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私小説は俺にまかせろ・車谷長吉

1 :吾輩は名無しである:02/10/14 20:57
「反時代的毒虫としての私小説」(「鹽壺の匙」)
「静謐な狂気としての私小説」 (「漂流物」)
「業曝しの精神史としての私小説」(「白痴群」)

615 :愚劣庵:04/05/07 16:17
さて、「ある平凡」がいかに素晴らしかったかを書き留めたい。
ここでの主人公はいかにも車谷のものらしく心に荒廃を持つ現実世界から
外れた人間である。
その恋人の女性もやはり現実世界からはいくらか遊離している女性のよう
にも見える。がそれは荒廃している訳ではなく、若い女性特有の華やぎの
ある、眩しいようなポエジックな世界の住人としての現実感のなさである。
男はそうした女性との世界観の溝を埋める事が出来ずに別れる。
この葛藤はよくある話ではある。

さて十数年後に二人は再会する。
女は生活感を滲ませた二児の母の、少々生活に疲れのある中年女性
として現れる。若い日の透明感のある女性の姿との見事な対比
は鮮やかである。
そして男は相変わらずも心に荒野を抱きながら生きているが、
この再会で、生々しい存在感を示す現在の中年女性に、過去の恋愛
感情も含んだ、痛いしいようないとおしみを感じるのである。
それが彼の現在の生である事を彼は嫌でも認めて切ない。
この切なさの描かれ方がとても素晴らしいのであった。

616 :吾輩は名無しである:04/05/07 20:51
ある平凡はラストがいいんだよな。


617 :吾輩は名無しである:04/05/07 21:00
大人気ないとか自尊心が高いとか自己中心的とかいって批判してる人多いけど、
作品読むと、まさにそういう男だってわかるじゃん。
こういう騒動起こしそうな人じゃん、車谷って。
芥川賞落とされた腹いせに、選考委員を呪って牛の刻参りした男だよ?
>>610と同じように、オレもむしろもっと好きになったよ



618 :吾輩は名無しである :04/05/07 21:22
面白すぎ。
これをネタにまた書くんだろうな。早く読みたい。

619 :みか5さい ◆NGaQPY3pmc :04/05/07 21:24

ねえ

私小説って

なんだろう。。。


620 :吾輩は名無しである:04/05/07 21:57
人生という修羅を生き、それをネタに日々の糧を得る。
これぞまさしく車谷小説の真髄!
「抜き身」で生きとるなぁ、長吉は相変わらず。

621 :吾輩は名無しである:04/05/07 22:38
こういう頭悪い私小説マンセーが
日本の小説を延々停滞させてきた。
創造も糞もねえ

622 :吾輩は名無しである:04/05/07 22:43
何かと板荒らしに励んでるランディ粘着を馬鹿にしてくれたからサポートしてやる。

623 :吾輩は名無しである:04/05/07 22:51
>>621
 この二十数年の間に世の中に行われる言説は大きな変容を遂げ、その過程において
私小説は毒虫のごとく忌まれ、さげすみを受けて来た。そのような言説をなす人には、
それはそれなりの思い上がった理屈があるのであるが、私はそのような言説に触れるたびに、
ざまァ見やがれ、と思って来た。
 −−『鹽壺の匙』あとがきより

624 :吾輩は名無しである:04/05/08 02:48
まあ私小説って基本的につまらない

625 :吾輩は名無しである:04/05/08 05:59
反私小説派の急先鋒である筒井康隆が車谷を肯定的に評価しているのは何故?


626 :吾輩は名無しである:04/05/08 06:05
長吉、おまえここ読んでるんだろ。盗作について釈明しろよ。

627 :吾輩は名無しである:04/05/08 07:43
>>625
筒井が唯一苦手としている書き方、しかできないのが車谷、だからさ

628 :吾輩は名無しである:04/05/08 13:13
筒井は私小説を批判している癖に私小説も結構書いているけどね

629 :愚劣庵:04/05/08 14:16
立原正秋の短編の幾つかは、例えば飾りのない和室に間違いなく
正しい位置に置かれた白磁の陶器の如き印象を与えられる。
車谷長吉の短編は荒廃した草地の中に忘れられたように残された
ひびの入った便器の如き景色を思い出させる。

しかし両者ともに強く退廃の香りを放つ事では同一の素地を
持っている。ただし車谷の退廃臭は立原のものと比べるとずっと
意識的になされているように感じられる。
それゆえに車谷の退廃はエセ臭が漂うのだ。
そのエセ臭はそのまま彼の魅力でもあるのだと思う。

630 :吾輩は名無しである:04/05/08 15:42
>>629
まったく同意!
エセ臭が車谷小説の魅力であると同時に、長吉自身がそのエセ臭に自覚的であるところが好い。
つまり、確信犯ですな、彼は。

631 :愚劣庵:04/05/08 16:23
と思うと同時に、どう描いても漂うエセ臭に車谷が後付の言い訳と
して、俺はエセだけど悪い?と言っているようにも見える。
そこが微妙なんだが、高踏的には描こうにも描ききれない恨みを
本人は持っているのやも知れぬ。
作家としての出だしが自身の崩れを主題にして出てきた奴のようだから、
自身のスタイルはその呪縛を受けているようにも思える。

632 :愚劣庵:04/05/08 16:28
つまり生への怨念とかネガティブなものを超越して一度車谷が肯定的な
生への賛歌を描く物が出来れば、ひとつステージが上の作家になれると
思う。と同時にネガティブなものでのみ構成された彼の文学の香りは
失われるのだが、私はやはりそうした「感動」なるものを作家は目指す
べきだと思う。

633 :吾輩は名無しである:04/05/08 17:02
他人の俳句をパクった上に
80ババアに指摘され
泡まつ作家と罵られ
謝れ謝らないの中傷合戦
あげくババアに告訴され
大恥さらしの新聞沙汰
さらにくわえて
他の俳人からの告訴も追加報道

ああ、みっともね。

みっともなさだけが売りの私小説
狙った上での行動がこの程度なら
死んだ方がまし

634 :吾輩は名無しである:04/05/08 19:42
>>632
車谷はそんなことが出来るほど器用な人間ではないだろう。
それに、「生への賛歌」を描く作家なら五萬といる。

>>633
「みっともない」は車谷にとって、最高の褒め言葉だ、おそらく。

635 :吾輩は名無しである:04/05/08 20:20
>「みっともない」は車谷にとって、最高の褒め言葉だ、おそらく。

そのみっともないオッサンがこんな事逝ってますが

>「文は人なりと言う。さぞや人品骨柄の卑しい人なのだろう」

盗作じじいが。てめーは人品骨柄の卑しくないのかと。

636 :吾輩は名無しである:04/05/08 20:23
イヒヒヒヒ!

637 :愚劣庵:04/05/08 22:03
>>634
人間の「業」そのものを描こうという文士が、その昇華を願わなくてどうすると
いうのだろう。深い「業」に至れば至る程に「業」を肯定し「生」を謳歌し得る
立場に近しいものだ。
車谷は言うまでもなく、人間の愚かしさ、生きるもどかしさを描き、ちょいと
拗ねて見せるものの、どうしても人間の持つ生の感情や肉体を超越出来ぬ自身と
いうものを最後に感じてそれを人間の「業」と称し続けている文士ではないのか。
つまり車谷はそこいらの作家よりは「生」の賛歌により近い作家であるとも
言える訳なのだよ。
「業」を諦念の中で未消化させているというのがこれまでの車谷の文学なのだが、
ステップはすぐそこにあるのだ。
深い「業」をそれ以上の力強い何物かで、例えば祈りとか、いやそういえばとても
通俗的に感じられるが、ともかく有無を言わさぬ人間の生そのものの輝きを
作品に与えられれば、それが感動というものなのだ。
ただそれは簡単なステップではない。当然そこに留まるよりもより多くの苦痛を
伴う作業に間違いなくなるのである。

638 :吾輩は名無しである:04/05/08 22:45
DQN作家の小説をDQNな読者が読んで喜んでいるという構図だな

639 :YoYa:04/05/08 22:55
車谷の小説が近年まれに見る面白さであることは確か。
でもね、「私小説は俺にまかせろ」と言われたって、車谷
の私小説で描かれる「私」は車谷自身に限られるわけで、
もっといろいろと読みたいのですよ。

誰も、聞いてないかなぁ〜

640 :吾輩は名無しである:04/05/09 00:02
これだけ短期間のうちに自己肥大した作家も珍しいと思うが。
そしてそれが作品にあらわれてる。

641 :吾輩は名無しである:04/05/09 05:17
一歩間違ったら芸人やってたな。

642 :愚劣庵:04/05/09 07:18
ただし「業」を昇華させる事は恐らくここで言う程に容易くはなく、百戦百敗の
仕業におちいるやも知れぬ。いやそうなるに違いない。しかし私はその葛藤をこそ
見たいのである。
そして車谷が安吾の如く高らかに「生きよ!堕ちよ!」と叫べるに至った瞬間に
私たちはそこに新しい価値観を垣間見る事が出来る筈である。
それこそが凡百の作家から車谷が新しい作家に変化した瞬間なのである。

643 :吾輩は名無しである:04/05/09 07:58
何を言っても盗作は盗作。

644 :吾輩は名無しである:04/05/09 08:22
でも1ヶ月くらいの前の朝日新聞に載ってたけど、
俳句界の中からも、あれを盗作とするのはおかしい
んじゃないかっていう説が出てきてるらしいね。


645 :吾輩は名無しである:04/05/09 08:35
昨年7月、車谷さんの著作「業柱(ごうばしら)抱き」(新潮社)に収め
られている俳句集のうち2句が「昭和30年ごろ別人が詠んだ句の季語を
入れ替えただけの盗作である」と同人誌で指摘。その上で女性は車谷さん
を「泡まつ作家」と名指しした。
女性の主張に対し、意外にも車谷さんは盗作であることを認めた。今年2月
発行の月刊文芸誌「新潮」で「おわびと訂正」を掲載。「たしかに盗作と言
われれば、その通りである」とあっさり告白したのだった。

646 :吾輩は名無しである:04/05/09 09:24
ttp://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/kurumatani.htm

この日記すごくおもしろい。
DQN作家、自己肥大… もうすべてあてはまるw
そんな長吉になぜかすごく惹かれるんだよな…

647 :愚劣庵さんへ:04/05/09 09:36
短編集「忌中」お読みになりましたか?
これまでの車谷小説と明らかに作風が変わりましたよね。
よろしければ感想聞かせてください。
私はこの変化を、「深化」と捉えているのですが。

648 :吾輩は名無しである:04/05/09 09:40
車谷はまるで「大いなる助走」の作中人物のようだ

649 :愚劣庵:04/05/09 10:37
>>647
坂口安吾に「真珠」というパールハーバーに特攻隊が突っ込んだ日の、その隊員に
花向けた大層美しい小品がある。何をそんなアナクロな、と現在の人間は言うで
あろう。しかし、空疎な自身を見つめ続けていたアナーキーな筈の安吾ですら
特攻という無私の、死に向かう生そのものの輝きを見せられた時、恐らくは
ひどく慄き、そしていかに生が尊いものかという事に震えるような感動を
持ったのである。だからあのような感動的な文章を成しえた。
現在は生が共有されたものではなくひどく個人的なものになった、不幸な時代
とも言えるかも知れぬ。

私は>>612>>614で書いたように中篇の「漂流物」一点と短編集「金輪際」しか
読んではいない。指摘のものは読んでみたいが即時に読めるやどうやも不明で
ある。恐らくは車谷も変化はし続けているのであろう。
しかし根源的な所、例えば自画像を描き続ける作家が自画像を通して普遍的な
人間そのものを描けるかどうか、それともやはり自身の闇を覗き続けるだけな
のか、この板のレスポンスを読む限り車谷の場合、未だに後者のように
感じられるのだが。

650 :吾輩は名無しである:04/05/09 11:31
------------------------
ttp://www3.plala.or.jp/kenjigeki/uzu2004/uzu0404.html#kanyou
青芒(あおすすき)女の一生透き通る
ふところに乳房ある憂さ秋暑し

これらの句が、つぎに掲げる句の盗作だと指摘されたらしいのです。

青蘆原をんなの一生透きとおる=橋本多佳子
ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき=桂信子

------------------------
このサイト、とても詳しい。

青芒(あおすすき)の句は俺のような素人目にも盗作は歴然。
ふところに の句についてこのサイトは

>類句としてもかなり危ういところにあるのは確かなような気がします。

と、言葉を選んでる。

秋暑し→梅雨ながき、これだけの変換で「類句」として認められるのなら
俳句の世界は「生ぬるい」通り越してる狂ってる気がする。告訴にふみき
った80ババアの方がはるかにマトモ。

651 :吾輩は名無しである:04/05/09 12:44
盗作問題自体は長吉に非があるのだが、
最初に暴言を投げつけたのは婆サマの方だから
裁判がどう転ぶかは分からんよ。
齋藤慎爾との方は圧倒的に分が悪いとは思うのだが。

652 :吾輩は名無しである:04/05/09 14:05
車谷長吉の盗作問題を世に広く知らしめた
婆さんの告訴作戦は成功していると思うよ。



653 :吾輩は名無しである:04/05/09 15:35
車谷長吉は人の悪口は大好きだが
言われると逆上するタイプだな
こういうのは理屈言っても無駄いきなりガツンとやって
自分で考えさせないと。
婆あもそこわかってるな年の亀だな


654 :吾輩は名無しである:04/05/09 16:24
こういう未熟な男には、肉体的な苦痛を与えて思い知らせるのが一番いい薬になる。

子供と同じだからね。

655 :吾輩は名無しである:04/05/09 17:39
すげえ、車谷ってこんなに嫌われてるんだw
ファンのオレからしたらすげえ愉快だよ
もっともっと嫌われてほしい

656 :吾輩は名無しである:04/05/09 17:52
車だんきつ?

657 :吾輩は名無しである:04/05/09 19:24
車谷ってムツゴロウと同類の薄っぺらさ感じるのだが

658 :吾輩は名無しである:04/05/09 20:13
指を喰われて、古巣を追い出されるくらいされないと懲りないと思うよ。

659 :吾輩は名無しである:04/05/09 20:30
車団吉?

660 :吾輩は名無しである:04/05/09 20:33
最近は増長しまくっていたからな。

661 :吾輩は名無しである:04/05/09 20:40
おれはこんなに生きたんだ、年の功だ、年下には文句は言わせん、説教をありがたく聞け。
しかしまさか、ばばあからケチをつけられようとは。

662 :吾輩は名無しである:04/05/09 21:00
>>655
言えてる。
長吉の創作力の源は、マゾヒズムにあり。

663 :吾輩は名無しである:04/05/09 21:18
読んだことないが、小説版のつげ義春みたいなものか

664 :吾輩は名無しである:04/05/09 21:28
ttp://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/kurumatani.htm
作家・辻井喬(堤清二)氏はじめ著名人を含めた多くの知人・友人が実名
で登場する。作家・車谷氏の『修羅日乗』とは受賞後、一躍有名人に仲間
入りし、一変して超多忙を極める得意絶頂の日常の様(さま)のことであ
るようだ。
タイトルの小見出しが語っている。「これまで多くの人に小馬鹿にされて
きたが、これで私も男になれた」。日記の底流に一貫して流れる氏の心情か。
「男子の本懐というか、男の花道というか。兎も角、これで私も男になれ
たのだ。これ迄、随分多くの人に小馬鹿にされて来て、悔しい、癪に障る
思いをして来たが、そういう人達がTVや新聞を見て、どう思ったか。私
が捨てた女たち、私を捨てた女たち、あるいはすでに絶交した友たち、私
としては、見たかッ、という思いである。これも私の劣等感のなせる業で
ある。」
--------------------

どこがマゾヒズムなんだろう?

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