『機械』、確かにすごい作品だと思うけど、おれは
『上海』が横光の核をなすと考えている。ポイントは2つ。

1.西洋化と伝統回帰という日本の近代化が孕む矛盾、
  そうした漱石以来の問題を引き継いでいる点。

2.プロレタリア文学との耽美主義文学との相克の中で、
  文学が自らの形式を犠牲にすることなく、なおも政治的であると
  すればそれはいかなる形においてかを模索している点。

これらの問題を後藤は継承していないと思う。
だから彼を後継者とは認めたくなかった・・・。

でも、『関係』読んでみるよ。
少なくとも、横光が『機械』で扱った問題を後藤が現代に
活かそうとした点は評価したいから。

179 :吾輩は名無しである:01/12/18 02:23
 横光 利一
 ●● ○○
 16 6  7 1
 総運30× 野心家で勝負好き。波乱の人生を送る。犯罪傾向。結婚は晩婚が吉。
 人運13◎ 頭脳明晰で活動的なリーダータイプ。才能を発揮できる。
 外運17○ 活動力に溢れ、華やかで活気ある環境が○。事故注意。
 伏運21◎ 強い運気の持ち主。
 地運 8○ 努力、忍耐、達成運。
 天運22△ 目の前の幸福を逃しやすい家柄。
 陰陽 □ 悪くはない配列です。

180 :169:01/12/18 23:33
『上海』は転向の小説じゃないかな・・・
西洋に目を向けていた横光が回帰する点で。
『上海』を核にする気持ちは大いに理解できる。
前期横光(新感覚派)→後期横光に変わる中継地点だから
でも、俺は前期横光は大した評価をしていないから、
「前史」のラストという形でしか『上海』を見ていないですね。

181 :吾輩は名無しである:01/12/20 00:44
清水義典の「永遠のジャック&ベティ」の文体は絶対に「日輪」の
パクリだと思う。

182 :吾輩は名無しである:01/12/20 00:47
ていうか清水は「パクリ」を自称しているからいいんだYO!

183 :吾輩は名無しである:01/12/20 03:19
へー、横光って結構読まれているんだ。
ちょっと驚き。
「旅愁」を読んだことがあるけど後半がダレ気味。
読了するのが辛かった。それ以来読んでいない。
入り口間違ったかな?

184 :84:01/12/20 04:05
>>180
>でも、俺は前期横光は大した評価をしていないから、
>「前史」のラストという形でしか『上海』を見ていないですね。

ここの所、もう少し詳しく説明して。(ネタ振りという意味もこめて)
前期横光=新感覚派時代ととらえていいのかな?


185 :169=180:01/12/21 00:59
前期横光はもちろん「新感覚派」を指しています。
その集大成としての『上海』を書いたら、今までとは違う問題点が出てきた。
ここで前期横光は終了。
違う問題とはもちろん「外国の中の日本人」から描きだれてきた「心理」。
後期横光の出発は『鳥』から。
新感覚派=前衛として考えると、後期横光のモチーフはむしろ
今までの「感覚」的な表面から内部(心理)に向かっていくので、
ベクトルとしては正反対、即ち「転向」という風に『上海』読める。
(もちろん感覚と心理についての議論も必要ですね。)
前期横光の核『日輪』→『上海』→後期横光の核『機械』
こういった感じで私は考えています。
前回のことに訂正を加えさせていただくと、
前期の終わり後期の始まりとしての『上海』。
総体としての「核」は当然『上海』になりますね。
後藤は新感覚的な表現は用いていないので、後期横光の後継者
に訂正させて下さい。

私は新感覚派の横光利一をそんなに評価しているものではないので・・・

186 :84:01/12/21 02:56
>>169氏へ

フムフムなるほど。

ただ、「前期」と「後期」の間に本当に断絶があるのかという問題は
あるね。氏も議論の余地ありといっているけど。
彼の作品において「表層」(=感覚)と「内奥」(=心理)は本当に
二項対立なのだろうか? やっぱり横光の心理主義は新感覚派時代の
産物なのだし・・・。恥かしながら、横光をたくさん読んでいるわけでは
ないから断定はできないけど、むしろ、その(=表層と内奥)「間」で
考え続けた人という気だするのだが・・・。

>私は新感覚派の横光利一をそんなに評価しているものではないので・・・

なんで? このへんも説明きぼ〜ん。

187 :吾輩は名無しである:01/12/22 14:42
>>181
清水みたいな通俗作家の名前を出すな!

188 :169:01/12/23 23:18
新感覚派ではやはりカメラアングルの固定ができないですから
小説そのものの面白さは書けないですね。
皮膚的な感覚でしか小説が楽しめない、と
私は常に感じています。
これは好きずきだとは思いますが。
新感覚表現は『旅愁』ぐらいまでになってしまうと
ほとんど「どこに有ったっけ?」くらいに減っていますね。

「心理」を描こうとするなら、「カメラアングルの固定」が
とりあえずそれまでの日本文学(つまりは私小説)では
不可欠だったわけで、新感覚表現で「心理」を
描こうとするのは矛盾が生じる。
だからこそ彼は「第四人称」を提唱したのでは?
もちろんそれは84さんが仰っている
>その(=表層と内奥)「間」
で小説を書き続けるために。

189 :吾輩は名無しである:01/12/25 02:03
新感覚派って誰が居るの?

190 :吾輩は名無しである:01/12/25 02:06
毒にも薬にもならない二股膏薬の川端がいる。

191 :吾輩は名無しである:01/12/25 02:23
中河与一
片岡鉄兵

そういえば片岡鉄兵の本なんて手に入らないな
読んだこともない。

192 :吾輩は名無しである:01/12/25 22:30
稲垣足穂を忘れるなよ

193 :吾輩は名無しである:01/12/28 22:15
新発見の川端書簡の内容について教えて下さい。

194 :吾輩は名無しである:01/12/29 23:02
酢モロコより恋だ!

195 :吾輩は名無しである:01/12/30 01:47
横光利一文学会の大会があるってさ。
俺は行こう

196 :taka ◆Ywt5hnsQ :01/12/30 12:50
どこで、ですか?

197 :吾輩は名無しである:01/12/30 21:01
東洋大学
3/30に

198 :吾輩は名無しである:02/01/01 21:29
日輪論を書きます。
何かこの作品について思うところがある人は
書き込んで下さい。
参考にさせていただきます。

199 :吾輩は名無しである:02/01/01 21:35
「日輪」…あの文体のお手本だというフローベール「皿無謀」って
読んだ?…俺は読んでません。

200 :吾輩は名無しである:02/01/01 23:33
     コソーリ200ゲットスルヨー!!
         ∧∧
       ヽ(゜ω゜=)ノ           (´´
        (x  丿〜≡≡(´⌒;;;≡≡≡
       /  ゝ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
           (´⌒(´⌒;;
      ズザザーーーーーッ

201 :84:02/01/02 01:14
みなさん明けましておめでとう。
今年、最初のレスは横光スレから。
年末忙しくてなかなか、書き込みできなかったよ。
なんか、心なしかマターリしてきてるような・・・。

>>199
「サランボー」、おれも読みたい。昔、角川のリヴァイバル
コレクションから出ていたね。横光は「日輪」で、
ストーリもぱくってるらしいだがここは
「換骨奪胎」とあえていいたい。いや、言わせてくれ・・・。

で、家の馬鹿息子=フローべールといえば
自然主義の作家にも影響大だが、その具体的な作品が
「ボヴァリー夫人」や「感情教育」といった
リアリズム小説なのに対して、横光は「サランボー」ってとこが
いいね。さすがはアンチ自然主義作家。

202 :198:02/01/02 23:04
でも角川文庫の『サランボー』は生田長江訳でないので、
参考にはなりませんでした。
生田長江の訳が横光のあの文体と似通っているらしいのですが・・・
手に入らない・・・

203 :84:02/01/03 04:18
>>202

いや、インターネットで古本屋のサイトから探したら見つかったよ。
でも、4500円もする。昭和7年の初版らしいのだが、
読めるような状態なのか・・・。

青空文庫で掲載されることをひたすら待つか。

204 :taka ◆FvNZG6pw :02/01/03 06:32
>>197
どうもです。
レスがついてたの、気が付きませんでした。
都合がつけば、行きたいと思います。

そういえば、先月、有島研究会があるのに前日気が付いて、
とうとう行きはぐったことがあったな。
そういうことがないようにしなければ。

205 :198:02/01/03 22:07
>84
そんなに高いんですか・・・
角川リバイバルのでも文体は似通っているのですが、
やはり同時代的に読まれていたのを参考にしなければ意味無いですからね。

206 :吾輩は名無しである:02/01/05 14:55
「御身」という小品が一番印象に残っている。
主人公の青年が姉の赤ん坊をひたすら可愛がる話。
生まれた姪の顔に自分に似た風貌をみつけて「よし、一人増した!」と喜ぶセリフが笑えます。
横光の、笑える作品が好き。

207 :194:02/01/05 20:05
>「御身」
「御身」の前稿に「悲しめる顔」というのがあって、
そちらの方が笑えます。
完成度は全くないけど。

208 :吾輩は名無しである:02/01/07 21:48
あげ

209 :日輪論は:02/01/11 20:40
結局「第四人称の萌芽がみられる」という結論に落ち着きました。

210 :吾輩は名無しである:02/01/17 20:22
誰も話題にしないので、たいした作品とは評価されていないのかもしれないけど、
「時間」という短編は笑った。
ちょっと「機械」的な文章で、コミカルな人間関係が描かれていながらも、なんか
清冽なラストにじーんときた。
たしか「機械」の直後に発表された作品だったと思うけど。

211 :吾輩は名無しである:02/01/18 08:57
や、俺も好きだよ。「時間」
というか、横光の短篇は、「機械」「鳥」「時間」のスラップスティックな
饒舌が面白い。

212 :吾輩は名無しである:02/01/18 11:15
スラップスティックといえば『盲腸』もすごかった。筒井康隆がアンソロジーに収録したが、
筒井ってかなり横光ファンらしい。

213 :84:02/01/18 11:48
>>210
『時間』は篠田一士が絶賛してた。
秀逸なファルスだって言ってたよ。
横光作品はいかにシリアスなテー
マを扱っている作品でも、どこかフ
ァルスの要素があるってさ。ちなみ
に『盲腸』はちょっと前でガイシュツ
だが、おれも好き。

214 :84:02/01/18 11:50
訂正:扱っている作品でも→扱っていても

細かいけど、文学板なので言葉は正確に

215 :吾輩は名無しである:02/01/18 23:26
俺も時間が一番好き。
鳥機械時間の中では時間を採る。

216 :吾輩は名無しである:02/01/22 21:16
あげ

217 :吾輩は名無しである:02/01/26 18:37
盛り下がってるな。

218 :吾輩は名無しである:02/02/07 23:08
沈没寸前あげ

219 :吾輩は名無しである:02/02/11 14:53
>212
 >筒井ってかなり横光ファンらしい。

分かる気がする。
 横光利一って日本じゃダントツに
 実験小説書きまくった作家だから。
 ゆえにダサーなものも多いけど、
 なかには「機械」みたいにすごいのも
 結構あったりする。
 好きな人はとことん溺れそうな作家だと
 思われ。

 



220 :吾輩は名無しである:02/02/22 00:09
新潮文庫の「機械・春は馬車に乗って」はもう絶版なの?

221 :蟻台上に飢えて月高かし:02/02/22 23:45
新感覚派の旗手で川端康成の盟友だけあって
男女の心の機微や恋愛物を書かせたら
やはり名手の人だったと思います。
「春は馬車に乗って」「花園の思想」「蛾はどこにでもいる。」等。


「計算した女」「眼に見えた虱」も忘れられない。
横光は純粋小説論や「紋章」の四人称(!)理論等、
「国語との闘争」「文学のフォルムとの格闘」に
明け暮れた作家ってイメージがあります。
そうするとマニアックな作家なのかなとも思うけど
戦前は川端よりもずっと人気があったのだそうです。
今全集を買って読んでますが、理論だけの天才では
ないと強く実感します。読まれて欲しい。

222 :吾輩は名無しである:02/02/23 01:04
新潮のはまだ手にはいると思う。
この前紀伊国屋で見かけた

223 :1:02/02/23 20:46
「君の名に傍えて私の名が呼ばれる習わし」(川端康成「弔辞」)
というわけで、横光が死ぬまで川端は横光の後続だった。

>蟻台上に飢えて月高し氏
良いハンドルですね。
伊賀上野の碑でしたっけ?
全集をお読みでしたら、書簡の小島宛の書簡を読むと
なぜああいう小説を書くようになったのかがわかりますよ。


新潮文庫のは在庫分だけみたい。
重版予定はないそうだ。

224 :親切な人:02/02/23 20:49

ヤフーオークションで、幻の人気商品、発見!!!

今は無き「コピーガードキャンセラー」↓
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/42757955

ヤフーオークション内では、現在、このオークション
の話題で、持ちきりです。

225 :吾輩は名無しである:02/02/24 23:39
age

226 :吾輩は名無しである:02/02/26 05:06
岩波文庫から『上海』が復刊されたらしい。600円なら文芸文庫よりお得か?

227 :吾輩は名無しである:02/02/26 22:45
岩波の底本は定本から?
違ったら買うけどね。

228 ::02/03/01 23:40
>上 海
>横光 利一
>■緑75-2
>■体裁=文庫判・248頁
>■本体 600円
>■1956年1月9日
>■ISBN4-00-310752-7
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/bun_req2002/index.html
(ttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/31/7/3107520.html)

定本と同一の底本の可能性はあるものの、
当然、定本全集の刊行以前のものの復刊なので、どうか知らん。

わたしぁ、明日にでも買うつもりです。
情報サンクス≫226.

229 :吾輩は名無しである:02/03/02 02:12
「微笑」の栖方という男は本当に天才数学者だったのか、
狂人だったのかどっち?

230 ::02/03/07 12:38
『上海』について

定本全集の作品採録は初刊行本からが原則なので底本は、s7.7の改造社版。
(講談社文藝文庫版はこの定本が底本)。

今回復刊された岩波文庫版の底本はs10.3、全面修正された書物展望社刊の所謂「決定版」でした。

231 :吾輩は名無しである:02/03/07 18:25
定本全集の「上海」はかなり編集側が手を加えているような気が・・・
調べてみます。

232 :吾輩は名無しである:02/03/09 23:06
…で、君達は3月30日の「横光利一文学会 第一回大会」に行くのかね、
行かないのかね?

233 :吾輩は名無しである:02/03/09 23:49
行くよな? 行くと言ってくれ

234 :まめ:02/03/13 01:24
>1
俺もそう思う。
横光も地に埋もれた天才作家の一人だな

235 :吾輩は名無しである:02/03/13 17:49
天才ではないと思う。
ただ、自分の資質を超えたことに挑戦していった作家だ

236 :まめ:02/03/14 02:33
>235
まぁどっちでもいいよ(笑

237 :吾輩は名無しである:02/03/23 21:40
で、『上海』読んだ?

238 :吾輩は名無しである:02/03/31 00:35
学会どうだったよ?

239 :吾輩は名無しである:02/04/05 18:56


240 :吾輩は名無しである:02/04/05 19:29


241 :吾輩は名無しである:02/04/05 21:09
「蝿」はどうよ?

242 :吾輩は名無しである:02/04/07 00:17
まともではない感じはするな

243 :吾輩は名無しである:02/04/10 01:04
『家族会議』はどうよ?

244 :吾輩は名無しである:02/04/10 20:12
湘南行くと、横光みたいなへヤースタイルで横光みたいな顔した
奴を時々みかける。よもやサーファー系なのか!?>横光

245 :吾輩は名無しである:02/04/27 19:57
ヨイヨイ

246 :>>244:02/04/28 07:31
...確かに
超うけたッス.

247 :半可通:02/05/04 08:02
高校の時(20年まえ)の現代国語の教科書に、「ナポレオンと田虫」が
載ってたね。ナポレオンの欧州進撃と同時におなかの疥癬が広が
っていく話だったかな。
ぎゃはははは、なんでこんなふざけた作品載せたのよ!角川書店さんよ〜


248 :白鳥湖:02/05/04 11:59
15歳の時に読んだ「雪解」が忘れられません。青春小説として
傑作だと言いたい。文庫化してほしい。

249 :吾輩は名無しである:02/05/16 21:00
ヨイヨイ

250 :吾輩は名無しである:02/05/22 22:40
横光と芥川って交流あったんだっけ?

251 :吾輩は名無しである:02/05/22 23:45
上海行きを勧められたそうだ

252 :吾輩は名無しである:02/05/30 03:08
青空文庫に「純粋小説論」が入っていたあげ
http://www.aozora.gr.jp/cards/yokomitsu/jyunsui_shosetsuron.html

253 :吾輩は名無しである:02/06/08 01:03
あげ

254 :吾輩は名無しである:02/06/23 18:17
第四人称挙げ

255 :吾輩は名無しである:02/07/06 23:39
「御身」という小品が一番印象に残っている。
主人公の青年が姉の赤ん坊をひたすら可愛がる話。
生まれた姪の顔に自分に似た風貌をみつけて「よし、一人増した!」と喜ぶセリフが笑えます。
横光の、笑える作品が好き。

256 :吾輩は名無しである:02/07/10 21:10
その前に同じモチーフで書いた作品があるが、
それでは「酢モロコより恋だ!」とか唐突に叫びだして
かなり笑える>「御身」

257 :吾輩は名無しである:02/07/15 22:12
短編「火」のラストがサパーリわからん。
母子は心中してんのか?

258 :吾輩は名無しである:02/07/29 20:55
文芸文庫からはもうでないのかな?

259 :吾輩は名無しである :02/07/29 21:00
夏は馬鹿に乗って

260 :吾輩は名無しである:02/07/29 21:24
頭ならびに腹が痛くてどうしようもない

261 :吾輩は名無しである:02/07/29 21:33
利一一発ポン!ドラドラハネ万単騎

262 :吾輩は名無しである:02/08/04 15:55
age

263 :吾輩は名無しである:02/08/04 17:00
静かなる呂律が回らない

264 :吾輩は名無しである:02/08/05 08:53
ちんこ並びにまんこ

265 :吾輩は名無しである:02/08/16 23:42
おやじの名前は清一(チンイツ)
おじの名前は混一

266 :吾輩は名無しである:02/08/26 20:18
栖方死んだぞ

267 :吾輩は名無しである:02/08/27 16:43
横光氏ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!

268 :吾輩は名無しである:02/08/27 16:50
hjlblj

269 :吾輩は名無しである:02/08/27 20:05
> 栖方死んだぞ
実在の人がモデルだったの??

270 :栖方:02/08/29 01:19
私は勿論実在しますよ。
あと、もうちょっと待ってたら、私の光線で日本は勝っていたのです。

271 :白鳥湖:02/09/08 12:03
そろそろ「新・横光利一全集」が出てもいいころだと思うが?

272 :吾輩は名無しである:02/09/08 22:26
河出の「定本」で充分だろ

273 :吾輩は名無しである:02/09/08 22:42
くだらねえ煽りいれないでお前も意見を述べよ

274 :>273:02/09/08 23:27
誰にいってるんだ??


275 : ◆QvQLcsBc :02/09/15 07:24
>>271-272 むしろ筑摩あたりで文庫版全集刊行キボン。

276 :吾輩は名無しである:02/09/20 23:02
教科書で毎年取り上げてくれたら文庫も復活するだろうにね。

277 :吾輩は名無しである:02/09/25 07:43
文庫、良いですなあ・・・。文庫をポケットに忍ばせておいて、列車が止まるたんびに
取り出しては虫の息の精精のような声で唄う。子僧は、列車が止まる以前から大声で
唄っていますが、私は子憎にはなれない。

そういえば、「頭ならびに腹」の子憎の主体性について考えたことがありました。
ぜーんぜん分からなかったけど。


笑えると言えば、「笑われた子」(あるいは「面」)は口のすぼむ苦笑いでした。



278 :吾輩は名無しである:02/09/27 12:01
agege

279 :吾輩は名無しである:02/10/04 02:08
ヒロミに似てるよねage

280 :吾輩は名無しである:02/10/04 08:51
河出の全集、全部で17万もするんだもんなあ…

281 :吾輩は名無しである:02/10/07 19:09
戦後も作家活動を続けていれば、
川端と評価が逆転することも無かった?
もしかしてノーベル賞も取れたかな?

282 :吾輩は名無しである:02/10/07 19:12
メール欄が正解。

283 :吾輩は名無しである:02/10/17 23:59
事典あげ。

284 :二笑亭:02/10/18 01:51
『微笑』は隠れた名編ですねw

>85 :リアル厨房 さん
いい線ついていると思います。

285 : :02/10/18 06:15
>>284
>>85
>誤解を恐れずにいえば川端は結局日本に、あるいは日本的な美に自閉した
>作家であって、他者との交流を描いているようでいてその実全く他者を気
>にかけていません。
川端は自らの自閉性に非常に自覚的だったと思うよ。


286 :二笑亭 :02/10/19 00:44
……川端は、自覚的ですね。
ただ「他者」の存在というのは、
こちらを脅かしてこないかぎり、表象に過ぎないという…。
そういう意味では、川端の登場人物は、主人公を侵さない風景のようなところがある。
あの透明感は、人間の体温や体臭に汚されていない、風景の質感。
川端の場合は、ジェラシーすら叙情化されているような。
「あくがれ」ですか…w

横光の場合は、「機械」に描かれているメカニックな自意識の地獄そのものが、
「他者」との比較や力関係に発生するところのもののような。

まあ、これは、日本文学にどれほどの強烈な意志を持った「他者」が
造型されてきたかという問題になってしまいますけどw。


287 :二笑亭:02/10/19 01:44
それと……初期の小林秀雄のへーンな習作的短編て、
どこか「機械」に似てませんか?
どっちが先かわかんないけど、
あの時代のインテリ青年の頭の中の暗いギリギリした感触ね。

288 :名無し募集中。。。:02/10/19 23:33
「機械」での自意識をコミカルに取らずに、メカニックな自意識と取るのはいかがなものか

289 :吾輩は名無しである:02/10/20 22:57
「高架線」を読んだが、非常によかった。
この時期の横光は最高だね。

290 :吾輩は名無しである:02/10/26 23:12
『横光利一辞典』買った?

291 :吾輩は名無しである:02/10/26 23:15
項目執筆ならした。

292 :吾輩は名無しである:02/10/27 16:13
「花園の思想」は泣けるよ。

293 :吾輩は名無しである:02/10/27 17:06
ブクオフ100円コーナーにて『旅愁(上、下)』(新潮文庫)購入。


294 :吾輩は名無しである:02/10/27 21:08
>291
あんた誰よ?
ヒント希望

295 :吾輩は名無しである:02/10/27 23:31
>>294
私は井上謙・神谷忠孝・羽鳥徹哉三氏のいずれでもありません。
第二部の作品鑑賞で目立たない作品について、ちょこちょこっと
書いてます。それだけのちっぽけな人間ですたい。


296 :吾輩は名無しである:02/10/28 22:22
さすがに井上さんだとは思っては居ない(笑い
もちろん保昌さんでもないだろう。
このお二人が書き込みをされていたら恐れ入るが。

297 :保昌正夫:02/10/28 22:58
ですが、何か質問は?

298 :吾輩は名無しである:02/10/29 22:43
横光はもっと読まれるべきだと思う…つーか読め!

299 :吾輩は名無しである:02/10/29 23:51
栗坪さん居る?

300 :栗坪良樹:02/10/30 11:15
呼んだ?

301 :吾輩は名無しである:02/11/15 18:52
利一「これはねミキプルーンの苗木。あ、つまりベイビー。わかる?
このカリフォルニアの農園で、すくすくと、ヘルシーに育って、
春になるとね、ビューティフルなお花がmany many・・・あれ?」
子供達「リイチ〜」

302 :吾輩は名無しである:02/11/21 22:16
「夜の靴」はどうですか?age
なんか恐くて買うかどうか迷ってます

303 :吾輩は名無しである:02/11/21 22:45
泣きそうだから(内容で、じゃなくて)未だに読めない(w>「夜の靴」

304 :吾輩は名無しである:02/11/27 20:39
「蝿」age

305 :吾輩は名無しである:02/12/03 05:24
麻雀やってるやつなら「横光リーチ」とかやったことがあるだろう。
つまらんネタでageてごめん。

306 :吾輩は名無しである:02/12/07 01:59
ごめんって……いや、気持ちわかるから、age。

つーか横光の『春は馬車に乗って』は、表現がいちいち美しくて、
内容がすさんでて、好きだ。イイ!

307 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :02/12/09 18:20
保昌正夫氏のご冥福をこころよりお祈り致します。
あと10年は生きていて欲しかった・・・。

保昌氏の存在がなかったら、横光は歴史のかなたへ消え去っていたかもしれない。

308 :吾輩は名無しである:02/12/14 12:53
「微笑」「雪解」は感動的でしょう!
晩年の透徹した視線には涙を禁じ得ない…。

309 :吾輩は名無しである:02/12/14 13:32
川端なんて何十冊も文庫が出ているのに、
横光は講談社の文藝文庫が良心を見せているだけ…。
ま、民度の低下を嘆くしかないでしょうな。
そのうち「寝園」あたりが昼の主婦向けメロドラマになって
復活するのかな、菊地寛みたいに。

310 :吾輩は名無しである:02/12/14 16:06
君たちも日本精神を遵守するべく
禊の会に連なり給へ。
真冬は寒いぞ!

311 :吾輩は名無しである:02/12/14 19:11
>>308
初期も捨てたもんじゃないよ。
「青い石を拾ってから」等々。

312 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :02/12/14 20:30
>>308
激しく同感だ。特に、「雪解」は、悲しいほどに美しい。
僕は、躊躇うことなく、「寝園」とともに「雪解」を
横光文学の最高峰であると、主張したい。

313 :吾輩は名無しである:02/12/18 18:45
晩年の横光短編集を編むべきではないか?
各出版社の方はぜひ検討されたし。

314 :吾輩は名無しである:02/12/18 20:00
河出書房はクソ高い分売不可の全集を出すのなら
独自に編纂した横光集を出すべきだ!!
所収は「微笑」「夜の靴」「雪解」等々…タイトルは「雪解」で決まり!

315 :吾輩は名無しである:02/12/18 20:44
利一がアクションフランセーズにふれた旅愁の数行をなぜか、想い出した。

316 :吾輩は名無しである:02/12/20 14:06
「雪解」の初版本てなかなか出ないな。
「微笑」はたまに見るけど高いしねぇ…。
「夜の靴」もそうだけどさ、あの時期(終戦直後)の本は
紙質も悪くて購うのがためらわれるよ。

317 :吾輩は名無しである:02/12/20 14:25
たしかに「夜の靴」の美本は見ない。

318 :吾輩は名無しである:02/12/20 16:28
「微笑」(齋藤書店)は以前神田で見たけど
¥15,000でした、ビックリ!!

319 :吾輩は名無しである:02/12/20 16:47
>>314
「雪解」も文藝文庫が出すんじゃない?

320 :くらっしゅ:02/12/20 18:23
世田谷文学館に横光愛用の帽子があった。
渋かった。

321 :吾輩は名無しである:02/12/24 14:11
あの茶色いやつ?
漏れも見た。

322 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :02/12/26 16:46
>>319
その際は、「洋燈」も収録していただきたい。

323 : :02/12/26 18:49
紋章を久々に読んだが、面白過ぎる。
雅歌+花花=紋章なのかな?

324 :吾輩は名無しである:02/12/26 18:53
http://chat.msn.com/chatroom.msnw?rhx=252332305C62E4BBA35C62E381AEE983A8E5B18B3131&rhx1=%2532%2530%2520%2591%25E3%2520%2582%25CC%2595%2594%2589%25AE%2531%2531

325 :吾輩は名無しである:02/12/26 22:14
あれ買ったか?
横光事典。

326 :吾輩は名無しである:02/12/27 01:29
この指摘「ガイシュツ」かもしらんが、横蜜は器用というか、
なんというか、作風が作品によってバラバラで、統一した
作家像を描くのが難しいタイプの人だな。そう言うタイプの作家には
熱狂的ファンはあまりつかない傾向がある。偶像化しずらいから。
でもやはり数々の実験的創作のなかで、常にそれなりの水準のものは
きちんと残しているという印象は受ける。個人的には「機械」の文体、
作風で、もう少し腰落ち着けて欲しかったと思う。

327 :ごはん ◆NjaujxTGn. :02/12/27 10:45
俺は作風が変ってるからおもしろいと思うんだけど。

>でもやはり数々の実験的創作のなかで、常にそれなりの水準のものは
>きちんと残しているという印象は受ける。

まったく同意。
例えば『寝園』みたいなのでも読ませちゃうもんなー。
他の作家がやったら、目も当てられない(ワラ


328 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :02/12/27 17:47
>>325
高すぎる。ちょっと手がでない。ぜひ欲しいけど。

329 : :02/12/28 00:07
一作ごと常に前に進もうとしている(実際に進んでいるかは別として)印象を受ける。
梶木剛じゃないけど「軌跡」を読んでいくのが楽しい。

330 :吾輩は名無しである:02/12/30 22:05
横光利一に会いたい。会って話がしたい。そんな気持ちにかられる。
俺はどうしたらいいのか・・・。

331 :吾輩は名無しである:02/12/30 23:01
>>330
氏ね

332 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :02/12/31 15:25
>>330
霊媒師に頼んで、横光の霊を呼び出してもらったらどうだ。

333 :吾輩は名無しである:02/12/31 16:30
333                             

334 :吾輩は名無しである:02/12/31 16:50
>>332
それいいね。
誰が霊媒になれよ。

335 : :02/12/31 17:58
>330
命日に不気味なことを書き込むなよ。
気持ちは分かるけど。

墓参りに行って来ますた

336 :吾輩は名無しである:02/12/31 17:58
>>335
どこにあるの?

337 :吾輩は名無しである:02/12/31 18:01
志賀直哉の遺骨って盗難されていまだに行方不明なんだよな。
330氏みたいなヤシが盗んだんだろう。

338 :吾輩は名無しである:02/12/31 20:11
>>336
東京の多磨霊園
ttp://www.hakaishi.jp/tomb/01-18.html

339 : :03/01/03 00:08
そういえば、佑典氏に子供は居ないのかな?
血統的には素晴らしいのだけれど。

340 :吾輩は名無しである:03/01/03 00:35
>>320
「微笑」の生原稿も世田谷文学館にあるみたいだね。
図書館で配ってた世田谷文学館ニュースに載ってた。
展示されているのかな?

341 :吾輩は名無しである:03/01/03 14:39
質問があります。横光利一の作品で、最低限読んでおくべき作品は何ですか?
ご教示ください。よろしくお願いします。

342 : :03/01/03 18:41
>>341
『日輪』『蠅』『頭ならびに腹』『ナポレオンと田虫』『春は馬車に乗って』
『花園の思想』『上海』『機械』『寝園』『紋章』『旅愁』『夜の靴』『雪解』『微笑』

小説外では
『感覚活動』『純粋小説論』

最低限だったら、これだけかな。
326氏が
>作風が作品によってバラバラで、統一した
>作家像を描くのが難しいタイプの人
と書き込んでいるし、同感なので、「これ一つを読んでおけば」と絞るのは無理。
強いて、本当に強いて言えば「機械」にならざるを得ないかな。

343 :吾輩は名無しである:03/01/04 19:12
静かなる羅列・マルクスの審判・高架線を読め。

344 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/05 16:13
>>341
『時間』と『馬車』も追加しておこう。

話しは変わるが、『時間』が『機械』と比べ、過小評価されているのは
非常に疑問だ。決して二番煎じ的作品ではないし、独自の世界を構築している
と思うのだが・・・。

345 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/05 16:14
>>341
『家族会議』も追加しておく。

346 :吾輩は名無しである:03/01/07 20:16
『雅歌』はダメですか? 好きなんだけどな・・・。

347 :342:03/01/07 21:59
>>344 346
最低限だとねぇ・・・
私も「時間」は横光の中ではもっとも好きな小説(「旅愁」は別格)なんだけど。
「雅歌」は作品としてちょっと・・・好きだけど。
そういえば全集で一カ所「羽根田」が「羽田根」になってた。


348 :吾輩は名無しである:03/01/07 22:01
「鳥」「時間」「機械」は俺のなかでワンセットという認識でどれも好きなんだが
「鳥」はイマイチ人気がないな。

349 : :03/01/08 23:21
「鳥」はちょっとねぇ・・・意欲は買うけど。

350 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/09 19:24
>>347
正直、『馬車』は苦しいかとも思うんだが、『時間』は入るんじゃないか?
『雅歌』はちょっと落ちると思う。

ところで、『家族会議』に言及がないのは何故か? それなりの作品だと
僕は見ているが・・・。

351 : :03/01/10 00:11
『家族会議』は嫌いではない。
けれど、『紋章』の方がいいなぁ。

352 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/12 14:05
「蛾はどこにでもいる」
最低限には入らないだろうが、面白かった。一読の価値はあろう。

353 :吾輩は名無しである:03/01/12 18:35
第一、新潮文庫の「機械・春は馬車に乗って」が絶版じゃあなぁ。

354 : :03/01/12 20:32
病妻ものは好いよね

355 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/17 19:28
>>353
ということは、岩波文庫一冊と、講談社のあれだけですか?
横光利一の作品には、楽しめるものが多い。もっと読まれても
いいのに、こんな状況では、とてもおぼつかないな。
>>354
「春は馬車に乗って」「花園の思想」そして「蛾はどこにでもいる」
どれも読ませる作品群だ。僕は後者が一番楽しめた。

356 :吾輩は名無しである:03/01/17 19:30
>>355
横光の後期作品はどうですか?

357 :山崎渉:03/01/20 09:21
(^^)

358 :吾輩は名無しである :03/01/22 11:04
今年は来るね、本当の意味での横光ブームが。

359 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/22 15:10
>>356
横光利一の前期作品の代表作が「機械」「寝園」だとするなら、
後期作品の代表作は「夜の靴」「微笑」ということになろう。
それにもうひとつ、わがままだが追加させていただくと、「雪解」
ということになる。

これら3作品には、横光の純真な人柄が感じられる。読後の爽やかさは、
それゆえであろう。もちろん作品としての完成度も高いが、僕は前者の
理由により、「夜の靴」「微笑」「雪解」の3作品を、後期の代表作と
見ている。

360 :吾輩は名無しである:03/01/23 15:04
ズバリ横光利一ベスト5をあげよう!
 1、機械
 2、寝園
 3、上海
 4、春は馬車に乗って
 5、紋章

361 :吾輩は名無しである:03/01/24 23:28
福田恆存が横光のことをボロ糞に言ってたそうだけど、何て言ってたの?

362 : :03/01/24 23:55
日本文学史上でもっとも誠実な作家だったと思う。
次が高橋和巳。

363 :吾輩は名無しである:03/01/26 09:33
>>362
どのへんが?

364 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/01/26 13:26
>>361
はっきりとしたことは覚えていないが、旅愁について、
作家としての立場を悪用して旅愁を通じて間違った
思想を宣伝した・・・という意味のことを書いていた
ような気がする。曖昧ですみません。

確か保昌氏の「横光利一見聞録」に紹介されていた。
この本、探しているんだけど、見つからないんだよね・・。

365 :吾輩は名無しである:03/02/08 21:34
早稲田文学の保昌先生の追悼文を読んだ。
立ち読みで涙が出かけた。

366 :白鳥湖 ◆YFkdxoQG22 :03/02/12 16:29
>>365
保昌先生は横光を本当に愛しているんだな。先生の横光関係の文章を見ると
先生の思いはひしひしと伝わってくるよ。

367 :吾輩は名無しである:03/02/12 23:04
学生の頃の栗坪先生が保昌先生を訪ねたら、
瓶を取り出して「これは五十鈴川の水です」と見せたそうだ。

最高だ、保昌先生

368 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:02
http://life.2ch.net/test/read.cgi/hage/1044465952/l50


369 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:19
「機会」の初版本って高いんですか?
なんか家に転がってるんですけど。

370 :369:03/02/17 23:21
× 「機会」
○ 「機械」

371 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:26
どうせ復刻だろ。

372 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:44
昭和拾年三月十日印刷
゙ 三月十五日発行
定価壹円二十銭
創元社 (旧字)と書いてあります。



373 :吾輩は名無しである:03/02/18 00:06
>>372
変わった装幀の小口が黄色のものだよね。再版なら持ってる。確か千円で買ったかと。
多分もっと高いのは昭和六年の白水社発行のものだよ。それなら五万ぐらいはすると思う。


374 :369:03/02/18 02:54
>>373情報ありがとうございます。
本の部位の名称は、よくわからないのですが、表紙は、半紙みたいな
紙質です。色は白だと思います。何となく黄色っぽいですが汚れだと思われ
ます。
その表紙に縦書き黒字で大きく機械と書いてあり、その右下に横光利一、
名前の横に二段に分けて収録作品(歴史・薔薇など)が書いてあります。
表紙を開くと臙脂色の和紙があり・・・もう止めときます。
白水社版じゃない事は、確かですから。残念だ〜。おやすみなさ〜い。

375 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/03/02 13:55
「実いまだ熟せず」を読んだ。昭和10年代前半という時点において、
女性の社会問題をテーマに据えた横光利一の先見の明は素晴らしい。

作品としては「旅愁」と「家族会議」を足して2で割ったような小説だ。
後半が、早足だったような気もするが、そのスピーディーな展開が心地いい。

376 :吾輩は名無しである:03/03/07 00:43
るくるくるくるく、るるるるるる-------るくるくるくるく、るるるるるる-------

まるで神さまを見ているようだわ



ここが横光の全ての作品で一番好き

377 :勘弁 ◆cheerzFXQc :03/03/07 12:08
新潮社 日本文学全集の端本、100円だった。
この全集、赤い函の小さなサイズで嫌いじゃない。
どんな順序で読むのがいいんだろ。
執筆順か掲載順か、それとも何か基本があるのか、それともどれからでもいいのか。
とりあえず『機械』読んで、次は『紋章』にしようかな。

378 :吾輩は名無しである:03/03/07 13:07
>377
執筆順に汁!

379 :吾輩は名無しである:03/03/14 13:35
>377
私もそれもってる!春は馬車に乗ってから読んだ!!

380 :勘弁 ◆cheerzFXQc :03/03/14 14:00
悩むなあ・・・。
でも実は新潮文庫で『機械・春は馬車に乗って』『紋章』『家族会議』は
持ってたんです・・・。
読み直すのにどんな順がいいかなと思って。

というわけで執筆順に読みますです。

381 :吾輩は名無しである:03/03/17 22:39
ひさしぶりに「時間」読んだけど、やっぱりおもしろいね
逃げ出す一団の連中が、なんか群生動物のように
運動しているありさまをイメージしてしまったw

382 :吾輩は名無しである:03/03/18 15:15
「時間」は、登場人物一同がみんな芝居の一座という
設定になっているのも効果的で、
まさに読み方によっては、ドタバタ逃走騒ぎすべてが
一座の演じる「劇」なのだというふうにも見えるね

383 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/03/18 15:24
「機械」はちょっと肩に力が入ったようなところがあるけど、
「時間」にはそういうところがない。「時間」にこそ、横光
らしさを感じる。作品の出来も「時間」の方が上だと思う。

384 :吾輩は名無しである:03/03/23 15:19
荒らしならびにネタ

385 :吾輩は名無しである:03/04/01 23:30
毎日で文学者の生原稿が大量に見付かったようだけれど、
横光の葉書もあったらしい。

毎日のサイトより引用
>-------------------------------------

 一方、新感覚派の旗手として登場した横光利一は、欧州訪問中に、阿部あてに手紙をした
ためた。36(同11)年、横光が東京日日新聞、大阪毎日新聞両紙の特派員として訪れた
時期のもの。

 横光はロンドンは自然が美しく、パリは都会が美しいと書きながら<日本は何より、都會
(とかい)より、自然より、人情の方が美しいから、人情小説が多いのでせう。理智小説な
んか、まだまだ日本からは出る筈(はず)はありません>と記している。横光は、この旅の
後、日本人とは何かと問いかけた長編小説「旅愁」を執筆した。
>----------------------------

386 :吾輩は名無しである:03/04/16 03:08
「横光利一研究」創刊号って出たんですか?

387 :吾輩は名無しである:03/04/16 03:17
「時間」はいいね。
「ぐだぐだ」って感覚を極めてる。
作品がぐだぐだになっちゃってるってことじゃなくて
ぐだぐだの表現に成功しているってことね。
無意味に流れる時間ってのかな?

388 :吾輩は名無しである:03/04/16 22:58
新潮文庫のは字が大きくなったね
もってるけど買っちゃった

389 :吾輩は名無しである:03/04/17 00:00
『天の夕顔』も同時に改版。
新感覚は復興の兆しが・・・・
鉄兵の傑作集(読んだこと無いけど)が講談社文芸文庫入りすることを切に願う。

390 :吾輩は名無しである:03/04/17 08:12
「機械」は確かに面白かった。正直純文とか苦手
なのだが、「機械」は最後まで読めた。凄い。

391 :吾輩は名無しである:03/04/17 10:01
おいおい、そういうことは長い作品読んで言ってくれよ・・・

392 :吾輩は名無しである:03/04/17 14:59
>>386
確か2月か3月に。抜き刷りもらいましたよ。

393 :吾輩は名無しである:03/04/17 22:38
>392
どうすれば手に入る??

394 :吾輩は名無しである:03/04/19 20:57
>>393
オレの靴を舐めろ

395 :山崎渉:03/04/19 22:52
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

396 :吾輩は名無しである:03/04/27 19:12
ちくま日本文学全集で安く出てないですかね。
講談社文芸文庫は高すぎるので……。

397 :吾輩は名無しである:03/05/02 08:48
>396
ちくま日本文学全集は、なぜか横光の巻はない。

398 :吾輩は名無しである:03/05/06 21:31
四人称ってなんですか?
どなたかわかりやすく教えてください。

399 :吾輩は名無しである:03/05/06 23:50
純粋小説論よめボケが

400 :吾輩は名無しである:03/05/06 23:51
400

401 :吾輩は名無しである:03/05/06 23:51
読んでもわかるかボケが

402 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/05/08 20:34
今、「夜の靴」を読んでいる。清々しい作品だ。

403 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/05/12 18:22
「夜の靴」読み終わりました。横光利一が身近に感じられる作品ですね。

>>398
横光の言葉を借りると「人としての目、個人としての目、その個人を見つめる目」
そしてそれらを超越した視点が四人称である。例えば、「紋章」における〈私〉
などがそれにあてはまる・・・と解釈しています。
もし、間違っていたらどなたか訂正してください。

404 :吾輩は名無しである:03/05/13 00:09
河出の「定本横光利一全集」の端本って、根気強く古本屋で探すのは
難しいですか?
「日本の古本屋」や「スーパー源氏」を見ると一冊3000円前後でちら
ほらあるみたいですが。

405 :吾輩は名無しである:03/05/14 00:13
早稲田で端本1000円くらいで見たよ。

私は新本で一括購入し、この前やっとローンが終わったばっかり。

406 :吾輩は名無しである:03/05/14 00:22
>>404
もともとの発行部数が少ないから、何冊かは集るかもしれないけどすべてそろえるのは難しいかも。


407 : :03/05/14 00:23
とりあえず3つ上げときます。

http://www22.brinkster.com/cutoff/siza/
http://www.h-gazou.com/index2.html
http://mizuki.sakura.ne.jp/~oz/oz/

408 :吾輩は名無しである:03/05/14 00:59
>>405
早稲田界隈の古本は安いけど書き込みとかあるからなー

409 :吾輩は名無しである:03/05/23 05:39
「蛾はどこにでもいる」
どうしたら読めますかね。全集しかない?

410 :吾輩は名無しである:03/05/23 05:46
●〜 精子
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

411 :吾輩は名無しである:03/05/23 12:00
>>409
おすすめなのが近代文学館・名著復刻全集の
「春は馬車に乗って」改造社版です。
表題作と「蛾はどこにでもいる」のほか
ナポレオンと田虫/園/街の底/慄える薔薇/無礼な街/
街へ出るトンネル/妻/静かなる羅列/表現派の役者を所収。
古本屋なら500〜800円くらいで売ってるし、装丁も綺麗。

412 :409:03/05/23 20:05
>>411
感謝。さがしてみます。

413 :山崎渉:03/05/28 09:02
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

414 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/05/29 12:43
>>409
学研から出ている、「現代日本の文学(15)」にも収録されています。
「蛾はどこにでもいる」のほか、「実いまだ熟せず」なども収録されて
います。

小説のほかに、八木義徳氏の「師の跡を訪ねて」などが収録されていて、
読み物として興味深いですね。

415 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :03/06/23 17:08
保昌先生の「横光利一見聞録」が神田の古本屋にありましたが、
値段が5800円でした。結構値がついているようです。

416 :吾輩は名無しである:03/06/23 18:25
横光文学会のホムペ見つけますた。

http://www1.speednet.ne.jp/~matsuryo/index.html

417 :吾輩は名無しである:03/06/23 18:26
☆可愛い彼女が貴方のために・・・☆
↓ ↓ ↓☆見て見て☆↓ ↓ ↓
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

418 :吾輩は名無しである:03/07/03 05:00
泣けるよね まじ泣ける 本当に泣ける まじで まじ泣けるって ていうか、泣いた 会ったことないし いい奴らしい それで泣いた
藤沢のあたりにある鴨のいる小さな池のちかくのへんな図書館に思わず篭った てか、通った ぜんぶコピーした 家賃払えなくなった うなぎは、学食でたべた
「機械」と「時間」だったら、「時間」のほうがすきかな? でも、「馬車」のほうがすきよ 長編もいいが、どっちかっていったら、やっぱ短編だろ?
ドライヤー貸してあげたい 岡本太郎生意気なんだよ、お前 「文学の神様」意識丸出しって、てめえその面でいえた面か? カノコは芥川に盗聴されたらしい
で、芥川はキノコみたいだって、川端がいってた 横光、俳句もいいよね すきすき 保田は茫然自失したらしいぜ
保田と横光って、あり得ないくらいのいい人伝説が、泣ける 大好きよ。


419 :「紋章」の続きが気になる:03/07/03 21:29
>ていうか、泣いた 会ったことないし いい奴らしい それで泣いた

写真見てると妙に泣けてくるし、読みながら泣いた・・・。
そして>>418を見たら胸がつまってきた・・・

420 :山崎 渉:03/07/15 09:12

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

421 :吾輩は名無しである:03/07/21 12:20
『微笑』って短編が、すげーいいと思う。
曖昧な言い方で悪いけど、日本的な美とかアルカイックなやさしさというか、
不思議な魅力が伝わってくるような。
横光って、いい人だったのか?
伝記とか読んだことないけど、あの話を読むとさもありなん、って感じがするんだ。



422 :吾輩は名無しである:03/07/28 01:47
八木義徳の作品を読んでいると、横光の人格のすばらしさがよくわかる

423 :吾輩は名無しである:03/08/01 20:11
機械如きに時間をはかられる
から鳥飛べぬのだ

424 :吾輩は名無しである:03/08/01 20:16
「君達二人は眼鏡をかけているようだが、眼鏡を通して現実が見えるのかね?」

横光が伊藤整と松永定にいった言葉

425 :吾輩は名無しである:03/08/01 20:17
無料画像でモロ見え!
間違いなくヌケル!!
http://www.cappuchinko.com/


426 :吾輩は名無しである:03/08/01 20:20
横光だよ
ただそうだよ
418、そうだよな

427 :吾輩は名無しである:03/08/01 20:25
425、おまえはさ
それでもろ三重かよ
おまえになんかなにもみえねぇよ」
そんなお前に抜けるわけもない
お前はもろ味えのつもりかもしれないガ
そんなにぷーだよ」機会読めよなんでもいいよ
いい機会だからさそんでおまえも一度こんすれこいよ。な

428 :山崎 渉:03/08/01 23:50
(^^)

429 :吾輩は名無しである:03/08/09 01:06
スガ秀実 探偵のクリティック
横光論に稲垣論

430 :吾輩は名無しである:03/08/09 01:09

気になる。詳細はなあに?

431 :吾輩は名無しである:03/08/09 03:45
機械を中心に純粋小説論や上海を論じていた
図書館で借りてみてくれ

432 :吾輩は名無しである:03/08/09 13:03
横光はジィドが好きだったらしいけど、
作品ではどれがお気に入りだったのか誰か教えて〜。

433 :吾輩は名無しである:03/08/09 13:29
「贋金作り」

434 :山崎 渉:03/08/15 10:01
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

435 :吾輩は名無しである:03/08/20 23:46
上海に彷徨う日本人。


436 :吾輩は名無しである:03/08/21 11:15
筒井康隆は、明らかに横光の影響大だよね?
『乖離』なんか、完全に意識してると思うけど。

437 :吾輩は名無しである:03/08/21 13:40
>>430-431
探偵の〜って書店でまだよくみるよ

438 :吾輩は名無しである:03/08/21 16:35
´*:;,. ★ 〜☆・:.,;* http://www.gals-cafe.tv ´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*

夏なのにカノジョがいなくてこまってるそこのアナタ!

同じくカレシのいないなつきちゃんに会いにこないっ?

一週間の間、10分間はカクジツにさんごはあなたのもの♪

え?それ以上?それはぁ・・・えへっ(≧▽≦)~~*
アナタがなつきにもっと会いたくなってくれたら、かな☆
ここで待ってるから、必ず来てね!来てくれないなら…おしかけちゃうぞ♪
´*:;,. ★ 〜☆・:.,;* http://www.gals-cafe.tv ´*:;,. ★ 〜☆・:.,;*


439 :吾輩は名無しである:03/08/21 23:12
筒井は「機械」を名作短編として挙げていたり、
新潮文庫『旅愁』の帯書いたり、「機械」の朗読をしたりしているしね

440 :吾輩は名無しである:03/08/31 12:55
講談社文芸文庫って高いねage

441 :吾輩は名無しである:03/09/05 23:52
「機械」読んだ。
なんか、一般の純文とは少し離れているね。
別にいいんだけど。そういうところが好き。

また、純文は登場人物のことをあまり深く
掘り下げてないものとかもあるけど、これは
違う。気に入った

442 :吾輩は名無しである:03/09/14 22:34
今こそ旅愁を映画化してくれage

443 :吾輩は名無しである:03/09/15 00:43
機械はおもしろかった。
初心者なんで横光研究の必読二次文献教えてください

444 :吾輩は名無しである:03/09/15 03:44
444ゲット!

445 :吾輩は名無しである:03/09/19 22:45
>初心者なんで横光研究の必読二次文献教えてください
保昌正夫先生の研究を読むんだ

446 :吾輩は名無しである:03/09/21 23:32
『台上の月』だろ

447 :林彪 ◆ZJMS.Joo8Q :03/09/28 18:27
横光を読むことにした。
まずは岩波の「日輪」から。

これから感想をちょくちょく書き込む。
すごい頻度で書き込む

448 :吾輩は名無しである:03/10/01 04:37
私は短編でいえば「比叡」が好きですね。
横光が好きだった父親の法事で京都にいって比叡に登りながら
空海と最澄のことを思い巡らしていく半随筆だけれども、
なにか読んでいてたまらなく人柄の暖かさが伝わってくる、
そんな「比叡」が好きですね。
短編に限定しなければ圧倒的に「旅愁」だけれども。


449 :吾輩は名無しである:03/10/01 05:01
会社に泊まりこみで、眠れず暇なので書き込みます。

>>1に正面から答えている人がいないのではないかと思うのですが、
私の意見では終戦の前後で評価が反転し、戦犯にまで指定される
ことになって読まれなくなった、というような経過を避けて通れない
のではないですか。ここらへんは戦中派の方々の仕事だろうけれども。
「旅愁」なんかでも国粋主義のベクトルで解釈されていますね。
私の持っている改造社版の解説では、いや旅愁はむしろ日本の
歴史や通念に対する批判なんだということが書いてあって、
私はそれに賛成するし、賛成したいですね。
(続く)

450 :吾輩は名無しである:03/10/01 05:05
そこらへんは、私は西田幾多郎あたりはよくわからないけれども、
鈴木大拙の戦後受けた評価を思い出しますね。
大拙の場合、「禅と剣」とかいうのは思想のもつ平和的力という
意味でのことだろうけれども、そこで戦争とか剣とか持ち出すのは
暴力主義につながるという奇妙な文脈で梅原猛が批判しておられたと。
そういう批判も気持ちとして私なりに同感できるのだけれども、
それに横光を批判していた方々にも敬意をこめながらの矛盾に満ちた
批判を敢えてしていた人もいらっしゃるだろうと想像するけれども、
それでも総論として横光のような人のしていた仕事を潰していく
ような流れがあるとしたら、そういう力は私は好きではないし、
自然と抵抗していってしまいますね。
(続く)


451 :吾輩は名無しである:03/10/01 05:21
しかし、自分が横光の時代に作家であったならば、谷崎や荷風のように
政治に完全に口を閉ざす消極的批判の道をとるか、小林多喜二の
方々のように堂々と批判して弾圧されていくのか、それとも横光のように
体制(大勢)のなかでできうることを考えていくのか、いったい
どれを択んでいくのかということはやはり自分に対して問うているんですね。
よく新感覚派ということで横光、川端、片岡(鉄兵)の3人が
いわれるけれども、私の眼から見ると、川端は谷崎路線、片岡は
多喜二路線で、ちょうど三者三様の道を採ったように映るのですが、
そういう視点からこの3人の交流とか、意見交換とかを読み解いていくと
面白いのでしょうかね。ここらへんは私は蒙いのですが。
(続く)


452 :吾輩は名無しである:03/10/01 05:25
しかしこんなことを暇にまかせて書いていて、誰か読む人がいるとしたら、
拝眉できずに失礼ですが、ありがとうございます。
さらにご批判などありましたら、忌憚なく仰せください。
では小生はこのへんで失礼。

453 :吾輩は名無しである:03/10/01 05:30
>>451小林多喜二の方々のように→小林多喜二のように
失礼。

454 :吾輩は名無しである:03/10/02 22:57
『比叡』で「空海は京都に遠いところに寺を構えただけでも勝利だ」とか言っていて、
いかにも「横光が言いそうだなぁ」と思わず笑ってしまう。



455 :吾輩は名無しである:03/10/22 00:34
梶木剛『横光利一の軌跡』が面白かった。

456 :吾輩は名無しである:03/11/13 23:21
挙げ

457 :吾輩は名無しである:03/11/30 22:00
保守保守

458 :吾輩は名無しである:03/12/02 23:51
友達に横光が好きだと言ったら、鉄人28号の人?と真顔で聞かれた。

459 :吾輩は名無しである:03/12/03 07:35
安岡と言ったら力也だしなぁ。

460 :ハァ?:03/12/12 23:58

       巛彡彡ミミミミミ彡彡
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡       
   r、r.r 、|:::::           | 
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|     ハァ?
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ  
  | )   ヽノ |.   ┏━━━┓| 
  |  `".`´  ノ   ┃ ノ ̄i ┃|  
  人  入_ノ´   ┃ヽニニノ┃ノ\   
/  \_/\\   ┗━━┛/|\\
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ
     /      ` ─┬─ イ     i i
    /          |      Y  | |











461 :吾輩は名無しである:04/01/01 14:05
新年age

462 :ベンガル:04/01/12 10:53
後藤明生の横光への言及はまあ割りとまともなところだったかね
「機械」について、なんか言ってたが 『小説―いかに読み、いかに書くか』で。
ただ後藤が汲み取ったのは政治への姿勢ではなく作中人物の自閉した袋小路のような論理と
めまぐるしく変わる主人公と他者との関係による中心の喪失であったと思う
後藤の小説がこの側面から影響を受けているのは確かじゃないですか?

463 :吾輩は名無しである:04/01/12 11:18
春は馬車に乗って、ねえ
うちの隣の餓鬼はもっとシュールよ
「散歩が、寺町に行きました」って読んでいたもの

464 :吾輩は名無しである:04/01/18 12:26
めざましの軽部ワロタ 今日機械読んだけどあの軽部がぴったりだよ

465 :吾輩は名無しである:04/01/27 13:38
このスレの下がり具合から横光利一に対する世評の冷淡さが察せられて来て
それがどうにも耐へ難く、もつと評価されてしかるべきであると憤慨しつつ
ageるのはわたくしのセンチメンタリズムに因るものであらうか。

466 :吾輩は名無しである:04/01/27 19:37
いいえ、横光と武田秦淳はもっと読まれるべき評価されるべきです

467 :吾輩は名無しである:04/01/31 01:34
sage

468 :吾輩は名無しである:04/02/07 19:37
『旅愁』上下計200円ゲットage

469 :吾輩は名無しである:04/02/08 13:51
「頭ならびに腹」の書き出しが秀逸だと思う。

「真昼」「特別急行列車」「満員」「全速力」と、
お腹一杯な単語が並び、
「小駅」「石のように黙殺」との鮮やかなコントラスト。

掲載は『文芸時代』創刊号。
まさに新感覚派の登場。

470 :吾輩は名無しである:04/02/08 14:16
>>308>>312
「雪解」は昭和8年、利一35歳になったばかりのときに発表したものに、
新稿を加えて昭和20年12月に単行本として上梓したものですよ。
晩年の云々は、半分正解というところでしょう。

471 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/02/08 16:39
>>465
それでも一時に比べれば、随分横光への関心も高まってきているのでは
ないかと思われる。終戦後の十年間なんか、石の如く黙殺されていたからな。

>>469
同感だ。ただ、冒頭部とそれ以降の落差が激しすぎるのが難だ。

>>470
まあ「雪解」は半分だけ戦後に書かれたものだから、半分正解は
ごもっとも。しかし、違和感は全然ないですね。横光の繊細な感受性が
伝わってくる名品だと思う。

あと僕としては「洋燈」にも感じるものがある。

472 :吾輩は名無しである:04/02/08 16:44
がんばれ文芸文庫。
もっと横光作品出してくれ。


473 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/02/08 16:47
横光利一中後期短編集・・・なんて出してくれないかな?

474 :吾輩は名無しである:04/02/14 13:06
横光利一に関係する人で、「れいこ(漢字は不明)」という人はいますか?

475 :吾輩は名無しである:04/02/14 13:15
何故?

476 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/02/14 14:11
>>474
聞いたことが無いが、長編小説の登場人物の一人にいそうな気も・・・。

河出から出ていた「定本横光利一全集全17巻」が古本屋で5万円で
売りに出ている。まあ、安い方なんだろう。

岩波から先年復刊された「上海」は早くも品切絶版の由。

477 :吾輩は名無しである:04/02/14 14:15
横光作品は岩波からたくさん出してほしい。
文芸文庫は無駄に高いし、高い割には色褪せが早い。
3年ほど前に買った文芸文庫『寝園』なんて藁半紙状態。
5年以上前に買った岩波文庫『日輪・春は馬車に乗って』は、
今でもきれい。なんなのだ。

478 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/02/14 14:21
>>477
「旅愁」は上下刊で3400円の由だが、ぼったくりやんけ。
古本屋で新調文庫を探した方が安い罠。

479 :吾輩は名無しである:04/02/14 15:03
通りすがりですが、
「旅愁」はもっと読んで欲しいです。
私は、高校時代旺文社文庫を高校の図書館から借りて読みました。


480 :474:04/02/14 18:25
いえ、関係があるかは定かではないのですが、
昭和37年発行の講談社版「横光利一集」の巻末に
手書き(青ペン)で Reiko とありましてね。
その横に色々書いてあるのですが、それは草書体、しかも旧字体で読みにくく
只今解読中。なにやら「スズキ屋」云々と書いてあるようです。

481 :吾輩は名無しである:04/02/14 18:35
単に読者が自分の名前書いただけだろ。
むかしの古書ってたまに持ち主の名前書いてあるよね。

482 :吾輩は名無しである:04/02/14 18:40
横光のサイン本、だれか持ってないか?

483 :吾輩は名無しである:04/02/14 22:23
機械よりも時間が好き。

484 :吾輩は名無しである:04/02/17 20:15
amazonの『上海』のページ、
「あわせて買うおすすめ」と
「この本に興味のある人は、これらの商品にも興味があります」にワロタ。

485 :吾輩は名無しである:04/02/21 11:50
『日輪』読了age。
凄すぎる・・・。なんで一般に評価されていないんだ・・・?

「君は日輪の登場の初めから問題の人、毀誉褒貶の嵐に立ち、検討と解剖を八方より
受けつつ、流派を興し、時代を劃し、歴史を成したが、却つてさふいふ人が宿命の誤解
と訛傳とは君もまぬがれず、君の孤影をいよいよ深めて、君の魂の秘密の底に沈めてい
つた。西方と戦つた新しい東方の受難者、東方の傳統の新しい悲劇の先駆者、君はその
やうな宿命を負ひ、天に微笑を浮かべて去つた。君は始終頭を上げて正面に立ち、鋭角
を進んだが、野望も覇図も君が本性ではなく、君は稚純敦厚の性、謹廉温慈の人、生涯
土の落ちぬあらたまであつた。」
                     
                       ―川端康成―

486 :吾輩は名無しである:04/02/21 13:06
>>485
読了スレにも報告お願いします。

487 :一戸 雄:04/02/21 13:59
横光利一は凄い!

488 :吾輩は名無しである:04/02/21 22:48
横光最高だよ

489 :吾輩は名無しである:04/02/23 00:34
>>483
「時間」ってのは良いね。
ひょっとしたら「機械」よりも上かもしれない隠れた名作。

490 :吾輩は名無しである:04/02/23 00:35
横光って何であんな髪型にしてたの?

491 :吾輩は名無しである:04/02/23 00:47
原稿に忙しくて床屋に行けなかったんじゃないかw

492 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:01
横光の髪型も謎だが芥川の写真ポーズも謎だ。

493 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:02
横光と云えば、
保昌正夫先生も去年亡くなられたね・・・
御冥福をお祈りします。

494 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:05
岡本太郎と肩組んでる写真は感動した。

495 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:09
別スレで梶井基次郎の顔が評判になっているが、横光の顔も相当なもんだよ。
2番目の奥さんはあんなに美人なのに!?

496 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:18
川端と将棋指してる写真は感動した。

497 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:32
決して美男子ではないけど、味のある良い顔だと思うけどな、横光。
これぞ文士って感じで。

498 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:40
文が硬い

499 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:41
「文士」の顔であることはまちがいないが、
誰にも似ておらん、なんともいえん顔してるよな。
俺はいいと思うよ。

500 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:43
>>498 そこが横光の魅力じゃないかw

501 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:49
「鳥」とか「武装せる市街」もオススメしとくよ。

502 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:52
「武装せる市街」は黒島伝治。

503 :吾輩は名無しである:04/02/23 01:58
あ、ごめん、ごめん。まちがえたよ。
「無礼な街」だっけ?
逝ってくるよ。

504 :吾輩は名無しである:04/02/23 02:01
「無頼の街」ならつげ忠男だ。関係ないが。

505 :吾輩は名無しである:04/02/23 03:50
俺は、好きだ、利一が。

506 :吾輩は名無しである:04/02/23 17:50
>>497
正確には太郎の方が肩を組んできてる写真だよ

507 :吾輩は名無しである:04/02/23 17:51
>>497じゃなくて>>494の間違い

508 :吾輩は名無しである:04/02/23 20:19
『横光利一事典』ってどうよ?

509 :吾輩は名無しである:04/02/24 00:09
高価

510 :吾輩は名無しである:04/02/24 10:45
「新感覚論」「純粋小説論」って難しいよねぇ。

511 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/02/25 16:08
デニス・キーン氏の「モダニスト横光利一」は読み応えがあるぞ。

512 :吾輩は名無しである:04/02/25 16:54
菅野某の「横光利一」は読むんじゃないぞ。

513 :吾輩は名無しである:04/02/25 17:36
何故?

514 :吾輩は名無しである:04/02/25 23:37
>>510
難しいよね・・・
なにせ自分勝手に用語を規定して書いてるから他の奴にはチンプンカンプン。

515 :吾輩は名無しである:04/02/26 21:23
>>514
小林秀雄みたいなヤシだな


516 :吾輩は名無しである:04/02/26 21:28
小林秀雄よりヒドイでしょ、横光の評論は。
かなりいい事言ってる気がするんだけどとにかくわけわからん。
新感覚論はとくにヒドイやね。
読んだ人いるか?

517 :吾輩は名無しである:04/02/27 10:39
「愛の挨拶・馬車・純粋小説論」(文芸文庫)に収録されてるよね。
でも挫折した。短い分量なのに…

518 :吾輩は名無しである:04/02/29 02:04
「高架線」は?

519 :吾輩は名無しである:04/03/03 22:47
このスレの諸君らは「旅愁」をどう評価してるの?

520 :吾輩は名無しである:04/03/03 23:13
日本が戦争に向かう真っ最中の作品だから、戦後書かれた小説とは、戦争に対する視点がまったく違うのが新鮮に、また貴重に思える。後半は、かなり書きづらそうだし、破綻してるけどね。
俺は、読んだ当時主人公たちと同年代だったから、のほほんと太平楽に暮らしている自分を反省したり。
新潮文庫の、筒井が推薦分書いた時の版だから、もう10年以上まえか。

521 :吾輩は名無しである:04/03/05 01:07
旅愁は難しいっす。

522 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/03/06 15:39
>>519
憤慨したり、感銘したり、様々な感想が脳裏を去来したよ。とても一言で「旅愁」を
語ることはできない。

最初に「旅愁」を読んだのは18だったと思うが、前半部(第一篇・二篇)は印象深かった。
それだけに後半部の混迷が残念だ。

523 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/03/06 15:43
横光の作品で最高傑作といえば「機械」ということになるのだろうが、
個人的には「雪解」や「夜の靴」「洋燈」が好きだ。人間横光利一に
直に接しているような気がする。誠実な人柄が感じられるいい作品だ。

524 :吾輩は名無しである:04/03/06 16:27
なんかの葉が陽の光に輝いて美しい、その形容詞を発明したら歴史に名を残せる
ってのが何かにあったけど
横光の新感覚の志が集約されているとも言える

ところで小林秀雄の「機械」評はひどいな、小説というものがまったくわかってない。

しかし2ちゃんねらは小林以下だな―あたりまえ―改行と句読点の打ち方ぐらい工夫しろよ、馬鹿。

525 :吾輩は名無しである:04/03/08 17:14
( ゚д゚)ポカーン

526 :名無し募集中。。。:04/03/11 01:56
>>499
ヒロミに似てるよね

527 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/03/15 14:41
ようやく「旅愁」の第二編まで読み終えた。第三編の矢代が東京駅に到着し、
両親の出迎えを受ける場面まで読んだ。まだまだ先が長い。

528 :吾輩は名無しである:04/03/20 03:20
富ノ沢麟太郎だけどなんか聞きたいことある?

529 :吾輩は名無しである:04/03/20 10:29
ココハ誰デモ知ッテル横光利一先生ノすれっどデアル。
旧友ノまいなーぽえっと如きガ出ル幕デハナイ。

530 :吾輩は名無しである:04/03/20 14:38
「紋章」で
雁金よか久内の方がわかりやすい感じするのですけど
どうですか?

531 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/03/20 18:48
今まで講談社の「豪華版日本文学全集」収載の「旅愁」を読んでいたが、
とうとう読み終えてしまった。これから新潮か旺文社文庫の「旅愁」を
探すことにする。

ちなみに場面は、矢代が滞在する山小屋に千鶴子と慎三が訪ね、翌日の
昼、山小屋で3人で食事を摂るところで終わっている。続きは読みたい
ような読みたくないような複雑な気持ちだが。


>>530
そう言われれば、そう思われない事もない。横光の長編の中では、一番
面白い。ちなみに久内のモデルが河上徹太郎氏である、とどこかで読んだ
記憶があるが。

532 :吾輩は名無しである:04/03/27 02:09
文学の神様age

533 :吾輩は名無しである:04/03/31 23:15
>>528←このひと、誰?

534 :吾輩は名無しである:04/03/31 23:29
詳しくは知らんが横光と同人誌やってた小説家。早逝した後に横光が
短編集を編んでる…筈。

535 :吾輩は名無しである:04/04/01 00:56
文学全集で読めるの、この人の作品は?
まさか横光の編んだ短編集はもう手に入らんだろうし。

536 :吾輩は名無しである:04/04/01 00:58
横光の全集なら復刊ドットコムで手に入る。

537 :吾輩は名無しである:04/04/04 00:53
『機械』の文体は真似したくなるんすけど……

538 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/05 19:27
先日、ネットで保昌先生の「横光利一見聞録」を入手しました。
確か昨年、東京神田の古本屋で5500円程だったものが、今回
1200円で入手できた。

保昌先生の、横光への思いが伝わってくる著書だったですな。

539 :吾輩は名無しである:04/04/05 20:15
前に神田の古本街で保昌先生の豆本が売られてたよ。

540 :吾輩は名無しである:04/04/05 20:16
確か「ナポレオンと田虫」の中に明暗という
言葉が出てきていたが、漱石の事を意識して
いたのかな。

541 :吾輩は名無しである:04/04/05 20:18
漱石についてはほとんど言及してなかったんじゃない?

542 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/05 20:24
>>539
どんな内容なのか、覚えてますか? 気になります。

>>540
直接の関連はないかもしれませんが、横光は漱石について
書いており、「明暗」についても読んでいたと思われる。
もしかすると念頭にあったのかもしれません。

余談だが、漱石のお札とも、もう直きお別れか。流石に
横光がお札になることはないだろうが。

543 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/05 20:26
>>541
まあ、当時としては、漱石に言及する事自体、憚られる風潮があった、と
どこかで読んだ覚えがある。

544 :吾輩は名無しである:04/04/05 21:30
いわゆる「大衆作家」だったからね、漱石は。

545 :吾輩は名無しである:04/04/06 21:00
500円札を復活して横光に登場していただこう。

546 :吾輩は名無しである:04/04/06 21:48
絶対無理。川端の方がまだ可能性が・・・

547 :吾輩は名無しである:04/04/07 10:48
>>546
自殺者は基本的にお札の顔にならないらしい。
川端と同じノーベル文学賞作家で自殺しそうもない大江が将来お札の顔に
なりそうな悪寒。

548 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/07 12:01
まあ、可能性があるとすると、森鴎外か志賀直哉か、
はたまた島崎藤村か・・・といったところだろう。

余談だが、岩倉具視の500円札、好きだったなぁ・・・。

549 :吾輩は名無しである:04/04/07 20:47
先日NHKニュースで、横光のような髪型をした女の子が登場していた。
横光の娘もたぶんこんな感じなんだろうなと思った。

550 :吾輩は名無しである:04/04/08 17:01
このスレにもちょこっと出てるけどさ、
小林秀雄の「機械」論と後藤明生の「機械」論、どっちを読むべき?

551 :吾輩は名無しである:04/04/10 23:44
それよりデニス・キーンの「横光利一」は?

552 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/12 14:37
>>550
人それぞれだろうが、後藤氏の「機械」論のほうが良かろう。

>>551
非常に興味深い書物だと思います。

数日前、知人を介して昭和30年発行「文芸・横光利一読本」を入手した。
平成2年の「疾走するモダン」なんかとは比べ物にならんほど面白かった。
こうなると、昭和23年の文芸各誌の「横光利一追悼号」も是非見たくなって
きましたな。

「横光利一読本」収載の「名月」を読んだが、題材的には芥川的だろう。
横光としては異色の作ではなかろうか。

553 :吾輩は名無しである:04/04/12 18:37
小林某なんかダメだよ。俺は奴を認めていない。

554 :吾輩は名無しである:04/04/12 18:38
小林某じゃダメなんだよ。

555 :吾輩は名無しである:04/04/12 20:23
小林のいう「裸眼」の意味がよくわからん。

556 :吾輩は名無しである:04/04/13 20:46
そういうひとなんだよ、小林は。

557 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/15 12:53
>>528
「横光利一読本」収載の井伏鱒二氏の随筆ではじめて知ったのだが、
君の死後、横光は君の母親に生活費を支給し続けていたそうじゃないか。
君の母親は横光利一のことを「神様のような人だ」と言っていたそうだ。

僕は今、横光利一の愛読者でいて本当に良かった、と思っている。

558 :吾輩は名無しである:04/04/15 14:52
横光利一は文学だけでなく、日常社会においても神様であった。

559 :吾輩は名無しである:04/04/15 15:13
大火傷したんだってね。作家は不注意な人が多いな。

560 :吾輩は名無しである:04/04/15 23:33
横光と川端は顔に鋭さがあるな

561 :吾輩は名無しである:04/04/16 19:00
講談社文芸文庫で前に「紋章」が刊行されて
いたのに、なぜ、今出ていないのか。絶版に
しないと聞いたことがある。

562 :吾輩は名無しである:04/04/16 19:02
3年前のスレだな。

563 :吾輩は名無しである:04/04/16 20:25
一瞬、横山光輝と誤読した。

合掌。

564 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/04/19 12:47
>>561
「寝園」も絶版らしい。出版社に言わせれば、「絶版」ではなく
一時的な「在庫切れ」ということか。

数日前ネットで注文していた「旅愁」(昭和33年初版・新潮社)を入手した。
立派な造りに感心したが、テキストが戦後版に拠ることと、編者による勝手な
字句の改竄があるのは残念。

565 :吾輩は名無しである:04/04/24 10:37
不死鳥横光利一

566 :吾輩は名無しである:04/04/24 10:53
今、坂口安吾の「墜落論」を読んでいるのですが、横山利一の名前が
出てきます。何か読んでみたいのですが、お勧めはありますか?

567 :吾輩は名無しである:04/04/24 11:06
横山なら「鉄人28号」、利一なら新潮文庫「機械・春は馬車に乗って」がおすすめだ

568 :吾輩は名無しである:04/04/24 11:11
横山大観ならこちらへ→美術鑑賞板http://academy2.2ch.net/gallery/

横光利一ならこちらへ→横光利一文学界ホームページhttp://www1.speednet.ne.jp/~matsuryo/

569 :吾輩は名無しである:04/04/24 11:43
墜落論じゃなくて堕落論じゃないの?

570 :吾輩は名無しである:04/04/24 12:26
きっと「墜落論」なる作品には、横山利一とやらが出てくるんだよ。
横山の話題はスレ違い。該当スレは見当たらないので新しく立ててね。

571 :吾輩は名無しである:04/04/27 19:54
結局新感覚派って何なんですか
どの辺が偉いんですか?

572 :吾輩は名無しである:04/05/04 20:20
あまり言及されないけど、敗戦直後に書かれた作品もいいね。

573 :羊が丘 ◆KYn3QoJvRY :04/05/07 16:20
>>572
直後と言うと、「雪解」の後半部か、「夜の靴」のことか?
いずれも瑞々しい、良い作品だ。

>>564
自己レスだが、昭和33年新潮社版「旅愁」各巻530円は、現在
ではおよそ3500円に相当するのだそうだ。知人の見解ではね。

574 :吾輩は名無しである:04/05/09 12:54
小森陽一の『構造としての語り』の第五章に取り上げられてたね。
「表記されたもの(シニフィアン)と意味されるもの(シニフィエ)が同一で
ある筈がない。私はその差異を明らかにしようと試みた」
カコイイ。あの時代にこれ程まで方法論に意識的だった作家ってミッちゃん
だけでない?

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