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⊂ 倉橋由美子 ⊃

1 :吾輩は名無しである:02/10/24 15:16
「倉橋由美子?ああ、残酷童話の人ね。」

それだけじゃないぞ(゚д゚)ゴルァ!!!ていう人集まれ。

2 :漂泊の2ゲッター:02/10/24 16:18
       ローリング!!    ∧∧  
               (゚Д゚,,)  
               ⊂⊂,,ヽ  
                (_ (  )ノ
     クルン       
              /⌒⌒ヽノ  )))
              (   )て )  
          (((   ∨∨⊂ノ
ズサギコ!! 
                    (´´
   ∧∧  )  ≡≡≡≡≡(´⌒(´≡≡ 
 ⊂(゚Д゚⊂⌒つ ≡≡≡≡(´⌒;;≡ 
           (´⌒(´⌒;;
2げっとーーーーーーーーー!!!


3 :吾輩は名無しである:02/10/24 17:49
おお、前スレ落ちて数ヶ月、今度はいつまでもつのかw
春に出たサントリーの宣伝文以外はすべて好きだな。

4 :吾輩は名無しである:02/10/24 17:58
なぜか「知的」だと思われているおばさん作家

5 :吾輩は名無しである:02/10/24 18:05
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c

6 :吾輩は名無しである:02/10/24 19:42
近親相姦とかスワッピングとか使うの好きなひとみたいですね。
良くも悪くも昔の少女マンガチック・・・というか漫画家のほうが真似した
のかもしれないけど。

あ、ファンというほどじゃないけど何となく気になる作家です。

7 :吾輩は名無しである:02/10/24 19:43
私小説全盛の時代に、女性がそのようなことを書いたことは評価したい。

8 :吾輩は名無しである:02/10/24 22:29
名前で損してないかな。字面とか、響きとか

9 :吾輩は名無しである:02/10/24 22:36
このスレの人たちはどの作品が一番好きなんですか?
私は『パルタイ』。

10 :吾輩は名無しである:02/10/24 22:38
>9 二人称のしょうせつって他にはないよね

11 :吾輩は名無しである:02/10/24 22:45
>>10
あるよ

12 :吾輩は名無しである:02/10/24 23:00
ポポイは十回くらい読んだ

13 :吾輩は名無しである:02/10/24 23:16
最近、何してる?

14 :吾輩は名無しである:02/10/24 23:23
金井と倉橋って同世代?

15 :吾輩は名無しである:02/10/24 23:34
「聖少女」が一番すきかなあ。

どうでもいいけどこの人ってカタカナよく使うよね。
アレハドウイウイトガアッテツカッテイルノダロウ。

16 :吾輩は名無しである:02/10/25 20:35
シカモトウジョウジンブツノナマエガKトカノカシラモジダッタリスル。
チョシャノイトヲヨメバナットクデキルヨ。

17 :吾輩は名無しである:02/10/25 22:38
アアソウカ、ナルホド。
クラハシサンッテガクセイウンドウヤッテタノカナ。
ヤッテナイケドヒヤヤカナメデミテタトカ?

18 :吾輩は名無しである:02/10/26 07:11
>10

『暗い旅』は二人称小説ですよ。
ビュトールの『心変わり』の模作だと非難された
作品ですけど。

19 :吾輩は名無しである:02/10/26 07:13
>14

倉橋は昭和10年の生まれ。
金井は10歳くらい若いよね。

20 :吾輩は名無しである:02/10/26 07:17
今、病気静養中。
無事切り抜けたら、近々また新作の
書き下ろしが読めるかもしれない。

最新作『よもつひらさか往還』は
あたしはカイです。どでしょ?

21 :吾輩は名無しである:02/10/26 18:03
『よもつひらさか往還』、良くも悪くも全然印象に残らない本だった。
図書館で一回借りて読んだだけだからかもしれないけど。
桂子さんが出てくる短編のやつ(タイトル忘れた)のほうが良いと
思ってる。

22 :吾輩は名無しである:02/10/27 18:31
上げましょう、せっかく作ってくれたんだから。

23 :吾輩は名無しである:02/10/27 18:49
「ぼくを探しに」って絵本の翻訳してるね。

24 :23:02/10/27 18:50
これが結構、泣ける良い話なんだなぁ。

25 :吾輩は名無しである:02/10/27 22:00
「あたりまえのこと」はどうでしょう?
後書きの最後がちょっと切ないですが。

26 :吾輩は名無しである:02/10/27 22:06
>>21
ポポイじゃなくて?生首出てくる奴。

27 :吾輩は名無しである:02/10/27 22:35
あたりまえのことはあたりまえのことでした。
ずっと昔からこの人の小説論は変わってない
ですね。ここまではっきり言う人もあまり
いないですが。

28 :吾輩は名無しである:02/10/27 22:53
吉田健一にいかれてしまって文体が吉田チックになったり
西脇の幽霊をだしたりということが、ああ、すごいなと思う。

小説もいいですが、小説を書くことを通じて、非常に高級な
生活を築いた達人だと思う。

29 :吾輩は名無しである:02/10/27 23:46
>>28
ナニヲイイタイノカワカラナイブンショウダヨ。
ナニガ「スゴイ」ノ?ヒニクデスカ?
「コウキュウナセイカツヲキヅイタ」?
ダレガ?ドンナセイカツ?

30 :吾輩は名無しである :02/10/27 23:47
>>26
さっき調べてみました。『夢の通い路』のことです。
28にあるように、西脇順三郎の幽霊も出てきます。

『ポポイ』は確か桂子さんの孫娘だかが主人公ですね。
随分前に読んだきりなのであんまり覚えていないんですが。

31 :吾輩は名無しである:02/10/28 02:19
>>30
『爪のかゆい美紀』は俺も好き。
どれも短いけれど典雅。

32 :吾輩は名無しである:02/10/28 06:41
>『ポポイ』は確か桂子さんの孫娘だかが主人公ですね。

舞さんです。
『幻想絵画館』、『シュンポシオン』それに
『よもつひらさか往還』などにも出てくる。
『ポポイ』を読み返したくなる季節だな。
もうすこししたら『紅葉狩り』でも.....。


33 :吾輩は名無しである:02/10/28 13:58
っていうk、いわゆる桂子さんシリーズですら、
揃えるのに苦労したべ。
出版社は違うし絶版だらけだし。


34 :吾輩は名無しである:02/10/28 18:04
わしは全作品、持ってるです。
なにせ昔からの読者やさかい...。


35 :吾輩は名無しである:02/10/28 20:02
「倉橋由美子全作品」にもれてる作品あるの?
それともこれ自体絶版?

36 :吾輩は名無しである:02/10/28 21:55
新潮社の「全作品」は『夢の浮橋』までしか
入ってません。おまけになぜか『スミヤキストQの冒険』が
収録されていない!

「全作品」はモチロン、絶版。

37 :吾輩は名無しである:02/10/29 10:59
「全作品」はブックオフで結構よく見かけます。
私は埼玉の人間ですが。

38 :吾輩は名無しである:02/10/29 20:45
>37

それは買いですね。ネット古書店では
けっこう高いです。



39 :吾輩は名無しである:02/10/29 22:43
>>37
BOの連絡先おせーて

40 :37:02/10/29 23:25
自分が買った時は一冊800円で帯つき、全巻揃いでした。
最近見かけたのは北鴻巣店と、あともう一ヶ所は失念。

41 :吾輩は名無しである:02/10/30 10:28
>10
アンチロマンにあるだろ。
全部カフカとフランス文学の空虚なモノ真似だよ、このおばはんのは。

42 :吾輩は名無しである:02/10/30 14:17
講談社文芸文庫から短篇集が出るね。

43 :吾輩は名無しである:02/10/30 14:23
>>42
いつ?

44 :吾輩は名無しである:02/10/30 16:44
>>43
来月の10日あたり。
文芸文庫の発売日。

45 :吾輩は名無しである:02/10/30 16:53
>>44
文芸文庫の新刊情報ってどこで仕入れてるんですか?

46 :吾輩は名無しである:02/10/30 20:16
舞タンのビジュアルイメージ(;´Д`)ハァハァ
http://sakots.pekori.jp/imgboard/imgs/img20021028215207.jpg

47 :吾輩は名無しである:02/10/30 21:54
なんかさ、『パルタイ』と『紅葉狩り』を
いっしょに収録するって...
いったいどういうセンスしとんだ<講談社

48 :吾輩は名無しである:02/11/01 04:00
全作品今日一冊3百円で買ったんだけど。
2巻だけなかった。

49 :吾輩は名無しである:02/11/01 07:11
すごい。300円。今後はぜひ2巻をゲットしてください。

なんか、いまひとつ盛り上がりに欠けますな、本トピ。

50 :吾輩は名無しである :02/11/01 12:44
>>45
本屋に貼ってある文庫新刊情報。

51 :吾輩は名無しである:02/11/06 02:48
講談社のサイト見れ

52 :吾輩は名無しである:02/11/06 07:56
>>51
サイトが広くてどこなのか分からんのよ。

53 :吾輩は名無しである:02/11/06 09:45
講談社文芸文庫 で検索すればヒットするはず。

54 :吾輩は名無しである:02/11/06 09:53
>>53
検索しても倉橋由美子の新作については書いてないよ。

55 :吾輩は名無しである:02/11/06 10:02
短編集に収録される作品も確認した?
倉橋由美子の作品も1つ入ることになってるよ。


56 :吾輩は名無しである:02/11/06 20:16
ところで倉橋由美子って文体というか系統というか、
とにかくまあ、誰の影響をうけたりしてるの?

57 :吾輩は名無しである:02/11/07 02:53
カフカ、カミュ、サルトル。

58 :吾輩は名無しである:02/11/07 07:06
文体模写なら、川端康成、吉田健一、森鴎外などなど。

59 :吾輩は名無しである:02/11/12 17:38
保全あげ。

・・・しかし人に訊くだけ訊いて放置しといて盛り上がりに欠ける、というのは??

60 :吾輩は名無しである:02/11/12 20:44
訊くだけ訊いて放置しるひとと
盛り上がりに欠けるゆうてるひとは
きっと別人でしょ。

講談社文芸文庫の『パルタイ』『紅葉狩り』収録
されてるやつ、出たんですか?

61 :吾輩は名無しである:02/11/12 21:26
残酷童話でない作品の倉橋さんの作品は凄い

62 :吾輩は名無しである:02/11/12 21:39
⊂ ia ⊃

63 :吾輩は名無しである:02/11/12 23:29
>>60
「〜しる」は「〜しろ」の意味。

>>61
日本語がおかしい日本語です。

64 :吾輩は名無しである:02/11/22 19:58
>>62
>>61 それが妙味を醸し出すこともある

65 :吾輩は名無しである:02/11/22 21:25
倉橋由美子全作品の一巻を読んでたら、筒井康隆を思い出した。
テイストが似てるように思うのですが・・・。

66 :吾輩は名無しである:02/11/24 20:20
『雑人撲滅週間』。



67 :吾輩は名無しである:02/11/29 22:40
講談社文芸文庫新刊『パルタイ・紅葉狩り』の
「夢のなかの街」を久しぶりに再読しました。
高知に行ってみたい。

68 :吾輩は名無しである:02/12/04 01:02
「聖少女」を十数年ぶりに読みたくなって
書店へ行ったら絶版になっててショック
でした・・・

69 :吾輩は名無しである:02/12/10 21:09
あげときます

70 :吾輩は名無しである:02/12/10 21:11
>>68
箱入りの『聖少女』なら古本屋でよく見かけるYO

71 :吾輩は名無しである:02/12/13 10:02
保守

72 :吾輩は名無しである:02/12/21 22:22
「アマノン国往還記」を探してます。

73 :吾輩は名無しである:02/12/23 14:14
最近この人の「わたしの中のかれへ」という古いエッセイ集を古本屋でゲト。
デビューから十年目ぐらいまでの評論やエッセイを集めたものだが、読んでみると
最初のほうはいかにも世間知らずの文学少女だったのが、途中からちゃんと大人に
なっていくのが分かってカナリ感心した。
その割りに小説のほうはデビューからあまり変わってないようだが、そのことも
ちゃんと自覚しているみたいだったよ。


74 :吾輩は名無しである:03/01/02 23:24
「スミヤキストQの冒険」探してます。

75 :吾輩は名無しである:03/01/02 23:25
>>74
文芸文庫で出てるよ。
ひょっとして絶版?

76 :吾輩は名無しである:03/01/03 00:26
>>75
そういや最近見ないね。

77 :74:03/01/04 19:16
bk1には出てないっす。しくしく

78 :吾輩は名無しである:03/01/04 19:24
最終手段、ブックオフ。
たくさんあるYO!

79 :74:03/01/05 12:45
「パルタイ」「シュンポシオン」はブックオフでゲットしたす。
文芸文庫の取り合わせの報復としてスミヤキストもブックオフで探すっす。

80 :吾輩は名無しである:03/01/05 22:35
近所のブックオフには無かったです。
あるのは残酷童話ばかり、、、グぉー

81 :吾輩は名無しである:03/01/05 22:45
>>80
文芸文庫は古本屋街の専門店に行ったほうが品揃えが多いかもよ。
「スミヤキストQの冒険」を半額で売ってるのみたことあるから。
日焼けのし過ぎで色が剥げてたけど。

82 :吾輩は名無しである:03/01/12 23:15
さんきうっす。お茶の水、なかなか行かないなあ。
「アマノン国」も僕もほしいです。
別のブックオフも行ってみよ。

83 :吾輩は名無しである:03/01/12 23:21
「アマノン国」なら、今日、町田のブックオフで見ました。
「聖少女」なんかも、あったなあ。

84 :吾輩は名無しである:03/01/13 00:01
俺は大塚のブッコフでアマノソの箱入り単行本をハッケソ、買い、
ずっと待ち行列に入ったまま読まず1年が過ぎ、
今度は早稲田のブッコフでアマノソ文庫版をハッケソ買い。

85 :吾輩は名無しである:03/01/18 18:16
僕も、町田のブクオフ(3F建の)で見たんだけど、「アマノン」「聖少女」は見つかんなかった。
「交歓」はゲトしたけど「反悲劇」はまだ残ってるよ。
高原書店も見にいこっと。

86 :橋本か?:03/01/18 18:34
橋本に行きゃあるだろ。

87 :吾輩は名無しである:03/01/19 23:02
ローカルなネタで申し訳ないです。
町田の高原書店で「スミヤキスト」2册ありました。残り1册です!
「シュンポシオン」が定価より高い棚にあったけど、ブクオフで100円だった。得したのか?


88 :山崎渉:03/01/20 01:49
(^^)

89 :吾輩は名無しである:03/01/20 02:10
>>85
町田ブックオフ。アマノンはなぜか「現代文学批評」の棚にあった。
あそこは埴谷が「う」の所にあったり(「ウエタニ」と判断されたのだと思われ)、
ラカンが「軍事」の所にあったりと(こればかりはまったくわからん)、
まあ、あれだ・・・

90 :吾輩は名無しである:03/01/20 11:18
しゃべる前に本探ししなきゃならんのか、この作家は。

91 :吾輩は名無しである:03/01/20 11:27
おばちゃん自意識がくさいんだもの。

92 :吾輩は名無しである:03/01/20 19:11
聖少女もパルタイも、
近くの図書館がリサイクル本として排出したのをゲット。
最近は読まれないのかな。

93 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:06
ほんとに好きだから、あまり語りたくない。
人に安易に語られたくない。
そういう「好き」ってない?

一般にいちばん有名な「残酷童話」が、いちばんいまいちなんだよなー、この人。

94 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:22
萩尾望都の「マージナル」よんでアマノン国思い出しますた。

95 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:22
埴谷ってなんてよむの?

96 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:22
>>95
はにや

97 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:23
さんくす

98 :吾輩は名無しである :03/01/23 21:57
>>93
なにがいちばんいまいちだ語ってんじゃねえか馬鹿

99 :吾輩は名無しである:03/01/25 06:16
アルミンハリーを書いた「100メートル」は傑作だよね

100 :吾輩は名無しである:03/01/25 16:30
100 

101 :吾輩は名無しである:03/01/25 19:10
お、ゆみこたんのスレじゃん
と思って来てみたら

案の定枯れたスレだなw
はーおちつく。

102 :吾輩は名無しである:03/01/26 14:45
ポポイと入江舞の名前そのまんま使ってる下品なOLの日記サイトを見つけて
あきれた方はいませんか。
舞様とか言われてちやほやされてます。ハズカスィ

103 :?a´?y?I´?1/4?3?μ?A°??e´:03/01/26 17:01
ほんとに好きだっただけに発見したときはショックだったです…
結構大手のサイトみたいなんで。そんな感覚で倉橋作品を利用されるのは不本意だけど
メールで言っても今さらなんで防寒してますが。
やっぱり残酷童話と短編のポポイで認知されてるんでしょうかね。
愚痴ですすんません。

104 :吾輩は名無しである:03/01/26 17:03
ほんとに好きだっただけに発見したときはショックだったです…
結構大手のサイトみたいなんで。そんな感覚で倉橋作品を利用されるのは不本意だけど
メールで言っても今さらなんで傍観してますが。
やっぱり残酷童話と短編のポポイで認知されてるんでしょうかね。
オーディオドラマにもなったし。愚痴です、すんません。

105 :吾輩は名無しである:03/01/26 17:06
連続かきこハズカスイ スンマソン…

106 :吾輩は名無しである:03/01/27 02:07
>>102-105
なんかかわいいので許す!

107 :吾輩は名無しである:03/01/27 13:48
首愛づる姫ってか

108 :吾輩は名無しである:03/02/02 16:11
>104
探して見つけちゃった
覗く方が悪趣味なんで文句つける理由ないけど
ファンとしては「なんで入江舞?」て思いますね
舞さんとイメージ全然違うし…

109 :吾輩は名無しである:03/02/11 01:55
このひと短編でよく双子の近親相姦を多用するよね。
そうでなければ共犯に近い親密な男女。
本人は双子じゃないよね。そういう願望があるのかしらんと
安易な想像をしてしまう。
ポポイの首も最初は共犯くさい描き方だったような。

110 :吾輩は名無しである:03/02/14 21:53
定期あげ

111 :吾輩は名無しである:03/02/14 21:58
双子でバナナみたいに異形化してセクースする話エロかったなー。

112 :吾輩は名無しである:03/02/15 08:33
それ、どの作品?>111

113 :吾輩は名無しである:03/02/15 09:32
怪奇短編集にあったやつ。

114 :吾輩は名無しである:03/02/15 12:59
「聖家族」ね。


115 :吾輩は名無しである:03/02/19 00:06
>114 あれはエロい。一家でエロい。

116 :吾輩は名無しである:03/02/19 03:50
16本の擬足がわっさわさ

117 :吾輩は名無しである :03/02/26 00:00
古本屋で単行本「夢の浮橋」また買ってしまった。50円也。
実家に帰ればあるのに。
好きな本を古本屋で見つけると持っててもついつい買ってしまう。


118 :吾輩は名無しである:03/02/26 00:38
>117
夢の浮橋だけ持ってない!!
どんな話? とか聞いていい…?

119 :?a´?y?I´?1/4?3?μ?A°??e´ :03/02/26 22:01
>118
桂子さんモノの初期のはなし。
学生の桂子さんが山田助教授と結婚を決めて、それから異母兄弟かもしれない
耕一さん夫妻と夫婦交換するくだりまで。
読んだの大分前だからちょとあいまいでスマソ。
まだ古本屋に埋もれてるかもよ。

120 :118:03/02/27 00:45
>119
ベリーサンクスコ!!
実は古本はあんまり好きじゃないんだけど本屋さんに置いてないし
桂子さんシリーズなら外せないから探してみる!
まだ読んでいない桂子さんシリーズがあるというのは
ある意味幸せかも(w

121 :吾輩は名無しである:03/03/01 01:10
昔、急に家族でポルトガルに移住したりしてたよね。

旦那は元NHKで、今は独立して自分で番組作ったりしてるんだけど、
かなり異色のヒトです。
前に見たときは北杜夫の「わが心の旅」をつくってました。
最後にロケ中に北氏がオランダのカジノにはまり、帰りの航空券まで
突っ込んだと哀れに語っているのが妙に印象的でした(笑)。

122 :吾輩は名無しである:03/03/05 13:26
「あたりまえのこと」では、好き放題に書いてゐて、面白かつた。
しかし、旧カナを止めるとは信じられん。

123 :吾輩は名無しである:03/03/05 23:04
「聖少女」読了しました。松浦理恵子の「ナチュラルウーマン」と比べられたり
してるけど、どちらも素晴らしい作品だと感じました。ただ登場人物は倉橋さんの
方が生きてる気がしました。未紀の存在は浮き世離れしててぼんやりとした
輪郭なんだけど、何か残るんやね、何でやろう?

124 :吾輩は名無しである:03/03/05 23:11
出会いが悪かったのかなあ、漏れ。
最初に「バージニア」というアメリカのキャリアやりマン姐さんを書いた短篇がつまらなくて
それ以来ずっと読んでない。
でも「ナチュラル・ウーマン」は大好きなんだよね。
松浦の愛読した人でもあるらしいし、読んでみようかな。

125 :吾輩は名無しである:03/03/06 01:32
バージニアだけ読むのは流石に勿体ないと思われ。
倉橋に限った話ではないだろうけど、いくつか読んでこそでつよ

126 :吾輩は名無しである:03/03/06 05:00
よく知らないが、バージニアの頃はちょっと大江の影響とかあったんだろうか?

つか、桂子さんシリーズ嫁!

127 :吾輩は名無しである:03/03/06 05:08
   ______________
 /:\.____\
 |: ̄\(∩´∀`) \  <先生!こんなのがありました!
 |:在  |: ̄ ̄ U ̄:|
http://saitama.gasuki.com/mona/

128 :吾輩は名無しである:03/03/06 07:49
若き日から大江とはソリが合わなかったらしく、
あちこちで悪口書いていたと思う。

ヴァージニアはもうひとつおもしろいとは思わないけど
彼女の作風の転換期にある、かなめみたいな作品ですね。
この前後の作品はとても好きです。
『スミヤキストQの冒険』、『反悲劇』などなど。
『スミヤキストQ』は前期倉橋の集大成みたいなところがあるし、
後者は、ギリシャ悲劇からの影響を骨にして、一皮むけた
いぶし銀のような文章がみごとです。


129 :吾輩は名無しである:03/03/08 19:00
最近、彼女の作品を読み始めました。
前期とか後期とかの区分って、
愛読者の人たちにとって、だいたいどんな感じなんですかね?
ちなみに、『よもつひらさか往還』→『反悲劇』→『パルタイ』→『ポポイ』ときて、
次は『聖少女』を読む予定でいます。
あ、あと桂子さんシリーズ(というものがあるらしい)が好きな人、
『よもつひらさか往還』は物足りなかったですか?

130 :吾輩は名無しである:03/03/09 10:18
年代的に前期作品から順を追って読んでる世代がありますね。
それ以外に、『夢の浮橋』以降しか読んでなくて、桂子さんシリーズ
のファンという比較的若めの世代。
どっちがどうとか言えないけど、ワシなんかは『蠍たち』や『悪い夏』
のない倉橋なんか意味ないっす。
あ、もちろん『聖少女』もね。あの時代の、あの年代にしか書けない
作品というのがありますね。

『よもつひらさか往還』、よかったですよ。
作家が「老い」の境地に入った茫々とした寂しさが
ありますね。


131 :吾輩は名無しである:03/03/10 02:03
>130
後半禿同
そして寂しいと同時に倉橋ならではの飄々とした感じがイイ!!

ところでガイシュツだったらスマソだが
このスレ女性読者はどれくらいいるんだろう。
女性読者なら『暗い旅』ははずせないと思うのだが

132 :吾輩は名無しである:03/03/10 08:16
「蠍たち」「悪い夏」「聖少女」「スミヤキQ」
その辺はもう最高!
松浦は倉橋のエッセンスをよく使うと思う。
「葬儀の日」はすぐにピンときた!
「親指P」なんかはあからさまだしね。


133 :吾輩は名無しである:03/03/10 08:53
『暗い旅』、今読むといかにも「若書き」の感じ。
フランス語の単語ちりばめたり、「彼」や「佐伯」との
会話なんか、ちょっとムズムズしちゃう。
でもつくづくなつかしいっす。

134 :吾輩は名無しである:03/03/10 08:56
かなり前に出たユリイカの倉橋特集があるんですが
松浦が『暗い旅』論を書いてたっけな。
彼女、まだ20代だった。

倉橋に影響受けてる作家って、初期の金井美恵子なんかも
そうだね。

135 :吾輩は名無しである:03/03/10 13:30
『親指P』は、余りに著作の売れない松浦が、
下世話なテーマと描写で話題づくりしたものだから、
倉橋由美子の著作に見られる抑制がまるでないし、
観念をうまく小説内に取り込めていない。
大衆向けの読み物ですな、松浦。
本人はいろんな思想家/批評家についてしばしば言及しておるが。
倉橋由美子の初期の作品は、確かに若書きな部分もあるが、
先達の扱い方は誠実であると思う。

136 :吾輩は名無しである:03/03/10 17:48
倉橋の作品でラストで!!!
なショックを受けたのが「向日葵の家」。
「砂の女」の読後感とどこか似ていて
放心状態になった記憶があります。
才気の塊のような知性を感じました。
この感激は普通の彼女の年代の女流にはないもので
むしろ安部公房などに近い印象を持っていましたが
最近のものは随分変わったなと思います。
個人的には桂子さん以前の方が
野心的実験的で好きでした。


137 :吾輩は名無しである:03/03/10 18:04
松浦の「葬儀の日」は良くできた倉橋のバリエーションの
ような印象があります。
登場人物の老婆が
倉橋の作品群に現れる口汚い老婆とかぶるのです。
たとえば「聖少女」の未紀の家の家政婦。
一連の双子の姉弟の母親…
そして倉橋よりは幾分オーバーな3人称描写…
間違いなく倉橋が松浦の肉や骨の一部であることは
間違いないでしょう。

138 :吾輩は名無しである:03/03/10 20:06
僕は松浦作品も好きだし、倉橋のも同等に愛読しています。
河野多恵子も好きなんだけど、このスレに集う人たちも同じような
趣味嗜好なのではないのでしょうか?

139 :吾輩は名無しである:03/03/10 21:09
>>130さん他
レス、ありがとうございます。
だいたい桂子さんシリーズの登場を境に分けられるみたいですね。
確かに、桂子さんものの安定感(?)に比べると、
『パルタイ』などの初期作品は神経質なまでに繊細な印象があります。
作者の存在がそこに感じられるというか。
『悪い夏』『スミヤキストQ』あたりを次に読んでみますね。

>>138
河野多恵子・・・たとえば『不意の声』とかは、僕はあまりわからなかった。
趣味嗜好っていうほど両者は近いのですか?
あまり詳しくないので、何とも言えないのですが。

140 :吾輩は名無しである:03/03/10 22:26
倉橋先生は何度か候補になりながら
芥川賞をとっていません。
けれど第1回の女流賞を受けています。
そういう意味でも松浦さんと似ていますね。
というか松浦さんが似てるんですが…

141 :吾輩は名無しである:03/03/10 23:00
倉橋と河野、全然違いますよ。
現実にもあの二人は仲が悪いそうです(笑)。

倉橋は意識も文体も明晰ですが、河野ってそういう知性は
あまり感じない。
共感できない生理的感覚ばかりがあって。
これはワシが河野嫌いのせいかも。

そうか、松浦の『葬儀の日』読んでみっかな。
『親指P』とか読んだけれど、倉橋的なものは
まったく感じなかった。



142 :吾輩は名無しである:03/03/10 23:59
河野に知性がないのかどうかは知らないが、
ああいう顔の作家には倉橋のような透明感は求めるべくもないだろう。

ま、松浦もああいう顔じゃなければもう少し頑張れた気もするが。

143 :あ、:03/03/11 07:27
ちなみに、>>129 = >>139 =僕です。すいません。

144 :吾輩は名無しである:03/03/11 12:53
>136

『向日葵の家』、わたしも大好きです。
あれはK-L型の最後の小説と言う感じですね。
ラストの凄まじさは言葉を失います。

>個人的には桂子さん以前の方が
> 野心的実験的で好きでした。

関川夏生は作家に面と向かって「「夢の浮橋」から
向こうは、倉橋の作品とは認めない」と言うたそう
です(笑)。

145 :吾輩は名無しである:03/03/11 23:38
倉橋由美子というとまず浮かぶのが「パルタイ」
読み終えたときパイプオルガンの不協和音がいつまでも響いて
耳から離れないような…
そして「聖少女」ゆるやかななま暖かい何かに抱かれて眠るときのような…
そして「向日葵の家」一体あのラストシーンは何だったのだろう…
自分もあの悪い夏の日に何か幻影をみた一人です。
そして代表作といってもいい「スミヤキストQの冒険」
長い冒険の旅に連れられていった記憶が今も残っています。
本当に知性とか才気とかいう言葉の似合う方だと思います。
ひたすら尊敬です。
日本の女流のワクを超えた方です。
言えるのは彼女の出現は早すぎたのでは?ということです。
大江を評して「よく吠える犬」は有名なひとこと。
彼女でなければ言えないでしょう。

146 :吾輩は名無しである:03/03/11 23:49
>>138
河野なんかと一緒にしないでください。
あのオバチャンは倉橋由美子が明晰な思考力で描ききった部分を、
省略の美という便利な、それでいて鈍重な言葉と、
平野の「日蝕」なみの空白で誤魔化しつづけてきた鈍い牛です。
その鈍さゆえに芥川賞の選考委員におさまって、
あの顏で猟期小説もどきを書いてますが、とことん凡庸。
同性にはまったく尊敬されないが、
文壇のオヤジには女流として珍重される女性作家の悪しき先達。

147 :吾輩は名無しである:03/03/12 00:50
個々の作品も好きだけど、どういう軌跡を描いてどこへ行くか、と
いうのが気になる人。
初期のも、桂子さんシリーズも、好きだ〜。
『反悲劇』が私のなかでは頂点。

それにしてもなんで「残酷童話」ばっかり本屋にはあるわけ?
客をバカにしてんのか?

148 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:28
笙野の『タイムスリップ…』は雰囲気が
『夢の中の街』に似てる気がする。


149 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:32
頼たんたんたん
『母の発達』の母虫たち…
出所はもしかして『向日葵の家』のアレ!?

150 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:35
ランディ再発!

151 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:41
倉橋と笙野…
スタンスは似通うものあるような気もしますが
笙野はハッキリ言って品がない。
おもしろいけど洗練とはほど遠い。

152 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:44
笙野さんと松浦さんは対談集も出ているくらいだから
松浦さんのルーツの一人である
倉橋さんとの線もなくはないのでは?

153 :吾輩は名無しである:03/03/12 01:46
頼たんはランディ!?

154 :勘弁 ◆cheerzFXQc :03/03/12 01:50
新潮文庫、全部集めるのに苦労した。
桂子さんシリーズも、そもそも発表順が作中の時系列でないのに、
さらにめちゃくちゃな順番で読んじゃった。

初期の、短編と呼ぶにはちょっと長めな作品たちが好き。

ブックオフなんかにも残酷童話が溢れてるから、
とにかく残酷童話だけは目にする。
「ほんとはこわいグリム童話」ブームに便乗した作家とかいう認識のされ方だったらやだね。
売れるものに特化するのは致し方ないけど、
新潮の割り切り方だと新しい読者なんて増えていかないだろうね。
童話の翻訳とかが新潮の版権だったら、
また違う流れになっていたのかもしんない。

>>146
河野も倉橋の7ガケくらい好きだけど、
確かにあらすじ読んでるだけのようにも感じるね。
怖さやエグさを感じさせる手法も、
ホラー映画と同じ地平にあるとも言えるかもしれないけどよくわからない。

155 :吾輩は名無しである:03/03/12 08:12
「母がいなかったら、わたしは小説家にはなっていなかったと思う」
というのが倉橋の弁。笙野もそのあたりは似ていますね。
倉橋は小説の中で幾度も母親殺しをやっています。


156 :吾輩は名無しである:03/03/12 08:21
どれが好き?
http://homepage3.nifty.com/digikei/

157 :訂正:03/03/15 16:43
>>155
そのあたりの話をもう少し聞きたいです。
その発言は何に収められているのでしょうか?
彼女、ほとんど自分のことを語らない作家ですよね。

158 :吾輩は名無しである:03/03/15 21:53
>157

さる筋に聞いたのです。
小説のなかに出てくる母親像って、根底にあるのは
多分自分の母でしょう。
『聖少女』の未紀の母親は、娘の運転する車の事故で
死に、『蠍たち』の「ばばあ」は自分の娘と息子に
縄で吊られ....
精神的な意味での「母殺し」ってのは倉橋が創作の
バネにしてきた要素ではないかと。

159 :吾輩は名無しである:03/03/17 02:47
>>159
ふうむ。そういえば「向日葵の家」もそうですね。
エッセイで地元について書くときはわりと穏やかな印象があったのと、
極めて明晰で冷静な小説論を書かれているので、
この人はその手の創作衝動(?)とは無縁な人なのだろうな、と思っていました。
あと何か、常識的にはすごく過激な設定でも、
彼女が書くと不思議にすんなりと受け入れやすいというか、
母殺しや近親相姦という要素にはあまり注目していなかったです。
でもそう考えると確かに目につく、かもしれません。

160 :吾輩は名無しである:03/03/19 14:30
age

161 :吾輩は名無しである:03/03/24 01:39
倉橋の母殺しに関してはかなり早く気づき、大いに共感したクチです。
小説に昇華できるのはいいけど、親に読まれたらどうするんだろ、
と他人事じゃなかったなあ。

娘の母殺しは、充分創作の動機になりうる強力な要素だと思います。

162 :吾輩は名無しである:03/03/27 08:26
エレクトラ・コンプレックスってのがありますが、
倉橋にはそれを感じます。


163 :吾輩は名無しである:03/03/27 09:21
そ…それで…?

164 :吾輩は名無しである:03/03/27 12:42
そうなんだ。

165 :吾輩は名無しである:03/03/27 17:03
からみにくいレスでした。

166 :吾輩は名無しである:03/04/05 21:22
「夢の浮き橋」って河野多恵子の「夜を往く」と設定が似ておりますなあ。
そういうとまた叩かれそうですね。河野多恵子ってそんなに駄目でしょうか?


167 :吾輩は名無しである:03/04/06 08:41
夜を往く、ってどんな作品ですか?

いや、ダメなのかどうかはわかりませんが<河野
わたしは感覚的にまったく受け付けないようです。

168 :あぼーん:03/04/06 09:44
     ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´∀`)/<先生!こんなのがありました!
 _ / /   /   \___________
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http://saitama.gasuki.com/saitama/

169 :あぼーん:03/04/06 09:45
( ´∀`)/< 先生!!こんなのを見つけました。
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http://muryou.gasuki.com/moe/jaz08.html
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http://muryou.gasuki.com/moe/jaz10.html
http://muryou.gasuki.com/moe/jaz09.html

170 :吾輩は名無しである:03/04/12 12:03
「スミヤキストQの冒険」読了記念age!



171 :吾輩は名無しである:03/04/13 00:48
>>170
どうでしたか?
わたしは個人的にはあんまり好きじゃないのですが...
「聖少女」は私にとっては特別な作品。エポックメイキング

172 :吾輩は名無しである:03/04/13 21:12
アマノン国往還記を今日ブックオフで見つけて読みました。倉橋は初めて
だったんですが、意外や意外、読みやすいのですねぇ。もっと難解なのか
と思ってました。もっとはっきり言えば、ちょっと軽すぎて、肩透かしを
食ったような感じもしますな。
でも、他にも読みたいので、、、反悲劇とか、重量感ありますかね?

173 :吾輩は名無しである:03/04/14 21:20
>>172
アマノンは倉橋作品に於いて少し毛色が違うように感じますね。
次は是非聖少女を読んで下さい。その次はスミヤキストかな....


174 :172:03/04/14 21:34
173さん、レスどうも。
しかし聖少女ってのは絶版ですね。てか、アマノンも絶版だった
みたいですね。本屋さんで買えるので、お奨めはありますか?

175 :173:03/04/14 22:35
>>174
わたしは聖少女はブックオフの百円コーナーで初期の単行本を見かけて、ニヤケながらレジに
持って行った記憶があります。だからその辺を探せば意外とありそうだけどね。
じゃあさ、パルタイはどうでしょうか?これなら何処にでもあるし、収録されてる中では
『密告』はお薦めです。

176 :吾輩は名無しである:03/04/14 23:23
>>172
とりあえず、『パルタイ』と『反悲劇』は新品で買えますね。
ただ軽さが気になるのだったら、『反悲劇』の方がオススメかも。
圧倒的なイメージの嵐って感じで。でも気持ち悪く乾いてるようで。
つーか僕は今まで読んだ中ではいちばん好き。

確かに、古本だとけっこう簡単にありますね。

177 :172:03/04/14 23:34
ほぉほぉ。いろいろとありがとうございます。聖少女探してみますね。

そういえば、アマノンについても書くべきだったでしょうか。
私見では、小林恭二の「ゼウスガーデン衰亡史」や矢作俊彦の
「あ・じゃぱん(!)」と比べても遜色のない、偽史モノだと
思いました。しかしながら、「ヨッシャヨッシャ」だと、まぁ他にも
いろいろありましたが、諸所で出てくる、命名のセンスについては、
あまりユーモアは感じられませんでした。そこが、少し残念でしたね。

178 :吾輩は名無しである:03/04/15 09:28
ちかくの古本市場で聖少女6冊あった
題名だけで買って即売った厨房が多いとおもわれ
ほかの古本屋でもよく見がち

179 :山崎渉:03/04/19 23:08
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

180 :吾輩は名無しである:03/04/29 00:19
「VOGUE」に倉橋さんのインタビューが掲載される
と聞いたのですが、読んだ人いますか?
それとも次号なのかな?

181 :吾輩は名無しである:03/04/29 08:37
倉橋由美子ってカズノコ天井らしいぞ。

182 :吾輩は名無しである:03/05/07 19:08
6年前の学生時代に古本や回ってやっと見つけた全作品、
8巻そろいで15,000円でした..

「雑人」「囚人」「スミヤキ」あたりが好きで後期の「桂子さん」は駄目です。
で、あと筒井康隆が好きなんだけど・・なんか恥ずかしいな

183 :勘弁 ◆cheerzFXQc :03/05/08 02:36
わたしのなかのかれへ、
下巻だけ古本屋にあったから買った。
エッセイ集だから上巻なくてもいいや。

物語と観念とに別れるね、好きなの。

184 :吾輩は名無しである:03/05/13 00:00
パルタイ100円でかいました
明日読みます

185 :吾輩は名無しである:03/05/27 09:11
えっ この人「うる星やつら」書いた人でしょ?
んなわけないか・・・

186 :吾輩は名無しである:03/05/27 20:43
寒い

187 :山崎渉:03/05/28 08:52
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

188 :我輩は名無しである:03/06/01 01:03
age

189 :吾輩は名無しである:03/06/01 03:34
やっぱ「うる星やつら」書いた人や
          この人

190 :我輩は名無しである:03/06/02 06:52
最近、古本屋でも見かけないね。
若い人、読んでないんじゃない?

191 :吾輩は名無しである:03/06/02 08:32
漏れは若い人ですが
やぱし描かれてる風俗とかが古く感じてしまう。
ので若い人はあんまし読まんのじゃないかと思います。
漏れは好きだけど。あまり普遍性は感じないよね。

192 :吾輩は名無しである:03/06/09 15:42
評論で春樹ぼろくそ、詠美マンセーやってるけど、なにこれ?

193 :吾輩は名無しである:03/06/09 15:50

うるせえ




奴ら

194 :吾輩は名無しである:03/06/09 15:51
過去ログからのコピーです。http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html

489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
 一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
 基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
 そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。

 ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
 マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。

 ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
 そこからマスコミに広がって行った。
 だから余計「妄想」とか思われそう。
 友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
 書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)


195 :吾輩は名無しである:03/06/09 19:01
は?

196 :吾輩は名無しである:03/06/12 22:48
最近パルタイ読んだんですけど、作者はこの小説を通して
何を言いたかったんでしょうか?私にはわかりませんでした。
皆さんはどう思いますか?

197 :吾輩は名無しである:03/06/12 22:52
レッツ・ダンス! ってことだよ。

198 :吾輩は名無しである:03/06/12 22:52
>>196
いつも思うんだけど…
こういうこと他人に尋ねるひとって文学作品読むの向いてないんじゃ…

199 :吾輩は名無しである:03/06/13 02:45
ああ、だから文学ヲタは文学以外に疎いのか。

200 :吾輩は名無しである:03/06/13 08:33
>196

たとへばどういうことがわからんというのでせう?

201 :我輩は名無しである:03/06/25 01:06
ageておきませう。

202 :吾輩は名無しである:03/06/25 12:41
>>192
たぶん本人の趣味だろ

203 :吾輩は名無しである:03/06/25 12:44
てか残酷童話とアマノン以外面白くないです。佳作レベル。

204 :吾輩は名無しである:03/06/26 21:14
>203
「暗い旅」はお読みになられましたか?
京都に行きたい...

205 :吾輩は名無しである:03/06/26 22:06
>>199
ポマエモナー( ´∀`)σ)Д`)

206 :吾輩は名無しである :03/07/03 12:16
この人マジで頭悪そう。
医者になれなかったから小説家になっただなんて、
医学も文学も甘く見てないか?
「KとLの合言葉は『サルトルとボーヴォワールのように生きよう』だった」
なんていうくだりは今思い出してもウゲッときますね。

207 :吾輩は名無しである:03/07/03 23:42
>>206 そういうあなたは何者なんでつか?
と2ちゃん語でおたずねしたくなるほど
そう思われる理由をもっと詳しく聞きたいでつ。
医学にも文学にも相当精通していらっしゃるのでせうね。

208 :吾輩は名無しである:03/07/04 01:01
倉橋由美子は地方大学医学部を何回受けても通らず、仕方なく明治の文学部に入った。
頭の悪さ、怠惰な性格いずれの理由にせよ、地方大の医学部ごときの入試が
クリアできないようなクズに医学も文学も理解できるわけがないんです。
倉橋が文学者として失格なのはこの事実から明らかですね。
純文学作家としてまともな仕事をして、なおかつそれで
食うに困らないなんてことは圧倒的な才能を持っているか、家が裕福でない限り無理でしょう。
専業作家になりたかったけど仕方なく医者をしてるというのならわかるのですよ。
藤枝静男なんかもそうだったでしょう。


209 :吾輩は名無しである:03/07/06 00:02
>208
>地方大の医学部ごときの入試が
>クリアできないようなクズに医学も文学も理解できるわけがないんです。

学歴でわけるんなら他にも駄目な文学者はいるだろうに
倉橋由美子嫌いだからそういう理屈考え出したな



210 :吾輩は名無しである:03/07/08 15:53
208さんは東大の医学部かなんかですか

211 :吾輩は名無しである:03/07/09 12:51
きっと、地方大医学部を5回くらい落ちてる香具師でしょう。


212 :吾輩は名無しである:03/07/09 14:03
倉橋由美子は親の命令で受験してただけ。
高校生の頃から文学の道に進みたいと思っていた。

っていうか、医者以外は馬鹿なのか、そうか。

213 :我輩は名無しである:03/07/13 11:44
聖少女読みますた。なかなか面白かっただす。

214 :山崎 渉:03/07/15 08:56

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

215 :吾輩は名無しである:03/07/21 12:01
age

216 :吾輩は名無しである:03/08/02 01:32
保全

217 :吾輩は名無しである:03/08/07 22:40
パルタイを読んだのは確か中学に入ってすぐだった。
とにかく五感に訴える文を書く人だと思いました。
反悲劇やスミヤキもそうです。
イメージがこの人の文章はとにかく際限なく広がる。
阿部公房以外にこの感覚を感じさせてくれたひとはいません。
自分の中では才能のある数少ない日本人作家と思っています。
特に前中期の作品は才気簡抜ですね。
字これでいいんでしたっけ?

218 :吾輩は名無しである:03/08/09 18:05
「パッション」が好きです、あのキティガイっぷり。

219 :吾輩は名無しである:03/08/09 21:47
聖少女を読むとまったりとした夏の感じを味わえる。
悲しみよこんにちはなんかは感覚的には湿っているのに
人間の間合いが妙に乾いていて
南仏らしい感じもする。
むしろ愛人なんかのほうが近い皮膚感あるかも。
湿って蒸し暑い夏を描くのがすごくうまい人。
とにかく日本人の女流にはなかなかいないタイプ。

220 :吾輩は名無しである:03/08/10 17:22
阿倍ではなく安部だってば〜。
それと「才気簡抜」でなく、才気煥発。



221 :吾輩は名無しである:03/08/12 00:52
そんなことより作品に関する感想を述べよ。


222 :吾輩は名無しである:03/08/12 03:03
高校時代文芸部に倉橋由美子好きなヤシいたな
飯能のM橋君お元気ですか
当時から新作出ないで困って?いた。
女子高に合評会行くのが大好きだった。

223 :山崎 渉:03/08/15 09:43
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

224 :吾輩は名無しである:03/08/23 12:29
保全age

225 :おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/08/26 14:44
先日文壇BARで倉橋由美子をお勧めされました。
そんで、昨日ブックオフを回って五冊くらいゲットしてみました。
今日はその中で一番薄かったポポイを読んでみるつもりです。

226 :吾輩は名無しである:03/08/26 21:18
>>225
『ポポイ』はもともとラジオドラマ用だし、最初に読むのはちょっとどうかと思うけど。
まあ、それでも気に入ったなら、桂子さんモノを色々探してみるといいよ。

君の書き込みは他スレでたまに見てたけど、君の感じだと、
『反悲劇』『聖少女』『アマノン国』あたりがいいんじゃないかと思う。初期から中期だね。
もちろん『スミヤキストQ』もすごいいい。

227 :吾輩は名無しである:03/08/26 23:35
『老人のための残酷童話』が近々出ます。


228 :おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/08/28 15:56
>>226
親切にありがとう。

ポポイ感想
ちょっと少女趣味でイマイチだった。けど、
新潮のパルタイの出だし読んだら結構よかったのでめげずにチャレンジします。
ちなみにパルタイはブックオフになかったので、もってません。

ゆえにお勧めされた聖少女いってみま〜す




229 :吾輩は名無しである:03/09/06 21:02
「パッション」発表当時はサドを読みすぎた女の子が書いた話
みたいな評価をうけたとか言っていたけど、これが今発表されていたら
昔より非難受けるのかしら、と宅間の死刑判決を聞いてふと思った。

カミュ風の、彼女の言葉を借りれば真夏の乾いた殺人というのとも
少し違うような感じがしてああいう話も書くんだなと、ちょっと意外。

230 :おさむに勧めた名無し:03/09/07 00:12




(なんで・・・ポポイ・・・桂子さんシリーズはおさむに向いてない・・・)





231 :吾輩は名無しである:03/09/08 22:53
ここ見て、倉橋由美子に興味を持って本買ってみようかと思ってるんだけど
パッションって正式なタイトル?何かの略じゃなくて?
出版社が解らないんだけど誰か教えてぇ

232 :吾輩は名無しである:03/09/09 15:00
>231

『パッション』は、今は古本でなくては読めません。
というかほとんどの本が入手むずかしい。
昨年出た『よもつひらさか往還』とか、
『あたりまえのこと』ならすぐ手に入りそう。
(あ、それともちろん『大人のための残酷童話』)


233 :吾輩は名無しである:03/09/10 00:22
この人めちゃくちゃアメリカ嫌いそうなのに
なんでまたアイオワなんかに留学しちゃったんだろう。
パルタイみたいな心理でも働いたのか。
ヴァージニア以外で滞米時のことを書いたものってある?

234 :吾輩は名無しである:03/09/10 00:27
 VOGUE5月号

    http://www.gotonewdirect.com/directions/vogue/200305.html


235 :吾輩は名無しである:03/09/10 01:25
>>234
うわーサンクスです!
そんないきさつがあったとは。
なんか勝手に気難しい人というイメージができあがってしまって
意外でした。

結婚式…Σ(`д`ノ)ノ マジで!?

236 :吾輩は名無しである:03/09/16 15:50
「スミヤキストQの冒険」が好き

237 :吾輩は名無しである:03/09/16 15:56
わしも、好き。

238 :吾輩は名無しである:03/09/23 22:49
海外の古本屋に THE ADVENTURES OF SUMIYAKIST Q を注文したところです。

239 :吾輩は名無しである:03/09/26 20:31
>>231
『パッション』は「蠍たち」(徳間書店)、「悪い夏」(角川文庫)、「倉橋由美子全作品 4巻」(新潮社)
に収録されてます。いずれも絶版。古本屋かオークションで探すしかないですね.

240 :吾輩は名無しである:03/09/26 21:48
この人はなかなかカッコいいとは思うけど、同時に田舎もんがせいいっぱい背伸びして
ハイカラぶってるようなところも感じるな。高級感を売り物にしたマンションや婦人服の
チラシなんかに感じられるやつ。世間の月並みな感性でカッコいいとされるような状況設定を
多用するせいだろうか。

241 :吾輩は名無しである:03/09/27 04:32
>>240
何を読んでそう思ったんだ???

242 :吾輩は名無しである:03/09/27 12:26
>>241
たとえば聖少女の場合だと、未紀はなんとか工業の社長の娘で、青山あたりに住み、
家庭教師のフランス人マドモワゼルからフランス語をお勉強。語り手の「ぼく」は
学生運動の理論的指導者で、専攻はコンピュータ関係、アメリカへ留学しようとして
いるところ、てな調子。こういう部分だけ取り出すと、ここに住めばあなたもハイソの
仲間入りでございます、というノリの高級マンションの宣伝文句と似ていると思うぞ。

倉橋由美子のカコイイ系の小説では主要人物はまず男女とも美男、美女であり、
知的能力がずば抜けていることが必要条件。女は家柄が良くなくちゃいけないし、
男ならびんぼー人であってもかまわないが、その代わりケチな倫理観を蹴散らして
へとも思わない行動力を持っていなくちゃならん。人物は個性的なリアリティーが
あってカコイイけど、舞台装置は世間の常識にべったり寄りかかっていることも
事実だろう。


243 :吾輩は名無しである:03/09/27 12:32
>242
自分も「桂子さん」ものなんかに似たような感じを受けるので
そのあたりは好きじゃない。
でも「雑人」「アマノン」「スミヤキ」なんかは大好き。マゾ男のとか。

244 :吾輩は名無しである:03/10/02 00:15
「老人のための残酷童話」、ようやく出るとのこと。
9月20日が最初の予定だったのだけど遅れていたようです。
明日は本屋に出向いてみようかな。

245 :吾輩は名無しである:03/10/02 21:45
>>240
「暗い旅」もそういう感じがするね。仏文全開って感じ。
あの小説は主人公が桂子さんや美紀ほどお嬢様でもないから
余計にその背伸びさが目立ってしまうのかも。
なんだか読んでてこちらが恥ずかしくなるようなときがあった。

「聖少女」で少女小説を書くのはやめにするとか言ってたと思うから
そういうジャンルとしてみれば美紀をとりまく環境も
ふさわしいといえばふさわしいのかもしれないけどどうなんだろう。
とりあえず私も本屋チェックしてこよう。

246 :吾輩は名無しである:03/10/02 23:08
>余計にその背伸びさが目立ってしまうのかも。
> なんだか読んでてこちらが恥ずかしくなるようなときがあった。

同感。
作家も「若気のいたり」と思ってることでしょう。
それでも『暗い旅』、昨年久しぶりに読み返してみたが、
苦笑が出るような背伸びの部分とは別に、妙に真剣に
作者が「愛」というものを考えようとしていて、
これはその後の作家なら恥ずかしくて書けないようなもの
なんだろうが、若き日の生真面目な彼女が想像されて
悪い感じではなかったです。

今日はまだ出てなかった>『老人のための残酷童話』

247 :吾輩は名無しである:03/10/02 23:32
「若気の至り」ほんとそんな感じですね。
「暗い旅」は盗作(模写?)問題になったらしいけど
そのことよりも個人的には作品中に
「漫画サンデー」と出てくるのが印象的。
固有名詞をなるべくちりばめたと作品解説で言っていたけど
ジャズ喫茶、ポトフ、修士ゼミ、秋の京都、ときて
なにかそこだけ妙に浮いていて実験作という印象もする。

話は変わって彼女の小説(特に初期)を語る上でのある種の
キーワードがあるよね。
ジャズ喫茶とかアメタイとか、あと仏文(仏語)もそうかな。

248 :吾輩は名無しである:03/10/03 00:13
キーワードというなら双子の姉弟、近親相姦、母殺しは欠かせない。

249 :吾輩は名無しである:03/10/03 00:35
ジャズ喫茶や仏文は倉橋若き日に身にまとってた記号ですね。

誰だったか評論家が、『暗い旅』は『なんとなく、クリスタル』
みたいなものだと。
つまり、お気に入りの記号をちりばめた物名小説だと。

それはそれとして、あの小説に出てきた京都のジャズ喫茶、
「シアンクレール」もすでに無く、三条河原町の角に昔から
あって、「あなた」が佐伯と入って海老の入ったサラダを
食べた「不二家」も、ついに先日店をたたみました。

250 :吾輩は名無しである:03/10/03 23:11
倉橋由美子のかっこよすぎる状況設定が不評のようだけど、
私はちょっと違ったふうに考えている。
このひとの魅力に結晶質の美しさというものがあると思う。
この種の美しさを雑多な存在である現実の人間に求めるのは無理というもの。
現実の人間から不純物を取り除くには人工的な状況設定が必要で、
その不自然な状況でのみこの種の美しさはかえって自然に光を放つのだと思う。

251 :吾輩は名無しである:03/10/04 23:17
彼女の凄いのは、格好良い世界を書きながらも同時に
そこに「不快」な人間をちゃんと書いてるところだろうね。
(不快だけど、憎みきれないのはオースティン譲り?)
この人汚い部分を書くときは本当に汚く書くから
余計に格好良さや綺麗さが引き立つし、
そのへんが少女趣味からかけ離れているところだと思う。
最近のマンガや小説でも、醜い部分を書いたことで
ウリにしているものもあるけど、彼女のそれに比べたら全然甘い。

「暗い旅」は良い意味でも悪い意味でもスノッブぽいと
言ったら怒られるだろうか。そして新刊まだ出てませんでした。

252 :吾輩は名無しである:03/10/06 10:43
『老人のための残酷童話』、
昨日出てました。
クレーの絵の装幀がいいです。

これから読みます。

253 :吾輩は名無しである:03/10/06 21:09
同じく今日入手しました。
昨日出てたんですね。
本屋で聞いてみたらもう出てますと言われてびっくりした。

254 :吾輩は名無しである:03/10/07 22:55
発売記念age

255 :吾輩は名無しである:03/10/09 23:13
新作読後感きぼんぬ

256 :吾輩は名無しである:03/10/11 01:21
倉橋作品の中で『聖少女』が特に好きです。
私にはこれがなぜかインパクトが強く、また読み易いです。
何日か前にまた読み返してみました。
本筋と全く関係ないけど、読むたびに登場人物の「みさを」という子が好きになっていきます。
別にすごく好きとかいうことじゃなくて、話の中では未紀にもKにも馬鹿にされてるけど、
未紀が事故にあった後も病院に来てくれたり色々心配してくれたりして、
結構優しいいい子なんじゃないかって思います。確かに未紀たちのような
鋭い感性を持っているわけではないと思うけど。
小学生みたいな感想ですみません。

あと聖少女の中でレモンの飲み物が何度か出てくるのに気付きました。
倉橋由美子はレモンが好きなんでしょうか。レモンを食べると数学的な能力が
発達するって聞いたことがあるので、ちょっと気になりました。
倉橋由美子の小説って何となく数学っぽい雰囲気があるような気がして。
文学的でないというか変な感想ですみません。

ここを読んでたら『蠍たち』とか『悪い夏』とか『向日葵の家』とか
読んだことのないものを読みたくなってきました。
新作は面白いのかな・・・

257 :吾輩は名無しである:03/10/12 22:59
>255から>256の流れにチョトワラタ

新作読了。
昔の作品に比べると会話文がやはり時代に合わせて変化しているので
ちょっとびっくりするところもあるけど相変わらず倉橋由美子は健在。
「姥捨山異聞」鬼の脳みそ食らうところがエロい。
行為そのものはともかくあの嫁はたまらなくやらしくて好き。

体調が優れない中の刊行で心配してたんだけど
雑誌のインタビューでも死ぬのは別に怖くないと語っていたり
今回も死後の世界の話が多く、読者としてはこれを限りに
このまま逝ってしまうんじゃないかと心細くなる。
いろんな意味で切なくなった。

258 :吾輩は名無しである:03/10/13 16:06
「老いらくの恋」「犬の哲学者」。
みごとな境地としか言い様がない。
「大人のための残酷童話」はあまり買わなかったが、
今回の何作かは大いに買いますね。
やっぱ、ダテに年とってないっすね。

あ、大人の読み手にしか推さないからね。



259 :吾輩は名無しである:03/10/16 23:13
アマゾンのレビューでたいそう幻滅したお方がいらしたので
どんなんなったんかとおもたよ。これから読みます。
読後感想感謝です。>257,258

260 :吾輩は名無しである:03/10/17 07:05
アマゾンの人は、エロやグロ度が上がると
幻滅する人のよう。
あの人、1人で倉橋作品のレヴュー、総なめ
しとりますな。
なんかクソマジメであんまりセンスないわ。



261 :吾輩は名無しである:03/10/18 12:23
洒脱を知らない人か、ウケると思ってむやみやたらに
エログロドラッグ書いてる小説家と同じ高さで見てしまっているのかな。

今の倉橋由美子は小説家というよりも、職人の域だね。
昔からいろいろと文体にこだわってきたようだけど
それが見事に熟成されてきた感じ。
彼女の言う読みやすい小説っていうのが何かすごくよく分かる気がする。

262 :吾輩は名無しである:03/10/20 02:03
>>261
僕も凄く分かる。ある意味知名度の低い作家だけど誰にでも薦められます。
良いか悪いかは別として・・・

263 :吾輩は名無しである:03/10/20 09:36
>ある意味知名度の低い作家だけど誰にでも薦められます。

知名度低いのは現代の若い世代の間ででしょ。
かつては本を読む人なら誰でも知ってた。
わたしは誰にでもは薦めないな。
誰でもが読む倉橋、なんてありえない。



264 :吾輩は名無しである:03/10/20 12:45
>263
8年ほど前、早稲田の古本屋(個人経営の小さいとこ)で奥さんらしき50代女性に
「倉橋由美子の全集はありませんか?」と聞いたら、
奥からおやじが「うちは漫画はないよ!」だと。
なんか他の客もいたし恥ずかしくて何も言わずに出てきたよ。

265 :吾輩は名無しである:03/10/20 13:39
>>264
きみが恥ずかしがることじゃないと思うけど。
漫画は扱わないと大きく出たわりにあまりにも恥ずかしいおっさんだな。
それともエロ専門ってことか。



266 :吾輩は名無しである :03/10/29 23:33
新作再度読了。堪能しました。
多分真夏に読んだらまた違った感じになりそう。
この時期だといろんな意味で身にしみる。


267 :吾輩は名無しである:03/10/31 23:57
>>265
そこを合えて訂正せず「全身恥辱で真っ赤になりながら」
何も言わずに怒ってでてくるのが倉橋好きなんだよ。

いやわからんけど。

268 :吾輩は名無しである:03/11/03 19:51
題名は忘れたけど「倉橋由美子全作品」のなかにあった「家畜人ヤプー」の
作者らしき人とのやりとりは実話なんだろうか?

269 :吾輩は名無しである:03/11/07 14:05

>268
『マゾヒストM氏の肖像』ね。
実話に近いことを、「全作品」の解説ではほのめかして
います。
天野哲夫氏の書いた逆バージョン
『K女史の肖像』というのもあって、「ぼく」が作家Kに
会うという作品。

270 :268:03/11/07 23:21
>>269
サンクス!!
その『K女史の肖像』も大体同じような内容なの?
しかし詳しいね。

「聖少女」の基になった「わたしの心はパパのもの」ってどんな内容か知ってたら
教えてください。
「全作品」の解説で「聖少女」の未紀のノートそのままと書いてあったけどとても
気になってます。

271 :269:03/11/08 09:49
>その『K女史の肖像』も大体同じような内容なの?

かなり衒学的で、ヴェルレーヌの詩から始まって、色んな
作家や詩人の名前が登場して絢爛たる文章です。
雰囲気は倉橋の小説とはかなり違うけど、あそこで書かれて
いる内容を裏付けするような部分もあるな。
作家Kは、天真爛漫な少女のような印象で書かれていて、
「ぼく」(M)が喜ぶような話をさりげなくしてやったり。
小説の最後はこんなふうに結ばれています。

  Kはその後、あるマゾヒズストを主題とする九十枚の小説を
  発表し、公明な批評家に称讃された。女流作家Kのまわりで、
  いぎたなくもキリキリ舞いするM氏の、ぶざまで不潔な実像は、
  仮借なく分析され、裁かれた。 

272 :269:03/11/08 10:08
『わたしの心はパパのもの』、未紀のノートの部分が
そのまま使われているところが多かったです。
構成はちょっと『聖少女』とは違っていて、「パパ」には
奥さんがいたり、人称が傍点付きのものやそうでないものが
混用されていたりして、少しわかりにくい。
最後が「パパ」のガス自殺をにおわせるあたりも違っています。


273 :268:03/11/08 20:41
269さん、丁寧な説明ありがとう!!
俺は大学生の頃、一時期、倉橋由美子作品ばかり読んでた時期があったけど269さんは
凄い倉橋フリークみたいですね。

「わたしの心はパパのもの」、ネットで古本を検索したけど掲載誌(文学界だったかな?)
しか出てこず、買おうか迷ってたところ売れて(?)しまい無くなってました。

「全作品」の中の解説でも倉橋自身が「聖少女」の未紀のノートと同じなのでここには収録しなかった
とあったように収められてる本って無いようですね。
269さんはどうやってこの作品を読んだのでしょうか?やはり掲載紙ですか?
ぜひ読んで見たいのですがもし何かの作品集に収められているのなら情報お願いします。


274 :269:03/11/08 21:23
268さん、YAHOO! のIDはお持ちじゃないですか?
もしお持ちなら、掲示板の文学>ジャンル>小説>作家のカテゴリー、
「どこにもない場所」にいらしてくださればいいんだけどな。
ここは倉橋由美子のトピックです。

今はこの作品はどこにも収録されていません。
わたしが読んだのは、ここのメンバーに送ってもらったコピーです。
ここではあまり詳しくは書けないんだが。

275 :268:03/11/10 00:52
>>269
どうもありがとうございます。
今IDはもってないけど取って参加したいと思います。
取り方は良く知らないんだけど調べてみます。

276 :吾輩は名無しである:03/11/28 00:35
寒いですね。
九鬼さんのカクテルであったまりたいage

277 :吾輩は名無しである:03/12/11 01:43
九鬼さんって、実はバーラジオの…??

278 :吾輩は名無しである:03/12/11 10:06
金嬉老事件の時
朝鮮人のやくざの人殺しにいろいろ同情的な事書いたり喋ったりしているヤシって
バッカじゃないのって書いたのこの人くらいだよね。

279 :吾輩は名無しである:03/12/26 11:10
文芸誌にぽつぽつ批評がでてたけどなんかあまりいまいちだった。

どうでもいいけどこの人が芥川賞取らなかったのってなんか意外。
今の受賞者の面々をみていると、余計にそう思う。


280 :吾輩は名無しである:03/12/26 20:01
ttp://www2.tokai.or.jp/vladimir/nihon.htm
上記サイトに以下のようなことが書かれてるけど、これって本当?

作者匿名 『禁断叢書4 逆光の部屋 ある美少女の回想』 (河出文庫)
当代一級の作家たちが匿名で執筆した、ポルノグラフィー叢書の中の一冊。
少女がある朝目を覚ますと、そこは見知らぬ一室だった。
やがて現れた男によって、少女の体はもてあそばれて・・・・ 
女性の一人称によって、被虐と嗜虐の関係が逆転する様が見事に描き出されている。
『O嬢の物語』(河出文庫)の流れを継いだ、正統派のSM文学。
ちなみに、この作品を書いたのは倉橋由美子です。


281 :吾輩は名無しである:04/01/13 01:11
保守

282 :吾輩は名無しである:04/01/24 01:25
保守

283 :吾輩は名無しである:04/01/25 01:47
朝の通勤電車で「あたりまえのこと」を読むと
多少目が覚めるような気がしないでもないです。

284 :吾輩は名無しである:04/01/25 18:48
今回の芥川賞を彼女にスパっと切ってほしいけど
もうそんなことはどうでもよさそうだからなあ。
(いつでもどうでもよさそうだけど)
文壇から距離置いたところにいそうなイメージがあるね。

285 :吾輩は名無しである:04/02/01 00:01
「全作品」の「聖少女」の巻頭での著者近影で木にもたれてる倉橋由美子の写真、まさにこんな小説を
書きそうな人だという印象だったな。

286 :吾輩は名無しである:04/02/05 23:35
写真によって結構顔ちがくね?>近影

ところで倉橋由美子ってシュルレアリスムの影響受けてるのかな。
「聖少女」の未紀の絵画の趣味とかほかでもブルトンとか、
結構そういうキーワードを見かける気がするので。
あとかなりうろ覚えだけど(未紀がMと出会ったときに見ていた「恋人たち」の)
ルイ・マルもシュレアリスムに一時期加わってなかったっけ?

卒論は確かサルトルで、大学時代のお気に入りはカミュやカフカと
言っていたし、暗い旅を読むとモロ仏文ど真ん中みたいな感じがして
そっち方面には行かない人だと思っていたけどそうでもないんかな。
とストーカー的に考えてみた。早くこの板落ち着かんかな。

287 :吾輩は名無しである:04/02/06 22:30
『人間のない神』ゲット。
新潮文庫は残すところ『夢のなかの街』だけだ。


288 :吾輩は名無しである:04/02/10 12:02
「毒薬としての文学」ゲト
今の綿矢とかりおおは恵まれてるなとちょっと思ったり。
相当編集者に対して憤懣してるのね。

289 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

290 :吾輩は名無しである:04/02/15 11:19
ポポイage

291 :吾輩は名無しである :04/02/20 00:22
「毒薬としての文学」
『私は三十歳になるとともに老人になった』云々のくだり。
読んでる方は三十一ですたage


292 :吾輩は名無しである:04/03/01 01:03
古本屋で倉橋のエッセイが1,800円で売ってるんだけど、これ買い?


293 :吾輩は名無しである:04/03/01 02:47
欲しくても買えない状況だけど、読みたくなきゃ1800円は
高いでしょ。倉橋由美子で転売をねらうのはチャレンジか?

294 :吾輩は名無しである:04/03/01 10:33
エッセイなら800〜1000円が相場。

295 :吾輩は名無しである:04/03/08 23:54
「城の中の城」ハードカバーで1000円だった。
即買った。

296 :吾輩は名無しである:04/03/18 23:55
こういう人の育児の実態、「家庭」ってどんなんなんだろう。
とふと思った。
でばがめですな。

297 :吾輩は名無しである:04/03/21 15:32
ままならないことも多々あるから、ああいう小説を
書いているのでは?

婦人公論の3月号にけっこう長いインタビュー記事が
載ってます。 
年を経るにつれて人間は変わっていくけれども、
小説書くときの姿勢は昔から一貫していると思います。

298 :吾輩は名無しである:04/03/23 23:33
>296
講談社学芸文庫のエッセイに、育児について書いてるよ。
育児といえば、「聖少女」の未紀の、子供をライオンみたいに鎖をつけて
散歩云々っていう将来像を読むと、すごく切なくなってしまう。
あのモノローグ?の描写がかなり好き。

299 :吾輩は名無しである:04/03/24 13:26
高校の教師(50代)が若い頃倉橋の大ファンで家を見に行ったら
洗濯干したりする姿がホント主婦で驚いたって言ってたよ。

300 :吾輩は名無しである:04/03/24 13:38
こらこらw

301 :吾輩は名無しである:04/03/25 15:12
この人は生活感覚はすごく保守的ですよね。
子どもが成人するまでは完璧な主婦をやってたと、
「婦人公論」の記事にも書いてた。

302 :吾輩は名無しである:04/03/30 17:27
よもつひらさか往還のビジュアルイメージ
ttp://www6.ocn.ne.jp/~mmcolors/clym.html

個人的にはちと合わないけど(たぶん和風をイメージしてしまうからだと思う)面白い

303 :吾輩は名無しである:04/03/30 22:15
あ、これ見たことある。


304 :吾輩は名無しである:04/04/01 23:24
野中ユリさんの絵が表紙になっているのは新潮文庫だけ?
彼女の絵は倉橋作品のために描かれたものなのでしょうか。
「聖少女」の表紙が、小説にぴったりでお気に入りです。

305 :吾輩は名無しである:04/04/02 00:04
文庫で読む倉橋由美子の世界
ttp://www.geocities.jp/le_corps_sans_organes/page018.html

306 :吾輩は名無しである:04/04/02 13:03
若い人の新規読者って獲得できてるのかね

307 :吾輩は名無しである:04/04/02 16:01
30代の読者はいるようだけど、20台はあまり聴かない。
20代で倉橋ファンなら、その感度はたいしたものです。

308 :寝書:04/04/02 16:40
ぼくが最初に読んだのが「スミヤキストQの冒険」だったのですが、
ブルーチーズと廃油をたっぷり使ったような濃厚な世界に
面食らいました。追体験をしたくて「アマノン国往還記」を
読んだのですが、「Q」の方が良かったです。

309 :吾輩は名無しである:04/04/08 04:07
20代だよ。ファンになったのは10代の時だけど、あんまりいないのかな。
これからも未読のものを徐々に読んでいきたいけど、本屋に置いてないので
図書館が頼りです。近所の本屋の新潮文庫の棚に、大人のための残酷童話
しか置いてないのがいつも淋しい。

310 :吾輩は名無しである:04/04/08 07:58
50年代から60年代生まれあたりだと、十代で倉橋ファンってけっこう
いたんですけど、最近はどうなのかなと思っていました。
この当時の若者は『パルタイ』『蠍たち』『聖少女』でファンになり、
今の10代、20代は「桂子さんシリーズ」でファンになるという
感じでしょうか。

311 :吾輩は名無しである:04/04/08 11:53
私も20代だわ「パルタイ」が一番好き。

澁澤や新青年系列の作家が好きな人は倉橋好きになると思うけど
倉橋作品が本屋にあまりないせいかそういう人はなかなか流れてこないのかな。
澁澤龍彦のアンソロジー「暗黒のメルヘン」に「恋人同士」が入ってましたね。

312 :吾輩は名無しである:04/04/09 00:00
309だけど、私が初めて読んだのは「聖少女」で、それでファンになりました。
当時はまだ本屋に置いてあったので出会う機会もあったけど、残酷童話だけ
しか読んでなかったらファンになっていたかどうか分からない・・・。
今でもなんだかんだと「聖少女」が一番好きです。あとはスミヤキストとか、
こないだ「反悲劇」を読んですごく印象に残りました。エッセイも好き。
でも桂子さんシリーズは、好きだけど今のところそれ程思い入れはないです。

前に買った「パルタイ」が出てきたので読み返してみました。
以前一度読んだときには難しくて意味がよく分からなかったのです。
こういう話だったのか・・・。色々読み返してみたい。

313 :吾輩は名無しである:04/04/16 00:49
「完全に消滅すること、これがわたしの最大の希望です。」

自分を研究しようだなんて何の意味もない徒労だからやめておけという
忠告も書いていましたが、倉橋作品の評論を書いたり研究している人って
いるのでしょうか。
まだ評価が定まらないと言われるかもしれないけれど「パルタイ」「聖少女」
なんかは時代背景からいってもじゅうぶん定めて良いはずだと思う。

314 :吾輩は名無しである:04/04/16 07:24
倉橋論を書こうとしている研究者は1人知ってる。
昔は高野斗志美あたりが、なんかよくわからない
倉橋論を1冊書いてるけどね。

そろそろまともな研究があってもいい頃ですよね。

315 :吾輩は名無しである:04/04/16 16:06
あ、こんなスレあったの。倉橋由美子は不当に無視されている
作家だからなあ。

316 :吾輩は名無しである:04/04/17 13:45
「霊魂」は名品。

317 :吾輩は名無しである:04/04/18 00:08
禿同

318 :66:04/04/18 00:13
パルタイ読んだんですけど、
大江の死者の奢りと雰囲気がにてるなあ、
と思いました。

パルタイの主人公は子供堕ろすつもりだ、と言ってましたが、
死者の奢りの女の子も子供堕ろしてますよね。

パルタイの後日談として死者の奢りも読めるなあ・・と。

319 :吾輩は名無しである:04/04/21 23:35
>314
これから倉橋研究者がぽつぽつ出てきはじめると良いですね。
このまま忘れ去られてしまうにはあまりにも。

高野斗志美は昔のユリイカで倉橋特集組んでたときにも寄稿していたような。
河出のムックから別冊倉橋由美子出してくれないかな。
最近武田百合子さんのがでてましたが。

320 :吾輩は名無しである:04/04/24 13:30
>>319 忘れ去られることはないでしょう。
 現代日本屈指の作家だろうし・・・。しかし、論じるのは
難しい作家ではある。

321 :吾輩は名無しである :04/04/24 20:28
人間関係やさまざまな事象について考えをめぐらすとき
倉橋さんだったら、どう感じどのような文章で表すだろうと
想像することがしばしばあります。
あの人だったら、と立ち止まらせてくれるのは、
古今東西を問わず、たいがい自分が好きな(尊敬する)作家だったりする。


322 :吾輩は名無しである:04/04/24 23:24
パルタイ読んで、もっと他の作品を読みたくなりました。

お薦めの作品を教えて下さい。

323 :吾輩は名無しである:04/04/24 23:45
>>321 あ、それはよく解る。特に、倉橋さんのように、美的センスが
鋭い作家の愛読者は、そうなると思う。

倉橋さんが好きな作家って、気になる時期がありませんでした?
たとえば、「シュンポシオン」や「交歓」、「聖少女」、
などにでてくる、小説、音楽、絵画が気になってしかたがない時期が
あった。それも俺の場合10年くらい前のことだが。 

324 :吾輩は名無しである:04/04/25 00:01
>323
非常に気になる。
「暗い旅」「聖少女」とか読んでると、非常にフランス入ってるんだけれども
そういう人間にありがちなアメリカ嫌いが彼女にはないんだよね。
留学してたせいかな。わりとアメリカの小説も読んでいるみたいだし
パリは汚くて好きになれないと書いていたのがちょっと意外だった。

倉橋由美子に影響を与えた作家としては
カミュ(窪田)カフカ→吉田健一→石川淳→川端康成
順番があいまいですがこんな感じでしょうか。
澁澤龍彦がどこに入って、あと誰がいたか思い出せないけど。

325 :吾輩は名無しである:04/04/25 01:02
若い頃なら、カフカとジュネは絶対はずせないでしょう。ジュネはフランス語でも
少しは読んでいるみたいだし。

フランス人は結構アメリカびいきです。それに倉橋さんはジャズのひとでしょ。
セロニアス・モンク、オーネット・コールマンなんて好きそうだし。
モンクという店まで小説に出てくるし・・・。

326 :吾輩は名無しである :04/04/25 04:17
確かに倉橋さんの作品には、吉田健一をモデルにしたような
老成した人間が時々登場しますね。

幸田露伴の姿もちらほら(実はたっぷりかもしれない)
見えてくる印象ももっています。

こんな時間に目が覚めちゃったので勢いで書いてしまいますが
倉橋さんや紫式部、吉田健一や幸田露伴という人間がもし同じ席にいたら
同格で会話が成り立つだろうと思う。

それを考えると、なんか焦ってしまうのですね。
まぁ格が違うんだからあがいても仕方ないのだけど
それにしても、自分はなまけすぎかなぁと。

身近に本物の大人がいないってことかもしれませんが
そうした頼れる人を過去の作家や
現代のごくごく少ない作家にばかり求めていると
ますます浮世離れしてしまい――どうしましょう。


327 :吾輩は名無しである:04/04/25 13:55
あと、詩人の西脇順三郎もね。

328 :吾輩は名無しである:04/04/25 19:14
この人の小説は書き出しが抜群ですね。

329 :吾輩は名無しである:04/04/25 19:46
『城の中の城』なんかは森鴎外の文体を意識して
書いていますね。

それと、あまりご本人は言ってないけど、
トーマス・マンはかなり読んで影響されていますね。
彼女のK−L型なんかはマンの『ヴェルズングの血』あたり
から出てきてるのではないか、とひそかに思っています。
『スミヤキストQの冒険』は『魔の山』の外枠を借りてる
感じもするし。

330 :吾輩は名無しである:04/04/25 20:08
>>329 最近はマンの名前はよくあげるよ。

331 :吾輩は名無しである:04/04/25 20:43
>325
ジャズをすっかり忘れてました。あとサルトルで卒論書いたみたいですね。
倉橋さんの場合、アメリカを好きでも嫌いでもなく彼女独自のものすごく
解像度の高いレンズで淡々と見ていますね。「ヴァージニア」とか。

影響を与えたのかわかりませんが、サドはどうだろう。
「悪い夏」だったか、次から次へと人を殺していく夏の話で、
サドを読みすぎて頭のおかしくなった女の子が書いたんじゃないかと
批評されたって書いていましたが。

332 :吾輩は名無しである:04/04/25 21:22
>次から次へと人を殺していく夏の話で、
>サドを読みすぎて頭のおかしくなった女の子が書いたんじゃないかと
>批評されたって書いていましたが。

『パッション』って小説ですね。
古い角川文庫『悪い夏』に入ってたんだ。
なつかしいな。


333 :吾輩は名無しである:04/04/25 22:24
>>332 ああ、昔読んだ覚えがある。それほど記憶していないという
ことは、彼女にしたらそれほどの小説でもないんだろうが。

>>331 勿論。澁澤経由かどうかしらんが、サドは読んでいるでしょう。
「聖少女」
でも「サド侯爵の大悪書」なんて表現があったもんな。
 サルトル色は次第に薄れていったんじゃないかな。倉橋さんの
青春時代は若者が実存主義にかじりついたころだから。大江さんとかも。
一時期のドゥルーズ思想よりずっと若者への影響はおおきかったと思うよ。
ただ、倉橋さんの場合、サルトルの左翼性には批判的なはず。
弁証法的理性批判のころより、存在と無、聖ジュネあたりじゃないかな、
興味を持っていたとすれば。

334 :吾輩は名無しである:04/04/25 23:41
サルトルのアンガージュマンなんかには
なんの興味も無い、ということを書いてましたね。
サルトル、カミュには次第に興味を失い、
最後に残ったのはカフカだとも。

335 :吾輩は名無しである:04/04/26 00:26
>>334 書いていたね。それは時代の変化の影響でもあるだろうな。

彼女の場合、思想的なものへの関心が次第に薄れて、
次第に、純粋な思考の動き自体へと関心が移ったね。

あとスミヤキストQでもそうだけど、能の影響も強いね。

336 :吾輩は名無しである:04/04/27 09:59
能、ギリシャ悲劇のモチーフを使ってるのは『反悲劇』『長い夢路』
などね。

『長い夢路』のまり子ってのは、桂子さんの原型かな。

337 :吾輩は名無しである:04/04/27 12:52
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338 :吾輩は名無しである:04/04/27 12:54
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339 :吾輩は名無しである:04/04/27 15:07
>>336  「スミヤキストQの冒険」にしても、
本人が、Qは能のシテのような役割を果たしている、と書いていたと思う。

能の影響は、「怪奇掌編」のいくつかの作品でも見て取れます。
三島の影響もあるのかな?

桂子さんというと、「夢の浮橋」ではじめて登場したわけだけど、
この小説はあまり話題にならないね。好きだけど。

340 :吾輩は名無しである:04/04/27 23:25
西脇順三郎の影響を受けたかもしれないと「腐敗」について語っていたけど
ちょっとボードレールっぽいなとも思った。
倉橋作品にしてはちょっと珍しい毛色だよね。
なんでもいいから書いてくださいって言われてあんな小説を書ける人は
今はいないだろうな。
書き出しといえば「密告」も好き。

341 :吾輩は名無しである:04/04/27 23:43
『腐敗』は一種のヌーヴォーロマンですかね。
ちょっと苦し紛れに書いた感じがしないでもないけど、
あれを書いたのは、『夢の浮橋』が書かれた時期と
かぶるんではなかったかしら。意外ですが。


342 :吾輩は名無しである:04/04/28 00:37
「夢の浮橋」1970年7月〜10月(連載)
「腐敗」1971年11月

ですね。この二作品の前、69年にはもう「スミヤキストQの冒険」が
発表されていたのもまた意外。
もっと後に書かれたものだと思っていたけど、スミヤキストを区切りに
スタイルが変化していったようにもとれるかな。
だんだん文体がやわらかくなっていく。

343 :吾輩は名無しである:04/04/28 14:39
そうですね「スミヤキスト」「夢の浮橋」が、新しい倉橋文学の出発点では
なかったかという気がします。唯美主義的傾向が顕著になっていく。
聖少女が最後の少女時代の作品とか、いってたと思うけど・・・。


344 :吾輩は名無しである:04/04/28 16:15
>>337
もしかしてグルでしゅか?

345 :吾輩は名無しである:04/04/29 00:17
>343
最後の少女小説>「聖少女」
倉橋作品でいう少女小説っていっても「わたしの心はパパのもの」
ぐらいしか思いつかない。他に何かあったっけ。
この少女小説って表現も、少女向けの読み物か、
単に少女が主人公(または重要な鍵を握る)のか受け止め方に迷うけど
「聖少女」を書き上げた時、三十歳になったっていうのが一番大きいのかな。
三十で老人になったと書いているし。

346 :吾輩は名無しである:04/05/01 14:48
ポポイを古書店で千円で買った次の日ブックオフで百円で見掛けて鬱。。

何故かスレが立てられないのですが、どなたか『森茉莉』スレッドを
お願いできますでしょうか;;
いつもすぐ落ちちゃうけど。。


347 :吾輩は名無しである:04/05/02 02:07
>>345 誰かのせいでアクセス規制かけられてレスできなんだ。

本人の小説を書く姿勢が、30歳くらいで大きく変わったでしょう。
「聖少女」までは1作ごとに、想いのたけを述べるようなところがあって、
攻撃性も露骨だったけど、
その後、次第に小説を書くという仕事に、距離をおいて取りくむ、といった
作品が増えた。善い意味で技巧派になった。

「少女小説」というのは本人が「若気の至り」と内心思っている
という意味だと思う。確かに、「密告」「聖少女」「暗い旅」といった
作品は20代では書けても、例えば40になるととても書けないんじゃないか
と思う。逆に瑞々しい善さがあるわけだけどね。

348 :吾輩は名無しである:04/05/03 00:16
なるほど、そういう自戒の意味を込めての「少女小説」か。
「聖少女」未紀と「夢の浮橋」圭子さんでは同じくらいの
年のわりに印象が全然違うのも頷けてきた。
「夢の旅路」まり子がその境目くらいにいるかな。

自分に「パルタイ」のような小説を書かせたのは憤慨や怒りでは
なかったかと思う、って書いてたけど、彼女にとって創作が
一種戦いめいたものから仕事、になっていった間に
フルブライト留学が大きくかかわっているんでしょうね。
この人が、もしトミヒロ氏と結婚していなかったらどんなふうに
小説を書いていたんだろうかと時々思う。
もしなんてありえない話ですが、やっぱりもう少しは戦っていたのかな。

349 :吾輩は名無しである:04/05/03 21:07
立てて。。

350 :三浦 ◆Dshu0PxSp6 :04/05/03 21:10
三浦の真理しか必要無い!
真理に触れたかったらこのスレに来い!

「三浦 広人 最後の思想」

みんな言い訳するのに必死になるからな( ̄ー ̄)
天才が2ちゃにいるってケースは初めてだからな( ̄ー ̄)

お前らは、いつまで考える事から逃げるんだ?( ̄ー ̄)



351 :吾輩は名無しである:04/05/06 12:14
あげる

352 :吾輩は名無しである:04/05/07 08:25
アメリカ留学はその後の作品の変化に繋がる体験のようで、
『ヴァージニア』の中では、アメリカの若いアーティスト
たちが、伝統に対する破壊や否定の意志を持って創作活動
をすることに、「笑止千万」なものと断じていますね。
伝統や職人的な技術をないがしろにして新奇なものに走る
ことは、ただの悪あがきに過ぎない、というようなことを
書いていたと思います。
その後、古典の枠組み(能やギリシャ悲劇)をはめた
『反悲劇』や『長い夢路』のような作品に移行していきま
すが、文章はあの時期いっそう磨きぬかれた印象のものに
なっていきます。
K、L、M、S、といった人間を記号化する作品も影を
潜めていきますが、『反悲劇』中の『向日葵の家』なんかは
「最後の」K−L型小説かな。
あれはなかなかスゴイ作品ですが、そういう意味で読んで
みると大変面白いですね。

353 :吾輩は名無しである:04/05/09 00:15
まじ?


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