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石川淳

1 :匿名希望さん:2001/01/31(水) 03:03
初期の「普賢」から晩年の「狂風記」に至るまで、
和漢洋のすさまじい文学知識の上に成り立つ神業の名文&ぶっ飛んだ
文学的情景!
こんなカッコイイ作家について語らない法があろうか。
いまこそかたろう、いしかわじゅん。

2 :吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 03:10
http://www2.justnet.ne.jp/~j-i/
公式サイト。
澁澤龍彦のエッセイにしょっちゅう名前出てくるね。
三島由紀夫が死んだ後追悼会みたいなので出会って
「僕はこういう会は好きじゃないんだが、三島君が好きだったんで」
という石川に「そんなこと分かってますよ、と私は思った」とかなんとか
って感じの文章になぜか涙が。

3 :ixion:2001/01/31(水) 03:35
公式サイトって、公式サイトってそれ…

「しかし、いったいこんなふうの文句をどれほど書きつづけて
行ったならば、私は小説がはじまるところまで到達することが
できるのか」(マルスの歌)

「虚構について」だっけな?やたらと虚構のエネルギイについて
語っていて、おお、さすが芯が強ぇ、と思った。よく覚えてない
けど^^; 『狂風記』は最高です。素晴らしい。

でも公式サイトってそれ…。

4 :吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 03:57
ぶわははは>2

5 :吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 12:58
「狂風記」が出版された時、石川淳って八十歳越えてたんだよねえ・・・
あの歳であんな凄いテンションの小説を書けたのはすげえとしか言いようがない。
「敗荷落日」だっけ? 晩年の永井荷風を徹底的に批判したエッセイが
印象的だったけど、やっぱ自分には「歳を取ってもボケたりしない」っていう
自信があったんだろうな。

6 :吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 01:01
あげ

7 :吾輩は名無しである:2001/02/02(金) 01:26

とりあえず、『天馬賦』

8 :吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 01:34
あげ

9 :吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 02:15
敗荷落日ってさすが酒乱の鏡だねぇ。
向かわなくても無敵でした。

10 :吾輩は名無しである:2001/02/07(水) 23:13
安部公房のお師匠さん

11 :吾輩は名無しである:2001/02/08(木) 02:37
『おとしばなし集』(集英社文庫)
は手に入らないですか?

12 :吾輩は名無しである:2001/02/11(日) 01:47
http://www.horagai.com/www/jun/

13 :ixion:2001/02/11(日) 01:59
『六道遊行』は面白いのになぁ…。

「生活の窮地とかけて、なんと解く。」
「はてね。」
「これを宇宙の空虚と解きやす。」
「その心は。」
「されば、力のはたらく場所さ。」
(おとしばなし 「和唐内」)

開高健『人とこの世界』(中公文庫)で、石川淳は「手の声を聞いて
いる作家」と評されているが、その手が無骨なのか優雅なのか
判じられないところが、この作家の魅力だろう。
しかし、酔ったらすぐに隣のねぇちゃんを口説きにかかり、男には
「この低脳野郎」「バカヤロウ」とやにわに怒鳴りつける、この人
は魅力的だ…。

14 ::2001/02/11(日) 13:14
とりあえず海山幸子萌え

15 :吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 00:35
安部スレで思い出した。

ついでに、酒場で一方的に長広舌で捲し立てて、
相手が気色ばんできた頃合いを見計らってその場を切り上げる、
といった、口喧嘩の名人芸も思い出した。

久しぶりに、age


16 :吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 00:42
喧嘩じゃないんだ、本質的に。ちゃんと了解、
誤解を謝して切り上げる。素面の時はそうだった。

17 :プーの友人。:2001/02/28(水) 08:48
「普賢」読んでて、あ、町田康だ、と思ったんですが、
この印象はどうでしょう?

18 :我輩は名無しである:2001/03/01(木) 21:32
この人の「アルプスの少女」は、内容がブットンデます。
クララやペーターと言う、有名キャラを使って戦争モノを描くなんてね。
でもこの作品って、スタジオジブリでアニメ化したら人気作品になる気がします。


19 :目のつけ所が名無しさん:2001/03/01(木) 21:34
国語の教科書に載ってたやつ

20 :迷子の名無しさん:2001/03/01(木) 21:36
教科書に載ってましたか?

21 :吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 23:18
愛に深浅はあるにしても、雑文を書く人間をつねに
支えているものは、この文学への愛、あるいは可憐
にもいまだ至りえぬ文学世界への思慕なのであらう。

この人は何を言ってもキマる。壁の前文もよかったな。

22 :いるす:2001/03/02(金) 02:59
普賢にはいってる佳人をちょうど今、読み終えた。
短かったけど凄く面白かった。
敗北感にまとわりつかれ疎外感を感じていて無気力な、
気ちがいじみていることを呆れ半分に軽く自認しているような
ひとのとる妙な言動を、隙のない流れるような文章でいきいきとかいてる。
主人公も追い詰められた感じだし、
佳人を読んだ限りでは、確かに、町田康と似てるところが少しはあるかもしれないとも思う。
佳人のいちばん初めの会話文へのはいりかたなんかも似てるかな。
でも、佳人のほうが良くできてるような気もするな・・ どっちも面白いとは思うけど。
あと、初めはドストぽいかなとも思ったけど
ドストのような完璧に構築されたような
印象はあまりなくて行き当たりばったりな感じがした。
他のは読んだことないのだけど、おすすめの作品は何でしょう?


23 :吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 03:16
それはもちろん『紫苑物語』

24 :おーい!>「猫」さん:2001/03/02(金) 19:04
3行で書くスレで会ったよね? ごめんなあれはとんだ間違い
別人とバトル中にて行き違い  キミはただ巻き込まれただけなのさ
どうかこれ見てておくれよ許してな  ごめん〜〜!m(_ _)mスマソ

25 :吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 19:09
これだけレスがあって、誰も漫画家の「いしかわじゅん」と
かけてないところが流石は文学板。賞賛age。

26 :吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 19:21
>25さん
>>2-3を見てください。

27 :25:2001/03/02(金) 19:31
はっ…!!アドレスまでは気付かなかった…!!


28 :名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/03/02(金) 22:39
至福千年も忘れないでよ。

29 :吾輩は名無しである:2001/03/03(土) 06:59
修羅もいいね

30 :吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 00:28
何大学?

31 :吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 02:17
>>17
町田康はインタビューで若い頃石川淳をよく読んでた、って事を言ってましたよ。

この人はとにかく文体がカッコいい。痺れる。町田はフォロワーでしょう、
良くも悪くも。

32 :いるす:2001/03/04(日) 05:04
結構、在庫がないのが多いみたい。
見つけた時にでも買っておこう。
>>23紫苑物語は、なかでも評価が高い
ようですね。次はこれにするかもしれません。
>>28>>29 至福千年とか修羅もいつか
読もうと思います。

>>12 のサイトを少し眺めてみたけれど、
作家に関するデータ以外の内容は、イン
チキの割合が高い。


33 :吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 22:36
>>32
在庫が少なくなっていますが、講談社文芸文庫の「紫苑物語」には、
表題作の他、「修羅」と「八幡縁起」が収録されていてお得です。
ただ、この人の作品はできれば旧字旧カナで読みたいところですね。

34 :ixion:2001/03/04(日) 23:25
あるきながら枇杷を一つ食つて吐き出すと、たねは道の泥の中に消えた。
雨あがりの道にところどころぬかるみがある。東吉はゴム靴をはいた
小さい足でそこをぴちやぴちや踏みわたつた。また枇杷を食ふ。また
たねを吐く。たねは三つ四つ五つと地にふつ飛んで、つよい日光の
下に、見るそばから芽が出て、花が咲き、實がなつて、たちまち果樹園
がひらけたやうであつた。(石川淳『天門』)

石川淳の書き出しの文のリズムは、素晴らしい。ここも平明な描写であり
ながら、中短長と文の息遣いを使い分け、また読み手を描写の先を追わせる
ように幻想へと引きずって行く。巧い。
「焼け跡のイエス」の長回し的な書き出し、「マルスの歌」の戸惑いながら
の書き出し、この人は初期から後期まで書き出しがすべて良い。

35 :吾輩は名無しである:2001/03/04(日) 23:56
書き出しだけかい!

36 :ixion:2001/03/05(月) 00:02
それだけなわきゃないじゃんか^^;

でもさ、書き出しって、気合入れすぎても入れなくても駄目。
そこの均衡が巧く取れるかどうか、すごく難しいところだと思う。
だから、いい書き出しの作家ってのは結構信用できる(例外あり)。

37 :吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 00:04
このスレの影響で「狂風記」読んだけど、別にあんまり・・・
新仮名だったからかもしれんけど。下巻は読まずに返した。

38 :>37:2001/03/05(月) 00:12
じゃあ、『紫苑物語』は?一応、代表作だけど。
あと、全集5巻収載の「前身」なんて戯作者の本領が如何無く発揮されてると思うけど。

39 :吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 00:14
たしかに書き出しは大事。そして石川淳の書き出しは一気に作品の世界に引き込む。
自分は狂風紀という言葉のセンスに惹かれ最初の読点までを読んだのが石川淳との出会い。

なんという木か、途方もなく大きい木が一本、もろに横倒しに、地ひびきうって……
その木はだいぶまえから日でりにも風雨にもそこに野ざらしになっているようだか
ら、たったいま落ちかかったわけではないが、それでもくろぐろとした幹はうなり
を発するまでにすさまじく、あおむけにのけぞって、大枝も小枝もなく、葉の一つ
すらなく、手足をぶったぎられた巨人の胴体が泥まみれに、ほとんど血まみれに、
投げ出されたというけはいであった。

狂風紀…、これが80歳のテンションかよという>>5におごそかに同意。
とりわけさち子のテンション。

40 :吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 02:15
>>37
>下巻は読まずに返した。
おいおい・・・・・・下巻の展開は凄いよ。
ピンと来なくても、一応最後まで読み通すことを勧めたいな。人肉食&スカトロ
鬼畜の安樹爺さん(だっけ?自信ない)萌え。

41 :いるす:2001/03/05(月) 02:46
書き出しは、私も印象に残りました。
印象に残るだけでなくて、読みやすくて
心地よい。
それはもちろん書き出しに限ったことで
はないけれど。

>>39
テンションっていうのはどういうこと?
緊張感といった感じの意味にとるのであ
れば、概ね賛成。
発狂気味というような意味にとる場合に
は、

1.作家のテンションが高いことがよい。
2.テンションが高いという設定の人間が
 出てくることがよい。
3.テンションが高いという設定の人間が
 出てきて、その描写が巧いことがよい。

上記の、3.の意味を第一にとるのなら賛
成しますが、それ以外を作品の質や評価
の根拠にすることは、なるべくなら避け
たいな。 1.と3.を組み合わせたような
ものなら心情的にはなんとなくわかるけ
ど。
石川淳の作品を読んでるときも読み終わ
った後も、別に、後者の意味でのテンショ
ンがどうとかは殆ど関係ないことだと思っ
てた。
でも、これを書いてる途中で「おごそか」
にって見つけたのでわかっててあえて書
いてるのだとも思った。

42 :顔の無い七誌:2001/03/05(月) 18:07
「鷹」が面白かった。

43 :吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 23:28
脈絡がないので箇条書き。
1)大江健三郎も高校のとき石川淳に倒錯していた。
2)ブックオフで石川淳集(全集ではない)が100円だった。
3)「アルプスの少女」はなにに収録されているのでしょうか?

44 :吾輩は名無しである:2001/03/05(月) 23:43
>43
「おとしばなし集」集英社文庫収録

45 :吾輩は名無しである:2001/03/09(金) 16:32
あげてみよう

>>43
石川淳に「倒錯」て。

46 :吾輩は名無しである :2001/03/09(金) 20:50
外人でいうとランボーなんでしょうか

47 :吾輩は名無しである:2001/03/10(土) 23:04
ぶっこわれ
ぶっつぶしage。

石川淳にタブー無し。

48 :AGE:2001/03/11(日) 02:40
好きな作家なのでAGE

49 :吾輩は名無しである:2001/03/19(月) 01:28
初めて日本にジャン・ジュネを紹介したお人だ
一貫してとんがってる方だねー

50 :山形浩生:2001/03/19(月) 01:34
石川淳、すごいっす。「至福千年」でもうどんどんわけわかんなくなってみんな
「ふっふっふ、しょせんおまえもその程度の小物よのう」と一喝されて消えてい
って、しかもなんか収拾がついて終わってしまうところとか。

でも「天門」はどうしようか、という感じだったし、未完の遺作「蛇の歌」は、かなり
つまんない始まり方で、あそこまででとぎれてくれて正直いってほっとした感じ。


51 :ixion:2001/03/19(月) 04:03
『天門』とかはきざったらしいジジイぶりが出てて結構好き。
ただ、通俗とは一線を劃しているように見えて実は感傷てんこもり。
(以下内容に触れるので、読んでない人は自分で読んだほうが
ずっと楽しい。たまらない程のむず痒さを味わえます)

最初にばあさんが首括って死ぬ。それで「宙ぶらりん」になって父
とも知れぬ父やメカケと共に育ったディケンズばりのエセ孤児の東吉
が、まずこんなことを言う:
「俺は半端な人間だ。うまれたときからかうなんだ。おれの半分は
今ここにゐる。あとの半分はどこにゐるか。いつどこで、そいつに
めぐり逢へるか。まつたく見當がつかない。おれが生きてゐるのは、
そいつをさがすために旅をしてゐるやうなものだよ」
 ちょっと冷める。んで、途中はまあ面白いところもあり、硯友社
チックなところもありなんだけど、最後がまた冷める。
まあ、なんつうか色恋沙汰あるわけですよ。で、「今、女のはだか
はいのちに燃えてゐる。」と。して「あへぎの火花が散っ」て「燃え
さかる男女のはだかは折りかさなつてベッドに崩れた」わけです。
でも別れは来る。そりゃ来なきゃダメです。で、この台詞:

「行きたまへ。きみの欲するところに。きみがどこへ行つても、
きみのたましひはおれの手につかんでゐる。」

 金色夜叉でもあるまいし。プラトンは昨今流行らんし。さらに:

「さらば、きみの幸福を祈る。」
「せめてあなたが不幸でないやうに。」

なんて会話された日にゃ、あーたぶんここは『愛をください』ばり
に「こうふく」なんて読むんだろうな。で、旅に出るぞ出るぞ、
ああやっぱり旅だよ。どうしてやろうこの会話:

「きつとかへつて来ると、誓つてくださるわね。」
「しばらくのわかれだ。月日の立つのは早い。」

しかもこのあと「二人はコニャックのグラスをあはせた」だよオイ。
たまらないねェ、カサブランカを超えたね。そして結び:

「海のかなたにいつも月夜の都市があり田園がある。たれもおれを
知らない。こつちも向うを知らない。そこがおれの逃遁(のがれ)
の邑(まち)だ。おれは突然この世に生まれたにひとしい。」
出発の時刻がせまつた。船はくろぐろと月に照つた。

やはりこうでなければいけません。ここまでキチリと決めてくれれば、
こちらにはまったく文句のつけようがない。いいねぇ、「劇了」とか
ババーンと出るんだろうねぇ。どうですこの決めの良さは。


52 :ixion:2001/03/19(月) 04:03
ただ、さすが石川淳と思わせる文の刃切れのよさはそこかしこに見ら
れる。前述の冒頭もそうだし、この部分もいい。
「おれはきみのたましひの奥まで逃げこんだよ。ほんの何秒といふ
みじかい時間だが、おれはそこで夢を見た。園の中に高い木があつた。
枝ぶりがいい。首をくくるのにあつらへむきだ。枝に紐を引つかけて
ぶらさがる。紐は綿のようでのどに食ひこまない。足がなかなか地から
離れない。宙ぶらりんになつてふらつく。世界が茫漠としてものすごく
いいきもちだ。そのうちにばつたり落ちたところが君のおなかの上だ。」
なんつーか、前衛万歳なとんがった受け取られ方ばかりされるのも
この爺さんは嫌がりそうな気がする。
やっぱカサブランカや失楽園は超えなきゃね^^;

53 :名無しさん@XEmacs:2001/03/20(火) 22:28
下がってるのでage

『至福千年』がいいなー。

54 :名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/03/21(水) 22:54
「荒魂」のエンディングが好き

55 :クイズ:2001/03/21(水) 23:19
手の先が鮮やかに水を切った。

56 :ixion:2001/03/21(水) 23:24
「鷹」かなぁ、と思って読んだら、やっぱりそうだった。
あの作品の「水」の使い方は絶妙だよね>55さん

57 :吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 23:36
「へそ」とは何か?

58 :クイズ:2001/03/21(水) 23:49
>56さん
同意!あの小説大好き。国助萌えー。

59 :吾輩は名無しである:2001/03/22(木) 02:40
石川淳、とてもいいよね。町田康も好き。
助詞を抜いて綴られる文章が、
最初のウチは読みにくいのだけれど
はまると逆にリズムに乗ってやめられなって
次第に情景が浮かぶようになるよね。
人となりもダンディズムそのもの。
町田康の文章は明らかに影響を受けてるな。
手を洗ってから読む数少ない作家。

60 :吾輩は名無しである:2001/03/22(木) 03:54
>>59
>手を洗ってから読む数少ない作家。
言い得て妙ですな。正にそんな感じ。

61 :吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 13:50
「普賢」の英訳本があるらしいけど、あれってどんな内容なのかなー
あの文章を訳すのって相当難しそうだけど・・・・・・

62 :吾輩は名無しである:2001/04/09(月) 23:08
鷹も荒魂もその他も絶版だよー
講談社文芸文庫さんがんばってよー。

63 :おまへの敵はおまへだ:2001/05/08(火) 02:25
エッセイもいいんだよな
「歌仙」は読んでてずっとニヤニヤ笑いがとまんなかった


一ヶ月ぶりに あげ

64 :匿名希望:2001/05/08(火) 19:56
若い頃よりも、年をとってからの(狂風記以降)暴走ぶりが
すごかったな。映画監督でいえばブニュエルやフェリーニ
みたいな感じ。
が、好き嫌いでいえばまだわりと神経質な中期が好き。

65 :名無し組:2001/05/08(火) 21:06
あの口調は江戸っ子のそれだと思うが。
このリズムがなんとも。

66 :吾輩は名無しである:2001/05/19(土) 19:30
荒魂、ずいぶん昔に読んだがなんだか文章も構成も散漫な感じでツマランかったよ。拳銃のことガン、って今ごろお前それ駄目だろって感じ。
未読の狂風記とか六道遊行には期待してるんだけど、あんなのだったら確かに読む気は失せる。
けなし、でスマソ。おわびage


67 :匿名希望さん:2001/05/26(土) 00:14
>>66
>拳銃のことガン
それがいいんじゃんかアホー。あと「カー」とかね。
石川淳は仏語学校出てジッドとかの翻訳本も出してる人だし、そういうのは完全に
意識してやってる筈だと思うよ。まあ波長が合わんのだったら仕方ないけどね。

68 :名無し組:2001/05/26(土) 00:21
なんか腹立つな。
あのリズムは地域由縁だと思うぞ。

69 :吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 00:37
>なんか腹立つな。

そりゃ済まなかったな。好きな作家けなされるとそうだにょね。ごめん。
でも狂風記とか六道遊行は読むよ。
短編も講談社文芸文庫から結構でてるよね? 

70 :吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 00:44
若い作家よりずっと前衛的だったってところが、もう、頭が下がる。

71 :いるす:2001/05/26(土) 01:47
「山桜」いいね。
おもしろいし、しんみりするよ

72 :匿名希望さん:2001/05/26(土) 09:08
「山桜」、あまりに文章が好きだったんで昔一篇まるまる
パソコンに打って書き移した事がある。だからどうなるんだ、って言われたら
アレだけど、そのせいで文章の細部までよく覚えてるな。
「しかしわたしにとってこれは意外の京子ではないのだ。」

73 :吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 04:20
先日、古書店で「紫苑物語」の新潮文庫版を発見し、購入しました。
うれしいです。

74 :吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 05:02
うへー、73番さん、懐かしい。すげー密度の濃い名文ですよね。

75 :吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 05:34
太宰治、坂口安吾と来たのだから、
この際、石川淳も全集・文庫化して欲しいな>筑摩書房サマ!!

76 :吾輩は名無しである:2001/06/01(金) 01:57
「夷斎筆談」はいまだによく読めていないけれども、
すごい散文だ。

77 :吾輩は名無しである:2001/06/02(土) 20:44
全集、出てなかったっけ?
ちくまから。

78 :吾輩は名無しである:2001/06/09(土) 01:31
あげてみる

79 :吾輩は名無しである:2001/06/10(日) 03:49
全集出てるよ。
とても高いけど……(全集としては普通の値段とはいえ)

80 :名盤さん:2001/06/10(日) 09:13
「六道遊行」を昨日読み終えたぞ。
うーん・・・・・・さすがにちょっと構成に難があるというか、
後半で話の収拾がつかなくなってうやむやに終らせた感は否めないと思ったな。
でも面白いことは面白い。大造の腹が裂けて果てる場面とか。八十何歳にして
作品にタイムスリップの手法を取り入れるってのもすごいし。

81 :吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 00:44
普賢を読んだぞ。
・・・それだけだ。

82 :吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 01:57
age

83 :吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 03:07
アナトール・フランスとの関係などは、どう捉えられるのだろうか。

84 :吾輩は名無しである:2001/06/24(日) 21:18
こいつより凄い文体は日本人では他に誰?

85 :吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 05:11
中上健次、古井由吉、森鴎外、泉鏡花、森茉莉、樋口一葉、かな?

86 :吾輩は名無しである:2001/06/25(月) 09:13
文体がすごい、といわれてうれしいかね。
また文体をすごいと形容する人にほめられてうれしいかね。

87 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 18:28
石川達三との関係は?

88 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 23:50
>>86
んじゃーあんたが格調高い名文で評価してみてくれよ

89 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 00:13
安吾のエッセイにしばしば登場。
坂口三千代の「くらくら日記」にも頻繁に登場する。

90 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 00:14
冒険家の石川直樹はこの人の孫だよ。(本当)

91 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 00:49
>>90
マジッ!?
って言っても、そんなにその人のことも登山のこともよく知らないのだが、
最年少七大陸制覇した早稲田の学生だよね。

92 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 00:53
>>90
初耳〜って、やじうましてどうすんだ。

93 :90:2001/06/27(水) 00:56
マジです。
こうなるとお父さんが何者なのか気になる今日この頃です。

94 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 05:38
この人の追悼文は泣かすなぁ。>お孫さん

95 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 15:43
稲垣足穂の「弥勒」に出て来る「I」氏はこの人ですよね?
(イニシャルが「K・I」だけど)

96 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:04
孫のサイン会行き忘れたあげ

97 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:11
「修羅」いいっす。
生きるために錯綜し合う登場人物達。
くそ菩薩アゲ。
しかし、どうも蜷川って一休さんの「しんえもんさん」のイメージが
未だに抜けきらんのですが。

98 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 02:34
あげわすれ

99 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 05:22
「修羅」、まさに神品としか言い様のない傑作だよね。
一休さんの「しんえもんさん」のことは忘れてて良かった……

100 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 07:03
焼け跡のイエスってどうですか?

101 :ixion:2001/07/18(水) 11:32
「焼け跡のイエス」は、まず冒頭の市場の描写が、映画での長回し
のような効果を出していて良い。石川淳はこういう長回し的描写
でどんどん読み手を引っ張っていくのが巧い作家だが、この作品
では特にその巧さが見て取れる。
また、前半では五感に関する言葉が顕著なのに対して、「わたし」
の意識の流れを追う後半では抽象的な(かつ滑稽な)思考に焦点
を合わせている点や、ふと挟まれる作者の顔が見える大風呂敷など
は、石川淳の作風をよく示していると言えよう。

「けだし、人がなにかを恐れるということをけろりと忘れはてて
からもうずいぶん久しい。日付のうえではつい最近の昭和十六年
ごろからかぞえてみただけでも、その歴史的意味ではたっぷり
五千年にはなる」
「新規発明の人間世界は今日ただいま当地の名産と観ぜられた」

この真面目ぶった冗談(本気か?)が、また魅力のひとつだな。

102 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 20:17
age

103 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 20:45
哲学的なセンスはなかったね。

104 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 21:04
儒家の出だから仕方ないさ。

105 :吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 00:58
sarashiage

106 :質問:2001/07/26(木) 00:28
石川淳といしかわじゅんは同一人物なのでしょうか?
私の持っている「吉祥寺気分」はいしかわじゅんって書いてあるんですが・・・。

107 :ななし:2001/07/26(木) 01:41
あげーっ!

108 :吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 22:23
age

109 :吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 23:04
ひらがないしかわじゅんまんがよばなししゅつえんちゅううう

110 :奈々氏:2001/08/09(木) 23:21
>>106
ネタ?

111 :吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 23:54
でしょ?

112 :吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 00:04
>>43
石川淳選集が1冊100円か。岩波の新書サイズのやつね。
いいなぁ、ブックオフ。おれもたまぁーに行くけど、そんな掘り出し物はない。

113 :石川梨華は孫ちゃう?:2001/08/11(土) 00:11
『至福千年』の書き出し。
「まず、水。」
これに引っ張られて長篇を最後まで読めたね。

ただこの人、ダダのオートマチズムの手法で書いてたらしいから、構成がたるいんだよね。
基本的に短編の人だな。
それに長篇だと、あのあざとい文体が鼻についてきて、放りだしたくなるが、短編なら煮詰めるからそれもない。

114 :吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 04:35
石川淳の人物あるいは作品を解説してる人の文章って、石川淳の
下手くそな真似になっちゃってることが多いよね。
それがおかしい。
たしかに真似したくなる名調子だけど、普通の人は真似しちゃい
かんよね。

115 :吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 06:34
じゃあ、石川淳の名調子の文体は誰の影響だと思う?

116 :吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 20:57
石川直樹いいね

117 :吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 21:09
>>113
あんたの言い分にほとんど同意。

「まず、酒」
だけど、吟醸だけで肴のない居酒屋。
文体に酔うだけじゃなぁ。

118 :吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 22:15
真面目な作品から暴走気味の作品まで変化があって好き
似たような焼き直し作品を書き散らす奴ら、見習え

119 :吾輩は名無しである:01/09/05 00:31 ID:.QA006FA
石川淳よりみうらじゅん

120 :吾輩は名無しである:01/09/05 00:37 ID:VfCordSY
>じゃあ、石川淳の名調子の文体は誰の影響だと思う?
あれぁやっぱり自分で開発したのじゃない?
浄瑠璃や西鶴っぽい饒舌っていっても、石川は関西ではないし。
平安女流でもない。あきらかに。

121 :吾輩は名無しである:01/09/26 23:58
「焼け跡のイエス」「処女懐胎」が好き

あと、この人の作家を主題にした追悼文もかなりよいなぁ・・・
「判りきつたことをいふが」「安吾のいる風景」、「敗荷落日」…泣けた。

122 :芥川ファン:01/10/15 00:39
あげます

123 :吾輩は名無しである:01/10/15 01:00
名調子か。『江戸文学掌記』はちと骨が折れるが、
『諸國畸人傅』とくに冒頭「小林如泥」はまさに絶妙の
リズムを感じる。あのスタイルで評伝やれば、誰でも石川の
モノ真似と言われざるを得ないだろうな。

124 :吾輩は名無しである:01/10/16 04:04
またあげ。

125 :吾輩は名無しである:01/10/16 10:55
>>121
「太宰治昇天」でも「わらうべし、行きづまったのは評論家のほうである」
みたいなこといってたよね。あれ読んでちょっと感動したよ。

126 :吾輩は名無しである:01/10/16 15:32
>>120
平安鎌倉とかの古典の文章の流れに現代の言葉を載せたような気がする
だから石川淳氏の現代語訳は素晴らしい

127 :吾輩は名無しである:01/10/16 21:12
>>123
「小林如泥」は最後の方もすごいよね。夕日を眺めるくだり。
あれは下手に真似するとえらいことになるだろうなあ。

128 :吾輩は名無しである:01/10/17 00:19
書き散らした自分の雑文に、あきらかに夷齋せんせいを
猿真似した文章を発見して、ぎゃーと叫んだことがある。

129 :吾輩は名無しである:01/10/18 00:35
>>120
>平安女流でもない。あきらかに。

そうはっきり言える根拠はどこにあるんでしょうか?

> 春はあけぼの・・・

> まず水。
> 一箇の老人が死んだ。
> 第一に、何も書きたくない。
> 壁というものがある。

 これらおそろしく歯切れの良い(ほとんど破壊的と言ってもよい)
文章の出だしというのは一体どこから出てくるんでしょうか?
 夷齋せんせいは年少の頃から漢学者だったお祖父さんから「論語」
の素読を受けていたというのをどこかで読みましたが、こうした古典
の文章を「舌で覚える」という経験を積んできた結果、自然に美しい
日本語のリズムを産み出すことができた、という理屈もあながち嘘と
は思えないのですが

130 :入口でもたもたしとりやす。:01/10/21 15:24
わちき小説だめなんすけど、あの漢文くづしの文体で江戸時代の文人なんか縦横に語られると
ほとんど卑屈になるほどありがてぇ気ぃになりやす、へい。マゾ状態ちうですかぃ、なんすか。
そんなこんなで尊敬しはじめましたでげす。へい。思想的な立場なんざぁ関係ねぇですな。

ところで夷齋ものちぅと「夷齋なんたら」ちぅもの以外に何を指すんですかぃ?
このド素人ビジナァによろしくおすえておくんなまし。

131 :吾輩は名無しである:01/10/22 07:21
>>129
そうでしょうね。粗い譬えで恐縮ですが文体に関しては、
居住まいの正しさは論語、韜晦ぶりは老荘、ケレン味は洒落本・黄表紙・講談、
黴臭さを感じさせないのは仏蘭西文学…の修養から生まれたと言えるのかな。
惹句も抜群ですよね。佐藤亜土版画集の画賛、「凱旋門には氣をつけろ」の
ノアールな雰囲気も夷齋石川淳ならではと感じ入りました。

>>130
夷齋モノという言い回しは初耳ですが、安藤次男や丸谷才一らと巻いている
歌仙もそう呼ばれるんですかね。

132 :吾輩は名無しである:01/10/22 09:30
 題名に「夷齋」って単語が入っている作品って
次に挙げるものぐらい?

「夷齋筆談」、「夷齋俚言」、「夷齋清言」、「夷齋饒舌」、
「夷齋遊戯」、「夷齋小識」、「夷齋虚実」、「夷齋座談」、
「夷齋風雅」

 …えっと、まだ他にもあった?
“夷齋もの”というのは「夷齋」という筆名で書いた雑文集という
意味かな? それとも「石川淳」の「随筆集」ということ?

133 :吾輩は名無しである:01/10/28 23:09
何それ?
文庫では無い作品なの?

134 :吾輩は名無しである:01/10/30 12:15
「石川淳」の「随筆集」ということです。
できたら、江戸時代のことなんか書いたもので、
「夷齋なんとか」とかついてないもの。
「江戸留学」の実態について知りたい。

135 :今頃:01/10/30 15:56
>>90
マジ?!!

136 ::01/10/30 23:54
>>133
ちくま文庫に入っているのは「夷齋俚言・夷齋筆談」でしたっけ?

>>134
昔、講談社文芸文庫から「江戸文学掌記」というエッセイ集が出てた
ようだけど、今は品切れ

137 : :01/11/01 22:22
古本屋で筑摩書房から出ていた石川淳全集がセットで12万。ううむ。
筑摩さんよ、頼むから文庫全集出してくれ!

138 :アンデルセン:01/11/02 21:23
河出から出てる(た)「文豪ナンセンス小説選」って文庫本を
ブックオフで百円で買ったんですよ。

編者が石川淳のファンらしく、全集未収録の「知られざる季節」っていう最初期の
短編が入ってて、スッゲー得した気分になりました。やったー。他にも牧野信一の
「ゼーロン」とか入ってて、面白かった。

特に初期のこの、息の長い密度の濃ゆい文体って、たまらないなあ。パクろうにも
パクりようがない。

139 :アンデルセン:01/11/02 21:40
「普賢」、こないだ三回目に通して読み返したんだよなー。
メチャメチャ好きです。最高。

140 :吾輩は名無しである:01/11/02 23:16
>>138 俺もその本持ってる。図書館の放出本で貰った。他のは割とベタなが多い
けど、石川淳だけ単行本未収録作品なんだよね。

141 :アンデルセン:01/11/02 23:58
というか本当言うとこのスレ立てたのって僕なんだよね。あれから早一年近くが
経つのか…… 文学板の時間は緩やかに流れているなあ。

142 :アンデルセン:01/11/03 00:02
>>140
解説があからさまに石川ファン丸出しで、内田百閧ノ
ついての淳の評論(未収録)を引用したりもしてるんだよね。
こういうのを百円で拾うと、人生が嬉しくなります。

143 :たまい:01/11/04 13:00
山形浩生がバロウズについて述べている文で、こんなことが書いてました。
前後を要約すると、石川淳も作品の中で、バロウズとは違うが、ある種の自由を
追求し続けてきた、ってなことです。

自分は、至福千年を手始めに読んだんですが、いまいち石川淳と自由について、
どう関係するのかよく分かりません。

石川淳について詳しい方、それはこういうことだよ、と説明してくれませんか。
あるいは説明するよりも、この本を読んだ本が早い、というなら、
書名をあげてくれてもうれしいです。

144 :吾輩は名無しである:01/11/09 22:33
孫調子のってんね。かわいそうに文才は受け継がなかったかな。顔は似てるね。

145 :アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/09 22:48
これか!!!
http://straightree.com/

146 :吾輩は名無しである:01/11/10 12:43
んとか?

147 :吾輩は名無しである:01/11/21 00:04
順位300位を越えているので、アゲておこう

石川淳を一言で言えば「柔軟な反骨精神」と言ったところか?

148 :吾輩は名無しである:01/11/21 00:26
つまらん駄文家。以上。

149 :吾輩は名無しである:01/11/21 22:42
「かよひ小町」のなかに西洋社会においてハートマークがやたらに
目に付くのはなぜか、これは何の象徴であるのかについての
石川淳説が書いてあるから、本棚に持っている人は注意して
読み返してみてください。珍説です。

「なぜ心臓よりほかの器官ではなかったのか……
まさしく、カトリック坊主とその古今一人の例外もなくみなワイセツで、
しかもワイセツのくせに、口をぬぐって、
体裁を作ることが好きであったからである。」

150 :吾輩は名無しである:01/11/22 01:39
おや、抜けてた。下記に訂正。
「カトリック坊主とそのあいずりの貴婦人どもが
古今一人の例外もなくみなワイセツで、 しかもワイセツのくせに、
口をぬぐって、体裁を作ることが好きであったからである。」

151 :吾輩は名無しである:01/11/22 03:18
>「柔軟な反骨精神」
これはなかなか当たってるかも。

152 :吾輩は名無しである:01/12/01 23:13
石川淳選集が4800円で売ってたから翌週買いに行ったら売れてしまっていた。

153 :吾輩は名無しである:01/12/02 00:05
>>152
一冊4800円?高いな・・・

154 :吾輩は名無しである:01/12/02 01:20
>>153
安いと思うぞ

155 :感激!:01/12/02 05:30
先日京都の古本屋で、岩波の「石川淳選集」を全巻買った。
なんと全巻で僅か2万円、つまり1冊約千円だった。
しかも函の中身は全くの新品で油紙付き、しおりの紐も出荷した時の状態のまま中に閉じられていた。
その上なんと、全巻全てに20年前の「岩波」のパンフが入ったままの状態。
まるでタイムカプセルから取り出したようなパーフェクトな新品状態だった。
感激することこの上なし。
まさに、価値を知らない古本屋ほど有り難い存在は無いと実感。
ありがとう、京都の古本屋さん!

156 :我が輩は名無しである:01/12/02 07:18
明らかな値付けの誤りを認識しながらそれを指摘せず、
小売店の過誤に乗じて不当な安価において商品を購入した場合、
1項詐欺罪が成立します。すぐ返しに行った方が良いですよ。

157 :吾輩は名無しである:01/12/02 12:17
>>156
ねたみか?(笑)
いいなあ、2万かよ。一冊2000円くらいだったらバラで買ってもいいかな?
小説は文芸文庫あるから、やっぱり夷斎シリーズかな?

158 :やれやれ:01/12/02 12:49
1項がどの刑法における1項であるかを説明すべきでしたね。

159 :吾輩は名無しである:01/12/02 12:58
>>156
この場合は純粋に民事だから、
相手の古本屋が「返してくれ」と訴えた場合にのみ問題になる。
つーか、そもそも本の価値を知らないような古本屋にいちいち同情する必要なし。
それより、あんたも頑張って掘り出し物を探せばいいだけのこと。

160 :吾輩は名無しである:01/12/02 13:33
>>156のメール欄を御覧になりましたか?

161 :やれやれ:01/12/02 13:49
というわけで、三段落ちでございます。

162 :吾輩は名無しである:01/12/02 14:45
不覚にも藁た…

163 :吾輩は名無しである:01/12/02 15:11
>>158
「1項詐欺罪」という言い方は、その世界では本当にするみたいですよ。
刑法246条2項の詐欺利得罪と対比するために、
物を対象とする246条1項の詐欺罪を「1項詐欺罪」と呼ぶらしいです。

164 :152:01/12/02 22:00
いや、全冊で4800円。
あの岩波の選集ね。
それより汚くて5000円ていうのを知って居るんだけど、
そっちを買おうかな。
ちなみにこの選集の神田での相場は15000円くらい。
状態面はわからないけど。
155さんのようなパーフェクトな状態かどうかはわからないけど。

165 :吾輩は名無しである:01/12/03 02:46
>>164
なんと全巻4800円!
ってことは、それを買えば間違いなく一項詐欺罪成立ってことだね。

166 :吾輩は名無しである:01/12/03 12:15
私は今年、選集全巻を5000円で買いました。
初版・美本・パンフ付き。箱はやや日焼け。家宝です。
1万円以下なら多少状態は悪くても、中身の良さがカバーしてくれます。
文庫本代わりに電車の中で読んだら、本も少しくたびれてきたけど、それもまた好し。
新書サイズの全集、岩波はもう出さないんですかね? けっこう好きなんですが。

167 :吾輩は名無しである:01/12/03 15:59
デフレの影響はここまで来たか。

168 :吾輩は名無しである:01/12/04 00:39
文芸文庫がほとんど品切れ中だからなぁ・・・

169 :吾輩は名無しである:01/12/12 18:45
「狂風記」初版をbookoffにて300円でget記念age
ってでも集英社文庫で買えますよ。

170 :吾輩は名無しである:01/12/12 19:00
でもやっぱりこのヒトのは
図書館で借りてでも旧仮名で読んだ方がいいような。
もちろん文庫本は保持しつつも。

171 :吾輩は名無しである:01/12/13 19:58
「ことばに手を出すな」おもしろかったな〜そういえば。憤懣やるかたなしって感じで。
ニコヨン先生呼ばわりは今使っちゃいけないことば?キチガイとかみたいに。

172 :吾輩は名無しである:01/12/19 18:37
石川さんの全集って、相場はいくらくらいですか?

173 :吾輩は名無しである:01/12/19 23:08
>>172
職場近くの古本屋で筑摩の一番新しい全集が12万。

174 :吾輩は名無しである:01/12/20 00:35
bookofffでどっかに並んでないかな。

175 :名無しさん:01/12/20 00:52
ブックオフで100円にて購入。
短編集みたいなやつ。
風呂で読んでる。

176 :吾輩は名無しである:01/12/20 01:49
文芸春秋の『現代日本文学館31 石川淳』
集英社の『日本文学全集69 石川淳集』
ともに100円。

177 :吾輩は名無しである:01/12/24 05:40
「鷹」の冒頭が大好きでね。
あれは何度読み返したやら。

178 :吾輩は名無しである:01/12/24 14:15
講談文芸の中で、「紫苑物語」は最も本のデザインに合ってる気がする。

179 :吾輩は名無しである:01/12/24 14:39
>>177
「鷹」いいよね。石川ファンならずとも読むべき。

>>178
とりあえず色はあってるみたいだね。

180 :アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:54
超かっこいい!!!

つう訳であげますよ、まだまだ

181 :名無しさん@夷齋庵:01/12/28 22:15
まづ水。

182 :吾輩は名無しである:02/01/10 20:40
文蔵

183 :吾輩は名無しである:02/01/12 00:38
酒癖が悪かったってのは事実なの?

184 :吾輩は名無しである:02/01/12 16:49
若いときは、酒場で酔っぱらうとバカヤローを連発してた
という話は有名。 晩年の石川を紹介した新聞記事で、
毎日のように奥様の手料理の牛肉料理を食べているという
話もあった。

185 :吾輩は名無しである:02/01/16 06:20
牛肉は好物だったらしいね。
一日に300gという話を読んだのは、丸谷才一のエッセイでだったかな…?

186 :吾輩は名無しである:02/01/18 06:00
>>177=>>183=>>185と俺なんだけど。
このスレ、やっぱりと言うか、人居ないの?
泣けちゃう。

187 :吾輩は名無しである:02/01/19 11:35
ある酒席で、おめぇ小説下手だなぁ、と
福永武彦、梅崎春生なんかに絡んだそうな。


188 :to 186:02/01/19 17:43
文学好きじゃないけど石川淳は好きというファンが意外と
多いという話もあるが。ウダウダしてないのが日本文学
らしくなくてキモチイイからかな。

くそスレが断ちまくってる山形浩生もそうか? どっかの
愛読書リストでみたような気がする。



189 :吾輩は名無しである:02/01/19 18:45
驚いたね。「鷹」って文芸文庫でも絶版なんだな。

たく、もったいねぇな。


                      やっぱ全集欲しいな。

190 :186:02/01/21 03:00
山形もそうなのか。いいね。
「文学好きじゃないけど石川淳は好き」というのがいっそうれしいねえ(w
ともあれ、人がいてくれて嬉しいよ。
>>187
おお、おお、俺も新潮版日本文学全集の付録でそれ読んだよ。
と、いうところから>>183の疑問だったわけ。
いずれにせよありがとうー。

191 :吾輩は名無しである:02/01/22 03:44
>>187
小説下手なのは本人もそうだろうよ。

192 :吾輩は名無しである:02/01/22 04:07
>>191
石川と福永、梅崎とじゃ、人間と猿ほども差があるじゃねぇか。
小説は、だけどさ。

193 :吾輩は名無しである:02/01/23 18:19
>>185
「太陽・作家の食卓」によると、石川淳氏は、
夕食に200グラムのステーキを3枚食べてたそうな。
毎日欠かさず、計600グラム!
ちなみに洋食スタイルの朝食には、自家製ローストビーフ。
トーストには羊羹のような分厚いバターをのせてたらしい。


194 :吾輩は名無しである:02/01/24 03:51
>>193
さすが夷斎というべきか。いいねいいね。
と書いたさきには空腹がちらついている景色だ。
カプラメーンでも食うかね。


195 :吾輩は名無しである:02/02/04 20:22
2月5日(火)NHK−BS2、PM10:00〜
「朗読紀行」で「焼跡のイエス」が放送されます。
演出は青山真治、朗読は西島秀俊だそうです。

196 :安吉:02/02/04 20:58
大好きなのでアゲます

197 :安吉:02/02/04 21:09
随筆のほうが百倍くらい難解なんだよねー。

岩波版の選集を持ってるけど、小説は全部読んで
随筆は一冊も読了してない…

198 :吾輩は名無しである:02/02/05 02:23
BS…見れねえ。わけはなんでもない生活の窮地というやつだ。
貧乏が憎いなあ。
随筆というか「森鴎外」は一応学校で借りて読んだなあ。やはり難解だったけど。
何より当時の他の人間による森鴎外論とひき比べてみないとその全体すら
つかみ難いというのにはまいった(w
っていうかまだ返してねえよ。ヤバー

199 :吾輩は名無しである:02/02/05 07:28

“芸術家の永遠の敵”(「夷齋俚言」)の中の文章、
「むかし和朝には仏法の繁盛したことがあった……」以下数ページを読むと、
日本人というものの正体が見えてくる。
随筆が苦手な人でも、ここは正確に読みとってほしいな。

200 :吾輩は名無しである:02/02/05 21:39
>>195のがもうすぐ始まるのであげ。

201 :il:02/02/05 22:26
>>199
そういう読み方って変では?
どう頑張っても日本人というものの正体なんて見えないよ。

202 :吾輩は名無しである:02/02/05 23:32
BSつまらなかったsage

まあ、あんなもんか。


203 :吾輩は名称未設定:02/02/06 02:02
>>202
ただ朗読するだけだったの?詳細キボンヌ

204 :吾輩は名無しである:02/02/06 05:11
>>203
まず朗読の素人っぽいディクションに萎える。
だがこれには次第に馴れた。淡々とした、ぶっきらぼうな棒読み。
変に芝居っぽく表情つけられるよりはいいのかもしれない。

朗読者は市場に見立てた廃れた工場跡の中をあちこち移動しながら、原稿を手に持って読む。
タバコを咥える、という程度のごく控えめな演技。いわゆるゲンダイオンガク風のBGM。
段落ごとに間をおいたカット割。ところどころ当時のニュースフィルムや写真が挿入される。

「女」と「少年」が登場するが、これもあくまで象徴的な扱い。敢えて原作の動きを
再現しようとはしない。これは悪くない。数回、背景を十字架を運ぶイエスが横切る。
少年との取っ組み合いのシーンではメガホンを使った朗読で緊張感を出す。

あれ? 何だかオレ、結構気に入ってるみたいだな。

205 :吾輩は名無しである:02/02/07 03:11
age

206 :吾輩は名無しである:02/02/08 00:23
>BS
とりあえず録っておいた。
演出は『ユリイカ』の青山真治なんで期待しているんだが…。

207 :吾輩は名無しである:02/02/08 06:04
>BS
結局良かったのか悪かったのかどっちなんだYO!
いや、良かったんなら観れなかったこの身を恨むんだけど(w

208 :204:02/02/08 07:05
>>207
最初は自分が作品に対して持っているイメージとの齟齬に若干とまどったが、
これはこの手の試みには付きまとうことで大きな問題ではない。
結局、演出のコンセプト自体は悪くなかったが実際の作り込みの足りない点で
必見とまではいかなかった、ということだと思う。つまらなかったは撤回しよう。

具体的に言えば、同じ棒読みと言っても、たとえば(あたりまえだが)小津映画の
レベルには程遠いし、肝心のイエスのイメージの使い方がベタに過ぎたように感じ
た。もう少し時間をかけられれば違っていたんだろうね。演出家にはもう少し良い
条件で次の仕事ができることを期待しよう。

209 :207:02/02/09 01:13
>>204(>>207
おお、感想サンクス
要はずいぶんと安っぽかったんだろうなあ、と推量。
詰るところ、非常に豪奢で粋な文章を声と映像で再現させようってんだから
やはりそれなりのものを揃えないと夷斎を生かすことはできないんだろうね。
そう言った意味で非常に実験的ではあったかも知れないけど。
もちろん「羽左衛門の死と変貌についての対話」みたいな小品もあるにはあるが、
しかしそれではあまりに演者が不憫でならない(w
やはり金と手間がものをいうのかなあ。下げ。

210 :吾輩は名無しである:02/02/09 14:39
紫苑物語と修羅の実写版を作りたいデス。

211 :吾輩は名無しである:02/02/12 20:38
今、「新釈古事記」読んでる。

212 :吾輩は名無しである:02/02/12 21:32
修羅は最初から黒澤明映画のイメージで読んでたなあ。

213 :吾輩は名無しである:02/02/16 06:34
いやあ、参りました。
なにしろ講談文芸の「紫苑物語」の3作品以外まったくおもしろく感じないんですよ。
うへえ、というかんじですよ。はあ…。

214 :吾輩は名無しである:02/02/16 09:52
そりゃ災難だったね。

215 :吾輩は名無しである:02/02/19 17:43
普賢なんかで嵌った人もいる。かくいう私がそう。確かに紫苑物語もいいんだけど。
個人的には、ウナギみたいにのたうってうろちょろする饒舌に捲し立てられたいので。

あげたろ。

216 :吾輩は名無しである:02/02/20 04:51
『鷹』が好きだ。あの煙草に対するイメージは稲垣足穂の影響なのか?
それともフランスの話か何かなんかね?

あげ


217 :吾輩は名無しである:02/02/21 14:22
何度も既出だけど「紫苑物語」が好き。食べちゃいたいぐらい。
そこには行けども涯のない山野があるんです。好きです。愛してます。



218 :吾輩は名無しである:02/02/21 23:11
『鷹』読んだ。めっちゃカッコいい! とても50年前の作品とは思えない。
「耳ざわり」の誤用があったのはちょっと萎えちゃったけど。

219 :吾輩は名無しである:02/02/22 13:42
誰かマンガ化して欲しい。
いしかわじゅんとか。(お約束)

220 :吾輩は名無しである:02/02/23 22:21
みんなで全集を復刊させませう。
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=2580

221 :吾輩は名無しである:02/02/24 21:37
>>173 筑摩の全集、近所の古本屋で3万だったぞ。昭和40年代に出たやつと思われる。
筑摩から全集何回出てるんだっけ? 3回? 没後、出てたっけ?



222 :173:02/02/24 22:34
>>221
筑摩からは没後を合わせて4回出てる。
没後のは全19巻。12万ていうのはそれのことね。

223 :吾輩は名無しである:02/02/25 08:39
「新釈古事記」読んだ人、ここには居ないのかな?

224 :吾輩は名無しである:02/02/26 16:42
>>223
読んだが。何か?

225 :173:02/02/26 21:48
別の古本屋で8万5千円の見つけた! ん〜どうしよっかなぁ。
同じ店で昭和49年の全集は1万7千だったぞ。

226 :吾輩は名無しである:02/03/05 23:48
没後出た全集のなかに初収録の文章ってどのくらいあるんだろう。
昭和49年以降に出た石川淳の本って、けっこう古書で揃うんだなー。
古い全集なら手が届くんだけど。

ところで、なんで最晩年に「すばる」にばかり書いてたんだろう。
集英社の、辻仁成なんかの載ってる雑誌に(恋愛太平記あたりも出てたけど。)
昔から不可解だ。

227 :吾輩は名無しである:02/03/05 23:55
おれ八万円でインターネットで全集買って先払いで金振り込んだのに
送られてこなくてそのインターネットのサイトもアクセスできなくなってって
電話してもつながらなかった

228 :吾輩は名無しである:02/03/05 23:58
この板には白痴がいるようだな。

229 :吾輩は名無しである:02/03/06 00:12
>>228
まるでいない板があるみたいな言い草だな。
お目出度いやつだ。

230 :173:02/03/06 20:18
>>226
小説では、初期の習作がいくつかと『狂風記』〜『蛇の歌』。
あと翻訳もの全部と、初期評論・晩年の夷斎ものなどなど。
確かに小説だけ読みたかつたら昭和49年ので足りるかも。実際、俺も『狂風記』〜
『蛇の歌』は全部持つてるし。

>>227
おかはいさうに。涙が出てきます。

231 :吾輩は名無しである:02/03/07 09:03
何歳の時に結婚したの?



232 :吾輩は名無しである:02/03/08 22:31
>>230 226ですが、ご教示感謝します。
う〜ん、しかし、全集買うとなると一番読みたいのは晩年の夷斎もののような気がしてきた。
『夷斎風雅』をここ数ヵ月ず〜っとトイレに置いて、繰り返し読んでますが、
石川淳の江戸遊学のエッセンスが、長めのトイレ1回分の短文として並んでいて、
言うことなし。葡萄茶のしわくちゃの和紙のカバーはいざというときに尻を拭くのにもいいしね。

233 :やまがた:02/03/08 23:54
「文学では、答えが出ただけでは市が栄えないのである」というのが、
どこに出てきたかどなたかわかりますか?

確か中公文庫に入っていた何かだと思うのですが。本と、出現ページもわかると
最高です。

234 :吾輩は名無しである:02/03/17 04:37
age

235 :にいがた:02/03/18 00:36
>>233
「文学大概」にでもあったかと、10年前の中公文庫を久しぶりに
出してみた。

 「一度文章にかかれてしまった以上は、たとへ一人きりの相手に内証で
伝達されることを目的としたものにもしろ、そのことばはすでに万人に属
するはずである。」

とあった。しゃべっただけの言葉は耳にとどいて消えるけど、「音が消えた
後にも残りうる」活字媒体を言ってます。

2chのような媒体は微妙かな? 文章を物理的に残すのはカンタンだけど、
記憶に残る形はとれないですから。


236 :吾輩は名無しである:02/03/22 20:28
紫苑物語を読んで
作者は藤内のような、奸智でこすく世間を渡ろうとする
「策士策に溺れる」タイプの人間を軽蔑の目で捉えているように思えた。

近頃の要領の良さと薄っぺらな理屈だけの人々に対する(自分含む)
揶揄なのだろうか。
宗頼ほど激しくは生きられないけどね。

237 :吾輩は名無しである:02/03/22 21:22
>>233
どこかで「〜〜だけで市が栄えてゐる」って見たことあったよ。

238 :173:02/03/26 20:34
つひに全集買つてしまつた。

239 :吾輩は名無しである:02/04/01 18:56
あげ

240 :吾輩は名無しである:02/04/02 18:30
>>233
岩波文庫の「森鴎外」にでてたよ。

241 :吾輩は名無しである:02/04/02 18:32
ページは初めのほう。本屋で眺めただけだから忘れた。

242 :吾輩は名無しである:02/04/04 19:20
「文学のはなしでは、答えが出ただけでは市が栄えない。問題はさらにそこから発展して行くであらう」
「鴎外覚書」の冒頭ですね。

243 :我輩は名無しである:02/04/06 12:55
>石川淳の書き出しの文のリズムは、素晴らしい。ここも平明な描写であり
>ながら、中短長と文の息遣いを使い分け、また読み手を描写の先を追わせる
>ように幻想へと引きずって行く。巧い。
>「焼け跡のイエス」の長回し的な書き出し、「マルスの歌」の戸惑いながら
>の書き出し、この人は初期から後期まで書き出しがすべて良い。

>明な描写であり
ながら、中短長と文の息遣いを使い分け、また読み手を描写の先を追わせる
ように幻想へと引きずって行く。
↑こういうこと言うのって野暮だよな。文のいきづかいをつかいわけるだぁ?
わかったような口を利くのはよしましょうね。






244 :やまがた:02/04/06 13:19
>>240-242
ありがとうございます。うーむ、でもそんなの読んだっけなあ。まあいいや。

245 :吾輩は名無しである:02/04/10 23:46
スレ違い承知の上で少々。
今頃はさきに登仙されていた数々の詩歌人と楽しく語らっている頃と思います。
もちろん夷齋先生ともひさしぶりに再会されて居られるでしょう。
それを思えば、ぼくらのさみしさも少しはまぎれます。
どうぞそちらでも楽しくすごされますように。

はしけやし近世になれるうたよみはもとの神代にいまかえり行く

安東次男先生の御冥福を心よりお祈り致します。

246 :吾輩は名無しである:02/04/18 21:56
長野主膳

247 :安吉:02/04/30 22:07
あげ

248 :吾輩は名無しである:02/05/02 21:32
精神の運動、これだよね。

249 :吾輩は名無しである:02/05/04 18:57
力学あげ

250 :吾輩は名無しである:02/05/04 20:12
文芸文庫の『鷹』を400円で買ったんだけど、

251 :吾輩は名無しである:02/05/05 02:52
>>226
「すばる」の編集者(編集長)の水城顕(石和鷹)を気に入つてゐたからだと思ふ。

252 :吾輩は名無しである:02/05/11 10:30
この人、対談は面白いけど、
小説は本当に面白くないね。

『狂風記』を評価する人は多いみたいだけど、
あの展開や奇妙さを強調した人物はウザイ。
S・キングのほうがまだいいよ。

「普賢」はシュールというけどブルトンを読んでいると
なんだかせこすぎる。

対談は丸谷をいじめているあたりがよいよ。

253 :長助:02/05/11 17:14
>>187
>ある酒席で、おめぇ小説下手だなぁ、と
>福永武彦、梅崎春生なんかに絡んだそうな。
何に出てるの?

254 :吾輩は名無しである:02/05/12 18:26
石川淳、読んだことがないのですが、何から読み始めたらいいでしょうか?
5冊くらいあげてくれると有難いです。
できれば出版社も。

255 :吾輩は名無しである:02/05/12 21:44
>>254
五冊も手にはいるかどうか疑問。
講談社文芸文庫から出てるヤツから始めたらどうか。
「佳人・普賢」と「紫苑物語」
おれとしては「鷹」が最高に好きなんだけど、ちくまの文庫版全集か、
ちくま文学の森の別巻でしか読めないんじゃないか。

256 :吾輩は名無しである:02/05/12 22:19
石川淳は銀座のビアホールで原稿料を必ず手取りでもらっていた、と
石和鷹と知り合いだった人から聞いた。
原稿料も本人の気分次第で作品によって一枚5万円だったり10万円だったり、
いろいろだったとか。って、どうでもいいエピソードだけど。

>>254,255
去年、絶版になった新潮文庫の「紫苑物語」を古本屋で見つけて買いましたよ。
「鷹」も収録。
それに古本屋だと新書サイズの「石川淳選集」がバラで売られてたりしますね。

257 :吾輩は名無しである:02/05/13 23:42
最初はやっぱり新潮文庫の『焼跡のイエス・処女懐胎』でしょ。一番手に入りやすそうだし。

258 :吾輩は名無しである:02/05/13 23:44
講談社学術文庫なら「修羅」も。


259 :吾輩は名無しである:02/05/13 23:58
石和も直樹も同じ学部なんだね。奇遇

260 :吾輩は名無しである:02/05/25 00:01
没後、奥さんが思い出を本にまとめてますね、
石川活『晴れのち曇り、所により大雨 〜回想の石川淳』

全集の宣伝用にちがいない。筑摩から出ている。
「男性にしては甲高く独特の声だった」とか
「完全に運動神経ゼロの人であった」(自転車に乗れなかった)とか
「植物は石川にとって弱い分野のひとつだった」
(朴の葉とゴムの木の葉の見分けがつかず、吉田健一らに大笑いされた)
とか、非常にカッコ悪い石川淳。
残念ながら、奥さんとのなれ初めみたいなエピソードがこの本には皆無。
でも、戦後知り合ってるんだな。石川淳って、相当な晩婚だったのか?

261 :吾輩は名無しである:02/05/25 00:07
福田恆存にも海で泳ごうとしたらそのまま
沈んじゃったなんていう話があるよねえ。

262 :吾輩は名無しである:02/05/25 02:55
この人って、お墓がどこにあるかも公表されてないよね?

263 :吾輩は名無しである:02/05/25 09:09
お墓なんてないんじゃないの?
そんなもんいらないっていう気合の人だと思う。

264 :吾輩は名無しである:02/05/25 20:01
>>262
先日墓参りしてきましたが何か?

265 :吾輩は名無しである:02/05/26 07:35
>>264
どこにあるのか教えて。おれも行きたいぞ。

266 :吾輩は名無しである:02/05/26 20:56
>>265
八王子市の市川霊園です。京王八王子駅あるいはJR八王子駅からバスが出ています
(片道40〜50分・510円)。お墓の場所は受付で聞いてね。
ちなみにここには山田風太郎氏のお墓もあります。

267 :吾輩は名無しである :02/05/26 20:59
1冊も読んだことないひどい人間ですが、読む順番のおすすめをご指導ください。

268 :吾輩は名無しである:02/05/26 22:24
ちくまの文庫版日本文学全集の石川の巻。
ジュンク堂ならまだあるんじゃないかな?

269 :267:02/05/26 22:28
>>268
ありがとうございます!ジュンク池袋に早速行って来ます!
読んだらまた参上します!

270 :吾輩は名無しである:02/05/31 01:53
古本屋でひろった中公文庫の「夷齋座談」上
をぱらぱらめくってるんだけど、けっこう面白い。
ただこれ、対談日時と初出のフォローがないんだが・・・
下巻についてたりします?


271 :吾輩は名無しである:02/05/31 04:01
>>263
石川淳自身は海に散骨して欲しいと言っていたそうです。
ちなみに、お墓の所在地は、遺族の方が故人の意思を汲んで明らかにしないのだそうです。
といっても>>266のようにバレて(というかバラされて)ますが。

272 :吾輩は名無しである:02/05/31 06:57
>>270
下巻には日時だけがそれぞれの章末についてる。
上官フォローは目次だけ。
上巻には日付もないって、今気づいた。

273 :266:02/06/01 00:37
>>271
えっ、そうなの? 普通に調べたら分かったんで、公表されているのかと…。
でもって訂正。×市川霊園 → ○上川霊園。

274 :270:02/06/02 23:46
>>272
情報感謝。
編集者さん、仕事してないってことかね・・・
単行書の解説的な座談も多いようで、
言及されてる本に関する注記がないのにもイライラさせられてます。
余計なところで気を使わせられるのは勘弁。

275 :吾輩は名無しである:02/06/08 23:47
北村薫著「六の宮の姫君」に石川淳らしき人物が名前を変えて出てきて、芥川龍之介作「六の宮の姫君」について喋っているのです。旧版?筑摩全集をめくってみたのですが、それらしき箇所はないのです。出典ご存じの方、ご教示願います。

276 :吾輩は名無しである:02/06/09 08:12
北村薫と石川淳の読者層はそんなに重ならないと思うので、
該当個所をちょっと説明してくれないか?

277 :吾輩は名無しである:02/06/09 23:19
>>260さんのカキコで石川活『晴れのち曇り、所により大雨 〜回想の石川淳』
の存在を知り図書館で借りて読んだ。

なんじゃこりゃ。文章がまずいのはおくとして、記述内容も自分本位のあやしい
ところが多いと思いました。

読む価値ないです。

278 :吾輩は名無しである :02/06/09 23:39
>>276 レス有り難う御座います。以下お読みくださり、
よろしくお願いします。
――――――――――――――
「田崎信は文壇の長老である。八十歳くらいだろう。随筆と短編を
よくした。そういえば回顧録の出版元はみさき書房だった。最近は
殆ど作品を発表しない。ただ、何年も前から文芸誌に『乱世』と
いう長編を、一年に数回というぐらい切れ切れに連載している。
私も断片的になら読んだことがある。中世と第二次世界大戦の間を
自由に時間が行き来する、不思議な小説だった。」『六の宮の姫君』
北村薫著 東京創元社1992年 19ページ。【この田崎という
小説家はどうみても石川さんですよね。】/「……西洋の騎士物語から、
話が流れて、誰かが芥川さんの『六の宮の姫君』のことに触れたんだ。
芥川さんは銘仙の一枚小袖。煙草をくわえて、せわしなくマッチ
箱搖らしていた。それから、マッチを取り出すと火を点けて一服した。
そしていったな。≪あれは玉突きだね……いや、というよりキャッチ
ボールだ≫」38ページ。【この箇所の石川さんの著作で該当する
ところを知りたいのです。対談の中の一節かも知れません。まさか
北村さんが勝手にでっち上げたということはないと思うのです。
ここから小説が動き出すのですから。】/「でさあ、、田崎先生
の聞いた言葉っていうのは≪玉突き、いや、キャッチボール≫だった
よね」「うん」「それは確かなのかな。まあ、そういってるんだから
間違いはないんだろうけど、例えば、キャッチボールなんていい方は
当時からあったの?」「はい、よくぞ聞いてくださいました。田崎先生
が芥川に会ったのが、恐らく大正の末か昭和の初めでしょう。これに
対して、ビリヤードはもっと昔っからあるのよね。(略)」(略)
「(略)そこで≪キャッチボール≫という言葉だけど、(略)
『日本国語大辞典』があげている内の一つが片岡鐡兵。『綱の上
の少女』。作品を当たってみたけど。こうなっている」メモを
読み上げる「(略)この小説が大正十五年の『改造』に載っ
ている。」63〜64ページ【「玉突」「キャッチボール」という
言葉はその時点で確実に使われていたという事を言っています。】
/「というわけですから、形からみれば≪玉突き≫、二たりの友の
やり取りとすれば≪キャッチボール≫といえます」同223P
【と、最後に『六の宮の姫君』の「玉突」「キャッチボール」を
田崎先生に説明して、「よくやったねえ」と褒められているのです。】

279 :吾輩は名無しである:02/06/10 01:22
>>278
それ、石川淳かなあ?

280 :吾輩は名無しである :02/06/11 00:45
>>279
「何年も前から文芸誌に『乱世』という長編を、一年に数回というぐらい切れ切れに連載している。」こう書かれるとまあ大抵は『狂風記』を思い出すと
思うのです。(始めのほうを少し読んで止めました。)また風貌も「文壇の長老である」などと書かれ、あまりに石川さんに似ているのではないでしょうか。考えてみれば小説上の人物ですから当然なのですが、風貌だけは石川さん
に似せて、この「玉突き、キャッチボール云々」は誰か別の人の言かも知れません。そうするとまた範囲は広がってしまいます。さて誰だろう。

281 :吾輩は名無しである:02/06/11 18:46
>>280
『狂風記』はわりと定期的に連載されてたよ。休載になったのは5,6回じゃないかな。
でもって「文壇の長老」ってのにも違和感を感じるのは俺だけ?

282 :吾輩は名無しである:02/06/11 18:56
『異族』

283 :吾輩は名無しである :02/06/13 00:14
>>281 レス有り難う御座います。
まあ比較的似せて人物を創ったというくらいなのでしょうか。
考えすぎだったかも知れません。みなさん、失礼しました。

284 :吾輩は名無しである:02/06/13 00:18
失礼されました。

285 :吾輩は名無しである:02/06/14 23:13
>>283
まだこのスレ見てるか分かんないけど、↓のサイトでは田崎信もその台詞もフィクション
ってことになってるよ。
http://www.minc.ne.jp/~yoshir/yoshir/novel/rokunomiya.html

286 :吾輩は名無しである:02/06/16 08:01
>>277 石川活『晴れのち曇り、所により大雨 〜回想の石川淳』
なんじゃこりゃ。読む価値ないです。

夷齋先生がこんな女と一緒に暮らしてたのか・・・・・ということがわかるだけでも、
貴重だと思うよ。それに、この本は平成版全集の販促のための出版なんだから、
内容の陰惨さをまじめに云々してはイケナイよ若者。
青山二郎の絵を使った装丁がきれいじゃないか。

287 :吾輩は名無しである:02/06/16 12:32
>>286
そんなことわかんなくったっていいの。
くだらないことを知りたがるのがミーハー老人の悪い傾向だな。
ところで内容は陰惨なんかじゃないよ。おまえ、頭だいじょうぶか?

288 :吾輩は名無しである:02/06/27 20:19
京都の古本屋で全集手に入れました。
参萬円也。
嬉しいやら悲しいやら。

興奮のあまり中身の状態もろくに確認せずに買ってしまったのが多少気がかり。
でも明日の配送が楽しみっす。

289 :吾輩は名無しである:02/07/04 00:50
>>288
で、どうだった?
その値段ってことはもちろん平成版じゃないよね。

290 :288:02/07/04 21:37
本の状態はカバーが色褪せているものの、意外と美品でした。
昭和43年(!)ものです。
狂風紀載ってないんよねぇ。楽しみにしてたのに。
文庫買うか…

この人の世界名作劇場はいいですねぇ、凄みがあって。
「蜜蜂の冒険」で度肝を抜かれ、
「家なき子」でニヤリとし、
「乞食王子」「アルプスの少女」で切なくなる。

291 :288:02/07/04 21:38
狂風「記」でした。
じゅんちゃん、ごめん。

292 :吾輩は名無しである:02/07/04 23:31
そういえばいしかわじゅんが近著で石川淳のこと書いてたよ。
お互い出版社が間違えて原稿料を振り込んだことがあったっていう話。

293 :吾輩は名無しである:02/07/10 21:01
普賢かっこいいよねぇ。
チンケなニヒリズムも鼻息一つでふっ飛ばす、強靭な生命力とデカダンス。
泥の曼荼羅の上を薄汚く這いまわり続ける主人公に乾杯!

294 :吾輩は名無しである:02/07/10 22:26
大学で演習発表のために「焼け跡のイエス」読みました。
面白いね、この石川淳って人。
なんかエンターテイナーの匂いがしたw
頭いい人がエンターテイメントとして物語書くと、こうなるのかぁて感じしました。

295 :吾輩は名無しである:02/07/11 03:35
>>292
石川淳って原稿料は必ず手渡しだったって聞いたけど、そんなこともあったんだ。

296 :吾輩は名無しである:02/07/11 18:32
>>295
らしいよ。で、出版社からいしかわじゅんのところに電話があって、間違えて振り込んだから
振り込み返してくれって言われたとか、逆にいしかわじゅんの原稿料が石川淳のところに
(しかも没後)振り込まれたことがあってお詫びの電話があったとか。

297 :吾輩は名無しである:02/07/13 23:44
最近、久しぶりに石川淳の小説を読み返したけどやっぱり面白い。
特に黄金伝説や雪のイヴなど落ち込んでるときに見たりすると
不思議と元気付けられる。
水木しげるのマンガとか読んでても感じるけど、石川淳もどんなに
絶望的な話を書いても読後感は全然悪くない。
他の話も読み返したくなったよ。

298 :吾輩は名無しである:02/07/29 23:14
やばい

299 :吾輩は名無しである:02/08/04 04:06
彼の書き出しはいつも感銘を受ける。
というわけでageとく。

300 :吾輩は名無しである:02/08/05 16:24
>>297
優れた芸術といふものは堕夫をも立たしめるものだ。

301 :吾輩は名無しである:02/08/10 17:40
石川淳全集ほしいなー。
筑摩のやつ。

なにいってんの、うちにそんなお金ないでしょー。

どどどど

あなたー、あたったわよー石川淳全集

302 :吾輩は名無しである:02/08/20 20:57
>>301
ワラタ。

303 :吾輩は名無しである:02/08/25 05:48
盤上に散った水滴が変わり玉のようにきらきらするのを

304 :吾輩は名無しである:02/08/30 02:20
選集8000円で発見。
買うべきか買わざるべきか・・・
しかし、最大の問題は、8000円なんて大金が無い事だ。

305 :吾輩は名無しである:02/09/02 22:28
一日働けば買えるよ!

306 :吾輩は名無しである:02/09/03 11:51
「狼」いいな.岩波の「選集」の第5巻はこれといい,「修羅」といい,たまらんのう.

307 :吾輩は名無しである:02/09/03 18:37
ばあさん家に転がってたかなり前の日本文学全集の
鴎外集をめくってたら解説が石川淳だった.
古本屋でキロいくらで売ってる新潮の赤い箱のやつなので
この解説読むためだけに買っても絶対損なし.

308 :吾輩は名無しである:02/09/03 22:38
>>307
はかり売りしてる古本屋なんてあるの?? 初めて聞いた。

309 :sage:02/09/04 09:28
『六道遊行』などを読むと、この人は本当に自由闊達な、はねるような伸びる
ような文の書き手であって、その点では山田風太郎と通じるところがあると
思える。単に歴史&性というモチーフの問題ではなく。

310 :吾輩は名無しである:02/09/18 01:10
石川淳と宗教。

311 :吾輩は名無しである:02/09/20 22:46
本屋で何気なく中公文庫の辻嘉一著「味覚三昧」を手に取ったところ、
その序に夷齊の名を見つけ、むかし熱狂していたときの気持ちが甦っ
てきてしまい、久しぶりに選集を出してきて読んでいる最中です。
石川淳、しばらく読んでなかったけどやっぱり良いねぇ。
ところで、年譜に、

「昭和四十一年(1966年)七月三日、NHK・FMで「作家と作品-石川淳」。
アナウンサーによるインタヴュー、奥野健男・大江健三郎の対談、自
作朗読「紫苑物語」の一節、で構成。」

とあるんですが、この音源をどうやったら聴くことができるのか、ご
存知の方はいらっしゃませんでしょうか。


312 :吾輩は名無しである:02/09/21 20:37
>>311
ダビングしてた人を探す(いたら奇跡)。
NHK・FMにリスクエストする。
そんなとこでしょ。


313 :311:02/09/24 21:37
いろいろ探していたらこんなの見つけました。
「シリーズ企画 よみがえる作家の声」
http://www.paonetwork.co.jp/yomigaeru.htm

今後放送の候補に石川淳が挙がってました。
見つけたときは思わず叫んでしまった。
うぉ〜!

でも30回シリーズで28回まで予定が立ってるということは、残りの2枠を
候補の「吉行淳之介、海音寺潮五郎、西脇順三郎、石川淳、獅子文六」
から選ぶということなのか?
微妙かな。

しかもウチはハイビジョン見れないし。
聞き逃して後悔するよりいっそババンと…

貧乏暮らしの迷うところではある。

314 :吾輩は名無しである:02/09/27 12:21
『焼跡のイエス』あげ

315 :吾輩は名無しである:02/09/27 12:48
石川淳か本は手にしたこと無いけど「人間 壇一雄」を読んでいた時で
てきた。金のかかる生活してたようだ。

316 :蛇足:02/09/27 14:32
石川淳の孫、世界7大陸最高峰、最年少制覇。その後、すぐに破られる

317 :マダムB:02/09/29 15:30
>>309
同感。しかし、文体的には、隆慶一郎の方がこなれていて
読みやすいのですが。もっともっとエンタメっぽいのも
書いてほしかったなー。

318 :吾輩は名無しである:02/10/01 23:13
焼跡のイエスに出てくる少年がどうして「イエス」と呼ばれるのかが分かりません。

正直、素人にはとっつきにくい作品ですね。。

319 :吾輩は名無しである:02/10/08 13:54
そうかな?

320 :吾輩は名無しである:02/10/08 17:15
>>318
>素人にはとっつきにくい作品
石川の作品はだいたいそうなんじゃないの。
読み手を選ぶよな。よくも悪くも。


321 :311:02/10/08 22:07
>>313で書いた、
「シリーズ企画 よみがえる作家の声」
http://www.paonetwork.co.jp/yomigaeru.htm
っていう番組案内のページ、さっき見てみたら石川淳の名前が消えてました。
残念。

以前何かで、これの本放送のときに石川淳は『紫苑物語』を淡々と朗読して
たというのを読んだことがあるんですが、どんな声だったのか聴きたいし、
どんな調子で自作を朗読するのかも一度は聴いてみたいです。

NHKに問い合わせをしてみたら「一般の方にはちょっと…」「著作権のことも
ありますし…」という返事しかもらえないし、再び音源への道を探す困難が
はじまってしまいました。

ところでいま岩波の選集を読み返してるんですが、これって『佳人』が未収
録なんですよね。あまり愛着がなかったのでしょうか。
あと『明月珠』も落として欲しくなかった。大好きなので。
選集の最終巻に作品の取捨に関して書かれてますが私にはちょっと残念。

まあ石川淳をまとめて読めるというだけでもありがたいことではあるん
ですが。

322 :吾輩は名無しである:02/10/09 00:34
このスレを発見して、
学生時代に「文学大鑑」を読まされたことを思い出した。
「なんだよー旧仮名で読みにくいな」と思いながらイヤイヤ読み始めたけど、
そっちこっちに喧嘩を売りまくっていて、
教科書なのを忘れて読みふけったよ。

323 :マダムB:02/10/10 19:35
>>321
古い番組だったら、確かNHKは埼玉の川口に映像センター
みたいなのを作っているところだったような…。
そこは一般人も、ビデオで古い番組を見れるようにする
予定だと聞いている。
ラジオ番組はどうなのかなあ? 聞きたいね、夷齋先生のお声。

しかし、ファンが結構いるねー。
私的には、「男が読むべき本」というイメージだ。ま、吉行
淳之介でもいいんだけれど。


324 :吾輩は名無しである:02/10/13 01:41
講談社文藝文庫に入っている「八幡縁起」が大好きだ。
↑これに収録されているのに、八幡はスルーされているようなので、擁護してみる。

冒頭の「石別」のくだりに、何だか文字もないような昔の、ドロドロした力強さがあってさ。

325 :吾輩は名無しである:02/10/13 15:40
加藤周一なんかも酒の席で目にイッテイジも無いなんて言われたようです。

326 :吾輩は名無しである:02/10/19 03:20
あげとくか

327 :吾輩は名無しである:02/10/20 11:26
丸谷才一による石川淳論がありましたね。
最初に中国の故事か何かが引いてあって、
「これぞ石川淳の世界」みたいな感じで始まる奴。

328 :吾輩は名無しである:02/10/20 11:30
漫画家のいしかわじゅんにとこに石川淳の原稿料が振り込まれたことが
あって、編集者が取り戻しに来たことがあったそうだよ。
いしかわがもし、その逆だったら取り戻しに来なかったろうなあって言ってた。

329 :吾輩は名無しである:02/10/21 00:39
>328
292で既出。

330 :吾輩は名無しである:02/10/24 06:06
>>327
「口笛」かね。中公「みみづくの夢」所収。

晋の七賢、阮籍の嘯する響きは数百歩の遠くまで聞こえた。
あるとき、蘇門山中に仙人が現れたと聞いたので阮籍が行ってみると…というマクラの評論。
近現代西欧の象徴主義、超現実主義と六朝期の時代精神を並行させて石川を論じたものだと思ったけど
今手元にない。探してみるかな。

331 :吾輩は名無しである:02/11/01 00:11
あげとく・・・

332 :吾輩は名無しである:02/11/01 00:17
荒俣宏の本で、なくなったとき、左手を煙草を吸う形で口元にもっていった、
ていうエピソードには感激したなぁ。
小粋な紳士ってかんじだね。

333 :吾輩は名無しである:02/11/01 00:51
保守

334 :吾輩は名無しである:02/11/01 01:53
「六道遊行」を読んでます。
「りくどうゆぎょう」じゃなくて「ろくどうゆぎょう」って読むんですね。


335 :吾輩は名無しである:02/11/04 00:24
安部公房の『壁』序文で石川淳を知り、先日『普賢』読み終えました。
一言で言って、感動しました。
これほどまでに密度の高い小説が国内外どこにも見あたりません。
石川氏に対する世界的な評価はどうなのでしょうか。
自分としては世界広しといえども屈指の名作だと思うのですが

336 :吾輩は名無しである:02/11/04 11:46
「普賢」に主人公が朝一番にぼんやりとタバコを吸う
ところがあって、それが「私」の至福のときだ、
というようなことを書いてるところがあるね。

あれはJTの広告につかわれたことがあって、
煙草を吸わない俺でも、それを読んで吸いたくなってしまった。
手元にあれば引用したいんだが、とくにあの箇所は
名文だと思う。

337 :吾輩は名無しである:02/11/04 12:26
>あれはJTの広告につかわれたことがあって、
へえそんなことがあったんですか。あの箇所は自分も好きです。

わたしは床の中でまたも日の光の下によみがえったわが手足を撫でながら、
ああまだこのからだは生きているのかと、あたかも自分ではない微生物を指先につまみ上げてみるごとく、
いましがた浮き出たばかりの仮睡の世界、夢と現のあわいの帳を愛惜しつつ、
数本の煙草を茫漠とくゆらすのであるが、これはわたしの一日のうちもっとも精彩ある時間で、
たとえば太陽伝説についていうと心ひかれるのは太陽そのものよりも太陽の生殺を支配する朝焼夕焼の光であり、
その明暗の中にわが身を浸して濛濛たる大病人の意識にふわりとくるまっているときにこそわたしは初めてたましいの秘密に参じえたような料簡になって
禅家のいわゆる透関の眼とは決してからりと晴れた青空を仰ぐようなばかばかしいものではなく、
こうして此世ならぬ霧の香をかぎあてた一瞬の妙機をさすのではあるまいかと独り合点をする始末で、
人間の悟りがはたしてこの道のかなたにあるとすればそれは途方もない憂鬱の行止りであろう。

338 :吾輩は名無しである:02/11/04 12:28
うお思ったより長くなってしまってすんません。
これで一文なんだもんなぁ…

339 :吾輩は名無しである:02/11/04 13:49
うーーーん、名文。

340 :吾輩は名無しである:02/11/04 15:10
石川淳の文章って、スパスパ、チャキチャキとした印象があるんだけど、
本当は一文がながーく続いているんだよね。
ふしぎ。

341 :吾輩は名無しである:02/11/05 02:10
かっこいい文章書く人だよねえ

342 :吾輩は名無しである:02/11/05 22:09
講談社文芸文庫の『鷹』はもう品切れみたいなんですけど、
今『鷹』読もうと思ったらどの出版社から出ていますか?

343 :吾輩は名無しである:02/11/06 00:45
とても意外なことに石川純は朗読を拒否しているんだよね。
「声に出して読んでしっくりくるのは詩なんかじゃない」だったかな(?)。
出典を覚えていないのですが、たしか安部公房の石川純思い出話だったはず。
石川純は自作の鑑賞のしかたを厳密に定めていたような印象をうけなくもない。

344 :吾輩は名無しである:02/11/06 01:08
>>343
×純
○淳

>>342
諦めませう
俺は石川淳にはまりだした頃に文芸文庫から出てるの気づかないで
古本屋で第三刷くらいの買っちゃったんだよな
でも「夷斎」の検印がついてたからなんとなく嬉しかった

345 :吾輩は名無しである:02/11/06 09:12
「鷹」はちくまの文庫版日本文学全集で読めるよ。
大きな本屋に行けばまだあると思う。

346 :吾輩は名無しである:02/11/06 21:40
>>343
朗読を拒否しているのは、石川の散文にたいする考え方に
アランの影響があるからだよ。
アランは散文からできる限り詩の要素を排除せよといったが、
事実、すらすらと読めるような文章は、散文よりも詩や演説に
ちかいものだよ。

アランの散文説が知りたかったら、「諸芸術の体系」を
読んでみることだね。

347 :吾輩は名無しである:02/11/07 13:28
昨日大学時代の友人と飲んだ。
狂風記は新かな新字じゃ駄目! 
みたいなことを友人が言うもんだから、
詳しく問いただそうとホテルに行ったら寝ちゃったので、
理由は聞けずじまいでした。
集英社文庫を買うのは間違いですか?

348 :吾輩は名無しである:02/11/07 16:38
>>347
漏れは箱入りのハードカヴァーで持ってるけど新字新かな遣いの文庫
でもいいと思うけど・・・。とはいえ中公文庫みたいにちゃんと正字
正かなで出してくれたほうが嬉しい。

349 :吾輩は名無しである:02/11/08 00:38
俺は新字体でもいいと思うけどな〜。
今の時代に生きている読者が、受け取りやすい気がする。
まぁ、つまるところ好きずきだけどさ(w

350 :吾輩は名無しである:02/11/08 00:39
今日古本で『石川淳の自選作品』買いますた。
『鷹』も入ってるし、『山桜』『焼跡のイエス』『紫苑物語』など
多数収録されていて、とっても満足の内容です。
高かったけど買って良かった…

351 :吾輩は名無しである:02/11/08 12:49
>>350
それってサインついてるやつ?

352 :吾輩は名無しである:02/11/08 13:52
そうです

353 :吾輩は名無しである:02/11/08 23:56
みなさん石川淳の文章の中で一番好きなところはどの箇所ですか?
僕は何気にエッセイなんですけど、以下の部分が好きです。

「…それにしても、太宰治という今日に掛替の無い作者の死に於て、
その天稟も才能もひとしくほろびて、歎すべし、
今後いくたびの春秋にひらくべき花は永く絶えた。
惜しいね、きみ、太宰君、べらぼうだよ、何というもったいないことをする。」(『太宰治昇天』より)

…泣ける。こんな追悼文はきっと氏にしか書けますまい。

354 :吾輩は名無しである:02/11/09 00:32
カチカチした文章の中に、ふと口語が入り込むよね。
「ぶち割った」とか…。

355 :吾輩は名無しである:02/11/09 17:01
これから文芸文庫の『紫苑物語』買って来ます。
あと安吾の『白痴』でも一緒に買うか…

356 :吾輩は名無しである:02/11/13 07:34
石川文章最萌トーナメント?選びづらいね。どれも気に入ってるからねえ。
強いて挙げるならば、そうだなあ『荷風全集推薦文』あたりか。

荷風永井壮吉先生。庭訓はつとに儒をもつて起り、夙慧よく騒人のかなしみをさとつて、
詩文の才もとよりその身にそなはる。長じて優游自在、ときに舌耕の徒にまじはり、
ときに梨園の下にかくれて、もつとも結駟連騎の繁昌をにくみ、行くところ大道の直なるに由らず、
横町のあやうき溝板を踏んで、かへつて温柔郷里の鄭聲をよろこぶ。中ごろ節を折つて西欧の學につとめ、
海をわたつて藝文の粋をさぐる。すなはち、詩は象徴派の骨髄に入り、文は古雅の風韻に通つて、
華を啖ひ玉を吐けば、これを稗史に發しては春恨長く多感の子女を醉はしめ、これを随筆に潜めては…

長いのでおさえるが、これは大好き。豪奢で、洒脱で、俗な筈なのに品が良くて、
しかもなにか侵し難い神聖さとを合わせ持っている。
没後の荷風はこの一文によって登仙を果たしたとすら言いたくなるよ。最高。

357 :吾輩は名無しである:02/11/14 05:03
>>356
凄い文章だなァ。なかなか読めないよ。
でもあれだね、こんなふうに慕っていた荷風だからこそ、
晩年の「精神の脱落」が余計許せず、あんな手厳しい追悼文を贈ったんだろうな。

358 :吾輩は名無しである:02/11/14 06:25
敗荷落日か。あれは荷風の魂への激烈な叱咤批判であり、そう簡単に成仏させないための招魂の一文だあね。
死者をきびしく責めながら、しかし同時にその偉大を語ることで、ひとびとの意識の中の荷風は
よりいっそう寂しくはかなく、強大な存在として残ったとおもうよ。

あの一文をもし浄土へ行く途上の荷風が、立ち読みでいい、一読すれば、金以外に俗世への未練
たちまちつのって、ふたたびこの世にたちもどり化けて出るくらいはしたやもしれない。
それほどまでに、あの文章の喚起力は凄いね。

359 :吾輩は名無しである:02/11/14 23:49
2ちゃん的にはこんな文章も良いのでは。

政治悪の根源といえば、明治という時代に始まる。そこで、シナ学に関する本と、
国史に関する久米邦武、吉田東伍両先生の著述とをのぞいては、
明治以後の活字本には一切つきあってやらないという衛生上の・・・・
実は費用のこともあるので、買入上の方針を立てた。
明治と聞くと、小学校のとき無理に飲まされた君が代と教育勅語という不潔物
のことを思いだして、げっとなる。

『文学談断片』…だったと思う。新全集15巻より。

360 :吾輩は名無しである:02/11/16 01:46
アルプスの少女

361 :吾輩は名無しである:02/11/16 11:21
戦時中に書いた「渡辺華山」というのはどういう感じなんでしょう。
時局におもねったようなものを書くとは思えないんですが・・・。

362 :吾輩は名無しである:02/11/16 15:54
『鷹』読むと激しくピースが吸いたくなるね。

363 :吾輩は名無しである:02/11/16 17:34
石川淳訳のアンドレ・ジードはどうですか?
『背徳者』とか『法王庁の抜け穴』とか。

364 :荒魂:02/11/16 18:23
筑摩書房!!
はやく文庫版の全集を出しやがれ
なんで内田百閧ェ先なんだ
はやく出さないと熱狂者がみんな
死んじゃうじゃないか!!!

365 :吾輩は名無しである:02/11/16 18:53
>>363
石川淳は翻訳なんか出版社からよっぽど金をふんだくらない限り
やるもんじゃない、といっていて、翻訳大好き人間の澁澤と対照的
だけど、いやいややったとは思えないほどうまいですね。少なくとも
ジードは。まあ、当時ジードには惚れてたからね。
『背徳者』とか『法王庁の抜け穴』のタイトルの訳は自分の賢しらだと、
自慢してますよね。



366 :363:02/11/16 18:57
>>365
今新潮のオンデマンド文庫ってやつで
『背徳者』売ってるんですけど一読の価値はありそうですか?

367 :吾輩は名無しである:02/11/16 18:59
大有り!背徳者はジードのなかでもいいもんです。

368 :363:02/11/16 19:00
なるほど・・・
早速注文してみます。

369 :吾輩は名無しである:02/11/16 19:05
まいどありー

370 :吾輩は名無しである:02/11/16 19:17
ジイドの翻訳って新潮文庫で簡単に手に入ると思うんだけど?

371 :吾輩は名無しである:02/11/16 19:20
>>370
ここは衒学ヴァカの集まりだからね。

372 :吾輩は名無しである:02/11/16 20:53
>>370
手にいれてごらん。

373 :吾輩は名無しである:02/11/16 20:57
>>372
?

背徳者 / ジッド[著] ; 石川淳訳. -- 新潮社, 1951. -- (新潮文庫)
背徳者 / ジッド[著] ; 石川淳訳. -- 改版. -- 新潮社, 1970. -- (新潮文庫
; シー2-1)

374 :吾輩は名無しである:02/11/16 21:01
おまえは白痴ですか?

375 :吾輩は名無しである:02/11/18 00:21
そのようで

376 :吾輩は名無しである:02/11/18 00:29
うほー。読んでみよっ。
新潮文庫ってなんかガタガタしていて好きさ。

377 :吾輩は名無しである:02/11/21 05:44
石川淳は日本の文壇で正当に評価されたと思いますか?

378 :吾輩は名無しである:02/11/21 05:44
今あげないで

379 :889.:02/11/21 05:45
論理的に、そうおもう。

380 :吾輩は名無しである:02/11/21 05:49
>>377
されてるでしょう。
近代文学一派が高く評価してたよね。

381 :吾輩は名無しである:02/11/21 06:31
しかしですな、例えば同じ無頼派である太宰は「桜桃忌」などと銘打った
ものまで毎年催され、便覧などでも必ず1ページ以上費やされるのに対して
石川氏の方は「その他の作家」としてちょこんと扱われる始末で、
文庫本も今や風前の灯火、主要な作品でさえも古本を漁らなければ
ならんというのが現状ですよ。
それともこれは文壇的な評価とは別に、ただ単にファンの多い少ないに関係するものなのでしょうか。

382 :吾輩は名無しである:02/11/21 07:04
>>381
まあ、太宰は特別じゃないですか?
よくも悪くも石川は読者を選びますよ。
その辺が、坂口・太宰とは異なりますよね。
出版の問題は、売れるかどうかで出版社が判断するから、
一般受けしにくい石川の場合、絶版が多いのは当然。
一般読者はさておき、批評家・研究者で評価しない人は少ないんじゃないでしょうか?
知識人受けする作家ですよね。

383 :吾輩は名無しである:02/11/21 07:19
歯痒いですな。非常に。
確かに今石川淳を読みたい人は少ないかもしれないが、
読みたい人は「本当に」読みたい思いをしている。
こんな一握りのマニアック共に火の車の出版社は構っていられぬでしょうが。

384 :吾輩は名無しである:02/11/22 02:12
おいらも大学で、無理矢理読まされたのがきっかけだもんなー。
そうでなきゃ一生知らなかったかもしれん。
今となっては先生に感謝するよ。
ちなみに「文學大鑑」と「紫苑物語」。

みんなはどういう経緯で興味を持ったの?

385 :吾輩は名無しである:02/11/22 19:25
>>384
漏れは英文学専攻だったので大学で勉強したのではなくたしか
高橋源一郎のエッセイで知ったと思う。はじめて読んだのは「焼
跡のイエス」なんかが入ってる新潮文庫。バブル時代の末期だっ
たけど手当りしだいに文庫を買い集めました。集英社から出てた
晩年の作品群はまだ書店で単行本が買えましたよ。

386 :吾輩は名無しである:02/11/23 03:01
>385
いいなあ〜。今日ちょっと大きめの本屋に逝ってみたけど、
石川淳のいの字もなかったよー。

>384
僕はジャケ買い(?)で講談社文藝文庫の紫の本。
買った帰りの喫茶店で、
面白そうなタイトルのものから読み出したけど、
「修羅」を読んでうおおおお!となった。
その足で神保町に逝って、全集をバラで売ってもらう約束をしたよ(w

387 :吾輩は名無しである:02/11/23 05:05
俺は安部公房が好きだったからそっちの繋がりで読んだ
『紫苑物語』ではまったな

388 :吾輩は名無しである:02/11/23 19:00
おれもそうだね。安部公房の『壁』序文でなんだこの人?と思って
前々から友達から難しすぎとか噂を聞いていた『普賢』を読んでみた。
確かに最初は慣れない文体と知らない漢字ばかりで閉口したけど
辞書引きつつ読んでいくうちにあのごつごつした文体にはまっていって
読み終えた瞬間まじで感動してました。
以後数少ない現行本を買い、読みあさってます

389 :吾輩は名無しである:02/11/24 07:54
澁澤龍彦から入りました・・・


390 :吾輩は名無しである:02/11/26 01:32
澁澤で見た記憶、あるある。
どのへんだったか覚えてる?エッセイだよね。
幻想博物誌あたりかな。

391 :吾輩は名無しである:02/11/26 01:36
>>390
ネタだよね? どう突っ込んだものやら。

392 :300:02/11/27 01:28
うおー!
俺が浅学でした。あのあと色々調べてみたよ。

でも、見た気もおぼろにするんだょぅ。

393 :391:02/11/27 23:05
>>392
390だよね?
石川淳について書いてあったのは『偏愛的作家論』ね。
『幻想博物誌』なんてタイトルからして違うっしょ。

394 :吾輩は名無しである:02/11/28 01:35
ちくま日本文学全集(文庫版)ジュンク堂池袋店にてゲトー。
これ、非常にイイね!
『鷹』とか『焼跡のイエス』とか、他じゃ読めない作品がたくさん。
字も大きくて読みやすいし、ふりがなふってあるし、語注までついてたり。
これが千円で手に入るなんて…カンドーしますた。

395 :吾輩は名無しである:02/11/28 09:37
今「鷹」が読めるのは、それとちくま文学の森だけかな。

396 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:50
ちくまの本、注文しますた。
本屋のおじさんが「今時石川淳読む人、めずらしいね」と
言っていたよ。

397 :吾輩は名無しである:02/11/30 17:04
>>396何か好いな、そういう会話。

新潮のオンデマンド文庫、2週間前に注文してやっと今日到着した。
内容はともかく、この薄さで1,800円はやはり痛い。
でも、これからの出版業界はどんどんこういうシステムになっていくのでしょうか。

398 :吾輩は名無しである:02/12/01 18:19
(田舎モンだもんで)
名古屋タカシマヤの三省堂までえっちらおっちら赴いて
漸く講談社文藝文庫の「紫苑物語」入手。ヤター(´∀`)
流れるよでいてなおかつカッチリ端正で、
何度も読み直してると墨絵に色をつけてくみたいにイメージが拡がる美文。
うーん、もっともっと読みたいのにい。
上のほうのログ読むとなんですか、
文庫本も風前の灯ですって。冗談じゃねー。

399 :マダムB:02/12/01 23:10
ジッドはむかし新潮文庫のものはほとんど読んだのだけれど、それらはてっきり処分したものだと思い込んでいた。つい最近、実家の方の押入れに眠って
いた本や映画パンフを「引き取れ」と寄越されたのだが、その小山に
混じって、石川淳訳『背徳者』が出てきて吃驚! 昭和53年刊41刷で200円。
当然、消費税もバーコードもない時代のもの。解説まで入れて181ページ。
ジッドは神西清、堀口大学、今日出海などいろんな人が訳していたのだね。
当時は、誰が訳していたかなど全く意識していなかった。
じっくり再読して、また四半世紀ほど経ったら再読できるよう、タイム
カプセルに入れておこう。

しかし、世の流れとはいえ、いかんね、絶版は…。版元は、消費税に
便乗して定価を上げることを平然と繰り返しているうち、廉価な文庫本を
買って集めて内外の名作を読もうという若者の需要の芽を摘んでしまった
気がして仕方ない。文芸部門をもっている出版社がファッション雑誌出す
ときは、モデルに本をもたせたり、インテリア特集で本を山積みにして、
それが「かっこいいスタイル」だという洗脳をしてくりゃよかったのに。



400 :吾輩は名無しである:02/12/02 01:56
>「かっこいいスタイル」だという洗脳

澁澤あたりは成功しているみたいだけどねー。
いっそ宇多田ヒカルあたりが推してくれないかなぁ(w

401 :吾輩は名無しである:02/12/02 02:54
確かに講談社文藝文庫、アレどうしてあんなに高いんだ?
ハードカバーで買うヤシらにとっては安く感じるのかもしれないが
「月下の一群」が1600円で、ちょっとビビった。
紫苑物語も、あの厚さだったら500円くらいだと思ったのに…。

402 :吾輩は名無しである:02/12/02 03:35
けど、宇多田のおかげで中上健次が売れたって話は聞かないけどもね。
中田ヒデの朝日インタビューのあと、岩波文庫の書店向けの広告(縦長のやつ)
で論語がフィーチャーされてて笑った事はあったが。

403 :吾輩は名無しである:02/12/02 20:13
>>400
宇多田が以前『HEY×3』に出演したとき、『ドグラマグラ』にハマってるって
発言してたけど、あれで少しは売れたのかなぁ。
まあそんな安易に入ってこられても読了できないだろうけど。

404 :吾輩は名無しである:02/12/02 20:17
ド倉なんか厨房が読むものじゃん。

405 :吾輩は名無しである:02/12/03 01:05
>404
27歳の冬、未だに怖くて読めません。
「オホホホホホ…」って笑い声、怖くない?

406 :吾輩は名無しである:02/12/06 02:30
ちゃかぽこで嫌になるよ。<℃倉

407 :吾輩は名無しである:02/12/08 18:00
>404>405
お前ら、最後まで読んでないだろ?(w

408 :吾輩は名無しである:02/12/08 19:23
石川淳って性格最悪だったらしいね。
「文は人なり」なんて嘘だ!

409 :吾輩は名無しである:02/12/08 23:01
なんで読んだのかすっかり忘れたが、寿司屋だかで三好達治をやりこめて泣かせて
しまったことがあったらしく、その寿司屋の親父が「文人って怖いと思いました」
という述懐があったのにはワラタ。

句会で丸谷才一を「あれは学がないからいい」と言ったというのもあったなあ。
漢籍の知識ねえ奴なんざダメよ、ダメ、しっし、と追い払われてしまいそうだ。

410 :吾輩は名無しである:02/12/09 02:02
>>408
うーん、石川淳の文章を読んで
「ああ、イイ人そう」とはとっさに思えないよ(w

411 :吾輩は名無しである:02/12/09 04:27
>>410
というか全然イイ人とは思えない
初めて石川淳読んだ時、苛烈な人だったんだろうなと思ったよ
ゆえに「文は人なり」

412 :マダムB:02/12/09 13:02
苛烈さにニヒリズムで覆いをかけようとして、はみ出して
しまうものとせめぎ合う…みたいな感じが魅力だと思う。

413 :吾輩は名無しである:02/12/09 15:48
若いころフランス語の教師をしていたということだが、学生には
嫌われるタイプだったんだろうか。反骨的な教師なら人気ありそ
うだけど。

414 :吾輩は名無しである:02/12/09 16:09
新潮日本文学アルバム読むと
「小柄で色白、長髪に黒のソフトを被り、黒ずくめに空色のネクタイというハイカラな服装、
『アンニュイに満ちた無表情の教師』で、『教壇なれぬ、生徒の悪戯によく顔をあからめる
癖があった』という」
と書いてあるよ

415 :吾輩は名無しである:02/12/09 16:35
へぇ、なんかナイーヴな感じの人だったのかな。女学校の教師だったら
随分もてたことだろうね。もっとも自由恋愛の時代じゃないけど。

416 :吾輩は名無しである:02/12/09 19:16
ドナルドキーンは石川と対談したときに、
「約二時間にわたって自著の誤りをいちいち全部指摘された」
らしい。

417 :吾輩は名無しである:02/12/09 19:37
http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/pages/I/isikawajun.html
おいおい。

418 :吾輩は名無しである:02/12/09 23:51
>>417
八王子の山奥で幼時を過ごした自分としては、なんとあの上川霊園かよ!というのが
感慨深い。このサイト見たら、金子光晴や風太郎もそうやん。今度幼なじみに会いに
行きつつ、墓参でもしてくるか。

419 :吾輩は名無しである:02/12/11 09:29
近所の書店ではぜんぜん見つからんよ、参った。神保町あたりに行けば
なんとか手に入るの?でも高そうだねえ。

私は教科書で掌編読んだのが最初。魯迅も教科書が最初だった。
結構教科書には感謝している。

420 :吾輩は名無しである:02/12/15 04:09
あげちゃう

421 :吾輩は名無しである:02/12/15 04:14
安部公房によれば石川淳の人間評にはバカといい奴の二通りしかなく
たとえば役人の家に生まれ疑いももたず大物面する人物はバカで
しかしその人物が異常性癖で身を滅ぼした瞬間からいい奴に昇格。
石川淳!

422 :吾輩は名無しである:02/12/17 21:12
「すばる」の追悼号ゲト!
自筆原稿の余白に「新カナオコトワリ」とか「正字正カナノコト」って書いてある
のが石川淳らしくてイイ!!

423 :吾輩は名無しである:02/12/19 00:55
研究者や院生の方がいたら、「石川淳研究会」に入ってくださいよ。
愛知県立大の山口俊雄助教授ほかが中心となって立ち上げ計画進行中だそうなので。
http://www.aichi-pu.ac.jp/kyoin/bungaku/kokubun/11.html
本気で入る気があれば、ここにあるアドレスにメール送ってみてください。
神谷忠孝氏とか伝馬義澄氏、島村輝氏なんかも賛同人になってるよ。
最初は研究誌も出せないけど、その分会費(未定)もまだ安いはず。
人数がどれだけ集まるのか不明で、どうなることか……みたいなことを知人が
言ってたので、義理はないけど宣伝させてもらいます。

424 :吾輩は名無しである:02/12/19 20:47
岡本太郎が石川淳について書いたエッセイみたいなものが
あったんだけど、結構面白かった記憶がある。

珍しい文章だから、もう一回読みたいんだが、
何で読んだのか忘れてしまった。
確か文学全集かなにかの会報だったはず。

425 :noname:02/12/19 21:43
とつぜんですが・・・。学校のテストに石川淳についてでるということでお聞きしたいことがあります。
石川が鴎外の『渋江抽斎』について、鴎外の感動は「内部に沈潜する底のもの」であって「はじめにはわくわくしたはずの自意識など影もない」からよいとのべているらしいのですが、
このような「沈潜する底のもの」である文学って具体的に他にどのようなものがあるんでしょうか・・・。
言っていることが良く分からず、探しようがありません・・・。
ご教示よろしくおねがいします。

426 :吾輩は名無しである:02/12/20 00:15
>>425
答えられるならそうしたいのだけれど何を答えればいいのかよくわかりません。
おそらく『感動が「沈潜する底のもの」である文学作品』をお探しなのでしょうが
その“ような”作品をいくら挙げたところで参考よりは落とし穴になりますし
『渋江抽斎』とそれについて述べた石川淳の文を熟読されるのが一番だと思います。
そのテキストを引用部分以外読んでいないために意味不明なのではないでしょうか。
石川淳の文は雄弁だぞ、ようするに、石川淳を読もう!
2chのレスごときで語りきれる作家じゃないのだし、なにより楽しいと思います。

427 :吾輩は名無しである:02/12/21 01:53
あと、
>内部に沈潜する底のもの
>はじめにはわくわくしたはずの自意識など影もない
って、一読者としての石川淳が受けた印象(感想)なのだから、
425自身が同じように思ったことのある作品のことを
思い出せばいいんじゃないかと…。
石川淳が「沈潜」と思っても、別の人には別の言葉で受け取るかもしれないし。

がんがれ、>425の精神の運動よ。

428 :吾輩は名無しである:02/12/28 01:27
年末揚げ

429 :吾輩は名無しである:03/01/04 01:15
あけましておめでとう。

やっと念願の「鷹」が読めたよ。
何となくアニメにでもして欲しいような感じ。

430 :吾輩は名無しである:03/01/04 19:47
「鷹」はいいね。
未来の新聞記事とか結構SF的だったり鞭を持った少女が出てきたり、まあ、SFという
よりは幻想的だろうけど、勢いがあるよね。
これに限らず石川淳って結構劇画っぽいところがあるから、絵的にも面白いものが
作れるような気がするな。「六道遊行」なんか視覚的にも面白いだろうけど、
あんな時代劇作るヤツいないだろうな。

431 :吾輩は名無しである:03/01/07 15:08
正月休みに、「普賢」と「紫苑物語」を読んだぜ。
ホント石川淳の文章っていいね。
どちらかと言うと、海外文学のほうをよく読むんだけど、
改めて日本語っていいなぁ、って思ったよ。

町田康は「普賢」からパクった、と言っても過言ではない?

432 :吾輩は名無しである:03/01/08 01:07
文庫本集めもいいけど、オレは高くて買えない全集を近所の図書館で借りる派だよ。
10年くらい前の緑色の全集の内容メモがあったから挙げとく。

1 銀瓶〜マルスの歌〜巷談
2 費長房〜白描〜處女懐胎
3 飛梅〜演技
4 おとしばなし尭舜〜虹
5 小公子〜白頭吟
6 まぼろし車〜裸婦變装
7 にせ神父〜靴みがきの一日
8 至福千年〜武運
9 狂風記
10 六道遊行・天門・蛇の歌

11 渡辺崋山・義貞記・おまへの敵はおまへだ・一目見て憎め
12 初期評論・森鴎外・文学大概他
13 筆談・俚言・清言・諸国奇人伝
14 饒舌・遊戯
15 小識・西游日録・文林通言他
16 前賢余韻・江戸文学掌記・風雅他
17 雨月物語・春雨物語・癇癖談・諸道聴耳世間猿・西山物語・秋成綾足集・古事記・宇比山踏
18 Aフランス−赤い百合・エドメ・ジッド他
19 雑纂・著作年譜・書誌・参考文献

433 :山崎渉:03/01/20 08:17
(^^)

434 :吾輩は名無しである:03/01/20 09:32
「狂風紀」を読むべきか、読まざるべきか、それが問題だ・・・。

435 :吾輩は名無しである:03/01/20 10:49
>>434
読めよw

436 :吾輩は名無しである:03/01/20 12:17
>>434
何を迷う必要がある?

437 :吾輩は名無しである:03/01/22 01:20
ちくまのミニ全集に入ってた、永井荷風と坂口安吾の追悼文、いいね。
両方とも愛があるよ。

438 :吾輩は名無しである:03/01/25 00:43
友達に「石川淳いいでー」と勧めたら
「よかった!『かよい小町』が特によかった」
とメールをもらった。

が、俺がかよい小町を読んでなかった罠…。

439 :吾輩は名無しである:03/01/25 10:50
全集14巻、¥18000、とうとう買ってしまった!
安いのは函無しだからなんだけど、中がキレイだから問題ない‥


440 :吾輩は名無しである:03/01/25 10:52
狂風記、高田馬場ブックオフに¥1000で出てた。一ヶ月前のことだから、まだあるんじゃないかな。

441 :吾輩は名無しである:03/01/26 18:59
誰か「至福千年」映像化してくれんかな。
・・・日本の映画監督じゃ無理か。

442 :マダムB:03/01/26 21:49
>>318
石川淳と関係ない興味で見直していた本『ドストエフスキイと日本人』
(松本健一・著)に、『焼跡のイエス』のひとつの解釈がのっていた
ので、参考になればと思い、書き込んでおくね。

おムスビ屋での少年の万引きを目撃した私が、あれこれ考えながら歩く
うち、今度は自分の財布を万引されてしまうわけだけれど、その考えの
移り変わりのなかに、「少年がクリストであるかどうか判明しないが、
イエスだということはまずうごかない目星だろう」という表現があるのは
ご存じの通り。そこを受けて、松本氏は、
「戦後の混乱風景に材をとった一片の寓話でありながら、同時にまた、
イエス・キリスト神話に対するパロディなのでもあった。このような
混乱の世にあっては、イエスもまたじぶんの口を糊するために、他人の
パンを奪うにちがいない。そして、誰にも邪魔されずパンを奪うことが
できるゆえに、かれは神の子クリストなのでもある」
と解釈している。

戦後、皆が闇市を利用したなかで「あれは非合法だから」と闇市の利用を
拒んで餓死した裁判官だったかがいた。その人は、確かクリスチャンでも
あったのではなかったかな。それを考えると、「深いな」と思う。

ちなみに、平野謙は石川淳作品を「ドストエフスキイの日本的消化」と
呼んでいたらしい。
「戦後の混乱はドストエフスキイの方法でしか把握できないほどすさまじく、
自分のことしか考えられない原初的人間がうごめいていた」と、これも
松本氏の把握。


443 :吾輩は名無しである:03/01/26 22:19
>>429-430
鷹オモロイ鷹。
昨日ベッドに入りながら眠気を催そうとして読んでたらオモロクて一気読み。
鷹鷹。

444 :見てみて!:03/01/26 22:20
えっ!モロ!!


http://www.hi-net.zaq.ne.jp/bubbs207

445 :吾輩は名無しである:03/01/27 00:19
石川スレ最萌トーナメント

今のところ本命は「鷹」ですか。

俺は「修羅」の駒姫

446 :吾輩は名無しである:03/01/27 22:59
岩波の選集の内容って↓でいいの? 違ってたらフォローキボンヌ。

第1卷 小説1 『葦手/山櫻/普賢』
第2卷 小説2 『白描/かよひ小町變處女懷胎』
第3卷 小説3 『雪のイヴ/飛梅/變化雜載』
第4卷 小説4 『おとしばなし堯舜/おとしばなし李白』
第5卷 小説5 『前身/狼/灰色のマント』
第6卷 小説6 『白頭吟』
第7卷 小説7 『荒魂』
第8卷 小説8 『至福千年』
第9卷 小説9 『かくしごと/怪異石佛供養』
第10卷 小説10・戯曲 『天馬賦/武運』
第11卷 評論/随筆1 『森鴎外』
第12卷 評論/随筆2 『渡邊崋山/二葉亭四迷』
第13卷 評論/随筆3 『夷齋筆談/夷齋俚言』
第14卷 評論/随筆4 『夷齋清言』
第15卷 評論/随筆5 『諸國畸人傅』
第16卷 評論/随筆6 『新釋古事記』
第17卷 評論/随筆7 『西游日録』


447 :吾輩は名無しである:03/02/03 23:50
至福千レス逝くまでは落とせないので保守あげ

448 :吾輩は名無しである:03/02/16 00:26
至福千レス、協力しようじゃないか。
あげ

449 :ウキウキ  ◆yTejge/2ww :03/03/08 12:18
(*゚∀゚)アホウ!

荒魂age


450 :吾輩は名無しである:03/03/08 22:12
>>421
これはある意味あたっているような気がする

単なる支配者や上流階級のヤシはバカにされるが
そういう立場だった奴が狂って没落して変な道に突進するキャラは
わりと石川作品では好まれているようでもある

451 :吾輩は名無しである:03/03/08 22:48
馬場のブクオフは石川淳宝庫だね。
前に講談社文芸文庫のほぼ全シリーズ見つけて
全部即買いした。新品同様でしかもものすごく安かった。

452 :吾輩は名無しである:03/03/09 01:24
やっぱ大学生のいっぱいいる地域ってのが大きいのかな>馬場


453 :吾輩は名無しである:03/03/09 04:45
はだかマリア


454 :吾輩は名無しである:03/03/17 20:39
集英社の「日本文学全集69・石川淳集」を百円で購入。

収録作品は
「山桜」「普賢」「曾呂利咄」「黄金伝説」
「焼跡のイエス」「最後の晩餐」「片しぐれ」
「紫苑物語」「白頭吟」「喜寿童女」

それから、表紙の裏に「月報」なるものが入ってて、
その中に、岡本太郎が石川淳について書いた随筆があったよ。
>>424 が言ってたのは、たぶんこれの事だね。

冒頭部分だけ↓

455 :吾輩は名無しである:03/03/17 20:40
   石川淳のこと
                       岡本太郎
 石川淳との出会いは、奇妙だった。
 戦後の、まだ闇市・カストリの時代。よく行く新橋駅裏の呑
み屋で、隣りあってのんでいた。お互いに誰だということは知
っていた。何となく言葉をかわしはじめたのだ。
 なにがきっかけだったのか、忘れてしまったが、突然、喧嘩
になった。
 見たところ、小柄で色白、細っこくて、無口で、むしろ気の
弱そうなのに、
「なにいってやんでえ」
 えらいべらんめえで突っかけてくる。急に上気して、額が赤
くなった。
 こちらもケンカッ早い方だったが、ほう、と思った。なかな
か、やるな。見直した。
 相手もそう感じたのかもしれない。お互いに笑いだしてしま
った。それからひどくうちとけた。

456 :吾輩は名無しである:03/03/18 11:21
わーすごい。
巨匠の邂逅。
石川淳ってかっこいいい。真の意味で単独者としての生が完全に描かれていると思う。


457 :吾輩は名無しである:03/03/27 01:03
新潮文庫の『焼跡のイエス・処女懐胎』が絶版とは何事だ!

458 :ごはん:03/03/27 01:04
>457
でも文芸文庫で読めるよ。

459 :安吾ファン:03/03/27 02:23
読んでみようかと思うんですが、
初めてなら何がお薦めでしょうか。


460 :吾輩は名無しである:03/03/27 02:41
>>458
テキトーなことを言わんように。

461 ::03/03/27 02:56
>459
なんでも面白いけど、とりあえず「安吾のいる風景」は?
誰でもすすめそうだねw

>460
すみません。わたくしの勘違いだったようです。逝って来ます。

462 :吾輩は名無しである:03/03/28 01:07
>>459
個人的には、講談社文芸文庫で出ている短編三本がおすすめ。
「紫苑物語」「修羅」「八幡縁起」
とっつきやすいと思う

463 :459:03/04/01 23:03
>461
「安吾のいる風景」はどこかで読んだ覚えがあります。
石川淳だったのか。蛍光灯の光の安吾って奴でしたっけ。
>462
ではそれを読んでみます 馬場に行って探そうかな…

レスありがとう

464 :吾輩は名無しである:03/04/01 23:06
石川淳選集(岩波)を
1、2、3、5巻ゲットした!!
ふふふふ

465 :外吉:03/04/02 02:21
>>463
漏れは『ちくま日本文学全集 石川淳』で読んだ。
収録作品は以下の通り。
マルスの歌、張柏端、曾呂利咄、焼跡のイエス、鷹、おとしばなし和唐内、
霊薬十二神丹、二人権兵衛、八幡縁起、小林如泥、狂歌百鬼夜狂、
虚構について、江戸人の発想法について、敗荷落日、安吾のいる風景
解説が種村季弘「からっぽという装置」、簡単な年譜も付いてるよ。

466 :吾輩は名無しである:03/04/18 00:50
保守だな

467 :吾輩は名無しである:03/04/18 12:26
タネムラ解説石川作品集。ラグジュアリー。

468 :山崎渉:03/04/19 22:50
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

469 :我輩は名無しである:03/04/25 21:01
石川淳ほど言霊を知っている作家は他にいない。
そう思えるくらい尊敬しているんだが、ぶっちゃけると
登場人物あんまし好きでない。男も女も、そろいもそろって
押し問答みたいな屁理屈こねるし。それと、なぜかキモの
小さい人間が出てこない。みんな妙に腹が据わってるし。
そういうところも好きって人、ぶっちゃけ無理してね?
短編ならいいのだけど、
長編ではね

470 :吾輩は名無しである:03/04/25 21:21
文章だけ。
中身何にもなし。

471 :吾輩は名無しである:03/04/25 22:35
確かにストーリーやキャラクター造型が必ずしも巧い訳ではないのかも知れない。
それでも「文章」すらない今の作家に比べればましだよ。
語り口ひとつで読ませてくれるとこがいいんじゃないの。

472 :吾輩は名無しである:03/04/26 00:48
文章だけって、あれだけしびれる文章が書けるかyo!

473 :吾輩は名無しである:03/04/26 19:25
文章だけって・・・
文体がそのまま思想なのだよ。石川淳の場合。
あの文体の背後にどれだけのものがあるか一端なりとも感知しないのか。


474 :469:03/04/26 19:44
>471
ましどころか、あの文章はマジで凄いと思うけどな。


475 :吾輩は名無しである:03/04/27 01:13
「文章だけ」ってしたり顔に言ってるヤシに限って
ろくすっぽその文章も読めてやしない。

476 :吾輩は名無しである:03/04/27 01:44
新釈古事記読め

477 :469:03/04/27 13:13
詳しくは知らないけど、淳は特に短編においては書き始める前に
前もって全て内容を決めるということをしなかったらしいね。
筆の勢いのままに書くというか。
中篇、長編、あるいは短編でさえも半ばで急激にフックが弱くなり
、筋が散漫に思えてくるということが、少なくとも僕にはよくある。
これは、その創作姿勢が必ずしも功を奏したわけではなかったため
か? 同じ路線なら、とらんぷたんにおける中井英夫のほうが
数倍やり手であるようにも見受けられる。

478 :吾輩は名無しである:03/04/27 16:23
石川淳の文章は呼吸といっしょで、
長すぎると息切れをしたりムラが出てきたりする。
だから文の質を確保しようとするのなら短編しかないのだが、
本人が短編小説の伝統である完結性を拒否しているので
ああいった感じになる。

479 :ウキウキ ◆yTejge/2ww :03/04/27 16:46
(*゚∀゚)アホウ!

>本人が短編小説の伝統である完結性を拒否しているので
そのくせ短篇もいいんだよねー、石川は♪ かっこいいのだー!!
長篇に関しては、ヘンにこじんまりしてるよりいいじゃん、って思っちゃう。
まさに「精神の運動」だね。

>詳しくは知らないけど、淳は特に短編においては書き始める前に
>前もって全て内容を決めるということをしなかったらしいね。
>筆の勢いのままに書くというか
そう本人も言ってるし、ある程度そうだろうけど、
かなり意図的な発言なんじゃない?
長篇なんかもしっかりドラマ作ってあるよ。
ある程度の骨組みは決めてあって、その上でのペンの流れ、そんな気がする。

>476
新釈雨月もいい!秋成とだいぶ違って、石川の解釈が入ってる。
読み比べしてみると面白さばいぞーでつ☆


480 :吾輩は名無しである:03/04/27 17:10
>長篇に関しては、ヘンにこじんまりしてるよりいいじゃん、
>って思っちゃう。まさに「精神の運動」だね。
そうじゃなくて、例えば「狂風記」なんかは最初と最後では
文章の密度が違うでしょう?
「鷹」なんかはプロットだけで判断すると尻切れとんぼだけど
文章的には弛みもムラもなく、キチンと緊張感を持続し続けている。
だから、石川の場合はプロットで判断すべきではない、という意味で
>>478の書き込みをしたんだよ。
そもそも小説にとってストーリーというのは二次的なものだから
そこに価値の中心に据えても仕方ないし、
そうすると初期の作品なんかは批評できなくなる。



481 :469:03/04/27 17:35
さすが2ちゃんねる。詳しいレスが次々に。
日ごろは石川淳の名前出しても「誰ソレ?」「作家だよ、
知らない?」「うん、知らないなぁ」で終わってしまうので。

>479
そうだな、長編だけでなく、中短編でもしっかり作りこんでる
ものもあるよね。俺、金鶏好きっす。

482 :吾輩は名無しである:03/04/27 17:36
なんて読むの? 石川じゅん?

483 :吾輩は名無しである:03/04/27 17:41
そうだよ。
若々しい名前だね。
だけど、もう死んじゃったんだよ。
バイバイ。


484 :ウキウキ ◆yTejge/2ww :03/04/27 23:03
(*゚∀゚)アホウ!

>480
ごめんなさい。別に反論としてレスつけたわけじゃないんです。
480に関しても大幅同意。
でもプロットにこだわらないという割には、ちゃんとドラマ作ってませんか?
つまり、所謂ストーリーの全くない小説というのとも違うでしょう?
この辺り俺自身よくわからないので、教えて欲しいところです。
ストーリーが二次的というのはそのとおりだと思うんだけど。

それと、「鷹」が尻切れトンボかどうかは疑問。
上げ足とるわけじゃなくて、俺はあの作品はある種完成されているような気がしてるんです。
でも他の人はそう思わないのかな?

>481
始めまして♪
いしかわじゅん?それって漫画家?って言われませんか?w


485 :吾輩は名無しである:03/04/28 00:46
>でもプロットにこだわらないという割には、
>ちゃんとドラマ作ってませんか?
ドラマ自体は不倫もののように通俗的なモノを採用したりもしているけど、
「醜悪を窮めて奇異となす」の言葉にもあるように陳腐極まりない物語
をワザと採用して、それを文の力で転倒させているのでは?

「普賢」以前の習作を読めば分かると思うけど、
あの文体は人為的に作り出されたもので、
ペン先から噴出し、分裂を余儀なくされた結果のものじゃない。
話法に関してもいろいろ試しているからそちらの方も重要でしょう。

話の方はあくまで叩き台で、様々な要素が織り込まれた文や
それを進めていく過程が重要だと思うよ。
思想的には朱子学や復古神道キリスト教、アナーキズムの影響や
これらが渾然一体となった明治ー大正期の思想状況があったと思われるけど
この分析はかなり厄介なので遠慮させてもらいます。

「鷹」に関して言うと、物語としては長編小説の途中という感じもするけど、
文の流れ(あるいは“精神の運動”)としてはあれで正解。
安部の「壁」と違って、組み込まれずに移動すると言う事を
絵解きではなく“文”で示しているからね。


486 :我輩は名無しである:03/05/03 01:11
>484
わたしは481じゃないけれど、いしかわじゅんって漫画家でしょって言われました。
しかも現役の書店員に…。せつなかった。
>485
あなたの石川淳への考え方には心惹かれます。
もっと考えを聞いてみたい。
アナーキズムといえば大杉栄?
わたしは、石川淳が私小説を批判していたのに、「佳人」とか「貧窮問答」とか
初期の頃の作品は一人称を用いていることとか、
主人公が石川淳を彷彿とさせる部分があること、
そしてあるときから一人称は捨てられていることなどに興味を覚えるよ。
文章の背後にある石川淳の思想とか教養が深いから
一筋縄ではいかないけれど、それもまた魅力★

487 :吾輩は名無しである:03/05/03 04:05
ぐうぜん専門の必修科目の御大が石川淳の研究者だったから、
授業で『紫苑物語』にめぐり合えた。
本当に幸運だったな。

488 :吾輩は名無しである:03/05/03 04:49
>>487
だとしたら、俺も同じきっかけで紫苑物語から入ったよ。
もしや、同じまなびやかもしれん(w

489 :488:03/05/03 04:49
一行目と二行目逆ね。スマソ

490 :487:03/05/07 19:36
千代田区だったら同じだなw



491 :488:03/05/10 02:34
お・な・じ…。

492 :吾輩は名無しである:03/05/14 13:31
>>487
>>488
俺も。

493 :吾輩は名無しである:03/05/14 22:29
国語の教材で「アルプスの少女」やったんですけど
おもしろかった。
なんかみなさんの好きな作品を。。よければ紹介文付でおしえてください

494 :吾輩は名無しである:03/05/16 07:39
542

495 :吾輩は名無しである:03/05/18 23:55
鷹を初めて読みましたがこれって幻想小説ってやつですか?

496 :吾輩は名無しである:03/05/22 00:42
おもしろ小説。

497 :山崎渉:03/05/28 09:09
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

498 :吾輩は名無しである:03/05/30 11:31
山口ノボルの部下の一人。

499 :吾輩は名無しである:03/06/08 21:35
あげますぞ

500 :吾輩は名無しである:03/06/08 22:36


501 :吾輩は名無しである:03/06/12 23:50
>>498
誰も突っ込んであげてないけど『クロマティ高校』ね。

502 :山崎 渉:03/07/15 09:23

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

503 :吾輩は名無しである:03/07/17 18:34
こんなところで石川淳の名前に出会えるとは…。
でも山崎渉の前のカキコって一ヶ月前じゃん…。
なので保守age。

>>493
亀レス&既出ながら、「まず水。」で始まる
「至福千年」などはいかが。

紹介文は浅学非才ゆえご勘弁を。

504 :山崎 渉:03/08/02 00:22
(^^)

505 :山崎 渉:03/08/15 10:59
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

506 :吾輩は名無しである:03/08/20 22:24
遅まきながら、「すばる」の追悼記念号マンセー。

あの名作「鷹」の出だしの原稿写真にしびれたよ。
ものすごく丁寧に推敲して、まさに「最高」と言える文章に仕上げてる。

「筆の先で考える」……という天理教の教祖みたいな神話のある
石川淳だけど、実はものすごく原稿に手を入れる人なんだよ。

ひまな奴ぁ、一度、雑誌掲載時と、全集版、「石川淳選集」版、と
見比べてみるといいよ。戦後の短編で一度調べてみたところ、
単に仮名遣いのレベルじゃないくらいの改編をしてたので
結構ビクーリした記憶がある。

507 :吾輩は名無しである:03/08/25 19:44
久しぶりにageます。とにかく何でもいいから文庫復刊して欲しい。

508 :吾輩は名無しである:03/08/25 23:34
安部公房の『壁』の序文、好きだなぁ。

509 :吾輩は名無しである:03/08/25 23:59
488、487と同じ学舎かも知れない。


510 :吾輩は名無しである:03/08/26 01:42
町田康なんかと比べるのは論外。
「鷹」「紫苑物語」「夢の殺人」「白吟頭」最高です。

511 :吾輩は名無しである:03/08/27 16:55
8月8日の千夜千冊に『紫苑〜』取り上げられていた。古い新潮文庫の蔵書でね。
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0831.html
松岡氏の分析はやりなかなかにユニーク。

512 :吾輩は名無しである:03/09/06 04:22
俺は「普賢」を辞書を引き引き読んだよ。
すげーつらかったけど、読み終えた時の衝撃と感動と言ったら!
他の作家では決して味わえないものだよね。
町田康は無理。
石川淳を知らなかったなら面白く思えたのかもしれないけど、
今となっては無理。中途半端に真似しようとしたというか
影響を受けて、すんごく恥ずかしいものに仕上がっちゃってる。
石川淳あってこその文章だね、あれはほんとに。
凄すぎる。
下手に真似したら火傷する。

513 :吾輩は名無しである:03/09/06 05:28
おはよう御座います。
作家志望の大学生、カズマです。
今ぼくは、石川淳の文体でコギャルと元キャリア官僚
がブルガリアで自分探しをする小説を書いています。
ご期待下さい。
では。

514 :吾輩は名無しである:03/09/07 00:23
>>513
おまへの敵はおまへだ

515 :吾輩は名無しである:03/09/13 00:15
一体どこの誰が石川淳と町田康を比べたの?

516 :吾輩は名無しである:03/09/13 00:16
さあ

517 :吾輩は名無しである:03/09/13 04:04
町田自身がインタビューで言ってるから
普賢とかよく読んでるって
なにより町田康の文体みりゃ分かるべ

518 :吾輩は名無しである:03/09/14 00:28
>>517
あはは、なんの縁もないし、似ても似つかない。
おめ、どっちもちゃんと読んでねーな。

519 :吾輩は名無しである:03/09/14 09:58
どう

520 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/16 18:30
普賢について一言。
冒頭が面白い。コメディに溢れてゐる。

521 :吾輩は名無しである:03/09/16 18:41
>>コメディに溢れてゐる。

はい、何語ですかこのカキコは?


522 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/16 21:38
>>521
読んで分からぬか、日本語だ。

523 :吾輩は名無しである:03/09/17 02:01
>>518
明らかに町田は石川の饒舌体に影響を受けていると思われますが

524 :吾輩は名無しである:03/09/20 00:44
石川淳ってそんなに饒舌体かな。
町田康はむしろ、大泉黒石に影響を受けてそうだが。

525 :吾輩は名無しである:03/09/21 10:06
>>522 読んで分からぬか、日本語だ。だって、
  \  わ  っ   は  っ  は  !   /
    \                     /
      ∧_∧ ∩_∩ ∩_∩ ∧_∧
      (・∀・ )(´∀` )(・∀・ )( ´∀`)
 |  ̄| ̄ ̄U| ̄U ̄U ̄U| ̄U ̄U| ̄U ̄U ̄|\
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526 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/21 10:19
明らかに影響を受けているではないか、額に「淳 JUN」って焼きこまれているの知らないの?
>>525
プ。

527 :吾輩は名無しである:03/09/21 10:45
額に焼きこむ?
額に焼印が押されている、という表現なら日本語で可能ですが・・・

528 :吾輩は名無しである:03/09/21 10:46
>>526額に焼きこむだって、
  \  わ  っ   は  っ  は  !   /
    \                     /
      ∧_∧ ∩_∩ ∩_∩ ∧_∧
      (・∀・ )(´∀` )(・∀・ )( ´∀`)
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529 :吾輩は名無しである:03/09/21 11:00
>>523
影響を受けるのは勝手だし、実際受けたのかもしれないが、
それをもって石川の文学と町田になにか相互的な関係が生じている
ということはまったくないね。
饒舌体といっても石川のあの文体は話芸の伝統をきちんとベースにしている。
町田はそういう伝統とは切れてるよね。

530 :吾輩は名無しである:03/09/21 11:44
>>582
プ。

531 :純文学団長:03/09/21 12:04
>>530
プ。あ、ごめん。

532 :吾輩は名無しである:03/09/21 12:21
>>524
大泉黒石って・・・むかし読んだことあるけど
そんなに作品ないでしょ?大泉昆のお父さん、白系ロシアでは
なかった?

533 :吾輩は名無しである:03/09/21 13:03
純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 って淋病だよね?

534 :吾輩は名無しである:03/09/21 14:42
>>533
なんでわかる?


535 :佳子 ◆o77ehnrsws :03/09/21 15:15
>>530が純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 ってことはわかるよね。

536 :純文学団長:03/09/21 20:27
ぐはははははは。

537 :吾輩は名無しである:03/09/21 20:38
>>582責任重大。
町田康と石川淳の類似に決着つけなきゃな。

538 :582:03/09/21 20:40
町田は織田作野坂ラインってことで終わりにして下さい

539 :吾輩は名無しである:03/09/21 23:20
>>532
大泉滉の父だよ。それなりに著作はあり、全集が10巻くらい出てるはず。

540 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/22 18:24
諸賢、聞いて欲しいことがあるんだ。紫苑物語の「魔の矢」って作者はどういうことを言いかたっかのだと思う?マジレスくれ。

541 :吾輩は名無しである:03/09/22 18:57
団長、懲りないねえ。

542 :吾輩は名無しである:03/09/23 01:12
>>540
初めて読んでから何年か経つが、不徳にて漏れにもまだ解らん。

543 :吾輩は名無しである:03/09/23 01:28
「夷斎筆談〜」読んでんだけど、もう傍線引きまくり
勿体なくて一気によめないよ〜
すごいよなあ、ちょっと前まで生きてたんだぜ、こんなひとが
この秋は石川淳コンプリート目標!

544 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/23 14:45
>>542
やっぱり? だったら、一緒に紫苑物語精読しません?

545 :吾輩は名無しである:03/09/23 16:12
>>544
自分のスレでやりなよ

546 :吾輩は名無しである:03/09/23 18:42
>>543
>この秋は石川淳コンプリート目標!
筑摩の全集が手に入るならともかく非常にハードルが高い目標ですよ 。ガンガレ!

547 :吾輩は名無しである:03/09/23 19:08
神保町の古本屋に、全集が置いてあるのを
「トランペットが欲しい黒人の子供」状態で眺めている漏れ…。
何万もするんだよ〜。

548 :吾輩は名無しである:03/09/23 23:07
岩波の新書版全集なら、数千円だけどね。

549 :543:03/09/23 23:19
>>548
さっそく買いにいきまつ

550 :吾輩は名無しである:03/09/24 07:54
新しく刊行される全集を読む場合は、毎月届くのをこなして行くのは
月報の楽しみもあるしいいものだと思うけれど、完結してしまった全集
というのはいっぺんに買うとなかなか隅からすみまで読むのは難しいような
気がします(わたしだけかな?)。
石川淳全集、わたしは図書館から一冊ずつ借りてすべて読了。週に一回、巻を
取替えに行くときは毎度わくわくしました。

551 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/29 18:53
下がって来たから上げる。


552 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/29 18:56
今日、『前身』『焼跡のイエス』『最後の晩餐』を再読しましたわ。
う〜ん、やはりこの三作の中では焼跡が一番好きかな?

553 :吾輩は名無しである:03/09/29 19:05
>>552
ふ〜ん、あっそ

554 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/30 21:29
「焼跡のイエス」と「最後の晩餐」どっちが好きか、はっきり分かれそうやね。
まぁ、どっちも好きて、みな答えるやろけど。

555 :吾輩は名無しである:03/10/01 01:06
仏文出なんだけど 入門にお薦めの短編ない?
ゆう女始末は読んだ

見返りといってはなんだが恩師から聴いた
仏語教師んときの石川のエピソードなんてど?

556 :吾輩は名無しである:03/10/01 07:20
>>555
紫苑物語。この作品の冒頭はさいしょフランス語で頭に浮かんだと
なにかに書いていた。

さ、じゃ、エピソード教えてください。

557 :吾輩は名無しである:03/10/01 12:54
555じゃないけど。
講義室で新しいページを切りながら、
あたかも初見で原書講読をやっているかに見せて、
生徒を驚かせたってのなら、仏文の学生の頃、聞いた覚えがある。
同じ原書を2冊買ってたっていうお話ね。

558 :吾輩は名無しである:03/10/01 17:39
ageるぞ。

559 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/10/03 21:07
石川淳の『山桜』読んだけど、(なぜか読んでいなかった)
すごいな
の一言に過ぎると思ったね。
だってさ、人妻を熱烈に愛していたんでしょ、「わたし」は。
熱烈に愛していた人妻に、その夫から屈辱を受けているのを
目の前で見られて(という幻想だが)
その描写も良いし、
最後、もう死んだと言うことを気がつく、
「わたし」が人妻にかけた言葉も
なんか空しくて好き。
んで、気がついた後の空虚感が
うまく感情移入できていたら
本当に素晴しいよね。

560 :吾輩は名無しである:03/10/04 22:26
団長晒しage

561 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/10/06 23:33
きみたち、石川先生のスレを何故、下げてしまうのかね。
本来、常時あげられていい筈のスレである。
故にあげる。

562 :吾輩は名無しである:03/10/07 18:39
>>599
>の一言に過ぎると思ったね。

一言に尽きると思ったね。

>んで、気がついた後の空虚感が
うまく感情移入できていたら
本当に素晴しいよね。

意味不明。

あーあ、こいつが書くといちいち直して回んなきゃなんねえよ。

563 : ◆4ZyQ37vgo6 :03/10/07 19:40
純文学団長のトリップキーは #iinaiina だ。
イイナイイナってなんだよそれ、プッ。

さあ、名前欄に「純文学団長#iinaiina」と入力して
君も純文学団長になろう!

564 :吾輩は名無しである:03/10/07 21:19
>>563
本人が偽者を装ってばらして回ってるわけかw

565 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/07 21:41
暇人もいるものである。どうやってそれを見つけたのか、まぁ、んなこたどうでもいい。
で、仕方ないからID変える。

566 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/10/07 21:45
前言撤回。ID変えるのは止める。このままでいく。

567 :純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/10/07 21:49
だけど、身分不相応な、偉ぶった物言いだの>>561
幼すぎる自己述懐だの>>559
読み返せば顔から火が出るほど恥ずかしいので。


568 :吾輩は名無しである:03/10/07 21:52
断腸の話は断腸隔離スレでおながいします

【石川淳】蛇の歌【未完作】を純文学団長が書く
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1064474284/


569 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/07 22:16
そうそう、石川淳って絶対鏡花から影響受けてるよな。

570 :吾輩は名無しである:03/10/08 01:02
>>599責任重大

571 :吾輩は名無しである:03/10/18 23:31
あげときますよ。

572 :吾輩は名無しである:03/10/19 03:03
鏡花に影響受けてるかなぁ・・・鴎外や荷風については、評論でよく見かけるが、
鏡花の名前はあまり見たことないな。
346氏が言ってるように、石川は散文的だし、逆に鏡花は散文より詩に近いと思う。

573 :吾輩は名無しである:03/10/19 19:13
>>572
散文的と詩的のちがいってどういうことなんでしょう?
詩に近いものを散文的というものとおもってました


574 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/19 20:58
>>573
詩に近いものが散文って…いうなら韻文だろぅ。
>>572
淳には詩的要素がたくさんあるぞ。ことに、初期作品なんか。
あと、淳の晩年作のほうのセックス描写、もう面白いね。笑ってしまふ。

575 :吾輩は名無しである:03/10/20 01:04
>>断腸
どんなのでつか?<セクース

576 :吾輩は名無しである:03/10/20 01:09
>>575
自分で嫁。何のために文学板に来てるw イタいヤシめ(失笑

577 :吾輩は名無しである:03/10/20 22:27
>>575
狂風記だったら、結構序盤に出てくるかな? 読んで美空ひばり。
>>576
そのとほりだな。

578 :吾輩は名無しである:03/10/31 01:22
『白頭吟』読了age


579 :吾輩は名無しである:03/11/04 06:10
淳にはころっと騙されてたよ。永年。
信濃町の千日谷会堂で催された「お別れ会」で、馬鹿な漏れもはたと気がついた。
なんじゃ、孫がいる。当然、子供も何人もいる。
淳と家庭とは漏れの頭の中ではどう考えても結びつかなかったのだが、これで謎がとけた。
晩年のヤツの小説の凋落ぶりのことである。
「天門」その他、70年以降のヤツの小説は、ひとことで言えば抜け殻の骸骨が、むかし
取ったきねづかで、惰性で踊りを踊っているにすぎない。
すでにしてそこには精神の高揚など見る影もなく、あるのはただ功なり名を遂げた大家の
身すぎ世すぎの影にしかすぎない。
「紫苑物語」「鷹」ほかいくらでも上げられる、あの読者のたましひを打ちふるわさずには
おかない、精神の運動は、いったいどこに消へてしまったといふのだらうか。
疑う者は晩年、阿諛追従の取り巻きに囲まれながら恥ずかしげもなく発表した連歌ゴッコの
あほらしさを、ついでに頭に思いうかべるとよい。
「敗荷落日」……。あたかもそれは若き詩魂が晩年のおのれに向けて発したレクイエムで
あるかのやうである。

580 :吾輩は名無しである:03/11/04 15:46
>>579
おいらもいないはずの「奥さん」の書いた本を読んで呆然とした。
終生孤身をつらぬいた荷風のほうがよほど立派だったではないか。

581 :吾輩は名無しである:03/11/04 21:44
>>579-580
馬鹿!!

582 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/04 23:17
まず、石川淳スレ住人は此処に投票するべし!!
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=20536
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=20243
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=2580

583 :吾輩は名無しである:03/11/05 01:07
>>579が言ってることもあながち否定できないよ。
石川淳の家庭がどうのこうのというのは問題外だが、石川淳晩年の
長編小説の数々を否定的に見ざるをえない人たちは少なくないと思う。
ぼく自身『狂風記』を読んで、石川淳は10年間もかけてこの小説を
書いたのかと思うと悲しいものがある。
石川淳は長篇向きの作家ではなく、短・中篇でもっともその力量を
発揮する作家だと思うね。
傑作『紫苑物語』『鷹』『修羅』などは珠玉の輝きを見せているが、
比較的若い頃の長篇『白頭吟』でさえ構成的破綻が見られる。
もっとも『白頭吟』は後期の長篇小説群に比べればずっと面白いが。
とにかく『荒魂』『至福千年』あたりから後の長篇小説は評価できない。

584 :吾輩は名無しである:03/11/05 01:11
でもさ、晩年にヘボくれても、イイ作品は確乎としてあるものだし、
それらの書かれた瞬間の精神の運動は嘘じゃないもんな。

「才能なんてよ、金とおんなじで使ったらなくなるもんさ」
だけどちゃんと使ってれば買ったものはきちんを残るだろ、
って漏れの恩師も言うてますた。

585 :吾輩は名無しである:03/11/05 01:20
>>579
歴史的仮名遣いを使うならもう少し勉強しろよ。

>>580
そういう問題じゃないだろう。

>>581
馬鹿の一言を投げかけるだけでは議論にならないだろ。

>>582
ご苦労様です。

586 :583=585:03/11/05 01:26
>>584
同意。

587 :吾輩は名無しである:03/11/05 20:28
でも、「荒魂」冒頭の一章は最高だったなあ。

588 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/05 21:34
淳晩年でいい作品
蛇の歌
淳晩年で良くなかった作品
狂風記
六道遊行

589 :吾輩は名無しである:03/11/06 02:03
>>588
死んだ安原顕も狂風記は駄目だけど、蛇の歌はいい、未完に終って残念だ
みたいなこと書いてたね。
>>582
ちくま文庫版の石川淳選集ならありえるかもね。出たら買うよ。

随筆家として石川淳も見逃すことが出来ないね。
ぼくは「江戸文学掌記」を文芸文庫で昔読んだけど、感心した。
最近、単行本(古本)で買い直したから、そのうち読み返すつもりだYO。


590 :吾輩は名無しである:03/11/06 17:08
やれやれ、579以降、ちっとはマシなスレになってきたかな。
ポン人は、権威にゃからきし弱いからな。
このスレ見て、今の少々マシな若者も、じぇんじぇん変わらんことを、再認識したよ。

591 :吾輩は名無しである:03/11/06 17:33
次は>>590を抹殺することだな。

592 :吾輩は名無しである:03/11/06 17:47
お主は晩年の淳ファンか。
わしゃ若き淳のファンじゃ。サイナラ

593 :吾輩は名無しである:03/11/07 01:25
働きアリってホントは全体の2割くらいしか働いてないんだと。
だけどその2割を隔離すると、そいつらの8割が怠けるんだそーだ。
いつの時代もどこの場所でもおんなじことさ。

594 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/07 11:47
>>593
関係無いだろw

595 :吾輩は名無しである:03/11/07 19:12
>>594
君には文学は一生分からんな。かわいさうなやっちゃ。
というよか、ありていに言ふと読解力がない。

596 :吾輩は名無しである:03/11/07 22:18
>>595
分かるよ。どーんな素晴しい作品書く人間でも二割しか佳作はなく、八割は駄作と言いたいんだろう。
だから、石川淳には関係ないんだ。石川淳はそれが反対だからな。

597 :わむて ◆wamuteW7DE :03/11/07 22:18
                                        __
                           __  ミ      <_葱看>
                         <_葱看>     / i レノノ)) ヽ
                        ./ i レノノ))) \   d(~人il.゚ - ゚人
             ミ           .人il.゚ - ゚人     (/ (/(/      ミ  /)
               て/´ ̄ヽ       ( ((つつ、       彡        〈_:|フつ
                ⊂))  )      〈|: _フつ                  ⊂i 人(つ
                .yy~~~~ .Y    (/                    ヽ Y!|.。 - 。Y
       __      \((ヘ   _! /                       .\ !_ヘ//))) /     __
     <_葱看>    < 葱看> 彡                        <_葱看>     <_葱看>.
    / i レノノ)) ヽ     ̄ ̄                                ̄ ̄    / i レノノ))) \  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (~ 人il.゚ - ゚ノ                                                . 人il.゚ ヮ゚ノ人  < みるまらー!
   (// ((つつ                                                   .⊂)Yi      \_____
彡                                                           .⊂ヽノ!  スタッ!
  ピョン!                                                         し'

598 :吾輩は名無しである:03/11/08 00:36
石川淳は大江健三郎、筒井康隆をどう評価していたのでしょうか?
気になります。

599 :吾輩は名無しである:03/11/08 01:18
>>593>>590へのレスかと思った漏れの精神の運動は
自分でも説明できないyo・・・

600 :吾輩は名無しである:03/11/08 23:17
>>598
石川淳が大江健三郎をどう評価していたかは知らないけど、大江は高校時代
石川淳を愛読していたみたいだね。
『狂風記』が出版されたときも、オビに推薦文書いていたし。

>>599
スレの流れから言えば、君のように読んだ方が普通じゃないのかな。
俺もそう思ったし。
>>596のレスが穿ちすぎなだけじゃないの?

601 :吾輩は名無しである:03/11/08 23:43
不定期コピペ

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

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 あなたも一票を投じて、投票率UP&政治に参加してみませんか?
 決行日:11月9日(日)
 時間:午後2時10分くらいをめどに集合、午後2時22分投票開始
 場所:各投票所
 目印:うまい棒

 2時22分に一斉に投票所に行き、一票を投じましょう。
 うまい棒を持参して、公道と投票所の境目で
 うまい棒を食べ始める。
 2ちゃんねらーの目印をつけてもよいかも。
 目立ちたくない人も、2時22分頃に投票所にいけば
 近所の隠れ2ちゃんねらー同士をこっそり見れるかも?
 尚、投票率を上げるためだけの企画。
 記入内容に関しては、当人の自由にします。
 組織票等の呼びかけに応じるのも、当人の自由です。

602 :吾輩は名無しである:03/11/09 01:42
>>600
漏れは信者だからそう思うのかもしれないけど、
小説なんか書こうって奴が、石川淳の作品を読んで
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!って思わないことがあるだろうか!

603 :吾輩は名無しである:03/11/09 03:59
70年以前のものだけを読めばよい。
太宰はもちろん安吾も早く死にすぎたが、淳は老醜を晒してしまった。
人間、大家になってしまうと駄目になる。
ご自身がつねづね書かれていたことなので、ご本人も内心忸怩たるものがあっただろう。


604 :吾輩は名無しである:03/11/09 15:02
ぽう、ぽう。

605 :吾輩は名無しである:03/11/09 16:10
「ロックスターは30歳まで生きちゃダメだろ」と言われつつも
未だに生きてるミックジャガーやデヴィッドボウイみたいなもん?

606 :吾輩は名無しである:03/11/12 07:03
なんか伸びてると思ってたらなんだこりゃあ(´Д`;)

>>603
晩年はなんか、「最後の文士」だったか「無頼派最後の生き残り」だったか
称名ばかり先行してたからね。本人もいろいろやりにくかったと思う。
けど、荷風去世のとき老醜をタネにいろいろ書いておきながら、
それをまるで意に介さず長生し、晩年まで書いたり詠んだり、結構やりたい放題だったのは
非常に痛快かつ、「文士」って言われるからにはやっぱこうでなくちゃなあと
なんか激しく納得しちゃったんだなあ。危険思想だろうかw

607 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/12 23:25
「おまへの敵はおまへだ」の話題は一度も出ていないんだな。
文学板には難しすぎるのか(w

608 :吾輩は名無しである:03/11/13 01:10
>607
どうだった?面白い?

609 :吾輩は名無しである:03/11/13 01:42
>>607
申し訳ないが、中学もお情けで卒業させてもらったようなボンクラにはむずかしすぎるので、
タイトルを作者にお返ししたい。

610 :吾輩は名無しである:03/11/13 17:46
『狂風記』芝居になったみたいだね。
ぜんぜん観る気になれないが。

611 :吾輩は名無しである:03/11/13 18:35
>>606
長生きが悪いというんじゃないだろ。
たしか、たかが70歳かそこらで耄碌するのは早すぎるという
言い方をしていたはず。

それと純文学団長は蛇スレに隔離のこと。あと30年修行したらでてきてもいいかな。

612 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/13 21:46
>>608
詰まらない。
>>610
確かに。
>>611
同じ考えかたですね。<長生きが悪いというんじゃないだろ。


613 :609:03/11/13 23:28
>>612
飛ばされたのでもう一回いいます。
はなはだ僭越ながら、「おまへの敵はおまへだ」の科白は先生にお返ししたい。




614 :淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/14 01:00
『焼け跡のイエス』読了。
おもろいやんけ。

615 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/14 01:30
>>613
おまへの敵はおまへだ!
>>淳一
淳入門お奨め作品
@最後の晩餐
A紫苑物語
B鷹
C前身
D雪のイヴ

616 :淳一  ◆8kTRz46uUU :03/11/14 01:41
ありがとう♪
いくつか読んでないから、図書館ででも見てみる。

617 :吾輩は名無しである:03/11/14 01:44
しばらく前に選集を買ってしばらく石川淳ヲタだったが読まなくなったなあ。

八幡縁起
紫苑物語
あと、中篇の似たようなやつ、なんだっけ、最後宝物庫が燃えて紙ヒラヒラのやつ
この三つと、おとしばなしとかが好きだね、けっきょく。中篇がすぐれてる作家だと思う。
長篇はちょっと(?)だね。狂風記は好きだけど。六道遊行は未読。
あと、随筆、高尚すぎてほとんどわからんね。評論も。

618 :吾輩は名無しである:03/11/14 01:50
>>617
「修羅」だと思う
講談社の、紫色の文庫に八幡縁起・紫苑物語と一緒に入ってるよね。
俺そこから入ったよ…。

619 :吾輩は名無しである:03/11/14 01:53
>>618
あ、そうだ、サンキュー
俺はちくまの日本文学全集、文庫のやつから入った

620 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/14 22:43
>>616
読みましょう!
>>617
中編もええけど、やっぱ短編の名手だと思うな。初期饒舌体(西鶴から来ていると密かに確信している)の短編らはもう、本当に、面白い。

ちなみに俺は、集英社版「日本文学全集 石川淳集」から入った。

621 :馬鹿者:03/11/15 20:14
>>615 のリストはわしにも薦められるかな?

「おのれの敵はおのれ」ってことで
わしの敵はわしか‥

622 :吾輩は名無しである:03/11/15 20:55
>>621
石川淳を読み始める者は、まづ短編から入れ! 長編からは入りにくいだらう。
てとこで、やはり一番のおすすめは「最後の晩餐」だ。次席に「焼け跡のイエス」だ。
淳の戯曲は読むな。安眠枕だ。>>617の中編群もよい。しかし、短編からはいるのを
推奨する。

623 :馬鹿者:03/11/16 18:30
>>622
早速の御教示かたじけない。
「焼け跡のイエス」「紫苑物語」は読んでいたが
「最後の晩餐」はまだだった。

624 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/16 23:36
>>623
「最後の晩餐」乃感想、之義務也。

625 :吾輩は名無しである:03/11/17 19:07
>>624
ばーか

626 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/11/17 19:17
何以吾馬鹿耶。

627 :吾輩は名無しである:03/11/18 05:31
みんな若いからうらやましいよ。
漏れも昔は熱中した時期があった。
ところでスレ違いだが、言う(いう-ゆう)などのごく少数の例外を除いて、完全言文一致に
なっちまってから、日本語の奥行きは消え失せちまったね。
ためしに旧仮名づかい通りに音読してごらん。
美しい日本語の響きが身をもって体得できるよ。

628 :吾輩は名無しである:03/11/18 11:32
旧かな気違いは死んでいいよ

629 :吾輩は名無しである:03/11/18 21:58
新仮名づかいは2次元。
旧仮名づかいは3次元。
今のコンピューターは2次元的にしか情報処理ができないから普及するには好都合だが、
高度の情緒処理ができない。
人間もそれにあわせて平板になった。
コンピューターが進化すれば、そのうちまた旧仮名づかいが復活するさ。

630 :吾輩は名無しである:03/11/19 06:22
そりゃ情緒処理はできねえよw

631 :吾輩は名無しである:03/11/19 22:06
旧仮名づかい変換サイトある
変換は誰でもできる

632 :吾輩は名無しである:03/11/20 16:30
仮名騒動はつまらんからよそうよ。

633 :吾輩は名無しである:03/11/20 20:58
つまらんなんてこたぁない。
淳のものを新仮名づかいで読む方がよっぽどつまらん。(読んだこたぁないが想像はできる)


634 :吾輩は名無しである:03/11/20 21:20
11月24日(月) (23:00〜: 生放送)  「ベルサイユのばら」 作: 池田理代子
11月25日(火) (23:00〜: 生放送)  「三丁目の夕日・夕焼けの詩」 作: 西岸良平
11月26日(水) (23:00〜: 生放送)  漫画家残酷物語」 作: 永島慎二
11月27日(木) (23:00〜: 生放送)  「GTroman」 作: 西風
ttp://www.nhk.or.jp/manga/

635 :吾輩は名無しである:03/11/21 01:07
読んでから考えてもいいと思うけどナー

636 :吾輩は名無しである:03/11/21 03:59
まあ、旧仮名のものを読むのを薦めよう、という意見には全面的に賛成。
なにがなんでも旧仮名でなければならぬ、という叫声にはおずおずと反対。
くらいがいいんじゃないか。

637 :吾輩は名無しである:03/11/21 04:35
>>2
なんでそこで泣くの?

638 :吾輩は名無しである:03/11/26 14:40
白描読みました。面白いですね。

639 :吾輩は名無しである:03/11/26 22:36
『白描』これも文庫本、絶版だねえ。少女の描き方が印象的でした。
男を下に見てるっていうか、男にひどく手厳しい娘で魅力的だけど
終わりの方では急に精気がなくなっちゃって、あれっと思ったよ。
石川淳という人は男根主義者だという説(中条省平)があるけど、
作者がヒロインに嫉妬したんじゃないかって気がしますが、どうよ。

640 :吾輩は名無しである:03/11/27 17:30
639さんへ
ええと、、なんていう本に書かれていたんでしょうか? 中条が淳のことを……気になりますね。
「白描」
そうですね。<少女
しかし、淳の作品の殆どの女性がそういうプライドを持った女性ですよね。
「狂風紀」にしろ「六道遊行」にしろ色々。「紫苑物語」は例外ですが。
ある意味面白い説ですね(笑)。<作者がヒロインに嫉妬していた

641 :吾輩は名無しである:03/11/27 19:03
『小説の解剖学』(中条省平 ちくま文庫)だったと思います。
石川作品ではその「紫苑物語」が主に取りあげられていた。
中条の『反=近代文学史』(文藝春秋)も面白かったけど、
石川をあつかった章はなかったっけ。


642 :吾輩は名無しである:03/11/27 22:15
あれれー? それ持っていますが、見かけませんでしたね。もう一回探してきます(逃)。

643 :吾輩は名無しである:03/11/27 22:20
あれれー? それ持っていますが、見かけませんでしたね。もう一回探してきます(逃)。

644 :吾輩は名無しである:03/11/27 22:22
お恥ずかしい。手違いで二重投稿してしまいました。済みません。

645 :吾輩は名無しである:03/11/28 06:01
よくわからんが、法大出身者もしくは法大生が何人かいるのかもしれない。

646 :純団 ◆xyX.vGXBSY :03/11/28 20:27
「敗荷落日」「霊薬十二神丹」を再読。
霊薬十二神丹の
>そこの岩の上に、大小いくつもの石がならび立つて、それがみな奇妙な形をしてゐた。すなはち、男根の状をなしたものであつた。

ここにたいそう受けました。

647 :吾輩は名無しである:03/11/28 21:34
641さんへ
あれは(小説の解剖学)つまらなかったので、途中で放棄したんですが、
その二章くらい後に思い切りでてきていましたね……。読んできます。


648 :吾輩は名無しである:03/11/29 23:48
「狂風記」舞台化だってさ
ttp://www.dianet.or.jp/WONDER-PRO/kyofuki/flyer.htm

家政婦も見るのか?

649 :純団 ◆xyX.vGXBSY :03/12/01 01:24
なんで、今日のHNKの無頼派作家で「坂口安吾と太宰治」が紹介されて、淳が紹介されないんだ!

650 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/12/03 21:06
age

651 :吾輩は名無しである:03/12/04 03:19
「八幡縁起」。この神話と伝奇の合金のような小説にはシビレタ〜
有力な個人の意思と発想で、歴史が枉げられ作り変えられていくさまを
見せ付けられて、すっかりその迫力にまいりました。
御霊信仰のカラクリってここにつきるんですかね?
支配者の周辺が妙に中国小説的なのもおもしろい。

さて「鷹」読もうっと。

652 :吾輩は名無しである:03/12/07 01:31
アマゾンで買える石川淳の名作を教えて下さい!

653 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/12/09 23:38
>>604
君の言った意味が漸く判った!

654 :吾輩は名無しである:03/12/11 00:58
>>652
とりあえず、『焼跡のイエス』『紫苑物語』あたりから入るのが
無難かと。
>>658
遅せえよ、団長。

655 :吾輩は名無しである:03/12/11 03:20
>>658
>遅せえよ、団長。

あんたは早すぎw

656 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/12/11 22:33
>>654
轢いちゃうよ?

657 :世界はファルスに傾斜する:03/12/11 22:40
>>655
引いちゃうよ〜


658 :ファルスマン ◆yxnU6MROKk :03/12/11 22:42
え?なに?>>654

659 :吾輩は名無しである:03/12/12 16:40
>>658
このスレは荒らさないでね。

660 :吾輩は名無しである:03/12/13 22:37
今日、石川淳の『森鴎外』買ったのだが、団長的にはこれはどうよ?

661 :ファルスマン ◆yxnU6MROKk :03/12/13 22:43
俺は荒らしjy内よ

662 :654:03/12/13 23:39
おっと、数日みなかったら、釣れすぎw



663 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/12/14 10:07
>>660
釣りかな? まいいや。釣りに乗ろう。石川淳「森鴎外」(以後、「森鴎外」に略。
猶、本当の森鴎外は鴎外と記す。)の冒頭に書かれている「渋江抽斎」と「北条霞
亭」について淳によくぞ言ってくれた、と喝采を送りたかったね。わたしもね、何に
も知らぬ文学については白痴の時、渋江抽斎を読んだことがあったんだよ。しかしね、
その時さ、ビビッときたんだ。その文章の簡潔さと美しさに。感動したんだ。あと、
これはたれかは忘れたが、某批評家の受け売りだが(加藤周一氏かな?)「鴎外の強き
文体に勝った淳の文体」にも感動した。鴎外の批評は大概鴎外の強い文体の所為で批評
文も鴎外の文体になってしまうらしい。しかし、淳氏は自分の文体で最後まで貫くこと
が出来たのである。
 話は飛んで、諸国物語の項である。そこでの鴎外との現実での出会いが微笑ましくて
面白い。

*   *   *
猶、「森鴎外」についての核心をついた批評は井澤義雄「石川淳の小説」にあるので、
これを推奨する。また、石川淳氏の文筆業を網羅した書と思うのでこれもまた推奨の
理由である。

664 :吾輩は名無しである:03/12/15 21:30
>>663
レスサンクス。
『渋江抽斎』など鴎外は未読本が多いから、石川淳『森鴎外』に出てくる小説を読むの
を先にしていこうかな。
あと同時に買った中野重治『鴎外 その側面』の中に面白そうだ。

665 :純団 ◆xyX.vGXBSY :03/12/17 20:27
age

666 :吾輩は名無しである:03/12/18 13:05
>>665
>わたしもね、何にも知らぬ文学については白痴の時、

今はハクチが治ったと思ってるようなのが悲しいw

667 :吾輩は名無しである:03/12/18 14:57
>>663だろ?
得々としてハチャメチャ書いてるところが切ないなw

668 :吾輩は名無しである:03/12/18 16:49
>>666
>>667
段町いじめイクナイ

669 :吾輩は名無しである:03/12/18 16:50
>>666>>667
そういじるなってw

670 :吾輩は名無しである:03/12/18 17:21
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう

671 :吾輩は名無しである:03/12/27 20:30
>>663 石川淳氏の文筆業を網羅した書
>>664 『鴎外 その側面』の中に面白そうだ

冬休み中の厨ですが、これ書いた香具師ら日本人か?

672 :吾輩は名無しである:03/12/28 10:26
>>663=>>664は純文学団長のジエンですから一応は日本人の可能性もある。
ただ、無学無教養なだけだろうと思いたい。

673 :吾輩は名無しである:04/01/12 00:52
団長AGE

674 :吾輩は名無しである:04/01/20 01:25
蹴りたい背中=普賢>太宰作品

675 :吾輩は名無しである:04/01/20 04:04
>>674
普賢が可哀相すぎる。
綿矢風情と並べるなんて…

676 :吾輩は名無しである:04/01/20 15:13
綿谷さん、石川淳を読んだことあるのかな?

677 :吾輩は名無しである:04/01/21 01:18
石川淳の作品自体が廃れて(?)いるのかもしれないな…。
この間本屋で注文したら「今時石川淳読む若い子がいるのか〜」って
本屋のオヤジがちょっと喜んでた。

若い子って、俺もうすぐ30なんだけどなー。

678 :吾輩は名無しである:04/01/21 06:43
松岡正剛の千夜千冊
『紫苑物語』石川淳
ttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0831.html

679 :吾輩は名無しである:04/01/24 01:44
>>677
俺高校生ですよ。

ところで今日、たまたま古本屋で石川淳の文庫見つけた
わけですが、で買ってきていうのもなんなのだけれど、
某HPで「かな使いが変わっているからハードカバーを
読め」とかいてあって、読むのを躊躇っていてにっちもさっちも
いかない状態なんですが、

ハードカバー買った方がいいですかね?

680 :吾輩は名無しである:04/01/24 01:45
あ、↑のは「狂風記」のことです。

681 :吾輩は名無しである:04/01/24 02:43
>>679
一応両方パラパラっと見て、
旧かながイイ感じならハードカバーを、
新かなが読みやすければ文庫を買えばいいと思われ。

そんなに拘らなくとも、自分が読みやすいほうを初めに選んで
それからもう一方を見てみたっていいと思うぞ。
変な拘りで一方に決めて挫折しちゃったら悲しいもんな。

682 :吾輩は名無しである:04/01/24 02:46
速いレスありがとうございます。
確かにそんなこと言ってたら海外の作品なんて
全部原本で読まないといけない事になりますしね。
ハードカバーは自分のところでは入手困難な
ようなので、もう文庫版で読みます。楽しみ。

683 :吾輩は名無しである:04/01/24 02:50
ハードカバーだったら、買わなくても図書館で
取り寄せてもらえないかな?
おいらは大学の頃、図書館の取り寄せ魔ですた。

684 :吾輩は名無しである:04/01/25 13:39
石川淳、「普賢」「焼け跡のイエス」「紫苑物語」をとりあえず読んでみた。
いい。。。すこぶるいい。
図書館のあの全集、拙者にくれないかなぁ。。。

685 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/01/27 15:52
>>684
鷹を読んでみて下さい。すこぶるいいです。

686 :吾輩は名無しである:04/01/29 10:24
    低脳は出てくるなぁぁぁぁ!!!!!>>685
───────── ― - --
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 ̄ ̄  / ,ヘ  ヽ∧_∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   , ” ' ‐ ,      @@@
 ̄ ̄ i .i \ ( ´Д`)ヽ,   ___,, __ _ ,, - _―" ’.  ' ・,  ’・ ,  /@   @
── ヽ勿  ヽ,__    j  i~""     _ ― _: i ∴”_ ∵,          ))
______   ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・   r=-,/⌒  ~ヽ~,
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______   丿 ノ ヽ,__,ノ ___ _ _ _           ,'    ゝi
           j  i                        /   y ノ
_____    巛i~ ____ _             /    /~/
                                   i   < /
───────     _  _                    ヽ,  \
               // | | 巛                / ヽ_  )
────        //   | |    ===┐        i (~_ノ
             //   | |       | |        ノ  /
             ~    ~       | |         ノ  /
                     ===┘      (~   ソ ↑
                                  だんちょー




687 :だんちょう:04/01/29 14:11
あの人思ひて歩けば草音

↑おれの俳句だよ

688 :吾輩は名無しである:04/02/05 19:13
↑   嘘ばっか

689 :吾輩は名無しである:04/02/14 02:12
意外と狙い目なのが
ブッコフの日本○○文学全集とか。
一冊100円くらいで投売りされてたりする。
講談社文芸文庫も手に入り易いって点ではいいんだが
値段が文庫の値段じゃないからなー。

690 :吾輩は名無しである:04/02/15 01:56
あと、東京ローカルになってしまうんだけど、
神保町の古本市は宝の山だよ。
おいらそこで石川淳全集ゲトした。
ついでに5000円で投売りされていたバイオリンも買っちゃったw

691 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/02/15 13:18
>>690
いくらでした?

692 :吾輩は名無しである:04/02/15 14:20
>>691

ちょっとヌケがあったけど、ちくまので、9冊3000円くらい(値切った)。
ヌケの部分は文庫で持っているから、それでよかった。

693 :純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/02/15 23:20
普通ならば、9冊…では二万くらいでしょうかね?
それにしても、三千円は安すぎる! 羨望。

694 :吾輩は名無しである:04/02/26 17:36
ふと思い出したけど、そういや石川淳って
芥川賞作家だったんだよな。
戦前に『普賢』で受賞か。これは今読んでも
面白いけど、当時の反応ってどうだったんだろ?

695 :吾輩は名無しである:04/03/05 00:15
団長……、古本サイト見てみるとええよ……
完本ヤケアリで5000円ぐらいだよ。

696 :吾輩は名無しである:04/03/08 09:11
>>689みたいに端本や零葉で集めるのもまた、手かと。
全集や選集は、一冊また一冊で買って行ったらいつのまにか全部揃っていたなあ。
場所も川崎、横浜、町田、神保町とばらばら。
全部集めるのに4〜5年かけたけど、金はそんなにかからなかった。五千円出るか出ないかじゃないかなあ。
ブコフとか新し目の古本屋でなくて、もっときったねえ、店の奥で店主の爺さんがやる気無く新聞読んでるような本屋が狙い目。

しかし手元にある全集のうち五冊に、「番外寄贈本」の印が捺してあるのはなんでだ。
みんなあまり石川淳好きじゃねえのかよ…( ´Д⊂ヽ

あと、多少スレが違うかも知れないが、例の市原悦子がヒメをやった「狂風記」を観に行った人はおらんかね…
俺も余裕スルーだったんだけど、石川淳で多少盛り上がったのは、近年ではこれだけなんで。

697 :吾輩は名無しである:04/03/11 16:52
>>695
…マジで? 暇でしたらアドレス貼ってくれません?
あ、ほんと私にかまうほどの暇があったらで。
>>696
石川淳ブームは起こって欲しくないなw
石川淳は密かなブームであってほしい。
しかし、杞憂なり。彼にブームは起こらないのであります。
ちなみに、私は全集を買うときは絶対「揃」で買いますね。
一巻でも抜けていると、苦になるのです。

698 :679=純文学団長= ◆xyX.vGXBSY :04/03/11 16:54
ageて済みません。

699 :吾輩は名無しである:04/03/11 16:57

─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|   >>698だ、団長さんまたまた ご冗談を
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、            _,,/,,  ,、.,/   }
   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /


700 :700:04/03/11 17:40
げっと

701 :吾輩は名無しである:04/03/11 21:54
団長、すまん。5000円程度で買えたりするのは「選集」(新書版)
のほうらしい。やっぱお揃だと二万前後はするみたいだべ。


702 :吾輩は名無しである:04/03/13 02:14
「私の読者は三千人」
ひとりふたり減ったら、その分ひとりふたり増えて差引き増減ナシってか。
(ノД`)

703 :吾輩は名無しである:04/03/13 18:35
死んで後にも読者に増減なしってのは素晴らしいでないのよ。

704 :吾輩は名無しである:04/03/14 02:21
常にあたらしく読まれているってことだもんな。

だいたい大学生くらいの時にハマるのかな?

705 :吾輩は名無しである:04/03/14 08:12
高校の国語の教科書に「アルプスの少女」がのっていて、それがきっかけでした。


706 :吾輩は名無しである:04/04/08 22:00
読んだ。台詞回しとか立ち回りが、歌舞伎っぽいね。



707 :吾輩は名無しである:04/04/08 23:39
しかし一ヶ月近くカキコなかったのか・・・


好きなんだけど、人気ないのかしら?

708 :吾輩は名無しである:04/04/16 13:16
糞板上に散つた良スレが変り玉のやうにきらきらするのを手に取り上げてみれば
つい消えうせてしまふごとく・・・

709 :吾輩は名無しである:04/04/16 19:53
刺激が少ないのでダメだ、この人

710 :吾輩は名無しである:04/04/16 20:42
至福千年ゲト
古本一冊探すのに、これほど苦労するとは。
つか、狂風記が品切れで手に入らない現状って、おかしくない?

711 :吾輩は名無しである:04/04/16 20:56
完全に切るつもりなら、今ごろ文芸文庫に大手を振って
入るだろ>狂風記。
文字大きくして再出発させれば十分採算とれるはずだからね。
まぁ、文芸文庫的には(w
出ないのは集英社がまだ押さえているからだと思う。
増刷決定するまで気長に待てばいいさ。
今頑張ると古本屋にボラレルだけでしょう。

712 :吾輩は名無しである:04/04/16 21:04
>>701
個人的には選集の方がまとまりが良くて読みやすい。
それほど高価じゃないし、お勧め。
全集は、どうしても、のこだわり派向けだな。

713 :吾輩は名無しである:04/04/16 21:06
刺激が少ないのでダメだ、この人




714 :吾輩は名無しである:04/04/16 21:09
>>713
さっきからあちこちで刺激が少ないと言うているこの人
は、どんな刺激を求めてるのかしら。
君は
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/book/1072448967/l50

こちらの方なのかな?

715 :吾輩は名無しである:04/04/16 21:23
おお刺激的や。714

716 :吾輩は名無しである:04/04/16 21:51
>>711
まぁ俺は単行本(赤い筺のやつ)があるから良いんだけど、新しい読者には極めて厳しい状況だなと。

717 :贋造 ◆fUsRd2vGbA :04/04/17 15:13
>>710
俺はまだ見つけていません。ずっと探しているのですがなかなかないですね。
ネット上で検索すれば簡単に手にはいるのだがそれは何故か気が乗らない。
やはり我が足で訪れた本屋で買うべきですな。それ醍醐味なり。
>>711
まだアマゾンでは狂風記売っているよ(w
下巻だけだけどね。
>>712
全集……高価すぎ。

718 :吾輩は名無しである:04/04/17 23:32
>>704
俺は社会人になってからだが。
まぁ金が出来て、本を買い漁れるようになったのが大きいね。

719 :吾輩は名無しである:04/05/01 14:54
この人の文章かっこつけすぎで、なんか笑っちゃうんですけど・・
同様の人いません? 


720 :吾輩は名無しである:04/05/03 01:51
ここで「いるよー」とか答えたら、せっかくの石川淳スレ
が荒れるから「いません」と答えておく。

721 :吾輩は名無しである:04/05/03 13:42
ときおり、プッと吹き出してしまうことは、ある。
でも、多分それも、計算の内で書いている気がする。
小説は楽しむもの、と夷斎先生は笑っているような気がする。

722 :吾輩は名無しである:04/05/03 18:43
ああいう文章になってしまんでしょう。江戸時代の滑稽本の世界なんかが
血や肉になってる人だから。義父が江戸幕府で漢学とか教えてた人なん
だっけ?

723 :吾輩は名無しである:04/05/09 19:08
小説の文章より、エッセイや序跋文の方が萌えます。鴎外や芥川全集の推薦文とか。

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