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大江健三郎の初期小説

1 :1 ◆Yi6gmZKHnM :02/11/29 01:13
大江健三郎の初期小説ってなんで
性器のことを「セクス」ってかくの?

2 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:19
翻訳の悪しき影響。ってか質問にスレ建てすんな!!
氏ね>>1逝ってよし。
二度と来るんじゃねえ!文学板汚しめ!
良スレのdat落ちが目的か?
この荒らしが!!

いい加減にしろよ!
てめえみたいなヤシが身かみたいに荒らしになるんだよ。
ヴァ〜〜〜カ!!















                                                          ひょっとして>>1は白痴?

3 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:20
あ〜あ、また良スレがひとつ沈んだ。

じゃあ、削除以来よろ〜

4 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:21
http://bun.abk.nu/ またり文庫

http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?len=-10&key=1030724574&id=453
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?len=-10&key=1030774382&id=457
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?len=-10&key=1031346603&id=484


5 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:21
■◆■◆■◆■◆■◆

イクシオン様です。

■◆■◆■◆■◆■◆


6 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:23
>>1
工藤伸一【♪お前とやりたい】(アカペラ)
(※タイトルをクリックするとMP3化された曲が聴けます)


愛のあるセックス 
愛のあるセックス
セックス セックス セックス

愛のあるセックス
お前とやりたいぜ

愛のあるセックス
お前とやりたいぜ

La〜Lalalalala〜
セックス セックス セックス

LaLala〜lalalala〜
Oh セックス セックス セックス

(セックス セックス)

7 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:23
>>1
工藤伸一【♪そんときゃとっくに恋のとりこさ】(アカペラ)
(※タイトルをクリックするとMP3化された曲が聴けます)

何となく気になる気持ち 
そんときゃ
もう恋は始まってる
逃れられないぜ

何となく気になる気持ち 
そんときゃ
もう君はとっくに
恋のとりこさ


8 :吾輩は名無しである:02/11/29 01:24
>>1
【或る愛のカタチ】

そのくせけしからん事にウンコがものすごく臭いのである。
ステーキばっかり食ってやがるせいだろうな。
そんなアナルを僕に舐めろというのか?
ああ、それなら存分に舐めてやるさ。
それで君の心が安らぐなら、
僕は何だってする。
してあげられる。
しよう。
せよ。
臭。


9 :大夫:02/11/29 01:30
他人の足
奇妙な仕事

いいっす!

10 :大夫:02/11/29 01:32
久々にこの板に来たけど、、、相変らずだね。

もう落ちます。

11 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 10:50
今からこのスレは
大江健三郎の初期小説を語るスレに
変更になりました。

みなさんカキコよろしく。

12 :吾輩は名無しである:02/11/30 10:51
そのスレなかった?

13 :吾輩は名無しである:02/11/30 10:53
>>12
落ちたようです・・・

14 :吾輩は名無しである:02/11/30 10:55
弱肉強食の2ちゃんねる
落ちるのはレスが付かないから
存在の意味がないから

15 :吾輩は名無しである:02/11/30 10:59
>>14
反文学的な意見ですな。

16 :吾輩は名無しである:02/11/30 11:04
レスを怠る懶惰を肯定するために文学に寄り掛かる。
君とっては肘掛け椅子程度の諺文学らしい。

17 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 11:12
関係が二転三転していくのが
良かった。


18 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 11:13
そういえば
誰もハリポタの眼鏡とオーケンの眼鏡が
似ている事に突っ込みをいれないな

19 :吾輩は名無しである:02/11/30 11:31
つまんねー

20 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 11:41
すまん
これが精一杯だ

ちなみに
ハリポタに出てる女の子は
可愛いと思うぞ。

21 :吾輩は名無しである:02/11/30 11:44
ぜんぜんかわいくない

22 :ガディワッツ2:02/11/30 11:46
ハーマイオニーでしょ? 可愛い…。可愛い……。かわゆい。
「何てこの娘の可愛いお乳は弾むほど張り切っているんだろう!
 おまえさんのより、大きいじゃないのさ、ユーフロジイヌ……
 まだやっと、十三だというのにねぇ」
魔法学校を修道院に脳内変換して、あの婆にこんな風に言われている
ハーマイオニーを想像してハァハァ。僕はロリコンだ。

23 :吾輩は名無しである:02/11/30 11:56
【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】     
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。


24 :ガディワッツ2:02/11/30 11:57
何故、セクスとかくかって、 
抑制された中で、秘めやか・厳かに執り行われる初々しい恥じらい、てか。
そんな印象のあるセクス(藁
それよりも、大江健三郎は、積極的に太った女が好きでたまらないのか、
そっちが気になる。

25 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 12:01
>>24
>>24
たしかにふっくらな女が
多いな

春樹のロリコンみたいな
ものか?

26 :吾輩は名無しである:02/11/30 13:55
「遅れてきた青年」は今のノワール小説みたいで
面白かった。
第一部で主人公が日本人、アメリカ人、朝鮮人に
ケンカを売る感覚は村上龍の「愛と幻想のファシズム」や
「五分後の世界」に通じるものが

27 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/11/30 20:31
今日「われらの時代」が届いた
気がむいたら読み始めます。

28 :吾輩は名無しである:02/12/01 09:59
「私の天使がインポテになちゃった。」

29 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/01 19:50
>>28
そりゃ、大変だね
セクスできないからね。

30 :1 ◆Yi6gmZKHnM :02/12/02 05:20
1です。
速攻で消えると思っていたのにしぶといですねこのスレ。
ところで高校生のときに「セブンティーン」読んで
衝撃を受けました。
特に主人公が物理学の授業を聞いて卒倒するところとか。
政治思想板とか毒男板の住人に「セブンティーン」を
読ませてやりたいですね。

31 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/02 09:36
>>30
性的な描写が上手いですね

32 :ガディワッツ2:02/12/02 16:25
セブンティーンって実話ですよね? 実話というか、実際の事件を元にしてるっつーか。
右翼に3日で洗脳されてしまった早***少年は今、何をしているんでしょうねぇ。

33 :吾輩は名無しである:02/12/02 17:02
大江健三郎『わがテレビ体験』(群像)より

結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をな
にげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまり
に涙を流していた。それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還の
ものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白
い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ
朝鮮にかえることを申し出る……。

このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分
には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というよう
なとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったの
であった。


34 :吾輩は名無しである:02/12/02 17:02
大江健三郎『厳粛な綱渡り』(文芸春秋社)

 北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があ
った。ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいし
て小姑的な敏感さをもつが、それにしてもあの写真は感動的で
あり、ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来
にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見
た。
 逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくさ
れている南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデ
モをおこなっている写真もあった。ぼくはこの青年たちの内部
における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだ
かずにはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、
もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、南朝鮮の希望
にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじ
あわせる。
 日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、
うしろ向きに閉ざされていない。しかし日本の青年にとって未
来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけ
られているのでない。

35 :吾輩は名無しである:02/12/02 17:10
大江スレをみつけると必ず出てきてコピペ張るこのひと
ものすごいマメさだと頭が下がる思いです。

人間ここまで堕ちたくないねえ。

36 :吾輩は名無しである:02/12/02 18:02
>>35
いちいちツッコミを入れるあんたの方が
ものすごいマメさだと頭が下がる思いです。

人間ここまで堕ちたくないねえ。


37 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/02 18:28
今、個人的な体験読んでる


38 :吾輩は名無しである:02/12/02 22:34
>>27
「われらの時代」は個人的ベストです(次点は日常生活の冒険か他人の足)!!
弟のジャズバンドメンバーの出口無し感がこの上無く、読みながら
情景が目の前に広がっていきました。素晴らしい青春小説です、いやマジで!!

39 :吾輩は名無しである:02/12/02 22:46
初期大江は良いね。「芽むしり」や「死者の奢り」もいいけど、
「人間の羊」も何気に好きだ。

40 :吾輩は名無しである:02/12/03 06:06
なによりも「セクス」という表記が秀逸だ

41 :吾輩は名無しである:02/12/03 06:29
>>39
初期大江はとても良いけど全部空想なんだよね。だからダメなんて言う気はないけどね。

42 :吾輩は名無しである:02/12/03 07:37
「セクス」という表記はとても2ちゃん的だと思います。
そういえば大江も(略)


43 :吾輩は名無しである:02/12/03 09:15
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

 そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

 また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。

44 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 11:30
「個人的な体験」読み終わりました。
とても読みやすかったのですが
文体が不安定な気がしたのは、俺だけでしょうか?

今日は、「いかに木を殺すか」を読もうと思っています
これは短編集なので楽しみです。
そういえば「個人的な体験」は始めての
長編小説(中編)でした。

俺は、その人の文体に慣れないと物語の中に
入り込めないので、もう一度よむと「個人的な体験」も
新しい発見があるかもしれませんね。

45 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 11:38
>>38
よ〜しパパ頑張って読んじゃうぞ!

46 :26:02/12/03 12:37
>>32
「セブンテイーン」は60年代の社会党委員長浅沼稲次郎が
右翼の少年に刺殺された事件をモチーフにしています。
(わかりやすい関連書に沢木幸太郎「テロルの決算」が)
「セブンテイ−ン」は第一部のラストで主人公が左翼のデモ隊を
ぶん殴る記述がものすごいカタルシスがありました。
>>39
確かに初期大江はファンタジックですね。
(昔、江藤淳がそう言って批判して気が・・・)

今、図書館から「個人的な体験」「飼育」「万延元年のフットボール」
借りてきました。
>>44
大江の文体は変です。最初「われらの狂気を生き延びる道を
教えよ」を読んだのですが、何が何だが分かりませんでした。

>>38
「遅れてきた青年」の第一部も見方によっては青春小説に近いのでは
内科と思います。

47 :吾輩は名無しである:02/12/03 12:42
初期作が好きなら最新作は当たりだよう

48 :26:02/12/03 13:21
>>47
まじすか?じゃあ買ってみようかな。
「取替え子」は野次馬的にには面白かったけど。

49 :吾輩は名無しである:02/12/03 13:51
 大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」と題したノーベル賞記
念講演をストックホルムで行った。そこには次のような一節がある。

 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、
放射能障害を背負う生存者と二世たちが??それは日本人にと
どまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいま
すが?ー、われわれのモラルを問いかけているのでもありまし
た。[4]

 「核攻撃の犠牲者たる日本人が、なにか特別のモラルを持たなけ
ればいけないそうだ。投下した者のモラルは問わないわけである。
」とは、谷沢永一氏の評である。これが国際常識であって、大江氏
のもってまわった言い方と、その非常識な内容とでは、聴講者は何
を言っているのか、分からなかったであろう。内容は単に50年前
の東京裁判史観とマルクス主義史観であり、その後の歴史学の進歩
などは、まったく省みられていない。

 大江氏の思想は、1950年代の冷戦時代から一向に深化していない。
それがそのまま化石のように残されているのは、本人のIntellectual
Dishonesty と、それを覆い隠すもってまわったあいまいな文体の
故である。この講演は「あいまいな日本の私」よりも「日本のあい
まいな私」と題すべきものであった。


50 :47:02/12/03 14:28
>>48
あれが面白かったらイケルよ。
「取り替え子」の答えが全部「憂い顔」にあるから

51 :吾輩は名無しである:02/12/03 15:36
セクスという表記はフランス語からです。
当時、大江はフランスかぶれ。

52 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 16:08
「いかに木を殺すか」は
なんか駄目でした、三話ほど読んで放り投げてしまいました。
文章の脈絡の無さに集中力が乱されるのは
僕だけでしょうか?

明日は「われらの時代」か「万延元年のフットボール」を
読もうと思います。

ちなみに「万延元年のフットボール」は一度リタイヤしています
文体に抵抗が出来てきたので読めると思うのですが・・・

53 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 16:09
>>51
サルトルに影響を受けたそうですね

54 :吾輩は名無しである:02/12/03 17:54
扶桑社教科書を東京都の養護学校が採用したことについて、
ノーベル文学賞作家の大江健三郎が朝日新聞のインタビューで、次のように述べている。
「「つくる会」の教科書は、市販されベストセラーになりました。
もちろん中学生が早く読みたいと思ったからではない。
「日本は優れている」「誇りと自信がいる」と思い詰める大人に
空元気をつける癒(いや)し系の本だからでしょう。
子どものためによく考えられた本ではありません。でも、教科書の実物を
これほど多くの大人が読んで、考えたことはない。
その結果、公立で採択したと公表した教育委員会はこれまで一つもなかった。
父親や母親の反省が、日本人の世論として、力を持ったのです。
東京都教委の結論は、これに真っ向から対立しています。」
この文章を読んで「誤植ではなかろうか?」と思ったかた、あなたの感覚は正しい。
つまり大江は、扶桑社教科書の市販本がベストセラーになったという事実と、
公立校のほとんどがこの教科書を採択しなかった(できなかった)という事実とを結び付けて、
「市販本を読んだマジョリティが扶桑社教科書に反対する世論となり、
採択を阻止した」と結論付けているのだ。これ以上の欺瞞はなかろう。
市販本の読者の大多数は、この教科書を好意的に受けとめている。
版元が公開している「読者の反響」を読んでみろ。
お手盛りの「大本営発表」だと言うなら、各紙各誌の書評を読め。
日教組の幹部ですら、うかつにも(笑)「おもしろい」とほめてしまい、
組織内からの突き上げを食らったではないか。
扶桑社教科書に反対しているのは、ごく一部の反日左翼勢力だ。
声のみはかしましいが、日本国民の中では圧倒的少数派である。
彼らは、扶桑社教科書を読む前から反対し、読みもせずに反対し、
批判本を鵜呑みにして反対し、反対せんがために反対してきた(笑)扶桑社教科書の
市販本が話題になり、好評をはくし、ベストセラーになって、左翼勢力の危機感は頂点に達した。
そして、単なる「批判」の域をこえ、なりふりかまわぬ力ずくの反対運動に走ったのだ。
扶桑社教科書を採択しようとした教育委員会に対しては、
左翼お得意の組織動員で妨害活動を行った。


55 :吾輩は名無しである:02/12/03 17:54
委員の自宅にまで手紙、電話・ファックス攻撃をかけ、デモ、
アジテーションなどを展開した。粛然たるべき教科書採択現場に混乱を持ち込み、
委員に扶桑社教科書を忌避させ、採択できない状況へと追い込んでいったのではないか。
大江はそうした現状を知らないのだろうか?
ノーベル文学賞をゲットするほどの「知性」において、まさかそんなことはあるまい。
現状を知った上で、意図的に歪め、捻じ曲げて、
正反対の結論を導き出しているのだ。これは、もはや評論ではない。卑劣なデマゴギーである。
大江自身の息子が知的障害者で養護学校出身であるという事実も、
このデマに説得力を付加しよう。
だからこそ、朝日は大江にインタビューしたのだろうし、大江もそのことは計算済みだろう。
そのことを考えると、大江の心の闇を覗き見たようで、慄然たる思いにかられる。
かつてヤスパースは、誠実さを欠いた知性はナチス的であると喝破した。
大江のごとき、白を黒と言って平然たる卑劣な「知性」こそ、
ヒトラーを、あるいはスターリンを、ポルポトを支持した「知性」と同様ではないか?


56 :吾輩は名無しである:02/12/03 18:15
「日常生活の冒険」は大好きだけど、この作品ってジャック・ケルアックの
「路上」に激しく似てる。登場人物の人格設定がまるで同じ。
皆さん、一度比べてみては如何でせうか?

57 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 20:50
「われらの時代」読み始めました。


58 :吾輩は名無しである:02/12/03 20:57
大江はチョンです。

59 :吾輩は名無しである:02/12/03 21:28
58は日本語も話せない狗です。

60 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 22:21
なんか、物語性が薄いものは読みづらい。

61 :吾輩は名無しである:02/12/03 22:49
>>60
われらの時代は物語性強過ぎます。まあ最初は入り込みにくいかもしれませんが
途中からは荒廃しきった世界にドップリ浸かってる筈です。そして数日後には
「漏れもコミットしなきゃ!!」が口癖になってるかも(w

62 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/03 23:48
>>61
「われらの世代」はいいですね
でも「木をいかに殺すか」はなんかちょと・・


63 :吾輩は名無しである:02/12/04 02:16
>>62
書かれた時代が離れすぎているからじゃないですか?
『いかに木を殺すか』は後期だし。
って、あなた題名もじってますね。

64 :26:02/12/04 11:33
見沢知廉の「天皇ごっこ」って大江の「遅れてきた青年」
から取ったのね。

>>50
じゃあ、給料でたら買ってみようかな>「憂い顔」

現在、「飼育」「死者の奢り」が収録されている新潮文庫
通読中。しかし、この頃の文章、なんか変。
例えば、「2人きてい、長椅子に腰掛けて煙草を呑んでいた」って
文章があるんですけど、なんで「2人来ていて」になってないんだろう?
最初、誤植かと思ったら、同じような記述が何度も出てくる。

「他人の足」の看護婦さんに抜いて貰う所は笑えたなあ。

吃驚したのが、「人間の羊」江藤淳は「原水爆被害者と
原水爆禁止運動との関係に引きなおすことも可能だろう」と
解説に書いているけど、今読むなら、「レイプ被害者とフェミニスト」
との関係ですかね?

65 :吾輩は名無しである:02/12/04 12:14
大江健三郎といえば、戦後日本を堕落させてきたいわゆる「進歩的文化人」、
「戦後民主主義者」の巨頭である。
彼は、スウェーデンの王立アカデミーが授与するノーベル文学賞はもらうが、
文化勲章は辞退した。外国の王室が
くれるものはもらうが、日本の皇室が授与するものは辞退する。典型的な日本
蔑視、西洋崇拝の態度である。なんら一貫性はない。
また、彼は、北朝鮮を賛美し、日本人であることを後悔していた。原爆が落
とされたのは日本人の責任であると主張してもいる。
そのくせ、日本の豊かさの恩恵を受け、外国に亡命することなど露ほども考えない。


彼の特徴は、日本国内においてはあいまいな言葉を使ってソフトに日本を
非難する論調をとるが、ひとたび国外に出ると悪し様に日本を罵ることである。
フツウの愛国心がある者なら、国外に出て母国の悪口は言わないものである。
彼は反日外国人にありがたがられているが、外国人は、自国を悪し様に罵る
大江のことを内心では軽蔑していることに気づいていない。


中国と日本と、いずれが国家主義的傾向が強いかなど比較すれば明らかである。
中国は、核兵器を製造・配備し、近隣諸国に圧力を加え、チベット・ウイグル・
旧満州などを侵略し、言論を弾圧し、結社を抑圧する。そんな中国を非難する言葉
などひとことも言うことはなく、ありもしない日本の国家主義的傾向のみを非難する。
また、侵略や残虐行為の謝罪にしても、中国政府の侵略や、現在も行われて
いる裁判なしの銃殺刑、反体制運動家への拷問などは全く非難しない。
他方、民主的に選挙でえらばれた地方自治体の首長を「恥」と罵る。

いったい、恥知らずとは誰のことか?

こういう恥知らずな人間が、日本には腐るほど存在することを考えると、アタマ
が痛くなってくる。


66 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/04 15:31
>>63
すみません、めんどくさがりなので
深い意味は無いので気にしないで下さい。

今、「われらの時代」を読み終わりました
物語性もあって凄く良かったですね。
終わり方がなんとなく予想できてしまったんですが
良かったですね。

67 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/04 15:34
明日は「万延元年のフットボール」に再挑戦ですね。


68 :ガディワッツ2:02/12/04 15:40
何時も貼られる大江に纏わるコピペも、憂い顔の童子を読めば氷解する気がする。
政治少年死すについても、また、研究家と暗喩される人物についても、彼は苛立っているのかも。

69 :吾輩は名無しである:02/12/04 17:04
大江健三郎は今から44年前、防衛大生を「恥辱だ」と言い、ワシントンで「自衛隊
全廃論」をぶった。「中国や朝鮮半島の人民たち
と協力して、自衛隊の全廃を目指さなければならない」と主張した。まったくも
って意味不明である。自衛隊を廃止するのに必要なこ
とは、防衛庁設置法と自衛隊法の改正である。中国人や韓国人の助けなど要る筈
がない。

戦前の日本のことを「破壊への狂信が、国内と周辺諸国の人間の正気を踏みに
じった」と表現している。アブノーマルな日本人が
アジア諸国を侵略したという非難である。だが言うまでもなく、イギリスはイン
ドを、オランダはインドネシアを植民地にし、搾取の限りを尽くした。
一方、台湾では、日本の手によって学校が作られ、近代的な社会制度が整えられた。
西欧と日本の大きな違いは、日本の植民地経営だけが赤字であったことである。
大江は、西欧がやったことに目をつむり、自国のことにだけ非難を浴びせている。

何よりあきれることは、広島、長崎への原爆投下は日本人に責任があったとい
う主張である。ちなみに、このアメリカの犯罪を正当
化させるためにデッチ上げられたのが南京大虐殺である。大江は、すべては日本
が悪かった、以後這いつくばって生き
てまいります、と世界にメッセージを発している。

大江は、祖国である日本の国家を、そして同朋である日本国民を貶め、蔑み、
罵った。大江は、反国家、反天皇、反日
本、反国民、の言説を弄している。日本国民を見下して軽蔑して、1人自分だけ
を別格とし、己だけ
を高しとしている。大江は反日的日本人である。


70 :吾輩は名無しである:02/12/04 17:05
しかし、なぜ「天皇制」を打倒しなければならないのか、国内に対しては露骨な
言い方を避ける。堂々と自分の考えることを日本国
民に訴えつづけていたのではない。当て擦り、嫌がらせ、ほのめかし、からか
い、唇をゆがめたような皮肉に終始している。後で言い
逃れできるようにはっきりと責任ある議論をしなかった。それでも、たとえ間違
った考えであったとしても、自分の考えることを堂々と
声を大にして国民に訴え続けたのであれば、毅然とした確信犯とみなすことがで
きるのだが。だが、海外では決定的な表現を使う。
口を極めて、露骨に日本や日本の歴史や日本国民を論難し、罵倒し、弾劾した。

外国人に対して日本人がいかに駄目であるかを縷々と述べる。この態度は卑屈
という一言に尽きる。自分を国際的に売り込むた
めに自分の祖国を叩き売る。外国から拍手喝采されるために、祖国にいわれなき
非難、攻撃を加えた。そこには、国民としての誇り
のひとかけらもない。皇室や自衛隊など批判するものに向かってこないものに対
しては限りなく冷酷に非難、攻撃の刃を向ける。他
方、まかり間違えば痛烈な批判の矢が飛んでくる恐れのある対象には絶対に悪口
を言わない。大江健三郎は卑怯である。大江健三郎は卑屈である。
大江健三郎は醜悪である。
オオエがノーベル賞を受賞した理由について、スウェーデン王立アカデミーの
発表。「大江氏の作家活動は、日本における悪魔払いの行為」。
祖国を悪魔扱いして、外国に誉められてはしゃぐ。ただのハレンチである。


71 :吾輩は名無しである:02/12/04 17:39
会話しようよ。


…したくないけど。

72 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/04 20:33
少しずつですが、大江さんの文体に慣れて来たようです。
10ページ程読んでみましたが、以前と違って
理解して想像出来るまでが問題なく進みます。

これは少し長いので、明日・明後日で
読もうと思います。



73 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/04 20:38
ジブラルタル!

74 :吾輩は名無しである:02/12/04 21:05
大江氏の場合問題なのは、氏の小賢しい処世術と創作活動が密接な関わりをもって
いることである。筒井康隆が断筆したとき大江氏は批判がましいことを書いていたが、
この人は日本に新聞が彼に関する批判を書けないことをどう思っているのだろう。
例えば、ある評論家がノ
ーベル賞授賞式の大江氏を描写した「満面の笑み」という言葉が、某大新聞には筆者に何の断
りもなく削除されてしまう。差別だの表現に自由だのの問題以前である。そうした庇護を当然と
思っているのかは分からないが、右翼から抗議を愛けた作品の文庫化を自分から拒否できるの
も、その程度の作家性しか持たないせいだろう。いずれにしろ、欲しくて欲しくてたまらなかった
ノーベル賞を手に入れて、その記念講演で「あいまいな日本の私」とは、皮肉でなく優れた自己
批評であり、大江氏の作家としての幕引きとして最良のものであったことは間違いない。


75 :吾輩は名無しである:02/12/05 01:30
漏れは工房の時までSFマニアだったんで、SFしか読んで
なかったんだけど、カート・ヴォネガットあたりを契機にして
たまたま大江を手にしたクチ。イヤー、びっくりした。
強力な大江フィルターを通した戦後日本のイメージって異世界。
まさにセンスオブワンダー(w
あのいちいち引っ掛かる文体にもやられた。

まあ。逆にSFを書こうとすると駄目駄目だけどさ。

76 :吾輩は名無しである:02/12/05 01:52
>>75
「治療塔」のこと?
たしかにあの作品はいかがなものか。
同じナツコさん(?)が主人公ならまだ「静かな生活」の方が
読ませると思われ。
てかココは初期作品についてのスレですよね。sageます。

77 :吾輩は名無しである:02/12/05 21:55
図式的な少女趣味

大江健三郎『同時代ゲーム』新潮文庫

海外でほとんど訳書も出ていなかった著者が、なぜノーベル賞を受賞したのかは、今もって謎である。
世界的な評価を得ている日本人の小説家といえば、三島由紀夫と安部公房、それに最近では村上春
樹ぐらいだろう。川端康成の受賞も「三島由紀夫の空席が回ってきた」といわれたが、その類推でいうと
安部公房が死んだために空席が回ってきたのだろうか。著者は一時、ノーベル賞の候補者を推薦する
と自称していた矢野暢と仲よくしていたというから、その効果があったのかもしれない。いずれにせよ、
佐藤栄作と並ぶ恥ずかしいノーベル賞である。

しかも、海外で評価される作品も『万延元年のフットボール』までで、それ以後はほとんど話題にならな
い。客観的にみても『個人的な体験』や『万延元年』は傑作といえるし、後年の作品でも『雨の木』の連
作のように肩に力を入れないで書いた短編には見るべきものがある。しかし本書のように「同時代」へ
の意識が過剰な作品は、読むに耐えない。学生から職業作家になった著者には切実なモチーフがな
く、「社会的」なテーマを頭の中で作り出して書いているからである。30歳のときに書かれた『万延元年』
が最高傑作とされるのは、著者の思想的限界を象徴している。

特に本書が著者の最低の駄作とされる原因は、当時、著者が傾倒していた山口昌男氏の「道化」論を
小説に丸ごと取り入れたことである。登場人物にそれぞれ文化人類学的な位置づけが与えられ、「祝
祭」とか「異化」とかいう言葉が小説に出てくるのは、鼻白むのを通り越して腹が立ってくる。最良の作
品というのは、山口的な図式を乗り越えるところに意味があるのに、作家自身がその図式で書いていた
のでは、話にならない。

本書には『ヒロシマ・ノート』以来の「核戦争の恐怖」のモチーフもあるが、こういう「非武装中立」の少女
趣味が日本の民主主義をだめにした害毒は計り知れない。最近の「歴史教科書」問題でも、著者は例
によって自分の子供を引き合いに出して「弱者」への配慮がどうとかいう見当違いな批判をしていた。
作家としてはともかく、戦後民主主義の生み出した最悪のイデオローグとしては歴史に残るだろう。


78 :吾輩は名無しである:02/12/06 04:16
お仕事ご苦労様です。
ホレホレまだ貼ってないスレあるぞカス。

79 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/07 18:05
長嶋有の本を読むので
大江さんは少しお休み

80 :暗黒式 ◆PSOs8oY2bg :02/12/08 12:02
 

81 :暗黒式:02/12/14 18:33
 

82 :吾輩は名無しである:02/12/22 15:23
保守

83 :吾輩は名無しである:02/12/22 20:52
特別感情的なこだわりを持っていないから虚栄を人生で計ろうとする。
薄っぺらい虚栄心でただ総論として何やら意味があるらしい人生を
書いてみているだけだ。実体のある各論なんか無い。
実体的な経験がない分、細部に宿るべきものが虚構的な人生の演出として
書かれる。そんな現実があるか。
自分書くフィクションの人生をご大層なものとして捉え過ぎているんだよ。

84 :吾輩は名無しである:02/12/22 20:57
万延元年高いね。文庫で1500円とは。買ったけど。

85 :吾輩は名無しである:02/12/22 21:11
野村勝美:2002.07.03
大江健三郎氏のレジオン・ドヌール勲章授章を考えてみます。大江氏
は自らを、「私は戦後民主主義者である」と公言するノーベル賞文学者
です。彼は「文化勲章」を拒否しました。「戦後民主主義」なるものの定
義を私は知りませんが、印象的には戦前戦中の日本を「全面悪」と捉
えている人たちのように思います。

さて、レジオン・ドヌール勲章はフランスの、民間人に与えられる最高
の勲章だそうです。やるのも受けるのも勝手です。ノーベル賞について
も、やるのも受けるのも勝手です。我が「文化勲章」を拒絶したのも、勝
手です。「文化勲章」は日本国民が最高の栄誉としているものですが、
それを拒絶する大江氏の理由は、「僕は戦後民主主義者、国家の勲章
は受けない」ということであると伝えられました。根底に、氏の長年の発
言から、1.日本の戦争責任,、2.反皇室
があると想定できます。「悪いもの」からの勲章は貰えない、ということ
でしょう。反「日の丸」、反「君が代」、反「核」の人です。そのこと自体を
非難する積りはありません。私が嫌うのは、この方面の人たちの得手
勝手な論理です。一般的にダブル・スタンダードといいます。


86 :吾輩は名無しである:02/12/22 21:12
レジオン・ドヌール勲章は明らかにフランスの国家としての勲章です。
価値の源泉はそこにあります。
シラク・フランス大統領は11日夜、パリ郊外で行われたサッカー・フランス
カップ決勝戦を観戦しました。
試合開始前の国歌ラマルセイエーズ演奏の際に一部サポーター
が口笛を吹いたのに対し、「フランスへの侮辱」と激怒、退席したそうです。
大江さん、あなたに勲章を授ける人物は、こういう(すばらしい!)男ですよ。
「君が代はキライだけど、ラマルセイエーズは好きですか?」

フランスは「核兵器」保有国です。最高レベルの原子力発電実施国で
す。かつて多くの植民地を持ち、アルジェリアにおいてもヴェトナムにお
いても、苛烈な政治を行いました。第2次世界大戦後日本軍が撤退し
た後に、インドシナの再植民地を目指してインドシナ戦争を起こしたフ
ランス。北アフリカの植民地を弾圧によって維持しようとして起こったア
ルジェリア独立戦争。第2次中東戦争(スエズ戦争)で英国と連合して
エジプトに派兵してアラブ諸国と戦争したフランス。世界中の反対を押
し切って南太平洋で水爆実験を続けたフランス。
その国の勲章は受けるけれど、わが日本の勲章は受けられないという。

大江さんが文化勲章を拒絶した理由のすべてがより強く、
レジオン・ドヌール勲章には含まれています。それ
を、片方は断り片方は受けるとすれば、論理を整合させるには一つの
根拠しかありません。
日本(日本人)をバカにしている、のです。


87 :吾輩は名無しである:02/12/23 01:21
なにを文化勲章ごときでガタガタ言ってんだ?
関係ないでしょう、そんなもんは。

政治的な右も左も関係ない!
あの素晴らしい文体がすべてだと思う。



88 :暗黒式→箱:02/12/23 11:16
>>87
そのとうりだと思う
まず小説ありき

89 :吾輩は名無しである:02/12/23 12:51
>>84
今1500円なのか。漏れのは1300円だ。それを大型古本屋で520円で買った。
出版不況と言われるなか大型古本屋は大盛況。不況でもあるし、
安くてヴォリュームのある小説や評論を読書するヤシは増えている気がするな。

90 :吾輩は名無しである:02/12/23 15:22
新潮文庫の最初の奴読んでああすごいなと思ったのに
最近の奴を読んだら人間性が鼻について嫌になった。
上の勲章云々の話をやりそうな人間だなと思ったよ。
あと、セクシャルな話書きすぎ。なんか品が無い。
こんな人が威張ってるのかと思うと嫌だ。とても。

91 :吾輩は名無しである:02/12/23 15:35
>>90
キモヲタ童貞の先駆者であり金字塔。
ここに集う誰もやつにはかなわんはず。

92 :吾輩は名無しである:02/12/23 16:08
なんか東大時代にへんな歩き方してたらしいね、
大江さん

93 :吾輩は名無しである:02/12/23 16:54
内子行った事あるひといる?
街中だけでなく、山奥まで入り込んだことがある。
中高生の登下校がきついだろうなあというところだったよ。

94 :吾輩は名無しである:02/12/23 17:06


【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】     
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。


95 :吾輩は名無しである:02/12/23 17:07
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

 そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

 また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。


96 :吾輩は名無しである:02/12/27 12:45
「憂い顔の童子」読んだ。
すげー、オーケン完全復活じゃん。
初期のオーケンが蘇ったよ。

97 :吾輩は名無しである:02/12/27 13:56
>>96
それマジ? マジだったら買うよ

98 :吾輩は名無しである:02/12/27 14:13
マジでつ。
スゲーでつ。
新聞連載も始まるし
第二期大江絶好調時代到来?

99 :吾輩は名無しである :02/12/27 17:36
セブンティーンの続編
うぷきぼん

100 :吾輩は名無しである:02/12/27 17:37
>>99
売ってるよ。本屋で。『スキャンダル大戦争』
つーか100げっちゅー

101 :吾輩は名無しである:02/12/27 17:37
        。 ◇◎。o.:O☆οo.
       。:゜ ◎::O☆:∂i☆。∂:o゜
       /。○。 ∂O☆:∂i☆◇。☆
     /  ◎| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:◎:
    /    ☆。|..100本の花束?!!|☆
  ▼       。○..io.。◇.☆____| 。.:
∠▲―――――☆ :∂io☆ ゜◎∂:.


102 :吾輩は名無しである:02/12/27 18:07
丸山の死亡記事(朝日新聞)のわきに、大江健三郎のコメントが載っていた。これ
には笑ってしまった。このコメント(発言記事)だけが、きわめて印象的である。
新聞の追悼文は、次のように結んであった。

文化勲章の辞退のことで苦しかった時、先生から励ましの手紙をいただきまし
た。そこでの、現実派知識人への上品な軽侮が愉快だったことも思いだします。

ここで「現実派知識人」とは、自民党支持の保守派の言論人総体のことを指している
のだろう。そうすると、それとの対比で、丸山や大江は自分たちのことを、「理想派知
識人」だと考えていることになる。何の理想か?人類のあるべき理想か?大江のこ
の肚のすわった居直りに近い発言が、気に入った。丸山は大江と同じで、最後まで反省
しないで、反体制、反保守、反資本主義を貫く気だ。彼らリベラル派の日本知識人は、
反省なんかしないで、自分の足元の現実が、ずいぶんと意に反したものになってしまっ
たとしても、あくまで、旧来の自分の主張を貫いて、一貫するしか他にないのだ、と私
は思った。八〇年代に入ると、福田恆存が創始した「進歩的文化人」という言葉でひと
くくりにされ、軽蔑され、批判され、揶揄される時代になった。ソビエト・ロシア(ロ
シア・マルクス主義)=ソビエト帝国が滅んだのが九一年八月で、それから五年が過ぎ
て、反体制・反保守派は、社会全体からすればずいぶんと旗色が悪くなりつづけた。し
かしそれでも、朝日新聞(発売部数六百万部)に表われるごとく、こんなにも丸山たち
はまだまだ強い。私のような、「負け組」(やっぱり自分は間違っていたな、負けだっ
たと率直に認める考え)は、少数派であって、ほとんどは、ダンマリを決めこんで、日
本敗戦直後のブラジル日系人の「勝ち組」と同じく、まだ反保守のままである。どうや
ら「反体制」であることはやめたようだ。従来どおり反資本主義ではあるが、何を次の
信念の柱にするかは見つからない。そういう現状だ。


103 :吾輩は名無しである:02/12/27 18:07

丸山は、日本知識人の中では、ずばぬけて頭は良かった。丸山は、西欧政治思想が理
解できた珍しい日本人だ。だから、きっと西欧の近代思想家たちの伝統の方に逃れ出
て、そこを自分の柱(依りどころ)にして、生きたのだろう。即ち、丸山は知識・学問
伝統主義者だ。権力者や支配者を批判するヨーロッパ知識人の伝統に乗っかって行くと
決めたのだ。その丸山の本を読んで、それに頭の中だけ(生活は別だ)持っていかれた
者たちは、後に放ったらかしにされた。丸山のファン(信奉者)とは即ち、棄てられた
知識大衆だ。敗戦直後にファシストや天皇に棄てられたのも知識大衆だった。戦後、左
翼思想にしがみつき、のめり込み、そして、それに棄てられて、ろくな人生をおくれな
かったのも、知識大衆だ。自分を知識層だと勝手に思い込んだ大衆だ。数十万人の特殊
な大衆たちだ。結局、大衆であることに変わりはない。その代表は、公立学校の教師の
ような連中である。彼らが懸命に読んだのが丸山や大江の本で、丸山も大江も、つま
り、人だましが上手な言論商売人だった。副島隆彦『日本の秘密』


104 :吾輩は名無しである:02/12/27 18:11
このコピペ魔ほんとしつこウゼえなー
もうあんたがアフォなのは十分伝わったからいいってば。

105 :吾輩は名無しである:02/12/27 18:32
>100
ほんとだ
知らんかったよ
サンクス!

106 :吾輩は名無しである:03/01/14 20:18
sage

107 : :03/01/15 17:14
ageage

108 :山崎渉:03/01/20 07:29
(^^)

109 :吾輩は名無しである:03/02/15 00:19
あっ?

110 :吾輩は名無しである:03/02/15 09:28
「遅れてきた青年」読了
これって、村上龍の「愛と幻想のファシズム」や
「五分後の世界」じゃない?
あと、「芽むしり仔うち」もバトルロワイヤルみたいだし・・・・
やっぱ、オーケンはすげえや。

111 :イワン:03/02/25 23:50
全集っぽい、大江健三郎の本ってないんですかね。
どこで買えるんだろう。
いちいち借りるのもなー。

112 :吾輩は名無しである:03/02/26 00:45
>>111
『大江健三郎全作品』
 ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106408201/

もっとも正確には「全作品」でとはいえないが…。

113 :吾輩は名無しである:03/02/26 21:05
左翼盲目病患者、大江健三郎(上)

米国同時多発テロ以降の情勢をめぐり、各国の左翼系文学者は、米国の軍事力によるテロリズ
ムへの対応を批判する
発言を発表している。ドイツのギュンター・グラス、英国のルシュディー、米国のスーザン・ソンタグ
のほか、日本の大江健三郎もまたそのひとりである。大江は、フランスの11月27日付け『リベラシ
オン』紙で談話を発表している(多維網インターネットの報道による)。

グラスの発言は、自国内で多くの批判を浴びている。同国の文芸界の重鎮マルセル・ライヒ=ラ
ニツキーなどは、公開の
場面でグラス氏の共産主義を理想化した小説を思想性ゼロ、芸術性二流と評したうえで破り捨て
る挙にでた。
ルシュディーは、途中で米国支持に態度を変更した。
ソンタグは『ニューヨーカー』誌において、世界貿易センター爆破は米国のイラク空爆と同じであ
る、自らの命をかけて他
者の命を奪う人間は卑怯者ではないと主張した。同誌の編集長の語ったところによれば、この文
章の掲載後、100通を超え
る抗議の手紙が寄せられたそうである。これはひとつの文章に対する抗議文としては創刊以来最
高の数だそうだ。ほか、さ
まざまな米国のコラムニストや批評家がソンタグのこの発言を批判しているが、たとえば『ワシント
ン・ポスト』のチャール
ズ・クラウスサマーは、ソンタグを批評するコラムの題に「鈍磨した道徳の声」と付けている。『ワシ
ントン・タイムズ』のデイ
ヴィッド・リンボーに至っては、米国の強大な力があるからソンタグやその同類たちは安全な場所
でそんな話をしていられる
自由を享受できるのではないのかと厳しく批判している。(そのほか、『ニューヨーク・タイムズ』に
もソンタグの発言をめぐっ
て多くの批判の投書が寄せられた由である。)


114 :吾輩は名無しである:03/02/26 21:09
大江の意見は、これら左翼人のそれと基本において変わるところはない。
骨子は、米国によるタリバンおよびビンラディン
氏への攻撃は、"疑わしい戦争"であり、"この戦争は、アフガニスタンの人々を苦しみに陥れ、アフガニスタンという国家を
混乱に陥れるものである"ということと、同時多発テロの発生後、米国は"自らの失敗を認め"て反省すべきであった、軍事
的手段による報復はかならずさらなるテロを生むという点に尽きる。
軍事行動のはじまる前にこの発言がなされたのであれば、知性と常識に欠けた人間のたわごととしてまだ笑ってすませ
られたであろう。しかしタリバンは崩壊して戦争はほぼ米国の勝利に決まった今頃、これははたして正気の言か。今回の戦
争でアフガニスタンにおける民間人の死傷者はほぼ皆無にちかいのである(民間人が米軍の攻撃によって死傷したという
情報はほとんどタリバン側の主張によるものであり、第三者の情報源によって真偽が確認されていない。つまりタリバンの
宣伝なのであり、タリバンの宣伝が全く信用できないのは定評がある)。
それにアフガニスタンの民衆はいま、街頭でタリバンの崩壊を歓喜して祝っているのである。男は強制された髭をそり落と
し、女は顔の被いを脱ぎ捨て、子供達は、5年間禁止されていた映画やテレビに夢中になっているのである。そして国家とし
てのアフガニスタンは国際社会の監視下で新政府発足の準備に入っている。この新政権には同国の各方面の政治勢力が
参加してその意向が反映されるのはもとより、これまで社会的に抑圧される地位に置かれてきた女性にも門戸が開かれるはずである。
このただいまの現実を前にして、大江が"疑わしい戦争"と主張するのはいったいいかなる了見か。どういう根拠があって
彼は、「この戦争は、アフガニスタンの人々を苦しみに陥れ、アフガニスタンという国家を混乱に陥れるものである」などと断
言するのか。大江の目には世界が反対に映るのか。それとも、大江は、タリバン政権支配体制が継続してアフガニスタン
国民は中世そのままの生活をしていればよい、専制支配のもとで呻吟し続けていろといっているのか。まさかそうではあるまい。


115 :吾輩は名無しである:03/02/26 21:11
大江の、西側の軍事行動がさらなるテロの危険をもたらすという主張は、左翼の好む論法であ
る。米国は自らの失敗を
認めて反省すべきだというが、どういう失敗を認めなければならないのであろうか。
彼の論理に従えば、米国が"反省"して軍事的手段以外の方法でテロに対処すれば、テロリスト
はテロ行為をやめて二度
とテロは起こらないというのだが、相手の誠意に感じてテロをやめるようなテロリストがどこの世界
にいるか。
大江は、武力行使はテロに応えるにテロを以てするということであり、邪悪に対して邪悪で応える
ことであって、事態を悪
化させるばかりだと言う。それを避けるためには、いかなる軍事行動も一切取らず、それによって
みずからが文明人である
ことを証明せねばならないと主張する。
では、ひとつ尋ねたい。真珠湾攻撃の際、米国はそれまでの対日政策の"失敗を認め"て、対日
石油禁輸政策を"反省"
して止めれよかったのか。米国が対日戦に踏み切ったのは誤りだったか。
――その場合、おそらくアジア全域に日の丸の旗が翻る結果になっていたであろう。さらに多数
の中国人や韓国人の生
命が失われたであろう。そしてより多くの日本人の生命も失われていたはずである。
米国が日本と戦い勝ったおかげで、"事態を悪化させる"ことから免れたのではないのか。米国が
氏の非難する武力を用いた結果、日本は降伏し、
アジア地域は大日本帝国の支配から解放された。氏がその存在を長年批判し続けているところ
の核兵器を使用したことによって日本の降伏は早まり、核を使わなかった場合よりもアジア諸国
の国民はもちろんのこと、
日本の軍人や民間人の死傷者も少なくて済んだのではなかったか。


116 :吾輩は名無しである:03/02/26 21:11
解決方法を持っているというのであればまだよい。しかし彼らにはなんらの具体的な代案もない。
それでいて反対ばかりする。没論理性と無責任さは、左翼の顕著な特徴である。
私は、日本人である大江が自国の軍国主義とアジア侵略の歴史を厳しく批判する態度を賞賛す
るのにやぶさかではな
い。しかしその彼が米国の核兵器を非難し、さらにはこのたびのアフガニスタンに対する軍事行
動に反対するのはあきらか
に矛盾である。日本の軍国主義を打倒するために、武力のほかにどのような方法があったのか、
氏にききたい。ドイツ人グ
ラスがヒトラー時代のファシストドイツを強烈に批判するのもまた賞賛に値するが、彼が東ドイツの
社会主義を賛美し、西ド
イツの資本主義を批判するのは理解に苦しむ。グラスは東西ドイツの統一にすら反対だった。共
産主義とファシズムは残
酷さという本質においては同一の存在である。これがグラスに分からないのは不思議である。だ
いたい左翼陣営の人間の
知的水準はそんな程度だから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが。

今回の米国のアフガニスタン軍事攻撃は、第2次世界大戦における日本との戦争と同じである。
戦後の日本は軍国主義
国家から民主主義国家へと変貌することができた。アフガニスタンとの戦争は、さらなる危機では
なく自由のための戦争で
あり、未来の平和と民主主義のための正義の戦争なのである。大江、グラス、ソンタグをはじめと
する左翼文学者の最大
の誤りは、"平和主義"を振りかざしてあらゆる戦争に無差別に反対することである。彼らには正
義の戦争と不正義の戦争
の区別ができない。寛容と善意は、邪悪をかえって保護助長するだけである。その結果、人類は
さらなる災難に見舞われ、
払わねばならない代償はさらに莫大なものになる。


117 :イワン:03/02/27 01:11
>112
どもー。

大江健三郎の作品を偏見なしに全て読んできたひとにききたいんですが、
大江健三郎って善い人ですか?

118 :吾輩は名無しである:03/02/27 01:25
>>117
さー、どーかな?
でも、純粋に「善い人」の小説なんて読みたいと思うか?
愚かしい経験をしたことがない人間に、愚かしい人間なんて
描けないしな。ドストエフスキーしかり。

119 :イワン:03/03/02 01:50
>118
ドストエフスキーって悪人だったんだ。。

確かに、ただ「善い人」なら、小説なんてかけない気がする。

120 :吾輩は名無しである:03/03/02 02:13
ドストのような振幅の激しさのない所が大江の弱点でもある。
良くも悪くも真面目だ。
大江の左翼性は戦後的良識性の枠組におさまるもので
所詮は文壇的処世術にしか過ぎない。
自身の戦争協力や朝鮮人差別という過去の行為を隠蔽した野間宏に比べたら
カワイイものですよ。

121 :吾輩は名無しである:03/03/02 03:41
好きな作家とか
「そっち系」の中でも「?」なのばっかり
同じ系統でもっとマシなのいるだろ
あとこういうやつがなぜか共通して音楽の趣味が最悪なのは
なんでだろ
「わかりやすさ」だけが優先だからかな?

122 :121:03/03/02 03:43
あ、こっちじゃねーやw
似たようなスレ立てないでよ!
ハズカシ!

123 :吾輩は名無しである:03/03/02 03:49
>>120
どっかで福田和也が>>112で紹介されている全集もどきで
大江が『われらの時代』を乗せなかったのは犯罪的だ、とかなんとか言ってたが
なんかセコイ悪だね。 否定ではなく隠蔽。
ただそのセコさが日本的で、最近のドンキ系二作が生まれたとも言えるかも

124 :吾輩は名無しである:03/03/02 22:26
ノーベル賞に思う

大江氏はノーベル賞授賞の直後に
「自分は戦後民主主義を信奉する立場から、天皇の文化勲章はいただくわけにはいかな
い」と言ってましたが、私はこの人がどこまで本気で民主主義を信奉しているのか疑問で
す。「ヒロシマ・ノート」という本が出たころは、戦後民主主義の旗手といわれ私もそう思っ
ておりましたが、今から十年くらい前、大江氏は自ら発起人の一人となって核兵器廃絶
文化人会議とか言う組織を結成し「核兵器廃絶に向かって直ちに行動を起こそう」という
声明を出したのでしたが、これに対して週刊誌から月刊誌から総動員して猛烈な攻撃を
したのが文芸春秋だったのです。しかも、大江氏は文芸春秋が主催する芥川賞の選考
委員をしたり文芸春秋から本を出版して同社の利益に貢献したりしておりました。その点
に疑問を持った本多勝一氏が公開質問状を出して「あなたは核兵器廃絶を人に呼びか
けておいて、その廃絶運動を最も熱心に攻撃する文芸春秋の選考委員を引き受けたりし
ているのはおかしいのではないですか?」と問いかけたのですが、すぐには返事をせ
ず、何度も質問を繰り返すと事実とは違うことを言いたてて人をくったような返事をする。
それでもついに行き詰まって芥川賞の選考委員を辞退することになったのですが、新聞
の取材には「今回の辞任は核兵器廃絶運動とは何の関係もない」と言いつつべつのメデ
ィアには「しょうがないから辞めたんだ」という。それから三年くらいたってほとぼりが冷め
たころに、誰も知らないうちにいつのまにかまた芥川賞の選考委員におさまっている。大
江健三郎という人はそういうことをする人なのです。ここまでは事実です。ここから推量し
て、口では革新を標榜しながら裏では反動資本と結託する人物、と断定しては失礼にあ
たるでしょうか?


125 :吾輩は名無しである:03/03/04 00:46
「われらの時代」「遅れてきた青年」「日常生活の冒険」その他を削除して、
断簡零墨が編まれないように、これを決定版とする、なんて、酷いと思った。
でも文庫版ではまだ生きているし、大江もそれは良しとしているから、
まあ許そうかな、と思った。

でもこれを擁護する意見、何か面白いのありますか?

126 :イワン:03/03/04 20:50
>125
>「われらの時代」「遅れてきた青年」「日常生活の冒険」その他を削除して、
って、なんかやばいんですか。
全集にいれられないほど。
危険思想?

127 :吾輩は名無しである:03/03/04 23:22
新潮の「空の怪物アグイー」はおもしろかったぞ

128 :吾輩は名無しである :03/03/05 00:40
>>126
やばいっていうか、すごく面白いよ。
俺は好き。

129 :吾輩は名無しである:03/03/05 23:28
【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】     
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。

130 :イワン:03/03/08 02:33
「万延元年のフットボール」借りてきました。
文庫が見当たらなくて困ったけど、学校の図書館で発見。

楽しみー。

131 :吾輩は名無しである:03/03/08 09:42
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

 そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

 また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。

132 :吾輩は名無しである:03/03/08 11:59
エヴァーセヴンティーン

133 :吾輩は名無しである:03/03/08 16:08
>>126
俺は、その削除された奴は一番好き。


134 :吾輩は名無しである:03/03/08 17:02
「われらの時代」がマイベストです。同じような小説が多い中
この作品だけは熱さにやられました。

135 :吾輩は名無しである:03/03/08 17:21
 大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」と題したノーベル賞記
念講演をストックホルムで行った。そこには次のような一節がある。

 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、
放射能障害を背負う生存者と二世たちが??それは日本人にと
どまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいま
すが?ー、われわれのモラルを問いかけているのでもありまし
た。[4]

 「核攻撃の犠牲者たる日本人が、なにか特別のモラルを持たなけ
ればいけないそうだ。投下した者のモラルは問わないわけである。
」とは、谷沢永一氏の評である。これが国際常識であって、大江氏
のもってまわった言い方と、その非常識な内容とでは、聴講者は何
を言っているのか、分からなかったであろう。内容は単に50年前
の東京裁判史観とマルクス主義史観であり、その後の歴史学の進歩
などは、まったく省みられていない。

 大江氏の思想は、1950年代の冷戦時代から一向に深化していない。
それがそのまま化石のように残されているのは、本人のIntellectual
Dishonesty と、それを覆い隠すもってまわったあいまいな文体の
故である。この講演は「あいまいな日本の私」よりも「日本のあい
まいな私」と題すべきものであった。

136 :吾輩は名無しである:03/03/08 18:38
外交スピーチだぜ

137 :吾輩は名無しである:03/03/09 01:47
『週刊朝日』連載中の「『新しい人』の方へ」3/14日号より。

★人の言葉を伝える

・…私には自分がまだ二十代の前半で知りあっていながら、その人と直接に話し合
うことを避けるようになって十年はたつ人物のことが思い出されます。社会的な
地位も名声もあるかれは、もともと自信を持っている上に、大衆的な大きい支持を
受けて生きてきました。常に注目されて、思うように生きてくることができたせい
で、他の人のいったことに注意深くして正確につたえようとする、ということは
ない人格となりました。
 政治カでもあれば文筆家でもあるその人が、せんだって自伝のような本を出す
ことになり、たまたま私も顔を出している、同年代の小説家や批評家との写真を
そこに入れる、ということで、出版社からワタクシにも許可をもとめる手紙が来ました。
文章としてその写真の入ったセクションに載る部分が、参考についています。それ
が事実と反するのに気がついた私は、写真の掲載には胴衣するけれど、ここで自分
がいったとされている言葉は正確でないと、返信用の葉書に書きました。
 それに対する編集者の答えは、
――まあ、いいだろう、といわれました、と
いうものでした。
 人の言葉をつたえる際に、正確でない記述をしておいて、それを指摘されても、
まあ、いいだろう、という。周囲がそれを許す。そういう地位にまで、この人物
はたどりついているわけです。そしてそういう著者に、まあ、いいだろう、と
いわれると、自分の責任を持つ出版物について、そのままにする編集者がいるの
です。
 人のいう言葉に注意深く耳をかたむける習慣とその能力のない人、さらにそれを
反省することをもとめる人が周囲にいない人が、政治の指導者の位置につくこと
は――その当人にとっても、市民にとっても――不幸なことです。それは現代史
に多くの実例があります。
 そしてそのような人物が正当な批判によって権力を失うまで、なお力を持って
いるかぎりは、そのいったり書いたりすることをそのまま本にしてしまう編集者も
いくらでもいました。それが、いまこの国でもそうだ、ということです。

138 :吾輩は名無しである:03/03/09 01:57
>>137

石原慎太郎が、文学者どころが、ただの文筆家としても失格だと、よくわかる。
三島由紀夫と大江にはさまれて、自分の才能が皆無なことに気づき、さっさと
政界へ転身した。政治の姿勢においても、三島が死んだ後はもう、言いたい放題
やりたい放題、あからさまに「全く私的な権力へのどぎつい志向」を露呈して、
紆余曲折を続けた。石原が握りたいのは「オレが一番!」という権力のみ。
そのために全ての方便を使う。いまや某出版社も牛耳ってしまっているw
きわめて危険<石原


139 :吾輩は名無しである:03/03/09 22:08

「週刊朝日」と「AERA」の編集長がダブル解任

「週刊朝日」は社長が常々記事の内容をにがにがしく思っていたところ、大江健三郎批判を掲載し、
「もう小説は書かないほうがいいのではないか」と批判した。大江さんは、
「批判は甘んじて受ける」というスタンスだそうですが、社長が自主規制した。
ということのようです。
大江さんは、朝日のシンポジウムというと出てくるパネリスト、という印象で
朝日にとっては看板作家なんだろう。
バックナンバーをめくってみると、なるほど11月22日号に「まっとうな本」という月一連載が載ってい
る。
そこで、「これをもって小説は最後にすべし」とのタイトルで記事が掲載されています。

最近の「週刊朝日が面白かったか」と聞かれれば、そうとはいえない。逆に首をかしげることもあった。
だが、こんな理由で首をすげ替えるのは、社内にくらい影を落とすのではないだろうか。
捏造記事ならともかく、たった一本の記事で記者や編集者を処分していたら、いくつ首があってもたり
ない。
だいたい、外部のご機嫌を気にして社長が原論弾圧の強権発動をするなんて、メディアとして末期的
としか
いいようがない。
朝日は出版局を出版部に格下げして、人減らしをしている最中だったそうです。
だからといって、出版のジャーナリズムなら金や作家の機嫌とりに差し出していいという判断をしたの
なら、
その神経を疑う。

Hiroshi Tanaka
http://homepage2.nifty.com/htnk/200211.htm

140 :吾輩は名無しである:03/03/09 23:02
反論したつもりなのかねえこのコピペで。
知能指数低いにゃあ。

141 :吾輩は名無しである:03/03/10 00:38
柄谷浅田他が出した「必読書150」で
日本文学は大江を
海外文学はセリーヌを
人文科学はラカンを
攻略することを
決意した18の春。

142 :吾輩は名無しである:03/03/14 20:34
ほんとうのことを言おうか?

143 :ガディワッツ:03/03/14 20:37
セリーヌ、全集真っ黒でかっこいい。もう少しで全集全て読み終わる。
文学板にスレがないのはなんだだー。


144 :吾輩は名無しである:03/03/14 22:06
「孤独な青年の休暇」ってどんなんだっけ?
いまカバーだけ出てきて本体が見つからん。

145 :吾輩は名無しである:03/03/14 23:48
大江健三郎といえば、戦後日本を堕落させてきたいわゆる「進歩的文化人」、
「戦後民主主義者」の巨頭である。
彼は、スウェーデンの王立アカデミーが授与するノーベル文学賞はもらうが、
文化勲章は辞退した。外国の王室が
くれるものはもらうが、日本の皇室が授与するものは辞退する。典型的な日本
蔑視、西洋崇拝の態度である。なんら一貫性はない。
また、彼は、北朝鮮を賛美し、日本人であることを後悔していた。原爆が落
とされたのは日本人の責任であると主張してもいる。
そのくせ、日本の豊かさの恩恵を受け、外国に亡命することなど露ほども考えない。


彼の特徴は、日本国内においてはあいまいな言葉を使ってソフトに日本を
非難する論調をとるが、ひとたび国外に出ると悪し様に日本を罵ることである。
フツウの愛国心がある者なら、国外に出て母国の悪口は言わないものである。
彼は反日外国人にありがたがられているが、外国人は、自国を悪し様に罵る
大江のことを内心では軽蔑していることに気づいていない。


中国と日本と、いずれが国家主義的傾向が強いかなど比較すれば明らかである。
中国は、核兵器を製造・配備し、近隣諸国に圧力を加え、チベット・ウイグル・
旧満州などを侵略し、言論を弾圧し、結社を抑圧する。そんな中国を非難する言葉
などひとことも言うことはなく、ありもしない日本の国家主義的傾向のみを非難する。
また、侵略や残虐行為の謝罪にしても、中国政府の侵略や、現在も行われて
いる裁判なしの銃殺刑、反体制運動家への拷問などは全く非難しない。
他方、民主的に選挙でえらばれた地方自治体の首長を「恥」と罵る。

いったい、恥知らずとは誰のことか?

こういう恥知らずな人間が、日本には腐るほど存在することを考えると、アタマ
が痛くなってくる。

146 :144:03/03/14 23:54
ああ。またコピ平が出てきてしまた。ホントにアタマが痛いな。
いっそ

>「太陽の季節」ってどんなんだっけ?
>いまカバーだけ出てきて本体が見つからん。

とでも書けば良かったか。ダボハゼのように釣れそう(w

147 :イワン:03/03/15 00:03
>142
万延元年のフットボール、イイ!

148 :吾輩は名無しである:03/03/15 00:29
>>143
マジでか?すごいな!!
次は仏語版に挑戦してくれ
夜の果てとなしくずし意外の小説はスラングばっかで今のフランス人も読めないらしいが


149 :吾輩は名無しである:03/03/15 01:07
>>142
谷川俊太郎、イイ!

150 :吾輩は名無しである:03/03/15 01:34
見たり見えたりする一切有は夢の夢にすぎませぬか

151 :吾輩は名無しである:03/03/15 01:53
>144
『孤独な青年の休暇』を引っ張り出してきたけど、内容を全然思い出せん(w
4年くらい前に読んだんだが・・・。文庫にも入らなかったってことは駄作扱いか?

152 :吾輩は名無しである:03/03/15 03:31
>>150
ポー、イイ!
日夏、イイ!

153 ::03/03/15 03:34


154 :吾輩は名無しである:03/03/15 08:21
野村勝美:2002.07.03
大江健三郎氏のレジオン・ドヌール勲章授章を考えてみます。大江氏
は自らを、「私は戦後民主主義者である」と公言するノーベル賞文学者
です。彼は「文化勲章」を拒否しました。「戦後民主主義」なるものの定
義を私は知りませんが、印象的には戦前戦中の日本を「全面悪」と捉
えている人たちのように思います。

さて、レジオン・ドヌール勲章はフランスの、民間人に与えられる最高
の勲章だそうです。やるのも受けるのも勝手です。ノーベル賞について
も、やるのも受けるのも勝手です。我が「文化勲章」を拒絶したのも、勝
手です。「文化勲章」は日本国民が最高の栄誉としているものですが、
それを拒絶する大江氏の理由は、「僕は戦後民主主義者、国家の勲章
は受けない」ということであると伝えられました。根底に、氏の長年の発
言から、1.日本の戦争責任,、2.反皇室
があると想定できます。「悪いもの」からの勲章は貰えない、ということ
でしょう。反「日の丸」、反「君が代」、反「核」の人です。そのこと自体を
非難する積りはありません。私が嫌うのは、この方面の人たちの得手
勝手な論理です。一般的にダブル・スタンダードといいます。


155 :吾輩は名無しである:03/03/15 08:22
レジオン・ドヌール勲章は明らかにフランスの国家としての勲章です。
価値の源泉はそこにあります。
シラク・フランス大統領は11日夜、パリ郊外で行われたサッカー・フランス
カップ決勝戦を観戦しました。
試合開始前の国歌ラマルセイエーズ演奏の際に一部サポーター
が口笛を吹いたのに対し、「フランスへの侮辱」と激怒、退席したそうです。
大江さん、あなたに勲章を授ける人物は、こういう(すばらしい!)男ですよ。
「君が代はキライだけど、ラマルセイエーズは好きですか?」

フランスは「核兵器」保有国です。最高レベルの原子力発電実施国で
す。かつて多くの植民地を持ち、アルジェリアにおいてもヴェトナムにお
いても、苛烈な政治を行いました。第2次世界大戦後日本軍が撤退し
た後に、インドシナの再植民地を目指してインドシナ戦争を起こしたフ
ランス。北アフリカの植民地を弾圧によって維持しようとして起こったア
ルジェリア独立戦争。第2次中東戦争(スエズ戦争)で英国と連合して
エジプトに派兵してアラブ諸国と戦争したフランス。世界中の反対を押
し切って南太平洋で水爆実験を続けたフランス。
その国の勲章は受けるけれど、わが日本の勲章は受けられないという。

大江さんが文化勲章を拒絶した理由のすべてがより強く、
レジオン・ドヌール勲章には含まれています。それ
を、片方は断り片方は受けるとすれば、論理を整合させるには一つの
根拠しかありません。
日本(日本人)をバカにしている、のです。


156 :ガディワッツ:03/03/15 09:02
>>148英語だってまともに使えないのに、フランス語なんて(泣
むりぽ。

157 :吾輩は名無しである:03/03/15 10:18
べつにいいじゃん。
おれもレジオンドヌール欲しいけど文化勲章なんていらんよ。
なんかさあ、ダサイじゃん。
現代文学に与えた影響はもはや漱石より三島より大きいんだから
(彼自身は未だに漱石だと言うだろうけど)、
親日本人よりも日本人的だし、文化勲章を断るのも
日本人的な属性のあらわれであって、それでいいよ。

158 :吾輩は名無しである:03/03/15 11:04
今日の日経に大江についてかかれてるけど、記事書いた奴は狂ってると思う。
どうなの?

159 :吾輩は名無しである:03/03/15 12:13
どうしても政治の話になっちゃうんだよなあ。肯定派も否定派も。

160 :吾輩は名無しである:03/03/15 13:17
>>157
だから現代文学はクズばっかりなのか。

161 :吾輩は名無しである:03/03/15 14:28
だれか、大江健三郎・再発見読んだ人います?
読む価値ありですか?

162 :吾輩は名無しである:03/03/15 15:44
>>160
現代の作家がクズばっかなのに何も大江は関係無いでしょ

163 :144:03/03/15 16:47
>>151
わざわざありがと。探さないで放置してても
そのうちに出てくるか。絶版のままだけど、
どうもソレの可能性が高そうだし(w。
試しに古書店の検索してみたけど結構安く
売ってますしな。

164 :吾輩は名無しである:03/03/15 18:13
大江健三郎は今から44年前、防衛大生を「恥辱だ」と言い、ワシントンで「自衛隊
全廃論」をぶった。「中国や朝鮮半島の人民たち
と協力して、自衛隊の全廃を目指さなければならない」と主張した。まったくも
って意味不明である。自衛隊を廃止するのに必要なこ
とは、防衛庁設置法と自衛隊法の改正である。中国人や韓国人の助けなど要る筈
がない。

戦前の日本のことを「破壊への狂信が、国内と周辺諸国の人間の正気を踏みに
じった」と表現している。アブノーマルな日本人が
アジア諸国を侵略したという非難である。だが言うまでもなく、イギリスはイン
ドを、オランダはインドネシアを植民地にし、搾取の限りを尽くした。
一方、台湾では、日本の手によって学校が作られ、近代的な社会制度が整えられた。
西欧と日本の大きな違いは、日本の植民地経営だけが赤字であったことである。
大江は、西欧がやったことに目をつむり、自国のことにだけ非難を浴びせている。

何よりあきれることは、広島、長崎への原爆投下は日本人に責任があったとい
う主張である。ちなみに、このアメリカの犯罪を正当
化させるためにデッチ上げられたのが南京大虐殺である。大江は、すべては日本
が悪かった、以後這いつくばって生き
てまいります、と世界にメッセージを発している。

大江は、祖国である日本の国家を、そして同朋である日本国民を貶め、蔑み、
罵った。大江は、反国家、反天皇、反日
本、反国民、の言説を弄している。日本国民を見下して軽蔑して、1人自分だけ
を別格とし、己だけ
を高しとしている。大江は反日的日本人である。


165 :吾輩は名無しである:03/03/15 18:13
しかし、なぜ「天皇制」を打倒しなければならないのか、国内に対しては露骨な
言い方を避ける。堂々と自分の考えることを日本国
民に訴えつづけていたのではない。当て擦り、嫌がらせ、ほのめかし、からか
い、唇をゆがめたような皮肉に終始している。後で言い
逃れできるようにはっきりと責任ある議論をしなかった。それでも、たとえ間違
った考えであったとしても、自分の考えることを堂々と
声を大にして国民に訴え続けたのであれば、毅然とした確信犯とみなすことがで
きるのだが。だが、海外では決定的な表現を使う。
口を極めて、露骨に日本や日本の歴史や日本国民を論難し、罵倒し、弾劾した。

外国人に対して日本人がいかに駄目であるかを縷々と述べる。この態度は卑屈
という一言に尽きる。自分を国際的に売り込むた
めに自分の祖国を叩き売る。外国から拍手喝采されるために、祖国にいわれなき
非難、攻撃を加えた。そこには、国民としての誇り
のひとかけらもない。皇室や自衛隊など批判するものに向かってこないものに対
しては限りなく冷酷に非難、攻撃の刃を向ける。他
方、まかり間違えば痛烈な批判の矢が飛んでくる恐れのある対象には絶対に悪口
を言わない。大江健三郎は卑怯である。大江健三郎は卑屈である。
大江健三郎は醜悪である。
オオエがノーベル賞を受賞した理由について、スウェーデン王立アカデミーの
発表。「大江氏の作家活動は、日本における悪魔払いの行為」。
祖国を悪魔扱いして、外国に誉められてはしゃぐ。ただのハレンチである。



166 :吾輩は名無しである:03/03/15 19:08
書き込みが増えるとコピ平も興奮するのが…なんつうか…キモい…。

167 :吾輩は名無しである:03/03/15 19:48
じゃあ、コピ平はどういうのがいいの?
大江健三郎はどうしても認めたくないんでしょ?そのしがらみがコピ平に
あるのがどうしても解せないんだけどさ、なにか嫌なこと、裏切られたこととか
あったの?
いや、ほんと、そういう事情が知りたいと思うから、なぜ嫌っているのか。
あなたがやっていることは、モーツァルトの素行がひどいから、モーツアルトの音楽も
駄目だと言っているのと同じことだよ。
匿名の掲示板なんだから、そういう嫌いなら嫌いというこだわりをコピペじゃなくて、自分の言葉で
どう駄目なのか、どこらへんがまずいのか、論理的でなくてもよいから語ってみてはどうだろうか。
それ如何によっては、話し合いも生まれると思うから。

168 :吾輩は名無しである:03/03/15 20:32
一度だけコピ平しゃべったよ。
「どうしておれのコピペに反論しないのか」
って。
漏れは思ったね。ああ、こいつはバカなんだ、って。

169 :吾輩は名無しである:03/03/15 20:43
>>168
いや、後一回あったと思う。
「大江?反権力で外国崇拝でしょ?」なんて事言ってた。
小説読んでいないのばればれだけど。


170 :吾輩は名無しである:03/03/15 21:01
 コピ平としては、大江読者はコピペに書いてある真実を見てみぬふりをしていると
思ってるんだろうな。誰にけしかけられたのかは大体想像つくがおめでたい野郎だ。
 
 

171 :イワン:03/03/15 21:32
万延元年のフットボールは5回ぐらい読まないとだめですかね?
なんか、すごい小説なんだろうけど、心にあまりこなかった。
未消化な部分を何回も読んで、つぶしていかないとだめかな。

172 :ウキウキ  ◆yTejge/2ww :03/03/15 21:34
(*゚∀゚)アホウ!

>心にあまりこなかった。
まじですか?体質的に合わないのかも。。。



173 :吾輩は名無しである:03/03/15 22:03
万延元年は「徹底的な理不尽さ」を描き尽くすことで
逆にリアリティーを高めているようなところがあるので
一字一句を消化しようという姿勢で読むとつらいかもね。
全体の流れに圧倒されながら読み切るのがいちばん楽しい読み方かも。

本当のことを言ってやろうか!

174 :吾輩は名無しである:03/03/15 22:54
大江氏の場合問題なのは、氏の小賢しい処世術と創作活動が密接な関わりをもって
いることである。筒井康隆が断筆したとき大江氏は批判がましいことを書いていたが、
この人は日本に新聞が彼に関する批判を書けないことをどう思っているのだろう。
例えば、ある評論家がノ
ーベル賞授賞式の大江氏を描写した「満面の笑み」という言葉が、某大新聞には筆者に何の断
りもなく削除されてしまう。差別だの表現に自由だのの問題以前である。そうした庇護を当然と
思っているのかは分からないが、右翼から抗議を愛けた作品の文庫化を自分から拒否できるの
も、その程度の作家性しか持たないせいだろう。いずれにしろ、欲しくて欲しくてたまらなかった
ノーベル賞を手に入れて、その記念講演で「あいまいな日本の私」とは、皮肉でなく優れた自己
批評であり、大江氏の作家としての幕引きとして最良のものであったことは間違いない。

175 :吾輩は名無しである:03/03/16 00:40
古書店で『大江健三郎全作品』(第1期)が1500円で売られていたので買いました。
嬉しいです。

176 :吾輩は名無しである:03/03/16 08:40
大江のスレって必ずコピペで埋まるよね。

177 :イワン:03/03/16 09:58
>173
あれは、「楽しめる」話だったんでしょうか。^-^;
妻が鷹の親衛隊に入って、蜜に皮肉を言い始めた時点で、
僕は息苦しかったんですが。。。

やっぱり、感情移入して読んだからでしょうか。
うーん。

>176
|
コピペ
|
普通のレス
普通のレス
|
コピペ
|
ぐらいの割合で着ますね。
この人たち、仕事なのかもしれませんね。コピペが。

178 :吾輩は名無しである:03/03/16 10:17
>>177
高一の冬に夜の8時半から読み始めて、明け方の5時ごろに読了して
あまりのすさまじさに体が震えてたのを俺は今でも覚えてる。
「これが文学なんだ!」って感じだった。
鷹が村の青年を追放するところを蜜が覗くところなんてほんと迫力あるよ。
あとは最後の「ふぐ者を嘲弄するな!」とかさ。

179 :吾輩は名無しである:03/03/16 10:24
作家の大江健三郎氏は九月二十七日、
北京の清華大学で講演し、こんなことを語ったとい
う。

「石原慎太郎氏の東京都知事当選は都民の恥です」

「わたしがいまもっとも気にしているのは、日本の
最近の国家主義傾向と過去の侵略や残虐行為を謝罪
していないことです」

 大江氏は中国の学生たちからやんやの喝采をうけ
たにちがいないが、なかには日本のノーベル賞作家
を冷ややかにみつめていた学生もいたと思う。大江
氏の論法だと、石原候補に投票した都民は善良な都
民として認めてもらえないことになる。

「石原候補に投票した都民は都民の恥です」

 大江発言はそう解釈できる。要するに多数の都民
を誹謗する言葉であり、そんな大江氏の傲慢さに鼻
持ちならないものを感じ取った学生たちも少しはい
たはずだ。

 まともな日本人なら外国人に対して自分の国や国
民について度の過ぎた悪口は決していわない。いっ
ても、その節度を弁(わきま)えている。ナショナ
リズムは普遍的なものであり、どの国や地域にも濃
淡の差はあっても、それぞれの人々に備わっている
自然の感情である。


180 :吾輩は名無しである:03/03/16 12:05
ほんとそろそろアク禁にならんのコイツ?
半年ちかくほぼ毎日コピペだろ
狂ってるよ

181 :吾輩は名無しである:03/03/16 17:47
はっきり言って作品についてのスレで、そのコピペを貼るのはお門違いってやつだろ

182 :イワン:03/03/16 17:54
>178
> 「これが文学なんだ!」って感じだった。
オレもそんなん感じてみたいなー。(泣

> あとは最後の「ふぐ者を嘲弄するな!」とかさ。
うん。僕もあそこ好きです。
ってか、蜜がマジギレすんのに相当びびりました。

今、振り返ってみると、心に来なかった、と思ったのは正しくなかった。
僕はなんだか、違うものを求めてた様な気がする。
だから、勝手に肩透かしにあったような気がしただけなんだろうな。
うーん。微妙。
「名作」っていうのが既に頭にあるから、素直に感想もいえない。

183 :腰痛:03/03/16 19:01
むしろコミュニケーションの成立しない蝿みたいな存在だから
コピペ飛ばせばかなりまったりしたスレッドなんだけどねw

蜜が鷹に吐き捨てる最後の場面は、大江の同世代の学生左翼達(?)に対するのものすごい憎悪が感じられていいです。
むしろ大江の作品にはフットボールをはじめ「見る前に跳べ」「他人の足」など
うぬぼれの混じった中途半端な政治運動に対する嫌悪が書かれていると思うんだが。
コピ平もここの人達に鼻で笑われてる事に早く気づけよ。ばか

184 :吾輩は名無しである:03/03/16 19:12
ま、ウガも鼻で笑われてることに気付いてほしいがな。

185 :吾輩は名無しである:03/03/16 19:45
>>183
>うぬぼれの混じった中途半端な政治運動に対する嫌悪が書かれていると思うんだが。
>コピ平もここの人達に鼻で笑われてる事に早く気づけよ。ばか
「人間の羊」なんて、まさにそれでしょ。
今、イラク攻撃に反対している香具師にあれを読ませたい(w


186 :ヴァヴァ:03/03/16 20:41
ウガって何?(みた風)

187 :吾輩は名無しである:03/03/16 21:40


【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。


188 :吾輩は名無しである:03/03/16 23:22
>>183
大江=旧左翼で、反新左翼。

189 :吾輩は名無しである :03/03/17 04:19
万延むかし一気に読んだよ
読後はなんつうか身も心も蹂躙され尽くした感があったわ
もうボロ雑巾になった気分でそれが気持ちよかった
なんか初期・中期の大江作品って体にクル部分がある気がする

190 :吾輩は名無しである:03/03/17 04:22
↓チョン

191 :吾輩は名無しである:03/03/17 13:04

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       | ::::::::/   \    、_, _.,.,_ ノ::: !    早く石原が糖尿病で
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192 : :03/03/17 13:40

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       | ::::::::/   \    、_, _.,.,_ ノ::: !    早く石原が無呼吸症候群で逝きますように
       |::::/.     _rl`': 、_     ///;ト,゙;:::::./ 
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193 :吾輩は名無しである:03/03/18 00:58
いちおうツッコンデおくが、石原はチック症だ。
ダジャレじゃないぞ!そのまんまだぞ!

194 :吾輩は名無しである:03/03/18 06:44
>193
まぁ見てりゃ分かるがな。たけしよりはマシだが。

195 :吾輩は名無しである:03/03/18 22:56
18年間追放、親族が餓死…来日の脱北者過酷体験語る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030228-00000114-yom-soci

1959年に始まった帰還事業で北朝鮮に渡り、現在は脱北して韓国で
暮らす元在日朝鮮人ら11人が28日、滞在中の大阪市内で記者会見し
た。北朝鮮での過酷な生活や、困難を極めた脱北の経緯を明らかにし、
帰還事業を進めた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)へ怒りをぶつけた。

 一行と支援者全員は、拉致事件被害者の早期救出を願う青いリボンを
胸に、会見に臨んだ。

 中心的メンバーで、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の韓国本
部事務局長の文賢一(ムンヒョンイル)さん(54)は、同級生が脱北した
ことで政治的迫害を受け、18年間炭鉱町に追放されたことを明らかに
し、「いつも見張られ苦しかった」と話した。

 文さんの祖母は同事業で北朝鮮に渡った日本人妻で、「日本に帰りた
いと言っていたが、それもかなわず亡くなった」と言葉を詰まらせた。当
時、北朝鮮を「地上の楽園」と宣伝していた朝鮮総連に対しては「どうし
て現地を調査しなかったのか。確認さえしていればこれだけの悲劇にな
らなかった」と唇をかんだ。

 家族5人で北朝鮮へ帰国した大阪市出身の男性(52)は「1992年か
ら食糧難が始まり、妹の夫もおいも餓死した。94年以降の飢えは、想像
を絶する苦しみだった」と振り返った。(読売新聞)

196 :吾輩は名無しである:03/03/19 10:16
>>195
えーと…スレタイ読める…?

197 :イワン:03/03/20 20:44
死者の奢りって、どこがすごい評価されたのかわかんないんですが。
文学ってよーわからん。

198 :吾輩は名無しである:03/03/20 22:18
>>197
青年期特有の徒労感を、弱冠22歳の若者が完成された文体で描写している
ところじゃないかな。翻訳調(サルトルの影響下にあるが)ながら、詩に近く、想像力だけで書いている。
すでに完成されていた文体を、彼が自分で壊していくのが、順を追って読んでいくとスリリングだよ。


199 :吾輩は名無しである:03/03/20 22:59
大江健三郎『言い難き嘆きもて』評
(2002/01/05)

大江健三郎さんは昨年から、つまりアメリカから帰国してからというもの、テレビや新聞での
発言が大変多くなった。ニュースステーションにも出演したし、正月もNHKで若者たちを前に
「いかにすればテロがなくなるか」ということについて御説を語っていた。その発言の大半は、彼
がその文学活動の中で政治的なスタンスとして保持してきた「戦後民主主義」の擁護に当たっ
ている。

この、『言いがたき嘆きもて』もその流れの中で書かれたエッセー集である。
帯には「ノーベル賞作家の魂の叫び」と書いてあった。購読者の目を引くための帯にいちいち
文句をつけても始まらないが、この本にあるものはそんなものではない。
この本には大きく二つのことが書かれている。ひとつは、混迷の時代にあって彼の師匠である
大仏文学者・渡辺一夫氏譲りの、人間に対する基本的には希望的なヒューマニズム(フランス
語だからユマニスムというべきか)の継続。もうひとつはここ十年ほど日本を覆っている、「右」と
か「ネオナショナリズム」という言葉で表現される「反戦後民主主義的」なものへの耐えがたい嫌
悪感である。

僕も大江さんから見れば「右」とか「ネオナショナリズム」といわれる部類に入るのだろう。僕は
決して大江さんが言うように、人命を軽視しているわけではないし、安易に国家主義に走るつも
りもないが、それでも「反戦後民主主義的」ではあり、それを嫌悪されるのならば仕方がない。
実際、嫌悪の度はすさまじいものである。たとえば、丸山真男氏の死に関する次の二つの文
章。

若い批評家は、丸山氏の側に立って?つまり現代世界の普遍性に結んで?
「虚妄」という言葉の深みをのぞいてみようとはしない。丸山真男氏の世代から
私の世代を経て、若い彼らの世代へと、共通の言語をつなごうとする知識人の
努力を、彼は放棄する。無知と、半ば意識的な誤解によって道を断ち切ること
で、自分らの言説の響きに空元気をつけるのみだ。近来の、新ナショナリストの
言論に共通の弱さ、アンフェアの特色を示していると思う。(p.27)


200 :吾輩は名無しである:03/03/20 22:59
内村(鑑三)を「小慷慨家」とあざけり、「国家は実在す、空想にあらざるなり」
と天晴れリアリストを以って任じた(高山)樗牛らの立場と、彼によって「腐儒詩
人の空想」と嘲罵された内村の立場と、いずれが果たして歴史の動きをヨリ正
しく指していたか。(中略)いまはもう老年に入った私の、感慨がさらに複雑にな
るのは、戦争の悲惨の経験によって日本人がそれを乗り越えたと丸山(真男)
のみなした国家主義が、今日、高山樗牛をマンガ化したマッチョとでもいう思い
入れで若い人たちのうちに復活しているからです。(p.186)

大江さんは小説家だから当然なんだけれども言葉づかいは慎重かつ丁寧だし、そこが大江
文脈の真骨頂でもあるのだけれど、彼が「空元気」「アンフェア」「嘲罵」「マンガ」「マッチョ」とい
った激しい、唾棄するような言葉づかいをするのは珍しい。それほど彼は昨今の「反戦後民主
主義」的な動向を嫌悪しているし、否定したいのであろう。
それはご自由に、である。

問題は、彼が自分の単なる嫌悪感を、普遍的な高みにたって高尚なものに仕立て上げている
ことだ。上の文章だって、何も前提がない状態で読めば、「どうして僕たちがつないできた言葉
を君たちは聞こうとしないの?それはよくないよ」「内村鑑三は国家主義を否定しました。高山樗
牛はリアリストでした。それで歴史の流れを見ると高山のリアリズムで戦争に負けました。ほ
ら、内村のほうが正しかったでしょ。だから高山はいけません」という子どもっぽい議論にしかな
っていない。
この議論を高尚なものとして彼に書かせているのは、自分たちは普遍の側にたっている、自
分たちは正しい側にいるのだという自信だ。しかしその根拠は「歴史の流れが正当性を証明して
いる」というだけの、まったく薄弱なものである。そんな薄弱な論拠から「普遍性」というとんでも
なく困難な代物を(例えば昨日書いた『トランスクリティーク』を読んでいると、それがどんなに困
難な代物かだけはわかると思う)引っ張り出そうとするのは傲慢なのではないか。


201 :吾輩は名無しである:03/03/20 23:00
僕ら若い世代が、「反戦後民主主義的」になっているとすれば、それは国家主義というよりも、
われわれが子どもだったころまで赤旗を振って真顔で反戦運動をやる大人たちが主張していた
「戦後民主主義」のもつ傲慢さ、そしてその傲慢さがもたらした結末への反感である。

そもそも、われわれ(日本人、である)はいつ「国家主義」を乗り越えたのか。いつ普遍性の高
みに達したのか。大江さんはこう書く。

私が被爆者たちの生涯から学んだのは、個人としての災厄の自覚に始まっ
て、日本人としての、と展開する被爆の受け止めが?確かにその段階までは
ナショナリズムと通うところがあったとしても、「時」を経て、人類レベルの普遍
性に昇華していることによってである。(中略)その普遍性の獲得は、被爆者た
ちの核廃絶への運動を、アジア侵略への積極的反省とも結びうるものとした。
(p.30)

私は日本の新ナショナリストたちの「自虐史観」説にあるひ弱さに対して、広
島・長崎の被爆者たちの「時」に鍛えられる誇るべき強さ、普遍性を示したい
(p.32)

僕自身長崎に生まれて、子どものころから多くの被爆者と接する機会を持った(いや、持たさ
れた)から、被爆者たちの個人的災厄がどれほど悲惨でその後も含めて辛いものであったか
は重々承知している。また、アジア侵略の犠牲となった人々の話も大学時代にたくさん聞いた。
僕はナショナリストであるが、ネオ・ナショナリストの一部の人たちが言うように「アジア侵略は解
放戦争であり、何にも謝る必要はない」というほど厚顔無恥ではない。朝鮮・台湾・中国への強
圧的政策の中で住民が蒙った犠牲を思うとき、顔を赤らめずにすむ日本人がどれほどいるだろ
うか。そのことが十全な解決に至っていないのも承知している。


202 :吾輩は名無しである:03/03/20 23:01
しかし、である。僕が何を嫌悪するといって、子どものとき、被爆者の話を聞く機会を持った
(持たされた)あと、それを主催した左翼系の大人たちの「ほら、聞いただろ。だから戦争はいけ
ないんだ」という顔ほど嫌なものはなかった。犠牲になった人たちの心痛、それは一応同じ人間
として、いわば「普遍的」にシンパシーをもてる。けれども、犠牲者の個的体験を借りて、己は犠
牲者でも何でもないのにあたかも犠牲者に成り代わって俺が普遍性を主唱するのだ、俺は犠
牲者から話を聞いて普遍性に達したのだ、という連中の傲慢な心理には我慢がならない。被害
者宅に押しかけ、いかにも悲しげな表情を作って加害者を大袈裟に糾弾するワイドショーリポ
ーターと心根としては変わらない。


そして、「戦後民主主義」を支えてきたのはそんな連中なのである。
もし大江さんの上の文章で、普遍性を「獲得」したのがわれわれ戦後の日本人だというのであ
れば、それははっきり言って傲慢だ。被爆者自身とアジアの犠牲者たちとの連携も存在する
が、それは同じ戦争犠牲という紐帯によって結ばれているのであって、その悲しみを借りて普遍
性を主唱することは偽善あるばかりか、犠牲者への冒涜ですらある。

個的体験がそう簡単に普遍性に昇華されるものではないことも言っておきたい。朝鮮人や中
国人をいまだに蔑視する被爆者は少なくない。かつてアメリカの核疑惑艦が長崎に入港したと
き、被爆者団体の幹部は艦長が平和祈念像前に置いた献花を公衆の面前で踏みにじった。当
然の心理である。だがそれは平和団体の「市民運動家」たちの厳しい非難の的になった。なぜ
か。「運動家」たちが普遍的な正義と信じる信条から見てインコレクトだったからだ。普遍性に立
つ彼らは決して被爆者の心の奥底に耳を傾けようとはしない。


203 :吾輩は名無しである:03/03/20 23:01
あるいは、朝鮮や台湾、中国大陸で、日本政府の無法な政策とは別に、個人的なハートから
現地の人々に尽くしいまだに顕彰されている日本人もいる。彼らがネオ・ナショナリスト系の言
論の論拠として使われているのは承知しているが、個的体験という意味ではどちらも変わりが
ない。一方を正義に、もう一方を不正義にしているのは日本が戦争に負けたという政治的な理
由であり、ポリティカル・インコレクトネスによって一方が封印されているだけだ。
そんな政治的に左右されるものが「普遍性」とはちゃんちゃらおかしい。ましてわれわれが普
遍性を獲得したコスモポリタン面して出かけていったところで、当面の間われわれは「日本人」
である。外国人はそうしか見ない。のっぺらぼうのコスモポリタンでは戦争責任も戦後賠償もあ
りはしない。もしかして、「僕はもう日本という国家的なものに束縛される段階は超越しちゃって
いるんですけど、でもまあ、ご先祖さんたちが悪いことしちゃったんで、その点については謝りま
す」とでもいうのだろうか。
あなたたちがどう思おうと、所与条件として国家は個人に張り付いている。国家的なものを否
定するのは自由だが、その戦略は国家というものがいまだ有効な現状を前提としてはじめなけ
ればならない。
そんな状況にあって、誰が「国家主義を乗り越えた」というのであろうか。

こう見てくると、大江さんの嫌悪感ばかりが目立つ。
脳梗塞をわずらい、妻を失った江藤淳氏の自裁を「センチメンタルな甘え」と断じ、「現に脳梗
塞を乗り越えてリハビリテーションに励む人たちに無礼じゃないでしょうか?」と言いながら、伊
丹十三氏の自殺を『神曲』を引用して悼むというのは、かたや終生の論敵、かたや終生の友人
にして義兄という関係がもたらした「アンフェア」としか思えない。あるいは、

そこで私は、迫ってくる老年についても、アジアの先行きへの不安について
も、環境、人口、資源のどの課題についても、明らかに進行する悪いときを引き
受けるつもりで生きよう、と自分に言うのです。(中略)さらに悪いときは必ずや
ってくる、しかし、その到来をいくらかなりと先のほうへ押しやろうというのが、あ
りていに言えば、世紀末から次の世紀にかけての、人類の基本的な態度では
ないでしょうか?(p.73)


204 :吾輩は名無しである:03/03/21 00:03
>>198
想像力だけでできたものが「大学の死体洗いのバイト」の都市伝説を生んだ、
ってのもすごい話だよねえ。

205 :吾輩は名無しである:03/03/21 07:52
なお彼らが?われわれみなとともに?平和の奪われた世界で希望を喪う日
は遠いように!(p.243)

というような文面に至っては、いずれにせよあまり希望的な観測の持てない世界でこれからを、
それでも希望をもって生きていかなければならないわれわれ若者たちに対して、すでに世俗の
ことから離れたかのような、宗教的な救世主的な発言はそれこそ失礼ではないだろうか。「彼ら
が」と「われわれ」という言葉遣いが、普遍性の高みに到達してた救世主的「われわれ」と、その
神の言葉に耳を傾けようとしない反戦後民主主義的な「彼ら」との区別を濃厚に象徴している。

かくして、反戦後民主主義的な高まりに対して戦後民主主義派が吐くべき呪詛が、この本に
は詰め込んである。そして、われわれがもっとも嫌う戦後民主主義的な要素が、大江健三郎さ
んという著者を通じて顕になっている本だ。論点を明らかにしていく上で、一読しておくべきもの
であろう。

むろん、反戦後民主主義派にも問題はある。「戦後民主主義」というとその主張やスタイルが
比較的まとまっているのに対して、戦後民主主義への批判者はあまりにも多様な形をとりすぎ
ているのだ。黒塗り街宣車でわめきたてるヤクザ、皇居一般参賀で菊の御紋章の入った御旗
を掲げて陛下に忠誠を誓う若者、自虐史観を批判しリキの入った教科書を執筆する大学教授
もそうならば、僕のようにいや今日は寒いねといいつつコタツに入って茶をすすりながら一般参
賀の中継も見ないけれども、いやおめでたいねえと思っている人間もそうなのである。そしてこ
れらを貫く筋の通った理論はない。ネオ・ナショナリズムを批判する人たちはいったいどこを批
判しているのか判然としないだろう。そのことに、ネオ・ナショナリズムのほうも甘えてきた感が
ある。


206 :吾輩は名無しである:03/03/21 07:53
僕自身も、ナショナリズムは生活の総体というかスタイルなのであって、「…主義」というのと
は異なるだろう、と思っている。しかしながら、ナショナリズムそのものを論理化するというより
は、新しい保守思想、新たに国家とか個人とか社会とかを捉えなおそうという思想運動をナショ
ナリズムをベースとした別個の理論として立ち上げる必要には迫られているだろう。そうしない
と、ありがちな流行で終わってしまい堕落した戦後民主主義の跋扈を再び許すか、勢いでファ
ッショの再来を招くか、どちらかしか道はないからだ。

普遍性を目指す運動を否定するつもりはない。むしろ普遍性は状態として現実にあるのでは
なく、決して実現することのない理想への運動としてしか存在しない。普遍的なものに足場を置
くことはできないのだ。戦後民主主義はそのありえない足場の上からものを言ってきた。その空
虚さに気づいているのが、現在の反戦後民主主義的な運動である。普遍性を問い直すための
足場を、「日本」という国家あるいは社会の中に見出すことができないか。それがナショナリスト
としてのわたしの「希望」である。


207 :吾輩は名無しである:03/03/21 09:15
>>204
そうだね。やはり彼のモノマニアックな想像力が「死者の〜」に凝縮されているってことでしょう。
その後の彼の作品を見てもわかる通り、あの特異な世界を描き出す大江の技量はここで既にその
一端を見せたわけです。

208 :イワン:03/03/21 23:05
>198 >204 >207
「こんなバイトあるわけない」と、最初読んだ時気づきました?
いやー、なんか結構自分のなかの世界観と適合してたんですが。
こんなバイトもあるんだと。(汗)

想像力ってすごい。

209 :吾輩は名無しである:03/03/22 09:02
おおえはギャル好きだよ

210 :吾輩は名無しである:03/03/22 20:13
大江の文章ってそんな読みにくいかな?むしろ大西巨人とかのほうが読みにくいと思うんだが。
むしろ大江のは描写のうまさにいちいちにまにましてしまう。

211 :吾輩は名無しである:03/03/23 09:59
野依良治名大教授のノーベル賞の受賞式に、歴代のノーベ
ル賞受賞者も出席していた。その中に、「あの」大江健三郎の姿が・・・
有名な話だが、大江は、ノーベル賞受賞に際して、日本政府
から文化勲章を受ける話を断った。理由は、「国家から表彰
されたくない。皇室からもらいたくない」だった。
文化勲章を否定すること自体は、同じ日本人であることに恥
入るが、思想の問題だから、別にどうこう言うつもりはない。
しかし、だったら、どう考えてもノーベル賞も辞退すべきだろう?
なぜなら、ノーベル化学賞は、スウェーデン王立科学アカデミ
ーが国を代表して選定する。授与するのは、スウェーデンの
グスタフ国王だ。
国家が関与し、王室が授与するという点では、文化勲章も、ノ
ーベル賞も同じである。文化勲章がイヤなら、ノーベル賞だっ
ていらないというのが当然である。
大江は、それはしない。その理由は何だろうか?
日本人のくせに欧米の視点に立ち、日本をバカにしている
か、一億円以上の賞金に目がくらんだか、どっちかだろう。両方か?
大江がノーベル賞を受けたことにも腹が立ったが、その後の
記念講演も聞いていて呆れたことを思い出した。日本がイヤ
なら、さっさと心のふるさと中国か北朝鮮に行けばいいものを・・・
そして、今また、性懲りもなくスウェーデンに呼ばれてのこのこ
出ていく彼の気が知れない。「国家の指図は受けない!!
いちいち出ていけるか!」くらいのことは言えないのか?

恥知らずとは、彼のためにある言葉だとすら思う。


212 :イワン:03/03/23 21:48
「他人の足」は、なんかよかったです。おもしろかった。
「自分の足の上に立っている人間」か。。

当事者以外は口をだすな!!って、思いました。

213 :吾輩は名無しである:03/03/26 18:34
age

214 :イワン:03/03/29 19:15
飼育って、、、
く、くらい。

この小説って、なんか、読んだあとげっそりするね。
暴力怖い。

215 :吾輩は名無しである:03/03/29 19:27
飼育はそこまでかな?
死者の奢りとか「出て行け人殺しのジャップ」の奴(題名忘れ)のほうが鬱になるよ。

216 :吾輩は名無しである:03/03/29 19:55
扶桑社教科書を東京都の養護学校が採用したことについて、
ノーベル文学賞作家の大江健三郎が朝日新聞のインタビューで、次のように述べている。
「「つくる会」の教科書は、市販されベストセラーになりました。
もちろん中学生が早く読みたいと思ったからではない。
「日本は優れている」「誇りと自信がいる」と思い詰める大人に
空元気をつける癒(いや)し系の本だからでしょう。
子どものためによく考えられた本ではありません。でも、教科書の実物を
これほど多くの大人が読んで、考えたことはない。
その結果、公立で採択したと公表した教育委員会はこれまで一つもなかった。
父親や母親の反省が、日本人の世論として、力を持ったのです。
東京都教委の結論は、これに真っ向から対立しています。」
この文章を読んで「誤植ではなかろうか?」と思ったかた、あなたの感覚は正しい。
つまり大江は、扶桑社教科書の市販本がベストセラーになったという事実と、
公立校のほとんどがこの教科書を採択しなかった(できなかった)という事実とを結び付けて、
「市販本を読んだマジョリティが扶桑社教科書に反対する世論となり、
採択を阻止した」と結論付けているのだ。これ以上の欺瞞はなかろう。
市販本の読者の大多数は、この教科書を好意的に受けとめている。
版元が公開している「読者の反響」を読んでみろ。
お手盛りの「大本営発表」だと言うなら、各紙各誌の書評を読め。
日教組の幹部ですら、うかつにも(笑)「おもしろい」とほめてしまい、
組織内からの突き上げを食らったではないか。
扶桑社教科書に反対しているのは、ごく一部の反日左翼勢力だ。
声のみはかしましいが、日本国民の中では圧倒的少数派である。
彼らは、扶桑社教科書を読む前から反対し、読みもせずに反対し、
批判本を鵜呑みにして反対し、反対せんがために反対してきた(笑)扶桑社教科書の
市販本が話題になり、好評をはくし、ベストセラーになって、左翼勢力の危機感は頂点に達した。
そして、単なる「批判」の域をこえ、なりふりかまわぬ力ずくの反対運動に走ったのだ。
扶桑社教科書を採択しようとした教育委員会に対しては、
左翼お得意の組織動員で妨害活動を行った。


217 :吾輩は名無しである:03/03/29 19:55
委員の自宅にまで手紙、電話・ファックス攻撃をかけ、デモ、
アジテーションなどを展開した。粛然たるべき教科書採択現場に混乱を持ち込み、
委員に扶桑社教科書を忌避させ、採択できない状況へと追い込んでいったのではないか。
大江はそうした現状を知らないのだろうか?
ノーベル文学賞をゲットするほどの「知性」において、まさかそんなことはあるまい。
現状を知った上で、意図的に歪め、捻じ曲げて、
正反対の結論を導き出しているのだ。これは、もはや評論ではない。卑劣なデマゴギーである。
大江自身の息子が知的障害者で養護学校出身であるという事実も、
このデマに説得力を付加しよう。
だからこそ、朝日は大江にインタビューしたのだろうし、大江もそのことは計算済みだろう。
そのことを考えると、大江の心の闇を覗き見たようで、慄然たる思いにかられる。
かつてヤスパースは、誠実さを欠いた知性はナチス的であると喝破した。
大江のごとき、白を黒と言って平然たる卑劣な「知性」こそ、
ヒトラーを、あるいはスターリンを、ポルポトを支持した「知性」と同様ではないか?


218 :吾輩は名無しである:03/03/29 20:08
「それに巻きこまれれば恐怖と恥辱感のために体全体の毛穴から忌まわしいムク犬の剛毛が生えてくるほどのスキャンダル」
「巣のなかの獣の仔のような具合に…」
「蜜は九十歳になってからやっと癌にかかるよ、しかも軽い癌に!」

こういう表現が、たまらなく好きだ。

219 :吾輩は名無しである:03/03/29 20:14
やっぱ体の作家だよね、身体の作家というか
いや俺もよく分らんがゾクゾクすんだよ体の底から

220 :吾輩は名無しである:03/03/29 20:29
「自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、…」

書かれた内容については唖然とするしかないが、この文章そのものは憎めないと思うのは俺だけ?

221 :吾輩は名無しである:03/03/29 21:48
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

 そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

 また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。

222 :吾輩は名無しである:03/04/02 09:43

君は激しく勃起したな。

223 :↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑:03/04/02 10:12
ホモ死ね

224 :吾輩は名無しである:03/04/02 12:57
>>223
読んでない人

225 :吾輩は名無しである:03/04/02 19:11
実に勃起させるぜ。

226 :吾輩は名無しである:03/04/02 20:01
>>223は何気にコピ平くさいなw

227 :イワン:03/04/06 12:30
保守あげ!
ってか、「貧困の精神X」読んだ人いますか?
そんなに性格悪いのか、この人。

228 :吾輩は名無しである:03/04/06 15:56
>>215
「戦いの今日」だな。

229 :吾輩は名無しである:03/04/06 16:26
丸山の死亡記事(朝日新聞)のわきに、大江健三郎のコメントが載っていた。これ
には笑ってしまった。このコメント(発言記事)だけが、きわめて印象的である。
新聞の追悼文は、次のように結んであった。

文化勲章の辞退のことで苦しかった時、先生から励ましの手紙をいただきまし
た。そこでの、現実派知識人への上品な軽侮が愉快だったことも思いだします。

ここで「現実派知識人」とは、自民党支持の保守派の言論人総体のことを指している
のだろう。そうすると、それとの対比で、丸山や大江は自分たちのことを、「理想派知
識人」だと考えていることになる。何の理想か?人類のあるべき理想か?大江のこ
の肚のすわった居直りに近い発言が、気に入った。丸山は大江と同じで、最後まで反省
しないで、反体制、反保守、反資本主義を貫く気だ。彼らリベラル派の日本知識人は、
反省なんかしないで、自分の足元の現実が、ずいぶんと意に反したものになってしまっ
たとしても、あくまで、旧来の自分の主張を貫いて、一貫するしか他にないのだ、と私
は思った。八〇年代に入ると、福田恆存が創始した「進歩的文化人」という言葉でひと
くくりにされ、軽蔑され、批判され、揶揄される時代になった。ソビエト・ロシア(ロ
シア・マルクス主義)=ソビエト帝国が滅んだのが九一年八月で、それから五年が過ぎ
て、反体制・反保守派は、社会全体からすればずいぶんと旗色が悪くなりつづけた。し
かしそれでも、朝日新聞(発売部数六百万部)に表われるごとく、こんなにも丸山たち
はまだまだ強い。私のような、「負け組」(やっぱり自分は間違っていたな、負けだっ
たと率直に認める考え)は、少数派であって、ほとんどは、ダンマリを決めこんで、日
本敗戦直後のブラジル日系人の「勝ち組」と同じく、まだ反保守のままである。どうや
ら「反体制」であることはやめたようだ。従来どおり反資本主義ではあるが、何を次の
信念の柱にするかは見つからない。そういう現状だ。


230 :吾輩は名無しである:03/04/06 16:27
丸山は、日本知識人の中では、ずばぬけて頭は良かった。丸山は、西欧政治思想が理
解できた珍しい日本人だ。だから、きっと西欧の近代思想家たちの伝統の方に逃れ出
て、そこを自分の柱(依りどころ)にして、生きたのだろう。即ち、丸山は知識・学問
伝統主義者だ。権力者や支配者を批判するヨーロッパ知識人の伝統に乗っかって行くと
決めたのだ。その丸山の本を読んで、それに頭の中だけ(生活は別だ)持っていかれた
者たちは、後に放ったらかしにされた。丸山のファン(信奉者)とは即ち、棄てられた
知識大衆だ。敗戦直後にファシストや天皇に棄てられたのも知識大衆だった。戦後、左
翼思想にしがみつき、のめり込み、そして、それに棄てられて、ろくな人生をおくれな
かったのも、知識大衆だ。自分を知識層だと勝手に思い込んだ大衆だ。数十万人の特殊
な大衆たちだ。結局、大衆であることに変わりはない。その代表は、公立学校の教師の
ような連中である。彼らが懸命に読んだのが丸山や大江の本で、丸山も大江も、つま
り、人だましが上手な言論商売人だった。副島隆彦『日本の秘密』


231 :吾輩は名無しである:03/04/08 11:47
洪水は我が魂におよびage

232 :吾輩は名無しである:03/04/08 12:00
せーくすせくすせえくす

233 :吾輩は名無しである:03/04/13 02:43
>>204
>想像力だけでできたものが「大学の死体洗いのバイト」の都市伝説を生んだ、
>ってのもすごい話だよねえ

げ、そうだったの?
むしろ大江が都市伝説を利用して書いたのかと思ってたです(汗

>>214
>飼育って、、、
>く、くらい。

そうでつか?漏れは大江の作品群のなかで一番好きです。
新潮の解説で江藤が書いてるけど、
尽きることを知らぬ豊饒なイメージとはまさにあのことだと思います。

初期ではないけど『我らの狂気を生き延びる道を教えよ』が結構好き。
最近の大江は読む気がしなかったけど上のレスで復活と聞いて読んでみる気が
起こってきました。いざ本屋へ(まだ夜中か)。

234 :吾輩は名無しである:03/04/13 11:51
俺は大江の政治的発言はホントにどうしようもないと思うし、
小説も『個人的な体験』以降のものは、ほとんど認めてないんだけど、
『芽むしり 仔撃ち』だけは本当に傑作だと思う。
大江を嫌う人は多くて、俺もその気持ちはわかるんだけど、
この作品を書いてるから、どうしても心底から嫌えないんだよなー。

235 :やなぎ:03/04/13 13:03
描写描写描写…
俺は大江健三郎の初期小説(とくに飼育)を目の当たりにして
小説というものが「描写」によって読み手に照射しうる
「強度」というものについて考えさせられた。
のちに俺の関心は古井由吉に出会うことによって、文体そのものが
纏い得る、小説の「強度」に移っていくことになったのだが。

236 :吾輩は名無しである:03/04/13 14:39
それにしてもいま僕は、息子のじつに荒涼としていた眼に、なにより
悲嘆のかたまりが露出していたことを、父親としてなぜ見おとしえたのか
を不思議に思う。しかし結局その悲嘆の所在を家族ぐるみ息子と和解して
理解することができたのについて、ブレイクの詩がなかだちになったので
あることを感じる。
《流れる涙を見て 自分もまた悲しみをわけもたずにいられるか? 
子供が泣くのを見て父親は 悲しみにみたされずにいることができるか?》
という節をふくむ「他者の悲しみについて」という詩。それは『無垢の歌』
のなかの、むずびとして次の節がある詩だった。《おお、あの人はわれらの
悲嘆をうち壊さんとして その喜びをあたえてくださる われらの悲嘆が
逃れ去る時まで あの人はわれらの脇に坐って 呻き声をおあげになる》。

( 『新しい人よ眼ざめよ』より)


237 :吾輩は名無しである:03/04/13 15:09
>>204
亀レスですが。
中学の時の社会科の先生が、「死体洗いのバイト」を「やっていた」と
自慢げに話していた。(大江の小説には触れず。)
大江の小説を本気にして、さらに自分の体験として捏造したか…。合掌

238 :吾輩は名無しである:03/04/13 15:44
>>235
おりは描写は描写で一つの強力な近代文学の武器だとは思うけど
いろいろあるウチの一つの手段に過ぎないと思うのです
よく過剰な描写で初期の大江作品を評価する人がいますが
おりが後期の方が好きなのは、描写がないのにあんなに長い作品を書いて
大江後期作品は、神話のへ向かってるのではないかと思うしだいです

239 :吾輩は名無しである:03/04/13 19:21
図式的な少女趣味

大江健三郎『同時代ゲーム』新潮文庫

海外でほとんど訳書も出ていなかった著者が、なぜノーベル賞を受賞したのかは、今もって謎である。
世界的な評価を得ている日本人の小説家といえば、三島由紀夫と安部公房、それに最近では村上春樹ぐらいだろう。
川端康成の受賞も「三島由紀夫の空席が回ってきた」といわれたが、その類推でいうと安部公房が死んだために空席が回ってきたのだろうか。
著者は一時、ノーベル賞の候補者を推薦すると自称していた矢野暢と仲よくしていたというから、その効果があったのかもしれない。
いずれにせよ、佐藤栄作と並ぶ恥ずかしいノーベル賞である。

しかも、海外で評価される作品も『万延元年のフットボール』までで、それ以後はほとんど話題にならない。客観的にみても『個人的な体験』や『万延元年』は傑作といえるし、
後年の作品でも『雨の木』の連作のように肩に力を入れないで書いた短編には見るべきものがある。
しかし本書のように「同時代」への意識が過剰な作品は、読むに耐えない。
学生から職業作家になった著者には切実なモチーフがなく、「社会的」なテーマを頭の中で作り出して書いているからである。
30歳のときに書かれた『万延元年』が最高傑作とされるのは、著者の思想的限界を象徴している。

特に本書が著者の最低の駄作とされる原因は、当時、著者が傾倒していた山口昌男氏の「道化」論を小説に丸ごと取り入れたことである。
登場人物にそれぞれ文化人類学的な位置づけが与えられ、「祝祭」とか「異化」とかいう言葉が小説に出てくるのは、鼻白むのを通り越して腹が立ってくる。
最良の作品というのは、山口的な図式を乗り越えるところに意味があるのに、作家自身がその図式で書いていたのでは、話にならない。

本書には『ヒロシマ・ノート』以来の「核戦争の恐怖」のモチーフもあるが、こういう「非武装中立」の少女趣味が日本の民主主義をだめにした害毒は計り知れない。
最近の「歴史教科書」問題でも、著者は例によって自分の子供を引き合いに出して「弱者」への配慮がどうとかいう見当違いな批判をしていた。
作家としてはともかく、戦後民主主義の生み出した最悪のイデオローグとしては歴史に残るだろう。


240 :山崎渉:03/04/19 23:13
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

241 :吾輩は名無しである:03/04/21 00:28
なんとなく『飼育』を読んだ。(はじめてのけんざぶろうです)
当時の書評とか、芥川賞受賞コメントとか、ないですか?

242 :吾輩は名無しである:03/04/21 00:46
死体洗いは朝鮮戦争の時、立川の米軍施設で実際に行われていた。単に死体
を洗うだけでなく、もっとそれ以上の酸鼻な行為もされていたようだ。知人
の一橋大出身の男性が、その仕事をしていたが、「今は話したくない」と言
葉を濁して、多くを語ろうとしない。

243 :沈む男:03/05/09 21:46
セブンティーンが一番好きかな。
でも天皇をバカにしてるのが許せん!

244 :吾輩は名無しである:03/05/09 22:00
>>243
ヴァカ?
しかも題名間違ってる(w

245 :吾輩は名無しである:03/05/09 22:42
いいやセブンティーンであってるじゃん
おまえがブァカ!

246 :吾輩は名無しである:03/05/10 01:20
セヴンティーン

247 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:23
ねえ、大江健三郎の作品で1番すきなの何?
俺「かいふくする家族」っていうエッセイやけど。
心あったまる作品じゃない?

248 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:23
どれも嫌い

249 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:24
じゃあ好きな作家は?>>248

250 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:24
プルースト

251 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:25
読んだことないわ。読みやすい?
他には?

252 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:28
読みやすいけど長いよ。

スタンダール、バルザック、カポーティ、トルストイ。

253 :248=250=252:03/05/10 04:31
今の時間、このスレしか動いてなかったから反射的にレスしただけで、
別に気合いの入ったアンチ大江じゃないから。

明日になれば大江ファンがいろいろ作品名挙げてくれると思うよ。
悪かったね、おやすみ。

254 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:34
カポーティは文章が綺麗っていうね。
俺「遠い声、遠い部屋」しか読んだことないけど、文章が綺麗っていうのよくわからんかったわ。
バルザックも「谷間のゆり」しかよんでないけど、結構おもしろかった。
1回読んだ本の内容ってどれくらい覚えてる?俺すぐわすれちゃうんやけど。
みんな本の内容について意見いってんのみると、よく覚えてるなって感心するわ。

255 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:47
読み方によるんじゃないかな。
木を見てる人は森を見ずに木だけ覚えてる。
その逆も然り。

印象に残るフレーズがあればいいっていう人もいる。
ストーリーを追う人もいる。
描写にこだわる人もいる。
キャラクターの書き分けを見る人もいる。
文体の独創性があればいいという人もいる。
作品の書かれた背景を併せて評価する人もいる。

すべてを読み込み解釈し、自分なりの読み方できてる人なんて、
そうはいないんじゃないかな。

俺は物語が好きだし、落ちがあると尚うれしいから。
読み方が違い、同じ読み方でもさらにそこで好みがあるから、
なかなか一言で意見が一致することが少ない。
でもそういういろんな解釈そして印象・記憶があるから小説って面白い。

256 :吾輩は名無しである:03/05/10 04:52
さっきのひと?
物語っていいよね。ディケンズとかいいよね

257 :吾輩は名無しである:03/05/10 08:27
大江健三郎といえば、戦後日本を堕落させてきたいわゆる「進歩的文化人」、
「戦後民主主義者」の巨頭である。
彼は、スウェーデンの王立アカデミーが授与するノーベル文学賞はもらうが、
文化勲章は辞退した。外国の王室が
くれるものはもらうが、日本の皇室が授与するものは辞退する。典型的な日本
蔑視、西洋崇拝の態度である。なんら一貫性はない。
また、彼は、北朝鮮を賛美し、日本人であることを後悔していた。原爆が落
とされたのは日本人の責任であると主張してもいる。
そのくせ、日本の豊かさの恩恵を受け、外国に亡命することなど露ほども考えない。


彼の特徴は、日本国内においてはあいまいな言葉を使ってソフトに日本を
非難する論調をとるが、ひとたび国外に出ると悪し様に日本を罵ることである。
フツウの愛国心がある者なら、国外に出て母国の悪口は言わないものである。
彼は反日外国人にありがたがられているが、外国人は、自国を悪し様に罵る
大江のことを内心では軽蔑していることに気づいていない。


中国と日本と、いずれが国家主義的傾向が強いかなど比較すれば明らかである。
中国は、核兵器を製造・配備し、近隣諸国に圧力を加え、チベット・ウイグル・
旧満州などを侵略し、言論を弾圧し、結社を抑圧する。そんな中国を非難する言葉
などひとことも言うことはなく、ありもしない日本の国家主義的傾向のみを非難する。
また、侵略や残虐行為の謝罪にしても、中国政府の侵略や、現在も行われて
いる裁判なしの銃殺刑、反体制運動家への拷問などは全く非難しない。
他方、民主的に選挙でえらばれた地方自治体の首長を「恥」と罵る。

いったい、恥知らずとは誰のことか?

こういう恥知らずな人間が、日本には腐るほど存在することを考えると、アタマ
が痛くなってくる。

258 :吾輩は名無しである:03/05/10 08:30
【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】     
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。

259 :吾輩は名無しである:03/05/10 08:37
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

 そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

 また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。

260 :吾輩は名無しである:03/05/10 09:21

アクセス規制頼んだら?

261 :吾輩は名無しである:03/05/10 09:39
書き込みがあるたびに出てくるな。
すさまじい執念だ。

262 :吾輩は名無しである:03/05/10 13:04
依頼出しといた

263 :吾輩は名無しである:03/05/10 18:38
ざっと過去スレ見直したらかれこれ1年になるな>コピ平
狂ってる

264 :吾輩は名無しである:03/05/10 19:09
つーか、初期小説の定義をはっきりさせるれ。

265 :吾輩は名無しである:03/05/10 19:48
遅れてきた青年、まで

266 :吾輩は名無しである:03/05/10 20:34
今、飼育読んでまーす。
いやー、初期のは読みやすくて助かるなあ。
江藤淳さんが解説書いてます。
次、芽むしり、仔撃ちでしょうか。

267 :吾輩は名無しである:03/05/10 20:39
>>265
不正解。正解は個人的な体験まで
>>266
あすまでに感想書けよ

268 :吾輩は名無しである:03/05/10 20:45
今日書いてやるから待ってろよ。
ってあと三時間か


269 :吾輩は名無しである:03/05/10 21:34
>>268
おう、待ってんぞ

270 :吾輩は名無しである:03/05/10 21:42
飼育が読みやすい・・・
ほう、そうかね
ではがんばりたまえ
今度みにくるよ

271 :吾輩は名無しである:03/05/10 21:54
>>267
なにを偉そうにw
芽むしりこうちで連想したのは「蝿の王」だったな
最後、村人に追い込まれるところとか、微妙な印象の重複が感じられる
初期は、難文とはいえ構造は簡潔でかちかちっと物語を進めている感じですな。

272 :吾輩は名無しである:03/05/10 22:29
大島渚の作品に「飼育」ってのがあるんだけど、これの原作は大江ですか?

273 :吾輩は名無しである:03/05/10 22:35
>>272
正解。いい気付きだ。明日中に見て感想書けよ
待ってんぞ

274 :吾輩は名無しである:03/05/10 23:39
大江健三郎氏に仏レジオン・ドヌール勲章 (朝日)
 作家の大江健三郎氏(67)がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章コマンドールを
受けることが決まり、22日に 東京の仏大使館で叙勲式がある。
3段階に分かれる同勲章の中で、コマンドールは最高位。

 シラク大統領から大江氏に届いた文書によると「格調の高い作品でノーベル賞が与えられ、知的か
つ倫理的スケールが国際的に認められた」などと叙勲理由が書かれている。
 大江氏は、95年にシラク氏の核実験再開に抗議して、フランスでの文学シンポジウム
を欠席したことがある。今回 は、シラク氏の、米英と異なる核軍縮の役割に期待して
受けることにしたという。同勲章は、画家平山郁夫氏や評論家加藤周一氏らも受章している。

 何もくれないと抗議で欠席するけど、勲章を貰えるなら核実験でも容認、
 日本の勲章は要らないけど、フランスの勲章は、
 志を曲げても欲しいというところかにゃ。
 フランスコンプレックス丸出しだにゃ。
 まあ、ノーベル賞を辞退した奴を礼賛しといて、
 自分はちゃっかりもらうような人ですからにゃ。
 サヨクのダブルスタンダードぶりは、
 今に始まった事じゃありませんけどにゃ。

275 :吾輩は名無しである:03/05/10 23:57
>>274
ある種正解。
しかし、このスレは1の
「大江健三郎の初期小説ってなんで
性器のことをセクスってかくの?」
からスタートした事を忘れるな。要はスレ違い。
言いたいことがあれば、大江のアンチスレを
自ら作り、そこで叩け。
ここはノーベル賞を取る事など誰も想像してない頃の
大江初期小説を皆で語る場だ。セクスだ。

276 :吾輩は名無しである:03/05/11 00:23
>>275 がいまいいことを言った。

277 :吾輩は名無しである:03/05/11 00:35
ごめーん
読めなかった。
テレビ見てた。

278 :吾輩は名無しである:03/05/11 00:39
セヴンティーンの右翼少年って
なんか俺に似てる・・・

279 :272:03/05/11 00:49
>>273
レンタルで探してみます(DVDショップでみかけたもんで…)。
どうもありがとう。

280 :吾輩は名無しである:03/05/11 00:55
>>276正解。セクスだろ?
>>277とりあえず、見てた番組のタイトルを書け
そして明日こそ「飼育」の感想を書け
>>278不正解。
君は「鳩」に出てきた少年のほうに似てる

281 :吾輩は名無しである:03/05/11 01:08
大江原作の映画には「われらの時代」(59)、「偽大学生」(60)
「飼育」(61)、「静かな生活」(95)の四つがあるのだが、
各種の年譜を見てもはじめの三つには全く触れられていないし、
「憂い顔の童子」のなかで、「静かな生活」をモデルにした作品を
指して「私の小説を原作にした唯一の映画」と述べているので、
本人としてははじめの三つは自分の原作作品として認めたくない
気持ちがあるのかもしれない。観た事ある人の感想きぼん。
ちなみに「偽大学生」(「偽証の時」を原作にしている)には、
若き日の伊丹十三が、「伊丹一三」という名で出演しているらしい。

282 :吾輩は名無しである:03/05/11 01:18
>>281
へー、そんなにあるんだ。詳しい情報、ありがと。

「飼育」に興味あるけど、amazonで検索したらDVDであるみたいですね。
三國廉太郎、沢村貞子は演じていて、大島渚が監督なら、3,800円も安くないかな?

283 :吾輩は名無しである:03/05/11 09:35
>サヨクのダブルスタンダードぶりは
小林よしのりの言葉でしか語れない奴は帰れ

初期は、ミラー、メイラー、ボールドウィンに影響を受けているね
「文学が選ばれねば〜」などのエッセイを読むとこの時期の
大江はかなりわかりやすい文学の捉え方をしていることがわかる。

284 :オリジナルノイズ ◆KJQVF4h9Ug :03/05/11 10:32
初期の、描写で押していくスタイルから、「描写抜き」に変
えたことに対する自己言及ってあるのかね。
「これではダメだ」と思った瞬間があったんじゃないかと
思うんだけど。。

285 :吾輩は名無しである:03/05/11 13:16
「週刊朝日」と「AERA」の編集長がダブル解任

「週刊朝日」は社長が常々記事の内容をにがにがしく思っていたところ、大江健三郎批判を掲載し、
「もう小説は書かないほうがいいのではないか」と批判した。大江さんは、
「批判は甘んじて受ける」というスタンスだそうですが、社長が自主規制した。
ということのようです。
大江さんは、朝日のシンポジウムというと出てくるパネリスト、という印象で
朝日にとっては看板作家なんだろう。
バックナンバーをめくってみると、なるほど11月22日号に「まっとうな本」という月一連載が載っている。
そこで、「これをもって小説は最後にすべし」とのタイトルで記事が掲載されています。

最近の「週刊朝日が面白かったか」と聞かれれば、そうとはいえない。逆に首をかしげることもあった。
だが、こんな理由で首をすげ替えるのは、社内にくらい影を落とすのではないだろうか。
捏造記事ならともかく、たった一本の記事で記者や編集者を処分していたら、いくつ首があってもたりない。
だいたい、外部のご機嫌を気にして社長が原論弾圧の強権発動をするなんて、メディアとして末期的
としかいいようがない。
朝日は出版局を出版部に格下げして、人減らしをしている最中だったそうです。
だからといって、出版のジャーナリズムなら金や作家の機嫌とりに差し出していいという判断をしたの
なら、その神経を疑う。

286 :吾輩は名無しである:03/05/11 13:33
初期って、「われらの時代」の直前まででいいんだろうね?
長編なら、「芽むしり仔撃ち」まで、か?

287 :吾輩は名無しである:03/05/11 16:03
>>285
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1052636270/

288 :吾輩は名無しである:03/05/11 16:07
「芽むしり仔撃ち」までじゃね?

289 :吾輩は名無しである:03/05/11 16:14
最近、中上なんかより、数倍大江の方が偉いんではないかと思えてきた
批評的に神話に近づくのではなく、自らが神話になろうとして、なおかつ成功している
なんつって、、、でもマジでそう思う

290 :吾輩は名無しである:03/05/11 16:17
age

291 :bloom:03/05/11 16:21
http://homepage.mac.com/ayaya16/

292 ::03/05/11 18:27
君たち厳粛な綱渡りしてるか?

293 :吾輩は名無しである:03/05/11 18:44
してるよ
落ちまくりだけどな
勃起させるぜ

294 :吾輩は名無しである:03/05/11 18:51
君達洪水は魂におよんでいるか?

295 :吾輩は名無しである:03/05/13 21:04
>>294
僕の人生はあっぷあっぷで今にも溺れてしまそうです。

296 :吾輩は名無しである:03/05/13 21:44
初期というのは『個人的な体験』までです。

>>294
洪水は遠くのほうで起こっているようです。

297 :吾輩は名無しである:03/05/13 22:33
ノーベル賞に思う

大江氏はノーベル賞授賞の直後に
「自分は戦後民主主義を信奉する立場から、天皇の文化勲章はいただくわけにはいかな
い」と言ってましたが、私はこの人がどこまで本気で民主主義を信奉しているのか疑問で
す。「ヒロシマ・ノート」という本が出たころは、戦後民主主義の旗手といわれ私もそう思っ
ておりましたが、今から十年くらい前、大江氏は自ら発起人の一人となって核兵器廃絶
文化人会議とか言う組織を結成し「核兵器廃絶に向かって直ちに行動を起こそう」という
声明を出したのでしたが、これに対して週刊誌から月刊誌から総動員して猛烈な攻撃を
したのが文芸春秋だったのです。しかも、大江氏は文芸春秋が主催する芥川賞の選考
委員をしたり文芸春秋から本を出版して同社の利益に貢献したりしておりました。その点
に疑問を持った本多勝一氏が公開質問状を出して「あなたは核兵器廃絶を人に呼びか
けておいて、その廃絶運動を最も熱心に攻撃する文芸春秋の選考委員を引き受けたりし
ているのはおかしいのではないですか?」と問いかけたのですが、すぐには返事をせ
ず、何度も質問を繰り返すと事実とは違うことを言いたてて人をくったような返事をする。
それでもついに行き詰まって芥川賞の選考委員を辞退することになったのですが、新聞
の取材には「今回の辞任は核兵器廃絶運動とは何の関係もない」と言いつつべつのメデ
ィアには「しょうがないから辞めたんだ」という。それから三年くらいたってほとぼりが冷め
たころに、誰も知らないうちにいつのまにかまた芥川賞の選考委員におさまっている。大
江健三郎という人はそういうことをする人なのです。ここまでは事実です。ここから推量し
て、口では革新を標榜しながら裏では反動資本と結託する人物、と断定しては失礼にあ
たるでしょうか?

298 :白石昇 ◆yAVJKqLKn2 :03/05/14 02:35
 どうでもいいことかもしれませんが、『個人的な体験』の泰語版が発売されたみたいです。
 OPENって名前のおしゃれな雑誌で記事になってました。


299 :山崎渉:03/05/28 09:14
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

300 :名無し物書き@推敲中?#:03/05/28 19:08
大江先生はまわりくどい。
小難しくしてるだけの宗教論。
〜神があるかは分からない。しかし神に祈ることに意味はある。
祈ること以外に神の有無を確かめることができない。そして祈ることによって人は
何かを得る。しかしそれが神によってもたらされたかどうかは分からない。〜
てな感じにごまかしておられる。

301 :吾輩は名無しである:03/05/28 19:12
大江の初期の小説は、どうしても「勃起」してまう。
どーすてあんなにエロエロなのー?
さすが、サルトルの影響を受けているだけあるわ。
あ、でも俺サルトルは短編一つぐらいしか読んでないんだけどね。
俺、工学部の学生だしw

302 :名無し物書き@推敲中?#:03/05/29 18:22
大江先生の人物描写には感情移入できない
妙に物分かりのいい人間ばっかりでつまらない
一面的と言うか、みんな同じにみえる
エリート意識ってやつですかなあ

303 :吾輩は名無しである:03/05/29 19:03
大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」と題したノーベル賞記
念講演をストックホルムで行った。そこには次のような一節がある。

 広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、
放射能障害を背負う生存者と二世たちが??それは日本人にと
どまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいま
すが?ー、われわれのモラルを問いかけているのでもありまし
た。[4]

 「核攻撃の犠牲者たる日本人が、なにか特別のモラルを持たなけ
ればいけないそうだ。投下した者のモラルは問わないわけである。
」とは、谷沢永一氏の評である。これが国際常識であって、大江氏
のもってまわった言い方と、その非常識な内容とでは、聴講者は何
を言っているのか、分からなかったであろう。内容は単に50年前
の東京裁判史観とマルクス主義史観であり、その後の歴史学の進歩
などは、まったく省みられていない。

 大江氏の思想は、1950年代の冷戦時代から一向に深化していない。
それがそのまま化石のように残されているのは、本人のIntellectual
Dishonesty と、それを覆い隠すもってまわったあいまいな文体の
故である。この講演は「あいまいな日本の私」よりも「日本のあい
まいな私」と題すべきものであった。

304 :吾輩は名無しである:03/05/29 19:11
>>301=>>303
創作文芸板帰りな。おまえに才能はないププ

305 :吾輩は名無しである:03/05/30 00:36
大江の年上女性コンプレックス凄いね
小5のガキ(真木雄)が女子中学生2人をはらませたり(もちろん他の女子中学生ともやってただろう。ハーレム過ぎる・・・)
中2のガキ(3代目ギー)が30代〜40代と同棲したり
なんか読んでると劣情を駆り立てられる


306 :305:03/05/30 00:40
訂正
30代〜40代→30〜40代女性

307 :醜いブンガク厨を差別する会:03/05/30 00:42
すでに処女作「死者の奢り」に明白だワナ

308 :_:03/05/30 00:42
http://homepage.mac.com/hiroyuki43/hankaku10.html

309 :吾輩は名無しである:03/05/30 00:46
>307
それしか読んでないってかw

310 :吾輩は名無しである:03/05/30 00:53
小5から見れば女子中学生ってのはかなりお姉さんだろ
子供の時ってのは1歳の違いで全然違うからね
俺もハーレムしたかった・・・

311 :吾輩は名無しである:03/05/30 00:54
禿同意。 ハァハァ

312 :吾輩は名無しである:03/05/30 00:58
>>310

俺はそれに全く同意できない。
俺の記憶だと、1歳以上の年上は、恋する対象になりえないほど「おばさん」に見えた。
かといって、年下となると、ガキに見えた。
だから同性の女にしか恋愛感情も性欲をぶつける対象にならなかった。
当然、恋愛のやりとりはあっても、性のやりとりはなかったが。
小学も中学も。

313 :醜いブンガク厨を差別する会:03/05/30 01:02
そんなに木になり松か、ボキのこと
「初期小説」はぜんぶ読んでますよ
「ピンチランナー」でどっちらけ、「雨の木」から再スタート
もれは大江の劣等感と粘着に愛憎半ばする・・・
おまいが厨でなければ上の一行で十分なはずだが


314 :醜いブンガク厨を差別する会:03/05/30 01:18
といっても、ボキはやっぱおまいら以上の厨なんで…
歳はくってるけども、木だけ多くて
ほんもの知識が無い劣等感に塗れた粘着ヒッキーなんでつ、ホントはw
馬鹿なコテハンを見れば、
おまいらにも、ボキの背景が読み取れるでしょ

315 :吾輩は名無しである:03/05/30 01:43
>313−314
わかったよ。可哀相になw
よくわかったから、雑談は雑談スレでやれよ

316 :吾輩は名無しである:03/05/30 01:57
314はほんとの厨房臭えな、どうでもいいが

317 :吾輩は名無しである:03/05/30 21:42
産経新聞北京総局の古森義久総局長が伝えるとこ
ろによれば、作家の大江健三郎氏は九月二十七日、
北京の清華大学で講演し、こんなことを語ったという。

「石原慎太郎氏の東京都知事当選は都民の恥です」

「わたしがいまもっとも気にしているのは、日本の
最近の国家主義傾向と過去の侵略や残虐行為を謝罪
していないことです」

大江氏は中国の学生たちからやんやの喝采をうけ
たにちがいないが、なかには日本のノーベル賞作家
を冷ややかにみつめていた学生もいたと思う。大江
氏の論法だと、石原候補に投票した都民は善良な都
民として認めてもらえないことになる。

「石原候補に投票した都民は都民の恥です」

大江発言はそう解釈できる。要するに多数の都民
を誹謗する言葉であり、そんな大江氏の傲慢さに鼻
持ちならないものを感じ取った学生たちも少しはいたはずだ。

まともな日本人なら外国人に対して自分の国や国
民について度の過ぎた悪口は決していわない。いっ
ても、その節度を弁(わきま)えている。ナショナ
リズムは普遍的なものであり、どの国や地域にも濃
淡の差はあっても、それぞれの人々に備わっている
自然の感情である。



318 :吾輩は名無しである:03/06/04 22:20
朝鮮人差別者がよくそんなことを言えたもんだ

319 :吾輩は名無しである:03/06/08 23:06
「あ?」

320 :ワータ:03/06/09 04:14
>302
大江健三郎は、類型的な人物描写が多い。
また、結構作品自体も人工的な感じがする。私見だけど。

一人の人間を掘り下げて描写するのではなく、
いろんな人たちの共通点を抽出して描く。という感じ。

321 :吾輩は名無しである :03/06/09 22:49
今日大江健三郎が死んでがっかりするという夢を見ました。
あんまりリアルだったもんだから、各新聞をチェックしてまわったけど、
まだ死んでなかったね。
ざんね・・

322 :吾輩は名無しである:03/06/11 18:21
>>321
ヾ(゚д゚)ノ゙ ゴラァー

323 :吾輩は名無しである:03/06/12 17:59
>320

「事実より小説の方がすごい」のが大江小説の真髄だよ。
圧倒的な想像力(妄想力)・文章力が魅力じゃないか。

感情移入したけりゃライトノベルでも読みたまえ。

324 :吾輩は名無しである:03/06/12 19:48
むしろ大江小説の登場人物にバリバリ感情移入できてしまう自分がイヤ
穴掘って悲嘆に暮れる蜜とか
スッポン解体してるうちにわけわかんなくなっちゃう古義人とか。

325 :吾輩は名無しである:03/06/12 22:41
大江健三郎は愛媛の恥

大江健三郎は、とかく愛媛ではヒーロー扱いされているが、困った風潮だ。
氏は、ノーベル賞を受賞した後、国家の文化勲章を受けるのを拒否した。
「国がらみの賞は受けない」と辛辣なセリフを吐いて。
続いて出身地である愛媛県の県功労賞も蹴った。県職員を門前払いした。
どうやら大江には愛郷精神というものまで欠けているらしい。
本音は、「ノーベル賞をとった後にそんなローカルな賞を受けられるか」なのだろう。
その後は、中国で「石原都知事を選んだ東京都民を恥ずかしく思う」などとのたまう始末。
自分の見識に基づいて石原氏を選んだ東京都の人々を馬鹿にする発言で、
何様になったつもりなのだろう。
われわれ愛媛県民は、こういう人物を祭り上げるのをやめるべきである。
小説『坊ちゃん』で松山のことをボロカスに言った漱石と同様に。


326 :吾輩は名無しである:03/06/12 22:55
「郷土愛」って素で理解できんわ

327 :吾輩は名無しである:03/06/19 22:21
政治犯拘留所で
ある日の夕方、戒護員・李慶哲特士の怒鳴り声と、
耳慣れない女のうめき声が聞こえた。
・・・・・・・・・・
「ああ、私はどうして日本から北なんかに来たんだろう。
なんでこんなことが見通せなかったんだろう。
夫にくっついて子供まで連れて・・・故郷だと思ってついてきたのに、
私達がなんだってスパイにされなきゃならないんだ。
日本の親戚達は私達家族がどんな目にあってるかも知らず、
良い暮らしをしてるとばかり思っているのに。
おい、犬畜生!うちの家族を日本にまた送り返せ!
それが出来ないというなら全員殺すなりしろ!
もうこれ以上、こんな風に生きるのはいやだよおぉ・・・」
・・・・・
次の日から、二度とその女性の声を聞く事はなかった。

安明哲「北朝鮮絶望収容所」KKベストセラーズ1997
---------------------------------------------------------
著者は、元収容所警備隊員1994年9月韓国に亡命


328 :吾輩は名無しである:03/07/10 01:36
比較的、名スレ

329 :  :03/07/15 12:31
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J


330 :吾輩は名無しである:03/07/22 20:40
おーけん

331 :吾輩は名無しである:03/07/23 22:40
大江の文章はひどいものだね。
外国語を翻訳した文章のようだ。
だからかえって外国語に翻訳するといいのかもしれないが。

332 : :03/07/23 22:49
大江などどうでも良いが、看護師が少年のスペルマを抜くと
いうのは事実なのだろうか?場合によっては淫行条例に引っ掛かる
と思う。保険点数はあるのだろうか?

333 :吾輩は名無しである:03/07/23 23:03
地球蛾あぶない!!救えるのは貴方だけ!

http://angely.h.fc2.com/page005.html

http://akipon.free-city.net/page001.

334 :吾輩は名無しである:03/08/07 16:49
この前、「政治少年死す」をやっと読むことができた。
衝撃だった。もっと早く読んでおきたかった。
この作品が40年も封印されてきたことが信じられない。
この人の純粋天皇のテーゼはどこに行ったのだろうか?

335 :吾輩は名無しである:03/08/07 18:20
 どこで呼んだの。

336 :吾輩は名無しである:03/08/08 00:11
【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかず
にはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけら
れているのでない。


337 :吾輩は名無しである:03/08/08 19:59
dat落ちまえの暗闇に沈みながら、熱い「良スレ」の感覚をもとめて、 辛い荒らしの気分の残っている過去ログをクリックする。
内臓を燃えあがらせて嚥下されるウイスキーの存在感のように、 熱い「良スレ」の感覚が確実に板の内奥に回復してきているのを、
おちつかぬ気持で望んでいる手さぐりは、いつまでもむなしいままだ。
力をうしなったWindowを閉じる。そして、板のあらゆる場所で、 ageとsageのそれぞれのレスが区別して表示され、しかもその表示が
鈍い痛みにかわってゆくのを、明るみにむかっていやいやながらあとずさりに 進んでゆく意識が認める。そのような、板の各部分において鈍く痛み、
連続性の感じられない重いサーバーから、僕自身があきらめの感情において 再び更新する。それがいったいどのようなものの、どのようなところからの
接続であるのか晒されることを、あきらかに自分の望まない、そういう姿勢で、 串を突き刺して僕はROMっていたのである。


338 :2C茶髪:03/08/08 20:27

>>1

339 :吾輩は名無しである:03/08/08 22:29
暴力に逆らって書く、買った香具師いる?

340 :吾輩は名無しである:03/08/08 22:32
あなたの今日の刺激!
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

341 :吾輩は名無しである:03/08/08 23:47
>>300
不正解。
「祈る事」と言う行為が正確に説明できなかったのが人間の歴史だ。
大江はごまかしてはいない。(まわりくどくは在るが)
分からない事を分からないと公言するのは「勇気」だ。
大江はその勇気をいまだ持っているのだ。

342 :吾輩は名無しである:03/08/09 00:03
>>331
正解。
大江の文章は決して褒められるものじゃない。
しかしあの文体でなければ大江小説を堪能できなくはないか?

343 :吾輩は名無しである:03/08/09 00:09
>>337
正解。
もしコピペでなければ素晴らしい。
愛を感じる。
しかし「万延元年〜」は本当に読みづらい。
決してベストな作品ではない。

344 :吾輩は名無しである:03/08/09 12:12
大江の文章でくどいというか重いというか、書きすぎなのは主に地の文だよな。
「個人的な体験」の情婦から鳥(バード)への語りかけなんかを見ると、
会話文はむしろ音楽的なリズム感がある。
だから対比で地の文のセンテンスのバカ長さ、装飾過多等が余計気になるという面もある。

345 :吾輩は名無しである:03/08/09 23:59
>>344
文体に関していえば、「個人的な体験」はちょっと異質じゃないか?
同時期の他の作品よりも、リズム感が凄いと思うよ。

346 :吾輩は名無しである:03/08/12 16:25
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。


347 :吾輩は名無しである:03/08/13 11:36
「芽むしり仔撃ち」は名作。
「大人になることの困難さ」を上手く描いた傑作。
ところで、その昔やってた「ぼくらの勇気・未満都市」というドラマってこれのパクリじゃん。
それともオマージュってやつか。
あのドラマの監督や脚本家に問い詰めたい。「芽むしり仔撃ち」って知ってますよね???
そんなの知らないとは言わせんぞゴルア!!!!!!

348 :吾輩は名無しである:03/08/13 16:15
国歌・国旗・戦後民主主義者
野村勝美:2002.07.03
大江健三郎氏のレジオン・ドヌール勲章授章を考えてみます。大江氏
は自らを、「私は戦後民主主義者である」と公言するノーベル賞文学者
です。彼は「文化勲章」を拒否しました。「戦後民主主義」なるものの定
義を私は知りませんが、印象的には戦前戦中の日本を「全面悪」と捉
えている人たちのように思います。

さて、レジオン・ドヌール勲章はフランスの、民間人に与えられる最高
の勲章だそうです。やるのも受けるのも勝手です。ノーベル賞について
も、やるのも受けるのも勝手です。我が「文化勲章」を拒絶したのも、勝
手です。「文化勲章」は日本国民が最高の栄誉としているものですが、
それを拒絶する大江氏の理由は、「僕は戦後民主主義者、国家の勲章
は受けない」ということであると伝えられました。根底に、氏の長年の発
言から、1.日本の戦争責任,、2.反皇室
があると想定できます。「悪いもの」からの勲章は貰えない、ということ
でしょう。反「日の丸」、反「君が代」、反「核」の人です。そのこと自体を
非難する積りはありません。私が嫌うのは、この方面の人たちの得手
勝手な論理です。一般的にダブル・スタンダードといいます。


349 :吾輩は名無しである:03/08/13 16:15
レジオン・ドヌール勲章は明らかにフランスの国家としての勲章です。
価値の源泉はそこにあります。
シラク・フランス大統領は11日夜、パリ郊外で行われたサッカー・フランス
カップ決勝戦を観戦しました。
試合開始前の国歌ラマルセイエーズ演奏の際に一部サポーター
が口笛を吹いたのに対し、「フランスへの侮辱」と激怒、退席したそうです。
大江さん、あなたに勲章を授ける人物は、こういう(すばらしい!)男ですよ。
「君が代はキライだけど、ラマルセイエーズは好きですか?」

フランスは「核兵器」保有国です。最高レベルの原子力発電実施国で
す。かつて多くの植民地を持ち、アルジェリアにおいてもヴェトナムにお
いても、苛烈な政治を行いました。第2次世界大戦後日本軍が撤退し
た後に、インドシナの再植民地を目指してインドシナ戦争を起こしたフ
ランス。北アフリカの植民地を弾圧によって維持しようとして起こったア
ルジェリア独立戦争。第2次中東戦争(スエズ戦争)で英国と連合して
エジプトに派兵してアラブ諸国と戦争したフランス。世界中の反対を押
し切って南太平洋で水爆実験を続けたフランス。
その国の勲章は受けるけれど、わが日本の勲章は受けられないという。

大江さんが文化勲章を拒絶した理由のすべてがより強く、
レジオン・ドヌール勲章には含まれています。それ
を、片方は断り片方は受けるとすれば、論理を整合させるには一つの
根拠しかありません。
日本(日本人)をバカにしている、のです。


350 :山崎 渉:03/08/15 09:33
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

351 :吾輩は名無しである:03/08/18 03:03
大江好きだなぁ、俺。
初期ならやっぱ「芽むしり仔撃ち」かな。
電車の中で読んでて泣いた覚えがある。

意外に「見るまえに跳べ」も好き。
良い短編がたくさん入ってる。
倉庫番が大蛇を殺す話なんて最高。
初期は物語的に見ても秀逸で、
普通に読んでも楽しいよね。

352 :sage:03/09/03 02:52
オー、プリリ、リルボイ
コピ平は全身汗みずくになりながら屹立した勃起で名無子の暗澹たるセクスに対抗しようとした。
なんちて。

353 :吾輩は名無しである:03/09/04 14:08
やっぱり、「われらの時代」かな。
妊娠した女が凄い。

354 :吾輩は名無しである:03/09/04 16:55
平野の「最後の変身」って大江のパクリっぽいんですが。
しかもかなりの粗悪っぷりでつ。

355 :吾輩は名無しである:03/09/04 21:30
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/1503125oe.html

大江健三郎 週刊朝日の作品酷評に怒る

ノーベル文学賞作家として名高い大江健三郎をネゴシ
エーターと呼ぶ。その本領を発揮するような“事件”があった。

「週刊朝日」が連載していた匿名書評家によるコラムで大江の
最新作がこき下ろされたのが事の発端。

朝日賞の選考委員で、「週刊朝日」に連載予定のあった大江から
編集部に早速クレームが入った。問題のコラムは連載中止となり、
編集長は解任された。

大袈裟とも思える「週刊朝日」の反応には訳があった。ライバル
紙・読売が大江の新聞連載小説をモノにしたという情報を察知して
いたからだ。
天下の朝日、読売を手玉に取った大江。流石はノーベル賞作家だ
と業界人をうならせている。

356 :吾輩は名無しである:03/09/05 23:57
「飼育」は救いがなさ過ぎて鬱になる

357 :吾輩は名無しである:03/09/06 00:06
動物倉庫、文章表現としては独創的画期的というか天才だよな
ま、殆ど駄作だけど。

358 :吾輩は名無しである:03/10/01 01:25
「雨の木」を聴く女たちに出てくるKさんって
誰ですか?

359 :吾輩は名無しである:03/10/01 21:16
大江健三郎は今から44年前、防衛大生を「恥辱だ」と言い、ワシントンで「自衛隊
全廃論」をぶった。「中国や朝鮮半島の人民たち
と協力して、自衛隊の全廃を目指さなければならない」と主張した。まったくも
って意味不明である。自衛隊を廃止するのに必要なこ
とは、防衛庁設置法と自衛隊法の改正である。中国人や韓国人の助けなど要る筈
がない。

戦前の日本のことを「破壊への狂信が、国内と周辺諸国の人間の正気を踏みに
じった」と表現している。アブノーマルな日本人が
アジア諸国を侵略したという非難である。だが言うまでもなく、イギリスはイン
ドを、オランダはインドネシアを植民地にし、搾取の限りを尽くした。
一方、台湾では、日本の手によって学校が作られ、近代的な社会制度が整えられた。
西欧と日本の大きな違いは、日本の植民地経営だけが赤字であったことである。
大江は、西欧がやったことに目をつむり、自国のことにだけ非難を浴びせている。

何よりあきれることは、広島、長崎への原爆投下は日本人に責任があったとい
う主張である。ちなみに、このアメリカの犯罪を正当
化させるためにデッチ上げられたのが南京大虐殺である。大江は、すべては日本
が悪かった、以後這いつくばって生き
てまいります、と世界にメッセージを発している。

大江は、祖国である日本の国家を、そして同朋である日本国民を貶め、蔑み、
罵った。大江は、反国家、反天皇、反日
本、反国民、の言説を弄している。日本国民を見下して軽蔑して、1人自分だけ
を別格とし、己だけ
を高しとしている。大江は反日的日本人である。


360 :吾輩は名無しである:03/10/01 21:17
しかし、なぜ「天皇制」を打倒しなければならないのか、国内に対しては露骨な
言い方を避ける。堂々と自分の考えることを日本国
民に訴えつづけていたのではない。当て擦り、嫌がらせ、ほのめかし、からか
い、唇をゆがめたような皮肉に終始している。後で言い
逃れできるようにはっきりと責任ある議論をしなかった。それでも、たとえ間違
った考えであったとしても、自分の考えることを堂々と
声を大にして国民に訴え続けたのであれば、毅然とした確信犯とみなすことがで
きるのだが。だが、海外では決定的な表現を使う。
口を極めて、露骨に日本や日本の歴史や日本国民を論難し、罵倒し、弾劾した。

外国人に対して日本人がいかに駄目であるかを縷々と述べる。この態度は卑屈
という一言に尽きる。自分を国際的に売り込むた
めに自分の祖国を叩き売る。外国から拍手喝采されるために、祖国にいわれなき
非難、攻撃を加えた。そこには、国民としての誇り
のひとかけらもない。皇室や自衛隊など批判するものに向かってこないものに対
しては限りなく冷酷に非難、攻撃の刃を向ける。他
方、まかり間違えば痛烈な批判の矢が飛んでくる恐れのある対象には絶対に悪口
を言わない。大江健三郎は卑怯である。大江健三郎は卑屈である。
大江健三郎は醜悪である。
オオエがノーベル賞を受賞した理由について、スウェーデン王立アカデミーの
発表。「大江氏の作家活動は、日本における悪魔払いの行為」。
祖国を悪魔扱いして、外国に誉められてはしゃぐ。ただのハレンチである。



361 :吾輩は名無しである:03/10/03 21:25
万延元年のフットボール読みました。

一つ気になったのですが、S次兄さんだけイニシャルなのは
なぜなんでしょうか?
知っている人いたら教えてください。

362 :吾輩は名無しである:03/10/19 01:31
個人的な体験って

なんとなく、君が望む永遠に似てない?


363 :吾輩は名無しである:03/10/19 10:26
>>362
おー、あんたそっちやってるのか
でも、そんなに似てるか? ああやって窮地に立たされて悩むパターンは結構多いよ。
茜妊娠エンドを連想させるものはあるかも。で卑弥呼が水月か。

364 :吾輩は名無しである:03/10/19 19:08
浅田彰
それにしても、そういうとき大江健三郎が出版社なら
出版社のトップに苦情を持ち込むのはよくな
いね。本人は世界から迫害されてるマイノリティのつもりらしいんだけど、
実際は押しも押されもせぬ大作家なん
だから、そんな人がトップに苦情を言ったら下の人間がどうなるかぐらい
想像できそうなものなのに。『週刊朝日』で大江の連載が始まった、
その少し前に「虫」っていう匿名書評子が大江の『憂い顔の童子』
の批判を書いたら、直後にその書評欄の連載が打ち切られ、
編集長も交替した、あれも変な話だよね。僕は『取り替え子』と
『憂い顔の童子』は最近の傑作でものすごく面白いと思ってるんだけど、
もし本当に大江の圧力があったとしたら
許しがたいと思うよ。


365 :吾輩は名無しである:03/10/19 23:59
大江って、自分のセイハクの息子を虐待してるって聞いたけど

366 :吾輩は名無しである:03/10/20 00:09
>>364
>編集長も交替した、あれも変な話だよね。僕は『取り替え子』と
>『憂い顔の童子』は最近の傑作でものすごく面白いと思ってるんだけど
>もし本当に大江の圧力があったとしたら 許しがたいと思うよ。

激しく胴衣。傑作というか…大江においても日本文学史においても
大変な問題作だと思う、かつて無かったスタンスの文学…。
大江の圧力というよりも朝日の内部事情だと思われ。圧力…大江が
藁藁だらう…そういうものと闘ってきた生…<大江



367 :吾輩は名無しである:03/10/23 14:04
スガ秀実いわく
大江は物凄い才能がある人なんだけど
自分のことをなんにもわかってない。

大江は最強の天然キャラ

368 :吾輩は名無しである:03/10/23 14:41
>万延元年のフットボール
初期に入るのか?

369 :吾輩は名無しである:03/10/23 16:16
三島由紀夫 「ファシズムの一番の特徴は政治を美的に考えることだね」
大江健三郎 「三島さんが政治に無関心だとおっしゃり、片方では、ファシスト的な美学を信奉していらっしゃると、それの悪影響はずいぶんありますよね」
三島 「それは悪影響を狙っているんですもの」
大江 「それは嬉しいことです」
三島 「大江さんの小説は、口ではアルジェリアなんていってるけど、おれの見るところではファシズム的ムードを醸成するものだ」
大江 「褒められた。(笑)文学者がファシズムに参加できるのはムードの側面しかないですよ。そしてムードがもっとも政治的に危険な影響力をもつのがファシズムです」
安部公房 「とにかく今のようなファシズム論は困る。それ自体困るんだよ」 (「群像」1958.11)

370 :吾輩は名無しである:03/10/23 16:28
万延元年の嫁はんはおまんこに蜘蛛の巣はってたのに
なんで弟とセックルできたんですか

371 :吾輩は名無しである:03/10/23 17:19
空の怪物アグイーは初期?
一番好きなんだけど

372 :吾輩は名無しである:03/10/23 21:33
「空の怪物アグイー」って、すごくきれいですよね。
初めて読んだ時、何かとても透明な印象を持ったことをおぼえています。
この頃までが、初期大江といった感じかな。
万延元年の頃から文体が難解至極の方向に進んでいき、読むに耐えない作品ばかりになってしまったような‥‥。

373 :吾輩は名無しである:03/10/24 00:47
>367
それスガじゃなく江藤淳が言ってたんでしょう。
スガはパクりよ。

374 :吾輩は名無しである:03/10/24 02:13
>372
読み終わった後ふと空を見上げたのは
俺だけじゃないはず。

俺は後期の難解な文体も好きだけどね。
読みごたえがあるというか。

375 :吾輩は名無しである:03/10/24 14:55
大江は後期の方がすごいと思うけどなあ。
何で後期は人気がないんだろか。
読むのに楽したいんだったらエンタメ読むしね。
純文にしかできない凄味があると思うけど。
作品のスケールもでかくなってくし、
上にも出てるけど、どんどん勘違い天然丸出しになっていって、さらにスケールでかいし
絶対後期の方がいいと思うけど

376 :吾輩は名無しである:03/10/24 15:06
「燃えあがる緑の木」は正直わけわからんかった。
寝れない夜にはもってこいの小説だった。
ただそれ以降は読んでないので、今のとこは暫定初期派。

377 :吾輩は名無しである:03/10/24 16:11
23歳で芽むしり仔撃ち、32歳で万円元年
ていうのはすごいな・・・

378 :吾輩は名無しである:03/10/24 16:32
個人的な体験が一番すごい。

万年元年だと、なにかどこかで聞いた事があるような話が
ちらほらでてきたりして、少しがっかりする。

って、大江賛美主義者って結構多いのね。

379 :吾輩は名無しである:03/10/24 16:41
初期は、野心たっぷりという感じだけど(今でもそれはあるかもしれないが)
後期は、上等な職業作家を目指してる感じだな。

380 :吾輩は名無しである:03/10/24 19:47
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/1503125oe.html

大江健三郎 週刊朝日の作品酷評に怒る

ノーベル文学賞作家として名高い大江健三郎(写真右)をネゴシ
エーターと呼ぶ。その本領を発揮するような"事件"があった。

「週刊朝日」が連載していた匿名書評家によるコラムで大江の
最新作がこき下ろされたのが事の発端。

朝日賞の選考委員で、「週刊朝日」に連載予定のあった大江から
編集部に早速クレームが入った。問題のコラムは連載中止となり、
編集長は解任された。

大袈裟とも思える「週刊朝日」の反応には訳があった。ライバル
紙・読売が大江の新聞連載小説をモノにしたという情報を察知して
いたからだ。
天下の朝日、読売を手玉に取った大江。流石はノーベル賞作家だ
と業界人をうならせている。


381 :吾輩は名無しである:03/10/24 19:56
大江氏の場合問題なのは、氏の小賢しい処世術と創作活動が密接な関わりをもって
いることである。筒井康隆が断筆したとき大江氏は批判がましいことを書いていたが、
この人は日本に新聞が彼に関する批判を書けないことをどう思っているのだろう。
例えば、ある評論家がノ
ーベル賞授賞式の大江氏を描写した「満面の笑み」という言葉が、某大新聞には筆者に何の断
りもなく削除されてしまう。差別だの表現に自由だのの問題以前である。そうした庇護を当然と
思っているのかは分からないが、右翼から抗議を愛けた作品の文庫化を自分から拒否できるの
も、その程度の作家性しか持たないせいだろう。いずれにしろ、欲しくて欲しくてたまらなかった
ノーベル賞を手に入れて、その記念講演で「あいまいな日本の私」とは、皮肉でなく優れた自己
批評であり、大江氏の作家としての幕引きとして最良のものであったことは間違いない。

382 :吾輩は名無しである:03/10/25 02:55
漏れはどっちかというと「初期」派なんだけど、若い頃に
「ハア?」みたいに読んだものが、後からカウンターのよ
うに効いて来ることもあるから、一概にはいえないね。
数年、数十年後に「ああ!これが文学の力なのか!?」
と思うことがあるので、近作は保留したい気もする。

ま。コピ平には、目先のコピペ文しかないだろうけどね(w

383 :吾輩は名無しである:03/10/25 16:25
初期(「個人的な体験」まで?)は高校時代に読破したが
全部おもしろかったな。「叫び声」「洪水は我が魂に及び」もいいな。
「夜よゆるやかに歩め」知ってるひといる?

384 :吾輩は名無しである:03/10/25 23:40
俺「我らの狂気を〜」が一番好きだな。
あの中に入ってる短編・中篇全部傑作だと思う。
「万延〜」は冗長に感じるし、「個人的な体験」以降は全部四国の森と害児のモチーフの焼き直し。
ラテン語のmoriが「死」という意味って書き散らしすぎ。もうおなか一杯。

作家としてはすぐに消えていくべき人だったが、生き延びて醜態をさらすことになった。合掌。

385 :吾輩は名無しである:03/10/25 23:57
俺も高校時代の多感な時期に大江作品に
出会いたかったなあ・・・・・・・

386 :吾輩は名無しである:03/10/26 00:02
俺は多感な時期に童貞捨てたかったよ
文学なんかに浸るんじゃなかった

387 :吾輩は名無しである:03/10/26 02:04
『万延元年フットボール』は新潮の大江健三郎全作品で手に入れたけど
『同時代ゲーム』はどうやって手に入れるの?文庫になってる?

388 :吾輩は名無しである:03/10/26 02:15
>>387
新潮文庫で普通に販売されてるはず。
それよりも「懐かしい年への手紙」(講談社文芸文庫)が絶版に
なってないかが気になってる。

389 :吾輩は名無しである:03/10/26 02:30
絶版じゃないよ。でも早めに買っておこうかな・・・・

390 :吾輩は名無しである:03/10/26 11:19
初期短篇は誰にでも伝わる普遍的な面白さがあるけど、
後期は後期で圧倒されるものがある。あまり評判の良くない
『同時代ゲーム』が割と好き。『洪水はわが魂に及び』よりは
充実している。
『燃え上がる緑の木』もいい。祈りという行為をあそこまで
真摯に突き詰めた作品は、そうそう読めるもんじゃない。
僕にとってドストの『カラマーゾフの兄弟』以来の衝撃だった。

391 :吾輩は名無しである:03/10/26 11:22
自由に批判出来ない雰囲気は問題だろうけど、
作品に則った綿密で説得力のある批判がそもそも
見当たらない。こういっちゃなんだけど、「虫」みたい
な屑は、消えて当然なのでは。

392 :吾輩は名無しである:03/10/26 12:36
>>384
>mori
とは言っても、これは主格じゃないから(主格はmors
属格moris 与格mori 対格morem 奪格moreと変化する)
収まりの悪い気がする。ま、専門家じゃないからね。
いいんだけど。
『万延…』読みたいんだけど、高いからなあ。どこかで
古本で、400円くらいで手に入らないかなあ。

393 :吾輩は名無しである:03/10/26 13:23
>>392
格変化はほとんど無関係…
日本の小説の中に使われるのは「メメント・モリ」という
ほとんど日本語化したフレーズを踏まえてのこと。

394 :吾輩は名無しである:03/10/26 13:25
>>392
『万延〜〜』読ませてやりたいなあ、どっか深いところに紛れてあるはず
なんだ、大掃除手伝いに来れば、あげちゃうけどなあ

395 :吾輩は名無しである:03/10/26 18:27
>>393
勿論知っているよ。つまらないこだわりさ。許せw

396 :吾輩は名無しである:03/10/26 19:33
図式的な少女趣味

大江健三郎『同時代ゲーム』新潮文庫

海外でほとんど訳書も出ていなかった著者が、なぜノーベル賞を受賞したのかは、今もって謎である。
世界的な評価を得ている日本人の小説家といえば、三島由紀夫と安部公房、それに最近では村上春樹ぐらいだろう。
川端康成の受賞も「三島由紀夫の空席が回ってきた」といわれたが、その類推でいうと安部公房が死んだために空席が回ってきたのだろうか。
著者は一時、ノーベル賞の候補者を推薦すると自称していた矢野暢と仲よくしていたというから、その効果があったのかもしれない。
いずれにせよ、佐藤栄作と並ぶ恥ずかしいノーベル賞である。

しかも、海外で評価される作品も『万延元年のフットボール』までで、それ以後はほとんど話題にならない。客観的にみても『個人的な体験』や『万延元年』は傑作といえるし、
後年の作品でも『雨の木』の連作のように肩に力を入れないで書いた短編には見るべきものがある。
しかし本書のように「同時代」への意識が過剰な作品は、読むに耐えない。
学生から職業作家になった著者には切実なモチーフがなく、「社会的」なテーマを頭の中で作り出して書いているからである。
30歳のときに書かれた『万延元年』が最高傑作とされるのは、著者の思想的限界を象徴している。

特に本書が著者の最低の駄作とされる原因は、当時、著者が傾倒していた山口昌男氏の「道化」論を小説に丸ごと取り入れたことである。
登場人物にそれぞれ文化人類学的な位置づけが与えられ、「祝祭」とか「異化」とかいう言葉が小説に出てくるのは、鼻白むのを通り越して腹が立ってくる。
最良の作品というのは、山口的な図式を乗り越えるところに意味があるのに、作家自身がその図式で書いていたのでは、話にならない。

本書には『ヒロシマ・ノート』以来の「核戦争の恐怖」のモチーフもあるが、こういう「非武装中立」の少女趣味が日本の民主主義をだめにした害毒は計り知れない。
最近の「歴史教科書」問題でも、著者は例によって自分の子供を引き合いに出して「弱者」への配慮がどうとかいう見当違いな批判をしていた。
作家としてはともかく、戦後民主主義の生み出した最悪のイデオローグとしては歴史に残るだろう。


397 :吾輩は名無しである:03/10/26 21:43
>>396
福田和也の『作家の値打ち』とかいうガイドブックからだろ。
こいつは研究者だから、先行研究で引かれた図式に従う
ことに過剰な拒否反応を示すけど、個人的にあまり与する
ことが出来ない。溢れんばかりの想像力を作品内に位置
付けるための援用なら、評価すべきはその想像力だろう。
100年も経てば、こういった研究書との連関なんてただの
作品の背景として受け入れられることになるんじゃないの。

そう言えば、こいつの小野正嗣に対する批判も気に入らな
かった。確かにクレオール文学の影響があるだろうけど、
それだけで、あれだけの面白さを持つ作品を切って捨てる
なんて、窮屈過ぎ。

因みに、福田はスノッブ右翼。もともと思想が偏ってるん
だから、こいつの左翼批判なんて真に受け無い方がいい。

398 :吾輩は名無しである:03/10/26 21:52
>>397
コピペにマジレスして、しかもその内容がトンチンカンなものだと
読んでいるだけで赤面してしまいます。
自重してください。

399 :吾輩は名無しである:03/10/26 22:36
>398
大江スレにありがちな現象だな
さ、「芽むしり仔撃ち」読もっと

400 :吾輩は名無しである:03/10/26 23:05
万延元年フットボール読んだ
正直分けワカランかった

401 :吾輩は名無しである:03/10/26 23:08
最初に後期大江の長編を読むと、


海外作品の翻訳が相対的に簡単に読めるようになる。

402 :吾輩は名無しである:03/10/27 23:26
>>398
そうかな。>>397の見解はともかくとして
『同時代ゲーム』は普通に面白いよ。
前期小説の大きな総括としても読む価値は
あると思うけど。
だいたい、大江はイデオローグとしてまともに
機能したためしがないんだから、福田さんの
過剰反応のようにも思える。まあ、どうでも
いいけど。

403 :吾輩は名無しである:03/10/28 01:38
福田なんて保身が上手いだけのバカだよ
サヨにウヨ、どっちに転んでも生きていけるようにしているだけ
独り善がりで、まともに読むに耐えない駄文書き


404 :吾輩は名無しである:03/10/28 07:55
>>398みたいな読解力の無い提灯持ちがいるから
付け上がるんだよ福田は。

405 :吾輩は名無しである:03/10/28 13:16
後期大江は読む価値無し。


406 :吾輩は名無しである:03/10/28 15:10
大江にしても、人生経験の無い、若い時に空想や勢いで書いた小説が傑作になって、
円熟してから、それらを抜けなくなったってのは、皮肉だけど、よくあるパターンだね。
俺的にはこういう奴、いただけないね。
成長していかなきゃ。 才能使い果たす奴は天才じゃない。

407 :吾輩は名無しである:03/10/28 16:10
中央公論新社のサイトhttp://www.chuko.co.jp/から
11/25刊 二百年の子供
大江健三郎 著 四六判 320P 本体1400円

408 :吾輩は名無しである:03/10/28 16:22
>>406
どう考えても大江は天才だろ
小説をやめるとか言ったのを覆して書いた最近作は、
まさに怪作
言動で叩いてもしょうもないよ

409 :吾輩は名無しである:03/10/28 17:01
>>408
同意だね
別に本人が才能を使い果たそうが何しようが、
一作でも凄い作品を残せればそれで作家としては本望だろ
そういう意味では、大江はとてつもない才能があるよ

だいたい、史上最悪の糞知事石原作家大先生(プ)だって
そうやって、言動と作家としての才能は切り離して考えろと
御立派にも他人に強制してきたんだろ
まああいつは、ひどい作品にひどい言動だがな

410 :吾輩は名無しである:03/10/28 18:00
書いてることはすごいけど小説はつまらないですね、この人

411 :吾輩は名無しである:03/10/28 21:02
国歌・国旗・戦後民主主義者
野村勝美:2002.07.03
大江健三郎氏のレジオン・ドヌール勲章授章を考えてみます。大江氏
は自らを、「私は戦後民主主義者である」と公言するノーベル賞文学者
です。彼は「文化勲章」を拒否しました。「戦後民主主義」なるものの定
義を私は知りませんが、印象的には戦前戦中の日本を「全面悪」と捉
えている人たちのように思います。

さて、レジオン・ドヌール勲章はフランスの、民間人に与えられる最高
の勲章だそうです。やるのも受けるのも勝手です。ノーベル賞について
も、やるのも受けるのも勝手です。我が「文化勲章」を拒絶したのも、勝
手です。「文化勲章」は日本国民が最高の栄誉としているものですが、
それを拒絶する大江氏の理由は、「僕は戦後民主主義者、国家の勲章
は受けない」ということであると伝えられました。根底に、氏の長年の発
言から、1.日本の戦争責任,、2.反皇室
があると想定できます。「悪いもの」からの勲章は貰えない、ということ
でしょう。反「日の丸」、反「君が代」、反「核」の人です。そのこと自体を
非難する積りはありません。私が嫌うのは、この方面の人たちの得手
勝手な論理です。一般的にダブル・スタンダードといいます。


412 :吾輩は名無しである:03/10/28 21:02
レジオン・ドヌール勲章は明らかにフランスの国家としての勲章です。
価値の源泉はそこにあります。
シラク・フランス大統領は11日夜、パリ郊外で行われたサッカー・フランス
カップ決勝戦を観戦しました。
試合開始前の国歌ラマルセイエーズ演奏の際に一部サポーター
が口笛を吹いたのに対し、「フランスへの侮辱」と激怒、退席したそうです。
大江さん、あなたに勲章を授ける人物は、こういう(すばらしい!)男ですよ。
「君が代はキライだけど、ラマルセイエーズは好きですか?」

フランスは「核兵器」保有国です。最高レベルの原子力発電実施国で
す。かつて多くの植民地を持ち、アルジェリアにおいてもヴェトナムにお
いても、苛烈な政治を行いました。第2次世界大戦後日本軍が撤退し
た後に、インドシナの再植民地を目指してインドシナ戦争を起こしたフ
ランス。北アフリカの植民地を弾圧によって維持しようとして起こったア
ルジェリア独立戦争。第2次中東戦争(スエズ戦争)で英国と連合して
エジプトに派兵してアラブ諸国と戦争したフランス。世界中の反対を押
し切って南太平洋で水爆実験を続けたフランス。
その国の勲章は受けるけれど、わが日本の勲章は受けられないという。

大江さんが文化勲章を拒絶した理由のすべてがより強く、
レジオン・ドヌール勲章には含まれています。それ
を、片方は断り片方は受けるとすれば、論理を整合させるには一つの
根拠しかありません。
日本(日本人)をバカにしている、のです。


http://www.nomusan.com/~essay/essay_vatican_11.html


413 :吾輩は名無しである:03/10/28 21:39


414 :吾輩は名無しである:03/10/28 21:43
こんな名のスレが立つくらいだから、やっぱり大江は初期の頃が最も輝いてて
いい作品書いてるって事。
その初期のを超えられないんだろ、現在は。一部の玄人にだけ受けてもダメだよ。

俺的にはこういう奴、いただけないね。
成長していかなきゃ。 才能使い果たす奴は天才じゃない。

415 :吾輩は名無しである:03/10/28 22:35
死ななければならなくなってしまった。
なんで、こんなことしたのだろうか。
今は、全体どうなっているのでしょうか。
首を吊れば、腐るのははやいのだろうか。
今、人の僕に対しての認識はどうなっているのでしょうか。
あなたの、立場もわかります。
だから、いくらでもあなたに合わせる余地がありました。
僕は今どのような評価になってるのでしょうか。
僕のことは、僕に聞いてください。
僕に弁明をさせてください。弁明などというと、なにかいじわるな
人と人との壁を感じます。一生乗り越えることができない壁を感じます。
僕は死ななければならなくなってしまいました。
マスゴミなどに、僕の身体をさらしたくはありません。

僕はこのような掲示板にこのような文章が残ってしまうことの
怖さをあまり感じていないのかもしれません。みんなみてしまうのですよね。
マスコミも。。。。僕のことを笑わないでください。
一生乗り越えることのできない、壁を感じます。



416 :吾輩は名無しである:03/10/28 22:46
教えて君ですまんが
>>407のは新作小説??

417 :吾輩は名無しである:03/10/28 23:56
>>416
読売新聞連載のやつですね。子供向けのファンタジーだとか。
連載チェックしてた人の感想を聞きたいところですが。

418 :吾輩は名無しである:03/10/29 17:36
万延元年のフットボールの初版単行本(昭和42年)函つきが
ブックオフにて百円でした。
なんだかな〜

419 :吾輩は名無しである:03/10/29 22:28
芽むしり仔撃ち読んだ。ラストは余りにも救いが無くて
泣きそうになった。やはり大江は天才だと思う

420 :吾輩は名無しである:03/10/29 23:01
>>414
越えられないというか、越えてはいるんだが、肥大化しすぎたんだろう。
初期の輝きは失われたが才能を使い果たすという言い方は適当とは思えない。
消耗の果てに費えるのではなく喪失と転向。
初期の大江はまるで処女だな。

421 :吾輩は名無しである:03/10/29 23:24
初期の方がいい小説書いてました

これくらいのことも認められないのか信者共
グダグダ反論すんなよ

422 :吾輩は名無しである:03/10/30 00:42
大江の初期作品は、童貞のうちに読んだほうがいいかもな…。
漏れも、あの頃は童貞でした。そして、いろんな意味で激しく
揺さぶられましたよ。
エッセイの『厳粛なる綱渡り』とかで泣きましたよ。80年代に(w

そりゃ今読めば「ハア?」とか思うかもしれないですけど、文学の
パッションっという意味では、童貞の頃に読むべきですね。
左右を問わず、その根底にある思想に得るべきものがありますよ。
実利には結びつかないですけどね(w

423 :吾輩は名無しである:03/10/30 00:51
俺は後期の難解な文章のほうが好きだ
(ただ最近は再び分かりやすくなっているが)

424 :吾輩は名無しである:03/10/30 02:28
>>423
「難解」というか、あの「悪文」という面では、初期も後期もさほど変わらないと思う。
ただ,童貞的なパッションは少し区切られると思うが…。

425 :吾輩は名無しである:03/10/30 14:12
大江健三郎が自ら封印したらしい唯一の恋愛ノベル「夜よゆるやかに歩め」は
ハーレクインロマンスみたいでおもしろいよ。男サガンみたいだけど・・・
「万延元年のフットボール」は粟津潔デザインの初版の箱入り本がよい。
なんと箱入りで490円だった!!
「政治少年死す」もコピー本で読んだが、大江の生理的政治感覚が這い回る
ように描写されていて気味悪かった。

426 :吾輩は名無しである:03/10/30 14:33
>>425
「夜よゆるやかに歩め」なんて忘れてたよ。
早くから入手困難になってたな。神田で見つけて買ったけど、
絶版のわりに高くなかった。

要するに初期というのは「個人的な体験」まででしょ。
このあと「万延元年」でガラッと変わる。文体さがしの旅が始まった。
「万延元年」のころ大江さん江ノ島で自殺しかけたんだよな。
蛸がでてくるこの自殺未遂の挿話はいかにも大江さんらしくていいな。



427 :吾輩は名無しである:03/10/30 18:59
芽むしり
フットボール

この2作品が俺の中で突出してます。

428 :吾輩は名無しである:03/10/30 19:27
「M/Tと森のフシギの物語」って面白いの?

429 :吾輩は名無しである:03/10/30 21:03
作家の大江健三郎氏が中国の大学での講演で石原慎太郎氏の東京都知事当選は
都民の恥だと述べたことが4日、中国の官営マスコミで報道された。
大江氏は9月27日、北京の精華大学で講演し、自分がいまもっとも気にしている
のは日本の最近の国家主義的傾向と日本が過去の侵略や残虐行為を謝罪していない
ことだと語った。国家主義傾向への批判のなかで石原都知事に言及し、「石原氏は
当選したことは東京都民の恥だ」と述べたという(10月5日付産経新聞)。
----------------------------------------------------------------------

大江健三郎といえば、戦後日本を堕落させてきたいわゆる「進歩的文化人」、
「戦後民主主義者」の巨頭である。
彼は、スウェーデンの王立アカデミーが授与するノーベル文学賞はもらうが、
文化勲章は辞退した。外国の王室がくれるものはもらうが、日本の皇室が授与する
ものは辞退する。典型的な日本蔑視、西洋崇拝の態度である。なんら一貫性はない。
また、彼は、北朝鮮を賛美し、日本人であることを後悔していた。原爆が落とさ
れたのは日本人の責任であると主張してもいる。
そのくせ、日本の豊かさの恩恵を受け、外国に亡命することなど露ほども考えない。

彼の特徴は、今回の件でもわかるように、日本国内においてはあいまいな言葉を
使ってソフトに日本を非難する論調をとるが、ひとたび国外に出ると悪し様に日本を
罵ることである。フツウの愛国心がある者なら、国外に出て母国の悪口は言わない
ものである。彼は反日外国人にありがたがられているが、外国人は、自国を悪し様に
罵る大江のことを内心では軽蔑していることに気づいていない。


430 :吾輩は名無しである:03/10/30 21:04
中国と日本と、いずれが国家主義的傾向が強いかなど比較すれば明らかである。
中国は、核兵器を製造・配備し、近隣諸国に圧力を加え、チベット・ウイグル・
旧満州などを侵略し、言論を弾圧し、結社を抑圧する。そんな中国を非難する言葉など
ひとことも言うことはなく、ありもしない日本の国家主義的傾向のみを非難する。
また、侵略や残虐行為の謝罪にしても、中国政府の侵略や、現在も行われている
裁判なしの銃殺刑、反体制運動家への拷問などは全く非難しない。
他方、民主的に選挙でえらばれた地方自治体の首長を「恥」と罵る。

いったい、恥知らずとは誰のことか?

こういう恥知らずな人間が、日本には腐るほど存在することを考えると、アタマが痛くなってくる。


431 :吾輩は名無しである:03/10/30 22:27
万延元年のフットボールを中三の時読んで、こんな恐ろしいこと
書いていいのかああこいつはとマジで思ったなあ。ショックだったねえ。
まあこっから泥沼。

432 :吾輩は名無しである:03/11/01 00:42
村上春樹が一番影響を受けたのは、大江健三郎じゃないかと思ってる


433 :吾輩は名無しである:03/11/01 00:53
少なくとも初期の村上春樹は大江健三郎をかなり意識していたらしいです。
中上ケンヂと同じくらいに。

434 :吾輩は名無しである:03/11/01 00:57
>>431
中三かよ!!漏れは高三で降参。
まあ、そいで泥沼…。

435 :吾輩は名無しである:03/11/01 09:46
作家の大江健三郎氏がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章コマンドールを
受賞した。
大江氏は、95年にシラク氏の核実験再開に抗議して、フランスでの文学シンポ
ジウムを欠席したことがある。
今回は、シラク氏の、米英と異なる核軍縮の役割に期待して受けることにしたと
いう。

フランスは、核実験を行い、アラブ人や黒人への差別をやめず、
植民地支配に対してなんらの反省もない。
自国の戦争美化をしている国。

大江は受け取る勲章が「レジオン・ドヌール勲章」という
世評の高いものだということで、それを受け取る。
いかにも大江らしい。

大江が文化勲章辞退のときの「税金を使った賞は貰わないことにしている」との
弁。
フランス政府が授与するレジオン・ドヌール勲章は、当然フランス国民の税金が
使われている。

大江はフランスの植民地支配、歴史歪曲、戦争美化、
核実験は許すくせに、
日本のそれらは問答無用で悪とみなし
根拠ない批判を繰り返す。

436 :吾輩は名無しである:03/11/01 11:31

処女膜瘢痕は鮮紅色のスターだ



437 :吾輩は名無しである:03/11/01 11:35
万延元年の解説きぼう

438 :吾輩は名無しである:03/11/01 13:01
氏の小説は楽しいけど、ノーベル賞はないだろう・・・・・。
そんなら、フランス書院作家の方が上であるよ。

439 :吾輩は名無しである:03/11/01 20:56
『万延元年のフットボール』結局生協購買部で買った。
帰りに神田神保町の古本祭りで300円の単行本を
発見。敗者を自覚した瞬間。6時間我慢すれば1200円
も損しないですんだのに。トホホ。

440 :吾輩は名無しである:03/11/01 20:58
フランス書院作家はないだろう。いくらなんでも。

441 :吾輩は名無しである:03/11/02 14:48
宇能センセなら、あるいは。すごいかもしれないんです…

442 :吾輩は名無しである:03/11/02 15:12
大江は女と本物のセックスを体験してから、いい小説が書けなくなった。これ事実。
やっぱり、一生童貞でいるべきだった。

余談で哲学者の多くは童貞だ。だから、人一倍、女に対しての幻想も大きかった。
誰だったっけか、晩年結婚してから妻の陰毛を見て激しく喪失感を覚えたやつ。
大江はそんなタイプだろ。

443 :吾輩は名無しである:03/11/02 17:10
大昔の大江の顔写真は、赤松健にそっくりだ。


444 :吾輩は名無しである:03/11/02 17:17
>>442
童貞哲学者なんか稀だよ
未婚者の何割かはゲイだし(ヴィトゲンシュタインとか)

445 :吾輩は名無しである:03/11/02 19:13
セックスを経験してから才能がダメになるなんて、
単なる神話だと思う。
羽生だってあいかわらず強いでしょ。『個人的な体験』
だって、ラストを度外視すればかなりいい作品。
今、敗者として手に入れた『…フットボール』読んでるけど、
なかなかいいね。……『燃え上がる緑の木』に嵌った後だから、
懐かしい場所に帰ったような感覚なんだけど。

446 :吾輩は名無しである:03/11/02 23:29
大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」と題したノーベル賞記念講演を
ストックホルムで行った。そこには次のような一節がある。

広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、
放射能障害を背負う生存者と二世たちが--それは日本人にと
どまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいま
すが-ー、われわれのモラルを問いかけているのでもありました。
「核攻撃の犠牲者たる日本人が、なにか特別のモラルを持たなけ
ればいけないそうだ。投下した者のモラルは問わないわけである。」
とは、谷沢永一氏の評である。これが国際常識であって、大江氏
のもってまわった言い方と、その非常識な内容とでは、聴講者は何
を言っているのか、分からなかったであろう。内容は単に50年前
の東京裁判史観とマルクス主義史観であり、その後の歴史学の進歩
などは、まったく省みられていない。

大江氏の思想は、1950年代の冷戦時代から一向に深化していない。
それがそのまま化石のように残されているのは、本人のIntellectual
Dishonestyと、それを覆い隠すもってまわったあいまいな文体の
故である。この講演は「あいまいな日本の私」よりも「日本のあい
まいな私」と題すべきものであった。




447 :吾輩は名無しである:03/11/03 00:42
ってか初期には初期の、後期には後期の良さがあるし、
どっちも好きな俺にとってはどっちがいい小説かって
比較すること自体に違和感を感じてしまう。そもそも
「いい小説」の定義が曖昧過ぎるし。誰か論理的に
定義してくれ

448 :吾輩は名無しである:03/11/03 00:58
>ラストを度外視すれば

あら、三島のようなことを・・・


449 :吾輩は名無しである:03/11/03 12:59
すいません。
「同時代ゲーム」が読みづらくて仕方ないのですが・・・

漏れだけでつか?

450 :吾輩は名無しである:03/11/03 19:20
>>449

耐 え て く だ さ い

以上です。

451 :吾輩は名無しである:03/11/03 23:12
>>449
途中で限界が来て放置
半年ぐらいしてリスタート
こないだ読了

したのはいいんだけど前半の内容全然覚えてねーや

452 :吾輩は名無しである:03/11/05 12:18
大江の作品、特に初期は、読んだ時は面白いけど、何度も読む気にはならんな。
そういう意味では名作と言えん、と俺は定義してるが。

453 :吾輩は名無しである:03/11/06 21:23
■2002/11/29(金)虫の書評、打ち切りか?
週刊朝日の匿名書評、「虫」の書評が打ち切りとなる公算が大きくなった。今週発売の週刊
文春12月15日号によると、虫の「憂い顔の童子」批判が来年からの連載が決まっていた大江
健三郎を怒らせ、12月1日付けで加藤明編集長が更迭されるという。
記事自体は連載がどうなるかにはまったく触れていないが、このぶんでは虫の書評も打ち切
りだろう。来週発売の週刊朝日は本来ならば虫の書評が載る回だが、果たして何か載ってい
るだろうか。
大江の連載に読者がつくかどうかは知らんが、私は関心がないから絶対に読まないだろうと
断言できる。虫の書評には賛否両論あるにせよ、久々に登場した面白い書評であったことは
事実。私は毎回楽しみにしていた。打ち切りで週刊朝日が上向くことはまずあるまい。
虫の書評タイトル一覧
http://homepage2.nifty.com/bookbookbook/zakkan5.htm
■2002/12/03(火)「週刊朝日」編集後記からにじみ出る無念
今日発売の「週刊朝日」12月13日号の加藤明編集長の編集後記。
「なんか『週刊文春』に載っていましたが、私、12月1日付で編集長をお役御免になりました」
もちろんこれは11月29日の日記に書いた記事のことだ。普通、こういう場合、ライバル誌の
記事には触れないだろ。あえて触れるところにこの人事が正常でないことがにじみ出ている。
あとは在任中にうれしかったことなどあたりさわりないことをつづっているが、突然の解任への
無念が感じられる。
私の印象では、週刊朝日は文春や新潮に比べ、記事そのものは面白くない。だがコラムは面
白いものがあるので買っているわけだ。虫の書評は面白かった。これは明らかに加藤編集長
時代の功績である。ところがこの虫の書評を理由に解任されてしまった。これを機に週刊朝日
が上向くとはとても思えないが。


454 :吾輩は名無しである:03/11/09 02:11
大江が出す妹キャラは

 

必ず性欲の対象になっている

455 :吾輩は名無しである:03/11/09 02:28
「他人の足」「芽むしり仔撃ち」「死者の奢り」かな。
ベストBは。


456 :吾輩は名無しである:03/11/09 04:06
そもそも「初期小説」ってのはどこまでを言うのだ?

ま、常識的には新潮社の第一期「全小説」、てことは「個人的な体験」までか?
要するに20歳台で書いた作品ということになる。

あるいはこのスレを立てた意図は多分もう少し狭く、デビュー直後の「芽むしり…」
を中心としたごく初期の作品群を指すとするのが正しいのかもしれない。

とすると「光」誕生以降から50歳台で書いた「治療塔惑星」あたりまでが中期か?

どっちにしてもだいたいそんなところかと思うが、ただ最近の大江の作品傾向を見ると、「万延元年」は
もちろん第二期「全作品」の最終刊に入っている「ピンチランナー調書」まで初期作品に入れてもいいよ
うな気もしてくる。
とすると「同時代ゲーム」から「燃え上がる緑の木」までが中期。「宙返り」以降が後期か。

それほど「燃え上がる緑の木」以降の大江の変貌には驚く。
それを成長や深化とみるか、枯渇とみるか。

しかしこの先大江が20年も30年も創作活動を続けたら、いま書いている作品だって中期の作品という
ことになってしまう。今の勢いだとその可能性も否定できない。

457 :吾輩は名無しである:03/11/09 16:08
>>456
今の勢いって、どのへんのことを言ってるの?
大江信者じゃなきゃ、そういう発想はないよね。

458 :吾輩は名無しである:03/11/09 20:40
書く勢いでしょ。「断筆宣言」をしているとはいえ
年齢と、書くことへの執着を考えたら、作品世界の
更新は充分ありえる。
信者でなくとも予想はつく。

断筆宣言を覆すことが前提だけど。

459 :吾輩は名無しである:03/11/13 15:13
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309462340
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309462359
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309462367
「序文=大江健三郎」というのは興味深い……

460 :吾輩は名無しである:03/11/13 21:07
扶桑社教科書を東京都の養護学校が採用したことについて、
ノーベル文学賞作家の大江健三郎が朝日新聞のインタビューで、次のように述べている。
「「つくる会」の教科書は、市販されベストセラーになりました。
もちろん中学生が早く読みたいと思ったからではない。
「日本は優れている」「誇りと自信がいる」と思い詰める大人に
空元気をつける癒(いや)し系の本だからでしょう。
子どものためによく考えられた本ではありません。でも、教科書の実物を
これほど多くの大人が読んで、考えたことはない。
その結果、公立で採択したと公表した教育委員会はこれまで一つもなかった。
父親や母親の反省が、日本人の世論として、力を持ったのです。
東京都教委の結論は、これに真っ向から対立しています。」
この文章を読んで「誤植ではなかろうか?」と思ったかた、あなたの感覚は正しい。
つまり大江は、扶桑社教科書の市販本がベストセラーになったという事実と、
公立校のほとんどがこの教科書を採択しなかった(できなかった)という事実とを結び付けて、
「市販本を読んだマジョリティが扶桑社教科書に反対する世論となり、
採択を阻止した」と結論付けているのだ。これ以上の欺瞞はなかろう。
市販本の読者の大多数は、この教科書を好意的に受けとめている。
版元が公開している「読者の反響」を読んでみろ。
お手盛りの「大本営発表」だと言うなら、各紙各誌の書評を読め。
日教組の幹部ですら、うかつにも(笑)「おもしろい」とほめてしまい、
組織内からの突き上げを食らったではないか。
扶桑社教科書に反対しているのは、ごく一部の反日左翼勢力だ。
声のみはかしましいが、日本国民の中では圧倒的少数派である。
彼らは、扶桑社教科書を読む前から反対し、読みもせずに反対し、
批判本を鵜呑みにして反対し、反対せんがために反対してきた(笑)扶桑社教科書の
市販本が話題になり、好評をはくし、ベストセラーになって、左翼勢力の危機感は頂点に達した。
そして、単なる「批判」の域をこえ、なりふりかまわぬ力ずくの反対運動に走ったのだ。
扶桑社教科書を採択しようとした教育委員会に対しては、
左翼お得意の組織動員で妨害活動を行った。


461 :吾輩は名無しである:03/11/13 21:07
委員の自宅にまで手紙、電話・ファックス攻撃をかけ、デモ、
アジテーションなどを展開した。粛然たるべき教科書採択現場に混乱を持ち込み、
委員に扶桑社教科書を忌避させ、採択できない状況へと追い込んでいったのではないか。
大江はそうした現状を知らないのだろうか?
ノーベル文学賞をゲットするほどの「知性」において、まさかそんなことはあるまい。
現状を知った上で、意図的に歪め、捻じ曲げて、
正反対の結論を導き出しているのだ。これは、もはや評論ではない。卑劣なデマゴギーである。
大江自身の息子が知的障害者で養護学校出身であるという事実も、
このデマに説得力を付加しよう。
だからこそ、朝日は大江にインタビューしたのだろうし、大江もそのことは計算済みだろう。
そのことを考えると、大江の心の闇を覗き見たようで、慄然たる思いにかられる。
かつてヤスパースは、誠実さを欠いた知性はナチス的であると喝破した。
大江のごとき、白を黒と言って平然たる卑劣な「知性」こそ、
ヒトラーを、あるいはスターリンを、ポルポトを支持した「知性」と同様ではないか?


462 :吾輩は名無しである:03/11/14 20:09

馬鹿ウヨ=基地外



463 :吾輩は名無しである:03/11/14 22:14
「つくる会」の教科書が、それを作った「大人」のための教科書で
あることは間違いないね。
少なくとも、中学生は「扶桑社教科書の市販本」を買わないもん(w
それとも「読者の反響」は中学生からのものかよ?(藁

コピ平はコピーする前に、自らコピーした内容を読み直せよな…。

464 :吾輩は名無しである:03/11/15 16:06
『下降生活者』を読むとあまりに素晴らしくて大江に恐怖さえ感じてしまう。

465 :吾輩は名無しである:03/11/15 16:38
上のコピペよくみたら何年も前に俺がはったイタタなゴー宣信者の文章じゃんw
まだあったのか

466 :吾輩は名無しである:03/11/15 23:51
ところかまわず張ってあるな、詰まらない「つくる会」の宣伝文句。

467 :吾輩は名無しである:03/11/16 01:57
人が「即、興味を引く事(話題)」って、「死」か「セックス」なんだよな。
その点、大江の初期はこのセクス心をくすぐる、便利な武器を上手く使ったわけだよな、
だから受けた。 正当派を行ってる作家からしたら、こんなの邪道って事になるだろう。
大江も若かったから、深く考えることなく勢いで(セクス小説を)使えちゃった。
今となっては大江も過去を恥じてるんだと思うぞ。 だから後に必死になって権威づいたの
書く傾向になった。 
ここで「初期の最高」と言ってる奴は「田代まさし最高」と言ってる類と変わらんと思う、
ゴシップ笑いの根性の奴だろうな。

468 :吾輩は名無しである:03/11/16 02:18
>人が「即、興味を引く事(話題)」って、「死」か「セックス」なんだよな。

サブリミナルテクニックの話みたいだな。「メディアセックス」かよ?(w
まあ。たしかに田代は大江の初期小説のモデルみたいに見えるけどね。
でも、性と死は未だに現代小説の多くでもメインのテーマなわけだが。

469 :吾輩は名無しである:03/11/16 19:09
野依良治名大教授のノーベル賞の受賞式に、歴代のノーベ
ル賞受賞者も出席していた。その中に、「あの」大江健三郎の姿が・・・
有名な話だが、大江は、ノーベル賞受賞に際して、日本政府
から文化勲章を受ける話を断った。理由は、「国家から表彰
されたくない。皇室からもらいたくない」だった。
文化勲章を否定すること自体は、同じ日本人であることに恥
入るが、思想の問題だから、別にどうこう言うつもりはない。
しかし、だったら、どう考えてもノーベル賞も辞退すべきだろう?
なぜなら、ノーベル化学賞は、スウェーデン王立科学アカデミ
ーが国を代表して選定する。授与するのは、スウェーデンの
グスタフ国王だ。
国家が関与し、王室が授与するという点では、文化勲章も、ノ
ーベル賞も同じである。文化勲章がイヤなら、ノーベル賞だっ
ていらないというのが当然である。
大江は、それはしない。その理由は何だろうか?
日本人のくせに欧米の視点に立ち、日本をバカにしている
か、一億円以上の賞金に目がくらんだか、どっちかだろう。両方か?
大江がノーベル賞を受けたことにも腹が立ったが、その後の
記念講演も聞いていて呆れたことを思い出した。日本がイヤ
なら、さっさと心のふるさと中国か北朝鮮に行けばいいものを・・・
そして、今また、性懲りもなくスウェーデンに呼ばれてのこのこ
出ていく彼の気が知れない。「国家の指図は受けない!!
いちいち出ていけるか!」くらいのことは言えないのか?

恥知らずとは、彼のためにある言葉だとすら思う。


470 :吾輩は名無しである:03/11/17 02:28
何回目のコピペだ?(w
その中でも特にコレは出来の悪い批判だぞ。

471 :吾輩は名無しである :03/11/17 21:28
「小説のたくらみ、知の楽しみ」で紹介された
マラムッド著「神の恩寵」は日本では出版されてるの?
面白そうだから、読んでみたい・・・

472 :吾輩は名無しである:03/11/18 13:24
「萌えあがる緑の木」魔力を持つ不思議系美少女が織り成す救済の神話。


473 :吾輩は名無しである:03/11/25 21:33
大江の文庫、集めようかな?
なんか、嫌いなんだけど、離れられなくなっちまった。

474 :吾輩は名無しである:03/11/25 21:52
大江は今日これからニュースステーション出るぞ。

見るべし!!

475 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:18
なんか快感に震えているようなどもり

476 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:28
テレ朝見てる。若い時は大江否定していたけど、ああいう風に眼前に来たら
震えて話ができんだろうな。

477 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:30
写メールで撮ってる人居たけど
知ってたのかな。

478 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:38
話が意味わかりません

479 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:40
さすが大江。
言ってることわけわからん。w
好きだけど。

480 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:42
久々に動く大江を見た
純粋に嬉しい

481 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:44
俺はいきなり大江に話しかけたら震えるだろうな
万延と飼育と奇妙な仕事しか読んでないけど

482 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:45
話しかけられたら、の間違い

483 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:45
今日は三島の命日か。

484 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:47
先生話は簡潔に

485 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:49
思っていたよりデブだな。

486 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:50
口元が可愛らしい

487 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:51
なんじゃ、この盛り下がりのレスは。

488 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:52
もう少し盛り上がってるかと。

489 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:53
阿川弘之もゲストに呼んだら面白かったのに。
10分以内にどつきあいになります。

490 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:53
ひょっとして、ここにいるの二人だけ?
まさか……(´Д⊂

491 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:54
むしろ都知事を読んできてほしい。

492 :吾輩は名無しである:03/11/25 22:55
実況板じゃないんだからただの馬鹿騒ぎでスレ伸ばさなくていいんだよ馬鹿

493 :吾輩は名無しである:03/11/25 23:02
話の内容は…。

494 :吾輩は名無しである:03/11/25 23:06
結局、宣伝でした。

495 :吾輩は名無しである:03/11/25 23:30
どもったり、話の意味わかんなかったり
でもそんな大江が好きでつ

496 :吾輩は名無しである:03/11/25 23:45
久米はなんとなくだけど、大江に最後に言われた言葉に感動していたようだが

497 :吾輩は名無しである:03/11/26 00:32
ということはもう業界からたちさって隠居するつもりだったのかな

498 :吾輩は名無しである:03/11/26 04:58
大江セリーヌ

499 :吾輩は名無しである:03/11/26 13:26
>335
http://takamatsu.cool.ne.jp/azure2003/k_oe/SeijiShonen.txt

500 :吾輩は名無しである:03/11/26 14:56
サイードの話したの?
見ればよかった・・・

501 :吾輩は名無しである:03/11/26 23:02
"大江健三郎が決定的言辞
「脅迫状と『懲役13年』はすっかり性質の違う文章」
「A少年が犯人かどうか分からない」"

「ノーベル賞受賞者フォーラム」が、十一月十九日に約七〇〇名の聴衆を集めて
札幌グランドホテルで開催された。
この「フォーラム札幌セッシヨン」は、
立花隆をコーディネーターとして大江健三郎と利根川進が特別対談をおこなう、と
いうことを大々的におしだしておこなわれたものであった。
この「特別対談」は、「仮説・実験・確認の自然科学の方法にこそリアリティが
ある」と言う利根川にのっかったつもりで大江が、「マルクスは自然科学に無
知だったからソ連も崩壊したんでしょう」などとあらぬことをわめいてオダを
あげ、立花が「千年のタームでものごとを語れてるのは自分と埴谷雄高しかい
ない」などと一人悦に入るという調子であり、
およそデタラメで知性のひとカケラも感じられないものに終始した。
そもそも会場から「質問用紙」を集めておきながらそれを完全に握りつぶし、
中略
後半にいたってついに会場から声があがった。
「会場からとった質問状をとりあげないのはどういうことですか。
大江さんの好きなサルトル的精神で聴衆と議論をすぺきではないですか!」と。
とっさに大江は目を伏せる。
再び会場から声があがった。
「神戸事件でA少年はいま関東医療少年院に閉じこめられている。
大江さん、あなたはこのA少年を、読売新聞『人生の細部』で犯人だ、
と言いましたよね……。しかし、『懲役13年』は、この少年に書けるのか」と。
ざわついていた会場は水を打ったように静まりかえる。
中略
発言者 そうですよ。それ(『懲役13年』)について、大江さん、あなたは
ずっと語っていない。そこを問うているんですよ。
大江 いや、違う違う。中略


502 :吾輩は名無しである:03/11/26 23:03
大江 答えますから!僕への問いかけに答えますから。
……私が書いた文章はですね、誰かが言われた警察のリークとかとは無関係
に、脅迫状とされているものが少年によって書きうるのかどうかについて分析
して、これを書きうると私は考えて、書きました。それは、この少年が事件全
体とどうかとか、次の文章(『懲役13年』)を書いた人聞だということにつ
いて論じたわけではない。脅迫状と『懲役13年』とは、文集がすっかり性質
が違ったものだったと私は考えていますが、それほまあ、文章の上で。あの、
最初の文章の分析との関係が、直接に文体論としてあるわけではないので……
……第二番目に少年が犯人であるかどうか、僕にはわかリません。」

さらに別の参加者が、大江が書いた「人生の細部」が載っている読売新聞をか
ざして言う。
「いま、犯人かどうかわからない、と言ったが、ここに『(A少年は)自他を
破壊する犯罪の主体となった』と書いているじゃないですか!」
大江 犯人とは言っていない!
最初の脅迫状は少年に書きうるものであると書いた。それが僕の結論でね。文
学の問題として。それから、あと、少年が犯人であるかどうかをいうことは、
これから裁判で……あるいは将来にわたつて判断していくことで。
私に答えうることは最初の文章が一般の一人の子供が書きうると言ったまでで。
会場のあちこちから「ごまかした!」の声。
「『懲役13年』はA君が書いたものではないと認めるのか!?
「A看が犯人だと言ったことを撤回するのか?」
つぎつき声があがる。


503 :吾輩は名無しである:03/11/26 23:04
大江 ……、……。
かくして大江は完全に沈黙。席にへたり込み、眉間にタテ皴をよせ、うつろな
視線を宙に標わせながら、イライラと右手の指で机を叩きつづける。
気をとり直した立花が、「時間、時間」と言いながら大江への最後
の質問を読みあげ、意気消沈した大江がそれにそそくさと答えて「札幌セッ
ション」は打ちきり。「特別対談」の演者たちが脱兎のことく演壇から飛び出
して、しらけきった「ノーベル賞受賞者フォーラム」はお開きとなったので
あった。
わが同胞のイデオロギー的弾丸を浴びながら、この一年聞沈黙を守りつづけて
きた大江健三郎は、ついに決定的な言辞をはいた。「脅迫状と『懲役13年』
とは、文章がすっかり性質が違ったもの」「A君が犯人かどうかわからない。
犯人かどうかは、裁判が、あるいは将来にわたって決めること」というよう
に。だがしかし、一片の反省の言もなく。また、過去の己れの言動はなおも正
当化しつつ。

「ノーベル貨作家」大江は、かくもハレンチなのだ。


504 :吾輩は名無しである:03/11/26 23:29
うざい。
新しいコピペか?

505 :吾輩は名無しである:03/11/27 00:13
とりあえず読んでしまった
マメだなあ
コピ平も自分も

506 :吾輩は名無しである:03/11/27 14:13
なんだこりゃ。。。
ありえそうな話だな。

507 :吾輩は名無しである:03/11/27 20:26
文章に個人的な感情が入りすぎてて、香ばしい。
コピペにしても、もうちょっとどうにかならんもんか。

508 :小江健四郎:03/11/27 23:02
あー大江嫌いだけど小説はすごすぎる。
そして大江が狂信的サヨでキモいところが萌えポイント!
あー大江タンに突っ込みたいよー

509 :吾輩は名無しである:03/11/27 23:04
大江は萌え要素が異様に多いな。中上をはるかに凌ぐ。

510 :吾輩は名無しである:03/11/27 23:06
「わが同胞のイエオロギー的弾丸」と言うのは面白い言い方だ

511 :吾輩は名無しである:03/11/27 23:13
革マルみたいだな

512 :吾輩は名無しである:03/11/28 16:53
「懲役13年」ってなに?

513 :吾輩は名無しである:03/11/28 22:54
>>512
少年の作文らしい

514 :吾輩は名無しである:03/11/29 01:22
サカキバラ事件と関係あるイデオロギーってなんだ

515 :吾輩は名無しである:03/12/02 17:13
お前ら二百年の子供読んだか?
あと上げとくよ

516 :吾輩は名無しである:03/12/02 23:49
フランスの新聞に自衛隊派遣を批判する文章を書いたってさ。

517 :吾輩は名無しである:03/12/03 21:09
また新しいコピペ出そうだね

518 :吾輩は名無しである:03/12/03 23:03
アンチってめちゃめちゃ大江の行動チェックしてるよな
そこらのファンより大江に詳しい
・・・
妄信と憎悪は紙一重だね

519 :吾輩は名無しである:03/12/03 23:35
このスレを見ると、何か機会があるごとに
外国人に日本の悪口を言っているようだね。

520 :清く正しい日本の地球市民:03/12/05 19:05
おろかなものをおろかだと報告するのは文学者として当然のこと。
馬鹿な日本人が増えて、日本自体が馬鹿になってきたからな〜

521 :吾輩は名無しである:03/12/05 22:57
本日発売の『噂の眞相』に、大江健三郎の圧力で『週刊朝日』の編集長が解任され、
さらに圧力の原因となった、大江チェンチェイの最新作を痛烈に批判した書評コラム「まっとうな本」も打ち切りになったというレポートが掲載されている。
レポートにあるように、大江なる人物は「例の誠実さをウリにした訥々とした語り口
とは裏腹に、文壇内では権威主義を振りかざす鼻持ちならないネゴシエーターとして知られている」のみならず、文壇外でもそういった彼の良からぬ体質ははるか昔から漏れ伝わ
ってきているわけだが、このノーベル賞作家チェンチェイ、またしても自らの権力を笠に来た、換言すれば、大作家らしからぬ子供じみた行動に打って出たわけである。
ま、しかし、作家という人種は、言ってみれば社会からのハミダシ者であり、中に、
訳の分からぬ手前味噌の主張ばかりを繰り返す輩がいても、そして仮にその輩が世界的に高名な賞を受賞していたとしても、ちっとも不思議なことではない


522 :吾輩は名無しである:03/12/06 00:22
>ちっとも不思議なことではない

じゃあこの記事は意味が無いですな。

523 :吾輩は名無しである:03/12/06 01:12
これ何?コピペ?

524 :吾輩は名無しである:03/12/06 07:27
>>521
仮に真実だとしても、大江なら別に構わないよ。
なんだか、なんでも許せてしまうw

525 :吾輩は名無しである:03/12/06 20:50
政治少年死すを読みたーーーーーい

526 :吾輩は名無しである:03/12/07 02:18
アンチは小説読まないのかな。

527 :吾輩は名無しである:03/12/07 22:46
最近、大江が憎らしいんだけど、好きになってきた。
アンチはとりあえずどれか読んでみろ。

528 :吾輩は名無しである:03/12/08 02:02
>>523
コピ平ですな。

>>525
一般書籍板の大江スレに、リンクが貼られてたYO。

529 :吾輩は名無しである:03/12/10 14:23
漏れは高校の頃サイキサイキチに憧れたんだ。
中学の頃はセヴンティーンの主人公に憧れてた。

530 :吾輩は名無しである:03/12/10 22:48
「テーミス」という会員向け月刊誌がある。実にユニークな内部情報誌で企業ニュ
ース、官僚の内幕、永田町の水面下の動きなどを早く伝えてくれるので、結構人気がある。
これは嘗ての「週刊現代」編集長、フライディ創刊者の伊藤寿男氏が主宰している。
さて今月の「テーミス」で一番興味を引いたのは「大江健三郎」に関する醜聞である。
もともと権威主義的でマスコミからの評判も最悪の人だが、日本人は「ノーベル
賞」とう幻想に振り回され、大江の唱える「平和主義」にもスペースを割いてきた。
テーミス曰く。「週刊朝日」が大江を書評欄で批判したところ、朝日上層部への
大江の圧力で、加藤編集長が「解任」された。その「書評」欄も打ち切り。
読売は全面ぶちぬきで大江の連載を開始、朝日が仰天、慌てているところだったらしい。
文芸評論家の渡部直巳が大江の子息で作曲家の光を賛美するのは
野坂の「エロ事師たち」に登場する父娘のごとし、と言ったところ「昴(すばる)」の
連載は打ち切り。子息の作曲の無能については武満徹が「あれは音楽ではない」
と言い切ったことがあるが。。。

ところが絶縁状態の文春と大江は、芥川賞選考委員に突如復帰した。
これは「ノーベル賞を前に文春を敵にはできない」と判断したかららしい。
外国の賞を貰っても天皇陛下の叙勲を辞退した左翼のデマーグ作家だけのことはある。

531 :吾輩は名無しである:03/12/12 01:04
『芽むしり仔撃ち』第6章まで読んで、今日はやめた。
涙がとまらんよー。
出だしの硬質な文体が、初め読みずらいなという感想だったが、進めるうちに、
何度も自分に、これは《創りもののお話》なんだと言い聞かせても涙がとまらんよ!
大江の内実がどうかは知らんが、それをも無碍にする誠実な人間性がここにはありあまっている。

532 :吾輩は名無しである:03/12/12 05:55
>>531
そうね、まぁ、おもしろいね。
でも、「芽むしり仔撃ち」は、リーダー格の少年と、置いてかれた少女との
エッチな関係がいいのかとおもう。みんな、そうなんじゃないの?
ぶっちゃけて言えば。
あとは、なんとも虚しいかぎり。
若い脱走兵が、腹のあたりを村人に突き刺されて、腸のようなものがでながら
ひきずられてるというシーンは、衝撃うけたけど、大江的であるよね。

あの置いてきぼりにされた少女が、いかにもおとなしくかわいらしく
書かれてるので、大江自身が若かったのかとおもったりした。
今の大江なら、あの少女のもっと話させたのじゃないかと思ったりした。

533 :吾輩は名無しである:03/12/12 05:56
>>531
あ、ごめんなさい。
まだ、6章までだったんだ><

534 :吾輩は名無しである:03/12/12 05:58
>>532
あの少女に。。。訂正。

535 :吾輩は名無しである:03/12/12 18:44
まあ、苛烈な日本批判も、週刊朝日のことも、大江の被害妄想から来ている。
しかし、この被害妄想が、大江文学の源泉となっている。
大江の政治的発言や性格がどうしようもないことは認めよう。
ただ、こっちとしては、それがどうした、と思う。
アンチのコピー・アンド・ペーストする記事は完全に無意味である。
であるから、これ以降は止めよ。

536 :吾輩は名無しである:03/12/12 23:18
いかさま、ということで思い出すのは、大江健三郎である。彼は、最近世間
を騒がせている北朝鮮拉致問題について、何も語っていないようだ。
何人かの友人に確認したのだが、そういう記事や文章を読んだことがない、と言っていたから、南雲翁の寡聞が原因ではないようである。
 では、何故、南雲翁が、大江健三郎に北朝鮮問題について語ってほしいかという
と、かつて彼は、「北朝鮮こそ地上の楽園」的な発言を繰り返していたからである。「金日
成こそ真の指導者」と言っていたかどうかは忘れたが、少なくとも「君は北朝鮮の少年の
瞳の輝きを知っているか。今の日本の少年は駄目になっているから、ああいう瞳の輝きを
持っていない」という発言は繰り返ししていたのを、南雲翁はよく覚えている。だいた
い、大江健三郎は、北朝鮮帰国事業を推進した寺田五郎と共に、北朝鮮シンパである、という事実は、ノーベル文学賞受賞以前はよく言われていたことである。が、以降、まったく聞かなくなった。
 だから、マスコミは、インチキだというのだ。大江健三郎の北朝鮮擁護は、かつて
第一次戦後派などが、共産主義者だったものを昭和8年以降に転向させられ、さらに昭和
20年の終戦を期にまた共産主義に舞い戻った、みたいなものは違い、明らかに堅牢な意
志によって行われたものであるといえよう。それが、拉致疑惑が持ち上がって以降、大江
健三郎は、自著の中から巧みに北朝鮮についての発言を削除してしまっている。これは、
明らかなインチキだと思うのだが、はたしてどうだろうか。もっとも、文学に携わる人間
がインチキをすることは、小林秀雄を戦前から読んでいる人なら、容易に想像出来るだろ
う。
また、いかさまやインチキなら南雲翁だって、時々やらかす。やらかすけれども、そ
れはすぐに見破られることが多い、というのは今回関係ない話だ。
 ただ、なべて「世はいかさま」。とすれば、大江健三郎の件にしろ、あるいはもっ
と別な問題にしろ、真っ先に眦を決しても意味はない。ただ、じっくりと、何がいかさま
かそうでないかを見極めるだけだ。さて、今度の内閣は、いかさまか、否か。民主党と自
由党の合併は、いかさまか否か。世はいかさまだから、面白い。
平成15年09月25日 by 南雲翁(なぐものおきな)


537 :吾輩は名無しである:03/12/13 00:10
536なら何にふれても大江を思い出せると思う。

538 :吾輩は名無しである:03/12/13 00:34
っていうか、そんなことを言い出したら
例えば、マスコミなどは、香港はこれからの女性の時代のなかでうまれた
女性のためにあるような21世紀の場所だ、のようにして、香港で働く
女性達を特集してたりしたよね。
でも、今現実はどうなんでしょう。香港に旅だった女の人達は、ほとんど
日本に帰るか、他どこかに行ってしまってるのではないですか。

そういうのを、探せばなんだ、いくらでもあるように感じる。
ただ、テレビは証拠が残らないし、残っててもテレビ局側がもって
しまってますしね。

問題は、大江は、北朝鮮のなにに、どんなところに、目の輝きを
感じたか、とうことでしょう?

その理念までが、まちがっていたのでしょうか。

539 :538:03/12/13 00:36
てか、やっぱり、政治的判断というのは、重要視されるのでしょうかね。

540 :532−538:03/12/13 00:49
また、へんなことかいちゃったか。

541 :532−538:03/12/13 00:50
あーあ、まずいなぁ。。。。。

542 :532−538 :03/12/13 00:52
もう一個ふんどこ。

543 :532−538:03/12/13 00:54
あはは、へんなことかいたか。

544 :532−538:03/12/14 17:30
あーあ、まずいなぁ。。。。。

545 :532−538:03/12/14 17:31
もう一個ふんどこ。

546 :532−538:03/12/14 17:32
あははは、へんなことかいちゃったか。

547 :吾輩は名無しである:03/12/14 19:38
『必読書150』って本の中で、奥泉光さんが『万延元年のフットボール』のとこで

 ここで問題。『万延元年』にはS次兄さんなる人物が出てくるが、
何故この人物だけイニシャルなのでしょう。考えてみてください。

と書いてたのですが、何故なのか、未だに解りません。
だれか偉い人教えてください。

548 :吾輩は名無しである:03/12/14 22:17
>>547
俺も同じ疑問をどっかのスレに書いたんだが、
その時返ってきた答えは「S次兄さんだけは大江の兄という実在のモデルがいるから」
といった内容だったと思う。

549 :吾輩は名無しである:03/12/14 22:41
虫の書評終わる
 1月(発行日は2月)から(虫)という匿名書評家が「週刊朝日」に連載していた
「まっとうな本」というコラムが12月20日号で終了した。全12回。
一応1年間続いたので区切りはいいようだが、週刊文春が12月15日号に書いていたようにこの終了は理由のないものではない。
虫が書いた大江健三郎批判が大江を怒らせ、週刊朝日が来年からスタートを依頼していた
小説に影響しかねないとしてこのコラムを終わらせたのである。
加藤明編集長が更迭され、内部昇格の形で鈴木健副編集長が編集長に昇格することになった。
その背景には朝日新聞社の箱島信一社長の意向があるらしい、という話も週刊文春の報じるところだ。
虫の最終回が乗った12月20日号にはその人事と新編集長のあいさつが載っているのも、いかにもという感じだ。

 最終回の「言論の不自由」では、仲間ぼめばかりが目立つ書評の中で、厳しい批判を書くのには匿名で書くしかなかったということを述べている。大江の件には直接は触れていない。
  うまく考えがまとまらないが、少なくとも週刊朝日のマーケティング戦略としてこの戦略は拙劣だということを指摘しておきたい。
 よくわからないが、いまどき大江の連載小説でどの程度の読者が取れるのか?
 俺は大江の小説などが読者を増やす魅力になるとは信じられない。
虫の書評が文藝好きの連中を活気付かせたことは事実なのだから。
大江が朝日新聞への執筆も止めるなどと言い出した場合はその影響力はよくわからぬが、
くそおもしろくもない大江などを確保しておくことがそれほど重要なはずがないように思う。

 狐の書評は本のよい部分を評価しようという書評だ。それにたいして虫は批判する書評だ。匿名書評にはどちらも必要なのである。
批判する書評にはかつて風の書評があった。それが今はないのである。
連載終了は残念だ。
                         
   2002/12/9


550 :547:03/12/15 00:21
>>548亀レスですが、わざわざ答えて下さって、どうもありがとうございます。

551 :吾輩は名無しである:03/12/16 21:03
関西のちちんぷいぷいっていう番組に出てたよ。

552 :吾輩は名無しである:03/12/16 22:19
>551
まじかよ!

553 :吾輩は名無しである:03/12/17 23:10
メディアの茶話

作家の大江健三郎氏がフランスのレジオン・ドヌール勲章を受けて、喜びの弁を語っているのを奇異に感じた。
大江氏は、文化勲章を「受けない」と断ったから、勲章そのものを認めな
いのかと思ったら、外国の勲章は別だったらしい。しかし、同じ人間が日本の勲章はダメで、外国のものならよい、というのは常識的には納得しにくい。
慣例では、ノーベル賞を受けた人には文化勲章が贈られる。中間子理論の湯川秀樹博士は、戦前、若くして文化勲章を受け、戦後のノーベル
賞を待った。逆に、ノーベル賞が先きになった福井謙一博士は、あとから文化勲章を受けた。
大江氏は、ノーベル賞のあとの文化勲章を断わった。賞は受けるが勲章は受けない主義か
とみられたが、そうではなかった。日本の勲章だからいらない、というのでは、日本国に不満があるように思える。
しかし、ノーベル文学賞は、その国の言葉で発表されたその国の文学(者)にあたえられる。それゆえ、大江氏の賞は、日本人だからあたえられたのである。何か感ちがいをしているのではなかろうか。
朝日新聞の報道によると、東京のフランス大使館で行われた勲章授与式で、大江氏は「ち
ょうどニ百年前に創設された勲章をお受けすることは、幸運な予兆で心から励まされます」と歯の浮くようなことを言っている。
夏目漱石は、人間に等級をつけることを嫌って、博士号も勲章もいらないと言った。大江氏のご都合主義とは大分ちがう。大江氏は、国家の権威と権力の象徴である勲章に対して反発しているのかもしれないが、
その勲章に二重規準を持っているとすれば、大江氏の国家観もあいまいなものといわざるをえない。
大江氏に勲章をくれたシラク仏大統領は、サッカー・フランス大会で、フランスからの分離独立を唱えるコルシカのチームのサポーターが、国歌ラ・マルセイエーズにブーイングしたのに
激怒して席をけった。これは、国家を代表する公務員としての当然の行動だった。ほぼ同じこ
ろ、国家の誇りが傷ついた瀋陽の日本総領事館の亡命者連行事件に対して、日本の小泉首
相は、いまだにあいまいな事なかれを通している。国家というものについての意識が低いこと
については、大江氏だけを責められないかもしれない。
残念なことである。


554 :吾輩は名無しである:03/12/20 14:22
今日、なんかアンチが喜びそうな番組が入るなあ。
俺は見ないけど、熱心なアンチは見るだろうね。

それより谷川俊太郎の方が気になる・・・。

555 :吾輩は名無しである:03/12/20 19:34
NHk出演中age

556 :吾輩は名無しである:03/12/20 20:53
中曽根君と画面を折半したのは面白かった。
だけど、話はやっぱ中曽根君がうまい。
こんな番組に出ただけえらいわあ。

557 :吾輩は名無しである:03/12/28 13:43
>一時スランプに陥り、麻薬に耽溺する。そのため息子の光が知能障害を負う。

はてなのなんだけど、これ本当なの?

558 :吾輩は名無しである:03/12/28 13:57
ちんぽこぴー

559 :吾輩は名無しである:03/12/29 10:28
丸山の死亡記事(朝日新聞)のわきに、大江健三郎のコメントが載っていた。これ
には笑ってしまった。このコメント(発言記事)だけが、きわめて印象的である。
新聞の追悼文は、次のように結んであった。

文化勲章の辞退のことで苦しかった時、先生から励ましの手紙をいただきまし
た。そこでの、現実派知識人への上品な軽侮が愉快だったことも思いだします。

ここで「現実派知識人」とは、自民党支持の保守派の言論人総体のことを指している
のだろう。そうすると、それとの対比で、丸山や大江は自分たちのことを、「理想派知
識人」だと考えていることになる。何の理想か?人類のあるべき理想か?大江のこ
の肚のすわった居直りに近い発言が、気に入った。丸山は大江と同じで、最後まで反省
しないで、反体制、反保守、反資本主義を貫く気だ。彼らリベラル派の日本知識人は、
反省なんかしないで、自分の足元の現実が、ずいぶんと意に反したものになってしまっ
たとしても、あくまで、旧来の自分の主張を貫いて、一貫するしか他にないのだ、と私
は思った。八〇年代に入ると、福田恆存が創始した「進歩的文化人」という言葉でひと
くくりにされ、軽蔑され、批判され、揶揄される時代になった。ソビエト・ロシア(ロ
シア・マルクス主義)=ソビエト帝国が滅んだのが九一年八月で、それから五年が過ぎ
て、反体制・反保守派は、社会全体からすればずいぶんと旗色が悪くなりつづけた。し
かしそれでも、朝日新聞(発売部数六百万部)に表われるごとく、こんなにも丸山たち
はまだまだ強い。私のような、「負け組」(やっぱり自分は間違っていたな、負けだっ
たと率直に認める考え)は、少数派であって、ほとんどは、ダンマリを決めこんで、日
本敗戦直後のブラジル日系人の「勝ち組」と同じく、まだ反保守のままである。どうや
ら「反体制」であることはやめたようだ。従来どおり反資本主義ではあるが、何を次の
信念の柱にするかは見つからない。そういう現状だ。


560 :吾輩は名無しである:03/12/29 10:28
丸山は、日本知識人の中では、ずばぬけて頭は良かった。丸山は、西欧政治思想が理
解できた珍しい日本人だ。だから、きっと西欧の近代思想家たちの伝統の方に逃れ出
て、そこを自分の柱(依りどころ)にして、生きたのだろう。即ち、丸山は知識・学問
伝統主義者だ。権力者や支配者を批判するヨーロッパ知識人の伝統に乗っかって行くと
決めたのだ。その丸山の本を読んで、それに頭の中だけ(生活は別だ)持っていかれた
者たちは、後に放ったらかしにされた。丸山のファン(信奉者)とは即ち、棄てられた
知識大衆だ。敗戦直後にファシストや天皇に棄てられたのも知識大衆だった。戦後、左
翼思想にしがみつき、のめり込み、そして、それに棄てられて、ろくな人生をおくれな
かったのも、知識大衆だ。自分を知識層だと勝手に思い込んだ大衆だ。数十万人の特殊
な大衆たちだ。結局、大衆であることに変わりはない。その代表は、公立学校の教師の
ような連中である。彼らが懸命に読んだのが丸山や大江の本で、丸山も大江も、つま
り、人だましが上手な言論商売人だった。副島隆彦『日本の秘密』


561 :吾輩は名無しである:03/12/29 11:03
丸山健二死んだの?!
ショック・・・

562 :吾輩は名無しである:03/12/29 19:24
>>561
7年前だけどな

563 :吾輩は名無しである:04/01/06 23:42
「燃え上がる」より前の、四国の森の物語はすべて傑作だと思う。

564 :フランス文学家:04/01/07 04:15
今日、大江先生が「徹子の部屋」に出ていた。
あの丸いメガネ・・・そろそろ変えない??

565 :吾輩は名無しである:04/01/07 08:47
マトリックスみたいなグラサンにですか

566 :吾輩は名無しである:04/01/08 13:34
そう、もう40年も前になると思います。
私は、当時、銀座のJというバーで働いておりました。
Jは作家の若い先生や編集のお仕事されている方に
ご贔屓にしてもらって居りました。
当時ですと、大江先生はお幾つぐらいだったんでしょうか?
かなりお若かったと存じますが、飲みにいらっしゃるとね、
止まり木で、俺ほど女の扱いを知ってる奴はいないだぞって
おっしゃりながらウィスキーあがられるんです。
そのうち、ふとした拍子、に実は僕まだ童貞なんです、
なんてひどく深刻なお顔をされたりしましてね。
ちょっと変わった先生だなあって思っておりました。


567 :吾輩は名無しである:04/01/08 13:36
何かのパーティーだったと思いますが、何人かの先輩の作家先生といらした時があって、
その時も、一人で離れて飲んでらしたんです。
離れたところにY先生とかがいらっしゃって、
その頃女の子はみんなY先生が好きだったんですね、
みんなY先生のところで楽しそうにしている様子がお気に召さなかったんでしょうか、
ふらふらと先輩方のところに行かれまして。何か言い合うようなやり取りがあって、
一緒にいたE先生に殴りつけられたんです。
大江先生は「Eさんの殴り方は弱い」とか負け惜しみをおっしゃったら、
今度はA先生が「俺が海軍式の殴り方をみせてやろうか?」って。
A先生、兵学校じゃなくて、予備学生だったらしいんですけど、やっぱり迫力ありますわね。
大江先生、こそこそ戻ってこられて。その場は収まったんですけど、
大江先生が離れたところからウィスキーグラスを思い切りA先生に投げつけてしまったんです。
E先生に投げるんだったら分かるんですけど。ええ、大変でしたよ。
でも、もっと大変だったのはその後ですよ。
それからもうずーっと、お仕事でA先生のことをこそこそと。
当時の学生さんなんか、みんな大江先生の本読んでましたでしょ。
たくさんファンがいるんです。私も頂いて読んでみましたけど、なんでしょう、
文が分かりにくくて。A先生を批判しているところだけは、よくわかりましたけど。

568 :吾輩は名無しである:04/01/08 23:01
浅田彰
それにしても、そういうとき大江健三郎が出版社なら
出版社のトップに苦情を持ち込むのはよくな
いね。本人は世界から迫害されてるマイノリティのつもりらしいんだけど、
実際は押しも押されもせぬ大作家なん
だから、そんな人がトップに苦情を言ったら下の人間がどうなるかぐらい
想像できそうなものなのに。『週刊朝日』で大江の連載が始まった、
その少し前に「虫」っていう匿名書評子が大江の『憂い顔の童子』
の批判を書いたら、直後にその書評欄の連載が打ち切られ、
編集長も交替した、あれも変な話だよね。僕は『取り替え子』と
『憂い顔の童子』は最近の傑作でものすごく面白いと思ってるんだけど、
もし本当に大江の圧力があったとしたら
許しがたいと思うよ。


569 :吾輩は名無しである:04/01/10 00:11
1月13日(火)のNHK「クローズアップ現代」に登場する模様。
http://www.nhk.or.jp/gendai/index2.html

570 :吾輩は名無しである:04/01/15 21:46
>>569
見たよ

571 :吾輩は名無しである:04/01/16 00:13
あんまり面白くなかった。
新しい人以外の話も聞きたいのに。

572 :吾輩は名無しである:04/01/16 13:41
independentで連帯する新しい人って何だよ一体?
高校生いじりやめれ。
ぬるぽ

573 :吾輩は名無しである:04/01/16 16:44
連帯は、よっかかるということではない、ということでしょ?

574 :573:04/01/16 16:45
と、話してみてやった。

575 :吾輩は名無しである:04/01/16 23:30
 一日一煙
http://homepage2.nifty.com/komacchi/diary.htm
2003年12月5日(金)(中略)

 知識人というのは、普通の人よりも知識はもちろんのことその思考においてもより深く、悪い意味での常識や陋習にとらわれず展開することができる人種である、はずである。
しかし例えば、最近大江健三郎がフランスの左翼紙リベラシオンに発表したエッセイなど読むと、知識人とははたして何なのかと思わざるを得ない。周知の通り大江は、進歩的文化人の一翼として一部マスコミがしきりと称揚する作家である。
(面白いことに、朝日新聞は大江の記事を書くに際して必ず「ノーベル賞作家大江健三郎氏」という肩書を付ける。どこかの将軍様を思わせるが、ノーベル賞のご威光は大なるものらしい。
しかし佐藤栄作氏は生前ついに同紙によって「ノーベル賞政治家」と呼ばれることはなかった)
彼はそのエッセイでいきなり「日本は軍国主義の侵略戦争を反省して、戦後アメリカから扶植された民主主義を奇貨として憲法と教育基本法を備えた民主国家となった。
しかるに、小泉首相はブッシュ大統領の世界戦略に唯々諾々と従い、日本をテロリストの標的とするような愚かな政治的選択に踏み込んでいる」とぶちかましてくれる。
いわゆる進歩的文化人といわれる人たちが、アメリカに対して激しい憎悪を抱きながらそのアメリカから投げ与えられた「戦後民主主義」と「日本国憲法」だけは握り締めて話さない心性はある種の病理学的研究の対象として興味深いところだが、
それはこの際措くとしても、「戦後民主主義」を全く疑うことなく拝跪するその姿勢は全く「知識人」とは思えない思考停止ではないか。(「日本自身による軍国主義の反省の結果」と糊塗するのは正面からその事実を見据えるのが怖いからであろう)
もっとも大江の思考停止は今に始まったことではないが。何せノーベル賞は「スウェーデンの市民から授けられた名誉だからありがたくいただくが文化勲章は「日本の国家権力から与えられる賞」であるという理由で拒否し、その幼稚な思考で唖然とさせた前歴がある。
(いうまでもないが、ノーベル文学賞はスウェーデン王立科学アカデミーの選考による)
次回に続きます。


576 :吾輩は名無しである:04/01/16 23:33
2003年12月6日(土)(中略)
 (承前)大江のピュアな思考ぶりは例えば、
「子供時代、10歳までを私は第二次世界大戦の苦痛のうちに成長した。私は日本の超国家主義を味わった。
戦後、民主制と民主主義的理念が民主制のうちの最良の部分、すなわちアメリカの民主制によって日本に扶植された。
そして、今度は日本が憲法と教育基本法を備えた民主国家となったのである。
以来、日本人はアメリカの大衆文化、映画や音楽によって影響されてきた。そのことには何の問題もない。日本人はそれでおのれのアイデンティティを失いはしなかった。」という一節にもいかんなく示されている。
これを読んでその余りの能天気ぶりに「おいおい」というツッコミを20回くらい入れたくなったのは私だけではないだろう。
この余りにも無邪気な「善なるアメリカとそれによってもたらされた「戦後民主主義」に対する信仰」は、いくら愛する日本国憲法によって信教の自由が保障されているとはいえ(笑)、信じても救われない。
戦前の日本にいかなる形でも民主主義は存在しなかったと考えたい一部の人たちがその反動として「戦後民主主義」を抱きしめて離さないのも宗教に類似しているが、
おそらく彼らはなぜ「戦後民主主義」がつねに「カッコ付き」で語られる存在であるのかは理解できないだろう。
敗戦からの再出発に当たって日本人が持たなければならなかった新しいアイデンティティは、映画や音楽といった文化のごく一側面によって形成されたものではむろんない。
あるいは彼は、全き善であった偉大なアメリカがその後世界を侵略する邪悪の帝国(笑)に変貌したことについて呆然としているのかもしれないが、
このように無邪気な、考察ともいえない考察では日本を含めた国際政治の全体像を俯瞰することなどとても不可能だ。思考の枯渇した「知識人」には静かに退場していただくしかない。



577 :吾輩は名無しである:04/01/18 13:36
神保町で「青年の汚名」
手に入れたんだけど、これってレアなの?

578 :吾輩は名無しである:04/01/20 23:46
http://www.kenyama.net/htdocs/mt/archives/000010.html
kenyama's blog

2004年01月01日
大江健三郎は小説を書いているのではない?!
 大江健三郎の「憂い顔の童子」(講談社、2002)を読んだ。大江は、「物語」を構築する能力、それも個人的、歴史的、民俗的に濃密な物語を、愚直に構築する作家であった。
中上健次の被差別部落のように、自らの性や、四国の山奥を舞台に作り上げられた虚構を紡ぎ出す才能は、戦後文学の中でも注目に価した。
 そのせいか、障害者のこどもや、1980年代になって、急速にレヴィ・ストロースなどを「お勉強」し始めたことを、見せびらかすかのような80年代以降の作品には、微妙な違和感を感じた。
しかし、それが大江という個人の営みである以上、小説を読むのを止めるだけだ。そんな時、大江は小説を書かないと宣言した。
あの「お勉強」の成果を紹介するエッセイばかりを執筆するなら、「大江をもう読まなくてもいいから、安心だ」とホッとしたことも覚えている。

 94年にノーベル文学賞を受賞し、翌年発表された「燃えあがる緑の木 第3部」を発表してから、小説は書かないとしていたはずの大江は、99年の「宙返り」(講談社)から、また小説を書いている。
義兄の伊丹十三の自殺を扱った「取り替え子」(2000年、講談社)、本人とおぼしき小説家を扱った「憂い顔の童子」の2冊における、大江の衰弱、幼児回帰(?)は目を背けたくなるくらいだ。
また、新興宗教を扱った「宙返り」の方が、物語=虚構を構築する力の片鱗がうかがえると言えよう。


579 :吾輩は名無しである:04/01/20 23:47
さて、大江の小説は、「死者の奢り」(58)から、「性的人間」(63)、「万延元年のフットボール」(67)、「同時代ゲーム」(79)など次々と、半ば「義務」のように、そう、日本文学に興味を持った戦後の少年が読むべき「必読書」として読んできた。
こなれない日本語と、「ヒロシマ・ノート」(65)などに代表される社会問題への発言も、我慢して読んできた。
 「憂い顔の童子」は、アメリカの女性日本文学研究者が大江らしき小説家と一緒に、四国の山の中に行く。ただそれだけである。
そこに、まぶされているのは、大江個人の体験と、現代思想と呼ばれる哲学者、文化人類学者の本を読みましたと言う報告。子供が「ぼく、こんなことしたんだ! 褒めてよ。ねえ」と言っているようにしか読めない。
 大江の作品は、小説系統と社会的発言系統の二つがあったと思う。というより、「文学者の社会的責任」(最近は、企業の社会的責任に注目が集まり、文学者の責任には見向きもされなくなったことは、ともかく)から、
「小説家たるもの、世間に向かって発言せねば」といった気負いでもあったのであろうか。
大江が進歩的文化人(岩波とか朝日とか大手出版社、新聞社好きの彼のどこが進歩的なのか?)であるという、未だ根強い「誤解」はともかく、社会的発言の「薄さ」が小説にまで流れ込んできてしまった。
 その意味では、大江は、もう「小説」を書いている訳ではないのかもしれない。


580 :吾輩は名無しである:04/01/22 01:04
コピ平がソースを明示するようになったのは、進歩?だな(w。
グーグらなくて済む。けど、>>575のソースは、WEBページの
デザインとしては最悪だった。コピペだけのほうがマシだったYO!

581 :吾輩は名無しである:04/01/22 03:21
義務のように無理して読んでる時点で、楽しめないな。


582 :吾輩は名無しである:04/01/24 18:51
「芽むしり仔撃ち」今さっき読了。心底感動しました。最高。
色々あるけど、とにかく「弟」。いるだけで泣ける。ただただいとおしい。
キジを捕まえたトコなんてマジでやばいです。こりゃあずるい。
>>578の引用元の人は、明らかに若輩の自分がこういっちゃあなんだが
きっと人生でいちども痛い目に会っていないような気がする。

583 :吾輩は名無しである:04/01/25 00:52
http://homepage3.nifty.com/bhind/krm1.htm
かって真実だったもの 

あれは何で読んだのだろうか、大江健三郎の、おそらく昭和30年代に書か
れた文章だ。「祖国」たる北朝鮮に「帰って」行く「在日」の人々を"賛美"
した文章だった。その当時、盛んに在日韓国朝鮮人の人々の、北朝鮮への「帰
国」運動が行われていたのだった。
 大江の文章は、北への「帰国」を選んだ人々の爽やかな笑顔の印象を語り、
また、「帰国運動」に抗議してデモを行う韓国の学生たちを、政府の指令に従
って動いているだけの愚劣な者たち、として描き出していた。
 もう一つ。いまだ未見なのだが、吉永小百合が"青春スター"だった頃の、
「キューポラのある街」なる映画がある。その映画の一挿話に、やはり北への
「帰国」を手に手を取って果たそうとする「在日」の若いカップルの出発を友
人たち皆が祝福する、などというシーンがあるそうだ。一度見てみたいと思っているのだが。
 この「帰国運動」が、どのような結果になったのか、「帰って」行った人々
がどのような運命をたどったのか、我々はすでに知っている。帰国体験者の証
言や、公表された手記によって。それが、いかなる悲劇への招待状であったかを。
 だが、大江が「北への帰国者」の清々しさを語り、映画のフィルムに「北」
において実現されるであろう幸福な新婚生活を信じ夢見る若いカップルの姿が
焼き付けられたあの時代、
そんな"事実"は、誰も知らずにいたのだ。少なくとも"こちら側"において
は。その頃、"こちら側"の人々は、別の真実を信じていたのだった。
 そして、その"真実"が幻想だったと分かってしまった今日。幻想だった
"真実"を賛美してしまった人々は、その件に関して口をつぐみ、まるで何も
なかったように、そんな過去への責任を放棄したままである。
2002年10月 6日(日)

584 :吾輩は名無しである:04/01/28 19:57
最近人が少ないねぇ
皆さんコピペにめげずにカキコしましょう
明日は大江作品探しに古本屋行こうかな

585 :吾輩は名無しである:04/01/28 20:04
大江健三郎の初期小説を読むと勃起する

586 :吾輩は名無しである:04/01/28 21:07
あのグチャグチャドロドロの性の描写と
大江さんのイメージが全然結びつかなかった。最初のころは。

セブンティーンは、はじめて読んだときかなり強烈だった。

芽むしり仔撃ち、まだ読んでないから、今度読んでみよう。
地元の本屋、大江作品の品揃えがスカスカなんだよ。
アマゾンとかめんどいし、大江作品は本屋で買いたい。なんとなく。

587 :吾輩は名無しである:04/01/28 22:07
年に一回の周期でもの凄く大江作品を読みまくりたい時期がくる、ここ数年。
なんでだろ?

588 :吾輩は名無しである:04/01/29 15:57
今丁度そんな感じ。
買い溜めが切れて、古本屋になくてショボン
読みたい時に読む本ないのこたえるな。

いや、本屋で買えばいいんだけどね。

589 :吾輩は名無しである:04/01/29 22:50
http://members.at.infoseek.co.jp/masa_n/column/011015.htm
Snobistclub
第36回「柔らかなファシズム」と国家論(2001/10/15)

(前略)
さて、この言葉(柔らかなファシズ)に僕が反応したのは、最近読んだ猪瀬直樹氏の『小論文の書き方』(中公新書)に「柔らかなファシズム」についての言及があったからだ。
『小論文の書き方』はタイトルに反してノウハウ本ではなく、著者の過去の評論(というとおかしいか。彼は作家だから)のなかから、自薦を集めたものである。

そのなかに、99年に朝日新聞に公開書簡の形で掲載された大江健三郎氏とスーザン・ソンタグ氏の対論である。これは僕も読んだのだが、一向要領を得なかったことだけを覚えている。
猪瀬氏はかなり強い批判を大江氏に加えている(p.242〜)。たとえば、大江氏の以下のような表明。

わたしはこの国に超国家主義がゆるゆると、しかし突然に復活してしまっているという『物語」を考えずにはいられません。それは今この国で宣伝されている近未来のアジアの災厄の、どれよりも色濃いリアリティーを持つように感じられます。

あるいは、以下のような。

わたしはこの国に柔らかなファシズムの網がかけられるとき、若者たちが国境の外へインターネットの窓を開ける、そのような共同体を夢想します。

言葉がことごとく「曖昧」な比喩に堕していてるし、「近未来のアジアの災厄」の物語についても、インターネットについても、まるでリアリティーのある知識をもち得ていない、というニュアンスが伝わってくる。(中略)

もちろん、現役のなかでは世界を代表するソンタグは、世田谷の高級住宅で暖かい日に当たりながらコラムを夢想する大江氏とは違い、みずからコソヴォ紛争渦中のユーゴに足を運んだ経験から、このように手厳しく批判している。

日本の重要な作家が、自国の具体的現実について見解を述べられたのに、外国人の私が異論を唱えるのは僭越な行為との謗りを免れないでしょう。でも、現実を理解するために私たちが用いる方法に付いて、と限定した上で言わせてください。


590 :吾輩は名無しである:04/01/29 22:54
私は、(中略)現実を隠喩として語るほとんどの実例に対して、もっと懐疑的になるべきだと訴えてきました。ファシズムは現在、隠喩になったと思います。私はこの言葉を隠喩として、あるいは厳密さを欠いた形で使いたくありません。
ミロシェビッチが率いるセルビア政府は、今日の世界で見るかぎりもっともファシスト政府に近いものです。
しかし、単に排外主義的、順応主義的、また、ある面では抑圧的ですらある社会を、それだけでファシスト的だとは呼べない、というのが私の見解です。

猪瀬氏は、「大江が隠喩としてのファシズムをもてあそんでいるとき、彼女は眼前のファシズムを語っているのである」と的確にコメントしている。

ソンタグ、あるいは、朝日的論調が戦後民主主義の論理的基盤としてきたハーバーマスも、NATOによる空爆を支持した。
「アウシュビッツを阻止するには、たった一つしか方策がない−それは戦争だ−」からである。
NATOは、いやドイツは、と言っていいかもしれないが、3年という長い間ユーゴの混乱を放置した末、最後には爆撃に転じた。

これとて、ソンタグが言うような単に人道的な決断ではない。その夜、ハーバーマスがこの決断がいかにやむを得ないものであったかをラジオでとうとうと語った一方で、
ドイツ軍参謀本部では、第二次大戦以来はじめて、ドイツ軍が国境を越えて活動したことに対して祝杯をあげていたという(シュピーゲルより)。
現実はどうしても清濁併せ呑まねばならぬ。ファシズムという簡単な言葉で語る事態の、いかに複雑なことか。

では、大江氏らの、そして世論の大半を形成していると思われる戦後民主主義的な考え方が言うファシズムとは、何なのだろう。
ちなみに、大江氏がこの記事で直裁に批判していた日の丸・君が代法制化の動きについての甘い認識に対しても、ソンタグはこう切り捨てている。

古いナショナリズムの道具立てを持ち出して情念を掻き立てる、哀れなほど貧弱な動きがあるというだけでは、私のなかでは、今の日本がファシズムや軍国主義に転じようとしているという確信にはつながりません。


591 :吾輩は名無しである:04/01/29 22:55
確かに日の丸=ファッショ、という認識はあまりに時代錯誤だ。いつもこの議論は、論点がアジアの人々の心境を考えろ、というふうに拡大していくことで、日の丸=ファッショという構図を維持しようとするのだが、決して議論が執着することはない。
なぜならば、ファッショという言葉があまりに曖昧で、集権的・抑圧的な傾向をすべてファッショと言い換えることができるからだ。

こうして見てくると、こうした議論が何度も繰り返され、かつ、成果を生まない問題点が見えてくる。たとえば日の丸がそうだが、
日本という国家が主権者として立ち現れるときには必ず、それを「ファッショ」という便利な隠喩で批判してるだけなのだ。(中略)

その状況は、今も変わらず続いている。よかれ悪しかれいろんな動きはあるが、日本が対外的な主権者としての表明をしなければならない、ということには変わりがない。
そして、国家が主権者としての表情を持つことへの嫌悪を曖昧な隠喩に託すような議論は、現実の諸前提を無視しているばかりか、己だけが普遍的な高みにのぼったかのような大変無責任なものである。

おそらく、ここ十年から二十年の間に、日本は国家として、大きな決断をしなければならない時期が来る。その決断とは、大雑把に言ってしまえば、アメリカにつくのか中国につくのか、という二択になる可能性が高い。
そしてまた、どちらとも仲良くする、というような子どものような結論が許されない、厳しい決断になる可能性が高い。

そのときに、主権者としての国家を「ファシズム」などと言って批判することは許されない。それは国益などというレベルではなくて、とりあえず、この国をベースとして暮らしている人々の生命や財産の安全を脅かすからだ。
曖昧な言葉で批判だけし、みずからへの批判をかわすのはわが国の論者に少なからず見られることだが、それが現実的な判断をゆがめる方向へ働くようなことは断じてあってはならないと思う。


そしてそろそろ、「柔らかなファシズム」といったいい加減な言葉を、ノーベル賞作家が使うからといってありがたがるのではなく、きちんと論理的に批判する力を、国内においても養いたい。
(後略)


592 :吾輩は名無しである:04/02/03 02:47
記者「その『偽の合意効果』が、右翼的投稿になるのは何故?」
西村「まぁ、その辺は、心理学者に聞いてもらうとしてですね、えぇえぇ(笑)。」
記者「群集心理みたいなもん?」
西村「そう。論理的に見て疑わしい言説も、なんとなく信じちゃって、
   一回信じると、それがスタンダードになって、皆もそうだと信じてしまって、
   その結果として右翼的投稿の連続になると。」
記者「論理的には疑わしい?」
西村「うん。だって、国益って言っている人は、沖縄の基地問題についてはどうですか?
   日本の民間人が戦後、米兵によって無数の人が殺されたり、強姦されたりしてますよね。
   それは現在進行形ですよ。でも、それについては、なぜか、何も言わない。」


記者「そういう変な差別主義的投稿を規制する気はある?」
西村「ない。全くありませんね。」
記者「理由は?」
西村「まず技術的に不可能。プラス、”言論に対しては言論で”が基本だから。
   正しい言説が間違った言説を減らすはずだし、べきでもある。」
記者「でも、そういう書き込みが多いですよね?なぜ?」
西村「だから、そりゃ職業右翼の人もいるし(笑)。それに、そういう書き込みが
   他の書き込みや普通の人々を2ちゃんねるから遠ざけてる面もある。」
記者「だから減らない?」
西村「そう。むしろ類が類を呼ぶって感じで・・・(笑)。」
記者「具体的にはそういった人達はどういうところに来てるの?」
西村「ニュース系は全部に来てますね。あとマスコミ板やハングル板
   スポーツ系の板にも来てるって聞いてます。サッカーとか野球とかかな多いのは」

http://216.239.53.104/search?q=cache:HE3i2A4PgaAJ:strawberry.atnifty.com/cgi/up/src/up0257.txt+%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%83%87%E3%83%96%E5%A4%AA%E9%83%8E&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0306/mokuji.html

うはwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwww

593 :吾輩は名無しである:04/02/05 22:12
肛門に胡瓜つっこもうとしたら無理だったわ。やっぱり小説を間に受けてはダメです。

594 :吾輩は名無しである:04/02/06 18:42
>>593
いや、普通にできるよ、時間かけてちゃんとやればね。
腕二本入れたりとかもある。

595 :吾輩は名無しである :04/02/08 01:15
フィストファクーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

596 :吾輩は名無しである :04/02/09 23:19
間違えたアナルフィストキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

597 :吾輩は名無しである:04/02/10 22:14
明日テレビに出るよ

598 :吾輩は名無しである:04/02/10 22:58
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/3315/syutyou0194.htm
第194号 反日日本人の発言を垂れ流すNHK
〜安保討論に自衛隊を侮辱した大江健三郎を出演させたNHK〜
 
12月18日から20日までの3日間連続で、NHKは「シリーズ安全保障」というスペシャル番組を放送した。18日は「徹底検証・日本の備え。
テロとミサイルの脅威をどう防ぐのか」などを、19日には「変わる自衛隊・現場からの報告」などでしたが、この2日間で放送された内容はまずまずでした。
しかし、最後の20日に放送された「討論・日本の進路を問う」として、元内閣総理大臣中曽根康弘、元駐米大使栗山尚一、
元副総理後藤田正晴、ノーベル賞作家大江健三郎の4人で安全保問題を討論するというのですから、NHKはどうかしていると思いました。

特に反日日本人で悪魔の思想を持つ大江健三郎を出演させたとはNHKは人選を明らかに誤っています。
難解な文章を書く大江健三郎がノーベル賞を受賞したことは、これは特に批判することではなく、日本国民として喜ぶべきことであるが、
セットで授与される文化勲章は辞退したというのだからどう考えても正常ではなく、NHKがそれを知らないはずはない。
外国からの賞には、恭しく受賞をするが、日本のものとなると拒否するというのだから話しにならない。大江は祖国日本を愛していないばかりか、外国に行ってまで「日本の悪口」を言いふらす売国奴なのですが、
こんな大江に日本の安全保障問題を語ってもらうとは「NHKよ。何を考えているのか」と大きな声を出したくなる。

番組での大江の発言は当然にイラクへの自衛隊の派遣に反対していますが「派遣しない方が日本の将来のため、また子供達も誇りを持って生きていくことが出来る」
「自衛隊ではなく状況が安定したら文民を送った方が良い」「憲法9条があるのに自衛隊をすでに外国に送っている。
憲法改正を言う人はなぜ急ぐのか。20年、30年先を考えるとアジア諸国との平和的な関係が出来ると思う。憲法の規範に現実を押し戻すことが将来の(日本の)仕事です」「冷戦が終わり、仮想敵国がなくなっているのに北海道に大きな地上軍をおいている。


599 :吾輩は名無しである:04/02/10 22:59
自衛隊は災害救助をする別組織に変えるべきだ」「憲法の前文に『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した』とありますが、
これからはインターネットの時代ですから、国もあるでしょうが国民が横につながることが強くなり、諸国民の公正と信義に信頼する国に、またその信頼に応える日本人になって欲しい」などですが、もう完全のとんでしまっています。

中曽根氏が大江の発言を「空想的平和主義」と言って批判していましたが、当然でしょう。恐るべき悪魔のテロ国家北朝鮮の脅威が迫るなか、そんな国の信頼に応えていこうというのですから話になりません。
大江は「ぼくは、防衛大学生をぼくらの世代の若い日本人の弱み、一つの恥辱だと思っている。そして、ぼくは、防衛大学の志願者がすっかりなくなる方向へ働きかけたいと考えている」
と昭和33年に毎日新聞のコラム「女優と防衛大生」で述べたことはあまりにも有名ですが、こんな同胞である日本人を貶める発言をする大江健三郎はノーベル賞作家として知られているより、
戦後の日本をダメにした進歩的文化人の大江健三郎と言った方が知られているでしょう。

どんな立派な小説を書こうが親の悪口を言いふらすように自分の国と国民に罵声を浴びせる者は愚か者であり馬鹿にされます。自分の生まれた国を誇りにしない人間を誰が信用してくれるのでしょうか。
それにしてもNHKは、自衛隊のイラク派遣が決定した後に安全保障の関する番組を放送するのは時期としては良いかもしれないが、
私はイラクに派遣される自衛隊員には胸を張って堂々と行ってもらいと思っていますので、過去に自衛隊員を侮辱した大江健三郎をなぜ出演させ、再び自衛隊を貶めるような発言を許したのか。
こんな反日日本人の発言を垂れ流すから受信料を払いたくないという人が増えるのではないでしょうか。
税金が投入されている国営放送局に日本を愛しておらず自分の国の国民である自衛隊員に敬意を払わない反日日本人を出演させたNHKの真意とは何であろうか。
(平成15年12月)
私の主張・ひとりの日本人として


600 :吾輩は名無しである:04/02/11 01:10
>>597
これだな。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0211.html#07

601 :吾輩は名無しである:04/02/11 18:57
しかし、大江タンは愛されてるな。
燃料たくさん積んでるというか、そそられるものがあんのかね。

602 :吾輩は名無しである:04/02/11 23:36
あのさ、今度うちの大学に大江さんが講演に来るらしいんだけど、
誰か気の効いた質問考えてくれない?

しかしなぜうちの大学なんかに来るんだろうな…
ここで名前出しても多分誰も知らないような大学です。


603 :吾輩は名無しである :04/02/12 00:04
>>602
Q.どうして丸メガネにこだわるのですか?堀江敏幸がマネしてますよ?

604 :吾輩は名無しである:04/02/12 00:15
>>602
Q.村上春樹はノーベル賞にふさわしいと思う? あと、受賞経験者
のとこにはノーベル賞委員会から候補者を推薦してくれって
毎年依頼が来てるはずだけど、誰の名前書いて送ってる?

605 :吾輩は名無しである:04/02/12 18:55
>>602
つきなみだけど、今回の芥川賞の受賞者について。
あと、2ちゃんねるについて。

606 :吾輩は名無しである:04/02/12 22:52
ああ、芥川賞については聞いてみたいね。是非。
2chはどうかな。普段テレビも見ない人らしいし。
丸メガネも気になるが別に普通の答えが返ってきそう。
まあこの人は全部お茶濁しそう

607 :吾輩は名無しである:04/02/12 22:56
http://www.angel.ne.jp/~arrow/insist/ikenjizai/1028.htm
【高山正之の異見自在】A・センの困惑歴史を途中から読むな
[2000年10月28日東京夕刊]
先日の朝日新聞の夕刊文化面に大江健三郎の紙上「往復書簡」が載っていた。
この人の文章は、ノーベル文学賞作家という肩書を割り引いても分かりにくい。何を言っているのかさっぱりだが、一応、筋道というか、言いたいらしいことが二度か三度読むとぼんやりながら浮かんでくる。
この人の文章が入学試験やテストなどによく引用されるのは、一読さっぱり意味不明というところが評価され、ついでに彼の天皇制批判、戦後民主主義万歳の主張が共産党系の多い学校関係者にうけるからだろうと推測される。
でも、そんな文章をあてがわれる生徒たちには拷問といわないまでも、つらい仕打ちになる。
生徒は一読してまず思う。「ボクは日本語を話せ、理解できると思っていた。それは間違いだったのだろうか」と。
いや、そんなはずはないと再読する。さっぱり。もしかして暗号かなと思って逆から読む。少しは日本語らしくなるが、意味はやはり不明のまま。
やがて苦悩の底から疑念がわいてくる。ノーベル賞作家の書いた日本語が分からないのはボクは実は日本人ではなかったのか。
かくて多くの生徒がうつろな目で立ち上がり、ふらふらと、ときには絶叫して教室を飛び出し、再び帰ってこなくなる。不登校や非行化は、もしかしたら彼にも責任の一端があるかもしれない。
この「往復書簡」も突然走り出してビルの屋上から飛び降りたい衝動にかられるのがコワくて見ないふりをするつもりだったが、あて先が「アマーティア・セン」になっていた。ノーベル経済学賞を受賞したインド人学者だ。
英国植民地下のベンガルに生まれ、あの第二次大戦時の大飢饉を経験した苦労人で、欧米の経済理論に反発し、アジアの発展と可能性を強く主張してきた。
とくに日本の経済発展を高く評価し、欧米諸国が"あれはわれわれの単なる模倣"と見下すのを厳しく批判し、「欧米より進んだアジア独特の経済システムの牽引車になった」と昨年、シンガポールで講演している。
この講演の内容をもう少し引用すると、日本が示した模範は何より人的資源の開発、つまり教育にあった、という。(中略)


608 :吾輩は名無しである:04/02/12 23:01
そうした教育普及の意味が近隣アジア諸国に広がり、「経済発展とは(キリスト教とか、民主主義とかの)高い文化レベルや豊かさがなければ育たないという欧米の理論を覆して、さまざまな人種、宗教、
社会制度が入り交じる貧しいアジア諸国の間にも実現することができた」
それどころかそのごちゃ混ぜアジアには欧米をしのぐ経済発展の可能性がある、その鑑は日本だと言い切る人である。
それに対して、日本の過去を否定し、米国を崇拝し、その米国が持ち込んだ戦後民主主義をありがたがる大江健三郎という取り合わせは実にもってミスマッチというか、妙な取り合わせになる。
その好奇心が勝って、発作を覚悟で読んでみた。
この人の悪い癖は、どんな大きなテーマでも自分の小さな行動に収斂させてしまうことだ。A・センが一世紀半の世界史の流れからくみ出した理論について、自分が東大法学部をけって文学部にいった"事件"に置き換えて、
「どうです。ぼくはあなたの理論のすばらしい実践者でしょう」という自画自賛にもっていってしまう。
そして、終戦後の混乱時に餓死者が出なかったのは、天皇陛下のお言葉「家族国家として食糧危機を脱しよう」ではなく、米国がもたらした「社会制約を受けずに為し得た自由」と食糧援助の結果だと主張し、
それを実践した自分を「褒めてもいいですよね」。
確かにそのころ、学校で脱脂粉乳を溶いたものを飲まされた。臭くまずかったが、それで餓死しなかったわけではない。みんなが家庭菜園をつくり、買い出しし、なければ我慢した。暴動も起きなかったのはまさにA・センのいう「教育」のおかげだったと思う。
ちなみにこれほどノーベル賞作家を感激させた米国の援助の実態に触れておく。米国はドイツなどには無償のマーシャルプランを実施したが、対日援助ガリオア・エロアでは後から請求書を送りつけ、
日本政府は当時で数億ドルを払った。あの脱脂粉乳の代金を払えなんて闇屋だって言わない。
それほどに歴史知識のない、見当はずれの自慢話に満ちた手紙をもらってA・センも困ったろう。
実際、翌日の紙面に載った返信には困惑が行間からあふれていた。そして一言、オデッセイに言及したくだりで、それを「解釈するにはその前のイリアス」を読めと。
戦後だけ切り取って近視眼的に見るな。歴史を流れで捕らえよ、という忠告である。それ、彼は分かっただろうか。

609 :吾輩は名無しである:04/02/12 23:09
>>598-599 >>607-608
大江の政治オンチは別に今にはじまったことではないが、
この手の人たちの文章表現っていつも同じレベルだよね?
それってどうよ?
もうちょっと説得力のある文章を書けないものなのかね?
低劣きわまるよ。

610 :大江は法学部なんか受からない:04/02/13 06:10
30歳で「万延」か、、天才だな。。

大江はめちゃテレビ見てるよね。

あと、「自分は運動家としてはダメ」と悔恨してた
の読んだことがある。

それにして最近、急に
「正しい日本語で書け」とか言い出したのはなぜ?

「日本語ブーム」なんて、W杯とおんなじ
プチ・ナショナリズムでないの?

611 :吾輩は名無しである:04/02/13 07:58
>>610
『飼育』『芽むしり仔打ち』を23歳くらいで書いているだろう。
つくづく早熟だと思う。普通の人より10歳くらいはやいん
じゃないのかな。

612 :吾輩は名無しである:04/02/13 10:05
今年になって全集6冊ほど読んだ。

この人って手書きで小説書いてるの?
それともパソコンやワープロで書いてるのかな?
ちょっと気になった。

613 :吾輩は名無しである:04/02/13 11:00
>>611
綿矢りさと比べたら

614 :吾輩は名無しである:04/02/13 18:13
>>611
「飼育」23歳は全くもって驚きだな。初期は処女作「奇妙な仕事」や
「人間の羊」なんかもそうだが表現力以上に発想力、ユーモアが凄い。
空から降ってくる黒人に犬殺しに迷惑な正義感。
特に犬殺しの仕事へのこだわりぶりがこの上なく面白い。
>>612
手書き。といっても原稿用紙みると書き足しがかなり多いので
ほとんどワープロと変わらない気がした。

615 :吾輩は名無しである:04/02/13 22:36
それにしても、大江の政治オンチはどうしてなのかね?
政治以外にもいろいろ痛いことを言うし。
なのに、小説はすごい。すごすぎる。
古今東西の書物を読んで、さらに先を行く作品を書いちゃう。
この落差は何なのかね?
この落差から、大江小説を読むことができるかもしれないな。

616 :ガディワッツ:04/02/13 22:46
>>612
大江はモンブランの149を使ってるよ。
実は、三島由紀夫もおなじ物をつかってる。
インクの色は、大江がブラック、三島が、ブルーブラック。
ちなみに俺は、149にウォーターマンのサウスシーブルーを入れてる。
どうして俺が大江や三島のような文章を書けないのかは分からない。
たぶん、まだペン先を研いでいないからだとおもうんだが、
そこんとこ、どうよ?


617 :ガディワッツ:04/02/13 22:48
おっと、ごめんごめん。三島はブルーだった。ごめんごめん。


618 :吾輩は名無しである:04/02/13 22:53
>>615
でも小説読んでると、こいつ自分の音痴さ結構わかってんじゃないか、というより
自分の発言をちゃかしてるんじゃないか、って節が結構あるのよ。
なんでだろうねえ。

619 :吾輩は名無しである:04/02/13 22:55
おかしさに気づいてて、あえてハマってるような感じも。

620 :吾輩は名無しである:04/02/13 23:02
大江健三郎 週刊朝日の作品酷評に怒る

ノーベル文学賞作家として名高い大江健三郎(写真右)をネゴシ
エーターと呼ぶ。その本領を発揮するような"事件"があった。

「週刊朝日」が連載していた匿名書評家によるコラムで大江の
最新作がこき下ろされたのが事の発端。

朝日賞の選考委員で、「週刊朝日」に連載予定のあった大江から
編集部に早速クレームが入った。問題のコラムは連載中止となり、
編集長は解任された。

大袈裟とも思える「週刊朝日」の反応には訳があった。ライバル
紙・読売が大江の新聞連載小説をモノにしたという情報を察知して
いたからだ。
天下の朝日、読売を手玉に取った大江。流石はノーベル賞作家だ
と業界人をうならせている。


621 :吾輩は名無しである:04/02/13 23:11
「芽むしり仔撃ち」が好きで好きでしょうがない。

622 :ガディワッツ:04/02/13 23:17
芽むしり仔撃ちいいですね。
ぼくは空の怪物アグイーが好きです。
大江が好きな人は、万延以降の大江をどう評価してるのかな。
やっぱり、なにかしらの喪失感を味わってる?

623 :吾輩は名無しである:04/02/14 03:03
大江の「奇妙な仕事」に比べたら綿矢の「蹴りたい・・」の方が断然上。年寄りは自分の年代を忘っれて高みから物言うから敬遠されんだろうな。中年も然りだろうけど。

624 :吾輩は名無しである:04/02/14 11:27
煽り?
誰も上だ、下だと言ってないけど。
価値観の多様性も認められないのかな。

625 :吾輩は名無しである:04/02/14 11:39
>>623
まああれは伊丹を笑わせるために書いた戯曲を
懸賞用に小説化したものだから
大江もまさかあれが当選するとは思ってなかったらしいし
芥川賞なら「飼育」と比べるべきだよ

626 :吾輩は名無しである:04/02/14 17:37
大江は何度も文章を加えたり削ったりと遂には文法がぶっ壊れるまで
推敲するみたいだが、個人的にはそういう大江の小説が好きだ。

627 :吾輩は名無しである:04/02/14 21:06
>>623
冗談だろう。寓話としてあれだけショッキングな
小説はないぞ。煽りにしても常識ってものを
考えてくれ。
『飼育』は、日本文学に於いて唯一谷崎の
『春琴抄』と比肩できる名作。悪いが綿矢の
作品なんて比較にもならない。

628 :吾輩は名無しである:04/02/14 21:07
やっぱ、読者の感覚が変わってきているのかな。
俺はもうお爺さんなんだな。

629 :吾輩は名無しである:04/02/14 21:40
「常識を考えて煽れ」というのも非常識な言い分だ

630 :吾輩は名無しである:04/02/14 23:40
産経新聞北京総局の古森義久総局長が伝えるとこ
ろによれば、作家の大江健三郎氏は九月二十七日、
北京の清華大学で講演し、こんなことを語ったという。

「石原慎太郎氏の東京都知事当選は都民の恥です」

「わたしがいまもっとも気にしているのは、日本の
最近の国家主義傾向と過去の侵略や残虐行為を謝罪
していないことです」

大江氏は中国の学生たちからやんやの喝采をうけ
たにちがいないが、なかには日本のノーベル賞作家
を冷ややかにみつめていた学生もいたと思う。大江
氏の論法だと、石原候補に投票した都民は善良な都
民として認めてもらえないことになる。

「石原候補に投票した都民は都民の恥です」

大江発言はそう解釈できる。要するに多数の都民
を誹謗する言葉であり、そんな大江氏の傲慢さに鼻
持ちならないものを感じ取った学生たちも少しはいたはずだ。

まともな日本人なら外国人に対して自分の国や国
民について度の過ぎた悪口は決していわない。いっ
ても、その節度を弁(わきま)えている。ナショナ
リズムは普遍的なものであり、どの国や地域にも濃
淡の差はあっても、それぞれの人々に備わっている
自然の感情である。

631 :吾輩は名無しである:04/02/15 01:26
>>630
古いコピペにマジレスしてもしかたないけど、大江だって
東京都民なんだし、いいじゃかないか。
俺だって東京都民だけど、恥だと思っているぞ(w。

632 :吾輩は名無しである:04/02/15 11:32
さすがに、うざいな。

633 :吾輩は名無しである:04/02/15 14:21
「スパルタ教育」結構好きだなあ。
柴犬とシェパードのところとか。

634 :吾輩は名無しである:04/02/16 00:34
僕が大江の本を読んだのは去年の夏でした。
新潮の『奇妙な仕事』がのってるやつだったかな。
あまりの面白さに驚愕。今、高校2年ですが、もっと早くから出会えていればよかったと思います。

635 :吾輩は名無しである:04/02/16 07:42
>>634
ああ、その文庫本には俺も驚愕したよ。当時『芽むしり仔撃ち』を
知っているだけだったので本当に新鮮だった。
この後『死者の奢り・飼育』でノックアウトされた。

636 :吾輩は名無しである:04/02/16 23:09
【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった。
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

【「厳粛な綱渡り」大江健三郎、文藝春秋刊、昭和四十年】
北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。
ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、
それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて
自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを
始めようとしている青年をはっきり見た。
逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が
熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについて
また深い感慨をいだかずにはいられない。
北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、
南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。
日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、
うしろ向きに閉ざされていない。
しかし日本の青年にとって未来は、
北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。


637 :吾輩は名無しである:04/02/20 00:13
>>635
ですよね。僕は『他人の足』でもかなりきました。
というか、大江さんの作品には参ります。

638 :吾輩は名無しである:04/02/20 13:17
>603
丸メガネはご本人が「木」がお好きだからかなあ。切り株は丸。

639 :吾輩は名無しである:04/02/20 13:54
90年くらいに出た石原の「我が人生の時の時」の最後に大江健三郎に
パリかどっかであって仲良く話したようなことかいてあったけど
その後劣悪な関係になったのかな。

640 :吾輩は名無しである:04/02/20 17:11
>>639
大江は被害妄想なところがあるから、政治的に敵対するやつは人間的にも嫌いそうだけどな。
大江に、人間性と政治思想は別、というような寛容な部分があるのだろうか?


641 :吾輩は名無しである :04/02/20 21:12
トルコ風呂がソープのことだと教えていただきました

642 :吾輩は名無しである:04/02/20 22:49
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、
嘲笑したように、今日の破局の中に失われて
しまった。大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の
婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ
た生きかたを始めようとしている青年」達は、今や住む家も洪水に
流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ
うか。大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥
じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った
のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。それをし
ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の
至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、自ら
率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮
救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。大
江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ
うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要
はつねに人事なのだろうか。


643 :吾輩は名無しである:04/02/21 22:04
大江のことを、
わたしは「ノーベル君」と呼んでいる。
「素直には喜べない」とコメントしながらの
あの満面の笑み。

644 :吾輩は名無しである:04/02/21 22:31
俺は好きだけどね。なかなかいないっしょ、こういう立ち回りの悪い文学者って。
幼稚で、権威が好きで、政治音痴、だけどおもしろい小説を書く。
今ってスマートな作家ばっかじゃん。訓寺にしろシモンにしろ。

645 :吾輩は名無しである:04/02/21 22:48
このお方は森の中でアザラシを飼われていたのです。この話を読んだら他の小説もすごく共感できるような気持ちになりました。

646 :吾輩は名無しである:04/02/22 00:11
初期小説、僕はかなり評価します。『芽むしり仔撃ち』までは本当に良い。前レスにもあった「他人の足」も素晴らしいし。才能としか思えないほど光ってる。失敗作も含めて。それ以後どうだろ?いろんな意味で、作家が進む方向を間違えたしまったとしか思えない。

647 :吾輩は名無しである:04/02/22 00:30
Uターンでもしたかな。

大江タン個人の問題でもないような気がするんだが、
きっと気のせいだな。

648 :吾輩は名無しである:04/02/22 01:08
これからの人生で、万延元年以上の作品に出会える気がしない。。
とはいえ、何かと初期作品がもてはやされるけれど、
後期にも傑作は多いはず。「人生の親戚」やら「新しい人よ目覚めよ」
などなど。決して初期と比べて落ちるってことはないよ。方向を間違えた
というレスがあったが、俺は正しい道だったと思うな。

649 :吾輩は名無しである:04/02/22 02:38
見るまえに跳べ!

650 :吾輩は名無しである:04/02/22 02:49
大江は坂本ちゃん意識してるって本当?

651 :吾輩は名無しである:04/02/22 04:50
本当に大江を面白いと思っているの?
あんな小説を?
あの程度で面白いというのなら
俺あれより面白い小説を書いてみせるよ
まあ楽しみにしててよ
俺の作品を読んだ奴ら全員の度肝を抜いてやるよ


652 :吾輩は名無しである:04/02/22 10:04
いかさま、ということで思い出すのは、大江健三郎である。彼は、最近世間
を騒がせている北朝鮮拉致問題について、何も語っていないようだ。
何人かの友人に確認したのだが、そういう記事や文章を読んだことがない、と言っていたから、南雲翁の寡聞が原因ではないようである。
 では、何故、南雲翁が、大江健三郎に北朝鮮問題について語ってほしいかという
と、かつて彼は、「北朝鮮こそ地上の楽園」的な発言を繰り返していたからである。「金日
成こそ真の指導者」と言っていたかどうかは忘れたが、少なくとも「君は北朝鮮の少年の
瞳の輝きを知っているか。今の日本の少年は駄目になっているから、ああいう瞳の輝きを
持っていない」という発言は繰り返ししていたのを、南雲翁はよく覚えている。だいた
い、大江健三郎は、北朝鮮帰国事業を推進した寺田五郎と共に、北朝鮮シンパである、という事実は、ノーベル文学賞受賞以前はよく言われていたことである。が、以降、まったく聞かなくなった。
 だから、マスコミは、インチキだというのだ。大江健三郎の北朝鮮擁護は、かつて
第一次戦後派などが、共産主義者だったものを昭和8年以降に転向させられ、さらに昭和
20年の終戦を期にまた共産主義に舞い戻った、みたいなものは違い、明らかに堅牢な意
志によって行われたものであるといえよう。それが、拉致疑惑が持ち上がって以降、大江
健三郎は、自著の中から巧みに北朝鮮についての発言を削除してしまっている。これは、
明らかなインチキだと思うのだが、はたしてどうだろうか。もっとも、文学に携わる人間
がインチキをすることは、小林秀雄を戦前から読んでいる人なら、容易に想像出来るだろ
う。
また、いかさまやインチキなら南雲翁だって、時々やらかす。やらかすけれども、そ
れはすぐに見破られることが多い、というのは今回関係ない話だ。
 ただ、なべて「世はいかさま」。とすれば、大江健三郎の件にしろ、あるいはもっ
と別な問題にしろ、真っ先に眦を決しても意味はない。ただ、じっくりと、何がいかさま
かそうでないかを見極めるだけだ。さて、今度の内閣は、いかさまか、否か。民主党と自
由党の合併は、いかさまか否か。世はいかさまだから、面白い。
平成15年09月25日 by 南雲翁(なぐものおきな)


653 :吾輩は名無しである:04/02/22 15:28
>>651
皮肉や煽りじゃなくて、楽しみにしてるよ。
なんであれ、おもしろい小説が出てくるなら文句はないし。

654 :吾輩は名無しである :04/02/23 00:22
そろそろ取り替え子が文庫化されてもいい頃だと思うのだが。

655 :吾輩は名無しである:04/02/24 00:21
いま取り替え子を文庫化する暴挙は、
やっとで築いた一般層からの親しみをぐちゃぐちゃにしちゃうよ。

656 :吾輩は名無しである:04/02/24 01:17
>644
小説、面白くないんですけど・・・

657 :吾輩は名無しである:04/02/24 01:25
「静かな生活」イイ!

658 :吾輩は名無しである:04/02/24 01:32
>>656
好みだからね。
そして、そんなマニアックな好みというわけでもない。

659 :吾輩は名無しである:04/02/24 02:02
面白い小説というと、ディケンズやトーマス・マンの名前が浮かぶ。
あのくらい面白くないとダメです。

660 :吾輩は名無しである:04/02/24 02:25
やっぱり「性的人間」「セヴンティーン」は最高ですね。

661 :吾輩は名無しである:04/02/24 15:22
「静かな生活」でイーヨーの妹と弟がタルコフスキーの
ストーカーについて議論してるとこが好きだな。


662 :アンラッキー・ヤングヒューマン:04/02/24 17:24
ジブ、ジブ、わたしに教えて欲しいの、
『われらの時代』の文庫(平成二年改版)P194の《嘘》とは秩序の存在する世界においてのみ〜
から10行ぐらいが、なんかうまく呑み込めないのよ、それらの一文一文の単体では理解できるんだけど、
ジブ、わたしに少し噛み砕いて教えてほしいの、なんか釈然としないのよ。

663 :吾輩は名無しである:04/02/24 20:27
http://homepage3.nifty.com/bhind/krm1.htm
かって真実だったもの 

あれは何で読んだのだろうか、大江健三郎の、おそらく昭和30年代に書か
れた文章だ。「祖国」たる北朝鮮に「帰って」行く「在日」の人々を"賛美"
した文章だった。その当時、盛んに在日韓国朝鮮人の人々の、北朝鮮への「帰
国」運動が行われていたのだった。
 大江の文章は、北への「帰国」を選んだ人々の爽やかな笑顔の印象を語り、
また、「帰国運動」に抗議してデモを行う韓国の学生たちを、政府の指令に従
って動いているだけの愚劣な者たち、として描き出していた。
 もう一つ。いまだ未見なのだが、吉永小百合が"青春スター"だった頃の、
「キューポラのある街」なる映画がある。その映画の一挿話に、やはり北への
「帰国」を手に手を取って果たそうとする「在日」の若いカップルの出発を友
人たち皆が祝福する、などというシーンがあるそうだ。一度見てみたいと思っているのだが。
 この「帰国運動」が、どのような結果になったのか、「帰って」行った人々
がどのような運命をたどったのか、我々はすでに知っている。帰国体験者の証
言や、公表された手記によって。それが、いかなる悲劇への招待状であったかを。
 だが、大江が「北への帰国者」の清々しさを語り、映画のフィルムに「北」
において実現されるであろう幸福な新婚生活を信じ夢見る若いカップルの姿が
焼き付けられたあの時代、
そんな"事実"は、誰も知らずにいたのだ。少なくとも"こちら側"において
は。その頃、"こちら側"の人々は、別の真実を信じていたのだった。
 そして、その"真実"が幻想だったと分かってしまった今日。幻想だった
"真実"を賛美してしまった人々は、その件に関して口をつぐみ、まるで何も
なかったように、そんな過去への責任を放棄したままである。
2002年10月 6日(日)


664 :吾輩は名無しである:04/02/24 22:48
>662

嘘とは、本当のことに依存している。

本当の世界が見事に構築されているからこそ、そこでの嘘は、嘘として確実になる。

でも世界が嘘だったら、それについて嘘をいったことが本当になってしまう。

冗談みたいな世界だから、冗談がリアリティを帯びる。

665 :662:04/02/25 01:05
>>664さん、レス、ありがとうございます。
初めの二行はわかるのですが、後の二行のところがよくわからないのです。
世界が嘘だったら、それについての嘘をついたことが本当になる可能性がある
ということならわかるのですが、それを限定されているので、
わたしはわからないのです。
曖昧ななかの曖昧さの判断がつかないのならわかるのですが、
それが限定され、現実に確かに浮かび上がるようにあの文章を見ると思われて、
そこをうまくつかめないんですが、わたしの理解の仕方がいけないのでしょうか?
それとも、そこがあの語る人物の陥っている状態としての
定義づけみたいなかたちとしてのあらわれなんでしょうか?
ちなみに、もう眠いので寝てしまうんですが、寝る前にカキコしてすませんです。


666 :吾輩は名無しである:04/02/25 03:09
>>665
何につまづいてるのかは知らないけど、
>>664は、忘れた方が良いかと。

667 :吾輩は名無しである:04/02/25 18:34
同時代ゲーム
燃えあがる緑の木

この2冊から大江読み始めた漏れがバカですた。
これ上級者向けだよね・・・?

668 :吾輩は名無しである:04/02/25 20:16
まあ、大江読んでみたいんだけど、という人にはお薦めしないなあ

669 :吾輩は名無しである:04/02/25 20:59
野村勝美:2002.07.03
大江健三郎氏のレジオン・ドヌール勲章授章を考えてみます。大江氏
は自らを、「私は戦後民主主義者である」と公言するノーベル賞文学者
です。彼は「文化勲章」を拒否しました。「戦後民主主義」なるものの定
義を私は知りませんが、印象的には戦前戦中の日本を「全面悪」と捉
えている人たちのように思います。

さて、レジオン・ドヌール勲章はフランスの、民間人に与えられる最高
の勲章だそうです。やるのも受けるのも勝手です。ノーベル賞について
も、やるのも受けるのも勝手です。我が「文化勲章」を拒絶したのも、勝
手です。「文化勲章」は日本国民が最高の栄誉としているものですが、
それを拒絶する大江氏の理由は、「僕は戦後民主主義者、国家の勲章
は受けない」ということであると伝えられました。根底に、氏の長年の発
言から、1.日本の戦争責任,、2.反皇室
があると想定できます。「悪いもの」からの勲章は貰えない、ということ
でしょう。反「日の丸」、反「君が代」、反「核」の人です。そのこと自体を
非難する積りはありません。私が嫌うのは、この方面の人たちの得手
勝手な論理です。一般的にダブル・スタンダードといいます。


670 :吾輩は名無しである:04/02/25 20:59
レジオン・ドヌール勲章は明らかにフランスの国家としての勲章です。
価値の源泉はそこにあります。
シラク・フランス大統領は11日夜、パリ郊外で行われたサッカー・フランス
カップ決勝戦を観戦しました。
試合開始前の国歌ラマルセイエーズ演奏の際に一部サポーター
が口笛を吹いたのに対し、「フランスへの侮辱」と激怒、退席したそうです。
大江さん、あなたに勲章を授ける人物は、こういう(すばらしい!)男ですよ。
「君が代はキライだけど、ラマルセイエーズは好きですか?」

フランスは「核兵器」保有国です。最高レベルの原子力発電実施国で
す。かつて多くの植民地を持ち、アルジェリアにおいてもヴェトナムにお
いても、苛烈な政治を行いました。第2次世界大戦後日本軍が撤退し
た後に、インドシナの再植民地を目指してインドシナ戦争を起こしたフ
ランス。北アフリカの植民地を弾圧によって維持しようとして起こったア
ルジェリア独立戦争。第2次中東戦争(スエズ戦争)で英国と連合して
エジプトに派兵してアラブ諸国と戦争したフランス。世界中の反対を押
し切って南太平洋で水爆実験を続けたフランス。
その国の勲章は受けるけれど、わが日本の勲章は受けられないという。

大江さんが文化勲章を拒絶した理由のすべてがより強く、
レジオン・ドヌール勲章には含まれています。それ
を、片方は断り片方は受けるとすれば、論理を整合させるには一つの
根拠しかありません。
日本(日本人)をバカにしている、のです。


671 :吾輩は名無しである :04/02/25 22:36
>>667
『洪水はわが魂に及び』なんか意外といいかも。

672 :吾輩は名無しである:04/02/26 17:22
こん間テレビ見たけん、完全に中曽根に負けちょる。

673 :吾輩は名無しである:04/02/26 19:02
二十歳過ぎても大江って面白く読めるか?
俺は大学入った後に17読んだけど、高校の頃のようには
感動しなかったんだけど。やはり餓鬼のうちにしかわからないものがあるのかも

674 :吾輩は名無しである:04/02/26 19:20
>>673
馬鹿だなぁ。頭悪いよ君。
物質的な年齢の問題じゃないんだよ。
精神的な年齢の問題なんだよ。
それにさ、大江に限らず文学ってものは”良い意味での”精神的な若さが必要なの。
だからね、大学入って、企業に就職して、社会慣れというか世間慣れしてくるとね、
文学に描かれているような苦しみや悲しみや葛藤に共感できなくなってくるものなの。
残酷で過酷で容赦ない現実の世界にどっぷりまっこり浸っていることでね、
その中で流れに逆らって生きることは辛すぎるのよ、
そうなるとね、どうしてもその流れに逆らわず身を任せるしかなくなるの。
だからね、文学世界に浸って現実逃避すらもできなくなっていっちゃうんだよ。
よく言われるだろ?
子供の頃は「夢を持て夢に向かって熱くなれ」と。
でも大人になって誰もが誰からも言われるのが
「夢?そんなものは捨てろ。目の前の仕事を片付けろ。」とね。
でも、大人になっても”良い意味での”若い精神でいることは十分可能。
間違った子供な大人は、若い子にセックスを求めたりブラウン管の「アヤヤ」に熱狂するの。

大人になって文学を読めなくなったと気づいたら、それは悲しむべきことだ。

675 :吾輩は名無しである:04/02/26 22:40
大江健三郎
「広島、長崎のあの大きい犠牲は、償わなければならないと思います。
償うのは私たち(日本人)です。」
1994年10月17日京都で開催された講演会「世界文学は
日本文学たりうるか?」より


676 :吾輩は名無しである:04/02/28 15:15
大江健三郎は左翼なので右翼な俺にとって排除すべき対象で嫌いです。
でも文学作家とは変態であるという定義であるならば、大江健三郎という作家の力量を俺は認める。
三島由紀夫も大江健三郎も同じ穴の狢ってことで、結局すごい奴はすごいんですよ。

677 :吾輩は名無しである:04/02/28 15:39
>大江健三郎は左翼
>文学作家とは変態であるという定義

小説ってイデオロギーとか何とかの「定義」で読むものなのか?
今時こんな化石みたいな奴がいることに驚く。

678 :吾輩は名無しである:04/02/28 15:54
>>677
スガ秀実の「革命的な、あまりに革命的な」では左翼イデオロギーから大江健三郎が読まれていますけどね。


679 :吾輩は名無しである:04/02/28 16:04
トロツキー著「文学と革命」に限らず
文学とは何らかの反骨的な面があるもので
文学とは常に迫害の対象であった。
ハリーポッターシリーズが文学かどうかという議論はさておき
これにみる物語上の表現が社会から反発や顰蹙を買うように
文学とはアンチテーゼの象徴的なものなんですよ。

680 :吾輩は名無しである:04/02/28 16:06
ハリーポッターはハイファンタジーという分類のようだ。

681 :吾輩は名無しである:04/02/28 16:08
魔術の正当化は許しまてん!

682 :612:04/02/28 19:18
宙返りを図書館で借りてきた。


683 :吾輩は名無しである:04/02/28 19:26
文章力なし。だから読んでてつまる。サービス精神がない。

684 :吾輩は名無しである:04/02/28 19:52
>>文章力なし
またバカが……。
大体、文章力って何?
三島由紀夫みたいな、一見して美しいと思えるような日本語のことを言ってるんじゃないよね?


685 :吾輩は名無しである:04/02/28 20:24
よくしらないけど、最近の右翼さん達の間では教養のない振りをするのが流行なのかな

686 :吾輩は名無しである:04/02/28 21:06
教養を付ければ付けるほど、左になってしまうことに気づいたんじゃない?w

687 :吾輩は名無しである :04/02/28 21:42
もう左とか右とかやめようぜ。大江の「小説」を語るのに。

688 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:04
読んでてつまるのは大江の文章力が無いんじゃなくて、
あなたの読解力が無いのでは?まあ、どうでもいいけどね。。

689 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:12
大江健三郎の「われらの時代」なんかはかなり良いけどなあ。

690 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:12
無理だろ。大江は確信犯でああいう言動をしてるんだし、
一部の頭悪い政治ゴロに絡まれるのはどうしようもないよ。
大江を語るときは必ず「右左」の概念がついてはなれない。

691 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:24
まあどうでもいいじゃん、右でも左でも。
サルトルは左翼だし。
ドストエフスキーは左翼だし。
ユゴーは左翼だし。
太宰は左翼だし。
安部公房は左翼だし。
野坂は左翼だし。
井上ひさしは左翼だし。
三島由紀夫は右翼だし。
坂本龍一は左翼だし。

村上龍でさえどちらかと言えば左翼だ。


692 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:25
>>687
右左をやめるんじゃなくて、大江が政治オンチであることをわざわざ言うのはやめてほしい。
ファンもアンチもわかってることだから。
あと、コピペね。大江の傲慢さも十分わかってるから。

693 :吾輩は名無しである:04/02/28 22:32
コンラッドはバリバリの保守だし
オーウェルなんて相当性質の悪いことやったじゃない
政治と文学は密接に繋がってるようでいてやはりその間に一線がある
その先を語って欲しいよね

694 :吾輩は名無しである:04/02/29 19:57
大江健三郎は今から44年前、防衛大生を「恥辱だ」と言い、ワシントンで「自衛隊
全廃論」をぶった。「中国や朝鮮半島の人民たち
と協力して、自衛隊の全廃を目指さなければならない」と主張した。まったくも
って意味不明である。自衛隊を廃止するのに必要なこ
とは、防衛庁設置法と自衛隊法の改正である。中国人や韓国人の助けなど要る筈
がない。

戦前の日本のことを「破壊への狂信が、国内と周辺諸国の人間の正気を踏みに
じった」と表現している。アブノーマルな日本人が
アジア諸国を侵略したという非難である。だが言うまでもなく、イギリスはイン
ドを、オランダはインドネシアを植民地にし、搾取の限りを尽くした。
一方、台湾では、日本の手によって学校が作られ、近代的な社会制度が整えられた。
西欧と日本の大きな違いは、日本の植民地経営だけが赤字であったことである。
大江は、西欧がやったことに目をつむり、自国のことにだけ非難を浴びせている。

何よりあきれることは、広島、長崎への原爆投下は日本人に責任があったとい
う主張である。ちなみに、このアメリカの犯罪を正当
化させるためにデッチ上げられたのが南京大虐殺である。大江は、すべては日本
が悪かった、以後這いつくばって生き
てまいります、と世界にメッセージを発している。

大江は、祖国である日本の国家を、そして同朋である日本国民を貶め、蔑み、
罵った。大江は、反国家、反天皇、反日
本、反国民、の言説を弄している。日本国民を見下して軽蔑して、1人自分だけ
を別格とし、己だけ
を高しとしている。大江は反日的日本人である。


695 :吾輩は名無しである:04/02/29 19:59
しかし、なぜ「天皇制」を打倒しなければならないのか、国内に対しては露骨な
言い方を避ける。堂々と自分の考えることを日本国
民に訴えつづけていたのではない。当て擦り、嫌がらせ、ほのめかし、からか
い、唇をゆがめたような皮肉に終始している。後で言い
逃れできるようにはっきりと責任ある議論をしなかった。それでも、たとえ間違
った考えであったとしても、自分の考えることを堂々と
声を大にして国民に訴え続けたのであれば、毅然とした確信犯とみなすことがで
きるのだが。だが、海外では決定的な表現を使う。
口を極めて、露骨に日本や日本の歴史や日本国民を論難し、罵倒し、弾劾した。

外国人に対して日本人がいかに駄目であるかを縷々と述べる。この態度は卑屈
という一言に尽きる。自分を国際的に売り込むた
めに自分の祖国を叩き売る。外国から拍手喝采されるために、祖国にいわれなき
非難、攻撃を加えた。そこには、国民としての誇り
のひとかけらもない。皇室や自衛隊など批判するものに向かってこないものに対
しては限りなく冷酷に非難、攻撃の刃を向ける。他
方、まかり間違えば痛烈な批判の矢が飛んでくる恐れのある対象には絶対に悪口
を言わない。大江健三郎は卑怯である。大江健三郎は卑屈である。
大江健三郎は醜悪である。
オオエがノーベル賞を受賞した理由について、スウェーデン王立アカデミーの
発表。「大江氏の作家活動は、日本における悪魔払いの行為」。
祖国を悪魔扱いして、外国に誉められてはしゃぐ。ただのハレンチである。

696 :吾輩は名無しである:04/03/01 00:14
大江スレってどうして、上のような馬鹿が書き込みたがるのでしょうか。
まあ、大江さんのエッセイは、昔から小説より評判が悪い。
それは反日的だからということなんかではなく、
あまりに優等生的、常識的すぎてつまらないから。
大江氏を批判するにしろほめるにしろ、彼のもっとも高いところ、小説を
対象にしないと。
スレ名だって「大江健三郎の初期小説」でしょうが。

697 :吾輩は名無しである:04/03/01 11:15
コピペするにも、もう少しまともなのを選べば良いのに
これじゃあ、ネタ切れしましたって言ってるようなもんだよ

698 :吾輩は名無しである:04/03/01 17:25
右翼人間は概して差別主義者だからな。
だから在日とか部落人とか売国奴(と、右翼人間が思い込んでいる)左翼を「排除」したがるんだよ。
それが日本のためだとか言いながら。
そのまえに、そういう差別主義者であるお前らが日本の社会を窮屈にしている事実を知れってなw

699 :吾輩は名無しである:04/03/01 18:59
大江も井上も政治的発言控えて
本業の方に力入れてください
どっちの作品も好きなんだからさ

700 :吾輩は名無しである:04/03/01 19:04
政治的発言をしている大江も好きだけどなあ。
もちろん言っている内容がすばらしいということ
じゃないよ。ああいう少女ちっくな振る舞い
まで含めてまるごと好きだよw

701 :吾輩は名無しである:04/03/01 19:09
文学に携わる作家は、文学で政治などの思想を表現する生き物ですよ。

それに何故左派の作家が多いかというとね、
作家の特質としてマイノリティ性ととかマイノリティへの共感とか
マイノリティの訴えを物語で表現したものが文学だからね。
だから「虐げられる側」の物語が多い。

702 :吾輩は名無しである:04/03/01 20:00
おまえの文学観狭すぎ

703 :吾輩は名無しである:04/03/01 20:10
ほらね♪
作家から政治の色を抜くなんてことは無意味で不可能なんだけど、
そういうことについて重要なのは、読者に政治の色があるということ。
読者が政治の左なり右なりの政治思想の色があるから、作家の政治の色が問題にされるんだよ。
だから作家が左だろうが右だろうが関係ない。


704 :吾輩は名無しである:04/03/01 20:13
同世代の防衛大の奴らが大江嫌うのは納得できるかな・・・・・・

705 :吾輩は名無しである:04/03/01 20:23
右翼なら防衛大に入学するという嘘
左翼なら防衛大に入学しないという嘘

706 :吾輩は名無しである:04/03/01 21:41
万円元年からはどのような政治的メッセージが
読み取れるんだろ?

707 :吾輩は名無しである:04/03/01 23:38
>698
左翼は日本人を差別してきたけどね(w
左翼とは名ばかり、単なるアンチにすぎなかった。
だから、社民党はあっさり瓦解したんだよ。

708 :吾輩は名無しである:04/03/02 00:02
大江は政治的にアホなのに文学的にスゴイからそのアンバランスでさらに文学的に凄くなってしまう
というのがオモロイ。
最近政治的にアホなのはワザとではないかと思い始めてきた。


709 :吾輩は名無しである:04/03/02 00:20
>文学的にスゴイ

え・・・?

710 :吾輩は名無しである:04/03/02 01:36
>>707
あなたみたいに、赤軍派みたいなアホだけを見て、左翼=単なるアンチとしてしまうような人に、文学はできません。
よって、あなたは文学板に来る必要なし。

711 :吾輩は名無しである:04/03/02 20:54
もしそういう人みんな来なくなったら文学板は四分の一以下の人口になりそう

712 :吾輩は名無しである:04/03/04 19:49
ウヨサヨ論争やめよーぜ。
漏れは右だけど大江好きだし。
作品だけを純粋に語ろうよ。

713 :吾輩は名無しである:04/03/04 21:14
>>漏れは右だけど
その人に文学をやる資格はありません。


714 :713訂正:04/03/04 21:15
その→そんな

715 :吾輩は名無しである:04/03/04 23:51
「あ?」
あげときます

716 :吾輩は名無しである:04/03/05 13:41
大江健三郎は構造主義というのを何かでちらっと読みました。
詳しく教えてください。
そもそも構造主義って何?

717 :吾輩は名無しである:04/03/05 14:18
↑ロシアフォルマリスムのこと。

718 :吾輩は名無しである:04/03/05 14:20
>>717
ロシアフォルマリスムってなに?

719 :吾輩は名無しである:04/03/05 14:52
構造主義を俺にレクチャーするスレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1078462191/l100

1 :ひかる :04/03/05 13:49
構造主義について俺にレクチャーしてほしい。
大江健三郎の構造主義との関わりも知りたい。
これからレスくれる人たち、前もってありがとう。

720 :吾輩は名無しである:04/03/05 14:56
そう、716はひかるだよ。両方頼りにしてる。

721 :吾輩は名無しである:04/03/05 14:58
知っている?違うところで同じ質問するのは失礼な行為なんだよ。
これからはやめようね坊や。

722 :吾輩は名無しである:04/03/05 15:00
あと大江健ざヴ郎はサルトルから強い影響を受けていて、構造主義との関係よりも、そっちの関係を重視したほうがいいと思うよ。

723 :吾輩は名無しである:04/03/05 15:29
>>721
知らなかった。不幸な身だから許して。
>>722
サルトルとの関係について教えてください。

724 :吾輩は名無しである:04/03/05 15:33
霊肉一致の関係

725 :吾輩は名無しである:04/03/05 15:37
>>691
ドストが左翼?むちゃくちゃ右翼だよ。作家の日記読んだ?

726 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:07
大江健三郎氏は、「あいまいな日本の私」と題したノーベル賞記
念講演をストックホルムで行った。そこには次のような一節がある。

広島、長崎の、人類がこうむった最初の核攻撃の死者たち、
放射能障害を背負う生存者と二世たちが−−それは日本人にと
どまらず、朝鮮語を母国語とする多くの人びとをふくんでいま
すが−ー、われわれのモラルを問いかけているのでもありまし
た。

「核攻撃の犠牲者たる日本人が、なにか特別のモラルを持たなけ
ればいけないそうだ。投下した者のモラルは問わないわけである。
」とは、谷沢永一氏の評である。これが国際常識であって、大江氏
のもってまわった言い方と、その非常識な内容とでは、聴講者は何
を言っているのか、分からなかったであろう。内容は単に50年前
の東京裁判史観とマルクス主義史観であり、その後の歴史学の進歩
などは、まったく省みられていない。

大江氏の思想は、1950年代の冷戦時代から一向に深化していない。
それがそのまま化石のように残されているのは、本人のIntellectual
Dishonestyと、それを覆い隠すもってまわったあいまいな文体の
故である。この講演は「あいまいな日本の私」よりも「日本のあい
まいな私」と題すべきものであった。

727 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:21
>>726
投下した側も投下された側にも自己反省が必要だと思う。

728 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:27
大江さん

729 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:32
自分勝手に書いているから読みにくい

730 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:33
読者に分かりやすくとかはこれっぽっちも思ってなさそう。

731 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:37
大江はできるだけ読者に分かり易く伝わるように努力してるらしい。
と村上春樹がなんかで書いてたような・・・
えらく感動したと。

732 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:39
誰が言ってるのか、どこまでが会話文なのか、考えながら読まないと
分からないのでつかれる。好きだけど。
でもああいうのって意図的にやってるの?

733 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:48
ノーベル賞に思う

大江氏はノーベル賞授賞の直後に
「自分は戦後民主主義を信奉する立場から、天皇の文化勲章はいただくわけにはいかない」と言ってましたが、
私はこの人がどこまで本気で民主主義を信奉しているのか疑問です。
「ヒロシマ・ノート」という本が出たころは、戦後民主主義の旗手といわれ私もそう思っておりましたが、今から十年くらい前、大江氏は自ら発起人の一人となって核兵器廃絶
文化人会議とか言う組織を結成し「核兵器廃絶に向かって直ちに行動を起こそう」という声明を出したのでしたが、
これに対して週刊誌から月刊誌から総動員して猛烈な攻撃をしたのが文芸春秋だったのです。
しかも、大江氏は文芸春秋が主催する芥川賞の選考委員をしたり文芸春秋から本を出版して同社の利益に貢献したりしておりました。
その点に疑問を持った本多勝一氏が公開質問状を出して
「あなたは核兵器廃絶を人に呼びかけておいて、その廃絶運動を最も熱心に攻撃する文芸春秋の選考委員を引き受けたりしているのはおかしいのではないですか?」
と問いかけたのですが、すぐには返事をせず、何度も質問を繰り返すと事実とは違うことを言いたてて人をくったような返事をする。
それでもついに行き詰まって芥川賞の選考委員を辞退することになったのですが、新聞の取材には「今回の辞任は核兵器廃絶運動とは何の関係もない」と言いつつべつのメデ
ィアには「しょうがないから辞めたんだ」という。
それから三年くらいたってほとぼりが冷めたころに、誰も知らないうちにいつのまにかまた芥川賞の選考委員におさまっている。
大江健三郎という人はそういうことをする人なのです。ここまでは事実です。
ここから推量して、口では革新を標榜しながら裏では反動資本と結託する人物、と断定しては失礼にあたるでしょうか?


734 :吾輩は名無しである:04/03/05 16:53
自作自演してて虚しくならないの?

735 :吾輩は名無しである:04/03/05 17:22
右が2ch荒しするってほんとだったんだね。

736 :吾輩は名無しである:04/03/05 17:52
大江の政治ネタはギャグみたいなものなんだから笑って楽しむべきものなのだよ。

737 :吾輩は名無しである:04/03/05 17:55

ところで、この人はどういう点が評価されたのですか?

738 :吾輩は名無しである:04/03/05 19:15
教えて君はいくら今の厨房だらけの2chでも馬鹿にされますよ

739 :吾輩は名無しである:04/03/05 20:02
>>713
釣り?

740 :吾輩は名無しである:04/03/05 21:01
>>739
釣りかサヨ厨かは知らんが、ほっとけ。

741 :吾輩は名無しである:04/03/05 22:56

 「テーミス」という会員向け月刊誌がある。実にユニークな内部情報誌で企業ニュース、官僚の内幕、永田町の水面下の動きなどを早く伝えてくれるので、結構人気がある。
これは嘗ての「週刊現代」編集長、フライディ創刊者の伊藤寿男氏が主宰している。
 さて今月の「テーミス」で一番興味を引いたのは「大江健三郎」に関する醜聞である。
 もともと権威主義的でマスコミからの評判も最悪の人だが、日本人は「ノーベル
賞」とう幻想に振り回され、大江の唱える「平和主義」にもスペースを割いてきた。
 テーミス曰く。「週刊朝日」が大江を書評欄で批判したところ、朝日上層部への大江の圧力で、加藤編集長が「解任」された。
その「書評」欄も打ち切り。
 読売は全面ぶちぬきで大江の連載を開始、朝日が仰天、慌てているところだったらしい。
 文芸評論家の渡部直巳が大江の子息で作曲家の光を賛美するのは野坂の「エロ事師たち」に登場する父娘のごとし、
と言ったところ「昴(すばる)」の連載は打ち切り。
子息の作曲の無能については武満徹が「あれは音楽ではない」と言い切ったことがあるが。。。

 ところが絶縁状態の文春と大江は、芥川賞選考委員に突如復帰した。
これは「ノーベル賞を前に文春を敵にはできない」と判断したかららしい。
外国の賞を貰っても天皇陛下の叙勲を辞退した左翼のデマゴーグ作家だけのことはある。
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/a00000330.html


742 :吾輩は名無しである:04/03/06 00:10
>>741
で、何が言いたいの?

743 :吾輩は名無しである:04/03/06 01:11
>文学に携わる作家は、文学で政治などの思想を表現する生き物ですよ。

大江やグラスばかり読んでるんだろ?
餅は餅屋。
右翼か左翼かは関係なく、有名な作家が政治について高い見識を
持っているかどうかといえば、持っていないことのほうが多い。
ところが、作家は有名になってちやほやされると、
自分の領分以外のことにまでしたり顔で口出しするようになる。
大江がその典型だ。

744 :吾輩は名無しである :04/03/06 02:26
>「週刊朝日」が大江を書評欄で批判したところ、朝日上層部への大江の圧力で、加藤編集長が「解任」された。

大江は批判は喜んで受けるって言ったんだよ。それをバカな上層部が担当者を解任した。
それが真相。


745 :吾輩は名無しである:04/03/06 09:22
大江氏の場合問題なのは、氏の小賢しい処世術と創作活動が密接な関わりをもって
いることである。筒井康隆が断筆したとき大江氏は批判がましいことを書いていたが、
この人は日本に新聞が彼に関する批判を書けないことをどう思っているのだろう。
例えば、ある評論家がノーベル賞授賞式の大江氏を描写した
「満面の笑み」という言葉が、某大新聞には筆者に何の断
りもなく削除されてしまう。差別だの表現に自由だのの問題以前である。そうした庇護を当然と
思っているのかは分からないが、右翼から抗議を愛けた作品の文庫化を自分から拒否できるの
も、その程度の作家性しか持たないせいだろう。いずれにしろ、欲しくて欲しくてたまらなかった
ノーベル賞を手に入れて、その記念講演で「あいまいな日本の私」とは、皮肉でなく優れた自己
批評であり、大江氏の作家としての幕引きとして最良のものであったことは間違いない。


746 :吾輩は名無しである:04/03/06 16:45
1 名前:青空記者φ ★ 本日のレス 投稿日:04/03/06 03:46 ???
ノーベル賞作家大江健三郎さん(69)が5日、日本外国特派員協会(東京)で講演し、
平和憲法に反する、現在の「戦争への運動」を批判し、
小泉首相の国会答弁は質問に答えておらず、
表情から「薄笑いの首相」として名を残すのではないかと皮肉った。

大江さんはまず「日本人の自己表現の文体」と題して、
「最近の日本人は、テレビの影響で会話中心の思考が多く論理が弱くなった。
その延長で小泉首相の内容をともなわない言葉が人気を得た。
靖国参拝などの問題も、国内での口頭表現が、国際的にも通じると判断を誤ったのではないか。
書き言葉の論理性の復活が必要だ」と指摘した。

質疑では、現在が戦争と平和の分岐点にあると強調し、
かつて日本にあった「平和の文化」と「平和の運動」の一致を再現し、
平和憲法改定につながる教育基本法改定の動きに反対する必要性を語った。

記事の引用元:http://www.asahi.com/culture/update/0305/007.html

747 :吾輩は名無しである:04/03/06 18:43
大江も三島も好きな漏れは変な人ですか?

748 :吾輩は名無しである:04/03/06 18:52
>書き言葉の論理性の復活が必要だ

まさに大江に必要だ

749 :吾輩は名無しである:04/03/06 19:06
>>745
作家が自分をプロデュースしようとするのは当然じゃないのかな。
そういう部分をせせこましくつついて本質をみようとしない輩に同調するのは
同種の輩だけだと思うよ。

>>746
日本人の論理が弱くなった延長で小泉首相の内容をともなわない言葉が人気を得た
というのはいくらなんでも一元的すぎると思うけど、言葉のレトリックだけで難を
逃れようとする小泉はなんなんだろうね。何も考えられないほどに追い詰められて
るってことだろうが。



750 :吾輩は名無しである:04/03/06 19:09
>>748
俺もちらっとおもた。
>>747
その変さが実は自分でも気に入ってるんでしょ?いいと思うよ、それで。
そんなもんじゃない?人間って。

751 :吾輩は名無しである:04/03/07 03:25
でも小泉の薄笑いを見ていると大江を彷彿とする瞬間があるよ。

752 :我輩は名無しである:04/03/07 07:14
大江さんの小説を外国の模造品のようにいうのを何度か耳にしたのですが、
(福田和也、保坂和志、永井均など) 具体的に誰の影響を受けてるのでしょうか?
本家と大江さんとを読み比べてみたいです。

753 :吾輩は名無しである:04/03/07 08:54
ニュー速板では小説家としても否定されてたな
芥川や三島の方が文章わかりやすい。
わけわからんことを難解ぶって書いてる、みたいな。


754 :吾輩は名無しである:04/03/07 09:11
■2002/11/29(金)虫の書評、打ち切りか?
週刊朝日の匿名書評、「虫」の書評が打ち切りとなる公算が大きくなった。今週発売の週刊
文春12月15日号によると、虫の「憂い顔の童子」批判が来年からの連載が決まっていた大江
健三郎を怒らせ、12月1日付けで加藤明編集長が更迭されるという。
記事自体は連載がどうなるかにはまったく触れていないが、このぶんでは虫の書評も打ち切
りだろう。来週発売の週刊朝日は本来ならば虫の書評が載る回だが、果たして何か載ってい
るだろうか。
大江の連載に読者がつくかどうかは知らんが、私は関心がないから絶対に読まないだろうと
断言できる。虫の書評には賛否両論あるにせよ、久々に登場した面白い書評であったことは
事実。私は毎回楽しみにしていた。打ち切りで週刊朝日が上向くことはまずあるまい。
虫の書評タイトル一覧
http://homepage2.nifty.com/bookbookbook/zakkan5.htm
■2002/12/03(火)「週刊朝日」編集後記からにじみ出る無念
今日発売の「週刊朝日」12月13日号の加藤明編集長の編集後記。
「なんか『週刊文春』に載っていましたが、私、12月1日付で編集長をお役御免になりました」
もちろんこれは11月29日の日記に書いた記事のことだ。普通、こういう場合、ライバル誌の
記事には触れないだろ。あえて触れるところにこの人事が正常でないことがにじみ出ている。
あとは在任中にうれしかったことなどあたりさわりないことをつづっているが、突然の解任への
無念が感じられる。
私の印象では、週刊朝日は文春や新潮に比べ、記事そのものは面白くない。だがコラムは面
白いものがあるので買っているわけだ。虫の書評は面白かった。これは明らかに加藤編集長
時代の功績である。ところがこの虫の書評を理由に解任されてしまった。これを機に週刊朝日
が上向くとはとても思えないが。


755 :吾輩は名無しである:04/03/07 10:42
だいたいマスゴミがとりあげる知識人とやらにサヨが多すぎ。
ウヨと言われようと地に足がついて地道な世論を反映しているのが2ちゃん。
名誉ぼけしたご立派な文士が正義づらしていまさら平和憲法だとか。
金のミサイルくらって、1万人くらいあぼんされてから、ノーベル賞作家にたのん
で国連に訴えてもらうつもりですか>信者ども。
現実ばなれした人間に正義や論理を口にする資格はない。


756 :吾輩は名無しである:04/03/07 11:05
変な単語がいっぱい

757 :吾輩は名無しである:04/03/07 11:45
大江スレには道を間違えた不幸な右が蛆虫のように沸いて出ますね。

758 :吾輩は名無しである:04/03/07 12:59

【社会】大江健三郎が「薄笑いの首相」と日本外国特派員協で首相答弁を批判★2
ソース:
http://www.asahi.com/culture/update/0305/007.html

300 相変わらず外国で日本の悪口言うしか能が無い香具師だな

302 あんたの薄ら笑いも相当なもんだよ。大江

303
大江健三郎が生涯を通してやってきたこと

1。薄笑いの表情で 文芸春秋と岩波に媚びる。(両方に媚びる離れ業ができたのは大江のみ)
2。薄笑いの表情で 外国の有名作家に媚びる。
3。薄笑いの表情で 外国のジャーナリズムに媚びる。

大江が日本人(文芸春秋と岩波)に媚びる際には「原爆」の話をする。

大江が外国人に媚びる際には「南京大虐殺」などの話をして日本人を罵倒する。

今週、東京で3を また やったのか。


304 文学者が政治を語るインチキ臭さを知れよ。 大江、ボケた?

305 歌舞伎町でうろつく蓋え目撃したと友人が申しております。


759 :吾輩は名無しである:04/03/07 15:22
『政治少年死す』を読みたい方へ
鹿砦社の『スキャンダル大戦争2』に全文掲載されています。
ネットで読みたい方は『政治少年〜』の冒頭文、「夏はまさにあらわれようとしていた」
を検索にかければ某大学の某サークル部誌に数年前にネットに流れたものが掲載されています。


760 :吾輩は名無しである:04/03/07 19:01
>>755
板違い。小説について語らないなら消えろ。

761 :吾輩は名無しである:04/03/07 23:09
作家の大江健三郎氏がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章コマンドールを受賞した。
大江氏は、95年にシラク氏の核実験再開に抗議して、フランスでの文学シンポジウムを欠席したことがある。
今回は、シラク氏の、米英と異なる核軍縮の役割に期待して受けることにしたという。

フランスは、核実験を行い、アラブ人や黒人への差別をやめず、
植民地支配に対してなんらの反省もない。
自国の戦争美化をしている国。

大江は受け取る勲章が「レジオン・ドヌール勲章」という
世評の高いものだということで、それを受け取る。
いかにも大江らしい。

大江が文化勲章辞退のときの「税金を使った賞は貰わないことにしている」との弁。
フランス政府が授与するレジオン・ドヌール勲章は、当然フランス国民の税金が使われている。

大江はフランスの植民地支配、歴史歪曲、戦争美化、核実験は許すくせに、
日本のそれらは問答無用で悪とみなし
根拠ない批判を繰り返す。




762 :612:04/03/08 06:14
先週「宙返り」読んだよ。
あとは「ヒロシマノート」、「沖縄ノート」、「恢復する家族」、
「ゆるやかな絆」、などのエッセイを読みました。
ただそれだけ

763 :吾輩は名無しである:04/03/08 07:59
>>760よ、小説について語らないように見える>>755はいいと
しても、だれも気づかない45年前のこのウヨ坊の言うことも
聴いてくれ。20代前半の大江の初期小説の鋭さが分かるから。

「とにかく現在、日本のインテリでは《左》が多数で、《右》
は少数派さ。しかしおれは、立派な大学教授の進歩派よりも、
食うに困って自衛隊に入っている百姓の息子たちの味方をした
いのさ。大学教授は名誉もあるし正義の味方だし、それだけで
充分だろ?きみたちの好きな大学教授が国連に駆け込み訴えす
れば極東の局地戦争も解決されるだろうよ、だけどその間の二、
三日に李承晩の軍隊に殺される日本の可哀想な百姓の息子の味
方をしたいのさ。それに、きみたちが誰より好きなサルトルが
いってるけど、それを実現しようとしないのなら正義を語るこ
とが何になろう、だよ...」

大江健三郎著 「セヴンティーン」1959年

764 :吾輩は名無しである:04/03/08 22:56
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/1503125oe.html

大江健三郎 週刊朝日の作品酷評に怒る

ノーベル文学賞作家として名高い大江健三郎(写真右)をネゴシ
エーターと呼ぶ。その本領を発揮するような"事件"があった。

「週刊朝日」が連載していた匿名書評家によるコラムで大江の
最新作がこき下ろされたのが事の発端。

朝日賞の選考委員で、「週刊朝日」に連載予定のあった大江から
編集部に早速クレームが入った。問題のコラムは連載中止となり、
編集長は解任された。

大袈裟とも思える「週刊朝日」の反応には訳があった。ライバル
紙・読売が大江の新聞連載小説をモノにしたという情報を察知していたからだ。
天下の朝日、読売を手玉に取った大江。流石はノーベル賞作家だ
と業界人をうならせている。


765 :吾輩は名無しである:04/03/10 15:01
「取り替え子」が来月講談社文庫から出る模様。
http://www.honya-town.co.jp/P3/CM/html/bookclip/new/bunko/02_b.html

766 :吾輩は名無しである:04/03/10 16:26
tesutesu

767 :吾輩は名無しである:04/03/10 17:05
>>765
お、ようやくか。

たまたま立川談志のスレにどっかから飛んじゃったら
談志もちょーせんネタで大江扱い受けてるんだね。
つーか大江の比じゃない酷い扱い。
まあみんな頑張ってくれ……俺談志は嫌いだが大江は好きだ。大江の方が悪人だし。

768 :吾輩は名無しである:04/03/11 00:10
憂い顔の童子の方が好きだな


769 :吾輩は名無しである:04/03/11 19:05
空の怪物アグイーが、いまいち掴めません。最後なんで子供に石を投げられてるんでしょうか。みなさんどう思いますか。

770 :吾輩は名無しである:04/03/11 22:45
http://www.kenyama.net/htdocs/mt/archives/000010.html
kenyama's blog

2004年01月01日
大江健三郎は小説を書いているのではない?!
 大江健三郎の「憂い顔の童子」(講談社、2002)を読んだ。大江は、「物語」を構築する能力、それも個人的、歴史的、民俗的に濃密な物語を、愚直に構築する作家であった。
中上健次の被差別部落のように、自らの性や、四国の山奥を舞台に作り上げられた虚構を紡ぎ出す才能は、戦後文学の中でも注目に価した。
  そのせいか、障害者のこどもや、1980年代になって、急速にレヴィ・ストロースなどを「お勉強」し始めたことを、見せびらかすかのような80年代以降の作品には、微妙な違和感を感じた。
しかし、それが大江という個人の営みである以上、小説を読むのを止めるだけだ。
そんな時、大江は小説を書かないと宣言した。
あの「お勉強」の成果を紹介するエッセイばかりを執筆するなら、「大江をもう読まなくてもいいから、安心だ」とホッとしたことも覚えている。


771 :吾輩は名無しである:04/03/11 22:46
 94年にノーベル文学賞を受賞し、翌年発表された「燃えあがる緑の木 第3部」を発表してから、小説は書かないとしていたはずの大江は、99年の「宙返り」(講談社)から、また小説を書いている。
義兄の伊丹十三の自殺を扱った「取り替え子」(2000年、講談社)、本人とおぼしき小説家を扱った「憂い顔の童子」の2冊における、大江の衰弱、幼児回帰(?)は目を背けたくなるくらいだ。
また、新興宗教を扱った「宙返り」の方が、物語=虚構を構築する力の片鱗がうかがえると言えよう。
 さて、大江の小説は、「死者の奢り」(58)から、「性的人間」(63)、「万延元年のフットボール」(67)、「同時代ゲーム」(79)など次々と、半ば「義務」のように、
そう、日本文学に興味を持った戦後の少年が読むべき「必読書」として読んできた。
こなれない日本語と、「ヒロシマ・ノート」(65)などに代表される社会問題への発言も、我慢して読んできた。
 「憂い顔の童子」は、アメリカの女性日本文学研究者が大江らしき小説家と一緒に、四国の山の中に行く。ただそれだけである。
そこに、まぶされているのは、大江個人の体験と、現代思想と呼ばれる哲学者、文化人類学者の本を読みましたと言う報告。子供が「ぼく、こんなことしたんだ! 褒めてよ。ねえ」と言っているようにしか読めない。
 大江の作品は、小説系統と社会的発言系統の二つがあったと思う。
というより、「文学者の社会的責任」(最近は、企業の社会的責任に注目が集まり、文学者の責任には見向きもされなくなったことは、ともかく)から、「小説家たるもの、世間に向かって発言せねば」といった気負いでもあったのであろうか。
大江が進歩的文化人(岩波とか朝日とか大手出版社、新聞社好きの彼のどこが進歩的なのか?)であるという、未だ根強い「誤解」はともかく、社会的発言の「薄さ」が小説にまで流れ込んできてしまった。
 その意味では、大江は、もう「小説」を書いている訳ではないのかもしれない。


772 :吾輩は名無しである:04/03/11 23:57
>>769
理由なんてないですよ。だから恐ろしい。だから悲しく、どこか可笑しい。

773 :吾輩は名無しである:04/03/17 15:36
NHK教育の合唱コンクールの課題曲の作詞を
大江タン&谷川俊太郎タンがやるようだね。


774 :吾輩は名無しである:04/03/17 18:33
    |||/\
         \ア \
    人人人  \サ \ ガッ
?  ∩___∩  \ヒ \
   | ノ      ヽ   \/`/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  /  ●   ● |    < トゥグントゥグントゥグントゥグントゥグントゥグントゥグン
  |    ( _●_)  ミ     \ すっはっはっすっはっはっすっはっはっすっあうっ?
 彡、   |∪|  、`\      \______________________
/ __  ヽノ /´>  ) 
(___)   / (_/   ────────────────────
 |       /       │調子に乗ってるうちに現代韓国史の闇に足を踏み入れてしまったようだな・・・
 |  /\ \      └──v─────────────────────
 | /    )  )          ∧_∧
 ∪    (  \         (@∀@-)  キエテモラオウ
       \_)       ._φ 朝⊂)
               /旦/三/ /|
   ↑          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
 柳美里         |          |/


775 :吾輩は名無しである:04/03/27 00:20
大江健三郎以上に毀誉褒貶の激しい作家もいない気がする。

776 :吾輩は名無しである:04/03/31 12:26
湧いて出る蛆虫見たさにageてみる

777 :吾輩は名無しである:04/04/03 07:49
 1960年秋、新聞に私について誤報記事が出たことがあった。
60年安保闘争直後のことだった。私は安保改定反対の立場にいたが、
改定賛成派の中に早稲田大学の「森田」(私とはまったくの別人である)という
学生をリーダーとする劇団があった。その劇団がヨーロッパで日米安保闘争批判の
劇を演じたというのだ。これをY紙とT紙が記事にしたが、とんでもない誤報を
してしまった。両紙ともあたかも「元全学連のリーダーの森田実」が転向して、
ヨーロッパ演劇をやったように書いた。繰り返すが、まったくの誤報だった。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0718.HTML

「万延元年」にこんなような話がなかったけ?森田実とも関係があったのね。

778 :吾輩は名無しである:04/04/06 13:37
「叫び声」って駄目?やっぱ初期じゃない?
俺好きなんだけどなぁ。パンクだよね。

779 :吾輩は名無しである :04/04/06 21:31
叫び聲は初期の名作ですね!
個人的な体験よりも面白いと思いなす。

780 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:00
大江健三郎『言い難き嘆きもて』評
(2002/01/05)

大江健三郎さんは昨年から、つまりアメリカから帰国してからというもの、テレビや新聞での
発言が大変多くなった。ニュースステーションにも出演したし、正月もNHKで若者たちを前に
「いかにすればテロがなくなるか」ということについて御説を語っていた。その発言の大半は、彼
がその文学活動の中で政治的なスタンスとして保持してきた「戦後民主主義」の擁護に当たっ
ている。

この、『言いがたき嘆きもて』もその流れの中で書かれたエッセー集である。
帯には「ノーベル賞作家の魂の叫び」と書いてあった。購読者の目を引くための帯にいちいち
文句をつけても始まらないが、この本にあるものはそんなものではない。
この本には大きく二つのことが書かれている。ひとつは、混迷の時代にあって彼の師匠である
大仏文学者・渡辺一夫氏譲りの、人間に対する基本的には希望的なヒューマニズム(フランス
語だからユマニスムというべきか)の継続。もうひとつはここ十年ほど日本を覆っている、「右」と
か「ネオナショナリズム」という言葉で表現される「反戦後民主主義的」なものへの耐えがたい嫌
悪感である。

僕も大江さんから見れば「右」とか「ネオナショナリズム」といわれる部類に入るのだろう。僕は
決して大江さんが言うように、人命を軽視しているわけではないし、安易に国家主義に走るつも
りもないが、それでも「反戦後民主主義的」ではあり、それを嫌悪されるのならば仕方がない。
実際、嫌悪の度はすさまじいものである。たとえば、丸山真男氏の死に関する次の二つの文
章。

若い批評家は、丸山氏の側に立って?つまり現代世界の普遍性に結んで?
「虚妄」という言葉の深みをのぞいてみようとはしない。丸山真男氏の世代から
私の世代を経て、若い彼らの世代へと、共通の言語をつなごうとする知識人の
努力を、彼は放棄する。無知と、半ば意識的な誤解によって道を断ち切ること
で、自分らの言説の響きに空元気をつけるのみだ。近来の、新ナショナリストの
言論に共通の弱さ、アンフェアの特色を示していると思う。(p.27)

781 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:03
内村(鑑三)を「小慷慨家」とあざけり、「国家は実在す、空想にあらざるなり」
と天晴れリアリストを以って任じた(高山)樗牛らの立場と、彼によって「腐儒詩
人の空想」と嘲罵された内村の立場と、いずれが果たして歴史の動きをヨリ正
しく指していたか。(中略)いまはもう老年に入った私の、感慨がさらに複雑にな
るのは、戦争の悲惨の経験によって日本人がそれを乗り越えたと丸山(真男)
のみなした国家主義が、今日、高山樗牛をマンガ化したマッチョとでもいう思い
入れで若い人たちのうちに復活しているからです。(p.186)

大江さんは小説家だから当然なんだけれども言葉づかいは慎重かつ丁寧だし、そこが大江
文脈の真骨頂でもあるのだけれど、彼が「空元気」「アンフェア」「嘲罵」「マンガ」「マッチョ」とい
った激しい、唾棄するような言葉づかいをするのは珍しい。それほど彼は昨今の「反戦後民主
主義」的な動向を嫌悪しているし、否定したいのであろう。
それはご自由に、である。

問題は、彼が自分の単なる嫌悪感を、普遍的な高みにたって高尚なものに仕立て上げている
ことだ。上の文章だって、何も前提がない状態で読めば、「どうして僕たちがつないできた言葉
を君たちは聞こうとしないの?それはよくないよ」「内村鑑三は国家主義を否定しました。高山樗
牛はリアリストでした。それで歴史の流れを見ると高山のリアリズムで戦争に負けました。ほ
ら、内村のほうが正しかったでしょ。だから高山はいけません」という子どもっぽい議論にしかな
っていない。
この議論を高尚なものとして彼に書かせているのは、自分たちは普遍の側にたっている、自
分たちは正しい側にいるのだという自信だ。しかしその根拠は「歴史の流れが正当性を証明して
いる」というだけの、まったく薄弱なものである。そんな薄弱な論拠から「普遍性」というとんでも
なく困難な代物を(例えば昨日書いた『トランスクリティーク』を読んでいると、それがどんなに困
難な代物かだけはわかると思う)引っ張り出そうとするのは傲慢なのではないか。


782 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:04
僕ら若い世代が、「反戦後民主主義的」になっているとすれば、それは国家主義というよりも、
われわれが子どもだったころまで赤旗を振って真顔で反戦運動をやる大人たちが主張していた
「戦後民主主義」のもつ傲慢さ、そしてその傲慢さがもたらした結末への反感である。

そもそも、われわれ(日本人、である)はいつ「国家主義」を乗り越えたのか。いつ普遍性の高
みに達したのか。大江さんはこう書く。

私が被爆者たちの生涯から学んだのは、個人としての災厄の自覚に始まっ
て、日本人としての、と展開する被爆の受け止めが?確かにその段階までは
ナショナリズムと通うところがあったとしても、「時」を経て、人類レベルの普遍
性に昇華していることによってである。(中略)その普遍性の獲得は、被爆者た
ちの核廃絶への運動を、アジア侵略への積極的反省とも結びうるものとした。
(p.30)

私は日本の新ナショナリストたちの「自虐史観」説にあるひ弱さに対して、広
島・長崎の被爆者たちの「時」に鍛えられる誇るべき強さ、普遍性を示したい
(p.32)

僕自身長崎に生まれて、子どものころから多くの被爆者と接する機会を持った(いや、持たさ
れた)から、被爆者たちの個人的災厄がどれほど悲惨でその後も含めて辛いものであったか
は重々承知している。また、アジア侵略の犠牲となった人々の話も大学時代にたくさん聞いた。
僕はナショナリストであるが、ネオ・ナショナリストの一部の人たちが言うように「アジア侵略は解
放戦争であり、何にも謝る必要はない」というほど厚顔無恥ではない。朝鮮・台湾・中国への強
圧的政策の中で住民が蒙った犠牲を思うとき、顔を赤らめずにすむ日本人がどれほどいるだろ
うか。そのことが十全な解決に至っていないのも承知している。


783 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:05
しかし、である。僕が何を嫌悪するといって、子どものとき、被爆者の話を聞く機会を持った
(持たされた)あと、それを主催した左翼系の大人たちの「ほら、聞いただろ。だから戦争はいけ
ないんだ」という顔ほど嫌なものはなかった。犠牲になった人たちの心痛、それは一応同じ人間
として、いわば「普遍的」にシンパシーをもてる。けれども、犠牲者の個的体験を借りて、己は犠
牲者でも何でもないのにあたかも犠牲者に成り代わって俺が普遍性を主唱するのだ、俺は犠
牲者から話を聞いて普遍性に達したのだ、という連中の傲慢な心理には我慢がならない。被害
者宅に押しかけ、いかにも悲しげな表情を作って加害者を大袈裟に糾弾するワイドショーリポ
ーターと心根としては変わらない。


そして、「戦後民主主義」を支えてきたのはそんな連中なのである。
もし大江さんの上の文章で、普遍性を「獲得」したのがわれわれ戦後の日本人だというのであ
れば、それははっきり言って傲慢だ。被爆者自身とアジアの犠牲者たちとの連携も存在する
が、それは同じ戦争犠牲という紐帯によって結ばれているのであって、その悲しみを借りて普遍
性を主唱することは偽善あるばかりか、犠牲者への冒涜ですらある。

個的体験がそう簡単に普遍性に昇華されるものではないことも言っておきたい。朝鮮人や中
国人をいまだに蔑視する被爆者は少なくない。かつてアメリカの核疑惑艦が長崎に入港したと
き、被爆者団体の幹部は艦長が平和祈念像前に置いた献花を公衆の面前で踏みにじった。当
然の心理である。だがそれは平和団体の「市民運動家」たちの厳しい非難の的になった。なぜ
か。「運動家」たちが普遍的な正義と信じる信条から見てインコレクトだったからだ。普遍性に立
つ彼らは決して被爆者の心の奥底に耳を傾けようとはしない。


784 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:06
あるいは、朝鮮や台湾、中国大陸で、日本政府の無法な政策とは別に、個人的なハートから
現地の人々に尽くしいまだに顕彰されている日本人もいる。彼らがネオ・ナショナリスト系の言
論の論拠として使われているのは承知しているが、個的体験という意味ではどちらも変わりが
ない。一方を正義に、もう一方を不正義にしているのは日本が戦争に負けたという政治的な理
由であり、ポリティカル・インコレクトネスによって一方が封印されているだけだ。
そんな政治的に左右されるものが「普遍性」とはちゃんちゃらおかしい。ましてわれわれが普
遍性を獲得したコスモポリタン面して出かけていったところで、当面の間われわれは「日本人」
である。外国人はそうしか見ない。のっぺらぼうのコスモポリタンでは戦争責任も戦後賠償もあ
りはしない。もしかして、「僕はもう日本という国家的なものに束縛される段階は超越しちゃって
いるんですけど、でもまあ、ご先祖さんたちが悪いことしちゃったんで、その点については謝りま
す」とでもいうのだろうか。
あなたたちがどう思おうと、所与条件として国家は個人に張り付いている。国家的なものを否
定するのは自由だが、その戦略は国家というものがいまだ有効な現状を前提としてはじめなけ
ればならない。
そんな状況にあって、誰が「国家主義を乗り越えた」というのであろうか。

こう見てくると、大江さんの嫌悪感ばかりが目立つ。
脳梗塞をわずらい、妻を失った江藤淳氏の自裁を「センチメンタルな甘え」と断じ、「現に脳梗
塞を乗り越えてリハビリテーションに励む人たちに無礼じゃないでしょうか?」と言いながら、伊
丹十三氏の自殺を『神曲』を引用して悼むというのは、かたや終生の論敵、かたや終生の友人
にして義兄という関係がもたらした「アンフェア」としか思えない。あるいは、

そこで私は、迫ってくる老年についても、アジアの先行きへの不安について
も、環境、人口、資源のどの課題についても、明らかに進行する悪いときを引き
受けるつもりで生きよう、と自分に言うのです。(中略)さらに悪いときは必ずや
ってくる、しかし、その到来をいくらかなりと先のほうへ押しやろうというのが、あ
りていに言えば、世紀末から次の世紀にかけての、人類の基本的な態度では
ないでしょうか?(p.73)


785 :吾輩は名無しである:04/04/07 11:08
なお彼らが?われわれみなとともに?平和の奪われた世界で希望を喪う日
は遠いように!(p.243)

というような文面に至っては、いずれにせよあまり希望的な観測の持てない世界でこれからを、
それでも希望をもって生きていかなければならないわれわれ若者たちに対して、すでに世俗の
ことから離れたかのような、宗教的な救世主的な発言はそれこそ失礼ではないだろうか。「彼ら
が」と「われわれ」という言葉遣いが、普遍性の高みに到達してた救世主的「われわれ」と、その
神の言葉に耳を傾けようとしない反戦後民主主義的な「彼ら」との区別を濃厚に象徴している。

かくして、反戦後民主主義的な高まりに対して戦後民主主義派が吐くべき呪詛が、この本に
は詰め込んである。そして、われわれがもっとも嫌う戦後民主主義的な要素が、大江健三郎さ
んという著者を通じて顕になっている本だ。論点を明らかにしていく上で、一読しておくべきもの
であろう。

むろん、反戦後民主主義派にも問題はある。「戦後民主主義」というとその主張やスタイルが
比較的まとまっているのに対して、戦後民主主義への批判者はあまりにも多様な形をとりすぎ
ているのだ。黒塗り街宣車でわめきたてるヤクザ、皇居一般参賀で菊の御紋章の入った御旗
を掲げて陛下に忠誠を誓う若者、自虐史観を批判しリキの入った教科書を執筆する大学教授
もそうならば、僕のようにいや今日は寒いねといいつつコタツに入って茶をすすりながら一般参
賀の中継も見ないけれども、いやおめでたいねえと思っている人間もそうなのである。そしてこ
れらを貫く筋の通った理論はない。ネオ・ナショナリズムを批判する人たちはいったいどこを批
判しているのか判然としないだろう。そのことに、ネオ・ナショナリズムのほうも甘えてきた感が
ある。


786 :吾輩は名無しである:04/04/07 14:23
僕自身も、ナショナリズムは生活の総体というかスタイルなのであって、「…主義」というのと
は異なるだろう、と思っている。しかしながら、ナショナリズムそのものを論理化するというより
は、新しい保守思想、新たに国家とか個人とか社会とかを捉えなおそうという思想運動をナショ
ナリズムをベースとした別個の理論として立ち上げる必要には迫られているだろう。そうしない
と、ありがちな流行で終わってしまい堕落した戦後民主主義の跋扈を再び許すか、勢いでファ
ッショの再来を招くか、どちらかしか道はないからだ。

普遍性を目指す運動を否定するつもりはない。むしろ普遍性は状態として現実にあるのでは
なく、決して実現することのない理想への運動としてしか存在しない。普遍的なものに足場を置
くことはできないのだ。戦後民主主義はそのありえない足場の上からものを言ってきた。その空
虚さに気づいているのが、現在の反戦後民主主義的な運動である。普遍性を問い直すための
足場を、「日本」という国家あるいは社会の中に見出すことができないか。それがナショナリスト
としてのわたしの「希望」である。


787 :吾輩は名無しである:04/04/14 00:55
誰か「取替え後」と「日常生活の冒険」の相似性について語ってくれ。
さいきさいきちって明らかに傷み重蔵だし・・・自殺で始まるところも同じ
「日常生活」は連載途中でガキがうまれたせいか、構成とかぼろぼろだが(大江も自認)
、エンターテイメントの青春小説としてはいいよね。

788 :吾輩は名無しである :04/04/14 01:06
>>787
> 「日常生活」は連載途中でガキがうまれたせいか、構成とかぼろぼろだが(大江も自認)

そうだね。何か全体にゆるゆると進行する感じで。
文庫本の見開き2ページで「嬉しかった」という隙だらけの言葉が2回も出てくるところなんか、
他の大江作品ではありえないね。

789 :吾輩は名無しである :04/04/16 00:43
インポケットにインタビウ載ってるぞ
199円だから喪舞らも変え

790 :吾輩は名無しである:04/04/21 09:10
大江健三郎が生涯を通してやってきたこと

1。薄笑いの表情で 文芸春秋と岩波に媚びる。(両方に媚びる離れ業ができたのは大江のみ)
2。薄笑いの表情で 外国の有名作家に媚びる。
3。薄笑いの表情で 外国のジャーナリズムに媚びる。

大江が日本人(文芸春秋と岩波)に媚びる際には「原爆」の話をする。
大江が外国人に媚びる際には「南京大虐殺」などの話をして日本人を罵倒する。


791 :吾輩は名無しである:04/04/24 12:41
大江を読もうと思ってる工房です。
とりあえず死者の奢り・飼育読んでます。
次になに読もうか迷ってるんですが、おすすめあったら教えてください。

792 :吾輩は名無しである:04/04/24 12:50
芽むしり仔撃ち。泣く。

793 :吾輩は名無しである:04/04/24 22:13
http://www.tetsusenkai.net/patriots_bbslog/06koe/600805.html
Political Affairs E-Mail Edition
 2000/07/24 第25号

 進歩派と呼ばれる人々は日本でも韓国でも同じく、思慮が無く
無節操で迎合主義、日和見主義であり、そして何よりも危険な事に、
無責任である場合が多い。大江健三郎などはその代表である。
彼は北朝鮮の実情を知りもしないくせに(もし知った上での事で
あれば、その罪は万死に値する)、北朝鮮を地上の楽園の如く喧伝し、
それに乗せられた多くの人々が辛酸を舐める事になった。
しかも大江氏は未だにこの件で謝罪どころか自己批判
すらしておらず、恥知らずな事に今でも活動中である。
何という無責任主義か。

794 :吾輩は名無しである:04/04/25 03:56
>>791
アグイーとか、短編で慣らしてから長編にいくべし。

795 :吾輩は名無しである:04/04/25 04:07
>>793
んじゃ。ソレに対峙する保守派には思慮があり、節操があり、迎合主義や
日和見主義でなく、責任感があったか?…という、無駄な問いかけをコピ平
にしても仕方ないね…。

というか、そのソースの鐵扇會って、政治思想板あたりで笑い者になり、
2典にまで載っているあの自称右翼団体でつか?w

796 :吾輩は名無しである:04/04/25 04:12
いちおう「2典」から引用

>鐵扇會【てっせんかい】[名](政治思想)
> インターネット上で活動するサイバー右翼団体。大規模なマルチポストで嫌われている。

URLからすると「てつせんかい」と読むのかな?

797 :吾輩は名無しである:04/04/28 13:22
國民新聞 大江健三郎共産党にエール
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1512/1512018oe.html
1512018 大江健三郎 共産党にエール

先の衆院選挙で議席を20から9に激減させた共産党だが、その
機関紙「あかはた」にノーベル賞作家、大江健三郎が共産党にエール
を送る長期インタビュー記事が掲載された。

紙面には、大江、ゆかり夫人と息子の光が登場。大江は不破哲三
議長を賞賛し、中国語に翻訳された不破の『歴史教科書と日本の戦争』
のサイン本を貰って大喜びしたという。
(平成15年12月25日号)

798 :吾輩は名無しである :04/04/28 21:30
あちゃー

799 :吾輩は名無しである:04/05/01 15:30

去年の10月頃から読み始めて全集の大江健三郎小説8冊と
最近の宙返り、取り替え子、憂い顔の童子を読んだ。
全集に入ってないので読んだ方がいいのあります?

>>791
個人的な経験
万延元年のフットボール
われらの狂気を生き延びる道を教えよ
新しい人よ眼ざめよ
静かな生活


800 :吾輩は名無しである:04/05/01 17:00
ホラー好きなら読んどけ、と「アグイ―」の文庫を貸されたんだけど
ホントにホラーすれすれの不気味さがどの話にもあって面白かった。
リンチの映画「イレイザーヘッド」とかあのあたりの奇形児ホラー映画の
元ネタみたいに思えてしまった。

801 :吾輩は名無しである:04/05/01 19:09
>>791
とりあえず処女作の「ジョジョの奇妙な仕事」とかも読んでおくといいです

802 :吾輩は名無しである :04/05/01 20:57
>>801
ワラタ

803 :namie:04/05/02 13:56
燃え上がる緑の木に
嬲られた救ひ主を癒させ
虚ろ負はむ位置に
声弱め
真秀削げて寝ん

もえあかるみとりのきになふられたすくひぬしをいやさせ
うつろおはむゐちへこゑよわめまほそけてねん

大江氏作品の題名を借りていろはの句法で一首
私自身として好きな作品は個人的な体験ですが。
日本語の賜物であつてその逆はないといふことを大江氏といはず、作家全般に
確認自覚願ひたいですね。志賀直哉の「フランス語を国語に」発言以来作家知識人
全般にこの点甚だ行儀が悪い。大江氏のノーベル賞、レジオンドヌールは貰つて
文化勲章は要らぬといふ選択もその一つですが、戦後民主主義用に仕立てた言葉で
書いてをられるのではないわけですから。そもそも天皇がご訪問先の国で英語で
挨拶なされるやうな状態ですから罪は相殺かともおもひます。天皇大江氏ともに
頭の柔らかい時期に、忠君愛国か民主主義へ突如発想の転換を迫られて、判断力
の根幹に火傷を負つたといふ意味での戦争被害者なのだと思ひます。
将来日本文明が健全な展開を遂げるには、仮名遣の回復ちいふこと、大江氏その他
疑問無く拠つてをられる現代仮名遣いの廃棄は不可避の日程に上がりませう。
関節ぬけたかなころがしを抱へたまま国連の常任理事国になり、公用語になるなど
文明の面汚しである。その節大江氏その他の作家知識人がほんたうの所何をいいたか
つたか、あらためて問はれることにならむ。よつて予告的ご挨拶迄。

804 :吾輩は名無しである:04/05/03 11:41
つまらない。器が小さい。政治的思想がもろに出ている。
文体がねちねちしている。主人公の思考パターンがいつも一緒。
グロテスクな表現が多い。美的センスが欠如している。

なのにノーベル賞作家…

805 :吾輩は名無しである:04/05/03 13:39
セブンティーンで
俺は勃起が好きだ という一行があって ワロタ

806 :吾輩は名無しである:04/05/03 22:46
大江健三郎といえば、戦後日本を堕落させてきたいわゆる「進歩的文化人」、
「戦後民主主義者」の巨頭である。
彼は、スウェーデンの王立アカデミーが授与するノーベル文学賞はもらうが、
文化勲章は辞退した。
外国の王室がくれるものはもらうが、日本の皇室が授与するものは辞退する。
典型的な日本蔑視、西洋崇拝の態度である。なんら一貫性はない。
また、彼は、北朝鮮を賛美し、日本人であることを後悔していた。
原爆が落とされたのは日本人の責任であると主張してもいる。
そのくせ、日本の豊かさの恩恵を受け、外国に亡命することなど露ほども考えない。

彼の特徴は、日本国内においてはあいまいな言葉を使ってソフトに日本を
非難する論調をとるが、ひとたび国外に出ると悪し様に日本を罵ることである。
フツウの愛国心がある者なら、国外に出て母国の悪口は言わないものである。
彼は反日外国人にありがたがられているが、外国人は、自国を悪し様に罵る
大江のことを内心では軽蔑していることに気づいていない。

中国と日本と、いずれが国家主義的傾向が強いかなど比較すれば明らかである。
中国は、核兵器を製造・配備し、近隣諸国に圧力を加え、チベット・ウイグル・
旧満州などを侵略し、言論を弾圧し、結社を抑圧する。そんな中国を非難する言葉
などひとことも言うことはなく、ありもしない日本の国家主義的傾向のみを非難する。
また、侵略や残虐行為の謝罪にしても、中国政府の侵略や、現在も行われて
いる裁判なしの銃殺刑、反体制運動家への拷問などは全く非難しない。
他方、民主的に選挙でえらばれた地方自治体の首長を「恥」と罵る。

いったい、恥知らずとは誰のことか?
こういう恥知らずな人間が、日本には腐るほど存在することを考えると、アタマ
が痛くなってくる。

807 :吾輩は名無しである:04/05/04 15:39
いま久しぶりに『セヴンティーン』を読み直してる最中。
主人公=三白眼と知ってから、すっかりイメージが今井君になった。
今井君を脳裏に浮かべながら読み進める『セブンティーン』もまた乙なもの。
ついでに元報道番組プロデューサー、現ジャズヲタ駄目兄貴は、
郡山さんに脳内変換して読んでも差し支えないと思う。

808 :吾輩は名無しである:04/05/06 21:14
漱石も結構当時は批判されたらしいよね

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